○(議事日程)
令和6年守山市議会9月定例月会議会議録(第4日)
1 議 事 日 程
第1 常任委員長および決算特別委員長審査結果報告
(認定第1号から認定第9号まで、議第43号から議第51号までおよ
び議第53号)
質疑、討論、採決
第2 会議案上程(意見書第9号から意見書第11号まで)
議員提出
提案理由説明
質疑、討論、採決
第3 特別委員長審査報告
第4 議長辞職について
第5 議長選挙について
第6 副議長辞職について
第7 副議長選挙について
第8 委員会の所属変更について
第9 常任委員会委員の補充選任について
第10湖南広域行政組合議会議員の補欠選挙について
2 本日の会議に付した事件
第1 常任委員長および決算特別委員長審査結果報告
(認定第1号から認定第9号まで、議第43号から議第51号までおよ
び議第53号)
質疑、討論、採決
第2 会議案上程(意見書第9号から意見書第11号まで)
議員提出
提案理由説明
質疑、討論、採決
第3 特別委員長審査報告
第4 議長辞職について
第5 議長選挙について
第6 副議長辞職について
第7 副議長選挙について
第8 委員会の所属変更について
第9 常任委員会委員の補充選任について
第10湖南広域行政組合議会議員の補欠選挙について
3 出席議員は次のとおりである。
1番 桝 本 花菜恵 2番 上 田 佐 和
3番 北 野 裕 也 4番 二 上 勝 友
5番 川 本 佳 子 6番 松 永 恵美子
7番 田 中 均 8番 川 本 航 平
9番 藤 原 浩 美 10番 今 江 恒 夫
11番 田 中 尚 仁 12番 西 村 弘 樹
13番 福 井 寿美子 14番 渡 邉 邦 男
15番 新 野 富美夫 16番 小 牧 一 美
17番 筈 井 昌 彦 18番 森 貴 尉
19番 高 田 正 司 20番 藤 木 猛
4 欠席議員は次のとおりである。
な し
5 会議に出席した説明員
市長 森 中 高 史
教育長 辻 本 長 一
上記の者に委任または嘱託を受けた職員
副市長 福 井 靖
総合政策部長 木 村 勝 之
総務部長 細 谷 修 司
環境生活部長 筈 井 亨
環境生活部理事 林 龍 史
健康福祉部長 武 内 俊 也
健康福祉部理事 高 橋 厳 擁
こども家庭部長 小 川 靖 子
建設部長 中 島 勉
都市経済部長 長谷川 倫 人
都市経済部理事 山 本 毅
上下水道事業所長 沖 田 昌 子
監査委員事務局長 高 橋 和 也
教育部長 飯 島 秀 子
財政課長 河 本 文 彦
6 会議に出席した議会事務局職員
局長 嶋 本 昭
次長 林 下 宜 史
書記 西 村 和 宏
書記 末 澤 暢 子
書記 中 井 純 子
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再開 午前9時30分
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○議長(西村弘樹) 皆さん、おはようございます。
ただいま定足数に達しておりますから、令和6年守山市議会9月定例月会議を再開いたします。
これより本日の会議を開きます。
日程に入るに先立ちまして、諸般の報告をいたします。
1番桝本花菜恵議員他3人から意見書第9号、16番小牧一美議員他2人から意見書第10号、9番藤原浩美議員他2人から意見書第11号が提出されています。
よろしくご審議のほどお願いいたします。
次に、去る9月18日の本会議の一般質問の中で、16番小牧一美議員より、関連質問に対する関連質問がなされました。
当市議会では、関連質問に対する関連質問はできないことと申し合わせておりますことから、本来であれば議長として適切な議事整理を行うべき事案であり、今後におきましては適切な議事整理が必要であると認識しております。
今般、16番小牧一美議員には、私のほうから、今後の発言については申合せに基づいて発言をされますよう、厳重注意をいたしましたので、ここにご報告いたします。
以上、諸般の報告を終わります。
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日程第1 常任委員長および決算特別委員長審査結果報告
(認定第1号から認定第9号まで、議第43号から議第51号までおよび議第53号)
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○議長(西村弘樹) 日程第1、認定第1号から認定第9号まで、議第43号から議第51号までおよび議第53号を一括議題とし、各常任委員長および決算特別委員長から審査結果の報告を求めます。
まず、総務常任委員長の報告を求めます。
総務常任委員長。
〔総務常任委員長 今江恒夫議員 登壇〕
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○総務常任委員長(今江恒夫) 皆さん、おはようございます。ただいま議長のご指名をいただきましたので、総務常任委員会の審査結果をご報告いたします。
当委員会に付託を受けました案件は、議第43号令和6年度守山市一般会計補正予算(第2号)(分割審議)とし、第1条歳入歳出予算の補正のうち歳入全部、歳出款2総務費、項1のうち目20、第2条債務負担行為の補正、第3条地方債の補正、議第50号守山市都市公園条例の一部を改正する条例案。以上、予算案件1件、条例案件1件の計2件でありました。
今定例月会議休会中の去る9月19日に当委員会を開催し、理事者側より、副市長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、慎重審議の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、総務常任委員会の審査結果の報告を終わります。
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○議長(西村弘樹) ただいまの総務常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(西村弘樹) ないようでありますので、次に文教福祉常任委員長の報告を求めます。
文教福祉常任委員長。
〔文教福祉常任委員長 田中尚仁議員 登壇〕
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○文教福祉常任委員長(田中尚仁) ただいま議長のご指名をいただきましたので、文教福祉常任委員会の審査結果をご報告いたします。
当委員会に付託を受けました案件は、議第43号令和6年度守山市一般会計補正予算(第2号)(分割審議)であり、第1条歳入歳出予算の補正のうち歳出款3民生費、款4衛生費、項1、款10教育費、第2条債務負担行為の補正、議第44号令和6年度守山市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議第45号令和6年度守山市介護保険特別会計補正予算(第1号)、議第46号令和6年度守山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)、議第48号守山市立保育園の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案、議第49号守山市国民健康保険条例の一部を改正する条例案。以上、予算案件4件、条例案件2件の計6件でありました。
今定例月会議休会中の去る9月20日の午前9時30分から当委員会を開催し、理事者側より、副市長、教育長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、慎重審議の結果、議第43号から議第46号までは、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
また、議第48号および議第49号は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、文教福祉常任委員会の審査結果の報告を終わります。
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○議長(西村弘樹) ただいまの文教福祉常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(西村弘樹) ないようでありますので、次に、環境生活都市経済常任委員長の報告を求めます。
環境生活都市経済常任委員長。
〔環境生活都市経済常任委員長 筈井昌彦議員 登壇〕
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○環境生活都市経済常任委員長(筈井昌彦) ただいま議長のご指名を賜りましたので、環境生活都市経済常任委員会の審査結果の報告をいたします。
当委員会に付託を受けました案件は、議第43号令和6年度守山市一般会計補正予算(第2号)(分割審議)とし、第1条歳入歳出予算の補正のうち歳出款2総務費、項1のうち目10、款4衛生費、項2、款6農水産業費、款8土木費、議第47号守山市使用料および手数料条例の一部を改正する条例案、議第51号守山市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例案、議第53号契約の締結につき議決を求めることについて。以上、予算案件1件、条例案件2件、その他の案件1件の計4件でありました。
今定例月会議休会中の去る9月24日に当委員会を開催し、理事者側より、副市長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、慎重審議の結果、議第43号、議第47号および議第53号については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
また、議第51号は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、環境生活都市経済常任委員会の審査結果の報告を終わります。
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○議長(西村弘樹) ただいまの環境生活都市経済常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(西村弘樹) ないようでありますので、次に決算特別委員長の報告を求めます。
決算特別委員長。
〔決算特別委員長 今江恒夫議員 登壇〕
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○決算特別委員長(今江恒夫) それでは、ただいま議長のご指名をいただきましたので、決算特別委員会の審査結果をご報告いたします。
当委員会に付託を受けました案件は、認定第1号令和5年度守山市一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号令和5年度守山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号令和5年度守山市土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号令和5年度守山市育英奨学事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号令和5年度守山市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第6号令和5年度守山市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第7号令和5年度守山市水道事業会計決算の認定について、認定第8号令和5年度守山市下水道事業会計決算の認定について、認定第9号令和5年度守山市病院事業会計決算の認定について。以上、認定案件9件でありました。
今定例月会議休会中の去る9月25日および26日に当委員会を開催し、理事者側より、副市長、教育長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、慎重審議の結果、認定第3号、認定第4号および認定第7号から認定第9号までは、いずれも全会一致で原案のとおり認定すべきものと決しました。
また、認定第1号、認定第2号、認定第5号および認定第6号については、賛成多数で原案のとおり認定すべきものと決しました。
以上、決算特別委員会の審査結果の報告を終わります。
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○議長(西村弘樹) ただいまの決算特別委員長の報告に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(西村弘樹) ないようでありますので、各常任委員長および決算特別委員長の審査結果の報告ならびに報告に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
発言通告書が提出されておりますので、16番小牧一美議員、14番渡邉邦男議員、9番藤原浩美議員、1番桝本花菜恵議員、5番川本佳子議員、6番松永恵美子議員の順位により順次発言を許します。
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○議長(西村弘樹) 16番小牧一美議員。
〔16番 小牧一美議員 登壇〕
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○16番(小牧一美) それでは、私は通告に基づきまして、認定第1号と議第48号の2つの案件について、反対の立場で討論を行います。
まず最初に、認定第1号令和5年度守山市一般会計歳入歳出決算の認定について、令和5年度の一般会計の歳入は381億5,879万9,000円、歳出は373億5,514万2,000円となり、歳入歳出差引き8億365万7,000円となりました。
歳入のうち市税は、対前年度2億8,415万円余の143億5,704万6,000円で、この間、人口が増加していることで個人市民税が昨年度比2億541万6,000円、固定資産税は、土地の開発行為による地目変更による増、家屋は大規模な工場建設に伴う増で、対前年1億418万8,000円増とのことでした。
日本の多くの自治体が人口減少になっている時に、人口が増え続ける守山市、大きな企業も誘致ができて、おかげで個人市民税、固定資産税は伸び続け、まちの様子はあちこちで開発が進み、高度経済成長期かと見まがうほどです。しかし、それを喜んでばかりでよいのかどうか、これが問われているというふうに思います。
住みやすいと思って引っ越してきた途端、保育園がいっぱいで入れません。こんな声をもう何年も前から聞いてきました。前宮本市長の時から守山市の最大の課題は待機児童。一時ゼロになったと思いきや、隠れ待機児は常態化し、小規模保育所で対応してきても増え続ける人口増加に、待機児童対策は後手後手となりました。
昨年度は待機児童が82人で、日本で一番待機児童の多い自治体と公表されました。人口増加に子育て支援が追いついていないというのが守山市の実態です。
宮本市政を引き継ぐ形で本格予算を行った森中市長ですが、そのまま前宮本市政時の事業を継承するということは、森中市長らしさは出せないし、市民の満足度が上がらない。むしろ市民の多くが大きく戸惑っているのは、こんなまちづくりを誰が望んだのか、一体いつそんなことを決めたのか、こういう声です。
駅東口に村田製作所の誘致を突然表明、強引に決定した後、建設を決めた新都賀山荘の整備実施計画をほごにして突然持ち上げた駅東口再整備構想、守山市の突然の表明に翻弄され続けた新都賀山荘はようやく西口で整備を決定したものの、構想していた新都賀山荘の在り方とは全く異なるものでした。
そもそも東口にあったレンガ工場に多くの住民や外国人労働者が雇用されていて、その地に建設された都賀山荘は、地域の皆さんに本当に愛されて親しく利用されてきたものです。守山市の都合に翻弄され続けている都賀山荘に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
さらに、駅前に村田製作所のほかに、もう一つの企業誘致を進める計画を策定中ですが、駅前の公有地を民間に売却して、工業地として活用することなど総合計画でもマスタープランでも検討はしておりません。今また駅前に工業誘致を計画されようとしています。このようなやり方こそ、まちづくりに市民が不在と言わなければなりません。
同様に、笠原工業団地計画も、近隣住民から大きな戸惑いの声が上がっている大型開発です。暮らしの大前提となるのが生活環境。田園風景の広がる自然豊かな土地を選んで守山市に家を建てた。まさか市街化調整区域の田んぼが40haも開発されることになるなど思いも寄らない事態。こんなことが計画されているんだったらここには家を建てなかったという声は切実です。
横江地区では、既にGSユアサバッテリー工場の建設が始まっています。守山市の工業団地を拡幅するとして、守山市の事業として行っているものですが、進出企業は既に決定済みであり、笠原にもGSユアサが進出するというのは、まさにGSユアサありきで開発が進んできたというのが実際ではないでしょうか。
安定した税収確保に企業誘致は必要だとの意見も出されましたが、この間の守山市の大型開発、企業の進出は、あまりにも急激であり、期間があまりにも集中し過ぎています。また、公平性を欠いているという批判が出るのも当然です。
新しい農産法は、地元から雇用を流出させない。農業との兼業ができるようにという意見も委員会で出されましたが、これだけ一気に大きな企業が進出することで、むしろ地元中小企業の皆さんが、従業員の確保ができるのか心配と声を上げているのです。ただでさえ労働力人口の減少時期であり、外国人労働者の手を借りないとならない局面に日本の産業が立ち至っている時、守山市だけで一度に数千人の雇用を予定する企業の進出は、地域の工業経営に少なからず影響を及ぼすものであり、その大開発の是非は厳しく問われなければなりません。
市民交流ゾーンの開発も、民間開発とはいえ、道路の十分な確保のないままオープン間近となりました。周辺道路の大混雑が、事業者が行った交通量調査で既に厳しく指摘をされております。誘導員を置いて対策すると言われますが、それで解決することなどあり得ません。
開発申請が出された時点、もしくは都市マスタープラン策定時に、大型商業開発の場合には市道の拡幅を大前提に計画をすべきでした。守山市のまちづくりの計画性が大きく問われていると言えます。開発することによって住民の生活にどのように影響があるのか、混乱が起きないようにする、前もって対策を講じる、これが行政の仕事ではないかと考えます。
地方自治体の役割は住民福祉の向上です。市民の満足度を上げ、市民の願いに寄り添った市政という視点からは、バランスを欠く市政運営と言わなければなりません。他市よりも先行して、他市より優位に立つこと、安定した税収を確保すること、これは一定必要なのかも分かりませんが、守山の現状は開発ばかりが先行し、住民の声を実現することは後景に追いやられています。
税収確保しなければ福祉のお金もない。なるほどとも思いますが、企業誘致、道の駅再整備など大開発に人も時間もかけすぎて、一方では、国の給付金やマイナンバーカードの発行など、これまでになかった行政事業が増大をしております。
人口増加に伴って子どもの数が増え、待機児童を毎年生じさせ、児童クラブも学校もマンモス状態。今から施設整備をしようにも土地の確保ができない。市民からの要求の大きい公共交通の充実について、コミバスを走らせてほしいというその要望に、守山市はずっと背を向け続けています。地域子育てセンターの設置も、守山市は他市から大きく後れを取っています。自然災害の多発する今、緊急に求められている地域防災計画の見直しも大変遅れておりました。
前宮本市長の3期12年の市政運営は、守山市の知名度は上がったと評価する向きもありますが、森中市長におかれては、改めてその総括が必要だと考えます。そのまんま引き継ぐことは、限られた職員の中で無理があります。施策の優先順位、取捨選択が必要です。
職場は、そこにいる職員がやる気を持って仕事に臨まなければ良い仕事はできません。特に子ども・子育て施策のなすべき仕事は膨大です。国を挙げて少子化対策、子育て支援と言っている時、とにかく目の前の仕事をこなすのに精いっぱい。待機児童対策は急務だからといって、小規模保育園をあちこちに設置すればするほど仕事は増大します。
何よりも、現代の子どもと保護者により良い保育とは何か、より良い就学前教育はどうすればいいか、より良い発達支援をするにはどうするか、これを保障するためにどんな環境が最も良いのか、子どもも保護者も職員も喜ぶハード・ソフトの環境整備がどうしても必要です。そこにお金も人もしっかりかけることが必要ではないでしょうか。
人を育てるという営みは一朝一夕ではできません。悩み、試行錯誤しながらの子育てであり、その試行錯誤を通して、子どもはもちろん親も職員も成長していくと思います。その個々の営みをしっかり支援することが行政の責任であり、守山市の子どもたちの健やかな成長の保障ではないかと私は考えます。
全国のどの自治体も、それぞれ厳しい財政状況の中で、やりくりしながら市民の要望に添った施策を工夫しています。日本は地方交付税措置を通して地域間の格差をなくす制度を持っています。守山市は不交付団体を目指すのかと言わんばかりに税収確保に躍起になる市政運営ではなくて、国に対して地方を支える国の責任をしっかり担うことを強く求めながら、限られた財源と限られた職員の中で必要なことは、将来への投資としてお金もかけて人もかけて、背伸びをして市民の気持ちは後回しといった事業の展開をすることは見直すべきというふうに考えます。
最後に、地方自治体の仕事は多岐にわたる業務であり、他の部署に異動したら全く専門外の仕事でも完璧にこなすことを求められるのが地方自治体行政の厳しい仕事です。だからこそ職場のチームワークが必要だし、相談し合って仕事を進める風通しのいい職場づくりが求められます。
公務員は住民全体の奉仕者、この自覚を持って市民の気持ちに寄り添った市政運営がなされるよう、事業内容の見直しと市民要求の実現にしっかりと向き合っていただくことを指摘をさせていただき、令和5年度守山市一般会計歳入歳出決算の認定に反対をいたします。
続きまして、議第48号守山市保育園の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案について、申し上げます。
本条例案は、吉身小学校の空き教室を市立吉身保育園分園として設置してきた吉身保育園分園を今年度で廃止しようとするものです。保育園入園希望者が多かったことを理由に、臨時的に吉身小学校の空き教室を借りて保育希望者を受け入れていたのを、平成26年から独立した分園として低年齢児の保育を行ってきた。これが吉身保育園分園です。
職員配置は適切な配置がなされていたとは思いますが、何よりも調理施設を整備していなかったので、この間、本園から給食とおやつを毎日職員が取りに行き、返しに行きということを行ってきました。安全管理からも、職員の負担という観点からも、異常というべき事態が続いていたのを放置してきた守山市の責任は重大です。
そもそも分園とするのであれば、乳幼児保育施設として外遊びがすぐにできるようにしたり、外が見えるようにしたりするなど、施設の改修が必要でした。暫定的な使用と言いながら、この10年間、分園としてこの施設で市立保育園として運営してきたにもかかわらず、最小限の改修しか行わなかったことは、大変残念です。
今回、分園を廃止するという理由が、施設の空調設備の老朽化、今年4月から既に使用していなかった、子どもの受入れをしていなかったという何とも残念な理由です。守山市立吉身保育園分園の生活環境がそのような状態にあることは報告もされず、しかも待機児童が市内で多数発生している時に、分園で受け入れていた25人は、既に受入れを停止して本園で受け入れていたなどという事態になるまで、施設の状況把握ができず、指定管理者にお任せ状態になっていたことは、あまりに残念です。市の保育責任が厳しく問われると言わなければなりません。
10年も前から待機児童が発生していたんだから、もっと早く保育ニーズに見合う施設整備を進めるべきでした。今回、保育施設の整備により待機児童の発生がなくなったという理由で、分園の役割を終えたということが理由なのであれば、私は賛成するんですが、施設の老朽化が原因ということを理由に分園を廃止するというのは、保育施設の整備に対する守山市の姿勢に問題があると指摘をせざるを得ません。
全ての子どもにとって最善な保育環境を提供するのは市の責任と考えまして、この条例改正に反対をするものです。
以上です。
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○議長(西村弘樹) 14番渡邉邦男議員。
〔14番 渡邉邦男議員 登壇〕
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○14番(渡邉邦男) 議長のお許しをいただきましたので、私は、認定第1号令和5年度守山市一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論をさせていただきます。
令和5年度は、新庁舎が8月から暫定供用が開始となり、新庁舎整備事業の大部分が完了したことなどにより、歳入歳出とも大きく減少しましたが、国の物価高対策のための交付金を活用し、住民税非課税世帯などへの支援給付金や、喫緊の課題である待機児童に対しては、ハード・ソフト両面から多様な対策を講じるなど、日々変化する情勢にスピード感をもって臨機応変に、国の財源を有効活用しながら取り組まれたことは評価できるものと考えます。
具体に、新庁舎整備については、暫定供用開始後、旧庁舎の解体なども計画的に進められ、また、DXの推進については「待たない」「書かない」「行かない」をコンセプトに、窓口のスマート化を実施される中、市民サービスの向上に努められ、令和6年度末、各種行政手続のオンライン化9割を目指し、鋭意取り組まれているところであります。
子育て施策では、令和5年度の待機児童が大変多く発生したことを受け、緊急にその対策を講じる必要があることから、低年齢児に特化した、よしみ乳児保育園の整備と併せ、保育士確保の給付金の拡充や採用活動の支援、保育士等保育料補助金や保育士等確保インセンティブ交付金を創設されるなど、保育士の確保・定着化対策を強力に進められました。
結果として、待機児童は一定の改善が図られたものの、残念ながら令和6年度の待機児童は58人となり、いまだ多くの待機児童がいる状況となっていることから、待機児童の解消に向け、現在の取組を着実に進められることを強く望むところでございます。
そのほかにも、子どもの通院医療費助成では、令和5年10月から中学3年生まで対象者を拡充、また、施設整備では、令和5年11月に北部図書館・本の湖(ほんのうみ)、また伊勢遺跡史跡公園の開園、立入公園の整備など、様々な事業に取り組む中にあっても、国庫補助金などの財源の確保や基金の計画的な活用により、6億5,500万円余の実質収支を確保し、健全化判断比率においても引き続き早期健全化基準を下回る結果となり、健全な財政運営を継続していると考えられ、評価できるものであります。
しかしながら、毎年増加する扶助費などの義務的経費の増加に加え、市民ホールの大規模改修や学校体育館への空調整備なども進めていく必要があり、課題も多く残されています。
今後においても、第5次財政改革プログラムに基づき財政規律を遵守しつつ、安定した市政運営に引き続き取り組まれるようお願いいたしまして、認定第1号令和5年度守山市一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成するものであります。
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○議長(西村弘樹) 9番藤原浩美議員。
〔9番 藤原浩美議員 登壇〕
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○9番(藤原浩美) それでは私は、認定第2号、認定第5号、認定第6号について、反対の立場で討論します。
まず、認定第2号守山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について、申し上げます。
国民健康保険制度は、被保険者の高齢化、非正規労働者の加入割合の増加など、加入世帯のうち200万円以下の所得世帯が約8割を占めています。また、働ける高齢者は働き続け、社会保険に加入され、さらに国民健康保険被保険者の有病率は高くなり、被保険者の減少、有病率の上昇、医療費の負担増、保険料の上昇という悪循環を招いています。
しかし、守山市においては令和5年度以降、2年続けて保険料が大幅に引き上げられ、高過ぎる国民健康保険税の実態はますます深刻となりました。また、払いたくても払うことができず、収納率は前年より低下し、滞納繰越分は前年度より増えています。短期証明書は530世帯602人、資格証明書は3世帯、その上、国保の滞納による差押えは60人とのことでした。まさに命に関わる健康保険証、生活に困窮して税金の滞納に立ち至った人たちは、親身な支援が必要です。
今年度より全ての被保険者に特定健診の受診が認められるようになったことは、評価するところではありますが、病気は早期発見・早期治療が基本なのに、病院に行くのをためらうようなペナルティは、国民皆保険、社会保障制度としてあってはならないと考えます。
県は、令和9年度を目指し、保険料の平準化を進めようとしていますが、国民健康保険制度が現在抱える課題解決は、国がしっかりと財政支援をすることなしに解決するものではありません。国民健康保険法第一条の目的である、国保は社会保障であるの本旨にのっとり、保険証1枚で安心して医療にかかれる国民皆保険が存続できることを求め、国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定に反対します。
次に、認定第5号令和5年度守山市介護保険特別会計歳入歳出決算について、申し上げます。
介護保険制度は、高齢化社会を理由に年々改悪され、介護サービスの利用料の負担割合も単身世帯で所得金額が280万円未満の人は1割負担、280万円から340万円の人は2割負担、年収340万円以上の人は3割負担となりました。介護保険料の負担も増え続け、さらに利用料の負担増と負担は増えるばかりです。
守山市においては、第9期介護保険事業計画を今年度、定められ、保険料の所得段階の見直し、高所得者の保険料の引上げと同時に、低所得者の保険料は引き下げました。基準月額を据え置いたことは一定評価するところですが、しかし一方では、今後、団塊の世代が高齢となり、介護施設ニーズが増えることが予想されるにもかかわらず、第9期計画に施設整備を位置付けないのは問題ではないでしょうか。
特別養護老人ホームの待機者は60人とのことでした。一見すると施設ニーズの飽和状態も、食事代や室料を所得や預貯金にまで拡大し、負担を求められることとなったことによるものと考えられます。その上、新しく設置される特別養護老人ホームはユニット型の部屋が中心で、室料の負担も増え、特別養護老人ホームですら、入りたくても入れない事態とのことです。
守山市の介護保険財政調整基金は8億円まで及んでいます。そもそも保険料として徴収しているのですから、使わなかったお金は被保険者へ還元するべきではないでしょうか。
また、介護保険制度の度重なる改悪で介護事業所の運営は厳しさを増すばかりです。介護報酬、訪問介護報酬などの引下げが行われ、介護職の低賃金、介護人材の不足は深刻となり、運営状況の悪化、その上に繰り返されるコロナの感染拡大、それによる介護労働者への業務負担増など、介護事業所運営はさらに深刻な状況となっています。
そのための介護職員への処遇改善、介護報酬の見直しなどが進められてきていますが、僅かであり、その財源をサービス利用者に求めるという介護保険の改悪の悪循環が繰り返されています。2000年に介護の社会化のために導入された介護保険制度ですが、このような改悪が繰り返され、年金の改悪の下、利用したくても利用できない介護サービスとなっており、また、再び介護離職が社会問題化しています。
介護離職は社会の大きな損失です。本来の介護保険制度の趣旨に返り、公的支援を充実させ、社会で介護を支えていくことこそ介護保険制度の責務です。
利用者負担が増えるばかりの介護保険制度に反対し、令和5年度守山市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定に反対します。
最後に、認定第6号令和5年度後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算について、申し上げます。
後期高齢者医療保険制度が始まり16年が経過しました。75歳になると、それまで加入していた医療保険から強制的に移行することになります。高齢になればなるほど医療にかかる機会が増えることは当然のことであり、その年齢で強制的に切り分けた後期高齢者医療制度は、医療費が増え続けることが前提の医療制度となり、その構造がそもそも問題と言わなければなりません。
2年ごとに見直される保険料も見直しごとに増え続けています。年金で暮らす高齢者に、さらなる追い打ちをかける保険料引上げは行うべきではありません。
また、団塊の世代が後期高齢者になり、医療費の急増が見込まれるということを理由に、一昨年10月からは年収単身世帯で200万円以上、複数世帯では合計320万円以上の人は、窓口での医療費の負担が1割から2割に引き上げられました。マクロ経済スライドにより年金額は例年減らされ続け、物価は2023年度においては、40年ぶりの物価上昇を招いています。昨年の68歳以上の年金額増額率は僅か1.9%となっており、物価上昇に全く追いついていない状況です。これでは高齢者の生活は苦しくなるばかりです。
75歳以上の人と65歳以上の一定の障害があると認定を受けた人を対象に、高齢化と医療費の増大が進む中で、高齢者と現役世代の負担を明確にし、社会全体で高齢者医療制度を支え合うというのなら、国民を年齢で分断するのではなく、必要な医療費の負担は、保険料や自己負担の増額ばかりではなく、適正な負担となるよう、国の財源で賄うべきです。
日本共産党は、高齢者を年齢で差別し負担を増やす、この後期高齢者医療保険制度に根本的に反対する立場から、令和5年度後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出の認定に反対します。
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○議長(西村弘樹) 1番桝本花菜恵議員。
〔1番 桝本花菜恵議員 登壇〕
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○1番(桝本花菜恵) 議長のお許しをいただきましたので、私は、認定第2号令和5年度守山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論いたします。
令和5年度における本市の国民健康保険の財政運営については、1人当たりの医療費が増加したことなどにより、保険給付費は前年度と比べ0.7%の増加となりました。また、令和5年度の国保税の税率は、県が毎年示す令和5年度の標準保険税率が令和4年度の本市の税率を大きく上回ったこと、また保険料水準の県内統一が令和9年度となったことから引上げが行われました。
しかし、激変緩和措置として国保財政調整基金を取り崩すとともに、保健事業に一般会計から繰入れすることで負担の軽減を図り、税率の引上幅を抑制しております。これらの結果、国保税の収入は令和5年度に1億700万円余り増加したとのことです。
ただし、国保税の収納率については、税率の引上げがあったことにより、現年度分で95.35%、滞納繰越分は12.77%となり、前年度を総計では上回ったものの、現年度分、滞納繰越分ともに下回る結果となりました。
保健事業においては、ますます少子高齢化が進むなど厳しい状況が見込まれております。このような状況の中、医師会をはじめ関係機関と連携を図りながら、被保険者の医療データを活用したデータヘルス計画を推進し、より効果的な保健事業の展開を図られました。
今後においても、財政運営が安定化されるよう、適切な国保税率の設定とともに、収入の確保および保健事業を中心とした医療費適正化対策の展開を推進していくとのことであります。
本年12月2日からはマイナンバーカードと保険証の一体化により、新規に保険証が発行されることはなくなりますが、制度改正に伴う準備に万全を期され、誰もが安心して医療が受けられる制度として持続可能なものとなることを願いまして、認定第2号に賛成するものです。
以上、賛成の討論といたします。
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○議長(西村弘樹) 5番川本佳子議員。
〔5番 川本佳子議員 登壇〕
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○5番(川本佳子) それでは私は、議第49号、議第51号について、反対の立場から討論をいたします。
まずは、議第49号守山市国民健康保険条例の一部を改正する条例案について、反対の立場から討論します。
条例改正案の新旧対照表を見ますと、被保険者証の返還を求めて、これに応じない場合において、その者に対して10万円以下の過料を科するの部分を削除するというものです。では、なぜ被保険者証の返還を求められてこれに応じないという部分を削除するのかといえば、それは今後、健康保険証は交付しないことを前提とするものだからです。
現行制度は、健康保険証について国民健康保険法施行規則第6条で、「市町村は、当該市町村の区域内に住所を有する世帯主に対し」て「被保険者証を交付しなければならない。」と書いてあります。当然のことですが、健康保険証は交付するもの、これが原則でした。保険税を徴収しているのですから保険証を交付するのは当然のことです。そもそもマイナンバーカードを取得するか否かを選択するのは任意であるはずなのに、マイナ保険証に強引に移行してマイナンバーカード取得を促進しようとしています。
マイナ保険証は、トラブル続きで医療現場と受診者に混乱を招いています。マイナ保険証の利用率は、守山市でもやっと13%とのことです。全国的にも同じ状況です。カードを読み取れない時に紙の保険証を提示することで本人確認をしているのに、紙の保険証をなくすなどということになれば、これまで以上に医療現場の方と本人の大混乱を招いてしまうことは必至です。現行の被保険者証で何ら問題なくスムーズな運用ができているわけですから、現行の紙の保険証を廃止すべきではありません。
市は、市の責務として法に定める国民健康保険事業を適切に実施することに変わりはない。当分の間、資格確認書を職権で発行すると答弁されています。マイナ保険証を持っていない人には、現行保険証に代わる資格確認書を、当分の間、現行保険証と同じように郵送するとのことですが、従来の保険証は12月2日以降発行しない、資格確認書も基本的には申請によるものと政府は進めようとしていることは、ゆゆしき事態です。
これまでこの国が築いてきた国民皆保険の理念を崩壊させ、国民の命と健康を守るという政治の責務がないがしろにされかねません。
以上の理由から、マイナ保険証のトラブルが続出する中で、現行保険証廃止を強行することを前提とした本条例改正には反対をするものです。
続きまして、議第51号守山市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例案について、反対の立場から討論します。
今回の対象となる笠原地区は、守山市が景観形成基準を定めた田園景観ゾーン、西地区約18ha、東地区約22ha、合計約40haの土地を国内最大級の規模のリチウムイオン電池工場を含めた工業団地として造成しようというものです。
守山市市街化調整区域における地区計画制度の運用基準によれば、地区計画とは、住民の意向を反映しながら地区ごとの特性に応じたきめ細かい計画を定め、自然環境や農業を守るため、市街化を抑制する区域と指定されるものです。そして、市街化調整区域とは何かといいますと、良好な居住環境の維持および形成を図り、地域の実情に合わせ、調整の取れた適正な土地利用の整序を目的とすると記述をされています。
今回の改定では、自然環境や農業を守るために市街化を抑制するどころか、今後この地区だけではなく周辺農地の開発事業を誘発し、農地転用とリンクさせて巨大な開発事業を呼び込むことを可能にすることであり、容認はできません。
そもそも地区計画の大前提となる住民の意向を反映しながら進めるべきという大前提が欠落しています。静かな田園が広がるこの地に、40haもの大開発が行われることなど、誰がどこで決めたのだという声は大きく、いまだ納得は得られていません。
この改定による笠原町の農地約40haに新しく工業団地を整備する市内屈指の巨大開発となり、交通問題、水害、歴史的景観の破壊、汚染・騒音被害などの地域住民への影響にも重大な懸念が寄せられているにもかかわらず、この地区整備計画を決定することは重大問題です。第5次総合計画都市マスタープランとも整合が図られているとは言えません。
以上の理由により、本条例改正に反対をするものです。
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○議長(西村弘樹) 6番松永恵美子議員。
〔6番 松永恵美子議員 登壇〕
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○6番(松永恵美子) 議長のお許しをいただきましたので、私は、議第48号守山市立保育園の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案、および議第51号守山市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例案について、賛成の立場から討論します。
まず、議第48号守山市立保育園の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案についてです。
ご存じのとおり、本市においては令和5年度に82名の待機児童が発生したことを受け、ハード・ソフト両面の緊急対策により、待機児童の早期解消に向けて取り組まれ、令和6年度の待機児童数は58名と一定減少したものの、保育ニーズは依然高く、引き続き待機児童の早期解消に向けた対策を強化されるとのことです。
このような中、吉身保育園分園については、昨年度末の施設不具合により、やむなく一時休園していたものの、本園で定員を超えた受入れ拡充や、今後も小規模保育所1園、保育所1園の計画的な整備のほか、引き続き保育士確保策を強化することとされており、分園を廃止した場合でも待機児童への影響は小さいものと判断されたことは十分理解できるものであります。
さらに、吉身小学校の2教室を活用した分園は、暫定措置として開設されたものであり、吉身小学校においても、職員の働き方改革の一環として教室を活用するため、早期の返還の希望があることや、今年度末に指定管理者の更新時期を迎えることも踏まえると、吉身保育園分園を廃止することは妥当であると考えるものです。
以上のことから、今後においても本市の待機児童の早期解消に向けて継続して取り組まれることを大いに期待し、守山市立保育園の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案に賛成いたします。
続きまして、議第51号守山市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例案についてです。
この条例案は、笠原産業用地地区計画の決定に伴い、建築物の制限に関する区域および制限する内容を定めることにより、その実効性を担保することを目的とするものであります。
本市を含む県南部は、雇用の確保や交通利便性の面から企業の関心が高い地域であり、本市においても数々の企業を誘致することで、雇用の創出とともに本市の発展にも大きく寄与してまいりました。しかしながら、昨今の社会経済情勢による企業の国内回帰に対応可能な用地は少なく、市内既存工場の移転・改築や事業の拡大・集約化等の需要にも応えられない状況にあります。
そのような中で、笠原地区は、農村地域への産業の導入の促進等に関する法律(農村産業法)に基づく実施計画により産業導入地区と定められ、産業導入を積極的に促進し、農業とその導入される産業との均衡ある発展を図ることを目指しています。
そうした産業の導入に向け、笠原産業用地地区計画は、各種建築制限により無秩序な開発を抑制し、開発による周辺環境への影響を最小限に抑えるとともに、市民の雇用確保および地域経済の活性化に資する工場、研究所等の立地を図るために決定されるものです。
今後の開発に向けて、もろもろの課題には適切に対応しながら、市民の懸念を丁寧に解消していくとともに、一方でスピード感を持ち、想定スケジュールに沿って取り組まれることが必要であります。
本案件につきましては、これまでから市議会に対して委員会協議会等を通じて協議が行われており、また、都市計画審議会においても慎重に審議が行われ、地区計画の決定について認める旨の答申を受けておられるものであります。
よって、当該地区計画に示された建築制限等について、確実な実効性を担保するためには、条例を改正することが必要であると考えますことから、議第51号守山市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例案について、賛成するものです。
以上、討論といたします。
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○議長(西村弘樹) これをもって討論を終結いたします。
それでは、ただいま議題となっております各議案について、採決をいたします。
まず、認定第1号について、電子採決により採決いたします。
本件に対する決算特別委員長の報告は「認定」であります。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君は賛成ボタン、反対の諸君は反対ボタンを押してください。
それでは、採決を開始いたします。
〔モニター表示 <採決中>〕
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○議長(西村弘樹) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(西村弘樹) なしと認め、これをもって採決を確定いたします。
それでは、採決の結果を表示いたします。
〔モニター表示 採決結果〕
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○議長(西村弘樹) 賛成多数であります。
よって、本件は認定することに決しました。
次に、認定第2号について、電子採決により採決いたします。
本件に対する決算特別委員長の報告は「認定」であります。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君は賛成ボタン、反対の諸君は反対ボタンを押してください。
それでは、採決を開始いたします。
〔モニター表示 <採決中>〕
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○議長(西村弘樹) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(西村弘樹) なしと認め、これをもって採決を確定いたします。
それでは、採決の結果を表示いたします。
〔モニター表示 採決結果〕
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○議長(西村弘樹) 賛成多数であります。
よって、本件は認定することに決しました。
次に、認定第5号について、電子採決により採決いたします。
本件に対する決算特別委員長の報告は「認定」であります。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君は賛成ボタン、反対の諸君は反対ボタンを押してください。
それでは、採決を開始いたします。
〔モニター表示 <採決中>〕
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○議長(西村弘樹) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(西村弘樹) なしと認め、これをもって採決を確定いたします。
それでは、採決の結果を表示します。
〔モニター表示 採決結果〕
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○議長(西村弘樹) 賛成多数であります。
よって、本件は認定することに決しました。
次に、認定第6号について、電子採決により採決いたします。
本件に対する決算特別委員長の報告は「認定」であります。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君は賛成ボタン、反対の諸君は反対ボタンを押してください。
それでは、採決を開始いたします。
〔モニター表示 <採決中>〕
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○議長(西村弘樹) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(西村弘樹) なしと認め、これをもって採決を確定いたします。
それでは、採決の結果を表示いたします。
〔モニター表示 採決結果〕
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○議長(西村弘樹) 賛成多数であります。
よって、本件は認定することに決しました。
次に、議第48号について、電子採決により採決いたします。
本件に対する文教福祉常任委員長の報告は「可決」であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタン、反対の諸君は反対ボタンを押してください。
それでは、採決を開始いたします。
〔モニター表示 <採決中>〕
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○議長(西村弘樹) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(西村弘樹) なしと認め、これをもって採決を確定いたします。
それでは、採決の結果を表示いたします。
〔モニター表示 採決結果〕
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○議長(西村弘樹) 賛成多数であります。
よって、議第48号は文教福祉常任委員長の報告のとおり決しました。
次に、議第49号について、電子採決により採決いたします。
本件に対する文教福祉常任委員長の報告は「可決」であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタン、反対の諸君は反対ボタンを押してください。
それでは、採決を開始いたします。
〔モニター表示 <採決中>〕
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○議長(西村弘樹) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(西村弘樹) なしと認め、これをもって採決を確定いたします。
それでは、採決の結果を表示いたします。
〔モニター表示 採決結果〕
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○議長(西村弘樹) 賛成多数であります。
よって、議第49号は文教福祉常任委員長の報告のとおり決しました。
次に、議第51号について、電子採決により採決いたします。
本件に対する環境生活都市経済常任委員長の報告は「可決」であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタン、反対の諸君は反対ボタンを押してください。
それでは、採決を開始いたします。
〔モニター表示 <採決中>〕
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○議長(西村弘樹) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(西村弘樹) なしと認め、これをもって採決を確定いたします。
それでは、採決の結果を表示いたします。
〔モニター表示 採決結果〕
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○議長(西村弘樹) 賛成多数であります。
よって、議第51号は環境生活都市経済常任委員長の報告のとおり決しました。
次に、認定第3号、認定第4号、認定第7号から認定第9号まで、議第43号から議第47号までおよび議第50号、議第53号について、一括採決いたします。
本件に対する各常任委員長および決算特別委員長の報告はいずれも「可決」または「認定」であります。
本件は、各常任委員長および決算特別委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(西村弘樹) ご異議なしと認めます。
よって、認定第3号、認定第4号、認定第7号から認定第9号まで、議第43号から議第47号までおよび議第50号、議第53号について、各常任委員長および決算特別委員長の報告のとおり決しました。
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日程第2 会議案上程(意見書第5号から意見書第8号まで)
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○議長(西村弘樹) 日程第2、意見書第9号から意見書第11号までを議題といたします。
事務局長をして議件の朗読を願います。
事務局長。
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○議会事務局長(嶋本 昭) 朗読いたします。
意見書第9号教員の長時間労働の抜本的改善を求める意見書、意見書第10号学校給食の無償化制度を求める意見書、意見書第11号政府の責任で米の安定供給を求める意見書。
以上。
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○議長(西村弘樹) まず、意見書第9号について、提出者から提案理由の説明を求めます。
1番桝本花菜恵議員。
〔1番 桝本花菜恵議員 登壇〕
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○1番(桝本花菜恵) それでは、私は、教員の長時間労働の抜本的改善を求める意見書を提案させていただきます。
提案者は、私、桝本花菜恵、賛成者は、川本佳子議員、藤原浩美議員、小牧一美議員です。
本文の朗読をもって、提案に代えさせていただきます。
令和5年4月に文部科学省が公表した教員勤務実態調査では、持ち帰り業務も含む平日の勤務時間は、公立小学校教諭で11時間23分、同中学校教諭で11時間33分となっている。長時間労働が常態化しており、看過できない状況である。
こうした現状を反映して、教員志願者は減少している。一方、早期退職者、病気休職者は増加している。そして、学校現場では産休・育休や病休者の代替が確保できない状況が広がっている。教員未配置により、残された教員の負担が増大し、その結果心身を病む教員が出るという学校も少なくない。
これらは、教員の勤務条件の問題であると同時に、子どもたちの教育保障に関わる問題であり、子どもの未来と国の行く末に甚大な影響を及ぼすものである。教員の長時間労働と教員不足の改善に向けてただちに取り組まねばならない。
さまざまな校務分掌における事務作業、教育委員会への報告書、生徒指導や保護者対応、虐待などのケース会議、時間外の部活動など、教員の業務は多岐にわたっている。それらに時間を取られて、本来しなければいけない授業の準備や子どもと向き合う時間を十分に取ることができない現状がある。また、教育課程の内容が膨れ上がり、複雑化していることや、一人あたりの持ち授業時数が多すぎることなども長時間労働の大きな要因であり、大幅な教員定数増が求められている。
また、昭和46年に成立した「公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法(給特法)」では、公立学校の教員に時間外手当を支給せずに、教職調整額を支給することを定めている。時間外手当を支給しないとなれば、時間外労働を計測する必要がなくなり、労働時間規制が曖昧になることは避けられない。教員の労働時間を適切に管理し、長時間労働を規制するために給特法の廃止は急務といえる。
以上から、国において、教員の長時間勤務を抜本的に改善し、豊かな学校教育を実現するために、少なくとも次の3点について、適切な措置を講じることを強く求めるものである。
1 学校の業務量に見合った教職員配置をすること。
2 勤務時間の管理と時間外勤務を規制するために、教員にも時間外手当を支給すること。
3 上記事項の実現のため、予算の増額を図ること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
令和6年10月1日
滋賀県守山市議会議長 西村弘樹
衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、文部科学大臣 宛
議員の皆様の賛同を、どうぞよろしくお願いいたします。
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○議長(西村弘樹) 次に、意見書第10号について、提出者から提案理由の説明を求めます。
16番小牧一美議員。
〔16番 小牧一美議員 登壇〕
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○16番(小牧一美) それでは、私は、意見書第10号学校給食の無償化制度を求める意見書を、提出者として提案させていただきます。
提出者は私、小牧一美、賛成者は、市議会議員、藤原浩美、それから市議会議員、川本佳子の賛同をいただいております。
本文の朗読をもって提案をいたします。
学校給食の無償化制度を求める意見書
学校給食は、児童生徒の心身の健全な発達に資するもので、食に関する正しい理解と適切な判断力を養う上でも重要な役割を果たすものである。昨年9月時点で学校給食無償化を実施している教育委員会の数は722に上り、うち、547の教育委員会が小中学生全員を対象とするなど、近年その取組が広がっている。しかし、既に給食費無償化を実施している教育委員会の約7割は自主財源を充てているが、財源の問題から給食の質に格差が生じるため、安定的な財源の確保が最大の課題とされている。
昨年12月22日に閣議決定された「こども大綱」では、全てのこども・若者が身体的・精神的・社会的に幸福な生活を送ることができる「こどもまんなか社会」を目指すとともに、地域間格差をできる限り縮小していくことも念頭に置きつつ、地方自治体への必要な支援を行うとしている。しかしながら、国の対応は、児童生徒間の公平性あるいは国と地方の役割分担、政策効果といった観点や法制面から今後、課題整理を行っていくことにとどまっており、無償化決定までには至っていない。地方自治体の財政力によって学校給食無償化の実施に差が出ることは、地域間格差そのものであり、「こどもまんなか社会」の実現への妨げともなりかねない。学校給食が果たす役割の重要性に鑑みれば、国の責任において、こうした格差は早急に解消されるべきものである。
よって、国においては、学校給食費無償化の実現に向けた検討を速やかに進め、必要な制度の構築を早急に行うことを強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和6年10月1日
滋賀県守山市議会議長 西村弘樹
衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、文部科学大臣 宛です。
議員の皆さんの賛同を、ぜひよろしくお願いいたします。
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○議長(西村弘樹) 次に、意見書第11号について、提出者から提案理由の説明を求めます。
9番藤原浩美議員。
〔9番 藤原浩美議員 登壇〕
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○9番(藤原浩美) それでは、私は、意見書第11号政府の責任で米の安定供給を求める意見書を提案させていただきます。
提出者は、私、藤原浩美です。なお、この意見書には、小牧一美議員、川本佳子議員の賛同を得ています。皆さんのご賛同もよろしくお願いいたします。
それでは、意見書を読ませていただいて、提案理由とさせていただきます。
政府の責任で米の安定供給を求める意見書
昨年の異常気象で生産量が減り、米消費量も増えて、今年は米流通の混乱を招いている。6月以降、スーパーなどから米が消える事態となっている。米の業者間の取引価格は前年の2倍近くに高騰し、米穀店は仕入価格高騰と品不足に苦しんでおり、米の民間在庫量も急激に減少している。農水省発表の21年、22年の稲作農家の所得は一万円で時給10円にすぎない。その上、資材費高騰が追い打ちをかけ、米を作っても赤字となり稲作からの撤退が止まらない。このままでは地域から稲作が消えてしまいかねない状況である。
不作や国際的な需給変動があっても、国民が安心して国内産米を食べ続けられるように、米価と需給に政府が責任をもつ米政策に転換していくべきである。
そのために、政府に以下のことを求める。
1 不作や国際的な需給変動があっても、国民が安心して国内産米を食べ続けられるようにするために米の減産政策から増産に転換すること。国民の1年間の需要を賄う規模の備蓄を制度化すること。
2 格差と貧困対策として消費者への食料支援を制度化すること。
3 水田機能を最大限活用し、主食用米・加工用米・備蓄米・飼料用米まで作付けを全面的に拡大すること。水田の畑地化や産地交付金カットを見直すこと。
4 米を再生産できる所得を確保できるようにするため、直接所得補償を実施すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和6年10月1日
滋賀県守山市議会議長 西村弘樹
内閣総理大臣、農林水産大臣、経済産業大臣 宛
皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。
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○議長(西村弘樹) 暫時休憩いたします。
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休憩 午前10時52分
再開 午前11時10分
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○議長(西村弘樹) 休憩前に引き続き会議を開きます。
ただいま議題となっております意見書第9から意見書第11号までに対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(西村弘樹) ないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております意見書第9号から意見書第11号までについては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(西村弘樹) ご異議なしと認めます。
よって、意見書第9号から意見書第11号までについては、委員会付託を省略することに決しました。
これより討論を行います。
発言通告書が提出されておりますので、16番小牧一美議員、9番藤原浩美議員、5番川本佳子議員の順位により順次発言を許します。
16番小牧一美議員。
〔16番 小牧一美議員 登壇〕
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○16番(小牧一美) それでは、私は、意見書第9号教員の長時間労働の抜本的改善を求める意見書、桝本花菜恵議員提出の意見書に対しまして、賛成の討論を行います。
先日28日のNHK「クローズアップ現代」で、教員の不足人数、年度当初と比べて9月時点で1.3倍にまで拡大という報道をしていました。最新の状況を把握している43の自治体についてNHKが調べて、年度当初の今年5月と9月時点の教員の不足状況を比べた結果、不足している教員の人数は、今年5月で1,808人だったのに対して、9月の時点では2,397人と、589人も増えて、年度の途中で教員不足が1.3倍に拡大したということが報道されておりました。
年度の途中で休む教員に対して講師が見つからず、管理職が授業をしたり、2クラスを1人の教員が合同授業をしたりしているという実態が紹介されていました。
多くの教員は、子どもたちと共に喜び、感動を分かち合い、子どもの人格の完成や成長を見守ることができる、やりがいのある職業として、教師という仕事に誇りを持って取り組んでいます。しかし、教員の業務は授業だけではなくて、授業準備や給食指導、担任業務、校務分掌、会議、打合せなど多忙を極めております。
病気や精神疾患を抱える教員も増加し続けているのが現状で、せっかく意欲を持って教職に就いたのに、若くして辞めていく教員がいることもあります。
今年、政府は、給特法4%の調整額を10%以上にするという方針を出しましたが、残業代も支払われない長時間労働を容認することになりかねず、これでは教員の特殊性を考慮したとしても、労働者としての正常な働き方とは言えないと思います。
このままこういう状況を続けていては、やりがいを持っていても、疲れ果てて子どもとゆとりを持って向き合うことができない。こういうのは結局は被害者は子どもたちだと思うんです。このような状況を抜本的に改善しなければ、教職を目指す若い人も減ってしまいます。
意見書にある教職員の増員、時間外手当の支給、教育予算の増額、どれも現場の教員が本当に切実に望んでいることです。ぜひこの意見書を守山市議会として政府に提出をしていただくことを心からお願いを申し上げまして、意見書第9号の賛成討論といたします。
どうぞよろしくお願いします。
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○議長(西村弘樹) 9番藤原浩美議員。
〔9番 藤原浩美議員 登壇〕
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○9番(藤原浩美) それでは、私は、意見書第10号学校給食の無償化を求める意見書に、賛成の立場から討論します。
学校給食法では、「食育の推進を図ることを目的とする」と明記され、学習指導要領では、給食の時間における指導を重要な学校教育活動と位置付けています。学校給食は教育の一環であります。憲法26条は「義務教育は、これを無償とする」と規定しています。これによるなら、政府はその責任において学校給食を無償化するべきというのが多くの有識者の意見です。
政府も1951年の文部委員会で、義務教育の無償をできるだけ早く広範囲に実現したいとして、学用品、学校給食費などの無償も考えていると答弁しています。政府は、70年以上も前に無償化を実現したいとしながらも、いまだにこれを実現していません。
近年では、2018年12月の参議院文部科学委員会において、当時の政府の認識は今も継承されていることが確認されています。財源などの問題で導入に踏み切れない自治体もあり、地域格差が生じていることから、国が主導して、全国一律で無償化するよう求める意見書が多くなっています。
東京都村山市議会は、自治体の財政だけに頼れば、財政力による格差が生じると強調、岩手県議会は、新型コロナウイルス禍や物価高騰が市民の暮らしを直撃したと指摘し、子育て世帯の経済的負担を軽減するため、無償化を強く要望するとするなど、同様の意見書は北海道や岐阜県、兵庫県などで可決されています。今後も全国的な広がりがあれば、国も検討の加速を迫られることでしょう。
昨年の9月定例月会議で寄せられた「小・中学校の給食無償化を求める請願」には、3,698筆もの署名が寄せられました。今議会においても、給食の質を保障した全国一律の学校給食費無償化を求める意見書を国に対して提出できるよう、議員各位の賛同をお願い申し上げ、私の賛成討論とさせていただきます。
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○議長(西村弘樹) 5番川本佳子議員。
〔5番 川本佳子議員 登壇〕
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○5番(川本佳子) 私は、意見書第11号政府の責任で米の安定供給を求める意見書に、賛成する立場で討論を行います。
米の需給と価格の安定は、国民の主食を安定的に供給するとともに、農家さんと地域経済を安定させる上で不可欠であり、農政の重要な柱です。
政府は、農業分野の競争力強化を言い、農業経営を支えてきた戸別所得補償制度を廃止しました。さらに、米の安定供給の役割を担っている生産調整の廃止とともに、農家の赤字補填をしている米の直接支払交付金の廃止を打ち出し、来年4月から実施しようとしています。
意見書にあるように、今や時間当たりの農業所得は時給10円と算出され、若者が農業を継いでいくことはできず、農業の中心的担い手はこの22年で半減、20年後には、さらに4分の1に激減するとの予測もされています。主食の米の安定供給のために農家の所得保障をどうするのか、これだけ気候の変動を受けるのだから価格保障をどうするのか、今すぐ踏み込んだ政策への転換が求められます。
意見書に挙げた対策は、農業と農村の再生、食料自給率の向上を図り、地域循環型で持続可能な社会の発展に欠かせないものと考えております。
したがって、国に対して、日本農業を守り、38%まで落ち込んだ食料自給率向上と地域経済復興、環境と国土保全を図るために、また農家さんが農業で暮らせる土台は政府の責任において整備することを強く求めるものです。
以上、皆さんの意見書への賛同をお願い申し上げまして、討論を終わります。よろしくお願いします。
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○議長(西村弘樹) これをもって討論を終結いたします。
それでは、ただいま議題となっております意見書第9号から意見書第11号までについて、電子採決により採決をいたします。
まず、意見書第9号について、電子採決により採決いたします。
本件は、原案のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタン、反対の諸君は反対ボタンを押してください。
それでは、採決を開始いたします。
〔モニター表示 <採決中>〕
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○議長(西村弘樹) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(西村弘樹) なしと認め、これをもって採決を確定いたします。
それでは、採決の結果を表示いたします。
〔モニター表示 採決結果〕
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○議長(西村弘樹) 賛成少数であります。
よって、本件は否決いたしました。
次に、意見書第10号について、電子採決により採決いたします。
本件は、原案のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタン、反対の諸君は反対ボタンを押してください。
それでは、採決を開始いたします。
〔モニター表示 <採決中>〕
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○議長(西村弘樹) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(西村弘樹) なしと認め、これをもって採決を確定いたします。
それでは、採決の結果を表示いたします。
〔モニター表示 採決結果〕
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○議長(西村弘樹) 賛成少数であります。
よって、本件は否決いたしました。
次に、意見書第11号について、電子採決により採決いたします。
本件は、原案のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタン、反対の諸君は反対ボタンを押してください。
それでは、採決を開始いたします。
〔モニター表示 <採決中>〕
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○議長(西村弘樹) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(西村弘樹) なしと認め、これをもって採決を確定いたします。
それでは、採決の結果を表示いたします。
〔モニター表示 採決結果〕
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○議長(西村弘樹) 賛成少数であります。
よって、本件は否決しました。
〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第3 特別委員長審査報告
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○議長(西村弘樹) 日程第3、子育て支援対策特別委員長、まちづくり対策特別委員長および議会改革・広報広聴特別委員長より審査報告の申出がありますので、これを許します。
まず、子育て支援対策特別委員長。
〔子育て支援対策特別委員長 藤原浩美議員 登壇〕
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○子育て支援対策特別委員長(藤原浩美) 去る8月28日に開催しました子育て支援対策特別委員会の報告をいたします。
まず、7月9日、10日に行いました当委員会の行政視察について、各委員から意見や感想を述べていただきました。
1日目の静岡県の長泉町では、子育て支援施策について研修を受け、こども交流センター「パルながいずみ」を現地視察しました。委員からは、早くから子どもに対する支援が進められ、町予算の20%以上を子育て施策に充てるなど、子育て支援に力を入れられていると感じた。また、パルながいずみでは、子育て支援拠点施設として、乳幼児から小学生・中学生の子どもたちが楽しく自由に過ごせる居場所であった。民間の商業施設内の利用しやすい環境にあるということで、本市が現在進めている地域子育て拠点整備の参考になったなどの意見等がありました。
2日目の愛知県豊橋市では、子育て支援施策とこども若者総合支援センター「ココエール」の施設運営について研修を受けました。委員からは、子育て支援に対する行政側の視点が市民目線であり、満足度につながっている。家事代行サービス利用補助や市内企業に男性の育休取得を勧められるなど、企業の支援体制もできている。また、「ココエール」は、こども若者センターとして種々の事業運営がなされており、本市の今後の施策の参考になったなどの意見等がありました。
次に、協議事項として、保育幼稚園課より待機児童対策(園整備等)について説明を受けました。
まず、事業所内保育所の拡充計画の停止と吉身保育園の分園廃止について報告がありました。吉身保育園分園は、昨年度末より空調設備等の不具合により運営を一時休止し、本園での園児の受入れをしてきましたが、保育士不足・空調整備など、分園での保育継続は困難ということです。
また、令和7年度の待機児童見込みを43人と想定し、保育士確保による令和6年度同程度の15人、施設整備や定員の拡充により22人、合わせて37人前後の受入れ拡大を見込み、令和7年度の待機児童43人はおおむね解消できると考えられることからです。
さらに、令和8年度4月に新たな保育所の開所により、0歳から2歳児の受入れ増となり、1・2歳児の受入れへの影響はないと見込まれてのことです。
次に、公立園の土曜日保育の集約化について、説明を受けました。
現在、市内5か所で実施している土曜日保育を令和7年4月より、守山保育園と玉津こども園の2園に集約し、実施していくということです。少人数の保育でも1園保育士4人の出勤が必要ですが、集約化により保育士出勤を半数に減らせるということです。
委員からは、分園廃止による吉身保育園の状況、河西JA跡地の園整備などの見送りについて、また、土曜日保育の集約化は保育士の負担軽減としての評価、保育士確保のソフト面の効果への期待などの意見や質問が出されました。
次に、こども家庭センターの取組状況等について、子育て応援室および母子保健課から説明を受けました。
こども家庭センターは、令和6年4月から、こども家庭部内に設置され、子育て応援室に新たに連携保健師を2名配置される中、中学校区単位で母子保健と児童福祉の連携を強化し、児童虐待の予防、こどもの健康や発達面など、必要な子どもへのサポートプランの作成を行い、効果的な一体的支援に取り組まれています。
取組状況としては、「こどもなんでも相談室」が設置され、7月末時点で主に子育てに関する相談が19件寄せられているということです。啓発チラシを作成し、校園長、自治会長、民生委員・児童委員などに配布されるほか、通園・通学する保護者メールで配信、クロームブックに掲載し児童生徒に周知をされています。
特に支援が必要な妊婦・家庭には、サポートプランを作成し、月1回程度の合同ケース会議を開き、情報共有・支援の方向性やプランの確認・検討をされています。
母子保健機能の事業については、全ての妊産婦や子育て世帯を対象としたネウボラ面接、出産子育て応援給付金、妊娠8か月アンケート、新生児訪問、乳幼児健診などの伴走型支援を通して継続的につながりを持ち、必要に応じて医療機関とも連携し、産後ケアの利用などに取り組まれています。
児童虐待防止の取組状況については、令和5年度の家庭児童相談のうち、児童虐待の相談は55.5%と半数を超えました。子育て応援室が中心となり、児童相談所・警察署・庁内関係部局などの関係機関でつくる要保護児童対策協議会の活用に加え、重層的支援体制などと連携を図り、適切な保護や適切な支援が図られています。
このような中、家庭支援事業として、こんにちは赤ちゃん訪問事業をはじめ子育て短期支援事業や子育て世帯訪問支援事業が実施されています。
今後の取組として、新たに改正児童福祉法に位置付けられた児童育成支援拠点事業や親子関係形成支援事業の実施検討を進め、今後、利用が増えると思われる子育て短期支援事業の拡充の検討など、適切な支援事業展開のために、地域資源の確保に努めていくということです。
委員からは、外国人の妊娠届出の増加への対応、校園の先生との連携、虐待が増える中での人員体制、支援員の負担軽減が図れる環境づくりなどについて質問や意見が出されました。
以上、子育て支援対策特別委員会の報告といたします。
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○議長(西村弘樹) 次に、まちづくり対策特別委員長。
〔まちづくり対策特別委員長 新野富美夫議員 登壇〕
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○まちづくり対策特別委員長(新野富美夫) ただいま議長のご指名をいただきましたので、去る8月29日に開催しましたまちづくり対策特別委員会の報告をいたします。
まず初めに、守山駅東口在り方検討について、東口の再整備の検討項目のうち、ゾーニングとアクセス動線について説明がありました。民間所有の土地を含めた全体の事業エリアが示され、導入機能それぞれの面積や駐車台数、方策など、土地利用ゾーニングの基礎となる数値等が示されました。
次に、土地利用ゾーニング案では、1、広場中心案、2、ロータリー中心案、3、複合商業エリア中心案の3案を、比較表を基に細部にわたって説明を受け、その中で、第1案の広場中心案が総合評価で優位性が高いということでした。
そして、広場中心案を基に、イメージとして平面図とイメージパース図が示され、パース図では、建物外観を含めた全体パース、また、それぞれの目線からのパースを示されました。ただ、示された平面図やパース図は、今後議論をしていく上でのイメージ図であり、確定されたものではないとの説明でありました。
委員からは、企業誘致エリアとグランドメゾン間の道路は、渋滞対策や緊急車両等の進入路として危機管理上必要ではないか。ロータリーの広さはもう少し広くしたほうがいいのではないか。全体的なゾーニングはよくまとまっている。ペデストリアンデッキを含め全体の総事業費で市の負担額が大きくならないようにしてほしい。あまり過度な計画にならないよう進めてほしい。駐車場面積はもっと必要ではないか。車両の一般乗降所が遠くなり、ロータリーの利用が不便にならないか。企業誘致エリアは本当に必要か疑問であるなどの意見がありました。
担当者からは、本日の意見も参考に検討していきたい。市の負担額について、広場は市が負担するものと認識しているが、そのほかは民間活力を活用していきたい。企業誘致では、地域貢献も条件とすることも考えていきたい。次回の会議で概算事業費、市負担額の目安を示したいとのことでありました。
次に、守山駅西口における渋滞対策について、説明がありました。
初めに、現状と課題および近年の取組についての説明がありました。次に、6月に実施した議員からの意見聴取の結果についての説明があり、さらに市民アンケートの結果内容についても、順位付けで説明がありました。
今後の渋滞対策の考え方として、短期的な対策と長期的な考え方を今年度中にまとめていくとのことであります。そして、短期的な対策の検討として、この11月中旬から12月中旬の1か月間で、中央横断歩道撤去にかかる社会実験を実施することについて説明がありました。委員からは、緑地を削ってでもロータリー進入口の入り口を拡幅する必要があるのではないか。社会実験の結果をしっかり検証し、次の段階に進めてほしいとのことでありました。
最後に、官民連携に係る民間事業等の状況について報告を受けました。
1つ目には、新都賀山荘の整備について、2つ目には、もりやま夏まつりの駐車場不足、渋滞解消に向けた社会実験についての説明がありました。委員からは、都賀山荘の駐車場について、近隣に設けてほしい。また、夏まつりについて、教育施設のグラウンドを駐車場に使用したことは適正であったかどうか再度考えてもらいたいなどの意見がありました。
以上、まちづくり対策特別委員会の報告といたします。
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○議長(西村弘樹) 次に、議会改革・広報広聴特別委員長。
〔議会改革・広報広聴特別委員長 藤木 猛議員 登壇〕
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○議会改革・広報広聴特別委員長(藤木 猛) ただいま議長のご指名でございますので、議会改革・広報広聴特別委員会のご報告をさせていただきたいと思います。
去る8月9日および9月2日、議会改革・広報広聴特別委員会を開催いたしております。
まず、8月9日には、今後の当委員会の取組項目を、目標1から3とし、詳細を改めて示して委員からの意見を聴取しております。目標1は議会の機能強化、目標2は情報公開の推進、目標3は市民参加の促進であります。
目標達成に向けては、様々なご意見をいただいておりますけれども、一つ一つ丁寧に議論を重ねて、それぞれの課題についての取組方のアウトラインがはっきりした時点で改めてお示しをし、共通課題として議員それぞれのご意見を伺う中でブラッシュアップしてまいりたいと考えております。
さらに、オンライン委員会を導入するにあたり、必要となる条例や会議規則など、加筆・修正が必要な実務手続について委員会として共通認識をし、また、今後、議会改革・広報広聴特別委員会で議論していく課題を抽出いたしております。
特に、オンライン委員会の実施に係る実務手続については、全国市議会議長会が示している標準条例などと、本議会における条例、会議規則、また先行する他市議会の状況などを、事務局においてまとめていただき、次回委員会より具体的に議論していくこととしております。
9月2日の委員会におきましては、オンライン委員会を開催するにあたり必要な実務手続についてのまとめを提案し、議論いたしました。意見としては、次の点について疑問等々が出ております。
まず1つは、貸与されるタブレット以外の通信機器を使う場合の申請について、2つ目、緊急を要する場合のオンライン参加のための申請について、この2点については、1の場合については申請は不要。2の場合についてはオンライン申請の手続を同時に可能とすることといたしております。
3つ目、オンライン参加の濫用を防ぐための取組、このことについては、そのために委員長への事前申請があり、その申請に基づき、委員長が都度、客観的に許可の可否について判断することにしております。また、ご意見として、議員一人一人が、オンライン参加する場合に、議員としてのあるべき対応が必ず必要であるとの声が出ておりました。
4つ目、スケジュール感についてでございます。提案では、12月議会に必要な条例改正および会議規則の改正をとしておりましたけれども、特に12月にこだわっているわけではなく、熟慮を重ね合意の中でやるということが大前提でございます。また、絶えず見直しを怠ることなく、必要に応じて改正することとしております。
今秋の議論を踏まえて、できれば11月中にでも本委員会において、オンライン委員会の試行の準備を進めてまいります。
5つ目は、委員会の映像配信についてでございます。課題整理として、ライブ配信をするのか録画配信でいくのか、不穏当発言時の対処、そして個人情報の保護と名誉の保持。物理的な課題として、現状の設備では画角調整ができないことがございます。事務局の負担が増大することも考えられております。このような課題を今後、議論・調整することと、先行他市議会の情報も収集する中で取り組んでいくことにしております。
なお、行政側からは、このオンライン委員会について、行政側が注意深く答弁に努めなければならず、今後検討させていただきたいということの発言がございました。
その他の項といたしまして、委員会視察報告書の件を議論いたしております。様々なご意見をいただきましたけれども、結論といたしまして、報告書の様式を定め、全員がその様式にのっとり報告書を提出することが必要であるとの結論に至っております。報告書様式や公開の方法については、今後の議論に委ねるところもございますけれども、各常任委員会、各特別委員会および議会運営委員会に当特別委員会案を今後お示しをし、議会としてのルール化に向けて進めることになっております。
次に、ホームページでの各議案に対する議員それぞれの議決に対する可否の状況についてでありますけれども、「審議結果一覧」というようなこととしてホームページ上に可否の状況について掲載することといたしております。
以上、議会改革・広報広聴特別委員会の報告といたします。
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○議長(西村弘樹) 以上で、各特別委員会の審査報告を終わります。
暫時休憩いたします。
〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
休憩 午前11時44分
再開 午後1時00分
〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
〔西村弘樹議長 退席〕
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○副議長(福井寿美子) 休憩前に引き続き会議を開きます。
お諮りいたします。
この際、お手元に配付いたしました議長辞職および議長選挙の件を日程第4、日程第5に追加することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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○副議長(福井寿美子) ご異議なしと認めます。
よって、議長辞職および議長選挙の件を日程第4、日程第5に追加いたします。
〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第4 議長辞職について
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○副議長(福井寿美子) 日程第4、議長辞職の件を議題といたします。
西村弘樹議長から議長の辞職願が提出されております。
事務局長をして辞職願を朗読願います。
事務局長。
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○議会事務局長(嶋本 昭) 朗読いたします。
辞 職 願
私儀、この度、一身上の都合により議長の職を辞したいので、地方自治法第108条の規定により許可くださるよう願い出ます。
令和6年10月1日
守山市議会副議長 福井寿美子様
守山市議会議長 西村弘樹
以上。
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○副議長(福井寿美子) お諮りいたします。
西村弘樹議長の議長の辞職を許可することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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○副議長(福井寿美子) ご異議なしと認めます。
よって、西村弘樹議長の議長の辞職を許可することに決しました。
これにより、除斥となっておりました12番西村弘樹議員の入場を許します。
〔12番 西村弘樹議員 入場着席〕
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○副議長(福井寿美子) 12番西村弘樹議員にお伝えいたします。
さきに提出されました議長の辞職願につきましては、ただいま議会の許可が得られましたので、ご報告申し上げます。
西村弘樹議員より議長退任の挨拶を求めておられますので、これを許します。
12番西村弘樹議員。
〔12番 西村弘樹議員 登壇〕
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○12番(西村弘樹) 令和5年10月25日の守山市議会第3回臨時会議におきまして、議員各位のご推挙により、第51代の議長に就任させていただきました。就任以来、守山市議会議長として正しい発言ができたのか、守山市議会を代表する立場として、その言葉にふさわしい行動が取れたのか、本日までの343日間、来る日も来る日も自らの発言・行動を振り返り、全力で本日まで歩んでまいりました。
しかしながら、私自身まだまだ経験も十分とは言えない中で、数多くの不手際があったことも確かであります。そしてまた、未熟さゆえに、経験豊富な先輩議員をはじめ常に私のそばで支えていただいた福井副議長、そして全ての議員の皆様方に対し、また、市長、副市長、教育長をはじめ部長、次長、課長そして多くの職員の皆様方に対して、経験が不足しているがゆえに、数多くの生意気を申し上げたことも確かであります。
しかしながら、それもこれも全てが順調にスムーズに前へ前へと懸命に進めていかなければならない、そんな強い思いの中で発したものでございます。さらに言うならば、守山市民のほんまもんの幸せを実現するためにと懸命に歩んでまいったところでございます。
常日頃から、反省はしても後悔するな、そんな言葉を自分自身に言い聞かせながら、この343日間、懸命に歩んでまいりました。本日を迎えるにあたり、数多くの反省はあったと思います。しかしながら、後悔は一つもございません。それは、ここの議員の皆様方や行政の皆様方の力強いお支えがあったからだというふうに感じております。
本日を迎えるまでの皆様方の力強いお支えに、心から、心から、心から感謝を申し上げ、第51代議長としての最後の言葉といたします。本日まで本当にありがとうございました。
(拍 手)
〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第5 議長選挙
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○副議長(福井寿美子) 日程第5、これより議長の選挙を行います。
選挙の方法につきましては、事務局長より説明願います。
事務局長。
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○議会事務局長(嶋本 昭) ご説明いたします。
まず、1番議員より氏名を読み上げますので、順次記載台にて記載の上、投票をお願いいたします。
投票は単記無記名投票の方法により行います。
法定得票数は、地方自治法第118条第1項の規定により準用する公職選挙法第95条第1項第3号の規定により、有効投票総数の4分の1であり、当該得票数以上で、最多数を得た方が当選人となります。同数の場合は、公職選挙法に基づき、「くじ」で定めます。
なお、白紙投票は無効となりますので、申し添えます。
以上、説明を終わります。
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○副議長(福井寿美子) 議場の閉鎖を命じます。
〔議場閉鎖〕
〔記載台、投票箱準備〕
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○副議長(福井寿美子) ただいまの出席議員は20名であります。
投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
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○副議長(福井寿美子) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○副議長(福井寿美子) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
〔投票箱点検〕
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○副議長(福井寿美子) 異常なしと認めます。
点呼に応じて順次投票願います。
点呼を命じます。
事務局長。
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○議会事務局長(嶋本 昭) 1番桝本花菜恵議員、2番上田佐和議員、3番北野裕也議員、4番二上勝友議員、5番川本佳子議員、6番松永恵美子議員、7番田中均議員、8番川本航平議員、9番藤原浩美議員、10番今江恒夫議員、11番田中尚仁議員、12番西村弘樹議員、13番福井寿美子議員、14番渡邉邦男議員、15番新野富美夫議員、16番小牧一美議員、17番筈井昌彦議員、18番森貴尉議員、19番高田正司議員、20番藤木猛議員。
以上でございます。
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○副議長(福井寿美子) 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○副議長(福井寿美子) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
〔記載台後始末〕
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○副議長(福井寿美子) 開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に1番桝本花菜恵議員、2番上田佐和議員、3番北野裕也議員を指名いたします。
よって、立会いをお願いいたします。
〔開 票〕
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○副議長(福井寿美子) 選挙の結果を事務局長より報告お願いします。
事務局長。
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○議会事務局長(嶋本 昭) 選挙の結果をご報告いたします。
投票総数 20票
これは出席議員数に符合いたしております。
有効投票 20票
無効投票 0票
有効投票中
14番渡邉邦男議員 13票
16番小牧一美議員 3票
12番西村弘樹議員 2票
11番田中尚仁議員 1票
8番川本航平議員 1票
以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は5票であります。
以上、報告を終わります。
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○副議長(福井寿美子) ただいま報告いたしましたとおり、14番渡邉邦男議員が議長に当選されました。
14番渡邉邦男議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定に基づき、当選の告知をいたします。
14番渡邉邦男議員に議長当選のご挨拶をお願いいたします。
〔14番 渡邉邦男議員 登壇〕
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○14番(渡邉邦男) 一言御礼を申し上げます。
ただいまは多くの皆様のご推挙によりまして、守山市議会議長に就任をさせていただくことになりました。本当に衷心より厚く御礼を申し上げます。
浅学非才の私でございますが、議長職を全うするよう努めてまいりますので、先輩議員をはじめ皆様には、何とぞご指導、ご協力のほうをよろしくお願いいたします。
また、行政の森中市長をはじめ幹部職員の皆様方におかれましても、ご指導、ご協力のほう、お願いいたしまして、私の就任の挨拶といたします。
本当にありがとうございます。よろしくお願いいたします。
(拍 手)
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○副議長(福井寿美子) 新議長が就任されましたので、新議長と交代いたします。
〔議長交代〕
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○議長(渡邉邦男) 暫時休憩いたします。
〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
休憩 午後1時28分
再開 午後1時48分
〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
〔福井寿美子副議長 退席〕
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○議長(渡邉邦男) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
休憩中に環境生活都市経済常任委員会が開催され、環境生活都市経済常任委員長より、本職の副委員長辞任が許可された旨の報告がありましたので、お伝えします。
お諮りいたします。
この際、お手元に配付いたしました副議長辞職および副議長選挙の件を日程第6、日程第7に追加することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(渡邉邦男) ご異議なしと認めます。
よって、副議長辞職および副議長選挙の件を日程第6、日程第7に追加することに決しました。
〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第6 副議長辞職について
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○議長(渡邉邦男) 日程第6、副議長辞職の件を議題といたします。
福井寿美子副議長から副議長の辞職願が提出されております。
事務局長をして辞職願を朗読願います。
事務局長。
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○議会事務局長(嶋本 昭) 朗読いたします。
辞 職 願
私儀、この度、一身上の都合により副議長の職を辞したいので、地方自治法第108条の規定により許可くださるよう願い出ます。
令和6年10月1日
守山市議会議長 渡邉邦男様
守山市議会副議長 福井寿美子
以上。
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○議長(渡邉邦男) お諮りいたします。
福井寿美子副議長の副議長の辞職を許可することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(渡邉邦男) ご異議なしと認めます。
よって、福井寿美子副議長の副議長の辞職を許可することに決しました。
これにより、除斥となっておりました13番福井寿美子議員の入場を許します。
〔13番 福井寿美子議員 入場着席〕
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○議長(渡邉邦男) 13番福井寿美子議員にお伝えいたします。
さきに提出されました副議長の辞職願につきましては、ただいま議会の許可が得られましたので、ご報告を申し上げます。
福井寿美子議員から副議長退任の挨拶を求められておりますので、これを許します。
13番福井寿美子議員。
〔13番 福井寿美子議員 登壇〕
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○13番(福井寿美子) 皆様、この1年間、本当に副議長としての仕事をさせていただき、感謝申し上げます。初めての副議長ということで、もう右も左も分からないまま西村議長の横で、この1年間、議長の仕事の大変さを痛感してまいりました。
大変な議長の仕事というのも、この副議長にならなければ分からなかったことで、市議会だけでなく、対外的なところ、いろんな場所で公務がたくさんございまして、そういうこともこなしながら自分の議員としての仕事もしなきゃならないということも初めて知りました。
そういう点では、先ほどの西村前議長からのご挨拶がありましたけども、大変に誠心誠意、細かく細かく皆さんのご意見や周りの皆さんの声を聞きながら、不安もありながらだったと思います。本当に顔色をうかがうほど体調は大丈夫だろうか、そんなことも思いながらこの1年間、一歩下がって見させていただきました。
また、大変なこの公務の中、公務が重なった時には、私も代わりに来賓として、またご意見をさせていただく立場として仕事をさせていただくという経験もさせていただきました。
この中で一番肝心に思ったことは、湖南4市、やはり草津市議会、また栗東市議会、野洲市議会、この議長・副議長さんとも交流があったということです。改めてこの4市が、滋賀県の中でも大事なポジションにいるんだなと肌で感じました。また、それぞれの各市町村との交流もありました。
そういう意味では、私たち守山市議会が、これからもしっかりと守山市を発展させ、また、4市合同でしっかりと滋賀県を支えていかなければならないのだなと痛感した1年です。
本当に皆様ありがとうございました。
(拍 手)
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日程第7 副議長選挙について
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○議長(渡邉邦男) 日程第7、これより副議長の選挙を行います。
選挙の方法につきましては、事務局長より説明願います。
事務局長。
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○議会事務局長(嶋本 昭) ご説明いたします。
先ほどの議長選挙と同様の方法で行います。
投票は単記無記名投票の方法により行います。
また、法定得票数は有効投票総数の4分の1以上であり、当該得票数以上で最多数を得た方が当選人となります。
なお、白紙投票は無効となりますので、申し添えます。
以上、説明を終わります。
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○議長(渡邉邦男) 議場の閉鎖を命じます。
〔議場閉鎖〕
〔記載台、投票箱準備〕
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○議長(渡邉邦男) ただいまの出席議員は20名であります。
投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
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○議長(渡邉邦男) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(渡邉邦男) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
〔投票箱点検〕
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○議長(渡邉邦男) 異常なしと認めます。
点呼に応じて順次投票願います。
点呼を命じます。
事務局長。
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○議会事務局長(嶋本 昭) 1番桝本花菜恵議員、2番上田佐和議員、3番北野裕也議員、4番二上勝友議員、5番川本佳子議員、6番松永恵美子議員、7番田中均議員、8番川本航平議員、9番藤原浩美議員、10番今江恒夫議員、11番田中尚仁議員、12番西村弘樹議員、13番福井寿美子議員、14番渡邉邦男議員、15番新野富美夫議員、16番小牧一美議員、17番筈井昌彦議員、18番森貴尉議員、19番高田正司議員、20番藤木猛議員。
以上でございます。
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○議長(渡邉邦男) 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(渡邉邦男) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
〔記載台後始末〕
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○議長(渡邉邦男) 開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に4番二上勝友議員、5番川本佳子議員、6番松永恵美子議員を指名いたします。
よって、立会いをお願いいたします。
〔開 票〕
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○議長(渡邉邦男) 選挙の結果を事務局長より報告お願いします。
事務局長。
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○議会事務局長(嶋本 昭) 選挙の結果をご報告いたします。
投票総数 20票
これは出席議員数に符合いたしております。
有効投票 20票
無効投票 0票
有効投票中
8番川本航平議員 14票
16番小牧一美議員 3票
11番田中尚仁議員 2票
10番今江恒夫議員 1票
以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は5票であります。
以上、報告を終わります。
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○議長(渡邉邦男) ただいま報告いたしましたとおり、8番川本航平議員が副議長に当選されました。
8番川本航平議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定に基づき、当選の告知をいたします。
8番川本航平議員に副議長当選のご挨拶をお願いいたします。
〔8番 川本航平議員 登壇〕
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○8番(川本航平) この度は、副議長にご選任いただきありがとうございます。
渡邉議長を支える立場として、また議会全体の運営に、私、初めて関わる立場として、しっかりと職責を全うしていきたいと思います。
ただ、これまで5年間、議会全体の運営に関わる経験というものは、私はしてきておりませんので、多くの不足があろうかと思います。先輩議員をはじめとして皆様のお支えをいただければと思っております。
ただいま守山市議会は、1年前に市議会議員選挙がありまして、7人の新人議員の方がその時に新たに議会に入られています。また、今、会派構成を見ましても、無所属議員を含めて1人会派が7人と、かなり多様な顔ぶれになっていると言えるかと思います。
多様な議員が議場に、議会にいて、それぞれ多様な意見を言うというのは必要なことですし、すばらしいことだと考えておりますが、一方で、その多様な声を一つにまとめて議会としてしっかり必要な物事を決めていく。またその話合いの過程で出た意見、少数意見も含めて行政にしっかり伝えていくということは、ある意味、少し難しくなっているのではないかなと思います。
そのような状況ですので、渡邉議長と共に、渡邉議長をお支えする立場で、皆様と共にしっかりとこの議会がチームとしてその役割を果たしていけるように頑張ってまいりたいと思っております。
先ほど述べましたとおり経験不足ではありますので、議員の皆様、それから行政の皆様におかれましても、引き続きのご指導、ご鞭撻をいただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
(拍 手)
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○議長(渡邉邦男) 暫時休憩します。
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休憩 午後2時11分
再開 午後2時25分
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○議長(渡邉邦男) 休憩前に引き続き会議を開きます。
お諮りいたします。
この際、お手元に配付いたしました委員会の所属変更、各常任委員会委員の補充選任の件を日程第8、日程第9に追加することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(渡邉邦男) 異議なしと認めます。
よって、委員会の所属変更、各常任委員会委員の補充選任の件を日程第8、日程第9に追加することに決しました。
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日程第8 委員会の所属変更について
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○議長(渡邉邦男) 日程第8、委員会の所属変更の件を議題といたします。
本職ならびに副議長につきましては、議会運営委員会の申合せにより、常任委員会の重複所属ができませんので、文教福祉常任委員会および環境生活都市経済常任委員会に所属しています本職は、文教福祉常任委員会のみの所属に変更し、総務常任委員会および環境生活都市経済常任委員会に所属しています川本航平副議長は、環境生活都市経済常任委員会のみの所属に変更したいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(渡邉邦男) ご異議なしと認めます。
よって、本職の文教福祉常任委員会のみの所属、ならびに川本航平副議長の環境生活都市経済常任委員会のみの所属を許可することに決しました。
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日程第9 常任委員会委員の補充選任について
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○議長(渡邉邦男) 日程第9、常任委員会委員の選任の件を議題といたします。
各常任委員会委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、本職が指名することになっておりますので、事務局長をして朗読願います。
事務局長。
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○議会事務局長(嶋本 昭) 朗読いたします。
総務常任委員会委員 13番福井寿美子議員
環境生活都市経済常任委員会委員 12番西村弘樹議員
以上。
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○議長(渡邉邦男) お諮りいたします。
ただいま朗読いたしましたとおり、それぞれ指名したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(渡邉邦男) ご異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました諸君をそれぞれの常任委員会委員に選任することに決しました。
暫時休憩いたします。
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休憩 午後2時27分
再開 午後2時50分
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○議長(渡邉邦男) 休憩前に引き続き会議を開きます。
諸般の報告をいたします。
休憩中に環境生活都市経済常任委員会が開催され、環境生活都市経済常任委員長より、副委員長について互選により、13番福井寿美子議員が副委員長に選任した旨の報告がありました。
また、引き続き議会改革・広報広聴特別委員会が開催され、議会改革・広報広聴特別委員長より、8番川本航平議員の副委員長辞任を許可し、副委員長について、互選により12番西村弘樹議員が副委員長に選任した旨の報告がありました。
以上で諸般の報告を終わります。
お諮りいたします。
この際、お手元に配付いたしました湖南広域行政組合議会議員の補欠選挙の件を、日程第10として追加することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(渡邉邦男) ご異議なしと認めます。
よって、湖南広域行政組合議会議員の補欠選挙の件を日程第10として追加することに決しました。
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日程第10 湖南広域行政組合議会議員の補欠選挙について
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○議長(渡邉邦男) 日程第10、湖南広域行政組合議会議員の補欠選挙についての件を議題といたします。
市長からの選挙発生事由についての通知に接しております。
事務局長をして朗読願います。
事務局長。
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○議会事務局長(嶋本 昭) 令和6年10月1日付、守危管第336号、森中市長より西村議長宛てに、湖南広域行政組合議会議員の選出についての依頼文が発出され、受理しております。
それでは、朗読いたします。
湖南広域行政組合議会議員の選出について(依頼)
仲秋の候 貴職におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
さて、下記の貴議会選出の湖南広域行政組合議会議員が、同組合議会会議規則第94条第1項の規定により、湖南広域行政組合議会議長あてに辞職願を提出され、欠員が生じますので、湖南広域行政組合規約第5条第3項の規定に基づき、同組合議会議員を選出いただきますようお願いします。
記
1 組合議会議員の氏名 渡 邉 邦 男
2 欠員理由 辞職願の提出
3 辞職日 令和6年9月30日
以上。
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○議長(渡邉邦男) 欠員となっております1名につきまして、湖南広域行政組合規約第5条第3項の規定に基づき、補欠選挙を行います。
お諮りいたします。
選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定に基づき、指名推選の方法により行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(渡邉邦男) ご異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
お諮りいたします。
指名の方法については、本職において指名することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(渡邉邦男) ご異議なしと認めます。
よって、本職において指名することに決しました。
それでは、湖南広域行政組合議会議員に11番田中尚仁議員を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま本職において指名いたしました11番田中尚仁議員を当選人と定めることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(渡邉邦男) ご異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました11番田中尚仁議員が湖南広域行政組合議会議員に当選されました。
ただいま当選されました11番田中尚仁議員が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定に基づき、当選の告知をいたします。
以上で、本定例月会議に付議されました案件の審査は全部終了いたしました。
この際、市長から発言の申出がありますので、これを許します。
市長。
〔市長 森中高史 登壇〕
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○市長(森中高史) 議長のお許しを賜りましたので、令和6年守山市議会9月定例月会議の閉会にあたりまして、一言御礼のご挨拶を申し上げます。
ご挨拶を申し上げます前に、この度、9月21日に能登半島北部を襲った記録的な大雨により、河川の氾濫や土砂崩れなど各地で甚大な被害をもたらしました。亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された方々に衷心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。
この大雨に際し、滋賀県大隊は、消防庁の指示を受け、直ちに緊急消防援助隊を編成され、21日夕方には第1次派遣隊を捜索・救助活動のため、石川県輪島市に向けて派遣し、昨日、第3次派遣隊がその任を終え、帰隊されたところでございます。
湖南広域消防局からも延べ72名の隊員が出動されました。引き続き要請に応じて必要な支援を行うとともに、被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。
さて、ただいまは正副議長をはじめとする役員選出を滞りなく終えられましたことに対しまして、心からお喜びを申し上げます。ご退任をされました西村弘樹前議長様、ならびに福井寿美子前副議長様におかれましては、その在任中、本市の重要課題が山積する中、市政の発展と市民福祉の向上に向け、多大なご尽力を賜りました。
保育園の待機児童対策はもちろんのこと、特に本市の将来を見据えた企業誘致と産業用地造成事業の推進、守山駅西口の渋滞対策と東口再整備の検討、立入公園の整備推進、高校生までの医療費助成の拡大、さらには自治体DXの推進、物価高騰に対する継続的支援など、様々な施策に対しまして、深いご理解と格段のご支援をいただき、これまでの事業推進に多大なご尽力を賜りました。
今日までのご活躍とご労苦に対しまして、深甚の敬意を表するものでございます。本当にありがとうございました。
また、本日新たにご就任されました渡邉邦男議長様、ならびに川本航平副議長様におかれましては、ご当選、心よりお喜びを申し上げます。
地方分権の流れの中、少子高齢化が進展し、財政的な制約がある中で、地方による自己決定・自己責任がより一層求められております。市民福祉の向上と市政のさらなる発展に向け、議会との深い信頼と強い連携の下、行政と議会がまさに車の両輪として、諸課題の解決に取り組み、一緒に守山の新時代を築いてまいりたいと存じますので、格段のご指導、ご鞭撻をお願い申し上げますとともに、ご活躍を衷心よりご祈念申し上げます。
さて、去る9月4日から本日までの28日間にわたり、提出いたしました各議案について慎重審議を賜り、令和5年度一般会計歳入歳出決算の認定をはじめとする全ての議案を原案のとおりお認めいただきましたことに対しまして、厚く御礼を申し上げます。
本会議ならびに各委員会におきまして、議員各位から賜りましたご意見、ご提言につきましては、真摯に受け止め、今後の市政運営に生かしてまいります。
特に、今年度も残念ながら全国上位となっております待機児童対策については、これまでの取組はもちろんのこと、今回お認めいただきました民間園への整備補助により新たな受皿を整備することで、早期解消に取り組んでまいります。
また、全幼稚園で給食提供を実施するため、現在、配膳室の改修工事を実施しているところであり、今後、速やかに給食搬入の事業者を決定し、搬入方法や経路等、各園と綿密な打合せを行う中、来年4月からの給食提供に向けて準備を進めてまいります。
また、笠原産業用地造成事業については、引き続き進出希望企業と連携する中、関係機関との調整と丁寧な地元交渉に努め、早期の進捗を図ってまいります。
議員の皆様には、適宜、ご協議、ご報告をさせていただく中、着実な事業推進を図ってまいりますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
また、JR守山駅西口の渋滞対策については、社会実験として11月から12月にかけて、ロータリー内の横断歩道を一時的に撤去することで、人流の変化および車の滞留状況など、その影響を検証してまいります。
10月に入りいよいよ秋が深まり、木々も色づく過ごしやすい季節となり、各学区や各自治会では、つどいや運動会、文化祭などが開催される文化・スポーツの秋となってまいります。
わたSHIGA輝く国スポ・障スポのリハーサル大会として、先月に実施しました「皇后盃全日本総合女子ソフトボール選手権大会」および「天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会近畿ブロックラウンド」では、多くのご来場者を迎える中、盛況のうちに終えることができましたが、一方で、競技団体との連携や輸送交通等、種々の課題が見えてまいりました。
リハーサル大会としましては、あと2競技残っておりまして、今月の19日から3日間、全国社会人サッカー選手権大会、また11月2日・3日には西日本軟式野球選手権大会を、市内各施設等で開催いたします。これら2競技を含め、リハーサル大会での課題をしっかり検証し、来年度の本大会に生かしてまいります。
また、姉妹都市との友好親善につきまして、新型コロナウイルス感染症の影響により、しばらく交流を控えておりましたが、対面での交流を本格的に再開し、昨年度には米国ミシガン州エイドリアン市と韓国公州市の使節団が本市を訪問いただきました。
今年度は、先月のエイドリアン市への訪問に続き、今月10日から15日までの間、ハワイ州カウアイ郡へ、私を含む5名の使節団が5年ぶりに訪問させていただきます。交流を通して友好の絆が一層深まるよう、その役割を果たしてまいります。
最後に、残暑まだまだ厳しい折ではございますが、議員各位におかれましては、なお一層ご自愛いただきまして、市政の発展と市民福祉の向上にご貢献を賜りますよう、心からご祈念申し上げ、閉会にあたりましてのご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
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○議長(渡邉邦男) 本定例月会議におきまして、慎重にご審議を賜り、無事終了いたしましたことを心から御礼を申し上げます。
これをもって、次回会議まで休会いたします。
本日はご苦労さまでございました。
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閉会 午後3時02分
守山市議会会議規則第124条の規定により、下記に署名する。
令和6年10月1日
守山市議会議長 西 村 弘 樹
守山市議会副議長 福 井 寿美子
守山市議会新議長 渡 邉 邦 男
署 名 議 員 藤 原 浩 美
署 名 議 員 今 江 恒 夫
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