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令和 6年 9月定例月会議
第 1日 9月 4日
○(議事日程)
令和6年守山市議会9月定例月会議 会議録(第1日)

  1 議 事 日 程
     第1 会議録署名議員の指名
     第2 会議期間の決定
     第3 議案上程(認定第1号から認定第9号まで、議第43号から議第52号
             までならびに諮問第2号および諮問第4号)
          市長提出
          提案説明
     第4 議案質疑(議第52号ならびに諮問第2号および諮問第4号)
          討論、一部採決
     第5 決算特別委員会の設置および委員の選任
     第6 議案上程(諮問第3号)
          市長提出
          提案説明
     第7 議案質疑(諮問第3号)
          討論、一部採決

  2 本日の会議に付した事件
     第1 会議録署名議員の指名
     第2 会議期間の決定
     第3 議案上程(認定第1号から認定第9号まで、議第43号から議第52号
             までならびに諮問第2号および諮問第4号)
          市長提出
          提案説明
     第4 議案質疑(議第52号ならびに諮問第2号および諮問第4号)
          討論、一部採決
     第5 決算特別委員会の設置および委員の選任
     第6 議案上程(諮問第3号)
          市長提出
          提案説明
     第7 議案質疑(諮問第3号)
          討論、一部採決

  3 出席議員は次のとおりである。
     1番  桝 本 花菜恵          2番  上 田 佐 和
     3番  北 野 裕 也          4番  二 上 勝 友
     5番  川 本 佳 子          6番  松 永 恵美子
     7番  田 中   均          8番  川 本 航 平
     9番  藤 原 浩 美         10番  今 江 恒 夫
    11番  田 中 尚 仁         12番  西 村 弘 樹
    13番  福 井 寿美子         14番  渡 邉 邦 男
    15番  新 野 富美夫         16番  小 牧 一 美
    17番  筈 井 昌 彦         18番  森   貴 尉
    19番  高 田 正 司         20番  藤 木   猛

  4 欠席議員は次のとおりである。
     な   し

  5 会議に出席した説明員
        市長           森 中 高 史
        教育長          辻 本 長 一
        代表監査委員       馬 場   章
      上記の者に委任または嘱託を受けた職員
        副市長          福 井   靖
        総合政策部長       木 村 勝 之
        総務部長         細 谷 修 司
        環境生活部長       筈 井   亨
        環境生活部理事      林   龍 史
        健康福祉部長       武 内 俊 也
        健康福祉部理事      高 橋 厳 擁
        こども家庭部長      小 川 靖 子
        建設部長         中 島   勉
        都市経済部部長      長谷川 倫 人
        都市経済部理事      山 本   毅
        上下水道事業所長     沖 田 昌 子
        監査委員事務局長     高 橋 和 也
        教育部長         飯 島 秀 子
        財政課長         河 本 文 彦

  6 会議に出席した議会事務局職員
        局長           嶋 本   昭
        次長           林 下 宜 史
        書記           西 村 和 宏
        書記           末 澤 暢 子
        書記           中 井 純 子

             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
                  開会 午前9時30分
 
○議長(西村弘樹) 皆さん、おはようございます。
 ただいま定足数に達しておりますから、令和6年守山市議会9月定例月会議は成立いたしました。
 よって、これより9月定例月会議を始めます。
 日程に入るに先立ちまして、諸般の報告をいたします。
 本定例月会議に市長より提出されました案件は、認定案件9件、予算案件4件、条例案件5件、人事案件1件、諮問案件3件の計22件であります。よろしくご審議のほど、お願いいたします。
 次に、「令和5年度健全化判断比率および資金不足比率について」をはじめとする報告案件4件につきましては、議案と同時に配付しておきましたので、ご了承願います。
 次に、去る6月27日に可決いたしました「女性差別撤廃条約選択議定書の批准を求める意見書」につきましては、同日付で内閣総理大臣等に送付いたしましたので、ご報告いたします。
 以上で諸般の報告を終わります。
 これより、本日の会議を開きます。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
  日程第1 会議録署名議員の指名
 
○議長(西村弘樹) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第124条の規定により、9番藤原浩美議員、10番今江恒夫議員を指名いたします。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
  日程第2 会議期間の決定
 
○議長(西村弘樹) 日程第2、会議期間の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。
 本定例月会議の期間は、本日から10月1日までの28日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(西村弘樹) ご異議なしと認めます。
 よって、本定例月会議の期間は、本日から10月1日までの28日間と決定いたしました。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
  日程第3 議案上程(認定第1号から認定第9号まで、議第43号から議第52号までならびに諮問第2号およ
          び諮問第4号)
 
○議長(西村弘樹) 日程第3、認定第1号から認定第9号まで、議第43号から議第52号までならびに諮問第2号および諮問第4号を一括議題といたします。
 事務局長をして議件の朗読を願います。
 事務局長。
 
○議会事務局長(嶋本 昭) 朗読いたします。
 認定第1号令和5年度守山市一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号令和5年度守山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号令和5年度守山市土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号令和5年度守山市育英奨学事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号令和5年度守山市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第6号令和5年度守山市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第7号令和5年度守山市水道事業会計決算の認定について、認定第8号令和5年度守山市下水道事業会計決算の認定について、認定第9号令和5年度守山市病院事業会計決算の認定について、議第43号令和6年度守山市一般会計補正予算(第2号)、議第44号令和6年度守山市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議第45号令和6年度守山市介護保険特別会計補正予算(第1号)、議第46号令和6年度守山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)、議第47号守山市使用料および手数料条例の一部を改正する条例案、議第48号守山市立保育園の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案、議第49号守山市国民健康保険条例の一部を改正する条例案、議第50号守山市都市公園条例の一部を改正する条例案、議第51号守山市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例案、議第52号守山市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて、諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、諮問第4号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて。
 以上。
 
○議長(西村弘樹) 市長より提案理由の説明を求めます。
 市長。
                〔市長 森中高史 登壇〕
 
○市長(森中高史) 皆様、おはようございます。
 議員各位におかれましては、公私ともご多用の中、ご健勝にてご参会賜り、本日ここに令和6年守山市議会9月定例月会議が滞りなく開会の運びに至りましたこと、厚く御礼申し上げます。
 さて、本日、定例月会議に提出させていただきました案件は、認定案件9件、予算案件4件、条例案件5件、人事案件1件、諮問案件3件の計22件とともに、報告案件4件でございます。
 それでは、提案理由の説明に先立ちまして、この場をお借りして諸般の報告を申し上げます。
 今年の夏は、パリ・オリンピックで大いに盛り上がりました。日本選手団は、海外大会では史上最多、金メダル20個を獲得し、メダルランキング世界3位になるなど、我々に夢と感動を与えてくれました。
 また、8月28日から開幕されておりますパラリンピックでは、本市からも南井瑛翔選手が競泳4種目に出場されます。昨日の100mバタフライの種目では、見事、予選を突破され、真夜中に行われました決勝では、6位という輝かしい成績を収められました。南井選手の健闘を讃えますとともに、あさっての100m背泳ぎ、また、しあさっての200m個人メドレーでのさらなるご活躍を期待しております。
 オリンピック・パラリンピックの興奮冷めやらぬ中、「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025」の開催がいよいよ来年に迫り、国スポまであと389日、障スポ開催まで416日となりました。今月14日のソフトボールを皮切りに、バレーボール、サッカー、軟式野球の4競技のリハーサル大会を、2か月にわたり市内各会場において開催いたします。本大会を想定する中、多くの皆様にご来場いただき、課題の抽出など、来年の大会運営に生かしてまいります。
 また、本日の定例会初日、「スポーツ推進PR用ポロシャツ」の一斉着用に関し、多くの議員の皆様にご賛同いただき、厚く御礼申し上げますとともに、我々職員におきましても、毎週木曜日を一斉着用日とする中、本大会の一層の機運醸成を図ってまいります。この堆肥化可能な環境に優しいポロシャツを通じて、サステナブルな大会運営を広くPRするとともに、市民の皆様に継続的にスポーツへの関心を高めてまいります。
 次に、8月8日、日向灘を震源とする地震が発生し、気象庁から南海トラフ地震臨時情報が初めて発表されました。このことを受け、市民の皆様には、地震への備えと発生時の速やかな避難について注意喚起を行ったところです。
 そのような中、8月25日には、明富中学校をメイン会場として速野学区の皆様と共に「地震災害総合訓練」を実施し、避難所開設・運用訓練や、がれき等の重量物排除訓練のほか、関係機関と連携したライフライン復旧等の訓練を行いました。
 今後、大規模地震の発生が危惧されております。行政、地域、関係機関が一体となって被害軽減と復旧に向け相互に連携することが必要であり、今回の総合訓練を通じて、改めて地域防災力の重要性を認識したところです。引き続き、予測のできない災害に迅速かつ的確に対応できるよう、万全の準備を進めてまいります。
 また、猛暑の中、7月28日に開催されました第59回滋賀県消防操法訓練大会ポンプ車の部において、本市消防団代表の河西分団の皆様が約2か月間、厳しい早朝訓練を実施され、見事3位入賞を果たされました。消防団の皆様におかれましては、日頃から精力的に各種訓練に取り組むとともに、火災や災害が起これば、現場にいち早く駆けつけ、被害を最小限に食い止めるべく、消火・防災活動にご尽力いただいています。このことに対しまして、改めて深く感謝を申し上げます。
 次に、7月27日には、守山で「いちばんアツい夜」、「2024もりやま夏まつり」が盛大に開催されました。会場には、およそ170もの模擬店が駅西口ロータリーから泉町まで並び、昨年と同程度となる約8万人が来場され、大変なにぎわいとなりました。
 今年は昨年の反省を生かし、実行委員会の早期立ち上げとともに、会場エリアの範囲やイベント内容の見直し、さらには警備員・スタッフの増員や人流整理等の警察協議など、万全の準備と安全対策を徹底する中で開催いただきました。
 また、立命館の学生や地域企業等のボランティアによるごみ拾いや出店者による翌朝の清掃など、多くの方々の参画により、もりやま夏まつりが作り上げられましたことは、大変喜ばしい限りで、実行委員会の皆様をはじめ協賛いただきました企業・事業所、また関係者の皆様に、心より感謝を申し上げます。
 次に、この夏、子どもたちがスポーツや文化の分野で大変活躍してくれました。小学生では、個人で空手の選手が、団体ではバドミントンの「FANATIC(ファナティック)」、守山剣友会、物部少年野球団が全国大会に出場されました。また、中学生では、個人で空手と弓道、サイクルフィギュアの選手が、団体では剣道の守山錬心館が全国大会に出場されました。特に、バドミントン「FANATIC」に所属する河西小6年の南田梨里衣選手と河西小3年の南田紗希選手は、第40回記念若葉カップ全国小学生バドミントン大会女子団体の部で、見事、準優勝を果たされました。
 また、8月に開催されました全国中学校体育大会には、県大会、近畿大会を勝ち上がった体操・ソフトボール・柔道・陸上・水泳の選手が出場しました。守山南中学校では、体操男子個人が6位、守山中学校では陸上男子個人が2位と5位というすばらしい結果を残されたところです。
 また、吹奏楽では、滋賀県コンクールで金賞を受賞した守山北中学校・明富中学校・立命館守山中学校の3校が県代表として、9月16日に開催される関西コンクールに出場します。滋賀県代表の3校全てが守山の中学校であり、まさに「吹奏楽のまち」守山を実感したところです。
 今後におきましても、子どもたちの多様な分野での活躍を応援してまいります。
 続いて、当面する諸課題等について、その状況を含めご報告申し上げます。
 まず、横江地区および笠原産業用地造成事業の進捗状況です。
 横江地区においては、去る7月29日に、西村市議会議長をはじめ経済産業省電池産業課長、滋賀県副知事、本田技研工業副社長等のそうそうたる関係者が列席する中、株式会社GSユアサの地鎮祭が執り行われました。今後、令和8年秋頃に竣工、翌令和9年秋頃の操業開始に向けて工事が進められる予定です。
 また、笠原産業用地造成事業については、去る6月29日から土地所有者と売買契約の締結を始めており、地権者の皆様のご理解を賜る中で、現在おおむね9割を超える契約を締結させていただきました。改めて、地域の皆様のご協力に感謝を申し上げます。なお、環境生活都市経済常任委員会協議会において、その状況をご報告させていただきます。
 次に、守山駅西口の渋滞対策についてですが、以前より降雨時の通勤通学時間帯に渋滞が発生しており、早急な対策が必要であるとともに、今後、駅東口における再整備や企業誘致などによる駅利用者の増加が見込まれることから、その対応が必要であると考えております。
 このような中、令和5年度に実施した市民アンケートの調査結果や本年6月に議員の皆様から頂戴したご意見等を踏まえ、今後、まずは短期的に取り得る対策について、関係機関等と協議を進める中、考え方を取りまとめてまいります。
 また、補正予算でお願いしておりますが、短期的に取り得る対策を検討するにあたり、横断歩道を撤去する影響等について、社会実験による効果検証を行いたいと考えております。
 次に、DXの推進についてですが、現在、市民の利便性向上を目的に、「行かない窓口」の具体化に向けた作業を進めており、現時点で約6割の申請手続等が来庁いただかなくてもオンライン上で行える環境となっております。
 今後、利用頻度や年間利用件数の多い手続を中心に、順次オンライン化を進め、本年度末には約9割の手続がオンラインで行えるよう取り組みます。
 このことを前提として、市民の利便性をしっかりと確保しつつ、行政改革と職員の働き方改革の観点、さらには、働きたいと思ってもらえる職場環境づくりのため、全国的な事例も踏まえつつ、開庁時間の見直しについて検討を進めてまいります。
 詳細については、総務常任委員会協議会にて協議させていただきます。
 それでは、本日提出いたしました案件について、その提案理由をご説明申し上げます。
 まず、認定第1号から認定第9号までは、令和5年度の一般会計はじめ各特別会計、企業会計の決算の認定をお願いするものでございます。
 令和5年度の一般会計は、喫緊の諸課題に対応するため、計14回にわたり補正予算を措置し、決算については、歳入決算額が前年度決算額より34億2,000万円余減の381億5,000万円余、歳出決算額が前年度決算額より26億4,000万円余減の373億5,000万円余となりました。
 歳入面では、市税において、前年度と比較し、個人市民税および固定資産税の増収により、市税全体としては2億8,000万円余の増収で過去最高の税収となりました。
 一方、財産収入では、前年度のJR守山駅東口市有地の売却収入36億円余の皆減などによりまして、歳入決算額が前年度を大幅に下回る結果となりました。
 次に、歳出面では、国の物価高騰対策の交付金を活用し、学校園の給食食材費や介護・障害・保育事業所等への支援など、様々な物価高騰対策に取り組みました。
 そのほか、通院医療費助成に係る中学3年生までの対象拡大とともに、産婦健康診査費用の助成や子育て世帯への訪問支援の充実、さらには、喫緊の課題である保育園等の待機児童の緊急対策として、よしみ乳児保育園整備等のハード整備と民間園への保育士確保等の様々なソフト事業を組み合わせた取組を行いました。
 このほか、新庁舎整備や立入公園整備などの大規模事業にも計画的に取り組みました。
 結果、計画的な基金活用を行う中、実質収支は6億5,000万円余の黒字決算となり、基金現在高は、前年度比16億2,000万円余減の121億円余、地方債現在高は、前年度比3億3,000万円余増の358億7,000万円余となりました。
 令和5年度も、計画的に事業を進める中、市税の増収や必要最小限の基金活用などにより、おおむね健全な決算となりました。
 しかしながら、今後も人件費や扶助費などの義務的経費が増加傾向にある中、DX推進に係る経常的な物件費も増加が見込まれ、さらには、市民ホールや小中学校など老朽化の進む公共施設の改修等も控えていることから、現在進める企業誘致による税収確保等の歳入確保策を進めつつ、事業の見直し等の歳出削減を引き続き実施し、財政改革プログラムを厳守し、中期的な財政見通しを持ち、安定的かつ健全な行財政運営に努めてまいります。
 また、特別会計については、5つの会計全体で、歳入総額137億6,000万円余、歳出総額136億5,000万円余となりました。
 まず、国民健康保険特別会計決算では、令和5年度は1人当たり医療費が伸びたことなどにより、保険給付費が前年度比0.9%の増となったものの、国保税の税率を引き上げたことにより、前年度比で1億700万円余の増となり、また一般会計からの保健事業への繰入れに加え、国民健康保険財政調整基金を2,500万円取り崩したことなどにより、実質収支は2,100万円余の黒字となりました。一方で、前年度繰越金等を差し引いた実質単年度収支は2,900万円余の赤字となりました。
 なお、繰越金と基金残高の合計額は1億6,700万円余であり、滋賀県全体の国民健康保険の保険料水準統一の時期が、原則令和9年度となったことから、保険料水準統一の時期までの間、持続的で安定的な国保運営が行えるよう、今後も適切な国民健康保険税の設定を行うことが必要不可欠であると考えております。
 次に、介護保険特別会計決算では、令和5年度は第8期計画の最終年として、高齢者が住み慣れた地域で安心して生活を続けることができるよう、適正な介護保険事業の運営に努め、おおむね計画的に執行できました。決算としては、実質収支が7,400万円余の黒字となり、介護保険財政調整基金に3,800万円余の積立てを行い、基金残高が8億2,000万円余となりました。
 第9期計画につきましては、基金を活用する中、介護保険料を据え置くとともに、介護予防の推進、認知症対策や介護サービスの充実等により、生涯生き生きと暮らせるまち守山の実現に向け、地域包括ケアシステムをさらに進化させてまいります。
 なお、その他3つの特別会計についても、おおむね計画的な執行が図れたものと考えております。
 水道事業会計の決算では、昨年度に比べ電気代高騰の落ち着きによる経費の減少などにより、昨年度に比べ1,600万円余増の1億2,200万円余りの純利益となりました。
 施設管理では、適切な維持管理を行うとともに、配水管更新計画に基づき配水管の耐震化工事や水道施設電気機械設備更新計画に基づく水源地および配水場の設備更新工事などを進めました。
 現時点の経営状況は良好と言えるものの、給水件数の伸びの鈍化等により有収水量が伸び悩む一方で、物価高騰や防災・減災対策に伴う施設耐震化需要の高まりなど、水道事業の経営環境は一層厳しさを増しておりますが、今後も水道ビジョンの基本理念「いつでもおいしく飲める未来につなぐ守山の水」の下、安全・安心な水を安定的に供給するとともに、健全経営に努め、利用者目線に立った水道事業運営を行ってまいります。
 次に、下水道事業の決算では、コロナ禍以降の大口利用者の使用量減少などにより、前年度比1,100万円余減の670万円余の純利益となりました。
 下水道施設の維持管理・再整備としては、定期的な点検に基づいた修繕工事や維持管理の実施に加え、ストックマネジメント事業として、計画に基づく管路やマンホール蓋の点検・更新とともに、速野ポンプ場電気機械設備やマンホールポンプの更新を行いました。
 今後も、公共下水道事業第9期経営計画に基づき、下水道施設の老朽化対策や耐震化対策等を進め、安定かつ堅実な下水道事業運営を行ってまいります。
 次に、病院事業の決算では、一般会計からの繰入金を含む収益が4億700万円余、減価償却や起債の償還のほか、別館解体に伴う固定資産除却などの費用が5億3,000万円余となり、収支全体では1億2,000万円余の純損失となりました。
 また、病院の運営状況については、リハビリテーション専門職の知識・技術の向上を図ることで、最も高い施設基準である「回復期リハビリテーション入院料?」を維持する中、より質の高いリハビリテーション診療が行われております。
 これらの取組の結果、病床稼働率は89.9%と前年度よりも5.6ポイント増加し、令和5年度決算は約3億4,000万円の黒字となった旨の報告を受けております。
 今後も引き続き滋賀県済生会と連携し、安全で安心な医療の提供と市民の皆様に信頼され、頼りにされる公立病院として、地域の医療需要にお応えしてまいります。
 以上、令和5年度決算に係る説明とさせていただきます。後ほど各担当部長から補足説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
 また、各決算の認定にあたりましては、監査委員からご意見を賜っており、そのご意見を十分尊重させていただく中、今後の市政運営ならびに公営企業の健全経営に反映させてまいります。
 続きまして、予算案件でございます。
 議第43号は、令和6年度守山市一般会計補正予算(第2号)で、歳入歳出それぞれに5億1,300万円を追加し、補正後の予算総額を364億3,638万7,000円とするものです。
 主なものとしまして、総務費では、野洲川歴史公園サッカー場について、国スポ・障スポを控え、慢性的な駐車場不足を解消するため、新たな駐車場整備に係る費用の補正をお願いするものです。
 民生費では、民設民営による定員90人の新たな保育園の設置に係る整備補助金、および河西小学校区に民設民営の定員80人の新たな児童クラブ設置に係る民設放課後児童クラブ施設整備事業費補助金の補正、また、支給実績等を踏まえ、生活保護費の増額の補正をお願いするものです。
 農水産業費では、突発的な修繕等が発生した農業生産基盤整備への補助金の増額をお願いするほか、物価高騰で厳しい農業経営を支援するため、農業用燃油等価格高騰対策支援事業補助金等の補正をお願いするものです。
 土木費では、自治会要望等による道路舗装修繕や交通安全施設等の整備のほか、一般市道改良事業として生活道路の整備費等の増額の補正、また、市内の里中河川の改修費等の増額について補正をお願いするものです。さらに、JR守山駅西口渋滞対策として、ロータリー内の横断歩道の撤去による影響等について効果検証を行う社会実験に係る経費の補正をお願いするものです。
 教育費では、中学校体育館について、通常の授業や部活動に加え、避難所としての活用を想定し、熱中症対策として、守山南中学校、守山北中学校、明富中学校の3中学校の空調設備整備に係る設計費の補正、また、来年4月から市立幼稚園全園で外部搬入による給食の提供を開始するにあたり、業務委託に係る経費の債務負担行為および食器等の購入費の補正をお願いするものです。
 さらに、来年5月18日に開催を予定しているルシオール アート キッズフェスティバルの開催準備経費をお願いするものです。
 次に、債務負担行為の補正について、次年度以降の事務ならびに事業推進のための準備行為として、債務負担行為に係る補正の追加10事業をお願いするものです。
 以上が今回、一般会計にて補正をお願いさせていただく主な事業概要でございます。
 次に、議第44号は、令和6年度守山市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)で、県から交付される保険給付のための交付金等について、保険給付費等の実績に基づき精算を行うための返還金について補正をお願いするものです。
 次に、議第45号は、令和6年度守山市介護保険特別会計補正予算(第1号)で、保険事業勘定において、実績に基づき、国・県支払基金の介護給付費負担金等の超過分の返還金の補正をお願いするものです。
 次に、議第46号は、令和6年度守山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)で、被保険者の死亡・転出や所得更正による過年度保険料の減額変更等に伴う保険料の還付金の補正をお願いするものです。
 続きまして、条例案件でございます。
 議第47号は、建築基準法の一部改正に伴い、本市条例で手数料を定めている中間検査、完了検査等の根拠法に引用条項の条ずれが生じたため、必要な改正を行うものです。
 議第48号は、待機児童対策にあたって、吉身保育園本園の定員を超えた受入拡充や、今後、保育園の計画的な整備を予定しているため、暫定措置として開設していた吉身保育園分園を廃止することについて、必要な改正を行うものです。
 議第49号は、国民健康保険法の一部改正により、令和6年12月2日から被保険者証の発行が廃止されるため、被保険者証の返還に応じない者に対する過料に係る罰則規定を削除するものです。
 議第50号は、利用者の利便性の向上を図るため、守山市民運動公園屋外施設に係る照明の使用時間および利用料金について、必要な改正を行うものです。
 議第51号は、適正な都市機能と健全な都市環境を確保するため、笠原産業用地地区計画を策定し地区整備計画を定めることに伴い、当該地区整備計画で定めている建築物に関する制限について、その実効性を担保するため、必要な改正を行うものです。
 続きまして、人事案件1件でございます。
 議第52号は、守山市教育委員会委員の任命について、現委員である吉田郁雄委員の任期が、この9月末日をもって任期が満了となりますことから、再任の同意を求めるものでございます。
 吉田委員は、県内の金融機関で要職を務められ、長年、組織改革や人材の育成に携わられるとともに、退職後は公立大学法人滋賀県立大学の理事のほか、様々な要職を歴任されたことからも、豊かな見識と幅広い視野をお持ちの方です。今後ますます複雑・多様化する教育行政を力強く展開する上で適任であるため、引き続き再任をお願いするものです。
 次に、諮問案件2件でございます。
 諮問第2号および4号は、人権擁護委員の推薦について、人権擁護委員法の規定に基づき意見を求めるものでございます。中井英雄委員および今井知春委員が、この12月末日をもって任期が満了となりますことから、再任の同意をお願いするものです。
 両名様とも、人格・見識ともに高く、地域住民の信望も厚く、また人権擁護への造詣も深いことから適任と考えております。
 以上、本日提出いたしました案件についての提案理由とさせていただきます。
 なお、お許しを頂きまして、同じく送付をいたしております報告案件4件につきまして、その要旨をご報告申し上げます。
 まず、報告第14号は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、令和5年度の健全化判断比率等のご報告を、報告第15号および第16号につきましては、地方自治法の規定に基づき、一般財団法人守山野洲市民交流プラザおよび公益財団法人守山市文化体育振興事業団の令和5年度の決算について、報告するものです。
 報告第17号につきましては、令和6年7月5日に小島町地先で発生しました道路陥没による車両物損事故に関する和解と本市が支払うべき損害賠償金の額を委任専決処分により決定したことについて、地方自治法の規定により報告するものです。
 以上が報告案件でございます。
 何とぞ十分なご審議をいただきまして、しかるべきご賛同を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。ありがとうございました。
 
○議長(西村弘樹) 次に、認定第1号から認定第6号までの補足説明を総務部長に求めます。
 総務部長。
               〔総務部長 細谷修司 登壇〕
 
○総務部長(細谷修司) それでは、認定第1号から認定第6号までの一般会計および特別会計の令和5年度の決算について、ご説明を申し上げます。
 資料につきましては、07-06、令和5年度主要な施策の成果説明書のご準備をお願いいたします。
 まず、3ページの決算の概況をご説明申し上げます。2段落目でございます。
 令和5年度予算は、「子育てするなら守山!」「住むなら守山!」「働くなら守山!」「市民が主役の守山!」の4本柱で施策を展開できるよう、関連します事業に重点的に予算を配分する中、事業を執行してまいりました。
 そうした中で、令和5年度の一般会計決算といたしましては、次の段落にありますように、歳入のうち市税につきましては、個人市民税では納税義務者数の増等によります増、それから、固定資産税では大規模な工場建築の増等により、市税全体として増収となりました。結果、全体として昨年度比2億8,000万円余の増収となったところでございます。
 一方、財産収入におきまして、前年度のJR守山駅東口の市有地の売却収入36億円余の皆減などもありまして、歳入全体といたしましては、前年度と比較して34億2,000万円余の減となったところでございます。
 次に、歳出でございます。適正な執行に努めつつ、国の交付金を活用した様々な物価高騰対策の取組を実施いたしました。そのほか、通院医療費助成の中学3年生までの対象者拡大、産婦健診費用の助成などをはじめといたしました子育て支援の充実、また、喫緊の課題である待機児童の緊急対策といたしまして、よしみ乳児保育園整備等のハード事業、それから民間園の保育士確保支援等の様々なソフト事業を組み合わせた取組を行いました。さらに新庁舎整備、それから立入公園整備、北部図書機能・コミュニティ機能整備などを実施したところでございます。
 令和5年度の主な事業につきましては、4ページから9ページにかけて整理しておりますので、ご一読いただければと思います。
 次に、10ページまで進んでいただきまして、主な決算指標の表でございます。
 普通会計の主な決算指標等を表にしたものでございまして、まず、経常収支比率については93.3%となり、令和4年度決算より5.7ポイント悪化いたしております。これは、保育園等に係ります経費、それから通院医療費助成の対象拡大による子育て支援、それから障害福祉サービスの利用者増、生活保護費の増などによります扶助費の増。それから職員数の増と人事院勧告に基づく人件費の増が主な要因でございます。
 次に、この表の地方債現在高についてでございます。3億3,000万円余の増の358億7,000万円余でございます。これは、主に新庁舎整備に係る市債発行額の増加が要因でございまして、今後におきましても計画的な事業実施と市債発行に努めてまいります。
 また、基金残高につきましては、前年度に比べ16億2,000万円余り減少いたしまして、121億8,000万円余となりました。これは、旧都賀山荘の土砂等除去工事等に財政調整基金を、また、新庁舎整備や旧環境センターの解体工事等に公共施設整備基金を取り崩すなど、計画に基づいて、その上で必要最小限で基金を繰り入れたことによるものでございます。
 次に、同じページの中段の表、財政健全化法に基づく健全化判断比率でございますけども、実質公債費比率は前年度と比較いたしまして0.8ポイント改善の3.7%、将来負担比率については前年度の「比率なし」の「バー」から13.4%となりました。これは、新庁舎整備による地方債残高の増加、それと基金の取崩しなどが要因となってございます。
 その他の比率につきましては、昨年度と同様に黒字決算などの理由により、「比率なし」となってございます。また、先ほどの将来負担比率につきましても、国が示す基準を大幅に下回っているところでございまして、いずれの指標においても健全な状況を維持しているところでございます。
 そのページの下段から今後の財政運営での見込みを示してございます。先ほど述べましたように、本市の健全化判断比率など指標では健全ではございます。とはいうものの、毎年増加する義務的経費(人件費、扶助費、公債費)に加えまして、DX推進に係ります物件費の増加など、さらなる経常経費の増加が見込まれるところでございます。
 そのような中、課題であります市民ホールの大規模改修や教育施設等の長寿命化対策も進めていく必要がございます。引き続き第5次財政改革プログラム――令和4年度から令和7年度までの計画でございますが、これを遵守していく中、中長期的な視点を踏まえ、各事業の優先順位の見直しや存廃について議論を行い、さらなる歳出削減と歳入確保に向けた取組を進め、健全で自立した財政運営に努めてまいりたいと考えているところでございます。
 それでは、続きまして、会計別にご説明を申し上げます。
 12ページをお願いいたします。一般会計でございます。
 決算額は、歳入が381億5,879万9,000円、歳出が373億5,514万2,000円となり、歳入歳出差引き8億365万7,000円、そこから翌年度の令和6年度に繰り越すべき財源1億4,842万5,000円を差し引いた実質収支は6億5,523万2,000円黒字決算となりました。
 歳入歳出それぞれご説明申し上げますが、歳入に係ります内容は13ページ以降でございます。
 13ページの下段から説明してございますが、まず市税については、決算額143億5,704万6,000円で、対前年度比で2.0%の増収となってございます。これは先に申し上げましたとおり、個人市民税および固定資産税が増収となったことによるものでございます。
 次に、14ページの5段落目、地方交付税でございます。34億2,863万4,000円で対前年度4.2%の減となってございます。これは、保育に係る社会福祉費や介護に係る高齢者保健福祉費の増加等によりまして、基準財政需要額が増加いたしましたが、歳入面において市税が法人市民税、固定資産税の増加によって基準財政収入額が増加したため、交付税が減額したものでございます。
 次に、財産収入は、8,555万1,000円で、対前年度比97.7%の減となってございます。これは、先ほど申し上げましたとおり、前年度の駅東口市有地売却収入の皆減によるものでございます。
 次に、15ページ、繰入金でございます。19億9,477万9,000円で、対前年度比110.5%の増となりました。これは、先ほど申し上げましたとおり、新庁舎整備等への基金繰入れの増によるものでございます。
 次に、諸収入でございます。12億9,901万8,000円で、対前年度比23.8%の増となってございます。これは、受託事業収入で北消防署出張所建替整備事業受託金の増、それから雑入で中学校給食の通年化によります給食費の増によるものでございます。
 最後に、市債でございますけども、27億9,650万円で、対前年度比40.6%の減となりました。これは、新庁舎整備事業などの建設事業債の減少によるものでございます。
 続いて、歳出でございます。
 まず、16ページに目的別経費の内訳を示してございます。
 まず、決算額が増加した主なものは民生費で、対前年度比7.5%の増、商工費が対前年度79.7%の増、土木費が同じく35.9%の増、消防費が同じく28.7%の増、教育費が同じく7.1%の増となってございます。主な要因といたしましては、民生費は、電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金事業の皆増、それから乳児保育園整備事業の皆増、商工費は、旧都賀山荘等の土砂等除去事業による増、土木費は、立入公園整備事業や大門野尻線整備事業の増、消防費は、北消防署出張所建替整備事業の増、教育費は、河西小学校体育館長寿命化改修事業の増や中学校給食の通年化による増などでございます。
 一方、決算額が減少した主なものは、総務費が対前年度49.0%の減で、主な要因といたしましては、新庁舎整備事業の減、それから駅東口市有地の売却収入の基金積立の減によるものでございます。
 次に、性質別経費でございますけども、18ページの表をお願いいたします。
 まず、義務的経費でございますけども、小計の欄をご覧いただいて、対前年度比5.7%増の175億6,895万円となってございます。これは、電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援給付金、それから障害福祉サービス事業、福祉医療費助成事業の増などが主な要因でございます。
 次に、その他経費でございますけども、対前年度比58.1%減の27億7,895万9,000円となってございます。これは、先ほどから申し上げておりますとおり、前年度の駅東口市有地売却収入の基金への積立ての皆減が主な要因でございます。
 最後に、投資的経費でございますけども、対前年度5.0%減の70億5,156万円で、新庁舎整備事業の減によるものでございます。
 以上、一般会計の決算状況の説明とさせていただきます。
 続きまして、20ページからの特別会計の主なものについて、ご説明申し上げます。
 まず、国民健康保険特別会計でございますけども、歳入67億3,916万円余、歳出67億1,769万円余となってございまして、歳入歳出差引き2,147万円余の黒字となってございます。財政調整基金の年度末残高は、2,500万円を取り崩したことによりまして、1億4,615万円余となってございます。また、保険給付費については、1人当たり医療費の増等によりまして、前年度に比べて0.7%増の46億7,249万円となってございます。
 次に、21ページの土地取得特別会計でございますけども、河西小学校敷地用地売払い、それから立入公園代替地等の取得・売払い等を行いました。なお、基金の年度末残高は3億8,120万円余となってございます。
 次に、育英奨学事業特別会計でございますけども、貸与型は大学生等5人、それから高校生2人、また返還免除型は大学生等16人に奨学金を貸与いたしました。貸付残高は50人分で3,338万円余となってございます。なお、基金の年度末残高は8,452万円余となってございます。
 次に、介護保険特別会計でございます。保険事業勘定では、歳入58億2,442万円余、歳出57億4,958万円余で、歳入歳出差引き7,484万円余の黒字となってございます。また、財政調整基金に3,829万円余の積立てを行いまして、基金の年度末残高は8億2,873万円余となってございます。
 22ページの介護サービスの給付状況につきましては、令和5年度に特別養護老人ホームが80床開設、30床増床されたことなどもありまして、前年度と比較して給付費全体といたしまして4.9%増の52億9,805万円余となってございます。
 サービス種類別でございますけども、居宅サービスが対前年度3.9%増の23億4,812万円余、施設サービスが4.4%増の13億822万円余、また、地域密着型サービスが7.2%増の14億2,489万円余となってございます。
 最後に、23ページの後期高齢者医療事業特別会計でございます。歳入10億7,169万円余、歳出10億6,915万円余、歳入歳出差引き254万円余の黒字となってございます。
 以上、各特別会計決算の概要といたします。
 なお、24ページ以降に各会計の事業の詳細説明を掲載してございますので、ご確認いただきたいと存じます。
 以上、令和5年度一般会計決算ならびに各特別会計決算の補足説明とさせていただきます。
 
○議長(西村弘樹) 次に、認定第7号および認定第8号の補足説明を上下水道事業所長に求めます。
 上下水道事業所長。
             〔上下水道事業所長 沖田昌子 登壇〕
 
○上下水道事業所長(沖田昌子) それでは、認定第7号令和5年度守山市水道事業会計の決算の認定についての補足説明を行います。資料は07-03、令和5年度上下水道事業会計決算書です。
 4ページをお開き願います。よろしいでしょうか。最初は事業決算報告書です。各表、最上段の決算額を順次ご覧ください。令和5年度における収益的収入および支出は、収入16億345万3,075円、支出14億2,348万4,269円となりました。
 続く5ページ、資本的収入および支出は、収入4億1,830万円、支出8億6,255万892円。欄外記載のとおり、その差4億4,425万892円の不足額は、減債積立金、過年度分損益勘定留保資金および当年度消費税資本的収支調整額で補填いたしました。
 続いては、財務諸表です。
 まず、6ページ、損益計算書については一番右側の数字をご覧ください。上から順に、営業収支は3,400万2,497円の損失、営業外収支は1億4,741万1,908円の利益、これらを合わせた経常収支は1億1,340万9,411円の利益となりました。これに特別利益951万5,000円を加えた当年度純利益は、1億2,292万4,411円となりました。
 詳細は、23ページから26ページまでの収益費用明細書に付記しております。
 残る2つの数字につきましては、後ほど剰余金計算書にて説明します。
 次の7ページからは貸借対照表です。こちらも一番右側の数字をご覧ください。
 まず、資産の部については、上から順に、固定資産91億9,777万3,582円、流動資産12億1,824万2,775円、合計104億1,601万6,357円となりました。
 続く8ページは負債の部です。固定負債35億332万4,225円、流動負債6億5,303万9,779円、繰延収益21億9,904万6,012円、合計63億5,541万16円となりました。
 続く9ページは資本の部です。資本金32億3,202万2,564円、剰余金8億2,858万3,777円、合計40億6,060万6,341円となりました。
 負債と資本の合計は104億1,601万6,357円で、資産の合計と合致しております。
 次の10ページから11ページにかけては、貸借対照表等の財務諸表を調製する際の会計処理基準等を記載したものです。
 次の12ページは剰余金計算書です。表の最下段、当年度末残高をご覧ください。左から1列目の当年度末における資本金は32億3,202万2,564円、5列飛ばした7列目の資本剰余金合計は3億5,419万7,905円、3列飛ばした11列目――右から2列目でございます。の利益剰余金合計は4億7,438万5,872円となり、一番右端、これらを合わせた資本合計40億6,060万6,341円は、貸借対照表の資本合計と合致しております。
 2列戻って右から3列目、未処分利益剰余金をご覧ください。当年度の未処分利益剰余金は3億984万4,454円となりましたが、これは、この列の中ほどに記載の前年度からの繰越利益剰余金1億8,692万43円に、この列の下から2段目の当年度純利益1億2,292万4,411円を合計した額でございます。
 次の13ページは剰余金処分計算書です。一番右側の欄をご覧ください。最上段記載の当年度未処分利益剰余金、先ほど申し上げました3億984万4,454円については、1段飛ばした3段目、当年度純利益に相当する1億2,292万4,411円を「剰余金の処分等に関する条例」に基づき減債積立金に積み立て、最下段、残る1億8,692万43円を翌年度繰越利益剰余金といたしました。
 財務諸表については以上となります。
 残る14ページから最終41ページまでは、先ほど市長が説明いたしました事業概況等を記載した事業報告書のほか、各種明細、決算附属書類です。
 以上が、令和5年度水道事業会計決算の補足説明となります。
 引き続き、同じ資料により、認定第8号令和5年度守山市下水道事業会計の決算の認定についての補足説明を行います。
 44ページをお開き願います。よろしいでしょうか。44ページでございます。
 最初は、事業決算報告書です。各表、最上段の決算額を順次ご覧ください。
 令和5年度における収益的収入および支出については、収入22億9,940万4,515円、支出22億504万2,335円となりました。
 続く45ページの資本的収入および支出については、収入8億5,474万1,700円、支出17億4,701万8,667円。欄外記載のとおり、その差8億9,227万6,967円の不足は、減債積立金、過年度損益勘定留保資金、当年度損益勘定留保資金および当年度消費税資本的収支調整額で補填しました。
 続いては、財務諸表です。
 まず、46ページ、損益計算書については、一番右側の数字をご覧ください。
 上から順に、営業収支は3億7,880万6,811円の損失、営業外収支は3億7,261万4,598円の利益、これらを合わせた経常収支は619万2,213円の損失となり、これに特別利益1,293万2,637円を加えた当年度純利益は674万424円となりました。
 詳細は、63ページから66ページまでの収益費用明細書に付記しております。
 残る2つの数字につきましては、後ほど剰余金計算書にて説明します。
 次の47ページからは貸借対照表です。こちらも一番右側の数字をご覧ください。
 まず、資産の部は、上から順に固定資産313億4,929万5,411円、流動資産12億2,341万285円、合計325億7,270万5,696円となりました。
 続く48ページ、負債の部は、固定負債95億4,955万5,771円、流動負債18億9,097万5,833円、繰延収益117億8,087万1,127円、合計232億2,140万2,731円となりました。
 続く49ページ、資本の部は、資本金89億9,564万1,270円、剰余金3億5,566万1,695円、合計93億5,130万2,965円となりました。
 負債と資本の合計は325億7,270万5,696円で、資産の合計と合致しております。
 次の50ページから51ページにかけては、貸借対照表等の財務諸表を調製する際の会計処理基準等を記載したものです。
 次の52ページは剰余金計算書です。表の最下段、当年度末残高をご覧ください。
 左から1列目の当年度末における資本金は89億9,564万1,270円、5列飛ばした7列目の資本剰余金合計は3億4,892万1,271円、3列飛ばした11列目――右から2列目にあります。の利益剰余金合計は674万424円、一番右端のこれらを合わせた資本合計93億5,130万2,965円は、貸借対照表の資本合計と合致しております。
 2列戻って右から3列目、未処分利益剰余金をご覧ください。当年度の未処分利益剰余金は674万424円となりました。これは、この列の下から2段目の当年度純利益と同額となります。前年度から繰り越した利益剰余金はありません。
 次の53ページは剰余金処分計算書です。一番右側の欄をご覧ください。最上段記載の当年度未処分利益剰余金674万424円――先ほど申し上げた額でございますが、「剰余金の処分等に関する条例」に基づき、1段飛ばした3段目、全額を減債積立金に積み立てました。よって、最下段、翌年度に繰り越す利益剰余金はありません。
 財務諸表については以上となります。
 残る54ページから最終の85ページまでは、先ほど市長が説明いたしました事業の概況等を記載した事業報告書のほか、各種明細、決算附属書類です。
 以上で令和5年度下水道事業会計決算の補足説明を終わります。
 よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。ありがとうございました。
 
○議長(西村弘樹) 次に、認定第9号の補足説明を健康福祉部長に求めます。
 健康福祉部長。
              〔健康福祉部長 武内俊也 登壇〕
 
○健康福祉部長(武内俊也) それでは、認定第9号令和5年度守山市病院事業会計決算の認定につきまして、補足説明いたします。資料は07-04、令和5年度守山市病院事業会計決算書となります。
 まず、10ページをご覧ください。事業の概要でございます。
 守山市民病院は、平成30年4月より指定管理者制度を導入して以来、社会福祉法人恩賜財団済生会支部滋賀県済生会が病院運営を担い、その技術力とネットワークによる充実した医療サービスの提供に取り組んでいるところです。
 そのため、病院運営に係る会計処理については、済生会守山市民病院が行っており、この決算書には記載がございません。企業債の償還や今後実施予定の工事等に係る費用については、これまで同様に、本市が一般会計から病院事業会計に繰り入れた上で会計処理を行っておりますので、指定管理期間終了の令和15年3月末までは病院事業会計は存続いたします。
 令和5年度におきましては、複数の医科大学からの臨床指導により、専門職の知識・技術の向上に努めるとともに、最も高い施設基準である「回復期リハビリテーション入院料?」を維持する中、県下随一の回復期医療の拠点病院として、専門的で質の高いリハビリテーション診療が行われたところです。
 このことなどより、患者総数は昨年度より増加し、指定管理者制度導入以来、6年連続で黒字決算となった旨、報告をいただいております。
 令和5年度の損益ベースの収支については、収益は、一般会計からの繰入金や長期前受金戻入など4億700万円余、費用は、建物や機器の減価償却費や別館解体に伴う固定資産除却分の資産減耗費への計上など5億3,000万円余となり、この結果、1億2,000万円余の当年度純損失となりました。
 また、資本的収支については、収入は、企業債の元金償還に係る一般会計からの繰入金や企業債の発行などで2億8,000万円余、支出は、市民病院エレベーター棟改修工事や企業債の償還などで3億9,000万円余となりました。
 11ページには、議会議決事項等を記載しております。
 次に、決算報告書のご説明をいたします。3ページまでお戻りください。
 収益的収入および支出でございますが、金額は消費税および地方消費税込みでございます。決算額の欄になります。収入は4億715万2,373円、支出は5億2,470万4,555円となりました。
 次に、4ページになります。資本的収入および支出でございます。収入は2億8,185万5,298円であり、企業債の元金償還に係る一般会計からの繰入金や市民病院エレベーター棟改修に係る企業債の発行でございます。支出は、3億9,180万9,758円で、市民病院エレベーター棟改修工事ならびにそれに係る施工管理業務や企業債の償還でございます。
 次に、5ページでございます。損益計算書で金額は税抜きでございます。内容につきましては、先ほどの事業概要でご説明申し上げましたので、割愛させていただきます。詳細につきましては17ページ、18ページの収益・費用明細書に記載しておりますので、後ほどご確認いただければと存じます。
 次に、6ページの貸借対照表でございます。資産の部につきましては、1、固定資産で、土地建物など合計が32億6,926万7,547円、2、流動資産で、現金預金などが3億2,650万4,150円で、資産合計は35億9,577万1,697円となりました。
 次に、7ページ上段の負債の部です。3、固定負債が15億4,854万9,296円、4、流動負債が5億1,501万3,589円、5、繰延収益が7億6,829万624円、負債合計は28億3,185万3,509円となりました。
 そのまま、次に資本の部です。6、資本金が22億6,866万3,095円、7、剰余金はマイナス15億474万4,907円、差引きいたしますと資本合計は7億6,391万8,188円となりました。
 この結果、負債・資本の合計は35億9,577万1,697円となり、これは、6ページの資産合計と一致するものでございます。
 続いて、8ページにつきましては財務諸表に関する注記で、各種財務諸表を作成する際に採用した基準および手続などを記載しております。
 9ページをお願いいたします。9ページは剰余金計算書でございます。資本金および剰余金の発生額、ならびに処分額などを整理したもので、年度末残高につきましては、7ページの貸借対照表の数値と一致しております。
 下段の表は、欠損金処理計算書でございますが、当年度の欠損金処理はございませんでした。
 12ページ以降につきましては、固定資産明細、業務の実績や企業債明細などについて記載しております。
 以上、令和5年度守山市病院事業会計決算の補足説明とさせていただきます。
 
○議長(西村弘樹) 次に、認定第1号から認定第9号までの決算認定について、監査委員の審査結果の報告を求めます。
 監査委員。
               〔監査委員 馬場 章 登壇〕
 
○監査委員(馬場 章) それでは、令和5年度一般会計および各特別会計ならびに各公営企業会計の決算審査の結果について、ご報告申し上げます。
 まず、認定第1号令和5年度守山市一般会計歳入歳出決算について、申し上げます。
 地方自治法第233条第2項の規定に基づき審査に付された、令和5年度守山市一般会計歳入歳出決算書および附属書類ならびに財産調書について、関係諸帳簿、証拠書類等と照合し、計数の確認と併せて予算執行の適否および事務処理の合理性について審査した結果、その計数は正確であり、予算に基づき適正に執行されているものと認められました。
 次に、認定第2号から認定第6号までの令和5年度守山市各特別会計歳入歳出決算について、申し上げます。
 地方自治法第233条第2項の規定に基づき審査に付された、令和5年度守山市各特別会計歳入歳出決算書および附属書類ならびに財産調書について、一般会計と同様に審査したところ、その計数は正確であり、予算に基づき適正に執行されているものと認められました。
 また、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率の状況については、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率および将来負担比率の4指標のいずれについても、早期健全化基準を達成し、または下回り、良好な状態にありました。
 次に、認定第7号令和5年度守山市水道事業会計決算、認定第8号令和5年度守山市下水道事業会計決算および認定第9号令和5年度守山市病院事業会計決算について、申し上げます。
 地方公営企業法第30条第2項の規定に基づき審査に付された、令和5年度各事業会計の決算関係書類および決算附属書類について審査したところ、証拠書類および関係諸帳簿と照合した結果は、計数はいずれも正確であり、事務処理も適正であると認められました。なお、詳細については、お手元の意見書にて申し述べたとおりです。
 最後に、新型コロナウイルス感染症の法律上の位置付けが、昨年5月に5類に移行された後、国の示す景気動向は緩やかな回復傾向でありましたが、ここ最近では、「下げ止まりを示している」としているところであり、さらには、円安や原油価格がもたらす消費者物価の高騰などにより、市民生活や経済活動への影響が懸念されております。
 本市におきましても、昨年度に様々な物価高騰対策に取り組まれ、市民をはじめ学校園、福祉施設などへの迅速な対応を図られたところであり、さらには本市の喫緊の課題であった待機児童対策についてもスピード感をもって取り組まれ、また、ハード事業では、新庁舎、立入公園、北部図書館、伊勢遺跡史跡公園などの整備、ソフト事業では、子ども通院医療費助成の拡充、産婦健康診査費用助成など、市長就任1年目から活発な事業展開が見られました。
 今後においても、多様化・複雑化する住民ニーズを的確に捉え、財政規律を遵守するとともに、歳入の確保と歳出の適正な執行により、適切な事業展開に努めていただき、10年後、20年後を見据えた持続可能なまちづくりを目指し、市政の推進に邁進されることを期待するものであります。
 以上、令和5年度の各決算に係る報告といたします。
 
○議長(西村弘樹) 暫時休憩いたします。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
                  休憩 午前10時49分
                  再開 午前11時15分
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
  日程第4 議案質疑(議第52号ならびに諮問第2号および諮問第4号)
 
○議長(西村弘樹) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 日程第4、議第52号ならびに諮問第2号および諮問第4号を議題とし、議案質疑を行います。
 質疑はありませんか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(西村弘樹) ないようでありますので、これをもって議案質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議第52号ならびに諮問第2号および諮問第4号の諮問案件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(西村弘樹) ご異議なしと認めます。
 よって、議第52号ならびに諮問第2号および諮問第4号の諮問案件につきましては、委員会付託を省略することに決しました。
 ただいまの議第52号ならびに諮問第2号および諮問第4号についての討論を行います。
 討論はありませんか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(西村弘樹) ないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。
 それでは、議第52号ならびに諮問第2号および諮問第4号について、採決をいたします。
 まず、議第52号について、電子採決により採決いたします。
 本件は、原案のとおり同意することに賛成の諸君は賛成ボタン、反対の諸君は反対ボタンを押してください。
 それでは、採決を開始いたします。
               〔モニター表示 <採決中>〕
 
○議長(西村弘樹) 押し忘れはありませんか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(西村弘樹) なしと認め、これをもって採決を確定いたします。
 それでは、採決の結果を表示いたします。
                〔モニター表示 採決結果〕
 
○議長(西村弘樹) 賛成全員であります。
 よって、本件は原案のとおり同意することに決しました。
 次に、諮問第2号について、電子採決により採決いたします。
 本件は、異議なしと決することに賛成の諸君は賛成ボタン、反対の諸君は反対ボタンを押してください。
 それでは、採決を開始いたします。
               〔モニター表示 <採決中>〕
 
○議長(西村弘樹) 押し忘れはありませんか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(西村弘樹) なしと認め、これをもって採決を確定いたします。
 それでは、採決の結果を表示いたします。
                〔モニター表示 採決結果〕
 
○議長(西村弘樹) 賛成全員であります。
 よって、本件は異議なしと決しました。
 次に、諮問第4号について、電子採決により採決いたします。
 本件は、異議なしと決することに賛成の諸君は賛成ボタン、反対の諸君は反対ボタンを押してください。
 それでは、採決を開始いたします。
               〔モニター表示 <採決中>〕
 
○議長(西村弘樹) 押し忘れはありませんか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(西村弘樹) なしと認め、これをもって採決を確定いたします。
 それでは、採決の結果を表示いたします。
                〔モニター表示 採決結果〕
 
○議長(西村弘樹) 賛成全員であります。
 よって、本件は異議なしと決しました。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
  日程第5 決算特別委員会の設置および委員の選任
 
○議長(西村弘樹) 日程第5、決算特別委員会の設置および委員の選任を議題といたします。
 お諮りいたします。
 認定第1号から認定第9号までを審査するため、この際、9人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(西村弘樹) ご異議なしと認めます。
 よって、9人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置することに決しました。
 お諮りいたします。
 ただいま設置いたしました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、1番桝本花菜恵議員、7番田中均議員、8番川本航平議員、10番今江恒夫議員、11番田中尚仁議員、14番渡邉邦男議員、15番新野富美夫議員、16番小牧一美議員、17番筈井昌彦議員、以上9名を指名いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(西村弘樹) ご異議なしと認めます。
 よって、ただいま指名いたしました9人の皆さんを決算特別委員会の委員に選任することに決しました。
 なお、委員長および副委員長につきましては、本会議休憩中に決算特別委員会をお開き願い、互選の上、その結果を議長までご報告願います。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
  日程第6 議案上程(諮問第3号)
 
○議長(西村弘樹) 日程第6、諮問第3号を議題といたします。
 本件については、20番藤木猛議員の一身上に関する事件であり、地方自治法第117条の規定により除斥の対象となりますので、20番藤木猛議員の退席を求めます。
               〔20番 藤木 猛議員 退席〕
 
○議長(西村弘樹) 事務局長をして議件の朗読を願います。
 事務局長。
 
○議会事務局長(嶋本 昭) 朗読いたします。
 諮問第3号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて。
 以上。
 
○議長(西村弘樹) 市長より提案理由の説明を求めます。
 市長。
                〔市長 森中高史 登壇〕
 
○市長(森中高史) 今ほどは、人事案件の議第52号、また諮問案件として諮問第2号および第4号につきまして、同意等を賜り、誠にありがとうございました。
 それでは、ただいま上程いただきました諮問案件1件について、提案理由を申し上げます。
 諮問第3号は、人権擁護委員の推薦につきまして、人権擁護委員法の規定に基づき意見を求めるものでございます。
 藤木好美委員におかれては、任期が12月末日をもって満了となりますことから、再任の同意をお願いするものでございます。
 藤木委員は、人格・見識ともに高く、地域住民の信望も厚く、また人権擁護への造詣も深いことから、適任と考えております。
 以上、何とぞ十分なご審議をいただきまして、しかるべきご賛同を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げまして、提案理由とさせていただきます。
 
○議長(西村弘樹) 暫時休憩いたします。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
                  休憩 午前11時22分
                  再開 午前11時35分
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
  日程第7 議案質疑(諮問第3号)
 
○議長(西村弘樹) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 日程第7、諮問第3号を議題とし、議案質疑を行います。
 質疑はありませんか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(西村弘樹) ないようでありますので、これをもって議案質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております諮問第3号の諮問案件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(西村弘樹) ご異議なしと認めます。
 よって、諮問第3号の諮問案件につきましては、委員会付託を省略することに決しました。
 ただいまの諮問第3号についての討論を行います。
 討論はありませんか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(西村弘樹) ないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。
 それでは、諮問第3号について、電子採決により採決いたします。
 本件は、異議なしと決することに賛成の諸君は賛成ボタン、反対の諸君は反対ボタンを押してください。
 それでは、採決を開始いたします。
               〔モニター表示 <採決中>〕
 
○議長(西村弘樹) 押し忘れはありませんか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(西村弘樹) なしと認め、これをもって採決を確定いたします。
 それでは、採決の結果を表示いたします。
                〔モニター表示 採決結果〕
 
○議長(西村弘樹) 賛成全員であります。
 よって、本件は異議なしと決しました。
 諮問第3号の審議が終了いたしましたので、除斥となっておりました藤木猛議員の入場を許します。
               〔20番 藤木 猛議員 着席〕
 
○議長(西村弘樹) 20番藤木猛議員にお伝えいたします。
 諮問第3号については、異議なしと決しましたので、ご報告いたします。
 次に、先ほど設置いたしました決算特別委員会から、委員長、副委員長の互選の結果について、議長に届出がありましたので、ご報告をいたします。
 決算特別委員長、今江恒夫議員、副委員長、田中尚仁議員であります。
 お諮りいたします。
 明日5日、6日および9日から13日までの7日間は、議案熟読調査のため休会といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(西村弘樹) ご異議なしと認めます。
 よって、明日5日、6日および9日から13日までの7日間は、休会といたします。
 なお、7日、8日は市の休日のため休会であります。
 これをもって、本日の議事日程は全部終了いたしました。
 来る9月17日に本会議を再開し、個人質問を行います。
 本日は、これにて散会いたします。
 ご苦労さまでございました。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
                  散会 午前11時38分



 守山市議会会議規則第124条の規定により、下記に署名する。

                            令和6年9月4日


                     守山市議会議長  西 村 弘 樹


                     署 名 議 員  藤 原 浩 美


                     署 名 議 員  今 江 恒 夫