○(議事日程)
令和5年守山市議会12月定例月会議会議録(第4日)
1 議 事 日 程
第1 議案上程(議第130号および議第131号)
市長提出
提案説明
第2 議案質疑(議第130号および議第131号)
第3 委員会付託(議第130号および議第131号)
第4 常任委員長審査結果報告(議第106号から議第131号まで)
質疑、討論、採決
第5 会議案上程(意見書第7号から意見書第9号まで)
議員提出
提案説明
質疑、討論、採決
第6 特別委員長審査報告
2 本日の会議に付した事件
第1 議案上程(議第130号および議第131号)
市長提出
提案説明
第2 議案質疑(議第130号および議第131号)
第3 委員会付託(議第130号および議第131号)
第4 常任委員長審査結果報告(議第106号から議第131号まで)
質疑、討論、採決
第5 会議案上程(意見書第7号から意見書第9号まで)
議員提出
提案説明
質疑、討論、採決
第6 特別委員長審査報告
3 出席議員は次のとおりである。
1番 桝 本 花菜恵 2番 上 田 佐 和
3番 北 野 裕 也 4番 二 上 勝 友
5番 川 本 佳 子 6番 松 永 恵美子
7番 田 中 均 8番 川 本 航 平
9番 藤 原 浩 美 10番 今 江 恒 夫
11番 田 中 尚 仁 12番 西 村 弘 樹
13番 福 井 寿美子 14番 渡 邉 邦 男
15番 新 野 富美夫 16番 小 牧 一 美
17番 筈 井 昌 彦 18番 森 貴 尉
19番 高 田 正 司 20番 藤 木 猛
4 欠席議員は次のとおりである。
な し
5 会議に出席した説明員
市長 森 中 高 史
教育長 向 坂 正 佳
上記の者に委任または嘱託を受けた職員
副市長 福 井 靖
総合政策部長 山 本 毅
総務部長 細 谷 修 司
環境生活部長 木 村 勝 之
環境生活部理事 嶋 本 昭
健康福祉部長 小 川 靖 子
健康福祉部理事 高 橋 厳 擁
こども家庭部長 筈 井 亨
都市経済部長 川 瀬 正
都市経済部理事 山 本 哲 雄
上下水道事業所長 沖 田 昌 子
教育部長 飯 島 秀 子
財政課長 河 本 文 彦
6 会議に出席した議会事務局職員
局長 高 橋 和 也
次長 林 下 宜 史
書記 西 村 和 宏
書記 末 澤 暢 子
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再開 午前9時30分
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○議長(西村弘樹) 皆さん、おはようございます。
ただいま定足数に達しておりますから、令和5年守山市議会12月定例月会議を再開いたします。
日程に入るに先立ちまして、諸般の報告をいたします。
本日、市長より、予算案件1件、条例案件1件の計2件が追加提案されております。
次に、9番藤原浩美議員他2人から意見書第7号、5番川本佳子議員他2人から意見書第8号、16番小牧一美議員他2人から意見書第9号が提出されています。
よろしくご審議のほどお願いいたします。
以上で諸般の報告を終わります。
それでは、これより本日の会議を開きます。
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日程第1 議案上程(議第130号および議第131号)
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○議長(西村弘樹) 日程第1、議第130号および議第131号を議題といたします。
事務局長をして議件を朗読願います。
事務局長。
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○議会事務局長(高橋和也) 朗読いたします。
議第130号令和5年度守山市一般会計補正予算(第10号)、議第131号守山市使用料および手数料条例の一部を改正する条例案。
以上。
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○議長(西村弘樹) 市長より提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長 森中高史 登壇〕
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○市長(森中高史) おはようございます。
本日、追加議案を提出させていただきましたところ、早々に上程いただきまして、厚く御礼を申し上げます。
それでは、ただいま上程いただきましたその予算案件1件および条例案件1件について、提案理由をご説明申し上げます。
まず、予算案件、議第130号は、令和5年度守山市一般会計補正予算(第10号)で、歳入歳出にそれぞれ3億7,353万円を追加し、総額を371億6,342万9,000円とするものでございます。
国の物価高騰対策としまして、今年度、住民税非課税世帯に対し1世帯当たり3万円の給付金を支給したところでございますが、先月29日、国の補正予算の成立に伴いまして追加の支援策として、同じく住民税非課税世帯に対し1世帯当たり7万円を追加支給するもので、その支給に必要な経費の補正をお願いするものでございます。
次に、条例案件、議第131号は、戸籍法の一部を改正する法律の施行に伴い、本籍地以外の自治体窓口でも戸籍謄本等を取得可能とする広域交付制度および戸籍電子証明書の提供に係る識別符号の発行等が新たに開始され、来年3月1日から施行することとされたため、その手数料を定めるなどの必要な改正を行おうとするものでございます。
以上、何とぞ十分なご審議をいただきまして、しかるべきご賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げ、提案理由とさせていただきます。ありがとうございました。
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○議長(西村弘樹) 自席にて、暫時休憩いたします。
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休憩 午前9時35分
再開 午前9時35分
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日程第2 議案質疑(議第130号および議第131号)
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○議長(西村弘樹) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
日程第2、これより、ただいま議題となっております議第130号および議第131号について、議案質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(西村弘樹) ないようでありますので、これをもって議案質疑を終結いたします。
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日程第3 委員会付託(議第130号および議第131号)
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○議長(西村弘樹) 日程第3、議第130号および議第131号につきましては、お手元に配付いたしておきました議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
ただいまから暫時休憩いたしますので、休憩中に各常任委員会をお開き願いまして、付託議案の審査をお願いいたします。
暫時休憩いたします。
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休憩 午前9時35分
再開 午前10時05分
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日程第4 常任委員長審査結果報告(議第106号から議第131号まで)
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○議長(西村弘樹) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
日程第4、議第106号から議第131号までを一括議題とし、各常任委員長から審査結果の報告を求めます。
まず、総務常任委員長の報告を求めます。
総務常任委員長。
〔総務常任委員長 今江恒夫議員 登壇〕
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○総務常任委員長(今江恒夫) ただいま議長の指名をいただきましたので、総務常任委員会の審査結果をご報告いたします。
当委員会に付託を受けました案件は、議第106号令和5年度守山市一般会計補正予算(第9号)(分割審議)第1条歳入歳出予算の補正のうち歳入全部、歳出款2総務費、項1のうち目10、事業2、事業5および目20、第2条債務負担行為の補正、第3条地方債の補正、議第110号守山市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例案、議第126号指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第130号令和5年度守山市一般会計補正予算(第10号)(分割審議)第1条歳入歳出予算の補正のうち歳入全部。以上、予算案件2件、条例案件1件、その他の案件1件の計4件でありました。
本定例月会議休会中の去る12月8日の午前9時30分から、および本日、会議休憩中に当委員会を開催し、理事者側より、副市長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、慎重審議の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、総務常任委員会の審査結果の報告を終わります。
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○議長(西村弘樹) ただいまの総務常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(西村弘樹) ないようでありますので、次に文教福祉常任委員長の報告を求めます。
文教福祉常任委員長。
〔文教福祉常任委員長 田中尚仁議員 登壇〕
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○文教福祉常任委員長(田中尚仁) ただいま議長のご指名をいただきましたので、文教福祉常任委員会の審査結果をご報告いたします。
当委員会に付託を受けました案件は、議第106号令和5年度守山市一般会計補正予算(第9号)(分割審議)であり、第1条歳入歳出予算の補正のうち歳出款3民生費、款4衛生費、項1、款10教育費、第2条債務負担行為の補正、議第107号令和5年度守山市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、議第108号令和5年度守山市育英奨学事業特別会計補正予算(第1号)、議第109号令和5年度守山市介護保険特別会計補正予算(第3号)、議第111号守山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例案、議第112号守山市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例案、議第113号守山市特定教育・保育施設および特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案、議第118号指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第119号指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第120号指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第130号令和5年度守山市一般会計補正予算(第10号)(分割審議)であり第1条歳入歳出予算の補正のうち歳出全部。以上、予算案件5件、条例案件3件、その他の案件3件の計11件でありました。
今定例月会議休会中の去る12月11日の午前9時30分から、および本日、本会議休憩中に当委員会を開催し、理事者側より、副市長、教育長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、慎重審議の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、文教福祉常任委員会の審査結果の報告を終わります。
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○議長(西村弘樹) ただいまの文教福祉常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(西村弘樹) ないようでありますので、次に、環境生活都市経済常任委員長の報告を求めます。
環境生活都市経済常任委員長。
〔環境生活都市経済常任委員長 筈井昌彦議員 登壇〕
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○環境生活都市経済常任委員長(筈井昌彦) ただいま議長のご指名をいただきましたので、環境生活都市経済常任委員会の審査結果をご報告いたします。
当委員会に付託を受けました案件は、議第106号令和5年度守山市一般会計補正予算(第9号)(分割審議)第1条歳入歳出予算の補正のうち歳出款2総務費、項1のうち目10、事業3、目15、目18および項3、款4衛生費、項2、款6農水産業費、款8土木費、款9消防費、第2条債務負担行為の補正、議第114号守山市営住宅の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案、議第115号守山市道路占用料条例の一部を改正する条例案、議第116号守山市都市公園条例の一部を改正する条例案、議第117号契約の変更につき議決を求めることについて、議第121号指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第122号指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第123号指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第124号指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第125号指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第127号市道の路線の認定および廃止につき議決を求めることについて、議第128号和解および損害賠償額の決定につき議決を求めることについて、議第129号契約の変更につき議決を求めることについて、議第131号守山市使用料および手数料条例の一部を改正する条例案。以上、予算案件1件、条例案件4件、その他の案件9件の計14件でありました。
今定例月会議休会中の去る12月12日の午前9時30分から、および本日、本会議休憩中に当委員会を開催し、理事者側より、副市長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、慎重審議の結果、議第106号、議第114号から議第116号まで、議第121号から議第125号まで、議第127号から議第129号まで、および議第131号につきましては、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
また、議第117号につきましては、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、環境生活都市経済常任委員会の審査結果の報告を終わります。
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○議長(西村弘樹) ただいまの環境生活都市経済常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(西村弘樹) ないようでありますので、各常任委員長の審査結果の報告ならびに報告に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
発言通告書が提出されておりますので、16番小牧一美議員、15番新野富美夫議員の順位により順次発言を許します。
16番小牧一美議員。
〔16番 小牧一美議員 登壇〕
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○16番(小牧一美) それでは私は、議第117号契約の変更につき議決を求めることについて、反対の討論をさせていただきます。
この議案は、笠原産業用地造成事業の請負契約金額を1億4,500万円から108億円に契約の変更を求めようとするものです。
9月の議会で、笠原工業団地の事業推進費として5,000万円を計上し、かつ3年間で107億円の債務負担行為が計上されました。107億5,000万円の内訳は、用地取得費が約14億円、埋蔵文化財調査費に約12億円、第2工区からの負担金19億円を含む工事費が約75億円、測量調査費などに4.8億円、土地開発公社事務費に1.6億円を見込んでおり、今回、土地開発公社が調査や用地取得に取りかかるために、金融機関から資金の借入れに際し、守山市が107億5,000万円の債務保証を行うということが提案されました。
環境生活都市経済常任委員会で冒頭に、地域住民や周辺住民への説明があまりにも不十分という意見が出ました。自治体の仕事のやり方としての大前提となる住民合意と納得が得られないまま、この事業を進めることは問題だという意見でした。
今、米を作っても収益が上がらない日本の農業政策の中で、農業後継者は高齢化し、かつ減少し、田んぼを手放すことを歓迎する声が大きい、そういう状況の中で、地権者からは全員の同意を得ていると答弁がありましたが、地元や近隣に住まいする住民には十分な説明もないまま、この事業が進められることに納得が得られないという声が上がるのも当然です。
都市マスタープランで、ここに、笠原に、工業団地を整備するという計画はありません。しかも議会で十分な議論をしたとはいえ非公開で進められて、住民にとってはまさに寝耳に水の話です。主要道路とは、かけ離れていること、河西小、守山北中、守山北高の通学路でもあり、また朝晩の交通渋滞の心配や、何よりも法竜川流域の治水対策が何年も前から求められているのがこの地域です。40haもの田んぼを埋め立てて工業団地にすることへの不安を多くの住民が抱くのは当然です。
工業団地として開発を計画するのであれば、あらかじめ周辺住民への説明はもちろん、道路の拡幅を行うことや調整池を整備することや、長期計画を示した中で周辺環境への影響を十分に考慮して工業団地化の事業を行うことが大前提だと私は考えます。
また、今回、市が債務保証を行う107億5,000万円は、進出企業によって全額回収できるので、市の債務が増えるのは一時的であるという説明もありますが、今、日本全体の経済状況は建設経費の高騰など、現時点では大変、不確実な時代となっております。この点においても、107億円余の債務保証を守山市が行うことの不安は払拭することができません。
何よりも住民の納得と合意が後回しで市の思いばかりを前のめりに進める公共事業、こういうやり方は厳に慎んでいただきたい。そのことを指摘させていただいて、この議案には反対をさせていただきます。
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○議長(西村弘樹) 15番新野富美夫議員。
〔15番 新野富美夫議員 登壇〕
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○15番(新野富美夫) ただいま議長のお許しをいただきましたので、発言をさせていただきます。
前回の9月定例月会議におけます議第82号令和5年度守山市一般会計補正予算(第6号)の時の田中尚仁議員および渡邉議員の討論と重複する部分もございますが、私は今回の議第117号契約の変更につき議決を求めることについて、賛成の立場から討論いたします。
本市は、市制施行以来、一貫して人口が増加しているところですが、今後の少子高齢社会に対応するためにも、私は、若年層の定住条件を整備し、地元で働きたい方の意向に応えること、また、若年層にとって魅力ある就業の場を創出すること、また、新たな産業の導入を促進し、活力ある元気なまちづくりを目指していくことが重要であると考えております。
そうした中、本市では第2期地方創生プランにおいて、企業誘致を主要な施策として位置付け、また、都市計画マスタープランにおいても新たな産業用地の創出を速やかに行うことを計画の前提として、産業基盤の強化・拡大を課題として挙げるなど、議会も含め一定の議論が整った上で、現在まさにその具現化に向け取り組んでいるものと認識しております。
とりわけ今般の笠原地区産業用地の整備は、事業の特殊性から、各種情報の取扱いに細心の注意を払いつつ、これまで慎重に取組を進めてきたものであり、当然、守秘義務等の各種制限がある中、進出に強い関心を持つ企業と前向きに交渉していることは一定評価できるものと考えております。
しかしながら、当該事業の実現には、地権者を含む地元の皆様のご理解を得るのは当然のことであります。想定外では済まされないように、不確定要素を可能な限り排除すること、また、スピード感を持ちながらも丁寧に確実にその対策を検討し、産業用地開発による影響を最大限抑える必要があります。
例えば、通学路の安全対策、通勤車両や搬出入車両の増加による渋滞対策、農地の開発による調整池や一級河川法竜川の治水対策、工事中の騒音・振動等の対策など、課題は数多くあります。その一つ一つに丁寧に向き合うためにも、事前に慎重に必要な調査を実施し、地権者をはじめ周辺住民の方々に丁寧な説明をし、さらに適切な対策を講じる必要があります。
こうした課題を行政と議会が一丸となって解決し、企業が操業を開始した際には、新たな安定的な税収確保による施策の拡充、市民生活の向上、またその結果が活力ある地域づくりにつながるものと考え、私は議第117号の契約の変更につき議決を求めることについて、賛成するものであります。
以上、賛成討論といたします。
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○議長(西村弘樹) これをもって討論を終結いたします。
それでは、ただいま議題となっております各議案について、採決をいたします。
まず、議第117号について、電子採決により採決いたします。
本件に対する環境生活都市経済常任委員長の報告は「可決」であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタン、反対の諸君は反対ボタンを押してください。
それでは、採決を開始いたします。
〔モニター表示 <採決中>〕
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○議長(西村弘樹) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(西村弘樹) なしと認め、これをもって採決を確定いたします。
それでは、採決の結果を表示いたします。
〔モニター表示 採決結果〕
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○議長(西村弘樹) 賛成多数であります。
よって、議第117号は環境生活都市経済常任委員長の報告のとおり決しました。
次に、議第106号から議第116号まで、および議第118号から議第131号までについて、一括採決いたします。
本件に対する各常任委員長の報告はいずれも「可決」であります。
本件は、各常任委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(西村弘樹) ご異議なしと認めます。
よって、議第106号から議第116号まで、および議第118号から議第131号までについて、各常任委員長の報告のとおり決しました。
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日程第5 会議案上程(意見書第7号から意見書第9号まで)
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○議長(西村弘樹) 日程第5、意見書第7号から意見書第9号までを議題といたします。
事務局長をして議件を朗読願います。
事務局長。
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○議会事務局長(高橋和也) 朗読いたします。
意見書第7号パレスチナ自治区ガザへの攻撃中止と即時停戦を働きかける外交努力を求める意見書、意見書第8号介護保険利用料の2割負担対象者拡大をやめることを求める意見書、意見書第9号2025年大阪・関西万博の中止を求める意見書。
以上。
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○議長(西村弘樹) まず、意見書第7号について、提出者から提案理由の説明を求めます。
9番藤原浩美議員。
〔9番 藤原浩美議員 登壇〕
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○9番(藤原浩美) それでは私は、意見書第7号、パレスチナ自治区ガザへの攻撃中止と即時停戦を働きかける外交努力を求める意見書を提案させてもらいます。
この意見書については、賛同者として小牧一美議員、川本佳子議員の賛同を得ています。
パレスチナ自治区ガザへのイスラエルの攻撃に対して、多くの子どもが犠牲になっているだけでなく、ガザ地域での劣悪な住環境の中、支援に当たっている国連職員の方もたくさん亡くなっているということです。1週間の休戦はありましたが、さらに休戦後は南地域への攻撃など始まって大変悲惨な状況になっています。こうした状況を少しでも早く食い止めるために、ぜひ皆さんの賛同をお願いいたします。
それでは、意見書を読ませていただきます。
パレスチナ自治区ガザへの攻撃中止と即時停戦を働きかける外交努力を求める意見書
イスラエル軍によるパレスチナ・ガザ地区への大規模攻撃は、ガザ北部だけなく南部地域までにおよび、病院、救急車などを無差別に攻撃している。ガザでの犠牲者は1万人を超え、うち4割は子どもと報じられている。ジェノサイド(集団殺害)の深刻な危機に直面している。
今回のガザ危機の直接の契機は、ハマスによる国際法違反の民間人への無差別攻撃にある。こうした事態が起こった背景には、イスラエルが1967年以来ヨルダン川西岸とガザ地区を占領下におき、住民の強制排除を行いながら入植を拡大してきたこと、ガザ地区に対しては2007年以来封鎖政策をとり、「天井のない監獄」と呼ばれる非人道的状態をつくりだしてきたこと、たびたびの空爆によって多くのパレスチナ人を犠牲にしてきたことがある。ハマスによる民間人殺害や拉致は国際法違反であり、人質を直ちに解放しなければならないが、イスラエルが、ハマスの攻撃に対する「自衛権」をたてに圧倒的な軍事力を行使した報復とガザでのジェノサイドを行うことは、どんな理由でも正当化できない。
ガザの深刻な人道的危機を打開するためには、イスラエルがガザ攻撃を即時中止するとともに、双方が少なくとも人道的休戦を求めた国連総会決議を順守した行動をとり、即時停戦のための交渉のテーブルにつくことが必要である。そのための行動を緊急にとることが日本を含む各国政府と国際機関に求められている。
よって政府においては、イスラエルに対しガザ攻撃を中止するよう求め、ハマス・イスラエル双方に即時停戦を働きかけることを求める。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和5年12月14日
滋賀県守山市議会議長 西村弘樹
内閣総理大臣、外務大臣 宛
皆さんのご賛同をぜひよろしくお願いいたします。
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○議長(西村弘樹) 次に、意見書第8号について、提出者から提案理由の説明を求めます。
5番川本佳子議員。
〔5番 川本佳子議員 登壇〕
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○5番(川本佳子) それでは私は、意見書第8号介護保険利用料の2割負担対象者拡大をやめることを求める意見書を、提案者として報告いたします。
提案者、川本佳子、賛同者、小牧一美、そして賛同者、藤原裕美、各議員から賛同を得ております。
それでは、本文の朗読をさせていただきます。
介護保険は施行から23年を経過したが、必要なサービスを利用できない実態が広がるなど、制度の改悪が繰り返されている。このような中、厚労省は、原則1割負担の利用料を2割負担とする対象者を拡大しようとしている。
社会保障審議会部会では結論を2度先送りされてきたが、12月7日、委員から慎重意見、反対意見が大勢を占める中、部会での議論を打ち切った。このまま負担増となれば、早くて令和7年8月から施行されることになる。
現行では年金収入などが「年280万円以上」の人が利用料2割負担となっているが、その基準額を「年190万円以上」から「年270万円以上」までの9つのケースを試算し、その基準額は政府が決めるとしている。仮に、「年190万円以上」の基準に拡大されれば、給付額は800億円の削減となり、対象者の2人に1人が負担増になることになる。利用料が倍加する人が相次ぎ、ますます利用控えが増加することになりかねない。
政府は少子化対策の財源確保を口実に正当化しようとしているが、高齢者の暮らしは、年金収入はほとんど増えず、物価も高騰し、生活が苦しくなるばかりである。介護保険料は上がっているのに、その上利用料負担も増やすことは、高齢者のくらしを苦しめ、老後の安心を得ることが出来ない。
政府におかれては、介護保険制度の改悪、とりわけ、利用料の2割負担対象者の拡大をやめることを強く求める。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和5年12月14日
滋賀県守山市議会議長 西村弘樹
内閣総理大臣、厚生労働大臣 宛
介護保険事業全体は22年間ずっと黒字です。財源はあるのに給付削減や負担増を進めようとしています。目の前に迫っているこの制度改定を何としてもやめさせたいです。守山市議会の総意として、この意見書を国に上げていただきたく、皆様のご賛同をどうかよろしくお願い申し上げます。
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○議長(西村弘樹) 次に、意見書第9号について、提出者から提案理由の説明を求めます。
16番小牧一美議員。
〔16番 小牧一美議員 登壇〕
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○16番(小牧一美) それでは私は、意見書第9号2025年大阪・関西万博の中止を求める意見書を提案させていただきます。
提出案は私、小牧一美、賛成者として市議会議員、藤原裕美議員、それから川本佳子議員の賛同をいただいております。
2025年の4月から10月に大阪市夢洲で開催が予定されている大阪・関西万博の準備が大変遅れております。万博会場の建設費は、2018年の誘致決定時は1,250億円を見込んでいたんですが、資材費の高騰や施設計画の変更などを理由に、2020年12月には1,850億円に増額をされまして、そして今回、精査の結果、資材費や人件費の高騰などを理由に、さらに500億円の増額となって2,350億円となることが明らかになりました。
政府が出展するパビリオン「日本館」の建設費に、さらに国費の負担が800億円余りとなることも明らかになっているんです。
夢洲は元々、産業廃棄物等、浚渫土砂などで造られた人工島でありまして、ここに建設物を建てる前提になっておりません。地盤は極めて軟弱でして工事が難航する要因となっています。工事関係者から、もう完成が間に合わないと指摘もされております。
しかも、土壌にはダイオキシンやヒ素、PCBなどの汚染物質が含まれて、汚染液状化対策も必要となってきます。地震などの際には、汚染物質が染み出すおそれもあり、また島への出入り口が限定をされていまして、来場者の大混乱が予想されます。災害時、夢洲へのルートである夢舞大橋と、夢咲トンネルが閉鎖をされるようなことになれば、1日の来場者とされる20万人から30万人が避難できない。こういう危険もあります。
カジノを中核とする総合型リゾート(IR)予定地には、軟弱地盤の対策費として大阪費が788億円もの支出を決めていて、同様に万博後の敷地でも同額程度の費用が必要となるとされています。さらに、地盤沈下が起これば、費用負担は雪だるま式に膨れ上がるということです。
今、夢洲へのアクセスのための鉄道建設や下水道整備など万博関連事業の全体像は、判明しているだけで8,600億円に上ると言われておりまして、今後さらに増加するとも言われています。
しかも、これだけの費用をかけながら、万博が終わったらパビリオンも大屋根も全て撤去します。しかし、カジノを中核とする総合型リゾート(IR)は営業を続けるということでして、つまりカジノのために日本国民のお金、何千億円という税金をかける。こんな税金の使い方を認めることができません。
今、多くの国民から、こんな大金を使ってまで万博を開催する必要があるのかという声、もうこれは大阪だけではなくて全国に広がっております。今、事業を止めないと、さらに事態が深刻化して、さらなる大きな財政負担を強いられることになります。無理を重ねて万博を強行しても、かえって世界に対して日本の信用を失墜させることになりかねない。
今、万博の中止を決断した場合、補償上限額は4月までに決断すれば349億円と言われておりますが、それを過ぎれば、補償額が835億円に倍増します。傷の浅いうちに勇気を持って中止の決断をすべきだと思うんです。
ぜひ守山市議会として政府に対して、勇気を持って2025年大阪・関西万博の中止を決断することを意見表明したいと思っております。内閣総理大臣と外務大臣宛てに、ぜひこの意見書を提出させていただきたい。皆様の賛同をいただきますように、どうぞよろしくお願いいたします。
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○議長(西村弘樹) 暫時休憩いたします。
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休憩 午前10時44分
再開 午前10時50分
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○議長(西村弘樹) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
ただいま議題となっております意見書第7号から意見書第9号までに対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(西村弘樹) ないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております意見書第7号から意見書第9号までについては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(西村弘樹) ご異議なしと認めます。
よって、意見書第7号から意見書第9号までについては、委員会付託を省略することに決しました。
これより討論を行います。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(西村弘樹) ないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。
ただいま議題となっております意見書第7号から意見書第9号までについて、採決をいたします。
まず、意見書第7号について、電子採決により採決いたします。
本件は、原案のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタン、反対の諸君は反対ボタンを押してください。
それでは、採決を開始いたします。
〔モニター表示 <採決中>〕
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○議長(西村弘樹) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(西村弘樹) なしと認め、これをもって採決を確定いたします。
それでは、採決の結果を表示します。
〔モニター表示 採決結果〕
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○議長(西村弘樹) 賛成少数であります。
よって、本件は否決いたしました。
次に、意見書第8号について、電子採決により採決いたします。
本件は、原案のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタン、反対の諸君は反対ボタンを押してください。
それでは、採決を開始いたします。
〔モニター表示 <採決中>〕
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○議長(西村弘樹) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(西村弘樹) なしと認め、これをもって採決を確定いたします。
それでは、採決の結果を表示します。
〔モニター表示 採決結果〕
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○議長(西村弘樹) 賛成少数であります。
よって、本件は否決いたしました。
次に、意見書第9号について、電子採決により採決いたします。
本件は、原案のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタン、反対の諸君は反対ボタンを押してください。
それでは、採決を開始いたします。
〔モニター表示 <採決中>〕
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○議長(西村弘樹) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(西村弘樹) なしと認め、これをもって採決を確定いたします。
それでは、採決の結果を表示します。
〔モニター表示 採決結果〕
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○議長(西村弘樹) 賛成少数であります。
よって、本件は否決いたしました。
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日程第6 特別委員長審査報告
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○議長(西村弘樹) 日程第6、子育て支援対策特別委員長、まちづくり対策特別委員長および議会改革・広報広聴特別委員長より審査報告の申出がありますので、これを許します。
まず、子育て支援対策特別委員長。
〔子育て支援対策特別委員長 藤原浩美議員 登壇〕
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○子育て支援対策特別委員長(藤原浩美) それでは私は、11月20日、子育て支援対策特別委員会が行われ、それについて報告させてもらいます。
待機児童対策と地域子育て支援拠点事業について説明を受けました。
まず、待機児童対策について、今までも待機児童対策に努めてきたが、今年4月に82人の待機児童が発生した。令和6年度4月には、よしみ乳児保育園、今宿に小規模保育所を開園し、62人定員が増える予定であるが、次年度入所申込者数は昨年同時期より57人増えており、今年度と同様の待機児童となる可能性が出てきた。国において、誰でも通園制度の検討がされている上に、守山市は出生数、人口も増え続けており、保育ニーズの高さが今後も予想される。
ハード整備とソフト事業を継続的に進め、令和9年度、待機児童解消を目指していきたいということで、ハード面においては、保育ニーズの高い守山学区、吉身学区の駅東口の駅近くと、河西学区において、定員50人程度の乳児保育園、定員90人程度の保育整備を予定している。令和6年度以降の早期開園を目指して、今年度から令和8年度にかけて整備を進めていく。
また、ソフト事業としては、保育士確保・定着化の拡充を進めていくとともに、ニーズの高い幼稚園給食の実現、預かり保育の時間と機関の拡充をしていく。幼稚園給食は令和7年度より2園から開始し、市内全園で拡充する予定である。
この説明に対して、委員からは、住宅開発の状況、人口推計を見据えた適切な保育施設の整備、また、当分、待機児童が改善されないという状況で、国や県からの支援やアドバイスはどうなっているのか。スピード感を持つ対応をする必要があるのではないか。幼稚園給食の幼稚園教諭への負担軽減などについて質問や意見があり、対応について回答がありました。
次に、地域子育て支援拠点事業について説明を受けました。
本市では、カナリヤ保育園内にて地域子育て支援センター、ほほえみセンターでは、ほほえみサロンを、地域子育て支援事業として今、実施しています。コロナの影響による孤立、乳幼児健診から保護者を取り巻く課題や、ほほえみサロン利用者の声などから、気軽に利用できる場所や相談の場として、子育て支援拠点施設の充実の検討が必要であるということです。
そこで、他市の状況と課題を参考に、子育て親子が気軽に立ち寄れ、より身近な場所に支援拠点を設けていきたいということです。
今後の充実方向としては、1つ目に、利用しやすい場所として、駅周辺と整備後の平和堂、北部では幼稚園、商業施設など利用しやすい施設、駐車場の確保などを条件として検討していく。2つ目に、事業の充実として、保護者の交流の場や息抜きができる事業、個別ニーズに応じた相談支援体制や学びの場、また子育てサークルや、地域などの多様な人材の子育て事業への支援と連携、またSNS等を活用し、情報発信の強化を図っていくということです。
まずは、令和7年度新施設の開設3か所、ほほえみセンターの指定管理を更新し、子育て支援拠点施設の充実を進めていくということです。
委員からは、それぞれの整備の方向に対する具現化に対して確認する質問、意見がありました。
以上、子育て支援特別委員会の報告をさせていただきます。
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○議長(西村弘樹) 次に、まちづくり対策特別委員長。
〔まちづくり対策特別委員長 新野富美夫議員 登壇〕
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○まちづくり対策特別委員長(新野富美夫) ただいま議長のご指名をいただきましたので、去る11月20日に開催しましたまちづくり対策特別委員会の報告をいたします。
初めに、改選後初めて設置されたこの特別委員会では、守山駅東口・西口および周辺のまちづくりの課題に向け、集中的に調査研究してまいります。
さて、今回の委員会は、新しい委員もおられることから、これまで検討を重ねてきた経過を各担当課より説明いただきました。
まず、協議事項1点目は、守山駅東口在り方検討について説明を求めました。
説明では、昨年度までに守山駅東口再整備基本構想をまとめ、今年度は、基本構想を基に、守山駅東口再整備基本計画の策定に取り組んでいるとのことでした。また、これまで市民等を対象のアンケート調査、周辺自治会等を対象のワークショップ、交通事業者へのヒアリングを実施し、そうした結果を踏まえ、駅東口の現状把握等、課題整理として大きく3つに分けて課題をまとめたとのことでした。
委員からは、今回の計画で費用対効果を考えた時、もう少しエリアを広げた計画を考える必要がある。交通渋滞の対策としての道路整備が必要ではないか。また、ペデストリアンデッキの案もあるが、費用負担の責任の所在も含めどうなるのかとの意見がありました。担当課からは、まだ構想段階であるので、これから協議させていただく。また、駅東西の行き来をどうするかが大きな課題となっているとのことでした。
次に、2点目の守山駅西口渋滞対策についてと、3点目の守山駅周辺の官民連携のまちづくりの説明を求めました。
渋滞対策では、これまでの混雑状況の要因および対策の具体策8までの説明、今後の取組として、実効性があって効果の高い施策を検討していくために、緑地公園や市営駐車場、また、東口との機能分担や自転車・歩行者などの行き来の強化の連携など、今後の在り方について協議をしていくとのことでした。
次に、駅周辺の官民連携まちづくりでは、現在進行中の民間のまちづくり4事業の説明がありました。その中で、平和堂守山店建替事業の進捗状況の説明があり、完成後は一部の床を市が賃借し、子育て支援機能の導入に向け、調整しているとのことでした。
委員からは、渋滞対策で市営駐車場の拡充の必要はあまり感じられない。駅前の緑地は残してもらいたい。さらには、バス降り場側の一般車両の乗り入れを工夫できないか、また、民間のまちづくりの動きがあれば、その都度、報告願いたいなどの意見がありました。
次に、報告事項として、駅東口における施設整備に関する状況報告では、れんが片除去工事は予定どおり進んでおり、今月22日に村田製作所へ土地を引き渡すということでした。
次に、新都賀山荘整備について、2階建ての建築工事期間が今月から来年の令和6年の6月を予定されており、別棟平家の整備については調整中との報告がありました。また、財団への土地の賃貸借については、事業用定期借地権設定による土地賃貸借契約を締結するとのことでした。また、公益性が認められる部分については賃貸料を減額すると報告がありました。
最後に、今後の当委員会といたしましては、特に駅東口再整備計画については、他市の事例も参考にしながら、基本構想に沿っての計画案を作成する中で、周辺のまちづくり等、費用対効果を考えた上で議論を深めてまいります。併せて、西口渋滞対策についてもスケジュール感を持って協議していきたいと考えています。
以上、まちづくり対策特別委員会の報告といたします。
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○議長(西村弘樹) 次に、議会改革広報広聴特別委員長。
〔議会改革・広報広聴特別委員長 藤木 猛議員 登壇〕
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○議会改革・広報広聴特別委員長(藤木 猛) ただいま議長のご指名をいただきましたので、議会改革・広報広聴特別委員会の報告をいたします。
今回の委員会は、全て初めてでございました。そして、初めて議員になられた方々も多数いらっしゃいましたので、議会改革というのは底がない。そして、過去のことをしっかり認識してからでないと、なかなか次のステップに進むことができないということがございますので、議会基本条例を策定した当初からの経過を、私のほうからご説明をさせていただきました。
その資料につきましては、皆さんのその何というかな、それですわ、それ。それに見れるようになっておりますので、ぜひご覧いただきたいと思いますし、1つ確認をさせていただいたのは、議会改革については、それぞれ議員一人一人の個人の身分に関わる部分も多数出てまいりますので、基本的に全会一致でしか物事は進めていかないですよということを確認をさせていただきましたし、これから前期に積み残した部分について、しっかりと議論をしていくというところで終わっております。
そしてもう一つは、今回から(「前期から」に発言訂正あり)議会改革・広報広聴特別委員会となっております。その広報広聴の部分と、議会改革の部分をやはりしっかり分離をさせて議論していくべきやろうという話も出ておりますので、どのように分離をしていくのか、そしてまた、今現在もやっていただいておる議会だよりの編集委員会等々と、どういうふうに接点を持っていくのか、そのことについても今後議論をしていくというところで、今回の委員会を終了させていただいております。
そして、何よりも4年に一度しか配られませんけれども、先例集が必ず皆さんのお手元に配付されていると思いますけれども、そこに大きく包含して書かれてございますので、そこを確認した中で、今後どのような議会をつくっていくのか。そして守山として、どの辺りまで話を進めていくのかということをしっかりと議論してまいりたいと思いますので、皆様のご協力のほど、よろしくお願いを申し上げて、議会改革・広報広聴特別委員長としての報告とさせていただきます。
前期からでした。すみません、訂正をいたします。広報広聴が包含されたのは前期からでございまして、人数が増えております。以上、申し添えて報告といたします。ありがとうございました。
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○議長(西村弘樹) 以上で、各特別委員会の審査報告を終わります。
以上で、本定例月会議に付議されました案件の審査は全部終了いたしました。
この際、市長から発言の申出がありますので、これを許します。
市長。
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○議長(西村弘樹) 市長。
〔市長 森中高史 登壇〕
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○市長(森中高史) 議長のお許しを賜りましたので、令和5年守山市議会12月定例月会議の終了にあたりまして、一言御礼のご挨拶を申し上げます。
去る11月22日から23日間にわたり、令和5年守山市議会12月定例月会議を滞りなく開催いただき、特に新任議員の皆様におかれては、初の定例月会議で戸惑うところもあったかと存じますが、提案させていただきました議案につきまして、慎重かつ十分なるご審議を賜り、全て原案のとおり可決を賜りましたことに対しまして、衷心より厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。
この間、頂戴いたしましたご意見、ご提言につきましては、真摯に受け止め、その意向を十分踏まえる中、今後の市政運営に反映してまいります。
とりわけJR守山駅東口における新施設整備については、旧都賀山荘における汚染土砂等の除去工事を終え、来週22日に株式会社村田製作所に土地を引き渡す予定としており、その後、同社が2月から建設工事に着手されると伺っております。
そうした中、同社との連携構築、地域貢献の具現化に向けましては、企業立地に関する基本協定書に基づき、地域防災への協力体制やSTEAM教育の実施をはじめ地域の発展につながるよう、継続的かつ積極的に取り組むべく、本市の体制も整えてまいります。
また、笠原産業用地造成事業につきましては、市土地開発公社に事業委託する中、今後、用地取得をはじめ各種調査・設計等が本格化してまいります。事業推進にあたりましては、周辺にお住まいの皆様にしっかりと寄り添い、丁寧に説明していくとともに、課題の一つ一つに職員一丸となってしっかりと取り組んでまいります。
さらに、国・県による子育て支援策として制度化されました産前産後の国保税免除や福祉医療費助成対象者の拡大等の支援制度、また、物価高騰対策としての住民税非課税世帯への給付金の追加支給については、早急に準備を整え、市民の皆様の生活を支えてまいります。
さて、新年度の予算編成につきましては、先月末に各部局から予算要求書の提出を受け、また、議員の皆様から様々な予算要望をいただき、現在、財政課において各課と議論を重ねているところであり、議会の皆様には年明け早々に、財政課長段階での査定状況をご報告させていただく予定としております。
この秋、スポーツにおいて、本市出身の選手が国際舞台や全国の舞台で輝かしい成績を収められました。中国杭州で開催されましたアジアパラ競技大会の水泳競技では、南井瑛翔さん、井上舞美さんが金メダルを獲得されました。また、鹿児島県で開催された国民体育大会では、西田有里さんが陸上競技少年女子A800m、これを2連覇されるとともに、全国障害者スポーツ大会の水泳競技では、大西航さんが2種目で優勝されました。
この輝かしい成績を収められた4名の皆様に対し、その栄誉をたたえるため、12月20日に守山市スポーツ栄誉賞を授与いたします。今後においても、ますますのご活躍を期待するとともに、身近なアスリートの活躍を通じまして「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025」の機運醸成を図ってまいりたいと考えております。
次に、今週末でございますが、17日には、守山市スポーツ協会主催で、ほたるのまち守山ハーフマラソンの後継となります、びわこ地球市民の森リレーマラソンが開催されます。第1回目となる本大会には、キッズランの部104名、リレーマラソンの部74チーム436名が参加される予定です。大会においては、様々なお楽しみイベントも企画されております。
また、同じく17日には、恒例の冬の風物詩もりやまいちが開催されます。今年も旧中山道守山宿一帯に加えまして、銀座西交差点から泉町交差点までの区間をエリアとしまして、午前10時から午後3時まで、エイサーや兵主太鼓の演舞、高校生による三味線の演奏、また、餅まきですとか市内中学生による商い体験、またキッチンカーマルシェなど、実行委員会の皆様のご尽力により盛りだくさんの内容で開催されます。
また、今回、新たな試みとしまして、守山市ボランティア観光ガイド協会とのコラボによりまして、「守山宿ともりやまいち巡り」が開催され、行程の最後には、もりやまいちを体験し楽しんでいただきます。
年末にあたりまして、火気を使う機会が多くなる時期でございます。24日から30日までの7日間、消防団の皆様には連日、早朝にまで及ぶ夜警活動に従事していただきます。日頃から夜間・休日を問わず市民の安全・安心のためにご尽力いただく消防団の皆様には、心より敬意を表するとともに、感謝を申し上げます。
また、年が明けた1月7日には消防出初式を挙行いたします。今回、第2部の一斉放水訓練では、消防団に加えまして、各学区代表の自衛消防隊にもご参加いただきます。
また、翌8日成人の日には、「二十歳(はたち)のつどい」と「MORIYAMA NEW YEAR駅伝大会」を開催いたします。二十歳のつどいは、二十歳を迎える青年958名を対象に、昨年と同様、午前中の一部制の開催としまして、市を挙げて成長した姿への祝意を表するとともに、就職や進学で本市を離れている青年もこれを機会に帰省いただき、一堂に会することで共に二十歳としての決意を新たにしていただきたいと考えております。また、MORIYAMA NEW YEAR駅伝大会では、二十歳を迎える青年の号砲によりまして、総勢106チームが新春のたすきをつないでいただきます。
また、1月13日には、無病息災を祈願し、守山の誇る無形民俗文化財である勝部の火まつり、また住吉の火まつりが執り行われます。ここ市役所新庁舎におきましても1階の大型サイネージでPRを行うなど、各保存会と共に火まつりを盛り上げてまいります。
いずれの行事も議員をはじめ多くの皆様にご参加いただければ幸いでございます。
年の瀬を迎えまして寒暖差が激しく、体調管理が難しい今日この頃でございますが、くれぐれもご自愛賜りまして、ご健勝にてすばらしい新年をお迎えいただきますようご祈念を申し上げ、本定例月会議の終了にあたりましてのご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
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○議長(西村弘樹) 本定例月会議におきまして、慎重にご審議を賜り、無事終了いたしましたことを心から御礼を申し上げます。
これをもって、次回会議まで休会いたします。
どうもご苦労さまでございました。
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閉会 午前11時15分
守山市議会会議規則第124条の規定により、下記に署名する。
令和5年12月14日
守山市議会議長 西 村 弘 樹
署 名 議 員 北 野 裕 也
署 名 議 員 二 上 勝 友
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