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令和 5年12月定例月会議
第 1日11月22日
○(議事日程)
令和5年守山市議会12月定例月会議 会議録(第1日)

  1 議 事 日 程
     第1 会議録署名議員の指名
     第2 会議期間の決定
     第3 議案上程(議第96号から議第128号まで)
          市長提出
          提案説明
     第4 議案質疑(議第96号から議第105号まで)
     第5 委員会付託(議第96号から議第105号まで)
     第6 常任委員長審査結果報告(議第96号から議第105号まで)
          質疑、討論、採決

  2 本日の会議に付した事件
     第1 会議録署名議員の指名
     第2 会議期間の決定
     第3 議案上程(議第96号から議第128号まで)
          市長提出
          提案説明
     第4 議案質疑(議第96号から議第105号まで)
     第5 委員会付託(議第96号から議第105号まで)
     第6 常任委員長審査結果報告(議第96号から議第105号まで)
          質疑、討論、採決

  3 出席議員は次のとおりである。
     1番  桝 本 花菜恵          2番  上 田 佐 和
     3番  北 野 裕 也          4番  二 上 勝 友
     5番  川 本 佳 子          6番  松 永 恵美子
     7番  田 中   均          8番  川 本 航 平
     9番  藤 原 浩 美         10番  今 江 恒 夫
    11番  田 中 尚 仁         12番  西 村 弘 樹
    13番  福 井 寿美子         14番  渡 邉 邦 男
    15番  新 野 富美夫         16番  小 牧 一 美
    17番  筈 井 昌 彦         18番  森   貴 尉
    19番  高 田 正 司         20番  藤 木   猛

  4 欠席議員は次のとおりである。
     な   し

  5 会議に出席した説明員
        市長           森 中 高 史
        教育長          向 坂 正 佳
      上記の者に委任または嘱託を受けた職員
        副市長          福 井   靖
        政策監          村 田 朋 弘
        総合政策部長       山 本   毅
        総務部長         細 谷 修 司
        環境生活部長       木 村 勝 之
        環境生活部理事      嶋 本   昭
        健康福祉部長       小 川 靖 子
        健康福祉部理事      高 橋 厳 擁
        こども家庭部長      筈 井   亨
        都市経済部長       川 瀬   正
        都市経済部理事      山 本 哲 雄
        上下水道事業所長     沖 田 昌 子
        教育部長         飯 島 秀 子
        財政課長         河 本 文 彦

  6 会議に出席した議会事務局職員
        局長           高 橋 和 也
        次長           林 下 宜 史
        書記           西 村 和 宏
        書記           末 澤 暢 子

             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
                  開会 午前9時30分
 
○議長(西村弘樹) 皆さん、おはようございます。
 ただいま定足数に達しておりますから、令和5年守山市議会12月定例月会議は成立いたしました。
 よって、これより12月定例月会議を始めます。
 日程に入るに先立ちまして、諸般の報告をいたします。
 本定例月会議に市長より提出されました案件は、予算案件10件、条例案件11件、その他の案件12件の計33件であります。
 なお、専決処分の報告についての報告案件1件につきましては、議案と同時に配付しておきましたので、ご了承願います。
 よろしくご審議のほどお願いいたします。
 以上で諸般の報告を終わります。
 これより本日の会議を開きます。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
  日程第1 会議録署名議員の指名
 
○議長(西村弘樹) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第124条の規定により、3番北野裕也議員、4番二上勝友議員を指名いたします。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
  日程第2 会議期間の決定
 
○議長(西村弘樹) 日程第2、会議期間の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。
 本定例月会議の期間は、本日から12月14日までの23日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(西村弘樹) ご異議なしと認めます。
 よって、本定例月会議の期間は、本日から12月14日までの23日間と決定いたしました。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
  日程第3 議案上程(第96号から議第128号まで)
 
○議長(西村弘樹) 日程第3、第96号から議第128号までを一括議題といたします。
 事務局長をして議件の朗読を願います。
 事務局長。
 
○議会事務局長(高橋和也) 朗読いたします。
 議第96号令和5年度守山市一般会計補正予算(第8号)、議第97号令和5年度守山市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議第98号令和5年度守山市水道事業会計補正予算(第2号)、議第99号令和5年度守山市下水道事業会計補正予算(第2号)、議第100号令和5年度守山市介護保険特別会計補正予算(第2号)、議第101号令和5年度守山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)、議第102号守山市特別職の職員で常勤のものの給与および旅費に関する条例の一部を改正する条例案、議第103号守山市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例案、議第104号地方公務員法第22条の2第1項第1号により採用する会計年度任用職員の報酬等に関する条例および地方公務員法第22条の2第1項第2号により採用する会計年度任用職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案、議第105号守山市議会議員の議員報酬および費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案、議第106号令和5年度守山市一般会計補正予算(第9号)、議第107号令和5年度守山市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、議第108号令和5年度守山市育英奨学事業特別会計補正予算(第1号)、議第109号令和5年度守山市介護保険特別会計補正予算(第3号)、議第110号守山市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例案、議第111号守山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例案、議第112号守山市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例案、議第113号守山市特定教育・保育施設および特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案、議第114号守山市営住宅の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案、議第115号守山市道路占用料条例の一部を改正する条例案、議第116号守山市都市公園条例の一部を改正する条例案、議第117号契約の変更につき議決を求めることについて、議第118号から議第126号まで、指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第127号市道の路線の認定および廃止につき議決を求めることについて、議第128号和解および損害賠償額の決定につき議決を求めることについて。
 以上。
 
○議長(西村弘樹) 市長より提案理由の説明を求めます。
 市長。
                〔市長 森中高史 登壇〕
 
○市長(森中高史) 議員各位におかれましては、公私ともご多用の中、ご健勝にてご参会を賜り、本日ここに令和5年守山市議会12月定例月会議が滞りなく開会の運びに至りましたことに対し、お喜び申し上げます。
 本定例月会議は、改選後初の定例月会議であり、いよいよ新たな任期が始まりました皆様との本格的な議論が始まってまいります。これまで同様、行政と市議会が信頼関係を築く中、闊達な議論を行い、行政と議会が車の両輪となり、共に市民のための市政を展開してまいりたく存じますので、よろしくお願い申し上げます。
 それでは、提案理由の説明に先立ちまして、この場をお借りしまして諸般の報告を申し上げます。
 初めに、11月3日文化の日、令和5年度市政功労者表彰式典を開催し、地方自治や教育、体育、商業振興、福祉の向上などに尽力された皆様に表彰をお受けいただきました。いずれの皆様も長年にわたり市勢の発展と市民福祉の向上に尽力いただいた方々であり、これまでの献身的な取組に改めて心より感謝を申し上げます。
 当日は、議員各位をはじめ多くの皆様にご出席を賜り、厳粛に執り行うことができました。受賞いただきました皆様におかれましては、なお一層ご自愛いただきまして、さらなるご活躍を祈念申し上げます。
 次に、令和2年度より整備を進めてきました伊勢遺跡史跡公園の工事が無事完了し、11月12日に開園記念式典を執り行うとともに、翌13日には北部図書館「本の湖(うみ)」がオープンし、開館記念式典を執り行いました。西村議長をはじめ市議会議員の皆様には、ご多用中にもかかわらずご出席を賜り、感謝申し上げます。
 伊勢遺跡史跡公園においては、式典後に伊勢自治会、阿村自治会と伊勢遺跡保存会による伊勢遺跡まつりが開催されました。時折小雨が降る中ではありましたが大勢の方でにぎわい、地元の文化財を活用すべく地域の皆様が一体となって取り組まれている姿がうかがえました。この地域の宝である伊勢遺跡を確実に保存し、次世代に継承するため、今後、歴史学習の拠点および市民の憩いの場として、地域の皆様と共に活用を図ってまいります。
 また、本の湖においては、開館後、園帰りの多くの親子連れや読書や調べ学習のために来館してくれる多くの児童生徒などでにぎわっており、真新しい本や木のぬくもりあふれる建物に大変喜んでいただいています。また、毎週火曜日には地域ボランティアと協働でおはなし会を開催し、子どもたちが熱心に耳を傾けていると伺っております。今後も地域の方々に愛着と親しみを持っていただける図書館となるよう、速野会館・公民館と連携し、努めてまいります。
 また、同じく12日には、今回で3回目となる中高生サミットを市役所多目的ホールにて開催いたしました。今年も熱い思いを持った17名の中高生たちやサミットの卒業生たちが、ファシリテーターやサポーターという立場で参加してくれることを大変うれしく感じたところです。
 当日は4つのチームに分かれ、優しい人があふれる守山を目指した道徳教育、アプリを活用し市内全域のお祭りなどを巡る守山スタンプラリー、芸文祭という新たな交流イベントの開催、守山の特産品を使った健康ランチボックスの販売について、若い感性からの提言を取りまとめ、市議会議員の皆様と活発な意見交換を行いました。議員各位のご協力に改めて感謝申し上げます。市といたしましても今後、彼ら彼女らと共に提言の具現化に向けた取組を検討してまいりたいと考えております。
 続きまして、当面する諸課題等について、その取組状況を述べさせていただきます。
 まず、待機児童対策でございます。
 今年度当初、82人と全国ワーストとなった待機児童を解消するため、旧法務局を活用いたしました定員55名のよしみ乳児保育園の整備を進めているところでございます。去る10月27日に開札を行い、建築、電気、機械の各工事の施工事業者を決定し、現在、工事に着手し、来年4月の開園を目指し、順次工事を進めております。
 なお、同時に整備中の地域型保育事業所フェリーチェ今宿小規模保育園と合わせて69人分の受け皿を確保してまいります。
 一方で、令和6年度の入所申込状況につきましては、9月に実施いたしました一斉申込終了時点において、在園児を含む総申込者数は2,582名で、対前年比15名の増となっております。そのような中、待機児童の多くを占める1歳児、2歳児を見ますと、申込者数は昨年同時期よりもさらに57人増えておりまして、今年度に増して依然として高い保育ニーズがありますことから、さらなる受け皿の確保や幼稚園の魅力向上の取組など、今後においても継続的に対策を進め、早期の待機児童解消を目指してまいります。
 次に、市立小中学校における不登校対策でございます。
 コロナ禍による休校等の影響や教育に対する価値観の変容などから、全国の不登校児童生徒数が最多を更新しており、本市におきましても令和4年度の不登校児童生徒の在籍率が、小学校1.91%、中学校5.43%となり過去最多となりました。そうした中、不登校児童生徒への支援は、市として重点的に取り組むべき課題であることから、不登校対策チームによる現状の分析や課題等の整理を行い、今後の方向性を取りまとめたところでございます。
 不登校対策としては、まずは学校がどの児童生徒にとっても自己存在感を感じられ、安心して過ごせる居場所となる魅力ある学校づくりに努めます。それとともに、家庭や関係機関と連携しながら一人一人に寄り添ったきめ細かく柔軟な対応を行うことで、児童生徒の将来的な社会的自立を支援してまいりたいと考えております。
 具体には、一人一人の状況に応じた支援を行えるよう、不登校支援体制の充実や福祉部局とのさらなる連携による家庭や児童生徒への支援の充実を図り、こうした支援の相談窓口や支援施設等に関する情報が適切に提供できるよう取り組んでまいります。加えて、フリースクールに児童生徒が通う家庭への経済支援等についても検討したいと考えており、これら不登校児童生徒への支援の今後の取組方針につきまして、本定例月会議にてご協議させていただき、議員各位のご意見を賜りたいと考えております。
 次に、笠原産業用地造成事業の進捗状況です。
 笠原産業用地造成事業については、9月定例月会議で関連予算をお認めいただき、現在は守山市土地開発公社を中心に、進出希望企業の意向である早期の進出を目指して様々な手続を並行して進めているところでございます。
 まず、いわゆる農村産業法の手続につきましては、県庁関係各課との事前協議を終了し、実施計画書に係る本申請を経て、10月2日に県の同意が得られたところです。これを受けまして11月10日には本市農業委員会総会において事業説明を行い、農振農用地からの除外申請のための手続を進めております。併せて地区計画策定に向けた協議を開始したほか、上下水道、電気、ガス等のインフラ関係についても今後の詳細設計に向け、関係機関との協議を行っております。
 また、区域内の埋蔵文化財試掘調査および測量等の現地調査について、100名以上おられる地権者様との交渉を進める中、作業実施に係るご承諾をいただき今月末から調査を開始する予定ですが、周辺住民のご理解とご協力が必要不可欠であることから、引き続き丁寧な説明を行ってまいります。
 長く険しい道のりではありますが、笠原産業用地の造成および優良企業の立地は、守山の将来的な発展に必要不可欠なものと考えており、着実かつ迅速に取り組んでまいります。
 また、JR守山駅東口における廃棄物混じり土砂等の除去につきましては、工事が予定どおり進捗し、間もなく完了いたします。完了後は速やかに村田製作所に土地の引渡しを行い、同社が年明けから予定される建築工事に着手していただけるよう進めてまいります。
 次に、国においては物価高騰等に対応するための新たな経済対策の財源となります13.1兆円もの一般会計補正予算が11月10日に閣議決定されました。本市におきましても、国が示す住民税非課税世帯への給付金の早期支給をはじめ今後必要な対策を検討し、市議会の皆様と協議する中、適時適切に対応してまいりたいと考えております。
 そのような中、令和6年度の予算編成につきましては、来週27日に各部局から予算要求書の提出を受け、いよいよ予算編成作業が本格化いたします。令和6年度の予算編成方針は「つながりで切り拓く『守山の新時代』」とし、「安心して子育てができる環境と支援体制の整備」「市民に実感してもらえるDX」「第3次守山市環境基本計画に基づく早期の脱炭素社会の実現に向けた取組」等を推し進め、本市の10年後、20年後の未来を見据えたサステナブルなまちづくりの新たな一歩となる予算を編成してまいりたいと考えております。
 そのような中、今後の財政収支見込みでは、単年度で約11億円の財源不足を試算しておりますことから、財源確保はもとより前例にとわられず、経常事業であっても改めて事業を見直し、スクラップ等を推し進めて財源不足解消を図る中、真に必要な事業には必要な予算配分を行えるよう、最少の経費で最大の効果を生み出す予算編成としてまいります。
 さて、ただいま上程いただきました案件は、予算案件10件、条例案件11件、その他案件12件の計33件でございます。併せまして報告案件1件を送付させていただいておりますのでよろしくお願いいたします。
 各議案についての提案理由をご説明させていただきます。
 議第96号から議第104号までは、人事院勧告を受けた給与改定等を含む人件費の精査に係る補正や所要の条例改正等を行うものであります。
 まず、議第96号は、令和5年度守山市一般会計補正予算(第8号)で、歳入歳出それぞれから5,450万3,000円を増額し、補正後の予算総額を361億4,002万3,000円とするもので、人事院勧告を受け国家公務員の給与制度が見直されたことに準じ、本市の特別職、一般職の職員、教育公務員および会計年度任用職員の給与改定等を含む人件費の精査、ならびに特別職報酬等審議会の答申を踏まえた市議会議員の皆様の報酬改定等に伴う人件費の精査を行うものでございます。
 議第97号から議第101号も同様に、国民健康保険、水道、下水道、介護保険および後期高齢者医療に係る特別会計および公営企業会計について、一般会計と同様の理由により、職員人件費の精査を行うものでございます。
 また、これに関連する条例案件といたしまして、議第102号、議第103号および議第104号は、職員等の給与の改定を行うため、所要の改正を行うもので、特に会計年度任用職員については今年度から一般職員と同様、本年4月に遡り改定することといたしております。
 また、議第105号は、人口増加や市民ニーズが多様化・複雑化する中、様々な政策を展開する本市において、多様な議員のなり手を確保する観点から、特別職報酬等審議会における議員報酬の額の改定の答申を踏まえ議員報酬の改定を行うため、所要の条例改正を行うものでございます。
 以上、申し上げました議第96号から議第101号までの予算案件、および議第102号から議第105号までの条例案件につきましては、手当等の支給基準日の関係から、本日初日での議決をお願いするものでございます。
 次に、議第106号は、令和5年度守山市一般会計補正予算(第9号)で、歳入歳出それぞれに6億4,987万6,000円を追加し、補正後の予算総額を367億8,989万9,000円とするものでございます。その主なものについてご説明を申し上げます。
 総務費関係では、法改正により住民票、戸籍の附票およびマイナンバーカードの記載事項に氏名の振り仮名表記を行うためのシステム改修に係る補正等をお願いし、民生費関係では、前年度の実績に基づく社会保障費に係る国庫負担金等の返還金のほか、障害者自立支援給付費、障害児通所サービス給付費、福祉医療助成費および生活保護費について利用実績等の増加に伴い、増額の補正等をお願いするものでございます。
 衛生費関係では、前年度の実績に基づく新型コロナウイルスワクチン接種に係る国庫負担金等の返還金とともに、もりやまエコパーク交流拠点施設のプールおよび温浴施設で想定を上回る利用者となっておりますことから、水質を維持するためのろ過装置のオーバーホールに係る補正等をお願いするものでございます。
 農水産業費関係では、突発的な故障等により緊急に修繕等が必要となった農業生産基盤整備に係る補助金の増額や、担い手が行う耕作放棄地解消に係る再生利用補助金の補正をお願いするものでございます。
 土木費関係では、県事業の進捗に伴う建設事業負担金の増額や、道の駅構想における新川渡河橋について、技術面・費用面・効果等の検討を行うための予備調査費用の追加、また、消防費関係では、自治会における防災施設・設備の整備等への補助金の増額をお願いするものでございます。
 教育費関係では、来年度の特別支援学級および普通学級の学級数増加に伴う教室の改修費等の補正や、多くの中学生が部活動等で県大会以上の各種大会に出場したことに伴う激励金の増額補正、さらに令和7年4月からの公立幼稚園での給食開始に向け、配膳室の設置に係る設計業務の補正等をお願いするものでございます。
 また、各費目を通じて、本年1月から3月にかけてご寄附いただきましたふるさと納税について、寄附者の意向に応じた事業に充当するための財源更正等をお願いするものでございます。
 次に、債務負担行為の補正でございます。次年度以降の事務ならびに事業推進のための準備行為として、全体で28件の債務負担行為の補正をお願いするものでございます。その内訳としては、守山市民運動公園をはじめとする公の施設9施設に係る指定管理者の指定や、小中学校ICT環境整備事業など来年度以降の業務の実施に係るものなどの債務負担行為をお願いするものでございます。
 また、笠原産業用地造成事業の守山市土地開発公社への工事委託につきまして、今後、円滑に事業を進めるため、計画期間の3年間において公社が行う長期借入れに対する債務保証の追加等の補正をお願いするものでございます。
 以上が、一般会計の概要でございます。
 次に、議第107号は、令和5年度守山市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)で、子育て世帯の負担軽減等の観点から、法改正された出産する被保険者に係る産前産後期間の保険税免除に係る一般会計繰入金の補正、また、人間ドック等助成事業の増額の補正をお願いするものでございます。
 議第108号は、令和5年度守山市育英奨学事業特別会計補正予算(第1号)で、本年1月から3月にご寄附いただいたふるさと納税を、寄附者の意向により育英奨学基金に積み立てるとともに、今年度の奨学生の確定により不要となる貸付金予算の減額等の補正をお願いするものです。
 議第109号は、令和5年度守山市介護保険特別会計補正予算(第3号)で、保険事業勘定において、利用実績等の増加に伴い、居宅介護サービス給付費等の保険給付費の増額補正を行うとともに、サービス事業勘定において、ケアプラン作成委託料の増額補正をお願いするものです。
 続きまして、条例案件でございます。
 議第110号は、職員が仕事と子育てを両立し、働き続けることができる職場環境を充実させる観点から、部分休業に準じた子育て部分休暇制度を市独自に創設するため、必要な改正を行おうとするものでございます。
 議第111号は、先ほど議第107号でご説明させていただいた産前産後期間の国民健康保険税免除を実施するため、必要な改正を行おうとするものでございます。
 議第112号は、県が新たに高校生世帯への医療費の助成を行うとともに、助成対象となる重度障害者の範囲が拡大されることから、本市条例について必要な改正を行おうとするものでございます。
 議第113号は、認定こども園法の一部改正に伴い、引用条項ずれが生じたため、必要な改正を行おうとするもの、議第114号は、守山市営住宅長寿命化計画に基づき、岡・中ノ庄団地を用途廃止するため、必要な改正を行おうとするもの、議第115号は、令和5年度に国の道路占用料が改定されたことに伴い、それに準じて本市における道路占用料を改定するため、必要な改正を行おうとするもの、議第116号は、立入公園を都市公園として整備し、市民の利用に供するため、必要な改正を行おうとするものでございます。
 議第117号は、契約の変更にあたり地方自治法の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。笠原産業用地造成事業における守山市土地開発公社との請負契約を106億5,500万円増額し、108億円とする変更をお願いするものでございます。次代を支える産業の立地誘導を図るとともに、既存市内企業の市外流出を予防し空洞化を防ぐためにも、新たな工業団地造成に取り組んでまいります。
 議第118号から議第126号までの9件につきましては、いずれも公の施設の指定管理者の指定について、指定管理者候補者選定委員会において、その候補者を選定いただきましたことから、地方自治法の規定に基づき、議決を求めるものでございます。
 議第127号は、市道9路線の認定および2路線の廃止につきまして、議決を求めるものでございます。
 議第128号は、守山2丁目で発生した公用車による交通事故のうち、人身事故に係る損害賠償額を支払い和解することについて、地方自治法の規定に基づき議決を求めるものでございます。
 以上、本日提出させていただきました案件につきましての提案理由とさせていただきます。
 なお、お許しをいただきまして、同じく送付をいたしております報告案件1件につきまして、その要旨を申し上げます。
 報告第17号は、マイナンバーカード交付時における手続誤りにより損害を与えた事案に関する和解と本市が支払うべき損害賠償金の額を委任専決処分により決定したことについて、地方自治法の規定により報告するものでございます。
 以上、何とぞ十分なご審議をいただきまして、しかるべき御賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。
 
○議長(西村弘樹) 暫時休憩いたします。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
                  休憩 午前9時57分
                  再開 午前10時10分
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
  日程第4 議案質疑(議第96号から議第105号まで)
 
○議長(西村弘樹) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 日程第4、ただいま議題となっております議第96号から議第105号までを議題とし、議案質疑を行います。
 16番小牧一美議員より発言通告書が提出されておりますので、これを許します。
 なお、議案質疑の発言時間は30分以内であります。
 16番小牧一美議員。
               〔16番 小牧一美議員 登壇〕
 
○16番(小牧一美) おはようございます。
 初めての新庁舎の最初の初日なのですけれども、質疑をさせていただきます。
 本日上程をされました議第96号から議第105号は、本日初日の議決になる案件となっております。第96号から第104号は、人事院勧告を受けた給与改定を含む人件費の精査に係る補正と条例改正等を行うものでして、議員の報酬はこれに準ずるというものになっております。
 ならびに議第105号は、守山市議会議員の議員報酬および費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案として、守山市独自で議員報酬の改定を行おうとするものでして、本日初日に議決をすることとなっておりますので、この場で議案に対する質疑を行います。
 とりわけ第105号守山市議会議員の議員報酬および費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案、この条例案は、議長、副議長および議員の報酬を、議長および副議長は月8,000円、議員は月4万2,000円引き上げて、議長報酬は月50万円、副議長は43万円、議員は42万4,000円に引き上げようという条例改正案です。
 以下4点、総務部長にお聞きいたします。
 1点目は、今回の議員報酬の引上げについて、報酬等審議会は、いつ何回開かれて、その審議会ではどのような審議を行われたのか、その内容についてお聞きします。
 2点目は、守山市議会議員選挙において、議員のなり手がないなどという状況は、これまで一度も生じたことはありません。全国の自治体では、議員のなり手がないと、定数に満たない選挙というようなところもあって、そういうところは議員報酬を引き上げようという改正の動きもある訳ですが、守山市議会議員選挙においては、そういう事態は一度も生じたことはありません。今回、議員報酬を引き上げるべき必要性は何なのか、お聞きしたいと思います。
 3点目は、社会情勢は、今、燃料価格・物価の高騰で庶民の暮らしは本当に厳しくなっております。このタイミングで議員報酬を引き上げるなどという条例改正を行う理由は何か。このことについて、お伺いをいたします。
 4点目、引上額、議員は月4万2,000円も引き上げる、その4万2,000円の根拠は何か、どのような議論を経てこの額を決めたのか。
 以上4点、総務部長にお伺いいたします。
 
○議長(西村弘樹) 総務部長。
               〔総務部長 細谷修司 登壇〕
 
○総務部長(細谷修司) それでは、ただいまは小牧委員から議第105号市議会議員の議員報酬等に係ります条例の改正案についてのご質問をいただきました。お答えをさせていただきます。
 まず1点目の報酬審議会の開催日および審議内容についてでございますけども、令和5年度の守山市特別職報酬等審議会につきましては、9月26日に市長から諮問を行いまして、同日、審議会から答申を受け、結審をしているところでございます。
 審議会におきましては、本市議員の活動状況や県内の他市の議員報酬、また本市と類似団体の議員報酬等を参考に、幅広い層からの議員のなり手を確保するという観点から、報酬の見直しについてご審議をいただきました。
 次に、2点目、3点目につきましては併せてお答えを申し上げたいと思います。
 議員報酬につきましては、平成16年度に減額改定をされて以来、19年間改定されておりません。この間、我々、一般職の職員の初任給につきましては2万5,000円、14.09%の増額となってございます。また、予算規模で比較いたしますと、一般会計で平成16年度の213億円から令和5年度は335億円まで拡大しております。
 この間、環境施設の更新や市役所新庁舎の整備、それからJR守山駅東口におけます新施設の整備等、県内他市と比べましても近年、大規模な事業に種々取り組んでおります。そのようなの中、議員、議会におかれましても、通年議会の導入や事業進捗・推進にあたって独自のワーキングチームを立ち上げて議論いただくなど、活発に議員活動を展開していただいております。こうしたことから引き上げる時期に来ているのではないかと考えてございます。
 このような中、本市議会議員選挙での候補者は、会社や団体の代表、それから主婦の方など多様ではございますけども、相対的に若い世代が立候補しにくい状況にあるということから、若い世代が立候補できる環境づくりの一つとして、報酬改定の議論をいただいたところでございます。
 次に、4点目、引上額の根拠についてでございます。報酬額の検討にあたりましては、全国の類似団体、いわゆる人口規模や産業別就業人口の構成比が本市と同程度である市の24団体とを比較いたしまして、本市は、議長は13番目、副議長は16番目、議員は20番目に位置してございます。この状況を踏まえまして、類似団体の平均で中位を目安に検討をいたしました。
 また、具体の額の算定にあたりましては、安心して議員活動を行っていただくという視点から、滋賀県内で平均的な3人家族を想定いたしまして、月額手取り30万円を確保できるよう、税金等の控除額を考慮して、月額42万4,000円を提案させていただいたところでございます。
 以上、答弁とさせていただきます。
 
○議長(西村弘樹) 16番小牧一美議員、よろしいですか。
 16番小牧一美議員。
               〔16番 小牧一美議員 登壇〕
 
○16番(小牧一美) 再度の質問をさせていただきます。
 まず第1点目ですが、報酬審議会は、9月26日に1日の審議期間で結審をしたという報告でございました。審議会で出された意見というのは、県内他市の議員報酬や類似団体の報酬等を参考にして見直しを審議して、1日で結審したというご答弁でございましたけれども、県内他市の議員報酬と比べた時に、守山市の議員報酬38万2,000円、決して低い状況ではありません。今このタイミングで守山市だけだと思うんです。今12月議会で議員報酬を4万円引き上げるということを出しているのは、他の自治体ではないと思うんです。そういう県内他市と比較をしたって、物すごく低いところが他市と同等に引き上げていこうという考え方だったら分かるんですけど、守山市の報酬が決して他市よりも低いと私はそんなに思っていないんです。その点について、またこのタイミング、審議会の委員さんはどういう意見を出してくださったのか、どのような議論をしたのかを改めてお伺いをいたします。
 2点目は、私の質問2点目、3点目を一緒に回答していただきましたけれども、冒頭の市長の提案理由の説明にもあったように、守山市は今、大規模開発で、この市庁舎も立派なものができましたけれども、大型公共事業が大きく進んで、これからも進めようとしている。市の財政負担は大変大きくて、これから11億円の財源不足が見込まれるというような市長の提案理由の説明があった時に、財政負担もこれからもっと大きくなるんだと、引き続き大きくなるんだと言ってるタイミングで、議員の歳費を引き上げるということは、一般市民の皆さんの理解は得られるのかなということを思う訳です。
 公務員の皆さんは、当然、一般企業の給料が上がっていく時にやっぱり公務員もきちんと見直しをして、やっぱり経済を活性化するということは大事ですので、人事院勧告がその公務員の手当を引き上げていこうという勧告を出したということについては、私はやぶさかじゃない、賛成だと思いますけれども、だからといって庶民、一般の皆さんの暮らしが上向いているかというと決してそうではないと思うんです。だって年金はずっと下がり続けてるんですよ。サラリーマンの給料が上がらない国は先進国では日本だけだと言われて、非正規労働者の皆さんの暮らしだって本当に、特に物価高騰が今、大変深刻になっている、こういう情勢についての分析とそのタイミングの判断というのが答弁ではなかったと思います。
 守山市として、ちょっとそこは改めて庶民の皆さんの感覚からして、こういう報酬改定はいかがなものかということをどのように判断をされるのか、お伺いしたいと思います、庶民感覚で。
 最後は、報酬引上額で平均的な3人家族を想定してということを述べていただきました。一般企業に勤めておられた時と、議員になると一番大きなのが、国民年金、国民健康保険に加入しなければならないということでして、私も前職から愕然としたと。国民健康保険税の高さに愕然として、国民年金掛金の高さに愕然とするという事態を迎える訳で、子育て真っ最中の議員さんにとっては、この給与はそんなに高いものじゃないというのは一定理解をする訳ですけれども、そういう人たちが議員になりやすいようにという計らいかも分かりませんけれども、でも、先ほど申し上げたように、守山市の議員報酬は県内他市から比べても、さほど見劣りするような額ではない。だから若い皆さんも、守山市政をよくしよう、政治を志そうということで、今回たくさんの人たちが議員選挙に立候補するという状況もありますので、私はこの4万2,000円を引き上げるということの根拠とする理由には、これはならないのではないかと思っておりますので、3件、再度、総務部長に見解をお伺いしたいと思います。
 
○議長(西村弘樹) 総務部長。
               〔総務部長 細谷修司 登壇〕
 
○総務部長(細谷修司) ただいま再度の質問を3点いただきました。順次お答えをさせていただきたいと思います。
 まず、報酬審議会での議論の中の意見でございますけども、やはり先ほど答弁させていただいたように、守山市はここのところ大きな事業、しかも財政負担とおっしゃいますけれども将来の守山市に向けた事業、大きな事業を多々抱えているという状況の中で、やはり議員の皆さんにも議論、それと、それに応じた情報収集といいますか、勉強といいますかということもしていただく必要があるということが増えているというご意見をいただいております。それと、開かれた議会ということで、種々の独自の事業を行っていただいているという意見がございました。
 それと、額のお話ですけども、我々市職員給と比較してどうなのかというようなご意見もいただくそういった中で、今回の答申をいただいたものでございます。
 それから2点目です。財政負担、ご指摘をいただきました。それとこの物価高騰のこの時期にというご意見もいただきました。財政負担につきましては、市長が提案理由で申し述べましたように、たちまちは負担は大きな負担がございます。しかしながら、先ほど申し上げましたように、将来の守山市を見据えての負担いうことですので、これをもって議員報酬の額の議論というのは直結をさせるべきではないのかなと思っております。
 それと物価高騰でございますけども、消費者物価指数も上がっておる、春闘でも賃上げが毎年、特に今年度、令和5年度の賃上げには大きな回答が出ているというような状況にございます。種々先ほど来、申し上げております要件といいますか、状況を種々勘案する中、引上げは妥当であろう。特にこの20年近く見直しがされていないという状況の中で、このタイミングで妥当であろうというご意見でございます。
 それから、3点目でございますが、県内他市と比較しての額のお話もいただきました。確かに県内他市と比較をいたしますと、彦根市を抜いて3番目になってこようかと思います。しかしながら、全国レベルで比較をいたしますと、やはり低い額のところに位置しているというところで、今回の見直しにあたりまして全国の24都市と比較する中、中位に位置することができるということで、今回の額を提案させていただいたところでございます。
 以上、答弁とさせていただきます。
 
○議長(西村弘樹) これをもって通告による発言は終わりました。
 これより、議案質疑に対する関連質疑を許します。
 なお、関連質疑の発言時間は15分以内であります。
 関連質疑はありませんか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(西村弘樹) ないようでありますので、これをもって議案質疑を終結いたします。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
  日程第5 委員会付託(議第96号から議第105号まで)
 
○議長(西村弘樹) 日程第5、議第96号から議第105号までにつきましては、お手元に配付いたしておきました議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
 ただいまから暫時休憩いたしますので、休憩中に各常任委員会をお開き願いまして、付託議案の審査をお願いいたします。
 暫時休憩いたします。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
                  休憩 午前10時29分
                  再開 午後0時08分
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
  日程第6 常任委員長審査結果報告(議第96号から議第105号まで)
 
○議長(西村弘樹) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 日程第6、議第96号から議第105号までを議題とし、各常任委員長から審査結果の報告を求めます。
 まず、総務常任委員長の報告を求めます。
 総務常任委員長。
             〔総務常任委員長 今江恒夫議員 登壇〕
 
○総務常任委員長(今江恒夫) ただいま議長のご指名をいただきましたので、総務常任委員会の審査結果をご報告いたします。
 本日、当委員会に付託を受けました案件は、議案第96号令和5年度守山市一般会計補正予算(第8号)(分割審議)第1条歳入歳出予算の補正のうち歳入全部、歳出款1議会費、款2総務費、項1のうち目1から目9まで、目10事業1、目12、目17および目20、項2および項4から項6まで、款3民生費、項1のうち目7および目8、議第102号守山市特別職の職員で常勤の者の給与および旅費に関する条例の一部を改正する条例案、議第103号守山市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例案、議第104号地方公務員法第22条の2第1項第1号により採用する会計年度任用職員の報酬等に関する条例および地方公務員法第22条の2第1項第2号により採用する会計年度任用職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案、議第105号守山市議会議員の議員報酬および費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案。以上、予算案件1件、条例案件4件の計5件でありました。
 本日、本会議休憩中に当委員会を開催し、理事者側より、副市長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、慎重審議の結果、議第96号、議第102号および議第105号については賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
 また、議第103号および議第104号については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上、総務常任委員会の審査結果の報告を終わります。
 
○議長(西村弘樹) ただいまの総務常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(西村弘樹) ないようでありますので、次に文教福祉常任委員長の報告を求めます。
 文教福祉常任委員長。
            〔文教福祉常任委員長 田中尚仁議員 登壇〕
 
○文教福祉常任委員長(田中尚仁) ただいま議長のご指名をいただきましたので、文教福祉常任委員会の審査結果をご報告いたします。
 当委員会に付託を受けました案件は、議第96号令和5年度守山市一般会計補正予算(第8号)(分割審議)であり、第1条歳入歳出予算の補正のうち歳出款3民生費、項1のうち目1から目3まで、目6および項2から項4まで、款4衛生費、項1、款10教育費、議第97号令和5年度守山市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議第100号令和5年度守山市介護保険特別会計補正予算(第2号)、議第101号令和5年度守山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)。以上、予算案件4件でありました。
 本定例月会議休憩中に当委員会を開催し、理事者側より、副市長、教育長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、慎重審議の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上、文教福祉常任委員会の審査結果の報告を終わります。
 
○議長(西村弘樹) ただいまの文教福祉常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(西村弘樹) ないようでありますので、次に環境生活都市経済常任委員長の報告を求めます。
 環境生活都市経済常任委員長。
          〔環境生活都市経済常任委員長 筈井昌彦議員 登壇〕
 
○環境生活都市経済常任委員長(筈井昌彦) ただいま議長のご指名をいただきましたので、環境生活都市経済常任委員会の審査結果をご報告いたします。
 当委員会に付託を受けました案件は、議第96号令和5年度守山市一般会計補正予算(第8号)(分割審議)で、第1条歳入歳出予算の補正のうち歳出款2総務費、項1のうち目10事業3、目14、目16、目18、目19および項3、款4衛生費、項2および項3、款5労働費、款6農水産業費、款7商工費、款8土木費、款9消防費、議第98号令和5年度守山市水道事業会計補正予算(第2号)、議第99号令和5年度守山市下水道事業会計会計補正予算(第2号)。以上、予算案件3件でありました。
 本定例会議休憩中に当委員会を開催し、理事者側より、副市長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、慎重審議の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上、環境生活都市経済常任委員会の審査結果の報告を終わります。
 
○議長(西村弘樹) ただいまの環境生活都市経済常任委員会の報告に対する質疑はありませんか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(西村弘樹) ないようでありますので、各常任委員長の審査結果の報告ならびに報告に対する質疑を終結いたします。
 これより討論を行います。
 9番藤原浩美議員より、発言通告書が提出されておりますので、これを許します。
 9番藤原浩美議員。
 
○議長(西村弘樹) 9番藤原浩美議員。
               〔9番 藤原浩美議員 登壇〕
 
○9番(藤原浩美) それでは私は、議第96号、議第102号および議第105号について、反対の立場で申し上げます。
 議第96号は、令和5年度守山市一般会計補正予算、議第102号から105号の条例変更に伴う補正予算であり、議第102号は、守山市特別職の職員で常勤の給与および旅費に関する条例の一部を改正する条例案です。
 これは、人事院勧告を受け、国家公務員の給与制度が見直されたことに伴い、本市特別職の給与について、期末手当の支給割合を引き上げ、および平均化する改正を行うもので、この12月に支給される期末手当は0.1か月分の引上げとなります。これで議員の報酬についても、この改正に準ずるものです。
 議第105号は、守山市議会議員の議員報酬および費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案で、これは、守山市議会議長、副議長および議員の報酬の改正で、議長、副議長は8,000円を、議員は4万2,000円の報酬の増額をするものです。
 守山市では、平成29年に議員定数の削減、通年議会が導入検討され、令和元年度より実施されました。その条例改定に伴う事前協議で議員報酬について議論がなされていましたが、その議論の中で会議録を見ると、継続審議とはなっていましたが、特別委員会の報告では、議員報酬は適正だという議論の結果だったのではないでしょうか。それにもかかわらず、なぜ今、議員報酬の引上げをする条例改定がなされるのでしょうか。
 守山市の議員報酬は、全国的に見ても、守山市と同等の自治体と比べても平均的報酬額です。全国的に議員報酬の増額が議論されている自治体は、議会議員選挙において候補者が少なく、定員割れが起きている地方自治体です。しかし、守山市においては今期の市議選においても定数より5人も多い立候補が見られるなど、決して議員のなり手がないということはありません。
 今、物価高騰に見合う賃金の上昇や年金額の引上げがなされず、その一方で税負担は増え、公共、医療、介護サービスの負担も大きく、年々、市民生活が厳しくなっています。このような時に議員の期末手当、議員報酬の増額をする条例改正は一般市民の理解は得られないと考えます。
 以上の理由により、議第96号、議第102号および議第105号に私は反対します。
 
○議長(西村弘樹) これをもって討論を終結いたします。
 それでは、ただいま議題となっております各議案について採決をいたします。
 まず、議第96号について、電子採決により採決いたします。
 本件に対する各常任委員長の報告は「可決」であります。
 委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタン、反対の諸君は反対ボタンを押してください。
 それでは、採決を開始いたします。
               〔モニター表示 <採決中>〕
 
○議長(西村弘樹) 押し忘れはありませんか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(西村弘樹) なしと認め、これをもって採決を確定いたします。
 それでは、採決の結果を表示いたします。
                〔モニター表示 採決結果〕
 
○議長(西村弘樹) 賛成多数であります。
 よって、議第96号は各常任委員長の報告のとおり決しました。
 次に、議第102号について、電子採決により採決いたします。
 本件に対する総務常任委員長の報告は「可決」であります。
 委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタン、反対の諸君は反対ボタンを押してください。
 それでは、採決を開始いたします。
               〔モニター表示 <採決中>〕
 
○議長(西村弘樹) 押し忘れはありませんか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(西村弘樹) なしと認め、これをもって採決を確定いたします。
 それでは、採決の結果を表示します。
                〔モニター表示 採決結果〕
 
○議長(西村弘樹) 賛成多数であります。
 よって、議第102号は総務常任委員長の報告のとおり決しました。
 次に、議第105号について、電子採決により採決いたします。
 本件に対する総務常任委員長の報告は「可決」であります。
 委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタン、反対の諸君は反対ボタンを押してください。
 それでは、採決を開始します。
               〔モニター表示 <採決中>〕
 
○議長(西村弘樹) 押し忘れはありませんか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(西村弘樹) なしと認め、これをもって採決を確定いたします。
 それでは、採決の結果を表示します。
                〔モニター表示 採決結果〕
 
○議長(西村弘樹) 賛成多数であります。
 よって、議第105号は総務常任委員長の報告のとおり決しました。
 次に、議第97号から議第101号まで、議第103号および議第104号について、一括採決いたします。
 本件に対する各常任委員長の報告はいずれも「可決」であります。
 本件は各常任委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(西村弘樹) ご異議なしと認めます。
 よって、議第97号から議第101号まで、議第103号および議第104号について、各常任委員長の報告のとおり決しました。
 お諮りいたします。
 11月24日、27日から12月1日まで、4日および5日の8日間は、議案熟読調査のため休会といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(西村弘樹) ご異議なしと認めます。
 よって、11月24日、27日から12月1日まで、4日および5日の8日間は休会といたします。
 なお、11月23日、25日、26日、12月2日、3日は市の休日のため休会であります。
 これをもって、本日の議事日程は全部終了いたしました。
 来る12月6日に本会議を再開し、個人質問を行います。
 本日はこれにて散会いたします。
 ご苦労さまでした。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
                  散会 午後0時25分



 守山市議会会議規則第124条の規定により、下記に署名する。

                            令和5年11月22日


                     守山市議会議長  西 村 弘 樹


                     署 名 議 員  北 野 裕 也


                     署 名 議 員  二 上 勝 友