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令和 5年 6月定例月会議
第 4日 6月29日
○(議事日程)
令和5年守山市議会6月定例月会議会議録(第4日)

  1 議 事 日 程
     第1 常任委員長審査結果報告(議第39号から議第47号まで、および議第
                    79号)
          質疑、討論、採決
     第2 会議案上程(会議第2号、意見書第5号および意見書第6号)
          討論、一部採決
     第3 特別委員長審査報告
     第4 議員派遣

  2 本日の会議に付した事件
     第1 常任委員長審査結果報告(議第39号から議第47号まで、および議第
                    79号)
          質疑、討論、採決
     第2 会議案上程(会議第2号、意見書第5号および意見書第6号)
          討論、一部採決
     第3 特別委員長審査報告
     第4 議員派遣

  3 出席議員は次のとおりである。
     1番  川 本 航 平          2番  酒 井 洋 輔
     3番  藤 原 浩 美          4番  今 江 恒 夫
     5番  田 中 尚 仁          6番  西 村 弘 樹
     7番  赤 渕 義 誉          8番  福 井 寿美子
     9番  渡 邉 邦 男         10番  石 田 清 造
    12番  新 野 富美夫         13番  國 枝 敏 孝
    14番  山 崎 直 規         15番  小 西 孝 司
    16番  小 牧 一 美         17番  筈 井 昌 彦
    18番  森   貴 尉         19番  高 田 正 司
    20番  藤 木   猛

  4 欠席議員は次のとおりである。
     な   し

  5 会議に出席した説明員
        市長           森 中 高 史
        教育長          向 坂 正 佳
      上記の者に委任または嘱託を受けた職員
        副市長          福 井   靖
        政策監          村 田 朋 弘
        総合政策部長       山 本   毅
        総務部長         細 谷 修 司
        環境生活部長       木 村 勝 之
        環境生活部理事      嶋 本   昭
        健康福祉部長       小 川 靖 子
        健康福祉部理事      高 橋 厳 擁
        こども家庭部長      筈 井   亨
        都市経済部長       川 瀬   正
        都市経済部理事      山 本 哲 雄
        上下水道事業所長     沖 田 昌 子
        教育部長         飯 島 秀 子
        財政課長         河 本 文 彦

  6 会議に出席した議会事務局職員
        局長           高 橋 和 也
        次長           林 下 宜 史
        書記           西 村 和 宏
        書記           田 口 二 行
        書記           末 澤 暢 子

             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
                  再開 午前9時30分
 
○議長(筈井昌彦) 皆さん、おはようございます。
 ただいま定足数に達しておりますから、令和5年守山市議会6月定例月会議を再開いたします。
 これより本日の会議を開きます。
 日程に入るに先立ちまして、諸般の報告をいたします。
 本日、5番田中尚仁議員他7人から会議第2号、16番小牧一美議員他2人から意見書第5号、3番藤原浩美議員他1人から意見書第6号が提出されています。
 よろしくご審議のほどお願いいたします。
 以上で諸般の報告を終わります。
 それでは、これより本日の会議を開きます。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
  日程第1 常任委員長審査結果報告(議第39号から議第47号まで、および議第79号)
 
○議長(筈井昌彦) 日程第1、議第39号から議第47号まで、および議第79号を一括議題とし、各常任委員長から審査結果の報告を求めます。
 まず、総務常任委員長の報告を求めます。
 総務常任委員長。
             〔総務常任委員長 西村弘樹議員 登壇〕
 
○総務常任委員長(西村弘樹) ただいま議長のご指名をいただきましたので、総務常任委員会の審査結果をご報告いたします。
 当委員会に付託を受けました案件は、議第39号令和5年度守山市一般会計補正予算(第3号)(分割審議)とし、第1条歳入歳出予算の補正のうち歳入全部、歳出款2総務費、項1のうち目1、目9、目20、議第42号「つなぐ、守の舎」街道広場の設置および管理に関する条例案、議第44号守山市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例案、議第45号守山市税条例の一部を改正する条例案。以上、予算案件1件、条例案件3件の計4件でありました。
 今定例月会議休会中の去る6月23日に当委員会を開催し、理事者側より、副市長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、慎重審議の結果、議第39号、議第42号および議第44号は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
 また、議第45号については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上、総務常任委員会の審査結果の報告を終わります。
 
○議長(筈井昌彦) ただいまの総務常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(筈井昌彦) ないようでありますので、次に文教福祉常任委員長の報告を求めます。
 文教福祉常任委員長。
            〔文教福祉常任委員長 山崎直規議員 登壇〕
 
○文教福祉常任委員長(山崎直規) ただいま議長のご指名をいただきましたので、文教福祉常任委員会の審査結果をご報告いたします。
 当委員会に付託を受けました案件は、議第39号令和5年度守山市一般会計補正予算(第3号)(分割審議)とし、第1条歳入歳出予算の補正のうち歳出款3民生費、款4衛生費、項1、款10教育費、第2条債務負担行為の補正、議第47号守山市伊勢遺跡史跡公園の設置および管理に関する条例案、議第79号守山市立保育園の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例案。以上、予算案件1件、条例案件2件の計3件でありました。
 今定例月会議休会中の去る6月26日に、当委員会を開催し、理事者側より、副市長、教育長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、慎重審議の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上、文教福祉常任委員会の審査結果の報告を終わります。
 
○議長(筈井昌彦) ただいまの文教福祉常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(筈井昌彦) ないようでありますので、次に、環境生活都市経済常任委員長の報告を求めます。
 環境生活都市経済常任委員長。
          〔環境生活都市経済常任委員長 國枝敏孝議員 登壇〕
 
○環境生活都市経済常任委員長(國枝敏孝) ただいま議長のご指名をいただきましたので、環境生活都市経済常任委員会の審査結果をご報告いたします。
 当委員会に付託を受けました案件は、議第39号令和5年度守山市一般会計補正予算(第3号)(分割審議)でありまして、第1条歳入歳出予算の補正のうち歳出款2総務費、項1のうち目14から目16まで、款4衛生費、項2および項3、款6農水産業費、款7商工費、款8土木費、款9消防費、議第40号令和5年度守山市水道事業会計補正予算(第1号)、議第41号令和5年度守山市下水道事業会計補正予算(第1号)、議第43号守山市危機管理センターの設置および管理に関する条例案、議第46号守山市使用料および手数料条例の一部を改正する条例案。以上、予算案件3件、条例案件2件の計5件でありました。
 今定例月会議休会中の去る6月27日に当委員会を開催し、理事者側より、副市長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、慎重審議の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上、環境生活都市経済常任委員会の審査結果の報告を終わります。
 
○議長(筈井昌彦) ただいまの環境生活都市経済常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(筈井昌彦) ないようでありますので、各常任委員長の審査結果の報告ならびに報告に対する質疑を終結いたします。
 これより討論を行います。
 3番藤原浩美議員より発言通告書が提出されておりますので、これを許します。
 3番藤原浩美議員。
               〔3番 藤原浩美議員 登壇〕
 
○3番(藤原浩美) それでは私は、議第45号守山市税条例の一部を改正する条例案について、反対の立場で討論します。
 この条例案には、令和6年度から、国税である森林環境税を市民税の均等割に合わせて賦課徴収するにあたり、給与や年金の特別徴収の対象とすることや、納税通知書への記載など、賦課徴収に係る所要の規定を整備することが含まれています。
 今年度まで「復興特別税」という名前で、住民税に1人1,000円が上乗せされていますが、それが期限を迎えるにあたって、来年度からは「森林環境税」として名前を変え徴収されることとなります。所得税が非課税の人にも、国民に等しく負担を求めるという観点から、一律に住民税に1人1,000円が上乗せされます。
 そもそも森林環境税とは、2015年にフランスで開かれたCOP21で採択されたパリ協定の枠組みの下、創設されたものです。温室効果ガスの排出削減目標の達成や災害の防止などを達成するため、2016年に法律が成立し、森林環境譲与税とともに森林環境税が創設されました。
 私たちは、森林の持つ多面的機能を十分発揮させる上で、森林の整備保全を促進させることは必要であり、そのための財源を確保することを否定するものではありません。しかし、今までから森林環境譲与税は別の財源から交付税として自治体に配分されていました。配分方法の問題、活用方法が曖昧なこと、その一方では未活用の自治体も多いなどの森林環境譲与税の問題が指摘されています。
 このような指摘されている問題を見直すことなく、来年度から一律に市民税への1人1,000円上乗せ負担を求めることは、税の集め方、使い方に大きな問題があると言えます。
 その上、滋賀県には既に琵琶湖森林づくり県民税があり、2016年より1人800円の均等割での負担をしており、二重課税の問題も考えられます。
 これらの理由により、この条例において求められる森林環境税を、市県民税の均等均等割に合わせて賦課徴収することには問題があると考え、議第45号守山市条例の一部を改正する条例案に反対します。
 
○議長(筈井昌彦) これをもちまして討論を終結いたします。
 それでは、ただいま議題となっております各議案について、起立により採決いたします。
 まず、議第45号について、起立により採決いたします。
 本件に対する総務常任委員長の報告は「可決」であります。
 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
                   〔起立多数〕
 
○議長(筈井昌彦) ご着席願います。
 起立多数であります。
 よって、議第45号は総務常任委員長の報告のとおり決しました。
 次に、議第39号から議第44号まで、議第46号、議第47号および議第79号について、一括採決いたします。
 本件に対する各常任委員長の報告はいずれも「可決」であります。
 本件は各常任委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(筈井昌彦) ご異議なしと認めます。
 よって、議第39号から議第44号まで、議第46号、議第47号および議第79号について、各常任委員長の報告のとおり決しました。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
  日程第2 会議案上程(会議第2号、意見書第5号および意見書第6号)
 
○議長(筈井昌彦) 日程第2、会議第2号、意見書第5号および意見書第6号を議題といたします。
 事務局長をして議件を朗読願います。
 事務局長。
 
○議会事務局長(高橋和也) 朗読いたします。
 会議第2号守山市議会会議規則の一部を改正する規則案、意見書第5号教員定数を増やすことを求める意見書、意見書第6号現行健康保険証を廃止しないことを求める意見書。
 以上。
 
○議長(筈井昌彦) まず、会議第2号について、提出者から提案理由の説明を求めます。
 5番田中尚仁議員。
               〔5番 田中尚仁議員 登壇〕
 
○5番(田中尚仁) それでは、会議第2号守山市議会会議規則の一部を改正する規則案を説明させていただきます。
 提出者としては、私、守山市議会議員、田中尚仁。賛成者として、守山市議会議員、高田正司、同じく小西孝司議員、同じく小牧一美議員、同じく國枝敏孝議員、同じく山崎直規議員、同じく川本航平議員、同じく新野富美夫議員、以上の皆様の賛同をいただいております。
 それでは、提案理由を説明させていただきます。
 現在の情報化社会において、効率的で迅速な議会運営、議会審議、議会の活性化等、市民に開かれた議会の実現と、さらなる議会改革を推進するため、電子採決システム等による表決についての規定、また議会または市が貸与する情報通信機器等の適正な運用についての規定について、見直しを行いました。
 以上のことから、電子採決システム等による表決を行うこと、議場等に情報通信機器を持ち込み、会議に使用できること、また資料等の掲示に係る規定を改正する会議案を提出いたします。よろしくお願いします。
 
○議長(筈井昌彦) 次に、意見書第5号について、提出者から提案理由の説明を求めます。
 16番小牧一美議員。
               〔16番 小牧一美議員 登壇〕
 
○16番(小牧一美) それでは、私は、意見書第5号教員定数を増やすことを求める意見書を提案させていただきます。
 提出者は私、小牧一美。賛成者は守山市議会議員、福井寿美子議員、それから藤原浩美議員の賛同をいただいております。
 本文の朗読をさせていただきます。
 教員定数を増やすことを求める意見書
 文部科学省は、全国の公立学校の「教師不足」に関する実態調査結果を初めて発表した。2021年4月の始業日時点で小中高校、特別支援学校で2,558人の教員が未配置となり、5月1日時点でも2,065人が未配置とのことである。
 学校教員の平均勤務時間が1日約12時間という異常な長時間労働にあり、病休や中途退職に追い込まれる教員が後を絶たない。さらに本来必要な教員まで非正規教員の大量採用でまかなっているため、病休・産育休等の代わりの教員が見つからず、担任不在という深刻な事態まで招いている。「担任の先生が決まらない」「学校に行っても受けられない授業がある」などあってはならない事態である。しかも、このことは突然生じたことではなく、2000年代以降慢性化している構造的な問題である。
 国においては、早急に正規教員を増やすことが求められる。2021年度から5か年計画で小学校の35人学級に踏み出したが、特別支援学級数も増加していることから、計画の前倒し・充実をすすめ正規教員定数を増やすことは緊急かつ切実な要求である。
 一人ひとりの教員の負担を軽減し、授業準備や一人ひとりの子どもと向き合う時間を確保し、適切な休養と家族などと過ごす時間を確保することなど、教員のおかれた働く環境の改善が求められている。子どもたちの豊かな成長を育む情熱に燃えて教員が元気に働ける学校をめざし、国におかれては一刻の猶予もない教員不足の解決に全力をあげ、正規教員定数を増やすことを求める。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 令和5年6月29日
 滋賀県守山市議会議長 筈井昌彦
 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、文部科学大臣 宛でございます。
 本当に真剣に今、取り組まなければ、子どもたちを育てる教員そのものがいないなどということを早く解決するためにも、教員数を増やす。加配の先生とかを増やすのも大事なんですけど、教員定数をそもそも増やして正規教員をきちんと採用するっていうことに、かじを切らない限り、この深刻な状況を解決することができませんので、ぜひ、全国の自治体からこういう意見を酌み上げて、国が決断をしていただきたいというふうに思います。
 守山市議会の議員の皆様の絶大なる賛同をいただきまして、この意見書を採択させていただきますようによろしくお願いいたします。
 
○議長(筈井昌彦) 次に、意見書第6号について、提出者から提案理由の説明を求めます。
 3番藤原浩美議員。
               〔3番 藤原浩美議員 登壇〕
 
○3番(藤原浩美) それでは私は、意見書第6号現行健康保険証を廃止しないことを求める意見書を提案させていただきます。
 提案者は、私、藤原浩美。賛同者は小牧一美議員の賛同を得ています。
 意見書を読ませていただいて、提案理由にさせていただきます。
 現行健康保険証を廃止しないことを求める意見書
 6月2日、現行の健康保険証を2024年秋に原則廃止し、マイナンバーカードに一本化することを盛り込んだ法案が、国会で成立した。
 しかし、マイナンバーカードをめぐり、トラブルが続出している。マイナンバーカードに別人の保険情報が登録されていた事例は7,300件以上確認され、医療現場では混乱が起きている。別人の医療情報がひも付けられた保険証で保険診療を行い、投薬を誤ったり、医療機関で本人確認を行う際、マイナ保険証所有者と別の人の顔で認証されたりするケースも生じている。
 現行の健康保険証を持たず受診し、マイナンバーカード健康保険証が使用できないことにより「いったん10割負担を請求された」ケースも発生している。
 障がい者や認知症がある人などのマイナンバーカードの取得・管理が難しい人が、マイナンバーカードを作りたくても作れないという人もいる。
 健康保険証が廃止となれば、マイナンバーカードを持たない人は公的保険診療から遠ざけられかねず、国民皆保険制度の下で守られている国民のいのちと健康が脅かされかねない。
 「マイナ保険証」への移行が実質的に義務化され、現行の保険証が「実質廃止」されることとなれば、深刻な混乱は避けられない。
 政府におかれては、国民が望まない「現行健康保険証の廃止」を撤回することを強く要求する。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 令和5年6月29日
 滋賀県守山市議会議長 筈井昌彦
 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣宛、財務大臣、厚生労働大臣、デジタル大臣 宛
 この間の世論調査でも7割以上、また開業医さんの医師でも7割以上の方が、現行保険証の廃止に反対されてます。ぜひ守山市議会としても反対の意見書を上げていただくよう、皆さんの賛同をお願いいたします。よろしくお願いいたします。
 
○議長(筈井昌彦) 暫時休憩いたします。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
                  休憩 午前9時54分
                  再開 午前10時05分
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
 
○議長(筈井昌彦) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 ただいま議題となっております会議第2号、意見書第5号および意見書第6号に対する質疑を行います。
 質疑はありませんか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(筈井昌彦) ないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております会議第2号、意見書第5号および意見書第6号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(筈井昌彦) ご異議なしと認めます。
 よって、会議第2号、意見書第5号および意見書第6号については、委員会付託を省略することに決しました。
 これより討論を行います。
 討論はありませんか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(筈井昌彦) ないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。
 それでは、ただいま議題となっております会議第2号、意見書第5号および意見書第6号について、起立により採決をいたします。
 まず、会議第2号について、採決いたします。
 本件は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
                   〔起立全員〕
 
○議長(筈井昌彦) ご着席願います。
 起立全員であります。
 よって、本件は、原案のとおり決しました。
 次に、意見書第5号について、採決いたします。
 本件は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
                   〔起立少数〕
 
○議長(筈井昌彦) ご着席願います。
 起立少数であります。
 よって、本件は、否決されました。
 次に、意見書第6号について、採決いたします。
 本件は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
                   〔起立少数〕
 
○議長(筈井昌彦) ご着席願います。
 起立少数であります。
 よって、本件は、否決されました。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
  日程第3 特別委員長審査報告
 
○議長(筈井昌彦) 日程第3、公共施設調査特別委員長、子育て支援対策特別委員長および議会改革・広報広聴特別委員長より審査報告の申出がありますので、これを許します。
 まず、公共施設調査特別委員長。
           〔公共施設調査特別委員長 今江恒夫議員 登壇〕
 
○公共施設調査特別委員長(今江恒夫) それでは、議長のご指名をいただきましたので、公共施設調査特別委員会の委員長報告をさせていただきます。
 去る6月5日に委員全員出席の下、特別委員会を開催いたしました。
 協議事項につきましては、昨年の12月定例月会議より協議を開始し、学校施設の整備に係る取組としての先進地県外視察を行った結果や、市内小中学校で長寿命化対策未実施の学校視察を行った結果を踏まえ、協議を積み重ねてきました市内公立小中学校における維持管理及び、より良い学習環境整備に向けた議員からの意見や要望について確認をいたしました。その後、学校視察において、各委員より指摘をいただいた全体的な項目等について、教育委員会事務局から学校視察結果に係る施設整備の課題及び対応について報告を受けました。
 教育委員会事務局からは、緊急性を重視し、長寿命化改修計画を見ながら対策をされる中、既に修繕等の対応をされたもの、今年度に対応されるもの、今後検討いただく項目に分けて報告を受けました。委員からは、しっかり対応していただいていると思うが、長寿命化改修計画があるものの、安全対策等必要な箇所については、早期に取り組むよう意見が出されました。また、委員それぞれ学校現場に行き、確認した上で議論ができたことは、大変良い機会になったとの意見もありました。
 続きまして、市内公立小中学校における維持管理及びより良い学習環境整備に向けた提言書(案)の作成について協議を行いました。
 提言内容については7つの項目に分け検討しており、項目としましては、?破損・劣化箇所の整備について、?予防保全型の維持管理について、?長寿命化改修に向けた取組について、?多様な教育内容、学習形態への対応について、?地域との連携について、?教職員の働く職場の環境整備について、?外構における高木の維持管理についてでございます。
 この提言書につきましては、次回の特別委員会にて取りまとめ、9月上旬に市長に提出させていただくことで合意いたしました。
 以上、公共施設調査特別委員会の委員長報告とさせていただきます。
 
○議長(筈井昌彦) 次に、子育て支援対策特別委員長。
          〔子育て支援対策特別委員長 福井寿美子議員 登壇〕
 
○子育て支援対策特別委員長(福井寿美子) 議長のお許しいただきましたので、子育て支援対策特別委員会の報告をさせていただきます。
 5月22日9時半より委員会を開催いたしました。協議事項は待機児童対策についてで、今年度、保育所入所において82名という大変多くの待機児童が出てしまい、多くの保護者のニーズに応えることができない状況となりました。早急にその対策を取る必要が生じたことにより、対策の内容について説明を受けました。
 令和5年4月現在の0歳児から5歳児まで乳幼児数は4,926人で、令和4年度から44人減ですが、0歳児から2歳児の低年齢児は2,342人で13人の増、また3歳児以上の幼児は2,584人で57人の減となっています。守山市の乳幼児数は平成25年の5,765人をピークに減少していましたが、令和4年度には0歳児の出生数が81人増、今年度は10人増の777人となり、低年齢児の増加が続いている状況です。
 また、就園児数は、地域型保育事業を含め保育園は2,409人、幼稚園は986人で、保育園等が24人増、また幼稚園が85人減で、就園児数としては61人減の3,386人となっており、保育ニーズの低年齢化、また幼稚園を上回る保育所への就園率となっています。
 また、平成29年度93人の待機児童が発生し、早期解消に向けた取組の結果、令和3年度には待機児童ゼロを達成するものの、昨年度は9人待機児童が発生し、対策として市独自の処遇改善、また働く環境の向上、様々な施策による保育士の確保と定着化に取り組んでこられましたが、今年度は出生数が令和3年度を底に2年連続増加、また想定を上回る保育ニーズの低年齢化の進行、また保育士不足により定員数の受入れに苦慮されている民間園が複数ある。こうしたことにより、82人の待機児童が発生したとの説明を受けました。
 これにつきまして、委員からの意見としては、特に保育士の処遇や職場環境の改善についてのご意見をいただきました。
 次に、待機児童対策として、幼稚園・保育園・放課後児童クラブの整備について、守山市子ども・子育て応援プラン2020のデータを基に、低年齢児の受入対策として整備方針を伺いました。
 整備方針?早期解消に向けてのハード整備、低年齢児ニーズを効果的に吸収できる50人程度の乳児専用の施設整備、こちらに関しましては、文教福祉常任委員会での6月議会での設計費用の補正の提出があります。また、定員19名以下の小規模保育園の整備、3歳児以降の保育ニーズの対応として、幼稚園の一部こども園化。
 また、整備方針?として、保育士確保等に向けたソフト面での対策、民間園に対しましては、保育士等新規採用インセンティブ交付金を新設など、保育士確保への支援、また、保育士等宿舎借上支援事業補助金の拡充、公立園につきましては、保育業務システムの活用などさらなる業務改善、また、令和7年4月開園に向けて幼稚園のこども園化の検討、また未就園児事業の開催機会の拡大、また預かり保育の充実など、幼稚園の魅力向上をしていくということで報告を受けました。
 また3つ目、放課後児童クラブの整備について報告を受けました。利用人数として、市内全域で増加傾向にあり、その要因として開発による転入増や就学前の保育ニーズの影響、こちらにより整備が必要な学区は、物部学区、また河西学区で、今後も利用ニーズの伸びが想定されるため、施設の整備が必要となりました。
 整備手法としては、新たなクラブを整備します。来年4月に開所できるよう既存施設を活用し、民設民営で整備。こちらも6月議会の文教福祉常任委員会で、事業者への整備補助金の補正をいたします。
 委員の皆様からは、誘導的に守山市が新住民を増やそうとしてきたのだから、保育ニーズの対応はもっとスピード感を持って全庁挙げて取り組んでいただきたいなど、大変活発なご意見をいただきました。
 次に、次期「子ども・子育て応援プラン」策定について説明を受けました。
 令和7年3月に、プランの計画期間が満了するにあたり、現行プランの検証、国の大綱を踏まえ、「守山市子ども・子育て応援プラン2025」を2年間をかけて策定いたします。
 アンケートやもりやま未来ミーティングなどの使用、また、子ども・子育て会議の開催、地域子育て拠点及び大型児童センターの機能の見直し、より有効活用を検討していきます。
 以上、協議事項の説明を受けました。
 また、今回、5月10日、また5月11日に、特別委員会として視察に参りました。
 10日は、奈良県橿原市「子ども総合支援センター」、こちらのほうに視察に参りました。
 こちらは、乳幼児期から就学時までの保健・福祉・教育等の総合的な視点で、療育・リハビリ・相談・研修等を行う施設で、本市では、すこやかセンターに当たりますが、発達支援課の事業は教育委員会が所管し、職員数38名中、専門職が正規職員として雇用されています。発達障害に認定される人数が増加しているだけに、子どもの発育の心配な保護者にとっては大変頼りになる施設であるとのご意見をいただきました。
 また、2日目、5月11日は、三重県名張市で「ばりっ子会議」による「ばりっ子モール」と「市政への提言」について、視察をいたしました。
 名張市ばりっ子会議は、名張市子ども条例「参加する権利」と「市長は市政について子どもの意見を求めるため、子ども会議を開催する」と定められていることから、議員提案により始まった施策でございます。民間の力を借りる中、子どもの権利を大切にし、子どもたちの声を聞こうとする姿勢は大変勉強になったとのご意見をいただきました。
 以上、子育て支援対策特別委員会の報告を終わります。ありがとうございました。
 
○議長(筈井昌彦) 次に、議会改革・広報広聴特別委員長。
         〔議会改革・広報広聴特別委員長 藤木 猛議員 登壇〕
 
○議会改革・広報広聴特別委員長(藤木 猛) ただいま議長のご指名をいただきましたので、議会改革・広報広聴特別委員会の報告をいたします。
 去る6月7日午前9時半より、また6月22日本会議終了後、さらに27日、環境生活都市経済常任委員会終了後に当委員会を開催をいたしました。
 まず6月7日の委員会では、先般皆さんのご協力の下、開催をいたしました物部小学校6年生による議会学習会の結果について、委員間の感想と今後への展開について議論をいたしました。
 細部について、この報告では割愛をいたしますが、委員総じて実施して良かった。来年度にもブラッシュアップして継続していければとの意見が大半でございました。詳細につきましては、当委員会の当日資料として、サイドブックスよりご覧いただけますとともに、参加してくださった小学生からのメッセージが掲示板に掲載されておりますので、ご一読いただければ幸いでございます。
 次に、守山市議会ペーパーレス化運用マニュアルについて協議をいたしました。
 ペーパーレス化の試行から、新しく導入予定の端末の利用方法と課題等、細部にわたっての説明の後、各会派に持ち帰り、文書にて質問・意見を求めました。これは議員全体に関係することであるため、議長に初日全協の開催を願い、皆さんに周知の上、取りまとめていくことといたしました。
 次に、当委員会の2年間の取組のまとめを副委員長から提案をいただいております。詳細については、当委員会の資料を参照いただきたいと思います。その報告を受けて、協議の中で積極的に進めていく課題と慎重に申し送りを重ねながら協議していく課題を取捨選択した上で、改めて議論を重ねていくことの必要性を共通認識といたしました。
 特に、次期に向けて大きな課題の一つとして、委員間での一定の方向は、議会改革の部分と広報広聴の部分を分けた形の委員会構成が望ましいのではないかという意見がございました。このことについては、様々な意見がそれぞれの議員の皆さんからあることは承知しいたしておりますし、今後、委員会として正式に議長宛てへの申入れを行いますので、ご議論賜れれば幸いに存じます。
 次に、6月22日に開催いたしました当委員会では、初日全協においてお願いいたしましたペーパーレス化運用マニュアルについての意見集約を基に協議をいたしました。特に大きく見直す部分のご意見はなく、今回のマニュアルの中で運用に支障を来すようなご意見はございませんでした。同時に、このマニュアルを運用していくにあたっては、何分初めてのことでもあり、実際に運用を進める中で、不具合が発生すればその都度、見直しをかけて成熟したものにしていくことを確認をいたしております。
 さらに、9月議会から運用する予定の端末等の議場への持込みに関して、今定例会で行われました会議規則の改正が必要でありました。また、採決を起立採決から電子採決に変更することも踏まえ、それに伴う機器の使い方の基準等を定めておかなければならないため、全体のスケジュール感を明確にする中、まず当委員会で意見集約しながら、全協において議員全体のご意見を伺いながら、会派代表者会議や議会運営委員会といった手続に進めていくことといたし、事務局から細部の内容とスケジュールについて提示を求めました。
 6月27日に開催いたしました当委員会では、22日に提示を求めた細部とスケジュール感について協議を行っております。事務局よりある程度、具体的な提示を受けており、当委員会としてもおおむね了承いたしておりますので、今会期終了後の全員協議会において、資料とともにご説明させていただき、皆さんのご意見を伺い、相互理解を優先させながら、所定の手続に付していきたいと考えております。
 以上、議会改革・広報広聴特別委員会の報告といたします。
 
○議長(筈井昌彦) 以上で、各特別委員会の審査報告を終わります。
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  日程第4 議員派遣
 
○議長(筈井昌彦) 日程第4、議員派遣の件を議題といたします。
 お諮りいたします。
 地方自治法第100条第13項および会議規則第126条の規定に基づき、お手元に配付いたしましたとおり、7番赤渕義誉議員を派遣いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(筈井昌彦) ご異議なしと認めます。
 よって、お手元に配付いたしましたとおり、7番赤渕義誉議員を派遣することに決しました。
 以上で、本定例月会議に付議されました案件の審査は全部終了いたしました。
 この際、市長から発言の申出がありますので、これを許します。
 市長。
                〔市長 森中高史 登壇〕
 
○市長(森中高史) 議長のお許しを賜りましたので、令和5年守山市議会6月定例月会議の終了にあたりまして、一言御礼のご挨拶を申し上げます。
 去る6月9日から本日までの21日間にわたりまして、慎重審議をいただき、提出いたしました全ての案件につきまして、原案のとおり可決を賜りましたことに、衷心より厚く御礼を申し上げます。
 今議会中に議員各位から賜りました数々のご意見、ご提言につきましては、真摯に受け止め、今回お認めいただきました補正予算や条例等を生かし、引き続き諸課題の解決に取り組んでまいります。
 特に、今回追加でお認めいただきました待機児童対策として、低年齢児に特化した「よしみ乳児保育園」の設置につきましては、来年4月に滞りなく開園できますよう、本日から早速、指定管理者の公募を開始してまいります。併せて、民設民営の小規模保育所につきましても、待機の多い学区を対象に7月中に公募してまいります。さらに、保育士確保等に係るソフト事業の民間園への浸透と着実な運用を図り、期待する効果を発揮させることで、待機児童の解消につなげられるよう、ハード・ソフトの両面において、あらゆる対策を早急に講じてまいります。
 また、JR守山駅東口における新施設整備等に際し、廃棄物混じり土砂等の撤去工事については、近隣住民の皆様にご迷惑をおかけしないよう、予定工期内での完了に向け十分な調整を図るとともに、駅東口再整備基本計画について、市民の皆様のご意見等を十分にお聞きする中、駅西口との機能調整や連携等が図れるよう策定を進めてまいります。
 併せて、新都賀山荘の整備につきましては、計画どおりに建築着工し、新施設での経営開始が早期に実現できるよう、引き続き財団を支援してまいります。
 また横江・笠原地区における企業誘致につきましては、村田製作所の研究開発拠点の整備と併せ、将来の市の発展の礎となる事業として着実な進捗を図るべく、近隣自治会の住環境に十分に配慮する中、実現に向け地元地権者や関係者と早期に協議を進めてまいります。
 本定例月会議が終わりますと、新庁舎への移転作業が本格化いたします。この議場での定例月会議は、本日が最後と思いますと、名残惜しい思いもございますが、一部の部署が7月下旬に先行移転して以降、順次引っ越し作業を進め、8月14日の開庁式を滞りなく迎えられますよう、遺漏なく進めてまいります。移転作業には、議員の皆様にもお手間をおかけいたしますが、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
 また、それに先立ち、7月22日には内覧会を開催してまいります。机・椅子が配置された議場の雰囲気などをご確認いただければと考えております。
 新庁舎では、ペーパーレスによる会議運営が計画され、市議会においても会議システムを用いた運営方法等を鋭意ご検討いただいております。行政といたしましても、移転後の円滑な議会運営が実現できますよう、事前に十分な調整を図ってまいります。
 さて、新型コロナウイルス感染症については、高齢者等を対象としたワクチンの春接種も、個別接種により順調に進められております。全国的には、沖縄で感染者数が再び増加傾向にあるなど、第9波の到来が懸念されております。引き続き、9月以降に予定する5歳以上を対象とする秋開始接種の準備をしっかり進めてまいります。
 このような中、100品種1万本のアジサイが咲き誇る「もりやま芦刈園」には、約2万7,000人と、例年以上の多くの方々に鑑賞いただき、行動制限前の活気を取り戻しつつあります。夏本番を迎え、明後日7月1日と2日は、5年ぶりとなります「野洲川冒険大会いかだくだり」が開催されます。第42回目となる今回、55艇、約300人と多くのエントリーをいただいております。天気が心配ではございますが、無事開催できることを願っております。
 また、7月29日には、守山夏まつりが泉町交差点から、あまが池親水緑地の間を会場に開催され、翌30日には、川田町の大日堂で妙蓮復興60周年を迎える近江妙蓮観賞会が4年ぶりに開催されます。
 長いコロナ禍を乗り越え、市内各地で様々な活動が再開されることを大変うれしく感じるとともに、関係する皆様のご尽力に感謝申し上げます。議員の皆様には、ぜひご参加いただきますようお願い申し上げます。
 最後に、これからますます暑さが増しますが、議員各位におかれましては、なお一層ご自愛いただきまして、市勢の発展と市民福祉の向上にご貢献を賜りますよう、心からご祈念を申し上げ、本定例月会議の終了にあたりましてのご挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。
 
○議長(筈井昌彦) 本定例月会議におきまして、慎重にご審議を賜り、無事終了いたしましたことを心からお礼を申し上げます。
 臨時会議がない限りにおきましては、次回、完成となりました新庁舎での開催になります。60年近く、私たち、また市民を見守っていただきましたこの旧庁舎、本日が本会議場、最終になります。この本会議場に感謝を申し上げつつ、終わりたいと思います。ありがとうございました。
 それでは、これをもちまして、次回会議まで休会いたします。
 どうもご苦労さまでございました。
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                  閉会 午前10時32分



 守山市議会会議規則第124条の規定により、下記に署名する。

                            令和5年6月29日


                     守山市議会議長  筈 井 昌 彦


                     署 名 議 員  藤 原 浩 美


                     署 名 議 員  今 江 恒 夫