○(議事日程)
令和5年守山市議会第1回臨時会議会議録
1 議 事 日 程
第1 会議録署名議員の指名
第2 会議期間の決定
第3 議案上程(議第1号)
市長提出
提案説明
第4 議案質疑(議第1号)
第5 委員会付託(議第1号)
第6 常任委員長審査結果報告(議第1号)
質疑、討論、採決
2 本日の会議に付した事件
第1 会議録署名議員の指名
第2 会議期間の決定
第3 議案上程(議第1号)
市長提出
提案説明
第4 議案質疑(議第1号)
第5 委員会付託(議第1号)
第6 常任委員長審査結果報告(議第1号)
質疑、討論、採決
3 出席議員は次のとおりである。
1番 川 本 航 平 2番 酒 井 洋 輔
3番 藤 原 浩 美 4番 今 江 恒 夫
5番 田 中 尚 仁 6番 西 村 弘 樹
7番 赤 渕 義 誉 8番 福 井 寿美子
9番 渡 邉 邦 男 10番 石 田 清 造
11番 森 重 重 則 12番 新 野 富美夫
13番 國 枝 敏 孝 14番 山 崎 直 規
15番 小 西 孝 司 16番 小 牧 一 美
17番 筈 井 昌 彦 18番 森 貴 尉
19番 高 田 正 司 20番 藤 木 猛
4 欠席議員は次のとおりである。
な し
5 会議に出席した説明員
市長 宮 本 和 宏
教育長 向 坂 正 佳
上記の者に委任または嘱託を受けた職員
副市長 川那辺 守 雄
政策監 村 田 朋 弘
総合政策部長 山 本 毅
総務部長 細 谷 修 司
環境生活部長 木 村 勝 之
環境生活部理事 高 橋 みちえ
健康福祉部長 小 川 靖 子
健康福祉部理事 沖 田 昌 子
こども家庭部長 筈 井 亨
都市経済部長 川 瀬 正
都市経済部理事 山 本 哲 雄
上下水道事業所長 飯 島 秀 子
教育部長 嶋 本 昭
財政課長 伊 藤 昌 行
6 会議に出席した議会事務局職員
局長 北 脇 嘉 久
次長 高 橋 和 也
書記 西 村 和 宏
書記 田 口 二 行
書記 末 澤 暢 子
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開会 午前9時30分
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○議長(筈井昌彦) 皆さん、おはようございます。
ただいま定足数に達しておりますから、令和5年守山市議会第1回臨時会議は成立いたしました。
よって、これより本臨時会議を始めます。
日程に入るに先立ちまして、諸般の報告をいたします。
本臨時会議に市長より提出されました案件は、予算案件1件であります。よろしくご審議のほどお願いいたします。
次に、去る12月15日に可決いたしました「保育士の配置基準の見直し等を求める意見書」および「不登校児童生徒に対して多様な学習機会を確保するための経済的支援制度の確立を求める意見書」につきましては、同日付で内閣総理大臣等に送付いたしましたので、ご報告いたします。
以上で諸般の報告を終わります。
これより、本日の会議を開きます。
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日程第1 会議録署名議員の指名
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○議長(筈井昌彦) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第124条の規定により、16番小牧一美議員、18番森貴尉議員を指名いたします。
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日程第2 会議期間の決定
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○議長(筈井昌彦) 日程第2、会議期間の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
本臨時会議の期間は、本日1日といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(筈井昌彦) ご異議なしと認めます。
よって、本臨時会議の期間は、本日1日と決定いたしました。
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日程第3 議案上程(議第1号)
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○議長(筈井昌彦) 日程第3、議第1号を議題といたします。
事務局長をして議件を朗読願います。
事務局長。
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○議会事務局長(北脇嘉久) 朗読いたします。
議第1号令和4年度守山市一般会計補正予算(第13号)。
以上。
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○議長(筈井昌彦) 市長より提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長 宮本和宏 登壇〕
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○市長(宮本和宏) 皆様、おはようございます。
本日、令和5年守山市議会第1回臨時会議に議案の提案をお願いいたしましたところ、議員の皆様方には、ご多忙中にもかかわりませず、上程をいただく運びに至りましたことに対しまして、厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございます。
本日の市議会臨時会議に提出をさせていただきました案件は、予算案件1件でございます。
提案理由を申し上げます前に、お許しをいただきまして、諸般の報告をさせていただきます。
穏やかに新年を迎える中、市内では新春の恒例行事が、いずれもコロナ禍前の姿を取り戻すべく開催をされたところでございます。
1月8日には、昨年同様に規模を縮小し、消防出初式を厳粛に執り行い、関係者で「安全で安心なまち守山」の実現に向けて、高い誇りと強い使命感を持って邁進していく決意を共有したところでございます。議員の皆様にはご臨席を賜りまして、厚く御礼申し上げます。式典後の一斉放水訓練では、消防団に加え、今回は各学区代表の自衛消防隊にも参加をいただき、穏やかな冬晴れの下、澄み切った青空へ見事な一斉放水となったところでございます。消防団、自衛消防隊、女性消防隊等の皆様には、コロナ禍においても、年末夜警をはじめ防火・防災活動にご活躍をいただいており、改めて感謝と敬意を申し上げるところでございます。
また、9日の成人の日には、成人年齢の引下げに伴いまして、今年度から「二十歳のつどい」として、従来どおりの二十歳の青年を対象とし、式典および「祝う会」を市民ホールで開催をしたところでございます。会場での検温や手指消毒などの感染対策を行う中、3年ぶりに午前中のみの1部開催としたことから、市内在住の二十歳の青年が一堂に会し、対象者の76.5%、706名の皆さんがご参加をいただいたところでございます。
また、恒例の祝賀駅伝につきましては、今大会から装いを新たに「MORIYAMA NEW YEAR駅伝」として盛大に開催をしたところでございます。今年は3年ぶりに小学生の部を再開し、112チーム、約800名がたすきをつなぎ、晴天の中、健脚を競い、思い思いに走りを楽しんでいただきました。式典や大会の準備・運営にご協力いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。
1月14日には、守山の冬の風物詩であります住吉神社と勝部神社の火まつりが執り行われまして、3年ぶりに制限なしで一般公開されたところでございます。コロナ禍においても地域の保存団体が紡いできていただいた伝統文化継承の取組が実を結び、大勢の見物客でにぎわったところでございます。
次に、1月18日に大津市の採卵養鶏場で発生をしました高病原性鳥インフルエンザを疑う事例につきましては、19日に陽性が確定し、同日の夕方に守山市高病原性鳥インフルエンザ危機管理対策本部会議を開催し、状況確認や各部局の対応等につきまして、協議、情報共有を行ったところでございます。
滋賀県においては、同日中に防疫作業(殺処分および消毒)が開始されまして、21日に防疫措置が完了いたしましたが、25日に2件目の事例が1件目付近の家禽農場で確認されたため、同様に防疫措置が行われているところでございます。
本市におきましては、発生地点より半径10km圏内に入る小規模家禽飼養者が3者ございますことから、県に対して、毎日の死亡羽数等の状況報告を行っておりますが、現在のところ死亡等の異常はないところでございます。また、半径10km圏内の家禽農場に出入りする畜産関係車両を消毒するための消毒ポイントが、1月19日より、びわこ地球市民の森(今浜町地先)に設置をされましたことから、近隣住民への周知を行ったところでございます。なお、消毒ポイントの撤去は2月6日が予定されているところでございます。
次に、新型コロナウイルス感染症につきましては、去る27日、国は感染症法上の位置付けを、今年の5月8日から、現在の「2類相当」から、季節性インフルエンザと同じの「5類」へ引き下げると決定をされたところでございます。これに伴いますコロナの診療体制や医療費の公費負担、また、マスク着用などの様々な日常生活における変更点につきましては、今後の国の動向を注視してまいりたいと考えております。
なお、既に小中学校では黙食をやめ、また、昼食時にはパーティションを外して実施をしているところでございます。
また、本市の新型コロナワクチンの接種状況でございますが、1月26日時点で、12歳以上のオミクロン株対応ワクチン接種は3万3,675人(接種率44.9%)、内訳は3回目が2,187人、4回目が1万4,690人、5回目が1万6,798人という状況にございます。集団接種は1月21日で終了いたしましたが、引き続き個別接種により、希望される方へのワクチン接種に取り組んでまいります。なお、現時点での接種の実施期間は3月31日までとなっており、今後のワクチン接種につきましては、現在、国において検討中であり、国の方針等が示されましたら、適切に対応してまいりたいと考えております。
長引くコロナ禍で市民生活は大きな影響を受けておりますが、新しい生活様式を踏まえる中、安心して暮らしていけるよう、引き続き、ワクチン接種はもとより必要となる支援につきまして、時期を逸することなく取り組んでまいります。
それでは、ただいま上程いただきました議案につきまして、提案理由をご説明申し上げます。
議第1号は、令和4年度守山市一般会計補正予算(第13号)でございまして、歳入歳出にそれぞれ6億6,486万5,000円を追加いたしまして、総額を417億7,126万7,000円とするものでございます。
初めに、総務費関係では少子化対策として、新規に婚姻した世帯に対し、住居費および引越費用の一部を助成します結婚新生活支援補助金につきまして、当初予算を上回る申請の相談がありますことから、増額補正をお願いするものでございます。
次に、衛生費関係では、核家族化が進み、地域のつながりも希薄となる中で、全ての妊婦・子育て家庭が安心して出産・子育てができますよう、これまで実施をしてきました妊娠期からの切れ目のない支援を、より充実させた伴走型の相談支援に合わせまして、経済的支援を一体的に実施します出産・子育て応援交付金が国において創設されましたことから、当該交付金の支給に必要な経費につきまして、補正をお願いするものでございます。
また、去る1月19日に、市民の方から2,000万円のご寄附を賜りましたことから、寄附者のご意向に沿う中、今後の環境施策の推進を目的として創設をいたしました環境学習都市宣言推進基金に積立てを行うため、補正をお願いするほか、6月定例月会議においてお認めいただきました再生可能エネルギーの活用や、蓄電池によります家庭内エネルギーの自給自足等による脱炭素社会に向けた住宅用蓄電池等設置補助金につきまして、当初想定を上回る申請の相談がありますことから、必要な補助金につきまして増額補正をお願いするものでございます。
次に、商工費関係におきましても、9月定例月会議においてお認めいただきました、中小企業者等への省エネルギー化ならびに再生可能エネルギーの活用に資する設備の導入を支援します中小企業等省エネ・再エネ設備等導入促進補助金につきまして、これも同じく当初想定を上回る申請の相談がありますことから、増額補正をお願いするものでございます。
また、村田製作所に売却をいたしました旧都賀山荘およびスポーツ広場敷地のフッ素の深度確認調査結果が1月13日に判明をいたしましたことから、同敷地内のれんが片混じりの廃棄物土砂等について、同社との土地売買契約における契約不適合責任に基づきまして、その除去工事を市が実施する必要がありますことから、これらの経費につきまして補正をお願いするものでございます。
なお、村田製作所の研究開発拠点の建築着工時期を見据え、工期を5月から10月末までに設定をして、当該除去工事を実施する必要がありますことから、今回の臨時議会に本補正をお願いするものでございます。
次に、債務負担行為の補正でございます。
3月31日告示、4月9日執行となります滋賀県議会議員一般選挙の準備行為として、期日前投票等に係ります人材派遣の経費につきましての債務負担行為の補正をお願いするものでございます。
以上、本日提出をさせていただきました案件につきましての提案理由とさせていただきます。
何とぞ十分なご審議をいただきまして、しかるべきご賛同を賜りますようによろしくお願いを申し上げまして、提案理由とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
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○議長(筈井昌彦) 暫時休憩いたします。
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休憩 午前9時41分
再開 午前9時55分
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日程第4 議案質疑(議第1号)
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○議長(筈井昌彦) 休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第4、これより、ただいま議題となっております議第1号について、議案質疑を行います。
3番藤原浩美議員より、発言通告書が提出されておりますので、これを許します。
なお、議案質疑の発言時間は30分以内であります。
3番藤原浩美議員。
〔3番 藤原浩美議員 登壇〕
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○3番(藤原浩美) それでは私は、議第1号令和4年度守山市一般会計補正予算に対し、質疑を行います。
本日の臨時会議に提案された一般会計補正予算6億6,486万5,000円のうち5億円は、守山市が昨年4月に村田製作所に売却した旧都賀山荘およびスポーツ広場敷地内の地中に、れんがおよびフッ素汚染土砂が混ざっていることが判明し、村田製作所と交わした土地売買契約における契約不適合責任に基づき、その除去工事を守山市が実施するための予算として本臨時会議に提案されたものです。
以下6点、市長にお聞きします。
1点目、この補正予算がこの臨時会議への提案になったのはなぜか。
2点目、地中にれんがおよびフッ素汚染土砂があることが分かったことについて、詳細な経緯をお聞きする。
3点目、処分費用額5億円の積算根拠はどうか。
4点目、処分が必要となる土砂の量はどれだけか。
5点目、守山市が事前に遺跡調査や埋設物調査を行った時に、多量のれんがが埋設されていることが分かったとのことだったが、フッ素汚染土壌が発見できなかったのはなぜか。
6点目、売却して所有権がなくなった土地に対して、守山市が行うべき責任の範疇は相手側とどのように取り決めているのか。併せて、これまで公有地売却時において不適合責任を負ってきたのか。
以上、質問します。
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○議長(筈井昌彦) 市長。
〔市長 宮本和宏 登壇〕
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○市長(宮本和宏) それでは、ただいまの藤原議員の質問6点につきまして、お答えを申し上げます。
まず、1点目についてお答えいたします。この補正が今回の臨時会議の提案となった理由についてでございます。
村田製作所の新施設整備につきましては、昨年4月の売買契約締結に際しまして、令和5年度中の工事着工、同7年度中の竣工が前提となっております。こうした中、同社において進めておられます環境影響評価の進捗から、令和6年1月に建築工事着工のスケジュールで進められており、村田製作所から、令和5年10月末までに除去工事を完了するように要請を受けているところでございます。
また、除去工事につきましては、搬出期間に6か月を要するため、令和5年5月上旬からの着手が必要となりますことから、今回の臨時会議で補正予算をお願いし、工事入札の後、3月の定例月会議で契約の議決をお願いするスケジュールで進めていかなければならないと考えているところでございます。
次に、2点目についてお答えいたします。2点目は、これまでの経過についてでございます。
令和4年2月に実施をいたしました守山市によります埋蔵文化財試掘調査の結果、地盤高マイナス60?の深さから、約50?程度のれんが工場時代に投棄された廃れんが層が確認されたところでございます。その後、令和4年6月から10月までに実施をされました村田製作所による土壌表層調査において、基準値を超える自然由来のフッ素が確認をされたことから、処分する土量を確認するため、12月定例月会議において、係る補正予算をお認めをいただきまして、深さ3mまでの基準値を超えるフッ素の深度確認調査を12月26日、27日に実施をし、1月13日に調査結果が判明したところでございます。
議会の皆様には、まず、市の埋蔵文化財試掘調査の結果、廃れんが層が確認されたこと、また、一般の土地売買契約と同様に、本市と村田製作所との売買契約書において、契約不適合責任を明記しており、市が処分費用を負担し、処分しなければならないこと、また、同社の土壌表層調査の結果、基準値を超えるフッ素が確認されたこと、また、改めて基準値を超えるフッ素の深度を確認するため、ボーリング調査費用が必要となることなど、丁寧に説明を申し上げてきたところでございます。
次に、3点目と4点目は関連いたしますので、一括してお答えをいたします。
処分が必要となります土砂の量につきましては、市のボーリング調査結果に基づき算出をしました結果、れんが片を含みます土砂が4,900立米、フッ素を含みます土砂が2,100立米、れんが片およびフッ素を含む土砂が2,200立米と想定しているところでございます。
処分費用額につきましては、県内の複数の建設業者から見積りを聴取いたしまして、この見積りを参考に、今回、補正予算をお願いするものでございます。
次に、5点目の質問について、お答えいたします。
令和4年2月に実施をいたしました市による埋蔵文化財試掘調査は、あくまでも遺跡の存在確認を目的とした調査でございます。なお、今回検出されたフッ素は自然由来と考えているところでございます。
次に、6点目の質問について、お答えいたします。
ご承知のとおり、令和4年4月21日に本市と株式会社村田製作所との間で締結をいたしました不動産売買契約書第12条第3項に、契約不適合責任の条項を設けておりまして、本物件が品質等に関して契約の内容に適合しないものである時は、買主は履行の追完請求、地中埋設物調査費用を含む損害賠償の請求等をすることができると定めているところでございます。今回は、この契約不適合責任のうち履行の追完請求により、廃棄物れんが片混じり土砂等の除去工事を実施するものでございます。
この買主の契約不適合に係ります追完請求権は、民法第562条に規定をされているものでございまして、平成29年の民法改正によりまして、従来の瑕疵担保責任について、売主の責任をより明確化した制度でありまして、仮に本契約書に契約不適合責任の条項が記載されていない場合であっても、同民法の規定が適用され、排除されていない限りは同様に履行の追完を受けることとなるものでございます。
なお、これまでには、瑕疵担保責任の瑕疵として、今市町地先の旧河西交番跡地を売却した際に、売却後に水道管の撤去をした事例がございます。
以上、答弁とさせていただきます。
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○議長(筈井昌彦) 3番藤原浩美議員、よろしいですか。
3番藤原浩美議員。
〔3番 藤原浩美議員 登壇〕
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○3番(藤原浩美) このフッ素汚染土は自然由来ということなんですけれど、調査をしたのが深度3mということなんですけど、それから下とかから、もし不純物が出てきたりとかして、そういうのを負わなければいけないということを問われることはないのでしょうか、お聞きします。
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○議長(筈井昌彦) 市長。
〔市長 宮本和宏 登壇〕
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○市長(宮本和宏) それでは、お答えいたします。
ご存じのとおり、琵琶湖がどんどん移動してきた中で、いわゆる古琵琶湖層、滋賀県内の土については、ヒ素であったりフッ素といったものが自然由来として存在しているということでありまして、今回のこのフッ素につきましては、江州煉瓦、かつてあったれんが工場の跡地処分の際に、埋め戻しの土として県内から持ってきたものの中に、この自然由来のフッ素が含まれていたのではないかと考えているところでございます。
今回お願いしておりますこの除去費用につきましては、ボーリング調査等を行った中で必要な額を算定してございますので、この額の中でしっかり対応できると考えているところでございます。
以上、答弁とさせていただきます。
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○議長(筈井昌彦) これをもちまして、通告による発言は終わりました。
これより、議案質疑に対する関連質疑を許します。
なお、関連質疑の発言時間は15分以内であります。
関連質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(筈井昌彦) ないようでありますので、これをもって議案質疑を終結いたします。
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日程第5 委員会付託(議第1号)
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○議長(筈井昌彦) 日程第5、議第1号につきましては、お手元に配付しておきました議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
ただいまから暫時休憩いたしますので、休憩中に各常任委員会をお開き願いまして、付託議案の審査をお願いいたします。
暫時休憩いたします。
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休憩 午前10時05分
再開 午前11時19分
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日程第6 常任委員長審査結果報告(議第1号)
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○議長(筈井昌彦) 休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第6、議第1号を議題として、各常任委員長から審査結果の報告を求めます。
まず、総務常任委員長の報告を求めます。
総務常任委員長。
〔総務常任委員長 西村弘樹議員 登壇〕
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○総務常任委員長(西村弘樹) ただいま議長のご指名をいただきましたので、総務常任委員会の審査結果をご報告いたします。
本臨時会議におきまして、当委員会に付託を受けました案件は、議第1号令和4年度守山市一般会計補正予算(第13号)(分割審議)とし第1条歳入歳出予算の補正のうち歳入全部、歳出款2総務費、第3条債務負担行為の補正。以上、予算案件1件でありました。
本臨時会議休憩中に当委員会を開催し、理事者側より、副市長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、慎重審議の結果、議第1号は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、総務常任委員会の審査結果の報告を終わります。
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○議長(筈井昌彦) ただいまの総務常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(筈井昌彦) ないようでありますので、次に、文教福祉常任委員長の報告を求めます。
文教福祉常任委員長。
〔文教福祉常任委員長 山崎直規議員 登壇〕
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○文教福祉常任委員長(山崎直規) ただいま議長のご指名をいただきましたので、文教福祉常任委員会の審査結果の報告をいたします。
本臨時会議におきまして、当委員会に付託を受けました案件は、議第1号令和4年度守山市一般会計補正予算(第13号)(分割審議)として第1条歳入歳出予算の補正のうち歳出款4衛生費、項1、第2条繰越明許費の補正。以上、予算案件1件でありました。
本臨時会議休憩中に当委員会を開催し、理事者側より、副市長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、慎重審議の結果、議第1号は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、文教福祉常任委員会の審査結果の報告を終わります。
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○議長(筈井昌彦) ただいまの文教福祉常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(筈井昌彦) ないようでありますので、次に環境生活都市経済常任委員長の報告を求めます。
環境生活都市経済常任委員長。
〔環境生活都市経済常任委員長 國枝敏孝議員 登壇〕
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○環境生活都市経済常任委員長(國枝敏孝) ただいま議長のご指名をいただきましたので、環境生活都市経済常任委員会の審査結果をご報告いたします。
本臨時会議におきまして、当委員会に付託を受けました案件は、議第1号令和4年度守山市一般会計補正予算(第13号)(分割審議)でありまして第1条歳入歳出予算の補正のうち歳出款4衛生費、項2、款7商工費、第2条繰越明許費の補正。以上、予算案件1件でありました。
本臨時会議休憩中に当委員会を開催し、理事者側より、副市長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、慎重審議の結果、議第1号は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、環境生活都市経済常任委員会の審査結果の報告を終わります。
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○議長(筈井昌彦) ただいまの環境生活都市経済常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(筈井昌彦) ないようでありますので、各常任委員長の審査結果の報告ならびに報告に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
発言通告書が提出されておりますので、これを許します。
16番小牧一美議員。
〔16番 小牧一美議員 登壇〕
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○16番(小牧一美) それでは、私は、議第1号令和4年度守山市一般会計補正予算(第13号)に対しまして、反対の立場で討論を行います。
本日の臨時会議に提案された一般会計補正予算のうち5億円は、守山市が昨年4月に村田製作所に売却した旧都賀山荘およびスポーツ広場の敷地内に、れんがおよびフッ素汚染土砂が混ざっていることが判明して、村田製作所と交わした土地売買契約における契約不適合責任に基づいて、その除去費用、工事を守山市が実施するための予算です。
宮本市政任期満了直前の臨時会議で、またしても村田製作所に関わる案件が提案をされました。今回の補正予算5億円、当初、れんが除去費用は1億7,000万円という報告を受けていたので、5億円という額には大変驚きました。
フッ素汚染土壌が混入していたということを守山市の調査では見抜けなかったけれども、村田製作所が調査したことでそれが判明し、5億円というのが今回提案をされました。一定やむを得ない土壌汚染ということで理解をしようとは思いますけれども、そもそも9月議会で私たちに報告をされたこの対象地域は、汚染のおそれがないと判断をしていると報告を受けていたにもかかわらず、相手側の調査で判明したということは、守山市の責任が問われると私は思います。
あらかじめきちんと調査をすべきであるし、この契約不適合責任に基づくと、今後村田製作所側が今後また新たに工事をした時に土壌汚染が発見された場合、守山市が新たな責任を負わなければならないということも考えられると心配をするものです。
今回、臨時会議にこういう形で提案をされまして、その理由が、村田製作所の工事が予定されているので、それに間に合わせるように、この臨時会議という説明ではありましたけれども、本来であれば工事を遅らせていただく中で、きちんと定例月会議の中で提案をし、みんなでしっかり議論をし、1,630台のトラックが行き来をする周辺住民に対しての影響も含めて、また、先ほどの委員会では、土壌を埋め戻さないということも答弁がされまして、あそこに大きなくぼみが6か月間できると、6か月以上できるということの影響についても大変心配なことがたくさんあります。なので、この大きな事業について、臨時会議という形で提案をするのではなく、きちんとした定例月会議で提案をしていただきたかった。
宮本市長においては、村田製作所の誘致について、強力な力で実現をしてこられたかも分からないけども、臨時会議を繰り返すということをなるべく避けていただきたいというその願いについては、届かなかったなということを申し上げたいと思います。
このような大きな案件が継続しながら市長が代わっていくということは大変残念。新たな市長にきちんと引き継いでいただくことは当然でありますが、仕事の仕方として、みんなの合意を大前提にまちづくりは進めるということが、本当にそれが大前提だと思うので、このことについては、この大きなプロジェクト、私たち議員の責任もこれから問われてくると思いますが、東口の在り方、それから西口の在り方も並行して進む中での大プロジェクトの進捗を、きちんとみんなが納得と合意をするということを大前提に進めるべきということを、あえて申し上げたいと思っています。
今回の臨時会議の5億円の提案については、以上のような理由によりまして、私は反対を決断しました。
以上の理由です。
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○議長(筈井昌彦) これをもって討論を終結いたします。
それでは、ただいま議題となっております議第1号について、採決いたします。
議第1号について、起立により採決いたします。
本件に対する各常任委員長の報告は、いずれも「可決」であります。
本件は、各常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立多数〕
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○議長(筈井昌彦) ご着席願います。
起立多数であります。
よって、議第1号は各常任委員長の報告のとおり決しました。
以上で本臨時会議に付議されました案件の審査は全部終了いたしました。
この際、市長から発言の申出があります。これを許します。
市長。
〔市長 宮本和宏 登壇〕
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○市長(宮本和宏) 最後ですので、ちょっとマスクを外させていただきます。すみません。
議長のお許しを賜りましたので、令和5年守山市議会第1回臨時会議の終了にあたりまして、一言御礼のご挨拶を申し上げます。
提案申し上げました案件につきまして、原案のとおりお認めをいただき、衷心より厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
今臨時会議の審議の過程で、議員各位から賜りました貴重なご意見、ご提案をしっかり受け止めまして、その意向を踏まえます中で、今後の取組に反映してまいりたいと考えております。
とりわけJR守山駅東口におけます新施設整備に伴いまして、旧都賀山荘およびスポーツ広場敷地で確認をされました、れんが片混じりの廃棄物土砂等の除去につきましては、村田製作所の研究開発拠点整備に遅れが出ないよう、計画的に進めてまいりたいと考えております。
さて、私の任期も2月19日の任期末まで20日余りを残すところとなりました。去る1月22日に告示をされました守山市長選挙におきましては、市議会議員の皆様をはじめ国政・県政および市内の各地域や各会から多くの支持を受け、私の後任として、森中高史さんの新市長就任が決定されたところでございます。本日午後1時半から、当選証書の交付が行われる予定でございます。
森中さんは、ご承知のとおり、総務省からの出向で2年4か月間の間、直属の事務監として本市の第5次総合計画策定や行財政改革等に取り組んでいただき、また、この間、市内の青年経済人や地域の方々との交流、また消防団員としての活動等から、本市に魅力を感じ、守山市政を担っていく強い決意と情熱と夢を持たれておられます。
これまでの国・県・市での豊富な経験を踏まえ、市政の先導役として、また国・県とのパイプ役として、今後の守山市の市民福祉の向上と市政の発展を牽引いただける方と確信をしておりまして、私もしっかりと彼に引継ぎを行いまして、市政を託してまいります。
とりわけ今年5月の新型コロナウイルス感染症の5類への引下げに伴いまして、アフターコロナ、コロナ後のまちづくりをいかに進めるかが大きな課題となってまいります。また、現在の大きな課題であります少子高齢化の進展への対応、不登校・児童虐待件数の増加への対策、複雑かつ多様な課題を抱える市民や家庭への支援、加えまして、新たな課題でありますDX(デジタル化)、GX(地球温暖化)、生物多様性の確保、これらの多くの課題に立ち向かっていかなければなりません。森中新市長には、これらの課題に新たな視点を持って、ぜひリーダーシップを発揮し、力強く市政を牽引いただくことを期待しているところでございます。
何より、そのためには引き続き行政と議会が両輪となって、市民のための市政運営が展開されることが必要不可欠でございます。市議会議員の皆様には、これまで同様に、ご理解・ご協力、そしてご指導・ご鞭撻を賜りますように、心よりお願いを申し上げます。
最後になりますが、3期12年にわたりまして、私の市政運営に対しまして深いご理解・ご協力を賜りましたこと、心より御礼を申し上げます。とりわけ最重要課題の環境センターの更新につきましては、まさしく行政と議会が両輪となって、また市役所全体が一丸となって取り組み、解決に至ることができました。このことは、今なお感慨深く、深いご理解と多大なるご支援をいただきました市議会をはじめ関係者の皆様に、この場をお借りしまして、改めて衷心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
また、昼夜を問わずご尽力いただきました職員の皆様にも、心から感謝を申し上げます。
12年間、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
今年も、はや一月が過ぎまして、冬の寒風が身にしみる1年で最も寒い時期でございます。議員各位におかれましてはご自愛いただきまして、市政の発展のためにますますのご活躍をいただきますようにご祈念申し上げまして、会議終了にあたりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
(拍 手)
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○議長(筈井昌彦) 本臨時会議におきまして、慎重にご審議を賜り、無事終了いたしましたことを、心からお礼申し上げます。
これをもって、次回会議まで休会いたします。
どうもご苦労さまでございました。ありがとうございました。
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閉会 午前11時36分
守山市議会会議規則第124条の規定により、下記に署名する。
令和5年1月30日
守山市議会議長 筈 井 昌 彦
署 名 議 員 小 牧 一 美
署 名 議 員 森 貴 尉
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