○(議事日程)
令和3年守山市議会第4回臨時会議会議録
1 議 事 日 程
第1 会議録署名議員の指名
第2 会議期間の決定
第3 湖南広域行政組合議会議員の補欠選挙
第4 議案上程(議第68号)
市長提出
提案説明
第5 議案質疑(議第68号)
第6 委員会付託(議第68号)
第7 常任委員長審査結果報告(議第68号)
質疑、討論、採決
2 本日の会議に付した事件
第1 会議録署名議員の指名
第2 会議期間の決定
第3 湖南広域行政組合議会議員の補欠選挙
第4 議案上程(議第68号)
市長提出
提案説明
第5 議案質疑(議第68号)
第6 委員会付託(議第68号)
第7 常任委員長審査結果報告(議第68号)
質疑、討論、採決
3 出席議員は次のとおりである。
1番 川 本 航 平 2番 酒 井 洋 輔
3番 藤 原 浩 美 4番 今 江 恒 夫
5番 田 中 尚 仁 6番 西 村 弘 樹
7番 赤 渕 義 誉 8番 福 井 寿美子
9番 渡 邉 邦 男 10番 石 田 清 造
11番 森 重 重 則 12番 新 野 富美夫
13番 國 枝 敏 孝 14番 山 崎 直 規
15番 小 西 孝 司 16番 小 牧 一 美
17番 筈 井 昌 彦 18番 森 貴 尉
19番 高 田 正 司 20番 藤 木 猛
4 欠席議員は次のとおりである。
な し
5 会議に出席した説明員
市長 宮 本 和 宏
教育長 向 坂 正 佳
上記の者に委任または嘱託を受けた職員
副市長 川那辺 守 雄
政策監
(兼)都市経済部理事 村 田 朋 弘
事務監
(兼)健康福祉部長 武 田 遼 介
総務部長 福 井 靖
環境生活部長 川 瀬 正
環境生活部理事 高 橋 みちえ
健康福祉部理事 沖 田 昌 子
こども家庭部長 木 村 勝 之
都市経済部部長 中 島 勉
都市経済部理事 山 本 哲 雄
上下水道事業所長 飯 島 秀 子
教育部長 細 谷 修 司
財政課長 伊 藤 昌 行
監査委員事務局長 吉 川 与司一
6 会議に出席した議会事務局職員
局長 北 脇 嘉 久
次長 小 島 善兵衛
書記 松 山 正
書記 田 口 二 行
書記 藤 本 宏
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開会 午前9時30分
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○議長(藤木 猛) 皆さん、おはようございます。
ただいま定足数に達しておりますので、令和3年守山市議会第4回臨時会議は成立いたしました。
よって、これより本臨時会議を始めます。
日程に入るに先立ちまして、諸般の報告をいたします。
環境生活都市経済常任委員会より、休会中に同委員会を開催し、9番渡邉邦男君の委員長の辞任を許可し、空席となりました委員長について、互選により19番高田正司君を選任したところ、19番高田正司君からも辞任願の提出があり、再度、委員会を開催し、委員長の辞任を許可するとともに、互選により13番國枝敏孝君を選任した旨の届出がありましたので、これをご報告いたします。
なお、環境生活都市経済常任委員会委員長の就任に伴い、13番國枝敏孝君から文教福祉常任委員会委員の変更の申出がありましたので、13番國枝敏孝君から9番渡邉邦男君に変更がありましたことをご報告します。
次に、本臨時会議に市長より提出されました案件は、予算案件1件であります。
よろしくご審議のほどお願いいたします。
以上で諸般の報告を終わります。
これより、本日の会議を開きます。
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日程第1 会議録署名議員の指名
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○議長(藤木 猛) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第124条の規定により、12番新野富美夫君、13番國枝敏孝君を指名いたします。
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日程第2 会議期間の決定
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○議長(藤木 猛) 日程第2、会議期間の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
本臨時会議の期間は、本日1日といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(藤木 猛) ご異議なしと認めます。
よって、本臨時会議の期間は、本日1日と決定いたしました。
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日程第3 湖南広域行政組合議会議員の補欠選挙
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○議長(藤木 猛) 日程第3、湖南広域行政組合議会議員の補欠選挙についての件を議題といたします。
市長からの選挙発生事由についての通知に接しております。
事務局長をして朗読いたさせます。
事務局長。
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○議会事務局長(北脇嘉久) 朗読いたします。
守危管第668号
令和3年10月19日
守山市議会議長 藤木 猛様
守山市長 宮 本 和 宏
湖南広域行政組合議会議員の選出について(依頼)
秋涼の候、貴職におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
さて、下記の貴議会選出の湖南広域行政組合議会議員が、同組合議会会議規則第101条第1項の規定により、湖南広域組合議会議長宛てに辞職願を提出され、欠員が生じましたので、湖南広域行政組合規約第5条第3項の規定に基づき、同組合議会議員を選出いただきますようお願いします。
記
1 組合議会議員の氏名 森 貴 尉
2 欠員理由 辞職願の提出
3 辞職日 令和3年10月19日
以上。
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○議長(藤木 猛) 欠員となっております1名につきまして、湖南広域行政組合規約第5条第3項の規定に基づき、補欠選挙を行います。
選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定に基づき、指名推選の方法により行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(藤木 猛) ご異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
お諮りいたします。
指名の方法につきましては、本職において指名することにいたしたいと思いますけれども、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(藤木 猛) ご異議なしと認めます。
よって、本職において指名することに決しました。
それでは、湖南広域行政組合議会議員に、7番赤渕義誉君を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま本職において指名いたしました1名を当選人と定めることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(藤木 猛) ご異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました7番赤渕義誉君が、湖南広域行政組合議会議員に当選されました。
ただいま当選されました7番赤渕義誉君が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定に基づき、当選の告知をいたします。
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日程第4 議案上程(議第68号)
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○議長(藤木 猛) 議第68号を議題といたします。
事務局長をして議件を朗読いたさせます。
事務局長。
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○議会事務局長(北脇嘉久) 朗読いたします。
議第68号令和3年度守山市一般会計補正予算(第10号)。
以上。
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○議長(藤木 猛) 市長より提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長 宮本和宏 登壇〕
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○市長(宮本和宏) 皆様、おはようございます。
本日、令和3年守山市議会第4回臨時会議に議案の提案をお願いいたしましたところ、議員の皆様方には、ご多忙中にもかかわりませず、上程をいただく運びに至りましたことに対しまして、心から厚く御礼申し上げます。
それでは、提案理由を申し上げます前に、お許しをいただきまして、諸般の報告をさせていただきます。
新型コロナウイルスの関係でございます。
新型コロナウイルス感染症の感染状況でございますが、現在、全国的に鎮静化しており、昨年の夏以降、最も低い水準と言われているところでございます。滋賀県内における新規感染者数も、市民の皆様のご協力のおかげをもちまして、10月に入りまして一桁台が続いており、医療体制も大変落ち着きを見せている状況で、飲食店等への来客数も少しずつ回復の兆しが見えかけているところでございます。
しかしながら、まだまだ以前のような活発な社会経済活動が行える状況までには至らない状況にございます。引き続き、生活支援、経済支援等を行いつつ、気を緩めることなく第6波への備えもしっかりと行ってまいりたいと存じます。
このような中で、現在の新型コロナワクチンの接種状況でございますが、10月28日時点で、1回目が6万4,196人(86.7%)、2回目が6万2,916人(85.0%)となっております。10月末までに希望者の接種がおおむね完了できますよう、接種を進めてきたところでございます。医師会の先生方と市民の皆様のご協力のおかげをもちまして、大変多くの皆様に接種をいただいたところでございます。
今後につきましては、新たに12歳となる方や事情により接種ができていない方などを対象に、引き続き個別接種と集団接種を行ってまいりますが、集団接種につきましては、今月以降は土曜日のみ、100名程度に規模を縮小いたしまして、接種会場をすこやかセンターに移して実施してまいります。
また、国の接種方針に基づきまして、2回目接種を終了された方のうち、おおむね8か月以上経過した方を対象に、3回目の追加接種に向けた準備も行っているところでございます。今後、国から接種対象者など、詳細が示される予定でございますが、本市における追加接種につきましては、ファイザー社製ワクチンの接種は個別接種、武田/モデルナ社製ワクチンは集団接種により実施することとしておりまして、医療従事者の方を皮切りに12月から接種を開始する予定でございます。
今後におきましても、市民の皆様が安心して日々の生活を送れますよう、引き続きワクチン接種の準備をしっかり進めてまいりたいと考えております。
次に、JR守山駅東口における新施設整備についてでございますが、8月11日の詳細協議開始の発表以降、基本的事項に基づきまして、1つには、株式会社村田製作所によります研究開発拠点の整備、2つには、一般財団法人守山野洲市民交流プラザによります隣接地での新都賀山荘の整備、3つ目には、市による駅前スポーツ広場の代替機能としての都市計画公園・立入公園の整備に向け、鋭意協議を進めているところでございます。
8月の発表時点で基本協定の締結を秋頃としておりましたが、様々な調整事項がありまして、現時点では年末までに基本協定を締結できるよう進めているところでございます。これら大きな課題を市民の皆様のご理解の下、確実に進められますよう、引き続き関係者および関係機関と協議検討を重ねてまいる所存でございます。議員の皆様におかれましては、引き続きのご指導、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
さて、本日の市議会臨時会議に提出させていただきました案件は、予算案件1件でございます。
それでは、ただいま上程いただきました議案につきまして、提案理由をご説明申し上げます。
議第68号は、令和3年度守山市一般会計補正予算(第10号)でございまして、歳入歳出にそれぞれ5,470万5,000円を追加いたしまして、総額を304億8,883万8,000円とするものでございます。
今回の補正の内容は、新型コロナウイルス感染症対策の補正として1点、守山駅東口における新施設整備に係る補正1点の計2点でございます。
まず、1点目は、先ほど申し上げました3回目が予定されております新型コロナワクチンの追加接種につきまして、3回目の接種体制を整備する必要性が生じましたことから、それらに必要な経費の増額補正を行いますとともに、1回目および2回目の接種に要した事業費の精査を行うものでございます。
2点目は、一般財団法人守山野洲市民交流プラザが運営しますライズヴィル都賀山の物件移転補償につきまして、補償費の適正な算定と補償契約等の策定につきまして、専門家に指導支援をお願いする必要がありますことから、関連経費の補正をお願いするものでございます。
以上が、議第68号に係ります案件につきましての提案理由とさせていただきます。何とぞ十分なご審議をいただきまして、しかるべきご賛同を賜りますようにお願いを申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。ありがとうございました。
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○議長(藤木 猛) 暫時休憩します。
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休憩 午前9時43分
再開 午前9時54分
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日程第5 議案質疑(議第68号)
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○議長(藤木 猛) 休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第5、これより、ただいま議題となっております議第68号について、議案質疑を行います。
16番小牧一美さんより発言通告書が提出されておりますので、これを許可します。
なお、議案質疑の発言時間は30分以内であります。
16番小牧一美さん。
〔16番 小牧一美議員 登壇〕
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○16番(小牧一美) それでは私は、本日提案されました議第68号令和3年度守山市一般会計補正予算(第10号)に対しまして、質疑を行います。
今回の補正額5,470万5,000円のうちの300万円は、守山野洲市民交流プラザ物件移転補償業務を専門家に委託するためのもので、物件移転補償費の算定と補償契約書・約款などの策定をしようとするものの補正予算です。
8月11日の臨時議会で初めて明らかにされた守山駅東口の公有地を村田製作所に売却するということについて、議会も含めて市民も都賀山荘の従業員の皆さんも、まさに寝耳に水の発表であり、その後、疑問や不安や心配の声が聞かれます。守山市はその声を丁寧に聴き、不安の解消に努めなくてはなりません。そして、その実態を議会に明らかにしていただいて、何よりも納得と合意を大原則に議論を進めるべきと考えます。
そこで、以下6点、市長にお聞きいたします。
1点目、まず今回、またしても臨時議会に東口開発関連補正予算を提案しなければならない理由は何か。どのような緊急性があるのかをお聞きします。
2点目、都賀山荘の現時点での運営の現状と今後の見通しはどうなっているのかお聞きします。
3点目、再整備について、従業員の皆さんへの説明はどのようにされているのかお聞きします。
4点目、新都賀山荘の営業再開の見込みはどうか。移行時の休業補償の考え方はどのように考えていらっしゃるのかお聞きします。
5点目、新都賀山荘について、集客の見込み、事業継続の可能性をどのように判断しているのかお聞きします。
6点目、移転補償費算定の基礎となる土地鑑定価格の算定はどのような手続で行われるのか、公平性・客観性はどのように担保されるのか。
以上6点、市長にお伺いします。
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○議長(藤木 猛) 市長。
〔市長 宮本和宏 登壇〕
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○市長(宮本和宏) それでは、ただいま小牧議員からいただきました6点の質問にお答えいたします。
まず、駅前東口の件につきましては、先ほど提案理由の中でも申し上げましたが、8月11日の詳細協議開始の発表以降、基本的事項に基づきまして、村田製作所によります研究開発拠点の整備、そして新都賀山荘の整備、また、代替公園としての立入公園の整備に向けまして、関係者と共に鋭意協議を進めてきているところでございます。
また、何より市民の皆さんの理解が必要不可欠であると考えておりまして、発表早々に、地元の自治会等に対する説明会等、また公園整備につきましても、地元学区、また自治会等に説明等を行っているところでございます。引き続き、市民の理解をしっかり得ながら進める、この基本原則の下で進めてまいりたいと考えております。
その中で、発表段階では、基本協定の締結を秋頃としておりましたが、様々な調整事項がありますことから、現時点では年末までに基本協定を締結できるよう進めているところでございます。この基本協定を締結するに向けまして様々な協議を進めている中で、今回の補正予算が必要となったところでございます。
それでは、答弁申し上げます。
まず、1点目の今回の臨時議会になぜ提案をしなければならなかったかでございますが、私ども、今回、都賀山荘に対しましては、いわゆる物件移転補償を行うこととしております。この算定方法につきましては、8月11日の発表資料の中で基本的な考え方は示しているところでございます。顧問弁護士等に相談をしている中で、この物件移転補償につきまして、しっかりとした専門家の見地も入れるべきというご指導をいただき、また約款、契約書についても通常の道路等の移転補償とは異なってまいりますので、そういう専門性を入れたほうがいいというアドバイスをいただきまして、この専門家による指導・助言等をいただきたいと考えているところでございます。
その中で、先ほど申しました年末までに基本協定を締結するその段階では当然必要になるものでございます。そういったことで臨時会議を議会の皆様にお願いしなければならないなという検討を行っていたさなか、本日の11月1日の臨時会議が開催されるということでございましたので、衆議院選挙の後で大変な中でありますが、お願いさせていただいた次第でございます。そういったことから、緊急性があると考えております。
次に、2点目と3点目、まとめて答弁を申し上げます。2点目の質問は、都賀山荘の現時点での運営の現状と今後の見通しはどうか。3点目は、再整備について従業員の皆さんに説明はどのようにしているのか、この2つをまとめて答弁申し上げたいと思います。
まず、都賀山荘の現在の経営状況でございますが、8月以降のまん延等防止措置や緊急事態宣言の措置に伴いまして、9月中はほぼキャンセルとなるなど、休業要請等に伴います協力金や、事業継続支援金等の申請手続が進められておりますが、支給までにはしばらくの時間があり大変厳しい経営状況が続いておられるところでございます。
また、移転整備の公表以降、個別面談等によりまして、これまでの経過や今後の見通し等について説明し、一定の理解は得られておりますものの、営業形態変更を機に、新たな可能性を考えた従業員の退職希望もありまして、通常営業に支障が出かねない状況となっておられます。
その中で、新施設との切れ目のない営業継続を見込んでいたところでございますが、4月以降の予約受付の取扱いや新施設整備への移転準備等も考慮する中で、本年度末をもって一旦、営業停止をすることを念頭に置きながら、現在、検討を進められているところでございます。今後は、新施設を早期に整備しまして、休業期間ができる限り短縮できるよう財団と連携を深めてまいりたいと考えています。また、移転までの現施設の一部利用継続につきましても、村田製作所と協議を進めてまいりたいと考えております。
次に、4点目と5点目の質問、まとめてお答えいたします。4点目は、新都賀山荘の営業再開見込みはどうか。移行時の休業補償の考え方はどうか。5点目が、新都賀山荘について集客の見込み、事業継続の可能性をどのように判断しているか。この2点をまとめて答弁申し上げます。
詳細協議の開始の公表以降、財団におきましては新施設建設委員会を設置されまして、今後の経営の在り方や施設のコンセプト、整備内容等について、市も積極的に関与・支援する中で、精力的に検討を進められてきているところでございます。
また、施設運営のパートナーとなる優良な民間事業者との連携に向けまして、事業者等にヒアリングをしていたところ、駅前の立地を生かし土地の高度利用を図り賃料を得ることが、財団経営に、より効果が出るとの提案もありました。財団においては、地域や市民に愛され、地域社会の発展に寄与できる施設とするため、民間事業者の活力やアイデア、専門性を生かした施設の魅力向上による集客力や収益性の向上、また、新たな視点を取り入れた公益事業のさらなる展開を見据える中、この提案は財団にとって望ましい方向性であると判断をされているところでございます。
市におきましても、駅東口の活性化や利便性の向上が期待できること、また、宿泊部門を廃止する財団経営の安定化が図られること等を考慮しまして、民間事業者の提案を前向きに捉えているところでございます。
しかしながら、新施設は市有地に立地するため、公益性・公平性が求められることから、民間事業者の参画にあっては財団による公募の実施を求めておりまして、財団が一定の手続を経る中、新設、経営との相乗効果が発揮される応募内容と判断される際には、財団が民間事業者を受け入れる方針でおられます。
このような状況もありまして、新施設の整備は予定しておりました工程から遅れが見られ、現時点では来年秋頃の竣工を目途に取組を進められているところでございます。引き続き、新施設整備への早期の営業開始を目指して、共に取り組んでまいりたいと考えております。
なお、移転時の休業補償という話がありましたが、本市としては休業補償は出さないこととしております。あくまでも物件移転補償について補償させていただくという前提で進めているところでございます。
最後、6点目のご質問、移転補償費算定の基礎となる土地鑑定評価の算定はどのような手続で行われるのかでございます。
まず、都賀山荘に対する補償は物件移転補償でありまして、底地は市の土地ですので、土地については都賀山荘に対しては補償はいたしません。あくまで土地は村田製作所に市のほうが売却をするということであります。
この物件移転補償につきましては、先ほど申しましたとおり、8月11日の公表資料の中にも基本的な考え方は明記させていただいておりますし、先ほど申しました今回の補正をぜひお認めいただいて、その上で専門家にしっかりと第三者的な視点からも確認いただいた上で進めてまいりたいと。これによって公平性・客観性を持たせてまいりたいと考えております。
また、土地を村田製作所に売却することにつきましては、これも8月11日の方針に書いてありましたが、現在、協議を進めているところでございます。基本的な方向性といたしましては、土地の評価額については、来年の4月1日を基準日といたしまして、複数の鑑定評価を取る中で、公正で適正な価格設定を行ってまいりたいと考えております。
いずれにしましても大変、重要な課題でございます。本日、全員協議会でもしっかりご説明させていただきたいと考えているところでございます。今後とも市民の皆様の理解を得ることを大前提に進めてまいりたいと考えております。
以上、答弁とさせていただきます。
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○議長(藤木 猛) 16番小牧一美さん、よろしいですか。
16番小牧一美さん。
〔16番 小牧一美議員 登壇〕
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○16番(小牧一美) それでは、再質問させていただきます。
まず、1点目にも関わりますが、冒頭に市長が、市民の理解は不可欠だということで、最後にも市民への十分な説明をすると述べていただきましたけれども、この臨時議会の出し方という点においても、今、述べていただいた説明が、それならばきちんと提案理由の説明の中に、それも含めた理由をきちんと議案として述べるべきだと私は思っております。
今回、質疑をさせていただいたことで答弁をいただきましたけれども、全員協議会に説明をするからということではなく、この案件については駅前再開発で、市民にとっては本当に大事な大事なまちづくりの案件ですので、こんな臨時議会で数行の提案理由の説明ではなくて、どういう状況に今、話合いがなっているのかということも含めて、きちんと本会議場で提案をすべきだと私は思っております。
それもなされないで、私が今回質疑をさせていただいたので答弁をいただきましたけれども、そういうことの詳細を、今度は、今これは公開されていますから市民さんがどれだけ見てくださっているか分かりませんけれども、公開されるということですが、自治会や住民説明をしているということをおっしゃってくださっていますけれども、そこに参加されている方たちがどれぐらいなのか、8月11日以降、吉身学区、それから当該の自治会への説明ということですけれども、コロナで説明会もできずに意見を徴しているだけとかそういうこともありまして、決して今の時点で十分な説明を市民にしているというその姿勢は、私は認められないというふうに考えます。
だから、こういう出し方も含めて、市民に対して十分な説明というのは、市長はどういうふうにしていこうと思っていらっしゃるのか。そもそも臨時議会にこういう重要案計を出すということが私は問題だと思うんですけど、その姿勢こそが住民に対してきちんと説明をする姿勢にはならないと。もっときちんと、あらゆる場面を通じて、話合いの現状も含めた説明がなされるべきと考えますが、考え方をお聞きしたいと思います。
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○議長(藤木 猛) 市長。
〔市長 宮本和宏 登壇〕
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○市長(宮本和宏) それでは、ただいまのご質問にお答えいたします。
提案理由等で、先ほど答弁申し上げたことに触れるべきではないかということでありますが、議案の勉強会の中で、今日の全協資料につきましても説明をさせていただいていると思っております。その中で、一旦、説明はさせていただいているところであります。本来は委員会協議会なりそういった形で議論すべきかもしれませんが、ちょっと時間の関係もありましたので、今回は勉強会という形を取らせていただきました。
また、市民の理解を得るという意味では、先ほど申し上げました8月11日の公表以降、8月12日に、隣接するグランドメゾンの自治会にお邪魔しましたし、役員会で説明いたしました。また、8月15日には浮気の役員会にお邪魔しましたし、また10月23・24日には、事前に浮気自治会でアンケートもされ、それに応える形で、うちの理事を筆頭に説明会のほうにも行ってくれています。こういった地元に対する説明は丁寧に行っているところであります。
しかしながら、今回は大きな話でありますので、今、基本的なスキームを関係者でまとめているところでありますので、しっかりまとまった段階で、市民の皆様にしっかり周知をする中で進めていかなければならないと考えているところでございます。
当然、議会の皆様に対しても、しっかりパッケージとしてまとめた上で説明させていただき、基本協定に向けて進めてまいりたいと考えております。よろしくお願い申し上げて答弁とさせていただきます。
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○議長(藤木 猛) 16番小牧一美さん、よろしいですか。
16番小牧一美さん。
〔16番 小牧一美議員 登壇〕
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○16番(小牧一美) 当然、地元自治会とか地元学区とか自治会長の皆さんとか、そういう説明は当然必要だと思いますけれども、一定の代表されている方たちに説明をして、それで住民説明が十分になされていると私は思いませんし、とりわけ、これは駅前の東口をどういうふうに守山市として、将来にわたって活用していくのかという物すごく最重要案件だと私は思いまして、周辺自治会とかそういうところだけではなく、もちろん市民全体にとってどうなのかという議論は、十分必要でして、じゃあ何で臨時議会なのと言っているのは、これは議員の一般質問にも値する、代表質問にも値するぐらいの大事な大事な案件です。
市長はこういうふうにやりたいと思っているかもしれないけれども、議員は全協で諮りましたので、それでよろしいやんかということで、協議を開始すると市長もそういう姿勢を示していただいている訳ですから、少なくとも定例会の一般質問などの機会も捉えて議論をして、市民さんに、議会ではこういう議論になっているということが公表されることが当然必要だと思いますし、何かほかの案件と同じように、自治会に説明しておりますわというような扱いでは、私はあかんと思うんです、姿勢として。
だから、この臨時議会に出して、本当にそれこそ住民の皆さんとか市民全体に対する説明責任という合意と納得を得られる努力という、その姿勢があまりにも軽いというふうに思うんです。なので、市民全体に対しても市長はきちんと説明をすべきだし、意見聴取の場をもっと広く取るべきだと思いますが、いかがでしょうか。
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○議長(藤木 猛) 市長。
〔市長 宮本和宏 登壇〕
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○市長(宮本和宏) それでは、今のご質問に答弁いたします。
まず、今回の提案は、先ほど申し上げましたが、本来、定例月会議で大きな案件はやるべきだと。一方で通年議会をやっていただいていますので、そういう機会を利用して提案させていただくことも、当然、議運等に諮った上でになりますが、そこも私どもとしてはぜひお願いしたいなと思っております。
12月定例月会議に出しますと、あと残された検討の時間がないんです。今回は非常にタイトなスケジュールで進めているところもありますので、そういった意味で今回のこの日に、追加の議案をお願いしたという次第でございます。
また、市民全体の理解というのは本当に不可欠だと思っています。私どもも公表以降、広報等にも掲載いたしましたし、いろんな場面で市民の皆さんと話をしておりますが、基本的には前向きな形で受け止めていただいているのかなと思っております。
そういった意味で、今回の整備によって悪影響が生じないように、大きな視点から考えますと、頭脳集積が図られ、雇用も税収も生まれてくるわけでありますので、これをまちづくりの前向きな機会と捉えて進めてまいりたいと考えております。
繰り返しになりますが、市民の皆さんにしっかり理解を得ながら進めていく。これは大原則だと思っています。引き続きお願い申し上げます。
以上、答弁とさせていただきます。
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○議長(藤木 猛) 16番小牧一美さん、よろしいですか。
16番小牧一美さん。
〔16番 小牧一美議員 登壇〕
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○16番(小牧一美) 12月末までにという基本協定を、8月11日に公表して、秋頃までには基本協定を結びたいって、でもそれがちょっと遅れているので年末までにというスケジューリングをしている訳ですが、それって物すごい勝手ですよね。ご都合が優先されておりまして、市民の納得と合意を丁寧に図っていこうという提案の仕方ではないと私は思うんです。
もちろん相手さんの企業との関わりの中で、こういうスケジュールでやらないと間に合わないんだということを持っておられるのは一定の理解もしますけども、そこには市民とか議会の合意形成が後回しにされている。そんな秋までに締結するとか年末までにやるなんていうことを、私たちは別に納得もしてないし、そちらの都合であって、もっと本当に丁寧に事を運んでいただきたいなと思うんです。
次の質問に移りますけど、今回明らかになった都賀山荘の従業員の皆さんのこの件です。私も8月11日の表明を受けて、議会、環境生活都市経済常任委員長にも全く知らされないまま、議員も全く知らないまま突然の表明になったということについては、すごくショックだった。
けれども、もちろん議員だけではなくて、今度は都賀山荘の従業員の方が、この表明を受けて物すごい落胆をされたんだなということを、私は物すごい今の答弁を聞いてとか資料を読ませていただいて、それで市長、もう従業員さんがいなくなってしまったら、経営などとは、営業が成り立つ訳がなく、自分が誇りを持って働いていた職場が、従業員の意向も聞かれないまま突然、経営を縮小してこういう展開をするんだと聞かされた時に、もう本当に自分の生涯の働く場の保障ということを考えて、従業員の多くの方たちが、どれだけの方か知らないですけど、辞めていかれるという事態を引き起こしていることについては、ちょっと責任というか、だから乱暴なやり方だということをご認識いただきたいと私は思う訳です。
市長の都合は理解はしないこともないんですけれども、計り知れない市民側というか、この従業員のことについて、私は本当にもう涙が出るぐらいショックでした。ちょっとそういう影響を受ける人たちの心情をしっかりと理解しながら、合意と納得の形成を努力すべきだと私は思っていて、今回のこの営業が続けられなくなるような希望退職があって、通常営業に支障が出てしまうという、こういう事態を引き起こしたことについて、市長の責任はどのように感じていらっしゃるのか、お聞きしたいと思います。
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○議長(藤木 猛) 市長。
〔市長 宮本和宏 登壇〕
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○市長(宮本和宏) それでは、答弁申し上げます。
まず、8月11日に発表しまして秋頃に基本協定と申し上げていましたのは、今回、元々の発端は都賀山荘の資金ショートでありまして、経営を今後、先行きが見込めないという中でどうするのかというところからスタートいたしております。
そういった意味で、今回の取組は都賀山に対する救援措置の側面もありますので、そういった観点で、できるだけ早く都賀山の方向性を決めて隙間を空けずに新しい施設に移行するということで、従業員さんの雇用もしっかり継続していこうということを前提に進めてきています。先方の理事評議委員会にもかけて、ここは当然向こうの経営者の納得の上で進めてきているところでございます。
そして、従業員の方が辞められてしまっているというのは、これは本当に大変残念に思いますし、こういう形になったのは申し訳なく思っているところでありますが、繰り返しになりますけども、この発表をしていなくても都賀山荘は資金ショートで、この話がなければ、じゃあどうするのかということで今、大きな話になったと思います。
市から資本注入をしても、結局、長期的な見通しが立たない中で税金を入れるのか否かという議論もあったと思いますので、そういった意味からは、繰り返しになりますけど、都賀山荘の理事評議委員会としても、もうこの選択しかないという判断をされておりますので、従業員に対しては申し訳なく思いますけども、経営としては非常に悪化していた状況の中で、今回はやむを得ない取組だったのではないかと思っているところであります。
一方、従業員さんに対しては丁寧に対応してくれていますし、当然、退職される方についてはちゃんと退職金もお支払いして取り組まれています。また、納得の中で進められていますので、この点を申し添えて答弁とさせていただきます。
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○議長(藤木 猛) 16番小牧一美さん、よろしいですか。
16番小牧一美さん。
〔16番 小牧一美議員 登壇〕
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○16番(小牧一美) 都賀山荘の資金が大変枯渇してきていることを受けて、都賀山の営業継続をしようということで、このことを始め計画をしたのに、結局それよりも早く従業員が退職してしまって営業できなくなるという、資金ショートよりも職員がショートしているみたいなのが早かったと。そういうことに対して申し訳なく思っているとおっしゃってくれはりますけど、だから、職員さんも含めてですけど市民も納得がいかないということを丁寧に踏まえてないことが、私はすごく問題だと思うんです。一方的にこのことが始まって、これでもう、のんでくれよというような形で動いていることが大変問題だと思っています。
今回、私は、質疑ですので都賀山荘だけのことを言いますけど、それに付随する8月にも質問させていただきましたけど、駅前の公有地を売却するそのものについての議論とか、そこに企業誘致を特化してやることの議論とか、スポーツ広場の移転、なくすということとか、これに付随する様々なことで市民がいろんな影響を受ける。そのことについて早く早く次々と補正を組んで、もう既成事実かのように進めていきたいという気持ちは分からないでもないけど、それはあってはならないと思っていて、退職金をちゃんとするので納得してもらったらええやんかというぐらいの、そんなことではなく、もうちょっと真剣に真摯に、働いている皆さんに向き合っていただきたいなと私は思います。答弁は求めませんけど。
それで、続きまして5点目ですけど、新都賀山荘の集客の見込み、継続の可能性というのは、答えていただいたんでしたっけ。
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○市長(宮本和宏) だから、それでちゃんと回るように考えられていますと。
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○議長(藤木 猛) 小牧議員、質問は質問、意見は意見、はっきりさせてください。
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○16番(小牧一美) すみません、私語でごめんなさい。
臨時議会でこうやって出していただくと、答弁書をいただけない。私は、別に今朝書いてもよかったですけど、ちゃんと送っておりますけど、職員の皆さんが朝、答弁書をつくるのはとても無理だと思うので、答弁書を求めませんけれども、答弁書がない中で再質問をしているので、そこの点は議長、ご理解いただきたいと思います。
新都賀山荘ですけど、集客の見込みは今度は2階建てにしてレストランと会議室の機能にするということになった場合、そして、駐車場は今までのような駐車場がない。そういう場合に営業ができるのかと、継続ができるのかということがすごく心配です。
先ほどの答弁では、民間事業者を都賀山荘自身が受け入れるという形でやることを考えると。そうしたら、都賀山荘の元々の勤労者に対する福祉的な施策とか公共的な役割を担っていたそういうコンセプトというのは、もうどっかに行ってしまって、営業がきちんとできる民間業者に入ってもらって、だから貸していくだけの施設にもうなってしまうんだなということを私は思うんです。
だから、資金ショートするのを防ぐために都賀山の営業を支援するためにやっていることが、もう今やとにかく都賀山荘が存続すればいいだけの話になってしまっているのではないかと思うんですが、都賀山荘の位置付けを、市長は、歴史的な経緯も含めて、市民に愛されるようにこれまで努力してこられた都賀山荘という財団のそのコンセプトを、どのように存続しようとしていかれるのか、お伺いしたいと思います。
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○議長(藤木 猛) 市長。
〔市長 宮本和宏 登壇〕
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○市長(宮本和宏) それでは、ただいまの件についてお答えいたします。
まず、新都賀山荘の機能については、8月11日に公表している機能を大前提に進められています。レストラン、カフェ、小中会議室、その他勤労福祉、トイレ、あと大会議室(バンケットが可能なもの)、これを大前提に考えられていますし、あと当然、目的としては勤労者福祉と文化・教養講座、これをしっかりやっていくという前提で考えられています。
実は、結局どこまでリスクを見るのか、直営でやるとリスクが大きくなるんですけど、貸し館の形にするとリスクが低くなるという中で、今、建設委員会、これは理事評議委員会の中から選ばれた方が建設委員会をつくって、今そこを議論されています。リスクを取りながらも都賀山の役割はしっかり果たしていくという前提で考えられていますし、民間事業者とそういったところのコラボレーションできるところを今、探されているということであります。
いずれにしても建設委員会、また都賀山荘の理事評議委員会で、都賀山の目的、これは勤労者福祉と文化・教養講座をしっかり進めていくことにあると思いますので、その視点から判断いただけるものと思っております。
以上、答弁とさせていただきます。
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○議長(藤木 猛) 16番小牧一美さん、よろしいですか。
16番小牧一美さん。
〔16番 小牧一美議員 登壇〕
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○16番(小牧一美) 今回の一連の8月11日の臨時会を受けて12月議会を受けた年末には、もう契約基本協定をつくってしまうということになってくると、もう本当にこれが走り出すということだなと私は思いますが、ちょっと本当に、市長が良いことだと、確かに良いことかもしれないけれども良いことじゃないかもしれない。これは将来にわたってほんまに良いことかどうかというのは分からない。
これまで斬新な提案とかをされてきたことに対して、それが本当に良かったかといったら、いろんな軌道修正が必要になることだって、この間いっぱいある訳で、何度も繰り返しますが、市民の駅前の公有地の活用ということについては、もう本当にもっと市民に真摯に向き合っていただきたいと私は思っております。
議会への議論も十分にすることは当然ですけれども、住民の皆さんの説明を何度も繰り返し、今回、都賀山荘のこの来年度末をもって営業を一旦停止というようなことも、新たに出てきた予期せぬ事態ということも生じさせている訳ですので、ぜひ、そんなに強引に進めるのではなく、丁寧に丁寧を重ねた協議というか話合いを、ぜひしていただきたいということを申し上げまして、質問を終わります。
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○議長(藤木 猛) これをもって通告による発言は終わりました。
これより、議案質疑に対する関連質疑を許します。
なお、関連質疑の発言時間は15分以内であります。
関連質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(藤木 猛) ないようでありますので、これをもって議案質疑を終結いたします。
〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第6 委員会付託(議第68号)
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○議長(藤木 猛) 日程第6、議第68号につきましては、お手元に配付いたしておきました議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
ただいまから暫時休憩いたしますので、休憩中に各常任委員会をお開きいただきまして、付託議案の審査をお願いいたします。
暫時休憩いたします。
〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
休憩 午前10時30分
再開 午前11時45分
〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
日程第7 常任委員長審査結果報告(議第68号)
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○議長(藤木 猛) 休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第7、議第68号を議題とし、各常任委員長から審査結果の報告を求めます。
まず、総務常任委員長の報告を求めます。
総務常任委員長。
〔総務常任委員長 西村弘樹議員 登壇〕
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○総務常任委員長(西村弘樹) ただいま議長のご指名をいただきましたので、総務常任委員会の審査結果をご報告いたします。
本臨時会議におきまして、当委員会に付託を受けました案件は、議第68号令和3年度守山市一般会計補正予算(第10号)(分割審議)第1条歳入歳出予算の補正のうち歳入全部。以上、予算案件1件でありました。
本臨時会議休憩中に当委員会を開催し、理事者側より副市長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、慎重審議の結果、議第68号は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、総務常任委員会の審査結果の報告を終わります。
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○議長(藤木 猛) ただいまの総務常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(藤木 猛) ないようでありますので、次に文教福祉常任委員長の報告を求めます。
文教福祉常任委員長。
〔文教福祉常任委員長 石田清造議員 登壇〕
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○文教福祉常任委員長(石田清造) ただいま議長のご指名をいただきましたので、文教福祉常任委員会の審査結果をご報告いたします。
本臨時会議におきまして、当委員会に付託を受けました案件は、議第68号令和3年度守山市一般会計補正予算(第10号)(分割審議)第1条歳入歳出予算の補正のうち歳出、款4衛生費。以上、予算案件1件でありました。
本臨時会議休憩中に当委員会を開催し、理事者側より副市長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、慎重審議の結果、議第68号は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、文教福祉常任委員会の審査結果の報告を終わります。
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○議長(藤木 猛) ただいまの文教福祉常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(藤木 猛) ないようでありますので、次に環境生活都市経済常任委員長の報告を求めます。
環境生活都市経済常任委員長。
〔環境生活都市経済常任委員長 國枝敏孝議員 登壇〕
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○環境生活都市経済常任委員長(國枝敏孝) ただいま議長のご指名をいただきましたので、環境生活都市経済常任委員会の審査結果をご報告いたします。
本臨時会議におきまして、当委員会に付託を受けました案件は、議第68号令和3年度守山市一般会計補正予算(第10号)(分割審議)第1条歳入歳出予算の補正のうち歳出、款5労働費。以上、予算案件1件でありました。
本臨時会議休憩中に当委員会を開催し、理事者側より副市長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、慎重審議の結果、議第68号は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、環境生活都市経済常任委員会の審査結果の報告を終わります。
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○議長(藤木 猛) ただいまの環境生活都市経済常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(藤木 猛) ないようでありますので、各常任委員長の審査結果の報告ならびに報告に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
発言通告書が提出されております。16番小牧一美さんの発言を許可します。
16番小牧一美さん。
〔16番 小牧一美議員 登壇〕
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○16番(小牧一美) それでは、私は、議第68号令和3年度守山市一般会計補正予算(第10号)に対しまして、反対の立場から討論をいたします。
今回の補正額5,470万5,000円のうちの300万円は、守山野洲市民交流プラザ物件移転補償業務を専門家に委託するためのもので、物件移転補償費の算定と補償契約書・約款などを策定しようとする業務に対する委託料300万円です。
反対のまず第1が、何よりもこの臨時議会に、守山市のまちづくり、しかも駅前、駅東口の在り方そのものを、もっと慎重に議論すべき重要な案件を、臨時議会という形で提案をされたことです。
かねてから市の施策の計画性、十分な議論、また、職員の働き方という視点から、年度途中の追加的補正予算提案については慎重であるべきと指摘をしてまいりましたが、今回このような最重要案件に関する補正予算を、臨時議会、しかも総選挙投開票翌日の臨時議会に提案されたことは、極めて乱暴なやり方だということを指摘したいと思います。
2つ目、先ほどの委員会で、この委託料は1者で進めるという説明に対しまして、複数の委員から、随契ではなく複数者の入札で進めるべきではないかという指摘がありましたが、その説明は、スケジュールがとてもタイトな中で進めているという説明を何度もされました。公平性という点での視点があまりにも曖昧だと思います。全ての計画が市の都合のみが優先されて、議会も市民も後からついてこい的なやり方であると私は思います。大変問題ではないかと思います。
3つ目は、8月11日の市長表明を受けて、都賀山荘の従業員の退職希望があり、通常営業に支障が出かねない状況になっているという事実についてです。
コロナで経営不振に陥っている都賀山荘を何とか存続しようと考えた一連の計画のはずが、最も大事にしなければならない、そこで働く皆さんに対しての協議・説明がなかったために、資金ショートよりもずっと早く、働く人たちの意思疎通ショートをしてしまったこと、この点について深い反省が必要だと考えます。
市民に愛され親しまれてきた歴史のある都賀山荘のコンセプトが幕を閉じかねない事態とも言うべき事態です。市長が、この計画が最も良い方法と思って進めていることが、全く予期せぬ事態を引き起こしています。そこで働く人たちを尊重しない乱暴なやり方がこういう事態を引き起こしたことを、もっと謙虚に見詰めていただきたいと思います。
4点目、都賀山荘のこの事態と同様に、東口スポーツ広場がなくなることについて、落胆する市民がたくさんいるということをもっと直視していただきたい。何よりも、子どもたちが思い切り体を動かす広場、走り回れる公園機能が駅東側に皆無になるということに心を痛めていただきたい。
そして、さらには、立入公園として整備されようとする場所は、今、多くの住民が家庭菜園を楽しんでおられて、地域住民の憩いの場になっています。公園整備として整備することの是非については、住民への説明と相互理解がもっと必要だと私は思います。
以上、4点の理由により反対をいたします。村田製作所が守山に進出することが、今後の税収確保と雇用の確保、市勢の発展に大きく寄与するということを見込むという計画ですけれども、駅隣接地の公有地は将来にわたって市民にとってはかけがえのない公有財産です。手放すことそのものについての十分な議論が必要ですし、一連の計画の様々な可能性をもっと模索する必要があると思います。
特に今回の件は、事前の協議が全くなかったことから、市民からの反響も大きく、一層丁寧な説明が求められます。事業進捗、議論の途中経過も含めて、市民と議会に実態を明らかにしていただき、計画の再検討も含めて検討が求められると考えます。
住みやすさや心地よく住まう環境を大きく変化させようとすることについては、元々住んでいた人たちの意向が十分に尊重されることが大前提です。繰り返しますが、公有地は市民みんなの財産ですから、まちづくりの在り方として審査会を開くぐらいの謙虚な姿勢が必要ではないでしょうか。拙速で強引なやり方は厳に謹んでいただきたいということを申し添えて、反対討論といたします。
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○議長(藤木 猛) これをもって討論を終結いたします。
それでは、ただいま議題となっております議第68号について、採決いたします。
議第68号について、起立により採決いたします。
本件に対する各常任委員長の報告は「可決」であります。
本件は、各常任委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔起立多数〕
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○議長(藤木 猛) ご着席ください。
起立多数であります。
よって、議第68号は各常任委員長の報告のとおり決しました。
以上で本臨時会議に付議されました案件の審査は全部終了いたしました。
この際、市長から発言の申出がありますので、これを許可します。
市長。
〔市長 宮本和宏 登壇〕
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○市長(宮本和宏) 議長のお許しを賜りましたので、令和3年守山市議会第4回臨時会議の終了にあたりまして、一言御礼のご挨拶を申し上げます。
提案を申し上げました案件につきまして、原案のとおりお認めいただき、衷心より厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
今臨時会議の審議の過程で議員各位から賜りました貴重なご意見、ご提案をしっかりと受け止めまして、その意向を踏まえる中で、今後の取組に反映をしてまいりたいと考えております。
さて、ただいまお認めいただきました2回目のワクチン接種を終えた方への3回目の追加接種につきましては、国の方針に基づきまして、引き続き医師会と連携を図り、市民の皆様に安心して接種いただけるよう万全な体制で業務を進めてまいります。
本日、提案理由の中でも申し上げましたが、現在、新型コロナウイルス感染症の感染状況は全国的に鎮静化をしております。滋賀県におきましても最大確保病床の使用率や、人口10万人当たりの全療養者数が一定期間継続して中ステージ、ステージ2の水準を下回っていることなどを踏まえ、10月29日に、滋賀県が独自に定める「コロナとのつきあい方滋賀プラン」における4段階の警戒レベルを最も低い「滋賀らしい生活三方よしステージ」、ステージ1に引き下げられたところでございます。
守山市におきましても、これまで収容定員の利用制限を行っていた全ての施設について、本日より通常通りの収容定員で運営をしているところでございます。少しずつ元の日常を取り戻す兆しが見えつつありますが、活発な社会経済活動が行える状況までには、まだまだ至らない状況にございます。
3回目のワクチン接種の準備はもちろん、引き続き生活支援策、経済支援策、子どもたちの教育と健やかな成長を支える環境づくりに取り組むとともに、気を緩めることなく第6波への備えもしっかりと行ってまいりたいと考えております。
そのような中ではありますが、10月30日から滋賀県が実施するGo To Eatキャンペーン事業の再開に合わせまして、本市の3密を避けた市内飲食店利用推進事業につきましても、引き続き感染防止対策の徹底を図る中で、店内飲食代金への助成を再開したところでございます。市内の皆様が市内店舗への消費喚起として、事業の利用をいただけますよう、守山商工会議所と連携しまして事業を推進してまいりたいと考えております。引き続きの議員の皆様のご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
また、加えまして、駅前東口の新施設整備につきましては、大きな研究開発拠点と、そして新都賀山荘、また立入公園の整備と、大きな取組を同時並行的に進めていかなければなりません。今後とも議員の皆さんとはしっかり議論しながら進めてまいりたいと考えているところでございます。引き続きのご指導、よろしくお願い申し上げます。
11月となりまして秋も深まり、朝夕はひときわ冷えるようになりまして、日ごとに寒さも身にしみる季節となってまいりました。議員各位におかれましては、ご自愛いただきまして、市政の発展のためにますますのご活躍をいただきますようにご祈念申し上げまして、会議終了にあたりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。
本当にありがとうございました。
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○議長(藤木 猛) 本臨時会議におきまして、慎重にご審議を賜り、無事終了いたしましたこと、心から御礼を申し上げます。
これをもって、次回会議まで休会といたします。
どうもご苦労さまでございました。ありがとうございました。
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閉会 午後0時2分
守山市議会会議規則第124条の規定により、下記に署名する。
令和3年11月1日
守山市議会議長 藤 木 猛
署 名 議 員 新 野 富美夫
署 名 議 員 國 枝 敏 孝
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