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令和 3年 9月定例月会議
第 4日 9月30日
○(議事日程)
令和3年守山市議会9月定例月会議会議録(第4日)
  1 議 事 日 程
     第1 常任委員長および決算特別委員長審査結果報告
        (認定第1号から認定第10号まで、議第60号から議第64号まで、
         ならびに議第66号および請願第1号)
          質疑、討論、採決
     第2 会議案上程(意見書第6号および意見書第7号)
          議員提出
          提案説明
          質疑、討論、採決
     第3 特別委員長審査報告
     第4 議長辞職について
     第5 議長選挙について
     第6 副議長辞職について
     第7 副議長選挙について
     第8 各常任委員会委員の選任について
     第9 議会運営委員会委員の選任について
     第10各特別委員会委員の補充選任について
     第11湖南広域行政組合議会議員の補欠選挙について
     第12守山野洲行政事務組合議会議員の補欠選挙について
     第13議第67号(守山市監査委員の選任につき同意を求めることについて)
          市長提出
          提案説明
     第14議案質疑(議第67号)
          討論、採決

  2 本日の会議に付した事件
     第1 常任委員長および決算特別委員長審査結果報告
        (認定第1号から認定第10号まで、議第60号から議第64号まで、
         ならびに議第66号および請願第1号)
          質疑、討論、採決
     第2 会議案上程(意見書第6号および意見書第7号)
          議員提出
          提案説明
          質疑、討論、採決
     第3 特別委員長審査報告
     第4 議長辞職について
     第5 議長選挙について
     第6 副議長辞職について
     第7 副議長選挙について
     第8 各常任委員会委員の選任について
     第9 議会運営委員会委員の選任について
     第10各特別委員会委員の補充選任について
     第11湖南広域行政組合議会議員の補欠選挙について
     第12守山野洲行政事務組合議会議員の補欠選挙について
     第13議第67号(守山市監査委員の選任につき同意を求めることについて)
          市長提出
          提案説明
     第14議案質疑(議第67号)
          討論、採決

  3 出席議員は次のとおりである。
    1番  川 本 航 平          2番  酒 井 洋 輔
    3番  藤 原 浩 美          4番  今 江 恒 夫
    5番  田 中 尚 仁          6番  西 村 弘 樹
    7番  赤 渕 義 誉          8番  福 井 寿美子
    9番  渡 邉 邦 男         10番  石 田 清 造
   11番  森 重 重 則         12番  新 野 富美夫
   13番  國 枝 敏 孝         14番  山 崎 直 規
   15番  小 西 孝 司         16番  小 牧 一 美
   17番  筈 井 昌 彦         18番  森   貴 尉
   19番  高 田 正 司         20番  藤 木   猛

  4 欠席議員は次のとおりである。
     な   し

  5 会議に出席した説明員
        市長           宮 本 和 宏
        教育長          向 坂 正 佳
      上記の者に委任または嘱託を受けた職員
        副市長          川那辺 守 雄
        政策監
        (兼)都市経済部理事   村 田 朋 弘
        事務監
        (兼)健康福祉部長    武 田 遼 介
        総合政策部長       山 本   毅
        総務部長         福 井   靖
        環境生活部長       川 瀬   正
        環境生活部理事      高 橋 みちえ
        健康福祉部理事      沖 田 昌 子
        こども家庭部長      木 村 勝 之
        都市経済部長       中 島   勉
        都市経済部理事      山 本 哲 雄
        上下水道事業所長     飯 島 秀 子
        教育部長         細 谷 修 司
        財政課長         伊 藤 昌 行

  6 会議に出席した議会事務局職員
        局長           北 脇 嘉 久
        次長           小 島 善兵衛
        書記           松 山   正
        書記           田 口 二 行
        書記           藤 本   宏

             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
                  再開 午前9時30分
 
○議長(新野富美夫) 皆さん、おはようございます。
 ただいま定足数に達しておりますから、令和3年守山市議会9月定例月会議を再開いたします。
 日程に入るに先立ちまして、諸般の報告をいたします。
 本日、3番藤原浩美さん他1人から意見書第6号、および16番小牧一美さん他1人から意見書第7号が提出されています。よろしくご審議のほどお願いいたします。
 以上で諸般の報告を終わります。
 それでは、これより本日の会議を開きます。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
  日程第1 常任委員長および決算特別委員長審査結果報告
     (認定第1号から認定第10号まで、議第60号から議第64号まで、ならびに議第66号および請願第
      1号)
 
○議長(新野富美夫) 日程第1、認定第1号から認定第10号まで、議第60号から議第64号まで、ならびに議第66号および請願第1号を一括議題とし、各常任委員長および決算特別委員長から審査結果の報告を求めます。
 まず、総務常任委員長の報告を求めます。
 総務常任委員長。
             〔総務常任委員長 田中尚仁議員 登壇〕
 
○総務常任委員長(田中尚仁) ただいま議長のご指名をいただきましたので、総務常任委員会の審査結果をご報告いたします。
 当委員会に付託を受けました案件は、議第60号令和3年度守山市一般会計補正予算(第8号)(分割審議)第1条歳入歳出予算の補正のうち歳入全部、歳出款2総務費項1のうち目10、第3条地方債の補正、議第63号守山市情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例案、議第64号使用料等の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例案(分割審議)総務常任委員会所管分、議第66号令和3年度守山市一般会計補正予算(第9号)(分割審議)第1条歳入歳出予算の補正のうち歳入全部。以上、予算案件2件、条例案件2件の計4件でありました。
 今定例月会議休会中の去る9月17日の午前9時30分から当委員会を開催し、理事者側より副市長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、活発な質疑応答を繰り返し、慎重審議の結果、議第60号および議第66号につきましては、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。また、議第63号および議第64号については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上、総務常任委員会の審査結果の報告を終わります。
 
○議長(新野富美夫) ただいまの総務常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(新野富美夫) ないようでありますので、次に文教福祉常任委員長の報告を求めます。
 文教福祉常任委員長。
            〔文教福祉常任委員長 森重重則議員 登壇〕
 
○文教福祉常任委員長(森重重則) ただいま議長のご指名をいただきましたので、文教福祉常任委員会の審査結果をご報告いたします。
 当委員会に付託を受けました案件は、議第60号令和3年度守山市一般会計補正予算(第8号)(分割審議)第1条歳入歳出予算の補正のうち歳出款3民生費、款4衛生費項1、款10教育費、第2条債務負担行為の補正、議第61号令和3年度守山市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議第62号令和3年度守山市介護保険特別会計補正予算(第1号)、議第64号使用料等の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例案(分割審議)文教福祉常任委員会所管分、議第66号令和3年度守山市一般会計補正予算(第9号)(分割審議)第1条歳入歳出予算の補正のうち歳出款3民生費。以上、予算案件4件、条例案件1件の計5件でありました。
 今定例月会議休会中の去る9月21日の午前9時30分から当委員会を開催し、理事者側より副市長、教育長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、慎重審議の結果、議第60号から議第62号まで、および議第66号は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。また、議第64号については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上、文教福祉常任委員会の審査結果の報告を終わります。
 
○議長(新野富美夫) ただいまの文教福祉常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(新野富美夫) ないようでありますので、次に、環境生活都市経済常任委員長の報告を求めます。
 環境生活都市経済常任委員長。
          〔環境生活都市経済常任委員長 國枝敏孝議員 登壇〕
 
○環境生活都市経済常任委員長(國枝敏孝) ただいま議長のご指名をいただきましたので、環境生活都市経済常任委員会の審査結果をご報告いたします。
 当委員会に付託を受けました案件は、議第60号令和3年度守山市一般会計補正予算(第8号)(分割審議)第1条歳入歳出予算の補正のうち歳出款2総務費項1のうち目14、目21および項3、款4衛生費項3、款6農水産業費、款7商工費、款8土木費、議第64号使用料等の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例案(分割審議)環境生活都市経済常任委員会所管分、議第66号令和3年度守山市一般会計補正予算(第9号)(分割審議)第1条歳入歳出予算の補正のうち歳出款2総務費、款7商工費、請願第1号コロナ禍による米の需給改善と米価下落の対策を求める請願。以上、予算案件2件、条例案件1件、請願1件の計4件でありました。
 今定例月会議休会中の去る9月22日の午前9時30分から当委員会を開催し、理事者側より副市長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、慎重審議の結果、議第60号および議第66号は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。また、議第64号は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。なお、請願第1号については、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。
 以上、環境生活都市経済常任委員会の審査結果の報告を終わります。
 
○議長(新野富美夫) ただいまの環境生活都市経済常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(新野富美夫) ないようでありますので、次に決算特別委員長の報告を求めます。
 決算特別委員長。
             〔決算特別委員長 田中尚仁議員 登壇〕
 
○決算特別委員長(田中尚仁) ただいま議長のご指名をいただきましたので、決算特別委員会の審査結果をご報告いたします。
 当委員会に付託を受けました案件は、認定第1号令和2年度守山市一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号令和2年度守山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号令和2年度守山市土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号令和2年度守山市育英奨学事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号令和2年度守山市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第6号令和2年度守山市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第7号令和2年度守山市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第8号令和2年度守山市水道事業会計決算の認定について、認定第9号令和2年度守山市下水道事業会計決算の認定について、認定第10号令和2年度守山市病院事業会計決算の認定について。以上、認定案件10件でありました。
 今定例月会議休会中の去る9月24日および27日に当委員会を開催し、理事者側より副市長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、活発な質疑応答を繰り返し、慎重審議の結果、認定第3号、認定第4号および認定第7号から認定第10号までは、いずれも全会一致で原案のとおり認定すべきものと決しました。また、認定第1号、認定第2号、認定第5号および認定第6号については、賛成多数で原案のとおり認定すべきものと決しました。
 以上、決算特別委員会の審査結果の報告を終わります。
 
○議長(新野富美夫) ただいまの決算特別委員長の報告に対する質疑はありませんか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(新野富美夫) ないようでありますので、各常任委員長および決算特別委員長の審査結果の報告ならびに報告に対する質疑を終結いたします。
 これより討論を行います。
 発言通告書が提出されておりますので、16番小牧一美さん、6番西村弘樹君、15番小西孝司君、8番福井寿美子さん、3番藤原浩美さん、14番山崎直規君の順位により順次発言を許します。
 16番小牧一美さん。
               〔16番 小牧一美議員 登壇〕
 
○16番(小牧一美) それでは私は、認定案件4件、条例案件1件に対しまして、反対の立場から討論を行います。
 認定第1号令和2年度守山市一般会計歳入歳出決算の認定について、令和2年度の一般会計決算は、歳入総額470億4,607万7,000円、歳出458億5,849万5,000円で、前年度と比較して歳入歳出とも169億円余の増でした。
 新型コロナ対策として1人10万円の給付金約84億円を含む国庫支出金は約118億円、消費税率引上げによる地方消費税交付金が約3億円、法人税率引下げにより新たに創設された法人事業税交付金約1億円、大型建設事業充当の繰上金約10億円、そして市債を対前年より38.5億円増額したことによるものです。
 歳入歳出差引き11億8,758万2,000円で翌年に繰り越すべき財源6億109万7,000円を差し引いた実質収支額は5億8,648万5,000円、決して赤字の決算ではなく財政規律を遵守してきたということですが、年々膨らみ続ける守山市の財政規模、大型建設事業が立て込んでいるというここ数年の特別な事情はあるとはいえ、謙虚に地方自治の本旨に立ち返って、市民の大切な税金を1円も無駄にすることなく、また、人口8万4,500人余の守山市民の願いに添った事業執行となっているのか、以下、2日間の決算特別委員会での議論も踏まえて申し上げたいと思います。
 昨年は、私たちが初めて経験することとなった新型コロナ感染症拡大で生活様式が一転しました。突然の一斉休校や自粛要請、様々な窮屈な生活を余儀なくされました。それは今も収束させることはできず、昨年から続く地域経済への影響や市民の暮らし、子どもたちの育ちにも大きな影響が生じ続けています。だからこそ市政に求められることは、市民の暮らしの実態に丁寧に寄り添って、支援を求める人への早急な対応、声にならない声にも耳を傾ける政治の姿勢ではないでしょうか。
 歳入の増額要因のうち消費税の増税と法人税の減税。庶民には増税、大企業には減税という国の姿勢が如実に表れる形となっています。消費税の増税は、市民の暮らしにも商売をされている皆さんにも大きく影響しています。そこにコロナ禍で休業を余儀なくされた商店や事業者、フリーランス、仕事を辞めざるを得なくなった市民は少なくありません。貸付けを利用して当面何とか生活する不安をいっぱい抱えるといった状況は、今年度さらに深刻化していることは間違いありません。
 国民に不要不急の外出を控えてと言っている時のお金の使い方として、まさに不要不急の事業は厳に慎む必要があると思います。決算委員会で多く意見が出たのは、守山市の事業のスクラップ・アンド・ビルド。膨らみ続ける事業をそう精査したのかということでした。始めた事業は簡単には止められないのであれば、新規事業を増やさないようにしなければ事業は膨れ上がるばかりです。
 ここ数年の宮本市政は、その視点での謙虚さを欠いています。年々、過去最高を更新し続ける予算規模や補正予算を繰り返すことに顕著に表れています。令和2年度は13回、133億円の補正。そのほとんどがコロナ関連補正とのことでしたが、少なくともワクチン接種を含むコロナ対応、市役所機能そのものを存続させる、持続させるための感染対策が求められた令和2年度は、職員全体に大きな負担がかかっていた時だけに、これまで以上の事業精査は当然必要だったと思うんです。
 その点において、事業精査の対象とすべき点について申し上げます。
 地域振興課の進める事業の多くは、もっと慎重な事業執行が求められます。そもそも市民の要求から出発したものではない自転車を活用したまちづくりは、安倍政権が突然打ち出した地方創生交付金を、他市に先んじて活用しようと突然提案されたものです。5年かけての成果を費用対効果から検証する必要があります。国民がコロナで行楽・観光を我慢させられ続けた昨年度も、この事業には例年と同じように宣伝・広告にお金を使い、ビワイチ誘客やインバウンドを見込むとのこと。
 この間、毎年指摘をしてきた、なぜ自転車愛好家のためだけという素朴な疑問や、それは税金を使って公共がする仕事かという公平性の視点からの疑問に答えることなく、今後も継続するとのことです。健康づくり、環境に優しいという視点で自転車活用のまちを推進するのなら、なぜ特定の自転車にだけ補助をするのか明確な回答はありませんでした。むしろ、そもそも自転車購入にだけ補助金制度を設けるのはなぜとの疑問もあるのです。そして今度は湖岸地域に自転車の道の駅構想、もはやとどまることを忘れた暴走とも言える事態ではないでしょうか。
 加えて、地域振興課が新たに取り組む起業家支援の推進は、起業しやすいまちを目指す取組、起業していただくことそのものは尊い志として尊重はさせていただきますが、行政のすべき役割は、市内全ての事業者に経営を継続し発展していただく支援だと思います。
 また、そのことそのものの是非もさることながら、令和2年度で報告された高校生や中学生を巻き込んでの事業展開、幼少期からの起業家教育とまで言っていただくと、もうそれは越権行為と言わなければなりません。義務教育9年間は人格の形成を目標に、個々の気持ちを尊重して友人との切磋琢磨を通して、個人の可能性を大きく開かせる時です。国の進めるGIGAスクール構想やコロナ対応で新たな課題への対応に揺れ動いている学校現場。行政が中学校や特定の高校生たち個別に働きかけを行うことなど厳に謹んでいただきたい。
 この間、市長から次々提案されるGTECの英語検定、守山版ネウボラ、こどもの育ちアンケート、起業・創業教育などなど、教育現場から求めたものではありません。現場教師や子どもたちの実態を顧みることなく、上からの押し付けという事業です。教育については教育のプロに委ね、これ以上、現場の多忙化に追い打ちを掛けるような配慮を欠いたことは厳に謹んでいただくことを切にお願いしたいと思います。
 さらには、この間の地方創生や起業家・創業家支援は、官民癒着が大変心配されること、市長自らコンプライアンス意識も徹底すべきです。特定企業責任者と新聞紙上に登場したり、特定自転車メーカーを宣伝していると受け取られかねないことを行ったり、公務員としての公平性や公共の奉仕者を逸脱しているのではと疑義を持たれることもあります。
 菅政権肝煎りのデジタル庁長官が接待を受けていた先がNTTだったということが先日明らかになりました。なぜ特定の企業なのか。官民癒着ではという疑義を生じさせない姿勢が求められていることを改めて厳しく指摘させていただきます。
 さて、令和2年度の重点施策として明日、本格稼働する環境センター更新に伴って、ごみの分別方法を変更することになりました。新分別は資源ごみとして分別回収していたトレイ類を燃やすごみにするということだけでなく、これまで破砕ごみとして分別していたプラスチック類も危険物以外は燃やすごみとして焼却処分をいたします。
 何でも燃やせるといった誤解が生じないよう住民説明を繰り返してきましたが、分別の手間がなくなるという気軽さと、ごみが減ると発電そのものができなくなる熱回収という発想そのものは、ごみの減量意識を醸成することとは相反します。遅まきながら日本政府が地球温暖化対策として策定したプラスチック循環促進法、その趣旨とも相反することです。
 これまで一生懸命ごみ減量努力を続けてきた守山市が、そのことをほごにするのは本当に残念です。これからでも廃プラ分別を徹底し、ごみは燃やさない。ごみをいかに減量していくか市民みんなで取り組むべきです。2030年までに人類が取り組むべきCO2削減に自ら関わることが、地球に住む私たち全ての責務だと考えるからです。
 次に、子育て支援について申し上げます。
 ここ数年、保育園に入れない待機児童が毎年発生していた守山市。保育ニーズに応えようと頑張ってこられ、今年度は念願の待機児童ゼロを公表することができました。その頑張りには敬意を払うものの、その対応は地域型保育所を次々と増やし、「え、こんなところに保育園」という景色がまちのあちこちに展開されています。
 国の補助金が有利に受けられて園庭や給食や保育士の配置条件を緩和することで、短期間に開園できる地域型保育ですが、3月には3歳児が卒園すると新年度に園児入所が見通せず、経営するのが毎年不安という園も出てきました。地域型保育はまさに保育の調整弁。しかも今度は民間事業者による中規模保育園まで開園させようとしています。満足に園庭での外遊びができない保育園で、就学前の発達・発育の保障をどう考えているのでしょうか。
 人口を増やして活気のあるまちづくりを精力的に進める守山市は、認可保育園を公立でせめてあと1園、きちんと整備していただきたい。保育という子どもの育ちの専門性を尊重した対応をすべきことを指摘させていただきます。
 併せて、児童クラブについても学校隣接地に土地を確保して、安全で安心な放課後の子どもの居場所を確保することを求めます。
 近年、守山市では相次ぐ華やかな建物の建設、このことを我慢してでも子どもが健やかに育つ教育環境、保育環境の整備、そこにこそお金と知恵を出すことを最優先して取り組んでいくことを申し上げたいと思います。
 他にも多々申し上げたいことはありますが、長くなりますので、最後に、年々求められる行政課題が大変増大しております。自らの努力とやる気を生かす職員の働き方改革が求められます。公務員の仕事は共に今を生きている市民にとって役立つ仕事をすること。市職員は全体の奉仕者です。苦労をしてでも市民に喜んでもらうことが職員のモチベーション。施策の優先順位を、市民の暮らしを応援し、市民が長年願っていることは何か、ここをもっと大事にしていただきたい。
 中学校給食が実現して多くの市民が本当に喜ばれています。公共交通の充実を願う市民の声はいまだに根強くあります。トップダウンで突然事業が降って湧いて大わらわ、こういうことを繰り返すのではなくて、職員同士が知恵を絞り、市民の喜ぶ顔を思い浮かべながら、チームとして頑張る守山市役所となることを望みます。
 新型コロナ感染症は、明日、緊急事態宣言が全面解除となります。しかし、これから冬に向かって再拡大も懸念され、決して油断はできません。市民の願いに目と耳と心を傾け、毎日の暮らしに根付いた施策を展開することを求めて、令和2年度の一般会計決算の認定に反対をいたします。
 続きまして、認定第2号守山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について申し上げます。
 平成30年度から国保の財政運営が都道府県単位となり、滋賀県では令和6年度から国保税水準の統一化を目指しています。コロナ感染拡大による所得減少に伴う減免措置や、国保税の激変緩和措置として国保財政調整基金から8,000万円を繰り入れて、平成30年度からの国保税の据置きも評価するところですが、実質単年度収支は7,380万円余りの赤字決算とのこと。国が進める法定外繰入れの規制の上に基金の活用もできなくなれば、標準保険料に合わせるために、言われるままに税率引上げをすることになりかねません。課税限度額引上げと低所得者への負担軽減をし、保険料負担の適正化もされているということですが、高過ぎる国保税の根本問題の解決にはなっていません。国費をきちんと投入して、大幅な国保税の引下げを図るべきです。
 令和2年度の医療給付費は、コロナ禍の受診控えとなり、前年度比に比べ減少しましたが、病状の悪化なども見られているということです。発見の遅れも心配されるところです。医療給付はこうした環境要因の影響も大きく、二、三年後にその影響が医療費の増加となって現れるのではと心配もされています。
 また、高額治療を必要とする人も増えています。そうした状況にもかかわらず、保険者努力支援制度が進められ、医療費の削減を保健指導や健診受診率の向上など自治体責任や保健指導下の自助努力に求めようとするものです。菅政権下でコロナで病床が足りず、重傷者以外は原則、自宅療養などという事態を引き起こしているのに、病院の統廃合や病床数の削減を進め、医療費の削減、医師・看護師の削減まで、国会で決めたことは本当に許しがたいやり方です。
 国保加入世帯は毎年、年間所得200万円以下の世帯が全体の8割弱を占めています。これらの世帯が年間収入の約1割から1.5割以上の国保税を支払わなければならない今の国保制度。国保加入者の減少、年齢構成の変化、加入者自身の所得の減少など国保特有の構造的問題を直視し、高過ぎる国保税を引き下げて、誰もが安心して医療にかかれる国民皆保険制度の要のふさわしい保険制度となることを求めて、令和2年度守山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算に反対いたします。
 次に、認定第5号令和2年度守山市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、申し上げます。
 介護保険制度は、制度導入より20年を経過しましたが、政府は制度の改悪を繰り返しています。地域ケアシステム、地域共生社会の名の下に、新総合事業など地域ボランティアなど無資格者でもできるサービスへの移行を進め、要支援1と2と認定された人の訪問介護、通所介護を介護保険の対象から外し、さらに要介護者にも総合事業の利用を拡大しようとしています。
 総合事業を担う訪問型サービスAの事業所は1事業所のみとなっています。生活支援サポーター研修修了者67人のうち、実際に就労された方は8名です。安上がりの介護ではなくて介護のプロには専門職に見合った賃金を保障して、希望する介護を安心して受けられる制度にすべきです。
 コロナ感染症の影響で、学区や自治会主催の、さらにはボランティアによる事業も軒並み自粛となりました。高齢者の身体能力の低下が心配されるところです。介護サービスや介護予防サービスは専門の知識のある介護職員によって感染予防対策をきちんとされた事業所で適切に実施されるべきです。
 また、介護施設を1か所整備されたにもかかわらず、施設サービス保険給付は減っています。介護保険サービス利用だけでなく医療費の負担など高齢者の介護・医療の負担は増えています。年金は年々減り続け、サービスを受けたくても受けられない状況にあるのではないか実態把握が必要です。
 こうした負担増により、グループホームや介護施設を退所され、居宅介護を余儀なくされる方もおられます。また8月から特別養護老人ホームの食費・居住費の負担が、預貯金の上限が引き下げられ2倍以上の負担となっています。低所得者にもますます重い負担を押し付けることになっています。
 介護人材の不足も深刻な状況です。介護施設でのワンオペ夜勤も以前から問題となっていましたが、夜勤者基準の緩和なども検討されようとしています。これでは、ただでさえ厳しい介護現場、介護職員の労働条件悪化となり、人員不足はますます深刻になるばかりです。利用者にとって利用しやすい介護保険制度、サービスの利用制限や在宅介護の押し付けにならない介護保険制度となることを求めて、令和2年度守山市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定に反対をいたします。
 続きまして、認定第6号後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、申し上げます。
 2008年に導入された後期高齢者医療制度は、高齢者に応分の負担を求めるといって高齢者を75歳という年齢で区切り、全ての高齢者を別枠の医療保険制度に強制的に押し付けるものです。保険料は値上げを繰り返しております。現役世代に比べ、はるかに高い保険料の負担となっています。それなのに健診の受診は抑制され、人間ドックの通知さえ送られてこないと憤りの声が聞かれます。
 この10月からは200万円以上の所得がある高齢者の窓口負担が2割になります。既に実施されている現役世代並みの所得者には2割負担となっていますが、その結果、受診控えが起きているということ、さらに低い所得者への負担を増やすことはあってはなりません。
 高齢になれば医療にかかる頻度が増えることは当たり前です。早期発見で早期治療は年齢に関係なく誰もが当たり前に希望することであり、その保証は政治の責任です。年金は減る一方で医療費、保険料の負担は増える高齢者の生活は厳しくなるばかりです。高齢者の生活を、健康を脅かす制度、改悪を繰り返す後期高齢者医療制度そのものに反対し、令和2年度後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算に反対いたします。
 最後に、議第63号守山市情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例案について、申し上げます。
 本条例案は、守山市において申請、届出や、市が行う処分通知などICTを利用するために必要な事項を定めようとするものです。デジタル技術の発展と普及によって、行政等の業務や手続を効率化し、国民生活の利便性を向上させることは大切なことです。しかし、十分な検証と議論が必要であり、慎重さが必要だと思います。
 国が進める自治体DX推進計画に対応するために、今、多くの自治体でその推進が求められている訳ですが、にわか仕立てで創設されたデジタル庁には、100人以上の職員が特定企業に籍を置いたまま非常勤職員として採用されており、官民癒着が問題視されています。
 日本の国全体が情報社会の到来に対応した公的立場の技術や専門組織を立ち上げてこなかったこと、こんなに急に民間の力を借りて制度の構築を行うことは、思いもよらない不都合が多々生じることになるのではないかと大変危惧をします。それらの信頼がないから、マイナンバーカードの普及も進まないと私は思います。
 給付金申請時の大混乱は記憶に新しい。民間ではLINE社の情報漏えいや、みずほ銀行のシステムトラブルなど情報通信技術の未熟さや危険性を実感しています。度々支障が生じるICT環境においては、地方自治体が今、競うようにICT活用を推進することに、やはり私は手放しで賛成することはできません。一度漏えいした情報は絶対に取り戻すことができませんし、集積した情報ほど漏えいに対するリスクは大きいです。
 国会の法案審議で明らかになったように、行政機関が保有する膨大な個人情報の利活用を国民自らが監視・監督できる法が整備されておりません。また、行政機関が特定の目的のために集めた個人情報を本人の同意もないままに目的外利用、外部提供し、成長戦略企業の個人データに漏えいする規制も国ではできておりません。
 守山市が、進めるべきICT環境整備を整えることは必要だと思います。ただ、慎重さが必要であり、様々なトラブルにも対応できる専門職員を市の職員として確保する中で進めるべきです。また、今、既に社会全体に情報格差が大きくなっていますが、デジタルの良さもあればアナログの良さもある訳で、人々が良い方法を自分で選択して、どの方法でも不利益を被らない環境整備が必要と思います。
 とりわけ行政サービスは、提供が便利になるからといって対面でのサービスを縮小・後退させることは絶対にあってはなりません。デジタル化を進めながら通常のサービスも滞りなく提供するためには、やはりこれまで以上の人員体制の拡充が必要です。地方自治体の当然の責務として、市民の誰一人も取り残すことなく、サービス提供の格差を生じさせることがないように、くれぐれもお願いしたいと思います。
 今回、このICT活用推進条例は、「できる」規定であり、デジタル化推進にあたり市の果たすべき責務も情報漏えい等のリスクに対する考え方も、この条例には規定されておりません。拙速にデジタルを推進する条例を制定しなければならない必要性はないと考えまして、この条例に反対をいたします。
 以上です。
 
○議長(新野富美夫) 6番西村弘樹君。
               〔6番 西村弘樹議員 登壇〕
 
○6番(西村弘樹) ただいま議長のお許しをいただきましたので、私は認定第1号令和2年度守山市一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論をさせていただきます。
 まず、令和2年度は、歳入歳出とも大きく増加し、過去最大の決算となりました。環境施設更新事業などの予定された大規模事業に加え、特別定額給付金事業をはじめとした新型コロナウイルス感染症対策を実施されたためですが、計13回の補正予算編成については、日々変化する情勢に臨機応変に対応し、国の財源を有効活用した結果であると考えます。
 国の財源を活用した新型コロナウイルス感染症対策として、市内施設の感染予防対策のほか、こども未来商品券発行事業、住宅店舗改修助成金事業などの生活支援や経済活性化対策など様々な事業に積極的に取り組まれたことは評価できるものと考えております。
 最重点施策である環境施設更新事業については、3月までに建設工事、プラント工事を完了し、今年度には試運転が行われ、いよいよ10月からの本格稼働を迎えることとなりました。今後は新環境施設の安定稼働を図る中、新たなごみの分別区分や本市の資源化の推進施策について引き続き市民の皆様にしっかりと理解していただけるよう、あらゆる手段による積極的な啓発をお願いするものでございます。
 また、4月に供用を開始いたしました、もりやまエコパーク交流拠点施設についても環境学習の拠点、健康増進や交流の拠点として、さらに多くの市民が集い憩える施設となることを期待いたしております。
 また、子育てに係る施策においては、幼児教育・保育の無償化の影響に対応しつつ、令和2年のすみれ保育園の開園に続き、令和3年4月の守山幼稚園のこども園化や小規模保育所5か所の開園など保育の受皿の拡大に取り組まれました。保育人材の確保と合わせたこれらの取組により、令和3年度当初の待機児童対策解消に結び付いたものと評価をいたしております。今後も待機児童ゼロの継続に向け、積極的な施策の実施を望むところでございます。
 さらに、コロナ禍にあっても地方創生の取組として、自転車を軸とした観光振興の推進事業を引き続き実施されました。自転車のまちとしての守山市のイメージの定着化も進んでおり、アフターコロナに向け市内の経済活性化につながることを大いに期待しているところでございます。
 その他にも新庁舎の実施設計着手や小中学校の1人1台端末の整備など令和2年度においては様々な事業に取り組む中にあって、国庫補助金などの財源の確保により5億8,600万円余の実質収支を確保し、健全化判断比率においても引き続き早期健全化基準を下回る結果となり、健全な財政運営を継続していると考えられ、評価できるものでございます。
 しかし、いまだ収束が見込めない新型コロナウイルス感染症拡大による市税などへの影響については、引き続き憂慮するところでございます。そのような中、中学校給食の運営経費や毎年、増加傾向にある扶助費など経常経費が増加する中で、取り組んでいかなければならない課題も多く残されております。
 今後におきましては、今年度に策定される第5次財政改革プログラムに基づき、財政規律を遵守しつつ、住みやすさ日本一の実現に向け、引き続き取り組まれるようお願い申し上げ、認定第1号令和2年度守山市一般会計歳入歳出決算の認定についての賛成討論といたします。
 
○議長(新野富美夫) 15番小西孝司君。
               〔15番 小西孝司議員 登壇〕
 
○15番(小西孝司) ただいま議長のお許しをいただきましたので、私は、認定第2号令和2年度守山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定および認定第6号令和2年度後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論いたします。
 まず、認定第2号令和2年度守山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、申し上げます。
 令和2年度における国民健康保険の財政運営は、コロナ禍の中、外来診療の受診控えやインフルエンザの流行が抑えられたことなどの影響により、保険給付費が対前年比2.0%の減となったこと、また、国保財政調整基金を8,000万円取り崩したことなどにより黒字決算となりました。
 このような中、保健事業においては、医療費適正化対策として、ジェネリック医薬品の利用率向上のため、ジェネリック医薬品差額通知の発送や窓口来庁者に対する積極的な利用勧奨等を行い、利用率の向上に努められました。その結果、ジェネリック医薬品利用率は81.4%となり、前年度と比べ1.5ポイント上昇し、政府目標である80.0%以上を達成いたしました。
 その他、国保税徴収においても関係課と連携した納付指導や口座振替の推進など、より一層の収納税率向上に取り組まれ、その結果、現年度分は95.88%で、前年度と比べ0.68ポイント上昇しました。一方、滞納分においては17.94%となり、前年度を下回りましたが、統計では80.45%となり、前年度と比べ0.82ポイントの上昇となったところです。
 今後においてもますます少子高齢化が進むなど、国保を取り巻く環境は引き続き厳しい状況が見込まれますが、国保財政調整基金の剰余金の活用などにより、引き続き財政運営の安定化に取り組むとともに、保健事業を中心とした医療費適正化対策の展開を推進していくとのことです。
 以上のことを踏まえ、平成30年度から始まった国保広域化による財政基盤の安定により、誰もが安心して医療が受けられる制度として持続可能なものとなることを願いまして、認定第2号に賛成するものです。
 次に、認定第6号令和2年度守山市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、申し上げます。
 後期高齢者医療制度は、平成20年4月の施行から13年が経過し、高齢者の日々の暮らしの安心を支えるために、今やなくてはならない制度として広く市民に認知され、定着しております。
 近年の急速な高齢化の展開による被保険者数の増加と、それに伴う医療費の増大は、国民的な課題ではありますが、そのような状況の中、制度を適切かつ安定して運営することは、保険者である後期高齢者医療広域連合と、これを構成する市町の重要な責務となっております。
 このような状況の下、本市においては広域連合と被保険者を結ぶ窓口として、各種手続の周知や制度改正に係る広報活動を行い、被保険者の理解を深めるとともに、積極的な徴収活動に努められたことから、99.8%という高い保険料収納率を達成し、制度の安定化に努められました。
 一方、広域連合においては、高齢者の健康診査や歯科健康診査などの保健事業の実施やジェネリック医薬品の推奨などによる医療費適正化事業を展開されている中、市においても健康診査等の受託により、被保険者の健康寿命の延伸と医療費の適正化に取り組まれているところであります。
 今後、新型コロナウイルス感染症の影響や医療費の窓口負担の見直しなどで後期高齢者医療制度を取り巻く環境は変化していきますが、財源の確保や医療費の適正化による制度の安定運営に加え、元気で健康な高齢者を増やし、さらなる市民生活の質の向上の実現に努められることを期待して、認定第6号についての賛成の討論といたします。
 
○議長(新野富美夫) 8番福井寿美子さん。
               〔8番 福井寿美子議員 登壇〕
 
○8番(福井寿美子) ただいま議長よりお許しをいただきましたので、私は、認定第5号令和2年度守山市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論させていただきます。
 介護保険制度は平成12年度に開始され、20年以上が経過しております。この20年で全国的に高齢化はますます進展しており、守山市におきましても高齢化率は令和2年度末で22%となっております。これは、全国的には低い状態にありますが、今後さらに高齢化は進行し、支援が必要な高齢者の増加およびニーズの多様化が見込まれます。
 そのような中、令和2年度は第7期高齢者福祉計画の最終年度として、また、高齢者に必要なサービスの適正な提供をはじめ介護保険事業の適正運営に努めていただきました。介護保険特別会計においては、地域密着型サービスの事業所が2施設開所されたことなど、給付費の伸びは4.2%、また1億9,000万円余の増加となり、歳出の総額は53億3,000万円余となったとの説明がありました。
 一方、歳入においては保険料収入や国・県などの負担金の増加などにより総額54億2,000万円余となっております。国・県ならびに市の負担金を合わせた歳入総額から歳出総額を差し引いた実質収支では8,500万円余の黒字となり、適正に執行されていると認めるところであります。
 令和2年度は、新型コロナウイルスが猛威を振るう中、介護事業所におかれましては万全な感染対策の下、介護サービスの提供に努めていただいており、守山市におかれましても介護事業所に対して感染予防のための個室化や衛生用品の購入に対する補助金などの支援を行われたところです。また併せて、介護予防支援として、高齢者のフレイル予防を目的とした体操のDVDの配付などを対応していただきました。
 今年度からの第8期の計画では、保険料を据え置く中、計画的に施設整備を進めていただいておりますが、団塊の世代が後期高齢者となる2025年、また、さらには担い手の人口が急速に減少する2040年を見据えた地域包括ケアシステムのさらなる進化に取り組んでいただけるものと期待しております。
 こうしたことを踏まえ、今後の介護保険事業におきましても必要な時に必要なサービスが受けられるよう、持続可能な制度として運営が図られることをお願いし、認定第5号令和2年度守山市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成いたします。
 
○議長(新野富美夫) 3番藤原浩美さん。
               〔3番 藤原浩美議員 登壇〕
 
○3番(藤原浩美) それでは私は、議第64号使用料等の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例案に、反対する立場で討論します。
 守山市の公共施設の使用料・手数料を、受益と負担の公平性を確保するために1.1倍に増額する見直しを行おうとする条例変更です。
 公共の施設は住民の福祉の増進を目的として利用されるものです。公的な目的を持った活動のために利用されるだけでなく、個人の趣味や健康増進、教養の向上といった利用もされます。これを私的な活動と考える見方もありますが、市民の文化的・健康的生活の向上は地方自治体のすべき責任であり、そのために公共施設整備は欠かせません。公共施設はできるだけ多くの市民に利用されることで、元気な市民が生き生きと活動ができ、活気に満ちたまちづくりができると考えます。
 施設の維持管理には当然お金がかかるし、老朽化すれば修繕・改修が必要です。ですから一定の使用料・手数料を使用者・利用者が負担するべきであることは理解できることですが、できるだけ安価な料金で市民の誰もが利用しやすい料金を設定すべきと考えます。
 公共施設の使用料・利用料を受益と負担の公平性の観点から、4年ごとに見直すということですが、受益者負担という考え方を重視すれば、料金は高額になり、その負担から利用したくても利用できないということにもなりかねません。
 ここ数年、年金はどんどん減り続け、消費税は上がり、可処分所得は目減りするばかりです。貴重な余暇を生き生きと有意義に過ごし、より多くの市民に公共施設を積極的に活用していっていただくために、できるだけ利用者負担を軽減することが必要ではないかと考えます。
 以上の理由により、議第64号使用料等の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例案に反対します。
 次に、請願第1号コロナ禍による米の需給改善と米価下落の対策を求める請願について、賛成の立場で討論します。
 新型コロナ感染拡大による米価の下落は極めて深刻です。これは政府の農政の無為無策が招いたと言わざるを得ません。政府は2018年、1970年から50年間続けてきた減反政策と、それとリンクした個別所得補償を廃止し、米の需給調整を放棄したものです。その結果、減反政策を廃止する前年をピークに、減作作物である飼料用米の作付が減少に転じています。農家が減反をやめて主食用米の作付に戻ったのです。
 コロナ禍の昨年末、異例の36万tの上乗せ減反を打ち出しました。また、水田リノベーション事業などという新しい制度を打ち出してきて、2021年産米の主食用米から加工用米に転換したら10r当たり4万円支給しますよとしました。しかし、加工米も過剰在庫となっており、そのリノベーション事業が追い打ちをかけ、米価の値下がりに拍車をかけるという悪循環に陥っています。元々、加工米に対する補助がありましたが、リノベーション事業ではその倍の補助をするということで、加工米への転換が殺到し、さらに価格を下げるという事態となっています。
 その上、政府は国内需要に必要のないミニマムアクセス米を輸入しています。その輸入量は77万t、打ち出した減反の2倍以上の輸入です。ミニマムアクセス米は日本の義務ではありません。この間、輸入の見直しはほとんどされていません。
 一方、乳製品の輸入はコロナ禍の昨年、今年、より大幅に削減されています。バター68%減、脱脂粉乳は82%減らされています。乳製品も米も需要減少は同じで、昨年の学校給食停止などによって余った牛乳は国の助成を受けてバターと脱脂粉乳に加工され備蓄されています。バターの生産は昨年比13%となった一方、業務用需要の減退で消費量は10%減、このため在庫は昨年12月末で3万5,000tと前年同月比49%増、ほぼ過去最高水準になっています。脱脂粉乳の在庫も8万2,000tで前年同月比19%増となっています。
 バターについては第3次補正予算で輸入バターを国産に置き換える乳業者を支援し、最大で7,000t以上の消費が見込まれています。予算額17億円で価格差を穴埋めしています。その上で乳製品の輸入額を大幅に削減し、コロナ対策を行っています。
 牛乳生産は、僅かではありますが3年連続で伸び続けています。余った生乳の加工用仕向けに対する助成や輸入バターを国産に置き換えるための支援は、一種の備蓄対策です。これがなければコロナ禍は乗り切れなかったと言ってよいでしょう。
 これとは全く対照的なのが米価暴落対策です。乳製品でやっていることを、なぜ米価暴落対策ではやらないのでしょうか。乳製品並みにアクセス米の輸入量を調整し、国内産米優先の米政策に転換すべきです。無為無策の政府の米政策が招いた米価の大暴落に政府は責任を持つべきです。
 コロナ感染が長引く中、生活困窮者の暮らしはますます深刻です。政府の支援はとても十分とは言えません。各地で行われている食糧支援もたくさんの方が利用されています。かつて経験したことのないコロナ禍の危機を乗り越えるために、米価暴落に苦しむ農業者、困窮する国民への支援をつなげる政策が必要です。
 豊かな田園都市をうたう本市の議会においても、ぜひこの請願に賛同を承りますよう重ねてお願い申し上げ、請願第1号コロナ禍による米の需給改善と米価下落の対策を求める請願に対する賛成討論とします。
 
○議長(新野富美夫) 14番山崎直規君。
               〔14番 山崎直規議員 登壇〕
 
○14番(山崎直規) ただいま議長のお許しをいただきましたので、私は、議第63号守山市情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例案について、賛成の立場から討論をいたします。
 国においては、新型コロナウイルス対策において、デジタル化の遅れが顕在化したこと、また、少子高齢化や自然災害などへの課題解決のためにも、社会全体のICT化を急速に進めることが必要であるとして、自治体DX推進計画の策定、デジタル庁などの設置などを進められています。
 守山市では、コロナ禍にあっても公共施設の予約時に長蛇の列ができていることへの対策として、また、特定定額給付金の交付事務において、紙媒体申請の非効率性・煩雑性が顕在化したことなどを主な理由として、国の計画に先行して昨年度から公共施設予約システムに取り組まれ、この10月からその運用が開始される予定であります。
 今回提案の条例では、市民の利便性の向上と行政運営の効率化のため、市が受ける申請、届出、市が行う事務などをオンラインシステムを利用する方法で行うために必要な事項を定めるものであり、今般の公共施設予約システムの運用開始には必須のものであることはもとより、今後の本市のICT化の推進のために本条例の制定は不可欠なものであると考えます。
 世界のデジタル化は加速し始めたばかりですが、今後ますます飛躍的にICT化を進めていくべきです。しかしながら、市民の中にはスマホ等をお持ちでない方、また、その利用に不慣れな方もおられます。市には、そのような方に寄り添った丁寧なサポートによる人に優しいデジタル化をお願いして、議第63号守山市情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例案の賛成討論といたします。
 続きまして、議第64号使用料等の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例案について、賛成の立場から討論をいたします。
 使用料等の改正は、原則4年に1度実施されてきましたが、消費税率の改正や新型コロナウイルス感染症の影響により、見直し時期を2年間延伸されたことから、平成27年度に実施した全体的な見直しから6年が経過したものです。そのため、今回、守山市行政経営方針および行政改革プログラムに基づき、受益と負担の公平性の確保の観点から、改めて現行料金の見直しを実施されるものであります。
 見直しは、過去3年間のデータに基づいており、サービスを維持するために必要な経費であります。人件費と維持管理費に各施設の性質に応じた受益者負担割合を乗じて求める利用者負担相当額が現行の料金収入総額と均衡するように検討されたものであり、サービスを利用する者としない者との公平性に主眼を置いた改正であると考えます。
 また、改正率の上限を原則1.1倍とする激変緩和措置も講じておられるほか、施行期日においては、新型コロナウイルス感染症の今後の影響を考慮し、令和4年4月1日以降の規則で定める日とされるなど、利用者に配慮した改正内容となっています。
 このようなことから、今回の条例案は、利用者への配慮と将来への備えを行う中、受益者負担の公平性を実現されたものであると評価し、賛成をいたします。
 
○議長(新野富美夫) これをもって討論を終結いたします。
 それでは、ただいま議題となっております各議案について採決をいたします。
 まず、認定第1号について起立により採決いたします。
 本件に対する決算特別委員長の報告は「認定」であります。
 本件は、原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                   〔起立多数〕
 
○議長(新野富美夫) ご着席願います。
 起立多数であります。
 よって、本件は認定することに決しました。
 次に、認定第2号について起立により採決いたします。
 本件に対する決算特別委員長の報告は「認定」であります。
 本件は、原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                   〔起立多数〕
 
○議長(新野富美夫) ご着席願います。
 起立多数であります。
 よって、本件は認定することに決しました。
 次に、認定第5号について起立により採決いたします。
 本件に対する決算特別委員長の報告は「認定」であります。
 本件は、原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                   〔起立多数〕
 
○議長(新野富美夫) ご着席願います。
 起立多数であります。
 よって、本件は認定することに決しました。
 次に、認定第6号について起立により採決いたします。
 本件に対する決算特別委員長の報告は「認定」であります。
 本件は、原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                   〔起立多数〕
 
○議長(新野富美夫) ご着席願います。
 起立多数であります。
 よって、本件は認定することに決しました。
 次に、議第63号について起立により採決いたします。
 本件に対する総務常任委員長の報告は「可決」であります。
 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
                   〔起立多数〕
 
○議長(新野富美夫) ご着席願います。
 起立多数であります。
 よって、議第63号は総務常任委員長の報告のとおり決しました。
 次に、議第64号について起立により採決いたします。
 本件に対する各常任委員長の報告は「可決」であります。
 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
                   〔起立多数〕
 
○議長(新野富美夫) ご着席願います。
 起立多数であります。
 よって、議第64号は各常任委員長の報告のとおり決しました。
 次に、請願第1号について起立により採決いたします。
 本件に対する環境生活都市経済常任委員長の報告は「不採択」でありますので、原案について採決します。
 本件は、原案のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
                   〔起立少数〕
 
○議長(新野富美夫) ご着席願います。
 起立少数であります。
 よって、本件は不採択と決しました。
 次に、認定第3号、認定第4号、認定第7号から認定第10号まで、ならびに議第60号から議第62号まで、および議第66号について、一括採決いたします。
 本件に対する各常任委員長および決算特別委員長の報告はいずれも「可決」または「認定」であります。
 本件は、各常任委員長および決算特別委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(新野富美夫) ご異議なしと認めます。
 よって、認定第3号、認定第4号、認定第7号から認定第10号まで、ならびに議第60号から議第62号まで、および議第66号までについて、各常任委員長および決算特別委員長の報告のとおり決しました。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
  日程第2 会議案上程(意見書第6号および意見書第7号)
 
○議長(新野富美夫) 日程第2、意見書第6号および意見書第7号を議題といたします。
 事務局長をして議件を朗読いたさせます。
 事務局長。
 
○議会事務局長(北脇嘉久) 朗読いたします。
 意見書第6号選択的夫婦別姓制度の法制化を求める意見書、意見書第7号辺野古新基地の埋立てに、沖縄戦戦没者の遺骨混入土砂を使わないことを求める意見書。
 以上。
 
○議長(新野富美夫) まず、意見書第6号について、提出者から提案理由の説明を求めます。
 3番藤原浩美さん。
               〔3番 藤原浩美議員 登壇〕
 
○3番(藤原浩美) それでは、本文を朗読し、意見書の提案に代えさせていただきます。
 選択的夫婦別姓制度の法制化を求める意見書
 民法750条は、「夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫または妻の氏を称する」と夫婦同姓を定めている。このため、社会的な信用と実績を築いた人が、望まない改姓をすることで精神的苦痛を伴う、あるいは、一部の資格証では旧姓の使用が認められない、また、氏を維持するために法的な保障の少ない事実婚を選択せざるを得ないなどといった問題が生じている。
 政府は旧姓の通称使用の拡大の取組を進めているが、ダブルネームを使い分ける負担の増加や社会的なダブルネーム管理コスト、個人識別の誤りのリスクやコストを増大させる等の問題も指摘されている。さらに、少子高齢化による一人っ子同士の結婚や子連れでの再婚、高齢者による結婚が増え、改姓を望まないと考える人や、結婚を諦めてしまう人がいるなど、非婚や少子化につながる要因にもなっている。このような状況から、国連の女子差別撤廃委員会は、日本政府に対し女性が婚姻前の氏を保持する選択を可能にするよう再三にわたり民法の改正を勧告している。
 1996年2月に法制審議会が夫婦同姓も別姓も選べる「選択的夫婦別姓制度」の導入に関する民法改正を答申してから25年経過した。法務大臣の諮問機関が5年もかけて審議し、答申したものが四半世紀も放置されている状況となっている。最高裁判所は、2015年12月、さらに令和3年6月にも、夫婦同姓制度を合憲とする一方で、婚姻に伴う改姓による一定の不利益を認めた上で、「制度のあり方は、国会で論ぜられ、判断されるべき事柄」とし、夫婦別姓制度の導入について否定せず、国会での議論を促している。
 家族のかたちの多様化が進む中、選択的夫婦別姓については、最高裁判決の趣旨を踏まえ、適切な選択肢を用意することが国会及び政府の責務である。個人の人格権を尊重するとともに多様性を認める、選択的夫婦別姓制度の導入が必要であると考え、民法の早期改正を求める。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 令和3年9月30日
 滋賀県守山市議会議長 新野富美夫
 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、法務大臣 宛
 皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。
 
○議長(新野富美夫) 次に、意見書第7号について、提出者から提案理由の説明を求めます。
 16番小牧一美さん。
               〔16番 小牧一美議員 登壇〕
 
○16番(小牧一美) それでは私は、辺野古新基地の埋立てに、沖縄戦戦没者の遺骨混入土砂を使わないことを求める意見書について、提出者として述べます。
 まず、本文を読み上げます。
 辺野古新基地の埋立てに、沖縄戦戦没者の遺骨混入土砂を使わないことを求める意見書
 糸満市摩文仁を中心に広がる南部地域は、1972年の本土復帰に伴い、戦争の悲惨さや命の貴さを認識し、戦没者の霊を慰める戦跡として、我が国唯一の「沖縄戦跡国定公園」に指定されている。同地域には、沖縄戦で犠牲を強いられた沖縄県民や兵士の遺骨が残されており、戦後76年が経過した今でも戦没者の遺骨収集が行われている。
 ところが、政府は昨年4月、「辺野古埋立設計変更申請書」において、この沖縄戦跡国定公園を含む南部地区、特に糸満市米須地区や八重瀬町の山野の土砂を採掘して辺野古新基地建設の埋立てに使用する計画を発表した。
 沖縄戦では沖縄県民約12万人、日本本土兵等約7万7千人、米兵約1万4千人、朝鮮半島出身者等併せて20万人余の尊い生命が失われた。その沖縄戦戦没者の半数以上が沖縄県南部で犠牲となった。ご遺骨はもちろん、その血が染み込んだ土砂を、基地の埋立てに用いることなど、断じて許されることではない。
 2016年3月に超党派の議員立法で戦没者の遺骨収集を国の責務とした「戦没者の遺骨収集の推進に関する法律」を制定したところである。政府はこの法律を遵守して、沖縄戦戦没者の遺骨を含む土砂を辺野古新基地建設に使用しないよう、強く要望する。
 1 悲惨な沖縄戦の戦没者の遺骨等が混入した土砂を埋立てに使用しないこと。
 2 「戦没者の遺骨収集の推進に関する法律」により、日本政府が主体となって戦没者の遺骨収集を実施すること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 令和3年9月30日
 滋賀県守山市議会議長 新野富美夫
 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策)、総務大臣、外務大臣、防衛大臣 宛
 本当に悲惨な地上戦があった沖縄の遺骨や死者の御霊がそこに眠っている。そこの土地を基地建設の埋立てに使う、とんでもない。人道上、全く許されることではないと思います。沖縄の県議会が満場一致でこの意見書を採択しておりまして、今、地方議会もこれに賛同する意見書を政府に上げておりますので、ぜひ守山市議会の皆さんの賛同をいただきますように、心からお願いを申し上げます。
 
○議長(新野富美夫) 暫時休憩いたします。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
                  休憩 午前10時56分
                  再開 午前11時10分
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
 
○議長(新野富美夫) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 ただいま議題となっております意見書第6号および意見書第7号に対する質疑を行います。
 質疑はありませんか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(新野富美夫) ないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております意見書第6号および意見書第7号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(新野富美夫) ご異議なしと認めます。
 よって、意見書第6号および意見書第7号については、委員会付託を省略することに決しました。
 これより討論を行います。
 討論はありませんか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(新野富美夫) ないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。
 それでは、ただいま議題となっております意見書第6号および意見書第7号について、起立により採決をいたします。
 まず、意見書第6号について、採決いたします。
 本件は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
                   〔起立少数〕
 
○議長(新野富美夫) ご着席願います。
 起立少数であります。
 よって、本件は、否決されました。
 次に、意見書第7号について、採決いたします。
 本件は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
                   〔起立少数〕
 
○議長(新野富美夫) ご着席願います。
 起立少数であります。
 よって、本件は、否決されました。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
  日程第3 特別委員長審査報告
 
○議長(新野富美夫) 日程第3、公共施設調査特別委員長、子育て支援対策特別委員長および議会改革・広報広聴特別委員長より審査報告の申出がありますので、これを許します。
 まず、公共施設調査特別委員長。
           〔公共施設調査特別委員長 森 貴尉議員 登壇〕
 
○公共施設調査特別委員長(森 貴尉) 議長のお許しをいただきましたので、公共施設調査特別委員会の委員長報告を行います。
 去る8月30日午前9時30分から、委員全員出席の下、関係部会長出席の下、公共施設調査特別委員会を開催いたしました。
 初めに、当委員会の2年間の取組の総括について説明を求めました。
 総務部次長からは、環境施設および付帯施設、庁舎整備、自校方式の中学校給食施設の3本の柱を中心に議論してきた旨の説明をいただきました。当初委員会の計画どおりに進めてきており、委員会開催回数が令和元年度6回、2年度7回、3年度2回であり、庁舎をベースにして開催し、平均月2回開催したことになりました。
 また、現地視察を行った環境センター、交流拠点施設、すこやかセンター等、繰り返し議論を深めることができました。
 まだまだ本市には多くの公共施設があり、個別の長寿命化計画を図っていく中で、全体を取り巻くファシリティーマネジメントを策定し、新庁舎を含め既存の施設を計画的に管理・活用していくべきでないかという方向性生から委員各位に意見を求めました。
 委員からは、財政負担が公共事業の計画から増えているのでしっかりと取り組んでほしい。管理については、災害ごとに問題が起きる箇所など集中的に整備してはどうか。5年ごとの個別に整備するというアセットマネジメントのようなものはどうか。今後の委員会の在り方としては、国土強靭化の中でインフラや災害対策の中でも、特に大きな案件も含めて行政(国・県・市)と議員が一体化した中で精査し、問題意識を共通化して議論を深めてはどうか、重要なインフラ整備について視点を当ててはどうかなど意見がありました。
 今、公共施設調査特別委員会においては、環境施設および付帯施設、庁舎整備、中学校給食施設の3つの柱で議論を注視したことで完結し、大事な本市の資産について議論を深めることができました。
 その他国体に向けた関連施設やすこやかセンターの改修等についての内容についても、当委員会の中で視察や報告案件として推し進めた結果、各委員がおおむね納得した委員会での成果であり、完了の確認を行いました。
 最後に、まだまだ多くの公共施設に対する取組を直視すると課題が多く、公共施設調査特別委員会が引き続き開催される必要性から、継続を要望して当委員会を終了いたしました。
 以上、公共施設調査特別委員会の報告といたします。
 
○議長(新野富美夫) 次に、子育て支援対策特別委員長。
          〔子育て支援対策特別委員長 石田清造議員 登壇〕
 
○子育て支援対策特別委員長(石田清造) ただいま議長のご指名をいただきましたので、子育て支援対策特別委員会の報告をさせていただきます。
 本会議開会前の8月31日に関係職員出席の下、開催させていただきました。
 まず初めに、保育幼稚園課長から幼児教育・保育の充実のための取組について説明を受けました。
 1、ハードおよびソフトの両面から待機児童解消に向けた取組を精力的に進めた結果、待機児童数がゼロになった。
 2、保育士等の確保と定着化の取組のために様々な支援策等、実施された。
 3、公立保育園の預かり保育は全園で実施された。
 4、今後の新たな取組については、次年度から保育士等奨学金返還支援事業を実施される。
 今後も待機児童ゼロが維持できるよう取組を進めるとともに、幼児教育・保育のさらなる質の向上や、保育士等の働き方改革の促進に資する取組を推進していきますとのことでした。
 委員からは、4月1日で待機児童ゼロであるが、途中入所の状況についての質問がありました。入所調整は毎月しており、8月1日時点では4月1日と比較して60名増、地域型保育施設は4月1日時点で193人に対して、8月1日時点では221人ということでした。
 また、施設は充足されているのかとの質問に対しては、保育ニーズはまだまだ上がるが、令和6年度をピークに子どもの人数は減っていくので、新たな1園については、来年度の入所状況、再来年の入所状況を踏まえて考えるとのことでした。
 保育士確保のターゲットとしているところとして、研修事業は大きいが、子育て支援員研修受講者の状況を尋ねる質問がありました。これに対して、研修受講された方への聞き取りとか人材バンクに登録していただけるようにということで把握しています。保育現場で就労はしていただけるようにということで把握していますが、今現在は別の仕事をされている方で、今後を踏まえて研修を受けてみましたという方も一定数おられますとのことでありました。
 また、職員さんを育てるという意味合いも含めて管理職のマネジメント力向上のための研修は、ボトムアップになると思うので、今後も続けてもらいたいとの意見も出されていました。
 預かり保育の状況についての質問も出されていました。8月1日現在で、物部13人、吉身35人、立入が丘14人、河西36人、速野28人です。速野は数字だけ見ると、こども園にと考えられるのかなとの意見もありましたが、周りに民間のこども園が幾つかあるので、現時点では見送っているとのことでありました。
 その他で2点こども政策課長から報告がありました。吉身の中規模保育園の地元説明会や入札の状況、立入が丘小学校校区における民設の児童クラブの募集結果の報告があり、順調に進んでいるとのことでした。
 最後に、各委員から2年間の委員会での協議や活動についての所感などを述べてもらい、締めくくりとしました。
 今後は、待機児童ゼロの継続と、幼児教育・保育等のさらなる質の向上や、保育人材の定着化の取組の推進が必要となります。また、こどもの育ち連携推進事業の今後の主な取組としては、メンタルヘルス予防教育、わくわく子育て応援プログラム等、これまでの関連事業に加え、重層的支援体制の充実が求められます。引き続き行政には、子育て支援に係る事業の継続とさらなる取組の推進、体制の充実を求めて、本委員会を終了しました。
 以上で子育て支援対策特別委員会の報告を終わります。
 
○議長(新野富美夫) 次に、議会改革・広報広聴特別委員長。
         〔議会改革・広報広聴特別委員長 赤渕義誉議員 登壇〕
 
○議会改革・広報広聴特別委員長(赤渕義誉) ただいま議長の指名をいただきましたので、9月1日に開催しました議会改革・広報広聴特別委員会の報告をいたします。
 最初に、守山市議会基本条例の検証についてですが、これまで検証作業を行い、報告書案のまとめの作業を行ってきましたが、より具体的な内容となるよう、また、公表に向けて最終の確認作業を行いました。
 検証の総括、検証体制、基本方針、検証方法、検証評価の過程、検証結果の7項目に整理して報告書案を取りまとめました。
 検証内容の中で、課題と今後の取組については、より精査した内容となるよう、また、市民の皆様への公表に向けて分かりやすい内容になるように整理をいたしました。具体的には、課題と検討項目の見えてきた課題の内容が分かりにくい表現になっているため、シンプルな表現となるよう変更いたしました。
 検証、課題のまとめについては、広聴機能を持たせた委員会等による広報広聴活動の実施から、多様な手法により開催できるように、広報機能を持たせた委員会等の実施のほうが良いとの意見が多く、修正を図りました。
 平成2年4月より検証作業を行ってきた基本条例検証ですが、議会機能の強化、情報公開の推進、市民参加の推進の3つの柱について、守山市議会としての位置付けを整理した報告書案となり、今後において設定した目標と取組が実効性のあるものとなるよう、後期の議会へ引き継いでまいります。また、10月1日に公表できることに関係者の皆様に感謝を申し上げます。
 次に、本特別委員会の2年間の取組についてですが、1つ目に、先ほどの議会基本条例の検証について、2つ目は公開特別委員会について、3つ目は議会資料のペーパーレス化について、4つ目は市議会だよりの配布方法の見直しについて、5つ目は常任委員会の進め方について、最後6点目は市長の専決処分事項の姿勢についての協議でありました。
 以上がこの2年間の取組ですが、議会改革・広報広聴について活発な議論を行い、前進したと実感しています。この流れを止めることなく今後も議論してまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げ、2年間のお礼といたします。ありがとうございました。
 以上、議会改革・広報広聴特別委員会報告といたします。
 
○議長(新野富美夫) 以上で、各特別委員会の審査報告を終わります。
 暫時休憩いたします。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
                  休憩 午前11時27分
                  再開 午前11時38分
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
                〔新野富美夫議長 退席〕
 
○副議長(渡邉邦男) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 お諮りいたします。
 この際、お手元に配付いたしました議長辞職および議長選挙の件を日程第4、日程第5に追加することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
○副議長(渡邉邦男) ご異議なしと認めます。
 よって、議長辞職及び議長選挙の件を日程第4、日程第5に追加することに決しました。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
  日程第4 議長辞職について
 
○副議長(渡邉邦男) 日程第4、議長辞職の件を議題といたします。
 議長、新野富美夫君から議長の辞職願が提出されております。
 事務局長をして辞職願を朗読いたさせます。
 事務局長。
 
○議会事務局長(北脇嘉久) 朗読いたします。
                   辞  職  願
 私儀、この度、一身上の都合により議長の職を辞したいので、地方自治法第108条の規定により許可くださるよう願い出ます。
 令和3年9月30日
 守山市議会副議長 渡邉邦男様
                                  守山市議会議長 新野富美夫
 以上。
 
○副議長(渡邉邦男)  お諮りいたします。
 新野富美夫君の議長の辞職を許可することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
○副議長(渡邉邦男) 異議なしと認めます。
 よって、新野富美夫君の議長の辞職を許可することに決しました。
              〔12番 新野富美夫議員 入場着席〕
 
○副議長(渡邉邦男) 12番新野富美夫君にお伝えいたします。
 先に提出されました議長の辞職願につきましては、ただいま議会の許可が得られましたので、ご報告申し上げます。
 新野富美夫君から議長退任の挨拶を求められておりますので、これを許します。
 12番新野富美夫君。
               〔12番 新野富美夫議員 登壇〕
 
○12番(新野富美夫) ただいま副議長のお許しを賜りましたので、退任にあたりまして一言ご挨拶を申し上げたいと存じます。
 まずもって、この1年間におきまして、議員各位の皆様方、また宮本市長をはじめ行政の皆様方には、大変お世話になり、議会運営ならびに守山市のこれまでのことに対しまして、非常にご協力を賜りましたことを改めてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
 少し考えてみますと、昨年から、その前からでございますが、コロナという大変難しいこの時期に直面いたしまして、私自身この1年間は、ほとんどそういうコロナ対策のことで頭がいっぱいになってきたのかと思っております。皆様方もそうだとは思うんですが、その中でも行政の方々には、本当に懸命になって市民福祉のためにしっかりと働いていただきましたことを、そばで見させていただき、本当に感謝に堪えません。
 その様な中ではございますが、今年に延伸されました守山市制50周年の式典につきまして、無事に滞りなくできたことが本当に議長になった時の一つの歴史の思いでもございました。大変良かったなという感想でございます。
 昨年は本当に地域の事業も行事も中止になり、また、市の行事も延期、さらには中止というような事態になり、なかなか議長としてはどういう立ち位置でこれからしていけばいいのかなというような模索もしておりましたが、皆様のご協力があっての今日だと感謝を申し上げたいと存じます。
 まだまだ守山市におきましては、山積する課題が数多くございます。そういったことに対しましても、これから一議員として真摯に立ち向かい、取り組んでまいる所存でございます。皆様方には、どうぞこれからもご指導、ご鞭撻を賜りますことをお願い申し上げます。
 結びになりましたが、守山市の発展、さらには皆様方のご健勝、ご多幸を心からご祈念申し上げまして、退任にあたりましてのご挨拶とさせていただきます。本当にお世話になりました。ありがとうございました。
                   (拍  手)
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
  日程第5 議長選挙について
 
○副議長(渡邉邦男) 日程第5、これより議長の選挙を行います。
 選挙の方法につきまして、事務局長をして説明いたさせます。
 事務局長。
 
○議会事務局長(北脇嘉久) ご説明いたします。
 まず、1番議員より指名を読み上げますので、順次、記載台にて記載の上、投票をお願いいたします。
 投票は単記無記名投票の方法により行います。
 法定得票数は、地方自治法第118条第1項の規定により準用する公職選挙法第95条第1項第3号の規定により、有効投票総数の4分の1であり、当該得票数以上で最多数を得た方が当選人となります。同数の場合は、公職選挙法に基づき「くじ」で定めます。
 なお、白紙投票は無効となりますので、申し添えます。
 以上、説明を終わります。
 
○副議長(渡邉邦男) 議場の閉鎖を命じます。
                   〔議場閉鎖〕
                 〔記載台、投票箱準備〕
 
○副議長(渡邉邦男) ただいまの出席議員は20名であります。
 投票用紙を配付いたします。
                  〔投票用紙配付〕
 
○副議長(渡邉邦男) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○副議長(渡邉邦男) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めさせます。
                   〔投票箱点検〕
 
○副議長(渡邉邦男) 異常なしと認めます。
 点呼に応じて順次、投票願います。
 点呼を命じます。
 事務局長。
 
○議会事務局長(北脇嘉久) 1番川本航平議員、2番酒井洋輔議員、3番藤原浩美議員、4番今江恒夫議員、5番田中尚仁議員、6番西村弘樹議員、7番赤渕義誉議員、8番福井寿美子議員、9番渡邉邦男議員、10番石田清造議員、11番森重重則議員、12番新野富美夫議員、13番國枝敏孝議員、14番山崎直規議員、15番小西孝司議員、16番小牧一美議員、17番筈井昌彦議員、18番森貴尉議員、19番高田正司議員、20番藤木猛議員。
 
○副議長(渡邉邦男) 投票漏れはございませんか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○副議長(渡邉邦男) 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
                   〔議場開鎖〕
                  〔記載台後始末〕
 
○副議長(渡邉邦男) 開票を行います。
 会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に1番川本航平君、2番酒井洋輔君、3番藤原浩美さんを指名いたします。
 よって、立会いをお願いいたします。
                   〔開  票〕
 
○副議長(渡邉邦男) 選挙の結果を事務局長に報告いたさせます。
 事務局長。
 
○議会事務局長(北脇嘉久) 選挙の結果をご報告いたします。
 投票総数 20票
 これは出席議員数に符合いたしております。
 有効投票 17票
 無効投票 3票
 有効投票中
  20番藤木猛議員 13票
  17番筈井昌彦議員 2票
  16番小牧一美議員 2票
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は4票であります。
 以上、報告を終わります。
 
○副議長(渡邉邦男) ただいま報告いたしましたとおり、20番藤木猛君が議長に当選されました。
 20番藤木猛君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定に基づき、当選の告知をいたします。
 20番藤木猛君に議長当選のご挨拶をお願いいたします。
               〔20番 藤木 猛議員 登壇〕
 
○20番(藤木 猛) ただいまの議長選挙におきまして、皆さんのご推挙を賜る中で、議長に就任させていただくことになりました藤木でございます。本当にありがとうございました。
 そして、本日まで、このコロナ禍の中で本当に厳しい難しいかじ取りをしてこられた新野議長、ご苦労さまでございました。
 まだまだコロナは落ち着くところを知りません。私たちはこうした時代の中で何ができるのか、何をやらなければならないのか、そのことをしっかり考えながら行動していかなければならない、そんなふうに感じています。行政の皆さんとともに力を合わせて、まさに車の両輪として、しっかりとこの守山市政をパンデミックの中にあっても前に進めていく。そのために努力を惜しんではならない、そんなふうに考えています。
 議会改革特別委員会から、議会基本条例の検証の結果が先ほど報告されました。議会が真に市民の皆さんから信頼されるために、何をしなければならないのか。これから新たな守山をつくっていくために議会に課せられた役割は非常に大きなものがある。だからこそ議員個人個人がしっかりと研鑽を積みながら、守山市の行政と対峙していかなければならない。そのことを皆さんとともにしっかりとやり抜いていきたい、そんなふうに思っています。
 時として私たち議員は、議案の質や行政職員の質、教職員の質に言及することがあります。そのことは、取りも直さず私たち議員一人一人の質をもっと上げていかなければならない。そう言っているのと同義語だと私は思っています。議員個々の力量をもっともっと引き上げ、そしてそれを議会全体の集団的な力量として、この守山市をしっかりと前に進めていく。多くの皆さんの協力を得ながら前へ前へと進めていく。そのことがこの議会に求められているものだと思っています。
 この守山が誕生して50年、多くの先輩たちが汗や涙や血を流してこられた、この誇り高い守山市議会にあって、今の時代をしっかりと未来を見据えた中で創っていく。それが私たち守山市議会の大きな大きな役割だと思います。
 これからも皆さんとともに力を合わせながら、しっかりと守山市議会を前に、そして守山市政をしっかりと未来へと導いていける議会になることを、皆さんとともにお誓い申し上げながら、議長就任にあたっての一言のご挨拶とさせていただきます。
 本日は誠にありがとうございました。
                   (拍  手)
 
○副議長(渡邉邦男) 新議長が就任されましたので、新議長と交代させていただきます。
                   〔議長交代〕
 
○議長(藤木 猛) 暫時休憩いたします。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
                  休憩 午後0時00分
                  再開 午後1時00分
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
 
○議長(藤木 猛) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 お諮りいたします。
 この際、お手元に配付いたしました副議長辞職および副議長選挙の件を日程第6、日程第7に追加することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(藤木 猛) ご異議なしと認めます。
 よって、副議長辞職、副議長選挙の件を日程第6、日程第7に追加することに決しました。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
  日程第6 副議長辞職について
 
○議長(藤木 猛) 日程第6、副議長辞職の件を議題といたします。
 本件については、9番渡邉邦男君の一身上の都合に関する事件であり、地方自治法第117条の規定により、除斥の対象となりますので、9番渡邉邦男君の退席を求めます。
                〔渡邉邦男副議長 退席〕
 
○議長(藤木 猛) 副議長、渡邉邦男君から副議長の辞職願が提出されております。
 事務局長をして辞職願を朗読いたさせます。
 事務局長。
 
○議会事務局長(北脇嘉久) 朗読いたします。
                   辞  職  願
 私儀、この度、一身上の都合により副議長の職を辞したいので、地方自治法第108条の規定により、許可くださるよう願い出ます。
 令和3年9月30日
 守山市議会議長 藤木 猛様
                                  守山市議会副議長 渡邉邦男
 以上。
 
○議長(藤木 猛) お諮りいたします。
 渡邉邦男君の副議長の辞職を許可することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(藤木 猛) ご異議なしと認めます。
 よって、渡邉邦男君の副議長の辞職を許可することに決しました。
 除斥議員の入場を許可します。
              〔9番 渡邉邦男議員 入場着席〕
 
○議長(藤木 猛) 9番渡邉邦男君にお伝えいたします。
 先に提出されました副議長の辞職願につきましては、ただいま議会の許可が得られましたので、ご報告申し上げます。
 渡邉邦男君から副議長退任の挨拶を求められておりますので、これを許可します。
 9番渡邉邦男君。
               〔9番 渡邉邦男議員 登壇〕
 
○9番(渡邉邦男) ただいま議長のお許しを賜りましたので、副議長の退任の挨拶を一言お願いいたします。
 ちょうど1年前の本日、皆さんのご推挙を賜りまして、守山市議会の副議長という重責を預からせていただくことになりました。この1年間、コロナ禍という大変な時ではございましたが、新野議長の下に守山市政の発展、また議会運営の円滑化に努力してまいったところでございます。
 皆様におかれましては、本当に1年間、ご協力を賜りましたこと、改めましてこの場をお借りいたしまして感謝を申し上げます。
 今後も一議員として、守山市政の発展、また市民福祉の向上に取り組んでまいりたいと思いますので、どうぞご鞭撻、ご指導いただきますようお願いいたしまして、退任の挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。
                   (拍  手)
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
  日程第7 副議長選挙について
 
○議長(藤木 猛) 渡邉邦男議員、お疲れさまでございました。
 日程第7、これより副議長の選挙を行います。
 選挙の方法につきましては、事務局長をして説明いたさせます。
 事務局長。
 
○議会事務局長(北脇嘉久) ご説明いたします。
 先ほどの議長選挙と同様の方法で行います。
 投票は単記無記名投票の方法により行います。
 また、法定得票数は、有効投票総数の4分の1以上であり、当該得票数以上で最多数を得た方が当選人となります。
 なお、白紙投票は無効となりますので、申し添えます。
 以上、説明を終わります。
 
○議長(藤木 猛) 議場の閉鎖を命じます。
                   〔議場閉鎖〕
                 〔記載台、投票箱準備〕
 
○議長(藤木 猛) ただいまの出席議員は20名であります。
 投票用紙を配付いたします。
                  〔投票用紙配付〕
 
○議長(藤木 猛) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(藤木 猛) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めさせます。
                   〔投票箱点検〕
 
○議長(藤木 猛) 異常なしと認めます。
 点呼に応じて順次、投票願います。
 点呼を命じます。
 事務局長。
 
○議会事務局長(北脇嘉久) 1番川本航平議員、2番酒井洋輔議員、3番藤原浩美議員、4番今江恒夫議員、5番田中尚仁議員、6番西村弘樹議員、7番赤渕義誉議員、8番福井寿美子議員、9番渡邉邦男議員、10番石田清造議員、11番森重重則議員、12番新野富美夫議員、13番國枝敏孝議員、14番山崎直規議員、15番小西孝司議員、16番小牧一美議員、17番筈井昌彦議員、18番森貴尉議員、19番高田正司議員、20番藤木猛議員。
 
○議長(藤木 猛) 投票漏れはありませんか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(藤木 猛) 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
                   〔議場開鎖〕
                  〔記載台後始末〕
 
○議長(藤木 猛) 開票を行います。
 会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に4番今江恒夫君、6番西村弘樹君、8番福井寿美子さんを指名いたします。
 よって、立会いをお願いいたします。
                   〔開  票〕
 
○議長(藤木 猛) 選挙の結果を事務局長に報告いたさせます。
 事務局長。
 
○議会事務局長(北脇嘉久) 選挙の結果をご報告いたします。
 投票総数 20票
 これは出席議員数に符合いたしております。
 有効投票 18票
 無効投票 2票
 有効投票中
  5番田中尚仁議員 15票
  3番藤原浩美議員 2票
  10番石田清造議員 1票
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は5票であります。
 以上、報告を終わります。
 
○議長(藤木 猛) ただいま報告いたしましたとおり、5番田中尚仁君が副議長に当選されました。
 5番田中尚仁君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定に基づき、当選の告知をいたします。
 5番田中尚仁君に副議長当選のご挨拶をお願いいたします。
               〔5番 田中尚仁議員 登壇〕
 
○5番(田中尚仁) ただいま議員各位のご推挙により、副議長という大役を仰せつかりました。そのことに対しまして、まずは御礼申し上げます。
 今はコロナ禍という大変難しい時だなというふうにも感じておりますが、この守山市政が良い方向に、少しでも速いスピードで進んでいけるように、藤木議長の下、全力で頑張っていきたいと思いますので、皆様、ご指導、ご鞭撻、ご協力のほど、よろしくお願いいたしまして、甚だ簡単ではございますが、就任にあたってのご挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。ありがとうございます。
                   (拍  手)
 
○議長(藤木 猛) 暫時休憩いたします。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
                  休憩 午後1時17分
                  再開 午後1時31分
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
 
○議長(藤木 猛) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 お諮りいたします。
 この際、お手元に配付いたしました各常任委員会委員および議会運営委員会委員の選任の件を日程第8、日程第9に追加することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(藤木 猛) ご異議なしと認めます。
 よって、各常任委員会委員および議会運営委員会委員の選任の件を日程第8、日程第9に追加することに決しました。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
  日程第8 各常任委員会委員の選任について
 
○議長(藤木 猛) 日程第8、各常任委員会委員の選任の件を議題といたします。
 各常任委員会委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、本職が指名することとなっておりますので、事務局長をして朗読いたさせます。
 事務局長。
 
○議会事務局長(北脇嘉久) 朗読いたします。
 総務常任委員会委員 1番川本航平議員、2番酒井洋輔議員、3番藤原浩美議員、4番今江恒夫議員、6番西村弘樹議員、7番赤渕義誉議員、11番森重重則議員、14番山崎直規議員、19番高田正司議員、20番藤木猛議員。
 文教福祉常任委員会委員 3番藤原浩美議員、5番田中尚仁議員、8番福井寿美子議員、10番石田清造議員、13番國枝敏孝議員、14番山崎直規議員、15番小西孝司議員、16番小牧一美議員、17番筈井昌彦議員、18番森貴尉議員。
 環境生活都市経済常任委員会委員 1番川本航平議員、2番酒井洋輔議員、9番渡邉邦男議員、11番森重重則議員、12番新野富美夫議員、13番國枝敏孝議員、16番小牧一美議員、17番筈井昌彦議員、18番森貴尉議員、19番高田正司議員。
 以上。
 
○議長(藤木 猛) お諮りいたします。
 ただいま朗読いたしましたとおり、それぞれ指名したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(藤木 猛) ご異議なしと認めます。
 よって、ただいま指名いたしました諸君をそれぞれの常任委員会委員に選任することに決しました。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
  日程第9 議会運営委員会委員の選任について
 
○議長(藤木 猛) 日程第9、議会運営委員会委員の選任の件を議題といたします。
 委員会条例第5条第1項の規定により、本職が指名することとなっておりますので、事務局長をして朗読いたさせます。
 事務局長。
 
○議会事務局長(北脇嘉久) 朗読いたします。
 7番赤渕義誉議員、13番國枝敏孝議員、14番山崎直規議員、15番小西孝司議員、16番小牧一美議員、17番筈井昌彦議員、18番森貴尉議員。
 以上。
 
○議長(藤木 猛) お諮りいたします。
 ただいま朗読いたしましたとおり、それぞれ指名したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(藤木 猛) ご異議なしと認めます。
 よって、ただいま指名いたしました皆さんをそれぞれの議会運営委員会委員に選任することに決しました。
 それでは、ただいまより暫時休憩いたしますので、休憩中に各常任委員会および議会運営委員会をお開きいただき、委員長および副委員長を互選の上、その結果を議長までご報告願います。
 暫時休憩いたします。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
                  休憩 午後1時35分
                  再開 午後2時20分
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
 
○議長(藤木 猛) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 総務常任委員会、文教福祉常任委員会、環境生活都市経済常任委員会および議会運営委員会から、委員長および副委員長の互選の結果が本職まで届けられましたので、事務局長をして報告いたさせます。
 事務局長。
 
○議会事務局長(北脇嘉久) ご報告いたします。
 総務常任委員長 6番西村弘樹議員、副委員長 7番赤渕義誉議員。
 文教福祉常任委員長 10番石田清造議員、副委員長 8番福井寿美子議員。
 環境生活都市経済常任委員長 9番渡邉邦男議員、副委員長 2番酒井洋輔議員。
 議会運営委員長 15番小西孝司議員、副委員長 14番山崎直規議員。
 以上。
 
○議長(藤木 猛) 次に、休憩中に公共施設調査特別委員会、子育て支援対策特別委員会、議会改革・広報広聴特別委員会の委員からそれぞれ辞任願があり、委員会条例第11条の規定により、それぞれ本職が許可しましたので、事務局長をして報告いたさせます。
 事務局長。
 
○議会事務局長(北脇嘉久) 辞任許可されました議員をご報告いたします。
 公共施設調査特別委員会 2番酒井洋輔議員、12番新野富美夫議員、13番國枝敏孝議員、16番小牧一美議員。18番森貴尉議員。
 子育て支援対策特別委員会 1番川本航平議員、3番藤原浩美議員、5番田中尚仁議員、10番石田清造議員、17番筈井昌彦議員。
 議会改革・広報広聴特別委員会 9番渡邉邦男議員、11番森重重則議員、14番山崎直規議員。
 以上。
 
○議長(藤木 猛) お諮りいたします。
 公共施設調査特別委員会、子育て支援対策特別委員会、議会改革・広報広聴特別委員会委員の補充選任の件を日程第10に追加することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(藤木 猛) ご異議なしと認めます。
 よって、公共施設調査特別委員会委員、子育て支援対策特別委員会委員、議会改革・広報広聴特別委員会委員の補充選任の件を日程第10に追加することに決しました。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
  日程第10 各特別委員会委員の補充選任について
 
○議長(藤木 猛) 日程第10、公共施設調査特別委員会委員、子育て支援対策特別委員会委員、議会改革・広報広聴特別委員会委員の補充選任の件を議題といたします。
 各特別委員会委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、本職が指名することとなっておりますので、事務局長をして朗読いたさせます。
 事務局長。
 
○議会事務局長(北脇嘉久) 朗読いたします。
 公共施設調査特別委員会 3番藤原浩美議員、5番田中尚仁議員、9番渡邉邦男議員、11番森重重則議員、17番筈井昌彦議員。
 子育て支援対策特別委員会 2番酒井洋輔議員、12番新野富美夫議員、14番山崎直規議員、16番小牧一美議員、18番森貴尉議員。
 議会改革・広報広聴特別委員会 1番川本航平議員、10番石田清造議員、13番國枝敏孝議員。
 以上。
 
○議長(藤木 猛) お諮りいたします。
 ただいま朗読いたしましたとおり、それぞれ指名したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(藤木 猛) ご異議なしと認めます。
 よって、ただいま指名いたしました諸君をそれぞれの特別委員会委員に選任することに決しました。
 暫時休憩いたします。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
                  休憩 午後2時25分
                  再開 午後3時04分
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
 
○議長(藤木 猛) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 公共施設調査特別委員会および子育て支援対策特別委員会より、休憩中に同委員会を開催し、委員の異動に伴います委員長および副委員長の互選の結果について、届出がありましたのでご報告いたします。
 公共施設調査特別委員長 4番今江恒夫君、副委員長 3番藤原浩美さん。
 子育て支援対策特別委員長 8番福井寿美子さん、副委員長 2番酒井洋輔君。
 また、議会改革・広報広聴特別委員会より、休憩中に同委員会を開催し、6番西村弘樹君の副委員長の辞任を許可し、空席となりました副委員長について、互選により1番川本航平君を選任した旨の届出がありましたので、ご報告いたします。
 お諮りいたします。
 この際、お手元に配付いたしました湖南広域行政組合議会議員の補欠選挙から議第67号までの件を、日程第11から日程第14として追加することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(藤木 猛) ご異議なしと認めます。
 よって、湖南広域行政組合議会議員の補欠選挙から議第67号までの件を日程第11から日程第14として追加することに決しました。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
  日程第11 湖南広域行政組合議会議員の補欠選挙について
 
○議長(藤木 猛) 日程第11、湖南広域行政組合議会議員の補欠選挙についての件を議題といたします。
 市長からの選挙発生事由についての通知に接しております。
 事務局長をして朗読いたさせます。
 事務局長。
 
○議会事務局長(北脇嘉久) 朗読いたします。
 守危管第622号
                                        令和3年9月30日
 守山市議会議長様
                                    守山市長 宮 本 和 宏
           湖南広域行政組合議会議員の選出について(依頼)
 初秋の候、貴職におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
 さて、下記の貴議会選出の湖南広域行政組合議会議員が、同組合議会会議規則第101条第1項の規定により、湖南広域組合議会議長宛てに辞職願を提出され、欠員が生じましたので、湖南広域行政組合規約第5条第3項の規定に基づき同組合議会議員を選出いただきますようお願いします。
                      記
 1 組合議会議員の氏名         筈 井 昌 彦
                     田 中 尚 仁
 2 欠員理由              辞職願の提出
 3 辞職日               令和3年9月29日
 以上。
 
○議長(藤木 猛) 欠員となっております2名につきまして、湖南広域行政組合規約第5条第3項の規定に基づき補欠選挙を行います。
 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第1項の規定により投票によるものとし、その方法は先ほどの正副議長選挙に準じます。
 得票数の上位者を当選者といたします。
 議場の閉鎖を命じます。
                   〔議場閉鎖〕
                 〔記載台、投票箱準備〕
 
○議長(藤木 猛) ただいまの出席議員は20名であります。
 投票用紙を配付いたします。
                  〔投票用紙配付〕
 
○議長(藤木 猛) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(藤木 猛) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めさせます。
                   〔投票箱点検〕
 
○議長(藤木 猛) 異常なしと認めます。
 点呼に応じて順次、投票願います。
 点呼を命じます。
 事務局長。
 
○議会事務局長(北脇嘉久) 1番川本航平議員、2番酒井洋輔議員、3番藤原浩美議員、4番今江恒夫議員、5番田中尚仁議員、6番西村弘樹議員、7番赤渕義誉議員、8番福井寿美子議員、9番渡邉邦男議員、10番石田清造議員、11番森重重則議員、12番新野富美夫議員、13番國枝敏孝議員、14番山崎直規議員、15番小西孝司議員、16番小牧一美議員、17番筈井昌彦議員、18番森貴尉議員、19番高田正司議員、20番藤木猛議員。
 
○議長(藤木 猛) 投票漏れはありませんか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(藤木 猛) 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
                   〔議場開鎖〕
                  〔記載台後始末〕
 
○議長(藤木 猛) 開票を行います。
 会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に9番渡邉邦男議員、10番石田清造議員、11番森重重則議員を指名いたします。
 よって、立会いをお願いいたします。
                   〔開  票〕
 
○議長(藤木 猛) 選挙の結果を事務局長に報告いたさせます。
 事務局長。
 
○議会事務局長(北脇嘉久) 選挙の結果をご報告いたします。
 投票総数 20票
 これは出席議員数に符合いたしております。
 有効投票 20票
 無効投票0票でございます。
 有効投票中
  16番小牧一美議員 8票
  14番山崎直規議員 4票
  6番西村弘樹議員 4票
  7番赤渕義誉議員 4票
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は3票であります。
 以上、報告を終わります。
 
○議長(藤木 猛) 大変なイレギュラーが起きました。
 ただいま報告いたしましたとおり、16番小牧一美さんが湖南広域行政組合議会議員に当選されました。
 あと4票の同数でございますので、同数の場合はくじ引というふうに決まっておりますので、これからくじ引を行いますが、その方法について、事務局長をして説明いたさせます。
 事務局長。
 
○議会事務局長(北脇嘉久) ご説明いたします。
 これから、くじ引によって決めていただきます。
 まず、予備くじといたしまして、議席番号の若い方から順番に引いていただきます。その数の多い方から本くじを引いていただいて、一番数字の高い数字が出た方が当選人となります。
 なお、中に入っております抽せん棒につきましては、1から10の番号が入っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 以上でございます。
 
○議長(藤木 猛) ただいま事務局長から説明がありましたとおり、くじ引を行います。
 議席順に指名いたしますので、予備くじを引きに前に出てきていただきたいと思います。
                   〔予備くじ引〕
 
○議会事務局長(北脇嘉久) ただいまの予備くじの結果を発表させていただきます。
  6番西村弘樹議員 2番
  7番赤渕義誉議員 1番
  14番山崎直規議員 4番
 でございましたので、本くじの順位といたしまして、14番山崎直規議員、6番西村弘樹議員、7番赤渕義誉議員の順に本くじを引いていただきます。
 本くじを引いていただいた中で、数の最も多い方が当選人となりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 それでは、お願いいたします。
                   〔本くじ引〕
 
○議会事務局長(北脇嘉久) それでは、ただいまの本くじの番号をご報告いたします。
  14番山崎直規議員 1
  6番西村弘樹議員 8
  7番赤渕義誉議員 4
 以上でございます。
 
○議長(藤木 猛) ただいま報告いたしましたとおり、16番小牧一美さん、ならびに6番西村弘樹さんが湖南広域行政組合議会議員に当選されました。
 ただいま当選されました16番小牧一美さん、および6番西村弘樹さんが議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定に基づき、当選の告知をいたします。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
  日程第12 守山野洲行政事務組合議会議員の補欠選挙について
 
○議長(藤木 猛) 日程第12、守山野洲行政事務組合議会議員の補欠選挙についての件を議題といたします。
 市長からの選挙発生事由についての通知に接しております。
 事務局長をして朗読いたさせます。
 事務局長。
 
○議会事務局長(北脇嘉久) 朗読いたします。
 守市協第665号
                                        令和3年9月30日
 守山市議会議長様
                                    守山市長 宮 本 和 宏
          守山野洲行政事務組合議会議員の選出について(依頼)
 秋冷の候、貴職におかれましてはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
 さて、守山野洲行政事務組合管理者から、守山野洲行政事務組合規約第7条第3項の規定に基づき、下記のとおり貴議会から選出された議員に欠員が生じた旨の通知を受けました。つきましては同規約第7条第2項の規定に基づき、表記議会議員を選出いただきますようお願い申し上げます。
                      記
 1 欠員の理由             守山野洲行政事務組合議会議員の辞職
 2 辞職した組合議会議員の氏名     赤 渕 義 誉
                     國 枝 敏 孝
 3 辞職日               令和3年9月29日
 以上。
 
○議長(藤木 猛) 欠員となっております2名につきまして、守山野洲行政事務組合規約第7条第2項の規定に基づき補欠選挙を行います。
 お諮りいたします。
 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定に基づき、指名推選の方法により行いたいと思います。これにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(藤木 猛) ご異議なしと認めます。
 よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
 お諮りいたします。
 指名の方法については、本職において指名することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(藤木 猛) ご異議なしと認めます。
 よって、本職において指名することに決しました。
 それでは、守山野洲行政事務組合議会議員に、4番今江恒夫君、10番石田清造君を指名いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま本職において指名いたしました2名を当選人と定めることにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(藤木 猛) ご異議なしと認めます。
 よって、ただいま指名いたしました4番今江恒夫君、10番石田清造君が、守山野洲行政事務組合議会議員に当選されました。
 ただいま当選されました4番今江恒夫君、10番石田清造君が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定に基づき、当選の告知をいたします。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
  日程第13 議第67号(守山市監査委員の選任につき同意を求めることについて)
 
○議長(藤木 猛) 日程第13、議第67号を議題といたします。
 本件については、12番新野富美夫君の一身上に関する事件であり、地方自治法第117条の規定により除斥の対象となりますので、12番新野富美夫君の退席を求めます。
               〔12番 新野富美夫議員 退席〕
 
○議長(藤木 猛) 事務局長をして議件を朗読いたさせます。
 事務局長。
 
○議会事務局長(北脇嘉久) 朗読いたします。
 議第67号守山市監査委員の選任につき同意を求めることについて。
 以上。
 
○議長(藤木 猛) 市長より提案理由の説明を求めます。
 市長。
                〔市長 宮本和宏 登壇〕
 
○市長(宮本和宏) 本日、追加議案を提出させていただきましたところ、早速に上程いただきまして、ここに厚く御礼申し上げます。
 さて、ただいまは正副議長をはじめとする役員選出を滞りなく終えられましたことに対しまして、心からお喜びを申し上げます。ご退任をされました新野富美夫前議長様、また渡邉邦男前副議長様におかれましては、その在任中、本市の重要課題が山積する中にありまして、市民福祉の向上と市政の発展に向けまして多大なご尽力をいただいたところでございます。
 昨年9月30日にご就任をいただきましたが、新型コロナウイルス感染症の感染が止まらない中、定例月会議だけでなく臨時会議や臨時の全員協議会、また常任委員会を随時開催いただきまして、1つには、医療・検査体制の確保、2つには生活支援策、3つには経済支援策、4つには子どもたちの教育と健やかな成長を支える環境づくりにつきまして、真摯にご協議をいただきまして、所定の対策を講じることができたところでございます。
 とりわけワクチン接種につきましては、随時の補正予算はもとより、4月中旬における予約に係ります混乱があった中、議会も両輪となってご検討を賜ったことに心から御礼申し上げます。おかげさまで、現在、接種対象者の8割を超える方が1回目の接種を終えられる状況に至っておりまして、この効果もあり、現下、市内における陽性者数は大幅に減少しているところでございます。
 また、特に今年8月1日には、昨年度から延伸となりました市制施行50周年記念式典では、多大なるお力添えをいただき、これまでご尽力いただきました皆様や団体に感謝状等をお渡ししますとともに、今日までの守山の歴史を振り返り、50年先の豊かな田園都市守山への一歩を踏み出せたと考えているところでございます。
 また、最重要課題であります環境施設の更新につきましては、約半年間の試運転を終えまして、いよいよ明日10月1日に本格稼働を迎えることとなりました。また、エコパーク交流拠点施設も本年4月に無事オープンし、現在、多くの皆様にご利用いただいているところでございます。
 本市の最重要課題が滞りなく進捗いたしましたのも、ひとえに今日までの市議会の皆様の深いご理解とご協力の賜物であり、また地域の皆様の深いご理解とご協力の賜物でありまして、改めて心より感謝を申し上げる次第でございます。
 新庁舎につきましても、市議会において熱心なご議論を賜り、とりわけ今年1月26日には代表設計者の隈研吾氏を交えて、総務常任委員会で熱い議論を経て、新庁舎整備の方向付けをいただいたところでございます。
 また、今年4月に待機児童を解消することができ、また、重層的支援体制の構築として、生活支援相談課を設けることができ、また、中学校給食も今月、守山南中学校で無事スタートを切ることができたところでございます。さらに、高齢福祉計画、障害福祉計画など市民福祉に係ります重要な計画の見直しを行うことができました。
 加えまして、今年8月の臨時の全員協議会では、急遽、駅前東口での企業の新施設整備についてご協議を賜り、将来の頭脳集積につながる企業誘致に道筋をつけていただいたところでございます。
 とりわけ正副議長様には、議会における的確な議論のかじ取りをいただく中で、幾多の課題解決に格段のご指導とご支援をいただいたところでございます。このような今日までのご活躍とご労苦に対しまして、深甚の敬意を表すものでございます。本当にありがとうございました。
 また、本日新たにご就任されました藤木猛議長様、ならびに田中尚仁副議長様におかれましては、ご当選を心からお慶び申し上げます。
 新型コロナウイルスにつきまして、陽性者が大幅に減少し、緊急事態宣言が本日で解除されますが、引き続き感染状況を勘案しつつ、とりわけ生活支援策、経済支援策、子どもたちの教育と健やかな成長を支える環境づくりに丁寧に取り組む必要があると考えているところでございます。
 また、3回目のワクチン接種の準備に取り組まなければならないことから、まだまだ多くの課題が山積しております。加えまして新庁舎の整備、待機児童解消をはじめとします市民福祉の向上、また企業誘致を始めとする市政の発展等の課題もございます。先行きが不透明な時代であり、また財政的制約もある中で、地方自治体における自己決定、自己責任がより一層求められている状況にございます。
 議会とのしっかりとした信頼と連携の下に、市民福祉の向上と市政の発展に向けて、車の両輪として諸課題の解決に取り組んでまいりたいと考えております。格段のご指導、ご鞭撻を賜りますとともに、ご活躍を衷心から祈念申し上げる次第でございます。
 それでは、ただいま上程いただきました人事案件につきまして、提案理由をご説明申し上げます。
 議第67号は守山市監査委員の選任につき同意を求めることについてでございます。
 先般、さきの監査委員でありました藤木猛様から辞任願が提出されましたので、これを受理し、議案にございますように、議会からご推薦を賜りました新野富美夫様を監査委員に選任いたしたく、提案をさせていただくものでございます。
 藤木前監査員におかれましては、複雑・多様化する行政運営の全般にわたりまして、この2年間、公正で効率的な運営、また事業の有効性につきまして、高い見識から的確なご意見、ご指導を賜り、そのご労苦に対しまして、心より敬意と謝意を表する次第でございます。
 また、今回選任をお願いいたしております新野様は、議会議員として3期にわたりご尽力いただいたことはもとより、令和2年からこの1年間、守山市議会議長としてご活躍いただき、人格が高潔で豊富な経験と行政運営に関し優れた見識をお持ちであり、監査委員として適任であると存じております。
 何とぞご賛同賜りますようにお願い申し上げまして、提案理由とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
 
○議長(藤木 猛) 暫時休憩いたします。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
                  休憩 午後3時37分
                  再開 午後3時49分
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
  日程第14 議案質疑(議第67号)
 
○議長(藤木 猛) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 日程第14、議第67号を議題とし、議案に対する質疑を行います。
 質疑はありませんか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(藤木 猛) ないようでありますので、これをもって議案質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議第67号の人事案件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(藤木 猛) ご異議なしと認めます。
 よって、議第67号の人事案件につきましては、委員会付託を省略することに決しました。
 ただいまの議第67号について討論を行います。
 討論はありませんか。
                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○議長(藤木 猛) ないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。
 それでは議第67号について、起立により採決いたします。
 本件は、原案のとおり同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。
                   〔起立全員〕
 
○議長(藤木 猛) ご着席願います。
 起立全員であります。
 よって、本件は、原案のとおり同意することに決しました。
 除斥議員の入場を許可します。
              〔12番 新野富美夫議員 入場着席〕
 
○議長(藤木 猛) 12番新野富美夫君にお伝えいたします。
 守山市監査委員の選任については、原案のとおり同意することに決しましたので、ご報告いたします。
 暫時休憩いたします。
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
                  休憩 午後3時52分
                  再開 午後4時15分
             〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜
 
○議長(藤木 猛) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 以上をもちまして、本定例月会議に付議されました案件の審査は全部終了いたしました。
 この際、市長から発言の申出がありますので、これを許します。
 市長。
                〔市長 宮本和宏 登壇〕
 
○市長(宮本和宏) 議長のお許しを賜りましたので、令和3年守山市議会9月定例月会議の閉会にあたりまして、一言、御礼のご挨拶を申し上げます。
 去る9月3日から本日までの28日間にわたりまして、提出をいたしました各案件につきまして慎重審議を賜り、令和2年度決算の認定をはじめといたします全ての議案を、原案のとおりお認めいただきました。このことに対しまして厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
 本会議ならびに各委員会におきまして、議員各位から賜りましたご意見やご提言につきましては、真摯に受け止めさせていただきまして、今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えております。
 さて、本市の最重要課題であります環境施設更新事業でございますが、先ほども申し上げましたとおり、いよいよ明日10月1日から本格稼働いたします。これまで性能試験を実施する中、処理能力が発揮されること、また、排ガス濃度が要求水準書の基準を満たすこと、また、計画どおりに発電ができることなどを確認したところでございます。
 また、新たなごみの分別の説明につきましては、昨年10月からこれまで63自治会ほかで262回開催しまして、約6,000人の方々に参加いただいたところでございます。また、9月上旬には、各自治会を通じましてごみ資源物収集カレンダーを配布するとともに、9月13日から新たな指定ごみ袋を市内登録販売店で販売を開始したところでございます。守山市ごみ分別アプリも更新したところでありまして、これらを活用する中、ごみの適切な分別と減量化を推進してまいりたいと考えております。
 議員の皆様におかれましては、明日の竣工式にご臨席を賜りますようによろしくお願い申し上げます。
 そして、何より今日まで皆様のお力添えの中で、両輪となって進めてこられましたことを心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
 また、併せまして、11月7日には、これまで開催しておりました環境フェアを守山エコフェスタとしてリニューアルする形で開催を予定しております。内容といたしましては、新環境センターの施設見学、また、南極から見た地球環境についての講演会、さらには、市内小中高生によります環境学習の成果発表などを予定しております。議員の皆様におかれましても、ぜひお越しいただきますように重ねてお願い申し上げます。
 次に、新庁舎整備についてでございますが、市民にとって利用しやすく、また職員等にとって働きやすい新庁舎を実現するために、議員の皆様にもご意見を賜る中、本年12月には実施設計を取りまとめてまいる所存でございます。また、ご案内のとおり、この9月から皆様のご協力を賜り、先行解体工事に着手したところでございます。来年1月に新庁舎の工事着工ができますよう、DB事業者であります竹中工務店とともに、計画的に進めてまいります。
 さて、新型コロナウイルスにつきましては、現在、全国的に鎮静化しつつあり、緊急事態宣言が本日をもって解除となったところでございます。これに伴いまして、昨日、市民へのメッセージを発出したところでございますが、1つには、基本的な感染予防対策の継続をお願いするとともに、2つには、10月以降のワクチンについては集団接種を月数回程度実施するとともに、個別接種を実施すること。また、3つには、特に教育現場においては、休止していた合唱や調理実習等の授業を再開すること、運動会、体育祭、修学旅行も感染予防に配慮する中で実施すること、部活動も無理なく段階的に再開することなどをお知らせさせていただいたところでございます。
 今後、感染予防対策に十分留意しながら、市民生活、経済活動、そして教育環境の充実、活性化に取り組んでまいる所存でございます。
 なお、8月臨時会議でお認めいただきました妊婦の方と0歳から18歳を対象といたしました、もりやまこども未来商品券につきましては、10月早々にお手元に届きますよう準備を進めているところでございます。
 季節の良いこの秋には、各学区や自治会等で、本来であれば集いや文化祭、運動会等が開催されるところでございますが、残念ながら今年もその多くが中止されることとなっております。一方で、高齢者等のフレイル予防が不可欠でありますことから、感染予防に配慮した中での健康づくりの取組をしっかりと促してまいりたいと考えております。
 来る10月3日は50周年記念、中高生サミットを開催させていただきます。中高生が熱心な議論を経て、5つのテーマの提言を取りまとめたところでありまして、市議会の代表者の皆様と意見交換を行う予定としております。ご支援をいただく議員の皆様に心からお礼申し上げます。活発な議論はもとより、今後の中高生自らの取組に発展・展開するよう、行政として彼ら・彼女らの取組を支援してまいりたいと考えております。
 議員各位におかれましては、なお一層のご自愛をいただきまして、市政の発展と市民福祉の向上にご貢献を賜りますように心からご祈念申し上げまして、閉会にあたりましてのご挨拶とさせていただきます。
 本当にありがとうございました。
 
○議長(藤木 猛) 本定例月会議におきまして、慎重にご審議を賜り、無事終了いたしましたことを心から御礼申し上げます。
 これをもって、次回、会議まで休会といたします。
 どうもご苦労さまでございました。ありがとうございました。
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                  閉会 午後4時20分



 守山市議会会議規則第124条の規定により、下記に署名する。

                            令和3年9月30日


                     守山市議会議長  新 野 富美夫


                     守山市議会副議長 渡 邉 邦 男


                     守山市議会新議長 藤 木   猛


                     署 名 議 員  石 田 清 造


                     署 名 議 員  森 重 重 則