○(議事日程)
令和3年守山市議会第2回臨時会議会議録
1 議 事 日 程
第1 会議録署名議員の指名
第2 会議期間の決定
第3 議案上程(議第37号から議第39号まで)
市長提出
提案説明
第4 議案質疑(議第37号から議第39号まで)
第5 委員会付託(議第37号から議第39号まで)
第6 常任委員長審査結果報告(議第37号から議第39号まで)
質疑、討論、採決
2 本日の会議に付した事件
第1 会議録署名議員の指名
第2 会議期間の決定
第3 議案上程(議第37号から議第39号まで)
市長提出
提案説明
第4 議案質疑(議第37号から議第39号まで)
第5 委員会付託(議第37号から議第39号まで)
第6 常任委員長審査結果報告(議第37号から議第39号まで)
質疑、討論、採決
3 出席議員は次のとおりである。
1番 川 本 航 平 2番 酒 井 洋 輔
3番 藤 原 浩 美 4番 今 江 恒 夫
5番 田 中 尚 仁 6番 西 村 弘 樹
7番 赤 渕 義 誉 8番 福 井 寿美子
9番 渡 邉 邦 男 10番 石 田 清 造
11番 森 重 重 則 12番 新 野 富美夫
13番 國 枝 敏 孝 14番 山 崎 直 規
15番 小 西 孝 司 16番 小 牧 一 美
17番 筈 井 昌 彦 18番 森 貴 尉
19番 高 田 正 司 20番 藤 木 猛
4 欠席議員は次のとおりである。
な し
5 会議に出席した説明員
市長 宮 本 和 宏
教育長 向 坂 正 佳
上記の者に委任または嘱託を受けた職員
副市長 川那辺 守 雄
政策監 村 田 朋 弘
(兼)都市経済部理事
事務監 武 田 遼 介
(兼)健康福祉部長
総合政策部長 山 本 毅
総務部長 福 井 靖
環境生活部長 川 瀬 正
環境生活部理事 高 橋 みちえ
健康福祉部理事 沖 田 昌 子
こども家庭部長 木 村 勝 之
都市経済部長 中 島 勉
都市経済部理事 山 本 哲 雄
上下水道事業所長 飯 島 秀 子
財政課長 伊 藤 昌 行
6 会議に出席した議会事務局職員
局長 北 脇 嘉 久
次長 小 島 善兵衛
書記 松 山 正
書記 田 口 二 行
書記 藤 本 宏
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開会 午前9時30分
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○議長(新野富美夫) 皆さん、おはようございます。
ただいま定足数に達しておりますから、令和3年守山市議会第2回臨時会議は成立いたしました。
よって、これより本臨時会議を始めます。
日程に入るに先立ちまして、諸般の報告をいたします。
本臨時会議に市長より提出されました案件は、予算案件2件、その他案件1件の計3件であります。
よろしくご審議のほどお願いいたします。
以上で諸般の報告を終わります。
これより、本日の会議を開きます。
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日程第1 会議録署名議員の指名
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○議長(新野富美夫) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第124条の規定により、3番藤原浩美さん、4番今江恒夫君を指名いたします。
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日程第2 会議期間の決定
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○議長(新野富美夫) 日程第2、会議期間の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
本臨時会議の期間は、本日1日といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(新野富美夫) ご異議なしと認めます。
よって、本臨時会議の期間は、本日1日と決定いたしました。
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日程第3 議案上程(議第37号から議第39号まで)
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○議長(新野富美夫) 日程第3、議第37号から議第39号までを議題といたします。
事務局長をして議件を朗読いたさせます。
事務局長。
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○議会事務局長(北脇嘉久) 朗読いたします。
議第37号令和3年度守山市一般会計補正予算(第2号)、議第38号和解および損害賠償額の決定につき議決を求めることについて、議第39号令和3年度守山市一般会計補正予算(第3号)。
以上。
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○議長(新野富美夫) 市長より提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長 宮本和宏 登壇〕
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○市長(宮本和宏) 皆様、おはようございます。
本日、令和3年守山市議会第2回臨時会議をお願いいたしましたところ、議員の皆様方には、ご多忙中にもかかわりませず、ご健勝にてご参会を賜り、滞りなく開会の運びに至りました。このことに対しまして、厚く御礼申し上げます。
それでは、提案理由を申し上げます前に、お許しを頂きまして、諸般の報告をさせていただきます。
まずは、新型コロナワクチン接種の予約に関しまして、高齢者の方々に接種券、いわゆるクーポン券が届かない中で予約が埋まってしまう状態となりまして、大変ご迷惑をおかけしたところでございます。この場をお借りしまして、心からおわびを申し上げます。
また、議員の皆様にも、市民の皆様から数多くの問合せやご相談を受けていただくなど、数々のご対応をいただいたとお聞きしているところでございます。改めておわびと御礼を申し上げるところでございます。
ご案内のとおり、第1弾の接種につきましては、国からのワクチン供給量が1,000人弱分でありましたことから、4月18日から5月1日までの間の6日間を実施日として、限定的に予約受付をさせていただいたところでございます。
今回の反省を踏まえまして、第2弾の接種につきましては、今後の国からのワクチン供給量を見据える中で、高齢者の皆様には7月上旬頃までに、集団接種および個別接種によりまして、少なくとも1回目の接種を受けていただけるよう準備を行いまして、万全の体制を整える中、本日、第2弾の接種の案内通知を送付させていただいたところでございます。
また、集団接種に加えまして、かかりつけ医で安心して医療施設や在宅で接種が行えるよう、市内の医療機関での個別接種につきましても、医師会のご協力をいただく中で、5月下旬から予約を開始いたしまして、6月上旬から医療機関で接種が行えるように準備を整えているところでございます。
さらに、電話によります予約が大変困難な状況と想定されますことから、パソコンやスマートフォンなどインターネットが行える環境が整っていない方につきましても、職員による接種の予約手続の支援を行うこととしております。来る5月1日、2日に特別窓口を設けまして対応をさせていただきますので、市民の皆様に、ぜひご利用いただけるよう周知を図ってまいりたいと考えております。
なお、4月18日と21日に実施いたしましたワクチン接種につきましては、特に大きな混乱もなく、医師会の協力の下、無事に予約いただいた方全員に接種を受けていただくことができたところでございます。
そうした中、新型コロナウイルスの感染状況でございますが、現在、全国的に再拡大しておりまして、特に懸念されておりますのが、感染力が強いとされています変異株の影響でありまして、特に大阪をはじめとする京阪神で感染者が急増し、病床の逼迫によりまして医療体制が深刻な状況となっており、本日、東京都、大阪府、兵庫県および京都府におきまして、緊急事態宣言が発令されることとなったところでございます。
滋賀県におきましても、4月15日にステージ3の警戒ステージに引き上げられたところでございます。本市におきましても感染者が増えている状況でございますので、しっかりと第4波の状況を見据えまして、議会のご意見を賜る中、市民の皆様へ適時に、必要な情報の提供と適切な対応を行ってまいりたいと考えております。
次に、4月10日に執り行いました、もりやまエコパーク交流拠点施設の開所式では、議員の皆様にご参加を賜り、改めて厚く御礼申し上げます。
オープニングイベントといたしまして、アテネオリンピック金メダリストの柴田亜衣さんによります講演会と水泳教室を行いまして、また4月17日のグランドオープンでは、小学生以下を対象にNPO法人プロジェクト保津川の原田禎夫さんの講演や、京都芸術大学の水野哲雄さんによります体験教室として、「ごみから、アートを生み出そう!」を開催いたしまして、親子連れなど多くの市民の皆様でにぎわったところでございます。
4月20日現在で2,054人の方にご利用いただきまして、うち307名の方に教室や定期券の申込みをいただいたところでございます。今後、もりやまエコパーク一帯が、市民にとって環境、健康、交流を育む活動拠点となりますよう、引き続き鋭意、取り組んでまいる所存でございます。
また、このたび、本市の市議会の取組といたしまして、子どもたちに議会に親しんでもらうため、多くの議員の皆様自らがご出演され、議会の仕組みを紹介する子ども向けの動画を作成いただいたところでございます。議場や委員会室を案内するほか、議案の提案から採決までの流れを分かりやすい言葉やイラストで説明いただいておりまして、子どもだけでなく広く市民の皆様にも、議会や市役所の役割がご理解いただける、他市にはないすばらしい動画であると存じているところでございます。一人でも多くの市民の皆様にご視聴いただけるよう、市といたしましても広く周知を図ってまいりたいと考えております。
さて、本日の市議会臨時会議に提出させていただきました案件は、予算案件2件と、その他案件1件の計3件でございます。
それでは、ただいま上程いただきました議案につきまして、提案理由をご説明申し上げます。
まず、予算案件でございます。
議第37号は、令和3年度守山市一般会計補正予算(第2号)でございまして、歳入歳出にそれぞれ5,850万円を追加いたしまして、総額を290億4,250万円とするものでございます。
今回の補正は、国の令和2年度一般会計新型コロナウイルス感染症対策予備費の使用が3月23日に閣議決定されたことを受けまして、補正をお願いするものでございまして、ひとり親世帯を支援するため、令和3年4月分の児童扶養手当支給対象者等に対しまして、児童1人当たりにつき5万円を、また、新型コロナウイルス感染症の影響により家計が急変し、児童扶養手当の対象水準まで収入が減少した方に対しましても、児童1人につき5万円の給付を行うものでありまして、給付金支給のために必要な経費の増額をお願いするものでございます。
続きまして、その他1件につきまして、ご説明申し上げます。
議第38号は、令和2年2月に環境センター敷地内で発生いたしました職員が運転するフォークリフトによります物損事故に関しまして、損害賠償を行い、和解することにつきまして、地方自治法第96条第1項第12号および第13号の規定に基づきまして、議決をお願いするものでございます。
次に、議題39号は、令和3年度守山市一般会計補正予算(第3号)でございまして、歳入歳出にそれぞれ2億円をさらに追加いたしまして、総額を292億4,250万円とするものでございます。本件につきましては、本日急遽、議会運営委員会において、追加提案をお願いさせていただいたところでございます。
先ほども申し上げましたとおり、3度目の緊急事態宣言が発令される予定でありまして、新型コロナウイルス変異株と言われている第4波が全国的に再拡大する中、本市におきましても、今後、感染拡大に伴いまして、急遽、医療・検査体制の充実が必要となることや、生活面や経済活動、また、子どもたちの教育に著しい影響が生じる可能性がありますことから、これらの状況を踏まえまして、不測の事態への迅速かつ柔軟な備えといたしまして、本臨時会議に予備費の増額をお願いするものでございます。
なお、予備費の執行につきましては、執行前に議会と協議をさせていただきまして、適切に対応させていただきますので、ご理解賜りますようによろしくお願い申し上げます。
以上、本日提出をさせていただきました案件につきましての提案理由とさせていただきます。
なお、お許しを頂きまして、同じく送付をいたしております報告案件6件につきまして、その要旨を申し上げさせていただきたいと存じます。
報告第1号から報告第3号までは、地方公営企業法第26条第3項の規定によりまして、令和2年度から令和3年度に繰越しをいたしました水道事業会計、下水道事業会計および病院事業会計の繰越計算書についてご報告を申し上げるものでございます。
次に、報告第4号から報告6号までは、委任専決処分を行ったもので、地方自治法の規定に基づきまして、報告させていただくものでございます。
報告第4号および報告第5号は、法律や政令等の改正によりまして、所要の改正を行うものでありまして、施行期日が本年4月1日でありますことから、3月31日付で専決処分を行ったものでございます。
報告第4号は、地方税法等の一部改正に伴いまして、軽自動車税関係で、環境性能割の適用区分の見直しと臨時的軽減の適用期間の延長、また、種別割のグリーン化特例の適用対象の見直しと、適用期間の2年間の延長、また、固定資産税関係で、土地に係ります負担調整措置の継続および令和3年度に限り、固定資産税が増額となる土地について、令和2年度と同額とする特別な措置を講じることなどにつきまして、守山市税条例等の改正を行ったものでございます。
次に、報告第5号は、地方税法等の一部改正に伴いまして、固定資産税と同様に、土地の都市計画税につきまして、負担調整措置の継続および令和3年度に限り、令和2年度と同額とする特別な措置を講ずることなど、守山市都市計画税条例の所要の改正を行ったものでございます。
最後に、報告第6号につきましては、守山市小島町地先で発生いたしました職員が運転する公用車の物損事故につきまして、和解および市が支払うべき損害賠償金の額を、委任専決処分によりまして決定したことにつきまして、地方自治法の規定に基づきまして報告させていただくものでございます。
以上が報告案件でございます。
以上、本日提出させていただきました案件につきましての提案理由とさせていただきます。何とぞ十分なご審議をいただきまして、しかるべきご賛同を賜りますようにお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。ありがとうございました。
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○議長(新野富美夫) 暫時休憩いたします。
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休憩 午前9時45分
再開 午前9時55分
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日程第4 議案質疑(議第37号から議第39号まで)
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○議長(新野富美夫) 休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第4、これより、ただいま議題となっております議第37号から議第39号までについて、議案質疑を行います。
16番小牧一美さんより発言通告書が提出されておりますので、これを許します。
なお、議案質疑の発言時間は30分以内であります。
16番小牧一美さん。
〔16番 小牧一美議員 登壇〕
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○16番(小牧一美) おはようございます。
私は、先ほど提案されました議第39号令和3年度守山市一般会計補正予算(第3号)に対しまして、質疑をさせていただきます。
大変急な提案でございまして、今朝、本会議の前に議運で提案された今回のこの補正予算です。確かに緊急事態宣言が近隣府県で発令されるということでして、本市でもここ数日、感染拡大が報告されていて大変心配される、そのことを受けての今回の補正対応ということですけれども、2億円という巨額の予算を予備費で予算化するということは、あまりあってはならない異例な対応だと言わざるを得ません。
コロナ感染症に対応する予算が国から下りまして、それをそれぞれの自治体がどのように効果的に使っていくのか、このことをしっかり議論する中で、本当に経済的な側面や、また感染防止という点で効果的な執行の仕方を考えなくちゃいけないなと思っておりますが、だからこそ、広く議論をする中で、思いつき的な発想とか、拙速に事をしてしまって、それが費用対効果が薄かったというようなお金の使い方に決してならないように、だからこそ議論が必要だというふうに思っております。
2億円の執行の仕方、コロナ感染症対策ということではありますけれども、国のお金の使い方でも、GoToキャンペーンを、野党が反対しながらも強行的にやって、それが経済対策と言いながらやったけども、それが結局は感染を広げることにもつながっているとか、予算の執行の仕方によって誤った方向になってしまうこともあり得るという中でのこの予算措置ですので、ぜひいろんな意見をしっかりと聞く中で、この国からの補正対応については守山市としても熟慮していただきたいと思う訳です。
それで、お聞きいたします。
臨時議会がありまして、臨時議会に提案されている議案に対する議会運営委員会がありました。少なくともその議運に間に合うような提案が今回なされずに、今朝の議運で提案になったことについて、その経緯をもっと詳しく説明いただきたいと思っております。
2点目は、提案理由の中に、議会としっかりと協議をするということが述べられておりますけれども、事後承諾的に議会に報告されるということではなくて、2億円をどういうふうに使うのかについては、どういう形で議会に対して協議をしていただけるということなのか、私どもの意見もしっかりと尊重していただきたい。また議員同士の協議もさせていただきたいと思っておりますので、十分な議論をどのように保障していただけるのか、その点についてお聞きしたいと思います。
以上です。
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○議長(新野富美夫) 市長。
〔市長 宮本和宏 登壇〕
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○市長(宮本和宏) それでは、ただいまの小牧議員のご質問にご回答申し上げたいと思います。
まず、先ほど提案理由でも申し上げたところでございますが、本日、緊急事態宣言が4都府県に発令される予定でございます。本県、また本市におきましても大変感染拡大が見られるところであります。まさしく第4波が来ているという状況だと思います。
そして、今日の新聞に載っておりましたが、昨日、県の新型コロナウイルスの対策協議会におきまして、県の医師会長さんが医療崩壊寸前と認識すべきということもおっしゃっておられます。まさしくいつ滋賀県が緊急事態宣言の対象地域になってもおかしくないような、今、増加傾向にあると思っておりまして、大変緊張感を持って取り組んでいかなければならないと考えているところでございます。
その中で、昨年度、令和2年度におきましては、4月に開催いただきました臨時会議におきまして、議会の皆様からもご提案いただきまして、当初予算では予備費2,000万円のところ1.8億円の補正をしていただきまして、2億円の予備費を確保する中、取り組ませていただいたところでございます。
これを活用して、例えばでありますが、学校や園におきまして、いわゆる保健所の対象にならない検査、こういったものに使わせていただいたことがございます。また、こどもみらい商品券につきましても、本体分は6月の定例月会議で上げさせていただきましたが、準備行為につきましては予備費で取り組ませていただいたところでございます。そういった意味で、検査でありますとか様々な対策を打つにあたっての準備行為、こういったものに臨機応変に動いていくことが不可欠だと考えているところでございます。
そういった中で、急遽でありますが、本日、議会運営委員会をお願いして、補正をお願いさせていただいたところでございます。
そして2点目、ご質問もありましたが、予備費の執行につきましては、先ほど提案理由で申し上げましたが、執行前に議会としっかり協議をさせていただきまして、適切に対応させていただきたいと考えております。何より、昨年度も予備費につきましては、特に総務部長のほうから各議員様と様々協議させていただいたところでございます。しっかりとこれまでと同様に取り組ませていただきたいと考えています。
また、ゴールデンウイーク中にも何か発生する、そういった懸念もございますので、急遽ではございますが、ぜひご理解を賜りたいと考えているところでございます。
いずれにしましても、議会の皆様と共に、このコロナ対策に万全を期して取り組んでいきたい。この考えに変わりはございませんので、引き続きご指導、ご鞭撻を、またしっかり協議をさせていただくことは、しっかりお約束させていただきたいと思います。
以上、答弁とさせていただきます。
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○議長(新野富美夫) 16番小牧一美さん、よろしいですか。
16番小牧一美さん。
〔16番 小牧一美議員 登壇〕
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○16番(小牧一美) 再度、質問させていただきます。
ゴールデンウイークに何か緊急なことが起こるかもしれないとか、確かにそういう事態になり得る可能性もある訳ですが、このコロナは1年以上かかって収束できない状態をつくっている訳です。昨年の予備費は、本当に緊急的に何かしなくちゃということで、議会も予備費という形で市長にその1億8,000万円を委ねた。それはやむなしと私も思います。
ただ、その予備費の計上の仕方というのが慣例化みたいな、そういうのはあまりよろしくないと思っておりまして、私は今回の国補正については、緊急を要することに対応するのはもちろん、それはどこの市町もそれで緊急的に対応するんだろうし、だけどその活用の仕方によって、例えば自治体ごとの検査体制をもっと広くするとか総合的に感染を抑制するというところに重点的に使うのか、はたまた経済対策として「滋賀たび」みたいに、県の「今こそ滋賀県を旅しよう!」みたいなところに使うのかとか、議論は様々分かれる訳でして、だからこそ、その予備費ということで執行部側に全て委ねるのではなくて、議会のこういう使い方が必要ではないかという意見をもっとしっかりと聞くべきだと思っております。
なので、再度ですが、その辺の議会側からの、私ども日本共産党としても一定この間、要望等も出させていただいておりますけれども、議会側からの効果的な予算執行の在り方について、事前にというか協議ということですけれども、事後承諾的な協議ではなく、あらかじめの協議の仕方をきちんと考えていただいて、今回、予備費の活用の仕方についての議論の在り方をきちんとどういうふうにしてもらえるのかを具体的に再度お聞きしたいと思います。
以上です。
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○議長(新野富美夫) 市長。
〔市長 宮本和宏 登壇〕
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○市長(宮本和宏) それでは、ただいまの再質問にお答えさせていただきます。
まず、冒頭おっしゃられました慣例的になってはいけない。それは、まさしく私どももそう思っておりまして、令和3年度当初予算に予備費もそれほど多く積んでおりませんし、当初、この臨時会議にあたりましても予備費を積むということはしておりませんでした。
ただ、先ほど申し上げておりますように、今、第4波、これは変異種でありまして、昨年の現段階よりも本当に厳しい状況だというふうに、これは皆さんも認識されていると思います。そういった中で、いつ何が起きるか分からない。また、例えば検査でいきますと、社会的機能を確保するためには、本当に学校園、あと様々な施設で定期的な検査をしなければならない事態もあり得るというふうにも思います。そういった本当に臨機応変な対応が不可欠だと思っておりますことから、ぜひ今回この予備費をお認めいただきたいと思っているところでございます。
そして、執行方法につきましても、繰り返しになりますけれども、昨年度も予備費の執行にあたりましては、総務部長からいろいろ説明させていただき、また実際、GoToとかいろいろおっしゃっていましたけど、そういったことは決して考えておりませんし、何か給付するのであれば給付する額が非常に大きいので予備費で賄えませんので、あくまで準備的な経費、あと本当に有事的な経費というのが基本になるのではないかと考えています。
いずれにしましても、執行の前に議会の皆様と協議させていただきまして、適切に対応させていただいたと考えておりますし、ぜひ議員の皆様からも、こういったところがちょっと手薄じゃないか、そういったご指摘をいただければ、しっかり整理をいたしまして、また議会にお諮りする中、取り組ませていただきたいと考えているところでございます。
以上、答弁とさせていただきます。
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○議長(新野富美夫) これをもって通告による発言は終わりました。
これより、議案質疑に対する関連質疑を許します。
なお、関連質疑の発言時間は15分以内であります。
関連質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(新野富美夫) ないようでありますので、これをもって議案質疑を終結いたします。
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日程第5 委員会付託(議37号から議第39号まで)
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○議長(新野富美夫) 日程第5、議37号から議第39号までにつきましては、お手元に配付いたしておきました議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
ただいまから暫時休憩いたしますので、休憩中に各常任委員会をお開き願いまして、付託議案の審査をお願いいたします。
暫時休憩いたします。
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休憩 午前10時09分
再開 午前11時14分
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日程第6 常任委員長審査結果報告(議37号から議第39号まで)
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○議長(新野富美夫) 休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第6、議37号から議第39号までを議題とし、各常任委員長から審査結果の報告を求めます。
まず、総務常任委員長の報告を求めます。
総務常任委員長。
〔総務常任委員長 田中尚仁議員 登壇〕
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○総務常任委員長(田中尚仁) ただいま議長のご指名を頂きましたので、総務常任委員会の審査結果をご報告いたします。
本臨時会議におきまして、当委員会に付託を受けました案件は、議第37号令和3年度守山市一般会計補正予算(第2号)(分割審議)第1条歳入歳出予算の補正のうち歳入全部、議第39号令和3年度守山市一般会計補正予算(第3号)。以上、予算案件2件でありました。
本会議休憩中に、当委員会を開催し、理事者側より市長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、慎重審議の結果、議第37号および議第39号は、いずれも全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、総務常任委員会の審査結果の報告を終わります。
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○議長(新野富美夫) ただいまの総務常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(新野富美夫) ないようでありますので、次に文教福祉常任委員長の報告を求めます。
文教福祉常任委員長。
〔文教福祉常任委員長 森重重則議員 登壇〕
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○文教福祉常任委員長(森重重則) ただいま議長のご指名を頂きましたので、文教福祉常任委員会の審査結果をご報告いたします。
本臨時会議におきまして、当委員会に付託を受けました案件は、議第37号令和3年度守山市一般会計補正予算(第2号)(分割審議)第1条歳入歳出予算の補正のうち歳出全部。以上、予算案件1件でありました。
本会議休憩中に、当委員会を開催し、理事者側より副市長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、慎重審議の結果、議第37号は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、文教福祉常任委員会の審査結果の報告を終わります。
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○議長(新野富美夫) ただいまの文教福祉常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(新野富美夫) ないようでありますので、次に環境生活都市経済常任委員長の報告を求めます。
環境生活都市経済常任委員長。
〔環境生活都市経済常任委員長 國枝敏孝議員 登壇〕
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○環境生活都市経済常任委員長(國枝敏孝) ただいま議長のご指名を頂きましたので、環境生活都市経済常任委員会の審査結果をご報告いたします。
本臨時会議におきまして、当委員会に付託を受けました案件は、議第38号和解および損害賠償額の決定につき議決を求めることについて。以上、その他案件1件でありました。
本会議休憩中に当委員会を開催し、理事者側より副市長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、慎重審議の結果、議第38号は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、環境生活都市経済常任委員会の審査結果の報告を終わります。
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○議長(新野富美夫) ただいまの環境生活都市経済常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(新野富美夫) ないようでありますので、各常任委員長の審査結果の報告ならびに報告に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(新野富美夫) ないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。
それでは、議37号から議第39号までについて、採決いたします。
本件に対する各常任委員長の報告はいずれも「可決」であります。
本件は、各常任委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(新野富美夫) ご異議なしと認めます。
よって、議37号から議第39号までについては、各常任委員長の報告のとおり決しました。
以上で本臨時会議に付議されました案件の審査は全部終了いたしました。
この際、市長から発言の申出がありますので、これを許します。
市長。
〔市長 宮本和宏 登壇〕
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○市長(宮本和宏) 議長のお許しを賜りましたので、令和3年守山市議会第2回臨時会議の終了にあたりまして、一言御礼のご挨拶を申し上げます。
本日は、新型コロナウイルス感染症対策として、ひとり親子育て世帯生活支援特別給付金事業費の補正や、和解および損害賠償額の決定等につきまして、原案のとおりお認めいただきました。衷心より厚くお礼申し上げます。
とりわけ新型コロナウイルス感染症対応の予備費の補正につきましては、急遽の提案にもかかわりませず、ご理解を賜りましたこと、重ねて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。お認めいただきました予算を活用いたしまして、新型コロナウイルス感染症対策に万全を期してまいりたいと考えております。引き続きのご指導等、よろしくお願い申し上げます。
審議の過程で議員各位から賜りました貴重なご意見、ご提案につきましては、しっかりと受け止めまして、その意向を踏まえます中で、今後の取組に反映をしてまいりたいと考えております。
本日、提案理由の中でも申し上げましたが、コロナワクチン接種につきましては、今回の教訓を踏まえまして、第2弾の接種は、今後の国のワクチン供給量を見据える中で、高齢者の皆様には7月上旬頃までに、集団接種および個別接種によりまして、少なくとも1回目の接種を受けていただけますよう準備を行い、万全の体制を整える中、第2弾の接種の案内通知を本日から送付させていただいているところでございます。
特に、個別接種につきましては、医師会の皆様のご協力に心より感謝申し上げたいと思います。市内32の医療機関におきまして、5月下旬から予約を開始いたしまして、6月上旬から個別接種が行えますように準備を行っているところでございます。
また、パソコン、スマートフォンなどインターネットが行える環境が整っていない方につきましても、5月1日、2日に特別窓口を設けまして、職員によります接種の予約手続の支援を行ってまいります。感染症対策室を中心に、市民の皆様が混乱なく、よりスムーズにワクチン接種をしていただけますように、全庁を挙げて取り組んでまいる所存でございます。
今日までの議員の皆様のご指導等に、この場をお借りして心から感謝を申し上げるところであります。
また、現在、新型コロナウイルスの感染は、全国的に再拡大をしておりまして、特に感染力が強いとされております変異株の影響が懸念されているところでございます。とりわけ大阪をはじめとする京阪神で感染者が急増し、病床の逼迫により医療体制が深刻な状況となっており、本日3度目の緊急事態宣言が発令されることとなっております。滋賀県、また本市においても予断を許さない状況でございます。
本市といたしましても、引き続き滋賀県や医師会などと連携しまして、医療・検査体制の確保に取り組みますとともに、生活支援策、経済支援策、子どもたちの教育と健やかな成長を支える環境づくり、この4本を柱に、現状を踏まえながら、鋭意、検討を進めてまいりたいと考えているところでございます。引き続きの議会の皆様のご指導、ご鞭撻、重ね重ねお願い申し上げたいと思います。
変異株とされます第4波の全国的な高まりもございまして、まだまだ先の見えない状況でございますが、議員各位におかれましては、ご自愛いただきまして、市政の発展のためにますますのご活躍をいただきますように祈念申し上げまして、臨時会議終了にあたりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。
本当にありがとうございました。
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○議長(新野富美夫) 本臨時会議におきまして、慎重にご審議を賜り、無事終了いたしましたことを心から御礼申し上げます。
これをもって、次回会議まで休会いたします。
どうもご苦労さまでした。
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閉会 午前11時25分
守山市議会会議規則第124条の規定により、下記に署名する。
令和3年4月23日
守山市議会議長 新 野 富美夫
署 名 議 員 藤 原 浩 美
署 名 議 員 今 江 恒 夫
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