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令和 7年議会運営委員会

3月25日

○議事日程　　

議会運営委員会会議録
〇日時
令和７年（2025年）３月25日（火）９時34分開会９時50分閉会（会議時間０時間16分）
〇場所
議会第１委員会室
〇出席委員
日向委員長、後藤副委員長、くり林、中里、高野、志田、くりはら、吉岡、納所、保坂の各委員及び池田議長、森副議長
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
茶木局長、土屋議会総務課長、岩原議事調査課長、田中議事調査課担当係長、武部担当書記
〇本日審査した案件
１　本日の本会議運営について
〇審査内容
開会後、会議録署名委員に志田委員を指名した後、以下、日程に沿って次のとおり審査を行った。
１　本日の本会議運営について
　委員長から、一部会派から「議案第96号鎌倉市犯罪被害者等支援条例の制定について」について態度を変更したいという申出があったため、急遽委員会を招集した旨の発言があった。
　続けて銀河のくりはら委員から、議案第96号について、予算等審査特別委員会の採決において、自身は挙手をしそびれていたが、会派の態度は賛成であり、本日の本会議においては、賛成の表決をしたい旨の発言があった。
　本件について各委員から意見が出された後、くりはら委員から、本日の本会議において、議案第96号の採決の際、自身が退席する旨の発言があり、これを確認した。
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（主な内容は次のとおり）

○くりはら委員　　皆様、最初におわび申し上げます。申し訳ございません。
　私が一般会計予算等審査特別委員会で手を挙げるべきところを、挙げそびれていたことを気がついたのが、昨日の議運が終わってからでございまして、申し訳ありません。映像確認を前日までにしようと思っていたんですが、映像のアップがされていない中で、私としても、自分のジャッジの内容が確認できていない中で、昨日議運でお話をさせていただいて、確認したところ、私が徹夜明けでぼけ倒していまして、手を挙げてなかったなというところで、申し訳ございません。我が会派の態度は、会派としては一緒なんですけれども、私の手挙げミスでございました。ですので、皆様に議運の時間を取っていただきまして、本当に申し訳ございません。我が会派は、態度は賛成ということで、よろしくお願い申し上げます。

○日向委員長　　議案第96号ですよね。

○くりはら委員　　はい。

○日向委員長　　退席等ではなくて、賛成をされる。

○くりはら委員　　はい。申し訳ございません。

○吉岡委員　　ちょっとそういうことは、今までかつてなかったことで、例えばうっかりして、例えばちょっと、くっと寝ちゃって、手を挙げ損なったなんていうときも、あってはならないことなんだけど、あったとしても、それを修正するってことは普通はできませんよ。
　だから、確かに本会議主義だから、その辺はどうなるかっていうのもありますけど、ちょっとそこはやっぱり、手を挙げ損なっちゃったっていうのは、どうなんだろうとは思いながら、今。
　初め、退席されるのかと思っていたんですけど、ちょっと今までこういう前例があったのかどうか、私はどうなんだろうと思いながら、ただ本会議主義だからね、その辺の関係は、ちょっとどうなんでしょうかと思いますが、今までちょっとそういうことなかったなと、私は今まで経験している中ではないなと思いまして、ちょっとどうなんですかと思います。

○保坂委員　　予算等審査特別委員会には同席していまして、採決の最初の議案のときに、くりはらさんが手を挙げていなかったのは、他の委員はみんな気がついて、驚いていました、驚きました。
　でも、それはうっかりしているというふうには、とても見えませんでした。はっきりそういう態度を示されたんだなというふうに思っていました。
　なので、ビデオを見返して、そうだったことに気がついた、確認したっていうことは、ちょっとにわかには信じられないところであって、基本的にそごが生じている問題というのは、同じ会派でありながら、会派の中で表決の確認が取れていなかった。総務において、岡田議員がどういう態度表明をしたのかということを確認されていなかったし、その議案に対してどうするかということについて、会派の中で話をされていなかったということであって、会派としてのていをなしていらっしゃらないと。去年も、予算議案への反対と退席に分かれたことも含めて、本当はそのときにも非常に大きな責任があったというふうに思うんですけど、会派としてのていをなしていないと言わざるを得ないと思います。

○高野委員　　今、吉岡委員からあった、同会派ですから、そういうことだと思うので、委員会で取った態度と明確にそれに反する態度を本会議で取るということは、おそらく議会運営上それは許されないことであると。
　私が思い出すのは、今期、前期だったかな、図書館の司書の採用を求める陳情か何かで、たしか委員会で反対の態度を取った議員さんがいて、本会議で、会派としてなのか、会派の中でかは忘れましたけど、それと異なる態度を取る、担当常任委員会には属してない方が、同会派の。そのときに、たしかその当時反対されていた委員の方は、退席されたと思うんですよね。
　だから、そういう形であればあり得ることだと。実際の前例がありますから。それ以上のことはちょっと難しいと思います。でないと、委員会での態度っていうことの重みがなくなるでしょう。それは多分できない。付託されているんだから、付託されて、委員会、本会議でまた正式にやるんだから。ちょっとそこだけお考え願いたいと思います。

○納所委員　　委員会の採決の際は、14件ある議案のうち、冒頭での採決でございます。ここで、しょっぱなから失念した形の採決っていうのは、まずあり得ない。それなりの信念を持って、反対に回られたというふうに考えております。
　それが本会議で異なった態度を取るというのは、どう説明するのか。説明のつかない行動でございますので、もし会派で意見が異なるということであるならば、この時点では、退席ということが取るべき態度ではないかというふうに思っております。

○くり林委員　　私も当該委員会の委員長で運営を任されておりましたので、一言申し上げたいと思います。できれば、委員会内でこれまでいろいろな時間があったかと思うので、昨日も委員長報告の読み上げの確認等々ありましたので、そういった場面で、なるべく委員会内で起きたことですので、委員会の中で解決するような手立てをまずはちょっとお考えいただけなかったかなと。本会議当日になりまして、委員会としては、もう全ての報告等々の準備が終わっておりますので、ちょっとここからそれを変えるというのは、予算委員会の委員長をお任せいただいた身といたしましても、少し困るなという部分は、正直に申し上げると、ございますので、ちょっとそこはなるべく前例に沿った形で行動を御選択いただければなというふうには思います。よろしくお願いいたします。

○中里委員　　これまでも度々このような形で議会運営を混乱させてしまうというところは、厳に慎んでいただきたいという意見とですね、当然、この後の採決には、臨まれてはいけない。退席をしていただきたいと思います。

○日向委員長　　今、各委員のほうから出ましたけれども、御本人が既に委員会で採決に加わっている中で、その態度を御本人が変えるっていうのはなかなか難しいのは、これ、前例がないことであるというふうには認識しておりますので、またそういった中で、同じ会派の議員が退席っていうところがこれまでもあったというところもありますけども、そういった御意見を踏まえて、ちょっと改めてくりはら委員から御意見いただけますでしょうか。

○くりはら委員　　すみません。皆さんがそういうふうに思われているのでしたら、従うんですが、ただ一つ、今、皆さんがおっしゃった中に、会派のていをなしていないというお言葉がありました。私と岡田議員は、もう毎日のように電話でも意思疎通しておりますし、（私語あり）今回、申し訳ありませんが、私自身が本当に徹夜明けでぼーっとしていたっていうところは、私自身の真実ですので、ぜひそう誤解をしていただきたくないなと思って、反論させていただきますが、本当に皆様のお考えのとおりにします。
　それで、ただですね、一つだけ教えていただきたいのは、過去の事例として、前例という形で言うと、要するに、今回間違えましたという申告で変わったことがあるのかないのかというところが分かれば、教えていただきたいのと。（私語あり）それは、そうなんです。分かっております。だからこそ、申し訳ございませんとお話をさせていただいております。ですので、過去の事例でそういったものがあるか、なかったか。もし分かれば、事務局で教えていただければと思うのと……。

○納所委員　　条例の制定、改廃というのは、議会の第一の責任でございます。市民生活のルールを決める条例の制定において、間違った態度を取るということは許されないこと、それを前提で考えるべきであります。

○日向委員長　　今、御意見を頂きました。もちろん今出た中で、各委員からもそういった前例もないということもありますし、要は、自身がした態度を本会議で変えるっていうのは、もうないことだと思っております。もちろんその確認が、映像がということがあったと思うんですけれども、もし映像でなくても、事務局に確認することもできたと思います。なので、なかなか今日の朝というか、直前に分かったというのが、なかなかあれなんですけれども、いかがでしょうか。
　こういった御意見が出ている中で、もちろんそれに従いますというようなあれではなく、この前例がないことを今やろうと、今起きているということではございますので、そこを踏まえた形での対応を示していただきたいと思います。議運でそういう声があったので、従いますではなく、会派としてどういった態度を取るのかっていうのを改めてお伺いしたいと思います。いかがでしょう。

○くりはら委員　　今、お話を伺った上でも、やはり事務局のほうで過去にどういう状況があったのかというところは、お伺いしたいと思います。

○日向委員長　　現状、分かる範囲で。

○事務局　　申し訳ございません。今、すぐに議会運営委員会を開催しましたので、ちょっと時間的暇がなくて、お調べする時間ですとか、今、手元にちょっと資料がない状態でございます。

○吉岡委員　　例えば、委員会でやった論議の質疑が、いわゆる本会議のときに違うよっていうときに、そういう会派の中でのことは、確かにあったかもしれませんけど、議決をした自分の意見を翻してやったってことは、私、今まで長くやってましたけど、なかったと承知しています。本来なら、やっぱりそういうふうに、やっぱりいろんな面で責任を持ってやることが大事だと私は思いますので、その辺はぜひよろしくお願いしたいと思います。
　今、時間を取って、調べてもらうんですか。やっぱりそこは、議会の問題としては、やっぱりすぐに本会議を開いて、やるべきだと思いますよ。

○くりはら委員　　岡田議員が退席するのではなく、私が退席するという形でお願いすることは可能でしょうか。

○日向委員長　　今、改めてくりはら委員から、銀河の態度としましては、くりはら議員が退席をされて、岡田議員が議場に残って採決に加わるというような御意見が出ましたけれども、委員の皆様、いかがでしょうか。
　　　　　　　　　　　　　　　　（「それしかない」の声あり）
　今、そういった形で確認をさせていただきました。
　急遽お集まりいただきましたけれども、そういった形で態度を変えられるということは、やはり議運をこうやって改めて開かなければならないことでございますので、本会議当日の朝というのは、厳に慎んでいただきたい。これは、議会運営としては、絶対的に議員としてはやらなければいけないことだと思いますので、改めてそこだけはお伝えさせていただきたいと思います。
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　最後に、本会議を10時に再開することを確認した。
　以上で本日は閉会した。

　　以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

　　　令和７年（2025年）３月25日

　　　　　　　　　　　　　議会運営委員長

　　　　　　　　　　　　　　　　　委　員