○議事日程
市民環境常任委員会会議録
〇日時
令和6年(2024年)12月12日(木)9時30分開会 13時49分閉会(会議時間2時間45分)
〇場所
議会全員協議会室
〇出席委員
武野委員長、日向副委員長、くり林、出田、藤本、児玉の各委員及びくりはら議員
〇理事者側出席者
永野市民防災部長、瀧澤市民防災部次長兼地域のつながり課長、森(啓)市民防災部次長兼観光課長、柳町市民課長、加藤環境部長、不破環境部次長兼環境施設課長、和田環境部次長兼環境センター担当課長、竹之内環境政策課担当課長、中澤ごみ減量対策課担当課長、実方ごみ減量対策課担当課長兼環境センター担当課長、月花環境センター担当課長兼環境施設課長、?木(守)消防長、小玉消防本部次長兼消防総務課長、高橋(浩)鎌倉消防署長、森(裕)大船消防署長、中嶋(仁)警防救急課長、竹ノ谷予防課長
〇議会事務局出席者
茶木局長、赤原担当書記
〇本日審査した案件
1 報告事項
(1)令和7年鎌倉市消防出初式の挙行について
(2)年末年始火災特別警戒の実施について
2 議案第45号指定管理者の指定について
3 議案第58号令和6年度鎌倉市一般会計補正予算(第7号)のうち市民防災部所管部分
4 報告事項
(1)ごみ処理施策等の進捗状況について
5 議案第47号逗子市と鎌倉市との可燃ごみの焼却処理の事務委託に係る協議について
6 議案第60号業務委託契約の締結について
7 議案第56号鎌倉市廃棄物の減量化、資源化及び処理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
8 議案第58号令和6年度鎌倉市一般会計補正予算(第7号)のうち環境部所管部分
9 報告事項
(1)戸別収集の進捗状況について
10 その他
(1)継続審査案件について
(2)次回委員会の開催について
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○武野委員長 おはようございます。ただいまから、市民環境常任委員会を開会いたします。
まず最初に、会議録署名委員の指名を行います。委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。日向慎吾副委員長にお願いいたします。
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○武野委員長 本日の審査日程を確認したいと思います。
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○出田委員 12月5日の一般質問の際に、海抜表示板への避難経路の掲載の進捗状況について、数字をお持ちでなければ市民環境常任委員会で教えてくださいと申し上げましたが、内容の確認ができましたので、報告いただく必要はございません。
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○武野委員長 よろしいですね。
では、委員会運営について申し上げます。令和6年5月29日開催の議会運営委員会において、委員会を開催する際は、暫定的な取扱いとして、常時、窓及び扉を開放した状態で審査を行うこと。ただし、窓の開放については、気候などを考慮し、休憩中にとどめるなど適宜行うとともに、併せて空気清浄機を設置すること。執行部、事務局職員及び請願・陳情の趣旨説明者の発言は、着席したまま行うことが確認されております。以上のとおり実施することを確認してよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認しました。
次に、一括議題について提案いたします。日程第4報告事項(1)ごみ処理施策等の進捗状況について、日程第5議案第47号逗子市と鎌倉市との可燃ごみの焼却処理の事務委託に係る協議について及び日程第6議案第60号業務委託契約の締結については、関連する議題であることから一括議題としたいと考えております。原局から報告及び説明の聴取並びに原局への質疑を一括して行った後に、報告事項について了承かどうかの確認を、次に、議案第47号及び議案第60号について、1件ごとに委員間討議の確認、意見開陳及び採決を行うという順番で進めるということでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認しました。
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○武野委員長 それでは、日程第1報告事項(1)「令和7年鎌倉市消防出初式の挙行について」を議題といたします。原局から報告をお願いいたします。
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○小玉消防本部次長 日程第1報告事項(1)令和7年鎌倉市消防出初式の挙行について、報告いたします。
恒例の消防出初式を令和7年1月6日(月)、午前10時から山崎浄化センタースポーツ等広場におきまして「安全で安心なまち・鎌倉」をテーマに実施いたします。
当日は、消防職員・消防団員のほか、鎌倉・大船鳶職組合及び鎌倉市自主防災組織連合会等の御参加をいただき、式典並びに車両の展示等を行う予定であります。
なお、当日、雨天により屋外で実施できない場合は中止とし、屋内での式典についても実施いたしませんので併せて報告いたします。
以上で報告を終わります。
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○武野委員長 質疑の有無を確認したいと思います。
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○出田委員 当日スポーツ等広場には車両が相当数入ってくると思います。分団車両も相当数入ってくると思うんですが、今回スポーツ広場ということになって、グラウンドになっておりますので、そのときの車両配置とか、そういった使用方法について教えていただけるとありがたいです。
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○小玉消防本部次長 運動広場に入る車両につきましては、車両の展示のときのみ、入り口から車両を、式典の前を通過しまして、その出入りで10台程度の車の出入りがあります。それ以外の車は中に入らず、車両の通行道路のみ車両が通過するという形になっております。
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○出田委員 放水等については、グラウンド内でやる予定なんでしょうか。どうなんでしょうか。
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○小玉消防本部次長 第2の演技の中で消防団の一斉放水と操法があるんですけれども、それにつきましては車両は入らず、小型動力ポンプのみグラウンドに入りまして行う予定であります。
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○出田委員 最後の質問です。水をグラウンドの中に入れるということ、一部車両が入るということで、わだち等ができる可能性があるんではないかなと。グラウンドが荒れるということがあるんではないかなと思うんです。翌日からまた、グラウンドはスポーツ関係者が使うとなると、ちょっと支障が出るんではないかなと思いますが、出初式が終わった後、グラウンドの整備というのは、どのように考えてあるんでしょうか。
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○小玉消防本部次長 まず初めに、前日に雨等が降りましたら、そのグラウンド状況によりまして中止ということも、うちでは考えております。なお、グラウンド状態でわだちができた状態にありますと、各学校等から鉄の、よく言うとんぼというのがあるんですけれども、そちらを借りまして整備をするということで考えております。
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○出田委員 場所の環境が変わったということで、ちょっと心配しておりました。そういうところまで考えてあるということであれば、しっかりと出初式を行われてください。
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○武野委員長 ほかに質疑がある方いらっしゃいますか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと確認しました。
了承かどうかを確認したいと思いますが、了承でよろしいですか。
(「はい」の声あり)
了承しました。
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○武野委員長 次に、日程第1報告事項(2)「年末年始火災特別警戒の実施について」を議題といたします。原局から報告をお願いします。
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○警防救急課長 日程第1報告事項(2)年末年始火災特別警戒の実施について、報告いたします。
消防では、12月25日から翌年1月3日までの10日間、「年末年始火災特別警戒」を実施します。
主な警戒警備の内容は、1、12月25日から12月31日まで、市内全域において消防車両による巡回広報を実施します。また12月29日から12月31日までの3日間は、公設消防隊は19時から24時、消防団は19時から22時まで、夜間巡回警備を実施します。
2、12月29日、19時から市長及び市議会議長による消防団への特別巡視を行います。
3、12月31日から翌年1月3日まで、初詣客で混雑する鶴岡八幡宮の境内において、消防隊と救急隊を配置し救急事故等に備え、消防特別警備を実施するとともに、露店業者等に対し火気取扱状況や消火器の設置等、火災予防上の指導を行います。
4、12月31日の大みそか、深夜から元旦の朝にかけて、たき火規制のため由比ガ浜海岸・材木座海岸周辺の巡回パトロールを実施します。また、社寺境内及び天園付近にあっても、たき火規制のため巡回パトロールを実施します。
以上、警備体制を強化し、各種警戒警備を実施します。
以上で報告を終わります。
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○武野委員長 質疑される方、いらっしゃいますか。
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○出田委員 1件質問です。
5番の(3)オ、年始警備というところで「鶴岡八幡宮の特別警備については」とありますが、こちらは消防団の警備については「鎌倉消防署の別途計画により実施し」とありますが、この別途計画というものは、一般の方でも見られるものなのでしょうか。
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○高橋(浩)鎌倉消防署長 署員向けに別途計画をしておりますので、一般の人が見ることはちょっとできないのかなと思います。現在は今、起案中であります。
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○出田委員 いや、なぜこういうことを申し上げたかというと、年始警備ですか。鶴岡八幡宮のあれだけ人が来る中で、消防団も参加して警備に当たるということで、相当な業務になる、緊張した業務になるんではないかなと思いまして、そういうことを一般の方もお知りいただければ、消防団に対する理解度も深まるんではないかなと思いましたもので、質問をさせていただきました。
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○児玉委員 年末年始、毎年、本当にありがとうございます、お忙しい中。実際、ここ直近3年ぐらいの間で、いわゆる特別警戒期間の間に実際に火災とかトラブルとか起きたケースというのはございますでしょうか。
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○警防救急課長 年末年始火災特別警戒中の火災件数なんですけれども、令和4年度は1件ありました。令和5年度の火災件数も1件発生している状況です。
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○日向副委員長 5番の(2)のキというのですか。警備力の強化のところでございまして、年末年始警備力を強化していただいているという、本当にお忙しい中いろいろしていただいているという中なんですけれども、この12月31日から1月3日までの間というのは、人員の調整というのがあるんですけれども、これはふだんのシフト等での勤務もあるとは思うんですけれども、これの例えば、それぞれ個人で年末年始はいろいろ行事等があって予定が入っているとかというのがあると思うんですけれども、そういったところの職員の方たちの声と、実際にこの配置して調整していただくという部分は、どういった形で、どの日に誰に出てもらうみたいなものを調整しているのか、ちょっとお伺いしてもよろしいでしょうか。
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○高橋(浩)鎌倉消防署長 ただいまの年末年始の人員の調整についてですが、職員間で調整をしております。どうしても出られない人もいらっしゃると思いますので、そこは休みの関係を調整して、そごのないというか、偏りのないように調整をしているところです。
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○日向副委員長 そうしますと例えば、かなり事前からこの時期というのは、どうしても警備が入るというのは思うんですけれども、こういった希望等を聞いて、ある程度柔軟にといいますか、人員の調整を毎年毎年この時期にはしていただいているという、そういった認識でよろしいでしょうかね。
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○高橋(浩)鎌倉消防署長 休みの調整につきましては、前の月の半ばぐらいまでに皆で話し合いながらというか、そういった形でちょっと調整をしているところです。
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○日向副委員長 この年末年始というところで、今回はあれなんですけれども、そうすると例えば、ふだんの警備のときのシフト云々というのは、その前の月にある程度、この日にちに出てくれみたいなのを決めて、その中で例えば、どうしても有給消化したいなとかというそういう声がありましたらそこは、なるべく有給を消化して取ってもらえるような形で、この人員の配置というのはふだんからされているという認識でよろしいでしょうか。
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○高橋(浩)鎌倉消防署長 今いただいた御質問なんですが、おおむねそのとおりです。個人的にこの日休みたいというのを何日か挙げていただいて、それで調整しながら休みを今、調整しているような形を取っています。
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○日向副委員長 今回、年末年始のところなので、ちょっとそれはある程度想定する中での調整ができるのかなとは思うんですけれども、ふだんといいますかね、別のときでもやっぱり消防の方々はなかなか急に休みを取るといっても、その人員が欠けてしまうというところがすごく大きくなってしまって、警備力とかそういったところの部分でどうしても、いや本当はね、有給というのは取れるものなんですけれども、なかなか休みづらい部分もあるのかなと思っていまして、そういったところも、柔軟にやるというのもなかなか難しいのかもしれないんですけれども、今日は年末年始のところだけだったので、これ以上はあれなんですけれども、そういった有給休暇というか、そういった希望がなるべく通る中で、ほかの人たちでカバーできるような運営というのを今もされているとは思うんですけれども、そういったところは引き続き心がけていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうかね。
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○小玉消防本部次長 消防は24時間365日、やはり市民の警備体制を強化しなくてはいけないという関係がございますので、年次休暇、有給休暇は、ある程度事前に言っていただければ調整はつくんですが、当日の突発的な休みということになりますと、やはり編成に支障を来すということで、大変職員には申し訳ないんですけれども、その日に編成がつかなければ、どのようなことでお休みが必要なのかということを、理由を聞くことがまれにあります。
ただ、理由を聞くことによって、今後の体制とか継続していくことがありますので、その辺は職員に対しても理解をしていただきたいということでお話をさせていただいているところなんですが、有給休暇につきましては、ある程度うちでも取れるような形は取りたいと思っているんですが、やはり365日24時間警備体制を整えなくちゃいけないということで、職員にはちょっと負担がかかる部分はあろうかと思います。
なお、一応、職員に対しては、警備課については約9日間の有給休暇を計画的に与えております。
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○日向副委員長 本当に365日、本当フルでというところで、なかなか難しいところがあるのかなと思っていますし、その中でそういった形で柔軟にいろいろ計画的に取るようにとかとやっていただいているというのは確認させていただきましたので、引き続きちょっとこの有給消化というのはなかなか、ほかの職場でもそうなんですけれども、取りづらいという環境をつくってはいけないと思っていますので、警備とか、そういった中と実際の職員の方の有給というところが難しい中で、サイクルでやっていただきたいなと思いますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
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○武野委員長 よろしいですか。
ほかに御質疑はよろしいですね。
(「なし」の声あり)
了承かどうかを確認したいと思いますが、了承でよろしいですね。
(「はい」の声あり)
了承を確認しました。
それでは、消防本部職員退室、市民防災部職員入室のため、休憩を取ります。
(9時49分休憩 9時51分再開)
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○武野委員長 それでは、再開いたします。
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○武野委員長 日程第2「議案第45号指定管理者の指定について」を議題といたします。原局から説明をお願いいたします。
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○瀧澤市民防災部次長 日程第2議案第45号指定管理者の指定について、説明いたします。
議案集(その1)56ページを御覧ください。
本件は、令和7年3月31日をもって指定期間が満了となる、鎌倉市市民活動センター条例に定める、鎌倉市民活動センター及び大船市民活動センターの指定管理者を、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、指定しようとするものです。
この指定管理者の選定に当たり、令和6年7月31日から9月17日まで公募を行ったところ、1団体から応募がありました。
選定に当たっては、地方自治法第138条の4第3項に基づく附属機関である、鎌倉市市民活動センター指定管理者選定委員会により、指定管理者としての能力、適性について、5人の選定委員による審査を行いました。
第1回選定委員会を、令和6年5月7日に開催し、募集要項や仕様書などの内容の検討を行い、第2回は、7月1日に開催し、募集要項や仕様書などの確定を行いました。第3回は、10月10日に開催し、応募団体から提出された応募書類についてのプレゼンテーション及び質疑を行いました。
応募団体である鎌倉市市民活動センター運営会議は、選定委員の評点の合計で、1,350点満点中952点を獲得し、選定の最低基準である過半数の675点を大きく上回っており、指定管理業務を適切に遂行し、かつ、市民活動の推進に資する提案内容であったと評価されたことから、次期候補者として選定されましたので、指定しようとするものです。
指定期間は、令和7年4月1日から令和12年3月31日までの5年間を予定しております。
議決をいただいた後は、この団体に、指定した旨の通知を速やかに行うとともに、指定管理者の名称、事務所の所在地、指定の期間を告示します。告示後は、指定管理者との協議を経て、指定期間となる5年間の基本協定を令和6年度中に締結します。
なお、この基本協定を締結するために必要な債務負担行為の設定につきまして、今定例会で併せて補正予算の御審議をお願いしております。
以上で、説明を終わります。
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○武野委員長 御質疑がある方はいらっしゃいますか。
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○藤本委員 今回の選定の952点というのは、評価項目とか配点とかというのは公表されていますか。
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○瀧澤市民防災部次長 仕様書、公募したときには、その点数というのは当然載せていたんですけれども、実際の今952点というのは、この議決後に総点の点数を公表するというのが指定管理者の導入の手引きの中に、議決後、この名称ですとか、合計の点数というのを告示、表示しますよとなっているので、今のところはまだないしょの名前としか載せていないです。住所と名称しか載せていないというのが現状です。
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○藤本委員 それは、私たちは、評価項目とか、どの項目が例えば高かったとかは、ある意味分からないまま議決になるということなんですね。
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○瀧澤市民防災部次長 今、そういうふうになっております。
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○日向副委員長 今回、公募した中の1団体というところで、継続して今までと同じところの団体なのかなと思うんですけれども、それはもちろんそういった中で選定委員会の中で選ばれたというところで、そこにはあれなんですけれども、今回、また指定期間の中で市としてどういったところ、今、現状の指定管理でこの市民活動という中で、市としてやっぱり市民協働とかいろいろやっていく中で、この団体に指定することによって、どういったところが変わっていくといいますか、何かそういった現状との指定管理の5年間のその先で変えていくかというところで、その辺はどのようにお考えか、お伺いしてもよろしいでしょうか。
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○瀧澤市民防災部次長 現在の指定管理を公募する今期間の間に、実はセンターの在り方検討というのを行いました。その中で、意見として多かったのは、ハードとしてはやはりなかなかよくなっていかないというのは、御利用の方々も重々理解をされてくれていたところなんですけれども、やはりそのソフト機能を、相談機能ですとかそういったところを充実してほしいという御意見が多かったので、今期、令和7年度からの次期の指定管理の中では、その部分を強化するという意味で、市民活動コーディネーターというのを新たに配置してもらうような仕様書にいたしました。そのコーディネーターの役割というのが、市民活動団体の助言ですとか、あとは、市と協働するときのサポート役ですとか、あとそういったことを重点的に力を入れていってほしいという仕様書で応募したところ、今、指定している団体からコーディネーターのところに関して、非常に魅力的な提案がなされたので、そこをうまく活用していきたいと思っているところです。
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○日向副委員長 新たにそういったところでコーディネーターを追加してというところだと思います。もちろん今、助言サポートというところをしていただくというのは本当にありがたいことだなと思うんですけれども、どちらかというと、待ちの姿勢といいますかね、やっぱり市民活動団体、どうしていいかという相談機能という考えの中で、まずそこの最初の一歩といいますか、そういったところで、じゃあ、どこに相談してどういった形になるのというところで、コーディネーターを置かれていただくというのはあるんですけれども、こういうのをアプローチというのですかね、そっちのほうというのは何か考えられていることがありましたらお伺いしてもよろしいでしょうか。
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○瀧澤市民防災部次長 まさに今、委員がおっしゃられたところで、このコーディネーターを配置したところで周知をして、利用してもらえなければ、やはり当然そこはもう意味がないと思っておりますので、その辺の令和7年度から開始していくコーディネーターの周知については、当然、市の広報ですとか、ホームページというのを活用していくとともに、センターが定期的に出しておりますパートナーズという広報誌もありますので、そういったものを活用して、広く宣伝をして、まずはコーディネーターを周知して、利用していただくというところを7年度はちょっと重点的に力を入れてやっていきたいなと思っております。
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○日向副委員長 そういった形で、やっぱり周知して活用していただかないとというところがありますので、新たにそういったことで、次の指定管理者の方にはやっていただくということになるんでしたら、そこも周知して活用していただくようにお願いしたいと思います。
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○武野委員長 よろしいですか。ほかの方、御質疑はよろしいですね。
(「はい」の声あり)
それでは質疑を打ち切ります。
次に、委員間討議の有無について確認したいと思いますが、なしでよろしいですか。
(「なし」の声あり)
なしと確認しました。
意見の有無を確認したいと思います。
(「なし」の声あり)
なしと確認しました。
では、採決を行いたいと思います。ただいまの議案第45号指定管理者の指定について、原案に賛成の方の挙手をお願いいたします。
(総 員 挙 手)
総員挙手により、議案第45号は原案のとおり可決されました。
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○武野委員長 日程第3「議案第58号令和6年度鎌倉市一般会計補正予算(第7号)のうち市民防災部所管部分」を議題といたします。原局からの説明をお願いいたします。
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○瀧澤市民防災部次長 日程第3議案第58号令和6年度鎌倉市一般会計補正予算(第7号)のうち市民防災部所管部分について説明いたします。
令和6年度鎌倉市補正予算に関する説明書一般会計補正予算(第7号)の13ページを御覧ください。
鎌倉市市民活動センター管理運営事業費は、本定例会において、地方自治法第244条の2第6項に基づき、鎌倉市市民活動センターの指定管理者の指定を提案させていただいておりますが、次期指定期間である令和7年4月1日から、令和12年3月31日までの5年間の指定管理料について、債務負担行為の設定を行うものです。
続きまして、同じく説明書13ページ、戸籍情報総合システム設置事業費は、令和7年度より戸籍に氏名の振り仮名が記載されることから、それに伴う入力等作業を行うための戸籍システム等について賃借する経費であり、入力等作業の完了予定である令和8年8月までの賃貸借契約を締結するため、令和8年度までの債務負担行為の設定を行うものです。
引き続き、説明書は13ページ、海水浴場砂防柵設置・撤去及びなぎさ整地事業費及び海水浴場監視所・仮設トイレ等設置事業費は、7月の海開きに間に合うよう、諸手続の期間を確保するため、令和7年度までの債務負担行為の設定を行うものです。
以上で説明を終わります。
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○武野委員長 それでは、質疑に入りたいと思います。
質疑のある方いらっしゃいますか。
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○日向副委員長 海水浴場の砂防柵のところなんですけれども、結構海岸線と砂浜の砂防、砂浜に立てるやつと、海岸線というか、道路に上がらないようにネットみたいなものを引いているとは思うんですけれども、そっちのほうってのはこれの予算に入っていないということですか。
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○森(啓)市民防災部次長 今、副委員長御質問の砂よけネットに関しましては、神奈川県が設置しておりまして、今回のこちらの議案で出しているところについては、そちらの海水浴場が始まる前の撤去をしまして、それをまた戻すという形のものとなります。ネットはそれを含んでおりません。
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○日向副委員長 砂浜にある、立てているやつに対しての、これは砂防柵ということで、ネットというのは、県でやっているということの認識でよろしいですか。
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○森(啓)市民防災部次長 ネットもこの砂防柵も県で設置したものを、こちらで一時撤去して戻すという形になっています。
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○日向副委員長 どちらも県のものに対して、この砂防柵に対しては市が、砂浜のあれの関係で1回外して撤去して、また戻すという作業をしているということですかね。
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○森(啓)市民防災部次長 そのとおりでございます。
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○日向副委員長 じゃあもう1点、観光のところで、仮設トイレのところなんですけれども、海開きに合わせてというところであるんですけれども、下水道の敷設が少し、前回お聞きしたときには遅れている部分があるというところで、これが進んでいれば、仮設トイレもそっちにつなげるようになるのかなと思うんですけれども、その辺は今回のこの仮設トイレというのは、これまでどおりの形の仮設トイレの形式になるということでよろしいんですかね。
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○森(啓)市民防災部次長 こちらについては、仮設トイレは現在と同じ仕様になっておりまして、一方、海岸下水道については、先月11月15日に業者が選定、決まりまして、これから今、第1工区についてのみ、3つ工区あるうちの1つのみ、業者が決まっている状態です。その1つについては、これから工事というところが入りますが、竣工予定が5月16日になっておりまして、それまでに終わる予定でございますが、こちらの仮設トイレについては、現在のところくみ取り型のトイレを想定しております。
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○日向副委員長 そうしますと、これは仮設トイレだけの話なんですけれども、今のお話を伺うと、下水の敷設というのは1つの場所というのは終わるけれども、全体的にはもう間に合わないという認識でよろしいですか。
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○森(啓)市民防災部次長 副委員長御指摘のとおりでございまして、海岸下水道の設備の工事につきましては、由比ガ浜から材木座まで3つの工区に分けてやっております。業者が決まった当該地につきましては、一番西、由比ガ浜の西側半分というところになっておりまして、仮称で言っている第1工区については今回、工事が進む、着手というところに入っておりますが、第2、第3についてはまだ業者も決まっていない状態でして、全体としてはまだ一部の着工のみということになります。
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○日向副委員長 できれば、事業者が決まっていれば、来年の夏には、由比ガ浜から材木座まではというところの計画があったかなとは思うんですけれども、もちろんそれは事業者の関係があるので、進捗が遅れるのは多少仕方がない部分もあるのかなとは思うんですけれども、そうしますと、第1の工区といいますか、由比ガ浜の西側のところは、海の家の人たちも、来年の夏は、下水に敷設した形のお店もそこを使ってもらうという、トイレは間に合わないということだと思うんですけれども、そういった形の運営、店舗は、海の家の方々ももし出店されるとしたら、そこに使っていただくという、そういった話になるということでよろしいですかね。
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○森(啓)市民防災部次長 工事が順調に進めばそのようになりますので、そのような予定で進めております。
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○日向副委員長 ここの議案とちょっと外れて申し訳なかったんですけれども、もしそういった形で西側のところが今、できるというのがあるんでしたら、多分、それは今後、海の家を開設するかどうかも、開設というところもありますし、実際出店するかどうかもありますけれども、やっぱり海の家の出す場所によって、これまでどおりの下水の仕方と、ちょっと下水につなげてもらわなければいけないといったところも出てくると思いますので、その辺は周知をしていただければなと思いますので、また引き続き残りの2つのところにつきましても、ぜひ進捗があるような形で進んでいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
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○児玉委員 副委員長の後で申し訳ないんですけれども、1点だけ確認させていただきたいと思います。
同じく海水浴場監視所・仮設トイレ等設置事業費というところがありますけれども、これは債務負担行為となっておりますけれども、そもそも単年度ではなくて、債務負担行為というのは何か理由があるんでしたっけ。
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○森(啓)市民防災部次長 こちらにつきましては、令和7年度の海開きに合わせまして、監視所及び仮設トイレを設置しなくてはなりません。現在、こちらには6月下旬、市の、海水浴場の開設者としましては、海水浴場の準備のために6月下旬までにそういった施設を設置しないと、安全な運営体制が取れないので、そのための準備期間を起算していきますと、現在、単年度でやってしまうと、4月からの入札となってしまいます。その結果、万が一、入札等の不調とかそういった手続の不備によりまして、仮設ができなくなってしまうと、それがひいては海水浴場の期間が短くなったり、そういったことにもつながりますので、そういったリスクを避けるために今回、債務負担行為を出させていただいて、入札を6年度内に行う。7年度につきましては、海水浴場の開設に合わせられるように、しっかり準備をしていきたいというのが市の考えでございます。
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○児玉委員 あともう1点なんですけれども、この金額が約2300万円あります。監視所と仮設トイレ等設置事業で、2300万円ということで、これが高いのか安いのか、普通なのか、一般市民感覚からすると、結構な値段だなと思うんですけれども、これは、昨今の物価高の影響も含めてのことなのか、例年よりもかなり上がっているのか、そもそもこのぐらいかかるんですよということなのかね、正直なところ2300万円と言ったらね、結構いい金額でありますので、その辺の金額的な部分をちょっと教えていただけますでしょうか。
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○森(啓)市民防災部次長 この監視所と仮設トイレのまず内容でございますが、監視所に当たるもの3棟、そのほか備品、細々とした、例えば机であったり、椅子であったり、そういったものも全てレンタルをいたします。また、仮設のトイレもレンタルの設置等もする中で合計が決まってくるわけですが、ここ5年の経過を見ますと、コロナの時期もございましたが、大体1800万円以上かかっているというのが現状でございます。こちらにつきましては、今回特に、令和6年から7年にかけましては、人件費の高騰とか、設置費用に係るものの建築資材や備品のリースの単価の増など、あと、また建築に係る作業員に伴う人件費の増がございまして、昨年よりもさらに高騰しているという傾向がございます。
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○児玉委員 私も海の家の事業者の方から、最近とにかく資材がすごく高くなっているということを聞いていますし、人件費もそうですけれども、特に資材に関しては例年の5割増しとか、すごく上がっているというのは聞いていますので多分恐らくそうかなと思ったんですけれども、そこを何か押さえてというつもりはもちろんないんですけれども、そこはしっかり、税金でもありますので、適切に対応していただければなと思いますので、よろしくお願いいたします。
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○武野委員長 ほか、御質疑よろしいですね。
(「なし」の声あり)
では質疑を打ち切ります。
総務常任委員会への送付意見の有無を確認したいと思いますが、ありますでしょうか。
(「なし」の声あり)
なしと確認しました。
それでは、市民防災部職員退室、環境部職員の入室のため、休憩を取りたいと思います。
(10時13分休憩 10時15分再開)
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○武野委員長 再開をいたします。
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○武野委員長 日程第4報告事項(1)「ごみ処理施策等の進捗状況について」、日程第5「議案第47号逗子市と鎌倉市との可燃ごみの焼却処理の事務委託に係る協議について」、日程第6「議案第60号業務委託契約の締結について」を議題といたします。原局から一括して報告及び説明をお願いしたいと思います。
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○不破環境部次長 日程第4報告事項(1)ごみ処理施策等の進捗状況について報告します。
本日は、令和6年市議会9月定例会市民環境常任委員会で報告したごみ処理施策等について、その後の進捗状況を資料1に記載の順に報告します。
まず、「1 名越中継施設整備について」です。
名越クリーンセンターは、令和7年1月10日をもって受入れを終了し、1月中をめどに焼却処理を停止する予定です。その後は、逗子市及び葉山町とのごみ処理広域化に向け、その跡地にごみ中継施設を整備することとしています。
施工事業者の選定に当たっては、公募型プロポーザル方式により、令和6年11月13日に第3回審査会を開催し、優先交渉権者を選定しました。その後、契約協議を行い、11月28日付で代表企業の新明和工業株式会社、構成企業の株式会社前田産業と契約金額54億7800万円で仮契約を締結したことから、本定例会において契約締結についての議案を提案しています。本契約締結後、令和10年10月の施設稼働を目指し、本業務を進めていきたいと考えています。
名越クリーンセンター周辺の自治町内会と市で構成する「名越クリーンセンター地域コミュニティー推進協議会」とは、施工事業者選定の状況を共有するとともに、既存焼却施設の解体及びごみ中継施設整備に係る工事管理について協議を進めていくため、令和6年12月18日に第35回協議会を開催する予定でおります。
また、土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)の解除に向け、測量及び地質調査を実施し、対策工事の実施設計に着手していきます。
防火水槽の設置については、9月補正予算を組み、一般競争入札にて委託事業者を選定しましたので、地質調査及び実施設計を進めてまいります。
次に、「2 今泉クリーンセンター中継機能の継続利用について」です。
中継機能の継続利用については、名越中継施設整備期間中の施設周辺環境への負荷軽減を図るための方策を検討しつつ、周辺住民の皆様に説明会を開催するとともに、今泉クリーンセンター周辺の町内会と市で構成する「今泉クリーンセンター連絡協議会」において協議を重ねてまいりました。
これまでも、周辺住民向けの説明会を開催してまいりましたが、特に皆様から御意見や御要望の多い、収集運搬車両の増加に伴う対策を中心として、臭気対策、地域貢献策等について、より丁寧に説明するため、令和6年7月及び9月に3町内会宛てに配布資料2のとおりニュースペーパーを配付しました。
令和6年11月21日には第67回協議会を開催し、これまでの対応経過を踏まえ、市の対策についてはおおむね了承をいただけたものと理解をしております。次回協議会では、継続利用に係る協定書案の内容について協議を行う予定です。引き続き、丁寧な説明を繰り返し、地元の御理解と御協力を得られるよう、御意見・御要望を踏まえた対応策を図ってまいります。
次に、「3 ごみ処理広域化実施計画の進捗状況について」です。
鎌倉市、逗子市、葉山町の担当部局において、定期的な協議会の開催のほか、担当者レベルでの実務協議を行い、ごみ処理広域化に向けた協議を行っています。
令和6年7月に引き続き、9月から10月にも収集車両の直接運搬及び中継車両での試行を逗子市と行いました。令和7年度以降の広域処理が円滑に移行できるよう、引き続き、両市において課題の抽出及び対応策の検討を行います。
また、逗子市と葉山町の生ごみ資源化に関する事務委託について、葉山町の生ごみ資源化施設の工期が令和7年7月末まで延長する見込みとの報告を受けました。その期間の対応について、葉山町は予定どおり生ごみの分別収集を開始し、民間委託により資源化処理を行うとの説明があり、また、逗子市は施設整備が完了するまでは、生ごみの分別収集を延期することを決定したとの報告を受けています。
逗子市が分別収集を延期する期間につきましては、2市1町の可燃ごみ焼却量に変更が生じることから、鎌倉市と逗子市の可燃ごみの事務委託を進めていく際は、逗子市の焼却可能量である2万トンを超えない範囲で焼却量の内訳について事前に協議することを確認しています。なお、逗子市との事務の委託につきましては、日程第5において説明いたします。
次に、「4 紙おむつ資源化施策の検討状況について」です。
令和5年度に民間事業者と連携して実施した実証実験結果を踏まえ、令和6年11月6日に市ホームページにて配布資料3のとおり「使用済み紙おむつ資源化に係る実証実験報告書」を公表しました。
「フェーズ1」の分離処理の実証実験では、栗田工業株式会社の処理設備にて、市内で排出された使用済み紙おむつを利用し、破袋状況及び分離処理後の排出物の性状確認を行いました。破袋状況はおおむね順調に処理され残留物はなく、分離処理工程は衛生的に行われていました。分離後の排出物の性状については異物の混入を若干確認いたしました。
「フェーズ2」の製品化及び拠点回収の実証実験では、フェーズ1で行った排出物の組成分析、製品化の検証、拠点回収の実証を行いました。
組成分析では、製品化のためのペレット化に影響のある混入物があることを確認しました。
製品化の検証に当たっては、プラスチック、パルプともに製品化の可能性があることは確認できましたが、安定的に製品化するためには異物の除去が課題となります。また、効率的な回収方法の検討のため、拠点回収を2週間にわたり市内保育所1園で実施し、アンケートを通じ、利用者からの意見等を集めることができました。
実証実験結果から、異物除去や乾燥等の追加工程を入れることで、分離処理した排出物は製品原料としての活用の可能性があると考えられます。一方で、事業化に当たっては収集運搬体制の構築や施設整備、必要設備の導入等に経済面での検討を進める必要があるため、今後は早期に安定した資源化を進めるための体制構築に取り組んでまいります。
最後に、「5 その他のごみ処理施策について」です。
名越中継施設整備期間中は、市内で排出される燃やすごみは今泉クリーンセンターに集中する予定であることから、処理能力等を踏まえ、近隣自治体に受入協力をお願いしてきたところです。令和6年10月9日付で茅ヶ崎市と受入れに係る協定を締結し、令和7年度から8年度に年間約4,000トンの焼却処理を委託する予定です。
以上で報告を終わります。
続きまして、日程第5議案第47号逗子市と鎌倉市との可燃ごみの焼却処理の事務委託に係る協議についてを説明いたします。
議案集(その1)、59ページから62ページを御覧ください。
本市では、第3次鎌倉市一般廃棄物処理基本計画及び鎌倉市・逗子市・葉山町ごみ処理広域化実施計画に基づき、令和7年度以降、市内で排出された可燃ごみの一部を逗子市既存焼却施設で焼却処理を行う予定です。
ごみ処理広域化に当たっては、既に実施している逗子市及び葉山町との可燃ごみ処理と同様に、地方自治法第252条の14第1項に基づく「事務の委託」により、逗子市に可燃ごみの一部の処理に係る管理、執行を委託しようとするものです。
今後の管理及び執行に当たっては、逗子市と鎌倉市において連絡調整を図るため、添付しております規約に基づき協議会を設置します。
本件の特徴的な点といたしましては、議案集61ページの別表のとおり、逗子市焼却可能量を上限とし、可燃ごみの一部の処理に係る管理及び執行を逗子市に委託することとなるため、本市の焼却処理委託する量を位置づけているところございます。
以上で説明を終わります。
最後に、日程第6議案第60号業務委託契約の締結についてを説明します。
議案集その2、5ページから33ページを御覧ください。
逗子市及び葉山町とのごみ処理広域化への移行に伴い、名越クリーンセンターを解体し、その跡地にごみ中継施設を整備する「鎌倉市名越中継施設整備業務委託」について、公募型プロポーザル方式により選定した優先交渉権者である新明和工業株式会社及び株式会社前田産業と、契約金額54億7800万円で、令和6年11月28日付で仮契約を締結しました。
地方自治法、地方自治法施行令、鎌倉市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例、鎌倉市契約規則に基づき、本業務委託について本契約を締結しようとするものです。
以上で説明を終わります。
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○武野委員長 日程第4、第5、第6を一括して質疑を行いたいと思います。御質疑のある方お願いします。
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○出田委員 今泉クリーンセンター連絡協議会の会議録のところで、ちょっと御確認だけさせてください。
資料2なんですが、資料2の11ページ、その前にこれは全部読ませていただきました。いろんなことを考えていただいて、いろんな対応をしていこうという考えがこれで読み取れました。その中で、11ページの下から8行目、ちょっと気になるところがありまして、「私は今泉クリーンセンター所長に就任して3年になります」というところの文章なんですけれども、担当されて地域の方と密接に関わってこられて、いろんな障害を取り除いてこられたというセンター所長であるかと思いますが、就任して3年になりますということなので、公務員ですから異動というものも発生してくる可能性があるんではないかなと思います。
課題対応としては、ここに議事録にしっかりと書き残されておりますので、よろしいかと思うんですけれども、対応について今後、異動が発生した場合とかは、環境部としてしっかりと引き継いで、それを地元の方たちと進めていくという体制は整っているのかだけ確認をさせてください。
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○加藤環境部長 環境センターは来年ですが、笛田クリーンセンターに集約して、名越の職員も今泉の職員も、一部今泉の職員が残りますけれども、1つのセンターとして運営していこうと思っておりますので、その中でもちろん課長も数名おりますし、係長も担当も多くなりますので、いろいろ共有しながら引き続き運営を行っていきたいと考えております。
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○出田委員 安心しました。
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○藤本委員 紙おむつの収集のところについてちょっと確認というか、お伺いしたいんですけれども、実証実験をされた部分について、アンケート調査いただいているんですけれども、利用した方が33.3%で、利用しなかった方が結構7割近くいたということなんですけれども、これは何か、どういう理由で利用が30%ぐらいだったのかなという分析をされているのか、あれば教えてください。
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○中澤ごみ減量対策課担当課長 こちら資料の14ページに実は回答されている文章があるんですけれども、一軒家やクリーンステーションが遠い方は便利かと思いますが、我が家のマンションの1階にクリーンステーションがあり、ふだんのごみ出しも便利なため、利便性を感じないだとか、こういったコメントもある中で、やっぱり人によって、そういった園まで持っていくのはちょっととかという方もいらっしゃるのかなというところで、こういった意見を参考に分析はしています。
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○藤本委員 そうしたら、園に持っていく人も、それは今回の実証実験で1か所だったと思うんですけれども、今後はもし、実際始まったら、このボックスは園にどれぐらい置かれる予定なんですか。ちょっと確認していいですか。
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○月花環境センター担当課長 今後の展開なんですけれども、まず今回の昨年度行いました実証実験については、そういった拠点回収を、ボックスを置いたときにニーズとして皆さんが使っていただけるかどうかというところをまさに検証したところでございます。アンケート結果でお示しのように、利便性はあると判断してございます。
一方で、臭いの問題等もございますので、これを市内の例えば駅や街頭だとか、そういったところに展開したときに、そこで利便性が図れるかとか、臭いが出ないようになるかといったところについては、そのボックスの形状だとか、そういったいわゆる製品的なものも踏まえつつ、効果を図っていきたいところであるんですが、いずれにせよ、子育て世帯以外にも、介護世帯ですとか、紙おむつを使用される方々は市民の方、大勢いらっしゃいますので、そういった方々がクリーンステーションに出すパターンもあるでしょうし、今後戸別収集も始まりますから戸別収集で回収する場合もあるかもしれませんけれども、生活の動線の中でより便利なところに置けるようなところを、ちょっと引き続き検討していくような段階でございます。
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○藤本委員 まちのコインはインセンティブになり得たのか、ちょっとお伺いしてもよろしいでしょうか。今後の利用も引き続き検討しているのかどうか、併せてお伺いしたいです。
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○月花環境センター担当課長 いわゆる地域通貨につきましては、今回、この地域通貨のアプリを登録されている方々は、ある程度使っていただいたのかなと思っています。その一方で、最終的にはクルッポがたまっていくだけではなくて、このたまったポイントを例えばなんですが、新しい紙おむつですとか、それからおしり拭きシートですとか、そういったものに替えていくとか、そういった使うほうの仕組みというのも合わせて考えていく必要があるのかなと思っています。
紙おむつ以外にも、いわゆる資源ポストといたしまして市内各所に、そういった資源物を集めるような拠点を設けてございまして、地域通貨クルッポを連動させて事業を進めているところでございますので、そういった集めたポイントをこういった環境事業に何らかの形で還元できるような仕組みというのは引き続き検討して、この利便性ですとか動機づけにひもづけていければいいなと考えております。
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○藤本委員 この紙おむつを持ってきて、もし入れるという作業が、自分の保育園の送迎のときに発生するとすると、結構時間がない中で、荷物も多い中でやると。正直そこでまちのコインを集めようと思うかというと、すごく荷物ある中で、アプリを開いたらアップデートが必要ですとなったりして、そういうことをちょっと私も想像して難しいかなと思ったんですけれども、実際、物だったり、何かインセンティブでもし返ってくるのであれば、やるかもしれないというところがあるので、もしちょっと実践する場合には、もうちょっと、多分5秒とかもすごい大事にしたい局面なので、何か運用を考えていただきたいなと思って質問しました。
あと、ちょっと最後なんですけれども、このアンケートの質問4の中で、紙おむつをクリーンステーションに出すときに、有料袋に入れて出しているという方が22%いらっしゃるんですけれども、紙おむつは有料袋に入れなくていいんですよね。確認です。
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○中澤ごみ減量対策課担当課長 紙おむつは透明、半透明の袋でお出しいただける品目になっております。
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○藤本委員 そうすると、入れなくていいということをどうでしょうね。いろんな利便性とかでそうなっているのかもしれないですけれども、そこの周知というか、紙おむつはそこに入れなくて別で出せるものであるということを知っていただいたほうが多分、個人としても得というかですし、後は今後、回収に当たってやっぱり必要になってくると思うので、改めてそこの周知もしていただけるといいのかなと思うんですけれども、最後にお願いします。
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○中澤ごみ減量対策課担当課長 地域に行って、自治町内会向けの説明会などでも、もう事あるごとにそちらは、紙おむつに関しては透明、半透明で、もう削減の努力をしようと思ってもできない物ということで、有料袋を使わなくても出せる品目ということで御案内しております。また、改めて、新たにこちらにいらっしゃる方とかもそういったことを知らない方がいらっしゃるかもしれませんので、折を見てしっかり周知をしていきたいと思います。
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○児玉委員 私から1点だけ、先ほどもちょっと触れられておりましたけれども、先日報道にもありましたとおり葉山町の資源化の施設の工事が約4か月ですかね、遅れるということで、これに関しては先ほどもちょっと御説明がありましたけれども、葉山町でしっかりフォローするというか、民間のほうでという話がありましたけれども、これは鎌倉市にとっては特段、大きな影響はないという理解でよろしいでしょうか。
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○不破環境部次長 葉山町の生ごみ資源化施設の工期の延長の期間につきましては、葉山町につきましては、民間処理をして自前で処理をするということを報告いただいておりまして、逗子市につきましては、施設ができるまでは分別収集については延期をするということですので、逗子市は、生ごみは資源化せずに、自分のところの逗子市の焼却施設で焼却することになります。
そのために、今後令和7年度に、鎌倉市が事務委託を進めていくに当たりまして、計画に載せている予定の数量で事務委託をするんですけれども、その部分の逗子市が生ごみを自前で焼却する部分につきましては、鎌倉市が焼却できる量が減少することになりますので、そこの部分につきましては、広域化の実施計画の中で逗子市で焼却できない部分については、他自治体との連携、または民間バックアップの民間事業者のほうで処理をするということを位置づけておりますので、そういった中で対応してまいりますので、処理が滞るということはないという形で対応はできております。
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○日向副委員長 まず、今泉の延長につきまして、了承を得られてきているというところで、いろいろ大変な、いろいろ回っていただいたりとかしていただいた中で進めていただいて、感謝しております。ありがとうございます。
紙おむつのところでちょっと先ほどあったんですけれども、実証実験をする中でいろいろ分別、分離したりとか、その後の製品化があったりというところで、いろいろ混入物があったりとかするとなかなか製品化に向けてのという課題等が出てきているということなんですけれども、そういった中で、紙おむつ自体の資源化というところは、大体いつ頃を目標に続けていきたいのかというところ、今泉の先ほどの協議会の中では、令和7年度を目標にという記載があったんですけれども、ちょっとその辺も踏まえて、実証実験の結果いろいろ課題が出てきたのがあるとは思うので、それも踏まえるとどのぐらいになるのかということだけ、もし、分かりましたら教えていただけますでしょうか。
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○月花環境センター担当課長 紙おむつの実証実験につきましては、これまでサウンディング調査ですとか、それから視察ですとか、今回の実証実験ということで、段階を踏みながら、幅広く知見を集めてきたところでございます。その中で、前回の当委員会でも御報告、御説明したとおり、民間企業による、いわゆる民営民設の手法も軸に、手法の一つとして検討を進めているところでございます。
そういう中で、まずは、今、委員御指摘があったような諸課題がございましたので、そういったいわゆる再資源化の方策ですとか、いわゆる入り口から出口までの戦略をしっかり整えることが今、重要な点だと思っていますので、まずは、今年度もしくは来年度早期、早々には、そういった事業構築をしっかりと定めると。その上で、その時点での判断になりますが、今、民間事業者のヒアリングの中では、やはりこういった紙おむつの資源化をやっていきたいというお声もいただいてございますので、その時点の判断になりますが、来年度中にはそういった事業の具体的な方針をお示ししながら、具体的な実務に入っていければと考えております。
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○日向副委員長 紙おむつ、かなり年間2,500トンぐらいある生ごみの中、燃やすごみの中であるので、やっぱりそこが資源化というところでかなり大きくなることですし、それに対しての技術でもなかなか難しいところもあるのかなと思うんですけれども、ぜひ、今、もうそこに鎌倉市としては向かっていただいているということですので、ぜひよろしくお願いいたします。
資料1のところの、その他のごみ処理施策のところで、茅ヶ崎市とこの協定書を締結というので、これまであまり茅ヶ崎市の名前は出てきていなかったかなと思うんですけれども、これはどういったタイミングで、ここに出てきたのか、ちょっとお伺いしてもよろしいでしょうか。
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○月花環境センター担当課長 処理先につきましては、バックアップ先と民間の事業者の協議を以前よりも進めてきたところでございます。ただ、やはり名越中継施設整備期間中は、既存の今泉クリーンセンターの中継というのは相当負荷がかかってまいります。また、全ての車の台数ですとか、全てのごみを受け入れるということはなかなか物理的にも難しい面がございましたので、なるべく、いわゆる直接運搬できるようなエリアも含めて、近隣の自治体にも協力を求め、協議を重ねてきたところでございます。
やはり、各市町で本市と同様に、それぞれの施設の周辺にはそれぞれの市民の皆様がお住まいでございますので、そういった市民の皆様との御説明等々もございまして、協議を進めている中で、まずは先行的に茅ヶ崎市で受入可能な範囲の中で、受入れの協議が調いましてもろもろの手続等とか決まりまして、このタイミングでの御報告となった次第でございます。
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○日向副委員長 本当、バックアップ体制というところでいろいろ取り組んできていただいている中で、こういった自治体との締結ができるというのは、本当にありがたいなと思っています。本当にありがとうございます。
今回、先ほどもありましたけれども、葉山町の生ごみの資源化施設の工事の完了が少し遅れているというところで、鎌倉市としての逗子市に持ち込める量に影響してくるのではないかというところなんですけれども、今回、茅ヶ崎市にというのは、これは今回のこれとは別かもしれないんですけれども、民間にその分をというところではなくて、こちらには持っていけるような、そういった形のことにはなっているのか、お伺いしてもよろしいでしょうか。
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○不破環境部次長 令和7年度の可燃ごみの処理でございますけれども、鎌倉市の可燃ごみが大体約2万2000トン程度ございます。逗子市との事務委託につきましては、予定といたしましては8,914トンで、約9,000トン、それ以外のものにつきましては、他自治体の連携もしくはバックアップの民間で処理するということになっておりますので、その減った分を茅ヶ崎市に入れるというよりは、もう最初からその4,000トンというマックスの中で処理のお願いをさせていただいていたということになりますので、逗子市の減った部分につきましては、どこに振り分けるかというところにつきましては、民間のバックアップ先になるような形を取らせていただきます。
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○日向副委員長 そうしますと、広域のところは一般質問でもいろいろさせていただいたんですけれども、今回この議案として、議案47号で逗子市と鎌倉市との事務委託だと思うんですけれども、ここの中に書かれている表を見ますと、先ほど次長がおっしゃったように8,914トンというところを、委託料としてなっているというところで記載がされているんですけれども、実際に逗子市と葉山町では、今まで多分1万5000トンぐらいの中で、生ごみが3,200トンぐらいをやろうという中で、そこが逗子市はもう焼却をそのままするというところだと思うんですけれども、ここの数値的なものが変わってくるのかなと思うんですけれども、これは今回、ここの議案の中で出てきているこの委託料と書いてある部分は問題ないという認識でよろしいんでしょうかね。
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○不破環境部次長 事務委託に載せさせていただいております予定の数量につきましては、令和2年に広域化の実施計画をつくらせていただいたときの予定の数量、推計値でございますけれども、それを載せさせていただいて、決まっているのが逗子市の焼却処理量の能力が2万トンまでということで、その2万トンの範囲の中での内訳につきましては、逗子、鎌倉、葉山町で決めていくことになるんですけれども、逗子市と葉山町は、もう既に事務委託、可燃ごみの事務委託を締結しておりまして、そちらの事務委託につきましては、葉山町の全量を事務委託するということになりますので、まず、それが前提にありまして、毎年、2市1町の可燃ごみの量も変動をしていきますので、そこの部分につきましては、事前に予定数量は決めておりますけれども、事前に協議をして、焼却する量も逗子市と決めていくという事務委託になっておりますので、その8,914トンが表示されていることについては、問題はないと認識をしております。
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○日向副委員長 この令和8年度、9年度以降も書かれている数値というのは、そのときにまた減量とか、そういったもので変わってくるかもしれないけれども、この数値はこのままで、実施計画の中で書いているのを書いているというところでいいですかね。
そうしますと、今回、実際的には、事実的にはこれだけの量は持っていけないから民間処理になるというところで、民間の処理と逗子市で燃やしてもらうというところの処理単価みたいなものというのは出てくると思うんですけれども、その辺はある程度、そこまで大きくないというイメージでよろしいんですかね。
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○不破環境部次長 令和7年度がどうかというところは、まだ逗子市の処理単価の経費等が確定をしていない中で、ちょっと比較ができないところなんですけれども、一番直近で令和5年度が、決算が終了していて確定している単価があるんですけれども、それで私も、逗子市と民間との経費がどのくらい違うのかというのを、ちょっと試算をしてみたんですけれども、そのとき、令和5年度の単価ですと、逗子市の処理量よりも民間のほうが安いところも中にはあって、高いところもございましたので、一概に高いか、安いかということはちょっとお答えできないんですけれども、ただ近年、人件費ですとか、燃料費とか、そういったものが上がっているところを見ますと、今後、運搬費等も含めまして、処理の経費というのは民間が若干、高額になることも想定されるのではないかなというところは感じているところでございます。
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○日向副委員長 そうしますと、現状はそれほどでもないかもしれないですけれどもということですよね。広域で計画しているものですので、どこかが遅れて、それに対してじゃあ、どうするのというバックアップというか、各2市1町でやっていかなきゃいけない部分があるとは思うんですけれども、そういった単価が例えば、大幅に上がるようになったときに、もうね、逗子市と葉山市は、もう全量は燃やしてもらえると決まっているからあれかもしれないですけれども、鎌倉市としてはそれが減らなければ、あふれている部分はどんどん民間にしなければいけないとなったときに、それが、処理量が上がってしまう場合には、普通に計画どおり行っていれば、それは、あふれた分はしようがないとなりますけれども、例えば、今回のようにどうしても逗子市は、そのまま自分たちで燃やすから、その分、鎌倉市は持って来られませんよとなってしまった場合に、これが施設に仮に遅れが出た場合には、どんどん鎌倉市としては、民間に委託料が増えてしまうわけで、そこの部分で大幅に処理量が上がってきてしまった場合とか、そういったときには、これは広域化としての中では特にそれは各自治体がそれぞれ負担すると、そういった認識であるんですかね。
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○不破環境部次長 可燃ごみの処理の負担の部分につきましては、今、委員がおっしゃられるように、各自治体で処理、負担をしていくという形にはなります。我々は、2市1町でこういった遅れが出ているというところは、緊急事態の部分もあると思いますので、お互いそれぞれが協力できることをした上で、できるだけ早く葉山町には施設整備をしていただいて、逗子市は施設整備ができたらすぐにでも分別の収集を開始していただけるような形で、なるだけ短い期間の緊急事態で収まるような形で、我々は協議会の場面等では、そういったことはお伝えしながら一緒に協力してやっていきたいと思っています。
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○日向副委員長 2市1町でね、ずっと実施計画でやられているところでございます。一般質問でもさせていただきましたけれども、やっぱり実施計画との乖離が出てきておりますので、そこの見直しも含めて今後、今、来年の7月までにはできるであろうというところで葉山町は言ってはいますけれども、そこがまた遅れ遅れになってしまうと、その分鎌倉市としては持込量が減ってしまうわけですので、そこも踏まえて協議していっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
議案第60号なんですけれども、中継施設整備というところで、かなり、額的には54億円というところで、施設整備に係るお金ということですので、妥当性というのかちょっと分からないんですけれども、これ、今、基金を新ごみ処理施設でしたか、何かそういった形のもので基金を積んでためていると思うんですけれども、この基金は、今16億円ぐらいですか。16億5000万円ぐらい入っていると今、見たんですけれども、その辺はどういった部分も、どのぐらい投入してやるとか、そういったことは決まっていますでしょうかね。
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○不破環境部次長 こちらの名越の中継施設整備に係る経費の負担の部分につきましては、まず国の交付金をいただいて、それを除いた部分につきましては市債を打たせていただき、残りの一般財源の部分につきまして、今、積み立てております基金を充てていくんですけれども、その充てるものを何%にするかということにつきましては、令和7年度の予算の要求の際に、財政部局と相談して決めていくような形になります。
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○日向副委員長 そうしますと、どのぐらい割り当てるかというのはそのときになるのかなと思うんですけれども、交付金と市債というところで、一般財源がどのぐらい使うかというのはある程度出てきているのかなとは思うんですけれども、交付金等を含めると大体どのぐらいの額が、使う市債は市債であれなんですけれども、金額的なものを教えていただければと思います。
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○不破環境部次長 交付金と市債を除きまして、特定財源を除いて一般財源が約10億円となります。そのうちの何%を当てるかというのは、協議して決めていきたいと思っています。
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○日向副委員長 ちょっと先ほど金額が54億円というのはどうなんだろうというところがありまして、ちょっと私もその規模でどうなのかと分からないものなんですけれども、この中継施設整備の基本計画の中にいろんな他市、他自治体でもいろんな中継施設を使っているところがある中で、鎌倉市と同じ仕様の中継施設を造っているところもありますよという御紹介が出ていたと思うんですね。その中に、千葉県の松戸市が94トンの、1日にかな、1日に94トンで、鎌倉市が多分今120トンぐらいを造ろうという中であるんですけれども、これは令和2年3月に松戸市は造られていて、そこの費用を見ますと大体10、ちょっとそれがその当時のあれなんで分からないんですけれども、建設費が大体14億6500万円ぐらいになっているんですね。松戸市は規模が120トンと94トンと、どういう施設を造るかも違うんですけれども、処理方式は一緒だったので、その辺と比較するとかなり高額になってくるのかなとは思うんですけれども、そういった金額的なものの妥当性というのですか、実際に施工業者も鎌倉市と同じ、今回契約しようとしているところと同じ会社なんですよね。だから、そこでかなり値段の差があるかなと思うんですけれども、その辺についてはいかがですかね。値段的なものは。
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○不破環境部次長 今、御紹介をいただいた松戸市の金額14億円ということでお話をいただいたんですけれども、ちょっと近くの自治体のところで、約日量40トン程度ぐらいのもので中継施設を造っていて、同じ方式のもので調べたところ33億円だったんですね。45トン程度なので半分以下で、今の94トンで14億円というお話を伺いますと、例えば、名越中継施設整備の場合は、今、既存の施設がありますので、まず、それを解体しなければいけないという経費も入ってまいりますし、後は、あそこの大町という市街地であるというところと、また、施設の整備以外にもコンパクタというものを使うんですけれども、それをどのくらいの量の車両を使って運び込むかというところで、その車両の購入とかも鎌倉の場合は含まれておりますので。その辺を考えるとちょっと、一概に松戸市との比較というのはちょっと難しい面があるんですけれども、我々としましては、全国的に4つぐらいしか、こういった中継施設の整備をできるようなところの会社がない中で、一応全てに見積りを取った結果、ちょっと3者辞退があったんですけれども、その見積りを基に積算をさせていただいておりますので、我々としては適正な手続を踏んで事業費を要求させていただいて、令和6年度の予算のときに継続費としても議決をいただいておりますので、そこの部分は適正な処理はしたと認識しております。
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○日向副委員長 もちろん適切に処理していただいていると重々承知しております。ちょっと資料が出てきたので、金額的なものも多分これ、建設費と書かれているので多分、事業全体の費用ではないのかなとは思うので、ちょっと一概に比較はできないんだろうなとは思ったんですけれども、少しその辺が規格ね、値段がどうなんだろうというのはちょっとありましたので、全てこういう施設を造るところに見積りをしていただいて、その中でこう出てきたというところが確認できましたので、こういう建物を造るというものは一つの大きなことではございますので、ちょっと質問をさせていただきましたので、ありがとうございます。
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○武野委員長 よろしいですか。
では、ちょっと私からも質疑を行いたいと思いますので、副委員長と交代したいと思います。よろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認しました。暫時休憩いたします。
(11時02分休憩 11時03分再開)
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○日向副委員長 それでは、再開をいたします。委員長を交代いたしました。
それでは委員長職務を行いますので、よろしくお願いいたします。御質疑をどうぞ。
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○武野委員長 ごみ処理施策広域化では、もう本当に紆余曲折、大変な経過といいますか、歴史がありまして、さらに今、ここに来ていろんな事業の、例えば、葉山のごみ処理、生ごみが遅れているとか、いろいろ工事のいつまでの契約の関係など、大変複雑で入り組んでいて、これを理解するのというのは本当に大変ですよね。簡単に見えるようであっても、やっぱり理解に苦しむところが幾つかありますので、質疑させていただきます。
葉山のごみ処理施設の遅れというところでも書いてあるように、バックアップ体制というところが、やっぱりちょっと気になるワードであるわけです。これは後で質疑いたしますけれども、中継施設にしよう、さらに増やす今泉、ここでの話合いはおおむね了解されているようですけれども、ここでの生ごみ処理施設が今後どうなるのかというところが、ちょっとまだ材料が不足かなと思って質疑します。
さきの同僚議員の一般質問の答弁の中では、資源化手法を広く検討すると答弁されていたと思いますが、どんな手法を検討しているのでしょうか。
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○月花環境センター担当課長 生ごみ資源化施策につきましては、現行計画の中では、生ごみの減量資源化ということで、その手法は堆肥化ということで計画をしてございました。当初は、小規模施設を一旦造って、いろいろ試行しながら、最終的には市内の生ごみ全量を資源化する、堆肥化するような施設の計画でございました。
これに対して、周辺の住民の皆様から、臭いの問題であるとか、虫の問題があるとか、そもそも今泉クリーンセンターという用地を使ってやるのかとか、そういったような御意見がございまして、一旦、それを進めずに、同時に中継施設整備がございましたので、中継機能の延長というところを協議をしたところでございます。やはり地元の皆様も今後、どのようにこの今泉の施設を使っていくのか。また、その生ごみ資源化をやるということを前提としたことであれば、具体的にどのようなものをやるのかというところは非常に大きな関心事でございまして、ただ、今後市が一方的に決めた内容ではなくて、地元の住民の皆さんと一緒に協議していきましょうとお話をさせていただいているところでございます。
その具体的な中身なんですけれども、まさにこれから協議のところなんですが、幾つか地元の皆様とお話しする中では、堆肥以外のところでは、例えば、今、バイオマスのメタン発酵の手法であるとかですとか、それからエタノールですとか、そういった生ごみの堆肥以外のところでは、エネルギーを回収するような手法といったところを、大きなメインの手法として御提示しているところでございます。ただ、これは何かこれをやると決めたわけではございません。その手法を幾つか列挙する中での大きなところは、そういったところでございます。
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○武野委員長 ほかの手法も今、技術の進歩がありまして、いろいろあると思います。日進月歩だとは思うんですけど、これ今、話合いを、今泉の町内会と話し合っているということは、場所は今泉の面積の中でできるものとして検討しているということですか。
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○月花環境センター担当課長 今泉クリーンセンター跡地を生ごみ資源化施設として活用させていただきたいというお話をさせていただいてございますので、その手法の整備の在り方としましては、今泉クリーンセンターの既存の施設の跡地の面積に収まるような手法を今、検討しているというところでございます。
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○武野委員長 以前バイオマスの検討もされたと思いますし、エタノールの話が今、出ましたけれども、埼玉のほうに見学に行きましたけれども、かなり大きな施設だったわけですよね。それはもうかなり多く、たくさん集めてきただろうから、その規模も、大きくなるんでしょうけれども、そうした検討の結果、今泉では収まらないなということもあり得るのかなと思ったりするんですけれども、そういうことも想像といいますか、何か織り込み済みなんでしょうか。
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○月花環境センター担当課長 今、委員長御指摘のとおりでございまして、手法によっては、例えば、生ごみを分別して収集するということを前提としているんですけれども、例えば、分別しないで混合ごみのままやるような手法、例えば、今、事業系ごみはまさにメタン発酵の施設に運搬しているんですが、これは混合ごみのまま処理していきますので、当然、それだけ処理に必要な面積は大きくなってまいります。あくまでもこれは検討の、机上の検討の段階では仮に、そういった混合ごみのままの処理をやった場合でも、何とか収まるような構築はできるかなと思っていますが、その一方で、附帯設備ですとか、それから運用を考えますと、面積も限界がございますので、選んだ手法、鎌倉市にとって、今後の鎌倉市の最適な手法によっては、少し用地も含めて、検討する必要がある可能性はございます。
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○武野委員長 用地の検討も必要だとおっしゃいました。
次なんですけれども、紙おむつについてですけれども、今、先ほどの報告を聞いたら、設備の導入の話がありまして、それに費用がかかるといって、私、何となくイメージですけれども、保育園のところに運ばれたのをそのまま業者が栗田工業に運ぶのかなと思ったりしたんですけれども、設備が必要なんですか。それ予算がかかるみたいにおっしゃっていましたけれども、何かあまりこの流れもそうだし、流れの中でその設備がどこにどういう設備が、鎌倉市が準備しなきゃいけないという設備なんですよね。費用がかかるとさっきおっしゃっていたように、ちょっと聞き間違いだったらここの点をもう1回整理してお話ししてください。
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○中澤ごみ減量対策課担当課長 紙おむつの資源化、今回の実証実験の結果のものなんですけれども、そちらはちょっとイメージしていただくと、大型のドラム式の洗濯機みたいなものをちょっとイメージしていただくと分かりやすいと思うんですけれども、そちらにおむつを大体200キロぐらい投入しまして、それを紙、パルプとかプラスチックに分けるという形になります。あと、樹脂が含まれていて、水を吸収すると膨らむ樹脂です。あちらの活動を抑えるような薬を投入して分解をして、処理をするというものになります。
そちらの物の購入については、かねてから申し上げているとおり、民設民営の形ということを今、検討しているところでございます。民設の場合には、国の補助金等も活用ができるというところもありますので、そちらも含めて実現可能性を今、模索しているところでございます。
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○武野委員長 なるほど。ちょっと分かりかけました。何か、そのまま栗田工業のところに持っていくのかなと思ったりしたものですから、ドラム式のとかもちょっと聞いて、いろんなものが断片的に頭に入っていたものですから、ありがとうございます。
バックアップ体制についてです。度々こういう言葉が出てきまして、一番やっぱり心配なのは、逗子の焼却が終了した後なんですよね。一体どこなんだというところで、どこまで話が進められているのかと。今、茅ヶ崎の話もありましたけれども、これは逗子の焼却終了後という契約ではないですよね。現在のところでバックアップ体制ということで、その可能性はあるのでしょうけれども、私も藤沢の焼却施設、北部のほうかな、行きましたけれども、そこでは他市から受け入れませんと言っていました。国の広域化の動向、変わっていくかもしれないという話もありますので、それによってはちょっと藤沢も変わるのかどうか分かりませんが、一体どこにどういうふうにバックアップ体制を考えているのかと。だから、逗子の焼却が終わった後どうなっちゃうのというところが市民が一番分かりにくい。そこまでの話は結構、具体的にこうします、ああしますとあるけれども、それ以降がどうなるのよと。寄居町まで持って行くのとかね。そこら辺の話が、ぼやっとしているんですよね。その辺は市民に不安のないような説明が必要だと思うんですけれども、例えば今、全ての自治体契約の問題だから言えないにしても、可能性のある自治体が何自治体あって、県内で探しているとか、県外でも探しているとか、何かそういう今の状況で話せる範囲と可能性と言いますかね。あるのでしょうか。
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○不破環境部次長 今、ちょっと御不安に思われている令和16年度以降はどうされるのかというところでございますけれども、令和16年度末まで今のところ逗子市のごみ焼却施設が稼働をしていくという予定でおりまして、17年度以降につきましては、今、委員長おっしゃられたようなバックアップ体制をつなぎ合わせて進めていくという考えはなくて、まだちょっと決まってはいないんですけれども、広域のブロック、この見直し、それを主眼に置いた上で、県内他市町村の連携というものを視野に入れた形で、さらに民間の新技術による資源化の手法なども活用した上で、安定的なごみ処理ができるように今後協議をしていくという形ですので、今の段階でこの場所に、これだけ持っていきますという計画の形ではまだできていないというのが現実でございます。
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○武野委員長 県が広域化の見直しをしようという、予定が分かる範囲で、どんなふうになっていますか。日時も含めて。
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○不破環境部次長 神奈川県の広域化、集約化の計画でございますけれども、環境省の通知が出されて、今後、神奈川県では令和9年度末をめどに、長期の広域化、集約化計画というものを策定するということを伺っておりますので、それに基づいて、引き続き神奈川県とは協議をしてまいりたいと思っております。
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○武野委員長 それまでは何も手当て、手当てというか資料がなくて、令和9年からそれが公表というのですかね。されて、令和16年までの7年間ぐらいで、ばあっと決めていくということになるんですね。そういうことで間に合うんですかね。よく分かりませんけれども。なんせここは、非常に皆さん不安になっていて、何で今、ごみ処理がこんなに、紆余曲折をたどるのかと。せっかくバイオマスを浄化センターの隣に造るといったものが、箱物造りませんということで各御家庭に生ごみ処理機を9割負担。それでも結局また戻ってきたり、または報告の中では使われていないという方も、買っても使われていないケースもあったという話もありました。うちも使わない時期もあったり、使った時期があったりとか、いろいろです。そういうことで、今度は焼却施設造りますとなったら住民から反発があって、それから焼却施設は造りません。造ります、造りません、造ります、造りませんと、こんな不安定な状況で市民は本当に不安ですよ。当初焼却施設を4か所決めるということで、深沢事業用地も含めて深沢クリーンセンターと事業用地と野村総研のところと、浄化センターのところと、焼却施設を造るといって最終的には浄化センターになったら、町内会が反対したと。本当に土地がないのかというところで、土地探しのところから私は一体何をやっているのだろうという気持ちになっております。もうそろそろそういうことを、終わりにしたいわけですよ。それでそのバックアップ体制というのが、本当に安定しているのかというところがまだいまだに分からないです。それで安心できる材料を、しっかり市民に提示していただきたいと思っておりますが、いかがでしょうか。
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○不破環境部次長 今後の令和17年度以降の処理の手法等につきましては、神奈川県等と協議をして進めてまいりますけれども、きちんとそこの部分が確定しましたら、市民の皆様には安心していただけるように周知してまいりますし、あと、広域化の部分につきましては、鎌倉市といたしましては名越の中継施設整備を確実に実現をして、安定的なごみ処理ができるようにはしていきたいと思っております。
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○日向副委員長 よろしいですか。
じゃあ、質疑を終わります。委員長と交代いたします。暫時休憩いたします。
(11時19分休憩 11時20分再開)
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○武野委員長 再開いたします。
ただいま、委員の皆さんの質疑は終わりましたけれども、番外から議案第60号業務委託契約の締結について、番外の御希望がされておりますけれども、くりはら議員からありますけれども、番外許可してよろしいですか。
(「はい」の声あり)
許可しました。それでは、番外であることに御配慮をよろしくお願いします。
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○くりはら議員 番外からの発言をお認めいただきありがとうございます。我が会派からは委員にいませんので、私から質問をさせていただきます。
第60号の議案でございますけれども、これ55億円弱の大きな随意契約ということで、私としても、どういう選定までのプロセスを経たのかなというところ、これをちょっとまずお伺いしたいと思っております。
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○不破環境部次長 名越の中継施設につきましては、まず処理の方式の整理をするために、採用をしている実例ですとか、そういったものを調べまして、また地元の皆様からは、臭気に対する対応等、そういった御要望もありますので、共に現地、中継施設の現地を見たりした上で生活環境整備審議会に諮って、まずその方式、中継施設の方式を決めさせていただきました。
その決めさせていただいた方式に基づいて、先ほど見積り設計の比較をするという形で、それをできる事業者に見積りをお願いいたしまして、その見積書を基に実際にかかる経費というものを算出して、令和6年度の予算という形で継続費で議決をいただきました。
その間、令和5年8月に名越の中継施設整備の基本計画を策定をさせていただいているところです。
これを基に事業者の選定につきましては、公募型のプロポーザル方式を採用させていただきまして、こちらは令和6年6月に、まず方針、こういった事業を行いますという基本方針を公表させていただいて、令和6年7月に募集をいたしまして、それから約3か月間の提案のできる、提出できる期間を設けて10月の中旬に技術の提案書を提出いただいた結果、応募をされたのは1者でした。
その1者に対して11月13日の日にプロポーザルの審査会を行いまして、その審査の結果、優先交渉権者という形で決定をさせていただいて、11月28日に仮契約を結んで今回の御提案という形に至っているところでございます。
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○くりはら議員 大まかな流れはお伺いいたしました。それで今、11月13日に審査会を経て、11月28日に仮契約というところまで来ているということで、あと、鎌倉市議会の議決を経れば本契約という形に流れていくのだと思います。
それで、私として一つ気になりますのが、優先交渉権者として公募型のプロポーザルで決定した会社のお名前で検索いたしますと、実は11月12日の時点で別件ではありますけれども、4者のカルテルにおいて独占禁止法の疑いで立入検査をされているというお話でございます。
こういった会社、業界全体のお話に広がるのか、その辺はちょっと今のところは分からないという状況ですけれども、いわゆる会社の資力信用性というのでしょうか、こういったところのお話でいいますと、先ほど審査会が11月13日で、このニュースが出ているのが11月12日でございます。ですので、その状況を知った上で今回、この審査が通過して、それをもって市も議案に出されたというところで、事実確認させていただいてよろしいでしょうか。
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○不破環境部次長 審査をされる、審査会の委員の方が個別に情報を取得されている方はいらっしゃったと思いますけれども、鎌倉市側からこういった報道がされていますということを積極的に説明はしておりません。
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○くりはら議員 説明はされていない上で、でも審査会で決定したので、議員の皆さんよろしくお願いしますという状態なんだなということは分かりました。
それで、この公募型のプロポーザルに関して、どういうものを評価項目として、どのような配点をされていて、今回何百分の幾つで、ここに決定とそういった資料が今回添付されていないんですけれども、議会に対して出せない理由をお伺いいたします。
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○不破環境部次長 この公募型プロポーザルのガイドラインの中で、これは市の内規にはなるかとは思いますけれども、このプロポーザルの審査会の結果につきましては、契約が締結された後に広く公表をするという形になっておりますので、現段階では公表をしていないという状況でございます。
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○くりはら議員 内規でそうなっていると。ただ、どういったところが評価されて、どういったところが駄目だと言われているのか、そういったところも1つの議員としての判断材料になるというところを考えますと、そういったものは後日発表しますというのはちょっと、審査している側、議員の側からすると、非常に大丈夫かなと思うところです。
あと、プロポーザルに当たっては、事前に入札のための上限額の設定というのをされると思うんですね。その上限額の設定の仕方についてお伺いいたします。
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○不破環境部次長 上限額の設定につきましては、令和6年度の予算の際に継続費としてお認めいただいた予算額を上限額という形で設定をさせていただいています。
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○くりはら議員 入札の際の上限額を市として決める際は、そもそもいろんな会社から見積りを取って、この見積りの額の平均なのか一番安いものなのか分かりませんが、見積額で決定していくのではないかと考えます。そもそもの金額の設定ですね。その設定の仕方についてお伺いします。
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○不破環境部次長 まず、中継施設を今回の方式、コンテナコンパクタ方式、こちらの手法で中継施設ができる会社を調べましたところ、4つございました。全国に4つありました。その4つの会社に見積りの設計、比較をするという形で御依頼をしたところ3者から辞退されて、出たのは1者でした。その1者の見積書、これを基本に実際に経費に我々で追加しなければいけないような業務もありましたので、その見積りにさらに必要な経費を加えて、また社会情勢の変化で人件費等の高騰等もございますので、そういったものも加味した上で経費を出させていただいて、それを上限額として設定をさせていただいたという形になります。
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○くりはら議員 鎌倉市名越中継施設整備発注支援等業務委託、見積設計図書比較検討書、この中を見ますと、鎌倉市として依頼先としてその4者というのが、極東開発工業株式会社、それから新明和工業株式会社、そして大栄環境株式会社、あとメタウォーター株式会社、この4者が、鎌倉市がこの中継施設の発注の際に対応できる会社だとおっしゃったその4者ということでよろしいですか。
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○不破環境部次長 委員おっしゃるとおりでございます。
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○くりはら議員 先ほど3者が辞退されて、1者が見積りを出してきてくださったと。その会社名、これはどちらになりますか。
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○不破環境部次長 新明和工業株式会社になります。
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○くりはら議員 そうしますと、この新明和工業が見積もったものに関して、鎌倉市としては経費等を載せて、それに対して上限額設定したものを議会に出してこられて、そして、今回その新明和工業に随意契約しようとなさっているという流れで間違いないでしょうか。
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○不破環境部次長 新明和工業からいただいた見積り、これを基に市で追加変更になる部分の積算部分を上乗せさせていただいた後に、公募型プロポーザルの募集をかけた際は、応募していただいたのは新明和工業1者でありましたので、そこで新明和工業株式会社と仮契約を結ばせていただいているということになります。
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○くりはら議員 また最初に戻りますが、資力信用性というところに関して、市としてはどのように今回、捉えていらっしゃいますでしょうか。要するに、ネガティブなニュースが流れている中で、こういった議案を出してこられているんですけれども、というところですが、お伺いします。
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○不破環境部次長 私どもといたしまして、新聞報道等は承知をしているところでございますけれども、我々としては、性悪説という形では捉えておらず、やはり法的な規定に沿ってやっていくという形であるならば、現時点では鎌倉市の入札指名停止取扱基準、こちらには該当もしておりませんので、今回新明和工業と契約をする、していきたいという提案については、特に問題はないと考えています。
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○くりはら議員 あと、よく国の補助金をいただくときとか、3者見積りを取るとか、こういったことを求められるかと思うんです。今回、見積りを最初に取ったところの新明和工業の額で、ずっとこれが正しいものと思っていますという形で市は動いていらっしゃるのかなと思うんですけれども、そこの金額の設定が、どの程度正しいのかというところの、その信用性という部分、価格の信用性ですね。会社の信用性ももちろん重要なんですが、価格の信用性という部分については、どういうふうに担保していただけるのか、お伺いいたします。
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○不破環境部次長 ごみ処理施設でございますけれども、国から示されておりますのが、市で仕様をきちんとつくった上で、これで整備しなさいというものではなくて、実際に設計施工一括の発注方式というものが適しているという形になっておりまして、あくまでも我々として提示するのが、実際に日量120トンの処理をしてください、また、方式についてはコンテナコンパクタ方式でやってください、施設の周辺の道路関係はこういう環境ですよと基本事項をお示しして、そのお示ししたものが最低限できるような形での見積りをいただいた上で、さらに公募型プロポーザルをして、それ以上何か技術の提案をしていただいて、それが基準点を上回っているかどうかということで判断をさせていただいているところでございます。
その最低の基準を、設備を造るための経費はこのぐらいかかりますと見積りをいただいておりますので、そこの部分は、その見積りというものは妥当なものだと判断して、令和6年度のときには予算要求をさせていただいた次第でございます。
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○武野委員長 よろしいですか。
(「はい」の声あり)
それでは質疑を打ち切ります。
日程4、5、6を一つずつ確認していきたいと思います。
日程4報告事項(1)ごみ処理施策等の進捗状況についての報告、この報告を了承かどうかを確認したいと思いますがよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
了承を確認しました。
次、日程第5議案第47号逗子市と鎌倉市との可燃ごみの焼却処理の事務委託に係る協議について、委員間討議の確認したいと思いますが。
(「なし」の声あり)
なしですね。
意見の有無を確認したいと思います。
(「なし」の声あり)
なしですね。
採決に入りたいと思います。
ただいまの議案第47号逗子市と鎌倉市との可燃ごみの焼却処理の事務委託に係る協議について、賛成の方の挙手をお願いしたいと思います。
(総 員 挙 手)
総員挙手で可決いたしました。
次に、日程第6議案第60号業務委託契約の締結について、委員間討議の有無を確認したいと思います。
(「なし」の声あり)
なしですね。
意見がおありの方はいらっしゃいますか。
(「なし」の声あり)
なし。
それでは、採決に入りたいと思います。
議案第60号業務委託契約の締結について、賛成の方の挙手をお願いいたします。
(総 員 挙 手)
総員挙手で可決いたしました。
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○武野委員長 日程第7「議案第56号鎌倉市廃棄物の減量化、資源化及び処理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。原局から説明をお願いします。
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○中澤ごみ減量対策課担当課長 日程第7議案第56号鎌倉市廃棄物の減量化、資源化及び処理に関する条例の一部を改正する条例の制定について説明します。
議案集(その1)84ページから85ページを御覧ください。
これまで本市において、家庭から排出される「小型二次電池等」のいわゆるリチウムイオン電池などについては、処理困難物として扱ってきましたが、現在、乾電池の資源化を委託している事業者施設において、資源化処理が可能であることが確認できたため、条例に規定する「危険又は有害な家庭系一般廃棄物」を見直し、小型二次電池等の収集及び資源化を開始しようとするものです。
条例の具体的な改正内容について、説明いたします。
資料1「新旧対照表」を御覧ください。
条例第21条の2第2項第2号の「危険又は有害な次に掲げる家庭系一般廃棄物」のイに規定している「乾電池」を、「一次電池、密閉形アルカリ蓄電池又はリチウム蓄電池」に記載を改めます。
ここで記載している「一次電池」とは、改正前の乾電池とともに、これまで処理困難物であったボタン電池が含まれます。
また、密閉形アルカリ蓄電池とは、コードレス電話などに使用されている「ニカド電池」や、充電式電池などの「ニッケル水素電池」のことをいい、リチウム蓄電池とは、モバイルバッテリーやハンディファンなど、多くの小型充電式電池として使用されている「リチウムイオン電池」のことをいいます。
なお、具体的な「収集対象品目」については、資料2を御覧ください。
主な品目としましては、リチウムイオン電池、ニカド電池、ニッケル水素電池の電池本体をはじめ、製品としては、モバイルバッテリー、ハンディファン、ワイヤレスイヤホン、加熱式たばこ本体、電動歯ブラシ、電気シェーバー、ボタン電池などの小型なものが対象となります。
最後に、この条例の施行期日は、令和7年4月1日からとします。
以上で説明を終わります。
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○武野委員長 それでは質疑に入りたいと思います。
質疑のある方お願いします。
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○日向副委員長 1点だけ確認させてください。出し方なんですけれども、この写真を見ると、資料を見させていただくと、これこのままなんです。これ電池を取るとってだけなのか、このまま出しちゃっていいのか、ちょっとそこだけお伺いしてもよろしいですか。
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○中澤ごみ減量対策課担当課長 こちら、月1回の不燃ごみと危険有害ごみを出す日にお出しいただくことを想定しているんですけれども、透明半透明の袋を使って出していただく危険有害ごみになります。電池を外す、外さないのところなんですけれども、中にはハンディファンとかで、電池がもう全然外れないような、もう内蔵型のものがあるかと思います。そういったものも、そういったものについては、特段無理やり外す必要はなくて、基本的には外していただくんですけれども、無理に外せないものは、そのまま透明半透明の袋に入れて出していただくということになります。
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○武野委員長 ほかに質疑はよろしいですか。
それでは、質疑を打ち切ります。
(「なし」の声あり)
委員間討議を確認したいと思いますが。
(「なし」の声あり)
委員間討議なしということで。
意見の有無を確認します。
(「なし」の声あり)
意見も特になしと確認いたしました。
それでは、採決に入ります。議案第56号鎌倉市廃棄物の減量化、資源化及び処理に関する条例の一部を改正する条例の制定についての採決に入りたいと思います。賛成の方の挙手をお願いいたします。
(総 員 挙 手)
総員挙手で可決いたしました。
それでは、休憩に入りたいと思います。
(11時44分休憩 13時10分再開)
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○武野委員長 再開いたします。
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○武野委員長 日程第8「議案第58号令和6年度鎌倉市一般会計補正予算(第7号)のうち環境部所管部分について」を議題といたします。原局からの説明をお願いいたします。
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○竹之内環境政策課担当課長 日程第8議案第58号令和6年度鎌倉市一般会計補正予算(第7号)のうち環境部所管部分について説明いたします。
議案集(その1)は、93ページを御覧ください。
第4条債務負担行為の補正につきましては、令和6年度鎌倉市補正予算に関する説明書に基づき説明いたします。説明書の13ページを御覧ください。
上から6段目の名越中継施設法面整備業務積算業務委託事業費は、名越ごみ中継施設の整備計画地のうち、土砂災害特別警戒区域にされている部分について、当該区域の指定を解除することを目的とした工事を実施するための公共土木工事積算システムによる工事数量の算出及び工事費の積算を民間事業者に委託しようとするもので、405万9000円を限度額とする、令和7年度までの債務負担行為を設定しようとするものです。
以上で、説明を終わります。
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○武野委員長 それでは、ただいまの説明で質疑がある方はいらっしゃいますか。
(「なし」の声あり)
総務常任委員会への送付意見の有無を確認したいんですけれども、ありますか。
(「なし」の声あり)
なしと確認いたしました。
環境部職員の入退室のために、暫時休憩いたします。
(13時12分休憩 13時13分再開)
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○武野委員長 日程第9報告事項(1)「戸別収集の進捗状況について」を議題といたします。原局から報告をお願いいたします。
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○実方ごみ減量対策課担当課長 日程第9報告事項(1)戸別収集の進捗状況について、資料に基づき、報告いたします。
戸別収集の進捗状況についてを御覧ください。
はじめに、燃やすごみ戸別収集業務委託契約について説明いたします。資料の「1 燃やすごみ戸別収集業務委託契約について」を御覧ください。
このたびの燃やすごみ戸別収集業務委託契約については、一連の収集業務を複数の契約に分けることで参入障壁を低くし、収集事業者が応募しやすい環境を整えました。具体的には、令和7年度の先行地区と、令和8年度以降のパッカー車で収集するA、B、C、D地区、軽車両を用いる軽車両地区、マンションなど集合住宅を中心に収集するマンションルートの合計7つです。
契約事業者の選定にあたっては、公募型プロポーザルを実施し、収集事業者の「これまでの実績」や「収集業務の実施体制」、「取り残しに対するバックアップ体制」や「緊急時のフォロー体制」などの項目について評価しました。
プロポーザルの結果、すべてのエリアにおいて「鎌倉廃棄物資源協同組合」が最優秀提案者となりました。同組合はこれまでも市の委託業務を確実に履行してきた実績があり、収集車や作業員についても戸別収集の実施に必要な体制を整えることができる計画を示している点や、緊急時においてもバックアップできる体制が整っていることなどが高く評価されました。
なお、燃やすごみ戸別収集業務委託の契約締結にあたっては、先行地区分においては、令和6年度から令和7年度まで、全市分においては、令和6年度から令和10年度まで、それぞれ債務負担行為を設定しています。
次に、市民周知について説明いたします。「2 市民周知について」を御覧ください。
はじめに、「広報かまくら」について報告いたします。前回の市民環境常任委員会でも報告したところですが、「広報かまくら」10月号で戸別収集の特集を組み、よくある質問をはじめ、排出容器や排出場所などについて紹介いたしました。
資料2を御覧ください。戸別収集に関するリーフレットを「広報かまくら」12月号と同時配布しました。リーフレットの内容は戸別収集の対象品目や出し方、エリア毎の開始スケジュールなど、市民の皆様に戸別収集全般についてあらためて周知するものとなっています。
紙媒体での周知に関しては、他にも9月末に、令和7年4月から戸別収集を開始する先行地区の自治・町内会向けにチラシを配布し、回覧していただきました。先行地区につきましては、年度内にもう一度、リマインドのためのチラシを配布する予定であり、令和7年4月から混乱なく燃やすごみ戸別収集に移行できるよう努めます。
その他にも、先行地区を中心に説明会を開催しており、今後は説明会に参加できない方にも情報がいきわたるよう市ホームページでの情報発信や戸別収集に関する動画を市公式ユーチューブに掲載するなどの取組みを行う予定です。
次に、集合住宅における排出場所設置状況について説明いたします。「3 集合住宅の戸別収集品目専用排出場所について」を御覧ください。戸別収集を実施するにあたり、現在、専用の集積所を持っていない集合住宅については、戸別収集品目専用の排出場所を新たに設定していただく必要があります。こちらにつきましては、9月中に先行地区にある集合住宅のオーナー等に通知を送付し、返答があったところから順次調整を進めています。令和6年12月12日現在、約半数のオーナーとの調整が済んでいる状況です。今後は残り半数との調整を進めると同時に、令和8年度開始地区につきましてもオーナー等への通知も含め、順次調整を進めてまいります。
続いて、集合住宅の集積所維持管理に係る補助制度の申請状況について説明いたします。「4 集合住宅の集積所維持管理に係る補助金について」を御覧ください。本制度は、集合住宅のごみ集積所を管理している管理会社や管理組合などの団体、集合住宅の所有者等を対象に、集積所の設置や集積所の維持管理物品の購入など、分別の促進による資源化に積極的に取り組む際の支援を行うもので、市ホームページや「広報かまくら」10月号、戸別収集品目専用排出場所に関するオーナー等への通知、各地域で実施している戸別収集説明会などで周知を図っています。令和6年12月12日時点で、合計17件の申請がきております。内容については、集積所の設置が多く、その他には監視カメラの設置などとなっています。
続いて、少量排出事業所収集制度について説明いたします。「5 少量排出事業所収集制度について」を御覧ください。当制度は戸別収集への移行に伴い排出機会を失う事業者について、一般廃棄物のうち燃やすごみを市で収集する制度として整備するものです。資料3を御覧ください。12月中に先行地区内にある事業所宛てに制度概要を紹介するこちらのリーフレットを送付いたします。
最後に、資料には記載しておりませんが、戸別収集実施計画について説明いたします。戸別収集について具体的な内容を示すものとして、「戸別収集実施計画」を策定します。当初は秋頃の策定を予定しておりましたが、説明会などでいただいた市民の皆様からの御意見や収集事業者との調整で確認できた事項などを反映させるため、記載内容を一部見直ししております。現在、その作業を進めているところであり、完成次第、市ホームページで公開する予定です。
報告は以上です。
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○武野委員長 それでは質疑に入りたいと思います。
質疑のある方、挙手をお願いいたします。
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○くり林委員 1番の燃やすごみ戸別収集業務委託契約に関しまして、緊急時の業務遂行の担保が見込めるということをおっしゃられておりましたが、具体的に緊急時というものはどのようなことを想定されていますでしょうか。
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○実方ごみ減量対策課担当課長 こちらで申し上げます緊急時なんですけれども、例えば、組合の中のどこかの会社で感染症が一気に広がってしまいまして、そこの会社が動けなくなってしまったときに、組合内のほかの会社がバックアップする、そういったところを想定しております。
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○くり林委員 次に、4番目の集合住宅の補助金に関しまして、資料で4件とありますが口頭では17件と御説明ありましたが、市内の集合住宅の数を考えると感覚値としては、あまりまだ知れ渡っていないのかなというか、申請数としては少なく感じたのですが、その辺りはどのように課題と捉えていらっしゃいますでしょうか。
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○実方ごみ減量対策課担当課長 御質問いただきました集合住宅の補助金なんですけれども、今年度につきましては、まず先行地区内の集合住宅を対象としております。先行地区内で新たに集積所が必要な、設置が必要な集合住宅というのは大体300ぐらいという形になりまして、その10%程度、30件程度が恐らく申し込むであろうということで予算を計上しておりますので、17件というところで、ある程度想定どおりの申込みが来ているかなと。今、実際17件の申請だけなんですけれども、お問合せなどもたくさんいただいておりますので、これから件数は伸びてくるものと考えております。
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○藤本委員 この戸別収集が始まってから、市民などからの意見などを拾う仕組みというのは、検討されているんでしょうか。
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○実方ごみ減量対策課担当課長 市民の皆様からの御意見というところなんですが、まだ予算はこれからになりますけれども令和7年度、まず先行地区が開始されましたら、その方たちを対象に市民アンケートを実施する予定となっております。
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○藤本委員 この戸別収集を始めるに至った、いろいろ質疑してきましたけれども、クリーンステーションの維持とかいろいろ問題があって戸別収集にするけれども、やっぱり戸別収集もいろいろ課題がある、出てくると思うんです。それで、将来的にそういった例えば市民からのコメントも含めて、戸別収集からまたクリーンステーションに戻すこととかもあるんでしょうか。
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○実方ごみ減量対策課担当課長 今のところ戸別収集に切り替えた品目に関しては、ずっと戸別収集でやっていくという形で考えております。
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○藤本委員 それは何ですかね。今回もちょっと、クリーンステーションを戸別収集に変換する何か、すごく決定的な数値とか、閾値があったとは認識していないんですけれども、その逆もしかりで、どうなんでしょうね。戸別収集の例えば費用なのか、利用者の使い勝手なのか、空になったごみ箱がすごく散乱するんじゃないか分からないですけれども、いろんなものがあっても、もうクリーンステーションにはもう絶対に戻さないということなんですね、一応確認なんですけれども。
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○実方ごみ減量対策課担当課長 もちろん市民の皆様の御意見というものを承った上で、政策決定することになると思うんですけれども、今私どもとしましては、クリーンステーション収集、非常に課題があると認識しておりますので、それを解決するために今回戸別収集を導入します。実際に戸別収集を実施している自治体は県内にもありますけれども、どこも戸別収集からクリーンステーション、集積所の収集に戻すという選択肢を取ったところはございませんので、私どもとしましても、戸別収集を確実に遂行していって、市民の皆様に戸別収集になってよかったと感じていただけるように進めていきたいと思っております。
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○藤本委員 始める前に駄目だった場合の話をするのもちょっとあれなんですけれども、戸別収集に関しては、まだやったことがない施策でありますし、進めていくには自信を持って進めていただくことはもちろんそうだと思うんですけれども、言いたいのはやっぱり柔軟な対応ができるようにしてほしいなということですね。いろいろ新しい施策を始めても、何か辞めることができないからやっていくというよりも、やっぱりそのいいところだったり、悪いところだったりをしっかり評価しながら続けていってほしいと思いますというので質問でした。
あと、やっぱりちょっと周知だけなんですけれども、やっぱりその戸別収集になるとか、何でなるのとか、いつというのがやっぱり、まだ今、周知段階ですけれども、いただくことがあるので、どういうふうにこのいろんな手法で周知していただいているのが、どれぐらい広がっているのかとかは、どういうふうに取っている、リサーチなんかしているのがあればお伺いしたいです。
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○実方ごみ減量対策課担当課長 市民への周知に関しましては、「広報かまくら」10月号の特集ですとか、12月号でリーフレットを全戸配布した、そういったことを行っているんですけれども。やはりそれを配付しますと、お電話ですとか、メールですとか、問合せが非常に増えるということで、ある程度皆様には情報が行き届いているのかなと思います。
あと今現在の戸別収集に関する周知なんですけれども、先行地区、令和7年4月から開始する地区を集中的にやるということで今、進めておりまして、その理由はと申しますと、令和8年4月からの方がちょっと混乱してしまうことを避けたいと、そういう気持ちから先行地区中心にやっております。実際先行地区のお宅に、今、排出場所の確認ということで、どちらにごみの排出容器を置くかというものを、一軒一軒、実は可能な限りお宅をお邪魔して確認しています。そのときに改めて、来年4月から戸別収集が始まりますということを御案内するとともに、ごみ、こちらに置きますかということを確認するということで、皆様に知っていただきたいということで今、動いているところです。
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○藤本委員 排出場所も結構、広報紙読んでいますけれども、本当に家によって分からないところすごく多いと思っていて、今、一軒一軒確認していただいているということで安心したんですけれども、やっぱりちょっと全域になったときに、結構そこの問合せとか、ちょっと私自身不安があるというのがあるので、ちょっと対応が大変になるかなと思いますけれども、お願いしたいというのと。
あと確認としては、うちは対象地域じゃないので、全然その温度感がないんですけれども、これ近づいてくると、容器を用意しなくちゃいけないよねみたいな、何となくざわざわみたいな感じになるんですかね。これはじゃあ、対象地域に関してはもう準備段階に皆さん入っているという感じなんですかね。
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○実方ごみ減量対策課担当課長 先行地域での説明会に当たりましては、可能な限りちょっとスペースの問題もあるので、可能な限りなんですけれども、ごみの排出容器のサンプルを説明会の会場に持ち込みまして、大体のサイズですとか、こういったものを御用意いただくと、ということをイメージをつかんでいただくようにということで取り組んでおります。あと市内で、ごみ箱を取り扱っている業者、お店、そちらにお伺いしまして、戸別収集、今度始まりますので、市民の方がこれから御購入を検討されることになると思いますということをお伝えしまして、実際にちょっと特設コーナーじゃないですけれども、設けていただいたりとか、そういうような形で今進めているところです。
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○藤本委員 それもすごく心配で、みんながすごいどこに買いに行くんだろうとか、いろいろちょっと気になっていたので、一応確認ですけれども、用意する個別の容器に関しての補助とかは特にしない、市としてはないということで、一応確認で、ですよね。
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○実方ごみ減量対策課担当課長 戸別の容器に関しては、補助の予定はございません。
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○児玉委員 これ私、毎回質問しているような気がするんですけれども、戸別収集いよいよ来年4月から始まる、先行して1万世帯始まるということで、私のところには実際にそういうごみの収集に携わっている方とか、また市民の方から、やっぱりかなり根強い、不安を抱いている方の御意見が結構ありまして。そういう方々は、絶対戸別収集はうまくいかないと言い切る方もいて、そう思っている方もいらっしゃるし、一方で、すごい期待をされていて、本当に楽しみ、楽しみというか本当に期待されている方もいらっしゃる中で、市としてはまず、先ほど御説明にもありましたとおり、最初の先行する1万世帯の対応がある種、ここをいわゆる勝ち切るというか、しっかりと問題なくやり切るということがとにもかくにも大事だと思うんですけれども、その辺の不安の声も確かにあるんですけれども、それに対し市としてどういう対応というか、どう説明をされていますでしょうか。
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○実方ごみ減量対策課担当課長 実際に説明会ですとか、あとまたお電話などでそういった御不安な声を聞くことはございます。そういったときには、よくよくお話を伺いますと、過去に鎌倉市でモデル事業というものをやっているということをまず御存じない方が結構多くて、何年間かモデル事業を特に山ノ内地区のような複雑な地形でも問題なくできましたよというところをお話ししたり、あと鎌倉だけで進めているんじゃないのとお感じになっている方もいるんですけれども、ほかの県内の近隣、藤沢市と葉山町のように道が狭かったり、勾配があるところでも無事にちゃんとできているんですよということを説明いたしますと、ある程度皆様納得いただけるのかなという感じです。
それでもやっぱりなかなかやってみないとというところはあると思いますので、戸別収集は本当にやってみないと分からないというところが一番大きいかなと思いますので、丁寧に対応していきたいと考えております。
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○日向副委員長 集合住宅の戸別のところで、先ほど質疑もあったんですけれども、この排出場所を、一軒一軒回っていただいているということなんですけれども、集合住宅によってはそういった場所ももともとそういうのを確保できないで建っているところもあると思うんですけれども、そういったところに対してはどのような御対応をされるのか、お伺いします。
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○実方ごみ減量対策課担当課長 今、集合住宅は皆様に集積所を決めていただいて、必要に応じて現地確認ということをしております。私どもとしましては、収集効率を考えると、道路に面したところに新たに集積所を設けていただきたいとお願いはしているんですが、どうしてもそれは難しいということであれば、例えば、階段下のスペースとか、空いているところに決めていただくという形で対応を取っておりまして、今のところ全く集積所を設置できないというケースはないとなっております。
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○日向副委員長 本当に一軒一軒回っていただいているんだなというのもあれなんですけれども、今後、今、先行エリアの方たちのオーナーへ送付して、12月から新しい全市エリアということなんですけれども、実際に全市エリアに向けては、再来年、令和8年度からだと思うんですけれども、その間に例えば、集合住宅が新たにできたりとかすると思うんですけれども、そういったところに対して、例えば今、もう令和8年度から戸別が始まるので、そういったスペースが必要ですよと、要は後づけにならないような形、でもそれは、先ほどの話では戸別は続けていくということでしたので、そういうのを含めると、やっぱり鎌倉市としてはそういうのをやっているんですよというのを、今後、新たに集合住宅を建てるようなオーナーの方たちにも周知とかをしていって、そのときに補助金が使えるかどうかちょっとまた別なのかもしれないですけれども、そういったところもやっていっていただけると、令和8年度また4月に向けて調査したときに、もうちょっと早く言ってくれればこの工事期間中にこの場所にそういうのを設置できたのになとか出てきちゃうと思うので、その辺については何か対応していただける部分があるのでしたら教えてください。
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○実方ごみ減量対策課担当課長 今現在、最近新しく造る集合住宅に関しては、比較的もう集積所をあらかじめ造るという形、クリーンステーションという形で設定しているところが多いと認識しております。ただ、そうではないところも中にはございますので、そういった新しく建つというところの情報を確実につかんで、市としてそういった御案内をしていくというのは必要だと思っておりますので、対応していきたいと考えております。
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○日向副委員長 もう1点、資料1の5番の少量排出事業者の収集のところでございます。ここの、これまでのクリーンステーション収集というところで、一般質問をちょっとさせていただいたんですけれども、この事業所の対象の事業所数というのは、もう市としては把握できているという認識でよろしいですか。
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○実方ごみ減量対策課担当課長 こちらにつきましては、全市展開した段階で、約1,500社ぐらいが対象になるかなと考えております。それは実際もう既に実施している藤沢市を参考に、事業者の規模ですとか、あと市内の割合ですとか、そういったところから算定した数字になります。
先行地区につきましては、大体エリア的には5分の1ぐらいのエリアになりますので、300社ぐらいの会社がお使いになる対象なのかなと捉えております。
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○日向副委員長 大体1,500社、全市としては1,500社ぐらいというところで、市としても把握している、していくということだと思うんですけれども、小規模排出事業者の収集制度は、これまでのクリーンステーションに出していた方たち、やむを得ず出していた事業所の方だと思うんですけれども、今回、これは事前登録制というところにはなっているんですけれども、例えば、市として把握できている1,500社ぐらいというところの部分と、例えば、実際にこれを申請しないではないんですけれども、こういうのが来ても自分のところが対象かどうか分からないというか、これまでどおり家庭系ごみとしてと、ちょこっとだしと思ってされちゃうと困るんですけれども、その辺の市として逆に、事業所として対象ですよみたいな形で、その事業者に対して何か伝えていくような、そういったことというのはお考えでしょうかね。
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○実方ごみ減量対策課担当課長 事業系ごみの取扱いにつきましては、そこの周知は必要だと考えておりまして、実際に今、いろいろお話を伺う限りでは、事業系ごみという、そのもの、ルールを御存じないところもまだあるということなので、今回のこの制度を御案内する中で、事業計画のルールというものをきちんとお伝えしたいと考えております。
そういった排出事業者につきましては、啓発指導員という者が、啓発指導をするような仕組みがございますので、そういった事業系ごみが混ざっているという情報が入ったときには、そちら実際に訪問して、事業系ごみは適正な排出をということでお願いするといったこともやっておりますので、戸別収集と、あと事業系の担当部署と連携して取り組んでいきたいと考えております。
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○日向副委員長 本当に、それこそ本当に一軒一軒の個別をしながらの中を見てというところになると思うんですけれども、やっぱりこれまで、クリーンステーションに出していたという方たちにとって、これは本当は事業系なんですよというところと、それをしっかり区別して出していただくということが、やっぱり今回、この収集制度を導入したことだと思いますし、実際にこれを使って出している事業者と、使わないで出している事業者ができてしまうと、やっぱりそれは不公平になってしまいますので、やっぱりこういった制度を確立して、しっかりとした適正な排出というのを促すということでやられるということですので、ぜひそこの部分で、市としても把握できている範囲では、その事業所の方たちに対して、こういう形で事業系の袋を買って出してくださいという形で促していっていただきたいなと思いますけれども、そういった形について、最後にもう一回お願いしてもよろしいですか。
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○実方ごみ減量対策課担当課長 この制度を活用して適正に排出していただく、そういったところのお願いをきちんとしていきたいと思っております。
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○武野委員長 ちょっと委員長からなんですけれども、ちょっと二、三、質問させていただいてよろしいでしょうか。
戸別収集の件についてが2つ、事業系ごみについてもちょっと2点ほど、ちょっと質問したいです。
一つは、今回のプロポーザルで先行の委託というのが令和7年度までだけれども、事業者そのものは令和10年度末までの契約なのか、何か非常に複雑ですっと頭に入ってこない、契約の関係は令和7年度末なのか、はたまた令和10年度末なのか、その辺ちょっと整理をもう1回していただけないでしょうか。
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○実方ごみ減量対策課担当課長 まず、令和7年4月からの先行地区、こちらの契約につきましては、令和7年度末までです、令和8年3月31日までの契約となります。そのほか、令和8年4月から全市のエリアの契約につきましては、令和10年度末、令和11年3月31日までの契約期間となっております。
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○武野委員長 これ同じ事業者が、令和10年度末までということでよろしいんですよね。同じ事業者が今回選定されたということで。
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○実方ごみ減量対策課担当課長 全て同じ組合になります。
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○武野委員長 あともう一つ、プロポーザルの結果なんですけれども、1つの事務所になったということで、当初、先ほどの報告にもあったように、エリアを分けて別々の事業者に入ってもらう予定だったと。それが私はバックアップ体制としていいのかなと思ったりしたんです。ところが1者になったというところで、報告の中でもバックアップ体制としては、組合だということで、先ほどくり林委員の質問の中でもありましたけれども、組合内でやるというバックアップ体制になるということで、もし小さな事業所があるエリアだけを担当するようになったときに、そこが事情があってできなくなったり、インフルエンザとか、感染症、そのときのほかの事業者を探すのは市がやらなきゃいけなくなるけれども、今回は、組合に全部お願いできるということになるということでよろしいですか。
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○実方ごみ減量対策課担当課長 お見込みのとおりでございまして、組合の中である会社が例えば、何かあった、トラブルが起きたときにも、組合内のほかの会社がバックアップしていただけるという形になります。
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○武野委員長 心配なのはやっぱり、小さな事業者も選定しておいたほうが、その事業者が将来的にも成長していくんじゃないかなと、何かあったときにもそういった事業系が戸別収集世の中増えていったりすることを勘案しますと、そういうことかなと思ったけれども、これはそれでいいです。
この中の選定のときに応募の中で、いろんなものを申請の中に出す、そのときに従業員の年代別だとか、車両台数だとか、そういうものが御報告の中に入っていたんですけれども、本当だったらそれの中身を知りたいところなんですけれども、応募したところのほかの事業者も含めて、実際に聞いたところで黒塗りで出てくるんでしょうから難しいんですけれども。つまりこれ、本当に持続可能なという点で言えば、従業員の年代が平均的にいらっしゃるとか、そういうことが重要かなと思っております。若い人は今、環境問題非常に関心持っています。ただごみだよということで、汚いからとかいう形で応募が会社に入ってこないというのではなく、そういった皆さんのプラスの面、それとか、災害のときに、駆けつける若者なんかもいっぱいいます。そういうことを考えまして、どういう年代の従業員がいらっしゃるかということは、これは私たちには示されないものであっても、よくそこは見定めて、しかも啓発って、事業者に対してどこまで口を出せるかがあるけれども、そういう視点で、ぜひ従業員を獲得してほしいとか、そういうこともあるんじゃないかと思うんですけれども、その辺ちょっと私は心配しております。いかがでしょう。
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○実方ごみ減量対策課担当課長 私どももこの先、戸別収集を続けていくということに当たって、やはり働いている方の年齢層を、そこを知ることが必要だということで今回、事業者に渡していただきました。本当に20代から、上はもう70代ぐらいの方ももちろんいらっしゃるんですけれども、決して高い年齢層のところに偏っているということはなく、若い方もたくさんいらっしゃるということは確認できていますので、そういった方たちにも魅力に感じていただけるような収集ということで、鎌倉市も市としてどこまでできるかというのはなかなか難しいところはありますけれども、事業者と一緒になってうまくやっていければと考えております。
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○武野委員長 ほかよろしいでしょうかね。質疑は打ち切って。
(「はい」の声あり)
では、これで打ち切りたいと思います。
了承かどうかの確認をいたしたいと思いますけれども、了承でよろしいですか。
(「はい」の声あり)
了承と確認しました。
それでは、環境部職員の退室のため、休憩いたします。
(13時46分休憩 13時47分再開)
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○武野委員長 再開いたします。
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○武野委員長 日程第10その他(1)「継続審査案件について」、事務局から報告をお願いします。
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○事務局 さきの9月定例会におきまして、閉会中継続審査となっている案件が5件ございます。このうち、「観光・商工政策について」及び「災害時の現地的な運用及びその他防災の施策について」は、10月22日及び10月23日に当委員会にて視察を行い、その後議長に報告を行っております。このためこの2件は削除し、その他3件についての取扱いの御協議をお願いいたします。
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○武野委員長 いかがでしょうか。そのまま引き続き継続とすることでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
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○事務局 ただいま継続審査とすることを確認いただきました3件について、最終本会議において、閉会中継続審査要求を行うことについて、御協議、御確認をお願いいたします。
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○武野委員長 今の報告のとおりでよろしいですか。
(「はい」の声あり)
継続審査を確認いたしました。
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○武野委員長 日程第10その他(2)「次回委員会の開催について」、事務局、お願いします。
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○事務局 次回の委員会ですが、12月20日(金)、午後1時30分、議会第2委員会室で開催でよろしいでしょうか。
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○武野委員長 今の報告、12月20日(金)、午後1時30分よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
よろしいですね。確認いたしました。
以上をもちまして、本日の委員会の審査が全て終了いたしましたので、これで閉会いたしたいと思います。
以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
令和6年(2024年)12月12日
市民環境常任委員長
委 員
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