○議事日程
総務常任委員会会議録
〇日時
令和6年(2024年)4月23日(火) 11時10分開会 13時36分閉会(会議時間0時間52分)
〇場所
議会全員協議会室
〇出席委員
中村委員長、長嶋副委員長、武野、池田、岡田の各委員(千委員は欠席)
〇理事者側出席者
藤林総務部長、山戸総務部次長兼財政課長、内田総務部次長兼職員課担当課長、椎谷職員課担当課長、矢部健康福祉部次長兼福祉事務所長兼福祉総務課長、石黒健康福祉部次長兼市民健康課長
〇議会事務局出席者
茶木局長、木田担当書記
〇本日審査した案件
日程第1 議案第2号令和6年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)
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○中村委員長 それでは、ただいまより、総務常任委員会を開会させていただきます。
まず、会議録署名委員の指名を行います。委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。池田実委員にお願いいたします。
なお、先ほど、千一委員から病気のため欠席する旨の届出がありましたので、御報告いたします。
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○中村委員長 本日の審査日程の確認でございますが、配付いたしましたとおりでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
それでは、関係課職員の入室について、事務局から説明いたします。
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○事務局 日程第1議案第2号令和6年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)において、補正予算に関連する福祉総務課及び市民健康課の職員が入室することについて、御協議、御確認をお願いいたします。
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○中村委員長 よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
では、事務局の報告のとおり確認いたしました。
続きまして、総務部の執行部異動職員の紹介がございますので、よろしくお願いいたします。
(職 員 紹 介)
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○中村委員長 それでは、日程第1「議案第2号令和6年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)」を議題といたします。
まず、事務局から教育福祉常任委員会からの送付意見有無を確認させます。
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○事務局 教育福祉常任委員会からの送付意見はございませんでしたので、御確認をお願いいたします。
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○中村委員長 送付意見なしということでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
それでは、原局から説明をお願いいたします。
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○山戸総務部次長 議案第2号令和6年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)について、その内容を説明いたします。
議案集(その1)の7ページを御覧ください。
第1条、歳入歳出予算の補正につきましては、令和6年度鎌倉市補正予算に関する説明書に基づき、歳出から説明いたします。
説明書の8ページを御覧ください。
第10款総務費、第5項総務管理費、第5目一般管理費は278万9000円の増額で、人事給与システム改修に係る経費の追加を。
10ページに移りまして、第20款衛生費、第5項保健衛生費、第10目予防費は、4441万2000円の増額で、予防接種健康被害救済給付金の追加をしようとするものです。
次に、歳入について説明いたします。
戻りまして、補正予算に関する説明書は6ページを御覧ください。
第55款国庫支出金、第5項国庫負担金、第15目衛生費負担金は、4441万2000円の増額で、新型コロナウイルス予防接種健康被害給付費負担金の追加を。
第75款繰入金、第5項基金繰入金、第5目財政調整基金繰入金は、278万9000円の増額で、財政調整基金繰入金の追加をしようとするものです。
以上で、一般会計補正予算の内容説明を終わります。
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○中村委員長 これより質疑に入ります。御質疑のある方いらっしゃいますでしょうか。
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○岡田委員 先ほど、議場で長嶋副委員長がいろいろ言われて、私も聞いていたのですが、端的に申しまして、今ここ出ていますけれども、4441万2000円。国庫支出金ということで、救済金ということで今、言われたんですけれども。それはそれでいいんですが、一つはどなたに支払うのかということが分からないんで、いや、こういうことだから救済金出してと言われても、そうなの、信じるだけみたいな、ちょっと違和感があって。というのは一つは、道路に起因する事故ということでやった場合に、お金、保険金が下りているんですけれども、どういう事故で、相手方がどうでというのは報告されていますよね。議員の手元には、相手方の住所、名前、何か載っているけれども、本会議ではそこはしゃべらないで、スルーされてやられていると。これもちょっとおかしいなと私は思っているんですけれども、それはそれとして、分かるようになっている。
それで、あと、過去に秘密会というのもあったんですが、教育関係で不祥事があって、これはどうなんだということで、秘密会では名前を出してもらってきちんとやるというようなこともありました。そういう意味では、我々が、お金をどう、出す、出さない、それで、国が出したからノーゼロで出すわけじゃないわけで、我々も考えて議決していかなきゃいけないわけで、何か分からないけれども、信用してね、頼むよ。よろしくみたいなことでやられてはちょっと困るなと私は思っています。
絶対こうだと私は言いませんけれども、一つは、救済の対象者に国の認定書というのが
多分あると思うんですけれども、それが公表できるのか、できないのか。それが一つ。
それからもう一つは、先ほど言いましたように、秘密会だと、名前を出すことはできるんじゃないかと私は思っていますので、できれば、秘密会にしてほしいなと思うんですが、そこら辺の考えはどうでしょう。
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○中村委員長 行政の考え方ですか。
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○岡田委員 うん。行政の考え方。
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○中村委員長 では、ちょっと今、質問二つあって、秘密会の云々の前に公表の、要するに認定をどう公表するのか、そこの部分を先に答えてもらえますか。
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○石黒健康福祉部次長 まず、国の決定通知書につきましては、一部非公開という形には個人情報の部分は非公開になりますけれども、公開することは可能になります。
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○中村委員長 いいですか。その質問に関しては。後段の質問の部分は。
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○岡田委員 ああ、そうかそうか、ごめんごめん。ああ、では、悪かった、悪かった。
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○中村委員長 では、いいですよ、先に。
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○岡田委員 いやいや、後段、質問……。
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○中村委員長 秘密会にするのか、というところですよね。
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○岡田委員 はい。
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○藤林総務部長 まず誰に支払うかという点でありますけれども、委員おっしゃるとおり、市が損害賠償をして支払うという性格ではなくて、道路管理の起因の例をおっしゃっておりましたけれども。市が賠償するというものでなく、国が賠償するものについて、市が負担金としてそれを計上しておりますので、その金銭については、相手方云々というよりもその負担行為としての負担金を支払うということで、この4000万円以上の金額を上げさせていただけるということになりますので、議案上では、相手方は現れないという性格のものになっております。
秘密会で行うかどうか、という観点でありますけれども、執行部側といたしましては、今、申し上げましたとおり、国の賠償金を負担金として支払うという行為……、失礼しました。賠償金と申し上げましたけれども、国も負担金として支払う。市もそれに対して負担金として支払うという性格になりますので、その相手方に関する、秘密会云々という扱いについては、なじまないのではないかなという判断はしております。
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○岡田委員 まず1つ目、決定通知書を公表できますよと言われたんですけれども、それはどういう場で公表できるのか、今この場でね、公表できるのかどうかというのが1つ。
2つ目、秘密会はなじまないと言われましたけれども、こうやって、もう議会かけてやっちゃって、我々が判断しなければいけないので、国が言っているから何でも、はい、とはならないんで、その人その人の考え方があるんで、多数で決議すればそれはそれで民主主義だから、多数に従うと。それは当たり前だと思いますけれども、そういうことで言えば、今ここで議論しているわけですから、皆さんが、うん、そうかなと思えば、秘密会をやってもらいたいし、今、なじまないと言われたけれども、私としては、そういうことではないと、我々の立場からすると、そうだね。はい、では、やりませんみたいにはならないんじゃないかと。お金のことで言われれば、それは、言われていることは分かりますけれどもね。我々の、議員の立場から言わせてもらうと、そうなの、はい、そうですね、とはなかなかいかないかなと私は思っています。
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○中村委員長 前段の質問だったのか。
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○岡田委員 ああ、前段の質問、はい。
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○中村委員長 何か……。
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○岡田委員 決定通知書の公表ね。
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○中村委員長 公表についての、何か。いいですか。
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○石黒健康福祉部次長 議会からの資料要求という形でいただければ、公開することは可能だと考えます。
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○岡田委員 議会のほうから公表してよと言えば公表するということなんで、ありがとうございます。ただ、私は公表してほしいと個人的には思っていますけれども、多数にやはり従うわけですから、議会の判断というのを待たなきゃいけないかなと思っています。
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○中村委員長 ほかに御質疑ありますか。
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○武野委員 今回の補正2件について質問します。今ちょうどコロナのワクチンの話がありますが、ちょっと最初から行きますね。人事給与システム改修の費用が出されております。これ、いや、何だろうと思ったんです。なぜかというと、ここはね、昨年、閣議決定されたデフレ脱却のための総合経済対策。これはね、非課税世帯だけではなく低所得者向けということで、昨年度、だから昨年の2月も補正が出て、言ったものと同じ、それに関することですよね、まず、確認、ちょっとね、分からないことばっかりで確認が多いんですけれども、そういうことですよね。
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○山戸総務部次長 本件補正予算の根拠となっておりますものにつきましては、御指摘のとおり、令和5年11月に閣議決定されました総合経済対策の一環として、所得税と住民税、合わせてお一人4万円の減税、扶養家族ですとかの状況によってまた変わりますけれども、一般的に4万円減税と世間で言われている、この施策を実現するためのシステム修正でございます。お見込みのとおりです。
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○武野委員 それで、ちょっとあれっと思ったのは、低所得者向けの対策だったと思っていたのでね、それで市職員の人事給与システムの改修となっている、職員の中で低所得者の方がいらっしゃるということでしょうか。
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○山戸総務部次長 こちらは、低所得の方々に限定をして、4万円、幾らかの給付金を、プッシュ型で差し上げた施策とは別に、これは所得税、住民税から一律減税をされるものでございます。
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○武野委員 システム改修費ということでは、全部市費ということになるんですよね。
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○山戸総務部次長 こちらは今、予算上全額市費で計上しております。国からいただきます給付金、こちらが市の内部システムにまで活用できるのかどうなのかといったところは確認中でございますので、こちらは交付金の金額には当然、上限がございますので、その上限の中で活用が可能なのかどうなのか、仮に活用が可能であれば、あえてこれに使うのか、別のことに活用するのかといったところは、市の中で検討を重ねる必要があると思っております。
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○武野委員 市民に対してはね、国が措置をしているというシステム改修はね、やってきたものだから、あれと思ったりしたんです。それで、これからのことで、この当時の2月の質疑の中でも言わせていただいたんですけどね、令和6年に入手可能な課税情報を基に給付するという部分ですね。4つあるうちの最後の4個目のところというのは、本当に非常に大変な作業、市の職員が大変な作業になると思っておりますので、この辺は、システム改修費は、これはまた別に検証されるんでしょうかね。人海戦術だとなかなかこの計算も大変だったりすると思うんですけれども、新たにまた補正予算が出るということでよろしいですか、そのシステムの関係で言うと。
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○矢部健康福祉部次長 市民向けの減税の部分につきましては、今現状も計算をしているところでございますので、これから6月議会におきまして補正予算も計上させていただく部分につきましては、定額減税がし切れない方に対して調整給付というものがございまして、ここの部分については、こちらの部分の計算に当たるシステム費ほか、人件費等を6月議会に補正予算で計上させていただきたいと考えております。
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○武野委員 もちろん国がシステム改修費は出すんだろうなとは思いますけれども。人の配置も本当に大変だと思うのでね、そこは、人事の人はいたね。お願いしたいと思っております。
次の予防接種事業についてです……。
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○山戸総務部次長 申し訳ございません。先ほど私の答弁の中で、職員の給与からの減税につきまして、一律という言葉を申し上げましたが、すみません。少し誤解を招くといけないので補足させていただきます。厳密に申し上げますと、令和6年度の所得税に係る合計所得金額が、1805万円以下の者が対象になりますので、対象から外れる職員はまれだと思うんですけれども、一律というのはちょっと言葉が過ぎましたので、その点訂正させていただきます。
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○武野委員 国に翻弄されているなと思うんですよね。自治体はね。本当に、消費税を減税すれば一番簡単なのにと思ったりもしておりますけれども、次の質問をします。
先ほどの教育福祉常任委員会の質疑を聞いておりましてね、幾つか、ふーん、あれと思うところが幾つかありましてね。こんなに長い間、パンデミックといいますか、不安がこの世界を渦巻いたことはないなと。初期の頃からしばらくしたら、今度は若者の副反応や後遺症ですよね、という情報がマスコミ、テレビなどにも出されてきてね、やっぱり年齢というのは重要だったと思うんですね。だから65歳以下という話し方というのはいかがなものかなと思ったりもしております。
それで決定文書というのが、決定の認定、先ほどの本会議でも6,914件ということが出されましたけれども、この中には年齢は、決定文書の中には年齢は書かれているんでしょうか。
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○石黒健康福祉部次長 決定……、少々お待ちください。決定通知書の中には、年齢という項目は確認できません。
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○武野委員 だから、問題が今起きているという部分も、公表できないということですよね。先ほどの答弁の中でね、それを鎌倉市が交付すると、知り得ない情報と連携するおそれがあるということをおっしゃいました。何かなと、知り得ない情報の一つとしては、鎌倉市ということだと思うんですけどね、それは都道府県とかは公表していないからということで、そのほか何かあるんでしょうか。
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○石黒健康福祉部次長 国の審議会で結びつけられないということを前提に、詳細な情報で審議をしているんですけれども、その中に関連する基礎疾患であったり、既往歴ですとか、今回の疾病の経過ですとか、それなりに細かいところまで公表されております。例えば、既往歴一つとっても、普通に高血圧とかというものならそんなに皆さん知られたくない情報ではないのかもしれませんけれども、疾患名によっては、やはり周りの人には知られたくない情報というものも含まれていると思いますので、そういう情報と鎌倉市が公表することで結びついてしまうおそれがあるということで、公表をしないということにしております。
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○武野委員 そういう場合に自治体から出されたものについて、公表する部分はこれとか、しない部分これという、調整はできないものなんでしょうかね。うん、そういうこと。ぱっと出したら全部ぽんと、全部公表されちゃうということですか。やっぱりデリケートな問題でもあって、御家族との相談や、その後の世論のどんな形で、変な形で広がっちゃうということのものはちょっと控えてくださいとか、そういうふうに調整はできないものなんですか。
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○石黒健康福祉部次長 市として公表するならば、当然同じ形で公表していかなくてはいけないと思いますし、もちろんそこに御家族、御遺族の御希望ももちろんあると思うんですけれども、では、それをどこまでどういう範囲でというのは、かなり難しいことになるのかなと。そこから波及する、連結されて波及するいろいろな誹謗中傷ですとか、というところまで想定がもちろんできることもあると思うんですけれども、想定できないようなところまでつながってしまうというようなことも懸念されるので、そこについてはちょっと慎重に考えさせていただいているところです。
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○武野委員 結構長い期間を要していますね。それでやっぱりね、国がやっていないことを市が公表できないということが、そのことによっての不合理が、問題が起きていやしないかとか、そういうものも含めて国に対して、公表の仕方というのを、改めてもらうというか、提案するというか、意見を出していくということはできないんでしょうか。
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○石黒健康福祉部次長 国はこの審議会の中では、かなり詳細な情報も含めて公表して審議をしています。公表する内容についてを市としてもっと公表してくれというような多分要望は難しいところだと思いますし、国から再三やはり国が発表している情報と、市町村でもし発表するとしたならば、個人が特定できないような形にくれぐれも留意するようにというような通知も出ているような状況ですので、そこについては非常に、さらに公表してくれる内容を出してほしいということの要望はちょっと現時点では考えることはできないと思います。
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○武野委員 いずれにしてもね、本当にね、命を落としてしまったその御家族含めて本当に、胸の痛い思いをしております。そういう話を聞くと、さらに市民、国民の中には不安が広がる。だからやはりこの情報化社会の中で、それぞれその情報を知って、どうするべきかということをね、やはり考えられるようなことが必要だと思うんですね。だから、少なくともやはり年齢64歳以下とかいう決め方というのは、もうちょっと何とか、若い人の中での後遺症が広がって不安があるということもあるわけですから、ちょっとそこら辺の、例えば年齢をもうちょっとね、区分するとかいうことの進言で国に対して意見を言っていただきたい。最低限というか、思うんですけれども、さっき吉岡委員も言っていましたけれどもね。やはりそうはしないということですかね。
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○石黒健康福祉部次長 国の審議会では、年齢公開されているんですね。すみません、年齢階層別で、その副反応疑い報告ですとか、健康被害救済制度の診察数というものが、年齢階層別、もっと細かい年齢階層別で集計されているかというと、それはないので、もしやるとすれば1件1件全部集計を市でしていかなくてはいけないという状況になります。鎌倉市として、市の中で死亡認定された案件が何件で、その人が何歳というやはり物すごく数としては少ない中での公表よりは、やはり国の全体での件数の中での発生数というものを見ていただくほうが、実際に接種するかどうかという判断をする際には、有効なのかなとも思いますので、現時点では、鎌倉市では64歳以下ということで公表させていただいております。
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○武野委員 思いますのでというのは、個人の意見のように聞こえますけれども。そうなんですか。一人の命が亡くなったということよりも、いろんな事案の集計をして、多い傾向というのを公表したほうがより判断、市民がワクチン接種の判断に有効だという答弁ですか。
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○石黒健康福祉部次長 その接種をするかどうかを皆さんが判断する上では、国全体で今こういう進達の受理が1万を超えてありまして、認定件数がこのくらいあって、そのうちの死亡というのがこのくらいあるというような中で考えていただくほうがいいのではないかと考えていますので、そのように市のホームページでも公表させていただいているところです。
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○武野委員 おしまいにしますけれどもね、やはり何で、何でという国民、市民の思い、何で、というところに答えられるような情報をもっとちゃんと出すほうがいいなとは思いますけれども、相手が国なんでね、これはちょっと時間もかかるかもしれないし慎重だというのはよく分かります。だからといってしようがないねといつまでも、これはしようがないねと済まされずに、まだ問題が解決しているとは思えないのでね、つまり、コロナがまた増えてきましたからね。増えてきた傾向があったという報道もありましたから、そこは、慎重に慎重を期するのも結構ですけれども、世論といいますかね、何でという声にも答えられるような新たな方策というか、国に対してもちゃんと意見を言っていただきたいと思っております。
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○中村委員長 ほかに、皆さんよろしいでしょうか。
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○長嶋副委員長 公表についてこの場で聞くつもりはなかったんですけれども、答弁があまりにもひどいので。今の次長の答弁から行ったら、国全体の数字で、被害の数字で判断してもらうというのだったら、私が前から言っているとおり、「広報かまくら」のトップページにそれをきちんと載せて、毎回数字が更新したらずっと載せてくださいよ。あなたたちは、接種を推奨することは広報のトップに掲げてね、ホームページにも、御丁寧に上のところにでっかいリンクを貼ってクリックして入るようにどんどん推奨したでしょう。それで被害が出たんだから同じようにやってくださいよ。そうするべきでしょう。国全体と個々に言えないんだったら、何でそれやらないんですか。おかしいでしょう。やってくださいよそれ。それをやっているなら、今の答弁は認めるけれども、やっていないんだから。広報の一面に書いてください。国全体の被害状況。いかがですか。
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○石黒健康福祉部次長 広報の一面ではないんですけれども、今ホームページの個別キーワードのところにボタンを一つ、新型コロナウイルスの健康被害、あと副反応と健康被害ということで……。(「聞いてないよ。聞いていないことは答えなくていい。」との声あり)
ホームページの中でも分かりやすく、そこにアクセスできるようにということはしているところです。
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○長嶋副委員長 そんなこと聞いていません。広報の一面に載せてくださいと申し上げました。それと、ホームページ、分かるようになっていませんよ、そんなの。探すの大変ですよ。それはね、矢部次長がね、前、最初の頃から載せてくれています。それについてはほかの自治体に比べたらやってくれているから感謝はしていますけれども、今おっしゃるとおりにホームページ、では、探してみてくださいよ。大体、見ないでしょう。高齢者の人が見るんですか。子供たちだって興味を持って、鎌倉市のホームページにアクセスなんかしません。SNSでばんばんと、やってくれているんですか。今、若い子たちが知っているのは、私が周知している。それからいろんな人たちが、それをシェアしてくれているから広がっているだけです。あなたたちが言っているからじゃないよ。それをしないことは問題だと言っているわけ。それやってくださいよ。どうですか。トップ一面に書いてください、同じように。推奨することを書いたんだから。いかがですか。
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○石黒健康福祉部次長 令和6年度につきましては、定期接種B類ということで、今後市から接種券とか送らないで周知をしていきます。そうすると「広報かまくら」ですとか、衛生時報、あとは行政センターとかに配架するチラシを持ってやっていきますので、その内容については、今後、今から検討していきますので、そこの中で全国の情報についても周知をしていけるようにやっていきたいと思います。
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○長嶋副委員長 それと勘違い先ほどからされていると思うんですけれども、今回の案件は、御遺族の方が公表を望んでいらっしゃるんです。何度も言っていますよね。この間もお母様とやり取りして、そこを望んでいると言われています。個別に。では、この案件は、ほかは置いておいて、案件だけでも、じゃあ、周知するということはできますよね。できないんですか。この案件だけですよ。
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○石黒健康福祉部次長 ワクチンの接種後の副反応、また、今回の健康被害の救済制度の認定状況については、繰り返しになりますけれども全国と本市の状況をホームページと、あるいは昨年度までの接種のときのチラシの中には掲載をさせていただいておりましたので、市から御家族に同意を求めて、その情報を公表していくという考えは今のところありません。ただ、御家族から、もしお申出があった場合についても、実際に、その同意を取るべき遺族の範囲というのがどこまでなのか、御両親までなのか、御兄弟も含めてなのか、あるいはさらに祖父母も含めてなのかという辺りですとか、実際にインターネット上とかSNS上での誹謗中傷等のリスクも十分踏まえた上で、同意をしていただかなくてはいけないというような課題もございまして、慎重に判断しなくてはいけないことだと考えています。
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○長嶋副委員長 あまりにも答弁ひどいからあきれますね。この役所。人の心ないの。あなたたち。悪いんだけど。同じ世代、同年齢の、今、今度高校1年生になった子たちの気持ち考えたことありますか。同じ中学校を卒業した、先ほど話しましたけれども。今ね、街頭で街宣活動やっていると、その世代の子たちが物すごく関心を持ってチラシを取りに来ます。この間、先日、西口でやったときなんか、恐らく中学3年か高校1年ぐらいの同じぐらいの年齢の女の子が、横断幕に書いてあるところに手を合わせておじぎして帰っていきました。それが今の若い子たち、同年代の子たちの受け取り方なんですよ。あなたたちそこに対して、ちゃんと説明する義務があるでしょう。それは公務員の役目なんじゃないの。あまりにもひどいよ。気持ち考えてみて。同じ年代の子たち、どう思っているのか。みんな本当に反応、町に出て見てくださいよ。あなたたち見ていますか。教育関係の人たちはみんなそれなりに受け止めていると思いますよ。だってみんな知っているからね。ちょっとひど過ぎるよ。ここはそれ言う場じゃないからね、私あまり言いたくなかったけれども、あまりにも答弁ひどいわ。これでは鎌倉市のこれ、保健福祉がね、もう前に進まないよこれ、完全に。今後に大きな影響ありますよ。
ちょっとそれで、総務的に聞くべきことを聞きます。先ほど皆さんから認定の通知、私持っています。全員の分も持っています。情報公開で今朝出てきました。これ、出ているんです。こんなの委員会に資料としてつけるべきことですよね。ここには年齢も書いていません。疾病名と接種日は黒塗りです。当然、名前は黒塗りですけれど、こういうものが出ていますが、これ、松尾市長殿と書いて、厚生労働大臣武見さんの名前が入っておりますが、この通知を受け取ったのは、鎌倉市は何月何日ですか。
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○石黒健康福祉部次長 鎌倉市が受け取ったのは4月9日になります。
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○長嶋副委員長 私もそれは聞いているんです。矢部次長からね。でもこれ、日付3月25日にこの書類なっているんですよ。これ、それで、例えば、県知事に言って、県知事から下りてくる宛名だったら分かるんですが、武見厚労大臣から松尾市長殿といって3月25日に下りているんです。これ何でそんな期間的ギャップがあるのかちょっと意味不明なんですね。2週間ぐらいありますかね。それはなぜですかね。
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○石黒健康福祉部次長 今、長嶋副委員長おっしゃるとおり、国からまず県に行きまして、神奈川県知事から鎌倉市長宛てに届くというので、そこで時間が経過していると思います。
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○長嶋副委員長 それは県知事からの文章はない、あるんですか、ないんですか。鎌倉市に対して、被害者に対して。
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○石黒健康福祉部次長 審査結果についてという通知はいただいております。
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○長嶋副委員長 でね、先ほどから遅いよという話も先ほどの委員会でもありましたが、これ非常にその辺が、誰から誰に送られて、被害者のところに届くかというのが、被害者によってばらばらでよく分からなくて、期間もすごいばらばらなんですね。それで私、今まで出た通知書で見ていたら、古いやつは2か月ぐらいで出ているんですよ。申請してから。2か月ぐらいで認定ね。それは数が少なかったのもあるんでしょうけれども。この点については、事務手続をもうちょっと迅速にやっていただく必要があるし、その辺を市からやはり意見を上げるべきだと思うんですね。特に亡くなった方はもう戻ってこないからあれですけれど、特に健康被害を受けて、病院に通ってね、仕事もできないで大変な方たくさんいらっしゃる中で、その人たちは早く下りてこないと救済されないから、その間自腹を切って病院行ったり、薬代出したりしなきゃいけないわけですよ。で、仕事できなくなっている方もいらっしゃるとお聞きしているけれども、そういう事態があるので、それはやはり求めていかなきゃいけないことだと思うんですね。早急にやること。この点についてはいかがですか。市から市長名で、県知事通すのか、直接言うのか分かりませんけれども、当然意見は言うべきだと思うんですけれども、いかがでしょう。
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○石黒健康福祉部次長 国も審査会の数を増やしたり、回数を増やしたりして対応に当たっているということは確認しておりますけれども、今後、県や国に対して、要望していく機会がありましたら要望してまいりたいと思います。
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○長嶋副委員長 ちゃんと市長名でやってくださいね。職員名でやっても駄目ですよ。
それとちょっと、具体的なところちょっと聞きますが、今回のね、今、臨時会まで開いて審議しているわけですけれども、過去に、予防接種健康被害救済制度でお金を支払った事例、このコロナのワクチン以前に、今まで鎌倉市でどのくらいあったんでしょうか。
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○石黒健康福祉部次長 給付金をお支払いしたのは、平成20年以降で1件だと思いますが、ちょっと今手元に確実な資料はございませんので……。すみません。
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○長嶋副委員長 で、今回のやつでは、現状、状況どうなっていますか。何件申請で、何件認定が下りて、何件不認定で、どうなっていますか。
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○石黒健康福祉部次長 現時点で18件進達をしておりまして、今回の件を含めて4件認定されており、1件否認という結果になっております。
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○長嶋副委員長 それだけ今回の件は多いということですね。それで、では過去に臨時会まで開いて予算措置をしたという事例は、恐らくない、ないという感じでいいですか。分かんない。
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○石黒健康福祉部次長 平成20年頃の案件が、どのタイミングで、予算として当初持っていたのか、持ってないのかということは、申し訳ありません。手元に今資料がないので、答弁できないです。
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○長嶋副委員長 そのくらいまれな事態ということですね。それで、ちょっと、総務部が答えるんだと思うんですけれども、よく分からないのが、今ね、件数は言っていただいたけれども、予算の話で、臨時議会を開いてやるのか、専決なのか、あとは、年間の予算の中で払っているのかというところの判断の基準、幾ら以上とかね、ほかの案件もあるんですけれども、このコロナのワクチンの予防接種健康被害救済制度による予算措置の判断というのは、どうだったら臨時会で、どうだったら専決処分とか、ここがちょっといまいち分からないんですけれども、金額的なものなのか、内容的なものなのか、その辺はどうなんですかね。
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○山戸総務部次長 まず、新年度予算を、当初予算を議会に諮って御審議いただいて決定しているものでございますので、そこに新たな追加の必要性が生じたときには、原則、補正予算としてお諮りすることになります。ですので、今、議会を開催するのか、専決なのかとおっしゃいましたけれども、それ以外にも、予算の流用等の手段はございますけれども、これはあくまで例外的な手段と私どもは捉えております。
その議会の諮り方なんですけれども、お見込みのとおり、自治体の長には専決処分の権限が自治法で与えられておりますが、これは行使については限定的なケースに限られておりまして、御存じのとおり議会が成立しない場合ですとか、議会が何らかの事情で議決をしない場合、こういったものに加えて、特に緊急を要するため議会を招集する時間的な余裕がないことが明らかであると認められるとき、こういった場合には、長の専決処分が認められております。今回の事案に当たりましては、県からの通知を受け次第、市議会に諮りまして、速やかに臨時議会を招集していただけるという目途が立ちましたので、客観的に見て、この皆様にお集まりいただくために時間的な余裕がない、参集の御連絡を差し上げるような暇もないといったケースに当たらないと判断いたしましたので、原則に従って議会にお諮りするという結論に至ったところでございます。
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○長嶋副委員長 その判断は、当然ですけれども最終的には市長ということでいいですよね。
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○山戸総務部次長 はい。状況を整理しまして、最終的に市長の御判断を仰ぎました。
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○長嶋副委員長 この金額なんですけれど、現在、厚生労働省のホームページに書かれている死亡一時給付金と葬祭料と金額が、現在のところ提案のと金額違うんです。これ私が見てきた中では3回ぐらい変わっているかと思うんです。3回じゃない。変わっているのは2回か。これは何で金額違うんですかね。ちょっとここ分からないんですけれども。
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○石黒健康福祉部次長 この給付額につきましては、毎年ではないんですけれども、何年かに1回だったり、ここ最近は毎年のように変更されています。この給付額につきましては、当該案件の発症日の時点での金額を給付するということになっておりますので、現在、長嶋副委員長が見られたのは恐らく現時点で令和6年4月からの給付額を御覧になったかと思うんですけれども、それとは異なった額になっています。
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○長嶋副委員長 それはわかりました。今、厚生労働省が、それ金額を上げていますよね。その上げた理由等々は、分かりますか。
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○石黒健康福祉部次長 申し訳ありません。今手元に資料を持ち合わせておりません。
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○長嶋副委員長 把握しておいてくださいね。まだ、死亡給付金2人ね、申請出ているんで。
最後に、一番ね、我々が問題視しているという、ちょっと伺っておきますが、これ市側がどうこうという話ではないんですけれど、生計を同一する家族でないと、このお金、葬祭料は出ますけれど、死亡一時給付金は出ないと。例えば、一人暮らしをしてね、自分で一人で住んでいる人、その方がお一人で孤独死された場合は、出ないんですね。これについては、非常に不公平があるということで、先日訴訟を起こした中で、一番言っているところでありますが、鎌倉市の場合、そういった事例で、例えば御相談いただいて、御相談があって、これはそういう意味で、葬祭料とかは出ますけれども、出ないという話等々のお話の御相談を受けたことありますか。
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○石黒健康福祉部次長 現時点ではありません。
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○長嶋副委員長 それは、そういうこともぜひ、ちょっとね、広報で伝える、この制度を伝える中で一番重要なポイントなんで、ちゃんと押さえておいていただきたいなと。皆さん多分御存じない方がほとんどだと思うんですが、これ本当に問題で、ここはね。そのときに私が申し上げている、市で何か補填できませんかというのは市長に求めているんですけれども、市長は全然やる気ないということなんですが。
はい、以上で終わります。
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○中村委員長 それでは、以上をもちまして質疑を打ち切らせていただきます。
委員間討議の確認をさせていただきますが、よろしいですか。
(「なし」の声あり)
では、委員間討議はなしということで……。
何かありますか。(「暫時休憩」という声あり)
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○中村委員長 暫時休憩いたします。
(11時58分休憩 12時06分再開)
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○中村委員長 それでは再開いたします。
それでは、委員間討議につきましてはなしということで確認させていただきます。
岡田委員、どうぞ。
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○岡田委員 できれば、やはり国から下りてきた話とはいえ、鎌倉市民に関わっている問題ですから、できる限りお名前とか、年齢とか、できる限り公表してほしいなと思っていますので、秘密会をそこでやっていただければ大変ありがたい。過去にも、教育関係でありますので……。
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○中村委員長 公表というか、我々が知り得る……。
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○岡田委員 もちろん。秘密会の中での公表という意味で、もちろん、それは当然です。
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○中村委員長 という御提案を今されたということですね。
休憩中にもお伺いしたんですけれども、秘密会の必要性を、ほかの委員さんは、主張されておられなかったので、多数で秘密会にはしないということで、このまま続行させていただくということでよろしいですか。
(「はい」の声あり)
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○中村委員長 それでは、岡田委員の御提案でしたけれども、秘密会にはしないでこのまま議事を進めさせていただきたいと思います。
それでは、御意見の有無を確認いたします。御意見のある方はいかがですか。
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○長嶋副委員長 この件について、御遺族の意向を酌んで、鎌倉市として公表をしていただきたい。
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○中村委員長 ほかによろしいですか。
(「なし」の声あり)
それでは、これで意見を確認いたしました。
続きまして採決に入ります。議案第2号令和6年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)に対しまして、賛成の方は挙手を求めます。
(多 数 挙 手)
多数挙手のため、原案は可決されました。
この後は委員長報告の作成及び読み合わせを行いますので、インターネット中継はこれで終了したいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
それではこれをもちまして、暫時休憩いたします。
(12時08分休憩 13時34分再開)
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〇 議案第2号令和6年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)
再開後、議案第2号令和6年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)を日程に追加し、委員長報告の内容を検討した結果、これを了承した。
以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
令和6年(2024年)4月23日
総務常任委員長
委 員
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