令和 6年 4月臨時会
第1号 4月23日
○議事日程  

           鎌倉市議会4月臨時会会議録(1)
                                   令和6年(2024年)4月23日(火曜日)
〇出席議員 23名
 2番  出 田 正 道 議員
 3番  中 里 成 光 議員
 4番  くり林こうこう 議員
 5番  藤 本 あさこ 議員
 6番  武 野 裕 子 議員
 8番  後 藤 吾 郎 議員
 9番  前 川 綾 子 議員
 10番  竹 田 ゆかり 議員
 11番  長 嶋 竜 弘 議員
 12番  高 野 洋 一 議員
 14番  志 田 一 宏 議員
 15番  日 向 慎 吾 議員
 16番  井 上 三華子 議員
 17番  くりはらえりこ 議員
 18番  吉 岡 和 江 議員
 19番  納 所 輝 次 議員
 20番  森   功 一 議員
 21番  池 田   実 議員
 22番  保 坂 令 子 議員
 23番  岡 田 和 則 議員
 24番  松 中 健 治 議員
 25番  大 石 和 久 議員
 26番  中 村 聡一郎 議員
    --------------------------------------------------------------------------------------------------------------
〇欠席議員 2名
 1番  千   一   議員
 13番  児 玉 文 彦 議員
    --------------------------------------------------------------------------------------------------------------
〇議会事務局出席者
 事務局長        茶 木 久美子
 議事調査課長      岩 原   徹
 議事調査課担当係長   田 中 公 人
 書記          武 部 俊 造
 書記          喜 安 大 介
    --------------------------------------------------------------------------------------------------------------
〇説明のため出席した者
 番外 1 番  松 尾   崇  市長
 番外 2 番  比留間   彰  副市長
 番外 3 番  千 田 勝一郎  副市長
 番外 5 番  能 條 裕 子  共生共創部長
 番外 7 番  藤 林 聖 治  総務部長
 番外 8 番  永 野 英 樹  市民防災部長
 番外 10 番  鷲 尾 礼 弁  健康福祉部長
 番外 15 番  森   明 彦  都市整備部長
 番外 17 番  高 橋 洋 平  教育長
 番外 18 番  小 林 昭 嗣  教育文化財部長
 番外 6 番           歴史まちづくり推進担当担当部長

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〇議事日程
               鎌倉市議会4月臨時会議事日程(1)

                         令和6年(2024年)4月23日  午前9時30分開議

 1 諸般の報告
 2 会期について
 3 報告第1号   道路管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償┐
           の額の決定に係る専決処分の報告について       │市 長 提 出
   報告第2号   道路管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償│
           の額の決定に係る専決処分の報告について       ┘
 4 議案第1号   鎌倉市市税条例の一部を改正する条例の制定に関する専決 同     上
           処分の承認について
 5 議案第2号   令和6年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)      同     上
 6 議案第3号   鎌倉市固定資産評価員の選任について          同     上
    --------------------------------------------------------------------------------------------------------------
〇本日の会議に付した事件
 1 諸般の報告
 2 会期について
 3 報告第1号   道路管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償┐
           の額の決定に係る専決処分の報告について       │市 長 提 出
   報告第2号   道路管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償│
           の額の決定に係る専決処分の報告について       ┘
 4 議案第1号   鎌倉市市税条例の一部を改正する条例の制定に関する専決 同     上
           処分の承認について
 5 議案第2号   令和6年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)      市 長 提 出
 6 議案第3号   鎌倉市固定資産評価員の選任について          同     上
 〇 議案第2号   令和6年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)      総務常任委員長
                                      報告
    --------------------------------------------------------------------------------------------------------------
                鎌倉市議会4月臨時会諸般の報告 (1)

                   令和6年(2024年)4月23日
                         
1 4 月 23 日 市長から、次の議案の提出を受けた。
  報告第1号 道路管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定に
        係る専決処分の報告について
  報告第2号 道路管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定に
        係る専決処分の報告について
  議案第1号 鎌倉市市税条例の一部を改正する条例の制定に関する専決処分の承認に
        ついて
  議案第2号 令和6年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)
  議案第3号 鎌倉市固定資産評価員の選任について
2 3 月 28 日 平塚市において、神奈川県市議会議長会監事会が開催され、池田議
          長及び茶木局長が出席した。
  4 月 4 日 平塚市において、神奈川県市議会役員市事務局長会議が開催され、
          茶木局長が出席した。
  4 月 10 日 平塚市において、第265回神奈川県市議会事務局長会議が開催され、
          茶木局長が出席した。
  4 月 17 日 川崎市において、神奈川県Aブロック市議会事務局長会定例会が開
          催され、茶木局長が出席した。
3 監査委員から、次の監査結果報告書の送付を受けた。
  3 月 19 日 定期監査結果報告書(共生共創部、総務部、こどもみらい部、まち
          づくり計画部、公平委員会事務部局、市民防災部、健康福祉部、都
          市景観部)
     〃    令和5年度行政監査結果報告書(職員研修から見た人財育成につい
          て)
  4 月 1 日 令和5年度令和6年1月分例月出納検査結果報告書
     〃    令和6年2月分鎌倉市下水道事業会計例月出納検査結果報告書
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                     (出席議員  22名)
                     (9時30分  開議)
 
○議長(池田 実議員)  定足数に達しましたので、議会は成立いたしました。
 これより令和6年4月鎌倉市議会臨時会を開会いたします。
 本日の議事日程は、配付いたしましたとおりであります。
 会議規則第142条の規定により、本日の会議録署名議員を指名いたします。6番 武野裕子議員、8番 後藤吾郎議員、9番 前川綾子議員にお願いいたします。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(池田 実議員)  日程第1「諸般の報告」を議題といたします。
 内容は配付いたしましたとおりでありますが、本日の会議に遅刻及び欠席の届出がありますので、局長から報告をさせます。
 
○(茶木久美子 事務局長)  大石和久議員から所用のため遅刻、千一議員から病気のため欠席、児玉文彦議員から所用のため欠席する旨の届出が、それぞれございましたので御報告いたします。
 
○議長(池田 実議員)  ただいまの報告に御質疑ありませんか。
                    (「なし」の声あり)
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(池田 実議員)  日程第2「会期について」を議題といたします。
 お諮りいたします。今期臨時会の会期は本日の1日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                    (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、会期は1日間と決定いたしました。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(池田 実議員)  日程第3「報告第1号道路管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定に係る専決処分の報告について」「報告第2号道路管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定に係る専決処分の報告について」、以上2件を一括議題といたします。
 理事者から報告を願います。
 
○森 明彦 都市整備部長  報告第1号道路管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定に係る専決処分について、地方自治法第180条第2項の規定に基づき報告いたします。
 議案集(その1)、12ページを御覧ください。
 本件は、令和5年10月23日に本市が管理する道路上で、被害者の運転するバイクが左折中に路面シート上を通過した際、路面シートが剥がれ、タイヤがスリップして転倒した事故について、相手方に損害賠償をしたものです。
 相手方は議案集に記載のとおりです。
 事故後、相手方と協議した結果、事故の原因を道路管理瑕疵と認め、市が賠償金として11万8749円を支払うことで協議が調ったため、その額を執行いたしました。
 なお、処分の日は令和6年2月27日です。
 続きまして、報告第2号道路管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定に係る専決処分について、地方自治法第180条第2項の規定に基づき報告いたします。
 議案集(その1)、13ページを御覧ください。
 本件は、令和5年12月22日に本市が管理する道路から傾いて生えた樹木に、被害者従業員が運転する高所作業車が接触し、バケットが破損した事故について、相手方に損害賠償をしたものです。
 相手方は議案集に記載のとおりです。
 事故後、相手方と協議した結果、事故の原因を道路管理瑕疵と認め、市が賠償金として45万円を支払うことで協議が調ったため、その額を執行いたしました。
 なお、処分の日は令和6年3月25日です。
 以上で報告を終わります。
 
○議長(池田 実議員)  ただいまの報告に対し、御質疑または御意見はありませんか。
                    (「なし」の声あり)
 以上で報告を終わります。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(池田 実議員)  日程第4「議案第1号鎌倉市市税条例の一部を改正する条例の制定に関する専決処分の承認について」を議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を願います。
 
○藤林聖治 総務部長  議案第1号鎌倉市市税条例の一部を改正する条例の制定に関する専決処分の承認について、提案理由を説明いたします。
 議案集(その1)、5ページを御覧ください。
 地方税法等の一部を改正する法律が令和6年3月28日に国会において可決成立し、同30日に公布され、4月1日付で施行されました。
 今回の市税条例の改正は国会審議の状況から、市議会を招集する時間的余裕がなかったため、専決処分により固定資産税に係る部分の鎌倉市市税条例の一部を改正したものです。
 改正の内容は、地方税法において固定資産税等の土地の税額を算出する上で、経過措置の適用年度が令和6年から8年度に延長されたため、同様に延長する旨の条例改正を行ったものです。
 この条例の施行期日は、令和6年4月1日です。
 以上で説明を終わります。
 
○議長(池田 実議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                    (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第1号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                    (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、議案第1号については委員会の審査を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。御意見はありませんか。
                    (「なし」の声あり)
 討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議案第1号鎌倉市市税条例の一部を改正する条例の制定に関する専決処分の承認についてを採決いたします。本件は、原案のとおり承認することに御賛成の方の挙手を求めます。
                     (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第1号は原案のとおり承認されました。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(池田 実議員)  日程第5「議案第2号令和6年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)」を議題といたします。理事者から提案理由の説明を願います。
 
○松尾 崇 市長  (登壇)議案第2号令和6年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)の提案の理由及びその内容について説明します。
 今回の補正は、人事管理事務及び予防接種事業を計上いたしました。そして、その財源といたしまして、国庫支出金及び繰入金を計上いたしました。
 詳細について説明します。
 議案集(その1)の7ページを御覧ください。
 第1条歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ4720万1000円の増額で、補正後の総額は、歳入歳出とも745億220万1000円となります。
 款項の金額は第1表のとおりです。
 まず、歳出ですが、第10款総務費は278万9000円の増額で、人事給与システム改修に係る経費の追加を。第20款衛生費は4441万2000円の増額で、予防接種健康被害救済給付金の追加をしようとするものです。
 次に歳入について申し上げます。
 第55款国庫支出金は4441万2000円の増額で、新型コロナウイルス予防接種健康被害給付費負担金の追加を。第75款繰入金は278万9000円の増額で、財政調整基金繰入金の追加をしようとするものです。
 以上で一般会計補正予算の内容説明を終わります。御審議をお願いいたします。
 
○議長(池田 実議員)  これより質疑に入ります。御質疑ありませんか。
 
○11番(長嶋竜弘議員)  無所属の長嶋でございます。それでは、議案第2号令和6年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)、そのうち予防接種健康被害救済給付金の追加について質問をさせていただきます。
 まず最初に、今回の提案予算は予防接種健康被害救済制度で認定された方のための予算措置です。こういったことが全国で、各議会で行われておりますが、この予防接種健康被害救済制度で認定された全国の被害者、現在何人いるか、そのうち死亡者が何人いるか、市長は把握されてますでしょうか。
 
○松尾 崇 市長  4月12日現在での確認になりますけれども、認定されたのが6,914件、そのうち死亡一時金として認められたのが523件と確認をしております。
 
○11番(長嶋竜弘議員)  その後18日にも行われてますね、561人が死亡者です。
 2番目の質問です。議案第2号で予算提案されている、この死亡一時給付金と葬祭料の対象者の鎌倉市民の方、64歳以下の男性との記載になっていますが、以前からお話ししております2021年10月30日、新型コロナワクチン2回目接種4時間後に亡くなった13歳の少年ということで確認させていただいてよろしいでしょうか。
 
○鷲尾礼弁 健康福祉部長  改めて、お亡くなりになられた方の御家族の御心情を察し、心からお悔やみを申し上げたいと思います。
 年齢等、個人の特定につながりかねない情報につきましては、市としては公開することができないため、詳細な年齢は申し上げられませんが、今、議員おっしゃっているとおり64歳以下の男性というところでございます。
 
○11番(長嶋竜弘議員)  毎度、これ同じ回答ですが、年齢を公表しない理由が私には意味不明で分かりません。何か年齢を言ってはいけないという法的な縛りがあるのか、何の法的根拠があって公表しないと言われているのか、そこを伺います。
 
○鷲尾礼弁 健康福祉部長  特定の個人が予防接種によって、その健康被害を受けたか否か及びその内容についての情報は個人の健康状態等の、その人格的利益に密接に関連するものであって、当該個人のプライバシー等の権利利益を害するおそれがある情報に当たることから、公表いたしません。
 なお、個人の特定に至らない形でのワクチン接種の副反応に関する情報の公表につきましては、国が行っているほか、本市においてもホームページ等で行っているところでございまして、市民の皆さんが新型コロナウイルスワクチンの接種をするかどうかの判断に必要な情報は可能な限り提供させていただいていると考えております。
 
○11番(長嶋竜弘議員)  法律の条文、どこにありますか。条例もしくは法律。何条とか、そういうところはいかがですか。
 
○鷲尾礼弁 健康福祉部長  根拠でございます。個人情報保護法の第69条の第2項のところでございます。個人情報保護法では、その個人の方の同意があれば、一つ、まず公表できる場合があるんですけれども、この「ただし」の以降にありますとおり、「本人又は第三者の権利利益を不当に侵害するおそれがあると認められるときは、この限りでない」とありますように、公表は関係者との十分な協議あるいは慎重な配慮が必要なものであると認識をしております。
 
○11番(長嶋竜弘議員)  死亡した時点で、個人情報は消滅すると思いますが、それはいかがですか。
 
○鷲尾礼弁 健康福祉部長  実際に、公表した場合、亡くなられた方はもとより、御遺族の方のプライバシー等の権利を害するおそれがある可能性が非常に高いところから、そこは慎重な判断が要ると思っております。
 
○11番(長嶋竜弘議員)  それは何度も申し上げておりますが、御遺族の方の同意、もしくは望んでいらっしゃるということを市長にもこの間、遺族会の方に来ていただいて、一緒になってそれを伝えました。それを望んでいらっしゃるんですけれど、そしたら、今のおっしゃっていた法的根拠って言いますけど、法的根拠はないんです。できるはずですけれど、なぜされないんですかね。市長、それ答えてください。
 
○松尾 崇 市長  まず、御遺族の方の同意があるときにはですね、まず認められる、この可能性があるという、こういう法律になっております。ただし、本人または第三者の権利利益を不当に侵害するおそれがあると認められるときはこの限りではないという、こういう状況になっておりまして、その部分については大変慎重に、ここは協議、判断をしていく必要があるということでございます。
 
○11番(長嶋竜弘議員)  不当に侵害しているのは、隠しているから不当に侵害、行政側がしていると私は解釈しております。
 それで、他市の事例を申し上げます。例えば、札幌市、同じロット番号で13名の方が被害を受けております。これ全て年齢をぴったりとは言ってませんが10代とか30代、40代、そういう表記をしております。他市でもそういった表記、ほとんどそういう形です。64歳以下というのでは、低年齢の方が被害を受けた、それと高齢の方が受けたのとでは全く意味が違ってきますが、なぜ他市のような、例えばこの方の場合、10代だから10代とか、そういう表記をするべきです。なぜできないんですか。しないんですか。
 
○鷲尾礼弁 健康福祉部長  国の審議会におきましては、個人の特定につながるおそれがあるため、各症例が発生した都道府県名を含む地域名については原則として公表しない方針としておりまして、個人が特定されないことを前提として、年齢や詳細の経過なども可能な限り公表し、審議を行っているものと認識しております。
 市が公表する情報によっては、国の公表した情報と連携され、機微な個人情報が公になることが懸念されますことから、市としては情報を限定した形で公表を行っているものでございます。
 
○11番(長嶋竜弘議員)  鎌倉市が言われている、その公表をしない根拠というのは全くないと、他市がやっておりますので、ないということになります。
 どなたであるかは別としてですね、鎌倉市の接種事業でお一人の方が亡くなられた。それについて認定を国が下ろした、認めたということでございます。それに対する予算措置がこの議案であるわけですけれども、市長はこのことについてどのように責任を感じていらっしゃるのか、それを伺います。
 
○松尾 崇 市長  お亡くなりになられた方、また御家族、御関係者の方にはですね、お悔やみを心から申し上げます。
 当然ですね、お亡くなりになるということにつきましては、大変悲しいことでございますし、こうしたことについては、できることであれば、あってはほしくない、こういうことでございます。しかしながら、全国の事例等を含めまして、これだけの被害が出ていると、こういう状況の中において、鎌倉市にも被害が出てしまったということについては大変悲しく、そこのところをしっかりと受け止めなければならないとは考えているところです。
 
○11番(長嶋竜弘議員)  その中身を市民の皆さんに伝えてないことが問題だと言っております。この件を含めた被害実態、全国で起こっているですね、そのほか様々なワクチンの内容について市民の皆様に伝えなければならない、それがインフォームド・コンセントです。それをきちっとやっていないということになります。これやらないで、接種事業をやったらば、違法行為になるということは理解されておりますでしょうか。
 
○鷲尾礼弁 健康福祉部長  インフォームド・コンセントの御質問でございます。ワクチン接種後の副反応につきましては、国が作成しております新型コロナワクチンの説明書や、全国及び本市の副反応疑い報告の内容を記載した市のチラシなどを活用して説明を行ってきたところでございます。
 引き続き、副反応疑い報告の内容に加えて、今回、健康被害救済制度の本市の認定状況についてもホームページで公表してまいりたいと考えております。
 
○11番(長嶋竜弘議員)  過去と同じで、ホームページに掲載しているからやっています、紙ぺらを接種券の封書に入れているからやっています、これはインフォームド・コンセント上でやっていることにはなりません。本人が納得して、同意した上での署名です。これがインフォームド・コンセントです。もちろん接種者側もその内容を把握して、納得していなければやってはいけないというのがインフォームド・コンセントです。それを今の御答弁はやっていないということになります。この点についてはいかがですか。やっていないんですよ。
 
○鷲尾礼弁 健康福祉部長  厚生労働省が作成しております新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施に関する手引におきましては、「新型コロナワクチンの接種対象者又はその保護者がその内容を理解しうるよう適切な説明を行い、予防接種の実施に関して文書により同意を得た場合に限り接種を行うものとすること。説明方法としては、当該説明書を被接種者に事前に送付した上であらかじめ確認を促す方法や、当日接種会場において、当該説明書を用いて説明を行う方法が考えられる」とされております。
 本市におきましては、接種前の予診や国が作成しております説明書、国及び本市の副反応疑いの報告の内容を記載した市のチラシなどを活用してインフォームド・コンセントに努めてきたものでございます。
 
○11番(長嶋竜弘議員)  それはもう、行政一流の言い訳でしかありません。皆さん、保険の約款ありますね、全部読んで印鑑押しますか。そういう方はほとんどいないと思います。重要なことをその場で伝えなければいけない、これ当たり前のことですね。被害状況は口頭で伝えて、それでもいいですねと、その同意の上、接種するというのが当たり前です。私はいろんな方にヒアリングをしました。ここの職員にも聞きました。こういうことを聞かれましたかと、全く聞かれていません。全ての方が答えます。
 じゃあ、市長は2回接種されたと言われておりましたが、mRNAワクチン、このワクチンの製造方法と内容物についての説明、それを受けられて接種されていますか、今ここで言えますか、その内容について。
 
○松尾 崇 市長  口頭でそれらの説明を受けたということはございません。
 
○11番(長嶋竜弘議員)  じゃあ、被害の状況について説明を受けたりしましたか。市長はもちろん知っているんでしょうけど、お医者さんなりが接種するときに、それをもう一度説明しなきゃいけないんですよね。相手は知っているかどうか分からないわけです。それを受けましたか。
 
○松尾 崇 市長  受けたか受けていないかという質問であれば、受けていないというところです。ただ、先ほどもこれ答弁申し上げましたけれども、説明等ですね、同封して郵送をさせていただいているというところでございます。それらをしっかりと読み込んだ上で理解をしているということで、同意の署名をしているということになります。
 
○11番(長嶋竜弘議員)  では、伺いますが、このワクチン、どうやってつくられているか。大本の細胞株が何であるか、これ、もとの原料ですからね、大本。それから培養するための宿主は何であるか。これ御存じですか。説明しているんですよね、市のほうで。どうですか。中身の一番重要なところです。いかがですか。
 
○松尾 崇 市長  見たことございますけれども、今ちょっとここで詳細に私が述べるだけ、ちょっと記憶としては残ってないというところです。
 
○11番(長嶋竜弘議員)  記憶にないというのは、知らないということです。この大本の株は、細胞株は人工妊娠中絶された胎児に由来する細胞株です。それで、それを大腸菌でプラスミドDNAを増殖させて生成しております。それが根幹です。これはバチカンのほうで大問題になって、教皇からの文書まで出ております。宗教上の理由が出てくるから。
 それを知らないで鎌倉市民の方々は接種を行っていたということになります。それからオミクロン株の対応、オミクロン株はですね、マウスでの治験しかやっていないとか、臨床試験中の特例承認だということも皆さん知らないで接種されています。臨床試験です。これは大きな問題があったと私は指摘しておきます。メリットばかり言っていて、そういったことは伝わっていません。
 感染予防効果、重症化予防効果があったということ、これをずっと言っていましたが、それを証明できるデータをお示しすることができますか、市民の皆さんに。ずっと言っていましたね。いかがでしょうか。
 
○鷲尾礼弁 健康福祉部長  今現在、ちょっとそういうデータ、この場では持ち合わせておりませんけれども、あと市としてというよりは、厚生労働省のほうが出している、その全国的なデータということになろうかなと思います。
 
○11番(長嶋竜弘議員)  そんなデータありません。いいかげんな答弁しないようにしてください。分からないんだったら、分からないって言わなきゃ駄目ですよ、そんなデータありません。
 メリットのデータはほとんどありません。治験のデータはあります。それは治験であって、長年、もう3年も接種してきた後の結果のデータというのはあるはずですが、それは京都大学名誉教授の福島先生が情報開示請求をして被害についても求めていますが、国は出してきません。
 いいかげんな答弁したら駄目です。ちょっと中身については、どうも言ってくれないので、ちょっと質問を変えます。
 すみません、教育長に事前にお話をさせていただいてますが、先日、たった1人の卒業式ということで、鎌倉市立の中学校で、この被害者の方のための卒業式が行われました。これはCBCが、報道してくれておりまして、もう公になっているお話ですが、こういったこと、私はもう本当に校長先生と学校関係者の方には大変感謝しております。お礼を言いたいところでございますが、こういったことが行われたということは、教育長は把握されておりましたでしょうか。
 
○高橋洋平 教育長  まず、私のほうからも、お亡くなりになった方と御家族に対しまして、改めて心よりお悔やみ申し上げたいと思います。
 私のほうから教育委員会及び学校の卒業式及び卒業証書の扱いについて申し述べさせていただきますが、当日卒業式に参加できなかった児童・生徒ですとか、あるいは在籍していたものの、亡くなった児童・生徒に対しては、各学校で卒業式とは別の時間を設け、本人もしくは保護者に卒業証書を渡すというような取扱いをしておるところでございます。
 その際に、どの学校でどの子供にそういった個別の卒業証書の授与を行っていたかということについては、個人情報に当たるものでありまして、申し上げられないということを御理解いただければと思っております。
 
○11番(長嶋竜弘議員)  教育長ね、私と同じで御成中学校で出席されていたので、その現場にはいらっしゃらなかったと思いますが、もうこれはCBCが報道されております。お母様からも、もちろん私はお聞きしておりますが、教育委員会のほうで、そういうことをやっているのに、こっち側ね、市長部局は知らんぷり。悪いんですけど、同級生の皆さん、知らない人なんていません。父兄も知らない人なんかいません。地域の人たちは皆さん知ってます。私は同級生のお母さんとか、何人もお話を伺いました。
 なぜ、この事実を市民の皆さんに公表しないのか、松尾市長の罪は重いですよ、言っておきますけど。それと同じロット番号FK0108で、少なくとも7名の方が亡くなっています。前から御紹介してます宮城のあの方のことは言っています。先日、札幌でもこの情報公開の開示請求をして出てきたデータで、いらっしゃるということも分かっております。このFK0108健康被害に遭っていらっしゃる鎌倉市民、ほかにいらっしゃると思うんですが、この把握はされてますでしょうか。
 
○鷲尾礼弁 健康福祉部長  特定のロット番号に問題があるという認識はしておりません。
 
○11番(長嶋竜弘議員)  把握をされているかどうか聞いたんです。
 
○鷲尾礼弁 健康福祉部長  副反応疑いの報告書のロット番号の件数と、あと健康被害申請相談のロット番号の件数については、一応把握をしております。
 
○11番(長嶋竜弘議員)  先ほど申し上げたとおり、札幌市で情報開示請求をした方が出してくれてまして、私手元に資料を持っておりますが、札幌市では13名の方が被害に遭われております。10代の方が5名です。30代、40代が多いです。亡くなった方は70代です。それ全部出ております。
 何で札幌では出て、あれですかね。特定の今ロットについての被害は出ていないかのごとく言いましたが、もうロット番号別、ずっと私出してますよね、議会で。死亡者数も出ております。特定のロット出ているんです。
 じゃあ、出てないって今おっしゃったけど、そういう証拠のデータあるんだったら出してください。今、持っているんでしょう。持っているって言いましたよね。全部のロット番号出してくださいよ。いかがですか。
 
○鷲尾礼弁 健康福祉部長  鎌倉市の、その副反応疑いと、健康被害審査の関係でのロット番号、確かに持っておりますけれども、特定のロット番号に問題があるという認識はしてないというふうな御答弁させていただいたんですけれども、それ以上のことについては、ちょっと我々ではちょっと分かりかねるというところでございます。
 
○11番(長嶋竜弘議員)  だから、その中身のデータを何人って、表にすれば、データ解析すれば全部分かりますよね、それを言っているんです。
 ロット番号別の被害、死亡者数、全部出してください。情報公開請求しますけどね。
 それで分かるでしょう、どのロット番号が死亡者がいたか、どのロット番号がないか。鎌倉市民の今把握しているんだったら全部出して、それを議会のほうにちゃんと報告するのが皆さんの義務じゃないですか。何よりも市民の皆さんに何でそれを伝えないんですか。
 そのロット番号でそれだけの被害が出ている事実を市民の皆さんに伝えないで、接種し続けていることは、先ほど申し上げたとおり、インフォームド・コンセントに関する大きな大きな違反です。これだけたくさん被害出ているんです。先ほど市長が答弁、最初にしたとおりです。
 時間もあまりないので、一つ重要なことをお聞きしておきます。この少年のお母様からお聞きしている話ですが、看護師から接種後にお風呂に入ってもいいですよと言われたと。なので、お風呂に入ってらっしゃいとお母様が言ったと。そして、お風呂で溺死となりました。
 この方以外にも、私はたくさんお聞きしておりますが、お風呂で溺死というケースが、この新型コロナワクチン接種後、大変多く発生しております。
 このことは問題があったと私は考えます。副反応などが、例えば発生している状況にもかかわらず、お風呂に入っていい、例えば熱が出ているとか、そういうことはあると思うんですけれど、副反応が出ている状態でお風呂に入っていいって言われたから入るという方、それで被害を受けたという方はいらっしゃるはずです。この対応、ちゃんとお風呂に入ってもいいけど、何にも副反応が出てなかったらいいですよということを言われたなら、まだいいかもしれませんが、それすら、恐らく言っていないと思うんですが、この点についてはどのように考えられますか。
 お風呂に入っていなかったらこの子は亡くなっていなかったかもしれない。今回の予算提案などしなくてよかったかもしれない。臨時議会まで開く必要はなかったかもしれないという重要な話です。いかがでしょうか。
 
○鷲尾礼弁 健康福祉部長  厚生労働省の新型コロナワクチンQAによりますと、ワクチンを接種した日の入浴につきましては、以前は「ワクチンを接種した日にお風呂に入っても構いません」となっていたのが、現在は「ワクチンを接種した日にお風呂に入っても構いません。ただし、体調が悪いときは無理をせず、様子を見るようにしてください」となっております。
 接種会場ではその時点での最新情報に基づき御案内しているものと認識しております。
 
○11番(長嶋竜弘議員)  その話は何月何日にそれを伝えることを変えましたか。
 
○鷲尾礼弁 健康福祉部長  全てのQAをいつ変えたというところまでは、ちょっと今現在、ここでは持ち合わせておりませんが、令和4年2月15日版のQAでは、「ワクチン接種後にお風呂に入っても構いません」となっております。令和4年9月1日版では、「ただし、体調が悪いときは無理をせず様子を見るようにしてください」というようなQAに変わっているところは確認できております。
 
○11番(長嶋竜弘議員)  それは、最初のQAの、間違っていたから訂正しますということになったわけですよね、要するに。それは被害が出たから修正したわけですよね。
 そのことについて、そういう変わった大きな重要なことです。それを接種の際に、きちっと接種者に伝えてますか。それをちゃんと検証しましたか。いかがでしょう。
 
○鷲尾礼弁 健康福祉部長  ちょっとその当時、どんなふうな扱いになったかというところは、私、今ここでちょっと分かりませんが、ただ、その時々のQAによってきちんと御案内をしているものとは認識しております。
 
○11番(長嶋竜弘議員)  そんないいかげんな対応でいいんですか。市民の皆さんに、ちゃんとそれを伝えたかどうか、そこ重要なんです。言っておきますけれど、鎌倉市の職員だけでもたくさんの数の方が接種されてますよね。じゃあ、そういう接種者からのそういう助言、これはお母様は看護師にそう言われたから、息子に入っていらっしゃいと言った。だから、私が殺したんですとは、はっきりおっしゃってました。
 それを市の職員からお風呂の件についてヒアリングをかければ、あったかどうか分かる話ですよね。
 何でそういう調査もされないで、平気な顔しているんですか。これ事実として、これだけのことが起こったら、真剣に受け止めて対応をきちんとしないといけないですよね。それがどうであったか、これ重要なポイントですよね、お風呂に入るというのは。何でしないんですか、そんなことも。これからもしないで全部やるってことですか、そういうことは。
 接種者にちゃんと言わなきゃいけない、インフォームド・コンセントとはそういうことです。お風呂に入るか入らないか、看護師はそれ言っているんですからね、その場で。入っていいですよと。その注意については、言っているか言ってないか、ちゃんと調べて、今後やっていただきたいんですけど、いかがでしょうか。
 
○鷲尾礼弁 健康福祉部長  本市としましては、引き続きワクチンの効果や安全性だけではなく、副反応報告の件数や健康被害救済制度の申請件数等、接種をするかどうかの判断をするための情報につきまして、様々な機会を通してきちんと周知に努めてまいりたいと思っております。
 
○11番(長嶋竜弘議員)  今の答弁だけでは安心は全くできません。過去いいかげんな答弁をずっと繰り返してました。部長も替わったからね、あれですけど、過去、この4年間、部長毎年1人ずつ替わっているんですよ。それだって、これだけ重要なことをやっているにもかかわらず、ころころ部長を毎年替える、これだって人事に問題があると私は思ってます。
 市長に最後に、もういいかげん、この事実について向き合ってください。逃げるのやめましょうよ。1人の13歳の若い命を絶ったんですよ、この鎌倉市の接種事業で。それだけじゃない、ほかに2人ね、今申請出てます、亡くなった方。南出市長が申請出ているのはせいぜい1%程度ですって言っておられました、この間議会で。100倍いるってことです。私も大体試算すると100倍ぐらいと、ずっと言ってますが、そしたら何人になりますか。
 鎌倉市がどのくらいの死亡者が増加しているかって話、前、議会でやりました。100倍するとそのくらいの、ちょうど数になるんですよ、残念ながら。データという科学的根拠というのはそういうものです。
 いいかげん向き合ってください。救急搬送数のこともずっと言ってます。今後も被害が出続けるんですよ、このワクチンで。もっとひどいものが出てきます今度、レプリコンワクチンって言ってますけど、皆さんその認識すらないでしょう、どういうものか。
 いいかげんこの事実に向き合ってやらないと、またたくさん人が死ぬんです。被害に遭うんです。いいですか、それで。市長、いいかげん向き合って、ちゃんとやってください。最後に、そこの御答弁お願いします。
 
○松尾 崇 市長  ワクチンの副反応ということにつきましては、我々としましても、しっかりと市民の皆さんに知っていただけるように、国が出しております点も接種券に同封をしてお知らせをしてきた。また、ホームページ等にも掲載をしてきたという取組をしております。
 決して隠しているわけではなくて、しっかりとそうした被害が出ているということを十分に理解をした上で接種をしていただきたい、そのような形で我々繰り返し申し述べているところでございます。
 
○11番(長嶋竜弘議員)  あなた、本当に真剣に向き合う気ないね、悪いけど。
 ちょっと、もう時間なくなったし、やめますけれど、そんなことでは市民の命、安全、健康を守れませんよ。ここは意見を言う場じゃないからあれだけど、どうしようもない答弁ですね、今のは。
 終わります。
 
○議長(池田 実議員)  質疑を打ち切ります。
 本件は、運営委員会の協議もあり、総務常任委員会に付託いたします。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(池田 実議員)  日程第6「議案第3号鎌倉市固定資産評価員の選任について」を議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を願います。
 
○松尾 崇 市長  (登壇)評価員の選任についただいま議題となりました議案第3号鎌倉市固定資産評価員の選任について、提案の理由を説明します。
 議案集(その1)、10ページを御覧ください。
 鎌倉市固定資産評価員の職は資格等の適性を考慮し、従来から総務部長が当たっております。
 令和6年4月1日付の人事異動に伴いまして現総務部長の藤林聖治さんを選任したく、ここに提案する次第です。
 なお、藤林聖治さんの略歴につきましては、お手元の資料により御了解願いたいと思います。
 御審議の上、御同意くださいますようお願いいたします。
 以上で説明を終わります。
 
○議長(池田 実議員)  これより質疑に入ります。御質疑ありませんか。
                    (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第3号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                    (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、議案第3号については、委員会の審査を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。御意見はありませんか。
                    (「なし」の声あり)
 討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議案第3号鎌倉市固定資産評価員の選任についてを採決いたします。
 本件は原案に同意することに御賛成の方の挙手を求めます。
                     (総 員 挙 手)
 総員の賛成によりまして、議案第3号は原案に同意することに決定いたしました。
 議事の都合により暫時休憩いたします。
                    (10時10分  休憩)
                    (14時15分  再開)
 
○議長(池田 実議員)  休憩前に引き続き会議を開きます。
 ここで御報告申し上げます。ただいま総務常任委員長から、議案第2号令和6年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)について、委員会の審査を終了したので、本会議に報告したい旨の届出がありました。
 お諮りいたします。この際、議案第2号令和6年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                    (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、この際、日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(池田 実議員)  「議案第2号令和6年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)」を議題といたします。
 総務常任委員長の報告を願います。
 
○総務常任委員長(中村聡一郎議員)  (登壇)ただいま議題となりました議案第2号令和6年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)につきまして、総務常任委員会における審査の結果を報告いたします。
 議案第2号は、本日開会の本会議において当委員会に付託されたもので、その後、直ちに委員会を開き審査いたしました結果、次の結論を得たのであります。
 本補正予算は、歳入歳出いずれも4720万1000円を追加するもので、これにより補正後の総額は745億220万1000円となります。
 補正の内容は、まず、歳出において、第10款総務費では、人事給与システム改修に係る経費の追加を、第20款衛生費では、予防接種健康被害救済給付金の追加をしようとするもので、一方、これらに対し、歳入において国庫支出金及び繰入金を追加しようとするものであります。
 当委員会では、以上申し述べました補正の内容につきまして慎重に審査いたしました結果、一部委員から遺族の意向を酌んで鎌倉市として必要な情報を公表すべきとの意見が出され、その後、採決を行った結果、多数の賛成により原案を可決すべきものと決したのであります。
 以上で報告を終わります。
 
○議長(池田 実議員)  本件は、会議規則第49条の規定により、質疑及び討論の区分を省略いたします。
 ただいまの委員長報告に対する御質疑または原案に対する御意見はありませんか。
 
○23番(岡田和則議員)  ただいま議題となりました議案第2号令和6年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)について、銀河鎌倉を代表して反対討論をいたします。
 新型コロナワクチンで死亡された鎌倉市民の方に対して、厚生労働省からの認定通知書によれば、予防接種が死因の原因となった可能性が否定できないとし、予防接種法第15条第1項の規定に基づき、当該死亡が当該予防接種を受けたことによるものであると認定しました。
 その結果、国庫支出金が4441万2000円が支出され、衛生費として4441万2000円を支出するとのことです。補正予算(第1号)の趣旨は分かりますが、鎌倉市議会において事例の内容について性別、疾病名、年齢などが鎌倉市当局から明らかにされることなく、国が決めたから、そのまま従うというのであれば、地方議会としてのチェック機能がきちんと果たされているとは言い難いと思います。
 以上、反対討論といたします。
 
○11番(長嶋竜弘議員)  議案第2号令和6年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)について討論する。
 新型コロナワクチンによって多くの被害を受けた被害者の皆様、御遺族の皆様の思いを伝えるために討論をさせていただきます。少々長くなります。御了承ください。
 新型コロナワクチン接種による被害は、二度と起こしてはいけない戦後最大の悲劇、これをなかったことにはさせない。利権に踊らされた資本家、政治家、医師、専門家たちを絶対に許してはいけない。許してしまったら、歴史上繰り返されてきた悲劇が再び起こされ、取り返しのつかない事態になるからである。
 4月18日現在、予防接種健康被害救済制度における被害者は6,988人、そのうち死亡者は561人にも及ぶ。これはまだ審査中で、この数はまだまだ増える。1977年にこの制度ができてから、全てのワクチンの被害者は3,649人、そのうち死亡者は158人。分母をコロナワクチンの接種の4億3000万回に合わせると、新型コロナワクチン以外のワクチンの死亡者は約30件ほどであり、561対30という驚くべき被害実態である。
 この期に及んで、国はまだ重大な懸念は認められないと言っている。異常な事態である。しかし、この数字は氷山の一角でしかないのである。突然死、突然ステージ4のがん発生、脳梗塞、心臓疾患、ギランバレー症候群、帯状疱疹などが多発していることは皆さん気がついているはずである。気がついているのに、この事実を一体いつまで隠して、ないことにするおつもりであろうか。ワクチンとの因果関係を明らかにするためには、ワクチンの接種遍歴の調査を、かつて鎌倉市が子宮頸がんワクチンで全国初の接種者全員調査をやったときのようにやることで、明らかになるはずである。
 松尾市長は実態が分かっているのに、隠していることは大きな罪である。罪を償うためにも調査を実施することを強く要望する。
 また、健康被害に苦しんでいる方々のために、同じ政治塾出身で、松尾市長が大変お親しい泉大津市、南出市長が実施しているような新型コロナ後遺症改善プログラム、新型コロナワクチン健康被害支援金などを導入することを強く要望する。
 そして、今回の議案の対象の被害者の被害実態を公表することを強く要望する。公表しない限り、御遺族の気持ちは前に進むことはできない。
 そして、公表しない限り、被害者への謝罪と反省に立った上での今後の鎌倉市での公衆衛生は、前に進むことはないからである。
 また、このワクチンによって、大変多くのワクハラが起こったことも事実であり、このことを隠して、ないことにしては絶対にいけないと考える。
 2021年10月30日、13歳の元気な野球少年の命が鎌倉市によって実施された新型コロナワクチン接種事業によって絶たれた。2回目接種、4時間後の出来事である。これは殺人である。国、鎌倉市、鎌倉市議会がこのワクチンを推奨して人殺しをしたわけである。
 それから、はや2年半の月日が流れたが、国がやっと新型コロナワクチンによって亡くなったことを認めた。しかし、彼が御家族の元に戻ってくることは永久にないのである。御遺族は彼に起こった事実を公表すること、健康被害で苦しむ方の一日も早い救済と、今起きていることの真相究明を強く願っていらっしゃる。
 それに応えることが、我々ができる最低限のことだと私は考えるが、その最低限のことすら全く行われていないのが実態である。御遺族の御心労はいかばかりかと思うが、そのお気持ちに寄り添うことは皆無な状態である。トップである松尾市長は人ごと、見て見ぬふり、臭いものには蓋、そんな冷淡な対応である。国が認定を出したということは、鎌倉市で行った新型コロナワクチンの接種事業により人を殺したということである。それを認識して、反省と謝罪、お悔やみの意思を示し、行動するべきである。
 鎌倉市民の皆様、そして彼のことを心から心配していただいた全国の大変多くの皆様、これが鎌倉市で行われている政治、そして市政である。大変残念な、嘆かわしい事態であり、私には到底許せることではないということを申し上げておく。
 ここで彼が亡くなるまでの経過を申し上げておく。
 既に、CBCが報道されているので、動画で見ることもできる中身であるとともに、お母様からのお話も加味して申し上げる。
 当日、午前7時から午後2時まで野球部の部活動を行った。体調の異変はなかった。午後5時頃集団接種会場でお母様と一緒にワクチンの接種に行った。午後7時過ぎ、夕食の準備を手伝った。このとき、いつもは炊飯器のスイッチを入れるぐらいしか手伝わないのに、初めてお米をといだりの手伝いをしてくれたと、お母様がおっしゃっていた。
 午後8時半、入浴。いつも長風呂なので、最初は気にしなかったが、あまりにも長いので見に行ったとのことであった。
 午後9時20分、風呂場で湯船に顔をつけて意識不明。そして救急車で搬送。彼の体を引き上げたとき、やけに軽く感じたと、お母様はおっしゃっていた。
 午後10時27分、病院で死亡確認が行われた。医師から息子さんはもう戻らないのでやめてもよいですかと言われた。そして駄目だと分かっていたが、お願いして、最後に家族3人で心臓マッサージをした。死体検案書には、死因、溺死。新型コロナワクチン接種後だったとの追加記載があった。医師は、ワクチンとの関係は否定できないと診断と書かれている。解剖結果は、血液が凝結した痕がある。心臓が溺れて止まったのではなく、何らかの原因で動きが悪くなって死亡したのではないかと、医師は言われている。看護師が、接種後お風呂に入ってもよいですよと言われたのでお風呂に入った。そして、風呂で溺死となった。この方以外にも、お風呂で溺死というケースが新型コロナワクチン接種後に多く発生しているが、この対応が問題あったのではないかと考える。
 接種後副反応などが発生している場合は、入浴は問題があるはずであるが、その注意喚起をしていないことは、インフォームド・コンセントの観点からも問題があったと考える。入浴していなければ、亡くなることはなかったかもしれないのである。
 先日、鎌倉市立の中学校でたった1人の卒業式が行われた。校長先生はじめ、関係者の皆様には心より感謝申し上げる。このことがCBCの「大石が深掘り解説」というコーナーで報道された。「ワクチン接種後、入浴中に死亡した13歳の少年 あれから2年半…今だから話せる母親の告白」というタイトルである。
 彼のことをずっと追いかけて取材・報道していただいた大石さん、CBCには感謝の気持ちでいっぱいである。このとき、大石さんが読み上げられたお母様の手記を御本人から原稿をいただいたので御紹介する。
 3月12日、鎌倉市立中学校の卒業式が執り行われました。
 雨が激しく、寒い日でした。同級生や不登校の学生さんの卒業式終了後、卒業証書を受け取りに中学校へ行きました。すると、教室へ通され、息子だけの小さな小さな卒業式を執り行ってくださいました。卒業証書は息子に代わり、夫が受け取りました。
 思い返せば、初登校も雨でした。私と同じような背丈の息子は、ぶかぶかの学生服を着て、これからどう成長していくのか楽しみでもあった入学式。参列は1家庭1名まで。全員が消毒とマスク姿で換気という過剰な感染対策が当たり前にされていた頃です。それでも、幼少期からのお友達の制服姿には、急に大人っぽく感じ、感慨深いものでした。楽しみにしていた小学校の修学旅行や野球の試合、合宿の中止、声出し禁止など制約ばかりの当時、限りある青春時代を思いっ切り謳歌してほしかった。テレビでは、ワクチン接種が進めば当たり前の日常が戻ると言っていたし、大好きなばあばにも会いに行けるはずでした。それがこんなことになろうとは。
 通った中学校はとても温かくて、学校も、野球部も、先生方も、お友達も、母親たちも、皆さんにほどよく寄り添っていただき、卒業を迎えることができました。
 4月からはお友達も皆それぞれの高校へ歩み出します。新高校1年生には息子ができなかった経験をいっぱいいっぱいしてほしいです。けれども、この先も予防のための薬剤で、これ以上苦しむ人がありませんように強く願っています。
 以上である。
 私は、この新型コロナワクチンが危険であることは導入前からずっと警告してきた。認可の過程や成分の中身を見ただけで問題があることは簡単に理解できるからである。皆さんは御自身の体の中に入れるものの中身に何が入っているか、きちんと理解されて接種しているであろうか。そういう方は、まずいないであろう。分かったら接種しない方は多いはずであるが、鎌倉市によって、その説明はなされていない。このワクチンには、人工妊娠中絶された胎児に由来する細胞株が使われていることを鎌倉市民の接種者は一体何人御存じであろうか。
 中絶反対派のカトリック教徒らが懸念を示し、カトリック教会内部で理論上の指針を求める声が上がり、バチカン教理省がフランシスコ教皇の認証を受けた覚書まで交付する事態になっていたのである。
 そして、新型コロナワクチンの接種は臨床試験中の特例承認であったことを認識していた鎌倉市民の接種者は一体どれだけいたのであろうか。ほとんどの鎌倉市民は知らなかったと思われる。さらに、接種が始まってからは、大変多くの被害者が出ていたにもかかわらず、鎌倉市は分からないように、こそっと告知していただけである。
 2021年8月30日の記者会見では、鎌倉市の接種率は全世代の1回目61%と、2回目44.43%、64歳以下の1回目48.52%で、神奈川県の市の中でトップ、64歳以下の2回目も、川崎市の24.26%に次ぐ24.1%で2番目だったことを報告して、自慢をしている。この時点で既に大変多くの副反応被害が上がっていたが、市民が事実を知って接種することはなかったのである。
 この記者会見は、13歳の彼が亡くなる2か月前である。被害実態を知っていたら13歳の彼は、接種をどうしていたであろうか。リスクをきちんと伝えず、メリットばかり宣伝していた松尾市長の罪は非常に重いものである。
 接種者が認識して、納得の上、同意して、署名して接種を受けてない事態は、インフォームド・コンセントの観点からして、鎌倉市による違法行為であることを強く申し上げておく。
 先日、東京地裁に集団提訴がなされたが、まさにこの部分の主張が中心である。
 青山弁護士が発信されている中身を申し上げる。
 今回の集団訴訟は、国の不正義を問い、それを正すための訴訟です。新型コロナワクチン接種後に亡くなられた方々、後遺症被害を受けられた方々、そのほとんどはコロナワクチンを接種される際に現に生じてしまった結果を予想もしておられなかったと思います。
 それはなぜか。国が、総理が、ワクチン担当大臣が、コロナワクチンの効果については過大にあおり立て、逆に、不利益な情報については徹底的に隠蔽したからです。
 首相、大臣、果てはユーチューバーまで登場する動画で、感染防止効果まであるかのように、ワクチンの効果を最大限宣伝し、家族、友達、恋人をコロナから守るとして、ワクチン接種の必要性が薄い若者にも、国は盛んに接種を呼びかけました。その一方で、医療従事者の先行接種においても、接種後数日の間に20代女性含め、次々と死者が発生し、その後も他のワクチンとは比較できないほどの副反応報告が相次いでいたことは徹底的に押し隠し、あたかも一過性の発熱や頭痛、もしくは対処可能なアナフィラキシーしか副作用はないかのように装いました。
 国民は、ワクチンの接種について、自分自身で決めるための情報を与えられないまま接種を決め、そしてある方は、長引く後遺症に悩まされ、ある方は、数日のうちに突然の死を迎えたのです。
 また、1回目や2回目の接種で体調不良となり、重ねての接種に不安を覚えていた被害者もおられました。しかし、国が国民や社会を言わば洗脳してしまった結果、接種についての強い同調圧力を受けて、やむを得ず接種をし、不安が不幸にも現実となってしまった方もおられます。
 国の無責任はこれだけではありません。このワクチンの副作用の特徴の一つは、体内の各所で強い炎症反応を起こしてしまうことによって引き起こされるワクチン起因性の自己免疫疾患です。炎症によって体の免疫反応が自分自身を傷つけてしまうのです。ですが、これはステロイド投与などの極めて有効な治療法があり、ドイツなどでは治療を受けた方の95%に対して功を奏しています。
 ところが、日本では国のワクチン副作用は存在しないとの刷り込みが医療機関にまで浸透してしまい、運動障害やだるさ、持続する頭痛などで、満足に生活が送れなくなってしまった被害者たちは医師に心因性の一言で片づけられてしまい、放置されました。
 国は、国民の接種する努力義務まで課し、大宣伝を行って接種を呼びかけたのですから、ワクチンに不可避な副作用が発生することについても正面から向き合い、その治療を徹底することを努めるべきでした。
 さらに、予防接種健康被害救済制度には重大な不公平が存在します。国は、この新型コロナワクチン接種を開始するに当たり、予防接種法改正のための国会審議を行っていますが、その本会議における審議で、総理が不可避に生じる健康被害に対して、きちんと補償を行うと約束していました。
 ところが、現在の健康被害救済制度では、例えば、若い世代の方が独身で単身で暮らしていた場合、ワクチン接種で死亡したと認められても数十万円の葬祭料しか給付されません。家族を養っていない高齢の方が亡くなっても一律4420万円の被害補償がなされるのに、比較してあまりにも均衡を欠いています。
 こういった、国がこの3年間続けてきた新型コロナワクチン接種に関する国民に対する数々の不正義を正すというのが今回の集団訴訟の目的です。
 国は、新型コロナワクチン接種によって起きた大規模な薬害発生の事実を認め、正面から被害者の方々に、御遺族に、そして国民に対して謝罪し、そしてその損害について適正な賠償をなすべきなのです。それを国に行わせる手段は、裁判しかありません。
 以上が今回の提訴の概要です。この国に正義をもたらすために、皆様の応援をぜひともお願いします。
 以上である。
 2021年5月1日、ワクチン接種についてという鎌倉市医師会会長が話していた動画があった。この動画は既に削除されて見られない状態になっているが、なぜ削除されたのであろうか。正しい内容だったなら、削除する必要性はなかったはずである。おおむね話していた内容を御紹介する。
 はしかのワクチン並みに効果がある。重症化予防・発症予防効果が95%と高い。個人個人の防御力がアップする。感染予防効果がインフルエンザその他のワクチンに比べて極めて有効。みんなが接種すれば集団免疫が得られ、コロナ禍が収束する可能性がある。アメリカやイスラエル、その他の国々でワクチン接種が進むにつれて感染者がどんどん減ってきているという事実がございます。皆様がワクチン接種をすることによって安心できる鎌倉が実現します。アナフィラキシーショックは10万人に1人と言われています。
 いかがであろうか。たくさんのメリットをお話しされているので、この動画を見て、たくさんの方々が接種をされたのではないだろうか。安心できる鎌倉が実現しますと言い切った結果はどうだったのであろうか。日本の感染者数は2022年夏から月単位で世界一を何度も繰り返していた。そして、日本の死亡者数は、ワクチン接種が始まった2021年から激増、2021年から3年間で47万1193人も増加した。PCR陽性者の死亡者は
 2023年5月9日までで7万4694人であり、このコロナ感染者の死亡者を抜いても3年間で約40万人増という異常な増加であった。
 広島の原爆で亡くなられた方は1945年12月末までで約14万人。東日本大震災の年の増加死亡者数は5万
 6054人、2021年から2023年の異常な死亡者数の増加をどう説明するのであろうか。我が国は戦争状態といってよい死亡者数の増加の状況であることを、我々は強く認識するべきである。
 松尾市長、議員の皆さん、国がやっている事業だからと言って逃げるのは、13歳の少年を殺したことを国が認めたのだから、もう通用しないのである。そして、国と地方自治体の関係は対等であることをきちんと認識してください。
 鎌倉市における主権者は鎌倉市民です。勘違いしないでいただきたい。
 13歳の若い命を奪った、これは氷山の一角でしかないが、1人の被害者を出した時点で、このワクチン接種事業は大失敗だったわけである。この殺人ワクチンを推奨してきた方々は反省して謝罪するべきである。
 ここで、2021年12月6日、鎌倉市議会で私が読み上げた13歳少年のお母様にいただいた3通のメールに書かれたメッセージを再度読ませていただく。
 1、11月25日の質疑を拝見しました。コロナワクチン接種後に死亡した10代の件を取り上げ、警鐘を鳴らしていただき、ありがとうございます。私の大切な大切な子供は、ワクチン接種数時間後、あまりにも突然変わり果てた姿となり、旅立ってしまいました。あれから何もかも信頼できず、他人の声も入ってこず、悲しく、苦しく、情けなく、もがき続けながら日々を生きています。子供の生きたあかしを少しでも意味のあるものにしたい、ようやくそんな気持ちを持ち始めましたが、どうすればよいのか、何が正しいのか分かりません。どうか正しい情報を広く発信し、せめて未来ある若者の命、健康な体を守ってください。
 2、メールの件を議会でお話ししていただいて構いません。ただ、遺族の心情を共有していただきたいのではありません。命、健康な心身の保持を最優先に考えた正しい情報発信と行動を願っております。助かるはずの命を助かるはずだった命にしない、ジャパンハート活動のこのフレーズはグサッと心に刺さりました。今は子供の命に代えて、被害を受けなくてよいはずの多くの若者の命と健康な心身を救っていただきたい。ただそれだけです。
 3、何が何でも子供たちへの接種は中止してください。これ以上、未来のある子供たちに被害を与えないでください。本日の質疑も応援しております。
 以上である。
 最後に、私から13歳の彼にメッセージを送らせていただきます。
 13歳の君へ。すてきな家族に囲まれて、夢と希望に満ちあふれた人生が待っていた。野球の強い高校に進学して、好きな野球をやりたい。そんな夢を持って中学校生活を送っていた。しかし、若干13歳でその夢は、鎌倉市によって行われた新型コロナワクチン接種事業によって絶たれてしまった。本当に無念だったでしょう。あなたのことを知ったときは、本当にショックでした。あれから2年半、多くの皆さんがあなたの生きていたあかしを残すために、一緒に闘ってくれた。あなたが空の上から見守って力を与えてくれていたことをみんなよく知っています。今、あなたに心からありがとうと言いたい。あなたのことを聞いて、ワクチン接種をやめた人が日本全国にたくさんいらっしゃる。そして街頭活動をやっていると、あなたと同世代の若者たちが今起こっているこの国の異常な事態を真剣に受け止め、考えてくれていることが強く伝わってきます。これは本当にあなたのおかげだと思います。
 でもね、この議場にいる大人たちのように、理解したくない大人たちが大半なんだよ。だから、私は一緒に闘ってくれる仲間たちと、これからも闘っていくので、天国から見守っていてください。もう知っていると思うけど、あなたと同い年の未来の大谷翔平さん、スーパースターの彼が野球の強豪校に進学したそうです。あなたのためにと全力で頑張ってくれています。彼は野球を教えてくれたおじさんを同じようにワクチン接種で亡くした。だから、余計に頑張ってくれているのだけれど、頑張り過ぎて体を壊さないように、天国から見守っていてあげてください。
 これ以上、ワクチン接種による被害を出さないように、被害に苦しんでいる人たちが救われるように、仲間と一緒に頑張ります。
 天国で大好きな野球をたくさんやりながら見守っていてください。
 2024年4月23日、鎌倉市議会議員、長嶋竜弘より。
 以上で討論を終わります。
 
○議長(池田 実議員)  質疑及び討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議案第2号令和6年度鎌倉市一般会計補正予算(第1号)を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                     (多 数 挙 手)
 多数の挙手によりまして、議案第2号は原案のとおり可決されました。
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○議長(池田 実議員)  以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。
 令和6年4月鎌倉市議会臨時会は、これをもって閉会いたします。
                    (14時45分  閉会)

 令和6年(2024年)4月23日(火曜日)

                          鎌倉市議会議長    池 田   実

                          会議録署名議員    武 野 裕 子

                          同          後 藤 吾 郎

                          同          前 川 綾 子