令和 6年総務常任委員会
3月 1日
○議事日程  

総務常任委員会会議録
〇日時
令和6年(2024年)3月1日(金) 11時15分開会 11時48分閉会(会議時間0時間15分)
〇場所
議会全員協議会室
〇出席委員
中村委員長、長嶋副委員長、千、武野、池田、岡田の各委員
〇理事者側出席者
内海総務部長、山戸総務部次長兼財政課長、矢部健康福祉部次長兼福祉総務課長兼新型コロナウイルスワクチン接種担当担当課長
〇議会事務局出席者
茶木局長、木田担当書記
〇本日審査した案件
1 議案第127号令和5年度鎌倉市一般会計補正予算(第10号)
    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
○中村委員長  それでは、ただいまより総務常任委員会を開会いたします。
 まず、委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。武野裕子委員にお願いいたします。
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○中村委員長  本日の審査日程の確認でございますが、お手元にお示ししたとおりでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 関係課職員の入室について事務局から報告させます。
 
○事務局  日程第1議案第127号令和5年度鎌倉市一般会計補正予算(第10号)について、補正予算に関連する福祉総務課の職員が入室することでよろしいか、御協議、御確認をお願いいたします。
 
○中村委員長  事務局の説明のとおりでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認をいたしました。
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○中村委員長  それでは、日程第1「議案第127号令和5年度鎌倉市一般会計補正予算(第10号)について」を議題といたします。
 まず、送付意見の確認を事務局からお願いいたします。
 
○事務局  教育福祉常任委員会からの送付意見はございませんでした。御確認をお願いいたします。
 
○中村委員長  送付意見なしということでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 それでは、原局から説明をお願いいたします。
 
○山戸総務部次長  議案第127号令和5年度鎌倉市一般会計補正予算(第10号)について、その内容を説明いたします。
 議案集(その5)の9ページを御覧ください。
 第1条歳入歳出予算の補正につきましては、令和5年度鎌倉市補正予算に関する説明書に基づき歳出から説明いたします。
 説明書の8ページを御覧ください。
 第15款民生費、第5項社会福祉費、第5目社会福祉総務費は、4億62万7000円の増額で、低所得世帯等こども加算・均等割のみ課税世帯支援給付金の支給に係る経費の追加をしようとするものです。
 次に、歳入について説明いたします。
 戻りまして、補正予算に関する説明書は6ページを御覧ください。
 第55款国庫支出金、第10項国庫補助金、第10目民生費補助金は、4億62万7000円の増額で、物価高騰対応重点支援交付金の追加をしようとするものです。
 次に、第2条繰越明許費の補正は、議案集(その5)の12ページ第2表のとおり、低所得世帯等こども加算・均等割のみ課税世帯支援給付金の支給に係る経費について、繰越明許費の追加をしようとするものです。
 以上で、一般会計補正予算の内容説明を終わります。
 
○中村委員長  これより質疑に入ります。御質疑のある方、いらっしゃいますでしょうか。
 
○岡田委員  4億62万7000円ということなんですが、ここに書いてあるとおり、低所得世帯等こども加算・均等割のみ課税世帯支援給付金支給事業ということで、課税世帯、これはどれぐらいあるんですか。
 
○矢部健康福祉部次長  今回につきましては、住民税均等割のみ課税世帯として2,500世帯ほどを見込んでおります。またこども加算につきましては、非課税世帯、または住民税均等割のみ課税世帯に属する子供、18歳以下の子供がいる世帯ということになりまして、子供1人当たり5万円ということになりますけれども、対象の児童が2,000人程度と見込んでおります。
 
○武野委員  いろいろちょっと確認させていただきたいことがあります。今までの物価高騰対策としての給付と、これは何が違うのかというところです。
 
○矢部健康福祉部次長  これまで、低所得世帯、非課税世帯に対する支援金を行ってきたというところと、あと、この今年度の6月に定額減税というのが予定されております。そこのところの低所得世帯の支援と定額減税を補足するその間に、隙間に、非課税ではないんですけれども、均等割のみ課税をしているということで、非課税ではないけれども、生活に困窮している世帯に対する支援金ということで、今回の均等割のみ課税世帯に対する支給がありますと。
 また、これに加えまして子供世帯に対して、1人当たり5万円ということで、低所得世帯に対するこども加算というものがあるということでございます。
 
○武野委員  前回と一緒に補正予算が出なかった理由というのは何かなということと、鎌倉分として約4億円ということで来ているんでしょうか。この内閣府の資料によると、もう12月14日に出しているということで、12月議会に間に合わなかったということなのかなと思ったんだけれども、どうでしょうか。
 
○矢部健康福祉部次長  順次、国から制度が順番に示されてきておりまして、12月議会ではその制度自体が示されていなかったというところで、間に合わなかったというところでございます。
 4億円につきましては、住民税均等割のみ課税世帯2,500世帯に対して10万円ということで、ここが2億5000万円、こども加算につきましては2,000人に対して一人5万円ということで、こちらが1億円。ほか、委託料等、諸経費につきましては、残額ということの内訳でございます。
 
○武野委員  今回のが定額減税が6月からということで、それの恩恵が受けられなかったところへの支援ということだと認識しました。総務省の資料では、ほかに恩恵を受けられない世帯というのが示されているんですけれども、そこはどういうふうになるんでしょうか。どういうところが恩恵を受けられないところなのかというのが示されているんだけれど、どういうところでしょうか。
 
○矢部健康福祉部次長  今現状、国から示されているものとしまして、令和6年度の所得税と住民税の減税としまして、1人当たり4万円の定額減税が行われる予定でございます。税額が、所得税や住民税の納税額が定額減税の4万円に満たない世帯というものがございます。ここにつきましては、減税額との差額について、調整給付という形で、さらに給付が予定されているというところと、あとは令和5年度課税であった世帯が令和6年度に非課税となる場合につきましては、こちら、定額減税の対象にはならなくて令和5年度中の非課税でなかったということで10万円の給付が受けられませんので、そこに対しては新たに住民税非課税となる世帯への給付ということが、今後予定されているというところでございます。
 
○武野委員  今後予定されているということは、今後この4億円以外に、また令和6年度に一人4万円と先ほどおっしゃった、そういうのだとか、新たな非課税になるというところのが来るんですか、お金が。
 
○矢部健康福祉部次長  令和6年度の課税というのが令和6年6月1日に課税が決定するというところでございますので、それ以降の給付という形にはなろうかと思いますけれども、それ以降の予算化ということで予定をしております。
 
○武野委員  つまり、国が示したある意味、その定額減税の恩恵が受けられないこの4つのパターンが示されている。最終的にはこれを全部支給するということになるということですね、これからということだけれども。
 
○矢部健康福祉部次長  減税と給付という形で、皆さんが恩恵といいますか、何がしかのものを受けられるという形ではございます。
 
○武野委員  最後に、前回3万円の給付があったところは7万円で、1月31日までに振り込まれると聞いております。それと、もう1つは2月に新たに給付される方は申請されて4月末に振り込まれるという話も聞いているんですけれども、これは、今回のはいつ振込がされるんでしょうか。
 手続の仕方、結局申請漏れが起きないようにしなきゃいけないということと、そのための手続の仕方と、いつ振り込まれるんですかというこの2つ。
 
○矢部健康福祉部次長  まず、今現状こちらでデータが整っている令和5年度の住民税非課税世帯、既に3万円と7万円を支給している世帯に対して、その世帯に対する子供、その世帯に子供がいる場合につきましては、ここはプッシュ式でお振込をする手続を進めたいなと考えております。
 こちらについては3月末に振込ができるように、準備を進めているところでございます。
 住民税均等割のみ課税世帯とその世帯に属する子供に対する加算につきましては、この予算を議決いただいた後に手続を進めていく形になりますので、確認書の発送は4月になってからという形にはなろうかと思いますので、そちらを頂いてから約3週間程度という形にはなっていますので、4月中の振込が最速かなとは考えております。
 失礼いたしました。先ほど答弁いたしました中で、12月議会に間に合わなかったというところでございますけれども、今回の給付金につきましては、12月14日に国で、資料としては、内容は示されているというところでございましたけれども、実施時期につきましては令和6年の2月、3月からということで国で示されていたというところでございまして、それに基づきまして、2月で補正をさせていただいたということでございます。訂正させていただきます。
 
○中村委員長  ほかに御質疑はよろしいですか。
                  (「なし」の声あり)
 それでは、質疑を打ち切ります。
 委員間討議の実施について御協議願います。
 なしということでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 委員間討議を実施しないことを確認いたしました。
 御意見はございませんか。
                  (「なし」の声あり)
 意見を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議案第127号令和5年度鎌倉市一般会計補正予算(第10号)について、原案に御賛成の方の挙手を求めます。
                   (総 員  挙 手)
 総員挙手により、議案第127号は原案のとおり可決されました。
 それでは、この後は委員長報告の作成及び読み合わせを行いますので、インターネット中継はこれで終了したいと思いますが、よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 それでは、委員長報告案作成のため、暫時休憩いたします。
               (11時28分休憩   11時46分再開)
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〇 議案第127号令和5年度鎌倉市一般会計補正予算(第10号)
 再開後、議案第127号令和5年度鎌倉市一般会計補正予算(第10号)を日程に追加し、委員長報告の内容を検討した結果、これを了承した。
 以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   令和6年(2024年)3月1日

             総務常任委員長

                 委 員