○議事日程
鎌倉市議会2月定例会会議録(2)
令和6年(2024年)2月7日(水曜日)
〇出席議員 25名
1番 千 一 議員
2番 出 田 正 道 議員
3番 中 里 成 光 議員
4番 くり林こうこう 議員
5番 藤 本 あさこ 議員
6番 武 野 裕 子 議員
8番 後 藤 吾 郎 議員
9番 前 川 綾 子 議員
10番 竹 田 ゆかり 議員
11番 長 嶋 竜 弘 議員
12番 高 野 洋 一 議員
13番 児 玉 文 彦 議員
14番 志 田 一 宏 議員
15番 日 向 慎 吾 議員
16番 井 上 三華子 議員
17番 くりはらえりこ 議員
18番 吉 岡 和 江 議員
19番 納 所 輝 次 議員
20番 森 功 一 議員
21番 池 田 実 議員
22番 保 坂 令 子 議員
23番 岡 田 和 則 議員
24番 松 中 健 治 議員
25番 大 石 和 久 議員
26番 中 村 聡一郎 議員
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〇欠席議員 なし
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〇議会事務局出席者
事務局長 茶 木 久美子
議会総務課長 土 屋 勇 人
議事調査課長 岩 原 徹
議事調査担当担当係長 田 中 公 人
書記 木 田 千 尋
書記 武 部 俊 造
書記 喜 安 大 介
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〇説明のため出席した者
番外 1 番 松 尾 崇 市長
番外 2 番 比留間 彰 副市長
番外 3 番 千 田 勝一郎 副市長
番外 5 番 服 部 基 己 共生共創部長
番外 7 番 内 海 正 彦 総務部長
番外 8 番 永 野 英 樹 市民防災部長
番外 10 番 藤 林 聖 治 健康福祉部長
番外 11 番 能 條 裕 子 環境部長
番外 12 番 林 浩 一 まちづくり計画部長
番外 13 番 古 賀 久 貴 都市景観部長
番外 14 番 森 明 彦 都市整備部長
番外 15 番 ? 木 守 消防長
番外 16 番 高 橋 洋 平 教育長
番外 17 番 小 林 昭 嗣 教育文化財部長
番外 6 番 歴史まちづくり推進担当担当部長
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〇議事日程
鎌倉市議会2月定例会議事日程(2)
令和6年(2024年)2月7日 午前9時30分開議
1 諸般の報告
2 一般質問
3 報告第20号 交通事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定に係 市 長 提 出
る専決処分の報告について
4 議案第77号 市道路線の廃止について 同 上
5 議案第79号 業務委託契約の変更について 同 上
6 議案第80号 物件供給契約の締結について 同 上
7 議案第78号 特定事業契約の変更について 同 上
8 議案第82号 市有地管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠 同 上
償の額の決定について
9 議案第81号 鎌倉駅西口第一自転車等駐車場の土地賃貸借料の支払に係 同 上
る損害賠償の額の決定について
10 議案第86号 鎌倉市職員の給与に関する条例及び鎌倉市任期付職員の採┐
用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について │
議案第85号 鎌倉市常勤特別職職員の給与に関する条例の一部を改正す│同 上
る条例の制定について │
議案第83号 鎌倉市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関す│
る条例の一部を改正する条例の制定について │
議案第87号 鎌倉市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例│
の一部を改正する条例の制定について ┘
11 議案第88号 鎌倉市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営 市 長 提 出
に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定に
ついて
12 議案第84号 鎌倉市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について ┐同 上
議案第89号 鎌倉市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について┘
13 議案第90号 令和5年度鎌倉市一般会計補正予算(第8号) 同 上
14 議案第91号 令和5年度鎌倉市一般会計補正予算(第9号) 同 上
15 議案第94号 令和5年度鎌倉市公共用地先行取得事業特別会計補正予算 同 上
(第1号)
16 議案第93号 令和5年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第 同 上
2号)
17 議案第95号 令和5年度鎌倉市介護保険事業特別会計補正予算(第2号 同 上
)
18 議案第96号 令和5年度鎌倉市後期高齢者医療事業特別会計補正予算( 同 上
第1号)
19 議案第92号 令和5年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業 同 上
特別会計補正予算(第1号)
20 議案第97号 令和5年度鎌倉市下水道事業会計補正予算(第3号) 同 上
21 議案第98号 令和5年度鎌倉市下水道事業会計補正予算(第4号) 同 上
22 議案第112号 鎌倉市行政手続における特定の個人を識別するための番号 市 長 提 出
の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条
例の一部を改正する条例の制定について
23 議案第113号 昭和天皇の崩御に伴う職員の懲戒免除及び職員の賠償責任 同 上
に基づく債務の免除に関する条例等の一部を改正する条例
の制定について
24 議案第116号 鎌倉市手数料条例及び鎌倉市建築基準条例の一部を改正す 同 上
る条例の制定について
25 議案第119号 漁港漁場整備法及び水産業協同組合法の一部を改正する法 同 上
律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定につい
て
26 議案第106号 鎌倉市ケアラー支援条例の制定について ┐
議案第107号 鎌倉スクールコラボファンド活用基金条例の制定について│
議案第108号 鎌倉市事務分掌条例の一部を改正する条例の制定について│
議案第109号 鎌倉市芸術館条例の一部を改正する条例の制定について │
議案第110号 鎌倉市市民活動センター条例の一部を改正する条例の制定│
について │
議案第111号 鎌倉市川喜多映画記念館条例の一部を改正する条例の制定│
について │
議案第114号 鎌倉市議会議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関│
する条例の一部を改正する条例の制定について │
議案第115号 鎌倉市みんなで支え合う新型コロナウイルス感染症対策基│
金条例を廃止する条例の制定について │
議案第117号 鎌倉市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について │市 長 提 出
議案第118号 鎌倉市廃棄物の減量化、資源化及び処理に関する条例の一│
部を改正する条例の制定について │
議案第120号 鎌倉市腰越漁港管理条例の一部を改正する条例の制定につ│
いて │
議案第121号 鎌倉市携帯電話等中継基地局の設置等に関する条例の一部│
を改正する条例の制定について │
議案第122号 鎌倉市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の保育│
料等に関する条例の一部を改正する条例の制定について │
議案第123号 鎌倉市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について│
議案第99号 令和6年度鎌倉市一般会計予算 │
議案第100号 令和6年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業│
特別会計予算 │
議案第101号 令和6年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計予算 │
議案第102号 令和6年度鎌倉市公共用地先行取得事業特別会計予算 │
議案第103号 令和6年度鎌倉市介護保険事業特別会計予算 │
議案第104号 令和6年度鎌倉市後期高齢者医療事業特別会計予算 │
議案第105号 令和6年度鎌倉市下水道事業会計予算 ┘
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〇本日の会議に付した事件
議事日程に同じ
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鎌倉市議会2月定例会諸般の報告 (2)
令和6年(2024年)2月7日
1 陳情6件を陳情一覧表のとおり受理し、2件を付託一覧表のとおり建設常任委員会に
付託、4件を配付一覧表のとおり全議員に配付した。
令和6年(2024年)鎌倉市議会2月定例会
陳情一覧表 (1)
┌──────┬────────────────────────┬─────────────────────┐
│受理年月日 │件 名 │提 出 者 │
├──────┼─────┬──────────────────┼─────────────────────┤
│ 6.2.2 │陳情 │北鎌倉緑の洞門(北鎌倉隧道)の通行 │鎌倉市 │
│ │第32号 │再開についての陳情 │津 田 真 人 他5名 │
│ ├─────┼──────────────────┼─────────────────────┤
│ │陳情 │新庁舎等基本設計予算案に関し修正議 │鎌倉市 │
│ │第33号 │案を出すよう求める陳情 │岩 田 薫 │
├──────┼─────┼──────────────────┼─────────────────────┤
│ 6.2.5 │陳情 │新庁舎等基本設計予算案に関し修正議 │鎌倉市 │
│ │第34号 │案を出すよう求める陳情 │下 重 澄 子 │
│ ├─────┼──────────────────┼─────────────────────┤
│ │陳情 │新庁舎等基本設計予算案に関し修正議 │鎌倉市 │
│ │第35号 │案を出すよう求める陳情 │鎌倉平和学習会 │
│ │ │ │代表 神 戸 治 男 │
│ ├─────┼──────────────────┼─────────────────────┤
│ │陳情 │由比ガ浜4丁目大規模開発に関して条 │鎌倉市 │
│ │第36号 │例手続きが適正か検証し、住民説明会 │由比ガ浜西自治会 │
│ │ │のやり直し、協議会設置を求める陳情 │会長 兵 藤 沙 羅 │
│ ├─────┼──────────────────┼─────────────────────┤
│ │陳情 │新庁舎等基本設計予算案に関し修正議 │鎌倉市 │
│ │第37号 │案を出すよう求める陳情 │山 本 昌 男 │
└──────┴─────┴──────────────────┴─────────────────────┘
付託一覧表 (1)
┌──────┬────────┬─────────────────────────────────────┐
│付託年月日 │付 託 先 │件 名 │
├──────┼────────┼──────┬──────────────────────────────┤
│ 6.2.7 │建設 │陳情 │北鎌倉緑の洞門(北鎌倉隧道)の通行再開についての陳情 │
│ │常任委員会 │第32号 │ │
│ │ ├──────┼──────────────────────────────┤
│ │ │陳情 │由比ガ浜4丁目大規模開発に関して条例手続きが適正か検証し、住│
│ │ │第36号 │民説明会のやり直し、協議会設置を求める陳情 │
└──────┴────────┴──────┴──────────────────────────────┘
配 付 一 覧 表 (1)
┌──────┬────────┬─────────────────────────────────────┐
│配付年月日 │配 付 先 │件 名 │
├──────┼────────┼──────┬──────────────────────────────┤
│ 6.2.7 │全議員 │陳情 │新庁舎等基本設計予算案に関し修正議案を出すよう求める陳情 │
│ │ │第33号 │ │
│ │ ├──────┼──────────────────────────────┤
│ │ │陳情 │新庁舎等基本設計予算案に関し修正議案を出すよう求める陳情 │
│ │ │第34号 │ │
│ │ ├──────┼──────────────────────────────┤
│ │ │陳情 │新庁舎等基本設計予算案に関し修正議案を出すよう求める陳情 │
│ │ │第35号 │ │
│ │ ├──────┼──────────────────────────────┤
│ │ │陳情 │新庁舎等基本設計予算案に関し修正議案を出すよう求める陳情 │
│ │ │第37号 │ │
└──────┴────────┴──────┴──────────────────────────────┘
(出席議員 25名)
(9時30分 開議)
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○議長(池田 実議員) 定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、配付いたしましたとおりであります。
会議規則第142条の規定により、本日の会議録署名議員を指名いたします。19番 納所輝次議員、20番 森功一議員、22番 保坂令子議員にお願いいたします。
--------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
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○議長(池田 実議員) 日程第1「諸般の報告」を議題といたします。
内容は配付いたしましたとおりであります。
ただいまの報告に御質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
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○議長(池田 実議員) 日程第2「一般質問」を昨日に引き続き行います。
まず、千一議員の発言を許可いたします。
なお、千一議員の一般質問については、運営委員会の協議もあり、事前に議長宛て文書が提出されております。便宜、事務局職員に代読させます。
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○1番(千 一議員) (代読)今年度最後の質問となります。正月早々、能登半島地震が起きました。亡くなられた方にお悔やみ申し上げます。被災された方にはお見舞い申し上げます。それでは質問を始めます。
1、鎌倉市の災害時においての避難所と人員と必要な物資。2、高齢者、障害者などが外出しやすくなりますように。3、障害者グループホームの開設について。以上3項目において、理事者におかれましては、明確で誠実なる御答弁をお願い申し上げます。
1、鎌倉市の災害時においての避難所と人員と必要な物資。今年は石川県で元旦早々から大変大きな災害がありました。亡くなられた方には心よりお悔やみ申し上げます。また、けがや病気になられた方には心よりお見舞い申し上げます。ボランティアなど救助に行かれた方は、被災地の皆さんとともに気をつけて活動をしてください。鎌倉市からもトイレを送ったことに対して、僅かでもお役に立てれば幸いです。
ここで質問いたします。鎌倉市からは何人ぐらいの方が応援に行きましたか。なるべく多くの方に何らかの形で行っていただきたいなと思いますが、いかがですか。
そして、東京電力の原発は止まっていたとはいえ、人、動植物に変わりはなかったのでしょうか。環境汚染はなかったのでしょうか。もし鎌倉市を中心にあのような災害が起こったら、近くの市には原発もあるので、とても心配しております。
鎌倉市には学校や宗教法人や大きな建物など避難所となり得るところは幾つあるのでしょうか。そのうちペットと一緒に避難できるところは幾つあるのでしょうか。また、私のような障害がある方や御高齢の方などが行ける福祉避難所は幾つあるのでしょうか。今から考えておかなければ、いざというとき困ります。
そして、自衛隊、消防、警察など、救助する人員の確保はどうするつもりなのでしょうか。災害が起これば、いつもは救助する立場の人間も救助される立場の人間になるかもしれませんので、そこのところをよく考えておいてください。
そして、水、食料、寝るところ、トイレなど必要な物資は確保されているのでしょうか。もし鎌倉市を中心に災害が起これば、近隣市に頼ることはできません。備蓄できるものは備蓄しておいてもらいたいものです。
人材の確保は、近隣市ではなく、近隣市でないところから協定を結んでおいてもらいたいものですが、いかがですか。
2、高齢者、障害者などが外出しやすくなりますように。以前、コロナの予防接種のときは、タクシー代を出してでも予防接種を受けるようにということがありましたよね。そういうことをするならば、鎌倉市内の路線バスなどは、高齢者、障害者などの家から出にくい人たちがいつまでも健康でいていただけるように、介護者も含めて、自己負担なく路線バスに乗れるようにしていただきたいものですが、いかがですか。
鎌倉市内の、例えば鎌倉駅に止まっているタクシーには、車椅子で乗ることができるタクシーはありません。タクシー会社に鎌倉市から助成金を出してでも、鎌倉駅から電話で予約して、車椅子で乗ることができるタクシーを入れてほしいものです。いかがですか。
鎌倉市内では車椅子で乗れるタクシー会社は大船にしかありません。ぜひとも鎌倉駅を中心に動いているタクシーにも車椅子で乗れるタクシーを入れていただきたく、よろしくお願いいたします。
3、障害者グループホームの開設について。横浜市金沢区に開設予定であった障害者のグループホームが近隣住民の反対を受けて開設が見送られました。鎌倉市で同じようなことがあった場合、市としてどのように対応していきますか。
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○内海正彦 総務部長 まず最初に、被災地への職員派遣についての御質問でございます。
神奈川県からの要請により、既に事務職員2名、消防職員41名を派遣しており、今後さらに事務職員2名、保健師2名を派遣する予定となっております。今後も職員の派遣要請があった場合には可能な限り協力するとともに、職員が自主的なボランティア活動を希望した場合についても、積極的に認めてまいりたいと考えております。
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○永野英樹 市民防災部長 続きまして、原子力発電所による影響などについての御質問です。
東京電力ホールディングス株式会社は、新潟県柏崎刈羽原子力発電所について、外部への放射能の影響は確認されていないと発表しており、人や動植物への影響、環境汚染はないと考えております。また、北陸電力株式会社は、石川県志賀原子力発電所について、一部設備に被害が発生したが、原子炉施設の安全確保に問題は生じていないと発表しています。市は災害発生時に国や県、関係機関等と連携し、必要な対策を講じてまいります。
続きまして、避難所の数についての御質問です。
災害時に市民等が一定期間滞在する場として、市立小・中学校25校を指定避難所、ミニ防災拠点として指定しています。そのほか、指定避難所の開設に続き、必要に応じて開設する避難所として、県立高校など11か所を補助避難所として指定しています。避難所となり得る場所は指定避難所と補助避難所合わせて36か所あります。
続きまして、ペットと同行避難可能な避難所の数についての御質問です。
指定避難所となる小・中学校25校でペットとの同行避難が可能です。
次に、福祉避難所の数についての御質問です。
福祉避難所は、市の老人福祉センター5か所と県立鎌倉支援学校の合わせて6か所です。
次に、自衛隊など救助する人員の確保についての御質問です。
自衛隊は、災害対策本部長が応急措置を実施するため必要があると認めるときに、県知事に対して派遣要請を求めることになっています。消防は、災害により県内全域に被害が発生し、県内での対応が不能であるときに、県知事から消防庁長官へ応援要請を行い、各都道府県の緊急消防援助隊が被災地での消防活動を行うこととなっています。また、警察は、神奈川県公安委員会から各都道府県公安委員会に援助の要求を行い、各都道府県公安委員会が所管の警察本部に援助要求を行うこととなっています。
続きまして、物資についての御質問です。
災害時用の備蓄として、飲料水、食料、毛布、簡易トイレ、パーティション、発電機など、避難所において必要となる物資を備蓄しています。これら備蓄品は指定避難所である市立小・中学校25校に配備しているほか、市内の各備蓄倉庫にも分散備蓄しています。避難所等において不足する物資は、国や県からの支援を受けるほか、災害協定を締結している自治体や民間業者などから調達することとなります。
続きまして、近隣市ではないところと協定を結んではいかがかとの御質問です。
神奈川県外における自治体との災害協定は、姉妹都市である山口県萩市、長野県上田市、栃木県足利市のほか、奈良県奈良市、宮城県七ヶ浜町、福島県楢葉町など121自治体と災害時における相互応援に関する協定を締結しており、必要に応じ応急復旧活動等に必要な人員を応援要請をすることとしています。
また、国において大規模災害時の地方公共団体からの応援職員の派遣の枠組みとして、短期派遣の応急対策職員派遣制度、中長期派遣の復旧・復興支援技術職員派遣制度を構築しています。本市が被災した場合、協定締結自治体に加え、国の応援職員派遣の枠組みを利用し、人材を確保してまいります。
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○藤林聖治 健康福祉部長 続きまして、路線バスによる高齢者、障害者の外出支援についてでございます。
まず、高齢者を対象としました外出支援策として、福寿カードを活用した優待サービス事業や、運転免許証を自主返納した高齢者に対する助成券の交付事業、社会福祉法人が所有する送迎車両を活用した地域貢献送迎バスモデル事業などを実施しているところでございます。
一方、障害者を対象とした外出支援策としては、それぞれのバス事業者による割引制度があるほか、市ではタクシー利用券や自動車燃料費助成券等を交付しております。
現在、全ての高齢者、障害者に対する一律の交通費の補助を行うことは考えておりませんが、既存事業の見直し、充実を図ることで、高齢者や障害者が外出しやすい環境を整えてまいります。
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○林 浩一 まちづくり計画部長 タクシーについて、鎌倉駅から電話予約して車椅子で乗ることができるタクシーをとの御質問です。
車椅子で乗れるタクシーは、ワゴン車タイプも含めたユニバーサルデザインタクシーのほか、福祉タクシーや介護タクシーがあります。ユニバーサルデザインタクシーや福祉タクシーの導入に当たっては、国の補助制度があり、これを活用してタクシー事業者が適宜導入を図っているところであり、鎌倉駅に乗り入れしているタクシー事業者においては、29台が導入されており、今後も車両の入替えに合わせ、導入を図りたいとの意向がございます。
ユニバーサルデザインタクシーの運行に当たっては、ドライバーが研修を受けることとなり、車椅子や高齢者などのお客様利用への対応を図っていると聞いております。また、タクシー事業者に確認したところ、電話による予約につきましては、駅への迎車は行っていないが、駅以外であれば、車種を指定すれば迎車が可能であるとのことでした。市としては、車両の入替え時にユニバーサルデザインタクシーの導入を積極的に行っていただくよう、タクシー事業者に働きかけてまいります。
続きまして、鎌倉駅を中心に動いているタクシーにも車椅子で乗れるタクシーを入れてほしいという御質問でございます。
大船駅に乗り入れているタクシーにはワゴン車タイプのユニバーサルデザインタクシーが導入されておりますが、鎌倉駅で運行しているタクシー事業者に確認したところ、ワゴンタイプではないですが、車椅子で乗車できるユニバーサルデザインタクシーが運行しているので、このタクシーを利用していただきたいとのことでございました。
車椅子の利用者の方には、ワゴン車タイプではないユニバーサルデザインタクシーに車椅子で乗車が可能であるということを御存じでないことも考えられますので、車椅子の乗車が可能であることをタクシー乗り場で周知するなど、神奈川県タクシー協会鎌倉支部と連携を図ってまいります。
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○松尾 崇 市長 横浜市金沢区に開設予定であった障害者のグループホームが近隣住民の反対を受けて開設を見送ったことについての御質問です。
横浜市内で開設予定でありました障害者のグループホームが近隣住民の反対を受けて開設を断念した事案については、報道を通じて承知をしているところです。本市では共生社会の実現に向けた取組を進めておりまして、まずは同様の事案が市内で生じることがないよう、地域における障害者理解を進め、障害のある人もない人も誰もが一生にわたって健やかで安心して地域で暮らせる町にしていくことが大切であると考えています。
万が一同様の事案が市内で発生した場合には、市としては、当然のことながら、差別発言、これは許してはいけないことでありますから、これは認めません。ただ、関係する人々の声にしっかりと耳を傾けて、相互理解を促しながら、問題の解決に努めてまいりたいと考えております。
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○議長(池田 実議員) ただいま一般質問中でありますが、議事の都合により暫時休憩いたします。
(9時47分 休憩)
(11時40分 再開)
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○議長(池田 実議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
千一議員の一般質問を続行いたします。便宜、事務局職員に代読させます。
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○1番(千 一議員) (代読)1、鎌倉市の災害時においての避難所と人員と必要な物資。宗教法人は避難所に向いているところもあると思いますが、宗教法人はあえて入れていないのですか。お願いしておけば、いざというときには大きいと思います。いかがですか。
2、高齢者、障害者などが外出しやすくなりますように。私のうちでは、昨日雪が降ると分かっていたので、おとといタクシー会社に10軒ぐらい電話しましたが、どこも駄目でした。こういうときにどうすればいいのですか。いかがですか。
3、障害者グループホームの開設について。障害者グループホームができなかったことこそ差別的なことだと思います。例えば私が家を造ったとき、反対はなかったですし、近所の方に断ってから造ったわけではありません。当たり前のこととして造ったわけです。近所の誰からも嫌がらせを受けたこともありません。何で障害がある人が何人か住む家を造るのに、周りの方に説明しなければいけないのでしょうか。私が何人かの障害のある仲間と一緒に住む家を造る場合は、近所の人に合わせて私がわざわざ説明を行うことがおかしいと思います。近所の方が嫌ならば引っ越せばいいことだと思います。何で説明会をやったのか不思議です。いかがですか。
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○永野英樹 市民防災部長 まずは、宗教法人を避難所にしてはいかがかとの御質問です。
宗教法人については、帰宅困難者一時滞在施設として、長谷寺、鶴岡八幡宮、鎌倉宮、建長寺、円覚寺、安国論寺の6施設を指定しており、災害時における帰宅困難者の受入れに御協力いただくこととなっております。避難所として利用するには、食料や飲料水など資機材の備蓄など課題もありますが、避難生活の長期化に備え、避難所の確保は重要であることから、今後、宗教法人の施設を含め、補助的な避難施設の確保に努めてまいります。
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○林 浩一 まちづくり計画部長 タクシーの予約についての御質問です。
タクシーの迎車の予約につきましては、雪が降った際には通常に比べて利用者が多くなることから、さらに予約が困難な状況であったと推察するところでございます。今回、タクシーの予約ができなかったということにつきましては、状況が把握できておりませんので、神奈川県タクシー協会鎌倉支部に確認するなど、状況を把握した上で、どのような対応ができるか検討させていただきたいと思います。
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○松尾 崇 市長 障害者グループホームの開設に当たって、なぜ説明会を開催したのか不思議であるという再質問についてです。
横浜市金沢区の事例において住民説明会が行われたのは、地域住民からの要望に応えて行ったと聞いております。障害のあるなしにかかわらず、住居の自由は基本的な人権であり、障害のある人が何人かで住むグループホームを造るに当たって、基本的には周りの住民に説明する必要はないものと認識をしております。
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○議長(池田 実議員) 便宜、事務局職員に代読させます。
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○1番(千 一議員) (代読)昨日インターネット中継を午前9時半から午後5時15分まで見ていたのですが、皆さんここで聞いているよりはっきり聞こえました。深いところまで質問していたことを感心いたしました。そして、私も明日質問できると分かったときはとてもうれしかったです。ありがとうございます。続く。
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○議長(池田 実議員) ただいま一般質問中でありますが、議事の都合により暫時休憩いたします。
(11時45分 休憩)
(13時30分 再開)
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○議長(池田 実議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
ここで御報告いたします。昨日の松中健治議員の一般質問について、市長から特に発言を求められておりますので、これを許可いたします。
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○松尾 崇 市長 昨日の松中議員の一般質問における津波対策に係る私の答弁の中で、津波避難タワーと答弁いたしましたが、正しくは津波避難ビルでしたので、津波避難ビルと訂正させていただきます。すみませんでした。
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○議長(池田 実議員) 以上で発言を終わります。
以上で一般質問を終わります。
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○議長(池田 実議員) 日程第3「報告第20号交通事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定に係る専決処分の報告について」を議題といたします。
理事者から報告を願います。
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○内海正彦 総務部長 報告第20号交通事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定に係る専決処分について、地方自治法第180条第2項の規定に基づき報告いたします。
議案集(その1)、92ページを御覧ください。
本件は、令和5年9月1日、鎌倉市坂ノ下31番地先敷地内で発生した、生活福祉課所属の軽自動車による交通事故の相手方に対する損害賠償です。
相手方は議案集に記載のとおりです。
事故の概要は、生活福祉業務で軽自動車を運転し、同所敷地内駐車場に駐車するため、同乗職員の誘導で後退した際、左後部側壁への接近を回避しようとハンドル操作を誤り、また、右後方の安全不確認のため、右側に駐車していた相手方所有の車両左後部側面下に当方車両右後部下バンパーを接触させ、左後部側面下フェンダー等に損傷を与えたものです。
その後、相手方と協議した結果、当方の過失と認め、車両修理費及び代車費用を支払うことで協議が調いました。
損害賠償の額は30万3600円で、処分の日は令和6年1月17日です。
以上で報告を終わります。
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○議長(池田 実議員) ただいまの報告に対し、御質疑または御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
以上で報告を終わります。
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○議長(池田 実議員) 日程第4「議案第77号市道路線の廃止について」を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を願います。
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○森 明彦 都市整備部長 議案第77号市道路線の廃止について、提案理由の説明をいたします。
議案集(その1)、5ページを御覧ください。また、6ページから9ページの案内図、公図写しを御参照願います。
枝番1の路線は、極楽寺一丁目78番3地先から極楽寺一丁目72番2地先の終点に至る幅員1.22メートルから1.55メートル、延長92.57メートルの道路敷です。この路線は、現在、一般交通の用に供していないため、道路法の規定に基づき廃止しようとするものです。
枝番2の路線は、極楽寺一丁目74番地先から極楽寺一丁目72番5地先の終点に至る幅員1.04メートルから1.88メートル、延長45.11メートルの道路敷です。この路線は、現在、一般交通の用に供していないため、道路法の規定に基づき廃止しようとするものです。
以上で説明を終わります。
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○議長(池田 実議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
本件は、運営委員会の協議もあり、建設常任委員会に付託いたします。
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○議長(池田 実議員) 日程第5「議案第79号業務委託契約の変更について」を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を願います。
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○小林昭嗣 教育文化財部長 議案第79号業務委託契約の変更について、提案理由の説明をいたします。
議案集(その1)、12ページを御覧ください。
本件は、平成27年12月定例会及び令和2年4月臨時会において議決されました委託業務契約、鎌倉市立中学校調理等業務について、変更契約を締結しようとするものです。
変更の内容は、近年の人件費や水道光熱費等の高騰に伴い、本委託業務に係る契約金額について、表に示すとおり、喫食率ごとの1食単価を増額しようとするものです。
なお、変更後の契約金額の規定は、令和6年4月分以降の委託料について適用することといたします。
以上で説明を終わります。
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○議長(池田 実議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
本件は、運営委員会の協議もあり、教育福祉常任委員会に付託いたします。
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○議長(池田 実議員) 日程第6「議案第80号物件供給契約の締結について」を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を願います。
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○?木 守 消防長 議案第80号物件供給契約の締結について、提案理由の説明をいたします。
議案集(その1)、24ページを御覧ください。
本件は、消防本部に設置している高機能消防指令センターを更新するための物件供給契約を一般競争入札で行い、藤沢市湘南台2−17−9、三峰無線株式会社西関東支店支店長山根学と締結しようとするものです。
この物件の消費税及び地方消費税を含む契約金額は4億9214万円で、納入期限は令和7年3月31日です。
以上で説明を終わります。
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○議長(池田 実議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
本件は、運営委員会の協議もあり、市民環境常任委員会に付託いたします。
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○議長(池田 実議員) 日程第7「議案第78号特定事業契約の変更について」を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を願います。
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○森 明彦 都市整備部長 議案第78号特定事業契約の変更について、提案理由の説明をいたします。
議案集(その1)、10ページから11ページを御覧ください。
本件は、鎌倉市営住宅集約化事業に係る特定事業契約について、物価上昇等に対応するため、変更契約を締結しようとするものです。
変更の内容は、契約金額を92億4000万円から101億2352万円へ増額するものです。
民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律に基づき提案いたします。
以上で説明を終わります。
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○議長(池田 実議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
本件は、運営委員会の協議もあり、建設常任委員会に付託いたします。
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○議長(池田 実議員) 日程第8「議案第82号市有地管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定について」を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を願います。
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○小林昭嗣 教育文化財部長 議案第82号市有地管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定について、提案理由の説明をいたします。
議案集(その1)、31ページを御覧ください。
令和5年12月7日に強風により国指定史跡永福寺跡の指定地内、二階堂189番1の市有地にある立木から枯れ枝が折れ、近接する個人宅敷地内のポストを破損した事故につきまして、所有者に損害賠償を行うものです。
損害賠償の相手方は、議案集に記載のとおりです。
市有地の管理瑕疵に起因する事故であることから、当該ポストの修理費用として賠償金15万4000円の支払い義務があることを認め、地方自治法第96条第1項第13号の規定により、損害賠償の額の決定について提案するものです。
以上で説明を終わります。
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○議長(池田 実議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第82号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第82号については、委員会の審査を省略することに決しました。
これより討論に入ります。御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第82号市有地管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第82号は原案のとおり可決されました。
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○議長(池田 実議員) 日程第9「議案第81号鎌倉駅西口第一自転車等駐車場の土地賃貸借料の支払に係る損害賠償の額の決定について」を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を願います。
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○林 浩一 まちづくり計画部長 議案第81号鎌倉駅西口第一自転車等駐車場の土地賃貸借料の支払に係る損害賠償の額の決定について、提案理由の説明をいたします。
議案集(その1)、30ページを御覧ください。
令和5年10月11日付で損害賠償の相手方から請求があった鎌倉市御成町113番2ほかにある鎌倉駅西口第一自転車等駐車場の土地賃貸借料の支払いについて、本市の支払いが相手方の定める期限内に完了せず、20日経過後に支払ったことにより生じた損害を賠償するもので、相手方は議案集に記載のとおりです。
相手方と協議した結果、本市と相手方との間で締結している土地一時賃貸借契約書第7条の規定に基づき、本市が遅延損害金として1,542円を支払うことで協議が調ったため、地方自治法第96条第1項第13号の規定により、損害賠償の額の決定について提案するものです。
以上で説明を終わります。
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○議長(池田 実議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
本件は、運営委員会の協議もあり、建設常任委員会に付託いたします。
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○議長(池田 実議員) 日程第10「議案第86号鎌倉市職員の給与に関する条例及び鎌倉市任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」「議案第85号鎌倉市常勤特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」「議案第83号鎌倉市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について」「議案第87号鎌倉市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について」以上4件を一括議題といたします。
理事者から提案理由の説明を願います。
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○内海正彦 総務部長 議案第86号鎌倉市職員の給与に関する条例及び鎌倉市任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
議案集(その1)、38ページを御覧ください。
令和5年人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準じた給料表及び期末勤勉手当の改正を行おうとするものです。給料表については、国や県に準拠した引上げを行います。期末勤勉手当については、国に準拠し、一般の職員については0.1月分、定年前再任用短時間勤務職員については0.05月分、特定任期付職員については0.1月分を引き上げます。
施行期日は、一般の職員及び特定任期付職員の給料表の改定は公布の日から施行し、令和5年4月1日から適用します。期末勤勉手当の支給割合の改定のうち、令和5年度分は公布の日から施行し、令和5年12月1日から適用します。令和6年度分は令和6年4月1日から施行いたします。
続きまして、議案第85号鎌倉市常勤特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
議案集(その1)、36ページを御覧ください。
令和5年人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準じた職員の勤勉手当支給割合の引上げを踏まえ、市長、副市長及び教育長の期末手当について0.1月分引き上げようとするものです。
施行期日は、令和5年度分は公布の日から施行し、令和5年12月1日から適用します。令和6年度分は令和6年4月1日から施行いたします。
続きまして、議案第83号鎌倉市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
議案集(その1)、32ページを御覧ください。
令和5年人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準じた職員の勤勉手当支給割合の引上げを踏まえ、議会議員の期末手当について0.1月分引上げをしようとするものです。
施行期日は、令和5年度分は公布の日から施行し、令和5年11月1日から適用します。令和6年度分は令和6年4月1日から施行いたします。
続きまして、議案第87号鎌倉市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
議案集(その1)、48ページを御覧ください。
地方自治法の改正に伴い、会計年度任用職員の給与について、新たに勤勉手当を支給できるよう、必要な改正を行うとともに、人事院勧告等の内容を踏まえた給与改定を行おうとするものです。
施行期日は、給料表の改定は公布の日から施行し、令和5年4月1日から適用します。勤勉手当に係る改正については令和6年4月1日から施行いたします。
以上で説明を終わります。
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○議長(池田 実議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
ただいま議題となっております議案第86号外3件は、運営委員会の協議もあり、総務常任委員会に付託いたします。
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○議長(池田 実議員) 日程第11「議案第88号鎌倉市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を願います。
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○比留間 彰 副市長 議案第88号鎌倉市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
議案集(その1)、56ページを御覧ください。
国の特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準が一部改正されたことを受け、この基準の規定を引用している鎌倉市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の関連条項の整備をするものです。
なお、施行期日については、第53条の改正規定は公布の日から、第23条の改正規定は令和6年4月1日から施行いたします。
以上で提案理由の説明を終わります。
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○議長(池田 実議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
本件は、運営委員会の協議もあり、教育福祉常任委員会に付託いたします。
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○議長(池田 実議員) 日程第12「議案第84号鎌倉市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について」「議案第89号鎌倉市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について」以上2件を一括議題といたします。
理事者から提案理由の説明を願います。
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○永野英樹 市民防災部長 議案第84号鎌倉市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
議案集(その1)、34ページを御覧ください。
電子署名等に係る地方公共団体情報システム機構の認証業務に関する法律の一部改正に伴い、利用者証明用電子証明書を記録した移動端末、いわゆるスマートフォンにより印鑑登録証明書のコンビニ交付が可能となりました。これを受けて、本市においても当該スマートフォンによる印鑑登録証明書のコンビニ交付が行えるよう、鎌倉市印鑑条例の一部を改正しようとするものです。
鎌倉市印鑑条例の改正内容について説明します。多機能端末機による印鑑登録証明書の交付申請等について、改正法において利用者証明用電子証明書が個人番号カード用と移動端末設備用の2種類に定義づけされたことを引用し、交付申請に使用するものを個人番号カード用利用者証明用電子証明書または移動端末設備用利用者証明用電子証明書と改めます。
条例の施行日は公布の日からとします。
以上で説明を終わります。
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○?木 守 消防長 議案第89号鎌倉市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
議案集(その1)、58ページを御覧ください。
本件は、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正に伴い、別表第3のうち、指定数量以上の危険物の貯蔵所の設置許可申請に対する審査手数料の額を改めるとともに、文言の整理を行おうとするものです。
施行期日は令和6年4月1日とし、文言の整理は公布日とします。
以上で説明を終わります。
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○議長(池田 実議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
ただいま議題となっております議案第84号外1件は、運営委員会の協議もあり、市民環境常任委員会に付託いたします。
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○議長(池田 実議員) 日程第13「議案第90号令和5年度鎌倉市一般会計補正予算(第8号)」を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を願います。
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○松尾 崇 市長 (登壇)議案第90号令和5年度鎌倉市一般会計補正予算(第8号)の提案理由の説明をいたします。
今回の補正は、財産管理事務及び国県支出金等返還金などの所要の経費を追加するとともに、ふるさと寄附金推進事業及び児童手当支給事業などの経費を減額いたしました。
そして、これらの財源といたしまして、国庫補助金などを追加するとともに、基金繰入金などを減額いたしました。
また、税基幹システム改修業務委託事業などに係る繰越明許費の追加及び社会福祉施設整備事業費などに係る地方債の変更をしようとするものです。
詳細につきましては、担当職員に説明させますので、御審議をお願いいたします。
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○内海正彦 総務部長 議案第90号令和5年度鎌倉市一般会計補正予算(第8号)について、その内容を説明いたします。
議案集(その1)の60ページを御覧ください。
第1条歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ22億5464万5000円の増額で、補正後の総額は、歳入歳出とも721億3497万8000円となります。
款項の金額は第1表のとおりで、主な内容につきまして、歳出から御説明いたします。
63ページを御覧ください。
第5款議会費は938万9000円の減額で、職員給与費の減などを。
第10款総務費は28億6224万6000円の増額で、財産管理事務費、国県支出金等返還金の追加などを。
第15款民生費は1億165万7000円の増額で、特定教育・保育施設支援事業費、扶助事業費の追加などを。
第20款衛生費は2億3083万9000円の減額で、感染症対策事業費、名越クリーンセンター管理運営事業費の減などを。
第25款労働費は66万9000円の減額で、職員給与費の減などを。
第30款農林水産業費は3288万6000円の減額で、肥料・燃料費の購入費に対する補助金の減などを。
第35款商工費は953万5000円の減額で、企業立地整備等補助金の減などを。
第40款観光費は601万1000円の減額で、職員給与費の減などを。
第45款土木費は1億4625万4000円の減額で、深沢地域整備事業費、職員給与費の減などを。
第50款消防費は324万4000円の増額で、職員給与費の追加などを。
第55款教育費は2億5543万9000円の減額で、小学校施設管理運営事業費、鎌倉国宝館管理運営事業費の減などを。
第60款公債費1813万1000円の減額で、支払利子の減を。
第65款諸支出金は334万9000円の減額で、利子負担金の減をしようとするものです。
次に、歳入について説明いたします。
戻りまして、61ページを御覧ください。
主な歳入の補正内容について説明いたします。
第5款市税は15億467万1000円の増額で、市民税、市たばこ税の追加などを。
第10款地方譲与税は1200万円の減額で、地方揮発油譲与税、自動車重量譲与税の減を。
第16款配当割交付金は3000万円の減額を。
第18款法人事業税交付金は1900万円の増額を。
第19款地方消費税交付金は5100万円の減額を。
第33款地方特例交付金は1150万円の減額を。
第35款地方交付税は1700万円の減額を。
第50款使用料及び手数料は3050万2000円の減額で、植木剪定材処理手数料の減などを。
第55款国庫支出金は19億5948万7000円の増額で、物価高騰対応重点支援交付金、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の追加などを。
第60款県支出金は2264万9000円の増額で、子どものための教育・保育給付費負担金、国民健康保険保険基盤安定負担金の追加などを。
第65款財産収入は1億3171万3000円の増額で、土地売払収入の追加などを。
第70款寄附金は3億8507万円の減額で、ふるさと寄附金の減などを。
第75款繰入金は24億6657万円の減額で、財政調整基金繰入金の減などを。
第80款繰越金は16億2395万1000円の増額で、前年度からの繰越金の追加を。
第85款諸収入は5528万4000円の減額で、衛生費収入に係る雑入の減などを。
第90款市債は5180万円の増額で、消防施設整備事業債など起債対象事業費の確定に伴い増額しようとするものです。
次に、第2条繰越明許費の補正について説明いたします。
議案集(その1)の65ページを御覧ください。
税基幹システム改修業務委託事業ほか7事業について、繰越明許費の設定をしようとするものです。
次に、第3条地方債の補正について説明いたします。
議案集(その1)、66ページを御覧ください。
地方債は、第1条の歳入歳出予算の補正で説明いたしました対象事業の財源として、その起債限度額を第3表のとおり変更しようとするものです。
以上で一般会計補正予算の内容説明を終わります。
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○議長(池田 実議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第90号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第90号については、委員会の審査を省略することに決しました。
これより討論に入ります。御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第90号令和5年度鎌倉市一般会計補正予算(第8号)を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(多 数 挙 手)
多数の挙手によりまして、議案第90号は原案のとおり可決されました。
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○議長(池田 実議員) 日程第14「議案第91号令和5年度鎌倉市一般会計補正予算(第9号)」を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を願います。
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○松尾 崇 市長 (登壇)議案第91号令和5年度鎌倉市一般会計補正予算(第9号)の提案理由の説明をいたします。
今回の補正は、戸籍・住基一般事務及び障害福祉運営事業の経費を計上いたしました。そして、この財源といたしまして、国庫支出金及び基金繰入金を計上いたしました。
また、住民基本台帳システム及び戸籍附票システム改修委託事業に係る繰越明許費の追加をしようとするものです。
詳細につきましては、担当職員に説明させますので、御審議をお願いします。
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○内海正彦 総務部長 議案第91号令和5年度鎌倉市一般会計補正予算(第9号)について、その内容を説明いたします。
議案集(その1)の67ページを御覧ください。
第1条歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ3316万2000円の増額で、補正後の総額は、歳入歳出とも721億6814万円となります。
款項の金額は、第1表のとおりです。
その内容につきましては、令和5年度鎌倉市補正予算に関する説明書に基づき、歳出から御説明をいたします。
説明書の8ページを御覧ください。
第10款総務費は2424万9000円の増額で、住民基本台帳システム及び戸籍附票システム改修委託料の追加を、第15款民生費は891万3000円の増額で、障害福祉システム改修委託料及び障害者相談支援・基幹相談支援センター委託事業保証金の追加を。
次に、歳入について説明をいたします。
戻りまして、説明書は6ページを御覧ください。
第55款国庫支出金は1611万1000円の増額で、社会保障・税番号システム整備費補助金の追加などを、第75款繰入金は1705万1000円の増額で、財政調整基金繰入金の追加をしようとするものです。
次に、第2条繰越明許費の補正について説明をいたします。
議案集(その1)の70ページを御覧ください。
住民基本台帳システム及び戸籍附票システム改修委託事業について、繰越明許費の設定をしようとするものです。
以上で一般会計補正予算の内容説明を終わります。
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○議長(池田 実議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
本件は、運営委員会の協議もあり、総務常任委員会に付託いたします。
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○議長(池田 実議員) 日程第15「議案第94号令和5年度鎌倉市公共用地先行取得事業特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を願います。
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○内海正彦 総務部長 議案第94号令和5年度鎌倉市公共用地先行取得事業特別会計補正予算(第1号)の内容について説明をいたします。
議案集(その1)、77ページを御覧ください。
第1条歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ124万7000円の減額で、補正後の総額は、歳入歳出とも1億8975万3000円となります。
款項の金額は、第1表のとおりです。
まず、歳出ですが、第10款公債費は124万7000円の減額で、市債償還に係る支払利子の減を。
次に、歳入ですが、第5款繰入金は124万7000円の減額で、一般会計繰入金の減を行うものです。
以上で説明を終わります。
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○議長(池田 実議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第94号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第94号については、委員会の審査を省略することに決しました。
これより討論に入ります。御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第94号令和5年度鎌倉市公共用地先行取得事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第94号は原案のとおり可決されました。
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○議長(池田 実議員) 日程第16「議案第93号令和5年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を願います。
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○藤林聖治 健康福祉部長 議案第93号令和5年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)の提案理由の説明をいたします。
議案集(その1)、74ページを御覧ください。
第1条歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ1億6709万8000円の増額で、補正後の総額は、歳入歳出とも171億7277万1000円となります。
款項の金額は、第1表のとおりです。
まず、歳出ですが、第5款総務費は306万3000円の減額で、一般管理費及び賦課徴収費における職員給与費及び会計年度任用職員の給与費の減などを、第10款保険給付費は4000万円の増額で、一般被保険者療養給付費などが当初見込みを上回るための追加を。
第27款基金積立金は1億3016万1000円の増額で、令和4年度の決算で生じた余剰金などを鎌倉市国民健康保険運営基金に積み立てるための追加を。
次に、歳入ですが、第5款国民健康保険料は9912万3000円の減額で、国民健康保険料収入が見込みより減少したことによる保険料の減などを、第20款国庫支出金は10万3000円の増額で、国民健康保険制度関係業務準備事業費補助金の追加を、第30款県支出金は1248万7000円の減額で、保険給付費等交付金の交付額の確定などによる減などを、第38款財産収入は16万1000円の増額で、国民健康保険運営基金の運用による利子収入の増加による追加を、第40款繰入金は4914万8000円の増額で、保険基盤安定繰入金の増額などの追加を、第45款繰越金は1億9998万1000円の増額で、令和4年度からの繰越金の確定に伴う追加を、第50款諸収入は2931万5000円の増額で、一般被保険者第三者行為納付金が当初見込みを上回るための追加を行うものです。
以上で説明を終わります。
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○議長(池田 実議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第93号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第93号については、委員会の審査を省略することに決しました。
これより討論に入ります。御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第93号令和5年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第93号は原案のとおり可決されました。
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○議長(池田 実議員) 日程第17「議案第95号令和5年度鎌倉市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)」を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を願います。
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○藤林聖治 健康福祉部長 議案第95号令和5年度鎌倉市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)の提案理由の説明をいたします。
議案集(その1)、80ページを御覧ください。
第1条歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ1億8585万5000円を増額するもので、補正後の総額は191億4196万7000円となります。
款項の金額は、第1表のとおりです。
まず、歳出についてです。82ページを御覧ください。
第5款総務費は2131万2000円の減額で、主治医意見書作成手数料や介護認定調査委託料の減などを、第10款保険給付費は2億6829万円の減額で、介護給付費の減などを、第12款地域支援事業費は835万7000円の減額で、介護予防・生活支援サービス費に係る負担金や介護予防・日常生活支援総合事業補助金の減などを、第25款基金積立金は2億5771万2000円の増額で、介護給付等準備基金積立金の追加を、第30款諸支出金は2億2610万2000円の増額で、前年度の精算に伴う国庫、県負担金及び社会保険診療報酬支払基金への返還金、並びに一般会計への繰出金を追加するものです。
次に、歳入について説明いたします。81ページを御覧ください。
第15款国庫支出金は6196万3000円の減額で、介護給付費負担金や地域支援事業交付金の減などを、第20款県支出金は3153万5000円の減額で、介護給付費県負担金や地域支援事業交付金の減を、第25款支払基金交付金は7469万5000円の減額で、介護給付費交付金や地域支援事業支援交付金の減を、第40款繰入金は1億2994万4000円の減額で、一般会計繰入金の減などを、第45款繰越金は4億8399万2000円の増額で、前年度からの繰越金を追加しようとするものです。
以上で説明を終わります。
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○議長(池田 実議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第95号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第95号については、委員会の審査を省略することに決しました。
これより討論に入ります。御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第95号令和5年度鎌倉市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第95号は原案のとおり可決されました。
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○議長(池田 実議員) 日程第18「議案第96号令和5年度鎌倉市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を願います。
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○藤林聖治 健康福祉部長 議案第96号令和5年度鎌倉市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)の提案理由の説明をいたします。
議案集(その1)、83ページを御覧ください。
第1条歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ7827万6000円の減額で、補正後の総額は、歳入歳出とも61億6492万4000円となります。
款項の金額は、第1表のとおりです。
まず、歳出ですが、第5款総務費は945万円の減額で、職員給与費の減を、第10款広域連合納付金は7576万9000円の減額で、神奈川県後期高齢者医療広域連合への令和4年度納付金の精算及び令和5年度納付金の確定に伴う減を、第15款諸支出金は694万3000円の増額で、一般会計への繰出金を追加しようとするものです。
次に、歳入について説明いたします。
第5款後期高齢者医療保険料は4520万8000円の減額で、市が徴収する後期高齢者医療保険料の減を、第10款繰入金は8598万8000円の減額で、一般会計からの繰入金の減を、第15款繰越金は5292万円の増額で、令和4年度からの繰越額の確定に伴う追加をしようとするものです。
以上で説明を終わります。
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○議長(池田 実議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第96号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第96号については、委員会の審査を省略することに決しました。
これより討論に入ります。御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第96号令和5年度鎌倉市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第96号は原案のとおり可決されました。
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○議長(池田 実議員) 日程第19「議案第92号令和5年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を願います。
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○林 浩一 まちづくり計画部長 議案第92号令和5年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特別会計補正予算(第1号)について、提案理由の説明をいたします。
議案集(その1)、71ページを御覧ください。
第1条歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ2万3000円の追加で、補正後の総額は、歳入歳出とも2052万3000円となります。
款項の金額は第1表のとおりで、その内容は次のとおりです。
73ページを御覧ください。
まず、歳出ですが、第5款事業費は2万3000円の追加で、職員給与費を増額しようとするものです。
72ページに戻りまして、次に、歳入ですが、第10款繰入金は134万6000円の減額で、一般会計からの繰入金を減し、第15款繰越金は136万9000円の追加で、令和4年度からの繰越額を増額しようとするものです。
以上で説明を終わります。
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○議長(池田 実議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第92号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第92号については、委員会の審査を省略することに決しました。
これより討論に入ります。御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第92号令和5年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第92号は原案のとおり可決されました。
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○議長(池田 実議員) 日程第20「議案第97号令和5年度鎌倉市下水道事業会計補正予算(第3号)」を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を願います。
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○森 明彦 都市整備部長 議案第97号令和5年度鎌倉市下水道事業会計補正予算(第3号)の提案理由の説明をいたします。
議案集(その1)、86ページを御覧ください。
第1条は総則であり、第2条収益的収入及び支出は、収入について、第1款下水道事業収益は5億4826万1000円の減額で、第1項営業収益を1428万円、第2項営業外収益を5億3398万1000円、それぞれ減額しようとするものです。支出について、第1款下水道事業費用は3億1083万6000円の減額で、第1項営業費用を3億730万8000円、第2項営業外費用を352万8000円、それぞれ減額しようとするものです。
87ページに移りまして、第3条資本的収入及び支出は、資本的収入が資本的支出に対して不足する額について、記載のとおり補填する財源を補正しようとするものです。収入については、第1款資本的収入は2億9000万1000円の増額で、第1項企業債を720万円、第2項他会計補助金を2億8280万1000円、それぞれ増額しようとするものです。支出については、第1款資本的支出、第1項建設改良費を420万3000円減額しようとするものです。
88ページに移りまして、第4条企業債は、令和5年度の減価償却費等の確定に伴い、限度額を720万円増額し、9億950万円としようとするものです。
第5条議会の議決を経なければ流用することのできない経費は、職員給与費の減額に伴い、2822万9000円減額し、3億5527万4000円とするものです。
以上で説明を終わります。
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○議長(池田 実議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第97号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第97号については、委員会の審査を省略することに決しました。
これより討論に入ります。御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第97号令和5年度鎌倉市下水道事業会計補正予算(第3号)を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第97号は原案のとおり可決されました。
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○議長(池田 実議員) 日程第21「議案第98号令和5年度鎌倉市下水道事業会計補正予算(第4号)」を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を願います。
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○森 明彦 都市整備部長 議案第98号令和5年度鎌倉市下水道事業会計補正予算(第4号)の提案理由の説明をいたします。
議案集(その1)、89ページを御覧ください。
第1条は総則であり、第2条業務の予定量は、予算で定めた主要な建設改良費の管渠事業費を2500万円増額し、5億2406万円としようとするものです。
第3条資本的収入及び支出は、資本的収入が資本的支出に対し不足する額については、記載のとおり補填する財源を補正しようとするものです。
90ページに移りまして、収入については、第1款資本的収入は2370万円の増額で、第1項企業債を1370万円、第3項国庫補助金を1000万円、それぞれ増額しようとするものです。支出については、第1款資本的支出、第1項建設改良費を2500万円増額しようとするものです。
第4条債務負担行為は、表のとおり、山崎浄化センター耐震診断業務委託事業費について追加しようとするものです。
91ページに移りまして、第5条企業債は、第3条で御説明した企業債収入の増額により、限度額を1370万円増額し、9億2320万円としようとするものです。
以上で説明を終わります。
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○議長(池田 実議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
本件は、運営委員会の協議もあり、建設常任委員会に付託いたします。
議事の都合により暫時休憩いたします。
(14時16分 休憩)
(14時30分 再開)
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○議長(池田 実議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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○議長(池田 実議員) 日程第22「議案第112号鎌倉市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を願います。
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○服部基己 共生共創部長 議案第112号鎌倉市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
議案集(その2)、61ページをお開きください。
今回の改正の内容は、令和5年6月9日付で行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、引用する条項の文言整理が必要となったことから、条例改正をしようとするものです。
施行期日は、法律の施行の日から施行します。
以上で説明を終わります。
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○議長(池田 実議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第112号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第112号については、委員会の審査を省略することに決しました。
これより討論に入ります。御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第112号鎌倉市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(多 数 挙 手)
多数の挙手によりまして、議案第112号は原案のとおり可決されました。
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○議長(池田 実議員) 日程第23「議案第113号昭和天皇の崩御に伴う職員の懲戒免除及び職員の賠償責任に基づく債務の免除に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を願います。
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○内海正彦 総務部長 議案第113号昭和天皇の崩御に伴う職員の懲戒免除及び職員の賠償責任に基づく債務の免除に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
議案集(その1)、63ページを御覧ください。
地方自治法の一部改正に伴い、条例で引用する条項にずれが生じたことから、必要な整備を行おうとするものです。
施行期日は令和6年4月1日といたします。
以上で説明を終わります。
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○議長(池田 実議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第113号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第113号については、委員会の審査を省略することに決しました。
これより討論に入ります。御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第113号昭和天皇の崩御に伴う職員の懲戒免除及び職員の賠償責任に基づく債務の免除に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(多 数 挙 手)
多数の挙手によりまして、議案第113号は原案のとおり可決されました。
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○議長(池田 実議員) 日程第24「議案第116号鎌倉市手数料条例及び鎌倉市建築基準条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を願います。
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○古賀久貴 都市景観部長 議案第116号鎌倉市手数料条例及び鎌倉市建築基準条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
議案集(その2)、70ページから71ページを御覧ください。
令和4年6月17日付で脱炭素社会の実現に資するための建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律等の一部を改正する法律が公布され、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律、建築基準法等の一部が改正されることから、鎌倉市手数料条例及び鎌倉市建築基準条例の規定の整備を行うものです。
なお、施行期日につきましては、法の施行に合わせ、令和6年4月1日からといたします。
以上で説明を終わります。
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○議長(池田 実議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第116号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第116号については、委員会の審査を省略することに決しました。
これより討論に入ります。御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第116号鎌倉市手数料条例及び鎌倉市建築基準条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第116号は原案のとおり可決されました。
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○議長(池田 実議員) 日程第25「議案第119号漁港漁場整備法及び水産業協同組合法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」を議題といたします。
理事者から提案理由の説明を願います。
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○古賀久貴 都市景観部長 議案第119号漁港漁場整備法及び水産業協同組合法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
議案集(その2)、81ページから82ページを御覧ください。
漁港漁場整備法及び水産業協同組合法の一部を改正する法律が令和6年4月1日付で施行されることに伴い、法律の名称が漁港漁場整備法から漁港及び漁場の整備等に関する法律に変更されるため、同法の法律名を引用している条例の一部を改正するものです。
改正する条例は、鎌倉市風致地区条例及び鎌倉市海水浴場のマナーの向上に関する条例の2つで、いずれも引用する法律名を改めます。
なお、施行期日については、法の施行に合わせ、令和6年4月1日からといたします。
以上で説明を終わります。
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○議長(池田 実議員) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第119号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、議案第119号については、委員会の審査を省略することに決しました。
これより討論に入ります。御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第119号漁港漁場整備法及び水産業協同組合法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第119号は原案のとおり可決されました。
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○議長(池田 実議員) 日程第26「議案第106号鎌倉市ケアラー支援条例の制定について」から「議案第111号鎌倉市川喜多映画記念館条例の一部を改正する条例の制定について」まで、「議案第114号鎌倉市議会議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」「議案第115号鎌倉市みんなで支え合う新型コロナウイルス感染症対策基金条例を廃止する条例の制定について」「議案第117号鎌倉市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について」「議案第118号鎌倉市廃棄物の減量化、資源化及び処理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」及び「議案第120号鎌倉市腰越漁港管理条例の一部を改正する条例の制定について」から「議案第123号鎌倉市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」まで、並びに「議案第99号令和6年度鎌倉市一般会計予算」から「議案第105号令和6年度鎌倉市下水道事業会計予算」まで、以上21件を一括議題といたします。
理事者から提案理由の説明を願います。
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○藤林聖治 健康福祉部長 議案第106号鎌倉市ケアラー支援条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
議案集(その2)、43ページを御覧ください。
本件は、ケアラーを包括的に支援することで、ケアラーが孤立することなく安心して自分らしく暮らすことのできる共生社会の実現を目指し、基本理念、市の責務並びに市民、事業者、関係機関及び学校等の役割を明らかにするとともに、ケアラー支援に関する施策について必要な事項を定めるため、鎌倉市ケアラー支援条例を制定しようとするものです。
施行期日は令和6年4月1日とします。
以上で説明を終わります。
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○小林昭嗣 教育文化財部長 議案第107号鎌倉市スクールコラボファンド活用基金条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
議案集(その2)、48ページを御覧ください。
本件は、市立の小・中学校において外部機関との連携により実施する教育活動に要する経費の財源に充てるため、鎌倉スクールコラボファンド活用基金を設置し、その管理について必要な事項を定めようとするものです。
施行期日は令和6年4月1日といたします。
以上で説明を終わります。
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○内海正彦 総務部長 議案第108号鎌倉市事務分掌条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
議案集(その2)、50ページを御覧ください。
本件は、現在、総務部の所掌事務となっている事務及び組織の管理についての事項を共生共創部に移管し、行政マネジメント課において職員定数や職員数適正化計画の事務と合わせて担うことにより、組織の見直しに係る業務の効率化を図るとともに、適正な組織体制の構築及び人員配置を行うため、鎌倉市事務分掌条例の一部を改正しようとするものです。
施行期日は令和6年4月1日といたします。
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○服部基己 共生共創部長 議案第109号鎌倉市芸術館条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
議案集(その2)、52ページを御覧ください。
公の施設における受益と負担の公平性・公正性の確保を目的として、鎌倉芸術館において施設使用の対価として徴収している利用料金の上限額の改正を行おうとするものです。
この条例の施行期日は令和7年10月1日からといたします。
以上で説明を終わります。
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○永野英樹 市民防災部長 議案第110号鎌倉市市民活動センター条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
議案集(その2)、56ページをお開きください。
令和7年度から開始する第6期鎌倉市市民活動センター指定管理を見据え、条例の趣旨について文言の整理を図るとともに、指定管理者による指定管理業務及び利用の承認について、必要な規定の整備を行うものです。
施行期日は、次期指定管理期間の開始日である令和7年4月1日とします。
以上で説明を終わります。
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○服部基己 共生共創部長 議案第111号鎌倉市川喜多映画記念館条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
議案集(その2)、59ページを御覧ください。
公の施設における受益と負担の公平性・公正性の確保を目的として、鎌倉市川喜多映画記念館において施設使用の対価として徴収している利用料金の上限額の改正を行おうとするものです。
この条例の施行期日は令和7年4月1日からといたします。
以上で説明を終わります。
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○内海正彦 総務部長 議案第114号鎌倉市議会議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
議案集(その2)、65ページを御覧ください。
条例に規定する職員に係る災害が、公務または通勤により生じたものであるかどうかの認定が困難な場合、及び公務災害または通勤災害と認定したものについての療養の方法等補償の実施について疑義がある場合に、諮問に応じて必要な事項を調査・審議する鎌倉市公務災害補償認定委員会を設置するため、条例改正を行うものです。
また、本条例において既に別に設置している不服申立ての際の審査会について、今回設置の委員会に合わせて規定の整備を行います。
本条例の施行日は、令和6年4月1日から施行いたします。
続きまして、議案第115号鎌倉市みんなで支え合う新型コロナウイルス感染症対策基金条例を廃止する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
議案集(その2)の68ページを御覧ください。
鎌倉市みんなで支え合う新型コロナウイルス感染症対策基金とは、新型コロナウイルス感染症の蔓延の影響に対応する地域経済対策、感染症予防対策等に要する経費の財源に充てるため、令和2年5月に設置した基金です。新型コロナウイルス感染症法上の位置づけが2類相当から5類へ移行し、当基金に係る事業の役割を終えたことから、基金を廃止しようとするものです。
施行期日は令和6年4月1日といたします。
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○森 明彦 都市整備部長 議案第117号鎌倉市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
議案集(その2)、72ページから75ページを御覧ください。
市内の5つの市営住宅を1か所に集約化する鎌倉市営住宅集約化事業を進める中で、新たに竣工する市営住宅の追加、取り壊す市営住宅の用途廃止、再入居者の敷金の取扱いの整理を行い、併せて、社会情勢を踏まえ、市営住宅入居者募集における公募の方法の追加や連帯保証人の廃止を行うため、鎌倉市営住宅条例の一部を改正しようとするものです。
施行期日は令和6年4月1日からとします。ただし、市営住宅の追加及び用途廃止に係る条項については、公布の日から起算して13月を超えない範囲内において規則で定める日から施行するものとします。
以上で説明を終わります。
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○能條裕子 環境部長 議案第118号鎌倉市廃棄物の減量化、資源化及び処理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
議案集(その2)、76ページから80ページを御覧ください。
令和7年1月中に名越クリーンセンターの焼却停止を予定しており、その後の処理体制を見据え、ごみの搬入車両が一極集中する施設周辺の環境負荷を抑制すること、処理施設の運営を安定的に行うこと、広域処理に備え、逗子市で焼却するための分別を図ることを目的として、臨時ごみ等の基準を見直すとともに、処理手数料を改定するため、条例の一部を改正しようとするものです。
施行期日は令和6年10月1日とします。
以上で説明を終わります。
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○森 明彦 都市整備部長 議案第120号鎌倉市腰越漁港管理条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
議案集(その2)、83ページを御覧ください。
鎌倉市腰越漁港管理条例について、漁港漁場整備法及び水産業協同組合法の一部を改正する法律の施行に伴い、漁港漁場整備法の名称が漁港及び漁場の整備等に関する法律へと変更されるため、条例内で引用する条文の改正を行うとともに、使用期間及び占用期間について、国の定める模範漁港管理規定例との整合を図るため、改正するものです。
施行期日は令和6年4月1日とします。
以上で提案理由の説明を終わります。
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○服部基己 共生共創部長 議案第121号鎌倉市携帯電話等中継基地局の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
議案集(その2)、85ページを御覧ください。
携帯電話等中継基地局の設置に関し、現行の規定では、事業者による説明会について、地縁団体の代表からの要請により開催するものとする旨を規定しているところですが、近接住民からの要請により説明会を開催した場合の規定を新たに加えるとともに、規則において、近接住民の要請による説明会の開催について、所要の整備を行おうとするものです。
施行期日は令和6年4月1日からといたします。
以上で説明を終わります。
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○比留間 彰 副市長 議案第122号鎌倉市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の保育料等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
議案集(その3)、5ページを御覧ください。
多子世帯の経済的負担の軽減を図るため、多子世帯に対する認可保育所等の保育料軽減の算定対象に認可外保育施設を利用している児童を追加するために必要な改正を行うものです。
なお、施行期日については、令和6年4月1日からといたします。
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○藤林聖治 健康福祉部長 議案第123号鎌倉市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
議案集(その3)、7ページを御覧ください。
第9期介護保険事業計画の策定に伴い、令和6年度から令和8年度までの第1号被保険者の保険料率等を定めるものです。
施行期日は令和6年4月1日とします。
以上で説明を終わります。
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○松尾 崇 市長 (登壇)令和6年度予算案及び関連諸議案の御審議をお願いするに当たり、市政運営に対する私の所信の一端と施策の概要を説明いたします。
平成から令和に元号が替わり、はや5年が過ぎようとしています。この間における本市の当初予算案の内容を振り返りますと、新型コロナウイルス感染症への対応及び感染症による市民生活への影響を最小限に抑えるための取組が中心でありました。しかしながら、令和5年5月、新型コロナウイルス感染症が法律上5類に移行したことで、感染症との対峙も一旦収束に至り、鎌倉の町を見回しても、地域のイベントやお祭りなどが再開され、これまでなかなか会うことができなかった親戚や友人と気兼ねなく過ごされている多くの市民の姿を見ますと、人と人とのつながりの大切さを改めて実感し、共生社会の共創の実現という市の目標をさらに前進させる決意を強く持ちました。
他方、今年の1月1日に発生した石川県能登地方を震源とした震災は、希望に満ちた新年の始まりから大変心が痛む出来事でした。被災された方々にお見舞い申し上げますとともに、一日も早い地域の復旧・復興に向けて、鎌倉市も尽力してまいります。
今回の震災は、困難に向き合わなければならない事態がいつ生じてもおかしくないということを改めて認識させられるとともに、これまでに発生した震災での教訓をもってしてもなお、より様々な被害を想定し、その準備や対応策をさらに整えておくことが肝要であると感じました。また、市民の命を守るための盤石な体制の構築や、災害に対応できる拠点整備を待ったなしで進めなければならないということも改めて決意した次第です。
時を遡ること100年前、私たちの町、鎌倉も関東大震災の発生により甚大な被害を受けましたが、先人たちは、鎌倉の価値や日本人の誇りを守ろうという思いを様々な形でつなぎ、重ね合わせることで、現在の鎌倉の町の骨格をつくり上げてきたと認識しています。今を生きる私たちは、先人から脈々と受け継がれてきた人と人とのつながりや、その産物である市民力が息づくこの鎌倉を、美しい町並みとともに、次の世代を担う子供たちへバトンをつないでいかなければなりません。
いつ起こるか分からない大規模な災害、また地球温暖化による災害の激甚化、頻発化、さらには不安定な社会・経済状況といった先行きが不透明な時代ですが、子供たちが明るい未来を描き、夢や希望を持って自分らしく育っていける環境を整えていくことが、私たちの使命だと考えています。そして、子供からお年寄りまで全ての人、一人一人が自らの個性と他者の価値観を大切にし、お互いに認め合い、支え合って自分らしく生き生きと暮らすことができる共生社会を築いていきたいと考えています。
そこで、令和6年度予算案は、令和4年度の「ミライツクル予算」、令和5年度の「ミライへ育む予算」の流れをくみながら、「ミライへはばたく予算」として編成しました。
それでは、ここで令和6年度予算案の大要を申し上げます。
一般会計は744億5500万円で、前年度当初予算と比較して76億9230万円、11.5%の増となり、特別会計の予算額529億997万7000円と合わせた予算総額は1273億6497万7000円で、前年度当初予算と比較して74億9973万4000円の増となっています。
その主な理由としては、児童手当や障害者福祉に係る扶助費の増額、給食室冷暖房設備設置工事や高機能消防指令センター設備更新などの投資的経費の増額が上げられます。
次に、令和6年度の「ミライへはばたく予算」を支える4つの柱と、その主要な取組について説明します。
まず、鎌倉の町が子供たちの笑顔であふれてほしいという願いを込め、「こどもまんなか社会の実現」を1つ目の柱としました。これに伴い、鎌倉で生まれ、育ってよかったと思える環境の構築を図るため、「かまくらまるごと子育て・子育ち戦略−きらきらプロジェクト−」を始動します。
このプロジェクトは、「待機児童対策の充実・強化」「切れ目のない伴走、支援を要する方々への積極的なアプローチ」「障害、医療的ケア児など、複雑化するニーズへの対応」「貧困の連鎖を断ち切るための支援強化」「青少年の居場所づくりのさらなる推進」「誰一人取り残されない学びの保障」に沿って進めます。
具体的には、「待機児童対策の充実・強化」として、民間保育所の新設や増設を目指すとともに、民間保育所等における保育士等の確保に向け、就職奨励金や保育士等を確保する際の費用への補助を開始します。
また、「切れ目のない伴走、支援を要する方々への積極的なアプローチ」として、子育てに係る妊娠期から子育て期の支援となる妊産婦健康診査費用の補助の拡充、認可外保育施設等の利用料の補助、児童に対する食事提供等の支援や学習サポートを行う新たな居場所を開設するとともに、「障害、医療的ケア児など、複雑化するニーズへの対応」として、放課後等デイサービスや移動支援などの障害児向け障害福祉サービスの利用者負担額を無償化するとともに、放課後かまくらっ子における要支援児童等対応推進職員の配置などを行います。
これらに加え、「貧困の連鎖を断ち切るための支援強化」として、経済的な家庭の事情による子供たちの不安を解消するため、遺児卒業祝金や就学援助金を拡充するとともに、独り親家庭等に対する大学進学支度金の拡充や夏季休暇期間の食料支援などを行います。
「青少年の居場所づくりのさらなる推進」としては、青少年が安心して過ごせる居場所づくりのため、学習、読書などに利用できる自習スペース「わかたま」の拡充や、冒険遊び場の月1回の日曜開所などを行い、「誰一人取り残されない学びの保障」として、学びの多様化学校の設置や校内フリースペースの整備を進めます。
次に、全てのケアラーが安心して自分らしく暮らすことのできる共生社会の実現を目指し、「共生社会のさらなる推進」を2つ目の柱に掲げ、令和6年度予算案とともに、鎌倉市ケアラー支援条例を提案します。
具体的なケアラーへの支援策として、アウトリーチによるケアラーの早期発見や相談・伴走支援、ピアサポートの運営及び運営補助の実施、ヤングケアラーの居場所の開設、ヤングケアラーコーディネーターの配置やスクールソーシャルワーカーの拡充などを通じた孤立防止、養育面で懸念のある家庭に対するヘルパー派遣や配食サービスを行うことによるケアラーの自立支援等を実施します。
また、ケアラー支援条例の趣旨に沿って、ケアラーへの支援だけでなく、様々な立場の人が安心して自分らしく暮らせるための取組として、支援関係機関とともに、相談者の属性や世代を問わず、介護や子育て、生活困窮等の複数の分野にまたがる総合的な課題に対応します。
ひきこもり状態にある方とその家族の支援については、問題を抱える世帯に対する訪問相談や、拠点の運営を行います。
そして、障害者の重度化、高齢化等を見据え、地域生活支援拠点等コーディネーターを創設するとともに、障害者の社会参画に向け、市役所窓口に職員との対話を補助する音声機器を導入します。
次に、いつ発生するか分からない災害への備えとして、発災時への対応及び日頃から市民の皆様が安心して生活できる環境を目指し、「市民が日々安心して暮らせる環境の構築」を3つ目の柱としました。
具体的には、まず、大規模災害の発災時に災害対応の拠点となる市役所新庁舎整備に関し、これまで行ってきた市民への説明や対話の中で新庁舎整備や市役所現在地の利活用の方法をより具体的に示すことで、さらに理解が深まることを強く感じたことから、新庁舎整備に向けた基本設計を進めます。
これにより、市民の皆さんには、新しい市役所の窓口やデジタルの活用など、市役所の形が大きく変わり、市民の利便性が高まること、新しい市役所が単なる手続や相談の場ではなく、子供からお年寄りまで幅広い年齢層の方々の居場所や、市民・行政等の交流・協働・共創の場となること、さらには、建物だけでなく、外構も含め、魅力的な場となること、消防本部と合築することで災害時の機能強化ができることなどを視覚的に認識していただき、理解を深めていただきたいと考えています。また、この基本設計の事業者選定過程の公開や基本設計における住民参加などにより、新しい市役所のイメージを膨らませることができるよう努めていきます。
地震、風水害などの災害から市民の生命・財産を守る取組としては、津波避難誘導標識の整備や災害時の備蓄品の確保を進めるとともに、材木座地区の津波避難路を整備することで、津波避難体制をより強化します。
既成宅地等における崖崩れ及び土砂の流出等による災害の防止については、引き続き、工事費の一部助成等を行います。
そして、日常生活における耐震対策として、木造住宅の窓口耐震相談や現地耐震診断及び耐震改修工事等に対する補助、通学路を重点とした危険ブロック塀に対する対策等を行うとともに、新たに安定的な防火体制の確保に向け、公設防火水槽の躯体強度調査を進めます。
そのほか、生活インフラである道路、橋梁、河川、緑地などについては、社会基盤施設マネジメント計画に基づく各種インフラの予防保全型管理による効率的な管理を進め、計画的な修繕を行います。
次に、市民、来訪者を含めた本市に関わる全ての人が、鎌倉で生活してよかった、鎌倉を訪れてよかったと感じていただける環境・空間を創造するため、「鎌倉を楽しみ、満足できる空間の整備」を4つ目の柱としました。
具体的には、まず、オーバーツーリズム対策につながる取組として、現在稼働している混雑可視化システムについて、観測スポットや混雑予測機能を追加するとともに、市外の主要ターミナル駅において、渋滞や混雑の緩和に向けたデジタルサイネージでの情報発信を展開することで、本市を訪れる前段階からの来訪者の分散化を図ります。
また、本市を訪れる国内外の観光客へのサービス向上のため、鎌倉駅をはじめとした観光拠点に多言語対応のガイドを配置するとともに、鶴岡八幡宮前交差点に交通誘導員を配置します。
防犯対策の面では、鎌倉駅東口付近及び鎌倉高校前駅付近に街頭防犯カメラを設置します。
生活環境の維持に向けては、鎌倉市地球温暖化対策地域実行計画地域脱炭素化促進事業編を策定するとともに、名越クリーンセンターの焼却停止及び広域処理の実施に伴う安定的な処理体制に向けた取組を進めます。
このほか、鎌倉市域沿岸で進んでいる磯焼け対策等に関する調査研究の取組の一環として、藻場の再生に向けた実証業務の実施や、公園施設の充実に関し、利用者が楽しめる施設の整備に向け、公園施設長寿命化計画を一部前倒しした遊具の更新、そして、鎌倉の第三の拠点として整備を進めている深沢地域整備事業については、令和5年10月の土地区画整理事業の事業計画認可を受け、事業用地内の地中埋設物の確認・撤去を行い、土地区画整理工事に着手するとともに、引き続き新駅の整備も含めた深沢地区及び藤沢市村岡地区の一体的なまちづくりを進めます。
以上が令和6年度に予定しております主な事業についての概要となります。
昨年、私はパートナーシティ協定を締結している大韓民国安東市を訪問し、第10回21世紀人文価値フォーラムにおいて、共生社会の実現を目指す条例と、その取組についての紹介を行いました。このフォーラムを主催した安東市の権市長をはじめ、ペルーのクスコ市市長、イランのアルダビール市市長などがとても高い関心を示してくださった一方、私自身、参加したそれぞれの町における人々のつながりや人権についての取組を伺う中で、共通する思いは、一人一人がその人らしく幸せに生きてほしいということであると感じました。
そして、特にフォーラムの中で深く印象に残ったキーワードが、文化に国境はないという言葉です。今、世界各地で発生している紛争は、宗教や民族の違いなどに起因する分断によるものと感じていますが、世界を「上下」「左右」「善悪」「生死」「男女」「身と心」のように二元論で捉え、その片方だけに価値を置いたり、どちらかに優劣をつけることは、決して私たちを幸福にするものではありません。
スウェーデンで国境なき医師団を立ち上げた医師であるハンス・ロスリングさんが執筆された「ファクト・フルネス」では、分断本能、ネガティブ本能、直線本能、恐怖本能、過大視本能、パターン化本能、宿命本能、単純化本能、犯人捜し本能、そして焦り本能など、世界を正しく見るために乗り越えるべき10の思い込みが示されており、事実に基づいて世界を見れば、これからも世界をよくし続けるために私たちに何ができるかが見えてくると示唆されています。
人はそれまでの経験から自分の意見を言いがちですが、本当に見るべきことに着目する意識があれば、自分だけでなく、周りの人も幸せにし、ひいては身の回りの世界をよい方向に変えることができると私は考えます。
成長を前提とした右肩上がりの時代が終えんし、これまでの前例や常識が通用しない時代の中で、市民の暮らしで何が起こっているのか、市民は何を求めているのか、そのために何をすべきか、しっかりと分析し、そして、思い込みの殻を破り、鎌倉から新たな挑戦をしていきたいと考えています。
こうした思いの下、令和6年度におきましても、引き続き、全力で市政運営に邁進してまいります。
以上で提案理由の説明を終わります。
なお、予算案の詳細につきましては、担当職員から説明させますので、御審議のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
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○内海正彦 総務部長 議案第99号令和6年度鎌倉市一般会計予算について、その内容を説明いたします。
議案集(その2)、5ページを御覧ください。
第1条歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ744億5500万円となります。
款項の金額は、第1表のとおりです。
まず、歳出ですが、第5款議会費は、議員報酬や議会の運営経費など4億3963万2000円を計上いたしました。
第10款総務費は80億2786万6000円で、第5項総務管理費は、文書広報や財産管理、ふるさと寄附金事業、総合防災対策、情報化の推進、支所及び鎌倉芸術館の管理運営、市民活動の推進などに要する経費を、第10項徴税費は、市税の賦課徴収などに要する経費を、第15項戸籍住民基本台帳費は、戸籍・住民基本台帳や住居表示の整備などに要する経費を、第20項選挙費は、市議会議員選挙などに要する経費を、第25項統計調査費は、各種統計調査に要する経費を。第30項監査委員費は、監査事務に要する経費を計上いたしました。
第15款民生費は305億4655万2000円で、第5項社会福祉費は、社会福祉施設の管理運営や障害者福祉、高齢者福祉などに要する経費を、第10項児童福祉費は、子育て支援や児童手当の支給、独り親家庭等の支援、公立保育所、放課後かまくらっ子の管理運営などに要する経費を、第15項生活保護費は、生活保護法に基づく各種扶助の経費などを、第20項災害救助費は、災害見舞金や弔慰金などの経費を計上いたしました。
第20款衛生費は69億1322万円で、第5項保健衛生費は、救急医療対策や予防接種、健康診査、母子保健などに要する経費を、第10項清掃費は、じんかい・し尿の収集・処理やごみの減量・資源化などに要する経費を。第15項環境対策費は、公衆トイレの清掃や環境基本計画の推進、鳥獣保護管理などに要する経費を計上いたしました。
第25款労働費は、勤労者の福利厚生などに要する経費など8968万1000円を、第30款農林水産業費は、農業・漁業の振興などに要する経費として1億6082万7000円を、第35款商工費は、商工業の振興や消費者施策などに要する経費として4億5850万9000円を、第40款観光費は、観光振興や海水浴場運営などに要する経費として7億8140万4000円を計上いたしました。
第45款土木費は105億892万5000円で、第5項土木管理費は、崖地対策や道路管理、建築指導などに要する経費を、第10項道路橋りょう費は、交通安全施設の整備や道路・橋梁の維持補修、道路の新設改良などに要する経費を、第15項河川費は、河川・雨水施設の管理・維持補修などに要する経費を、第20項都市計画費は、緑地の保全やまちづくり、交通体系の整備、下水道事業会計への繰出金、公園維持管理等に要する経費を、第25項住宅費は、市営住宅の管理運営や集約化などに要する経費を計上いたしました。
第50款消防費は36億3595万3000円で、常備消防や非常備消防、消防施設の整備などに要する経費を、第55款教育費は87億1816万5000円で、第5項教育総務費は、教育委員会の運営や、児童・生徒の健康管理、ICT教育環境の整備、教育センターの運営、幼稚園の就園支援などに要する経費を、第10項小学校費及び第15項中学校費は、各小・中学校の管理や、給食、特別支援教育、施設整備などに要する経費を、第20項社会教育費は、文化財の保護や、生涯学習センター、国宝館など社会教育施設の管理運営、青少年の育成などに要する経費を。第25項保健体育費は、スポーツ振興やスポーツ施設の管理運営などに要する経費を計上いたしました。
第60款公債費は41億2062万2000円で、長期債の元利償還金と一時借入金等の利子を、第65款諸支出金は364万4000円で、鎌倉市土地開発公社に対する利子負担金を、第70款予備費は5000万円を計上いたしました。
以上が歳出の内容でありますが、歳出予算の性質別予算額及び構成割合を見ますと、人件費は133億6603万4000円で18.0%、扶助費は178億1477万5000円で23.9%、投資的経費は75億2561万5000円で10.1%、公債費は41億2062万2000円で5.5%、繰出金は103億1287万円で13.9%、その他物件費等は213億1508万4000円で28.6%となっております。
次に、歳入について申し上げます。
第5款市税は364億337万5000円で、前年度当初予算に比べ6億6393万6000円の増を見込んでおります。
第10款地方譲与税は3億1888万円、第15款利子割交付金は1300万円、第16款配当割交付金は2億8400万円、第17款株式等譲渡所得割交付金は2億7200万円、第18款法人事業税交付金は4億3400万円、第19款地方消費税交付金は40億5700万円、第20款ゴルフ場利用税交付金は2400万円、第31款環境性能割交付金は7000万円、第33款地方特例交付金は9億8400万円、第35款地方交付税は特別地方交付税を3400万円、第40款交通安全対策特別交付金は2000万円、第45款分担金及び負担金は3億8040万5000円で、保育所利用者負担金などを計上いたしました。
第50款使用料及び手数料は12億193万8000円で、道路占用料や市営住宅使用料、一般廃棄物処理手数料、植木剪定材処理手数料などを、第55款国庫支出金は116億8766万2000円で、障害者自立支援給付費等負担金や、子どものための教育・保育給付費負担金、児童手当負担金、生活保護費負担金、社会資本整備総合交付金などを、第60款県支出金は48億5568万円で、障害者自立支援給付費等負担金や、子どものための教育・保育給付費負担金、児童手当負担金、国民健康保険保険基盤安定負担金、後期高齢者医療制度保険基盤安定制度拠出金、県民税徴収取扱費委託金などを、第65款財産収入は5億6082万2000円で、財政調整基金など各種基金の運用利子や物品売払収入などを、第70款寄附金は17億2480万6000円で、ふるさと寄附金などを、第75款繰入金は51億5753万6000円で、財政調整基金などからの基金繰入金のほか、介護保険事業特別会計などからの他会計繰入金を、第80款繰越金は6億円で、前年度からの繰越金を、第85款諸収入は9億2109万6000円で、中小企業金融対策貸付金返還金や、障害者医療費返還金などを計上いたしました。
第90款市債は44億5080万円で、公営住宅建設事業債や消防施設整備事業債、義務教育施設整備事業債などの事業債を計上いたしました。
以上が歳入の内容でありますが、歳入予算の財源内訳及び構成割合を見ますと、市税などの自主財源が469億4997万8000円で63.1%、国県支出金、市債などの依存財源が275億502万2000円で36.9%となります。
第2条継続費は、城廻市有地擁壁補強事業、名越中継施設整備事業及び市営深沢第6住宅解体事業について、第2表のとおり継続費の設定を行おうとするものです。
第3条債務負担行為は、議会だより印刷業務事業費ほか76事業について、第3表のとおり、債務負担行為の設定を行おうとするものです。
第4条地方債は、歳入歳出予算で説明いたしました事業費の財源として、第4表の金額と条件などにより借入れを行おうとするもので、これにより、令和6年度末の現在高見込額は287億559万2000円となります。
第5条一時借入金は、借入限度額50億円の範囲内で、資金需要の集中する時期などに、一時借入れができるようにしようとするものです。
第6条歳出予算の流用は、歳出予算の各項に計上いたしました給料、職員手当等及び共済費について、職員の配置替えなどにより過不足が生じた場合、同一款内の各項相互間で流用を行い、弾力的な予算の執行を可能にしようとするものです。
以上で令和6年度一般会計予算の内容説明を終わります。
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○林 浩一 まちづくり計画部長 議案第100号令和6年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特別会計予算の内容について、提案理由の説明をいたします。
議案集(その2)、20ページを御覧ください。
第1条歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2100万円となります。
款項の金額は第1表のとおりで、その内容は次のとおりです。
22ページを御覧ください。
まず、歳出ですが、第5款事業費は2000万円で、職員給与費、管理施設の維持修繕等に要する経費などを、第15款予備費は100万円を、それぞれ計上いたしました。
21ページに戻りまして、次に、歳入ですが、第5款使用料及び手数料は730万円で、土地使用料を、第10款繰入金は1270万円で、一般会計からの繰入金を、第15款繰越金は100万円で、令和5年度からの繰越金を、それぞれ計上いたしました。
以上で説明を終わります。
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○藤林聖治 健康福祉部長 議案第101号令和6年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計予算の内容について説明いたします。
議案集(その2)、23ページを御覧ください。
第1条歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ168億2310万円となります。
款項の金額は、第1表のとおりです。
まず、歳出ですが、第5款総務費は4億4515万2000円で、職員の給与、国民健康保険の資格・給付事務に要する経費、保険料の賦課・徴収に要する経費などを、第10款保険給付費は107億8539万円で、被保険者に係る療養給付費などを、第11款国民健康保険事業費納付金は53億9556万3000円で、国民健康保険事業の財政上の責任主体である神奈川県へ納める納付金を、第25款保健事業費は1億6807万3000円で、特定健康診査、特定保健指導、医療費通知に要する経費などを、第27款基金積立金は72万2000円で、鎌倉市国民健康保険運営基金への利子積立金を、第30款諸支出金は1820万円で、保険料還付金の経費などを、第35款予備費は1000万円を、それぞれ計上いたしました。
次に、歳入について説明いたします。
第5款国民健康保険料は40億29万4000円で、医療給付費分、後期高齢者支援金分、介護納付金分の保険料収入額を、第10款一部負担金は2,000円で、支払い猶予した一部負担金の納付金を、第20款国庫支出金は1918万8000円で、国民健康保険制度関係業務準備事業費補助金などを、第30款県支出金は110億9354万3000円で、保険給付費等交付金などを、第38款財産収入は72万2000円で、鎌倉市国民健康保険運営基金の運用利子を、第40款繰入金は16億9131万7000円で、一般会計及び鎌倉市国民健康保険運営基金からの繰入金を、第45款繰越金は200万円で、前年度からの繰越見込額を、第50款諸収入は1603万4000円で、延滞金、損害賠償金の納付金などを、それぞれ計上いたしました。
第2条債務負担行為については、地方自治法第214条の規定により債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額を、第2表債務負担行為により定めます。
第3条歳出予算の流用は、歳出予算の各項に計上しました給料、職員手当等及び共済費並びに保険給付費の各項の予算額に過不足が生じた場合、同一款内の各項相互間で流用を行い、弾力的な予算の執行を可能にしようとするものです。
以上で説明を終わります。
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○内海正彦 総務部長 議案第102号令和6年度鎌倉市公共用地先行取得事業特別会計予算の内容について説明をいたします。
議案集(その2)、28ページを御覧ください。
第1条歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2億9080万円となります。
款項の金額は、第1表のとおりです。
まず、歳出ですが、第5款事業費は8946万7000円で、大塚川から新川への分水用地の地上権設定費及び建物等移転補償費を、第10款公債費は2億133万3000円で、長期債償還の経費として、元金償還金及び支払利子を計上いたしました。
次に、歳入ですが、第5款繰入金は2億140万円で、長期債償還の元金及び支払利子等に充てるため、一般会計からの繰入金を、第10款市債は8940万円で、公共用地先行取得事業債を、それぞれ計上いたしました。
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○藤林聖治 健康福祉部長 議案第103号令和6年度鎌倉市介護保険事業特別会計予算の内容について説明いたします。
議案集(その2)、32ページを御覧ください。
第1条歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ187億6820万円となります。
款項の金額は、第1表のとおりです。
まず、歳出について説明いたします。
34ページを御覧ください。
第5款総務費は4億2962万6000円で、職員の給与、要介護認定に係る訪問調査及び主治医意見書作成並びに第1号被保険者の保険料賦課徴収に要する経費などを、第10款保険給付費は176億2449万5000円で、居宅及び施設サービスに伴う給付費などを、第12款地域支援事業費は6億2133万3000円で、介護予防・生活支援サービス費や介護予防ケアマネジメント業務委託料など地域支援事業に要する経費を、第25款基金積立金は1098万1000円で、介護給付等準備基金への積立金を、第30款諸支出金は8156万5000円で、保険料還付金などを、第35款予備費は20万円を、それぞれ計上いたしました。
次に、歳入について説明いたします。
33ページを御覧ください。
第5款介護保険料は36億1997万2000円で、第1号被保険者の保険料を、第15款国庫支出金は44億1624万2000円で、介護給付費に対する国庫負担金などを、第20款県支出金は26億1825万9000円で、介護給付費に対する県負担金などを、第25款支払基金交付金は49億1658万円で、第2号被保険者の保険料に係る社会保険診療報酬支払基金からの交付金を、第30款財産収入は117万8000円を、第35款寄附金は1,000円を、第40款繰入金は31億8475万5000円で、一般会計からの繰入金及び介護給付等準備基金からの繰入金を、第45款繰越金は1119万8000円で、前年度からの繰越見込額を、第50款諸収入は1万5000円を、それぞれ計上いたしました。
続きまして、議案第104号令和6年度鎌倉市後期高齢者医療事業特別会計予算の内容について説明いたします。
議案集(その2)、35ページを御覧ください。
第1条歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ65億4500万円となります。
款項の金額は、第1表のとおりです。
まず、歳出ですが、第5款総務費は1億630万円で、職員の給与、保険料の徴収、窓口業務に要する経費を、第10款広域連合納付金は64億2270万円で、市が徴収する後期高齢者医療保険料、市が負担する事務費負担金、療養給付費定率負担金及び保険基盤安定制度拠出金などを広域連合へ納付するものです。
第15款諸支出金は1400万円で、保険料還付金などを、第20款予備費は200万円を、それぞれ計上いたしました。
次に、歳入について説明いたします。
第5款後期高齢者医療保険料は39億860万3000円で、市が徴収する後期高齢者医療保険料を、第10款繰入金は26億739万6000円で、広域連合へ納付する事務費負担金や市の事務経費として一般会計からの繰入金を、第15款繰越金は200万円で、前年度からの繰越見込額を、第20款諸収入は2700万1000円で、保険料還付金などを、それぞれ計上いたしました。
以上で説明を終わります。
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○森 明彦 都市整備部長 議案第105号令和6年度鎌倉市下水道事業会計予算の内容について説明いたします。
議案集(その2)、38ページを御覧ください。
第1条は総則で、第2条は業務の予定量を定めるもので、排水区域面積2,419ヘクタール、年間総処理水量2037万9418立方メートル、1日平均処理水量5万5834立方メートル、主要な建設改良費として、管渠の建設及び改良に係る事業費は2億883万4000円、処理場の建設改良に係る事業費は4400万円としようとするものです。
第3条収益的収入及び支出は、営業活動に伴う収支で、収入の第1款下水道事業収益は73億5631万7000円で、下水道使用料や他会計補助金などを、支出の第1款下水道事業費用は72億6807万4000円で、排水施設及び終末処理場の維持管理に要する経費、下水道使用料の賦課・徴収などに要する経費、それらの事務、事業に従事する職員の職員給与費などを計上しました。
39ページを御覧ください。
第4条資本的収入及び支出は、投資的経費の収支で、収入の第1款資本的収入は17億7141万6000円で、下水道事業債や他会計補助金などを、支出の第1款資本的支出は、管渠整備に係る経費や企業債の元金償還金などの経費として、31億9380万3000円を計上しました。
なお、資本的収入が資本的支出に対して不足する額14億2238万7000円は、過年度分損益勘定留保資金及び当年度分損益勘定留保資金より補填しようとするものです。
40ページを御覧ください。
第5条債務負担行為は、表のとおり、台調整池中央監視制御システム更新修繕事業費3期目ほか6件を新たに設定しようとするものです。
41ページを御覧ください。
第6条企業債は、第4条資本的支出で説明いたしました事業費の財源として、表のとおり、5億1980万円を限度額として起債しようとするものです。
第7条一時借入金は、借入限度額10億円の範囲内で、資金需要の集中する時期などに、一時借入れができるようにしようとするものです。
第8条予定支出の各項の経費の金額の流用については、営業費用及び営業外費用との間で相互に流用できるものと定めるものです。
42ページを御覧ください。
第9条議会の議決を経なければ流用することのできない経費は、職員給与費3億7950万6000円について、他の経費との間に相互に流用する場合には、議会の議決を経なければならないものと定めるものです。
以上で説明を終わります。
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○議長(池田 実議員) 以上で、提案理由の説明は全部終了いたしました。
お諮りいたします。運営委員会の協議もあり、本日は説明を聴取するにとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、本日はこれをもって延会することに決しました。
なお、残余の日程については、来る2月14日午前9時30分に再開いたします。ただいま御着席の方々には改めて御通知いたしませんから、御了承願います。
本日はこれをもって延会いたします。
(15時29分 延会)
令和6年(2024年)2月7日(水曜日)
鎌倉市議会議長 池 田 実
会議録署名議員 納 所 輝 次
同 森 功 一
同 保 坂 令 子
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