○議事日程
議会運営委員会会議録
〇日時
令和5年(2023年)7月11日(火)11時00分開会 11時19分閉会(会議時間0時間19分)
〇場所
議会全員協議会室
〇出席委員
日向委員長、志田副委員長、後藤、前川、高野、児玉、井上(代理)、くりはら、吉岡、納所の各委員及び池田議長、森副議長(保坂委員は欠席)
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
茶木局長、土屋議会総務課長、岩原議事調査課長、田中担当書記
〇本日審査した案件
1 7月臨時会本会議第1日(7月13日)の議事日程について
(1)日程第1 諸般の報告
(2)日程第2 会期について
(3)日程第3 議案第31号建物収去・建物退去土地明渡請求事件の控訴の提起について
(4)日程第4 議案第32号令和5年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)
2 その他
〇審査内容
開会後、会議録署名委員に志田副委員長を指名した後、委員長から、保坂委員から所用のため欠席する旨の届出があったことの報告が、あわせて、保坂委員の代理として、井上議員が出席していることの報告があり、これを確認した。
ここで議長から、理事者より、新型コロナウイルス感染症が2類相当感染症から5類感染症に位置づけられたが、議場へ入室する出席者については、特段の配慮を願いたい旨の意向が示されたとの報告があり、議長発言を確認するとともに、本件の取扱いについては、「2 その他」の中で協議することを確認した。
続けて議長から、「6月16日開催の建設常任委員会におけるくりはら委員の発言に対する議会の対応について」は、6月26日、7月3日、7月10日に開催の各派代表者会議において協議したものの、全会一致による結論には至らなかったが、議長としては、各派代表者会議における意見も踏まえ、本件を当委員会に諮問し、6月定例会中に建設常任委員会で既に確認された内容を踏まえつつ、議会としての対応を当委員会で協議いただきたい旨の発言があり、これを確認するとともに、今後の進め方については、「2 その他」の中で協議することを確認した。
以下、日程に沿って次のとおり審査を行った。
1 7月臨時会本会議第1日(7月13日)の議事日程について
7月臨時会本会議第1日(7月13日)の議事日程については、協議の結果、別添議事日程案のとおりとし、それぞれ次のとおり確認した。
(1)日程第1 諸般の報告
諸般の報告があること、また諸般の報告は本会議開会前までに会議システムに配信することをそれぞれ確認した。
(2)日程第2 会期について
別添審議日程案のとおり、7月13日(木)の1日間とすることを確認した。
(3)日程第3 議案第31号建物収去・建物退去土地明渡請求事件の控訴の提起について
協議した結果、質疑がないこと、説明を聴取した後、建設常任委員会へ付託することをそれぞれ確認した。
ここでくりはら委員及び高野委員から、委員会において慎重な審査を行うため、本議案の前提となる第一審の判決文の写しを資料として要求したい旨、また本来であれば付託先の常任委員会の冒頭で頭出しするものであるが、資料の準備に時間を要すると考えられることから、臨時会という性格に鑑み、事前に当委員会として取り計らい願いたい旨の発言があり、資料要求については、委員長から議案の付託先である建設常任委員長へ伝えることを確認した。
(4)日程第4 議案第32号令和5年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)
協議した結果、質疑がないこと、説明を聴取した後、総務常任委員会へ付託することをそれぞれ確認した。
ここで委員長から、議長が付託先を宣告した後、本会議を一旦休憩し、議案審査のために、建設常任委員会、総務常任委員会の順で委員会を開催すること、建設常任委員会及び総務常任委員会において審査を行い、委員長報告の読み合わせが終了した後に、当委員会を開催して、本議案の日程追加等について協議したい旨の発言があり、それぞれ確認した。
2 その他
委員長から、5月23日開催の当委員会において、本会議における理事者側出席者については、暫定的な取扱いとして、市長、両副市長、教育長、共生共創部長、総務部長、教育文化財部長のほか、答弁、議案上程などに関連する部長のみ入室することが確認されていることから、7月臨時会においてもこのとおり行いたい旨の発言があり、協議の結果、これを確認した。
続けて、委員長から、5月23日開催の当委員会において、委員会を開催する際は、暫定的な取扱いとして、常時、窓及び扉を開放することが確認されていることから、7月臨時会においてもこのとおり行いたい旨の発言があり、協議の結果、これを確認した。
次に、当委員会の確認事項に基づき、臨時会会期中の本会議の会議時間の延長については、議長一任とし、本会議の状況に応じ、議長が適宜、会議時間の延長を宣告することを確認した。
続けて委員長から、冒頭の議長発言のとおり、7月11日付で「6月16日開催の建設常任委員会におけるくりはら委員の発言に対する議会の対応について」、議長から当委員会に諮問されたことから、本件については、今後、当委員会から答申を行うことになるが、議論の進め方を含め、後日開催の当委員会において協議をしたい旨発言があり、高野委員から諮問内容について議長に質疑があった後、後日開催の当委員会で協議することを確認した。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(主な内容は次のとおり)
|
|
○高野委員 協議は後日でも構わないんですけど、率直に聞きますけど、この諮問内容だけ見ると、何を求められているのかが理解できません。率直に言いますと、昨日開催された各派代表者会議を私も傍聴しましたので、どういう議論がされたのか全部承知していますけれども、処分についての検討を求めているのですか、何を求めているのですか。議論しようがない。市長から文書が出ましたよね。事実確認してくださいと、議会側に。それについての対応なんですか。どういうことについての答えを求めているのかだけは明らかにしてもらわないと。議論の前提の話をしている。議論は次回でも構いませんよ。今は臨時議会の議運ですから。そこだけは明確にしてください。
|
|
○池田議長 ただいまの高野委員の話でございますけれども、一応私としては、この6月定例会におきまして、くりはら委員の発言においてですね、議会がかなり混乱を来した。その混乱に対して、くりはら議員に対して各派代表者会議においても3回議論を重ねましたけど、その結果、明快な答えをいただけなかった。その混乱が議会の中で生じたということに対しまして、議会として、その対応について再度議論していただきたいということでございます。
|
|
○高野委員 混乱したかどうかについては、議長の認識と私の認識は一致していませんけれども、私はそう単純なことではないと思っているんですが。市長が介入したという発言の中身だったでしょう。私も建設常任委員会の委員だから、正直、さんざんやったんですよ、私なりに、これについて。市長から、行政庁から議会に対して申入れがあった。事実確認、それについては決着ついたんですか。そのことではないこと、混乱をさせたことについての対処をどうしてくれるんだという諮問だという理解ですか。市長は事実無根だと言っているわけでしょう。事実確認してくださいと。議会に降ってきたわけだよね。来たら答えなきゃいけないよね。行政庁から来ているんだから。それに対しては、決着はついたんですか。
|
|
○池田議長 それに対してもまだ回答を出していませんので、議会運営委員会の中の最終的な議論を踏まえて答申を出したいと考えています。
|
|
○高野委員 議論を整理します。混乱をしたとかしてないというのは、市長とは関係ない議論なんですよ。それは議会の中の話だから。それは議長から今説明があったと思うんだけど。私とは認識が違うけれど。ただ、市長から来たものは答えなきゃいけないでしょう。それもここで扱おうという意味なんですか。それは既に別のところで扱われていて、正式にはこれから、議長から市長にお答えになるんだろうけど。その内容については実質的に決着はついているんですか。答えていないということは分かっているんだけど。そのことは今、諮問されていることとは関係ないですよね。
|
|
○池田議長 関係がなくはないと私は思っている。議会広報委員会においても、その辺の確認はしていただきました。各派代表者会議で議会広報委員会にその辺をお願いしたところでございます。結果は、そういった事実は確認できなかったという答えをいただいているところです。それも踏まえて、全体的に議会として、こういった事案に対して、どのように対応していくかということを、やはりしっかり記録を残してですね、この際、議会運営委員会の中でもう一度議論していただきたいということです。
|
|
○高野委員 私ばっかりで悪いんだけども、正式な場なので。今、記録をと議長おっしゃったけど、議会広報委員会だって委員会は委員会じゃないですか。一字一句の記録か、要点筆記の会議録かは別としても。今、御発言あったように、議会広報委員会では、市長による議会報への介入はなかったという確認がされたというお話でしたよね。それは記録として残らないんですか。議会広報委員会で確認したんでしょう。正規の委員会でしょう。休憩中にやったんですか。違うでしょう。ならば、それは確認として、正規の委員会開いたんだったら、確認が記録で残るでしょう。違うんですか。残らないような会議だったんですか。もし、きちんとした委員会の場で確認されたなら、それは明確な議会としての答えだと思います。それ以上ではないと、先日の各派代表者会議でも、うちの会派代表が申し上げたけれども。そのことも含めると、また蒸し返すんですか、この場で。蒸し返すんであれば、それは議運で扱うことではないでしょう。議会広報委員会で結論が出たんでしょう。そこだけは議論の前提として聞いておきたい。何を議論していいか、ばらばらだと何だかわけが分からないことになりかねない。申し訳ないけれど、こういう言い方して。抽象的な諮問だから、極めて。議会広報委員会で確認されたのであれば、きちっとそれをもって私は市長に返答されたらいいと思う。それとは違うことで、今、議長の言葉を借りるなら、混乱したとかということについて、どう決着するかということであれば、よしあしは別として、それはそういうことで諮問されたということで理解します。議論は次回以降ということであるならば、それで構いません。そういう整理じゃないんですか。
|
|
○池田議長 高野委員が言われた事実確認をそこで新たにするということではありません。既に広報委員会で事実確認されているので、そういった場ではないということです。
|
|
○日向委員長 これまで、議会広報委員会でやってきて、結果は出てきておりますので、そこを蒸し返すわけではないと、ただいま議長から発言がありました。議会としてどういうふうに対応していくかについては、委員の皆様の中でいろいろあると思いますので、中身については、今日ではなく、後日やらせていただきたいと思いますので、諮問が議長からされたということで、後日協議させていただくということでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認をさせていただきました。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
令和5年(2023年)7月11日
議会運営委員長
委 員
|
|