令和 5年各派代表者会議
5月23日
○議事日程  

各派代表者会議会議録
〇日時
令和5年(2023年)5月23日(火) 9時00分開会 9時37分閉会(会議時間0時間36分)
〇場所
議会応接室
〇出席議員
前川議長、高野副議長、日向、森、大石、吉岡、保坂、くりはらの各代表者
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
茶木局長、土屋担当書記、岩原議事調査課長、山本議会総務担当担当係長、田中議事調査担当担当係長
〇本日審査した案件
1 会派構成の変更等について
2 6月定例会の招集日について
3 役員改選について
4 諮問機関等の議会選出委員の選任について
5 議会運営委員会からの答申について
6 その他
(1)かまくら議会だよりの内容に充実について
(2)「インターネットウェブページ削除等請求事件」について
(3)神奈川県市議会議長会副会長市について
〇審査内容
 開会後、議長から、5月18日付で、岡田和則議員、くりはらえりこ議員から、「銀河鎌倉」の会派結成届が提出されたこと、本日は、くりはら代表が出席していることについて報告があった。
 次に、会派構成の変更等についてを議題とした。本件は議長から、冒頭の報告のとおり会派構成に変更があり、これに伴い、協議すべき事項として、議会運営委員会委員について、特別委員会委員について、常任委員会委員について、議席の変更について、議会広報委員会委員について協議すべき事項がある旨の発言があり、続けて議長から、手続きについては、6月定例会の役員改選で行うこと、また、控室については、役員改選時に関係議員との間で調整することを確認した。
 次に、6月定例会の招集日についてを議題とした。本件は議長から、昨日、理事者から6月定例会を6月6日(火)午前9時30分に招集したいこと、また、新型コロナウイルス感染症が2類相当から5類へ移行されたが、引き続き、本会議における出席者について配慮願いたい旨の申入れがあったとの報告があり、協議した結果、本件については議会の意向に沿ったものであり、申入れのとおり了承することとした。続けて議長から、今定例会の開催が火曜日からとなっていることについては、令和5年3月17日(金)開催の各派代表者会議においてすでに確認されているとおり、6月7日(水)に全国市長会が、6月14日(水)に全国市議会議長会がそれぞれ開催予定である旨の発言があり、これを確認した。
 次に議会運営委員会については、議会運営委員長との協議結果を受け、本日午前10時及び5月30日(火)午前10時に開催することを確認した。
 次に事務局から、提案予定議案として、専決2件、条例7件、補正予算1件、その他3件、人事案件15件、報告7件の計35件が予定されており、議案書は5月26日(金)に送付される予定であり、送付され次第、会議システムに配信するが、そのうち人事案件である鎌倉市教育委員会の教育長の任命、鎌倉市教育委員会の委員の任命及び鎌倉市農業委員会の委員の任命に係る議案について、後日、申入れを受けた上で、各派代表者会議で確認後、追加送付される予定である旨の報告があり、これを確認した。
 次に、役員改選についてを議題とした。本件は議長から、議会の正・副議長、議会選出の監査委員、各委員会の正・副委員長等、議会の役員については、任期を1年とする申合せがあり、役員改選の取り扱いについて協議願いたい旨の発言があり、協議した結果、従来どおり役員選考委員会を設置すること、選考方法については、役員選考委員会の中で調整すること、6月定例会冒頭での選挙を目指すことをそれぞれ確認した。
 続けて、事務局から、6月定例会初日の議事日程を協議する議会運営委員会が5月30日(火)午前10時に開会される予定のため、その前日である5月29日(月)に各派代表者会議を開催し、役員選考委員長から選挙に入ることができる旨の報告を受けることが必要になること、また、役員選考委員会で協議する内容は、議長、副議長及び監査委員、並びに4常任委員会、議会運営委員会、特別委員会の各委員長及び4常任委員会、議会運営委員会、特別委員会、議会広報委員会の所属委員の調整、加えて議席の変更についての調整とすることの説明があり、これを確認した。
 続けて、議長から、所信表明については、平成30年5月18日付、議会運営委員会からの答申「正・副議長選挙及び役員選考委員会のあり方について」で、「議長選挙及び副議長選挙を実施するに当たり、議長または副議長を志す者は、その所信を表明することができるものとする。なお、実施方法については別に定める。」とされていることから、所信表明の実施については、役員選考委員会の中で協議する旨の発言があり、これを確認した。
 続けて、議長から、役員選考委員は、各会派1名とし、速やかに議長宛て報告願いたいこと、第1回目の役員選考委員会は、各派代表者会議終了後直ちに、議会応接室で開催する旨の発言があり、これを確認した。
 次に、諮問機関等の議会選出委員の選任についてを議題とした。本件は議長から、5月10日(水)開催の各派代表者会議において、会派構成の変更に伴う鎌倉市都市計画審議会の委員については、自民党から1人を推薦することが確認されたこと、その後、自民党から後藤吾郎議員を委員としたい旨の報告があった旨の発言があり、続けて議長から、後藤吾郎議員を推薦することについて確認願いたい旨の発言があり、これを確認した。
 次に、議会運営委員会からの答申についてを議題とした。本件は議長から、議会運営委員会に諮問していた「議会運営等について」の検討項目のうち、結論が出た「議会だよりの一般質問の記事の編集について」、「一般質問について(議会広報)」、「複数の常任委員会にかかわる議案と報告の取り扱いについて」、「委員間討議を活用するタイミング」、「鎌倉市議会政策提言の実施に関する要綱の見直しについて」について、5月22日(月)に答申があったこと、議長としては、答申の内容について尊重して実施していきたい旨の発言があり、これを確認した。
 次に、その他(1)かまくら議会だよりの内容の充実についてを議題とした。本件は議長から、本日、議会広報委員会の井上委員長から、かまくら議会だよりに掲載する記事について報告したい旨の申出があったとの報告があり、説明を聴取するため、一旦休憩した。
               (9時26分休憩  9時27分再開)
 再開後、井上議会広報委員長から、議会広報委員会において、議会運営委員会から諮問のあった「議会だよりの一般質問の記事の編集について」、「一般質問について(議会広報)」について、協議した結果、議会運営委員会へ答申したこと、その内容は、議員の多様な議論を市民に知っていただき、市民に読まれる議会だよりを目指す観点から、一般質問の記事は議員ごとに掲載することとし、記事の作成は、内容の精査も含め、各議員が行うこととなった旨の発言があった。続けて、今後は、議会広報委員会正副委員長において無所属議員への説明を行うこと、また、各議員が記事を作成するにあたり、所管課へ問合せする場合が想定されることから、各部長等へ直接協力をお願いする旨の報告がそれぞれあり、これを確認した。
 次に、その他(2)「インターネットウェブページ削除等請求事件」についてを議題とした。本件は議長から、令和4年6月28日(火)開催の各派代表者会議において議長から、議会運営委員会からの「ウェブサイト等における会議録の掲載の取り扱いについて」の答申については、市と上畠元鎌倉市議会議員の間で係争中であることから、裁判等の状況を注視しながら、慎重に検討していきたい旨の発言があり、答申の対応については一旦保留とすることが確認された旨の発言があった。続けて議長から、5月18日(木)に、ウェブページ削除等請求事件の原告本人と支援者が訪ねてきたこと、いまだにウェブページ上に名前が掲載されており精神的苦痛が続いていることから、拡散されないよう対応していただきたい旨の申入れがあった旨の発言があった。続けて、議長から、担当課に裁判の状況を確認した旨の発言があり、その内容は以下のとおり。
 1年間裁判を行ってきた経緯の中で、求償権の有無に関する争いであること。
 「出身が出身なだけに」という差別発言については、すでに判決が出ており、ウェブ上の差別発言は争点になっていないこと。
 ウェブ上削除しても裁判上の影響はないものと考える。
 続けて議長から、本人からの申出もあり、人権上の配慮が必要であると考えている旨の発言があり、対応について協議した結果、答申のとおり、ウェブ上の会議録及び議会一年のあゆみに掲載されている会議録において、判決文において「国賠法上の違法性が認められる」とされた発言及びこれに関連する発言について、伏せ字とする対応を行うことを確認した。
 次に、その他(3)神奈川県市議会議長会副会長市についてを議題とした。本件は事務局から、本日開催される神奈川県市議会議長会において、本市が副会長市に就任すること、それに伴い、議長は、全国市議会議長会評議員、関東市議会議長会理事、市議会議員共済会代議員の役職に就くこと、令和6年度は会長市になる旨の報告があり、これを確認した。
 以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   令和5年(2023年)5月23日

             議 長  前 川 綾 子