令和 5年新庁舎等整備に関する調査特別委員会
1月13日
○議事日程  

新庁舎等整備に関する調査特別委員会会議録
〇日時
令和5年(2023年)1月13日(金) 9時30分開会 10時27分閉会(会議時間0時間41分)
〇場所
議会全員協議会室
〇出席委員
日向委員長、中村副委員長、中里、岡田、児玉、保坂、吉岡、森の各委員(竹田委員は欠席)
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
服部局長、茶木次長兼議事調査課長、高橋議会総務課長、岩原担当書記
〇本日審査した案件
1 新庁舎等整備に向けた調査及び検討
(1)今後の進め方について
2 その他
(1)次回特別委員会の開催について
    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
○日向委員長  ただいまから、新庁舎等整備に関する調査特別委員会を開会いたします。
 まず初めに、会議録署名委員を指名いたします。委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。吉岡和江委員にお願いいたします。
 ここで、竹田委員から所用のため欠席する旨の届出がありましたので、御報告をいたします。
    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
○日向委員長  続きまして、取材のための写真撮影についてです。事務局、お願いします。
 
○事務局  本日、鎌倉市広報メディアセンター登録社であります、朝日新聞及び読売新聞の2社から、取材のため、写真撮影を行いたい旨の申出がありますことを御報告いたします。
 
○日向委員長  記者席からの写真撮影を認めることでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
○日向委員長  それでは、審査日程の確認です。
 お手元にお配りした日程でよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○日向委員長  それでは、日程第1「新庁舎等整備に向けた調査及び検討」(1)「今後の進め方について」です。
 昨年12月26日開会の本会議において、議案第51号鎌倉市役所の位置を定める条例の一部を改正する条例の制定については、原案否決され、本日はその後、最初に開く委員会となります。
 そこで、さきの12月定例会の議決結果を踏まえつつ、当委員会における今後の調査及び検討の進め方について、御協議をいただきたいと思います。
 
○保坂委員  当委員会は、鎌倉市が新庁舎の整備を進めるに当たって、先のところに基本設計の実施ということが見えている中で立ち上げたということで、その基本設計に向けて市議会としての意見を反映させていかなければいけないというのが第一にあったと思うんですけれども、ちょっとその基本設計に向けた動きというのが、スケジュール的に変わってくることも考えられるというのを踏まえると、ここまでそれぞれの会派から出してきた論点とかに基づいて話してきた部分もありますが、それをもう少し大きく捉えた議論というほうに向けていったほうがよいのではないかと思います。
 
○日向委員長  大きく捉えたというのは、具体的に。
 
○保坂委員  大きく捉えたというのは、深沢で新庁舎を整備するということと一体化する形で、この御成の現在地をどう活用していくかというのを進めていますけれども、そちらについては、昨年9月末の段階で基本構想までまとめて、それを令和5年度において基本計画まで持っていくという動きもありました。
 でも、新庁舎と現在地を一体的に考えるという方向性というのを出してきている中で、特にこの御成の現在地の在り方といったところをもう少し掘り下げる形で議論する。そういう意味で、大きく捉えた協議というのをこの場でやっていくのが、今この時点では必要ではないかと思います。
 
○吉岡委員  市役所移転とかに絡んでのことについては、討論で述べたとおりなんですけれども、今おっしゃったように、やはり公共施設再編計画がずっとあったりしておりますから、そういう点では、総合的な判断というんですか。今おっしゃったような、市役所の今のこの所の問題も含めて、やはり市民の間ではいろいろ不安がございますし、やっぱりそういうことにもきちんと答えていかなきゃいけないと思いますので、そういう点では、ここの場で少し論議して、ある面では、前、最初のときに私、これがちゃんと担保されるのかなんて、ちょっと最初したんですけれども。やはりきちんと、それぞれ皆さん市民の御意見も伺っていると思いますので、総合的なそういう、今のこの跡地の問題も含めて、ある面では公共施設再編の問題も私は絡んでくるとは思っているんですが、全てに広げるということではなく、ここの所と、今、市が出されていることも含めて、考えたほうがいいかなと思っております。
 その上で、どうやっていつ結論を出すかとか、そういうことはちょっとまた論議したらいいと思いますが、せっかくですから、そういう機会を、私たちも無駄に時間を使うんじゃなくて、やっぱり大変大事な事業でありますし、いろいろな御意見がある中で、市民に納得していただけるような合意になるようにしていけたらなと思っております。
 
○中里委員  今回は否決という形ではありますけれども、行政計画的には変更はないと認識しております。やはり、その計画をよりよいものにしていくというためには、この場でしっかりと議論を進める必要があると思います。
 あとは、皆さんおっしゃっているとおり、現在地のところに関しましても、さらに議会としての意見をしっかりとまとめていく必要があると思いますので、このまま継続をしていく必要があると考えます。
 
○吉岡委員  私どもは、9月の段階で、本来なら基本計画にするのではなく、もう少しきちんと意見を聞いたほうがいいんじゃないかと思っていたので、その辺の市の対応というんですか、そこがどういうふうに、私たちが言っていることがきちんと担保、反映されるのかは、きちんとしたほうがいいかなと思っております。そこはちょっと気にかかるところです。
 
○森委員  位置条例が否決されたことによって、この委員会はなくしてしまってもいいのかなとも思ったりもしたんですが、現庁舎の今後の整備、検討ということもありますので、引き続き、この委員会でそういう部分を掘り下げていってもいいのかなと思っています。ただ、今までこの委員会で検討したことについては、どこかの時点で1回振り返るというか、発表するような、そういう場があってもいいのかなと考えています。
 また今後、位置条例、また新たに提出されると聞いていますので、反対された方がどういう部分で反対していて、どの部分が解消されれば賛成に回るのか、そういう部分をもう少し掘り下げることができる委員会として、これから機能していけばいいかと考えています。
 
○児玉委員  私も、先ほど来、話が出ていますとおり、保坂委員、吉岡委員、皆さんおっしゃっていますとおり、引き続きこの委員会を継続しながらも、やはりまだこの前、位置条例は否決はされましたけれども、その中で、市民の話を聞いていますと、やっぱりこの現在地の跡地利用をどうするかというのが、いろんな心配の声もかなり根強く残っているというのも感じましたし、市からも、説明はしていることはしてはいるんですけれども、しているつもりかもしれませんけど、まだまだその辺が、市民の皆さんに理解されていない部分もかなりありますので、その部分を再度、今までの繰り返しになるかもしれませんけれども、より丁寧に分かりやすく、しっかり議論しながら、まとめていければと思っております。
 
○日向委員長  岡田委員、何かありますか。一応、皆さんに答えていただいたんですけど。
 
○岡田委員  構成が会派から出ているので、皆さん、賛成、反対はあるんですけど、今回の場合、無所属議員も結構動いちゃっていて、その人たちの意見、要するに会派を組んでいないから、無所属会派というのはないので、代表が出てきていないんですけど、そこら辺、もう少しどうなのみたいなことをやっぱり下げていかないと。賛成しているから、はい、やります、どんどん行きますと言ったって、今、一応否決されているわけですから、そこら辺の意見をどうやって酌み上げていくのかということを、私は市としてやったほうがいいんじゃないかという感じはします。
 ここでどんどん進めていったって、例えば採決のときに、この中でだと2人が反対して、あとは賛成ですから、この中ではそういうふうに動いていったとしても、議会全体として、じゃあどうなのとなった場合に、どうなのかなという感じが私はしますので、もう少し無所属議員の意向というのも、もう少し聞いたほうがいいんじゃないかなという感じがしています。
 
○日向委員長  一応、この委員会としての継続をしつつというところは、そこはよろしいですか。
 今、ほかの皆さんは、一応継続しながら、これからさらに掘り下げていくみたいな意見が多かったなと思ってはいるんですけれども、その中のやり方として、例えば継続しながらも、無所属の方にも逐一そういう意見を聞きながらやっていくという方法も、意見を、この間みたいなのを提出していただいて、またそれを執行部に投げてとかというのも、前回やった。これは全議員でお願いをして提出していただいたりとかはしているので、そういう手法も一つあるのかなとは思うんですけれども、そういった形、ちょっとやり方は、また別途いろいろあるとは思うんですけれども、一応この委員会としての継続というところは、その辺は大丈夫ですか。よろしいですか。このまま一応。
 
○岡田委員  多数の皆さんがやるんだったら、それはそれで別にいいでしょうけど、ただ、かなり根本的なことを考えてやっていかないと、僕は、我々の会派もいろいろ出していますけど、それだけじゃもう進まないみたいなところがあるので、運営はこのままやるのは別に私は反対ではないにしても、かなりしっかり考えていかないと、議論が進んでいかないんじゃないかなという感じはちょっとしています。
 
○中村副委員長  昨日、実は委員長とも少し協議をさせていただいて、大体皆さんと同じような考え方で、もし皆様から御意見が出なければということで用意していたのが、やはり現庁舎の利活用について、もう少し掘り下げた議論をこの場でやったほうがいいんじゃないかということでしたので、大体皆さんと同じ御意見です。
 あとは、まだ本会議で一度も報告をしたことがないので、中間報告的なものになるのかもしれませんけれども、恐らく、報告としても、賛成の方も反対の方もいらっしゃったので、意見の一致というのはなかなか見いだせないかもしれませんけれども、今までの当委員会でやってきたことを本会議で何もまだ報告していないので、一応年度内に、事実関係だけになってしまう可能性はありますけれども、その報告は、少しまとめてもいいのかと思っています。
 
○日向委員長  一応、今、副委員長から発言いただきました。正・副委員長としても、継続するかどうかというところは一応継続ということで、そのやり方は、またちょっと、もう一回後でとは思うんですけれども、中間報告のところなんですけれども、本当に9月から始まって、設置された後、これまで具体的に議会の報告というのはしていない状況でして、次は2月。12月のときも一度、打診させていただいたんですけれども、そのときはまだ具体的な意見等もまとまらないとか、そういった意見で、12月はちょっとやらないほうがということで意見をいただいたんですけれども、2月定例会でも、これまでの経過だけでも報告をさせていただいて、また今後、調査、検討をしていくというところも含めた形で、中間報告をさせていただければとは考えているんですけれども。本当に具体的な意見の、こういう意見が出たとかというところまでは踏み込まない形なんですけれども、一旦そこで中間報告をとは考えているんですけれども。
 その辺は、皆さんいかがですか。よろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 この部分は、また後でまとめて報告しますけれども、あと、すみません。今後の調査のところで、今、皆様から意見をいただいた中で、やり方というところは、岡田委員からあったのは承知いたしました。ただ、現状、現在地のところはどうなんだというところで、今後、基本計画ができていく中であったり、新庁舎も今度基本設計に入っていくところだと思います。
 その中で、やはりこれまでの、こちらから何か質問して、それが担保されているのかというところは、先ほど吉岡委員もおっしゃっていた中で、そこは、執行部側ともちゃんとすり合わせをしながら、それが基本計画であったり、設計にちゃんと含まれていくんだというのを、やり取りしながら進めることができればいいのかと思っておりまして、そういった形で進めていければとは思うんですけれども、その辺はいかがですか。
 
○吉岡委員  やはり行政側が、否決されたということは重く、どう受け止めてくださっているのか。やっぱりそこについては、本来なら何らかの対応をすべきだと思っておりますから、そこら辺がどうなっているのかは、ちょっと知りたいところですね。
 やはり、設計でとおっしゃっているけど、設計といったって、具体的な中身が変わってくれば変わってくるわけでして、やっぱりそこら辺はきちんと明確にしていただくことは必要かなと思っております。
 
○森委員  現庁舎の進め方については、今、委員長がおっしゃったとおりでいいと思うんですが、今後、建設常任委員会でも、現庁舎の進捗について報告とかあると思うんですが、この委員会と建設常任委員会のすみ分けというんですか。そこはどのようなものになるんでしょうか。
 
○日向委員長  そこの部分が、建設常任委員会とのすみ分けのところが厳しいところはあるんですけれども、今回この委員会としては調査をするという委員会でございます。ですので、具体的に何か報告という感じではなくて、どうなっているんだというので確認をして、それを調査していくという形でやろうとしているので、ちょっと本当、すみ分けのところが厳しいところがあるんですけれども。
 現状ですと、もちろん議案等はここでは扱わないとしておりますので、そこの部分はもちろん、ここでは一切やらないんですけど、ただ、継続してやっていく中で、多少同じようなところが出てきてしまう。報告なのか、説明なのか、そういった内容、質疑の内容とかが出てきてしまうのかなというのは、少し懸念はしているんですけれども、ただ、常任委員会だと、どうしても定例会ごとの報告になってしまいますので、そうすると、その間のことというのはなかなかというところがありますので、そこの部分が、少し間の中で、この委員会が各会派がいる中で聞けるという場なのかと思っておりますので。ちょっとその辺で、少し重複する部分はあるとは思いつつも、調査をしていく。こちらからどうなんだという出したものに答えてもらうとか、そういった形では引き続きやっていきたいなとは思っているんですが、ごめんなさい、ちょっと具体的なすみ分けが難しくて、あれなんですけど。
 
○保坂委員  この特別委員会を立ち上げたときも、今、森委員がおっしゃってくださった論点については提示されて、どうするかという話を踏まえて特別委員会を立ち上げたと理解しておりまして、基本的には、委員長が今整理してくださったように、建設常任委員会では、それぞれの定例会ごとに担当所管からの報告を受けて、関連する議案等があったらそれも扱いますけれども、基本的にそういうことであるのに対して、こちらは調査ということで、自ら論点を提示して協議していくという形なのかなと思っているんですけれども。
 ただ、建設常任委員会では、2月定例会でも当然、12月の位置条例の改正議案の否決を受けて、これからどうしますという報告は受けるわけですよね。私たちというか、この特別委員会も、実際、これから市がこういうふうに進めていきますよというのは、ある程度、新年度の予算の提示の中で見えてくる部分もあるのかもしれないんですけど、現段階ではその辺は聞いていない中で、今、今日の場を持ってやっているというのもあるので、ちょっとその辺りのことはある程度把握しないと、こちらの特別委員会も議論を進めにくいねというのは、市がどう考えてどう進めていくのかという、スケジュール的なものとか、どういう段階を追っていくつもりなのかなというのも確認はしないと、さっき私は大きく捉えてという言い方をしましたけど、大きく捉えての議論もちょっとしにくい部分はあるのかなとは思います。
 
○岡田委員  やっぱり、一応否決されているんだから、3分の2取れなかったんだから、その事実をちゃんと踏まえて、こうしたいというふうにあると思うんだよね。それをやっぱりきちんと報告してもらわないと、冗談抜きに、否決されたけどもう一回やればいいとか、そういう安易なことじゃ駄目で、きちんと考えてやっていく、あるいは説明していくというふうにしてもらわないと、もう何をやっても変わらないみたいな。
 向こう側の、例えば逆の立場で、生涯学習センターの運営のときに過半数を取ったけど、市長側が3分の2とやってしまったでしょう。それで、要するに確定したわけだ。そういう全体のことを考えながら、執行部が出してこないと、我々が一生懸命考えたって、結局、そういうところで、一生懸命、皆、頭を悩ませてやったんだけど、どうなっているのってなりかねない可能性もあるので。だから、無所属とか執行部の考え方とか、そういうのももう少しはっきり、こんな感じみたいなことをやってもらわないと、ちょっと困るなという感じはしています。
 
○日向委員長  そうしますと、今、ちょっと御意見を伺う中では、今後、行政側がどういう形でやるのか、進めるのか、どうするのかという判断が、2月のときには、建設常任委員会の中で報告なり、あるはずだと思いますので、ある意味、そこでのところも踏まえてという形で、今後継続はしていくけど、じゃあどのようにやっていくかとか、例えば現庁舎のことも聞いていくとか、新庁舎の今後の設計に向けてのところもあると思うんですけど、そういうのも含めて、市長部局側がまだどうするかも出ていない段階で、そこを掘り下げて聞いていくという感じではないということですか。ある程度そこが出てからがいいという。
 それとも、こちらとしては、例えば2月定例会前に委員会を開いて、もう少しいろいろ、その辺を聞くことはちょっとできないとは思うんですけれども、例えば今出たのが、現庁舎がどうなるのかというところで、基本構想の段階のところで、今、現状どういうふうに動いているのかというところを、一回この委員会で聞くとかというのも、少しは考えてはいたんですけれども、そこをまだ聞くという段階ではなくて、そこをどうするのかというところを聞かない限りは、あまりそこの議論もまだ、この場では2月定例会前はやらないというか。
 
○吉岡委員  さっきからちょっと言っているんですけど、今までもいろいろな私たちの意見については、設計の段階でとかおっしゃっているけど、そこら辺はよく分からないです。
 ですから、今回、位置条例は否決されたけど、そのまま予算を出してきたとき、それじゃあどうなのと思いますから、そこは市がどういうふうな対応をされるのかというのは、やっぱり注視しなきゃいけないなと私は思っていますけどね。
 全てにわたってこちらが是と言っているわけじゃなくて、やはりいろいろな様々な御意見が、本当にどうなのかというところは、やはり議会としてもきちんと市民に説明する責任があると思いますし、位置条例は、確かに16対10ということになりましたけど、そういうことに対してどういうふうに受け止めていらっしゃるのかというのは、予算とかそういうところの2月定例会の対応にも出てくるのかなと私は思っておりますが、今は分かりませんので。
 ただ、やっぱり、私たちとしては、それも踏まえて、きちんと市民のいろんな何十年にわたる大事な施設ですから、それはきちんとしなきゃいけないし、それにきちんと応えられるものにならなきゃいけないかなという思いでおります。
 
○保坂委員  今日の委員会でこれまで話していた話だと、2月定例会に中間報告は行う、それは必要であると。
 それから、現庁舎というよりは、現在地の利活用についても、新庁舎整備を大きく捉えたら、これがどうなるかということは大事なことなので、その辺りを掘り下げた議論をこの検討委員会で行う。
 その2つはあるとして、だけど、今、今日の時点では、なかなか12月定例会の最終本会議での位置条例改正議案の否決を受けて、市がこれからどう進めるかというところについては確認していない中で、今日の話合いを持っているというのがあって、だったら、2月定例会に入る前に、もう一回この特別委員会を開いて、どうするんだというのを聞くのかどうかという辺りだと、ちょっと、それはもう日程的にはどうなのかと思うところなんですね。
 でも、できたら2月定例会の途中で一回持って、中間報告の前に持つ形でやったほうが、中間報告で今後こうやっていきますよという言い方が、これまでこうでした、方向性としては、この辺りを掘り下げて、大きく捉えて議論を続けますよという報告をするにしても、市が考えている方向性というのは、確認はしておきたいとは思います。
 ただ、それを2月定例会の前に、もう一回、この日程を無理に入れてやるというのが、どうなのかな。2月定例会の、これから新年度予算とかの骨格が見えてくる中で、ある程度分かる部分もあるし、建設常任委員会でも報告があるしというのも踏まえて、ちょっとその辺りの持っていき方というのはよく考えたほうがいいんじゃないかなと思います。
 
○吉岡委員  持っていき方とか、特別委員会はどうやるのかというのは確かにあると思いますが、やはり今の現在地の問題について掘り下げてという点では、今の新庁舎との関係も私は出てきているんじゃないかと思うんです。
 ですから、そういう面では、今、いわゆる理事者側が何を考えているのかというのは、予算とかいろいろなことで分かってくるのかなと思いますので、そういう面では、その段階で、例えば中間報告をやるにしても、また途中で、2月定例会の前にやれと言っている意味じゃなくて、そういうことはちょっと様子を見るというのも必要かなと思います。
 意見は私たち、これだけ言っているということは、やっぱり市民がまだいろんな面で納得していないわけだから、その意見がきちんと反映されるかどうかということは、そういう面で担保って私はずっと言っているんですけど、そこの点では、今の段階はちょっと分からないので、理事者の動きが分からないので、その辺は踏まえた上で、日程も進め方も考えたらいかがでしょうか。
 先ほど言っていた中間報告とか、そういうことはいいと思うんですけれどもね。それから、現在地のことをもっと論議するのもいいと思うんですけど、という意見です。
 
○森委員  位置条例否決の決定を市がどういうふうに考えているかというのは、どこかの時点で確認しなきゃいけないと考えています。
 多分、2月の建設常任委員会とか、その辺ではあると思うんですが、そのタイミングと同時か、その前後で、やっぱり委員会として確認を受けるべきじゃないかなと思っています。
 ただ、現庁舎については、引き続き継続でできることだと思いますので、それは都度、何か新たなこちらからの提案、向こうから何か報告があれば、都度開催してもいいんじゃないかなと思っています。
 
○日向委員長  今、御意見いただいた中ではございます。実際に、市の考え方は、2月定例会の中で予算等が出てくる中で、今後の市の考え方が分かってくるのではないかというところの御意見だったと思います。
 そうしますと、委員会として、逆にそこの部分をその前に聞くみたいなことではなくて、やはりそこの中でしっかりと報告されてから、その方向性がある中で、今後、現在地も含めて議論を深めていくという形にしていくという流れなのかと思ったんですけれども、ちょっとその日程が、また2月定例会に入ってしまうので、常任委員会があった後なのかなとは思うんですね。やっぱり、正式には多分、建設常任委員会の報告になると思いますので。
 ですので、委員会を実際にどうしていくかというところを考えるのは、その後になっていくのかなと思っております。なので、少し先というか、来月以降にはなってくるのかなと思いました。
 ただ、2月定例会で中間報告を行うという場合には、その内容の確認等も1回していただく必要はあります。ただ、具体的な事実的なもの、経過的なものですので、そんな複雑なものにはならないと思うんですけれども、そういったものは、できたら2月の前ですかね。2月定例会の前のところで、一度、こういった形で中間報告をするというのはやらせていただきたいなと思って。その後の委員会としては、継続してやっていくというところも含めて報告をさせていただいて、2月定例会の中での市の考え方が明らかになった後に、再度委員会を開催させていただいて、そのときには、その内容、市の考えを踏まえて、現在地、跡地も踏まえて、新庁舎も含めて、今後の現在地だったら基本計画に向けてのやり取りをしていったり、新庁舎であったら設計に行くんでしたら、そういう流れになると思うんですけれども、その辺の話合いというか、執行部とのやり取りをするような場としてやっていく。
 ただ、それをどう進めていくかは、またそのときに一度協議させていただいて、現在地を優先的にまず聞いていくのかとか、新庁舎とどっちをやっていくのかとか、そういったものも踏まえて、一度、そこはまた再度検討させていただくという形でいいですか。
 まずは、中間報告はやるということだけ、今日は確認させていただいて、中間報告と、今後継続してやっていくというところは確認させていただいて、その状態の内容を中間報告に盛り込んでいく。2月の予算等が出てきた後、市の考え方が出てきたら、それを踏まえて委員会を再度開催させていただいて、委員会の今後の進め方をまた協議してやっていくという、そういった形でいかがですか。
 
○吉岡委員  すみません、聞き損なっちゃったんですけど、2月の最初にやると言ったんでしたっけ、中間報告。ごめんなさい、そういうことですか。今の段階でということなんですね。
 
○日向委員長  今の現状の経過だけの部分なんですけれども、2月定例会のときに中間報告をさせていただければなと。
 
○中村副委員長  皆さんのおっしゃるとおり、今後の行政側の方向性というのが分からないと、なかなか議論しにくいというのは分かるんですけれども、やっぱりその方向性が出て審査するのは、建設常任委員会であったり、予算特別委員会であったりという時期になってくると思うんですね。それが分かるのが来年度の。
 そうじゃなくて、やっぱりここは調査特別委員会なので、例えば、今、現在地をどう活用していこうか、窓口機能はどうやっていくんだというような、例えば、今、行政側が持っている先進事例の調査とか、イメージだけでも、絶対こうするとかそういうことじゃなくて、こんなイメージを持っていますとか、そういった我々が情報を共有できるような場というのは、私はこの委員会では必要なのかと思っているので。
 例えば、現在地の報告については、9月の建設常任委員会であったのかもしれないんですけど、すごくボリュームが多過ぎちゃって、多分そんなにイメージの共有は、私はできていないのかと思っているので、何かそういった、お互いにイメージを、別にそれが賛否あってもいいと思うんですけれども、そういった勉強会というと怒られてしまうかもしれませんけれども、そういった情報の共有の仕方というのは、この委員会としてあるのかと思っています。
 だから、例えば大きな審査というよりも、そういった情報の共有の調査をするということを少しやってもいいのかと思っていますけれども。
 
○保坂委員  今の副委員長の御発言というのは、今後そういう調査もやっていきますよというのも含めて、これまでの経過を、最終本会議ではなくて現年度についての議決を行う、中間の本会議のときにやってしまいましょう、その後ゆっくり、ゆっくりって変ですけど、調査、議論、協議していきましょうという意味だったんですか。
 
○中村副委員長  今、行政側がどう考えているか。例えば、次に出してくるのか、出してこないのかも分からない中で、でも、それが出たときに議論するというのは、ちょっとまた時期を逸してしまってもいけないと思っているので、例えば議案として、もし出てくるとなれば、この調査特別委員会では議案の審査、付託を受けないわけですから、それは当然、建設常任委員会なり予算特別委員会とかの場で、多分審査が入ってくると思うんですね。その前に情報共有できるところは、何かこちらで調査をする必要があるのではないかという意味で言ったので、別に議案の順番がどうのこうのとか、そういうことではない、意味としては。
 だから、イメージの共有とか、あるいはこちらから意見を出すにしても、何かそういう素材があったほうが分かりやすいんじゃないかなという意味で言ったんですけれども。
 
○日向委員長  暫時休憩します。
               (10時07分休憩   10時08分再開)
 
○日向委員長  再開いたします。
 
○中村副委員長  中間報告については、皆さんとまた御協議しなきゃいけませんけれども、恐らく事実を報告するしかないと思うので、それにつきましては、2月定例会のどのタイミングというのはまた御意見を伺わなければいけませんけれども、多分、今までの、例えば皆さんから御意見いただいて、それに対する行政側の回答はありましたけれども、ただ、そういった、どの意見がまとまったとかそういうことではなくて、この委員会が何をしてきたかということの事実の報告でしかないと思います。
 それから、今日まとまれば、今後の方向性ぐらいについて報告をするというのが一つの中間報告なのかなと思いますけれども、一応、9月から始まって、半年たって、何も本会議で報告していないというのはいかがなものかと思ったので、事実だけを報告していくということで、その後の経過については、また年度を明けてからになるのか、年度内でもできる部分はあろうかと思いますけど、そこの報告については別に盛り込む必要はないのかと思っています。
 
○日向委員長  暫時休憩します。
               (10時09分休憩   10時22分再開)
 
○日向委員長  再開いたします。
 休憩中、御協議いただきました。各委員から、いろいろ意見をいただきました。
 今後の進め方について、まとめをさせていただきます。
 まず、2月定例会において、中間報告を行うということを確認いたしました。内容につきましては、昨年9月定例会で当委員会が設置された後、これまで行ってきた活動の経過について、また、今後行う調査・検討についてというので、今後のことも含めて、2月定例会の本会議で中間報告を行うということを確認させていただきます。
 さらに、委員会として、今後行う調査・検討につきましては、2月定例会の中で市の考え方が示された後に、再度また委員会を開かせていただき、その中で協議をして進めさせていただきたいなと思いますけれども、そのとおりでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認をさせていただきました。
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○日向委員長  日程第2その他(1)「次回特別委員会の開催について」を議題といたします。
 中間報告の内容の確認というところが入ってくるかなと思います。できれば2月定例会の早い段階で報告という形に持っていきたいなと思っておりますので、1月下旬から2月上旬の中で少しやりたいなと思いますので、暫時休憩いたします。
               (10時24分休憩   10時26分再開)
 
○日向委員長  再開いたします。
 次回の特別委員会の開催予定でございます。
 1月24日、午後2時から議会全員協議会室で開催することを確認させていただいてよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。
 それでは、新庁舎等整備に関する調査特別委員会を閉会いたします。
 以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   令和5年(2023年)1月13日

             新庁舎等整備に関する調査特別委員長

                   委 員