令和 4年議会運営委員会
11月 4日
○議事日程  

議会運営委員会会議録
〇日時
令和4年(2022年)11月4日(金) 14時50分開会 16時38分閉会(会議時間1時間09分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
池田委員長、武野副委員長、中里、岡田、出田、保坂、久坂、納所、くりはら、志田の各委員
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
服部局長、茶木次長兼議事調査課長、高橋議会総務課長、土屋議会総務課課長補佐、岩原議事調査課課長補佐、田中担当書記
〇本日審査した案件
1 新庁舎における議会棟の在り方について
2 その他
(1)次回の議会運営委員会の開催について
   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
○池田委員長  それでは、議会運営委員会を開会いたします。
 お疲れのところ、大変恐縮ですが、もう一頑張り、よろしくお願いいたします。
 それでは、まず会議録署名委員の指名を行います。委員会条例第24条第1項規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。保坂令子委員にお願いいたします。
 議長、副議長の出席についてですが、本日は、議会運営等の検討を行う議会運営委員会ですので、議長、副議長は出席していないことを御報告いたします。よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
    ――――――――― 〇―――――――――――――――――― 〇―――――――――
 
○池田委員長  それでは、早速、審査日程1「新庁舎における議会棟の在り方について」の検討について進めさせていただきます。
 10月31日に開催しました当委員会において、各会派から提出していただいた意見を一覧表にまとめた資料として、意見一覧表を配信させていただきましたが、本日は、意見一覧表を基に、正・副委員長で項目ごとに意見集約した資料として、「新庁舎における議会棟の在り方について」を会議システムに配信しております。
 資料の説明ですが、当委員会として意見をまとめて執行部へ送付することを前提として作成していることから、議会側としてソフト面での対応可能な項目ではなく、令和5年度中に開始が予定されている基本設計に盛り込まなければならないハード面についての項目を中心にまとめております。その観点で、各会派から提出された意見のうち、同じ項目について複数の御意見があったものなどをまとめて記載しております。また、意見が異なる項目につきましては、星印として記載しております。
 本日の進め方といたしましては、令和4年度中に当委員会としての意見をまとめることが必要であるということから、星印の項目、議場の位置とか議会図書室の位置など、その辺を優先的に協議し、その後、その他の項目について協議を進めてまいりたいと考えております。よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認させていただきます。
 それでは、資料の「新庁舎における議会棟の在り方について」の中で、まず1番の議会機能の配置、この中で星印がございますけれども、議会機能は、行政機能との独立性を保つために最上階に配置する。最上階に配置する場合は、市民のための展望スペースを設置する。または、議会機能は市民に身近な議会とするため、来庁者に可能な限り近い低層階に配置する。
 こういった2つの意見が出されておりまして、設計する上では、この位置をまず決めるということが大前提となってまいりますので、この辺について御意見、御議論をお願いしたいと思います。まず、御意見はございますでしょうか。
 
○志田委員  これは、行政機能との独立性を保つために最上階に配置するでいいと思います。
 そして、最上階に市民のための展望スペースを造ることが将来的に必要なのかどうかは、町ができてみないと何とも言えないかなと思います。
 
○池田委員長  自民党としては、当初から最上階に造るという話ですね。
 
○志田委員  そうです。
 
○池田委員長  これが一つ、課題になるかと思いますけれども、それ以外、議会棟の配置ですね、1階から6階までのうちのどこに配置をするかということで御意見がありましたら、お願いします。
 
○中里委員  まず新庁舎、市役所庁舎が一番誰のためにあるかというところを考えると、まず市民のためというところはあろうかと思います。そうすると、やはり市民が利用するスペースがより行きやすい、使い勝手のよい場所を求める必要があると思います。そうすると、なかなか低層階が中心になってくるかなと思いますので、そこに議会棟をと言うと、無理があると考えますので、決して最上階である必要はないと思うんですけれども、上部に持っていったらいかがかなと思います。
 
○保坂委員  私たちの会派も議会機能は上層階にと出しております。理由としては、行政機能との独立性を保つことであり、もう一つは低層のところは市民が行き来しやすいというところで、市民対応のいろいろな行政機能を集約化、低層階にしたほうがいいという、その両方の理由から、議会機能は上層階にというふうな考え方がいいのではないかと思います。
 
○出田委員  最上階というよりも、市民が頻繁に利用するところは、やはり市民が必要な関係のものを配置する。低層階には行政とか、そういったところをしっかりと配置して、議会というのは年に4回開かれて、その中でいろんな議員が市民のことを考えているところではあるんですけれども、やはり使用頻度というところで行くならば、行政のフロアよりも低くなってきますので、どちらかというと上層階に持っていくというのが必然的ではないのかなと思います。
 それと、志田委員がおっしゃったように、展望スペース、ここはよく考えていくべきではないかなとは思います。
 
○くりはら委員  建築的に最上階の取扱いというのは非常に設計上、楽しみなところでありまして、要するに四方360度見渡すことが可能となるようなしつらえにすることができるわけです。そういう意味で、今の議場の造りでいうと、それこそ窓のない真っ暗な部屋でも成り立っているような造りです。そういうものを最上階に持っていくのはもったいないなという感覚はありまして、例えば天窓を取って採光をするというようなことも非常に可能になる最上階ですので、議会にこだわらず、市民に開放的にお使いいただくような場所に設計するというのも一つの在り方かなと思う中で、やはり市民目線でプランを考えるというのは重要かなと思っています。
 展望スペースが必要かどうかというところで言いますと、防災拠点にするという発想で行けば、やはり360度、町がどのような様子になっているかを見ることができるというのは、非常に物見台の役割というのも出てくるかと思います。
 それから、議会機能、これはやはり同一フロアなり、縦動線でつなぐなり、それも縦横どうとでもできるといえばできるものです。ただし、その議会機能をまとめてほしいというのは、やっぱりあるところです。
 あと、市民に開放していく、オープンな議会というものを目指していきたいという思いもあるものですから、やはり位置はなるべくガラス張りにするなどして市民の目に触れるといいなということ、それから、モニターを各階に置くとか、市民の目に触れるような形で、そういう対応でのオープンもあるかと思いますので、議会の位置はどこでもいいと言うとまた語弊があるんですが、うまくまとめていけたらいいかなというぐらいです。
 
○納所委員  私も最上階に配置するという考えでございます。平塚市議会、それから茅ヶ崎市議会、藤沢市議会共、上層部に展望室を含めた配置がございまして、あと最上階ですと採光が、今お話あったようにございますので、その議場の明かり等に、開放的な議場、今の議場とは違った形のしつらえが可能なのではないかということ。
 さらには、行政機能との独立性というのは、きちんとその配置の中で意義づけをしてもらいたいと思っておりますので、最上階に造ることに賛成でございます。
 
○岡田委員  結論は、建物全体はどういうふうになるのかよく分からないですけど、最上階がいいかなと。
 それと、ここも昔は喫茶店とか食堂があって市民が上に上がって御飯を食べたりとか、喫茶店で。あとここからよく見えるという、鎌倉の町がこういう感じかなということで見えるということで、よかったかなと思います。これは、どこに建つかも分からないので、あまり積極的に言えないんですよ。目の前にすごく高いビルがあったりしたら、最上階だって、ビルを見るしかないことにもなりかねないし、分からないので、断定的なことは言えないんですけど、一般的に言えば、やっぱり最上階で、しかも市民の皆さんがそこでちょっとくつろげるというか、何か食べられるというか、飲めるというか、喫茶店というか、一般的にはそういうやり方がいいんじゃないかなとは私は思っています。
 議会は、関心があるときは皆さんたくさん来るけど、関心がないときはもう全然来ないという、そういうのもありますので、使用頻度から考えると、やっぱり上のほうに置いておいたほうがいいんではないかなという。デパートなんかだったら別に図書館を置いて上から下に落とすというやり方がありますけど、市役所の場合はそういうあれじゃないので、最上階がいいんじゃないかと思います。
 
○武野副委員長  低いところがいいか悪いかという話もありますけれども、とにかく市民に身近に見えるというんですかね、そういう意味で低層階と言っていますので、市民が足を運ぶ、さっき岡田委員がおっしゃったみたいに、そこでくつろいだり、飲み食いみたいなのがあれば、特に食べる、飲むというのがあるとおのずと上がってくるのかなというのもありますし、肝はやっぱり市民に身近のところをできれば、ここの中で確認してもらえたらなと。階層を確認しないといけないから、しなければいけないんだけれども、特に上か下かだけじゃなくて、そういった市民が足を運んでくれるような工夫というところで確認してもらえたらいいなと思っております。
 
○志田委員  階をパンフレットで見ると、市民の皆さんが、別にここがどこでもいいんですけど、来られました。こっち側は、要は議員控室だとか……。
 
○武野副委員長  平面図ね。
 
○志田委員  ええ。議員が使う本会議場だとかを設置して、こっちは市民のスペースで、ここでセキュリティーがあるというんだったら理解できるんですけれども、今みたいに縦横無尽な感じでやっても、ちょっとそれは。議会が身近に、開かれた議会というのは、別に議員の素顔を見るだけじゃなくて政策的な面だと思うので、そこら辺がちょっとごっちゃになるのは、いかがなものなのかなとは思います。
 
○池田委員長  セキュリティーの話については、またほかのところで随時出てきますけれども、当然市民が出入りする場所とのセキュリティーというのはしっかりしていくものであるという、意見の中ではやはり多いので、そのことは今後議論をしなければいけないと思っていますけれども。
 今の場合は、議会のスペースとは切り分けるということですね、その辺をちょっと。
 
○武野副委員長  もちろん切り分ける。出入りが自由とか、それはまたソフト面のところになるかなと思うので。足を運ぶこと、そのものが遠のくことのないようにということで身近な議会というところで確認を取れればいいなと思っております。
 
○納所委員  その場合、いわゆる管理はどこでやるのか。例えばそういった市民が憩う展望スペースまで議会事務局で管理するのは難しいわけですから、そういった管理主体の在り方も当然考えなきゃいけないと思うんですけれども、藤沢市議会は、展望スペースとかなり分けていたような、最上階はということと。それから、平塚市、茅ヶ崎市、藤沢市に共通しているのは、もう眺望が西側であるということ、ちょうど富士山を見渡すような眺望が、だんだんと遠くなっていくというような形になりますし、今回の深沢地域でも西側に開けた場所ということがありますので、展望スペースはやはり最上階に確保するべきだろうなと、市民が市役所の在り様、位置を確認するためには、その西側に開けた展望というのは確保すべきだろうと思うんですね。それと、管理主体をきちんと明確にしたしつらえに当然なっていくんじゃないかと思います。
 
○池田委員長  まずは、今回の設計の中では、それは下に造るのか上に造るのかと、これは設計上大きな違いになってしまいますので、その点につきましては、ほぼ最上階ということでも、皆さんの意見が一致しているという考えというのは、よろしいでしょうか。
 そもそも展望スペースについて、今、武野副委員長からも、納所委員からも、管理主体を明確にするということと、一方では、市民が足を運べるような工夫ですか、そういった議会を身近に捉える、そういったところのことも含めて、ただ今回、まずは、位置をどうするかということ、そのプラスアルファについては、まだ今後も議論の余地があるのかなと思っておりますけれども、いかがでしょうか。今ここでは、まず最上階に議会棟を造るという、議会としての意思ということが一つの方向性として。
 中里委員からは、最上階である必要ではなくてもいいというお話もありましたが、その辺は。
 
○中里委員  独立性を保つためには、やはり最上階がよろしいかと思います。ただ、皆さんもお話しされているように、市民のためのスペースが確保されることをお願いします。
 
○池田委員長  くりはら委員からは、先ほど必ずしも最上階である必要もないというお話がございましたけれども、こういった皆さんの意見も踏まえまして、その辺のところはどのように。
 
○くりはら委員  最上階にしますけど、どうですかと聞かれれば、ああ、結構ですという感じです。ただ、本当に市民目線で考えたときに一番最上階のことは、もう一考え、行政でしていただくほうがいいかなという意見です。
 
○納所委員  例えば、議場を2階層分吹き抜けにするという考えがありますよね。そうすると、上層部分を市民のそういうスペースとして、議場を上からガラス越しに見るというような、最近、那覇市議会に訪問したときにそのような造りでございましたので、そうすると、360度の展望スペースを持ちながら、2階層分吹き抜けで造った議場を上から見下ろせるということが可能だと思うんですけど、そうすると天井の採光も議場と、それから展望スペースと両方にガラスを通して採れるということがあります。
 多分、議場の天井の高さというのは少し取るかと思いますので、ならば最上階で、いわゆる2階層分を吹き抜けで議場を設置して、その最上部分を展望スペースという考え方もあるんじゃないかと思いますけれども。
 
○岡田委員  上から見てしまうのね。
 
○池田委員長  はい。
 
○岡田委員  じゃあ、防音、秘密会なんかはどうするの。
 
○納所委員  いや、音は聞こえない。
 
○岡田委員  聞こえないの。聞こえないんだったらいいけど、ガラスで聞こえてしまうというのはやばくないかなと思ったんですけどいいです。
 
○池田委員長  ほぼ、皆さん最上階でもよろしいんじゃないかという御意見ですので、まずは、そこだけを押さえていきたいなと思いますが、よろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 それと、あと市民が足を運べるような工夫というのは、今後、例えば納所委員が言われたように2階部分にするとか、そういういろんな考え方がもちろんあると思いますし、それについては、また今後で、それも決めたほうがいいですか。
 
○久坂委員  吹き抜けの案は、なるほどと思ったんですけれども、そもそも庁舎をコンパクトにするですとか、それぞれの階を効率的に使うという中で検討し難いので、その意見をこの委員会で諮るというのはなかなか難しいなと思うので、今、委員長が前段でおまとめくださったように、最上階だけれども、市民の方の開放についてはセキュリティーを確保しつつ、検討するぐらいな感じでの投げかけを考えていただけるといいのかなとは私は思います。
 
○池田委員長  すみません、おまとめいただいて。
 
○岡田委員  それはいいんだけど、市民が上に上がってくるというのは何かの目的がないと普通は上がらないよね。そうすると、やっぱりそこで、あ、景色見たいな、何か食べながらとかね。多分、そのレベル。何もなくて上に上がって見てという人も中にはいるでしょうけど、そんなゆっくりできないんだよ。ちょっとそこに椅子を並べるとか、そういうのになってしまって、机があって、円形なのか何か知らないけれども。少し何か食べるところとか造ってという、多分そういうふうになるんじゃないかなと、イメージ的に。それは、だけど分かりません。今、言われたように、上なの下なのと、それだけ決めればいいんだと言うんだったら、そうです。
 
○池田委員長  まず、まとめとしては、一応議会棟は最上階に設置しますけれども、先ほど志田委員が言われたように、もし市民が入るようでしたらセキュリティーをしっかり確保して、市民が足を運ぶような、そういったことについては、また今後検討していくというところでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 
○池田委員長  それでは、確認させていただきました。
 これは、1番の議会機能の配置の中の1階か最上階かというところです。
 次に、星印がありますのが、2番の議会機能の充実の(2)の全員協議会室についてでございます。
 ここについては、まず、意見が分かれていましたのは、部屋の広さを変更するために間仕切りとするのか、あるいは一定の固定した設置にするのか。そして、会議室等の多目的利用を可とするか。その場合、中継システムは現状のように委員会が開催されるたびに設置するかということで、これは固定型にすると、そういった設備、委員会のモニター、あるいはその中継システム等については常設という形になるんですけれども、それではなく、部屋の広さを変更する間仕切りとするかどうか。まず、この部屋は固定とするか、間仕切りとするか、この辺について、御議論いただければなと思います。
 
○志田委員  全員協議会室というのも、言い方がちょっとどういうふうに言ったらいいのか分からないですけど、ちゃんとした定義をつけてと思うのですけれども。なので、全員協議会室もちゃんとそういう位置づけの部屋にするべきだと思います。
 
○池田委員長  この後にありますが、委員会室についても同じ条件での確認をしなければならないのですけれども、ただ、全員協議会室と委員会室との位置づけはまたちょっと違うというところもありますので、まず志田委員から、これからは全員協議会室の役割として、要は、間仕切りよりも常設という形ですね。
 
○志田委員  はい。
 
○池田委員長  常設する形にしたほうがいいということですね。
 
○岡田委員  私も同じで常設でいいと思います。
 
○池田委員長  設備上これは間仕切りをつけるのと常設は、かなり違いがありますので、その辺は。
 
○岡田委員  ちょっと付け加えで。なぜかというと、間仕切りの場合は、今さっき言っていたりしましたけれども、隣の声が少し聞こえるのです。レーンをつけて切ってしまうわけだから、そうすると横の、何か分かりませんけど、何の会議をやるのかは分かりませんけど、多分結構やかましいというか、何を言っているのみたいなのだと、意識が集中できなくなると思うので、やっぱりきちんとしておいたほうがいいとは思います。
 
○池田委員長  ちょっと事務局に確認したいんですが、中継システムの設置というのはかなり時間がかかるんですか。設備自体を、何をどういうふうに設置、マイクと多分機器だから、その辺を説明してください。
 
○事務局  今こちらの資料にある中継システムの設置につきましては、まず、机や椅子の配置をするのに加えて、マイクの設備を設置するということで大体、事務局職員が複数名、四、五名で大体1時間程度設営に時間がかかるのと、あとまたそれをばらす時間もありますので、合計大体、複数の職員が2時間ぐらいかけて1つの会議を準備するというような現状にございます。
 
○池田委員長  可動性があるけれども、いろんな多用途には使えるけれども、非常に運用上は事務局の負担が重いという現状もあるということですね。それを踏まえて考えていただければと思います。
 傍聴とか、そういうのはまた別途の扱いになりますけれども、今は、まずは間仕切りにするか、常設にするかというところの議論をいただければと思います。
 
○中里委員  私などは昨年より議員にならせていただいているんですけれども、全員協議会というものを経験しておりませんで、ちょっとその規模だとかがイメージできないんですけれども、この約1年半ですか、それを行っていないというものに対して、今、ほかの委員会の部屋として使っておりますけれども、そこが丸々1つとして存在しているということはちょっと疑問があります。となると、委員会室が2つ並んだところ、間仕切りがあるところで1年に一遍あるかないかのような全員協議会室というものは、そこの間仕切りを外したことによって1つの大きな部屋にできるという、そういうような形はいかがかなと思います。
 
○池田委員長  間仕切りは必要であると。
 
○中里委員  委員会室が基本ベースであって、なので、そこにシステム的なものは常備されているところで。
 
○池田委員長  全員協議会室の使い方としては、全員協議会だけでなく予算・決算などの委員会、かなり職員も議員もいろんな時に使いますが、ただ形状が全く違うので、こういう縦長で向かうのと、全員協議会のときは執行部と議員が向かい合わせになるわけですね。全部設定を今度はやり直さなければいけないということなんですね。そういったところも踏まえて。
 
○武野副委員長  整理しなければいけないかなと思います。
 
○池田委員長  暫時休憩いたします。
               (15時20分休憩   15時36分再開)
 
○池田委員長  再開いたします。
 休憩中いろいろな全員協議会についての御議論がございましたけれども、今、常設がいいだろうということで2人の委員の方から発言がございました。中里委員からも休憩中に、全員協議会室の使い方によっては固定式でいいんではないかという御意見をいただいています。そういったことも踏まえて、ほかの委員の方お願いします。
 
○保坂委員  議員全員、そして理事者、傍聴者も含めて、大勢が集合して使える常設の部屋にして整備することが望ましいと思います。
 
○くりはら委員  やはり事務局の負担がないようにということが一つ大きくあるだろうと思います。可動式にすることの負担、もしくは逆に可動式にしたほうがいい場合もあるのかなともちょっと思ったりもしますので、今後、まず大きなお部屋の確保という意味で言えば、全員協議会室は、もう確実に必要であると思いますし、それを固定式にしたほうが事務局の負担がないのであれば、そのほうがいいかなと思いはします。
 あと、委員会室に関しても、やはり委員会が4つある中で2つで足りるのかというところで、今後そこに課題があるようでしたら、少し議会棟の面積が40平米ほど大きくなるんだという部分でお部屋のしつらえを考えたらいいのかなという思いがありますけれども、あとは……。
 
○池田委員長  委員会室については次のところでまた。
 
○くりはら委員  じゃあ、全員協議会室に関してはそういうことで。
 
○久坂委員  うちも常設で、固定で結構です。
 
○武野副委員長  それでいいと思います。準備に1時間、撤去に1時間というところがちょっと心配だけど、大丈夫なんですよね。
 
○池田委員長  それは常設にするから。
 
○武野副委員長  常設にすると、多目的に使えないとなると思うんですよね。
 
○池田委員長  講演会であったりとか、全員協議会であるとか、そういう意味では目的はいろいろ使えることになるかと。
 
○武野副委員長  だって、中継システムいろいろ、マイクとか並べるんでしょう、1時間。
 
○池田委員長  中継は使わない場合もありますよね。ですから、いわゆる議会主催の講演会であるとかという話をしたところです。そういう意味では、議会を主体とした使い方ができると思います。
 そうしますと、まとめをさせていただきますと、議会事務局の負担も懸念すると。あるいは、全員協議会の場として、常設の場所として設置するという考え方でよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 これは、多目的室とするかどうかという、この辺は、ですから議会を中心としての使い方というところなんでしょうね。ということで、ある意味、多目的ですけれども、あとは中継システムについては常設で行っていくということでよろしいですね。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 次に、先ほど、くりはら委員からも意見がございましたけど、委員会室、これは全員協議会室とはまた別の位置づけになると思いますけれども、数はここでは出ていないんですけれども、今4常任委員会があって、市によっては4つの部屋があるということもありますけれども、この辺も含めて、まず部屋の広さ、間仕切りとするかどうか。これは同じようなことですけれども、全員協議会室ではなく委員会室について。委員会室についても中継システムは、やはりこれも同じですよね、設置には全員協議会室ほどはかからないでしょうかね、形を変えることによって結構。
 
○事務局  こちらの委員会室については、マイクを設営することはございませんので、現状そこまで設営に時間がかかっているということはないです。
 
○服部議会事務局長  委員会室で委員会をやるのかやらないかにもよってくるかと思うんですけれども、今のように全員協議会室で委員会をやるということであれば、マイクの設置は要らないんでしょうけれども、例えば委員会室でも委員会をやるということであれば、例えば昔は1日に2つの常任委員会が全員協議会室と委員会室でやっていたりとか、そういうところも考えなければいけないところなので、まずは今のような形でやるのか、委員会室で委員会をやるのかというところもちょっと御議論いただければと思います。
 
○池田委員長  委員会を公開するためには、やっぱりマイクを設置する、同じようなことが必要になるということですね。今は、全員協議会室で委員会をやって、それは同時にはできないですけれども、こちらで、もし同時にやるんであれば、こちらにそのシステムの設定、マイク等の設置が必要になるということですよね。
 利用については、本会議中に開く、その委員会のための委員会室というのは大きな目的ということになるんですよね。そういう意味で、委員会室の在り方ですね。ここでも同じように中継システムについては、もし同時に全員協議会室でやって、こちらでも行うということであれば、中継システムの設置は必要になるということですね。
 暫時休憩いたします。
               (16時01分休憩   16時19分再開)
 
○池田委員長  再開いたします。
 ただいまの休憩中に議論がございまして、その中で全員協議会室が、委員会室、これを全体含めて、委員会室については、固定のシステム等も常設する委員会室を1つ設ける。そして、もう1つは、同規模の委員会室あるいは全員協議会室としても対応できるような種々の活用ができるような間仕切りを造ったものを1つ用意すると。スペース的にはそういったところでよろしいでしょうかね。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 そういった考え方でこれは一つまとめさせていただきます。
 
○岡田委員  僕は一応取りあえずクエスチョンにしておきます。だけど、みんながいいと言うなら、それは従うけど、一応今の時点ではクエスチョンにしたい。
 
○池田委員長  また、今後、近隣自治体の議会の現実的な運用の図面等をもらって、そこでまた、当然、最終的な報告までには変えることも可能ですので。
 
○岡田委員  ありがとうございます。
 
○池田委員長  今日の段階でそういうふうにまとめさせていただきます。
 続きまして、(4)議員控室ですね。議員控室について、やはりこれも固定とするのか、あるいは可動式、間仕切りにするか。この辺の議論を一ついただきたいなと思うんですね。
 ただ、一つ、これは可動式にすると、今まで冷暖房が集中式、セントラル式なら庁舎全体になるんですけれども、間仕切りすると、個別暖房・冷房、空調がなかなか難しくなるかなというところがあります。それを踏まえて、議員控室についての御意見をいただきたいと思います。
 
○岡田委員  固定式がいいけど、それは願望であって、議員数がぼんぼん変わるから、可動式じゃないとどうにもならないんじゃないかと私は思います。
 
○池田委員長  現状を踏まえて可動式と。
 
○岡田委員  うん。それは現実的にはそうならざるを得ないんじゃないのかなと思います。
 
○くりはら委員  私も会派の構成等が変わる場合もあるというところも含めて、可動間仕切りだったらばどんな形にも対応できるかなと思います。
 部屋ごとの空調の切替え、これは空調の方法については個別対応できる形でやるのはぜいたくではありますけれども、そこの可能性を探っていただきたいのと、あと、打合せコーナーの在り方として、議員控室を使っている場合があるんですけれども、そこで収まらないパターンもあるかなと。要するに、人数の問題もありまして、そういう部分で別部屋、打合せコーナーみたいなのが、機密性を保ったまま打合せができるようなコーナーもちょっとあるといいなというのは思います。
 
○池田委員長  そうですね。これは10番で面談室という項目を上げていまして。
 
○くりはら委員  すみません。ごっちゃに言うようですが。
 
○池田委員長  いえ。ただ、完全に独立した、面談室のしっかりしたものが必要だということですね。
 空調の工夫というのは、現実的には難しいのかなとは思うんですけどね。
 
○服部議会事務局長  空調と電源と、あとLANケーブルとか、そういったところではやはり。
 
○久坂委員  可動式間仕切りの最新の在り方というのは、ちょっと私も知らないんですけれども、今、各会派ごとに、でかい本棚とかいろいろ置いていたりするじゃないですか、机とか。あと防音とかもいろいろあるんですけれども、例えば本棚が揺れたときにも可動式の間仕切りが耐えられるかとか、だってそういうことでしょう。そういう感じのものに耐えられるか、そもそも本棚をどこに置いたらいいかというのはあるんですけど、結構そこについては、もうある程度、防音とかが確保できるものがあるというイメージでいいんですよね。
 だから、ばーんとでかいスペースがあって一定程度議員一人一人の面積によって振り分けられるというのは承知はしているんですけど、そういったシステムがあるというところを前提にそういう話をしているということでよろしいんですか。耐性についてですね、その間仕切りの。それは誰が答えられるんですか。
 
○池田委員長  それについては、やっぱり最新の情報をちょっと入手してみないと分からないかなと思いますね。現実的な間仕切りというのは、そういった今、言った防音性、例えばあと様々な電源とか、そういうのも踏まえて可動式というのは実際、現実的に可能なのかどうか。ちょっと調査といいますか、何か資料があれば調べていただければと思います。
 
○久坂委員  多分、市ではイトーキさんとかと提携とか、何か入れていたから、イトーキさんが結構やっているのかもしれないんですけど、今おっしゃってくださったように、ちょっとそこら辺のところの情報がないと可動間仕切りいいですねとなかなか今ここで言い難いものがありまして、ちょっと結論が今出せないです、私としては。申し訳ありません。
 
○池田委員長  そうしますと、この辺は資料を集めて、現実的にどんな可動式が可能かというところをちょっと探ってみて、結論を出していきたいと思いますが、ちょっと現実的には知識がまだ不足していますので、なかなか難しいかなと思います。そういう形でよろしいですか。
 
○事務局  今事務局としても可動間仕切りの性能等についての情報が収集できていない現状ですので、ちょっとその辺の情報を収集して、皆様にまたお伝えできればと思っております。それを踏まえた上で御判断いただければと思います。
 
○池田委員長  暫時休憩いたします。
               (16時26分休憩   16時31分再開)
 
○池田委員長  再開いたします。
 4番の議員控室につきましては、様々な防音性とか、現実的な新しい技術ですか、そういったものを踏まえて事務局で調査をしていただいて、その資料を基にまた改めて議論させていただきたいと思います。
 それで、続きまして、今日議論したかったのは、(5)議会図書室についてでございます。
 これについては、下の星印にありますけれども、今回の新庁舎は一応図書館が併設されるということで、こういった御意見がありますが、議会フロアに設置するのか、それとも6階の議会フロアではなくて1階の図書館と一緒に連携のために設置するのか、この辺の議会図書室の設置について御意見を伺いたいと思います。
 
○保坂委員  こちらについては、ちょっと違う表にも長い意見掲載してもらっているんですけれども、議会図書室の在り方というのは、深沢の図書館を市民のための図書館というのと、もちろん議会図書室も市民への開放という方向で続けてほしいと思っているんですけれども、もう一つは、行政資料コーナーとの関係もあると思っているんですね。
 それで、本当は、調べ物をしたい市民の方にとっては議会図書室と行政資料コーナーが同じフロアにあったほうが便利だなとは思うんですけれども。ただ、行政資料コーナーは業者とかも利用しているので、それがちょっと議会のフロアと一緒にあるというのはどうかなと思ってしまうわけです。
 その三者の関係を考えると、議会図書室は議会と同じフロアにあり、今申し上げた行政資料コーナーは深沢図書館と一緒に低層階にあるというすみ分けになるのではないかなと思います。
 
○池田委員長  そうしますと、議会図書室については、議会棟と同じフロアということで確認させていただきます。
 
○納所委員  本来は、議会図書室というのは地方自治法の規定で官報等を閲覧できる場所を確保するという趣旨だと思うんです。それは守らないといけないから、議会フロアになければいけないと思います。
 その中で、議会に来られた市民の方が閲覧できるような体制があればいいと思います。いわゆる、市の図書館との連携というのはデジタルでできるわけで、場所が分かれていても、要するに議会の会議録であるとか、そういったものは、本来、官報が閲覧できる場所という趣旨を守るべきじゃないかなと思います。
 
○池田委員長  議会と同じフロアということですね。ほかにいかがでしょうか。同じ考えでも、もしあれば。
 
○岡田委員  昔ちょっと利用させてもらったことがあるんですけど、今のことを言ってはいけない、けちつけることになるんだけど、もうちょっと明るくて快適なところにしてほしいよね。あそこは、うーみたいな感じになるし、もっと見やすく、それこそ官報じゃないけれども、こういうのがわっとあるみたいな、そういう。あまり使いたくないなみたいな感じになってしまうので、それは市民も例えばどうなのという話はあったりするかも分かりませんけれども、もう少し議員にも使いやすい、そういうふうにしてほしいなと。はっきり言ってあそこは今使っていません、ほとんど。あっちに行ってしまう、上の3階の行政資料コーナー、あっちに。ないとしようがないからこっちに行きますけど、私は、きちっとやるんだったらもう少し広めに。明るくカラフルに。お願いします。
 
○池田委員長  5番の議会図書室の中で、市民にとって入りやすく気軽に利用しやすい。あるいは、十分な蔵書スペースとか、そういったところも今後また確認をさせていただきたいと思いますけど、そうしますと、議会のフロアでやっていくんですか。
 
○岡田委員  はい、そうですね。
 
○池田委員長  分かりました。ほかにどうでしょうか。
 
○くりはら委員  議会として重要な資料というものを置いているという考えからすると、やはり議会棟にあって、議会コーナーにあるというほうがはっきりしていて、いいと思います。
 
○中里委員  ここに書かれているとおりで、スペースをもうちょっと欲しいというところと、市民でも入りやすいような形にできるといいなと思います。市民が来られるスペースと、先ほど議場のところでもあったと思うんですけれども、セキュリティーのところが可能であれば、そういったところでもいいのかなと思います。
 
○武野副委員長  私個人の意見はちょっと言いにくいのでいいです。皆さんに従います。
 
○池田委員長  そうしますと、今お聞きした範囲では、やはり議会のスペースにあったほうがいい、同じフロアがよろしいということで、こういった方向性で、よろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 今後、形についてはまた順番にやっていきたいと思いますので、取りあえず場所については議会棟フロアに設置ということで確認させていただきました。
 今日考えましたのはこの星印のところまでです。これは、設計上どうしても大きく関わるところですので。
 それで、これから次は、先ほどまだ保留になっていた部分、特に議員控室の可動性が可能かどうかというところで、あと、議会全体の他市の資料、そういったものも参考に、これはもう一度、必要なところは議論していきたいと思います。ちょっとこれは並べ直して、また次に議論をするような形で整理をしていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
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○池田委員長  審査日程2その他(1)「次回の議会運営委員会の開催について」、次回は、予定にあるとおり11月14日(月)、14時から議会全員協議会室において開催いたしますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。
 それでは、本日の議会運営委員会はこれにて閉会とさせていただきます。お疲れさまでした。
 以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   令和4年(2022年)11月4日

             議会運営委員長

                 委 員