○議事日程
建設常任委員会会議録
〇日時
令和4年(2022年)9月16日(金) 9時30分開会 16時18分閉会(会議時間4時間44分)
〇場所
議会全員協議会室
〇出席委員
出田委員長、大石副委員長、武野、保坂、池田、松中、森の各委員及び岡田議員
〇理事者側出席者
林まちづくり計画部長、渡辺(誉)まちづくり計画部次長兼土地利用政策課長、永井まちづくり計画部次長兼都市計画課担当課長、久保まちづくり計画部次長兼都市計画課担当課長、細田まちづくり計画部次長兼深沢地域整備課担当課長、竹之内市街地整備課担当課長、石塚市街地整備課担当課長、奥山深沢地域整備課担当課長、大江深沢地域整備課担当課長、古賀都市景観部長、杉浦都市景観部次長兼開発審査課長、野中都市調整課長、関沢都市景観課長、平井建築指導課担当課長、須山建築指導課担当課長、森(明)都市整備部長、保住都市整備部次長兼都市整備総務課長、加藤都市整備部次長兼下水道河川課長、田中(新)道水路管理課長、落合道水路調査課長、吉本道路課長、岩?下水道経営課長、太田(朋)農水課担当課長兼農業委員会事務局長、白谷農水課担当課長、森田浄化センター所長
〇陳情趣旨説明者
大窪瑞麿
〇議会事務局出席者
茶木次長兼議会総務課長兼議事調査課長、田中議事調査担当担当係長、前重担当書記
〇本日審査した案件
1 議案第37号令和4年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)のうちまちづくり計画部所管部分
2 報告事項
(1)本庁舎等整備事業の取組状況について
(2)深沢地域整備事業の現状について
(3)大船駅東口自転車等駐車場について
3 議案第34号鎌倉市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
4 報告事項
(1)令和4年(行ウ)第41号物置に対する措置命令取消等請求事件(佐助一丁目)について
5 議案第18号市道路線の廃止について
6 議案第19号市道路線の認定について
7 議案第37号令和4年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)のうち都市整備部所管部分
8 報告事項
(1)鎌倉地域の漁業支援施設整備について
(2)令和3年(行ウ)第30号道路法71条1項1号に基づく除却命令の義務付け請求事件について
(3)北鎌倉隧道安全対策について
9 陳情第11号大町名越交叉点に於ける家屋新築工事にまつわる交叉点歩行の安全確保についての陳情
10 議案第39号令和4年度鎌倉市下水道事業会計補正予算(第2号)
11 その他
(1)意見聴取会における意見について
(2)当委員会の行政視察について
(3)継続審査案件について
(4)次回委員会の開催について
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○出田委員長 皆様、おはようございます。ただいまより建設常任委員会を始めます。
本日の会議録署名委員の指名を行います。委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。池田実委員にお願いいたします。
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○出田委員長 本日の審査日程は、会議システムに配信しておりますとおりでございますが、皆様よろしゅうございますでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
続きまして、新型コロナウイルス感染拡大防止対策についてでございます。
委員会における新型コロナウイルス感染拡大防止対策につきましては、先例のとおり実施したいと考えております。
なお、傍聴については、先例において、議会全員協議会室では傍聴を4名までとし、それ以上の希望者がいる場合には議会ロビー等での視聴を案内すること。入室時にマスクを着用していただくとともに、発熱や体調不良の場合は傍聴の自粛をお願いすること。来庁時に検温し、37.5度未満の場合に入室可能とすることとされております。
また、8月24日開催の議会運営委員会において、常時、窓及び扉を開放した状態で審査を行うこと。ただし、窓の開放については、気候などを考慮し、休憩中にとどめるなど、適宜行うとともに、併せて、空気清浄機を設置すること、執行部、事務局職員及び請願・陳情の趣旨説明者の発言は、着席したまま行うことが確認されております。
新型コロナウイルス感染拡大防止対策については、以上のとおり実施することを確認してよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
続きまして、事務局からお願いします。
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○事務局 日程第9陳情第11号大町名越交叉点に於ける家屋新築工事にまつわる交叉点歩行の安全確保についての陳情については、陳情提出者から趣旨説明を行いたい旨の申出があることから、議会基本条例第6条第6項の規定に基づき説明を聴取することを報告いたします。
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○出田委員長 以上、確認してよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
続きまして、事務局お願いします。
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○事務局 日程第9陳情第11号につきましては、陳情提出者から資料の提出があり、会議システムに配信していることを御報告いたします。
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○出田委員長 以上、確認してよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
それでは、職員入退室のため、暫時休憩いたします。
(9時33分休憩 9時34分再開)
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○出田委員長 再開いたします。
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○出田委員長 日程第1議案第37号「令和4年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)のうちまちづくり計画部所管部分」を議題といたします。原局からの説明をお願いいたします。
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○竹之内市街地整備課担当課長 日程第1議案第37号令和4年度鎌倉市一般会計補正予算第4号のうち、まちづくり計画部所管部分について、その内容を説明いたします。
議案集(その1)、44ページを御覧ください。
第1条歳入歳出予算の補正につきましては、「令和4年度鎌倉市補正予算に関する説明書」に基づき説明いたします。
説明書の18ページから19ページを御覧ください。
第45款土木費、第20項都市計画費、第5目都市計画総務費、公共交通支援事業は809万1000円の追加で、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金原油価格高騰対応分を活用した事業として、市内に営業所を有するバス・タクシー事業者に対し、燃料費の高騰に伴う経費の補助に係る費用について追加しようとするものです。
以上で説明を終わります。
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○出田委員長 ただいまの説明に御質疑はございますでしょうか。
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○保坂委員 こちらの新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の原油価格・物価高騰分については、今回の補正でいろいろな事業について付されているのですけれども、例えば、農水課の肥料高騰支援補助金だと、この算定の仕方がかなり細かくやっているような説明も農水課から聞いているところなんですが、こちらの公共交通の原油価格高騰対策については、バス・タクシー事業者の保有台数を基に、1台当たりの増加見込額を定額で決めて保有台数で乗じたというもので、稼働状況とか、走行距離による精算というのはなくて、これは、事業者に渡し切りという性格のものなんでしょうか。そこを確認したいと思います。
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○久保まちづくり計画部次長 今回の補助金の試算の考え方ですかね。そこは、まず市内の台数1台当たりの日走行距離、あと燃料1リットル当たりの走行距離、1日当たりの燃料使用量を算出しまして、それを基に1年間当たりの燃料費増加額を割り出しています。実稼働率というのを乗じまして、令和4年4月から9月までの半年間の実績と、それに補助率2分の1を掛けさせていただきまして、補助額を算出しております。
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○保坂委員 説明いただいて分かったんですけれども、要するに現況を基に算出したものであって、4月から9月までのを基にということなので、実際との乖離の部分で精算とか、そういうことは要するにないということなんですね。お答えをお願いいたします。
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○久保まちづくり計画部次長 今の御説明のとおりでございます。
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○出田委員長 ほかに御質疑ございますでしょうか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
総務常任委員会への送付意見はございませんでしょうか。
(「なし」の声あり)
総務常任委員会への送付意見なしを確認いたしました。
職員入退出のため暫時休憩いたします。
(9時42分休憩 9時44分再開)
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○出田委員長 再開します。
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○出田委員長 日程第2報告事項(1)「本庁舎等整備事業の取組状況について」を議題といたします。原局から報告をお願いします。
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○石塚市街地整備課担当課長 日程第2報告事項(1)本庁舎等整備事業の取組状況について報告いたします。
まず、本庁舎等整備委員会の開催結果について説明します。令和4年8月31日に、学識経験者等で構成する鎌倉市本庁舎等整備委員会の第11回目の会議を開催し、パブリックコメントによる市民意見について、及び鎌倉市新庁舎等整備基本計画(案)及び鎌倉市市庁舎現在地利活用基本構想(案)の答申について、議論していただきました。
まず、新庁舎等の整備について、パブリックコメントの状況に対し、委員から頂いた意見には、「丁寧に情報を伝えていくSNSなどによる広報の方法も増えている。ホームページで市長が動画で説明していて分かりやすかった。こうした機会を増やしていくことが市民理解につながるのではないか。」「理解されておらずコメント寄せてきている意見が多い。今後、深く伝えていくことをしていくとよいと思う。」「賛成が増えてきている印象を受けている。」などがありました。
そして、市庁舎現在地の利活用について、パブリックコメントの状況に対し、委員から頂いた意見には、「鎌倉はオーバーツーリズムで、これ以上のにぎわいは要らないとの意見が出ている。観光面ではなく、市民の方々のにぎわいであることを前面に出して理解を求めることがよいのではないか。」「図書館に対する在り方の議論があって、ニーズの変化に対応していけることが大事であると思う。」「期待などが膨らんでいるように思う。いろいろな意見が出てくると思うが、コストを明確にして、たくさんある要望や希望について、市民と引き算で考えるとよいと思う。」などがありました。
その上で、答申案について説明したところ、委員からは、答申のかがみ文の文章に、「公共施設再編に関わるものでもあり、市内の公共施設との連携などの視点が欠かせないので、そういった視点も入れてほしい。」といった意見がありました。
頂いた意見を反映し、当日、整備委員会から答申を受けました。本日の資料はこの答申と当日の会議資料で構成しています。
資料1を御覧ください。
3ページ目までは、整備委員会からの答申文です。
4ページ目以降が、答申を受けた鎌倉市新庁舎等整備基本計画(案)及び鎌倉市市庁舎現在地利活用基本構想(案)です。
令和4年6月定例会の当委員会で報告した素案の内容と大きな変更はなく、文章や図表の表現について、本市のDXの取組に合わせた修正やパブリックコメント等による意見を踏まえた修正を行っています。
続きまして、資料2「鎌倉市新庁舎等整備基本計画(素案)に対する意見募集の結果」を御覧ください。
意見公募の期間は、6月11日から7月10日までで、意見書の総数は104通でした。
また、104通の内容を意見ごとに分割して整理したところ、意見の総数は211件となりました。
3ページ目を御覧ください。
分割した意見を分類し、目次に記載のとおりに整理しています。
分類のうち、「交流・創造機能/深沢学習センター・深沢図書館機能」や「まちづくり」「新庁舎の移転整備に関する意見」の分野に多くの意見を頂き、フレキシブルな計画やSDGsや環境配慮を目指す記載について、表現を補強する修正などを行いました。
なお、新庁舎の移転整備に反対の意見等は「新庁舎の移転整備に関する意見」に分類しています。
この中には、新庁舎の移転整備に反対するものや、現在地での建て替えを希望するもの、移転予定地に対する防災、これまでの検討経過に対する意見などがありました。これらの意見について、鎌倉市本庁舎等整備基本構想の策定時と同様に、引き続き事業の背景やこれまでの検討経過等が正しく伝わるように、長文ではありますが、市の考え方を今回も示しました。なお、見やすくするため、資料の巻末に全文を再掲載しています。
102ページ目の「鎌倉市市庁舎現在地利活用基本構想(素案)に対する意見募集の結果」を御覧ください。
意見公募の期間は、6月11日から7月10日までで、意見書の総数は80通でした。
また、80通の内容を意見ごとに分割して整理したところ、意見の総数は211件となりました。
104ページ目を御覧ください。
分割した意見を分類し、目次に記載のとおりに整理しています。
分類のうち、「中央図書館機能」や「その他の機能」「市庁舎現在地利活用と関連する新庁舎の移転整備に関する意見」の分野に多くの意見を頂き、防災機能の記載について、表現を補強する修正などを行いました。
なお、市庁舎現在地利活用と関連する、新庁舎の移転整備への反対の意見などは「市庁舎現在地利活用と関連する新庁舎の移転整備に関する意見」に分類しています。
こういった御意見に対しては、前述した新庁舎等の整備に関する意見募集の結果と同様に、市の考え方として、これまでの検討経過等について示し、その全文を資料の巻末に再掲載しています。
最後に今後の予定について、説明いたします。
パブリックコメントや、整備委員会からの答申を踏まえ、新庁舎等整備基本計画及び市庁舎現在地利活用基本構想を9月末頃に策定する予定です。
また、新庁舎等の整備については、令和4年度予算の債務負担行為の事業費に基づき、基本設計等の受注者選定支援等業務委託の契約を8月31日に締結しており、プロポーザル方式による基本設計者等の選定に向けた準備作業に取り組んでまいります。市庁舎現在地についても新庁舎等の整備と同様に、次の段階として具体的な導入機能や事業手法の検討を進めた基本計画の策定に取り組んでまいります。
以上で説明を終わります。
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○出田委員長 ただいまの報告に御質疑はございませんでしょうか。
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○松中委員 いろんなことの説明がありますけれども、せんだっての議会でも、議会の議決を必要とするところが、こういうパブリックコメントだとか、いろんな委員会でも何かそういうもののあれは出しているの。議会側の意見とかは出していないの。市民から聞くのはいいけれども、3分の2を取らなきゃいけないんだったら議会側の意見もどこかに載せなきゃいけないんじゃないの。
大船の再開発のとき、僕は否決したんだけど、その後、横浜市から話があって、全面的に撤回してやり直すからと言って、110メートルぐらいのものを75メートルまで下げて、それで公聴会まで開いて、それでそこのところで鎌倉のことが出て、鎌倉側の意見を議会側の意見として聞いて、75メートルぐらいまで下げてくれたんですよ。それで僕は、それだったらいいというので、私も呼ばれたのでね。だけど議会側の意見とか何かというのは、何でこれ、載せなくていいとか何とかじゃなくて、載せたほうがいいんじゃないの。
あなたに聞いてもしようがないんだけど。言っておかなきゃいけないから、言っておくんだけど。議会側の意見を。市民の意見を載せましたと言うけど、だけど実際議決をするのは、3分の2の議会側なんですよ。それと、これは決定しているみたいに流れて、もう市民からもう決まったみたいなことを言われるので、決まっていないよと。だから、まだ決まっていないというものを大きく打ち出してくださいよ。決して、決まっているわけじゃないですから、3分の2の。決まっていないんですよ。
それと、もう一つ、総務省の行政実例を部長とかが言ったの。行政実例なんてあくまで参考なんですよ。かつて鎌倉市もやっぱり法律問題があって、境内地の課税問題のときにも、もめにもめて特別委員会をつくって、それで国まで行って、いろいろやったので。僕らは、小泉純一郎さんの紹介で内閣府、当時総理府、そこで3時間まで会わせてくれて話をいろいろ聞いて、そういう我々の行動を取った例なんですよ。
今度なんか、特別委員会をつくるから、きっとそういうような重要なことは、国まで、何も県を通さなくても構わないんだから、知り合いを通せばね、幾らでも見解を。僕は、度々そういうことをかつてやったことがあるんです。行政財産の私権の設定のときも、当時はまだ大蔵省だったですけれども、そういうところも紹介、国会議員がいればちゃんと話してくれるんです。だから、どういう形で、行政実例というのは、あくまで参考意見だからね。
それから、3分の2の条例を市長は金がないから財政の見通しを立ててからみたいなことを言っているけど、この条例は、議会側からも提案できるんですよね。議会側としても提案してもいいんですよ。その位置決定をする条例を議会側が出すと。そっちがやらないなら議会側が出さなきゃいけなくなるんですよ。それは、国ともよく話をするんだけれども、それは、その町のいろいろな事情があるから、それはそれなりのことは考えるでしょうけど、今回のケースの場合、かつて、私が御成中学校出身だから分かるんだけれども、最初は、御成中学校のところに市役所の場所を決める予定でね、当時はね。ところが、あそこの土地を提供する人からふざけるんじゃないよと。年寄りをあんな山まで上げられないから、中学生を上げるようにこの御成中学校を向こうへ持っていったんですよ。だから、庁舎ができる前にもう中学校を向こうへ持っていっているんですよ。そういうところまであれば、ある程度、そこのところでそういう形ができていれば、後からというか、もう事前にそういう話はできているんですよ。
だから、ある意味では、ここの庁舎が古い、古いと言ったって、御成中学校はさらに古いんですよ。御成中学校は、まだ改修するとか何とかは話はないけれども、ここは、昭和44年ですよ。その前に向こうへ、中学校は移っているんですよ。そこまでやっていればね、そういう手続が何かその当時のね。
もう一つは、もともとの庁舎が火事で燃えたんですね。そのとき、私は燃えているところホースなんかを手伝ったんですよ。危ないからちょっと下がってね、ぼうぼう燃えていて、銅ぶきの屋根から青い火が出たり、私は住まいが近所ですからね。それが、京急電鉄の、今、車庫になっているんですよ。あれ鎌倉女子大学の用地だったんですよ。鎌倉女子大学が、ちょっと建て替えるために売ってもいいよというので、あの校舎を一時、仮庁舎として市は使ったんですよ。京急電鉄じゃなかったんですよ。京急電鉄はその後なんです。ここができたとき昭和40年、よく知っていますよ、みんな。
だけど、今回は、全然違う計画を立てようとしているなら、議会側の意見というのも載せなきゃ駄目ですよ。あるいは、位置条例は議会側も提案できるんですよ。それは、議会側で出したら、それが3分の2を取らなかったら、これはどうなるのか分からないですよ。出すか出さないかは別で、陳情で議会で決めてくれと。議会で決めるんだから、議会で決めてほしいという陳情が出たら、決めないわけにはいかないから、条例を出さざるを得ないかもしれない。あるいは、延期しなきゃいけない。それは分からないけど、だけど議会側が出すことも可能だということは分かっていますよね。
部長に聞いてもしようがないな。まあ、一応部長に言っておきたいのは、まだ決まっていないというのを大きく出してくださいよ。何か、今までの経過を書いてあるの。確かにそこのところには、議会の3分の2を必要とするということは書いてあるけど、だから、そこをどう扱うというところが問題なんでしょう、だって。それが基本でしょう、だから。そこのところを3分の2を通すための努力というか。そのことを決まっているなんて、それは行政として決まったってね、全部ひっくり返るということはあるんですよ。だって、御成中学校のところにあったものをこっちに持ってきたんだから、ひっくり返るということはあるんですよ、場所だって。だから、それを、まだ決まっていないと広報なんかに書いてくださいよ。議会だって、今回のやり取りを見たらまだ決まっていないと。市民に対して、失礼ですよ。何か、もうどんどん進んでいるみたいに書かれているんだ、これ。
部長に聞いてもしようがないけど、それだけ言っておきます。だから、広報なんかに大きく出してくださいよ。まだ決まっていませんと、決める努力はしているけれども。
議会棟はどうだという、その議会棟の状況は、報告しなきゃいけないでしょう。市民には、いろんな意見があるかもしれないけれども。そんな委員会なんか大したことじゃないんですよ。都市計画決定だって、鎌倉市で都市計画決定というのは、そのとおりに何かやっていないんですよ、はっきり言って。広町なんて、あれ市街化区域だったんですよ。私、体を張って開発しろと言ったんですから。そうしたら、最後になったら買っちゃったんですよ。その背景は、やっぱり公的資金導入で問題があると。だから、都市計画決定というのは、そんな大したことじゃないんです。ひっくり返っちゃうんだから。あんなでかい、もう200億円近い。ひっくり返っちゃうんだから、買っちゃうんだから。それから北鎌倉の区画整理組合だって、もう出発して、ああと言ったら、何、野村不動産の都合で買ってくれと言って。ひっくり返っちゃうんだから、都市計画決定なんて。広町なんか、もう大変でしたよ。
だから、部長、大きく、まだ決まっておりませんと。そっち側にしたら決める努力はしますけど、まだ決まっていませんというのを書いてくださいよ、でかく。
これ、駄目なら、今日市長を呼んでもよかったんだけど、まだどうせできないからと思ってあるけど、一応言っておかなきゃいけないからさ。書いてくれますか。
よく議会と相談したものを出してください、そっちも。
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○林まちづくり計画部長 これまで、広報に新庁舎であるとか、現在地利活用についてのお知らせをする際に、松中委員からも御案内がございましたけれども、庁舎を移転する場合には、特別議決3分の2以上の議決が必要ですというようなことは書き添えをさせていただいてきたところでございます。
また、さきの本会議でも御質問をいただきまして、御答弁をさせていただいてきましたけれども、現在行政計画としては、鎌倉市の本庁舎整備の、今、お示しをしています基本計画案、それから現在地利活用の構想の案ということで、検討してきております。行政計画としては、これまで位置づけをしてきたところなんですけれども、市役所の庁舎の移転の決定ということについては、御案内のとおり地方自治法の事象に基づきます位置を定める条例の改正が必要であるということは、当然承知をしているところでございます。
これまでも本会議でも御質疑いただいて御答弁させていただいてきましたし、この委員会においても、毎回報告をさせてきていただいて御質疑等々いただいてきているところでございます。議会の御意見ということにつきましては、今、この基本計画の中では、議会の皆様に対しましては、委員会での素案等の説明をさせてきていただきまして、そこで御意見をいただいてきたと承知をしているところでございます。
それから、冒頭で行政実例について総務省なりに確認は行ったのかという御質問がございましたけれども、これについて私が総務省に行ったということは、これまではございません。また、必要があればそのような対応についても検討をさせていただきたいと思います。
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○松中委員 多分そうだと思ったよ。行政実例と判例とか全部。それから、もしあれだったら、この計画の法令を全部出してくださいよ。出さなきゃならないんだから。法令に基づいてできるんだから。行政行為ができるんだから。全部出してくださいよ。細かいところはいいですよ。全部これに関わる法令をピックアップして、それを出してください。出さざるを得ないでしょう、だって。いい悪いは別ですよ。関連のものを全部。それ出してくださいよ。出せないということはないでしょう。全部それに基づいて処理してきているんでしょう。
出すって言えばいいじゃないですか。出せないなんてことはないでしょう。何も中身まで聞かないですよ。全法令を出してくださいよ。
予算執行というのは、法令に基づく条例主義ですからね。全部出さなきゃいけないんですよ。それが駄目なら、またあれをするけどね。出してください。
もう一つね、私が一期生のとき、行政財産の私権の設定でユニオンのところに消防署があって、それで消防署を建てるためにそこを2年前に私権設定して、それで値段も。それで、その土地の一部を今の警察署と換えたんですね。今は、警察署だけど、最初は文化ホールと言ったんですよ。行政計画で建てたんですよ。その審議会もみんな入って、私も入ったんですよ、当時。だけれども、突然、松竹の跡地が出てきて、宙ぶらりんになって。だから、行政計画なんていうのはね、そんな程度なんですよ、ちゃんと議決をしない限り。
ただ、公的な書類、公文書として残すのは、その売買予約的な覚書があったので、それは行政財産の私権の設定と言って、前もって値段を決めて、その交換を決めていたという問題をしたことがあるんですけど。
ですから、一番大事なのは、関係法令を出してほしい。それから、まだ決定していないと、議会からも、今回そういうやり取りがあったわけだ。議会側が当然あれだけやれば、議会側でも広報で大きく出るでしょうよ。とにかくそれを要望しておきます。
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○森委員 新庁舎の整備基本計画(案)には、新庁舎の配置計画とかそういうのがあって、それに伴う道路のアクセスなんかも載っていますけれども、周辺の道路環境整備、こちらは、基本計画(案)には載っていないんですが、今後、周辺の道路整備について検討することは、お考えはあるのでしょうか。
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○林まちづくり計画部長 この新庁舎の整備基本計画の中では、庁舎の部分についてという検討でございますので、今、委員からお話のありました深沢地域のまちづくりと、その周辺の道路交通については、これは深沢地域の新しいまちづくり基本計画の中で、主要幹線道路と補助幹線道路等々を示させていただいております。当然関わりは出てくるんですけれども、周辺の道路整備についても、新しい第三の拠点をつくっていく。その中で先んじて整備を予定しています新庁舎でございますけれども、時期については、大きな全体のまちづくり等を見定めていく中でということになると思います。深沢地域整備事業と連動をする中で、長期的な考え方に基づいたことになると思いますけれども、周辺道路環境についても検討はしていく必要があると考えております。
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○森委員 これは後で聞いたほうがいいんですか、深沢。(「はい」の声あり)ああ、そうですか。後でまたお伺いします。
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○保坂委員 本庁舎整備計画の素案とか、鎌倉市市庁舎現在地利活用基本構想の素案については、6月定例会でも中身の話はしているので、今回はそちらではなくて、意見公募、パブリックコメントの結果を示していただいているので、そちらのことで伺おうかなと思っています。
先ほど、新庁舎というか本庁舎整備ですけれども、104通、211件あったということで、これをまとめていただいて一覧性があるように示していただきました。ざっと読みました。予想していたより具体的な提案の数が多かったかなと思っているところです。
先ほど、新庁舎の移転に反対するという意見は、新庁舎の移転整備に関する意見のところにまとめたということですけれども、全体を見ると、事業の進め方に対する意見でまとめたところにも、非常に否定的な意見が多かったですし、素案に関する意見の中では、まちづくりに分類している中で、やはり批判的な意見が多かったかなとも思うんですけれども、それでも全体を見ると、211件のうち半分はいっていないなという印象でした。もうちょっとそれより少ない感じですかね。この新庁舎の移転整備に関する意見のところが、番号で言うと162からですので、それも含めて考えると、多様な意見が出てきましたけれども。かなり、例えば、事実に基づかない批判も中にはありますし、具体的なところですごく具体な提案もあるし、理由はなくて反対だというのもあるしという、すごく意見は分かれてはいたんですけれども、そう見ても全体としては、まあ比較的、具体的な提案が多かったかなとは思っているところですが、先ほど、委員会の講評は示していただきましたけれども、所管課では、このパブコメの状況をどのように、大きく捉えてですけれども、受け止めているのかをまず伺います。
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○石塚市街地整備課担当課長 担当課としての受け止めというところでございますけれども、委員御指摘のとおり、パブコメを分割する前の104通を率直に読んだ所感になりますけれども、賛成反対、拮抗しているのかなというところで、その辺り主観も混ざってきますので、どちらがやや多いとかというところの考え方の違いとかはあるかもしれないんですけれども、そういう感覚を持っておりまして、当日委員の中からも賛成が増えてきているのではないかというところを感じた委員からも御意見を頂いているとおり、私もそのように考えております。
そして、具体的の御意見を頂いていまして、例えば、フレキシブルなことが大事だとか、鎌倉市でやることだからもっと環境を強くといったことをいただいていたり、もっと具体的なところもあるんですけれども、そういった生かせる御意見については、今回の基本計画にできる限り反映をしたところでございます。
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○保坂委員 反対の御意見に対しても丁寧に見ていっていただきたいなと。所管課の考えとして示せるところは、今回示していただいていますけれども、きちんと示していくことが大事だなと思いながら見ているところです。
それで、先ほど予想していたより具体的な提案も多かったと申し上げたんですけれども、行政機能とか防災機能のところでは、意見の幅というんでしょうかね。そんなには大きくない印象だったんですけれども、意見に幅があるのは、どちらかというと御意見を寄せてくださった市民の方で関心がある部分、結構やっぱり交流・創造機能のところが、例えば市民の交流のためのフリースペースとか、図書館もそうですし、情報発信スペース、ここのところでかなりたくさん意見も頂きましたし、意見の幅もあったなと思うんですね。こちら、深沢学習センター、深沢図書館の機能の移設という前提で図書館の面積が現在の深沢図書館の面積より小さくなるのはどうかというような意見がかなりたくさんありました。そういう問題提起をする意見もあれば、もっと全市的な交流・創造機能の整備を期待する意見も見られているかなと思っているので、鎌倉市本庁舎等整備委員会からもイメージの共有という言葉が出てきましたけれども、この点については、今後の課題として、イメージの共有というか、認識の共有を広めていく必要があるのではないかと思ったんですけれども、いかがでしょうか。
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○石塚市街地整備課担当課長 御質問のお答えの前に1点、冒頭の御説明について修正の確認をさせてください。
鎌倉市市庁舎現在地利活用基本構想の素案のパブコメの意見を分割した件数、私211と説明してしまったのですが、これ新庁舎と同じ数字を言ってしまいまして、140件に分割したの間違いでございました。修正をさせてください。
続きまして、御意見の部分に御回答させていただければと思います。委員御指摘のとおり、交流部分、図書館部分について御意見を頂いているところでございます。かなり多かったと認識しておりまして、市庁舎現在地についても同様に、そういった主に市民利用部分に御意見が集まっていたと認識しております。
新庁舎につきましては、これから基本設計をしていく中で、その辺り市民利用部分について、さらに市民意見を、設計をしながら、設計者と一緒に意見を聞いていく予定でございます。その辺り、作業の進捗状況とかを周知をしていくですとか、あと、頂いた意見をなるべく反映していくとかというところで、市民の皆さんの意見、合意形成をなるべく図っていければと今は考えているところでございます。
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○保坂委員 図書館を含む交流・創造機能の全市的な中核施設というのは、やはり本庁舎の現在地、今、基本構想が示されましたけれども現在地であるなと考えています。
先ほどの森委員の質問とも関係するところなんですけれども、やはり本庁舎整備の課題として、周辺交通網の不十分さというのは、すごく大きいことだと思っているんですね。それで、本庁舎の開庁に合わせて、この周辺交通網の不十分さの問題が一気に解決に進むというよりは、結局本庁舎が先行的に整備されるということも含めると、その後の深沢地域整備事業が進捗するとともに、周辺交通網の整備も進めていかなければもちろん駄目だと思います。そういうタイムラグも想定されているのかなと思っています。もちろんそれが一番の理由とは言わないんですけれども、新庁舎に市民交流・創造機能が備わることで、全市域の市民が、その新庁舎の図書館とか学習センターとか交流スペースにやってくるということではやはりないのではないかなと思って、全体を見るとそういうことではないのかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
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○石塚市街地整備課担当課長 御指摘のとおり新庁舎が深沢地域整備事業の進捗の中で一番最初に出来上がってくる施設になりますが、委員御指摘のとおり、新庁舎に付随するものとして、結構立派な市民交流機能が今の1階のロビースペースよりは充実してできるとともに、そこを中心とした図書館や学習センターの機能が附属してくるスペースのイメージを私は持っております。
ただ、おっしゃるとおり、その施設が、今、鎌倉市でいう中央図書館機能を持つわけではなく、新庁舎竣工時点では中央図書館もありますし、きらら鎌倉もありますので、そういった施設の利用者も含めて新庁舎のそういったスペースに集まってくるという考えは持っておりません。
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○武野委員 かなり一般質問で充実した質疑ができました。
当初、私も位置条例というのは、いつ決まるんですか、今年の6月の委員会の中でそういう質問をさせていただいて、私も決定してしまうということになるので遅いほうがいいのかなと思っておりました。そのときの質問での答えでは、基本計画のその先だとおっしゃっていて、いつかはまだ決まっていないと。その時点で私も気がつけばよかったんですけど、基本計画がつくられた後に位置条例だということの問題点というのは、ここでは私は気づいていませんでした。今回のいろんな複数の議員の質疑によって、これは明らかにされてきたわけなんですけどね。
6月の答弁では、予算が決まっていない段階で位置条例を決めるのは適当ではないとおっしゃったんですよ、6月ね。実際には、基本設計が終わった辺りで金額が明らかになっていく。この辺りじゃなかろうかのような、決めてはいないけど、そういう予測をおっしゃっていました。やっぱり、何で基本計画より前に、位置条例が決まらないといけないのかと言ったら、基本計画そのものは、どう見ても深沢のあの地域に建てるための計画になっているんですよ。もし、その基本計画の後に位置条例でもいいと言うんだったら、あの計画の四角い6階建てというのがどこの地域にはめてもはまるということならば、例えば現在地でも6階建てオーケーよとかね。または、どこかの大きなところ、前にごみ焼却場、山崎になんて。ああいう大きなところにでもそのまますっぽり当てはまる計画であるならば、まだその場所が決まっていないけれども、この形で行きます。今、あるところ、現在地でもこの計画で進められるし、または、市民の声を十分聴いて、議会の声も十分聴いて、場所はあっちにしましょうとなって、後からでも問題ないような設計であれば、これはそういうこともあろうかなとは思うんですけれども。私たちは、その根拠となるものは何か、それは位置条例だということで、この間一般質問でもさせていただいたわけですけれども。そもそもこの多くの市民の合意があって、それであっちだねと。だからあの形になると、あの設計になるんだというなら納得するわけですけれども、そういうことだと思いませんか。意味は分かりますか。あの形というのは、あくまでも基本計画のあの形は、どこの場所でも通用する計画なんですか。
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○石塚市街地整備課担当課長 基本計画の案、お示ししているものについては、御指摘のとおり深沢地域整備事業用地での計画になっております。
なお、位置を定める条例につきましては、提案時期の定めはございませんで、移転を前提にした行動や財務会計をすることを禁止する規定もないと認識しております。
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○武野委員 答弁でそれは聞いております。結局これまでの答弁をそちらも繰り返すだけなんでしょうけれども、どう見ても手続上おかしい。これはもう複数の議員がああいう形で質疑をして、自明の理のことになろうかと思うんです。幾らそうおっしゃってもね。やっぱりその基本計画がどこの場所にでも通用するという計画ならば、百歩譲ってありかなと思うんですけれども、もうとにかく深沢を前提としているということですよね。
このパブリックコメントを取る「広報かまくら」6月号、ここでも位置条例のことを一言も触れていない。ちょっと遡れば令和元年、2019年9月の「広報かまくら」、ここでも本庁舎整備の基本構想となるビジョンと6つの要素というところに矢印をして、どういう順番でスケジュールなのか。開庁までのスケジュール、ここにも書いていない。位置条例のことが示されていない。決定という言葉が決定的なんですよ。最初の「広報かまくら」2018年9月1日で、本庁舎は深沢に移転しますというのをどかんと出しました。いろんな市民向けの文章を見ると、移転先の決定によりと。決定と書いてあるんですね。今回のまちづくりガイドラインの38ページの年表みたいなところにも、平成30年3月、鎌倉市公的不動産利活用推進方針の策定、市役所本庁舎の移転先を深沢地域整備事業用地に決定と書いたんですね。それで、質疑の答弁の中では、方針の決定と言っているんですよ。でも、市民向けには決定と言っているんです。何で、市民向けのところにも含めて、方針の決定というふうに行政が決定した。決定というのはあくまでも予算を通して、議会も了解していることでしょう。この使い分けがちょっといいかげんだったんじゃないですか。市民を惑わす。これは、これまで長い委員会の中でも長いこと決定していないのに、決定と言ったということでね。驚いているわけなんですけど、だから、パブコメも市民は、もう決定しているんであるのならば、こうしてほしい。決定を前提としての意見だったと少し私は思いますよ。
どうしてこの市民向けには決定、こういう質疑の中では、方針の決定と使い分けているのでしょう。何で市民向けに位置条例のことをしっかり押さえて書いていないのでしょうか。だから、松中委員みたいな意見も出て、私は当然だと思います。惑わさないようにしっかりしてほしいと思うんですけど、どうでしょうか。
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○石塚市街地整備課担当課長 市民向けの「広報かまくら」の5月1日号のお話をいただきましたけれども、市の方針をよりインパクトをもって市民にお伝えするために表現を考えたもので、使い分け、そういった考えでそういう表現を用いたものではありません。
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○武野委員 位置条例というものを知っている市民というのがどれぐらいいらっしゃるかなと思うんですよね。位置条例をもって決定いたしますということをほかの行政区は表現していたりしているけど、位置条例で決定するんだよということをどこにも表現していない。それはなぜでしょう。
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○石塚市街地整備課担当課長 当時、そのような記載の必要性について認識をしていなかったところもあるかと思います。最近の「広報かまくら」の掲載については、3分の2の特別議決が必要である旨を記入をするように心がけております。
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○武野委員 今回の一般質問でもあるように、行政計画をする以上は、その計画の根拠となるものが必要であって、位置条例が先に行われるべきだというのが明らかになりました。条例で移転が決まらないうちに予算審議をするということの問題も、先ほどの最初のところで、予算が決まっていない段階で位置条例を決めるのは適当ではないというのが6月の発言であったことを紹介しましたけれども、やっぱりその予算が執行されていってしまうと、位置条例が決まらないうちに決まったら、これもう議会も無責任ということになります。そういう位置条例と予算との関係は、そういうことで確認してよろしいですか。
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○林まちづくり計画部長 今の最後のところが聞き取れなかったんですけれども。
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○武野委員 つまり、移転が決まらないものに予算をつけるわけにはいかないということは、共有してもらえるのでしょうか。もらえないんでしょうか。
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○林まちづくり計画部長 行政実例の当該市町村の事情によってというお話であるとか、それから本会議におきましては、鎌倉市本庁舎等整備委員会からの答申、また議会などからの本庁舎移転後のこの現在地ですね。跡地の利活用の検討と連携を図ることで、この事業に対する市民理解が深まるのではないかという趣旨の御意見もありましたので、そういったことも踏まえて、この位置条例の時期については、まだ決定はしていないという状況があったものと理解をしております。
先ほども、課長から答弁をさせていただきましたけれども、予算等々については、御提案をさせていただくということについては、これは支障はないものと考えて……(私語あり)、予算等々ですね。この庁舎の関連の予算等をお示ししていくことについての法的な縛りというか、制限というものはないと課長も先ほど答弁をさせていただいていますから、それについては適切に対応をしていきたいと考えております。
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○武野委員 これは、移転の賛否ではないものですからね。この手続の問題なんです。この手続上の問題を、強引に移転しようとは思ってはいないとは思うんですけど、じゃあ、基本計画は、案が取れるのは9月末と言っていて、いつ案というのが取れるんですか。
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○石塚市街地整備課担当課長 本日、この委員会に御報告をさせていただきまして、この後、事務手続を進め市長決裁をもって案を取る、策定という形を取りたいと思っておりまして、市長決裁になりますので日程については、決まった日付で取るものではないと認識しております。
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○武野委員 こんなに、紛糾しているんだから、市長がそれでやりますと本当にするのかどうかって、ちょっと考えますけどね。議会運営委員会では、本庁舎のこの議会棟の在り方についてを議論しています。その中で、質疑のために原局の方に来ていただきまして、幾つか質疑をする中で、まだ決まっていないような、変更があり得る。つまり極端に言いますと、議会棟が6階じゃなくやっぱり市民に近い1階がいいかどうかという、そういう意見もちょろっと出したりしたときに、そういうことも含めて変えられるようなことを何度も何度もおっしゃって、変更は可能だという言葉が随分出たんです。そして、その変更というのが、設計まで引きずる話なんですか。一般質問の中でも、設計でも変えられるみたいなことをおっしゃって、結局私たちが議会運営委員会で議会棟の在り方、もしくは、もう1つ特別委員会をつくってやりますけれども、もうこれは基本計画の案が取れて、行政計画として進めようとしている、その後、変更をすることが可能だということを言っている。これは、やっぱり基本計画ではないんじゃないですか。基本計画の案を取るのは時期尚早だと思います。いかがですか。
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○石塚市街地整備課担当課長 こちらについては、新庁舎等の整備の基本計画という名前をつけておりまして、施設整備の基本となる事項を定めております。そして、これで固まったものではないという御指摘でございますけれども、本文中にも、よりよい案があれば柔軟に対応するといった、決定事項ではない旨は本文にも記載しておるところです。こういった諸条件を基に、これから基本設計者を選びまして、その基本設計者と先ほど申し上げました市民との意見交換ですとか、その中でよりよい空間構成というものが生まれる可能性もございまして、その中で変わっていく部分があることについては、認めていく方針でございます。
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○林まちづくり計画部長 この基本計画につきましては、この次の基本設計に向けて法令などの設計条件、そういったものを整理する。それから建物の配置、平面の計画、空間構成、性能、そういったものを検討して建物の全体的なボリュームですとか、グレード、さらに予算といったものをその後の詳細設計に生かしていくための作業、これが基本設計になります。
今、お示ししている基本計画案、これについては、この基本設計を行っていただくには、必要な要素というものは備えていると我々としては考えております。
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○武野委員 多くの議員が議会棟の在り方、1階にしてくれとなったら、もうがらっと変わるんだけれども、それでも全然設計に影響はないということなんですね。極端に言いますと。また、図書館のことをあんなふうに出されたりしていて。今、パブコメで出されている問題、それから、これから議会運営委員会や特別委員会で議論をしようとしている本庁舎のことがいろいろあっても、それを酌み取らないのか、もしくは酌み取ってまたがらっと変わったとしても、設計には全然影響がないということなんですね。そうじゃないと、今の答弁はそうですよ。影響はないと考えているんですね。これからいろんな意見が、議会からの意見も出たとしても。どうですか。
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○石塚市街地整備課担当課長 こちらで説明させていただきました基本計画案については、設計図ではありませんので、これから基本設計者を選ばせていただいた基本設計のチームが図面を描いて空間構成を考え、それに応じた予算をはじいていく作業をしていきますので、その中でこういったほうがいいというのは、設計を考える上で当然いろんなアイデアが出てくるものでありますので、これからやる作業に反映していくものと考えております。
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○武野委員 それがおかしいと言っているんですよ。基本の計画なのにね、基本を崩す意見が、議会棟の在り方で1階にしてほしいとか、その基本を壊すような意見が出ても、ああもう設計しちゃいましたから、これとなるのか、まだ議会の意見が出そろわないから設計はちょっと待ってになるのか、何かそこと絡めるのはおかしい。基本設計なんだから、基本の設計は。十分基本としてちゃんと押さえられるように決めてほしいんです。それには、この9月末に案を取るというのは早いですよ。どうですか。
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○石塚市街地整備課担当課長 繰り返しになりますけれども、基本設計をする条件として基本計画を策定しようとしておるもので、その後の追加の条件等は、基本設計の中で検討できるものと考えております。
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○武野委員 もう平行線。とにかくずさんな計画と言われても仕方がないですよ。本当に市民や議会の英知を結集して、よしこれでいこうと気持ちよく前に進みたいんじゃないですか。そういうことをもう決まっている線路に乗っかって、すっと行くのならもうしようがないです。しようがないというのは諦めじゃなくてね。これ以上やっても平行線だということで、とにかく、この基本計画の案、とにかく取れる状況ではないということだけ申し伝えておきます。
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○出田委員長 暫時休憩いたします。
(10時43分休憩 10時54分再開)
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○出田委員長 再開します。
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○保坂委員 先ほど一旦自分の質疑は終わったんですけれども、他の委員の質疑も聞いた上で、自分の先ほどの質疑に対する補足ということでさせていただきたいと思います。
先ほど私は、今回のパブリックコメントの中身等について聞いたんですけれども、この間、今年度、私はこれまでずっといた総務常任委員会からこちらの建設常任委員会に移ってきたことも含めて、やはり、今、非常にこの本庁舎整備、現在地の利活用の件で、今年度、非常に大切な年度であると受け止めておりまして、議会の意見がどうやって反映しているんだというような御意見もありましたけれども、こういったそれぞれの場において、意見を述べていくことがすごく大事だなと思っております。
そして、6月定例会のときには、本庁舎整備基本計画案、現在地の利活用の基本構想案についての意見も述べました。これまでもずっと述べてきているところです。それで、今日は、市民の方からどういう意見が出たのかなという、そのパブリックコメントの中身についても先ほど伺ったところなんですけれども、そうやって、中身を確認しているということはなぜかというと、先ほどからも市役所の位置を決める位置条例というのが非常に重要な議決であって、これが通らなければもうこれまで進めてきたものが意味がなくなってしまう。この後、それをなかなかかけないうちに、設計などでお金を出していくと、もうそれも非常に無駄になってしまう。それほど大事なものであるのにという話がありました。私も、本当に位置条例は大事なものであると思っています。なので、そこのときに、議会がきちんと判断ができるようにしておかなければいけないと思っているので、私は、これまで何度もこの基本計画について、鎌倉市市庁舎現在地利活用基本構想について質問をしてきました。
そして、基本計画がこれは、今、案を今月中に取ろうということになっていますけれども、しっかりとその基本計画を示してもらって、示されてその中身を見た上で位置条例について判断をするというのが、それが本当に流れとしてはよいものだと、私は、よいものというか、それが当然。結局中身が分からなくて、今、先ほども、これまでもいろいろ懸案だと思っていることについて質問をしてきましたけれども、そういったものをきちんと正して納得できる部分は納得、そしてまだ問題でこれから考えていかなければいけないものはそれはそうとして整理をした上で、位置条例が示されたときに判断をするということが非常に大事だと思っております。
そういう意味で、今回の基本計画案についても見ておりますけれども、その辺りいかが思われますか。基本計画と位置条例の関係というのは、まだそちらの所管では、設計に少し入っていかないと、お金の積み上げとかもはっきり出てこないということも、これまで説明をされていて、そのことももちろんあるとは思うんですけれども、議会としての判断材料という意味でも、この基本計画は大事であって、本当にこれに乗れないよねということだったら、位置条例で反対すればいいわけですし、そういう位置づけではないかとも思っているんですけれども、これは、本当は議会内で議員間討論とかもしたほうがいいことではあるんですけれども、それはまた特別委員会などでもやっていく場があると思います。
今日は、基本計画案を示された立場として、お答えをいただきたいと思います。いかがでしょうか。
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○石塚市街地整備課担当課長 これまで、この本庁舎等整備事業、その重要性に鑑み、総務常任委員会から始まりまして、建設常任委員会、都度都度、御報告を重ねてきたり、全員協議会等でも御報告をしてきたところでございます。一つ一つの計画が今後の鎌倉市ですとか、その方向性を議員に判断していただく材料になると思っております。今回の基本計画につきましても、深沢のあの場所に、行政施設用地にこういった建物を考えているんだということをぼんやりした部分はあるかもしれませんけれども、明確にある程度示していけていると思っておりますので、それも一つの判断材料になるものと思ってつくっております。
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○池田委員 今の位置条例の話は、今回本会議の中でも喧々諤々いろいろな議論があったわけなんですけれども、私自身は、この基本計画というのは、行政計画を今までいろんな計画を見てきている中で、やはりこれだけ大きなものを造るのにある程度のボリュームとかこういうものが見えないと、なかなか判断材料がないかなというのが私は思ってきました。
議会の判断材料としては、非常に基本計画までは私は重要かなと思っています。先ほど、課長の答弁で、保坂委員の質問で全体的な市民の感覚的に今回パブコメをやって賛成の意見が増えてきている。これはやっぱり、今まで現在地を建て替えるか、修繕をするか、移転するかということ、そこから始まって、移転を選んだわけですよね。喧々諤々と進んできて、その中で議論になったのが、要は現在地はどうなるんだということが、市民の中で非常に不安が多かった。それで、この期間があって、その後はこの現在地と新庁舎、これは、基本構想と基本計画というずれはありますけれども、そういったことが進んできたと。そこで市民の理解も深まってきたという、この段階というのは非常に重要かなと思ってはいます。ですから、やはりここできちんとした基本計画を示して、議会の議論、詳細な議論もできるのかなと私は思っているところです。それは前段としてお話ししたかったんですけれども、質問にはならなかったんですが。
ちょっと私、前回の6月定例会で、素案だったものが今回案として出てきたわけですね。この案を、これが諮問したものが答申として返ってきたわけですけれども、この案を次に取るのは、市が判断をして案を取るということなんでしょうか。その辺を確認したいんですが。
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○石塚市街地整備課担当課長 答申につきましては、市長が設置しました附属機関であります鎌倉市本庁舎等整備委員会に、今回答申をいただいた件について、市長から前段諮問をしておりまして、これを答申としますということで、委員会の考え方として附帯意見、全段3ページにわたってありますけれども、附帯意見を付してこういう基本計画案、基本構想案でよろしいのではないかという意見をいただいたと捉えております。これを市長がそのまま受け止める、受け止めないはございますけれども、答申を踏まえて市長としての判断をして、策定ということを考えております。
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○池田委員 そうしますと、この答申内容、かなりハード面とかソフト面、事業手法、基本構想、現在地のですね。詳細に答申がされているんですけれども、この辺は、そうすると、これ案になった、答申が来た段階で素案から案となった。これをこの期間、9月末までの間に市長が判断をして、この答申内容というのは、例えば、基本計画にどのように反映させるのかとか、その辺は手続的には、特にないのでしょうか。その辺を確認したいんですが。
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○石塚市街地整備課担当課長 御説明申し上げた委員会からの答申については、今後行われる政策会議で報告をいたしまして、それについて報告を終えた後、繰り返しになりますけれども、御意見、答申をどう市長の判断に生かすのかというのを確認して案を取る形になります。
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○池田委員 諮問内容は、恐らくこのハードについてとかこういう大きなくくりで多分諮問をされたのかなと思ったのですが。
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○石塚市街地整備課担当課長 すみません、回答が悪く失礼いたしました。
諮問内容については、ちょっと全文は読みませんけれども、基本計画の案及び基本構想の案を考えてくださいという形での諮問をしておりまして、具体的にそのハードですとか、防災ですとか、そういうピンポイントでの諮問ではなくて、これから鎌倉市がつくろうとしている基本計画案、基本構想案について諮問をしますという形で諮問をさせていただきました。
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○池田委員 要は、この答申された内容を市長が受け止めて、それを基本計画に反映させるのか、その辺を確認したかったんですけれども。その辺はさっき政策会議を開いて、その中でこれはもうちょっと基本計画のこの部分を変えたほうがいいよとか、そういうことにはなるのかどうか、それが案が取れて最終的に計画になるのか、その辺の経過を確認したかったのですが。
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○石塚市街地整備課担当課長 手続論としましては、おっしゃるとおり、いただいた答申について市長が変えるところ、変えないところ、あと附帯意見をその場で追加で盛り込むかどうかというところを検討できる手続論があります。
附帯意見につきましては、今後の進め方ですとか、あとは基本設計段階での基本設計者の役割ですとか、今後も防災について注視をすることとか、今すぐ反映させなくてもいいものばかりになりますので、この附帯意見について盛り込むかというところは、今回はないのかなと考えております。
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○池田委員 今後、基本設計、詳細設計と進んでいく段階がありますので、そういう中で加味されていけばいいのかなと思うんですけれども、ちょっとその答申内容で、若干確認したいんですが、この防災面の部分で、これ1階部分のレベルをアップさせるとあるんですけれども、例えば、基本計画案の新庁舎ですね。60ページのところを見ていただきたいんですが。これ60ページに災害リスクの整理の中で、例えば内水氾濫による浸水、これは、概要としては内水氾濫による浸水は想定していないと書いてあるんですが、この辺は、どういうふうに理解するんでしょうか。これは、多分中で、事業地内では完結されると思うんですね。全て貯留地を造ってですね。でも内水氾濫というのは、この場所だけで考えているということなんでしょうかね。
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○石塚市街地整備課担当課長 こちらの部分につきましては、敷地の中で考えておりまして、ハザードマップ、内水氾濫のものもありまして、それについて周辺道路での内水氾濫が敷地に及ぶ影響はないと考えているところになります。
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○池田委員 そうすると、例えば外から流れてくる水が敷地内に入った場合、その敷地内で貯留地があって、その保水能力があるから、内水氾濫はここでは起きないんだよと理解するのでしょうか。その辺ちょっと確認なんですが。
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○石塚市街地整備課担当課長 まず、ハザードマップにおける内水氾濫が示されているものが、敷地に影響する可能性がないというところが一点と、あと、敷地の中に降る雨につきましては、雨水調整池の機能を整備する予定もございまして、それが敷地の例えば駐車場部分であふれかえるとかということはないと考えております。
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○池田委員 建物自体も床の高さで、ここの床の高さは例えば87ページに床の高さで、T.P、標高ですね。標高プラス10.6メートルと書いてあるんですけれども、これはどういう高さなんですか。標高自体が、私は忘れたのですが、毎日通るんですけど、9メートル近くあるんですかね、8メートル。その辺がどういう高さになるのかというのがイメージが湧かなかったんですが。
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○石塚市街地整備課担当課長 10.6メートルにつきましては、想定最大の浸水想定を神奈川県が示しておりまして、その想定最大規模の浸水が深沢地域整備事業用地に及んだときの一番高い水面のレベルが10.6メートルだと算定しておりまして、それよりも高い1階の床の高さを設定するということを考えております。
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○池田委員 これは、でも基本計画の中ですから、いいんですよね、ここでね。要は、敷地というよりは、この建物に要は浸水するかしないかということを、今、確認をさせていただいてきたのですが。そうすると、少なくとも、この新庁舎には、浸水は最大規模でもしないというものを造るということで、確認させていただきました。その辺、ちょっとこの意味が確認できなかったものですから。
それともう一つ確認したいのは、これからの話かなと思うんですけれども、例えば事業手法、これから大きな判断になってくると思うのですけれども、これ二つの事業手法を最終的には考えて、そのどちらかを選んでいくということだと思うんですけれども、ここで、DBO方式とPFI−BTO方式ですか。これを見ていて気になったので確認をさせていただきたいのですが、115ページですね。これはVFMの算出があるんですけれども、ここでDBO方式とPFI−BTO方式の大きな違いというのは、このSPC経費がDBO方式ではゼロでPFI−BTO方式では入っているということですが、これが一番大きな違いということなんでしょうかね。要は、経費的にはPFI−BTOがかかると。トータルではかかっていくということだと思うんですけれども、このSPCの役割とその辺の経費の部分をちょっと教えていただきたいのですが。
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○石塚市街地整備課担当課長 SPC、Special Purpose Companyの略になるんですけれども、目的会社として出資する、参画する企業が新たな会社として立ち上げてリスクを分散させるような意味を持っておりまして、別の会社をつくるという経費が発生する分、その分が乗っかっているところになります。DBOとPFI−BTOですね、こちらにつきましては、その部分の差が今、定量的に算出できる範囲はその部分になるんですけれども、PFIで企業を余剰容積部分に、例えば事業者を誘致できて、その分賃料が入ってくるとか、そういうメリットがPFIは発生する可能性があるんですけれども、定量的な計算の中では、そこは出ていないと。そういった違いがございます。
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○池田委員 この会社自体は、架空の会社といいますか、実質的なことはそれぞれの会社がやって、それをまとめる役みたいな役割かなと思うんですけれども、これから、その辺の基本設計をする中で、この辺の判断が進んでいくんだと思うんですけれども、これは、そうするといつぐらいに事業手法というのは判断されるのでしょうか。
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○石塚市街地整備課担当課長 決定期限になるかと考えておるんですけれども、基本設計をした後に実施設計、あと工事業者を発注する業務が続いてありますけれども、そのときに先ほど申し上げた企業を誘致する余剰容積があるかどうかとか、募集をする要項を定めなければいけませんので、それまでには決定したい。それの決定に基づく募集ができるように手続、検討を進めていきたいと思っております。
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○池田委員 そうすると、基本設計ではまだ決まらないということなんですか。実施設計に向けてということなんですか。
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○石塚市街地整備課担当課長 基本設計の最後はラップしてくる可能性があると考えております。基本設計が終わる頃には、事業費が確定してきまして、予算を頂けるようであれば、その予算で工事費等々、実施設計費等々の予算要求の準備に入っていきますので、その頃に決定ということになりますので、基本設計の終わり以降に決定するというよりかは、基本設計の最後は、検討が最終段階ラップしてくる可能性があると考えております。
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○池田委員 このPFI−BTO方式がヒアリングの中では数が多く、手を挙げられているので、そういったこともあるのかなと思うのですが、今後の話ということで、その大体の時期については、確認できました。
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○大石副委員長 皆さんの質問をお聞きしていて、位置条例に対する提出時期に関する考え方がすごく甘かったんじゃないのかなと。私も一般質問をさせていただいたので長くはやりませんけれども。例えば松中委員から出た議会としての意見なんていうのは、どこに盛り込まれているんだと。確かにそのとおりなんですよ。議会では、議会棟の在り方検討会、これは自発的にやられて、その後につい最近ですけど本庁舎全体の在り方の検討会、結論もまだ出ておりません。基本計画は、基本的に10月頭ぐらいには案を取るという形になっているときに、議会としての意見というのは、どこに盛り込まれるんですかと。そういう問題もやっぱり出てくると思いますね。
次、質問ですけれども、鎌倉市の本庁舎の整備方針というのは、平成29年にできていますけれども、それから数えれば5年たっているわけですよ。その5年の中で、基本計画案までできるこの5年の中で、具体的に理解してもらうために、議会に理解していただくために何かやってきましたか。例えば、基本構想とか、基本計画の案を全員協議会だとか、ここの委員会で報告する以外に。
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○石塚市街地整備課担当課長 市民理解という意味でしょうか。議会への理解という意味でしょうか。
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○大石副委員長 議会への理解です。
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○石塚市街地整備課担当課長 総務常任委員会、建設常任委員会、そして全員協議会以外ということでございますけれども、公共施設再編計画NEWSとか様々な媒体を作成しているものについて、議員への情報提供とか、そういったことはさせていただいてきております。そういった面で何もしていないというわけではございませんけれども、その辺り議員の理解を深める努力をさらにしていきたいと思っているところでございます。
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○大石副委員長 基本計画、案が取れる時期に来て、そういうところって私はおかしいかなと。私も横浜だとか、厚木の例を出しましたけれども、随分前に位置条例の決定をして、議会に投げかけているんですよ。本庁舎の在り方、議会棟の在り方、そういう意見を答申として受け取って、基本計画の中に盛り込んでいるんですよ。そういう中で御理解をいただくような流れがある。そういう順番は、私は丁寧にやるんだったらそれが一番いいと思いますよ。2月にも出ない、6月にも出ない、9月にも出ないからもうあと半年後に予算が欲しいという時期になっちゃっているから、今回は質問をさせてもらいましたけど。
だから、位置条例を出さない理由は何なんですかと。そういう質問になっちゃうんですよ。だから、委員会を設立して御意見を聴く、パブコメも取る。じゃあ、議会にもやればよかったじゃないですか。そういうお願いをしてみればいいじゃないですか、議会の中で。検討をいただけないかと、報告だけじゃなくて。議会棟の在り方なんて検討をまだしている最中で、まだ全然答申に入っていないからね、そちら側には。
いろんな意見で、議会棟の在り方だけではなくて、いろんな周辺のことも出てくるでしょうし、防災面も出てくるでしょうし、そういう時期が遅いんですよ。本当に何で議会が自発的にやらなきゃいけないのか、上から目線で申し訳ないけど、本当にスムーズに進めていこう、この事業は170億円からの事業費をもらう事業として丁寧にやろうと言うんだったら、そのぐらいの配慮があってもよかったんじゃないですか。ここまで来ちゃったんだから。
例えば、位置条例を出して、上程して議会が通らなかったら、通らないことを質問しても申し訳ないけど、通らなかったとしたら、今後どう進めるんですか、これ。
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○石塚市街地整備課担当課長 仮定のお話での御質問でお答えしづらいんですけれども、私としては、議員の理解を深めつつ、これまで市民への周知も取り組んできましたことを引き続きやりまして、一歩ずつ進めていく中で、事業が結実するように取り組んでまいりたいと思っております。質問のお答えとしては、できなかった、至らなかった、結実しなかった場合というのは、まだ考えておりません。
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○大石副委員長 理解を深めつつ。じゃあ、どういう方法でやるんですか。議会への理解を深めつつ。
例えば、極端な例で、12月に上程しますとなったら、あと3か月しかないです。この3か月間で何をやるんですか。答えづらいでしょうね。
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○出田委員長 御質疑でいいですか。
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○大石副委員長 結構です。
やっぱり最初に言いましたように、位置条例に対する特別議決だということに対する考え方が、本当に甘かったと思いますよ。行政実例も質問の中で言いましたけど、行政実例のように後に回すというところは回すなりの努力、またいろんなことをやっています。これなら、位置条例が後から出ても大丈夫だねというぐらい詰めています。普通の考え方は、最初に位置条例を皆さんに御理解をいただいて、決めて、いろんな基本構想、基本計画の中に、いろんな市民の方、議会の中の意見を盛り込んで計画にし、設計費用を下さいねという流れになるんです。どっちを取るかは、いいんですけど、後に回したほうなんですから、鎌倉は。じゃあ、後に回したなりに何かをやっているんですか。一番最初に通った、位置条例が可決した流れでやっているんですよ。もうこれは絶対おかしい。
行政実例の話も出ましたから、質問の中でも言いましたけど、本当に例えば、行政実例に沿って、できた頃は自治省だったんでしょうけど、今、総務省の扱い。質問の中でも言いましたけど、地方自治法や地方公務員法、本当に加除されていないですよ。そのやり方でそのまま行けるかと言えば多分行けない。例えば、そのことに対してお伺いを立てようと思って文書照会なんかをしたって、文書じゃ返ってきませんよ。後ろに回すとする理由としては、少し薄いかなと私は思っています。
本当に、本庁舎を深沢の整備区域の中に移転したいと言うんだったら、それなりの動きをしていただきたい。間違わないでもらいたい。そして、議会からの意見が出てきたら、それを盛り込めるんですか。設計上にもそれを盛り込まなきゃいけないかと言ったら、設計変更が入るわけでしょう。設計変更が入ったら大変なお金がかかりますよ、変更費用。コストも増しますよ。
皆さんの質問に対しての答弁を聞いていても、ちょっと納得できないかなというところが結構ありますので、総括的に部長がお答えになろうと思っているようですので、お答えをいただいて終わりたいと思います。
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○林まちづくり計画部長 御質問の中で、議会へのこれまでの報告、建設常任委員会、その前の総務常任委員会、それ以外でいかがかというようなことでございますけれども、平成28年度の本庁舎等の整備方針、それから平成29年度の公的不動産利活用の推進方針、それ以降につきましても、市民の方々、それから専門家の意見を聴きながら、様々計画を積み上げてきたわけでございますけれども、やはり行政といたしまして、我々といたしましては、定例会ごと、常任委員会での報告、これは我々としては丁寧にさせていただいてきたと思っているところでございます。ただ、この段に立って、議会からの意見についてどうなのだということでございます。
課長の答弁にもございましたけれども、市民意見についても、基本設計の中で仕様として市民の方々の意見をどのように受け止めていくのか、その中には、当然まだ具体に、今は検討している段階でございますので、議会棟についての御意見についても伺っていくというようなシーンというものも合わせてしていく部分になるのかなと私としては捉えているところでございます。
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○出田委員長 ほかに御質疑はございませんでしょうか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
本報告については、了承と確認してよろしいでしょうか。
(「聞きおく」の声あり)
聞きおくということで確認をさせていただきます。よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
職員入退出のため、暫時休憩いたします。
(11時25分休憩 11時27分再開)
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○出田委員長 再開します。
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○出田委員長 日程第2報告事項(2)「深沢地域整備事業の現状について」を議題といたします。原局からの報告をお願いいたしますが、お話しになる際は、マイクを近づけてお願いいたします。
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○奥山深沢地域整備課担当課長 日程第2報告事項(2)深沢地域整備事業の現状について報告いたします。
土地区画整理事業については、令和3年3月に鎌倉市、藤沢市、独立行政法人都市再生機構の3者で締結した「村岡・深沢土地区画整理事業の施行に関する基本協定」を踏まえ、独立行政法人都市再生機構と令和4年度の事業計画認可手続着手に向けた協議・調整を行っています。
次に、深沢地区まちづくりガイドラインの検討状況について報告します。
深沢地域のまちづくりにつきましては、まちづくり方針、建築物や町並みの景観ルール等について定める「まちづくりガイドライン」の策定に向けた検討を進めており、令和4年8月23日に第8回目の策定委員会を開催しましたので、本日は、その資料を用いて、検討状況の概要を報告いたします。
資料1を御覧ください。
第8回の策定委員会は、第7回に引き続き、まちづくりルールとエリアマネジメントについて検討を進めました。
5ページを御覧ください。
深沢地区のまちづくりのコンセプトを再整理したものです。
コンセプトは、深沢でまちづくりを行うストーリーを基に市民に分かりやすいフレーズで整理し、「未来へ紡ぐ〜水とみどりが織りなす新たな魅力の創造〜」を仮題としています。
また、「にぎわい」「移動」「防災・環境」「緑・景観」の4つのカテゴリーもそれぞれの目的を示す文章を追記することで、市民に向けた分かりやすいものへと整理しました。
7ページを御覧ください。
7ページから11ページは、カテゴリーごとに実現方針をまとめています。
7ページは、「にぎわい」の項目で、交流が生まれる町の実現方針を示しています。
8ページは、「移動」の項目で、歩きたくなる町の実現方針を示しています。
9ページ・10ページは、「防災・環境」の項目で、「生命(いのち)」に優しい町の実現方針を示しています。
11ページは、「緑・景観」の項目で、水とみどりに囲まれた町の実現方針を示しています。
12ページを御覧ください。
ゾーニング及びオープンスペースのイメージです。
ゾーニングの考え方として、深沢地区西側は新駅の潜在力を生かす産業・商業ゾーン、東側は新庁舎や地区周辺の自然環境を生かす生活ゾーンとし、中央部を2つのゾーンが調和した、新たな魅力を創出するゾーンとします。
オープンスペースの考え方として、新駅と湘南深沢駅をつなぐシンボル道路(仮)と南北の3つの異なる性格の軸で形成され、そのオープンスペースが交わる部分を中心に交流広場を設けることで、多様なオープンスペースで構成される町を目指します。
14ページを御覧ください。
カテゴリーごとに3つのルール、全部で12のルールとしました。
さらに、具体的なルールとして59の詳細ルールに整理しています。
15ページを御覧ください。
ルール1、にぎわいを形成する多様な導入機能の誘導です。
多世代交流の「場」やウェルネス・健康を促進する「場」づくりを目指します。
16ページを御覧ください。
ルール2、にぎわいを形成する機能配置です。
にぎわいにつながる機能配置の工夫として、多様な用途の複合化によって、住居・業務・商業を混在化させ、昼夜人口のバランスの取れた多様な活動を生み出します。
17ページを御覧ください。
ルール3、にぎわい演出のための空間構成です。建物と外部空間の連携、周辺地域とつながるにぎわい空間の形成を目指します。
18ページを御覧ください。
ルール4、歩きやすく魅力的な歩行環境の整備です。
快適な歩行環境を創出することを目指し、自然と歩きたくなる回遊路の整備や、円滑な移動、健康を促す案内サイン等にも工夫を施します。
19ページを御覧ください。
ルール5、歩きやすく魅力的な敷地内通路及びオープンスペースの整備です。各街区の敷地内通路をつなげてウォーカブルな町を形成します。
20ページを御覧ください。
ルール6、次世代交通及び公共交通中心のネットワーク形成です。ウォーカブルな町を目指すため、駐車場の集約や配置の工夫によって、歩行者を優先する車動線を目指します。
21ページを御覧ください。
ルール7、防災を強化する街区形成です。全市における防災拠点の形成、公共と民間が連携した災害に強いまちづくりを目指します。
22ページを御覧ください。
ルール8、気象災害に強いレジリエントなまちづくりです。グリーンインフラと連携した、雨水管理の街区形成や環境に優しい建築の整備などを推進します。
23ページを御覧ください。
ルール9、脱炭素・循環型社会の実現に向けた環境目標の設定です。
建物によるZEB認証の取得や町全体で環境へ配慮することで、環境に優しいまちづくりに取り組みます。
24ページを御覧ください。
ルール10、緑の拠点と歩行者ネットワークによる魅力ある緑景観の形成です。深沢地区周辺の背景となる緑地と連携し、みどりのネットワークを形成します。
25ページを御覧ください。
ルール11、歴史ある緑と調和した良好な都市景観の形成です。
深沢地区の周囲の緑地と一体となったまとまりのある景観形成を目指します。
26ページを御覧ください。
ルール12、新たな拠点にふさわしい町並みの形成です。
風格と活力を備えた町並みの形成を目指し、素材、植栽の構成に配慮し、周辺の町並みと調和した外壁等の色彩等を誘導します。
30ページを御覧ください。
エリアマネジメントは、地域の価値を維持、向上させ、また新たな地域価値を創造するための市民・事業者・地権者などによる連携を基に行う主体的な取組とその組織、官民連携の仕組みづくりです。今回作成するガイドラインは、基盤整備や建築物のルールだけではなく、町を運用し維持していくことまで、盛り込んでいきたいと考えています。
32ページを御覧ください。
深沢地区で実施していきたいエリアマネジメントの事例として、シンボル道路・オープンスペースを中心としたエリアマネジメントの展開などを挙げています。
34ページを御覧ください。
エリアマネジメントの組織体制のイメージ(例)となっているページです。
エリアマネジメント組織は、様々な団体の協力を得て組織することとなります。そのため、持続可能な運営体制が重要で、財源の確保や制度の構築について引き続き検討を深めていく予定です。
なお、11月に開催予定の策定委員会において、ガイドラインの素案について御審議いただき、その後、年内中に土地をお持ちの権利者の方々及び市民向けの説明会とパブリックコメントを実施する予定です。
最後に、深沢地域整備事業に係る周知につきましては、引き続き、ホームページなどによる情報発信に加え、市内の自治・町内会などを対象に新庁舎等の整備と併せて事業説明会を随時開催してまいります。
今後も、丁寧に市民周知を図りながら事業を進めてまいります。
以上で報告を終わります。
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○出田委員長 ただいまの報告に御質疑ございますでしょうか。
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○森委員 さっきの続きにもなるんですが、このまちづくりルールの中に、周辺道路環境の整備という部分がないんですが、今後このガイドラインの中に落とし込む予定があるのか、それとも、また別に考えていらっしゃるのかお願いいたします。
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○大江深沢地域整備課担当課長 今、委員御質問がございました周辺整備、道路整備につきましては、ガイドライン外のところで計画を策定していきたいと考えているところでございます。
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○森委員 これだけ大きな町をつくるわけですから、当然道路の整備という部分も必要になってくると思います。このエリア内は、ウェルネスでウォーカブル、大変結構なことだと思いますけれども、私は十二所とか旧鎌倉の人は、歩いて行けないので、歩いて行って健康になれというのなら話は別ですけどできないので、車で行かざるを得ないわけですよね。そうすると、今、現状でも常盤から梶原、深沢に抜けるあの道路というのが混んでいる中で、よく旧鎌倉の人に渋滞対策はどうなっているんだと。前、答弁をもらいましたように、各交差点の需要率は問題ないですよと、だから町ができても問題はないんですよと言うんですけど、やっぱり旧鎌倉の方は、にわかにそれは信じられないと。あれだけでかいものができたときに、あそこが渋滞しないわけがないじゃないかという声が大きいので、道路もこういう整備をするんだという部分を、今回のこの計画と合わせて示していかないと、住民の方の理解というのは得られないと思うんですが、その部分について、改めて答弁お願いします。
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○大江深沢地域整備課担当課長 深沢地域整備事業区域周辺の道路整備につきましては、平成16年に策定をいたしました深沢地域の新しいまちづくり基本計画におきまして、県道腰越大船から三菱電機鎌倉製作所の南側を通りまして、モノレール下の市道から深沢支所西交差点を経由いたしまして、スバルのある県道藤沢鎌倉と交差する深沢交差点までの区間を補助幹線道路としております。
また、先ほど紹介のございました県道藤沢鎌倉から事業区域に続く交差点となります深沢交差点につきましては、現時点ではまだ理想的な道路構造という視点ではございますが、深沢交差点の右折レーンの整備や深沢支所西交差点周辺の歩行者空間の確保など、交通環境の改善に向けて検討を進めているところでございます。
さらに、深沢地域の新しいまちづくり基本計画における位置づけはございませんが、深沢交差点から近い深沢小学校前の道路、こちらにつきましても歩行環境の改善といったことも視野に入れまして、道路改良の検討を進めているところでございます。
深沢の事業区域内の交差点や深沢交差点、また手広交差点など周辺交差点におきましては、深沢のまちづくりにより新たに交通需要が発生したとしても、交通管理者が定める需要率の値以下になることから、著しい交通渋滞は招かないと想定しているところですが、よりよい交通環境を整備する、そういった点につきまして、今後庁内関係部署と連携体制を構築し、取り組んでいきたいと考えるところでございます。
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○森委員 その需要率がそんなに多くないということですけど、やっぱりそうだとしても結局いつまでに何をどうするという部分は、あらかじめお示しいただきたいなと思うのですが、それについては、いかがですか。
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○大江深沢地域整備課担当課長 現在の道路ネットワークの検討につきましては、令和2年3月に作成いたしました土地利用計画案、これを基に深沢地域整備事業区域から新たに発生する自動車交通量や横浜環状南線、横浜湘南道路など新たな道路整備を踏まえて検討してきております。将来の交通環境につきましては、実際の土地利用によっても異なることから、まちづくりの事業進捗、これに合わせましてできるところから取り組んでいきたいと考えるところでございます。
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○武野委員 そこに搬入されている土砂の話と交通の話と洪水の話をするかな。あと村岡新駅の話です。
前回もこのJRの土地に仮置きで置いてあるあの土砂は何なのかと言ったら、横浜湘南道路のトンネル工事から発生した土砂だということで、教えていただきました。あの土砂の条例というのは、今、神奈川県の条例に基づいてということですよね。鎌倉市は、土砂、建設残土などの条例というのはないんですよね。確認だけ。
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○大江深沢地域整備課担当課長 鎌倉市の条例の中で、土砂の仮置きという条文はないかと認識しております。
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○武野委員 今、運び込まれているのは、神奈川県の条例に基づいてJRが国土交通省横浜国道事務所と契約しての行為だとは思います。そこには、汚染された土砂は入っていないよと前回聞いております。今、市民がやっぱり心配しているんですよ。汚染の関係も含めて。それと、あと全然知らない市民は、あそこ川沿いをばっと車で走って、何かすごい積まれているぞと、ブルーシートがかぶっていて、ああ、もうあそこは始まるんだという誤解もあったりしています。実際、あそこの土砂、安全だということをやはりJRとの関係だけでそういう話を聞いているのではなくて、きちんとどういう土砂がどのぐらいなのかという、契約の中身を、しっかり文書でつかんでおいてほしいなと。JRがそれを拒むかどうかは知りませんけれども。それが安心材料としては必要なんじゃないかと思うんですよね。いかがですか。
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○大江深沢地域整備課担当課長 現在、JR用地内で土砂の搬出入につきましては、先ほど委員より紹介がありましたように、国土交通省横浜国道事務所、それと土地の所有者であるJR東日本の間で、契約を取り交わした中での残土置場という暫定利用をしていただいているところです。土壌汚染対策につきましては、これまで我々も横浜国道事務所と土壌汚染の有無、そういったものがないようにということでお話をさせていただいている中では、汚染土は搬入されていないと認識をしているところでございます。
ただ、一方で現時点で土壌汚染に対しての有無というところについての確認の書類をいただいているわけではございませんが、今後、土地利用、土地区画整理事業を実施していく上で、現在の土地利用の履歴、そういったものもしっかり把握をしていかなければいけないと思っておりますので、この土壌汚染の試験結果等につきましては、今後、国等に提出を求めていきたいと考えているところでございます。
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○武野委員 ぜひ、そうしてください。前回もここの土が整備用地の盛土に使われるかどうか決めていないという話も、それとは別の話だということは答えていただいておりますけど、実際、土が不足しているという話が、横須賀の港が埋立てできないというニュースがあって、そんなにいっぱい埋め立てるほどの土を使うわけじゃないとは思うんだけれども、そんなニュースがあったものですからね。使うのかな、どうなのかななんて思ってちょっと。それがはっきりしたらちゃんと報告してください、ここの場で。もしそのJRの土地に仮置きしている土を盛土として使うようなことがありましたら、また報告がされると思うんですけど、それでよろしいですよね。
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○大江深沢地域整備課担当課長 こちらの今現在JR用地内の残土につきましては、相手のある話ではございますが、盛土材として品質に問題がなければ使用していきたいとは考えておりますので、そういった活用をするという部分が決まりましたら、委員会でも御報告をさせていただきたいと思います。
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○武野委員 あと、交通のことです。今、森委員の質問の中でも出されていました。いつまで何をどうするのかをきちんと示せと、私もそう思います。平成16年の、今回一般質問で吉岡議員がしましたこの計画というのは生きているということで、生きているって、生き物じゃないんだけど、中止ないし破棄されてはいないということは確認されてはいるんですけど、それは改めてよろしいですね。
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○大江深沢地域整備課担当課長 深沢地域の新しいまちづくり基本計画、こちらにつきましては、本市の土地利用に関する行政計画の一つということで、現在も指針となる計画となっております。
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○武野委員 その後、平成28年の交通戦略とか、今回のいろんなまちづくりの計画の中で、これが示されないがために本当に心配なんです。平成16年のこれがまだ生きているよというね。これが同時に示されないために、一体これはどうなっちゃっているのという混乱も起きるのは当たり前なんですよね。この平成16年、2004年から今日まで18年たっていて、いまだになぜ手がつけられないのかというところを教えてください。
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○大江深沢地域整備課担当課長 平成16年度に作成をいたしました深沢地域の新しいまちづくり基本計画では、交通マスタープランも踏まえながら、深沢地域の将来の交通の在り方として円滑な交通処理、他地域とのアクセスの向上など道路等の整備方針を示したものになっております。その中で、補助幹線道路につきましては、深沢地域整備事業用地となる面整備ゾーンの整備計画、そういったものを進めていく中で深沢地域整備事業の整備計画と合わせて交通環境の改善に向け検討していきたいと考えているところでございます。これまでは深沢地域整備事業、面整備ゾーンにつきましては、都市計画決定ということでこれまで進めてきております。また現在、土地利用計画等も踏まえて、今後事業を進めていくという中で、これからそういった周辺道路につきましても検討を進めていきたいと考えているところでございます。
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○武野委員 これからだと、だから何でこれからなのかと言ったら、平成16年の計画の文書の中にそう書いてあるんですよね。面整備ゾーンを進めていくということで、そういう中でこれをやるということで。だから、市民から見たら、このまちづくりの中だけがどんどん示されていってこっちがなかなか示されていない。しかし、それはきちんとそのように、これは簡単に言うと、後からでもいいよと、ちょっと平たく言えば、そうとも取れる表現がこの文書の中に書いてありますよね。深沢のまちづくりを定めていく中で最終的には深沢のまちづくりが出来上がるのが令和14年、令和15年あたりにはこれがもうしっかりできるという。ああ、違った。そのまちづくりが町開きの後ですよね。町開きは市役所と一緒か。その後までには、整備が仕上がっているということをこれまでの答弁でも、そういう帳尻を合わせるような答弁がされているんですけど、そういうことでよろしいですか。
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○大江深沢地域整備課担当課長 現在、土地区画整理事業につきましては、事業計画認可の手続に向けて、いろいろ協議・調整を進めているところではございます。今、委員から紹介のありました令和14年、令和15年につきましては、土地区画整理事業の事業期間として、今、捉えている年度になってございます。ただ、土地区画整理事業ができて、すぐまちづくり、全て建物が建つかというところにつきましては、現時点ではなかなか想像のできないところもございますので、やはりまちづくりの進捗と合わせて必要な周辺道路整備、そういったものもやっていきたいとは考えているところでございます。
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○武野委員 もっと長引くということですね。深沢の町の今度、上物ができるということも、それも含めてまちづくりが進められていく中で、これが出来上がっていくという認識なんですかね。私は市役所でもう、今でも混雑していますよね。市役所が令和10年、そういうところでどれぐらい人が殺到するか、そこもあるんでしょうけどね、まだ町が仕上がっていない段階では。今でさえも混雑しているというところは、これの解決というのは、深沢の町の上物ができるまでの間に造ればよいという認識なんでしょうか。
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○林まちづくり計画部長 深沢地域のまちづくりにつきましては、今、課長が答弁したとおり、事業認可の手続に向けて進めているところではございますけれども、それから基盤整備の工事を9年間予定しております。基盤整備ができるということになってくると、まずシンボル道路、仮称ですけれども、この東西の部分の大船西鎌倉のところ、腰越大船と接するところ、それから古館橋であるとか、その他の交差点等々についての改良というものがされることによって、交差点の需要率というものは一定程度しっかりと担保されると考えています。
町開き、第一次ということになろうかと思いますけれども、市役所の新しい庁舎、これにつきましては、令和10年度ということですから基盤整備工事が終わる前にできてくるわけなんですけれども、一定程度の整備というものは当然されてくる。工事の順番としてはやはり、まずは雨水調整池の仮調整池等をしっかりと造って雨水の安全性の担保を取って、それから道路というものの区画をしっかり造っていくということになってくると思います。基盤整備ができた後に順次上物の整備がされていく。つまりは自動車交通、それから人についても発生集中というものが徐々に増えていくと考えておりますので、それらの状況を見ながら今お示しいただいている、深沢地域の新しいまちづくり基本計画に示している交通ネットワークを考え方の基本に据えて、必要な整備について順次行っていくことになると思いますので、それを示していくためにやはり、最初に課長が答弁しましたけれども、森委員からの御質問にありました周辺道路の状況等についての検討を進めて計画というものに醸成していく作業が必要であろうと考えているところでございます。
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○武野委員 深沢交差点のところでは、場合によっては立ち退きをお願いしなければいけないかもしれないということが話されておりますよね。そんなお話はそこに住まわれている方には少々言っているんでしょうか、何らかの形で。
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○大江深沢地域整備課担当課長 まだ、こちらにつきましては、内部の検討中でございますので、周辺の方にお話をしているということはございません。
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○武野委員 議会でもうそこのところが、立ち退きも検討しているということが出ちゃっていて、それを聞いた地権者はちょっとびっくりするんじゃないですか。普通そうなんですか、立ち退きが必要かもしれないお宅の状況どうですかなんていう下調べは一切なしで、ドンと計画はこうだということで、はい、立ち退きなんです。よろしくということで説得に上がる。これは流れなんですか。
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○大江深沢地域整備課担当課長 現在の検討状況といたしましては、まず現道の幅員はどうなんだというところと、あとはその現道を踏まえまして、将来何を主に置いていくのか。例えば、歩道が整備されていない、右折レーンが整備をされていない、そういった現状を踏まえまして、何が一番理想的な交通環境なんだと、ただ実際できるものはどうなんだ。そういったものを今後、順次計画の中で検討していきまして、ある程度その整理ができた段階では、やはり周辺の方にはしっかりとお話をしていくということで、今の現段階としましては、特に周辺の方までお話をしているという状況ではございません。
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○武野委員 平成16年からの間に、ここはこういう道を造りたいと思っているんだがということなんかが一言もそこに住まわれている方に伝えられていない。もしかしたら立ち退きになるとか、そういうことも心配するようなことが起きるかもしれないことが伝わっていないまま、今、議会で議事録を出せば分かるわけで、もうある意味公にされちゃっているわけですよ。先にそんなことを出したら、えっ、となるでしょう。びっくりしました。やっぱり並行して一緒にできないものなんですか。森委員がおっしゃったように、いつまでに何をどうするのか示せという、まさにこれですよ。だから、計画の計画。計画を立てるための計画というのを立てるべきじゃないですか。意味分からないですか。計画をするということを何年までにはこういう調査が全体と、もしくは順番はこう、もしくはもう一つは深沢小学校の前のところ、これは入っていませんよね。ということは、計画立てなきゃいけないということですよね。何かそれが正式といいますか、ただ計画しようと思っている。何回聞いても議会のたびに、いや計画しようと思っているというのを繰り返されちゃたまらないわけですよ。だから、計画の計画という言い方は分からないけど、何をどこまでどうするのかというのはやっぱり深沢と同時に事業用地と並行して考えていくことが必要なんじゃないでしょうか。
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○林まちづくり計画部長 武野委員の御意見としては、並行してということもあるということは今、理解はさせていただいているところでございますけれども、委員から御案内がありましたとおり、面整備ゾーンの整備を進めていくというのが基本にあって、その都市計画決定は過日させていただいたというところまで、この事業がようやく進んできたと。るる経過はございますけれども、その上でそこに御案内いただきました道路整備というものが関わってくるということでございますので、御理解をいただければと思います。
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○出田委員長 武野委員、あと1つ質問がございますよね。
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○武野委員 次はあるけど。
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○出田委員長 これは、次、再開後でよろしいですか。
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○武野委員 5分ぐらいで終わろうと思いますけれども。
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○出田委員長 続けてもらっていいですか、皆さん。
(「はい」の声あり)
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○武野委員 洪水の問題ですけれども、先ほど、池田委員から「周辺の水がそこに来るのか」と言ったら、実際には市庁舎のところだけは盛土をして、1000分の1で盛土をするからということで、周辺のほうは、ほかのところに流れていくということだと思う。吉岡議員が言った、「グラウンドの下にも貯留槽を造っていくということを検討する」と言ってくださったので、これで何とか周辺も一緒に使用できたらいいなとは思っているんですけど、これはもうちょっと質疑も含めて煮詰めていかなきゃいけない話だと思っています。村岡新駅の予定地というところも、ある程度洪水の危険があるようなところになっていますけれども、この下に貯留槽が造られるんでしょうか。その貯留槽というのも駅舎とか造るときに必ず下に造らなきゃいけないという決まりがあって、そのお金が今回の150億円の中にちゃんと貯留槽も造られていると含まれているものなんですか。
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○大江深沢地域整備課担当課長 現在新駅につきましては、概略設計を過年度に実施しております。その中では、駅舎の中に調整池機能、そういったものを整備する計画はなかったかと記憶しております。
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○武野委員 では、この地域での洪水対策というのは藤沢市が施すということになるんですね。
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○大江深沢地域整備課担当課長 藤沢市の計画になりますが、駅前につきましては、我々深沢地区と一体で行います村岡地区が土地区画整理事業ということで整備を行います。その事業に合わせて必要な調整池というものにつきましては、藤沢市側でしっかりと整備をするということで認識をしているところでございます。
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○武野委員 この村岡新駅、藤沢市では約3分の1の人が反対しているというのが、この間、議事録を見ましたらありましたね、藤沢でね。資材が高騰している中で160億円以内で済むのかということをちょっと心配しております。大船駅だって東口が資材の高騰でいまだに止まっている。村岡新駅構想は区画整理事業が成功しなければ成り立たない事業だというのが、予算の上からもはっきりしていますね。そういう意味では、そこに住まわれている地権者、いろいろ説明をされたという話を、区画整理事業というのはこういうものだということを説明会を開いたと聞いております。お一人、1軒1軒についてというのは、どのようにやられているんですか。70ぐらい、七十何軒かありますよね。1軒1軒の事情が違うんじゃないかと思うのでね。
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○大江深沢地域整備課担当課長 今、武野委員からの御質問につきましては、権利者の方々への理解というか説明というようなことでよろしいでしょうか。
権利者の方々につきましては、不定期ではございますが、まちづくり、全体会というものを開催いたしまして、適宜必要な情報というものは共有をさせていただいております。あとは、例えば土地区画整理事業に対する仕組み、そういったものにつきましても、勉強会等を開催させていただきまして、そもそも土地区画整理事業とは何だというところと、あとは権利者の方に大きく影響のある減歩であったり、清算金であったり、そういったところについては、我々の行政側もしっかりと権利者の方々に御説明をした中で、これまで進んできているというような状況でございます。
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○武野委員 やっぱりうちの土地は小さいんだよとか、うちは大きいからというのを、皆さんがいる中で、どこまで心の中での悩みや何かが言えるのかってあると思うんですね。やっぱり1軒1軒事情が違うと思うので、そこは丁寧に、今まで説明したことはお分かりになりましたかと、いや、この減歩という言葉も聞きなれないし、よく分からないんだと。まだ、分からないと振出しに戻っていくかもしれないんですよ。また、私も知りませんけど、代が替わっているとかね。おじいちゃんはこれでいいと言ったけれども、うちはねとなるかもしれないからね。やっぱりここは1軒1軒繰り返し、その状況の変化も含めて、御家庭の変化も含めて、丁寧に説明していく必要があると思います。一般質問でも強調したように、地域の人たちが喜べるまちづくりを考えていただきたいということで質問を終わります。
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○出田委員長 質疑の途中ではございますけれども、ここで一旦休憩を入れて、また再開後の質疑にさせていただきたいと思います。次の再開は13時20分にさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
暫時休憩いたします。
(12時06分休憩 13時20分再開)
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○出田委員長 再開いたします。
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○保坂委員 1点伺います。こちらのガイドラインについて御報告いただいているんですけれども、このガイドラインは将来的にここに住む人、将来的にここで事業展開をする民間事業者、そういう対象に向かっては本当に魅力的なまちづくり、将来的に入るというか参入することを考えているような、そういった企業などに対してはこの新しい町の魅力をアピールするという部分があると思うんですけれども、全市的な意味でいうと、やはり防災を強化する。市全体の防災力の強化につながる新しいまちづくりを目指しているんだというところを示すところがすごく大事かなと思っているので、1点伺うんですけれども。まちづくりルールの7番のところですね。これでいうと、PDFでいうと、21ページになのかな。防災を強化する街区の形成というところで、こちらを伺うんですけれども、これは避難スペースの確保というところだと、例えば、もちろん整備するとしている新庁舎も防災力をアップした庁舎になるし、そこに隣接したところの広場も防災広場的な位置づけになるのかなと思いますが、この図で書かれています避難スペースの確保、避難経路を想定した屋内避難スペースというのは、これはどういう考え方なんでしょうか。この緑の点線のところが何か回遊性を持たせて、このすごい広いところが避難スペースの確保になるという、そういう考え方ですか。
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○奥山深沢地域整備課担当課長 こちらの図に書いてある避難経路を想定、屋内避難スペースの考え方についてなんですけれども、まず公共的な広場というか、避難スペースの考え方、グラウンド等を整備する公共広場の考え方が示されているんですけれども、こちら3番の避難スペースの確保、各民間の街区に示されているものにつきましては、民間街区の、例えば事業者というか企業等に屋内スペース、最近、地域の避難ビルというか民間街区の方々も防災協定とかを結んで避難スペースを受け入れると、そういった取組が進んでいますので、そういった民間街区の建物につきましても、その防災力を強化する意味で屋内スペースの想定したものを確保できるような検討も行っていくという形で、今想定して書いているものでございます。
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○保坂委員 その建物の空間をフレキシブルというんでしょうかね、発災時に人を収容したり避難した人を収容したりできるようにする、そういうスペースを考えると。あと回遊動線と書かれているところについては、1個1個ではなくて、ある程度、面でここで整備する建物をそういう機能を持たせていくという考え方でよろしいんですか。
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○奥山深沢地域整備課担当課長 委員御指摘のとおりでございます。
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○池田委員 ガイドラインについて少しお伺いしたいんですが、以前、保坂委員から質問があった、前々回ぐらいにあったのかな、前、作ったガイドラインがありますよね、平成24年でしたか、平成25年でしたか。そのガイドラインとこちらのガイドラインというのは、その辺の何か整合性というか、計画自体が変わってきているので、その辺がどのように変わったのか。その辺をちょっと教えていただければと思うんですが。
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○奥山深沢地域整備課担当課長 まず、大きな基本方針というか考え方につきましては、平成16年に策定した深沢の新しいまちづくり計画、こちらの基本計画というものがございます。その大きなウェルネスの考え方は引き継いでおりまして、平成25年度にガイドラインを策定いたしまして、その後土地利用計画等検討を進めておりまして、また新たに新駅設置だとか新庁舎の整備等、新たな要素が盛り込まれてきましたので、それに合わせて改めて検討を進めさせていただいた上で、こちらのガイドラインにつきましては、令和2年度から検討を進めて、今、策定を進めているところでございます。
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○池田委員 前、作ったガイドラインは、ムービーがあったりとか、非常に目に見える、訴えるものがあったものですから非常に印象的だったんですけれども、このガイドラインの中で全体の中で確認したかったのは、例えば数値的な部分、例えば高さとか、あとは壁面後退、これはどのくらい後退するんだよとか、そういった数値的なものというのは、このガイドラインでは定めないんでしょうか。
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○奥山深沢地域整備課担当課長 委員から高さや壁面後退、数値等の考え方というものがございました。こちらにつきましては、このガイドラインの中で大きな方向性というか空間づくりのつくり方をこのまちづくりルール編で示しておりまして、数値等々は具体的な規制につながっていく要素になっていくことから、このまちづくりガイドラインをベースに地区計画、条例等々で具体的な数字を定めていく、そういうことを考えているところでございます。
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○池田委員 前回のではそういった高さとか、たしかガイドラインに載っていたものですから、今後、地区計画でより数値的な部分、より法的に定めていくんだと思うんですけれども、それはしっかり今後検討していただければと思います。
あと、もう1点、先ほどから周辺交通の話があったんですけれども、例えば市全域の交通ももちろん大事なんですけれども、実はあの辺に住んでいると、やっぱりこの中間的な身近な周辺交通というのはすごく気になるんですけれども。例えば本庁舎ができて富士塚小学校信号から、私が住む上町屋の地区に入っているんですけれども、あそこはやっぱりクランクになって、今でも結構通り抜けの車が非常に多くて。道が狭いものですから結構、例えば大型車が入ってきて途中でフェンスを壊したりとか、そういうことも現実にはあって、あるいは通学路になっていますので、子供たちもかなりそういった大きな車が往来することによって非常に影響を受けていると。そういった、今後ソフト施策になるかとは思うんですけれども、その辺のところの周辺交通、あるいは富士塚小学校の信号から寺分に入っていく狭い道があるんですけれども、あの辺も深沢中学校から抜ける道は時間で制限があって朝の通学時間帯は入れないようにはなっているんですけれども、同時にこういった周辺交通のソフト施策、これはソフト施策で足りるかどうかというのもあるんですけれども、そういうところも非常に検討していただきたいなと思うんですが、その辺について、伺います。
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○大江深沢地域整備課担当課長 今回、深沢地域整備事業区域内につきましては、今、委員より紹介のありました、富士塚小学校の前、ちょうど市役所の北東の交差点になるかと思っております。そこにつきましては、動線を交差点を改良しまして、より通行しやすいというか、円滑に通行できる交差点改良というものを行う予定にしております。また、その交差点から地区の西側につきましては、現道約6メートルから7メートルぐらいの幅員ですかね。そこを12メートル両側歩道ということで土地区画整理事業の中で整備することで歩行者の歩く環境、そういったものについてはしっかりと整備をしていきたいと思っております。今、委員より紹介のありました、その先の上町屋への車の誘導というところにつきましては、しっかり12メートル道路で車についてはシンボル道路を通しながら県道に抜ける、そういった動線の軸をつくりながら、既成の市街地につきましては、交通規制とか、そういったソフト対策も含めて、今後検討していきたいと思っております。
それと、あと一方で、地区外になりますが、深沢中学校に抜けるほうにつきましても、併せてソフト施策的なもの、なかなか道路拡幅というのは難しいかと思っておりますので、ソフト施策等を含めて、今後検討していきたいと考えております。
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○池田委員 ぜひ、その辺は検討に加えていただいて、同時に進めていただければと思います。
あと、もう1つ、やはり近隣の人からよく言われるのは景観ですよね。今、そちらは本当に平らなものですから、富士山がよく見えますし、丹沢の山系がばっと天気のいい日は見えてくると。非常に景観がいいというところで、先ほどの高さ案にも関わってくるんですけれども、ぜひ公共施設から、誰でも入れる、見れる場所から景観が眺められるような、そういったことも、先ほどの本庁舎の関係にも絡んできてしまうんですけれども、そういったこともぜひ考慮していっていただきたいなというところですが、それについていかがですか。
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○奥山深沢地域整備課担当課長 委員御指摘の景観の考え方等々についても、このまちづくりガイドラインの中で緑・景観の項目等で検討していく、進めている状況でございます。
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○永井まちづくり計画部次長 今、奥山課長から答弁させていただきましたけれども、建物の高さ、それだけではなくて、様々な周辺の景観、私、以前の仕事で周辺の緑を守るという仕事をやらせていただきましたけれども、そういう緑、あるいは今、池田委員がおっしゃったような藤沢方面というか、そちらへの景観なんていうことも意識するということでは建物の高さに限らず、視線の誘導、あるいは建物の配置というところも工夫しながら進めてまいりたいと、そのように考えてございます。
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○池田委員 結構地域の方からこの要望が多いものですから、ぜひそういったことも配慮しつつ、景観形成していっていただければなと思います。
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○大石副委員長 1点だけちょっと確認を。この31ヘクタールはほぼ、ほぼというか、25ヘクタールぐらいJRの持ち物ですけれども、工場が建っていたところを含めて、昔、鎌倉市が購入したA、B用地、Cも含めてですけど、土壌汚染対策なんかありましたよね。やっぱり汚染対策をやると、年単位で汚染対策はかかるということで工場が建っていたところ、JRの持ち物なんですけれども、土壌汚染の関係というのは調査をし、対応をしてまちづくりに臨むというような流れになっているのか、確認させていただいてよろしいですか。
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○大江深沢地域整備課担当課長 深沢地域整備事業用地につきましては、全体で約31ヘクタールございます。そのうちの約17ヘクタールがJR東日本が所有する土地になっております。この17ヘクタールにつきましては、過年度にJR東日本で土壌汚染対策法に基づいて、適切に土壌汚染対策処理を実施しているという過去の経過がございます。ですので、今後につきましては、その後の地歴というものも確認をしながら手続は進めていくかと思っておりますが、基本的には対策済みということで我々は認識をしているところでございます。
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○大石副委員長 土壌汚染法も対象となるものが、物質が年ごとに法が改正されるごとに追加されて、対象となる汚染物質なんていうのが長く平らで置いておけば置いておくほど対応しなきゃいけないものですから、その辺もしっかりやっていただいているんだったら少し安心しました。ぜひ、スムーズな進行をよろしくお願いしたいと思います。
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○松中委員 この中で一番大きいものは大型店だね、ショッピングセンター。これはどのぐらいの大きさのこと。例えばコーナンと比べたらコーナンほどじゃないとか、大体どのぐらいの大きさを予想しているんですか。僕のところなんかには情報入っているんですよ、そこのところ、いろいろね。
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○細田まちづくり計画部次長 今、松中委員からお問合せいただいたショッピングセンターについてですが、現状今、市で素案として作っている土地利用計画図上は4ヘクタールという広さはありますが、現状はそれを全てショッピングセンターにするということではなく、一つの街区で一つの用途ではなく、いろいろな用途を混ぜて町をつくっていきたいと思っておりますので、現状、具体的な大きさ等についてはまだ検討できておりません。
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○松中委員 全然決まっていないの。そうすると、大型店なんかはもう検討をしてずっときていたんだけど、それを先行的にやるというような。そうすると、これは全体的に考えていくと、商業地区というか店舗がどのぐらいの大型店が出るか分からないんだけど、じゃあ、全然見えてこないわけだね、結局。出たところ勝負でガラガラポンで出来上がった町ができるという感じになっちゃうわけだね。つまりどかんと、要するにそこのところはもうこれだけの広さのショッピングセンターだと、そういうようなあれじゃないんだね。
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○細田まちづくり計画部次長 現状では、そこに大きなショッピングセンターを持ってくるかどうかも含めて決まっている状態ではございません。
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○松中委員 まだ、そこまで行っていないんだ。実を言うと、僕の親友だったんだけど、今はちょっとあれなんだけど、辻堂のショッピングモールも全体全部を手がけて、それで今、全国でも年間売上げはかなり上のほうなんだけど、やっぱり何をもって、要するに先行的にやっていくのかなと思って。結局あそこなんかを見ても、ショッピングセンターを造るとそれに伴っていろんなものができて、マンションもできて、病院も徳洲会があるしで、総合的に病院、その一帯の中で考えている。ショッピングモール、テラスモールも駅から歩けるようにして、それで売上げも相当、全国でも高いほうなんだけど、ああ、そう、何も決まっていないのね。じゃあ、まだそんなところは考えないほうがいいよと言っておくわ。分かりました。
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○林まちづくり計画部長 こちら基盤整備をやった上で新たに参入してくださる企業等に関連しての御質問なんですが、令和元年度から企業連絡会というものを立ち上げまして、事業についての御説明をさせてきていただいております。そこで、この深沢の新しいまちづくりというものを周知していく中で、保留地処分等を含めて、JRが持っている土地はかなり大きいわけですけれども、こちらがどのようになっていくのかということは、土地利用計画案はつくってあるわけなんですけれども、今後の企業等の参入についてはこれからということでショッピングセンターについても、次長答弁のとおりという状況でございます。
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○出田委員長 ほかに御質疑はございますでしょうか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
本報告について、了承と確認してよろしいでしょうか。
(「聞きおく」の声あり)
こちらにつきましては、聞きおくということで確認をいたしました。
職員入退室のため、暫時休憩いたします。
(13時41分休憩 13時43分再開)
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○出田委員長 それでは、再開いたします。
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○出田委員長 日程第2報告事項(3)「大船駅東口自転車等駐車場について」を議題といたします。
原局から報告をお願いいたします。
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○久保まちづくり計画部次長 日程第2報告事項(3)大船駅東口自転車等駐車場について報告いたします。
資料1を御覧ください。
大船駅東口自転車等駐車場は、大船駅笠間口の東側に位置し、鎌倉市と横浜市との市境を流れる砂押川上に設置した都市計画駐車場です。
当該駐車場は、昭和54年に両市で協定を締結し、整備費用について建設省都市局所管の国庫補助を受けた上、両市で費用を負担し設置したものです。整備後の昭和55年に両市で締結した維持管理協定に基づき、鎌倉市が管理運営を行っていました。現在は、公益財団法人自転車駐車場整備センターが、本市と平成元年11月に締結した「自転車駐車場の建設及び管理運営に関する協定」に基づき、当該駐車場の管理運営を行っております。
資料2を御覧ください。
当該駐車場は、整備から40年以上が経過し老朽化が著しいことから、現状を把握するため、令和元年度に公益財団法人神奈川県都市整備技術センターによる点検を実施しました。
その結果、健全性の評価として、構造物の機能が健全なレベル?、予防保全段階のレベル?、早期措置段階のレベル?、及び緊急措置段階のレベル?の4段階のうち、写真から分かるように、橋脚部に著しい腐食が見られることから、レベル?に該当いたしまして、早期5年以内に措置を講ずべき状態との判定を受けました。
このことを受け、令和2年度には、整備費を負担し合った横浜市に当該駐車場の点検結果について情報共有を行うとともに、当該駐車場部における河川断面の調査等を実施しました。調査結果は、河川上空に所定の余裕高は確保されていないものの、流下能力には問題ないとのことでした。
本市では、これらの課題について早期に抜本的な措置を講じることが困難であることから、利用者の安全確保と財産を守ることを第一に考え、当該駐車場を管理運営している公益財団法人自転車駐車場整備センターと当該駐車場の利用一時停止に向けた協議を行っています。
なお、利用一時停止に当たっては、当該駐車場の利用者を暫定第1、暫定第2、暫定第3、暫定第4の駐車場に収容できるよう調整し、利用者の方々に御不便をおかけすることがないよう配慮してまいります。
今後も引き続き、関係機関との協議を進め、利用者の安全確保に努めてまいります。
以上で、報告を終わります。
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○出田委員長 ただいまの報告に御質疑はございますでしょうか。
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○森委員 この当該駐輪場の、まず収容台数。通常どれぐらいの台数が収容されているのか、教えてください。
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○久保まちづくり計画部次長 収容可能台数ですが、自転車約440台、バイク140台程度です。合計で約580台でございます。
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○森委員 そうしたら、常にこの580台があるわけじゃないと思うんですが、これをこの暫定の各駐車場に振り分けると思うんですが、受入れは十分な枠は見込めているんでしょうか。
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○久保まちづくり計画部次長 今、整備センターと駐輪場の調整はしておりまして、当該駐車場から比較的近い暫定第2、暫定第3にて、まず定期利用者の方をそちらに誘導できるように調整は行っております。まだ、結論は出ていませんが、調整中でございます。
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○森委員 ちなみにこの利用一時停止は、いつからどれぐらいの期間を見込まれているんでしょうか。
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○久保まちづくり計画部次長 まだ時期については未定でございます。ですが、定期利用者もいることですから、約9か月前から停止についてのお知らせをするとともに、周知を図っていきたいと考えております。
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○森委員 では、もういきなり年度内からとか、そういうわけじゃなくて、ある程度の期間があるのでその間に周知はできるという、そういうことでよろしいですね。分かりました。この改修の費用について、伺いたいんですが、最初造ったときに横浜市と費用負担し合ってということですが、今後の改修の工事もそのような形になるんでしょうか。
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○久保まちづくり計画部次長 改修費用については、今後まだ調査も含めて実施してございませんので、今後の調整になるかと思います。
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○森委員 その費用負担、鎌倉単独じゃなくて横浜とという、その辺はあらかじめ横浜市と話合いできているんでしょうか。
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○久保まちづくり計画部次長 その点については、横浜市と現在調整中でございます。
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○出田委員長 ほかに御質疑、ございますか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
本報告について、了承と確認してよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
了承と確認いたしました。
職員入退室のため、暫時休憩いたします。
(13時52分休憩 13時53分再開)
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○出田委員長 再開します。
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○出田委員長 日程第3「議案第34号鎌倉市手数料条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
原局から説明をお願いします。
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○須山建築指導課担当課長 日程第3議案第34号鎌倉市手数料条例の一部を改正する条例の制定について、説明いたします。
議案集(その1)、36ページから39ページを御覧ください。
参考に新旧対照表を用意いたしましたので御参照ください。
令和3年5月28日付で、長期優良住宅の普及の促進に関する法律の一部の改正により、建築行為を伴わない既存住宅を対象とした制度が新設されたことに伴い、当該制度に係る審査手数料の徴収に関する事項の追加の必要が生じたことから、鎌倉市手数料条例の一部を改正しようとするものです。
具体的には、現行の長期優良住宅の認定対象は、新築や増築等の建築行為を前提としていましたが、今回の法改正により、建築行為を伴わない既存住宅を認定対象とする制度が創設されたため、手数料を追加するものです。
あわせて、引用条項の変更等が生じたため、所要の措置を講じます。
なお、手数料の算定に当たっては、県内13特定行政庁で統一を図っています。
施行期日は、公布の日からとします。
以上で説明を終わります。
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○出田委員長 ただいまの説明に御質疑はございますでしょうか。
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○保坂委員 長期優良住宅ということで、本当に長い年月にわたって住み続けられる住宅が増えていく。そういう施策というのは非常に重要だなと思っているところなんですけれども。それが広がるようにということでの条例改正なのかなと思っていますけれども。これは長期優良住宅というのは、例えば大手のハウスメーカーの規格品のような戸建てだと該当するんでしょうか。
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○須山建築指導課担当課長 大手の住宅メーカー等が対象になるかという話でしたけれども、大手の住宅メーカーも対象になると認識しております。
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○保坂委員 ちょっとネットの情報とかを調べると、この長期優良住宅はバリアフリー性とか可変性とか耐震性、省エネルギー性とか、もちろん面積もそうですけれども、いろいろ書いてあるんですけれども、こういった細かい要件をほぼクリアしないと認定されないということなんですが、バリアフリー性とかいうと、木造住宅でバリアフリー性とかというのもなかなか難しいんじゃないかなとかも思うんですけれども、必ずしも全ての項目が合致しなくてもいいというようなことなんでしょうか。
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○須山建築指導課担当課長 認定する場合の基準というのが今、委員がおっしゃっていただいたようにあります。それは構造躯体の劣化対策ですとか耐震性ですとか可変性ですとか、今おっしゃっていただいた高齢者の対策ですとかとあるんですけれども、今、委員おっしゃっていただいたバリアフリーに関しましては、これは共同住宅が対象になるものですから、戸建ての住宅は対象としておりません。
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○保坂委員 こちらについては、認定されるとそれで終わりというのではなくて、いろいろな税制上のメリットだったりローンに関するメリットとか、いろいろあるという、もちろん流通のときもですけれども、家が完成してからも、その後の点検とかをして必要な修繕や改良もして、その記録を作成、保存などして、要するに認定されて終わりではなくて、メリットもある代わりに、それ以降も必要に応じてやらなければいけないようなこともあると書かれているんですけれども、これは新築ではなくて、今回条例で新たに対象になる既存の住宅についても、認定後は同様に修繕とか改良をした場合はその記録を作成、保存しておくとか、いろいろなことが課せられるんでしょうか。
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○須山建築指導課担当課長 既存の住宅につきましても、認定後30年の維持保全の期間は点検しなくてはいけないというのはございます。
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○保坂委員 最後になりますけれども、やはりこういった長期優良住宅が増えるという方向で本当に日本の住宅事情が進んでいくのはすごくいいなと思うんですけれども、ネックになるとすると、やはりこれ認定されることによって、例えば新築の場合とかは建築費が少し、1.5倍はならないとは思いますけれども、かかるという辺りがなかなか広がりにくいというんでしょうかね。課題としてどういうことを捉えていらっしゃるかをお聞かせいただければと思います。
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○須山建築指導課担当課長 長期優良住宅のデメリットといいますか、こういったことが問題になるという内容は、一つには今、先ほど委員がおっしゃっていただいた建設コストが増えると、大体1.2倍から1.3倍と言われております。あと、申請のための時間がかかるとか、先ほども委員おっしゃっていただいたような定期的な点検が必要になるといったところがデメリットかなとは思っております。
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○森委員 今回の改正で、増改築を伴わない既存の建物でも申請できるというところですが、そもそも対象になる建物はあるんですか。
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○須山建築指導課担当課長 具体的には既存住宅を認定する際も基準というのがございます。ただ、その基準に沿ったものというのはあると考えておりますので、それは対象になるものはあるかなと考えております。
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○出田委員長 ほかに御質疑はございませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
次に、委員間討議の実施について御協議願います。委員間討議については、いかがでしょうか。
(「なし」の声あり)
委員間討議の御発議はございませんので、なしということで委員間討議を実施しないことを確認いたしました。
御意見はございませんでしょうか。
(「なし」の声あり)
意見を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第34号鎌倉市手数料条例の一部を改正する条例の制定について、原案に御賛成の方の挙手を求めます
(総 員 挙 手)
総員挙手により、議案第34号は原案のとおり可決されました。
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○出田委員長 日程第4報告事項(1)「令和4年(行ウ)第41号物置に対する措置命令取消等請求事件(佐助一丁目)について」を議題といたします。原局から報告をお願いいたします。
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○杉浦都市景観部次長 日程第4報告事項(1)令和4年(行ウ)第41号物置に対する措置命令取消等請求事件について報告いたします。
本訴訟については、内容が開発審査課、建築指導課及び都市景観課に関わりますが、開発審査課から一括して説明いたします。また、資料として関係する法令の抜粋を用意いたしましたので御参照ください。
本件は、令和4年7月6日付で鎌倉市を被告として、横浜地方裁判所に訴訟を提起され、併せて同日付で執行停止の申立てを受けたもので、原告は佐助一丁目に居住する個人です。
訴状の趣旨は「被告鎌倉市が原告に対し、令和4年3月28日付で行った、都市計画法第81条第1項に基づく措置命令及び同じく同日付で行った鎌倉市風致地区条例第13条第1項第1号に基づく措置命令を取り消すこと」「原告は、鎌倉市風致地区条例第4条第1項に基づく許可申請をしていないが、被告は、原告が主張する内容に対し同条例によりこれを許可すること」「訴訟費用は被告の負担とすること」などであり、市はこれに応訴しているものです。
本件訴訟にある措置命令は、原告自宅敷地の西側に位置する、原告が所有する市街化調整区域、第2種風致地区、歴史的風土保存区域の山林において、床面積10平米を超える約16平米の建築物(物置)を原告が建築したことに対するものであり、当該建築行為が、都市計画法においては、土地区画・質の変更を伴うにもかかわらず、同法29条第1項による開発行為許可申請がなされていないこと、また、同法第34条に規定する市街化調整区域の立地要件にいずれも該当しないこと、鎌倉市風致地区条例においては、当該建築行為が、同条例第4条第1項第1号の許可が必要であるにもかかわらず風致地区内行為許可申請がなされていないこと、また、隣地建築物との敷地境界線からの離隔、いわゆる壁面後退距離が、同条例第10条第1項第1号ウ(ウ)に規定する1メートル以上を満たしていないことをそれぞれ確認したことから、当該建築行為については、同法、同条例の手続及び実態違反であるものとして、当該違反を現地などにおいて確認した令和元年5月以降、原告に対し再三にわたり是正指導を行いましたが、原告はこれに対し一貫して争う姿勢を崩さないことから、同法第81条第1項及び同条例第13条第1項第1号の規定に基づく措置命令を令和4年3月28日付で発令するに至ったものです。
現在、口頭弁論期日について横浜地方裁判所からの連絡待ちの状況ですが、本市としては、原告請求の棄却を求め、顧問弁護士と相談しながら適切に対応していきます。
なお、執行停止の申立てについては令和4年8月10日付で横浜地方裁判所から「本件各申立てをいずれも却下する」との決定が既に下されています。
以上で、報告を終わります。
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○出田委員長 ただいまの報告に御質疑はございますでしょうか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
本件報告については、了承と確認してよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
了承と確認いたしました。
職員の入退室及び休憩のため10分間休憩をいたします。再開時間は14時20分といたします。
暫時休憩いたします。
(14時10分休憩 14時18分再開)
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○出田委員長 再開いたします。
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○出田委員長 日程第5「議案第18号市道路線の廃止について」を議題といたします。原局から説明をお願いいたします。
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○道水路調査課長 日程第5議案第18号市道路線の廃止について、その内容を説明いたします。
議案集(その1)、5ページを御覧ください。
枝番1、図面番号2の路線は、笛田五丁目1994番1地先から笛田五丁目1994番1地先の終点に至る幅員1.65メートルから3.26メートル、延長22.65メートルの道路敷です。
6ページの案内図を御覧ください。
当該地は、八雲神社前の交差点の南側に位置します。
7ページの公図写しを御覧ください。
太線で囲んだ部分が、当該路線の位置になります。
参考図を御覧ください。
太線で囲んだ部分が、当該路線の道路区域になります。この路線は、現在、一般交通の用に供していないため、道路法の規定に基づき廃止しようとするものです。
5ページを御覧ください。
枝番2、図面番号3の路線は、笛田五丁目2003番11地先から笛田五丁目1985番7地先に至る幅員1.52メートルから3.62メートル、延長277.44メートルの道路敷です。
8ページの案内図を御覧ください。
当該地は、八雲神社前の交差点の南側に位置します。
9ページの公図写しを御覧ください。
太線で囲んだ部分が、当該路線の位置になります。
参考図を御覧ください。2枚に分割しています。2枚目の参考図につきましては、横向きに見ていただきますと、1枚目と方位が合う形になっております。
太線で囲んだ部分が、当該路線の道路区域になります。
この路線は、現在、一部、一般交通の用に供していないため、道路法の規定に基づき廃止しようとするものです。
なお、このうち一般交通の用に供している部分については、議案第19号枝番3により道路法の規定に基づき再認定しようとするものです。
以上で説明を終わります。
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○出田委員長 ただいまの説明に御質疑はございますでしょうか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
次に、委員間討議の実施について御協議願います。
(「なし」の声あり)
なしと確認をいたしました。
御意見はございませんでしょうか。
(「なし」の声あり)
意見を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第18号市道路線の廃止について、原案に御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員挙手により、議案第18号は原案のとおり可決されました。
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○出田委員長 日程第6「議案第19号市道路線の認定について」を議題といたします。原局から説明をお願いいたします。
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○道水路調査課長 日程第6議案第19号市道路線の認定について、その内容を説明いたします。
議案集(その1)、10ページを御覧ください。
枝番1、2は同一場所となっています。
枝番1、図面番号3の路線は、城廻字清水小路802番17地先から城廻字清水小路802番11地先に至る幅員5メートルから9.65メートル、延長62.71メートルの道路敷です。
11ページの案内図を御覧ください。
当該地は、藤沢市との市境に近い、島ノ神の交差点の南側に位置します。
12ページの公図写しを御覧ください。
太線で囲んだ部分のうち、東南側の区域が当該路線の位置になります。
参考図を御覧ください。
太線で囲んだ部分のうち、東南側の区域が当該路線の道路区域になります。
この路線は、都市計画法に基づく開発行為に伴い築造された道路であり、一般交通の用に供するため、道路法の規定に基づき認定しようとするものです。
10ページを御覧ください。
枝番2、図面番号3の路線は、城廻字清水小路802番8地先から城廻字清水小路802番1地先に至る幅員5メートルから7.14メートル、延長28.34メートルの道路敷です。
11ページの案内図を御覧ください。
当該地は、枝番1と同一場所です。
12ページの公図写しを御覧ください。
太線で囲んだ部分のうち、北西側の区域が当該路線の位置になります。
参考図を御覧ください。
太線で囲んだ部分のうち、北西部分の区域が当該路線の道路区域になります。
この路線は、都市計画法に基づく開発行為に伴い築造された道路であり、一般交通の用に供するため、道路法の規定に基づき認定しようとするものです。
なお、枝番1、2ともに同一開発事業により築造された道路であり、道路形状が2方向に延長しているため、路線も2路線としています。
10ページを御覧ください。
枝番3、図面番号4の路線は、笛田五丁目2003番11地先から笛田五丁目1993番2地先に至る幅員1.52メートルから3.62メートル、延長64.01メートルの道路敷です。
13ページの案内図を御覧ください。
当該地は、八雲神社交差点の南側に位置します。
14ページの公図写しを御覧ください。
太線で囲んだ部分が、当該路線の位置になります。
参考図を御覧ください。
太線で囲んだ部分が、当該路線の道路区域になります。
この路線は、議案第18号枝番2で廃止しようとする路線のうち、現在、一般交通の用に供している区域を、道路法の規定に基づき認定しようとするものです。
10ページを御覧ください。
枝番4、図面番号5の路線は、岩瀬字下土腐1158番34地先から岩瀬字下土腐1158番26地先に至る幅員5メートルから8.21メートル、延長23.6メートルの道路敷です。
15ページの案内図を御覧ください。当該地は、鎌倉女子大学総合グラウンドの西南側に位置します。
16ページの公図写しを御覧ください。
太線で囲んだ部分が、当該路線の位置になります。
参考図を御覧ください。
太線で囲んだ部分が、当該路線の道路区域になります。
この路線は、都市計画法に基づく開発行為に伴い築造された道路であり、一般交通の用に供するため、道路法の規定に基づき認定しようとするものです。
以上で説明を終わります。
引き続き、認定路線の現況について映像を御覧ください。お手元の参考図も御覧ください。
(映像による現況説明)
以上で映像による現況説明を終わります。
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○出田委員長 ただいまの説明に御質疑はございますでしょうか。
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○森委員 廃止して認定した笛田のところなんですけど、境目のところに柵をしたり、そういう何か通れなくするとか、そういうことはするんでしょうか。
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○道水路調査課長 それほど人が通るところではありませんので、今のところは現状のままと考えております。
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○出田委員長 ほかに御質疑はございませんでしょうか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
次に、委員間討議の実施について御協議願います。
(「なし」の声あり)
委員間討議の御発議はございませんので、委員間討議を実施しないことを確認いたしました。
御意見はございませんでしょうか。
(「なし」の声あり)
意見を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第19号市道路線の認定について、原案に御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員挙手により、議案第19号は原案のとおり可決されました。
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○出田委員長 日程第7「議案第37号令和4年度鎌倉市一般会計補正予算第4号のうち都市整備部所管部分」を議題といたします。
原局からの説明をお願いいたします。
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○保住都市整備部次長 日程第7議案第37号令和4年度鎌倉市一般会計補正予算第4号のうち、都市整備部所管部分について説明いたします。
議案集(その1)、44ページを御覧ください。
第1条、歳入歳出予算の補正につきましては、「令和4年度鎌倉市補正予算に関する説明書」に基づき説明いたします。
第30款農林水産業費、第5項農業水産業費、第15目農業水産業振興費、農業振興運営事業は2100万円の増額で、肥料等の価格高騰の影響を受けている農業者への補助に要する経費を、水産業振興運営事業は1000万円の増額で、燃料の価格高騰の影響を受けている漁業者への補助に要する経費をそれぞれ追加しようとするものです。
以上で説明を終わります。
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○出田委員長 ただいまの説明に御質疑はございますでしょうか。
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○森委員 さっきもタクシーとかバス業者の方への補助なんかもありましたけれども、あれは1台につき幾らというような、そういう支払い方だったんですが、こちらの算出の根拠と農家の方や漁師の方にどういう振り分けというか、支払い方をするのか、その辺をちょっと教えてください。
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○太田(朋)農水課担当課長 金額の算出根拠ですが、まず農業者と漁業者に分けて御説明させていただきます。農業者につきましては、農業形態、要は、お花だけやっている方、ハウスをメインでやっている方、露地がメインでハウスをやっている方、ハウスがメインで露地をやっている方、また露地だけのような代表的な農家をピックアップし、過去1年通して使用した肥料、資材及び燃料の高騰前と高騰後の差額を算出しまして、そこに経営体別の人数を乗じたということになります。
また、漁業につきましては、軽油、ガソリン及び灯油の旧単価と新単価の差額20円に各組合の主要漁業者の年間の燃油費用と各組合でそれぞれの油種に対応する漁船に応じた漁船数を乗じて算出をさせていただきました。
また、支払方法ですが、農業の場合は今現在JAに農業振興補助金、各漁業組合には水産業振興補助金を支出していますので、そこの部分の要綱を改正させていただいて、それに準じて払っていこうという考えでおります。
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○森委員 では、この予算を決めたのは、それぞれ農業、漁業と去年と比べて積み上がったというか、かかった経費の分を積み上げると、それぞれさっきの2100万円、1000万円というのは、そういうことの理解でよろしいんですか。
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○農水課担当課長 はい、そのとおりです。
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○出田委員長 ほかに御質疑はございませんでしょうか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
総務常任委員会への送付意見は、皆様ございますでしょうか。
(「なし」の声あり)
総務常任委員会への送付意見なしを確認をいたしました。
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○出田委員長 日程第8報告事項(1)「鎌倉地域の漁業支援施設整備について」を議題といたします。原局から報告をお願いいたします。
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○太田(朋)農水課担当課長 日程第8報告事項(1)鎌倉地域の漁業支援施設整備について報告します。
鎌倉地域の漁業支援施設整備については、令和3年6月の建設常任委員会にて報告しましたが、本日は、その後の進捗状況について報告します。
坂ノ下から材木座地区の鎌倉地域において操業する漁業者は、新鮮な魚介類を市民に安定的に供給するだけではなく、子供たちの体験学習や教育の場、伝統文化の継承、自然環境の保全など多面的な活動を行っています。
そのような漁業者ですが、漁港施設がないことから、長年、砂浜に仮設の漁具倉庫を建て、漁具の保管や網の修理などを行っており、人力で砂浜から漁船を出し入れするという厳しい就労環境の下で、日々の漁業活動を営んでいます。また、台風等に伴う高波浪により砂浜にある漁船や漁具倉庫が破損・流失する被害が度々発生しています。
そこで、漁業者の就労環境の改善を図り、鎌倉地域の水産業を安全かつ安定的に継続していくため、第3次鎌倉市総合計画第4期基本計画の重点事業に位置づけ、漁業支援施設として船揚場や漁具倉庫等の整備に向けた取組を進めています。
前回の報告以降、施設整備実現に向け、海岸管理者である神奈川県の関係部署と、漁港区域と呼ばれる施設保全上、必要な区域の境界線や、その区域内に位置することとなる既存施設の取扱いなどの事務的、実務的な事前協議を行い、その結果を踏まえ、漁港漁場整備法第6条第9項に基づき、海岸管理者との法定協議を開始しています。
資料に示した黄色点線内が市の考えている漁港区域であり、この区域は整備予定の施設と、維持管理に必要な区域を含んだ最小限のものとなっています。
海岸管理者との法定協議が調った後には、関係地方公共団体としての神奈川県へ法定の意見聴取を行った上で、漁港区域指定の告示を行う流れとなっており、令和4年度内の告示を目指しています。
その後、令和5年度以降に、施設に関する調査・設計を行い、現場着工へと着実に進めてまいります。
なお、漁港区域指定に関して、法手続上の名称として「鎌倉漁港」の名称として手続を進めますが、この施設整備に関するプロジェクトであるミヅキカマクラプロジェクト上の名称としては、引き続き「漁業支援施設」として取り扱っていきたいと考えております。
以上で報告を終わります。
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○出田委員長 ただいまの報告に御質疑はございますでしょうか。
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○森委員 今回、この黄色の線のところが漁港区域ということで決めるということですけど、この区域を定めるということは、例えば今後漁港ができたときに、この黄色い線の中にサーファーの人が入っちゃいけないとか、そういうようなことになるということなんですか。
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○太田(朋)農水課担当課長 漁業に支障がないように入っていただく分には特段問題ないと思いますけれども、漁船が出入りするような場所については、サーファーのことは厳しいかなと思っております。
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○森委員 今後、漁港の実現化に向けてどんどん検討が進んでいくと思うんですが、今現在、漁業協同組合との話合いとか、あと近隣の住民の方への周知というのはどのようになっているんでしょう。
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○太田(朋)農水課担当課長 まず、漁業協同組合との話は必要に応じて随時行っており、御理解もいただいているようなところでございます。また、近隣の方につきましては、令和3年2月に地元説明会を実施しており、その中では、計画自体を見直すような反対意見は出ていないものの、ただ景観や自然環境を懸念する声やもっと周知、広報をしてほしいというような意見もありました。市では、公式noteにおけるミズキカマクラプロジェクトの広報を通じ、整備に関して広く周知や理解促進を図っているところではありますが、個別の団体に関しては、並行して適宜調整を行っていこうと考えております。
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○森委員 平成23年頃までは漁港対策協議会というのが開かれていて、いろいろな検討が進んでいたように思うんですけど、今後、今回の区域指定をする以降、そういう協議会を立ち上げて具体的に検討が進んでいくという、そういう計画はあるんでしょうか。
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○太田(朋)農水課担当課長 特段、現時点では漁港対策協議会を立ち上げて行うということは考えておりませんが、現在、市の計画で定めている水産業振興計画もありますので、その中で適宜御報告をさせていただいていこうという考えではおります。
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○森委員 漁業協同組合の悲願でもある、この漁港の建設というのを進めるに当たって、周辺住民の方の理解とか、よりよいものを造るという意味でも、そういう話合いの場というのをもっと密にやっていったほうがいいんじゃないかなと思うんですけど、それについてはいかがでしょう。
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○太田(朋)農水課担当課長 先ほども御答弁させていただきましたが、近隣の住民の方、当然マリンスポーツを行っている方、環境を気にされている方がいらっしゃいますので、なるべくタイミングを見ながら接触して御理解いただいていこうとは思っております。
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○松中委員 この区域からちょっと由比ケ浜寄りというか、坂ノ下が非常に砂が削られて、養浜対策というのは、これはそっちでやるの。これは公園なの、こっちの先は。
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○太田(朋)農水課担当課長 漁港区域をかけた部分、要は黄色い点線の範囲内については鎌倉市の管理下になりますので、そこの養浜対策等は必要に応じてやっていこうと考えております。ですから、黄色い線から外と言ったら変ですけど、由比ケ浜寄りについては、引き続き県管理のままです。
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○松中委員 ここのところはすごい石ころがごろごろして、もう砂が大分取られちゃっているんだよね。それは漁業関係じゃなくて、どこがやるんだろうね、そうすると。
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○太田(朋)農水課担当課長 先ほどお話しさせていただいた漁港区域からはみ出たというか、外の……。
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○松中委員 稲瀬川に。
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○太田(朋)農水課担当課長 はい。稲瀬川につきましては、神奈川県のなぎさ港湾課というところが県管理で行っております。ただ、一連の砂浜ということもありますので、農水課、鎌倉市が漁港管理者になりますので、県と連携してやっていこうと思ってはおります。
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○松中委員 いや、これは大分削られるというか、ここのところ、稲村もひどいんだけど、ここのところ、ちょっとひどいね。それを考えてよね、前から言っているんだけどね、よろしく。
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○保坂委員 こちらなんですけれども、この漁業施設ができたときに、利用する鎌倉の漁業協同組合の所属の漁業者というのは何人くらいいるんですか。
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○太田(朋)農水課担当課長 現在43名いらっしゃいます。
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○保坂委員 実際、組合員で操業されている人というのはどれくらいですか。
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○太田(朋)農水課担当課長 先ほど答弁させていただいた43名ですが、正組合員と呼ばれる、日常、日々海に出て漁をしている組合員が26名、プラス準組合員、その日数まであまり漁業に出ていないと、上がってから一緒に作業をするという方もいらっしゃいますので、それが17名いらっしゃいます。
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○保坂委員 もしかしたら全然関係ないのかもしれませんが、水産多面的機能発揮対策事業で藻場の保全をやるんだという説明を前に伺って、その水産多面的機能のこちらの事業というのはもっとずっと、この場所じゃなくて由比ケ浜寄りなんでしょうか。場所が位置関係的に近いのかどうかというのを伺いたいんですけれども。
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○太田(朋)農水課担当課長 場所といたしましては、この漁港区域より由比ケ浜寄りにずれたところです。引き続き、水産多面の事業は漁業協同組合を中心に実施していく予定です。
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○保坂委員 それは影響がないということで確認をいたしました。
あと1点、今年3月の予算特別委員会のときに区域内に県所管の施設があるので引き続き県と協議するという答弁があったと思うんですけれども、こちらはどうなっていますか。
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○太田(朋)農水課担当課長 今、委員からお話がありました、県所管の区域というのについては、資料を御覧ください。資料の上のほうにある青い枠で組まれて、井桁が囲まれたところが既設の斜路です。プラス区域のアからイの間のところに長四角がありますが、こちらが突堤と呼ばれる135メートル程度の県所管のものです。あと、もう一つに最後にありますのが、アイウエオカキクケコまで点線で結んでおります、波から背後地を守る護岸、この3点が県所管の施設でございます。
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○保坂委員 それについては、この施設整備に向けていろいろな支障がないようにということで県と協議を進めているということでよろしいんですか。
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○太田(朋)農水課担当課長 このたび鎌倉市が漁港区域をこの範囲内で指定しますので、その区域の中の、先ほどお話しさせていただいた既設の斜路、護岸、突堤につきましては、県から鎌倉市に所管替えをして、市の管理の下でしていくということになります。
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○保坂委員 確認いたしました。
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○松中委員 さっき言った漁業協同組合は、これ材木座も入っていますか。
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○太田(朋)農水課担当課長 今、委員から御質問がありました漁業協同組合につきましては、今、坂ノ下で実施されている漁業者、プラス材木座方面の漁業者も全部入っております。
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○池田委員 すみません、1点だけ教えていただきたいんですが。ようやくかなり本格的に進み始めたなという感じがあるんですけれども、令和4年度内に告示をして、令和5年度から調査設計ということで、先ほどお話がありましたけれども、大体のこの先のスケジュール感というのはどのくらいを目指しているのか、最終的に開港するまでですね、教えていただければと思います。
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○太田(朋)農水課担当課長 先ほど説明させていただいたとおり、令和5年度に調査測量等を行いまして、おおむね令和8年度ぐらいから工事着手、13年度には完成というスケジュール感で今進めているところでございます。
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○出田委員長 ほかに御質疑はございますでしょうか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
本報告については、了承と確認してよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
了承と確認いたしました。
ここで職員入退室のため休憩をいたします。
(14時57分休憩 15時08分再開)
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○出田委員長 再開します。
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○出田委員長 日程第8報告事項(2)「令和3年(行ウ)第30号道路法71条1項1号に基づく除却命令の義務付け請求事件について」を議題といたします。原局から報告をお願いいたします。
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○道水路管理課長 日程第8報告事項(2)令和3年(行ウ)第30号道路法71条1項1号に基づく除却命令の義務付け請求事件について、報告いたします。
令和3年(行ウ)第30号道路法71条1項1号に基づく除却命令の義務付け請求事件は、令和3年(2021年)4月13日付で、横浜地方裁判所に提訴されたもので、被告は鎌倉市です。
当該訴訟について、令和4年(2022年)6月15日付で、横浜地方裁判所から判決が言い渡されたことから、報告するものです。
まず、令和4年(2022年)6月15日付の判決主文は、「本件訴えを却下する。訴訟費用は原告の負担とする。」であり、結論として、原告の訴えは不適法であることから、これを却下することとし、主文のとおり判決するというものであり、本市が全面的に勝訴したものです。
改めて、本件訴訟の請求の趣旨及び経過を説明いたします。
訴状の請求の趣旨は、鎌倉市が道路法第71条第1項第1号に基づき、道路上に存在する山門、石碑及び竹木等について、期間を決めて除却に必要な行為をすべき旨を命じること及び訴訟費用は被告の負担とすることを求めるものでした。
令和3年(2021年)6月14日に第1回口頭弁論が行われ、その後、書面準備手続等、4回の裁判手続を経て、令和4年(2022年)3月23日に第2回口頭弁論が行われ結審し、令和4年(2022年)6月15日に判決が言い渡されました。
その後、横浜地方裁判所に問い合わせたところ、令和4年(2022年)6月28日付で原告から控訴が提起されたことが分かりました。
なお、現時点では、東京高等裁判所から控訴状が市宛てに届いていないことから、控訴の趣旨等の詳細については不明であり、今後の訴訟日程も未定です。
今後は、状況に応じて、当委員会に報告いたします。
以上で報告を終わります。
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○出田委員長 ただいまの報告に御質疑ございますでしょうか。
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○松中委員 これは、九品寺の入り口だよね。
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○道水路管理課長 そうです。
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○松中委員 ああいうケースというのは裁判になったからあれなんだけど、鎌倉の場合、やり出したら切りがないんじゃないかな。例えば、鎌倉警察署の前にある石の鳥居、あれは、所有権者は八幡宮だよね。だけど、あの道路はどこのものなの、境内なのかね、あそこだけ。
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○道水路管理課長 八幡宮の鳥居ということですが、設置場所については神奈川県の道路の上になります。
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○松中委員 許可を取っていれば建てられる。あるいは、もともと建っていたわけでしょう。
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○道水路管理課長 非常にここの部分が難しい部分でありまして、今回の裁判においては、棄却ではなくて却下ということで、もう審理に至っていないという状況なので、今回の裁判ではどういった考えかというのはお示しいただいてはいないんですけれども、基本的には道路法というのができたのが、一番最初は大正だったと思うんですけど、大正9年ですね。その後、昭和の時代に新法ができているんですけれども、結局、文化的、歴史的なものがその法律ができる前から建っているものについては、申請が出れば認めていくというような形にはなるかと思います。
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○松中委員 いや、だからね、そういうケースはあるので、我々は見て、一体これはどういうことになるのかなと。あと、妙法寺だって、あれ道路は公道だよね。
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○道水路管理課長 今、妙法寺ということで出たんですけれども、こちらについては申請許可が出ておりまして、占用許可をしております。
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○松中委員 そうだよね、境内に入っていく道路は、公道に移管されたんだよね。だから、それはかつていろいろ議論のある第一中学校の通学路も、あれは数年前に鎌倉市に移管されたんだよね。だから、そういうケースがたくさんあるし、僕も杉本寺のあの参道、あの際のところも第二小学校に通学するとき、山から水が出るというので、水を、水路を導水管を造って下に落としてくれたんだけど、そのとき、あれは杉本寺とその隣の屋敷と査定が終わっていないので、ちょっとずっとこうなるというので相手もびびったんだけど、工事さえやらせてくれればいいと言ったんだけど、そういうケースは、鎌倉はすごいあるよな。そうしたら、どうしたらいいんだ。裁判にならないと結論が出ないといったって、却下してしまうんでしょう、歴史的にね。
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○道水路管理課長 非常に難しい内容ではありますので、その個別で判断していくという形にはなるかと思います。
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○松中委員 ただ、いろんな文句を書かれちゃうとね、気になるよね。難しい。御苦労さまです。
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○出田委員長 ほかに御質疑ございませんでしょうか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
本報告について、了承と確認してよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
了承と確認いたしました。
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○出田委員長 日程第8報告事項(3)「北鎌倉隧道安全対策について」を議題といたします。原局から報告をお願いします。
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○道路課長 日程第8報告事項(3)北鎌倉隧道安全対策について報告いたします。
本日は、「安全対策工法の現在の取り組み状況」の令和4年6月定例会の本委員会後の状況について、及び鎌倉市長を被控訴人とする「令和4年(行コ)第136号損害賠償(住民訴訟)請求控訴事件」の2点について報告いたします。
まず、「安全対策工法の現在の取り組み状況」についてですが、鎌倉側の私有地を所有されている関係地権者と「車両の通行について」一定の整理ができたことから、継続的に関係地権者と調整を行っており、承諾を得られるよう関係地権者への対応を丁寧に行い、御理解いただけるよう努めてまいります。
次に、市長を被控訴人とした「令和4年(行コ)第136号損害賠償(住民訴訟)請求控訴事件」についてですが、本件は、「令和2年(行ウ)第23号損害賠償請求事件(住民訴訟)」について、「原告一方の訴えをいずれも却下する。原告もう一方の請求を一部却下し、その余の請求を棄却する。訴訟費用は原告らの負担とする。」との判決が令和4年4月20日に横浜地方裁判所であったことを原告らが不服とし、令和4年4月26日付で市長を被控訴人として東京高等裁判所に控訴を提起され、令和4年10月5日に第1回口頭弁論が行われる予定です。
今後の裁判の状況については、適宜本委員会に報告いたします。
以上で報告を終わります。
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○出田委員長 ただいまの報告に御質疑はございますでしょうか。
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○武野委員 今の報告によりますと、鎌倉側の地権者で整理ができた。過去にも常任委員会で、第1回の地権者意見交換会、課題として、お寺さんから出された鎌倉側の通行について整理をしてくれというのが出されたと。それについて、今回は鎌倉側の地権者と協議が調ったという報告ですね。だから、あと残るのはお寺さんだけだということでよろしいですね。
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○道路課長 現在、関係地権者等の方と調整をさせていただいている状況でございます。
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○武野委員 だから、その鎌倉側とは調整が整ったということなんで、残るはお寺さんだけだと理解していますけど、よろしいですよね。返事しなくていいです、そうだと思うから。
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○道路課長 全ての関係地権者の方々と今現在調整している段階でございます。
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○出田委員長 ほかに御質疑はございますでしょうか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
本報告については、了承と確認してよろしいでしょうか
(「はい」の声あり)
了承と確認いたしました。
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○出田委員長 続きまして、日程第9「陳情第11号大町名越交叉点に於ける家屋新築工事にまつわる交叉点歩行の安全確保についての陳情」を議題といたします。
日程第9は陳情でございます。説明者の方は発言席に移動していただけますでしょうか。説明者に申し上げます。
発言時間は10分以内でお願いいたします。発言内容は陳情の願意に関する説明及び意見とし、この範囲を超えないように注意してください。また、個人情報に関する発言、公助良俗に反する発言、議員、個人、団体等への誹謗中傷や名誉を毀損する発言は行わないでください。このような発言があった場合、途中であっても説明をやめていただくことがありますので、その点は御承知おきください。
それでは、以上申し上げました内容を踏まえて、説明をお願いいたします。
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○趣旨説明者 大窪氏 大窪と申します。大町に住んでおります。私も何十年と住んでいまして、あそこはどうだろうというのがさんざん気になっていたところがございまして、今日は、その話をちょっとして、できたらば、そこをクリアして安全にというようなつもりでおりまして、今日は御提案させていただくことにいたしました。
名越の交差点は皆さん御存じだとは思うんですけれども、あれも年を経るに従って少しずつ電信柱がなくなったり移動したり、それから歩道路が短くなったり長くなったりいろいろ変化があり、今回も、さらに角の土地に新しい建物が建つと。今は撤去されているわけですけれども、そんなものが一体何が建つのか分からないままちょっと不安が重なりまして関心を持って見ていましたが、何ら情報がありません。したがって、我々も不安を持っているわけですが、そこの交差点に至るところにこれではちょっとまずいんじゃないかなと思われるところがあります。というのは、道路の幅が狭くなっていまして、広いところから狭いところに行って、そして青信号が75秒、それから赤信号が45秒というのは一定の時間内でここを通過しなきゃならないとされているわけです。しかしながら、右折、左折で入ってくる車と、それから出ようとする車が、それが果たしてよく認識できていて運行しているかというと、恐らく秒数なんてどこにも書いていないですよね。それで、何秒なんていうのが分からないですから、信号機が。ところが、信号が変わる状況をよく把握できないような位置にあります。それでは、せっかくの安全信号もあれではちょっと困るんです。だから、信号もきちんと何秒かかるかというのはどこかに明示していただいて、それを認識して交通をしていただくと。それから、今、立っている看板が1つへこみみたいになっていまして、そこから脇を見ながら運転していて出ていったらどうなるかというと、向こうから今度入ってくる車とちょうど行き違いになったりする。そんなような甚だ不合理なところがあります。もちろん、皆さんも努力してやっていますけれども、交通というのは、御存じのとおり、万が一ということがございまして、それを我々は回避しなきゃいけません。それで、私は警察にも行きました。それから、市役所の方にも相談しました。それから、町内の幾人かとも相談して、あれしています。ただ、我々が一番相談しなきゃならないのは、私が所属している老人会であるとか、それから自治会だとか、そういう人民の皆さんの認識と協力、それから子供たちだとかお年寄りだとか、そういう人に対する愛情を持って交通を見守る。そういうあれがなければ、安全交通なんかできるわけがありませんので、そこのところをもう一度我々も反省を含めて、自分たちでどうしたらそういう活動ができるか、それを考えてみたいと思いますが、何せ実行の伴うあれというのは、皆様方に頼らざるを得ないところがあります。
ですから、情報をいただくということもさることながら、御支援、御協力もひとつよろしくお願いしたいと思います。というようなことで、我々は努力を建前として、今回のこの安全を確保してやりたいと思いますので、ひとつよろしくお願いします。
1つの方法としては、まず今、建設予定地として、グリーンのシートが張ってありますが、あそこに何ができるのか。また、そこが今のスペースで、要は車が本当に並行して行き交うことができるのかというようなところをよく確認していただきたいんですよ。これでは非常に危ない。それから、車も人も自転車もオートバイもみんなここを通るわけですから、ちょっとこういうようなあれじゃなくて、もう少し整理の効いた交通ができるように、ひとつお願いしたいと思います。
私は自分のことを言うとあれですけれども、電信柱2本を排除してもらうことをお願いした。そしたら、よく理解していただいて、あっ、これは必要ないんだというようなことで排除していただいたことがある。それで、なるほどやっぱりきちんと言ってみるべきだなというので、そういう実績もありますので、今回もお願いしたいことは、この道路を今の形から双方が危険なく交差的に通行ができるというようなことを、ぜひ実現できるように御尽力をお願いしたいなと、そのように思っています。
今は、この道路幅でも約18メートルぐらいですかね。それからこの交差点の四つ角なんですが、ここの辺りもこの幅ではとても駄目です。みんな、子供たちだって表に出てったりなんかしますよね。こんな狭いところに自転車だとか、それからリアカーだとか人が集まりますが、これは車が入ってくるのに、決していい状況にはありません。ですから、これはもう少し工夫してあれすれば直ると思いますので、ぜひその辺りもひとつお願いしたいんです。
まず、1つはこの今度建設予定地とされているところ、ここの角地に電信柱が1本立っちゃいましたが、そんなものを立ててしまってからどうこうといって、我々が文句ばかり言っているように聞こえますけど、そうじゃない。この電信柱の狭さ、これは我々にとっては非常にもう苦痛なんですね。言っても無駄かなんて、それではもう話になりません。ですから、この辺りももう一遍ちょっと考えていただいて。
それから、さっき車が一時止まるという、止められるというところは2メートル70センチぐらいの幅しかないんですよ。そこのところに車が止まって、それで信号を越えて運転席からこうやって見て、初めて信号を確認してようやく出るという。出たら、向こうから車が入ってくる。そんなことを毎日毎日やっているわけですから、言葉は悪いんですけど、このごちゃごちゃを何とかあれしたいと。
我々ができることはやっぱり人を立てて子供を誘導したり、1人の時間があまり長いんじゃ困りますけれども、交通誘導等もやってみたいなと、そのように思いますので、そういった老人会でも自治会でもお話をして我々ができることをやってみたいと、そのようには思っていますので、ひとつ御協力もよろしくお願いしたいと思います。
学校にも行ってきました。学校で教頭先生にお会いして、ちょっと前ですけど、やはり教育のほうも交通ルール等についてはちょっといまいちだなということを認識されておられるようですから、そっちもやっぱり教育のほうも一遍やっていただきたいし、我々も父兄共々、交通とはどういうものか。自転車なんか見てください。もうあの狭い歩道を乗ったままびゅっと来たりということです。あれはちょっと無礼だけでは済まないですよ、挨拶もしないしね。ああいうような、あれではもとから駄目ですから、やっぱりそういう挨拶をするとか何とかという教育だとか、そんなものも学校からやっていただく、我々も子供たちに対する教育をする。街角に立ってそのように指導していく。我々自身も無謀な運転をしない。そんなことでやっていきたいと、そのように思いますが、ひとつ御協力、よろしくお願いいたします。時間が来ましたので、ありがとうございました。
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○出田委員長 次に、説明者に対する質疑を行いますが、委員におかれましては、陳情の説明者に対する質疑であることに御配慮をお願いします。それでは、質疑のある方は御発言をお願いします。
御質疑はございませんか。
(「なし」の声あり)
これをもって陳情の説明者に対する質疑を終了いたします。説明者の方は、傍聴席にお戻りください。ありがとうございました。
次に、原局から説明を願います。
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○道路課長 日程第9陳情第11号大町名越交叉点に於ける家屋新築工事にまつわる交叉点歩行の安全確保についての陳情につきまして、説明いたします。
本陳情の要旨は、当該交差点において過去、接触事故を含め4から5件の交通事故が発生しており、車社会でもあり危険度が増しつつあるので安全確保に努力していただきたいというものです。
次に陳情の理由を説明します。
陳情によると、当該交差点は従来より近辺の道路事情が適切でないと感じており、横断歩道の安全な通行が必要であるが、鎌倉市大町三丁目3番地において新たな建築物が計画されたことから、歩行者が安心して使えるよう御配慮いただきたいというものです。
続いて、陳情に対する市の考え方を説明します。
陳情の、交差点における家屋新築計画につきましては、令和4年1月に地元の方から道路課に、交差点付近で新築計画があるとの情報提供があり、同年2月に土地所有者に用地取得の協力要請を行ったところ、既に建築計画が決まっており、土地の面積が減ると現在の計画が成り立たないため、協力できないとの回答でした。
県道311号鎌倉葉山と市道006-000号線の交差点では、市道から県道への出口付近で、市道部が狭く、県道から進入してくる車両と擦れ違いが困難であると認識しています。
そのため、「速度おとせ」や「スクールゾーン」といった路面標示において安全対策を行っております。
また、県道部分については、令和3年度の通学路交通安全危険箇所における改善要望として、鎌倉市スクールゾーン等交通安全対策協議会へ県道の歩道に車止めポールの設置等の要望が出されました。
市から藤沢土木事務所に問い合わせたところ、車止めポールの設置については、歩道の幅員が狭いため設置できないとの回答がありました。
本市としても引き続き、関係機関と調整し、実施可能な安全対策を行い、通行の安全確保に努めてまいります。
以上で説明を終わります。
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○出田委員長 御質疑はございますでしょうか。
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○保坂委員 今、説明がありまして、今年の1月に地元の方から情報があったので、2月に市としてもこちら家屋の新築という、この折にちょっと用地取得をしたいということで地権者に交渉をしていただいたけれども、断られたという経過については分かりました。市としても、ここのところの改善を図らなければという問題意識を持って動いてくれたということは分かったんですけれども、市道の部分がここ、県道にぶつかるところが確かに狭くて、私もちょっと以前に経験したことがありますけれども、やはり非常にここは車が通行しにくいなという、実際に危ないなと思ったこともある箇所です。
陳情者の方もいろいろおっしゃってくださって、住民としても何とか安全対策を考えていきたいということもおっしゃっていました。横断歩道に人を立てて誘導させるとか、子供たちも通るところなので。あと、信号のこともおっしゃっていましたけれども、その切替えの時間のこと。ほかにちょっと車止めポールの設置も幅員が狭いということで難しいようですけれども、何か本当にここの新築の建て主の人が、地権者の人が融通をしてくだされば本当に根本的な解決というんでしょうかね、見通しがよくなるような、根本的な解決策というのがちょっと道筋が見えてきたのかもしれないんですけれども、そうなっていないという現状において、何かできる安全対策というのはあるんでしょうか、それを確認させてください。
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○道路課長 先ほどちょっと言葉として出ました鎌倉市スクールゾーン等交通安全対策協議会というのは、私も属しておりますので、その中で今回の安全対策、ほかに何かないかというところも含めて提案していきたいと考えております。
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○保坂委員 そうしますと、その辺りはどうでしょうか。ちょっとカラー舗装とかそういう感じではないとすると、やはり誘導の人を立てるとか、そういうことになるんですか。
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○道路課長 どういったソフト対策も含めてできるのかというところは、各管理者の立場というものもやっぱりありますので、その協議会の中で何ができるのかというところを検討していきたいと考えております。
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○森委員 この市道の部分の幅員というのは、私もここは狭いという認識は持っていますけど、4メートル取れているということなんですか。
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○道路課長 約4メートル取れているような状況です。今回の建物が建つことによって、恐らくセットバックされますので、そこで4メートル確保できると思います。
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○森委員 じゃあ、今回、建築が新たにされることによって多少のセットバックがされて、4メートルは確保できるということを確認してよろしいですか。
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○道路課長 そのとおりでございます。
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○松中委員 ここの通りはよく利用するから分かっているんですけれども、ここは信号機がついている。しかし、この通りをずっと行くと、何本もこうなって、そういう箇所があるんですよね。もっと狭いところがあるんですよね。それから、大町、この道を真っすぐ行くと踏切の手前で左に曲がるところも年がら年中こんなふうになっているんだけれども、ここの県道の道路は最高速度40キロだよね。
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○道路課長 申し訳ございません。私のほうでは把握しておりません。
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○松中委員 それで、要するにこういう交差点で、この交差点のところに茶色いカラー舗装をするような場所はなかったっけ。交差点全面茶色にするような交差点はなかったですか。
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○道路課長 安全対策の中で鎌倉市道と鎌倉市道の交差するところで、交差点内をカラー舗装するというところはございます。
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○松中委員 あるよね。それは、市道と市道の場合なの。
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○道路課長 管理者が異なる場合というのは協議をしてそこを引けるかどうかという確認をする必要があると思いますが、一般的に、今、市でやらせていただいているのは市道と市道の交差するところです。
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○松中委員 あるよね、材木座なんか交差点の中にね。でも、この手前のところに茶色いカラー舗装してあるんだけれども、そういうことをやったら安全対策になるかどうか。真ん中にちょっと、こちらは鎌倉市なんかがつけているのか、交差点の真ん中に何か赤いのがつくようなのがなかったっけ。
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○道路課長 自発光式のびょうというのはございます。そちらも道路管理者が設置しますので。
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○松中委員 県なんだ。じゃあ、よく県とも相談した上で安全対策をやらなければならないね、これね、やるなら。
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○道路課長 県道の部分であれば県にお願いし、市道の部分で何かできるのであれば市で、あと先ほどちょっとお話のありました信号になりますと公安委員会になりますので、警察に相談していく形になるかと思います。
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○松中委員 そういうことだね。例えば、八幡様の東側のところから出てきて渡るところは危ないので、あそこなんかも交通安全対策、年がら年中やっているんだけど、やっぱり警察ともやってもなかなかそれはあれしないし、要するに角も取らないのでね。ちょうど八幡様の、附属から出ようとするとなかなか。結局これは総合的にやっぱり県で考えてくれないと、市が考えるのは、そうすると、この隅切りをもう少し広げるということだね、角を。片方は隅切っているよね、これ。だけど、ここに何か機械が置いてあるけど、こっち側は隅切りはするのかね、建てる人は。
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○道路課長 申し訳ございません、こちらの建築計画の図面を私が持っておりませんので確認しておりませんので、隅切りができるかとかというのは、すみませんが、今現時点では分からない状態です。
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○松中委員 それが指導できるというか、お願いすることができれば、多少よくなる。ああ、していないのね。では、それで建築に取りあえず話してみてくださいよ。分かりました、大体。この辺はよく分かっているところだから、ここもよく分かっている。だけれども、これよりひどいところもあるしね、正直言って。分かりました。
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○武野委員 この建築のときに塀か何かが建つのかなと思って、どうなるのかな。市道のほうからの写真、下の写真ですね、信号機のある交差点の右側のところはちょっと低いフェンスみたいになっています。それで、人が来るのが見える。人が立っていますよね、右側。左側が大きな壁になるのかどうか、そこら辺、指導して見通しの点で注意してもらうということはできるんですか。隅切りは土地の大きさになっちゃうんだけど、壁の指導という、見通しを持たせるフェンスにしてほしいとか、何かそういうのはできるんですか。
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○道路課長 土地の区画内で自宅をどういった形で使われるかというところというのは、越境しているわけでなければ、市で何かお話しすることは難しいのかなと思っております。
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○出田委員長 番外からの発言希望がございましたが、皆様、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
では、簡潔に質問はお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
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○岡田議員 見ながら、今、気づいたことなので、大変恐縮でございますけれども、この大町六丁目のこの手前のセットバックしているところはここに人が行けますけど、その先が多分車の対面が困難。私もこれを巻尺で女房と二人で測ったんですけれども、大体ほぼ4メートルあるんですが、車が対面するのは困難。ここに赤いカラーで、県道でこれはやっていますけど、こういうので危険だよというようなことをお知らせするというか、車の運転する人も含めて。これ、今、カラーになっていなくて、そのままになってしまっているので、そういうこともやってほしいとは言いませんけれども、そういうことも考えられるのではないかと、今、見ながら、大変申し訳ないんですけど、思ったので、発言させていただきました。
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○道路課長 繰り返しになる部分がありますが、市道の部分でできる安全対策があればやらせていただきたいと思いますが、安全対策をするためには、ある程度、大体どこの市の区域でもやっているような安全対策をしていかないと、そこは何の標示なのかと逆に迷われたり、逆に危険になったりということもございますので、その辺のやり方は、町内会等々、警察も含めて検討、相談して調整してやっていきたいと思っております。
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○松中委員 これは信号機をつけてある、こういうケースの場合には公安委員会だね。
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○道路課長 信号の関係は公安委員会になります。
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○松中委員 公安委員会だから、この安全対策は県なんですよ。公安委員会なんですね、分かりました。
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○出田委員長 ほかに御質疑ございますか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
次に、委員間討議の実施について御協議願います。委員間討議はございますでしょうか。
(「なし」の声あり)
なしと確認いたしました。
この陳情につきまして、取扱いも含め御意見を皆さん、お願いいたします。
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○松中委員 継続で。検討すると言っているんだから。
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○森委員 まず、新築の所有者の方の協力が得られないということですけど、多少セットバックで広がることも確認いたしました。陳情者の方の願意である安全確保という部分を受け止めるということで、今後、安全確保に向けた対策を取られるということですので、私は継続審査としたいと思います。
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○保坂委員 ここの場所に新築を予定している方からの協力を得られないという経緯は確認したんですけれども、この陳情の願意としては、今後も市としてできる安全対策をやってほしいというものですので、ここはその願意を受け止めて、結論を出すということにしたいと思います。
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○池田委員 私は安全確保ということで陳情者の願意は、非常に地域のことを考えていただいて、これは本当に大事なことで、ありがたいことだと思っています。ただ、なかなか現実的には難しいという、いろいろお話を伺っている中で、やはり今できる対策は何かということで現実的な話をもう少し進めていただきたいなと私は思っております。先ほど課長からスクールゾーン等交通安全対策協議会、その中でもいろいろな立場の方が集まって協議されると。ぜひそれを進めていただいて、できることをまずやっていただきたいと、そう思っております。取扱いとしては今後また継続してお願いしたいと思います。継続審査でお願いいたします。
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○武野委員 願意はすごくよく分かります。結論を出したいところですけれども、継続審査でお願いします。
やはりこういう道はたくさんありますよね。だから、継続という意味合いとしては、やっぱり計画道路にするまでもなく、警察もきちんと危険箇所、ほかにもスクールゾーンとかあるんですよ。大船自動車学校跡地の出口のところのローソンのところの妙な交差点とかね。警察もあそこはもう交通事故が起きているということで、学校の通学路のところでの危険箇所というのは全てつかんでいますよね。だから、やっぱりもうこういうことが起きないように、あらかじめきちんとつかんでおきながら、土地の所有者との関係が起きるというところは多分数多くあるんだと思うんですよね。だから、こういうことが起きないようにするにはどうしたらいいかというのは、あらかじめという部分も必要だと思っています。ここの場所をどうするかという個別の話と、今後、こういうことが二度と起きないようにというのもちょっと言い過ぎかもしれませんけど、こういう箇所が起きないようにということを、あらかじめ何か必要なんじゃないかとは思うので、そういう対策も検討する必要があると思っております。継続審査でお願いします。
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○大石副委員長 この計画が出てまだどんな計画、建物の計画がしっかり出てきているわけじゃないので、どういう形になるのかというものも分からない形の中で、この写真なんかを見ても、先ほど路面標示というような話があったけれども、ここにはないですよね、この写真の中には。例えば、この県道へ出ていくところに「スピード落とせ」とか「左に寄れ」とか「速度落とせ」とか、そういう標示もないですし、これはちょっと一考しなければいけないかなと、何がどうできるのか、都市整備部だけじゃなくて、交通政策も含めて地元住民の方も含めて、場合によっては警察も含めて。路面標示とかカラー舗装というお話も出てきましたけど、何らかの検討をしていただいて、対応ができるような形でしていただければなと思っています。先ほどもお話ありましたけど、4メートルにするセットバックというのは了承していただけるというようなお話もありましたし、この辺、行動を起こしていただきたいなということを要望したいと思います。様子を見るということで、継続審査を主張させていただきます。
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○出田委員長 こちらの陳情第11号につきましては、継続審査が多数でございますので、継続審査といたします。
職員入退室のため、暫時休憩いたします。
(15時53分休憩 15時55分再開)
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○出田委員長 再開します。
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○出田委員長 日程第10「議案第39号令和4年度鎌倉市下水道事業会計補正予算(第2号)」を議題といたします。原局から説明をお願いいたします。
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○下水道経営課長 日程第10議案第39号令和4年度鎌倉市下水道事業会計補正予算(第2号)の提案理由について説明いたします。
議案集(その1)は51ページを、令和4年度鎌倉市補正予算に関する説明書は29ページを御覧ください。
第1条は総則であり、第2条の債務負担行為の補正は、新型コロナウイルスの蔓延をはじめとする現在の社会情勢から、修繕に必要な半導体などの調達が困難になっており、令和4年度中の修繕完了が見込めないことから、表及び調書のとおり、台調整池中央監視制御システム更新事業費(1期目)について、債務負担行為に追加をしようとするものです。
以上で説明を終わります。
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○出田委員長 ただいまの説明に御質疑はございますでしょうか。
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○保坂委員 1点確認なんですけれども、こちらは令和4年度当初予算の雨水管渠費のところで台調整池監視用制御機器点検業務委託料で134万円が計上されていたんですけれども、こちらは点検によって不具合が分かったというよりは、通信エラーが頻発して修繕を急がなくてはならないことが分かったという、そういう経緯なんでしょうか。そこだけ確認させてください。
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○浄化センター所長 台調整池の点検につきましては、毎年行っておるんですけれども、そこでの不具合というのも、もちろん指摘されているんですけれども、それとはまた性質の異なるもので、システム自体がもう稼働から20年以上経過しておりまして、全体的に老朽化しているという中で、不具合が頻発してきているという傾向の中で、更新をさせていただくという、そういう考えでやっております。
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○出田委員長 ほかに御質疑ございますでしょうか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
次に、委員間討議の実施について御協議願います。委員間討議の御発議はございませんでしょうか。
(「なし」の声あり)
委員間討議を実施しないことを確認いたしました。
御意見はございませんでしょうか。
(「なし」の声あり)
意見を打ち切ります。
これより採決に入ります。議案第39号令和4年度鎌倉市下水道事業会計補正予算(第2号)について、原案に御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員挙手により、議案第39号は原案のとおり可決されました。
職員退室のため暫時休憩いたします。
(16時00分休憩 16時10分再開)
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○出田委員長 再開します。
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○出田委員長 日程第11その他(1)「意見聴取会における意見について」でございます。
こちらですが、本日資料として5月21日及び22日に開催した議会報告会の結果報告書を会議システムに配信していますが、今年は「多世代をつなぐ地域コミュニティ」をテーマに意見聴取が行われました。意見聴取会の意見については、8月24日開催の各派代表者会議で、意見聴取会での各意見を具体の政策につなげていくことが重要であることから、政策化に向けて正・副議長による各常任委員長・副委員長との協議の場を設けることが確認されました。その後、9月9日に常任委員会正・副委員長会議が開催され、協議した結果、意見聴取会の意見を踏まえた政策提言を各常任委員会で実施するかどうかについては、9月定例会で開催される委員会において協議を行うことが確認されています。
本件につきまして、当委員会として政策提言に向けた協議を実施するかどうか、委員の皆様の御意見を伺いたいと思います。皆様、いかがでしょうか。
(「実施しない」の声あり)
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○出田委員長 では、こちらにつきましては、委員会としては政策提言を実施しないということで確認し、政策提言に向けた協議は行わない旨、議長に報告いたします。
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○出田委員長 日程第11その他(2)「当委員会の行政視察について」でございます。事務局から説明をお願いします。
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○事務局 当委員会の行政視察についてですが、10月25日火曜日、愛知県豊田市、調査事項は「先進技術を生かした持続可能なまちづくり(エコフルタウン)」、10月26日水曜日、岐阜県岐阜市、調査事項は「本庁舎等整備について」となりましたことを報告いたします。
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○出田委員長 視察についてはこのようになりました。当初予定しておりました「ぎふメディアコスモス」でございます。午後から2つはめ込んでいたものにつきましては、午前中に岐阜市から事前に資料を頂いて、この施設を午前中のうちに委員で見るという流れに変更しておりますので、御了承ください。
視察については、よろしゅうございますでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認しました。
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○出田委員長 日程第11その他(3)「継続審査案件について」を議題といたします。事務局からお願いします。
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○事務局 さきの6月定例会において閉会中継続審査と確認した陳情2件及び本庁舎等整備についての取扱いについて、御協議・御確認をお願いします。
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○出田委員長 継続審査でよろしゅうございますでしょうか。
(「はい」の声あり)
継続審査ということで確認をいたしました。
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○事務局 ただいま継続審査とすることを確認いただきました3件と本日継続審査と御確認いただいた陳情1件に、さらに視察項目1件を加えました計5件を最終本会議において閉会中継続審査要求することでよろしいか、御確認をお願いします。
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○出田委員長 よろしゅうございますでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
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○出田委員長 日程第11その他(4)「次回委員会の開催について」でございます。
次回の委員会について、事務局からお願いいたします。
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○事務局 次回委員会の開催についてですが、10月4日火曜日、午後2時、議会第2委員会室で開催したいと思いますので、御確認をお願いします。
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○出田委員長 10月4日火曜日、午後2時、議会第2委員会室で開催を確認してよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
それでは、本日の建設常任委員会を閉会いたします。皆様、どうもお疲れさまでございました。
以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
令和4年(2022年)9月16日
建設常任委員長
委 員
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