令和 4年総務常任委員会
5月16日
○議事日程  

総務常任委員会会議録
〇日時
令和4年(2022年)5月16日(月) 13時20分開会 14時54分閉会(会議時間0時間44分)
〇場所
議会全員協議会室
〇出席委員
岡田委員長、保坂副委員長、千、中里、高野、中村の各委員
〇理事者側出席者
内海総務部長、山戸総務部次長兼財政課長、菅原こども相談課長、尾高健康福祉部次長兼福祉総務課長、矢部新型コロナウイルスワクチン接種担当担当課長、石渡スポーツ課長、茂木教育文化財部次長兼教育総務課長
〇議会事務局出席者
服部局長、田中担当書記
〇本日審査した案件
1 議案第3号令和4年度鎌倉市一般会計補正予算(第2号)
    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
○岡田委員長  それでは、総務常任委員会を開会いたします。
 本日の会議録署名委員の指名をいたします。委員会条例第24条第1項の規定によりまして、本日の会議録署名委員を指名いたします。中里成光委員にお願いいたします。よろしくお願いいたします。
    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
○岡田委員長  本日の審査日程の確認ですが、お手元に配付したとおりですけれども、これでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 入る前に、新型コロナウイルス感染症拡大防止策について、一言言わさせていただきます。
 委員会における新型コロナウイルス感染拡大防止対策につきましては、先例のとおり実施したいと考えております。
 なお、傍聴については、先例において、議会全員協議会室においては、傍聴を4名までとし、それ以上の希望者がいる場合には議会ロビー等での視聴を案内すること。次に、入室時にマスクを着用していただくとともに、発熱や体調不良の場合は傍聴自粛をお願いすること。来庁時に検温し、37度5分未満の場合に入室可能とすること。
 また、5月12日開催の議会運営委員会において、常時窓及び扉を開放した状態で審査を行うこと。ただし、窓の開放については、気候などを考慮し、休憩中にとどめるなど、適宜行うこととするとともに、併せて空気清浄機を設置すること。執行部及び事務局職員の趣旨説明者の発言は、着席したまま行うことが確認されておりますので、このとおり実施することを確認してよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 それでは、確認させていただきました。
 関係課職員の入室について、事務局からよろしくお願いします。
 
○事務局  日程第1議案第3号令和4年度鎌倉市一般会計補正予算(第2号)について、補正予算の関連課が入室することでよろしいか、御協議、御確認をお願いいたします。
 
○岡田委員長  今、事務局から報告がございましたけど、関係課が入室することでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 そのように確認させていただきました。
 それでは、早速です。総務部の異動職員の紹介につきまして、よろしくお願いいたします。
                   (職 員  紹 介)
   ――――――――― 〇―――――――――――――――――― 〇―――――――――
 
○岡田委員長  日程第1「議案第3号令和4年度鎌倉市一般会計補正予算(第2号)」を議題といたします。事務局から報告をよろしくお願いいたします。
 
○事務局  教育福祉常任委員会から送付意見はなかったことを御報告させていただきます。御確認をお願いいたします。
 
○岡田委員長  教育福祉常任委員会から送付意見がないということで報告がございましたけど、そのように確認してよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 そのように確認させていただきました。
 それでは、日程第1につきまして、原局から説明をお願いいたします。
 
○山戸総務部次長  議案第3号令和4年度鎌倉市一般会計補正予算(第2号)について、
 その内容を説明いたします。
 議案集(その1)の30ページを御覧ください。
 第1条歳入歳出予算の補正につきましては、「令和4年度鎌倉市補正予算に関する説明書」に基づき、歳出から説明いたします。
 説明書の8ページを御覧ください。
 第15款民生費、第5項社会福祉費、第5目社会福祉総務費は4億102万3000円の増額で、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金支給事業は、令和4年度に新たに住民税非課税となった世帯等に対する臨時特別給付金の支給に係る経費の追加を。
 第10項児童福祉費、第15目母子福祉費は1億4582万4000円の増額で、子育て世帯生活支援特別給付金支給事業は、低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金の支給に係る経費の追加を。
 10ページに移りまして、第20款衛生費、第5項保健衛生費、第10目予防費は7億4863万6000円の増額で、感染症対策事業は、60歳以上及び基礎疾患を有する方に対する4回目の新型コロナウイルスワクチン接種に係る経費の追加を。
 12ページに移りまして、第55款教育費、第10項小学校費、第5目学校管理費は169万8000円の減額で、小学校運営事業は、水泳授業の中止に伴う経費の減額を。
 第25項保健体育費、第5目保健体育総務費は569万1000円の増額で、学校体育施設開放事業は、水泳授業の中止に伴い生じた学校プールの一般開放に係る経費の追加をしようとするものです。
 次に、歳入について説明いたします。
 戻りまして「補正予算に関する説明書」は、6ページを御覧ください。
 第55款国庫支出金、第5項国庫負担金、第15目衛生費負担金は1億7683万2000円の増額で、感染症対策事業に対する新型コロナウイルスワクチン接種対策費国庫負担金の追加を。
 第10項国庫補助金、第10目民生費補助金は5億4684万7000円の増額で、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金支給事業に対する子育て世帯等臨時特別支援事業費補助金(住民税非課税世帯等分)及び子育て世帯生活支援特別給付金支給事業に対する新型コロナウイルスセーフティネット強化交付金の追加を。
 第15目衛生費補助金は4億9678万円の増額で、感染症対策事業に対する新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費国庫補助金の追加を。
 第75款繰入金、第5項基金繰入金、第5目財政調整基金繰入金は7901万7000円の増額で、
 財政調整基金繰入金の追加をしようとするものです。
 以上、歳入歳出それぞれ12億9947万6000円を増額し、補正後の総額は685億2504万円となります。
 以上で、一般会計補正予算の内容説明を終わります。
 
○岡田委員長  質疑のある委員の方はどうぞ。
 
○中里委員  1点だけお伺いしたいんですけれども、予防費7億4863万6000円。このうち、委託料が6億5852万5000円と大変大きな数字となっているんですけれども、この内訳をお伺いできますでしょうか。
 
○新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  委託料の主な内容でございます。まず、コールセンターに関する委託をしております。こちらについては、今の予約システムの運用も込みでございますけれども、こちらが3億1000万円でございます。そのほか、接種費用でございますけれども、こちらはワクチン接種に係る費用ということでございまして、約1億7500万円。あとは、大きいところでございますと、集団予防接種会場の運営業務委託ということで、こちらは民間の派遣会社の職員に会場運営をお願いしている部分がございまして、こちらが9200万円というところで、大きいところ、主なところはそういったものを計上させていただいております。
 
○中里委員  先ほどの教育福祉常任委員会でも費用の御説明があった部分かと思うんですけれども、初めに御説明のあったコールセンター運用業務、そこで3億1000万円ということなんですけれども、コールセンターの運営費で3億1000万円ということでよろしいでしょうか。
 
○新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  コールセンターと、あとは予約システムですね。今、市民の方が予約をする際に使うシステムでございますが、そちらの利用料と運用保守も入っております。コールセンターにつきましては、具体的に人数を申し上げますと、こちらは6月スタートということで4回目考えておりまして、まず6月から、接種の中心となる6月から8月につきましては、オペレーターを55人ということで想定しております。こちらにつきましては、3回目接種においても、一番マックスで55名体制を組んでおりました。その後、順次体制としては減らしていくんですけれども、9月から10月についてはオペレーターを30名に減らし、その後20名、15名、10名と減らしていくんですが、こちらの終わりの期間を、まず予防接種の3回目接種につきましては、今現在9月30日まで実施するということになっております。今回、5か月後まで4回目接種を行うという想定でございましたので、来年の2月までコールセンターの問合せ等があるという前提で2月までの分を計上していると。最後のところは10名程度ということで人数は減らしつつ来ているんですけれども、ちょっと金額としてはこういう計上になっているというところでございます。
 
○中里委員  予約システムのところは、何か新たなものをつくるということではなく、利用料みたいな形でかかるという認識でよろしいのでしょうか。あと、コールセンターが来年2月まで実質人件費がかかっていくというところで、そこまで大きな金額がかかってくると、そういうことで確認をいたしましたけれども、もし分かればそのコールセンターの費用だけでお幾らになるか、出ますでしょうか。
 
○新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  見積りでいただいている部分ですと、コールセンター部分につきましては2億9260万円ほどで、システム部分につきましては1817万円というところでいただいております。
 
○高野委員  ちょっと今の続きのような議論で、私はちょっと一般財源が中心なので、先ほどの委員会でも少し触れられていました。それで、総務の委員会なのでちょっと細かい議論はしませんけれども、前の議会のときには、小児を対象にしてワクチン接種ということで、そのときに私も、ほかの議員もいましたけれども、特に20代以下は感染者数よりもワクチンの副反応のほうが統計上多くなっているということから、少し慎重な対応が必要ではないかということを私からも指摘させていただいて、一定の配慮もされたと認識しているんですが。ちょっとすみません、今回の計上と関連する話で申し訳ないんだけど、その辺は、今、感染者数もまた高止まりのような状況ですが、その辺の認識というのは、市としてはどのように捉えていますか。
 
○新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  委員おっしゃるとおり、若年層につきましては、実際接種がなぜ進まないかというところの分析まではなかなか難しいところではあるんですが、実質的な数字で申し上げますと、人口に対する3回目接種済みの接種率としまして、例えば80歳代ですと85%というところなんですが、30歳代では45%、20歳代では37%、10代では22%ということで、やはりこの辺りは接種は打ち控えになっているということと捉えております。
 
○高野委員  今、聞いたのは、私は1月の時点のデータしか持っていないんですけれども、感染者の数よりもワクチンを打ったことによる副反応の数のほうが20代以下は多いんですよ。特に10代は顕著なんです。したがって、今、数字の話がありましたけれども、これはあくまでも個人の選択の問題ですから、何か隣の人がやっているから私もやらなければいけないとかという議論ではなくて、御自身の、若い世代ならそれほど病気という方は少ないのかもしれないけれども、いろいろ体質だとか家庭環境だとかお仕事の関係だとか、いろいろあるでしょう。そういうことを総合的に個々が判断して、接種の可否というのかな。自分が接種をされるかされないかについては、判断されるべきだろうというふうに思いますし、市もそういう立場だと思いますので、伺ったんです。
 今、若い人の話で、今日聞きましたけれども、今回で4回目ということでありますので、国民的にもまだ答えは出ていません。先ほども本会議で議論もありましたけれども、そういう議論は、総務の委員会ですから細かいことはしませんが、3回やってきて4回目ということで、諸外国もいろんな状況が出てきていますよ、2年以上たつ中でね。どれが正しい答えかは、まだ分かりません。イギリスなんか見ると、私もサッカー好きでたまたま試合を見ていたらもうウェンブリー・スタジアム、何万人も入るところですけど、誰もマスクしていない。それがいいかどうか分かりませんよ、イギリスの状態がどうなっているか。日本と同じかどうかというのは、大分違いますからね。それは単純に言わないですけど、いろんな変化も出てきているなと感じます。そういう中で、やはりこのワクチンについても3回もうやって、ある程度国民的な経験もできてきておりますので、やはりそこの個々の判断をより重視すべきではないかというふうに私は考えます。
 そこで、この予算との関係ですけれども、今、質疑があったのは国費との関係ですが、私は、一般財源の7500万円、これは先ほどの委員会では全額タクシーの経費であるかのようなことでしたが、もしそうであるなら、7500万円の積算を教えてください。実は、前のときも私はあえて資料を求めたんです。今回は臨時議会という性格もあるし、そこまで冒頭で求めませんでしたけれども、しかし説明書で、今、出されていますが、もうちょっと、より具体的な経費が分かる書面があればいいなと正直思います。やっぱり予算だから、これは。しかも、ここは一般財源ですからね。そこをちょっと7500万円、先ほどは利用率35%で積算ということですけど、単価はどうなっているのか、同じなのか、変わっているのか、教えてください。
 
○新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  一般財源の部分のうち、タクシーの実際の利用料の部分につきましては7000万円を計上しております。この積算につきましては、接種対象人数、想定している人数を5万人と見ました。こちらに対しての35%で、平均単価は2,000円で往復分ということになります。平均単価の計算でございますけれども、1、2回目の平均単価は約1,660円ほど、3回目についても1,670円ほどということでございました。今回、2,000円ということで増額している理由でございますけれども、今回、接種会場につきまして、縮小して多少会場数が減るというところでございましたので、そこのところで金額を、単価を上げていると。利用率につきましては、先ほどの委員会の中でも御説明したんですけれども、1、2回目が約25.8%、3回目では30.1%ということでございました。これは制度が周知されてきたということで、35%に増額していると。あと一つには、夏の時期でございますので、利用率がさらに増えるだろうと、そういう想定をしまして、35%ということでさせていただいております。それ以外の部分につきましては、タクシー回りのガードマンの金額とか、国の国庫補助にならないタクシー回りも委託の部分を一般財源とさせていただいているところでございます。
 
○高野委員  これは、25%から30%はそんなに大して変わっていないなという、私の認識なんです。1回目と2回目で上がったというふうに言われたけど、まあ同じぐらいだなと、ただ5%ぐらい上がっているということであっても。だから、そこよりも若干増やしたと、箇所数が減るということも理屈に上げていますが、そもそもこれは今回で4回目でもそうする、タクシーをやるんだということだけれども、これは国庫補助に、なぜならないんですか、いまだに。そういう交渉はしているんですか。それとも、全県的には増えているんですか、こういうことをやっているのは。その辺を教えてください。
 
○新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  このタクシー事業につきましては、国の補助対象にはなっていないというところでございます。交渉につきましても、ワクチン接種事業に対する補助金というところに対しては、交渉等も行っていないというところでございます。
 
○高野委員  財政課に聞きたいんですけれども、そもそも、これは当初から言っていることですけれども、国策でやっていることですよね。ですから、私自身は当初からこのワクチンの効果とリスクというんでしょうか、あまりそのことは、技術的なことは正面から、多少は触れてやったこともありますが、やってきていないんですよね。ワクチンを全部やめるかというと、やはりなかなかそこまでもそう単純にはいかないだろうと思っているんですよ。ただ、お子さんのところは先ほど申し上げたとおりです。慎重であるべきだなと感じています。個々の御家庭の判断ではあるけど。
 そういう中でタクシーを、最初のときはすごい金額でしたよ。もう、大反対しました。夜中まで議会やりましたよ。この間は、私自身は全体の費用との関係で大分減りましたから、全体の費用との関係から賛否は判断しました。で、もう4回目でしょう。やっぱり本当にコロナ対応のために必要だと、鎌倉市は必要だと、こういう経費がと言うなら、きちんと国の経費になるように、これは要求すべきじゃないんですか。なぜ、そういうことをしないんですか。しないということは、もう4回目ですよ。さっきも申し上げたように、もう大分認識もできてきているでしょう。だから、単純に言えば、自己責任でやればいいんじゃないですかと言ってもいいと思うんですよ、時期的にはもう。それでも、あえてタクシー代まで出して打ってくださいというスタンスを取ると。国の補助金もつかないと。だから、国もそこまでは求めていないということでしょう、そこまでの取組は。であれば、そろそろこういう経費については考えるべきじゃないのか。5回目も6回目もいつまでこれが続くか、それは分かりませんけれども、パンデミックですから。その辺の考え方の整理というのはしないんですか。当然のようにこういう経費を計上し続けるんですか。財政課の立場で伺いたい。
 
○山戸総務部次長  今回のタクシー関連経費の予算計上に係る考え方でございますけれども、市として考えている必要性につきましては、これまでも事業原課から御説明を差し上げてきたとおりでございます。これは財政的な見地から、点検する立場から申し上げますと、財源のことについて申し上げますと、今回、補正予算上はこちらの一般財源を充当するという形での整理となってございますけれども、今後は今年度分の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、こちらの交付が見込まれているところでございますので、こちらを活用することを想定しているということを1点申し添えたいと思います。
 
○高野委員  一応確認ですけど、これまではどうでしたっけ。今の最後のお答えとの関係では。人事異動で替わってまだちょっとで申し訳ないんだけど。
 
○山戸総務部次長  3回目の予防接種の際に、この交付金を活用したという経緯がございます。交付金の交付が、発表ですとか実際の交付のタイミングによってうまく事業に充てられる時期とそうでない時期とがございますので、コロナ禍に関連するこの事業費といたしましては、まず特定の財源が国庫補助金等であれば、それを活用するのが第一義的な対応の考え方、そして、そこでカバーできないものにつきましては、この地方創生臨時交付金を活用していく。さらに不足部分があれば、私どもは基金を設置しているところでございますので、こちらのコロナ禍に向けた基金の活用も検討するといった優先順位で考えているところでございます。
 
○高野委員  まだその交付金を使うということであるならば、3回目に続いて、まだそれなら仕方ないのかなというところもありますけれども。しかしながら、やはり4回目ですから、ほかのワクチンと同じだとは言いませんよ、私は。しかし、やはり当初の取組と同じような特別視というのかな、言い方が変ですけれども。秋から冬になれば、インフルエンザのワクチンだって、また必要なときも出てきますよね。だから、そろそろその辺のシフトをどうしていくのか。気をつけなくていいと言っているんじゃないんですよ。
 しかし、もう国民的にはかなり経験しているでしょう、副反応についても。出やすい人だとか、ファイザーからモデルナに変えてその副反応が出たとか出ないとか、いろいろ聞くとありますよ。私も素人だからよく分かりません。効果が、変えてよかったという人もいるし、逆に出てしまったという人もいるし。だから、そこは個々が気をつける以外にないわけですけれども。
 だから、やっぱりそういう中でこの一般財源については、たとえ最終的に基金を活用するとしてもですよ、だから問題ないと、ずっとやればいいというふうには思いません。どこかでやはりそろそろ考える必要があると思いますよ。だから、こういう質疑をさせていただきました。でも、財源については、今、確認して整理もできましたので。このことについては、私は国策ですから、それ自体を自治体レベルでひっくり返すということはなかなか適切じゃないと思いますから、今回の経費については全体の経費の中でこの一般財源部分も割合が1割ぐらいですので、そこも踏まえて判断はしたいと思います。終わります。
 
○岡田委員長  千委員どうぞ。暫時休憩いたします。
               (13時47分休憩   13時53分再開)
 再開いたします。
 
○千委員  (代読)往診で接種した方は何人いて、4回目は何人の見込みで幾らになるか、教えてください。
 
○新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  すみません、ちょっと手元に今、数字がないので、お時間を少々いただければと思いますが。
 
○岡田委員長  じゃあ、暫時休憩します。
               (13時54分休憩   14時00分再開)
 再開いたします。
 
○新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  お時間いただきまして、申し訳ございません。
 3回目接種につきましては、介護施設、また在宅診療をしているクリニックにお渡ししたワクチン数が9,261回分でございました。ですので、これと同数程度の回数を4回目についても行うということを想定しております。費用につきましては、接種費用を掛けますと、約2000万円程度ということで、接種費用についてはかかるということでございます。
 
○岡田委員長  千委員が質問あるということなので、暫時休憩させていただきます。
               (14時01分休憩   14時04分再開)
 
○岡田委員長  再開いたします。千委員、どうぞ。
 
○千委員  (代読)1件幾らか。それと、施設にいる人と個人の家にいる人は金額が変わってくるのかどうか、教えてください。
 
○新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  すみません、ちょっと、今、手元にないので、お時間いただければと思います。
 
○岡田委員長  暫時休憩いたします。
               (14時05分休憩   14時23分再開)
 再開いたします。
 
○新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  大変失礼いたしました。先ほどの千委員の質問に対して答弁させていただきます。
 往診に係りましては、ワクチン接種につきましては、1件2,070円でございます。往診する際には、ワクチン接種に加えて、本来の診療も併せて行う。本来の診療と併せてワクチン接種を行うという形になりますので、本来の診療についての往診につきましては、基本点数が720点ということでございますので、これにワクチン接種費用の2,070円がかかっていると、そういう形でございます。これに加えて、時間外とか休日に接種を行った場合は加算がついてくるということでございます。
 
○保坂副委員長  3問ほど伺いたいと思います。
 すみません、ちょっと確認なんですけれども、コロナワクチンの4回目接種の対象というのは、先ほどから5万人という人数を示していただいているんですが、これは年齢要件と基礎疾患のある人が、この要件に該当する人が5万人という意味なのか。それとも、大体何%くらいの人が受けるだろうという、これまでの実績その他、今の状況を鑑みて5万人くらいになるだろうというふうにしているのか。どちらなんでしょうか。
 
○新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  先ほど5万人と申し上げましたのは、タクシーの対象ということでの基礎となる人数でございます。ですので、65歳以上と基礎疾患の方を5万人と見ました。実際の接種につきましては、60歳以上の方が対象となっております。60歳以上の方、現時点まで3回接種を終えられている方は約5万4000人いらっしゃいまして、このほか、基礎疾患のある方がお申し出いただいて、その方は接種対象となりますので、ちょっと5万人と数字が異なってくる部分でございます。
 
○保坂副委員長  先ほどから他の委員からも指摘があるところですけれども、このコロナワクチンの接種は国の施策であると。国の施策として進めていて、鎌倉市のような基礎自治体はワクチン接種事業を役割分担的に担っていくということなのだというふうに、全体としては受け止めているわけなんですけれども。でも、これまでも3回目までやった実績がある中で、基本的には接種を希望されている方が受けられるようにするということは、市としてやっていかなければいけないと。でも、過剰な体制でないことも含めて、過不足ない対応ができればいいかなというふうに思っているところです。でも、やはりこれまで3回やったというところも含めて、今回の体制を考えているということでよろしいんでしょうか。
 
○新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  これまで3回接種してまいりました。集団接種が中心ということで、鎌倉市は進めてまいりまして、3回目の接種で言いますと、県内他市に比べますと、スタートをちょっと遅らせました。遅らせたんですが、実際のところは4月末現在、接種率としては、県内の市の中では一番進んでいるという状態でございました。ですので、今回のワクチンにつきましては、集団接種で行うと効率的にできるという部分と、あとはワクチンを効率的に使えるというメリットがあるというところがございましたので、3回目までの接種体制を、まだ4回目についても継続していきたいと、そういう判断でございます。
 
○保坂副委員長  集団接種の会場も、ちょっと4月以降とかは縮小したりとか状況を見てやっていて、そういうところも含めて、現実に即して考えていくことなのかなというふうには思っているんですけれども、2つ目の質問が、コールセンターなんですが、先ほども当初は55人体制でということでした。それで、1回目のとき、最初のときに予約が取りづらいというような、本当にスタート地点では申込みが集中してしまうこともあって、なかなか大変だった。それは鎌倉市だけではなくて、ちょっと全国的にもそうでした。3回目接種については、期日と会場をあらかじめもう一応決めて通知するという形になって、これについては、多分市民の方からはおおむねこのやり方でよかったというふうに評価をしていただいているのかなというふうにも思っているところなんですが、ただ具体的に周りから聞いた声だと、指定されて通知された期日や会場から変更を申し出るときに、やはり最初の頃、なるべく早く変更の手続をしなければと思った方は、コールセンターの対応も含めて、なかなかスムーズにはいかなかったケースもあったようですけれども、その辺りのことについても、今回は対応をできるように図られるのでしょうか。
 
○新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  3回目につきましては、日時指定ということでさせていただきました。実績として、80歳以上の方が73%指定したとおり、いらしていただいたというところで、それ以下の年代の方については、ちょっと低い、75歳から79歳が24%とか、70歳から74歳が21%、65歳から69歳が24%ということです。こちらは、後ろの日程を指定している方が前倒しというところもあろうかと思います。ですので、指定を変える、会場を変えるというところで、どうしても電話が集中してしまったというふうに認識しております。
 今回、コールセンターの実績につきましても、取り寄せなり、分析はしておりまして、やはり朝一、もしくはファイザーの会場が空いた日がやはり集中をしていて、もうその時間はどうやってもつながらないという、そういう体制でした。ここはもう55人体制ということで、人数的に人口比で見ましても、そう小さくないといいますか、相応の体制は取っていて、実際その時間はつながらないんですけれども、時間をずらして、例えばその日の夕方にかけていただくと、入電実績から見ますと、電話がつながると、そういうことでございましたので、この55人体制というのは適正であったというふうに考えております。
 ただ、3回目につきましては、「0570」のナビダイヤルで電話対応しておりましたが、そこのところは待機の時間もかかると、そこに対しての御指摘もいただいたものですから、4回目につきましては、フリーダイヤルでお電話をお待ちいただければ、つながると、そういう体制、ちょっとつながりにくいのは変わらないんですけれども、そういう体制をつくっていきたいなというふうに考えております。
 
○保坂副委員長  状況に即してというところでやっていっていただくのかなというふうに思うところです。
 3つ目の質問は、ちょっと別件なんですけれども、臨時特別給付金について、伺います。令和4年度に新たに住民税の非課税世帯になった世帯を対象にということなんですけれども、この世帯は、かなりの数に及んでいるんでしょうか。
 
○尾高健康福祉部次長  実際に課税が固まるのが6月1日というところですので、現状での数字で申し上げますと、今のところ、約3,600世帯前後というところが新たに非課税になる世帯というところで、今はそれで計算をさせていただいております。
 
○保坂副委員長  コロナの影響以外にも物価高騰の影響などもあって、実際には、家計が苦しくなる方が本当に増えるのではないかというところも心配しているんですけれども、一方で、コロナ感染症が広まった当初の1年目は予想したよりは影響がなかった。コロナの影響は、本当に全然影響を受けない世帯と受けてしまうところはすごく受けてしまうと、二分化しているような部分もあると思うんですけれども、これについては、1年前の状況よりも厳しくなっているというふうに見られるんでしょうか。ちょっとその全体のことを確認したいと思いますので、もし分かれば、お願いします。
 
○尾高健康福祉部次長  予想ですと、新しく非課税になる世帯というのは、1,500から2,000の間ぐらいではないかという想定をしていたところです。若干想定より多いのかなと。令和2年度から3年度は、確かにあまり影響が見られないような結果が出ているんですけれども、今回少し影響が大きくなってきているのかなというのは、今ちょっとはじいている数字上は感じております。
 
○岡田委員長  ほかに御質疑はございますか。
                  (「なし」の声あり)
 なければ、質疑を打ち切りたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 それでは、質疑を打ち切ります。
 次に、委員間討議の実施について、御協議をお願いいたします。なしということで、よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 それでは、委員間討議の御発議はないということで受け止めさせていただきます。
 次に、御意見ですね。御意見はございますでしょうか。
                  (「なし」の声あり)
 じゃあ、御意見はないということで、意見を打ち切りたいというふうに思います。
 これより、採決に入りたいと思います。議案第3号令和4年度鎌倉市一般会計補正予算(第2号)につきまして、御賛成の方の挙手をお願いいたします。
                   (総 員  挙 手)
 総員挙手でございました。原案のとおり可決しました。
 それから、この後は、委員長報告の作成及び読み合わせを行いますので、インターネット中継はこれで終了したいと思いますが、よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 それでは、そのように取り扱いさせていただきます。
 再開時間は追って、また委員さんに御連絡させていただきますので、よろしくお願いいたします。
 暫時休憩いたします。
               (14時35分休憩   14時52分再開)
   ――――――――― 〇―――――――――――――――――― 〇―――――――――
 〇 議案第3号令和4年度鎌倉市一般会計補正予算(第2号)
 再開後、議案第3号令和4年度鎌倉市一般会計補正予算(第2号)を日程に追加し、委員長報告の内容を検討した結果、これを了承した。
 以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   令和4年(2022年)5月16日

             総務常任委員長

                 委 員