○議事日程
議会運営委員会会議録
〇日時
令和4年(2022年)3月25日(金) 11時00分開会 11時36分閉会(会議時間0時間31分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
久坂委員長、納所副委員長、岡田、後藤(代理)、中里、保坂、竹田、志田、高野、前川の各委員並びに中村議長、大石副議長(出田委員は欠席)
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
服部局長、茶木次長兼議会総務課長、谷川議事調査課長、田中議事調査担当担当係長、岩原担当書記
〇本日審査した案件
1 3月臨時会本会議第1日(3月25日)の議事日程について
(1)日程第3 議会議案第12号鎌倉市生涯学習センター条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について再議の件
(2)日程第1 諸般の報告
(3)日程第2 会期について
2 その他
(1)3月臨時会における新型コロナウイルス感染拡大防止対策について
(2)時間延長について
〇審査内容
開会後、会議録署名委員に保坂委員を指名した後、委員長から、出田委員から所用のため欠席する旨の届出があり、後藤議員が代理で出席していることが報告され、これを確認した。
ここで議長から、3月23日に、市長から2月定例会において原案可決された「議会議案第12号鎌倉市生涯学習センター条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について」、当該議決に異議があることから、地方自治法第176条第1項の規定に基づき再議に付するため、再議書が送付されるとともに、同日付で臨時会招集に係る告示があった旨の報告があり、議長発言を確認するとともに、本件の取扱いについては、「1 3月臨時会本会議第1日(3月25日)の議事日程について」の中で協議することを確認した。
続けて議長から、3月24日付で、陳情第48号から陳情第65号までの18件、いずれも鎌倉市生涯学習センター条例の改正に関する内容の陳情が提出され、議長において受理していること、原則として、臨時会の前に受理した陳情は、受理した旨の報告にとどめ、付託先等については次の定例会において協議することになるが、今臨時会の付議事件と関連する内容であると考えられることから、取扱いについて協議を願いたい旨の発言があり、議長発言を確認するとともに、本件の取扱いについては、「1 3月臨時会本会議第1日(3月25日)の議事日程について」の中で協議することを確認した。
続けて議長から、理事者から新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3月臨時会の際に議場へ入室する出席者については、特段の配慮を願いたい旨の申入れがあったとの報告があり、議長発言を確認するとともに、本件の取扱いについては、「2 その他」の中で協議することを確認した。
以下日程に沿って次のとおり審査を行った。
1 3月臨時会本会議第1日(3月25日)の議事日程について
協議の結果、別添議事日程案のとおりとすることを確認した。
ここで委員長から、通常は議事日程の順に沿って協議を行っているが、本日は臨時会であることに鑑み、まず、今臨時会の付議事件である「日程第3 議会議案第12号の再議の件」、次に、陳情の取扱いを含めた「日程第1 諸般の報告」の順で協議を行い、その協議結果を踏まえた上で、会期について確認する必要があることから、最後に「日程第2 会期について」協議したい旨の発言があり、これを確認するとともに、それぞれ次のとおり確認した。
(1)日程第3 議会議案第12号鎌倉市生涯学習センター条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について再議の件
事務局から、地方自治法第176条第1項において、「普通地方公共団体の議会の議決について異議があるときは、当該普通地方公共団体の長は、その議決の日(条例の制定若しくは改廃又は予算に関する議決については、その送付を受けた日)から10日以内に理由を示してこれを再議に付することができる」と規定されており、再議に付されると、当該議決は、議決の時に遡って、議決がされなかったのと同様の状態になることから、本日の本会議においては、議会議案第12号の再議の件について、「3月18日の議決のとおり決すること」に賛成の方の挙手を求めるという諮り方になること、また、3月18日の本会議において、議会議案第12号は原案可決されているため、意味合いとしては、「原案のとおり決すること」に賛成する議員が挙手をすることになる旨の説明があり、これを確認した。
続けて事務局から、いわゆる一般的拒否権に係る再議の採決において、条例または予算に関するものについては、議長を含む出席議員の3分の2以上の者が同意した場合にさきの議決が確定すること、他方、3分の2以上の者の同意が得られなかった場合は当該事件は成立しないこととなるため、採決の後、議長は、議会議案第12号が廃案となった旨を宣告することについて説明があり、これを確認した。
事務局からの説明を踏まえ協議した結果、市長から再議に付する理由について説明を聴取すること、即決とすること、ネットから保坂令子議員が質疑を行うこと、鎌倉アプデから岡田和則議員が賛成討論を、次にかわせみから竹田ゆかり議員が賛成討論を、次に日本共産党から高野洋一議員が賛成討論をこの順番で行うことを確認した。
ここで後藤議員から、ヴィジョンの久坂議員が採決の際、退席する旨の発言があり、これを確認した。
(2)日程第1 諸般の報告
委員長から、冒頭で議長から報告のあった陳情第48号から陳情第65号までの計18件について、取扱いを協議するに当たり、付議事件ではない、これらの陳情を臨時会で審議するためには、緊急を要する事件と認定する必要がある旨の発言があった。
続けて事務局から、緊急を要する事件については、地方自治法第102条第3項において「臨時会は、必要がある場合において、その事件に限りこれを招集する」との規定が、また、同条第4項において「臨時会に付議すべき事件は、普通地方公共団体の長があらかじめこれを告示しなければならない」との規定があるが、同条第6項において「臨時会の開会中に緊急を要する事件があるときは、前3項の規定にかかわらず、直ちにこれを会議に付議することができる」との規定があり、参考文献によれば、緊急性を認定する一般的な基準はなく、その臨時会で審議しなければ時期を失してしまうような事件であるかどうかで判断するという説がある旨の説明を受けた後、陳情18件の取扱いについて、休憩を挟み協議した結果、今臨時会においては、受理した旨の報告にとどめ、付託先等については、次の定例会において協議することを確認した。
また、諸般の報告があることを確認するとともに、本会議開会前までに会議システムに配信することを確認した。
(3)日程第2 会期について
別添審議日程案のとおり、会期は3月25日(金)の1日間とすることを確認した。
ここで事務局から、議会議案第12号の再議の件に関する任意提出資料として、「鎌倉市教育委員会 令和4年3月臨時会 議論の要旨(生涯学習センター関連)」が提出され、既に会議システムに配信している旨の報告があり、これを確認した。
2 その他
(1)3月臨時会における新型コロナウイルス感染拡大防止対策について
委員長から、新型コロナウイルス感染拡大防止対策については、令和2年12月18日開催の当委員会で確認した内容を議会先例としており、今臨時会においても、先例に沿った対策を基本としたい旨の発言があった後、それぞれ次のとおり確認した。
まず、換気については、本会議において、おおむね1時間が経過したときは、議長判断により、適宜換気のための休憩を取ることを確認した。
次に、理事者側出席者について、議会先例では、市長、両副市長、教育長、共生共創部長、総務部長、教育文化財部長が常時入室するとされていることを確認した後、議長から、共生共創部長が本日の本会議を欠席する旨、理事者から申入れがあったとの発言があり、これを確認した。
次に、発言席について、質疑、討論等の発言は、発言席において行うことを確認した。
次に、傍聴について、議会先例のとおり、ソーシャルディスタンスを取った状態として、本会議場は座席数を12席までとして引き続き周知すること、入室時はマスクを着用することとし、発熱、体調不良の場合は傍聴を自粛いただくよう周知することをそれぞれ確認した。
(2)時間延長について
当委員会の確認事項に基づき、臨時会会期中の本会議の会議時間の延長については、議長一任とし、本会議の状況に応じ、議長が適宜、会議時間の延長を宣告することを確認した。
以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
令和4年(2022年)3月25日
議会運営委員長
委 員
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