○議事日程
議会運営委員会会議録
〇日時
令和4年(2022年)2月10日(木) 13時20分開会 13時50分閉会(会議時間0時間30分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
久坂委員長、前川副委員長、岡田、出田、保坂、納所、竹田、志田、高野の各委員並びに中村議長、日向副議長(中里委員は欠席)
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
服部局長、茶木次長兼議会総務課長、谷川議事調査課長、田中議事調査担当担当係長、岩原担当書記
〇本日審査した案件
1 各派代表質問の順序等について
2 予算等審査等特別委員会の設置について
3 本会議第3日(2月17日)の議事日程について
(1)日程第1 諸般の報告について
(2)日程第2 議案第94号及び議案第96号から第101号並びに議案第87号から第93号までの計14件(新年度予算関係議案)
4 その他
(1)代表質問実施時におけるモニターの表示について
〇審査内容
開会後、会議録署名委員に保坂委員を指名した後、委員長から、中里委員から病気のため欠席する旨の届出があったことが報告され、これを確認した。
1 各派代表質問の順序等について
事務局から、資料「代表質問の議事進行表」に沿って、先例に係る説明のほか、1月26日開催の当委員会において確認された、質問時にもマスクを着用すること、息苦しくなったときは適宜水分補給をし、必要に応じて議長に休憩を申し出ること、再質問及び関連質問は議席ではなく発言席から行うことについて説明を聴取した後、先例及び当委員会における確認のとおり代表質問を実施することを確認した。
次に、代表質問の順序を決める抽せんは、慣例では、抽せんの順序を決める抽せんを大会派順に、また会派に所属する議員が同数の会派にあっては会派結成届出順に行い、その後、抽せんで決まった順に代表質問の順序を決める抽せんを行うこととしているが、協議の結果、抽せんの順序を決める抽せんは省略し、大会派順に、また会派に所属する議員が同数の会派にあっては会派結成届出順に代表質問の順序を決める抽選を行うこととした。抽せんを行った結果、1番 ヴィジョン 後藤吾郎議員、2番 鎌倉アプデ 藤本あさこ議員、3番 公明党 児玉文彦議員、4番 日本共産党 高野洋一議員、5番 ゆめみらい 前川綾子議員、6番 ネット 保坂令子議員、7番 かわせみ 竹田ゆかり議員、8番 自民党 志田一宏議員の順序で行うことを決定した。
ここで委員長から、昨年2月定例会の各派代表質問では、その日の本会議運営について当委員会で協議する際、原則、午後6時に終了することを前提とした協議をし、午後6時を過ぎる場合は、議長判断により時間延長とすることを確認していたが、今定例会も同様の取扱いとしたい旨の発言があり、これを確認した。
2 予算等審査特別委員会の設置について
事務局からの説明に基づき、まず、慣例のとおり、議案第94号及び議案第96号から第101号並びに議案第87号から第93号までの計14件については、各派代表質問終了後、一般会計予算等審査特別委員会を設置し、審査を付託することについて協議が行われ、これを確認した。
次に、予算等審査特別委員会の委員数については、1月26日開催の当委員会における確認のとおり9名とするとともに、各会派からの選出委員数は、ヴィジョン、ゆめみらいの2会派のうち1会派から2名、他の会派からそれぞれ1名を選任することを確認した。
また、特別委員会の設置については、慣例のとおり、動議により行うことを確認した。
なお、特別委員会設置の動議に係る議事運営については、後日開催の当委員会において協議すること、各会派から選出する予算等審査特別委員の氏名は、2月15日(火)までに議長宛てに報告することをそれぞれ確認した。
次に、新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ、特別委員会の委員に選任された議員が、感染または濃厚接触者に該当した等の理由により、特別委員会に出席できないときの対応について協議した結果、同会派の別の議員への交代を認めること、交代できるのが議選監査委員のみである会派の場合は、新型コロナウイルス感染拡大時の特例として、「監査委員である立場を認識した上で審査に臨むこと」という前提で特別委員会委員への就任を認めること、3月4日に予定している本会議において委員の辞任及び選任について諮る必要があるため、「前日の15時開催の当委員会までに、文書による辞任願が議長の手元にあること」を条件とすること、また、特例により、メールによる辞任願の提出も認めることをそれぞれ確認した。
3 本会議第3日(2月17日)の議事日程について
本会議第3日(2月17日)の議事日程について協議した結果、別添議事日程案のとおり、本会議を午前9時30分に開会することを確認した。
(1)日程第1 諸般の報告について
昨日開催の当委員会において改めて協議するとしていた陳情第40号の付託先等について、事務局から係争中の事件に関する説明を受けた後、協議した結果、陳情配付基準の「5 係争中の裁判や異議申し立て等に関するもの」に該当することから、全議員に配付することを確認した。
(2)日程第2 議案第94号及び議案第96号から第101号並びに議案第87号から第93号までの計14件(新年度予算関係議案)
全14議案に対して各派代表質問を行うことを確認するとともに、質問の順序及び質問者の氏名は先ほどの抽せん結果のとおりとすることを改めて確認した。
4 その他
(1)代表質問実施時におけるモニターの表示について
代表質問については、実施に当たっての時間制限等はないが、1月26日開催の当委員会において、1時間を超過した場合は換気のための休憩を取ることが確認されていることから、昨年2月定例会と同様に、登壇者及び議長が見える議場内西側入り口付近にモニターを設置し、質問時間をカウントアップで表示すること、1時間を超過した際は議長判断により休憩を取ることをそれぞれ確認した。
ここで前川副委員長、高野委員及び納所委員から、それぞれ今2月定例会の本会議運営に関する発言があり、このうち「一般質問及び質疑は、良識や配慮を持って行うこと」並びに「発言通告書に基づき外局の委員などに出席依頼を行ったときは、そのことを踏まえて質問を実施すること」を確認するとともに、「本会議場での議案に対する質疑について」及び「発言通告書で通告されていない職員の答弁について」は、後日、改めて当委員会で協議することを確認した。
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(主な内容は次のとおり)
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○前川副委員長 今日の議会の中でも感じているんですけれども、議案の質疑は非常に大事なんですが、議案の質疑の時間を議会としてはこれまで定めていないところでありまして、定めていく必要が、もしかしたらあるかなと思って、頭出しだけさせていただいたほうがいいかなと思います。それと、昨年の12月定例会でもありました、そのときには、一般質問の中に請願あるいは陳情の内容が含まれてというところで、改めて議運を開くということもありましたけれども、今回、ちょっと休憩動議ということでばたばたしてしまって申し訳なかったんですが、そういうことのないようにしていかなければいけないと思っておりますので、公平に、ちゃんと今日できなかったことは申し訳なかったんですが、そういうことを皆さんで共有していかなければいけないと思っております。
それともう一つ、関連質問はこれからたくさん増えていく、多くなると思うんですが、改めて関連であるということで、新たな質問にならないようにというところを確認していけたらなと思っておりますが、そのことをちょっと頭出しします。
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○高野委員 今、副委員長が言われたことに関連しますけれども、今日の長嶋議員の先ほどの議案質疑ですね、私はですね、そのことから直ちに、時間がどうこうという議論をすることは賛成できません。
ただし、請願第1号の中身、長嶋議員は紹介議員になっていますよね。紹介議員になっているということは、その審議を、ある意味、請願者の後ろ盾としてお願いするという立場ですよね。説明する必要がありますよね、場合によって、呼ばれた場合には。そうであるならば、全く質疑をしてはいけないとは言いませんが、あそこまで突っ込むと、何のために付託をし、付託することはもう決まっていて、今日、諸般の報告でもう事実として明らかになっているわけですから。ですから、時間がどうこうというよりは、その辺の良識というのかな、配慮というのかな。何もそういうことを、マニュアルみたいなものがあるわけじゃないけれども、運営の常識として、やはりそこは私自身もそうですが、議会として教訓にしなきゃいけないんじゃないかということは、議会運営委員会の場ですから、共有化できればいいのではないかなと思っています。
あともう一点、これは昨日言うべきでしたけれども、松中議員の一般質問において、市長部局ならともかく、独立部局である監査委員がたしか答弁者として指定されていたにもかかわらず、わざわざ答弁者として外局の、代表監査委員でしたけれども、出席願っているのに、結果的にその方に対する質疑がなかったということは、やはり議会側としては、「あなたに聞きますよ」と言って呼んでいるのに、わざわざ外局の方を。それで質疑がないというのは、ちょっと仕方ないでは済まされないと思います。それについて、別に何かをしてくれというわけじゃないけれども、そういうことでも構わないんだなという議員が一人でもいたら、それは大きな間違いですので、そのことも議会運営委員会として、わざわざ何のために通告をして、答弁者を指定しているのかということにも関わりますから、そのことも今後の教訓として、本来あってはならないことだと思いますので、共有化できればと思います。
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○納所委員 昨日の一般質問、長嶋議員の答弁者の指定が市長だけだったんですが、健康福祉部長等、お答えになったんですよね。これは、議事進行上どうだったのかなと疑問を持っております。
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○議事調査課長 今、手元に資料はないですけれども、市長の補助職員である部長ということになりまして、「担当部長」という通告でいつもはしているんですが、現在はコロナ禍ということで、出席者を特定する意味で、分かる範囲で部長名を書いていただいているということでございます。
市長が答弁する以外にですね、部長に答弁させる、補助職員であることを指名はしていないんですけども、便宜答えさせているということは特に問題はないということで認識をしておりまして、そういう見解も出ているものですから、そのような運用で進められているものとなっております。
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○納所委員 その際、市長の補助職員としての答弁であるということを、少し断りを入れたほうがいいのかなと思うんですね。答弁を求める者として名前が上がってない職員が答える場合、例えば市長が「その点については、部長に答えさせます」みたいなお断りがあるといいと思うんですけれども。そうでなければ、答弁を求める者の指定の意義が崩れちゃうので、今後の検討課題にしていただきたいと思います。
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○前川副委員長 さっき時間の話をさせていただきましたけど、これにはいろいろな思いがありまして、今回に限っても、コロナの中で一般質問の時間を皆さんで考えて決めて、そしてこの間も、全体の一般質問の話も、時間のことをさんざん議論させていただいて、あるところに落ち着いた部分があります。
その中で、議案に対する質疑が長いこと行われると、新たな一般質問という形にもなってしまわないようにというつもりもあって、あの時間の話をさせていただいたということです。時間を決めるということではないかもしれません、確かに。配慮をするという、それぞれが、今、高野委員がおっしゃいました、議員の常識の中での配慮ということ。それはもちろん、そういう意味でのことですので、誤解のないようにしていただきたいと思うんですが。
もう一回、一般質問をしたような形になってしまうことは、よくないのではないかなという、皆さんが一生懸命、この議運で頑張っている以上のことになってはいけないんじゃないかということでお話しさせていただきました。
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○中村議長 今、高野委員から御指摘があった監査委員の件なんですけど、一応、松中議員にはですね、それなりに注意するように指摘させていただいて、その後、議会事務局長と一緒に監査委員事務局に行ってまいりました。それで、お呼びしたのに御発言の機会がなかったことについて、私が謝罪というのもあれなんですけど、呼んでいるのは議会ですから、おっしゃるとおりで、御説明をさせていただいて、八木代表監査委員には御理解はいただいておるところでございますので、御報告だけさせていただきます。
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○久坂委員長 この場におきましては、複数の委員から御発言がございましたとおり、やはり一般質問に限らず、質疑を行う際には、良識ですとか配慮を持って質問することということを改めて確認をしてですね、また外局、特に通告をし、答弁者に出席依頼を行う際は、そのことを踏まえ質問を実施することということは、もうこの場で確認させていただきたいと思います。
なお、頭出しがございました時間の件と、あと答弁者の整理につきましては、後日また改めて皆さんと検討する課題とさせていただきたいと、こういった整理をしたいと思いますがよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認をさせていただきました。
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以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
令和4年(2022年)2月10日
議会運営委員長
委 員
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