令和 4年 2月定例会
第2号 2月10日
○議事日程  

           鎌倉市議会2月定例会会議録(2)
                                   令和4年(2022年)2月10日(木曜日)
〇出席議員 24名
 1番  千   一   議員
 2番  岡 田 和 則 議員
 3番  後 藤 吾 郎 議員
 4番  くり林こうこう 議員
 5番  井 上 三華子 議員
 6番  児 玉 文 彦 議員
 8番  藤 本 あさこ 議員
 9番  出 田 正 道 議員
 10番  くりはらえりこ 議員
 11番  保 坂 令 子 議員
 12番  納 所 輝 次 議員
 13番  日 向 慎 吾 議員
 15番  久 坂 くにえ 議員
 16番  竹 田 ゆかり 議員
 17番  志 田 一 宏 議員
 18番  大 石 和 久 議員
 19番  池 田   実 議員
 20番  高 野 洋 一 議員
 21番  中 村 聡一郎 議員
 22番  長 嶋 竜 弘 議員
 23番  森   功 一 議員
 24番  松 中 健 治 議員
 25番  前 川 綾 子 議員
 26番  吉 岡 和 江 議員

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〇欠席議員 2名
 7番  中 里 成 光 議員
 14番  武 野 裕 子 議員
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〇議会事務局出席者
 事務局長        服 部 計 利
 議事調査課長      谷 川   宏
 議事調査課課長補佐   岩 原   徹
 議事調査担当担当係長  田 中 公 人
 書記          武 部 俊 造
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〇説明のため出席した者
 番外 1 番  松 尾   崇  市長
 番外 2 番  小 礒 一 彦  副市長
 番外 3 番  千 田 勝一郎  副市長
 番外 5 番  比留間   彰  共生共創部長
 番外 7 番  内 海 正 彦  総務部長
 番外 8 番  齋 藤 和 徳  市民防災部長
 番外 9 番  藤 林 聖 治  こどもみらい部長
 番外 10 番  田 中 良 一  健康福祉部長
 番外 12 番  林   浩 一  まちづくり計画部長
 番外 14 番  森   明 彦  都市整備部長
 番外 15 番  ? 木   守  消防長
 番外 16 番  岩 岡 寛 人  教育長
 番外 17 番  佐々木   聡  教育文化財部長
 番外 6 番           歴史まちづくり推進担当担当部長
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〇議事日程
               鎌倉市議会2月定例会議事日程(2)

                         令和4年(2022年)2月10日  午前9時30分開議

 1 諸般の報告
 2 報告第 15号 道路管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額 市 長 提 出
          の決定に係る専決処分の報告について
 3 議案第 70号 令和3年度鎌倉市一般会計補正予算(第12号)に係る専決処分┐同     上
          の承認について                     │
   議案第 71号 令和3年度鎌倉市一般会計補正予算(第13号)に係る専決処分│
          の承認について                     │
   議案第 72号 令和3年度鎌倉市下水道事業会計補正予算(第2号)に係る専│
          決処分の承認について                  ┘
 4 議案第 73号 特定事業契約の締結について                同     上
 5 議案第 74号 市有地管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の 同     上
          額の決定について
 6 議案第 75号 鎌倉市職員の給与に関する条例及び鎌倉市会計年度任用職員の 同     上
          給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定に
          ついて
 7 議案第 77号 鎌倉市消防団員の定員、任用、服務等に関する条例の一部を改 同     上
          正する条例の制定について
 8 議案第 76号 鎌倉市工事補助及び助成条例を廃止する条例の制定について  同     上
 9 議案第 78号 令和3年度鎌倉市一般会計補正予算(第14号)        同     上
 10 議案第 79号 令和3年度鎌倉市一般会計補正予算(第15号)        市 長 提 出
 11 議案第 82号 令和3年度鎌倉市公共用地先行取得事業特別会計補正予算(第 同     上
          1号)
 12 議案第 81号 令和3年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号 同     上
          )
 13 議案第 83号 令和3年度鎌倉市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)  同     上
 14 議案第 84号 令和3年度鎌倉市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1 同     上
          号)
 15 議案第 80号 令和3年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特別 同     上
          会計補正予算(第1号)
 16 議案第 85号 令和3年度鎌倉市下水道事業会計補正予算(第3号)     同     上
 17 議案第 86号 令和3年度鎌倉市下水道事業会計補正予算(第4号)     同     上
 18 議案第 95号 鎌倉市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について 同     上
 19 議案第 94号 鎌倉市学校整備計画検討協議会条例の制定について     ┐
   議案第 96号 鎌倉市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の│
          制定について                      │
   議案第 97号 鎌倉市子どもの家条例の一部を改正する条例の制定について │同     上
   議案第 98号 鎌倉市放課後子どもひろば条例の一部を改正する条例の制定に│
          ついて                         │
   議案第 99号 鎌倉市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について│
   議案第100号 鎌倉市消防団員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正│
          する条例の制定について                 │
   議案第101号 鎌倉市スポーツ施設条例の一部を改正する条例の制定について│
   議案第 87号 令和4年度鎌倉市一般会計予算              │
   議案第 88号 令和4年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特別│
          会計予算                        │
   議案第 89号 令和4年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計予算      ┘
   議案第 90号 令和4年度鎌倉市公共用地先行取得事業特別会計予算
   議案第 91号 令和4年度鎌倉市介護保険事業特別会計予算
   議案第 92号 令和4年度鎌倉市後期高齢者医療事業特別会計予算
   議案第 93号 令和4年度鎌倉市下水道事業会計予算
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〇本日の会議に付した事件
 議事日程に同じ
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                鎌倉市議会2月定例会諸般の報告 (2)

                   令和4年(2022年)2月10日

1 請願1件、陳情9件を請願・陳情一覧表のとおり受理し、請願1件、陳情8件を付託
  一覧表のとおり各常任委員会に付託した。
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                令和4年(2022年)鎌倉市議会2月定例会
                     請願・陳情一覧表 (1)

┌──────┬────────────────────────┬──────────────────────┐
│受理年月日 │件        名              │提   出   者             │
├──────┼─────┬──────────────────┼──────────────────────┤
│ 4.2.7  │陳情   │山ノ内交番の統合(廃止)計画見直し │神奈川県鎌倉市               │
│      │第38号  │についての陳情           │山ノ内地区町内会協議会 会長 兼      │
│      │     │                  │山ノ内下町下町内会             │
│      │     │                  │会長 小 泉 権 七  他10名       │
│      ├─────┼──────────────────┼──────────────────────┤
│      │陳情   │東海道線の村岡新駅(仮称)の市分担 │鎌倉市                   │
│      │第39号  │金に関し深沢地区の区画整理事業の保 │岩 田   薫               │
│      │     │留地処分金を充当するとの鎌倉市の方 │                      │
│      │     │針に関して法に照らし適正か否かの検 │                      │
│      │     │証を求める陳情           │                      │
│      ├─────┼──────────────────┼──────────────────────┤
│      │陳情   │鎌倉市選挙管理委員会における事前審 │鎌倉市                   │
│      │第40号  │査の内容の変更を検証することを求め │岩 田   薫               │
│      │     │る陳情               │                      │
├──────┼─────┼──────────────────┼──────────────────────┤
│ 4.2.8  │請願   │5歳から11歳へのワクチン接種の効果 │鎌倉市                   │
│      │第1号  │とリスクを市民に伝える事を求める請 │スト・ワク 市民ネットワーク        │
│      │     │願書                │代表 児 山 秀 幸            │
│      ├─────┼──────────────────┼──────────────────────┤
│      │陳情   │学校及び保育園でオーガニック給食に │鎌倉市                   │
│      │第41号  │転換していくための計画に関する陳情 │THINK 鎌倉              │
│      │     │                  │共同代表 兵 藤 沙 羅          │
│      ├─────┼──────────────────┼──────────────────────┤
│      │陳情   │野村総合研究所跡地利活用に関して市 │鎌倉市                   │
│      │第42号  │民に開放するよう求める陳情     │THINK 鎌倉              │
│      │     │                  │共同代表 兵 藤 沙 羅          │
│      ├─────┼──────────────────┼──────────────────────┤
│      │陳情   │5歳からのコロナワクチン接種券配布 │鎌倉市                   │
│      │第43号  │にあたり、具体的な副反応情報を同封 │THINK 鎌倉              │
│      │     │することを求める陳情        │共同代表 光 成 佳 世          │
│      ├─────┼──────────────────┼──────────────────────┤
│      │陳情   │携帯電話等中継基地局の設置等に関す │鎌倉市                   │
│      │第44号  │る条例の見直しを求めることについて │THINK 鎌倉              │
│      │     │の陳情               │共同代表 光 成 佳 世          │
│      ├─────┼──────────────────┼──────────────────────┤
│      │陳情   │新型コロナウイルスワクチン接種に関 │鎌倉市                   │
│      │第45号  │する対応についての陳情       │野 原 信 人               │
│      ├─────┼──────────────────┼──────────────────────┤
│      │陳情   │保育園児のマスク着用を推奨せず現行 │鎌倉市                   │
│      │第46号  │の市の指針を継続するよう求める陳情 │THINK 鎌倉              │
│      │     │                  │共同代表 矢 部 日 和          │
└──────┴─────┴──────────────────┴──────────────────────┘

                      付託一覧表 (1)

┌───────┬─────────┬─────────────────────────────────────┐
│付託年月日  │付 託 先    │件                   名                │
├───────┼─────────┼──────┬──────────────────────────────┤
│4.2.10   │総務       │陳情    │野村総合研究所跡地利活用に関して市民に開放するよう求める陳 │
│       │常任委員会    │第42号   │情                             │
│       │         ├──────┼──────────────────────────────┤
│       │         │陳情    │携帯電話等中継基地局の設置等に関する条例の見直しを求めるこ │
│       │         │第44号   │とについての陳情                      │
│       ├─────────┼──────┼──────────────────────────────┤
│       │教育福祉     │請願    │5歳から11歳へのワクチン接種の効果とリスクを市民に伝える事 │
│       │常任委員会    │第1号   │を求める請願書                       │
│       │         ├──────┼──────────────────────────────┤
│       │         │陳情    │学校及び保育園でオーガニック給食に転換していくための計画に │
│       │         │第41号   │関する陳情                         │
│       │         ├──────┼──────────────────────────────┤
│       │         │陳情    │5歳からのコロナワクチン接種券配布にあたり、具体的な副反応 │
│       │         │第43号   │情報を同封することを求める陳情               │
│       │         ├──────┼──────────────────────────────┤
│       │         │陳情    │新型コロナウイルスワクチン接種に関する対応についての陳情  │
│       │         │第45号   │                              │
│       │         ├──────┼──────────────────────────────┤
│       │         │陳情    │保育園児のマスク着用を推奨せず現行の市の指針を継続するよう │
│       │         │第46号   │求める陳情                         │
│       ├─────────┼──────┼──────────────────────────────┤
│       │市民環境     │陳情    │山ノ内交番の統合(廃止)計画見直しについての陳情      │
│       │常任委員会    │第38号   │                              │
│       ├─────────┼──────┼──────────────────────────────┤
│       │建設       │陳情    │東海道線の村岡新駅(仮称)の市分担金に関し深沢地区の区画整 │
│       │常任委員会    │第39号   │理事業の保留地処分金を充当するとの鎌倉市の方針に関して法に │
│       │         │      │照らし適正か否かの検証を求める陳情             │
└───────┴─────────┴──────┴──────────────────────────────┘

                    (出席議員  24名)
                    (9時30分  開議)
 
○議長(中村聡一郎議員)  定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、配付いたしましたとおりであります。
 会議規則第142条の規定により、本日の会議録署名議員を指名いたします。11番 保坂令子議員、12番 納所輝次議員、13番 日向慎吾議員にお願いいたします。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(中村聡一郎議員)  日程第1「諸般の報告」を議題といたします。
 内容は配付いたしましたとおりでありますが、本日の会議に欠席の届出がありますので、局長から報告させます。
 
○(服部計利 事務局長)  中里成光議員から病気のため欠席、武野裕子議員から所用のため欠席する旨の届出がそれぞれございましたので御報告いたします。
 ただいまの報告に御質疑ありませんか。
                    (「なし」の声あり)
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(中村聡一郎議員)  日程第2「報告第15号道路管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定に係る専決処分の報告について」を議題といたします。
 理事者から報告を願います。
 
○森 明彦 都市整備部長  報告第15号道路管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定に係る専決処分について、地方自治法第180条第2項の規定に基づき報告いたします。
 議案集(その1)、92ページを御覧ください。
 本件は、令和3年7月3日に市道を含むのり面が崩落し、土砂や木がのり面の下側の被害者所有地に流れたことにより、被害者が所有する樹木が流出した事故について、損害賠償したものです。
 相手方は議案集に記載のとおりです。
 事故後、相手方と協議した結果、事故の原因を道路管理瑕疵と認め、市が復旧費用として39万280円を支払うことで協議が調ったため、その額を執行いたしました。
 なお、処分の日は、令和3年12月16日です。
 以上で報告を終わります。
 
○議長(中村聡一郎議員)  ただいまの報告に対し、御質疑または御意見はありませんか。
                    (「なし」の声あり)
 以上で報告を終わります。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(中村聡一郎議員)  日程第3「議案第70号令和3年度鎌倉市一般会計補正予算(第12号)に係る専決処分の承認について」「議案第71号令和3年度鎌倉市一般会計補正予算(第13号)に係る専決処分の承認について」「議案第72号令和3年度鎌倉市下水道事業会計補正予算(第2号)に係る専決処分の承認について」以上3件を一括議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を願います。
 
○内海正彦 総務部長  議案第70号令和3年度鎌倉市一般会計補正予算(第12号)に係る専決処分の承認について、提案理由の説明をいたします。
 議案集(その1)、5ページを御覧ください。
 本処分や子育て世帯への臨時特別給付金支給事業を実施するため措置したものです。補正予算措置につきましては特に緊急を要し、議会を招集する時間的余裕がありませんでしたので、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、令和3年12月20日付をもって専決処分いたしました。
 補正予算の内容は、子育て世帯への臨時特別給付金支給事業として既に鎌倉市一般会計補正予算(第9号)及び(第11号)により予算措置していた、主に高校生世代までの子供のいる世帯に対する現金5万円の給付に加え、追加で現金5万円の支給を速やかに実施するため、9億7576万4000円を追加し、その財源として国庫支出金を増額いたしました。
 引き続きまして、議案第71号令和3年度鎌倉市一般会計補正予算(第13号)に係る専決処分の承認について、提案理由の説明をいたします。
 議案集(その1)、16ページを御覧ください。
 本処分は、市民税均等割非課税世帯等への臨時特別給付金支給事業を実施するため措置したものです。補正予算措置につきましては、特に緊急を要し、議会を招集する時間的余裕がありませんでしたので、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、令和3年12月24日付をもって専決処分いたしました。
 補正予算の内容は、市民税均等割非課税世帯等への臨時特別給付金支給事業として、市民税均等割非課税世帯等に対する現金10万円を速やかに支給するため、19億224万4000円を追加するとともに、繰越明許費を設定いたしました。その財源として国庫支出金を増額いたしました。
 以上で説明を終わります。
 
○森 明彦 都市整備部長  議案第72号令和3年度鎌倉市下水道事業会計補正予算(第2号)に係る専決処分の承認について、提案理由の説明をいたします。
 議案集(その1)、29ページを御覧ください。
 本処分は、下水道事業会計が国に納付している消費税及び地方消費税について、過去に納付した税額が不足していることが判明したことから、消費税及び地方消費税を追加納付するための予算を措置したものです。補正予算につきましては、特に緊急を要し、議会を招集する時間的余裕がありませんでしたので、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、令和3年12月21日に専決処分いたしました。
 次に、補正予算の内容について説明いたします。
 第1条は総則であり、第2条収益的収入及び支出は、支出について費用の増額に伴い、第1款下水道事業費用、第1項特別損失を3699万4000円増額いたしました。
 以上で説明を終わります。
 
○議長(中村聡一郎議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第70号外2件については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、議案第70号外2件については、委員会の審査を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。御意見はありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。なお採決は1件ごとにこれを行います。
 まず、議案第70号令和3年度鎌倉市一般会計補正予算(第12号)に係る専決処分の承認についてを採決いたします。本件は、原案のとおり承認することに御賛成の方の挙手を求めます。
                      (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第70号は原案のとおり承認されました。
 次に、議案第71号令和3年度鎌倉市一般会計補正予算(第13号)に係る専決処分の承認についてを採決いたします。本件は、原案のとおり承認することに御賛成の方の挙手を求めます。
                      (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第71号は原案のとおり承認されました。
 次に、議案第72号令和3年度鎌倉市下水道事業会計補正予算(第2号)に係る専決処分の承認についてを採決いたします。本件は、原案のとおり承認することに御賛成の方の挙手を求めます。
                      (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第72号は原案のとおり承認されました。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(中村聡一郎議員)  日程第4「議案第73号特定事業契約の締結について」を議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を願います。
 
○森 明彦 都市整備部長  議案第73号特定事業契約の締結について、提案理由の説明をいたします。
 議案集(その1)、40ページを御覧ください。
 本件は、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律、いわゆるPFI法に基づき、市営住宅集約化事業を進めるため、特定事業契約を締結しようとするものです。
 事業場所は現在の笛田住宅、深沢クリーンセンターのある笛田三丁目445番5ほかで、事業内容は市営住宅の整備、入居者の移転支援及び提案業務です。期間は契約締結の日の翌日から令和9年3月31日までの予定で、契約金額は90億2000万円です。相手方は青木あすなろ建設株式会社、株式会社市浦ハウジング&プランニング東京支店、ウスイホーム株式会社です。
 以上で説明を終わります。
 
○議長(中村聡一郎議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 本件は、運営委員会の協議もあり、建設常任委員会に付託いたします。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(中村聡一郎議員)  日程第5「議案第74号市有地管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定について」を議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を願います。
 
○佐々木 聡 教育文化財部長  議案第74号市有地管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定について、提案理由の説明をいたします。
 議案集(その1)、42ページを御覧ください。
 本件は、令和3年4月10日及び9月10日に梶原四丁目1570番ほかで発生した、市有地野村総合研究所跡地からの倒木による隣接地のフェンスの一部を破損等した事故について、相手方に損害賠償をするものです。
 相手方は、議案集に記載のとおりです。
 事故後、相手方と協議した結果、事故の原因を市有地の管理瑕疵と認め、倒木処理やフェンスの修理費用として198万4290円を支払うことで協議が調ったため、地方自治法第96条第1項第13号の規定により、損害賠償の額の決定について提案するものです。
 以上で説明を終わります。
 
○議長(中村聡一郎議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第74号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、議案第74号については、委員会の審査を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。御意見はありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議案第74号市有地管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                      (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第74号は原案のとおり可決されました。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(中村聡一郎議員)  日程第6「議案第75号鎌倉市職員の給与に関する条例及び鎌倉市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を願います。
 
○内海正彦 総務部長  議案第75号鎌倉市職員の給与に関する条例及び鎌倉市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
 議案集(その1)、43ページを御覧ください。
 本件は、令和3年神奈川県人事委員会の勧告の内容を踏まえ、給料表の改定を行うほか、給与を受ける権利に関する事項について、条例における規定を削除して、労働基準法の規定を直接適用することとするため、鎌倉市職員の給与に関する条例の一部を改正しようとするものです。
 なお、給料表の改定の経過措置として、令和8年3月31日までの4年間現給保障を行うことといたします。
 また、鎌倉市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正については、鎌倉市職員の給与に関する条例の一部改正に伴い、給料表の改定を行います。
 施行期日は時刻規定の削除は公布の日からとし、給料表の改定については令和4年4月1日からといたします。
 以上で説明を終わります。
 
○議長(中村聡一郎議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 本件は、運営委員会の協議もあり、総務常任委員会に付託いたします。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(中村聡一郎議員)  日程第7「議案第77号鎌倉市消防団員の定員、任用、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を願います。
 
○高木 守 消防長  議案第77号鎌倉市消防団員の定員、任用、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
 議案集(その1)、55ページを御覧ください。
 消防団員の入団年齢の上限を撤廃するとともに、消防団員の懲戒処分の手続について鎌倉市職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の規定を準用しようとするものです。
 施行期日は懲戒処分の手続に関わる改正規定は公布の日から、入団年齢の上限撤廃に関わる改正規定は令和4年4月1日からとします。
 以上で説明を終わります。
 
○議長(中村聡一郎議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 本件は、運営委員会の協議もあり、市民環境常任委員会に付託いたします。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(中村聡一郎議員)  日程第8「議案第76号鎌倉市工事補助及び助成条例を廃止する条例の制定について」を議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を願います。
 
○森 明彦 都市整備部長  議案第76号鎌倉市工事補助及び助成条例を廃止する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
 議案集(その1)、53ページを御覧ください。
 本条例で廃止しようとする条例は、昭和23年1948年に制定されたものであり、近年活用実績もなく、過去においても活用実績は定かでない状況です。現在、同様の趣旨の条例等が整備されており、当該条例は活用機会を見いだすことができないことから廃止しようとするものです。
 なお、施行期日は公布の日からとします。
 以上で説明を終わります。
 
○議長(中村聡一郎議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 本件は、運営委員会の協議もあり、建設常任委員会に付託いたします。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(中村聡一郎議員)  日程第9「議案第78号令和3年度鎌倉市一般会計補正予算(第14号)」を議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を願います。
 
○松尾 崇 市長  (登壇)議案第78号令和3年度鎌倉市一般会計補正予算(第14号)の提案理由の説明をいたします。
 今回の補正は、財産管理事務及び障害者福祉サービス事業などの所要の経費を追加するとともに、市立保育所等整備事業及び児童手当支給事業などを減額いたしました。そして、これらの財源といたしまして前年度繰越金などを追加するとともに、基金繰入金などを減額いたしました。
 また、防災行政用無線デジタル化整備委託事業などに係る繰越明許費の追加及び本庁舎等施設整備事業費などの地方債の変更をしようとするものです。
 詳細につきましては、担当職員に説明させますので、御審議をお願いいたします。
 
○内海正彦 総務部長  令和3年度鎌倉市一般会計補正予算(第14号)について、その内容を説明いたします。
 議案集(その1)の57ページを御覧ください。
 第1条歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ8億4408万円の増額で、補正後の総額は、歳入歳出とも683億5802万5000円となります。
 款項の金額は第1表のとおりですが、令和3年度鎌倉市補正予算に関する説明書に基づき、主な内容につきまして、歳出から御説明をいたします。
 説明書の34ページを御覧ください。
 第5款第5項第5目議会費は501万4000円の増額で、職員給与費の追加などを。
 36ページに移りまして、第10款総務費、第5項総務管理費、第5目一般管理費は2496万7000円の増額で、職員給与費の追加や会計年度任用職員給与費などの減を。
 39ページにかけまして、第20目財産管理費は12億5448万2000円の増額で、財政調整基金積立金の追加などを。第25目企画費は2億2111万1000円の増額で、ふるさと寄附金推進事業費の追加などを。
 第50目文化振興費は2127万3000円の減額で、国際交流推進事業費の減を。
 40ページに移りまして、第60目諸費は3億158万7000円の増額で、国県支出金等返還金などの追加を。
 46ページに移りまして、第15款民生費、第5項社会福祉費、第5目社会福祉総務費は7518万6000円の減額で、介護保険事業特別会計繰出金などの減や、生活困窮者自立支援事業費などの追加を。
 第15目障害者福祉費は2億8770万9000円の増額で、障害者福祉サービス事業費の追加などを。
 48ページに移りまして、第25目老人福祉費は1億1349万4000円の減額で、後期高齢者医療事業特別会計繰出金などの減を。
 51ページにかけまして、第10項児童福祉費、第5目児童福祉総務費は1億2088万8000円の減額で、職員給与費や会計年度任用職員給与費の減などを。第10目児童支援費は2億2006万2000円の減額で、私立保育所等整備事業費などの減や特定教育・保育施設支援事業費などの追加を。第15目母子福祉費は2800万円の減額で、子育て世帯生活支援特別給付金支給事業費などの減を。
 52ページに移りまして、第15項生活保護費、第10目扶助費は3900万円の増額で、扶助事業費の追加を。
 54ページに移りまして、第20款衛生費、第5項保健衛生費、第15目健康管理費は1131万3000円の減額で、がん検診事業費の減などを。
 57ページにかけまして、第10項清掃費、第10目じん芥処理費は4086万9000円の減額で、ごみ収集事業費の減などを。
 64ページに移りまして、第40款第5項観光費、第15目海水浴場費は3451万6000円の減額で、海水浴場運営事業費の減を。
 66ページに移りまして、第45款土木費、第5項土木管理費、第5目土木総務費は3502万7000円の減額で、道路台帳整備事業費などの減を。第10目建築指導費は4649万9000円の減額で、建築相談事業費の減を。
 69ページにかけまして、第10項道路橋りょう費、第10目道路維持費は5998万6000円の減額で、道路維持補修事業費の減を。
 71ページにかけまして、第20項都市計画費、第5目都市計画総務費は4282万7000円の減額で、交通体系整備事業費や職員給与費の減などを。
 72ページに移りまして、第5款第5項消防費、第5目常備消防費は5267万円の減額で、職員給与費の減を。
 74ページに移りまして、第55款教育費、第5項教育総務費、第10目事務局費は5279万2000円の減額で、会計年度任用職員給与費などの減を。第25目幼児教育奨励費は3530万8000円の減額で、就園支援事業費の減を。
 78ページに移りまして、第20項社会教育費、第5目社会教育総務費は5653万7000円の減額で、職員給与費や会計年度任用職員給与費の減などを。第10目文化財保護費は3307万8000円の減額で、文化財調査・整備事業費などの減を。
 82ページに移りまして、第60款第5項公債費、第5目元金は1650万9000円の減額で、元金償還金の減を行おうとするものです。
 次に、歳入について説明いたします。戻りまして、説明書は6ページを御覧ください。主な歳入の補正内容について説明をいたします。
 第5款市税、第5項市民税、第5目個人は18億2550万4000円の増額を。第10目法人は3億9968万6000円の増額を。第10項第5目固定資産税は1億5547万3000円の増額を。
 8ページに移りまして、第20項第5目市たばこ税は2902万8000円の増額を。
 10ページに移りまして、第16款第5項第5目配当割交付金は1億3800万円の増額を。第17款第5項第5目株式等譲渡所得割交付金は1億2000万円の増額を。第18款第5項第5目法人事業税交付金は9030万円の増額を。第19款第5項第5目地方消費税交付金は4230万円の減額を。
 12ページに移りまして、第31款第5項第5目環境性能割交付金は3200万円の減額を。第33款地方特例交付金、第15項第5目新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金は1億1881万3000円の減額を。
 14ページに移りまして、第45款分担金及び負担金、第5項負担金、第5目民生費負担金は2002万2000円の減額で、保育所利用者負担金などの減を。
 16ページに移りまして、第55款国庫支出金、第5項国庫負担金、第10目民生費負担金は2億7409万9000円の増額で、子どものための教育・保育給付費負担金の追加などを。
 18ページに移りまして、第10項国庫補助金、第5目総務費補助金は5億7436万2000円の増額で、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などの追加を。第10目民生費補助金は1億3568万1000円の減額で、保育所等整備交付金などの減を。
 20ページに移りまして、第40目土木費補助金は3018万8000円の減額で、社会資本整備総合交付金の減を。第50目教育費補助金は、2010万8000円の増額で、学校保健特別対策費補助金の追加などを。
 23ページにかけまして、第60款県支出金、第5項県負担金、第10目民生費負担金は1億3795万3000円の増額で、障害者自立支援給付費等負担金の追加などを。
 24ページに移りまして、第10項県補助金、第35目観光費補助金は4784万1000円の増額で、市町村自治基盤強化総合補助金の追加を。
 26ページに移りまして、第65款財産収入、第10項財産売払収入、第5目不動産売払収入は2億7858万6000円の減額で、土地売払収入の減を。第70款第5項寄附金、第5目一般寄附金は4億9310万円の増額で、ふるさと寄附金の追加などを。
 28ページに移りまして、第75款繰入金、第5項基金繰入金、第5目財政調整基金繰入金は41億7235万9000円の減額を。
 31ページにかけまして、第80款第5項第5目繰越金は20億4367万円の増額で、前年度からの繰越金の追加を。
 32ページに移りまして、第90款第5項市債は7億300万円の減額で、社会福祉施設整備事業債など起債対象事業費の確定等に伴い、表記のとおり、減額などを行うものです。
 以上、歳入歳出それぞれ8億4408万円を増額し、補正後の総額は683億5802万5000円となります。
 次に、第2条繰越明許費の補正について説明をいたします。
 議案集(その1)の63ページを御覧ください。
 防災行政用無線デジタル化整備委託事業ほか11事業について、記載の事業の繰越明許費の設定をしようとするものです。
 次に、第3条地方債の補正について説明をいたします。
 議案集(その1)は64ページを、補正予算に関する説明書は92ページを御覧ください。
 地方債の変更は、第1条の歳入歳出予算の補正で説明いたしました対象事業の財源として、その起債限度額を第3表及び調書のとおり変更しようとするものです。
 以上で一般会計補正予算(第14号)の内容説明を終わります。
 
○議長(中村聡一郎議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第78号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、議案第78号については、委員会の審査を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。御意見はありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議案第78号令和3年度鎌倉市一般会計補正予算(第14号)を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                      (多 数 挙 手)
 多数の挙手によりまして、議案第78号は原案のとおり可決されました。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(中村聡一郎議員)  日程第10「議案第79号令和3年度鎌倉市一般会計補正予算(第15号)」を議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を願います。
 
○松尾 崇 市長  (登壇)議案第79号令和3年度鎌倉市一般会計補正予算(第15号)の提案理由の説明をいたします。
 今回の補正は、本庁舎等整備事業、感染症対策事業、鎌倉芸術館大規模修繕等事業などを計上いたしました。
 そして、これらの財源といたしまして、繰越金、国庫支出金、繰入金などを計上いたしました。
 また、鎌倉芸術館受水槽修繕事業などに係る繰越明許費の設定、同じく鎌倉芸術館受水槽修繕事業に係る経費による地方債の追加をしようとするものです。
 詳細につきましては、担当職員に説明させますので御審議をお願いいたします。
 
○内海正彦 総務部長  令和3年度鎌倉市一般会計補正予算(第15号)について、その内容を説明いたします。
 議案集(その1)の65ページを御覧ください。
 第1条歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ4億5346万1000円の増額で、補正後の総額は歳入歳出とも688億1148万6000円となります。
 款項の金額は第1表のとおりですが、令和3年度鎌倉市補正予算に関する説明書に基づき、その主な内容につきまして歳出から御説明をいたします。
 説明書の10ページを御覧ください。
 第10款総務費、第5項総務管理費は3億4068万3000円の増額で、本庁舎整備基金積立金及び鎌倉芸術館受水槽修繕に係る経費の追加などを。第15項戸籍住民基本台帳費は1307万3000円の増額で、住民記録システム引越しワンストップサービス対応業務に係る経費の追加を。
 12ページに移りまして、第15款民生費、第10項児童福祉費は1569万6000円の増額で、保育士等に対する処遇改善に係る経費の追加を。
 14ページに移りまして、第20款衛生費、第5項保健衛生費は8372万9000円の増額で、小児に対する新型コロナウイルスワクチン接種に係る経費の追加を。
 16ページに移りまして、第30款第5項農業水産業費は28万円の増額で、タブレット購入費の追加をしようとするものです。
 次に、歳入について説明をいたします。戻りまして説明書は6ページを御覧ください。
 第55款国庫支出金、第5項国庫負担金は6312万4000円の増額で、新型コロナウイルスワクチン接種対策費国庫負担金及び保育士等処遇改善臨時特例交付金の追加を。第10項国庫補助金は3933万4000円の増額で、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費国庫補助金及び社会保障・税番号制度システム整備費補助金の追加を。第60款県支出金、第10項県補助金は28万円の増額で、(仮称)農業委員会による情報収集等業務効率化支援事業補助金の追加を。第75款繰入金、第5項基金繰入金は6936万5000円の増額で、財政調整基金繰入金の追加を。
 8ページに移りまして、第80款第5項繰越金は2億6077万3000円の増額で、前年度からの繰越金の追加を。第85款諸収入、第25項雑入は198万5000円の増額で、賠償金に係る保険料の追加を。第90款第5項市債は1860万円の増額で、文化施設整備事業債の追加を行うものです。
 以上、歳入歳出それぞれ4億5346万1000円を増額し、補正後の総額は688億1148万6000円となります。
 次に、第2条繰越明許費の補正について説明をいたします。
 議案集(その1)は68ページを御覧ください。
 鎌倉芸術館受水槽修繕事業ほか3事業について、記載の事業の繰越明許費の設定をしようとするものです。
 次に、第3条地方債の補正について説明をいたします。
 議案集(その1)は69ページを、補正予算に関する説明書は18ページを御覧ください。
 地方債の変更は、第1条の歳入歳出予算の補正で説明をいたしました対象事業の財源として、その起債限度額を第3表及び調書のとおり、変更しようとするものです。
 以上で一般会計補正予算(第15号)の内容説明を終わります。
 
○議長(中村聡一郎議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
 
○22番(長嶋竜弘議員)  おはようございます。それでは、補正予算(第15号)について質疑をさせていただきます。
 子供たちのね、5歳から11歳のワクチンが予算に入っておりますので、私はこれについては断固反対いたします。子供たちの命と健康に関わることでございます。徹底してちょっと御質問をさせていただきたいと思います。
 まず最初に市長に伺いますが、この子供たちのね、命と健康を守るために予算を措置してこのワクチン接種をされるということだと思いますが、それは必要なことだと、これは断言できますか。
 
○松尾 崇 市長  子供たちへのワクチン接種についてです。その必要があるかないかというところについてですけれども、このワクチン接種につきましては、1月21日に薬事上の承認がされて、26日に特例臨時接種としての接種を実施する方向性ということで了承されているものです。今後、必要な省令改正等を経て小児への接種が開始されるという形になるものでありまして、市としてはそうした国からの流れを受けて、市としての小児接種という事務は進んでいくという形になります。
 
○22番(長嶋竜弘議員)  事務をどうのって言ってないです。市長、それは必要なことか断言できるかと聞いたんですよ。そのための予算措置じゃないんでしょうね。
 では、若年層の副反応被害、特に心筋症の被害が異常に出ている。昨日数字もお示ししましたが、それでも安全なワクチンだから安心して接種いただけると、市民の皆さん、親御さんたちに断言できますでしょうか。
 
○田中良一 健康福祉部長  今、市長からも答弁がありましたとおりですが、1月26日、第29回の厚生科学審議会の予防接種ワクチン分科会で、そのところの議論で小児における新型コロナウイルス感染症に関しましては、中等症や重症例の割合は少ないものの、中等症や重症例の症例数は増加傾向であると、また感染者全体に占める小児の新型コロナウイルス感染症の報告割合は増加傾向であるという、そういう資料も示されております。その後、自治体向け説明会で示された資料によれば、小児における新型コロナウイルス感染症の動向やワクチンの有効性、安全性、諸外国の対応状況、子供や保護者の新型コロナワクチンに対する考え方、こういったものを踏まえまして、ファイザー社製のワクチンを特例臨時接種に位置づけるという方向で2月10日、本日になると思いますけど、本日の厚生科学審議会に改めて諮問されていると認識しております。こういった各種の審議会等での結論を受けて、市としては接種を進めていくと認識をしているところでございます。
 
○22番(長嶋竜弘議員)  今、審議会のお話ありました。今日午後1時から審議会がありまして、前回お流れになっていました、義務化するかどうかという議論がありました、国会でもね。その話を審議して結論を持つということですが、皆さん、今日の午後ですから、注目しておいていただきたいと思います。
 人間はもともと免疫力が備わっております。昨日お話いろいろしましたんであれですが、細胞性免疫、液性免疫、そういった様々な体の仕組みによってウイルスや細菌に対応しています。特に日本人はHLA−A24、BCGなどにより高い免疫力があるとの専門家の御意見がございます。その中で子供たちは高齢者とは違い、免疫力は高く、子供の気道免疫にはACE2受容体が少ないなどの理由から、新型コロナウイルス感染による死亡者は10歳以下では出ておりません。そして重症者も極めて少ない状況です。よってワクチンの必要性はないと考えますので、私はこの予算措置は必要ないと考えておりますが、それでも必要と考えられておりますか。
 
○田中良一 健康福祉部長  厚生労働省の資料によりますと、今、免疫のお話がございましたが、小児に係る免疫についての記載はございませんが、人間の免疫には大きく分けて自然免疫と獲得免疫がある。そういうことは認識をしております。厚生労働省のQ&Aではワクチンの接種により、そういった自然免疫と獲得免疫を活性化させるということが最も有効であると、こういう説明もございます。免疫に対するワクチンの有効性というのはこういった国の資料もございますけれども、そういうふうに我々としては認識をしているところでございます。
 
○22番(長嶋竜弘議員)  自然免疫が活性化されると、今、御答弁ありましたが、それは科学的根拠があるんですかね。
 昨日、ヤマサ醤油さんのお話をちょっと出しました。それはワクチン接種でウリジンを修飾核酸に置き換えたmRNAの場合、免疫機能を回避できるようになり、という記述を読み上げたと思いますが、これはTreg(制御性T細胞)を誘導して免疫系を制御します。そのことがもともと持っている免疫力、今、言いました自然免疫ですね、それを抑えてしまい様々な問題が起きると言われております。専門家の御指摘が相当出ております。昨日御紹介いたしましたギアート・バンデン・ボッシュ博士、ドイツの方ですね、この方は相当警告を発しております。この専門家の御指摘があるのにもかかわらず、高い免疫力が備わっている子供たちにワクチンを接種した方がよいと、今、そういうお話だったと思いますね、今の御答弁。それはいま一度ちょっと、そういう御指摘は今、無視した、私、昨日出している話じゃない、無視した今の御答弁だったと思うんですけど、その御指摘はもう関係ないということですか、だからワクチン必要だと聞こえたんですが、いかがですか。
 
○田中良一 健康福祉部長  今の私の答弁ですけれども、それにつきましては、それだけの御指摘を無視するとかそういうことというよりはですね、厚生労働省のそういうQ&A、こういったところに書かれていて、そういう人間の免疫に関するワクチンの有効性というようなところを、今、答弁をさせていただいたというところでございます。
 
○22番(長嶋竜弘議員)  それが専門家の方の意見をちゃんと聞いてください。免疫学を言っているところですけど、どうも厚生労働省のQ&Aばっかりおっしゃいますが。
 では、未来ある子供たちにワクチン接種による5年先、10年先までの長期的健康被害のリスクがないものだと断言できるでしょうか。ここは最大に重要です。
 
○田中良一 健康福祉部長  私が今、答弁できることとしましては、お子さんへのワクチン接種について、国でいろいろな審議会等の審議を経て、安全かつ有効というようなところの判断がされた、そういった基に小児に対するワクチン接種が行われるというふうに認識しております。私どもとしましては、そういう国からの通知あるいは判断、そういったものに基づきましてワクチン接種を進めていくというふうに考えております。
 
○22番(長嶋竜弘議員)  5歳から11歳のワクチンの説明書、ファイザーが出している、そこの一番上に何て書いてあるか御存じない御様子ですけど、これ臨床試験中でデータを収集しているんですって書いてあるんです、そういうものを子供たちに打たすと言っているんですからね、言っておきますけど。
 では、11月の臨時会でワクチン接種後に亡くなった10代のお子さんの話をさせていただきましたが、5歳から11歳のワクチン接種に向けて、この事実を市民の皆さんに公開して伝えていくべきだと申し上げています。このことは必須だと思います。今までもやっていただきたいと言っておりましたが、5歳から11歳の接種が予算を投じてやっていくというんだったら、この話はね、出すべき話でありますが、そのつもりございますか、市長。ちゃんと公開して。年齢が近いですよね、いかがですか。
 
○松尾 崇 市長  個人の特定につながりかねない情報につきましては、市として公開することはできませんが、市では市民の方になるべく多くの情報を提供する趣旨から、国が公開している情報についてホームページ等で紹介して市民の方が確認できるようにしています。
 本市に情報提供のあった副反応疑い報告につきましても、個人が特定されない範囲で件数をホームページなどで公開するほか、令和4年1月1日号の「広報かまくら」でも同様の内容を掲載したところです。
 他市ではこのような情報を公開している事例は少なく、鎌倉市としてもできる限りの情報提供に努めていると考えておりますが、今後も引き続き接種するかどうかの判断材料となる情報について丁寧に発信してまいりたいと考えています。
 
○22番(長嶋竜弘議員)  個人の特定があれでしたら、では、10代の被害者、亡くなった方、それから重篤者、一覧にして全部あります。これ、じゃあ、全部公開していただけますか。そういう陳情なんかどうやら出ているみたいですけど、ちょっとまだ陳情ははっきり読んでいませんが、全部公開すればいいじゃないですか。全部、全員ね、全国の。そしたら個人特定されませんよね。それはいかがですか。それならいいじゃないですか。死亡者だけでもいいですけど。
 
○松尾 崇 市長  ちょっと質問の趣旨が明確に受け取れていないかもしれませんが、全国の10代での死亡例、もしくは重篤な副反応等、事例ということが我々として知り得る範囲、国からの情報を得られる範囲で公開するということはできるというふうに考えております。
 
○22番(長嶋竜弘議員)  いや、知り得るも何も、市長見てもいないですか。毎回の審議会で全部出ているのがもう何千人ていて、何万人か。全部あるんですよ、副反応疑い報告。1,444人が亡くなっている、10代だけじゃなくてね、全部入れて、それあるんですけど、それを公開してもらえませんかと言っただけです。間違わないでください。
 ではね、新型コロナワクチンを5歳から11歳へ接種する、これは何の効果を期待して、予算を措置して接種されるのでしょうか。いわゆるベネフィットといっているということです。
 
○田中良一 健康福祉部長  一般的にワクチンの接種する効果ということだと思いますけれども、発症予防、それから感染予防、重症化予防、こういったところを期待して接種をさせていただくということだと認識はしております。
 
○22番(長嶋竜弘議員)  昨日からの議論は何だったのかちょっとよく分かりません。まあいいや。
 では、今、ベネフィットね、このワクチン接種、5歳から11歳に接種することで起こる問題ね、リスク、これはどのように捉えていらっしゃいますか。
 
○田中良一 健康福祉部長  これはお子さんに限ったことではないと思いますけれども、国から、今、示されている様々な副反応の事例等が公表されております。そういった、これは小児に限ったことではないですけれども、そういう副反応というものについては、そういうことが生じかねないかなということを思っているところでございます。
 
○22番(長嶋竜弘議員)  昨日心筋症のデータをお示ししました。それについては何もなしですか、見解は。
 
○田中良一 健康福祉部長  もちろんそういうデータ的なものも含めての、私そういう副反応ということで、そういうつもりで、今、ちょっと答弁をさせていただきました。特にそれに対して、また国からも心筋症に対してのコメントということは特にございません。
 
○22番(長嶋竜弘議員)  分かりました。正月の衛生時報を拝見して私、大変びっくりしたんですが、医師会長が文章を書かれていまして、その中で今回の予算措置の関連ですね、まだ免疫を持たない5歳から11歳の接種を速やかに進め、市民全員の集団免疫力を上げた後、3回目の接種を行うことが重要ですと記載がございます。これ、5歳から11歳がまだ免疫を持たないと書いてあるんですが、5歳から11歳は免疫を持ってないんでしょうか。
 
○田中良一 健康福祉部長  この衛生時報の記載でございますけれども、これを書かれた筆者の方に確認をしたところ、指摘されている箇所につきましては、その前段の新型コロナワクチンの接種について説明した部分を受けて、ワクチン接種による獲得免疫という意味で免疫という表現を用いたということでございました。
 しかしながらですね、免疫につきましては市民の方にも知っていただくことは必要であるということで、事務局のほうから提案して、衛生時報の3月号に新たに免疫に関するコラムを掲載して、市民の皆様にも御理解を深めていただきたいとは考えております。
 
○22番(長嶋竜弘議員)  これ、文書質問したんで、皆さん御覧いただけると思いますが、そういうことを言っているんです。
 前後の文章を読んでもそれは受け取れない中身ですので、言い訳ですから訂正してくださいと私は申し上げておりますが、そのつもりはないというとんでもない御意見です。私はこれは絶対に容認はできません。
 では、10代のコロナワクチン接種後副反応被害とコロナ感染による被害の比較を見ると、ワクチン接種による被害のほうが明らかに大きいのが事実です。昨日のオミクロン株のデータからも、鎌倉市民では子供たちだけじゃなくて、感染者の重症者は出ておりません。数でいったら折り返しで、半分ぐらいがもうオミクロン株ですけれども、それでも重症者は一人も出ておりません。子供たちも当然ですけれどね、出ておりません。数字でいいますとワクチン副反応被害10代は死亡者6名、重篤者387名でございます。総数は1,609名です。コロナの感染被害は死亡者3名、重篤者は6名。ワクチンは387名ですよ、重篤者。コロナ死亡者は10歳以下はゼロ名です、重篤者6名、これ全国ですよ、鎌倉じゃないですよ、という数字でございます。圧倒的にワクチン副反応被害10代、そのほうが多いんです。市長、これどうですか、このデータは明らかなんですが、これ5歳から11歳、打ったらさらに出ますよ。私、断言しておきます。心筋炎、いかがですかこれ。
 
○松尾 崇 市長  これまでのデータも心膜炎もしくは心筋炎等が疑われている事例ということは出ておりますので、私のほうからそれが出る出ないということを断言することはできないところでございます。
 
○22番(長嶋竜弘議員)  出る出ないを言ってくれというのは、こういうふうに出てますよと。私が言っているのはこれを市民の皆さんに伝えてください。こうして、私が昨日アップしている資料は厚生労働省のページから取ったものです。それを皆さんにお知らせするだけでいいと思うんですけど、それを言っているんですが、それはいかがですか。
 
○松尾 崇 市長  このワクチンによる副反応ということはあると認識をする中で、どのような情報をデメリット、リスクとして伝えていくかというところはよく精査をする中で、今後接種に当たっての案内というところにも含めて御案内をしっかりとさせていただきたいと思います。
 
○22番(長嶋竜弘議員)  ちゃんとやっていただけるかどうか、ちょっと不安な御答弁ですね。
 では、武漢株のワクチンです。今のワクチンはね。ファイザー。これが5歳から11歳のオミクロン株に効くのかどうかも、昨日のデータどおりおっしゃったオミクロンへの置き換え95%です。ここ最大のポイントで、これからゼロから打つ、5歳から11歳は今の対応ではオミクロン株の対応が95%、ちょっとね、その数字もあれですけれど、その後の変異株というのはもちろん出てくると思いますけど、直近で打つんだったらそれ、オミクロン株の対応だと思いますが、これに効果があるかないか、その科学的な根拠がきちっと示せなければいいということは言えないと思うんですが、それはいかがですか、治験なりの実証データ。
 
○田中良一 健康福祉部長  武漢株に対してつくられたワクチンが、オミクロンに対してどう効果があるのかというような御質問かなと認識をしておりますけれども、これもデータ、バックデータ的なものは私のほうではデータがこうなっているとか、そういうことは申し上げられませんけれども、厚生労働省のQ&Aではオミクロン株に対する初回、1回目、2回目ですね、初回接種による発症予防効果はデルタ株と比較すると、オミクロン株に対しては著しく低下するというものの、追加接種、3回目の接種することにより回復することが知らされております。また、入院予防効果もデルタ株と比較すると一定程度の低下はありますが、追加接種で回復するということが報告されているということが厚生労働省のQ&Aでは述べられております。
 
○22番(長嶋竜弘議員)  昨日もデータを示しているからね、国立感染症研究所のデータがあるんですからね。
 それで、この5歳から11歳のワクチン接種については多くの反対の声が上がっております。それを御存じでしょうか。有名人では松本人志さんがね、5歳以上からワクチンを打たせよなんていうのは狂気の沙汰とまでテレビでおっしゃってました。昨日御紹介してますが、ロバート・マローン博士、ギアード・バンデン・ボッシュ博士ほか世界の有名な先生方もかなり警告を発しております。それから、南出市長が中心となってやってますこどもコロナプラットフォーム、それから北海道有志医師の会・東北有志医師の会・関東甲信越有志医師の会、それから全国組織でありますがママエンジェルスさんたち、これも記者発表、21日に反対の表明をするということで、私、伺っておりますが、これらの多くの声が上がっていること、市長は御存じですか。特にロバート・マローン博士、ギアード・バンデン・ボッシュ博士は私、申し上げたんで、この北海道、東北、そして関東甲信越有志医師の会の方々かなりの人数いらっしゃいます。これはお医者さんです、現場で扱っている。その方々。特に北海道は早く立ち上げています。代表の藤沢先生とも私、やり取りさせていただいておりますが、この先生方が何をおっしゃっているか、5歳から11歳に対して、御存じですか。
 
○松尾 崇 市長  長嶋議員からの資料提供の中にあるというところで認識をしているところです。小児のことではないですけど、今のワクチンの追加接種はオミクロン株に無効ですということが書かれております。
 
○22番(長嶋竜弘議員)  それだけじゃないんですけどね。
 では、一番身近な分かりやすい先生の話。ちょっと昨日ちょうど頂いたんですけれど、日本オーソモレキュラー医学会会長の柳澤先生、市長は御存じだとこの間おっしゃっていましたが、南出市長と一緒にやられているこどもコロナプラットフォームの代表発起人のお1人でございます柳澤先生、私もちょっと前まで知らなかったんですが、実は柳澤先生、鎌倉のクリニックの今は名誉会長をされております。学会の世界の会長なんですが、超専門家でいらっしゃいます。身近にこういう先生がいらっしゃるので、お話を聞いてくださいと申し上げているんですが、その先生がアンケートを医師の皆さんに取っておられます。これは人数的には医師301名、歯科医師240名、計541名の方にかなりな数のアンケートを取られています。5歳から11歳の自分の子、もしくは孫にワクチンを接種しますかって御質問です。接種すると答えた方は医師5.8%、歯科医師4.8%、接種しないと答えた方は医師70.9%、歯科医師72.3%、様子を見て判断する医師20.9%、歯科医師20.5%、何と約9割がやらないか様子を見ると、接種しないが7割ですよ、それから、親類や友人から子供への接種を相談されたら接種を推奨しますかという質問です。推奨すると答えた医師8.6%、歯科医師4.2%、推奨しないと答えた医師59.5%、歯科医師69.6%、しばらく待つように言う26.9%、歯科医師21.3%でございます。
 これ、お医者さんね、歯医者さんもいらっしゃいます、両方で、これちょっとアンケート、それなりのデータ元です。このお答えは私もびっくりしますが、これについてどうですか、市長こういうデータがあることは。これを聞いて、5歳から11歳に推奨できるという中身だと思いますか。
 
○松尾 崇 市長  そのデータは私は存じ上げませんので、今、お話をお伺いしたところでありますけれども、これワクチン接種は強制ではありませんので、打たないという選択ができるというものでありますから、そうした打たないという意志を持たれているということであれば、それはそういう判断をしていただくということだと考えます。
 
○22番(長嶋竜弘議員)  では、ワクチンの説明書というのがもう既にファイザーさんから出ております。それから、ワクチン分科会の資料、第29回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会において小児を対象とした新型コロナワクチン諸外国における状況等という資料が出ております。これは一番メインの判断をするときの一番入り口の資料だと、資料というか説明書ですよね、ですが、ワクチンのね、説明です。それについては、鎌倉市のほうでは把握していらっしゃいますでしょうか、中身。ワクチンの説明書ですからね。
 
○田中良一 健康福祉部長  申し訳ございません。今、ワクチンの説明書というものにつきましては、資料が手元にもございませんので、ちょっと。私としてはまだ詳細に把握をしているということではございません。
 
○議長(中村聡一郎議員)  長嶋議員に申し上げますけど、ちょっと1時間、開始からたっているので、換気休憩を入れたいんですが、まだ続きますか。
 
○22番(長嶋竜弘議員)  まあまあ……。
 
○議長(中村聡一郎議員)  すぐ終わりますか。
 
○22番(長嶋竜弘議員)  今の中身のところだけ。休むなら休んでもいいですけど、そんなにないです。
 
○議長(中村聡一郎議員)  そうですか。じゃあ、続行しますので、そのまま質問を続けてください。
 
○22番(長嶋竜弘議員)  では、その中身についてなんですが、接種の容量、大人の容量があって子供がどのくらい打つかって、それはどうでしょうか。
 
○田中良一 健康福祉部長  小児に対する接種量ということだと思いますが、ファイザー社製のワクチンにつきましては、成分については添加物との種類及び含有量が異なるというような記載があったと思います。接種量につきましては、12歳以上のワクチンでは0.3ミリリットルを接種するのに対しまして、小児用のワクチンでは1回当たり0.2ミリリットルを接種すると記載がされております。
 
○22番(長嶋竜弘議員)  0.2ミリリットルということですが、5歳と11歳、全部それということなんですが、これ体格が5歳と11歳では随分違うんですが、容量が同じということですが、それはそういうことでよいということで示されていると思うんですが、そういうことでよろしいですかね。体格が違うのに同じ量でいい。私は変えるべきだと思っている。
 
○田中良一 健康福祉部長  ワクチンの説明書では体格によって接種量を変えるというところの記載はなかったと認識をしております。
 
○22番(長嶋竜弘議員)  それと……。
 
○議長(中村聡一郎議員)  長嶋議員、まだ続きますか。
 
○22番(長嶋竜弘議員)  あと2問。2つ。
                    (「議長、動議」の声あり)
 
○議長(中村聡一郎議員)  あと2つ。ちょっと今、動議が出ているんですけど。
 
○22番(長嶋竜弘議員)  やめろというならやめますよ、じゃあ。やめます。終わります。
 
○議長(中村聡一郎議員)  まだ諮っているわけじゃないんですけど、いいですか。
 やめろとは言っていませんけど、よろしいんですね。
                     (「やめます」の声あり)
 よろしいんですね。はい、分かりました。
 質疑を打ち切ります。
 本件は、運営委員会の協議もあり、総務常任委員会に付託いたします。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(中村聡一郎議員)  日程第11「議案第82号令和3年度鎌倉市公共用地先行取得事業特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を願います。
 
○内海正彦 総務部長  議案第82号令和3年度鎌倉市公共用地先行取得事業特別会計補正予算(第1号)の内容について説明をいたします。
 議案集(その1)、76ページを御覧ください。
 第1条繰越明許費は、大塚川から新川への分水用地取得事業等について繰越明許費を設定しようとするものです。
 款項の金額は第1表のとおりで、第5款事業費2億4900万円について繰越明許費を設定いたします。
 以上で説明を終わります。
 
○議長(中村聡一郎議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第82号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、議案第82号については、委員会の審査を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。御意見はありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。
 議案第82号令和3年度鎌倉市公共用地先行取得事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                      (多 数 挙 手)
 多数の挙手によりまして、議案第82号は原案のとおり可決されました。
 新型コロナウイルス感染拡大防止対策として換気を行うため、暫時休憩いたします。
                    (10時34分  休憩)
                    (10時45分  再開)
 
○議長(中村聡一郎議員)  休憩前に引き続き会議を開きます。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(中村聡一郎議員)  日程第12「議案第81号令和3年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を願います。
 
○田中良一 健康福祉部長  議案第81号令和3年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)の提案理由の説明をいたします。
 議案集(その1)、73ページを御覧ください。
 第1条歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ4億7577万円の増額で、補正後の総額は、歳入歳出とも172億7577万円となります。
 款項の金額は、第1表のとおりです。
 まず、歳出ですが、第5款総務費は106万3000円の減額で、一般管理費及び賦課徴収費における職員給与費及び会計年度任用職員給与費の減などを。
 第10款保険給付費は1億9251万5000円の増額で、一般被保険者高額療養費などが当初見込みを上回るための追加を。
 第27款基金積立金は4億565万3000円の増額で、令和2年度の決算で生じた余剰金などを鎌倉市国民健康保険運営基金に積み立てるための追加を。
 第30款諸支出金は1億2133万5000円の減額で、保険料の新型コロナウイルス感染症減額分に係る過年度還付金の減などを行うものです。
 次に、歳入ですが、第5款国民健康保険料は3580万5000円の増額で、一般被保険者数が見込みより増加したことによる保険料の追加などを。
 第20款国庫支出金は908万4000円の増額で、新型コロナウイルス感染症に関する災害臨時特例補助金などの追加を。
 第30款県支出金は1420万6000円の増額で、保険給付費等交付金の交付額の確定による追加などを。
 第40款繰入金は802万2000円の増額で、保険基盤安定繰入金の追加などを。
 第45款繰越金は4億565万3000円の増額で、令和2年度からの繰越金の確定に伴う追加を。
 第50款諸収入は300万円の増額で、一般被保険者第三者行為納付金が当初見込みを上回るための追加を行うものです。
 以上で説明を終わります。
 
○議長(中村聡一郎議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第81号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、議案第81号については、委員会の審査を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。御意見はありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。
 議案第81号令和3年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                      (多 数 挙 手)
 多数の挙手によりまして、議案第81号は原案のとおり可決されました。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(中村聡一郎議員)  日程第13「議案第83号令和3年度鎌倉市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を願います。
 
○田中良一 健康福祉部長  議案第83号令和3年度鎌倉市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)の提案理由の説明をいたします。
 議案集(その1)、78ページを御覧ください。
 第1条歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ2億2320万4000円を減額するもので、補正後の総額は、183億7739万6000円となります。
 款項の金額は、第1表のとおりです。
 まず、歳出について説明いたします。80ページを御覧ください。
 第5款総務費は4415万4000円の減額で、介護認定審査会委員報酬や主治医意見書作成手数料の減などを。
 第10款保険給付費は4億9355万7000円の減額で、介護給付費の減などを。
 第12款地域支援事業費は230万2000円の減額で、体力測定会事業委託料と介護予防教室委託料の入札差金分や、介護予防・日常生活支援総合事業補助金の減などを。
 第25款基金積立金は1億8729万5000円の増額で、介護給付準備基金積立金の追加を。
 第30款諸支出金は1億2951万4000万円の増額で、前年度の精算に伴う、国庫、県負担金及び社会保険診療報酬支払基金への返還金、並びに一般会計への繰出金を追加するものです。
 次に、歳入について説明いたします。79ページを御覧ください。
 第5款介護保険料は597万円の減額を。
 第15款国庫支出金は1億1864万1000円の減額で、介護給付費負担金や地域支援事業交付金の減を。
 第20款県支出金は8422万6000円の減額で、介護給付費県負担金や地域支援事業交付金の減を。
 第25款支払基金交付金は1億3370万7000円の減額で、介護給付費交付金や地域支援事業支援交付金の減を。
 第40款繰入金は1億9746万9000円の減額で、一般会計繰入金の減などを。
 第45款繰越金は3億1680万9000円の増額で、前年度からの繰越金を追加しようとするものです。
 以上で説明を終わります。
 
○議長(中村聡一郎議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第83号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、議案第83号については、委員会の審査を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。御意見はありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。
 議案第83号令和3年度鎌倉市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                      (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第83号は原案のとおり可決されました。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(中村聡一郎議員)  日程第14「議案第84号令和3年度鎌倉市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を願います。
 
○田中良一 健康福祉部長  議案第84号令和3年度鎌倉市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)の提案理由の説明をいたします。
 議案集(その1)、81ページを御覧ください。
 第1条歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ1億6603万9000円の減額で、補正後の総額は、歳入歳出とも57億9636万1000円となります。
 款項の金額は、第1表のとおりです。
 まず、歳出ですが、第5款総務費は181万2000円の増額で、職員給与費の追加を。
 第10款広域連合納付金は1億7490万2000円の減額で、神奈川県後期高齢者医療広域連合への令和2年度納付金の精算及び令和3年度納付金の確定に伴う減を。
 第15款諸支出金は705万1000円の増額で、一般会計への繰出金の追加をしようとするものです。
 次に、歳入について説明します。
 第5款後期高齢者医療保険料は1億1641万6000円の減額で、市が徴収する後期高齢者医療保険料の減を。
 第10款繰入金は9958万4000円の減額で、一般会計からの繰入金の減を。
 第15款繰越金は4896万1000円の増額で、令和2年度からの繰越額の確定に伴う追加を。
 第20款諸収入は100万円の増額で、保険料還付金の増に伴う追加をしようとするものです。
 以上で説明を終わります。
 
○議長(中村聡一郎議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第84号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、議案第84号については、委員会の審査を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。御意見はありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。
 議案第84号令和3年度鎌倉市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                      (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第84号は原案のとおり可決されました。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(中村聡一郎議員)  日程第15「議案第80号令和3年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を願います。
 
○林 浩一 まちづくり計画部長  議案第80号令和3年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特別会計補正予算(第1号)について、提案理由の説明をいたします。
 議案集(その1)、70ページを御覧ください。
 第1条歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ21万2000円の減額で、補正後の総額は、歳入歳出とも2038万8000円となります。
 款項の金額は第1表のとおりで、その内容は次のとおりです。
 72ページを御覧ください。
 まず、歳出ですが、第5款事業費は21万2000円の減額で、職員給与費を減額しようとするものです。
 71ページに戻りまして、次に、歳入ですが、第10款繰入金は85万9000円の減額で、一般会計からの繰入金の減を。
 第15款繰越金は64万7000円の増額で、令和2年度からの繰越額を追加しようとするものです。
 以上で説明を終わります。
 
○議長(中村聡一郎議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第80号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、議案第80号については、委員会の審査を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。御意見はありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。
 議案第80号令和3年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                      (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第80号は原案のとおり可決されました。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(中村聡一郎議員)  日程第16「議案第85号令和3年度鎌倉市下水道事業会計補正予算(第3号)」を議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を願います。
 
○森 明彦 都市整備部長  議案第85号令和3年度鎌倉市下水道事業会計補正予算(第3号)の提案理由の説明をいたします。
 議案集(その1)、84ページを御覧ください。
 第1条は総則であり、第2条の業務の予定量については、主要な建設改良費として管渠事業費を1856万5000円減額しようとするものです。
 第3条の収益的収入及び支出では、支出について、第1款下水道事業費用は3890万9000円の増額で、第1項営業費用は5797万9000円の減額、第2項営業外費用は9688万8000円を増額しようとするものです。
 次に、85ページを御覧ください。
 第4条の資本的収入及び支出について、収入は、第1款第1項企業債を1890万円減額し、支出は、第1項建設改良費を2242万5000円減額しようとするものです。
 なお、予算第4条本文は資本的収入から支出を差し引いた額が収入の不足となるため、第4条本文に記載のとおり、補填する財源の補正をしようとするものです。
 次に、86ページを御覧ください。
 第5条企業債は、第4条資本的支出で説明いたしました事業費の減額に伴い、限度額を1890万円減額し、14億1280万円としようとするものです。
 次に、87ページを御覧ください。
 第6条議会の議決を経なければ流用することができない経費は、職員給与費の減額に伴い、2703万7000円減額し、3億9754万5000円とするものです。
 第7条利益剰余金の処分は、減債積立金を450万9000円増額し、3億4052万3000円とし、繰越利益剰余金を充てようとするものです。
 以上で説明を終わります。
 
○議長(中村聡一郎議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第85号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、議案第85号については、委員会の審査を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。御意見はありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。
 議案第85号令和3年度鎌倉市下水道事業会計補正予算(第3号)を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                      (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第85号は原案のとおり可決されました。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(中村聡一郎議員)  日程第17「議案第86号令和3年度鎌倉市下水道事業会計補正予算(第4号)」を議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を願います。
 
○森 明彦 都市整備部長  議案第86号令和3年度鎌倉市下水道事業会計補正予算(第4号)について、提案理由の説明をいたします。
 議案集(その1)、88ページを御覧ください。
 第1条は総則であり、第2条の業務の予定量は、主要な建設改良費は管渠事業費を6776万円、処理場事業費を3360万円それぞれ増額しようとするものです。
 第3条の収益的収入及び支出は、支出について、第1款下水道事業費用、第3項特別損失は83万2000円を増額しようとするものです。
 次に、89ページを御覧ください。
 第4条の資本的収入及び支出について、収入は、第1款資本的収入、第1項企業債を5640万円、第3項国庫補助金を3980万円それぞれ増額し、支出は、第1款第1項建設改良費を1億136万円増額しようとするものです。
 なお、予算第4条本文は資本的収入から支出を差し引いた額が収入の不足となるため、第4条本文に記載のとおり、補填する財源の額について補正しようとするものです。
 次に、90ページを御覧ください。
 第5条債務負担行為は、消費税及び地方消費税確定申告書作成等業務委託事業費138万6000円を追加しようとするものです。
 第6条企業債は第4条の資本的支出で説明いたしました事業費の増額に伴い、限度額を5640万円増額し、14億6920万円としようとするものです。
 次に、91ページを御覧ください。
 第7条利益剰余金の処分は減債積立金を516万円増額し、3億4568万3000円とし、繰越利益剰余金を充てようとするものです。
 以上で説明を終わります。
 
○議長(中村聡一郎議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 本件は、運営委員会の協議もあり、建設常任委員会に付託いたします。
 議事の都合により暫時休憩いたします。
                    (11時02分  休憩)
                    (11時15分  再開)
 
○議長(中村聡一郎議員)  休憩前に引き続き会議を開きます。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(中村聡一郎議員)  日程第18「議案第95号鎌倉市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を願います。
 
○内海正彦 総務部長  議案第95号鎌倉市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
 議案集(その2)、47ページを御覧ください。
 令和4年4月1日に行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律及び独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律が廃止されることに伴い、条例において引用する法律の条項を改めるものです。
 施行期日は令和4年4月1日からといたします。
 以上で説明を終わります。
 
○議長(中村聡一郎議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第95号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、議案第95号については、委員会の審査を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。御意見はありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。
 議案第95号鎌倉市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                      (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第95号は原案のとおり可決されました。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(中村聡一郎議員)  日程第19「議案第94号鎌倉市学校整備計画検討協議会条例の制定について」及び「議案第96号鎌倉市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」から「議案第101号鎌倉市スポーツ施設条例の一部を改正する条例の制定について」まで、並びに「議案第87号令和4年度鎌倉市一般会計予算」から「議案第93号令和4年度鎌倉市下水道事業会計予算」まで、以上14件を一括議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を願います。
 
○佐々木 聡 教育文化財部長  議案第94号鎌倉市学校整備計画検討協議会条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
 議案集(その2)、44ページから46ページを御覧ください。
 鎌倉市学校整備計画の策定に関し、調査審議を行う鎌倉市学校整備計画検討協議会を地方自治法第138条の4第3項の規定に基づく附属機関として定めるため、鎌倉市学校整備計画検討協議会条例を制定しようとするものです。
 施行期日は令和4年4月1日とします。
 以上で説明を終わります。
 
○内海正彦 総務部長  議案第96号鎌倉市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
 議案集(その2)、49ページを御覧ください。
 妊娠、出産、育児等と仕事の両立支援の措置として、非常勤職員の育児休業及び部分休業に関わる取得要件を緩和するための条例改正を行うものです。
 施行期日は令和4年4月1日といたします。
 
○藤林聖治 こどもみらい部長  議案第97号鎌倉市子どもの家条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
 議案集(その2)、51ページを御覧ください。
 令和5年度から新たに第二小学校区と稲村ケ崎小学校区の子どもの家を指定管理施設とし、市内全16小学校区の施設を指定管理施設として運営することについて必要な事項を定めるとともに、公の施設における受益と負担の公平性や公正性の確保のため、子どもの家利用料を段階的に改正するほか、利用実態に合わせて利用時間を改正しようとするものです。
 この条例の施行期日は、指定管理に関する事項及び利用時間の改正については令和5年4月1日とし、利用料上限額の段階的引上げに係る改正については、令和5年、6年、7年の各4月1日とします。
 引き続きまして、議案第98号鎌倉市放課後子どもひろば条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
 議案集(その2)、54ページを御覧ください。
 令和5年度から新たに第二小学校区と稲村ケ崎小学校区の放課後子どもひろばを指定管理施設とし、市内全16小学校区の施設を指定管理施設として運営することについて必要な事項を定めようとするものです。
 この条例の施行期日は令和5年4月1日とします。
 
○田中良一 健康福祉部長  議案第99号鎌倉市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
 議案集(その2)、56ページから58ページを御覧ください。
 国民健康保険法の一部改正により、本市の国民健康保険に加入する世帯に未就学児である被保険者がある場合において、当該世帯の世帯主に対して賦課する国民健康保険料の未就学児に係る被保険者均等割額を減額するため、条例の一部を改正しようとするものです。
 施行期日は令和4年4月1日といたします。
 
○高木 守 消防長  議案第100号鎌倉市消防団員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
 議案集(その2)、59ページを御覧ください。
 消防団員の出動に対する対価を費用弁償から報酬へ変更し、年度ごとに支払う報酬とともに金額を引き上げ、その支給方法等について規定の整備を行うものです。
 施行期日は令和4年4月1日からとします。
 以上で説明を終わります。
 
○田中良一 健康福祉部長  議案第101号鎌倉市スポーツ施設条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。
 議案集(その2)、61ページから68ページを御覧ください。
 この条例は、令和2年度に策定した公の施設における使用料等の算定基準に基づき、公の施設において合理的な料金設定を行い、受益と負担の公平性や公正性を確保するため、鎌倉市スポーツ施設における使用料等の一部を改正しようとするものです。
 施行期日につきましては、第1条の規定は令和4年4月1日とし、第2条の規定は令和5年4月1日といたします。なお、附則において第1条の規定による改正後の別表第1の規定は、令和4年4月1日以降の利用に係る料金について適用し、同日前の利用に係る料金についてはなお従前の例によるものとし、第2条の規定による改正後の別表第1から別表第3までの規定は、令和5年4月1日以降の利用または使用に係る料金について適用し、同日前の利用または使用に係る料金についてはなお従前の例によるものといたします。
 以上で説明を終わります。
 
○松尾 崇 市長  (登壇)令和4年度の予算案及び関係諸議案の御審議をお願いするに当たり、市政運営に対する私の所信の一端と施策の概要を説明します。
 東京一極集中を是正し、地方の人口減少に歯止めをかけ、日本全体の活力を上げることを目的とした地方創生の取組が進められ、10年近い年月が経過しました。
 各地域がそれぞれの特徴を生かした自律的で持続的な社会の創出を目指してきましたが、東京への転入超過が収まることはありませんでした。しかしながら、令和3年、東京都では転入超過の人数が大きく減少し、東京23区では初めて転出超過となりました。他方、神奈川県に目を転じると、転入超過が続いており、鎌倉市にあっても令和4年1月の人口は17万2698人と、減少傾向にあるとしていた推計に反し、平成29年1月比で約400人増加しています。
 本市でも「働くまち鎌倉」、「住みたい・住み続けたいまち鎌倉」の創造を目指し、様々な施策を展開してきましたが、ウイズコロナ時代の新たな生活様式がさらにこれを後押しする形となりました。
 新型コロナウイルス感染症の拡大に私たちは不安を抱き、時にこの先の未来さえも憂えてしまうこともありましたが、昨年開催された東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会では、努力を積み重ねてきた選手たちの姿が世界中に元気と勇気をもたらし、コロナ禍を越えた未来への希望を感じさせてくれました。
 新型コロナウイルス感染症の収束にはまだ時間がかかるかもしれませんが、必ず収束を迎えるときが来ます。令和4年度予算はこれまでの本市の取組を継続し、ウイズコロナ時代の新たな生活様式の後押し、そして困難の中、懸命に未来を切り開こうと闘っている市民力・地域力を背景に未来を自らがつくる、新たな時代を切り開いていきたいという強い気持ちを込め、「まちの未来はみずからつくる〜ミライツクル予算〜」としました。この予算の下、先人たちから受け継いだこの鎌倉をしっかりと次世代に引き継いでまいります。
 それでは、ここで令和4年度予算案の大要を申し上げます。
 一般会計は671億6000万円で、前年度当初予算と比較して58億4580万円、9.5%の増と、過去最高の予算となっております。
 そして、一般会計と特別会計を合わせた予算総額は1191億5924万3000円で、前年度当初予算と比較して51億6384万2000円の増となっています。
 その主な理由としては、扶助費の伸びのほか、全ての市立小・中学校の特別教室への冷暖房設備設置、市立小学校給食の公会計化に伴う経費の増額などが挙げられます。
 次に、令和4年度予算案に盛り込んだ主な事業について説明いたします。
 まずは、新型コロナウイルス感染症対策関連事業です。
 ワクチン接種を希望する市民が迅速かつ適切に3回目の接種を実施できるように、集団接種会場を設け、引き続き万全の態勢で臨みます。
 また、鎌倉応援キャッシュレス割引キャンペーンを実施し、買物等における接触機会の減少を図るとともに、事業者の事業継続と市内経済の回復を後押しします。
 また、コロナ禍においても社会生活を維持するために尽力されている保育所や幼稚園、障害者施設における感染拡大防止、業務継続を支援するため、保育所等の職員がPCR検査を速やかに受けることができるよう検査キット購入等に係る予算措置を行います。
 次に、コロナ関連事業以外の主な事業です。
 共生社会の構築に向けた取組をより一層進めるため、まず福祉分野の課題解決等、横断的な地域コミュニティーづくりを目指し、「地域共生プラットフォーム」の構築に向けた検討を始めるとともに、ヤングケアラーやダブルケアなどのケアラーを支援する条例の制定に向けた検討を進めます。
 また、ひきこもりの状態にある方とその家族の支援体制のさらなる充実を図るとともに、障害のある方などが地域の一員として、社会参加・自立ができる環境づくりを進めるため、農業就労体験セミナーに「就労特化コース」を設けるほか、IT業務を中心としたBPO事業を開始します。
 あわせて、分身ロボットを活用した在宅での障害者就労に関する実証事業を行うほか、既存公園をインクルーシブ公園として整備し、障害の有無にかかわらず、誰もが安心して遊べる環境づくりに取り組みます。
 さらに、新たな協働の仕組みである、「つながる鎌倉エール事業」を開始し、多様化する地域社会の課題解決に取り組みます。
 未来への投資も着実に進めます。
 鎌倉の将来を担う子供たちへの投資として、小児医療費助成制度の所得制限を撤廃し、子供たちが健康で健やかに育つ環境を整えます。
 教育の分野では、全ての市立小・中学校の特別教室に冷暖房設備を設置するほか、教員の教育相談コーディネーター等の専任化、学級介助員の増員、ALTの配置など、児童・生徒たちの教育環境の充実を進めます。
 また、学校・家庭・地域が一体でよりよい教育を実現するための鎌倉版コミュニティースクールを開始します。
 そして、まちづくりの分野では、本市の第3の拠点として、鎌倉全体を牽引する町となる深沢地域整備事業の事業計画認可に向けた手続等を進めます。
 また、デジタル技術やデータを活用し、市域全体の持続可能なまちづくりを進めるスマートシティの取組では、スマートシティサービスの実証、実装に向けた具体的な取組を進めます。
 さらには、今後の交通環境の整備に向けて、市内の交通実態を把握するため、主要な交差点等へカメラを設置し、AI技術によりデータ解析を行います。
 デジタルを活用した市役所内部の業務改善としては、クラウド、AI等を活用した業務効率化、キャッシュレス化の推進に取り組みます。また、子育てに関わるワンストップ窓口の開設に向け、プレハブ庁舎を新たに設置し、市民の利便性向上、業務の効率化、コロナ禍における市民の動線分離を図るとともに、市役所新庁舎の整備に向けて、窓口やサービス提供の在り方の検討を進めます。
 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放送に合わせ、大河ドラマ館、鎌倉国宝館、鎌倉歴史文化交流館が連携し、企画展やシンポジウムなど、それぞれの館が特徴を生かし、北条氏を中心とした歴史的遺産や文化財など、鎌倉の魅力を積極的に発信します。また、鎌倉ガイド協会と連携して、ドラマゆかりの地を巡る観光ルートを紹介します。市内の主な観光スポットの混雑状況を可視化するマップシステムの運用を開始し、観光客が混雑を回避し、鎌倉の魅力を十分に満喫できる環境整備を進めます。
 また、鎌倉を訪れた観光客が安全で快適に過ごすことができるよう、多言語案内板の設置や公衆トイレの修繕を行うほか、海水浴シーズンの海岸、海水浴場の安全確保に向けて、AIカメラ活用による離岸流の可視化や監視業務へのドローンの活用も行います。さらに、海水浴場の仮設トイレの悪臭解消、海の家の雑排水処理など、衛生面の向上のため、海岸への下水道敷設に向けた取組を進めます。
 そして市民生活の基礎となる、災害対策をはじめとする、安全・安心のまちづくりとして、地域防災計画の改定、消防団の装備の充実及び消防団員の処遇改善や、市民の防災力を向上させるためのオンラインを活用した「(仮称)鎌倉防災リーダー研修」の実施により、地域防災力の向上を図ります。また、新たな救急救命士の育成やさらなる救命技術の向上を図ります。
 既成宅地等における防災工事費の一部助成や、令和2年度に補助率の拡充を行った通学路にある危険ブロック塀の撤去に引き続き取り組むなど、市民が安全で安心して生活ができるまちづくりに取り組みます。
 また、自治会・町内会による防犯カメラの設置等に係る費用への補助範囲を拡大し、これまでの設置のみから、機器の更新や修繕に要する費用も補助します。
 以上、令和4年度に予定しております主な事業について申し上げました。
 昨年11月に開催した地域共生社会推進全国サミットinかまくらは、コロナ禍によりオンラインの開催となりましたが、共生社会の構築を目指す本市において多くの気づきを与えてくれました。
 19日に行われたパネルディスカッションで印象的な議論がありましたので、紹介します。
 行政やNPOは、困ったら気軽に相談してくださいと広く門戸を開き、小さなSOSをキャッチしようと努力しているが、そこにたどり着き、相談するのはとても難しいことである。さらに日本の福祉制度は、困っている人が自らこうしてほしいとリクエストしないと基本的には支援が受けられない。その支援を受けるためには、まず自分が何に困っているかを理解し、そして窓口の職員にそれを説明することが必要で、それは自分の苦しかったこと、思い出したくない体験を話すという、当事者にとって非常にストレスフルなことである。そしてそれが支援を受けるに値すると評価されれば支援を受けることができるが、どの制度にも当てはまらない隙間に陥り、ただ相談の回数だけを重ねて孤立を深めてしまうことも少なくない。しかし一方では、様々な支援の制度は困った、苦しいと声を上げる人がいたから生まれてきたもので、その声があることで社会が優しく豊かな方向に向かっていくと。
 私は、これは福祉分野だけの課題ではなく、行政運営全般に共通する課題であり、我々行政が最優先に取り組むべき課題であると感じました。市民の小さな声に気づき、課題の本質を見極め、これまでの当たり前や常識を疑うことがこれからの行政運営に求められます。それには多様性を尊重し、複雑な社会を理解する努力を継続することが必要で、さらに鎌倉を愛する先人たちが守ってきた歴史、文化、自然、共生の価値観を大事にすることで、本市が目指す共生社会の実現につながると考えています。
 長引くコロナ禍で私たちの生活は大きく変わり、また社会の価値観も変化しつつあり、まさに本市が目指す共生社会の実現に向け、追い風が吹いていると感じています。この時代の大きな転換点をチャンスと捉え、立ち止まることなく新しい取組にチャレンジしながら未来を切り開いてまいります。
 令和4年度予算は、コロナ禍の先にある未来を想像し、誰一人取り残すことなく、安全で安心に暮らし続けることができる豊かな地域社会を築いていきたい、そのような決意を持って編成しました。令和4年度も世界に誇れる持続可能な町、誰もがいつまでも自分らしく生き生きと暮らすことができる共生社会の実現に向け、邁進してまいります。
 以上で、私の提案理由の説明を終わります。
 内容の詳細につきましては、担当職員から説明いたしますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。
 
○内海正彦 総務部長  議案第87号令和4年度鎌倉市一般会計予算について、その内容を説明いたします。
 議案集(その2)、5ページを御覧ください。
 第1条歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ671億6000万円となります。
 款項の金額は、第1表のとおりです。
 まず、歳出ですが、第5款議会費は、議員報酬や議会の運営経費など4億2416万5000円を計上いたしました。
 第10款総務費は83億1179万2000円で、第5項総務管理費は、文書広報や財産管理、総合防災対策、情報化の推進、支所や鎌倉芸術館の管理運営、市民活動の推進などに要する経費を。第10項徴税費は、市税の賦課徴収に要する経費を。第15項戸籍住民基本台帳費は、戸籍・住民基本台帳や住居表示の整備などに要する経費を。第20項選挙費は、県知事・県議会議員選挙及び参議院議員通常選挙などに要する経費を。第25項統計調査費は、各種統計調査に要する経費を。第30項監査委員費は、監査事務に要する経費を計上いたしました。
 第15款民生費は269億6369万9000円で、第5項社会福祉費は、社会福祉施設の管理運営、障害者福祉及び高齢者福祉などに要する経費を。第10項児童福祉費は、子育て支援、児童手当の支給、独り親家庭等の支援、公立保育所及び放課後かまくらっ子の運営などに要する経費を。第15項生活保護費は、生活保護法に基づく各種扶助の経費などを。第20項災害救助費は、災害見舞金や弔慰金などの経費を計上いたしました。
 第20款衛生費は59億1409万6000円で、第5項保健衛生費は、救急医療対策、予防接種、母子保健、健康診査などに要する経費を。第10項清掃費は、じんかい・し尿の収集及び処理、ごみの減量・資源化などに要する経費を。第15項環境対策費は、公衆トイレの清掃や環境基本計画の推進、公害対策、害虫駆除、鳥獣保護管理などに要する経費を計上いたしました。
 第25款労働費は、勤労者の福利厚生などに要する経費として8986万6000円を。
 第30款農林水産業費は農業・水産業の振興などに要する経費として1億5245万8000円を。
 第35款商工費は、商工業の振興、消費者施策などに要する経費として7億1462万円を。
 第40款観光費は、観光振興や海水浴場運営などに要する経費として7億3239万9000円をそれぞれ計上いたしました。
 第45款土木費は79億1746万7000円で、第5項土木管理費は、崖地対策、道路管理、作業センター業務や建築指導などに要する経費を、第10項道路橋りょう費は、交通安全施設の整備、道路・橋梁の維持補修、道路の新設改良などに要する経費を。第15項河川費は、河川・雨水施設の維持補修などに要する経費を。第20項都市計画費は、緑地の保全、深沢地域の整備、交通体系の整備、下水道事業会計への繰出金、公園の維持管理、整備及び用地取得等に要する経費を。第25項住宅費は、市営住宅の管理運営などに要する経費を計上いたしました。
 第50款消防費は26億6562万4000円で、常備消防及び非常備消防、消防施設などに要する経費を。
 第55款教育費は91億3957万円で、第5項教育総務費は、教育委員会の運営、児童・生徒の健康管理や情報教育などの教育指導、教育センターの運営、幼稚園の就園支援などに要する経費を。第10項小学校費及び第15項中学校費は、各小・中学校の管理や特別支援教育、施設整備などに要する経費を。第20項社会教育費は、鏑木清方記念美術館や国宝館など社会教育施設の管理運営及び文化財保護などに要する経費を。第25項保健体育費は、スポーツ振興やスポーツ施設の管理運営などに要する経費を計上いたしました。
 第60款公債費は40億7064万9000円で、長期債の元利償還金と一時借入金等の利子を。
 第65款諸支出金は1359万5000円で、鎌倉市土地開発公社に対する年度内返還の貸付金などを。
 第70款予備費は5000万円を計上いたしました。
 以上が歳出の内容でありますが、歳出予算の性質別予算額及び構成割合を見ますと、人件費は133億4757万9000円で19.9%、扶助費は143億8258万4000円で21.4%、投資的経費は55億9906万4000円で8.3%、繰出金は99億9841万5000円で14.9%、公債費は40億7064万9000円で6.1%、その他物件費等は197億6170万9000円で29.4%となっております。
 次に、歳入について申し上げます。
 第5款市税は350億9665万9000円で、前年度当初予算に比べ、プラス5.8%、金額にして19億2075万3000円の増を見込んでおります。
 第10款地方譲与税は3億1651万円。
 第15款利子割交付金は2000万円。
 第16款配当割交付金は2億1600万円。
 第17款株式等譲渡所得割交付金は2億3000万円。
 第18款法人事業税交付金は2億120万円。
 第19款地方消費税交付金は38億4300万円。
 第20款ゴルフ場利用税交付金は2300万円。
 第31款環境性能割交付金は5500万円。
 第33款地方特例交付金は1億5000万円。
 第35款地方交付税は、特別地方交付税を3300万円。
 第40款交通安全対策特別交付金は2100万円。
 第45款分担金及び負担金は3億4566万4000円で、保育所利用者負担金などを計上いたしました。
 第50款使用料及び手数料は11億9347万7000円で、道路占用料、市営住宅使用料、証明閲覧等手数料及び一般廃棄物処理等手数料などを。
 第55款国庫支出金は92億3276万円で、主なものは、障害者自立支援給付費等負担金、子どものための教育・保育給付費負担金、児童手当負担金、生活保護費負担金などを。
 第60款県支出金は42億2844万8000円で、主なものは、障害者自立支援給付費負担金、子どものための教育・保育給付費負担金、児童手当負担金、国民健康保険保険基盤安定負担金などを。
 第65款財産収入は6億2184万8000円で、財政調整基金など各種基金の運用利子や物品売払い収入などを。
 第70款寄附金は18億1922万3000円で、ふるさと寄附金などを。
 第75款繰入金は40億9095万9000円で、財政調整基金、新型コロナウイルス感染症対策基金など基金繰入金のほか、介護保険事業特別会計などからの他会計繰入金を。
 第80款繰越金は6億円で、前年度からの繰越見込額を。
 第85款諸収入は12億4235万2000円で、中小企業金融対策貸付金、大河ドラマ館入館料などを計上いたしました。
 第90款市債は35億7990万円で、道路整備事業債、義務教育施設整備事業債などの事業債を計上いたしました。
 以上が歳入の内容でありますが、歳入予算の財源内訳及び構成割合を見ますと、市税などの自主財源が450億1018万2000円で67%、国県支出金、市債などの依存財源が221億4981万8000円で33%となります。
 第2条継続費は、インクルーシブ公園改修事業について、第2表のとおり継続費の設定を行おうとするものです。
 第3条債務負担行為は、議会だより印刷業務事業費など78件の事業について、第3表のとおり、債務負担行為の設定を行おうとするものです。
 第4条地方債は、歳入歳出予算で説明いたしました事業費の財源として、第4表の金額と条件などにより起債しようとするもので、これにより、令和4年度末の現在高見込額は310億8664万9000円となります。
 第5条一時借入金は、借入限度額50億円の範囲内で、資金需要の集中する時期などに、一時借入れができるようにしようとするものです。
 第6条歳出予算の流用は、歳出予算の各項に計上いたしました給料、職員手当等及び共済費について、職員の配置替えなどにより過不足が生じた場合、同一款内の各項相互間で流用を行い、弾力的な予算執行を可能にしようとするものです。
 以上で令和4年度鎌倉市一般会計予算の内容説明を終わります。
 
○林 浩一 まちづくり計画部長  議案第88号令和4年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特別会計予算の内容について、提案理由の説明をいたします。
 議案集(その2)、21ページを御覧ください。
 第1条歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2040万円となります。
 23ページを御覧ください。
 まず、歳出ですが、第5款事業費は1940万円で、職員給与費、管理設備の維持修繕等に要する経費などを。
 第15款予備費は100万円を、それぞれ計上いたしました。
 22ページに戻りまして、次に、歳入ですが、第5款使用料及び手数料は696万6000円で、土地使用料を。
 第10款繰入金は1243万4000円で、一般会計からの繰入金を。
 第15款繰越金は100万円で、前年度からの繰越見込額をそれぞれ計上いたしました。
 以上で説明を終わります。
 
○田中良一 健康福祉部長  議案第89号令和4年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計予算の内容について説明します。
 議案集(その2)、24ページを御覧ください。
 第1条歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ167億9850万円となります。
 款項の金額は、第1表のとおりです。
 まず、歳出ですが、第5款総務費は2億5388万2000円で、職員の給与、国民健康保険の資格・給付事務に要する経費、保険料の賦課・徴収に要する経費などを。
 第10款保険給付費は112億3106万7000円で、一般被保険者及び退職被保険者に係る療養給付費などを。
 第11款国民健康保険事業費納付金は51億1397万7000円で、国民健康保険事業の財政上の責任主体である神奈川県へ納める納付金を。
 第20款共同事業拠出金は3,000円で、年金受給権者名簿作成事務費負担金を。
 第25款保健事業費は1億6890万円で、特定健康診査、特定保健指導、医療費通知に要する経費などを。
 第27款基金積立金は1万円で、鎌倉市国民健康保険運営基金への利子積立金を。
 第30款諸支出金は2066万1000円で、保険料還付金の経費などを。
 第35款予備費は1000万円を、それぞれ計上いたしました。
 次に、歳入について説明します。
 第5款国民健康保険料は38億4329万2000円で、医療給付費分、後期高齢者支援金分及び介護納付金分の保険料収入額を。
 第10款一部負担金は4,000円で、支払い猶予した一部負担金の納付金を。
 第20款国庫支出金は5万3000円で、災害臨時特例補助金を。
 第25款療養給付費交付金は1,000円で、退職被保険者等医療給付費分納付金の過年度分を。
 第30款県支出金は113億9354万4000円で、保険給付費等交付金などを。
 第38款財産収入は1万円で、鎌倉市国民健康保険運営基金の運用利子を。
 第40款繰入金は15億3292万8000円で、一般会計及び鎌倉市国民健康保険運営基金からの繰入金を。
 第45款繰越金は200万円で、前年度からの繰越見込額を。
 第50款諸収入は2666万8000円で、延滞金、損害賠償金の納付金などを、それぞれ計上いたしました。
 第2条債務負担行為については、地方自治法第214条の規定により債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額を、第2表債務負担行為により定めます。
 第3条歳出予算の流用は、歳出予算の各項に計上いたしました給料、職員手当等及び共済費並びに保険給付費の各項の予算額に過不足を生じた場合、同一款内の各項相互間で流用を行い、弾力的な予算の執行を可能にしようとするものです。
 以上で説明を終わります。
 
○内海正彦 総務部長  議案第90号令和4年度鎌倉市公共用地先行取得事業特別会計予算の内容について説明をいたします。
 議案集(その2)、30ページを御覧ください。
 第1条歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2億1600万円となります。
 款項の金額は、第1表のとおりです。
 まず、歳出ですが、第10款公債費は2億1600万円で、長期債償還の経費として、元金償還金及び支払利子を計上いたしました。
 次に、歳入ですが、第5款繰入金は2億1600円で、長期債償還の元金及び支払利子に充てるため、一般会計からの繰入金を計上いたしました。
 以上で説明を終わります。
 
○田中良一 健康福祉部長  議案第91号令和4年度鎌倉市介護保険事業特別会計予算の内容について説明いたします。
 議案集(その2)、33ページを御覧ください。
 第1条歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ183億2360万円となります。
 款項の金額は、第1表のとおりです。
 まず、歳出について説明いたします。
 35ページを御覧ください。
 第5款総務費は3億6163万円で、職員の給与、要介護認定に係る訪問調査及び審査会開催並びに第1号被保険者の保険料賦課徴収に要する経費などを。
 第10款保険給付費は171億7509万8000円で、居宅及び施設サービスに伴う給付費などを。
 第12款地域支援事業費は6億4726万3000円で、地域包括支援センター委託料や介護予防・生活支援サービス費など地域支援事業に要する経費を。
 第25款基金積立金は989万8000円で、介護給付等準備基金への積立金を。
 第30款諸支出金は1億2951万1000円で、保険料還付金などを。
 第35款予備費は20万円を、それぞれ計上いたしました。
 次に、歳入について説明いたします。
 34ページを御覧ください。
 第5款介護保険料は35億205万7000円で、第1号被保険者の保険料を。
 第15款国庫支出金は44億4501万円で、介護給付費に対する国庫負担金などを。
 第20款県支出金は26億519万3000円で、介護給付費に対する県負担金などを。
 第25款支払基金交付金は47億9736万8000円で、第2号被保険者の保険料に係る社会保険診療報酬支払基金からの交付金を。
 第30款財産収入は9万8000円を。
 第35款寄附金は1,000円を。
 第40款繰入金は29億6266万3000円で、一般会計からの繰入金及び介護給付等準備基金からの繰入金を。
 第45款繰越金は1119万5000円で、前年度からの繰越見込額を。
 第50款諸収入は1万5000円を、それぞれ計上いたしました。
 続きまして、議案第92号令和4年度鎌倉市後期高齢者医療事業特別会計予算の内容について説明します。
 議案集(その2)、36ページを御覧ください。
 第1条歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ62億1910万円となります。
 款項の金額は、第1表のとおりです。
 まず、歳出ですが、第5款総務費は9313万2000円で、職員の給与、保険料の徴収、窓口業務に要する経費を。
 第10款広域連合納付金は61億1096万8000円で、市が徴収する後期高齢者医療保険料、市が負担する療養給付費定率負担金、保険料減額負担金及び保険基盤安定制度拠出金などを広域連合へ納付するものです。
 第15款諸支出金は1300万円で、保険料還付金などを。
 第20款予備費は200万円を、それぞれ計上いたしました。
 次に、歳入について説明します。
 第5款後期高齢者医療保険料は37億3246万8000円で、市が徴収する後期高齢者医療保険料を。
 第10款繰入金は24億5863万1000円で、広域連合へ納付する事務費負担金や市の事務経費として一般会計からの繰入金を。
 第15款繰越金は200万円で、前年度からの繰越見込額を。
 第20款諸収入は2600万1000円で、保険料還付金などを、それぞれ計上いたしました。
 以上で説明を終わります。
 
○森 明彦 都市整備部長  議案第93号令和4年度鎌倉市下水道事業会計予算の内容について説明いたします。
 議案集(その2)、39ページを御覧ください。
 第1条は、総則です。
 第2条は、業務の予定量を定めるもので、排水区域面積2,417ヘクタール、年間総処理水量2124万1513立方メートル、1日平均処理水量5万8196立方メートル、主要な建設改良費は、管渠の建設及び改良に係る事業で1億7714万4000円としようとするものです。
 第3条収益的収入及び支出は、営業活動に伴う収支で、収入の第1款下水道事業収益は78億4230万9000円で、下水道使用料や他会計補助金などを。
 支出の第1款下水道事業費用は、69億5325万1000円で、排水施設及び終末処理施設の維持管理に要する経費、下水道使用料の賦課・徴収などの経費、施設の維持管理、修繕などに係る職員給与費などを計上しました。
 40ページを御覧ください。
 第4条資本的収入及び支出は、投資的経費の収支で、収入の第1款資本的収入は24億8344万円で、下水道事業債や他会計補助金などを。
 支出の第1款資本的支出は、管渠整備に係る経費や企業債の元金償還金などの経費として、34億6839万2000円を計上しました。
 なお、資本的収入が資本的支出に対して不足する額9億8495万2000円は、当年度分損益勘定留保資金、繰越利益剰余金処分額及び当年度利益剰余金処分額により補填しようとするものです。
 41ページを御覧ください。
 第5条債務負担行為は、表のとおり、下水道管路施設等包括的民間委託事業費ほか5件を新たに設定しようとするものです。
 42ページを御覧ください。
 第6条企業債は、第4条資本的支出で説明いたしました事業費の財源として、表のとおり、8億2410万円を限度額として起債しようとするものです。
 第7条一時借入金は、借入限度額10億円の範囲内で、資金需要の集中する時期などに、一時借入れができるようにしようとするものです。
 第8条予定支出の各項の経費の金額の流用については、営業費用、営業外費用及び特別損失との間で相互に流用できるものと定めるものです。
 43ページを御覧ください。
 第9条議会の議決を経なければ流用することのできない経費は、職員給与費3億7218万9000円について、他の経費との間に相互に流用する場合には、議会の議決を経なければならないものと定めるものです。
 第10条利益剰余金の処分につきましては、繰越利益剰余金4億5138万6000円及び当年度利益剰余金のうち4億237万2000円を減債積立金として、企業債の償還に充てようとするものです。
 以上で説明を終わります。
 
○議長(中村聡一郎議員)  以上で、提案理由の説明は全部終了いたしました。
 お諮りいたします。運営委員会の協議もあり、本日は説明を聴取するにとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                      (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、本日はこれをもって延会することに決しました。
 なお、残余の日程については、来る2月17日午前9時30分に再開いたします。ただいま御着席の方々には改めて御通知いたしませんから、御了承願います。
 本日はこれをもって延会いたします。
                   (11時58分  延会)

令和4年(2022年)2月10日(木曜日)

                          鎌倉市議会議長    中 村 聡一郎

                          会議録署名議員    保 坂 令 子

                          同          納 所 輝 次

                          同          日 向 慎 吾