令和 4年議会運営委員会
1月13日
○議事日程  

議会運営委員会会議録
〇日時
令和4年(2022年)1月13日(木)13時10分開会16時11分閉会(会議時間1時間30分)
〇場所
議会全員協議会室
〇出席委員
久坂委員長、前川副委員長、岡田、中里、出田、保坂、納所、竹田、志田、高野の各委員
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
服部局長、茶木次長兼議会総務課長、谷川議事調査課長、土屋議会総務課課長補佐、田中議事調査担当担当係長、岩原担当書記
〇本日審査した案件
1 議会運営等の検討について
(1)議会運営等における協議事項について
2 その他
(1)次回の議会運営委員会の開催について
   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
○久坂委員長  それでは、議会運営委員会を開会させていただきます。今年もよろしくお願いいたします。
 それでは、委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。高野洋一委員にお願いいたします。
 議長、副議長の出席についてでございます。
 本日は、議会運営等の検討を行う議会運営委員会ですので、議長、副議長は出席していないことを報告いたします。
   ――――――――― 〇―――――――――――――――――― 〇―――――――――
 
○久坂委員長  それでは、審査日程1「議会運営等の検討について」(1)「議会運営等における協議事項について」でございます。
 改めまして、本日の進め方ですが、11月4日開催の当委員会において確認しましたとおり、検討項目一覧表のうち、大項目「2 会期中の審議日程に関わるもの」と大項目「3 広報・広聴機能の充実に関わるもの」については、同時並行で検討を進めることといたします。本日は、4時前には委員会を閉会したいと考えておりますが、大項目「2 会期中の審議日程に関わるもの」について、全ての項目の協議が終了しなかった場合でも、1時間から1時間半程度経過した時点で協議を終了し、10分程度の休憩を取った後、大項目「3 広報・広聴機能の充実に関わるもの」についての検討に進みたいと思っています。よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認をさせていただきました。
 それでは、大項目「2 会期中の審議日程に関わるもの」に分類した項目のうち、諮問番号9「議会運営?」、諮問番号21「2月定例会における一般質問、代表質問の実施順序について」、11月15日に引き続き協議を行いたいと思います。
 なお、資料につきましては、前回お示ししたものと同じく、2月定例会における「一般質問と代表質問の順序について」、提案の内容を踏まえた想定スケジュール表を配信をさせていただいております。
 前回、委員の皆様からいただきました意見を整理させていただきますと、今、申し上げましたスケジュール表の?「議案上程から代表質問、そして一般質問の順序」という御意見が、ヴィジョン、ゆめみらい、自民党の3会派、同じく資料の?「議案上程から一般質問、代表質問の順序」という御意見が、日本共産党、一般質問と代表質問の順序については、当委員会での協議に委ねるが、議案上程を前に持ってくる、つまり資料の?または?のいずれかという御意見が、かわせみ、また現状のままという御意見が、公明党とネットの2会派、そして、決めかねているという御意見が、鎌倉アプデでした。
 そのほか、総括質問を設けた意義などについて御意見をいただきましたが、簡単に整理させていただくと、今申し上げたようになっております。
 ということで、今申し上げたように、前回各会派からいただいた御意見を踏まえて、正・副委員長案として一つ提案をさせていただこうというふうに思っております。前回いろいろ御協議をいただく中で、2月定例会はより会派制の色が濃いという御発言がありましたとおり、他の定例会とは運営が若干異なり、より会派制を前面に打ち出した運営となっております。そこで、多数の会派の意見でございます、資料の?にあるように、まず議案上程を行い、代表質問及び総括質問、それから一般質問という順序で実施をすることで、協議をまとめさせていただけないかということの提案を一つさせていただきます。なお、この場合に、一般質問につきましては、議案が上程された後に実施することになりますが、当該議案に触れてもよいということではなく、先議の在り方については、従前の申合せのとおりというふうに考えております。
 それでは、ただいま申し上げました、提案も踏まえて、本件について改めて御意見をいただきたいというふうに思っています。
 
○志田委員  正・副委員長案でお願いします。
 
○保坂委員  今、確認したかったんですけど、要するに、前回示された選択肢の中から?というのを正・副委員長案として示しますということが、今、言われたということですねということで。ただ、今、御説明があったように、一般質問については、議案上程がその前にあるけれども、これまでどおり無所属による一般質問の内容的、質的なものを大きく見直すものではないという説明だったと思うんですけれども、すみませんが、?を選択肢として示された理由というのをちょっと御説明いただけますでしょうか。
 正・副委員長案として、これが優位であると判断された理由をもう一度確認させてください。
 
○久坂委員長  分かりました。提案会派から御意見をいただいた後で、皆さん、各会派から意見をいただいた中では、こちらが多数であったということに加えまして、この協議の中で、2月定例会においては、代表質問もあり、そして各会派から予算特別委員会ということもあるということで、より会派制を重視した運営がなされているという側面もあることから、代表質問を先に行ってはどうかということを考えて、この?ということを提案させていただきました。
 
○保坂委員  今、伺ったのは、代表制を重視して……。
 
○久坂委員長  会派制。
 
○保坂委員  会派制ですね。会派制を重視するという2月定例会の性質があるということは先ほども伺って分かったんですけれども、一般質問を議案上程の後にするということだと、前も意見として述べましたが、一般質問がより代表質問に近くなる。その許容範囲をより広げてしまうのではないかというような懸念があるわけなんですけれども、それについて御説明があるかなと思って伺いました。
 
○久坂委員長  申し訳ありません。それにつきましては、先ほどの説明の中で申し上げましたとおり、新年度予算議案について御質問をなされる場合は、しっかり総括質問で行っていただくべきだと思っておりますし、一般質問は従来どおり一般質問であるということで、そこは切り分けて御選択をいただくということを考えております。
 
○保坂委員  そうしますと、あえて?にする、一般質問と議案上程のタイミングをあえて変える理由というのがあまり見いだせないというのが意見です。
 
○納所委員  上程、そして代表質問等の後に一般質問を行いつつ、その上程された議案の内容に踏み込むなというのは、ちょっと理由が成り立たないのではないかという懸念がありますけれども。配慮をするといっても、これは紳士協定的なものが許容されるのかどうか、「もう既に議案は上程されているではないか」ということに対する反論もできないんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。
 
○久坂委員長  保坂委員の御意見に対しての繰り返しになるんですけれども、上程はされていましても、一般質問は市政全般における質問をすることであるし、新年度予算に対しては、総括質問をするというふうな選択は残しておりまして、そこら辺は、皆さんから前回意見をいただきましたとおり、しっかり振り分けて運営するべきだというふうには思ってはおります。
 
○高野委員  私は、?は多分採用されないんでしょうけれども、考え方としては、要するに、だんだん思い出してきましたけれども、今、納所委員も言われたように、一般質問を最初にやっていることの意味合いというのは、たしか随分議論をしたかなという記憶があるんですよね。市政、まさしく市政全般について、何でもというのはもちろん反社会的なことはどうかは別にしてですね。私が?がいいと言ったのは、ちょっと折衷型で御提案もいただいているので、せめてそういう一般質問の原則とか、今、お話があったような代表質問の在り方という点での認識は再確認をした上で、一般質問は先にやってもらうんだけれども、先にするんだけど、代表質問より。議案の上程といっても、新年度議案の場合、予算の議案も含まれていますから、ある意味、それが市政全般にもわたるという解釈をするならば、議案、新年度予算を含めて議案の上程だけは先にやって、あとは、今までどおりでいいんじゃないかという、私は、折衷型の考えを少し述べたということも思い出しました。多分、これで多数にはならないのかもしれませんけど、うまくまとめられないかなという思いで申し上げたわけであります。
 
○竹田委員  かわせみから出した趣旨については、11月15日に協議していただいて、申合せの中で、先議とは何かという中で、委員会の審査に先立って一般質問に触れることですよという確認がされて、そして、その委員会審査というのは、2月の場合は、予算審査特別委員会であるということからすれば、この2月において一般質問の中で予算に関わって質問をすること、まさに先議に当たるのであるということの確認は、私はこれまでの申合せに適合するというか、そのような内容であるというふうに把握しましたので、一般質問、たとえ予算が上程されたとしても、その後には一般質問では触れることはできませんよと。なぜならば、その後にある予算審査特別委員会の前に行うことになるわけですから、先議になりますよということで納得したところです。
 その次に、じゃあ、?なのか?なのかということをちょっと考えたときに、今までなぜ初めに上程してほしいかという部分の理由の一つとして、要は、一般質問を準備しておいて、こういう内容のことについて質問をしたいという項目を上げた後に、結局その予算が上がってくると。そうすると、そこで調整は非常に難しくなるという話を前回させていただいたと思うんですね。ですから、そういう趣旨からすると、私は?がいいかなと思うところなんです。なぜならば、予算が上げられた後に、一般質問までの期間が長く取れていますから、一般質問で、それまでに準備してきた内容が予算に関わる部分であるということが分かった段階で調整が効くという意味で、?がよいのかなと思ったところです。そうすると、その一般質問項目を提出するのが、例えば、現状2月3日ですよね。令和3年2月の定例会ですと、議会運営委員会の前日までに提出をすると。それが、そうではなくて一般質問はかなり後になったことによって、一般質問項目の提出日がもう少し後にしていただけるんだったらば、十分にその調整が効くと思うんですね。例えば、?とした場合に、いや、今までどおりに議会運営委員会の、2021年で言えば2月3日の前日ですよと言われて、一般質問項目を出します。ところが、その後に予算が上程されます。もう一般質問項目を変えられない状況の中で、15日、16日の一般質問を変えるとなると、その調整ができなくなるので、結論から言いますと、要は、もっと後に、上程された後に一般質問項目を出すという機会が得られるならば、十分先議にならないように、一般質問項目をつくり込むことができると思うんですね。そういう余裕があるので、そうしていただければですよ。そうしていただければ、?番が、かわせみの考えていた踏む込まない、先議に踏み込まないように項目立てができるということになるのかなと思います。その辺りいかがなんでしょう。
 
○久坂委員長  ちょっと今のは、一つの意見として受け止めましたけれども、そこら辺が意見としてあるんですけれども、全体が組み上がった後で、提出はどうあるとかも考えるべきことかなというふうに思っていたんですけれども、現時点では、この冒頭の2月3日に示されている議会運営委員会で提出されるというところを、一般質問の項目表ですね、そこら辺のところをベースで話し合っていたところではあります。
 
○竹田委員  そうですね。ベースとして、そこなんだろうなとは思いながら話をしているんですが、せっかく一般質問を後にしていただいて、先議にならないように配慮するというところを忠実に守っていこうと思えば、上程された後に、いや、項目を変更するというのは、非常に難しい状況なので、私が?を選ぶ理由は、項目の変更が可能ならばということですね。
 
○久坂委員長  ここに織り込んでの御意見ということですね。
 
○竹田委員  そうです。そういうことです。
 
○久坂委員長  はい、分かりました。
 
○納所委員  その一般質問の内容が、例えば変更が上程の後で可能か、どうのこうのという話になってくると、まず6月、9月、12月の一般質問となぜ2月の定例会だけ違うんですか。一般質問の在り方が違うんですかという理由にもならないし、それから、あと、例えば、質問のほうで先議にならないように配慮したとしても、上程後だから答弁のほうで次年度予算に踏み込んだ答弁も可能になってくるわけですよね。理事者側の答弁によって先議になってしまうという可能性も考えられるんですよね。なぜ、2月、3月の一般質問だけそういう扱いになるのか。で、それを代表的に行うのは、無所属の議員なんですけれども。質問の質に、それ以外の6月、9月、12月の一般質問、各議員が行う一般質問と対応が異なってきませんか。年度を通じて、一般質問の形式というのは堅持されるべきじゃないかと思います。つまり上程前に行っているわけですから。だとしたら、6月、9月、12月も上程後にやれということになりますよね。
 
○竹田委員  納所議員のおっしゃるとおりですね。おっしゃるとおりです。ただ、今まで私たち6月、9月、12月、議案となっているものについて、一般質問、陳情は別として、先議に当たるような質問ということの可能性もなくはなかったわけですよね。ただ、予算となると、かなり広範囲にわたるので、どこかでやっぱり一般質問に関わってくるところがどうしても出てくる可能性という言い方、そんな可能性でと言われるとそうかもしれないんですけど、ふだんの6月、9月、12月の議案の場合には、かなりある程度特定されるような、しかも範囲が狭い。でも、予算となるとそれこそ本当に鎌倉市の行政の様々な事業に関わってくるから、先議になる可能性が非常に高い。これまでそういう場面が幾つかありましたので、そういう意味で先議にならないようにということが非常に他の議会のときよりも非常に難しいというか、ハードルが高くなるなという意味で、申し述べたところでございます。
 
○服部議会事務局長  市側の実際の事務の扱いとしまして、この?番の案というのは、一般質問の聞き取りと代表質問の聞き取りを並行してやるようなイメージで行っております。したがいまして、この?番の表でいきますと、2月11日から本会議の前日の16日までの間に代表質問と一般質問の聞き取りを同時に進めなければ、なかなかこの24日の一般質問というところの準備ができないのかなと思っておりますので、なかなか実務的な部分でいうと、一般質問の締切りをずらすというところが難しいのかなというふうに思ってございます。
 
○志田委員  納所委員の危惧されているところというのは、あるとは思うんですよね。無所属議員の発言権というのは、鎌倉市議会はかなりしっかりあるというふうに思っていますので、そこの対策はどういうふうに考えているんですか。もうそれは、行政側の答弁として、それはもうお答えできませんというのを本会議でやることもできるんですか。
 
○久坂委員長  ちょっと一回休憩します。
              (13時33分休憩   13時59分再開)
 
○久坂委員長  再開させていただきます。
 再開しましたが、御意見は改めてよろしいでしょうか。
                  (「なし」の声あり)
 先ほど、休憩中にまとめさせていただいたものを、今、発言します。
 2月定例会における一般質問と代表質問の順序につきましては、現行どおり行うことを確認させていただきます。ただし、今後運営する状況を様々見る中で、今後この課題が改めて論点として出る場合には、会派制の在り方、理事者との調整の在り方、また2月定例会における無所属議員の一般質問の在り方、総括質問の在り方も含めた中で、新たな視点を付け加えて議論をすることも今後あり得るということとしてまとめさせていただきたいと思います。
 よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認をさせていただきました。
 この点につきましては、以前から申し上げておりますとおり大項目の「2 会期中の審議日程に関わるもの」に分類した全ての項目の協議が終了した後に、各項目の協議内容を踏まえた会期を想定した上でまとめることを確認します。よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認をさせていただきました。
    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
○久坂委員長  それでは、その次の項目に移らせていただきます。
 「2 会期中の審議日程に関わるもの」に分類した残りの項目につきましては、諮問番号4番、ゆめみらいの「一般質問の時間」につきまして、また、諮問番号30番「一般質問時間を2時間から1時間にする」
 また、諮問番号7番につきまして、議論をすることにいたします。
 各検討項目につきましては、まず提案会派から提案理由の説明をお願いしたいと思います。
 まず、ゆめみらいからよろしいでしょうか。
 
○中里委員  よろしくお願いいたします。
 ゆめみらいからは、こちらに書いてあるとおり、従来2時間をめどにするという形で一般質問が行われているかと思うんですけれども、これを1時間以内というところを目指してお話をさせていただければと思っております。
 やはり2時間となると、正直聞いているほうとしても、話を聞いている時間の限界というところもあります。あと、これはあくまでも一般質問なので、その質問者の討論会ではない、というところを踏まえさせていただいて、あくまでも理事者に質問、行政への質問をしていくという場だと思うと、そこの工夫次第でしっかりと1時間以内に終えることは可能なのではないかなと思っております。そこを踏まえて、ぜひとも議論をさせていただければなと思って提案をさせていただきました。
 
○久坂委員長  続きまして、志田委員、一括ですね。お願いいたします。
 
○志田委員  うちの会派からなんですけれども、一般質問を軽視しているというわけではなくて、一般質問の機会を与えられている議員であるということを自覚しながら、大事なことを原則に立って、やはり2時間というのは、質問から少しずれた発言がその中に入ってくるということがありますので、答弁調整1項目だけでも20分、30分かかることもありますけれども、それを議場で一般質問をやるに当たって、文言の整理をしてきれいな質問をするように心がけ、努力をするという時期に来ているのではないのかなというふうに思って、うちの会派から提案させていただきました。
 
○久坂委員長  ありがとうございました。ただいまの御意見につきまして、皆さんから提案会派に御質問並びに御意見をいただければと思っています。
 
○岡田委員  どう思うかということ。
 
○久坂委員長  はい、御意見があれば。提案会派への御質問でも大丈夫ですし。
 
○岡田委員  意見。質問はありません。現行どおりでいいと思います。
 以上です。(私語あり)じゃあ、もうちょっと言う。
 昔は、無制限一本勝負だったから、そういう時代もあって、結構鎌倉はすごい圧だなとは思いましたけど。それからいろいろとあって、いい悪いは別にして、今に至っているわけですけれども。
 僕の中では、経験が昔から、昔ということで経験があるかも分からないけれども、2時間が限度でしょうと。それ以上、下げちゃうと結構厳しい。今はコロナで、この前も僕は1時間ぐらいで終わったんだけど、協力しようということでみんなで抑えたんですが、結構難しい。いっぱい議題があるから、これもあれも言いたいというのがいっぱいあるんだけど。調整して、いろいろ僕も行ったりはしていますよ。いろんな課に行って。出してよと言っても、なかなかやっぱり出してくれない。「いいや、そんなことはやっていますよ」と言われるんだけど、それは分かるんだけど。1時間ぐらいいても、やっぱり答弁だと10分ぐらいで言えることを1時間ぐらい引っ張っているなと思うようなこともたっぷりあって、お互い時間のロスをしているなというのもあるので、やっぱりできれば、議場の中でなるべく明確な答弁を聞きたい。というのがあるので、そこだけでやっているわけじゃありません。いろんなところで頭を下げたり、いろいろやっているんですけど。なかなかまとまらないところがあるので、一応2時間をめどという現行どおりがいいんじゃないかなと私は思っています。
 
○保坂委員  今、二つの会派からの提案の理由について伺いまして、要約すると2時間を振ると冗長になると。内容的にもいかがなものか、きれいな質問ではなくなるおそれもあるというような趣旨だったというふうに思うんですけれども、自民党のほうのところで、理由として「時間には限りがあるので」というふうに書かれています。今は、コロナ禍ということで時間を制限してやっておりますが、その時間制限がなかったコロナ禍以前のときにおきましても、議運もはじめとして検討をしていく中で、終わりの時間については、6時を超えないということで、うまくやっていこうということで続けてきたわけなんですけれども、この「時間には限りがあるので」ということは、どういう意味なのかということを御説明をお願いします。
 
○志田委員  1日の時間というのは、皆さん均一にというふうに思いますけれども、その中で、やっぱり公務もあり、様々な事柄があると思いますので。その中で貴重な一般質問の時間を使って、一般質問をしていないということは、時間の無駄だということだというふうに思います。やはり、大変いろんな課題がある中で、それを常に毎回、毎回、じゃあ確認をしていても進捗というのは出てこない案件もあるわけで、それをうまくやりながら定例会に臨んでいけば、時間の有効的な活用というのはお互いにとってできるんじゃないのかなというふうに考えます。
 
○保坂委員  やっぱり、その趣旨としては、それぞれ議員活動、議会活動、定例会のときは本当、議会に集中しますけれども、多忙な中にあって、冗長な質問に時間を取るようなことはするべきではないという趣旨だということですね。結局はね。分かりました。
 
○志田委員  おっしゃるとおりです。
 
○中里委員  今の時間のところで、私の先ほどの話に付け加えさせていただきたいんですけれども、この議会運営委員会というものも、議会の進行というところのために必要なのかなと思っておりますけれども、やはり1時間という形で決めさせていただくことによって、全体の日程進行というものがしっかりと形づくられるのではないかなと思っております。もちろん、突発的に時間がかかってしまう案件もあるかとは思いますけれども、それとは別に、我々議員側として、進行というところも意識をして、それによって市民の方も抑えるべき時間だとかも一部受けるのではないかなと思っております。
 また、職員の方とのこの一般質問に関しての時間のかけ方というところもあろうかと思っておりまして、そこも考慮して1時間にすべきと思っております。
 
○保坂委員  じゃあ、今度は意見を述べます。
 結論から言うと、現状どおりというのがよいと思っております。もちろん冗長な質問、そして独演会的な質問というのは、そうならないように努力するというのは当然で、貴重な時間を使うわけですから。ただ、一般質問は本当、会派に所属している議員は年に3回しかできなくて、議員活動の中でも本当に大事な部分です。
 この間、コロナ禍というところで、1時間に制限してやっていますけれども、実際、収まるようにやってはいますが、やはりかなり窮屈だなという感じはしております。でも、コロナ禍だから、やっぱりそれは決めたから、それを守ろうということでやっておりますけれども、それを恒常的に1時間にしてしまうというのは、本当にその十分な必要な一般質問、追及の時間を十分取るということは、やっぱりその幅を持たせておく必要があると思います。1時間だったらその質が高まるかというと、そういう根拠となるものでもないと思います。現状の2時間をめどにというところを一応置いておいた上で、本当に時間を有効に活用して、冗長にならないような質の高い一般質問になるように目指すというのが、本筋ではないかというふうに思います。
 
○竹田委員  おっしゃるとおり、討論会ではありませんよと。一般質問はね。それから、質問からずれたような話をしている場合があると。そのとおりだと思います。全ての人がそういうわけではないけれども、時としてそういうようなものは確かに散見されますよね。だから、そこのところは、今、保坂委員もおっしゃったんですけれども、やっぱりこの質問の質を上げていくということは私たち自身が心しなければならないことだと。そういう押さえはすごく大事だと思います。
 それで、そうすると、先ほど志田委員がおっしゃった、時間に限りがある。その有効的に行うというのは何かというのは、まさに質問を充実させていく。質問は私たち自身が時間を有効的に使って、質問そのものの質を高めていくということ。これは、意識して取り組んでいかなければならないことだと思いますが、その一方で、やっぱり質問というのは、市民にも質問の趣旨が分かるようにすることが、私は一般質問で、その使命だと思っています。当局と議員が分かっているところでやり取りするのではなくて、聞いている人を意識して分かるように趣旨説明をしていくと、やっぱりそれもその質問の質に関わってくることなんだと思うんです。
 ですから、そういう意味からすると、ぱっぱと質問をすればいいというものでもなくて、そこに至る背景だとか、趣旨だとかを説明していくと、より市民に理解しやすい質問にしていくということは大事にされるべきだと思います。そうすると、どうしてもやっぱり質問からずれたように聞こえてしまうのかもしれないけど、そうではない。非常に起承転結、そこにつながっていく意味がある質問というのはあるわけですから、そうなってくると、やっぱり時間が1時間というところで限られることは、非常に質問項目の数にもよりますけれども、丁寧な質問、ある意味丁寧な質疑ができなくなってしまうという可能性も生じてくるんじゃないかなと心配するところです。
 さらに言えば、的確な答弁が得られないときがあるんです。ですから、そうすると大体1時間と思って準備していたところが、非常にそらしたような答弁、的確な答弁がいただけないときに再質問をせざるを得なくなるんですよね。そうすると、そこで1時間と切られていると、そこをさらに深めたいときに深めることができないということも生じてくるので、1時間というところで切るのは、ある意味、本当にこの質問の質を高めていく上ではちょっと厳しいかなと思うので、上限2時間に抑えておいていいのではないかなと思います。
 私は、12月定例会でも1時間と思って一生懸命練習もして1時間で抑えようと思ったけれども、1時間と13分ですか。13分伸びてしまいましたよね。それはやっぱり的確ではない答弁のときに再質問をすることになり、そういうことになりました。そういうイレギュラーなこともあるので、時間を1時間というのは、非常にやっぱり厳しいなと思うので、現状でいいと思います。
 
○出田委員  私は、質問時間は1時間でいいというふうに考えております。理由は、質問の内容をきちんと整理整頓すれば、相当な数の質問ができるのではないかということと、もう一つ、職員の方からの質問の聞き取りというのがあります。それと、その聞き取りが終わった後に、答弁調整ではないですけれども、答弁を確認すると。その確認をした中で、再度質問を投げかけていくというような、こういう作業を一般質問までにしておりますので、それで十分、一般市民の方にも分かるような質問と答弁にもなってくるでしょうし、途中でおかしな方向の答弁が出てくるということも、ないのではないかというふうに考えております。ですので、この1時間という時間の中で、どれだけ質の高い質問と回答を得るか。ここに注力をするべきじゃないかなというふうに考えています。
 
○久坂委員長  御発言をされていない会派。納所委員と高野委員、いかがですか。
 
○納所委員  1時間というのは、割合、慌ただしいと言いますか、実質30分ですよね。答弁が半分ぐらい時間を占めますので、項目を例えば複数用意をすると、ちょっとその質問が足りないというようなところで、時間に追われる可能性があると思います。ただ、2時間というのは冗長過ぎるというのを、聞いておりますと、つまり質問であるにもその答弁を求めずにとうとうと持論を述べるという、そういった場として捉えているという、これは質問の在り方を踏み違えた捉え方だと思うんですけれども、それは現に慎んでいかなければいけないというふうに思います。ただ1時間できっちりと詰め込んでしまうには、少し無理があるというのがありますので、これ今後の検討をしていかなければ、よりよい形をさらに議論していくべきだろうと思います。
 結論としては、1時間はちょっと厳しいかな。短いかなという印象でございます。
 
○久坂委員長  分かりました。高野委員、御発言ありますか。
 
○高野委員  確かに、私の最初の頃は、各会派、さっきの議論と関係があるんですけれども、会派であれば全員がやって当たり前というようなことではなくて、会派の中で調整もして、今回はこの人、人数にもよるけど、5人いればこの人と、この人とかね、例えば。2人いれば、この人。次はこの人とか。そういうやり方で、そんなに多くは、鎌倉市議会はそれなりの人数はいたと思うんですけど、今みたいに20人とかという状況ではなかったので、議会運営全体の中で、私は十分な質問時間は確保すべきであるという立場です。一般質問は最初にやっているというのも、私はそういう意味があると思っているんです。もちろんこの場もそう、委員会質疑もそうだし、議案質疑もそうだし、どの機会も大事なんですけれども、特に一般質問は、やっぱり市政全般について、議会の最初にやるということで意味もある。十分に各議員がそれぞれの地域や、いろんな市民や、市政のその方なりの興味関心が強い分野とかあると思うんですけれども、そういう中を十分に掘り下げてやる。
 ちなみに私は、答弁調整は答弁まで全部は聞きませんよ。私は、そういうやり方はしていません。それがスタンダートじゃない。答弁調整というものの言い方は、私は違うと思っている。質問の聞き取りはいつも受けていますよ。私は、本会議できちんとやるべきだと思っていますから、そんなあらかじめ答えが分かっているなんて、私は、そういうやり方はしていませんよ。そこは、みんながそうであるかのようなことは、私は違うと思っているので。
 もっと言えば、方向性が似た場合は、そういうことが場合によってはあるし、方向性が違う場合は、それは私の質問をする相手がちゃんと答えられるように必要なデータ、こちらが何を言わんとしているかは伝えるけれども、相手の答弁は分かりません。その場にならないと。ということもあるので、そこは、こういう言い方をするのは失礼かもしれないけれども、なれ合いになってはいけないので。私は、そういうふうに臨んでいますよ。私は、質問の中身にもよるけれども。
 したがって、すみません、話がそれてはいけないのですけれども。だから、その辺の十分な質問時間を確保すべきだという点では、2時間あれば十分だと思います。その中で、それは、項目数が少なければ1時間で終わることもあるし、市民との関係で、いや、どうしても4つの項目をやらなければいけないという議員がいれば、それは2時間かかることもあるでしょうし。そこは、その質を問うわけですから、質問ですから、それぞれの質問者のボリュームと項目数と、私は、それを十分に保障し得る、やはり時間というのは大事だと思いますから、そういう意味では、今の2時間というのは、2時間以内ですよ。が大事だと。2時間やっていいという意味ではなくて、いつでも。
 ただ、同時に冒頭に言ったように、かつてより人数が多い、ほぼ全員がやっているに近い状況も事実ですから、その点で時間について、検討する余地はあるんじゃないかとは思っています。ただ、納所委員が言われたように、ちょっと1時間というのは究極過ぎると。急に2時間やっていたのに、突然のように半分にするというのは、私は、それはちょっと。それで質が上がるとは限らない。やっぱり取り上げられる項目が抑えられる。結果的に市民との関係で言うと、こういうことも聞く必要がある、ああいうことも聞く必要があるというものを結果的に削るということをせざるを得ない議員も出てくるんじゃないか。そこは議員活動の質とかにもよるので、何とも言えないんだけど。
 だから、2時間を1時間にというのは、究極過ぎるというふうに言わざるを得ない。検討の余地はあるとは思っているんですけれども。1時間というのは、少しどうかなと思います。
 
○前川副委員長  また、歴史の話をさせていただかないといけないかなと思っているんですけれども、おっしゃるとおりで、これは、今、20人になっているというのは、私などは納所委員なんかもみんな、高野委員もそうですけれども、私たちが入った頃というのは、十数人でした。それから、ネット配信が始まって、その数がとにかく圧倒的に増えたというのは事実です。それは、本当に別に悪いことでも何でもなくて、皆さんの発言で、鎌倉の場合には、特に一般質問、先ほどもそうですけれども、とても重きを置いている議会ですので、それは権利として大事なことだとは思っています。
 2時間を1時間半にしようというところで、もう先輩議員たちはさんざん話し合って、さんざん話し合っているのを私たちも横目で見ながら決まってきていません。決まらないで、もう向き合って、名前は言いませんけれども、何とかならないかねというところで話し合っても、どうしても2時間が1時間半にならなかったという歴史が長いです。
 今、だから1時間というのはきついというお話があって、私どもも極端に言っているというのは、認識はあるんですけれども、だったら、その折衷案を少し考えませんかというのは、逃げじゃなくて、本当に本心、そうは思っているんです。ですから、今回も3人ほどの方が1時間半ぐらいされているというのを思っていて、1時間半ぐらいは必要かなというのは事実、思ってはいるんですが、2時間はさすがにちょっと、さすがに多いのではないか。他市のことを言うのは、あまり私は好きじゃないんですが、私もあまり2時間やっていらっしゃるところはない。極端に言えば、会派で4人だったら1時間を譲り合って15分ずつというところもあるというのも聞いていて、それはそれでまた極端な話だろうと思っていますので、ですから、20人やるなら1時間なのかなというふうに思って1時間ということを出させていただいています。
 そういう意味で、永遠に無限にやっていたという時代もあるという、鎌倉市議会はそういう時代もあったと。2時間ではなくて、もっともっと延々やっていたということもあるというのも聞いてはいますが、2時間もすごく長い歴史があって、何とか1時間半にならないかということもすごく、高野委員たちも御存じだとは思うんですが、そういう歴史も長いです。ですから、せめて、今、言って申し訳ないんですけれども、1時間半で、1時間でもできるというようなことを考えていただけるような、少し変わっていきませんか。また同じことで継続になるというのもよくないと思うし、ちょっとそこのところを検討していただく。
 それから、さっき中里委員がおっしゃいましたけれども、やっぱり質問なので、質問をしていただきたいというふうに思っていて、質問の数を増やしていただきたいなというふうに、一般質問ですから。そういう中で、最高1時間半なのか、それをめどにして1時間で終わらせられる方は終わらせるというふうにしたら、どうなのかなということだと思います。
 多くの方がおっしゃっていたのは、多分質問はちゃんと質問でしてほしいという、お話が長いのはやめてほしいんじゃないかなというのは捉えておりますので、ぜひそこは副委員長として言わせていただきたいと思います。
 
○久坂委員長  ありがとうございました。委員の皆さんに一通り御意見をいただきました。
 それで、やはり時間的には、ちょっといろいろ観点はあったんですけれども、冗長ですとか、独演的なものについては、やはりさっき言っていました質の高いところを目指すべきというところと、ただ一方で時間の検討についても二、三発言があったところで、ちょっと1時間20分たっていますので、すみません、この項については、皆さんの意見を一通り伺ったというところにおいて、まとめについては、次回に回させていただきたいというふうに思っております。
 10分、休憩いたします。
              (14時29分休憩   14時40分再開)
    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
○久坂委員長  再開いたします。
 大項目「3 広報・広聴機能の充実に関わるもの」の協議に移ります。
 諮問番号13の「議会広報について」、前回に引き続き協議を行います。
 なお、本件につきましては、前回の協議の中で、常任委員会化については必要ではないのではないかというような御意見をいただきまして、それを受けて協議の中で私自身から常任委員会化という論点につきましては、一旦下ろした上で、その他の論点を整理した上で改めて説明をさせていただきたいということにしておりましたので、ビジョンの出田委員から説明をさせていただきます。
 
○出田委員  久坂委員長からお話がありましたけれども、常任委員会化ということは、ちょっと今のところは、なしということでいくんですけれども、ただ、こちらのほうに資料として添付してありますが、鎌倉市議会基本条例評価・検証協議会の報告書というのがあるんですけれども、その6ページの4番とその下にあります(1)とあるんですけれども、こちらの部分の評価なんですけれども、さらなる取組が必要という結果になっております。ですので、広聴部分、意見の聴取部分はさらなる取組が必要というふうになっておりますので、まずは、委員会名の変更から入っていったらどうかというふうに思っております。委員会名を議会広報広聴委員会というふうにしたらいいのではないか、そのように考えております。
 理由は、3つございます。(私語あり)
 
○久坂委員長  資料がどこにあるかちょっとお分かりにならなかったみたいだから、今、出田委員が話していただいているのは、今日のフォルダの……。(「同期してよ」の声あり)
 同期できますか。事務局が同期してくれました。
 
○出田委員  今、申し上げたのは、この6ページの4番とその下にあります(1)、この評価と検証結果のところについて申し上げました。議会広報広聴委員会ということで、委員会名を変更したらどうか。理由は3点ございまして、社会から見て分かりやすい。開かれた身近な議会をイメージしてもらう。それと、委員会の目的を委員会名で明確にするということでございます。まず、ここから入っていって、現状、広報委員会がございますので、モニター制度とか報告会のやり方など、この検討が必要だということにはなっておりますけれども、具体的な方法については、この委員会に委ねて進めていってもらうというふうにしたらどうかと思っております。
 
○久坂委員長  すみませんでした。最初から資料のあるところを申し上げればよかったんですが、前任期に議会基本条例の評価・検証協議会の議論の中で、やはり広聴機能については、さらなる努力をしてもいいのではないかというような議論はある、そういった課題があるということを聞き取りまして、ぜひ、その広聴機能については、広聴広報委員会とすることで、まず、その名実ともにその委員会名を変え、なお広聴機能の充実につきましては、提案項目の中でモニター制度も挙げましたけれども、具体的なところにつきましては、広報委員会のところで改めて議論をいただければというふうな感じで、組み立てて提案をさせていただいたところであります。
 何か御意見はありますか。御質問とか。
 
○保坂委員  名前から入るというのも悪くはないとは思うんですけれども、意見聴取、広聴の部分で現状において大きな意義を持っている議会報告会・意見聴取会については、後の項目になるんですけれども、抜本的なところから考えなければいけないというふうな意見をかねてからも持っておりまして、そのように発言もしているところなんですけれども、それも合わせてということだと思います。
 ただ、議会報告会・意見聴取会の在り方を考えるときに、広報委員会頼みというんでしょうかね。広報委員会が機動部隊になるという意味なら、それはいいのかもしれませんけれども、ちょっとやっぱり議会全体で考えないと、駄目なんじゃないかなと思っているということを一応言い添えます。
 
○岡田委員  これそのもの、あまりあっち行ったりこっち行ったりするので申し訳ないんですけど、議会広報も、鎌倉市もそうですけれども、もっと読みやすく。広報の場合は。今は、名前のことを言っているんですよね。広報広聴委員会と、この前、広聴をやりましたけど、聴取会。ああいうものじゃなくて、5つの行政区、市長がやっているふれあい懇談会みたいなね。ああいうもうちょっとフランクに言えるというか、分からないのは分からないということで。分からないのは、ちょっとごめんね、勉強をしていない、そこ。俺は無理だよと。ほかの人に言って。もうちょっとフランクにしゃべるとお互いに交流と言ったらおかしいけど、言い合って時間をもちろん決めてやったほうが、多分実りが多いんじゃないかなという、私はそういう気がしています。
 どうなるか分からないですけど、5つの行政区で2回ずつやるのか、1回ずつやるのか分からないけれども、何かそういうような感じでぐるっと回ってやったほうが、来やすいし、言いやすいというか、じゃないかなと。そこには間違いももちろんあるんだけど、それはそれとしてということで、そういうもう少し身近にしゃべり合うみたいな。意見聴取は、何かすごい上から目線というか、聞いてやるよ、おまえみたいな感じで。そうじゃないんじゃないという。鎌倉は多分、市民の民度も高いので、逆の意味があって、玄関から入るな、横から入ってこいみたいなね。意外とそういうところがあって、僕もかちんときているところがあるんだけど、それは置いといて。もうちょっとフランクにやっぱりしゃべれるように、垣根を取り除いてな、るべく取り除いてしゃべれるような雰囲気というか、そういうふうにやったほうがいいんじゃないかなと思っています。
 そういう意味で、そういうようなこともやるということであれば、広報広聴という名前がいいかどうか分かりませんけど、名前をもう少し変えてもいいし、権限を持ってもらってもいいかなと感じました。
 
○久坂委員長  ありがとうございます。今、岡田委員がおっしゃってくださった具体につきましては、次の26番のネットからまさしく提案をいただいているのとほぼ同様の内容をいただいていると思っておりまして、そういったことも含めてやはり広聴機能を充実させるというこちらの広報広聴委員会でもとの御意見をいただいたというふうに思っております。
 
○中里委員  1点、質問というか、あれなんですけれども、議会として広報活動というのは非常に重要かと思っておりますので、今回その広報広聴委員会という広聴のところも重視すべきだということなんですけれども、これは議会に対する広聴なのか、市政に対する広聴を意識されているのか、ちょっとお伺いしたいんですけれども。全体になるんですか。議会として市民の意見を聴くというのは、非常に重要だとは思うんですけれども、そこをする必要があるのかなというのは、ちょっと私は疑問なんですけれども、そこは行政の役割ではないかと思っている。そんなことはないですか。
 
○岡田委員  それぞれの考え方だからいいんじゃないの。
 
○久坂委員長  すみません。ちょっと休憩します。
              (14時51分休憩   14時52分再開)
 
○久坂委員長  再開します。
 
○納所委員  まず、名前を変えるのは、変えようと言えば変えられちゃうという簡単なものでも、実は、名前を変えるというのはすごく重要なことで、広報とは何かということをまずきちんと吟味して、さらにそれはじゃあ議会広報、もしくは議会広報委員会の役割とは何かというのを列挙して、これは、広聴部分が多いから名前を変えたほうがいいねという筋道があるんだったらいいんです。ただ、漠然と広報だけじゃなくて、広聴もやっているから議会広報広聴委員会がいいんじゃないかという変え方というのは、後々ひずみが出てくると思いますので、この際、議会広報の在り方、議会広聴の在り方というその項目を列挙して、その中身を吟味した上で、じゃあ、変更をする必要性というものを割り出していったほうがいいと思います。
 一概に委員会名を変えてはいけないということではなくて、変えるのならば、本来持っている委員会の役割、使命というものを明確にすべきだというふうに思います。
 
○久坂委員長  今は、広報委員会については規程がありまして、明文化したものが広報委員会についてはあるんですけれども、広聴部分についても、それは改めて整理すべきではないかという御提言というふうに受け止めさせていただきました。
 広報広聴委員会にするに当たりましては、議会広報と議会広聴の在り方を改めて明文化する必要があるということを2人の御意見としていただいたというふうに理解しています。
 
○高野委員  今、納所委員が言われたことは、私も同じような考え方を実は持っているんですけれども、やっぱり単なる名称のことではなくて、このモニター制度というのも前回もちょっと議論をしましたかね。覚えてないんですけれども。広報と、この広聴機能との関係とか、広聴機能をより具体的にこういうことで充実させていこうという、そういう取組のセットの中で、じゃあ、名称もある意味併記してやっていこうというようなことが必要じゃないかと。名前から入るというよりは、そういう具体的な充実策、そのどこまでできるかというのはありますけれども、そういう中で名称も変えていくなら変えていくという、何で名前を変えるかというのが、具体的な取組との関係で整理ができることが望ましいんじゃないかなと思っております。
 議会広報の見直しについては、これ議会だよりのことを言っているのかちょっと分からないんですけれども、議会だよりについては、後ほど私も提案がありますのでそこで述べたいと思います。
 
○久坂委員長  ちょっと休憩します。
              (14時56分休憩   14時58分再開)
 
○久坂委員長  再開いたします。
 ほかに御意見よろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 皆さんから意見をいただきまして、広報広聴委員会にすることにつきましては、異議はないものの、その議会広報の在り方と、議会広聴の在り方を明確にすること、並びに広聴機能の充実に当たっては、具体的な取組も合わせる中で実施をすることというふうな御意見をいただきましたので、そういったことも改めて、今後ネットの御提案とかもございますけれども、そこと合わせて議論をしていくことというふうにこの項につきましては、まとめさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 ありがとうございました。
 それでは、次の項に進ませていただきます。
    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
○久坂委員長  次は、ネットからの提案でございまして、諮問番号26番の「議会報告会の開催の方法の見直しについて」でございます。御説明をお願いいたします。
 
○保坂委員  こちらに詳しく書いたんですけれども、現在の議会報告会・意見聴取会、今年度はコロナ禍を受けて、オンラインで開催という初めての試みをしたところではありますが、この間ずっとやってきた中で、やはり問題としては、非常に形式化していると。それで、参加者が非常に少ないわけですよね。頑張って広報しているわけですけれども、参加者が少ないというのは、やはり広報が足りないとかいう問題ではなくて、やはりその中身的にも本当にその市民のニーズに合ったような内容になっているとは、ちょっとやっぱり思えないわけです。
 その内容で一番問題だと思うのは、内容的には、2月定例会なり9月定例会なりの報告というところをまず議会報告会の中で中心にやっているわけです。オーソライズされた、議会でこういうことがありました、こういうことを議論しましたという報告になっているわけですけれども、それについて、議員からは、個々の議員は意見を述べないと。私見は述べないというところになっております。質問があった場合、答えることはできますけれども。
 それで、その後の意見聴取会のほうは専ら聞く側に回るということになっております。でも、市民がこの議会報告会・意見聴取会に、もしそういうものがあるんだったら期待するものは何かというと、日頃接することが少ない議員と直に話をする。議員の意見なり声なりを直接聞きたい。そして、意見を交わしたいというところが、やはり市民ニーズなのではないかと思いますけれども、今のやり方では、そこは本当に不十分にしかできないと思います。できていないと思います。そういうやり方だと、これまで常連さんという、よく議運では言っていましたけれども、常連的な方が参加してくださって、人数は大変限られてという形で細々とやってきたわけですけれども、またSNSなどを活用したとしても、やっぱり参加というのは限られてしまうんじゃないかな、一部分的には、というふうに思います。
 先ほど、岡田委員から市長のふれあい懇談会、市内5地区でちゃんとテーマを決めてその都度やっているという、あちらのほうがまだ参加して面白いんじゃないかという意見がありましたけれども、本当にそのとおりだと思います。
 他市の例をここで挙げたのは、会津若松市は、鎌倉市と議員の数があまり変わらないところというので挙げました。市の面積はすごく広いですけれども、ここは5班に分かれて、15地区の会場で開催。県内だと横須賀市もグループに分かれて、地域に出ていってやっているというのを聞いたことはあるんですけれども。
 あとは、姉妹都市の上田市議会に以前行ったとき、頂いたので、この議会報告会という、これをもらって、ああそうなんだ、上田市はこんなにやっているんだと思ったんですけれども。上田市議会などは、どなたでも参加ができる報告会、常任委員会からの報告の後、質問に答える対面形式の、鎌倉市でやっているのとほぼ似た、どなたさまも参加できる報告会というのと、あと出前報告会、あなたの町へお伺いしますという。オンデマンドでお呼びがあれば行きますよというようなもの。でも、常任委員会からの報告の後、質問に答えるというので、内容的には、あまり変わらないんですけれども、出ていくと。地域に。それから、テーマ別車座集会というのもやっているそうです。テーマに沿って意見交換、それを車座式にやるというようなこともやっていまして、やはり、鎌倉市議会としてもせっかく議会報告会・意見聴取会をやるんだったら、ちょっとこれまでの経緯、経験を踏まえて、少し地域に出ていく。そして、議員がそれぞれ、さっき岡田委員も言っていたように、分からないことは分かりませんだったり、私は、こう思いますもよいので、本当に個々の議員がしっかりと頑張って、市民に伝えるという報告会をするのがいいのではないかと思います。
 例えば、5班に分かれて5地区で年2回開催するぐらいだったら、それだったらそんなにたくさん集まらなくても、議員が5人のところに市民が5人でも10人でも、やっぱり回数を持つこと。そして、地域に出ていくことによって、今まで参加されなかった方とかが参加することというのも含めて、議会事務局にそんなに頼らないで、本当に班で頑張るという感じでやっていく方向、今までとは全く違う方向ですけれども、そういうやり方にトライしているような議会もあるので、少しこの辺りで考えてはいかがでしょうかという提案です。
 
○久坂委員長  ありがとうございました。今、回数も含めて実施方法と内容についても御提案があったのかなというふうに、そういう感じでしたね。御提案ありましたけれども。
 
○保坂委員  内容的には、グループに分かれる。地域に出ていく。そして、報告する内容はある程度自由度を高めて市民ニーズに応えるというところ。
 
○久坂委員長  ありがとうございます。ただいまの御提案に対して御発言ですとか、御質問があればお願いいたします。
 
○出田委員  非常にいいことだというふうに思います。市民のほうに寄っていくということでいいと思います。
 ただ、ちょっと質問なんですけれども、今、お話の中で、「私はこう思います」というような話をしたりとかというのがあったんですけれども、これは議員によって話す内容が、「思います」が変わってくるのではないかなというふうに思います。例えば、市役所移転の問題についてみたいな話で来たときに、どのように回答すればいいのか。議員一人一人が立場が違うので、マル、バツ、三角みたいなのがあると思うんですね。なので、ここはどのように回答していく。例えば、一つですけれども、市役所移転の問題なんかの話になったときに、どういうふうな会話をそこでしていけばいいのかなと思うんですけれども、何か考えていらっしゃることはありますか。
 
○保坂委員  このテーマについてどう思われますかというふうに聞かれたら、議会全体の総意というか、もしかしてその議案が議決したものだったら「議決結果はこうですよ」は言えると思いますけれども、いろいろなものが想定されますよね。市役所移転とか、まだ議案とかになっていないわけで。
 それは、基本的には、自分の意見を言えばいいと思います。ただ、気をつけなければいけないのは、自分が言っていないようなことについて、私はこういうことを言いましたとか、こういう提案をしましたとか、それは、やっぱり言ってはいけないというふうには思います。自分の意見は言ってもいい。でも、そうではなくて、自分がやっていないことをやったように言うのはよくなくて、それはやっぱり班でグループで主催する場合に、相互牽制という形で見ていかなければいけないというふうに思っています。
 だから、そのある意味、個々のパフォーマンス、アピールというのはあってもいいと思うんですけど、それは市民との関係の中において。でも、自分がやっていないことをやったように言うのは、それはなしであって、グループ内で牽制することが必要だというふうには思います。意見はいいと思います、言って。むしろそれを望んでいるのではないでしょうかと思います、参加の方は。この出田議員が市役所移転について、どう思っているのか知りたいということで、質問をされたら答えればよいのかなというふうに思います。
 
○前川副委員長  すみません、ちょっと保坂さんに確認です。
 テーマは、グループで決めていくということですか。さっき自由とおっしゃったのは。グループで決めて市民に向き合っていくという。
 
○保坂委員  そのやり方については、そこまでは説明していなくて、広報委員会の中で。さっき言ったのは、地域に出ていく、グループで分かれて行く、個々の意見を言うのを妨げないという部分は言いましたけれども、テーマを設定するかとか、常任委員会の報告にするとか、そういうところまでは言っていなくて、ただ5班に分かれたら、各班に1人は一つの常任委員会の人がうまくばらけることができるかなぐらいのことは考えはしました。
 
○前川副委員長  分かりました。ありがとうございます。
 
○竹田委員  私、やっぱり鎌倉市民は非常にNPO活動とか、市民活動が非常に活発なんだけれども、鎌倉市政への関心という意味からすると、選挙の投票率にもあるように非常に正直言って低いかなと思っていて、選挙のときだけ鎌倉市政について判断をするというような状況が、ちょっとはっきりと言い切れないけれども、そういう傾向にあるのかなと実は感じていて、やはりより鎌倉市政に、それから市議会の動向にもですよ。しっかりと身近に感じてもらって、興味を持ってもらうということは、ひいては市の行政の中の市民自治力のアップというところにつながっていくわけで、非常に私は大事なことだと思うので、議員が地域の中に出ていって、より身近に鎌倉市政の状況、議会のやり取りを知っていただくということは、非常に大事なことだと思う。4年に一度の選挙のときだけじゃなくて、日常的にやっぱり鎌倉行政としての現状、その方向性、やっぱり知っていただくということはとても大事だと思いますので、御提案、具体的なことは、これからかもしれないんですけれども、来ていただくのではなくて足を運ぶというこのやり方については、非常に効果的だなと思うところです。
 
○中里委員  皆さんの御意見と同じく、賛成です。とてもいいのかなと思っております。先ほど、市政に関して聴く必要があるのかなとも言っていましたけれども、実際、みんなで聴くことによって、その中でちゃんと意見を述べるというところまでできるならば、ぜひやりたいなと思っております。
 ただ、心配なのは、個人の意見で言ったものが、市民の方にとっては議会が言ったみたいな、そんなような捉え方もあるのかなとは思うんですけれども、保坂委員の提案のような形でそれぞれ中で牽制し合えることももちろんできる、働くのかなとは思うので、ぜひやってみるといいのかなと思いました。
 
○岡田委員  すごくいいことだと思うんですけれども、これは、どう言えばいいのかなと思いながらしゃべっているんですが、今度はもし仮にやるとかやらないという、やるというふうになった場合に、単なる御用聞きみたいな、それだって出るよね。要望として。こうしてほしい、ああしてほしい。どこまで我々ができるのか、できないのか、あるいは是非の問題もありますし。あと特定の問題については、特定の市民が来て、特定の議員をつるし上げるということもなきにしもあらずで、そこら辺のことはやっぱりきちんと考えながら大人の対応を取るというような形でやらないと、多分野放しでやっていくと市民の皆さんもいろいろな方がおられますから、あれ、こういうはずじゃなかったということもなきにしもあらずという。もしこういうふうにやっていくんだったら、そこら辺は十分検討をしながらやったほうがいいんじゃないかなという感じはしています。
 結論的には、やったほうがいいと思います。
 
○志田委員  議会が何をやっているのかとか、議員が何をやっているのかというのは、知っているようで分からないとか、誤解をしているとか、いろんなことがあるので、そういう広報とか広聴というのが大事なんだなというふうに思います。
 5地区でやったときに、多分行政センターでやるんでしょうけど、議会報告会とかするときは、予算はかからないんでしたっけ。部屋を取るとき。
 
○茶木議会事務局次長  会場だけを予約する場合については、特に予算は必要はないところです。
 
○志田委員  ありがとうございます。そこに議員が行って話を聞いたり、話したりするというのは、市政に関心のある方だったら、ありがたい話なのかなというふうに思いますけれども、行政側にも言って、議会側にも言って、結果何も変わらないということが出てきたときに、結構そういう案件は多いと思うんですよね。だから、そこだけ危惧しています。行政にも言った。議会にも言った。結果何もならないんじゃないかということがあると思うんですよね。ましてや、住民の皆さんの意見をねじ伏せなければいけないというときというのもあるとは思いますけれども。
 
○岡田委員  不満がたまって先鋭化するか逃げるかどっちかですよ。
 
○久坂委員長  休憩します。
              (15時16分休憩   15時53分再開)
 
○久坂委員長  再開します。
 休憩中にいろいろ議論をいただきましたけれども回数ですとか、地域に出ていって、またオンラインなどを含めて市民の方の参加の敷居を下げる、もっと広く参加していただくということについては、賛成の意見が多かったんですけれども、意見の聴取の部分の手法については、皆さんの意見をいろいろいただいたところでありまして、引き続き議論をさせていただければというふうに思っております。
   ――――――――― 〇―――――――――――――――――― 〇―――――――――
 
○久坂委員長  それで、2の「その他」に行かせていただきます。
 「次回の議会運営委員会の開催について」でございます。12月17日に御確認いただきましたとおり、1月26日水曜日午後1時10分から開催することを確認したいと思います。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 内容は、「2月定例会における新型コロナウイルス感染拡大防止対策(一般質問の時間等)」についての協議、並びに、本日と同じく「議会運営等の検討について」を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。
 以上で、議会運営委員会を……。
 
○保坂委員  すみません。今、もうこれで次回を決めて終わりのところなんですけれども、今日の議会運営委員会は、在り方検討会ということで承知をしているんですけれども、議会運営に関わることで、今ちょっと喫緊の課題と言いますか、本当に話し合わなくていいんですかというところが一つあるので、ちょっとここの場でお時間いただいて申し上げたいんですけれども、
 12月のあれは24日でしたっけ。この鎌倉市議会でなされた発言に対して、それに関わる方から訴訟が起こされまして、その判決が、横浜地裁判決が出ました。それについては、議会の議事録、これは実際の訴状を見ているわけではないので、ちょっとよく分からないんですけど、WEBからの削除というところを求められていたと思うんです。それについては、もう本当に控訴の期限が来たのかと思ったら、裁判所からの送達が年明けだったようで、受理したのが。まだ控訴がこれからある、するかどうかということについては、まだその情報すら何も入っていないし、判決も私自身は新聞報道しか知らないことになっています。でもそこの大事なところというのは、人権に関わるような違法性のある発言があったということは認められて、11万円は認められたということですけれども、会議録からの削除ということは、認められなかったという内容の判決だと聞いているんですけれども、それは会議録原本であって、ウェブ上からの削除ということについては、例えば、この議会の中で自分たちの問題ですから、議論をした上で削除をするという判断も下せるのではないかと思っています。
 今、控訴するのかしないのかという、すごく重要な時期にいると思うので、これについて、議会運営委員会の場で話合いをしなくてよいのかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
 
○久坂委員長  休憩します。
              (15時56分休憩   16時10分再開)
 
○久坂委員長  再開します。
 議会運営委員会を閉会いたします
 以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   令和4年(2022年)1月13日

             議会運営委員長

                 委 員