○議事日程
市民環境常任委員会会議録
〇日時
令和3年(2021年)12月9日(木) 9時30分開会 16時27分閉会(会議時間3時間13分)
〇場所
議会全員協議会室
〇出席委員
くりはら委員長、児玉副委員長、くり林、井上、日向、久坂の各委員及び吉岡議員
〇理事者側出席者
齋藤(和)市民防災部長、曽根市民防災部次長兼地域のつながり課長、末次市民防災部次長兼総合防災課担当課長、廣川市民防災部次長兼大河ドラマ担当担当課長、森迫総合防災課担当課長、鷲尾観光課長、田邊商工課長、石黒市民健康課長、菊池新型コロナウイルスワクチン接種担当担当課長、能條環境部長、?橋(謙)環境部次長兼環境政策課長、不破環境部次長兼ごみ減量対策課長、谷川(克)環境部次長兼環境センター担当課長、月花環境施設課長、松井環境センター担当課長、?木(守)消防長、秋元(弘)消防本部次長兼消防総務課長、高橋(浩)警防救急課長、秋元(正)指令情報課長、森(裕)予防課長、田中(正)鎌倉消防署長、佐藤(明)大船消防署長
〇議会事務局出席者
服部局長、岩原議事調査課課長補佐、喜安担当書記
〇本日審査した案件
1 議案第66号令和3年度鎌倉市一般会計補正予算(第10号)のうち消防本部所管部分
2 報告事項
(1)年末年始火災特別警戒の実施について
3 議案第48号指定管理者の指定について
4 議案第53号工場立地法第4条の2第1項の規定に基づく準則を定める条例の制定について
5 議案第63号鎌倉市企業立地等促進条例の一部を改正する条例の制定について
6 議案第66号令和3年度鎌倉市一般会計補正予算(第10号)のうち市民防災部所管部分
7 報告事項
(1)大河ドラマへの取組状況について
(2)新型コロナウイルスに係る対応状況について
8 陳情第31号 山ノ内交番の存続を求める意見書の提出についての陳情(次回以降協議)
9 陳情第37号 JR北鎌倉駅前の山ノ内交番の存続を求める意見書提出についての陳情(次回以降協議)
10 議案第66号令和3年度鎌倉市一般会計補正予算(第10号)のうち環境部所管部分
11 報告事項
(1)ごみ処理施策の進捗状況について
12 その他
(1)意見聴取会における意見について
(2)継続審査案件について
(3)次回委員会の開催について
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○くりはら委員長 おはようございます。ただいまから市民環境常任委員会を開会いたします。
本日の会議録署名委員の指名を行います。委員会条例第24条第1項の規定により、会議録署名委員の指名を行います。井上三華子委員にお願いいたします。
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○くりはら委員長 本日の審査日程の確認を行います。本日の審査日程は、配付した審査日程のとおりでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
新型コロナウイルス感染拡大防止対策について、委員会における新型コロナウイルス感染拡大防止対策につきましては、先例のとおり実施したいと考えております。
傍聴については、先例において、議会全員協議会室においては傍聴を4名までとし、それ以上の希望者がいる場合には議会ロビー等での視聴を案内すること、入室時にマスクを着用していただくとともに、発熱や体調不良の場合は傍聴自粛をお願いすること、来庁時に検温し、37.5度未満の場合に入室可能とすることとされています。
また、11月17日開催の議会運営委員会において、常時、窓及び扉を開放した状態で審査を行うこと、ただし、窓の開放については気温など状況に応じて適宜行うこと、執行部、事務局及び請願・陳情の趣旨説明者の発言は着席したままで行うことが確認されておりますので、このとおり実施することを確認してよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
一括議題について、当委員会に付託された日程第8陳情第31号山ノ内交番の存続を求める意見書の提出についての陳情及び日程第9陳情第37号JR北鎌倉駅前の山ノ内交番の存続を求める意見書提出についての陳情については、関連する議題であることから、2件を一括議題としたいと考えております。
陳情提出者からの趣旨説明の聴取及び陳情提出者への質疑を行った後に、一括して原局からの説明の聴取、質疑の有無の確認を行い、それぞれの陳情について、委員間討議の確認、意見開陳及び取扱いの協議を行うことでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認させていただきました。
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○事務局 では、所管外職員の出席についてでございます。
日程第7報告事項(2)新型コロナウイルスに係る対応状況については、所管外職員として市民健康課職員及び新型コロナウイルスワクチン接種担当職員が入室することについて、御協議、御確認をお願いいたします。
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○くりはら委員長 委員の皆様、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
事務局からお願いします。
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○事務局 続きまして、陳情の趣旨説明について、日程第8陳情第31号については、陳情提出者から趣旨説明を行いたい旨の申出があったため、議会基本条例第6条第6項の規定に基づき、説明を聴取することを報告いたします。
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○くりはら委員長 ただいまの報告を確認してよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
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○くりはら委員長 では、消防本部、日程第1「議案第66号令和3年度鎌倉市一般会計補正予算(第10号)のうち消防本部所管部分」についてを議題といたします。原局からの説明をお願いいたします。
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○秋元(弘)消防本部次長 日程第1議案第66号令和3年度鎌倉市一般会計補正予算(第10号)のうち、消防本部所管部分について説明いたします。
議案集(その1)、97ページを御覧ください。
第2条繰越明許費の補正は、100ページ第2表のとおり、第50款第5項消防費、高機能消防指令センター修繕事業として、1件を追加しようとするもので、新型コロナウイルス感染症の影響により、半導体部品の供給が不安定となり、契約納期を年度内に設定することが困難なことから、繰越明許費を設定しようとするものです。
以上で説明を終わります。
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○くりはら委員長 ただいまの説明に御質疑はございますでしょうか。
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○日向委員 今、年度内がということだったんですけれども、いつ頃の納期になるとかという期間というのは、新型コロナウイルスの関係でまだ続いていくかなと思うんですけれども、その辺の納期的なものはいつになるかというのはお分かりでしょうか。
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○指令情報課長 業者との調整において、令和4年6月中までに修繕が完了する予定でおります。
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○くりはら委員長 ほかに御質疑はございますか。
(「なし」の声あり)
では、質疑を打ち切ります。
総務常任委員会への送付意見の有無を確認いたします。
(「なし」の声あり)
なしと確認いたしました。
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○くりはら委員長 では、続きまして日程第2報告事項(1)「年末年始火災特別警戒の実施について」を議題といたします。原局からの報告をお願いいたします。
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○警防救急課長 日程第2報告事項(1)年末年始火災特別警戒の実施について、報告いたします。
消防本部では、12月25日から翌年1月3日までの10日間、年末年始火災特別警戒を実施します。
主な警戒警備の内容は、1、12月25日から12月31日まで、火災に対する注意力を喚起するために、市内全域において消防車両による巡回広報を実施します。
2、12月29日から12月31日までの3日間、19時から24時までの間に、公設消防隊及び消防分団による夜間巡回警備を実施します。
3、12月29日、19時30分から市長及び市議会議長による消防団への特別巡視を行います。
4、12月31日から翌年1月3日まで、初詣客で混雑する鶴岡八幡宮の境内において、火災と救急事故に備え、消防隊と救急隊を配置し、消防特別警備を実施するとともに、露店業者等に対し火気取扱い状況や消火器の設置等、火災予防上の指導を行います。
5、12月31日の大みそか、深夜から元旦の朝にかけて、たき火規制のため由比ケ浜海岸・材木座海岸周辺の巡回パトロールを実施します。
また、社寺境内及び天園付近にあっても、たき火規制のため巡回パトロールを実施します。
以上、年末年始は何かと慌ただしく、火の取扱いがおろそかになりがちです。火災の発生が危惧されることから、警備体制を強化し、各種警戒警備を実施します。
以上で報告を終わります。
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○くりはら委員長 ただいまの報告に御質疑はございますでしょうか。
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○久坂委員 まず、先日大町で火災がございまして、こういった初動体制を含めて、当日の概況につき改めてお伺いしたいと思っております。一般質問でちょっと話題になりましたけれども。
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○田中(正)鎌倉消防署長 まず火災の概要ですが、御存じのように、令和3年の11月16日11時57分に入電した大町一丁目地内で発生した建物火災で、4棟が全焼、そして3棟が類焼、1名の方がお亡くなりになられ、鎮火まで出火から約9時間を要した大規模な建物火災でございました。
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○久坂委員 そういった中で、その初動体制を含めて何かお振り返りのことがあったのかということと、そういった点を踏まえて、今回の年末年始の火災特別警戒をやってくださるんですけれども、そこについて何か変更ですとか、何らかあったのかということもお伺いしたいと思います。
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○警防救急課長 今回の火災について、課題として上げられたことについてお伝えします。
今回の火災については、平日の開庁時に発生したものでありまして、人員の配置等、本部員を含め消防力を結集しまして、それでもちょっと人員のほうに、消火活動がかなり長時間にも及びましたし、人員のほうがちょっと不足していたということで、勤務不要日の職員を参集させて対応しておりました。しかしながら、開庁時ではなく閉庁時に同じようなことが起きた場合、人員等の参集のための連絡体制、こちらがちょっと課題になったということで上げております。
その場合の対処方法ですが、管理職の間で災害対応用のLINE WORKSというものをつくっておりまして、それによって初期段階から、早めにそちらのほうに情報提供しまして、参集を早期に行い、人員増強を図るようなことで検討しております。
年末年始の特別警戒への対応ということですが、やはり巡回広報をいたしまして、火災への警戒心を市民の方に養ってもらいまして、そういった形で対応していきたいと思いまして、このような警戒警備の内容となっておるところです。
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○久坂委員 今、お話しいただきましたように、本当に力を尽くしてくださったとはいえ、その参集の連絡体制に課題があったということですので、こちらのほうは早期に御解消いただけるということで、お願いしたいと思います。
それで、先ほど御報告いただいた報告事項のところに入っていくんですけれども、2ページ目のところで、今回は(3)の消防団のイのところですね。密にならないように3名以上で適宜交代というところで、これ、コロナかなんかのために配慮があってということですかね。
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○秋元(弘)消防本部次長 ただいまの委員の御説明、消防団の警備人員の関係ですけれども、やはり委員おっしゃるとおり、新型コロナの関係で、庁舎内、器具置場内での密を避けるために、最低人員のこの3名を確保し、という形でのやり方を、この期間ということで検討した中で、この人数ということで周知をさせていただいております。
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○久坂委員 そういった体制を確認させていただく中で、市長と議長が巡視される29日につきましては全員集合となっているんですけれども、これについては、コロナのこともあるんだけれども、すみません、この全員というのは何か理由があるのかということをお伺いしたいと思います。
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○秋元(弘)消防本部次長 ただいまの12月29日の市長、議長の巡視の件ですけれども、これは例年ですと各分団を個々に回りまして激励を受けるという形で、団員全員の参集ということをしておりますけれども、やはり今回のコロナに関しては、基本的には密を避けるということを周知しておりますので、必ずしも大人数にならないような形でのお願いということは各分団の方たちには周知しているところです。
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○久坂委員 では、全員と書いてあるんですけれども、分団の御事情によっては、場所の広い、狭いもありますので、そこは御判断に委ねるということですね。すみません、再度確認します。
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○秋元(弘)消防本部次長 委員おっしゃるとおりです。
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○久坂委員 いずれにしましても、この年末年始、本当に皆様もいろいろ体制厳しい中、警戒してくださるということで、よろしくお願いしたいと思います。
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○くりはら委員長 ほかに御質疑ございますか。
(「なし」の声あり)
それでは、質疑を打ち切らせていただきます。
ただいまの御報告について、了承でよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
了承と確認させていただきました。
消防本部職員退出、市民防災部職員入室のため、暫時休憩といたします。
(9時46分休憩 9時48分再開)
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○くりはら委員長 再開いたします。
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○くりはら委員長 日程第3「議案第48号指定管理者の指定について」を議題といたします。原局からの説明をお願いいたします。
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○曽根市民防災部次長 日程第3議案第48号指定管理者の指定について、説明いたします。
議案集(その1)26ページを御覧ください。
本件は、令和4年3月31日をもって指定期間が満了となる、鎌倉市市民活動センター条例に定める鎌倉市民活動センター及び大船市民活動センターの指定管理者を地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、指定しようとするものです。
この指定管理者の選定に当たり、令和3年7月30日から9月10日まで公募を行ったところ、2団体から応募がありました。
選定に当たっては、地方自治法第138条の4第3項に基づく附属機関である鎌倉市市民活動センター指定管理者選定委員会により、指定管理者としての能力、適性について、5人の選定委員による審査を行いました。
第1回選定委員会を令和3年7月1日に開催し、募集要項や仕様書などの審議を、第2回は、9月29日に開催し、応募団体から提出された応募書類についてのプレゼンテーション及び質疑を行いました。
指定管理業務の事業計画が適切か、事業計画書の内容を遂行する能力を有しているか等の視点から審査を行った結果、特定非営利活動法人鎌倉市市民活動センター運営会議が次期候補者として選定されましたので、指定しようとするものです。
指定期間は、令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間を予定しております。
議決をいただいた後は、この団体に、指定した旨の通知を速やかに行うとともに、指定管理者の名称、事務所の所在地、指定の期間を告示します。告示後は、指定管理者との協議を経て、指定期間となる3年間の基本協定を令和3年度中に締結します。
なお、この基本協定を締結するために必要な債務負担行為の設定につきまして、今定例会で併せて補正予算の御審議をお願いしております。
以上で、説明を終わります。
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○くりはら委員長 ただいまの御説明に御質疑はございませんか。
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○井上委員 公募して運営会議のほうになったということですが、現行の方たちになったということで、そこのメリット、デメリットですとか、今後どうつなげていくのかをお伺いします。
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○曽根市民防災部次長 今回、長らく指定管理事業者ということでNPOセンターの運営に当たっていただいている、そういったところでの運営面での安定感といったものは団体としてはあろうかと思います。ただ、今後、このコロナ禍という状況も踏まえまして、市民活動団体も様々な課題、高齢化ですとか担い手不足、そういったような課題も浮彫りになっている中で、そういった課題解決に向けた取組、また、新たな若い方々が担うような団体への支援、こういったことを行っていただくための新たな要素として、コーディネート力の向上ですとか、ICTの活用、こういったようなものを新たな要素として来年度からの3年間、大いに能力を発揮していただきたいというような期待とともに、今後、市とともに今、言ったような課題を解決していく取組もしていこうというふうに思っております。
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○くり林委員 こちらの指定管理者に係る費用というものを御教示いただけますでしょうか。
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○曽根市民防災部次長 指定管理料としまして、この後、債務負担行為の設定ということでお話しさせていただくんですが、一応年間1300万円、3年間で3900万円ということでの指定管理料を予定しているというところでございます。
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○くり林委員 選定が行われたということで、ほかにどのくらいの数の応募があったですとか、そういうところは御教示いただけますでしょうか。
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○曽根市民防災部次長 今回指定管理の候補者となった団体と、あともう1団体応募をいただきまして、その2団体で選定のプレゼンを行ったというところでございます。
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○くり林委員 ほかにもう1団体あったということで、今回の選定の際の決め手といいますか、どのようなところが今回の指定管理者を指定する決め手となったのか、御教示いただけますでしょうか。
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○曽根市民防災部次長 2団体ともプレゼンにおいてはすばらしいプレゼンをしていただきました。そういった中で特徴的な部分だったところというのは、今回候補になった団体については、やはり長年、このNPOセンターを運営していただいたというところでの安定感、こういったところがまず一つ大きな特徴としてあったと思います。
あともう1つの団体につきましては、新たな取組といったところで、先ほど申し上げましたコーディネート力ですとかそういったところで、もう1つの団体にはないような新たな御提案とかをいただいたところではございます。そういった中で双方のプレゼンを受けた中で、選定委員の皆様方の判断としては、安定的な運営といったところを重きに置いた形での選定結果というような形になったと思っております。
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○日向委員 長年やられてきたというところで、かなり、そういったところも指定の一つのあれにはなったということだと思うんですけれども、これまでも多分様々な課題があった中でやってきていただいたと思うんですけれども、市として、その募集要項とかそういった中に、具体的にこういったものを次の指定管理の方にはやっていただきたいみたいな、例えばコロナの関係もありますし、そういったものも含めて、これまでと違う形で、これまでの課題を解決するような形のものを募集要項に入れたとか、そういったものというのは何かありますでしょうか。
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○曽根市民防災部次長 先ほどちょっと申し上げました、今現在、市民活動団体が様々な課題を抱えている、そういった課題解決に向けた取組といったところで、今回、仕様書の中でポイントとして上げたところとしては、まず一つはコーディネート力の向上、これが一つあります。それとあとICTの活用、こういったところ。それとあと様々な団体への新たな発掘ですね。新しい若い方々が主体的に行っている団体とかも結構増えてきていますので、そういった団体の取り込み、そういったようなところを主な仕様書の中のポイントとして掲げておりました。
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○日向委員 コーディネート力と、何となくそれは分かるんですが、ICTというのはちょっと言葉が広いんですけれども、ICTについて具体的に何か、プレゼン等で具体的に何かこういったものをやるとかというのが、新たな取組としてやっていくみたいな御提案があって、それも含めてお願いしたいみたいなものがあったのかどうかも含めて、ICTに対してどういった御提案があったかというのをお聞かせ願えますか。
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○曽根市民防災部次長 これまでも、今現在、指定管理になっていただいている団体に、ホームページですとかツイッター、こういったものを利用した情報発信というのはしていただいておりました。
今回、プレゼンの中で、さらにインスタグラムの活用ですとか、あとはZoom会議、こういったものについて、今現在も取り組み始めているところではあるんですが、今後、さらなる需要の高まりを見越したところでのZoomの普及、こういったようなところが、今回のプレゼンの中でも提案としてなされておりました。
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○久坂委員 つながる鎌倉条例ができて、その中で指針をつくってくださった中で、まとめてくださった中で、今回の指定管理が行われたということで、指針の中には、つながる鎌倉条例のときにも、かなりその当時議論したように、鎌倉における市民活動団体をどう、本当に本質的な意味で担保していくのかということを議論した上で条例をつくってくださって、それで指針をつくってくださいました。
指針も、お話しいただいた上で改めて読んだんですけれども、本当にいろんなことをこのセンターさんには期待していらっしゃるということも含めて、ただ、私も藤沢とかいろいろ見てきましたけれども、そもそもそのやっぱり箱が小さくて、集まる場所の制約ですとか、本当にそういった中で人を置けないとか、いろいろな制約があるんですけれども、期待値が大きいということで、やはり市のほうのバックアップもそれなりにしていかなければいけないというふうに思ったところです。
先ほど御説明にもございましたけれども、そこを支えるために市としても何をしようとしているのかということを改めてお伺いしたいと思います。
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○曽根市民防災部次長 ただいま委員のほうからお話がございましたとおり、昨年の8月に、私どもの条例に基づく指針というものを策定させていただきました。その中で重点的に取り組む施策、重点施策ということで、場の確保ですとか財政的な支援、そういったものに基づきまして、今年度新たな基金をつくったりだとか、ということをしました。また、場の設定といったところでは、公共施設の新たな場の開発、またはあまり知られていない場の情報提供、そういったようなことを、市としてできるところというところで、取組をスタートさせております。
また、さらに来年度以降、協働事業の進め方というところにつきましても、今現在、いろいろな検討をしているところなんですが、市とNPOセンターとの明確な役割分担等々を行う中で、一方的にNPOセンターに任せきりということではなくて、市の立場でやるべきことと、NPOセンターがやるべきこと、その辺のところを協働というような中で取組を進めていこうということで、来年度以降、私どものほうの取組も推進していこうと思っております。
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○久坂委員 条例、指針とつくっていただいて、それをどう具体化していくかということが今後も求められていくと思います。今、お話しいただいたとおりだと思いますけれども、ぜひ強力に推進していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
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○児玉副委員長 先ほどもちょっと、くり林委員から質問があったんですけれども、指定管理の料金ですかね、費用の部分に関しまして、3年間で3900万円ということで、これが厳しいものなのかどうなのか、ちょっと感覚があると思うんですけれども、この費用というもの自体は、今までもこれは変わらずこの費用でずっとやられてきたということなんでしょうか。
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○曽根市民防災部次長 大体、大ざっぱに年間1300万円、3年間で3900万円、大きな変動はここのところはないですね。現在も大体そのくらいの状況で進んでおります。
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○児玉副委員長 先ほども御答弁の中で、市の役割とNPOセンターの役割をどうするかも含めて、市もできる限りバックアップするという意味では、今後、一番この費用という部分も市の大きな部分かなと思いますので、そこは何でもかんでもというわけにはいかないと思うんですけれども、そこも考慮の上、できる限り協力をしていただければなというふうに感じておりますので、特に鎌倉はNPOがすごく多いところだと認識していますので、引き続きサポートのほうをお願いしたいなと思います。
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○くりはら委員長 ほかに御質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
では、御質疑を打ち切ります。
委員間討議の確認を行いたいと思います。委員間討議の御発議はございませんか。
(「なし」の声あり)
委員間討議を実施しないことを確認いたしました。
続きまして、意見の有無の確認を行います。御意見ございませんか。
(「なし」の声あり)
なしと確認いたしました。
採決を行います。議案第48号指定管理者の指定について、原案に賛成の方は挙手をお願いいたします。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第48号は原案のとおり可決されました。
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○くりはら委員長 続きまして、日程第4「議案第53号工場立地法第4条の2第1項の規定に基づく準則を定める条例の制定について」を議題といたします。原局からの説明をお願いいたします。
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○商工課長 日程第4議案第53号工場立地法第4条の2第1項の規定に基づく準則を定める条例の制定について、説明いたします。
議案集(その1)、31ページを御覧ください。
初めに、工場立地法の概要と現状の運用について説明いたします。
工場立地法は、工場立地が環境の保全を図りながら適正に行われ、経済の健全な発展と福祉の向上に寄与するものとなるように、敷地面積に対する、生産施設の面積、緑地及び環境施設の面積の割合などを定め、一定規模以上の工場等を新設または変更する際に事前に届け出ることを事業者に義務づける法律です。届出の対象となる工場等は、製造業、電気供給業、ガス供給業、熱供給業に係る工場または事業場であり、規模が敷地面積9,000平米以上あるいは建築物の建築面積の合計が3,000平米以上のもので、特定工場と規定されており、市内では9つの事業所が該当します。
国の「工場立地法に関する準則」では、敷地面積に対する緑地面積率は20%以上、環境施設面積率は25%以上と定められていますが、工場立地法では国の準則に代えて適用すべき準則を定めることができるとしており、本市ではこれまで神奈川県の「工場立地法第4条の2第1項の規定による準則を定める条例」が定める区域に応じた割合を適用し、運用してまいりました。しかし、平成29年4月1日施行の第6次地方分権一括法に係る権限移譲により、県条例が廃止となり、さらに令和4年3月31日をもって県条例の廃止に伴う経過措置期間も期限を迎えることから、国の準則に代えて適用する準則を定めるものです。
続いて、条例案について説明いたします。議案集(その1)、32ページを御覧ください。
条例の第1条及び第2条において、趣旨と用語について規定します。
第3条において、国の準則に代えて適用する基準を規定します。県内では基準を県の準則条例より緩和している自治体が多く、また令和3年7月16日から8月16日までの間に実施したパブリックコメントにおいて、2件の基準緩和に対する御意見をいただいておりますが、本市では、SDGsの取組、気候非常事態宣言またプラごみゼロ宣言の表明等、先進的に環境に配慮したまちづくりを進めていることから、緩和は行わず、現状適用している県の準則条例を基に、本市の基準を規定いたします。
具体的には、住居系・商業系が該当する第1種区域は緑地面積率25%以上、環境施設面積率30%以上とし、工業地域及び工業専用地域が該当する第2種区域は緑地面積率15%以上、環境施設面積率20%以上とし、その他の地域は、国の準則に基づく緑地面積率20%以上、環境施設面積率25%以上となります。
なお、これらの緑地面積率は、本市の「開発事業における手続及び基準等に関する条例」に規定する緑化率と同等または規定以上の基準としています。
第4条において、工場等が2つ以上の区域にまたがっている場合の取扱いについて、本市の開発事業における手続及び基準等に関する条例における緑化率の取扱いと統一するため、各区域の土地の面積に応じ、各面積率を案分して必要な割合を求めるものとして規定します。
また、附則において、工場立地法及び県の準則条例の施行に伴う経過措置について、本市の条例の施行後も引き続き適用するため規定します。
なお、施行期日は、令和4年4月1日とします。
以上で説明を終わります。
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○くりはら委員長 御質疑はございませんか。
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○久坂委員 先般の9月定例会の委員会のときに、こちらの概要について御説明いただきました。今ほどの御説明の中にもあったように、やはり本市としては、SDGsですとか環境に配慮する、そして緑の基本計画を持っているということで、緑というものが鎌倉市にとって一つの大事な要素であるということをぜひ企業の方にも御理解いただきながら、この条例が、県でも既に定めていたものではあるんですけれども、鎌倉市で改めて定めるということで、そこら辺のところの御趣旨を十分御理解していただく取組をこの後に求めたいと思っております。そちらの方針について、ちょっとだけお伺いしたいと思います。
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○商工課長 前回9月の定例会の説明のときには、今回の御説明でもSDGsというお話をさせていただいた前提で、県と同等というふうな基準とさせていただきました。しかしながら、緑の基本計画、市全体の緑の考え方というのも説明をしていくというような助言をいただきながら、その後、この条例を御承認いただいた後に、9つの事業所に対して説明するときには、この緑の基本計画というか、市全体の緑の考え方があって、SDGsの取組もあり、そして工場立地法についても、そういった背景から県同等の取組ということでの御協力をお願いしたいということで、そういうところをお願いしていこうというふうに考えております。
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○くりはら委員長 ほかに御質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
では、質疑を打ち切ります。
委員間討議の確認を行います。なしでよろしいですか。
(「なし」の声あり)
なしと確認いたしました。
続きまして、意見の有無を確認いたします。
(「なし」の声あり)
なしということを確認いたしました。
では、これより採決に入ります。議案第53号工場立地法第4条の第2第1項の規定に基づく準則を定める条例の制定について、原案に御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員挙手により、議案第53号は原案のとおり可決されました。
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○くりはら委員長 続きまして、日程第5「議案第63号鎌倉市企業立地等促進条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。原局からの説明をお願いいたします。
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○商工課長 日程第5議案第63号鎌倉市企業立地等促進条例の一部を改正する条例の制定について、説明いたします。
議案集(その1)、84ページを御覧ください。
本条例は、市内企業の事業拡大を支援するとともに、新たな企業を誘致することにより、産業の活性化及び雇用機会の増大を図り、活力あるまちの創出に寄与することを目的として制定したもので、平成29年4月1日から令和4年3月31日までの間を立地促進期間と定め、当該期間内に実施した事業所設置、設備投資等に対し市税の軽減措置を行っているところです。
本条例に定める立地促進期間が、令和3年度をもって終了することから、当該期間の延長など、条例の一部改正を行おうとするものです。
続いて、一部改正案の概要について説明いたします。議案集(その1)、85ページを御覧ください。
1点目は立地促進期間の延長です。
本市の第4期基本計画実施計画においては、第3期基本計画後期実施計画に引き続き、鎌倉市まち・ひと・しごと創生総合戦略で推進してきた持続可能な都市経営を継続し、「働くまち鎌倉」、「住みたい・住み続けたいまち鎌倉」の実現に注力することとしていること、また現在条例の適用を受けている企業からも、令和4年度以降の設備投資を検討しており、施策の継続を求める声もいただいていることから、立地促進期間を延長いたします。
また、今回一部改正に当たり、本条例に対する意見・要望等に関する庁内照会を行ったところ、令和4年度から深沢地域整備事業用地への企業誘致に取り組み、立地につなげていきたいとの要望があったことから、延長の期間を、実際に企業が立地すると見込む時期を含む、令和13年度末までの10年間とするものです。
2点目は、条例の適用対象の追加です。
現行の条例においては、立地及び設備投資に対する税の軽減措置については、「製造業」、「情報通信業」、「自然科学研究所」といった業種を対象とするとともに、本市の観光施策上の課題である宿泊施設の充実を目指し、「宿泊業」を対象としております。これらの業種については、県内の近隣市でも企業誘致施策の対象業種として多く取り入れられており、本条例が他の自治体と企業誘致を競う性質の制度であることから、引き続き対象業種といたします。また、深沢地域整備事業用地には、健康な心身を維持・発展させる生活行動の実現、また人々のクオリティー・オブ・ライフの向上に資する産業である「ウェルネス関連産業」を展開する企業の誘致を進める方針があり、本条例における立地及び設備投資に係る税の軽減措置対象業種拡大の要望があったことを受け、深沢地域整備事業用地において、対象業種を拡大するものです。
当該用地における対象業種としては、日本標準産業分類表に規定する「製造業」、「情報通信業」、「卸売業、小売業」、「学術研究、専門・技術サービス業」、「宿泊業・飲食サービス業」、「生活関連サービス業、娯楽業」、「教育・学習支援業」及び「医療・福祉」とします。なお、これらの対象業種は、令和3年9月定例会の本委員会において、規則で定める予定と報告いたしましたが、庁内の例規審査の中で、規則ではなく条例に規定すべき事項であるとされたことから、条例に定めることとしました。
なお、期間の延長及び深沢地域整備事業用地における対象業種の拡大について、令和3年8月16日から9月16日までの間にパブリックコメントを実施しましたが、意見はございませんでした。
続いて、新旧対照表を御覧ください。
本条例の第2条に、深沢地域整備事業に係る事業用地を特定地域として定義します。
第3条第1項に規定している立地促進期間を延長します。
第3条第1項第1号アに特定地域における対象業種を規定します。併せて、従前の業種については、同号イに規定します。
第3条第2項は、第3条第1項第1号の改正に伴い文言を整理したものです。
なお、施行期日は令和4年4月1日とします。
以上で説明を終わります。
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○くりはら委員長 ただいまの御説明に御質疑ございますか。
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○日向委員 特定地域というところが条例に入ったというところで、説明で、深沢地域整備事業用地というのが当てはまるんだということなのですけれども、この場所で、書き方的に、最後に「総合車両センター等を中心とする」とあって、これは規則で定めるとあるんですけれども、その規則のほうではここというふうにちゃんと出ているということでよろしいですか。その範囲が全く一緒だということで認識してよろしいでしょうか。
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○商工課長 こちらの表現につきましては、既にある鎌倉市深沢地区まちづくりガイドライン策定委員会の条例施行規則に記載されている文言と統一したものにしております。
なお、今、説明させていただいている規則の中では、それと同等にその地図を示すような形で考えております。
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○児玉副委員長 これまでも市民防災部長のほうから都度、御説明等がありまして、本件に関しては、10年延長しただけではなくて、中身もバージョンアップしているということで、非常にこれはありがたいなと思いますけれども、前も一度お伺いしたかもしれませんけれども、今回、この条例を10年間延期したということに対する周知はどのようにされておりますでしょうか。
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○商工課長 こちらの周知については、これまではホームページだとか、商工会議所の会報だとか、それから神奈川県企業誘致促進協議会とかを通じて周知というのをかけてまいりました。今後は、これにさらに深沢が加わるということで、そこの所管課も一緒になってやっていくような格好になって、企業に直接投げかけをしていくのだと思います。
商工課におきましても、それと一緒に協力体制を組むようなものだとか、それから、あとは身近に、金融機関に周知をお願いするだとか、手を広げるような検討は進めていきたいというふうに考えております。
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○児玉副委員長 このコロナ禍において、我々が思っている以上に鎌倉に対する注目度というか人気というのはまたすごく、個人としても、また企業としても、注目度が上がっていると思いますので、この機を捉えて周知のほうも引き続き積極的にやっていただければなと思いますので、よろしくお願いいたします。
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○くりはら委員長 ただいま番外より質疑の要望がありますが、皆さん、認めるということでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
では、吉岡議員。
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○吉岡議員 前回もちょっと質問させていただいておりますけれども、全体の企業さんにいろいろな御支援をするというのは私は大事なことだとは思っておりますが、今回、深沢地域の開発が、10年間で大体やる、予定しているという中で広げられたということでございますが、いわゆる企業立地の減免とか減税の関係でいきますと、例えば3年以上、市内に企業を誘致している、もう実際あるところと、それから新しく誘致するところでは税率が違うわけなんですけれども、改めて深沢の場合は、市内のところの業者ではなく、実際新しく町をつくるわけですから、市外からの業者を誘致するということがメインなのかなと改めて思うんですけれども、その辺はいかがなんですか。
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○商工課長 確かに深沢のまちづくりといえばウェルネス産業というところで、そういったものをまちづくりの一つのテーマとして掲げて、企業を誘致していくというふうに考えております。もちろん、市内の事業所の中でも、そういったウェルネス産業に関連するものであって、そこの中心の中で活躍していくというのであれば、もちろん市内での異動というのもあり、それもこの条例の適用を受けるような形にはなるかと思います。
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○吉岡議員 条例の適用は市内のところも受けるということは承知して伺っておりますが、一応深沢のまちづくりというのは新しくつくるということですから、基本的には外からのということがあるのかなというふうに理解いたします。
これはかなり、私も法人市民税の状況を見させていただいたんですけれども、やはり今、全体としては非常に苦しい状況の中で、資本力が小さいところはなかなか税金が払えていないというか、要するに、基本的な均等割とかいうものは、もちろん法人の場合は払わなきゃいけないわけなんですけれども、そういう点では、大きな企業さんが来れば来るほどうれしいような、結局そこの方たちが一番税金を払っているということの中では、減税分が多いということになると、市民にとっては違った面での税が少なくなるという。
私は資料を頂いて、大体1000万円以下とか、5億円から10億円とかあるんですけれども、やはり法人の市民税を払っているところというのは、10億円以上のところが78.3%ということで、あとのところはかなり厳しい状況の中でいられるということで、その辺は、これがどのように市全体に影響していくのかというところはどのようにお考えでしょうか。全体の税収の問題ということでちょっと伺っておきたいと思います。
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○商工課長 確かに、新たな企業というのをどんどん呼んできていただいてというような形で税収を高めていくという中で、今回の適用によって5年間の軽減というのがあるんですけれども、軽減はあくまでもこちらにお越しいただくということのツールであって、その後は、5年以降はその倍も稼いでいただきたいというぐらいの考えで、活躍していただきたいという気持ちでいますので、その経過措置後は税収が増えていくんじゃないかなというふうには考えております。
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○吉岡議員 当然それを期待するためにやっているということは承知しているんですが、前のこともちょっと言いましたけれども、昭和30年代に企業誘致したところが30ぐらいあって、今、半分ぐらいになっているということでは、なかなか、やはり今、いる方たちが継続的にやっていただくという事業が非常に大事かなと思うものですから、こういう点では、今、10年間という形で延ばしたわけですけれども、その後も、やはり今、いる企業の方たちに対しても継続できるような取組が非常に大事かなと思うんですけれども、そういう点では、今回市内の方たちは、税率というのですか、軽減のはちょっと少なくなっているものですから、今後もそういう問題は考えていくということで理解してよろしいですか。
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○商工課長 確かに市内事業者は、設備投資の税率等というのは多少違いがあるとは思います。ただ、こういったものも使っていただきながら御活躍をいただいておりますので、今後もこれを継続しながら、状況に応じては見直しをかけるかどうか、なかなか難しいところではありますけれども、そういったことは頭に置いて、この条例の管理をしていきたいというふうには考えております。
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○くりはら委員長 それでは、質疑を打ち切ります。
委員間討議の確認を行います。委員間討議の御発議はございませんか。
(「なし」の声あり)
委員間討議を実施しないことを確認いたしました。
意見の有無を確認いたします。御意見はございませんか。
(「なし」の声あり)
なしと確認いたしました。
これより採決に入ります。議案第63号鎌倉市企業立地等促進条例の一部を改正する条例の制定について、原案に御賛成の方の挙手を求めます。
(総 員 挙 手)
総員の挙手によりまして、議案第63号は原案のとおり可決されました。
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○くりはら委員長 続きまして、日程第6「議案第66号令和3年度鎌倉市一般会計補正予算(第10号)のうち市民防災部所管部分」を議題といたします。原局から説明を聴取いたします。
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○曽根市民防災部次長 日程第6議案第66号令和3年度鎌倉市一般会計補正予算(第10号)のうち市民防災部所管部分について、説明いたします。
令和3年度鎌倉市補正予算に関する説明書一般会計補正予算(第10号)の16ページを御覧ください。
第35款第5項商工費、第10目商工業振興費、商店街振興事業は、1000万円の増額で、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた市内商店街の活性化支援を目的に、商店街が実施する集客事業や感染予防対策の経費を助成する補助金の追加を行うものです。
続きまして、債務負担行為の補正について説明いたします。
議案集(その1)は101ページ、補正予算に関する説明書は26ページを御覧ください。
市民活動センター管理運営事業費は、地方自治法第244条の2第3項の規定に基づき、鎌倉市市民活動センター条例に定める鎌倉市民活動センター及び大船市民活動センターの指定管理料について、令和6年度までの債務負担行為を設定するものです。
海水浴場監視所・仮設トイレ等賃借料は、7月の海開きに間に合うよう、諸手続の期間を確保するため、令和4年度までの債務負担行為の設定を行うものです。
混雑可視化マップシステムの構築及び運用・保守事業費は、本市の長年の課題となっているオーバーツーリズム対策の一つとして、市内の主な観光スポットにおける混雑状況や、曜日や時間帯ごとの混雑データを情報発信するシステムを構築し運用しようとするものです。
大河ドラマの放映が始まり、春の観光シーズンに来訪者が増加することを見越し、今年度より、観光客の集中度データの蓄積と分析、情報提供システムの構築に取り組むため、令和4年度までの債務負担行為の設定を行うものです。
以上で説明を終わります。
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○くりはら委員長 ただいまの御説明に御質疑はございませんか。
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○日向委員 混雑可視化マップシステムのところでちょっとお伺いさせていただきます。
京都を拝見しまして、来訪者にとってはすごくいいものになってくるのかなというふうに思っております。これは分散化を目的ということであるとは思うんですけれども、範囲というのは、今、どの辺を最小範囲で考え、今後、その先ももし考えてあるのでしたらお伺いさせていただきます。
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○廣川市民防災部次長 現状、混雑可視化のマップにつきましては、現状では旧鎌倉地域についてを大まかに考えているところではございます。一方、生活関連施設等も含めて考えていくということもございますので、例えばでございますが、鎌倉高校前の駅の前の案内であるとか、そして少し外れた部分である腰越等も含めてできればというふうに思っておりますが、金額を今回補正予算として上げさせていただいているのをマックスとして、そこの辺りの部分についても事業者のほうから御提案いただきながら、プロポーザルを実施して事業者のほうを選定していきたいと考えておりますので、その辺りも御提案いただきながらというふうには思っておりますが、現状の市の中では旧鎌倉地域を中心に、また生活関連施設についても含められればというふうに考えているところではございます。
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○日向委員 ぜひ分散というか、そういったことを考えるんでしたら広げていっていただきたいなというのはあります。
以前に資料を頂いたものがありまして、予算で保守運用費というのがあるんですけれども、令和4年度と令和5年度以降で金額が大分上がっている部分が、10か月の部分と12か月の部分があると思うんですけれども、その辺の上がっているというところは何か、範囲とかそういうのを広げるとか、そういうのを含めてということでこの額になっているのか、その辺を詳しく教えてください。
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○廣川市民防災部次長 この令和4年度につきましては、令和3年度、4年度で継続でやらせていただきますので、この部分では大きな変更はないというふうには思っておりますが、令和5年度以降につきましては、令和4年度等の混雑状況の可視化のホームページの表記の仕方等を含めて、例えばでございますが、令和5年度以降の部分について変更を加えたい場合についてをプラスしたというところでございます。大きく変更というよりは、改善をする余地を少し残させていただくということで、このような表記をさせていただいております。
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○日向委員 令和5年度以降ということなんですけれども、これはやってみてどういったものかというのも、いろいろ検証も必要だとは思うんですけれども、考え方としては、それ以降もある程度継続してやっていくという思いでやられるということでよろしいでしょうか。
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○廣川市民防災部次長 鎌倉市、特に観光の部分としましては、この混雑の情報等を含めて、オーバーツーリズムの部分につきましては私どもの課題であるというふうに思っております。市としてしっかり継続していきたいということで、令和5年度以降も含めてお願いできればというふうには思っているところではございます。
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○日向委員 こういったシステムはすごくいいなというふうに私も思っておりまして、やはり来る前にも判断できるというか、確認できるというのがあるのがさらにいいかなと思っておりまして、これというのは多分、来て見ていただくというのもあると思うんですが、その来る前も必要だな、やってもらいたいなというのもあると思うんですけれども、その辺の周知の仕方というんですか、来て、どこか駅とかそういうところにあるというのはもちろんなんですけれども、来る前にどういったものかというのを見ていただくというのも一つの方法だと思いますので、その辺の周知の仕方というのはどのようにやる予定でしょうか。
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○廣川市民防災部次長 今、委員御指摘のとおり、見ていただかなければ何も始まらないというふうに思っております。このため、今回、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」鎌倉市推進協議会のほうでIT・交通部会というものを設けさせていただいておりまして、この中では交通事業者をメンバーとさせていただいております。交通事業者のほうに、この部分についても御相談をしながら、協議しながら進めておりまして、この広報の部分についても何とか御協力をいただけないかということでお願いをしているところでございます。特に交通事業者のほうが周知していただくことによって、来る前にこの情報を知っていただいて、行動変容につながるようなところができればというふうに思っておりますので、広報の部分が、やはり委員御指摘のとおり肝だと思っておりますので、ここには力を入れていきたいというふうに思っているところではございます。
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○久坂委員 私も今、話題になった可視化のところでお伺いしたいと思っておりまして、非常に大事な情報を観光客の方に提供していただく、混雑情報も。それを見ていただいて、いわゆる観光客の行動変容を促すというところでして、もう一歩先に、市としてかねて、なかなかこれまで観光客が行かれなかったとか、そういったスポットを再発見していただく中で、より幅広なチョイスを見ていただくというところでもっと先に進めると、もっともっと鎌倉はいっぱい見ていただくところがありますので、日帰りだけではもったいないです、ぐらいのところで、いろんなスポットを見ていただけるようなツールに将来なり得るというふうに思っておりまして、先ほど御説明にありました、そのデータを蓄積することによって行動に変化を促しながら、次にはここを回ったらどうですかみたいな感じで提案ができるような、そこら辺のところもちょっと期待したいと思っているんですけれども、そこら辺の、大きな話になって申し訳ございませんが、見通しを少しお話しいただけますでしょうか。
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○廣川市民防災部次長 私ども市としましても、今、委員御指摘のとおり、どこを回ってどういう入り方をしたらば早く回れるのか、また、ここが空いているので、この間については違うところを回ってみたらいかがだろうかというようなことを、このAIの分析をもって、このマップの中から勧めることができればというのが私どもの最終目標でございます。
当然ながら施設の御協力もいただきながら、混んでいる施設の部分につきましても、この辺りの部分については周知しながらお願いをするということが出てくるとは思っておりますが、ここはやはり最終地点としては求めていきたいところでございますので、そこに少しでも早く到達できるように努力していきたいというふうに考えているところでございます。
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○久坂委員 ぜひ期待させていただきたく、よろしくお願いいたします。
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○くりはら委員長 ほかに御質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
総務常任委員会への送付意見の有無を確認いたします。
(「なし」の声あり)
なしと確認いたしました。
ただいま1時間を超えております。空気入換えの休憩を取らせていただきたいと思います。再開時間は追って御連絡させていただきます。
(10時40分休憩 11時25分再開)
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○くりはら委員長 再開させていただきます。
議事進行に関する調整のため休憩を取らせていただきました。
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○くりはら委員長 続きまして、日程第7報告事項(1)「大河ドラマへの取組状況について」を議題といたします。原局からの報告をお願いいたします。
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○廣川市民防災部次長 日程第7報告事項(1)大河ドラマへの取組状況について説明いたします。
9月市議会定例会の本委員会において報告させていただきました大河ドラマへの取組につきまして、その後の取組状況を報告いたします。
本市では、2022年1月から放送開始予定の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」について、市内商工業者等と協働して事業を推進するべく、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」鎌倉市推進協議会を立ち上げ、事業を進めてまいりました。
協議会として、進めている事業や現在までに契約等を行った案件について、説明いたします。
資料を御覧ください。
資料上段、左上の1、協議会事業費として、鎌倉殿・13人のゆかりの地の紹介のため、鎌倉市教育委員会の協力もいただき、21か所のゆかりの地を選定いたしました。
一番上の段の、鎌倉殿の13人の重臣ゆかりの地案内板設置等業務については、これらを広く周知するため、現地に簡易的な案内板を設置するものです。
また、一つ下の段の鎌倉殿の13人ゆかりの地マップデザイン作成業務については、周遊いただくためのマップのデザイン作成を行うものです。
さらに、一つ下の段の税務会計業務については、大河ドラマ館事業等、協議会で収益事業を行うに当たり、正確な会計事務の執行、税務申請を行うため、税務署への申告等の必要な手続を外部専門家へ委託するものです。
次に、2、大河ドラマ館事業費をご覧ください。一番上の段から、鎌倉殿の13人大河ドラマ館展示設計等業務、鎌倉殿の13人大河ドラマ館展示制作業務、鎌倉殿の13人大河ドラマ館展示物賃貸借業務については、それぞれ大河ドラマ館における展示に関しての設計業務、展示制作業務、展示物賃貸借業務となり、展示設計等業務はすでに契約を締結しておりますが、それ以外は今後契約を締結するものとなり、契約の相手方、契約方法は資料のとおりです。
まだ全ての契約を締結しておりませんので、当初予算からの具体的な削減額の御説明はできませんが、当初1階、2階全てを使用するとしていたところ、2階のみ展示施設とすることといたしましたので、減額となる見通しでございます。
大河ドラマ館設置予定施設である鎌倉文華館鶴岡ミュージアムの賃貸借につきましては、所有者である鶴岡八幡宮様と契約を締結し、令和4年1月4日より賃借を開始します。
大河ドラマの放送開始は1月ですが、大河ドラマ館は鎌倉が舞台となるのに合わせて3月1日の開館とし、1月より準備を行います。
賃貸借期間は令和5年1月までとし、契約総額は1億円、令和3年度契約額は2300万円となっています。
当初は、大河ドラマ放送開始に合わせて令和4年1月開館を予定し、準備期間を含めて令和3年10月より賃貸借を開始することを計画しておりましたが、開館をストーリーの進行に沿った時期に見直したこと、及び賃貸借料の削減交渉を行ったことにより、令和3年度当初予算額6000万円から差額が発生しております。
光熱水費等につきましては、1月以降、実費分を請求いただき、お支払いいたします。
次に、一つ下の段の大河ドラマ館運営業務については、入場券等の販売、周辺・建物内警備、誘客宣伝、物販、支援金・協賛金募集の企画・募集等を一括で委託することとし、公募型プロポーザルにて事業者の募集を行った結果、KNT×JTB鎌倉市大河ドラマ館共同企業体と契約を締結いたしました。
当初予算から増額となった理由としましては、予算成立後に必要性が判明した項目を追加したためです。
具体的には、事務用品等の運営必要備品の準備、大河ドラマ館施設1階及び周辺の装飾、オープニングイベント等イベントの企画・運営、物販などです。
協賛金につきましても、事業者のノウハウを使いながら効率的な募集を行うため、業務に盛り込みました。
なお、不足する予算につきましては、鎌倉文華館鶴岡ミュージアム賃貸借料の残余分を充てたため、全体予算は増えておりません。
次に、3、ホームページ開発をご覧ください。大河ドラマ館ホームページの構築・運用保守は、入札により業者選定を行い、株式会社アクロスペイラと契約を締結いたしました。
こちらは、当初予算の見積りの際は、動画作成、現地取材、文章作成等も含んだ内容でしたが、費用対効果を検討し、大河ドラマ館の紹介に焦点を絞ったシンプルな構成とすることとしました。
さらに、入札としたことにより金額が大幅に下がっております。
大河ドラマ館公式サイトとして、12月20日の公開を目指して作業を進めているところです。
また、鎌倉市と鎌倉市観光協会が運営する鎌倉観光公式ガイドに大河ドラマ関連情報を発信するための特設サイトを開設いたしました。
こちらでは、大河ドラマに登場する13人の重臣やそのゆかりの地を紹介しております。
既存の観光地のページとリンクさせることで、見る方の利便性を高め、来訪につなげたいと考えております。
以上、事業の推進に当たりましては、引き続き、事業費の圧縮等、支出の削減に努めてまいります。
今後も、このたびのテレビ放送の機会が鎌倉市民をはじめ多くの皆様にとって、鎌倉の新たな魅力や歴史認識が広がる好機となるよう、事業に取り組んでまいりたいと考えております。
以上で報告を終わります。
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○くりはら委員長 ただいまの報告に御質疑はございますか。
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○井上委員 推進協議会の取組を今、御説明していただいたんですけれども、もっと詳しくできたらお願いします。ゆかりの地案内の案内板だったりとか、マップデザインだったりとかというところのもうちょっと詳しい説明があれば。あと、ほかにも協議会がどういうふうに取り組んできたかというのを、もっと詳しく詳細を伺えればと思います。
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○廣川市民防災部次長 協議会事業のほうでございますが、契約事業については今、御説明をしたとおりでございます。
推進協議会の動きといたしましては、大きく4つの部会で運営をしておりまして、その部会というのが、総務部会、大河ドラマ館部会、地域・コンテンツ部会、IT・交通部会の4部会で行っております。
まず総務部会のほうは予算案の策定、出納、広報、ドラマ館運営事業者のプロポーザルに係る総合調整を、また、大河ドラマ館部会がドラマ館のコンテンツ使用等を、地域・コンテンツ部会がキャラクター、ロゴの開発の検討、イベント開催等を、IT・交通部会が混雑可視化システムの導入検討を調整、検討しているものでございます。
総務部会につきましては計4回、大河ドラマ館部会につきましては業者と個別の対応、調整を行っており、細密にわたり行っているところでございます。また、地域・コンテンツ部会については第1回を行い、また今月中に第2回を開催する予定でおります。IT・交通部会につきましても2回の部会を開催しているところでございます。
また、協議会の事業等で、今、御質問がございました鎌倉殿・13人の重臣ゆかりの地の案内板の設置等業務につきましては、教育委員会とも折衝を行い、学芸員からのアドバイス等もいただきながら、21か所のゆかりの地の選定を行い、そちらの案内板、看板等について、そのゆかりの地の方たちに対して承諾を得るための案内等業務を行っているところでございます。
また、大河ドラマ館の動きといたしましては、今、設計業務ということで、NHKエンタープライズと契約をしたところでございます。今後、この大河ドラマ館の展示制作物の部分について、今、詳細な内容について詰めておるところでございます。特に大河ドラマ館の内容の部分につきましては、現状まだドラマの進行状況がなかなか分かってこないところでございますので、NHKとの折衝をしながら、具体的にこういう物品について例えばどのような方たちを主役として扱っていくのか等を含めて検討を行っているところでございます。
また、鎌倉文華館鶴岡ミュージアムの賃貸借につきましては、先ほど申し上げたとおり、総額1億円で契約をさせていただきました。現状、八幡宮のほうに、例えば物品の扱い等についてを今、詳細に詰めております。また、工事の開始時期につきましても、現状八幡宮と詰めておりまして、特に1月の部分につきましては、八幡宮の中で多くの来訪者が見える時期でございますので、今後、ドラマ館がここで開かれるというようなところの部分についてを、何とかうまく表現ができないかなということでお願いをしながら、案内看板についても作成を今、しているところでございます。
また、大河ドラマ館の運営等業務の部分につきましては、毎週1回ペースで打合せを行っているところでございます。チラシ等を含めた案内であるとか、実際の入館の方法、または警備はどういうふうにするのか、そしてチケットの販売は前売りをいつから開始するのか等を含めて、詳細について今、打合せを行っております。
また、ホームページの部分でございますが、先ほどの報告のとおり、12月20日をめどに、ここの部分で開始をしたいというふうに思っております。ドラマ館の事業でございますので、この辺りうまく皆さんにヒットするような形でできないかということで詳細を詰めております。特に詳細のページの部分につきましては、八幡宮のほうからもデータ等を頂きながら作っているところでございます。あわせて、ドラマ館の現状では12月20日にホームページを開始する予定でございます。このときに前売りについても行いたいというところで、現状詰めているところでございます。
雑駁でございますが、以上でございます。
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○井上委員 チケット販売についてなんですけれども、完全予約制ということで前売りが始まるということで、高齢者の方がやはり来訪者は多いと思うんですけれども、その方に分かりやすいようなチケット販売の仕方はされるんでしょうか。
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○廣川市民防災部次長 大河ドラマの放送を見ている方が、やはり大河ドラマ館の入館者の大部分になるというふうに考えております。比較的大河ドラマを見ている方というのは年齢層が上というふうになりますので、今、委員御指摘のとおり、高齢者の方にも分かるようにということがございました。
事前予約制でもございますが、実際に当日来ていただいて、空きがあれば入れるような仕組みについても考えているところでございますので、そのときに直接窓口に来ていただいて空き状況を確認しながらというのも含めて検討しているところではございます。
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○井上委員 当日も受け入れるということで、ほかの予約の場合の広報というのはどういった感じで高齢者にも分かりやすいようになっているのか、お伺いします。
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○廣川市民防災部次長 現状、チケットシステムについてはJTBさんが主に担っていただいております。JTBさんは、現状、北区で同じようなシステムを運営しているところでございまして、高齢者の方についてもそこの部分が分かりやすいようにということで知見を持っておりますので、この辺りも進めながら行っているところではございます。
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○井上委員 次に、県とほかの地域ともっと大きく見た連携はどういうふうに今行われているのか、お伺いします。
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○廣川市民防災部次長 神奈川県におきまして事務局を行っております協議会がございます。この中では、ゆかりの地ということで、神奈川県下の市町村が現在、加盟をして進めているところでございます。先日ちょうど報道でもございましたが、神奈川県のほうで、神奈川県内全体を回るようなシステムと、それからホームページをアップするという報道がなされたところでございます。当然、この中の部分につきましても、鎌倉市が主となって進めているというような形でお願いをしているところでございます。
あわせて、県外からも、静岡である、埼玉であるというところで関連する地域がございます。この辺りについても神奈川県に音頭を取っていただいて進めていくようなことで考えているところではございます。
あと、推進協議会のほうで、関連する神奈川県内の市町に現在、要望を伺っておりまして、その中で同じのぼり等を含めて、今回の大河ドラマを盛り上げていくようなお願いをさせていただいておりまして、こちらについても、現状、湯河原町のほうからは、同じのぼりを使った案内をしながら大河ドラマについて取り組んでいこうということで今、進めているところでございます。
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○井上委員 あと予算圧縮の件について伺いたいんですけれども、圧縮されているということで、その内容については、変更とか、ちゃんとした内容であるのか等お伺いします。
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○廣川市民防災部次長 ただ単に圧縮をすればいいというふうな考え方は当然ながら持っておりません。当初、賃貸借の部分につきましては、総額1億6000万円から1億円に減額をし、さらにNHKエンタープライズのコンテンツの部分につきましては、当初推進協議会のほうの予算として、2か年で総額2億7000万円という程度の予算をお願いしていたところではございます。
今回、1、2階の部分を含めて全体的に仕立てをするのかというところで大きく考えたところではございますが、1階の部分については、私どものほうの案内と、それから物販等を行うというようなことで、今回の部分については、そこはNHKのほうにはお願いをしないということで圧縮をし、また、総額で今2億円程度の部分で、圧縮した金額で行いたいというふうに思っています。
金額を下げることによって、そのコンテンツの内容が下がってしまっては意味がございませんので、この辺りについても、現状、週1回のペースでNHKエンタープライズとも話をしながら詰めているという状況ではございます。
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○くり林委員 本事業に関しましては、やはりこのコロナ禍で市民生活がなかなか疲弊している中でのアクティブな事業の一つということで、いろいろな意味で厳しい御意見ですとか厳しい市民の目が向けられている事業であるというふうに認識しております。その中での費用の圧縮等々の御尽力、誠にありがとうございます。
ただ、一方で、どちらかといえば事業の性質としては攻めの事業であるというふうに思います。そのような文脈で考えたときに、やはり市民としては、当然その費用の圧縮、経費の節減というものがあるにこしたことはないんですけれども、どのようにこの事業の売上げ、収益の部分を市として考えているのかというところが非常に気になる部分なのかなというふうに考えております。
前回の委員会でも、売上げ、収益等々に関しては、入館料を中心に、グッズの販売でありますとか、企業の協賛金というところで、最終的にはプラス・マイナス・ゼロというところを目指していくという御答弁だったと記憶しておりますが、売上げの見立てでありますとか収益確保の部分に関するお話について御共有いただければと思います。
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○廣川市民防災部次長 今、委員御指摘があったとおり、攻めの事業でございます。なかなか今まで観光課の事業と、鎌倉市の観光の事業としては、なかなか攻めの事業というのは行ってきたところではございませんので、今回非常にいい機会を頂いたなというふうに職員一同頑張っているところではございます。
入館料の部分がやはり大半を占めるところでございますので、多くの方に来ていただきたいという部分がございます。こちらの辺りの収支の部分に直結しますのはやはり広報的な部分であるというふうに思いますので、広報のやり方について、現状検討しているところでございます。
またあわせて、1階の部分につきましては、にぎわいを見せるようなイベントスペース等が真ん中の部分にございますので、この辺りに事業者の方に入っていただいて、にぎわいを見せながら併せてそこにも来ていただく、また大河ドラマ館にも来ていただくというような仕組みが取れないかということで、この部分について、今、力を入れているところではございます。
いずれにしろ金額的に大きい部分でございます。コロナの状況についても気になるところではございますが、なるべく多くの方に来ていただいて、お楽しみいただければというふうに思っております。
またあわせて、大河ドラマ館から今回のゆかりの地を回るようなガイドツアーというのも仕組みとして考えているところでございますので、併せてその周遊もお楽しみいただきながら大河ドラマ館にも来ていただく、このような仕組みを現状考えているところではございます。
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○くり林委員 何か具体的な売上げ予測のようなものというのはございますでしょうか。
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○廣川市民防災部次長 今、教育委員会とも詰めながら、収入の部分に直結します大河ドラマ館の入館料の部分について検討を行っているところでございます。現状、私どもとしては1,000円を入館料にしたいというふうに思っておりまして、この中で、今現在の見積りとしては50万人の方に来ていただくという内容でございます。実際に1,000円の部分から、ここから収入等部分として手数料が差し引かれますので、この辺りの金額を800円と見ますと、やはり4億円という形になります。その後の支出の部分についてがNHKエンタープライズへのコンテンツ料、文華館等の賃借料、そして光熱水費、運営費等を含めますと、差引きここの部分で約1億5000万円ぐらいが収入としては必要な部分になってくるというふうに思っています。
ここの部分の収入を上げるための方策として、にぎわいを見せながら皆さんに来ていただく仕組みというものを考えているという状況ではございますので、引き続きこの広報等を含めた、協賛等を含めた内容について力を入れていきたいというふうに思っております。
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○くり林委員 すみません、今の御説明の中で、1億5000万円収入として必要な部分というところが少し理解が追いつかなかったので、いま一度お願いします。
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○廣川市民防災部次長 現状、収入としまして、先ほど申しましたとおり、50万人の方を目標としております。これにプラスして、1,000円の入館料にいたしますが、手数料等を差し引かれますと約800円で今、厳しく見ております。そうしますと、800円掛ける50万人で4億円という計算が成り立ちます。そして支出のほうが、NHKエンタープライズのコンテンツ料、文華館の賃借料、光熱水費等、それから運営費等を合わせまして5億5000万円ほどになります。ここから差引きをしまして、1億5000万円が足りなくなってくるという言い方がよろしいかどうか分かりませんが、差引きの部分になりますので、この辺りが私どもの協賛等を含めた頑張りどころというふうになっております。
またあわせて、収入の部分については50万人を目標としておりますが、時間外での来館者の来訪を促すような仕組みであるとかも含めて考えているところでございます。
今のが金額の1億5000万円の理由でございます。
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○くり林委員 そうすると、1億5000万円をグッズと協賛金という部分で賄っていければという見立てという認識で合っていますでしょうか。
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○廣川市民防災部次長 プラスして、この1億5000万円の部分については、来館者のほうをもう少し多くできるような仕組み、今のところ、開館時間を9時半から夕方の17時までというようなことにしておりますので、例えば、お泊まりをいただける方についてはもう少し早い時間、または遅い時間等に入っていただくような仕組みという部分を含めて、50万人の部分についても増やせるような仕組みということをプラスして考えているというところを併せて収入の部分で考えているところではございます。
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○くり林委員 ちなみに、その50万人の入館者数というものの見立ての根拠というものを御教示いただければと思います。
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○廣川市民防災部次長 50万人の計算でございますが、展示室の面積が410平米ほどございます。この滞在時間を30分として見ておりまして、そうしますと1時間当たりの最大の収容人数が273名でございます。8時間開館といたしまして、それからプラス、密度損失という考え方がございます。この密度損失というのは博物館等業者のほうで一般的に使われているもので、例えば朝の分であるとか、夕方の部分であるとか、または雨の部分、天気の状況によって当然ながら入り方が変わってきます。これを密度損失として0.8%を掛けます。この計算を10か月でやりますと、53万4643名という収容人数の試算が出てまいります。53万4,000人の端数を切りまして50万人というような形での計算式を立てているところでございます。
80%でございます。大変失礼しました。
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○くり林委員 この大河ドラマ館は、ほかの自治体でも事例があるかと思うんですけれども、鎌倉市で認識されている、ほか自治体の来館者数のデータ等はございますでしょうか。
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○廣川市民防災部次長 今までの事例から申しますと、鹿児島市で行いました「西郷どん」が、実績が55万人、それから浜松市の「おんな城主直虎」のときが78万人、「真田丸」の上田市が103万人という状況でございます。
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○くり林委員 ほか自治体との比較という意味では、その50万人という目標は現実的なところなのかなという気はしたんですけれども、その一方で、コロナの状況いかんという部分もあるんですけれども、いわゆる一般的な知名度でありますとか、そういう部分を加味すると、もう少し、鎌倉という意味では、例えば上田市なんかも100万人超えているということで、もう少し強気の目標設定みたいなものができるんじゃないかというふうに感じるのですが、その点に関してはいかがお考えでしょうか。
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○廣川市民防災部次長 予約制のシステムを取ることと、それから一遍に多くの方を入れる消防法の問題等もございますので、やはり現実というか、法に沿った形プラスコロナの状況という部分も鑑みて、非常に厳しめで取らせていただいたというのが私どもの積算でございます。
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○くり林委員 ちなみに、グッズや企業協賛金のところの現時点での見立てというものはございますでしょうか。
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○廣川市民防災部次長 現状、そこの部分についての歳入については、グッズの状況等選定が実際のところまだ終わっていない状況でございます。15%の売上げの部分について頂くというような形で考えているところでございますが、まだ見積り的にはそこまで、詳細なところについてはしていないところではございます。
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○くり林委員 企業協賛金に関しては何か現状ございますでしょうか。
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○廣川市民防災部次長 具体的な金額についてはまだ積算はしておりませんが、例えば入場券の部分につきまして、福利厚生で企業のほうに買っていただくような仕組みというのを今現在考えているところでございます。これによりまして、企業にとっても買いやすい、税金の控除等を受けられるような形になりますので、この辺りを主にしていきたいなと思っているところではございます。
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○くり林委員 引き続き費用の圧縮というところは当然お取り組みいただけるものと思いますが、こちらは攻めの事業ということで、ぜひ売上げ、収益の部分、特に、一般的に言えば、経費を節減するよりは売上げを立てて、上げていくということのほうが作業としては難しいというところがありますので、攻めの事業というところで、ぜひ市民の皆様の御期待に応えられるよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。
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○日向委員 まず事業の圧縮につきましては、本当に様々な議員がおっしゃってくださっていました中で、やっていただいたということで感謝申し上げます。ありがとうございます。
それで、ホームページの開発のところで、契約相手先は2つありまして、大河ドラマ館のみのホームページの作成というのと、あとはサブサイトというところで、この辺のお互いのホームページの連携というのは、相手先が2つあるというところで、その辺はどのようにお考えをされていますか。
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○廣川市民防災部次長 当初、大河ドラマ館のホームページとしては、資料の上段の部分の構築・保守業務というのは考えていたところでございます。この中で全て盛り込みをしようというふうに実は思っていたところでございまして、説明でもさせていただきました動画の作成等も含めてということで考えていたんですが、今回、あくまでも大河ドラマ館を契機とした町のにぎわいという部分については、上の部分にもございます、ゆかりの地の案内という部分について力を入れていきたいというふうに思っています。
この推進協議会がなくなったときに、大河ドラマ館の中に全てを入れ込むということによって、それが全て消えてしまうというのは私どもの本意ではございませんので、サブサイトというのは、鎌倉市と鎌倉市観光協会が共同で運営を行っておりますホームページの中に、ゆかりの地の案内であるとか歴史の部分というものを残したいということで、ここの部分との連携ということでさせていただいたものでございます。
あくでも大河ドラマ館については、本当に軽いものにして、ドラマ館のほうの御案内と前売り券等のお話、そこから飛ばすような形でゆかりの地ということで、二段構えにさせていただいたのがこの結果という状況でございます。
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○日向委員 そういうことで分けたということで、承知しました。
あと、先ほど部会の話が出ていまして、キャラクター等は部会のほうでということがあったと思うんですけれども、どういったマスコットというか、ロゴになるのかというのがある中で、観光協会のほうでも、独自なのかちょっと分からないんですけれども、つくられていると思うんですね。両方とも公式になるとは思うんですけれども、その辺のすみ分けというか、要はどなたでもそういうのをどんどんつくっていっちゃっていいようになってしまうのか、観光協会は観光協会としてそういう意味でつくってもらったとか、そういった経緯とかがありましたら教えていただけますか。
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○廣川市民防災部次長 推進協議会としては1つロゴをつくらせていただいておりまして、これは先ほど少し申しました、ゆかりの地の案内の際に、のぼり等を含めた中で1つロゴをつくりました。あくまでも推進協議会が使うという内容のロゴをつくりました。一方、これを皆様に配布ということになりますと、例えばNHKとの折衝があるとかというのがございました。このため、推進協議会のメンバーでもあります観光協会のほうが、ロゴと、それからキャラクターをつくったところでございます。こちらを広く無料で使っていただくことによって皆様に多く使っていただけるのではないかということで、観光協会さんのほうと連携をしながら進めたという状況ではございます。
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○日向委員 そうしますと、推進協議会の中では1つそういったものをつくって、それはあまり広くやるわけではなくてやっていくという、そういうことで別にできてしまうかもしれないですけれども、それはそれでやっていこうという形でよろしいのでしょうか。
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○廣川市民防災部次長 観光協会のロゴ、キャラクターの部分については、私どもの市のホームページでも使わせていただいておりますし、それから、ゆかりの地の案内の部分についても一部使わせていただいているところでございます。このような形で連携をしながらやっていくということが今回の決着点ではございます。
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○日向委員 連携してやってきたということでございます。確認しました。
あと、すみません、もう1点だけ。先ほどチケットのお話が出たんですけれども、前売り券のお話だと思うんですけれども、高齢者の方々というのも、もちろんそれもあると思うんですけれども、外向けというより、市民の方であったり、例えば学校のお子さんであったりとか、そういった方々に、別とは言えない、難しいかと思うんですが、そういった外から来るお客さんというのはもちろんですけれども、やっぱり市民の方に行ってもらいたいというのもあるので、その辺はどのようにお考えでしょうか。
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○廣川市民防災部次長 推進協議会といたしましても、市民の方に広く周知という部分を考えているところでございますので、今現状検討しておりますのが、市民デーというようなものと、それから、日程を決めて、このときについては減額なのか、無料なのかという部分についてを検討しているところでございます。
あわせて、市内の小・中学校の方の部分につきましては、学校単位で来ていただくような仕組みという部分についても検討しているところでございますので、この中で金額の部分についても考えているという状況ではございます。
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○日向委員 外向けというのはもちろん重要なんですけれども、やはり鎌倉が舞台なので、鎌倉の方が行っていただくというのが一番いいかなと思いますので、ぜひそこの辺は、今いろいろ考えていただいているということですので、引き続きよろしくお願いいたします。
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○くりはら委員長 今、お昼にかかっておりますが、ほかに御質問があるようでしたら、午後に回すか、ちょっと検討したいんですが、ほかにございますでしょうか。
(「なし」の声あり)
御質疑がないということですので、了承かどうかの確認をさせていただきます。
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○くり林委員 費用の圧縮等に御尽力しているのは評価すべき点だと思うんですけれども、まだ少し売上げの部分の見立てというのが不透明なところがございますので、今回は聞きおくでお願い申し上げます。
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○くりはら委員長 多数了承と確認させていただきました。では、この項を終えます。
午後の再開は13時20分といたします。暫時休憩といたします。
(12時04分休憩 13時23分再開)
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○くりはら委員長 再開いたします。
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○くりはら委員長 日程第7報告事項(2)「新型コロナウイルスに係る対応状況について」を議題といたします。原局から報告をお願いいたします。
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○総合防災課担当課長 日程第7報告事項(2)新型コロナウイルスに係る対応状況について、報告いたします。
9月の本常任委員会において、令和3年9月中旬までの対応状況について報告しましたので、本報告はそれ以降の対応状況を報告いたします。
資料を御覧ください。
新型コロナウイルス陽性者の発生状況等です。
令和3年12月7日現在、神奈川県の累計陽性者数は16万9338人、死亡者数は1,314人です。県内1日ごとの新規陽性者数は、8月からのいわゆる第5波で爆発的に増加しましたが、9月に入ってから急激な減少に転じ、その後も減少を続け11月にはほぼ連日20人を下回り現在に至っています。
鎌倉市の新規陽性者も顕著に減少し、10月には3人、11月には1人、12月は7日現在で2人となっており、ほぼ連日新規陽性者ゼロの状態が続いています。
次に国の対応です。
9月からの全国的な新規陽性者数の急激な減少や、これに伴う医療負荷の改善から、国は9月30日をもって、神奈川県など全国27都道府県に発出していた緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置を解除しました。
その後、国は、ワクチン接種の進捗や第5波で経験した危機的な医療逼迫などを受け、11月19日「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針(以下、「基本的対処方針」という。)」を見直しました。
この見直しにより、従来まで緊急事態宣言等の発出・解除の目安として活用してきた4段階のステージ分類から、医療提供体制の状況を色濃く反映した5段階のレベル分類へ見直しました。
また、ワクチン接種が進んだことから、新たにワクチン・検査パッケージを適用することにより、緊急事態宣言等が発出された際にも、飲食店やイベントなどの人数制限を行わないこととし、社会経済活動の再開に向けて従来の新型コロナ対策から大きく転換することを決定しました。
続いて県の対応です。
県は、「緊急事態宣言」の解除を受け、新型コロナウイルスの拡大をさらに抑え込むため、10月1日から24日までを「リバウンド防止措置期間」とし、県民・飲食店等に求めていた制限を緩和しました。
10月25日からは、感染状況が大きく改善していることなどから、「基本的対策徹底期間」へと改め、県民や飲食店等に求めていた制限をさらに緩和しました。
その後、11月22日、県は国の基本的対処方針の見直しに伴い、「基本的対策徹底期間」後の対応を決定しました。
その内容は、社会経済活動の促進を目指したものであり、県民や飲食店等に求めていた1組1テーブル4人以内などの制限を解除し、「3つの密」やマスクなしの会話を避けることなどにとどめることや、大声の発声がない5,000人以上のイベントでは、事業者が「感染防止安全計画」を作成し、これを県が確認することで、人数上限を収容定員までとすることができるなど、制限緩和を一段と加速しました。
加えて、12月1日から県民限定で県内旅行の割引を行う「かながわ県民割」や「GoToEat食事券」の販売を再開しました。
続いて市の対応について報告します。
市は、引き続き新型コロナウイルス対策本部体制を維持し、全庁で対応する体制を継続しています。
新型コロナウイルス対策本部会議では、10月以降の県の主要な要請・働きかけを反映し、市の対応を決定し、実行に移しています。
市民・事業者への対応では、県が設定した「リバウンド防止措置期間」、「基本的対策徹底期間」開始に合わせ、10月1日、10月25日に市長メッセージを発信し、これまでの感染拡大防止の協力への謝意をはじめ、引き続き感染拡大防止へ協力していただくようお願いしました。
また、ホームページや「広報かまくら」・SNSなどにより、市民には「マスク飲食」の実践、「3つの密」・マスクなしの会話の回避などを、事業者には、「マスク飲食実施店認証制度」の取組継続、ガイドラインの遵守などの基本的な感染防止対策について周知啓発を続けています。
観光客への対応では、観光案内所の営業を再開するとともに、観光客には、基本的感染防止対策を徹底した上で鎌倉市に訪れていただくよう、ホームページやSNSなどを活用してお願いしています。
公共施設の対応では、市役所庁舎等の感染防止対策として、消毒液配置、遮蔽板の設置などを継続し、各公共施設では、業種別ガイドラインにより、それぞれの施設の特性に応じた感染防止対策を徹底しながら、県の要請・働きかけに基づいた運営を行っています。
イベントの対応についても、感染防止対策を徹底して開催し、県の要請・働きかけに基づいた運営を行っています。
職員への対応では、テレワーク・時差勤務、振替勤務を継続しています。
また、マスク飲食の実践など、職員が守るべき行動について部長が繰り返し注意喚起し、併せて基本的感染防止対策の徹底についての職員メール発信を継続し、職員の意識向上を図っています。
今後の対応ですが、隣国の韓国、そしてヨーロッパ諸国では感染拡大が続いていることや、新種の変異株が発生し、WHO(世界保健機関)は、この変異株を警戒度が最も高い分類の「懸念される変異株(VOC)」に指定したこともあり、国内での新型コロナウイルスの感染状況は大変落ち着いてはいるものの、安心してよい状況とは言えません。
また、これから本格的な冬を迎え、ウイルスの増殖に適する低温や乾燥が進むことから、決して気を緩めることなく、これまでの各種感染防止対策をしっかりと続けるよう周知啓発を続けるとともに、国・県の感染防止に関する情報の提供や冬に向けてのウイルス増殖の危険性を周知します。
ワクチン接種については、第2回接種を継続しながら、これまでに得た知見を十分に活用し、第3回接種に向けて鎌倉市医師会・薬剤師会等と連携して準備を進めます。
以上で報告を終わります。
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○くりはら委員長 御質疑ございますでしょうか。
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○井上委員 前から申し上げているんですけれども、やはり重症化しない子供に対してのワクチン接種にすごく疑念があるんですけれども、一般質問で質問されていた中で、打つ量についてとかは具体的に答弁があったんですけれども、そこら辺の11歳以下のワクチン接種についての市の取組の分かる範囲で情報をいただけたらと思いますが、いかがでしょうか。
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○新型コロナウイルスワクチン接種担当課長 5歳から11歳までの接種についてなんですが、令和3年11月16日付の厚生労働省健康局健康課予防接種室からの事務連絡に、早ければ来年の2月頃から、2022年2月頃から小児を対象とした接種が可能となる可能性があるため、市町村においては、この事務連絡に基づいて、小児への接種体制の検討を進める旨示されたところです。
それに基づいて、具体的にまだどういうふうにやっていこうかという部分については、ちょっと医師会とも協議しているところなんですが、一応、国のほうで予定として示されたものとしては、ワクチンの種類としては、小児用のファイザー社ワクチン、接種量については、1.3ミリリットルの薬液を1.3ミリリットルの生理食塩液で希釈して、1回当たり0.2ミリリットルを筋肉内に注射するという形を取るような感じです。接種回数としては、2回接種を行うことを前提にしているというところです。今のところ、示された部分についてはこの内容となっております。
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○井上委員 0.2ミリリットルというのは物すごく少ないのですけれども、そこでのミスというか、量の加減みたいなものというのは大丈夫なんでしょうか。
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○新型コロナウイルスワクチン接種担当課長 小児用のワクチンを接種するに当たっても、ワクチンも大人用とは別のものになりますし、注射針とか注射器とかも大人用とは別のものを用意して接種するという形になっていますので、その辺のところは大丈夫なような形で国のほうはやっていただけますし、多分、医師会のほうも、その辺の準備が十分ちゃんとできるように研修等はやっていくのかなと思います。
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○井上委員 親御さんが不安を抱かないような適切な情報提供をよろしくお願いします。
あと、12歳以上の方の3回目のワクチン接種についても、ちょっとお伺いしたいんですけれども、具体的なことが分かっている中でよろしくお願いします。
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○新型コロナウイルスワクチン接種担当課長 対象者としましては、市に居住する、12歳の方はもう入らないんですけれども、18歳以上の方を対象にするという、3回目に関しましては。最初の2回目接種完了から原則8か月以上の間隔を置いて、1回接種するという形になっております。
一応、もう12月から、今月から接種は始まっていまして、今は主に医療従事者の方をやっております。1月も大体医療従事者の方になるかと思います。2月から65歳以上の高齢者が接種していくような形になるかと思います。順次8か月たった方に対して接種券をお送りしていくような形になります。
接種の会場としては、今のところ6会場を予定しています。今までと同じように集団接種という方式でやっていく形になっております。
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○井上委員 18歳未満の3回目の接種は行わないということなんでしょうか。
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○新型コロナウイルスワクチン接種担当課長 今のところは18歳以上というふうになっていますが、これから先、国の認可というか、国のほうの示すものがどういうふうに変わっていくか、それによってまた変わってくるかと思います。今のところは18歳以上という形になっております。
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○井上委員 あともう1つ、ワクチン検査パッケージの件なんですけれども、鎌倉市としてはどういうふうに取り組んでいくかみたいなのが分かれば、よろしくお願いします。
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○総合防災課担当課長 現在、ワクチン接種パッケージについては県が検討しているというようなところで、これを実際に運用するのは、まん延防止等重点措置だとか緊急事態宣言が発出されたときに、それをどのように活用していくかというところになってこようかと思うので、若干まだ時間があるのかなと思っておりますけれども、そこは今、県が検討しているというところで、今後、県からいろいろと通知等があるやに思っておりますけれども、それを受けてから、市ではどのような形でやっていくのかというのを検討していきたいというふうに思っております。
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○くり林委員 3回目のワクチン接種の接種会場について、1回目と2回目から変更があるということをお聞きしているんですが、いま一度御共有お願いいたします。
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○新型コロナウイルスワクチン接種担当課長 今のところ3回目接種会場として予定しているのが、鎌倉地区が市役所の本庁舎と、あと福祉センター、腰越に関しましては腰越行政センター、大船に関しましては三菱電機大船体育館、鎌倉武道館、深沢に関しましては湘南記念病院という形になっております。
1、2回目の接種のときは、鎌倉に関しましては御成小学校と鶴岡八幡宮がございました。腰越に関しましては腰越小学校となごやかセンターがありました。大船に関しましては同じです。深沢に関しましても同じです。そういう形で変更になっております。
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○くり林委員 接種会場としては数が今回は減るという認識なのですが、それについては、迅速なワクチン接種の実行に、何か支障等ないことはしっかり御確認できておりますでしょうか。
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○新型コロナウイルスワクチン接種担当課長 御成小学校と鶴岡八幡宮の代わりに市役所本庁舎、今も実際ちょっと使っているんですが、会場を多少拡大するようなことを考えています。あと鎌倉武道館も、前は1部屋だったんですが、それに関しましても、足りない場合は2部屋とか、そういう形で対応できるようには考えております。
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○くり林委員 それでは、1、2回目と比べて、特に会場の部分を要因として、何かワクチン接種が遅れたりとか、迅速な実施に妨げがあるようなことはないと考えてよろしいでしょうか。
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○新型コロナウイルスワクチン接種担当課長 2回目まで済んだ方が希望して接種できるような形でやっていくように、医師会とも今もちょっと協議はしていまして、接種のレーン数の増減等を、ちょっとその辺も協議をして、しっかり接種できるように体制は組んでいきたいと考えております。
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○くり林委員 ちなみに、今回、数としては減らしたというところにはどのような理由がございますでしょうか。
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○新型コロナウイルスワクチン接種担当課長 一番端的なのは腰越の地区かと思うんですが、腰越小学校と、あと、なごやかセンターに関しましては、車を転回する、タクシーを転回する場所とか、あとは送り迎えしていただく自家用車をうまく転回できるスペースがちょっと少なかったという部分がありまして、そういう形で、できるだけ便利なところというか、車でも大丈夫なようなところを考えた次第です。
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○くり林委員 なかなか初めての事業ということもあって、1回目、2回目ではどうしても市民の方から厳しいお声を頂いた側面がございますので、3回目も、接種会場は数としては減るということですが、御対応いただいているということで、迅速な実施を何とぞよろしくお願い申し上げます。
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○日向委員 職員の方への対応についてお伺いさせていただきたいんですけれども、今後、感染拡大防止対策というのが継続されるということの中ではあるんですけれども、テレワークとか時差勤務というのは、もちろん感染拡大防止というのもあるんですけれども、働き方という中でも、やっぱりこういったものというのはどんどん増やしていくべきかなとは思うんですけれども、もちろん感染対策というのもあるんですけれども、今後のことも含めて、その辺をお伺いできればなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
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○総合防災担当課長 新型コロナウイルスが拡大してから、悪いことばかりではなくて、こういった働き方改革につながるようなテレワークだとか時差勤務、こういったことが社会にも求められるようになってきておりますので、これをいい契機にして、ピンチはチャンスじゃありませんけれども、そういった流れをくみながら今後とも継続していくということが必要というか、この先大事になってくるんじゃなかろうかというふうに思っております。
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○日向委員 あと、振替勤務のところで、一般質問でも先輩議員が取り上げられていた勤務時間についてなんですけれども、今後、また3回目のワクチンという中でいろいろ大変なところもあると思うんですけれども、やっぱりしっかり休みを取るというところが、多分肉体的にもそうですが、精神的にもワクチン接種業務というのはすごく関わってくると思うので、そういったところで、部長等から感染防止対策に対してというのもそうなんですけれども、体のケアみたいなところも含めて、休めない中で働いていただいているのは本当に分かっているんですけれども、その辺のところは少し部長等から促すとか、そういったことをやっていただきたいなと思うんですけれども、その辺のお考えはいかがでしょうか。
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○齋藤(和)市民防災部長 今の職員への注意喚起の中で、健康管理というのは、やはりウイルスの感染防止でも非常に重要な側面がありますので、振替勤務も含めて、そうした体調管理にはくれぐれも気をつけるようにというのは、日頃の感染防止対策の一環として、常日頃から職員には声かけをしているところでございます。今後も続けてまいります。
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○日向委員 やっていただいているということで感謝いたします。本当にこういったところで気持ち的にも休めるという環境が本当に必要になってくると思いますので、大変、業務としてはやっていただいて本当に感謝しているんですけれども、少しそういったところも含めて今後も引き続きやっていっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
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○久坂委員 1点だけ。第6波に向けたというところで、ワクチンですとか、あと本会議のほうで多少取り上げられているんですけれども、国のほうでも医療体制の確保というところは割とメインに報道に出ていたりするんですが、その中で市が取り組まれていることというのをお知らせいただければと思います。
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○総合防災課担当課長 この2年のコロナの戦いで、我が国では5つの波を迎えまして、いろいろやってきたんですけれども、結局は5つの波を迎えてしまったと。この第6波が来ないとは誰も言えませんので、やはり何らかの手は打っておかなければいけないというふうに思っております。
市としてできることとしましては、やはりある程度限られておりまして、基本的にはいわゆるMASK、マスク、アルコール消毒、遮蔽だとか、そういったいわゆる基本的感染防止対策、これをやっていただくということを周知徹底、それから職員もそれを実践するといったようなことが第一。それから、先ほど来ありましたけれども、2月以降一般の方にワクチン接種が始まりますので、こういったワクチン接種を進めていく。したがいまして、二本立てといいますか、今までと同様になってしまうんですけれども、基本的感染防止対策、そしてワクチン接種を進める、こういった形で進めていくといったところでございます。
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○市民健康課長 第5波のときに自宅療養者が物すごく増えたということもありまして、医師会のほうでコロナサポート鎌倉という体制を取って、自宅療養者の中でもリスクの高い方たちのサポートを専門的見地からされていました。
ただ、今後、その体制でいっても、例えば検査をして入院かどうかという判断をしたりですとか、実際に陽性が判明した時点で、公共交通機関を使っていらっしゃった方が、医療機関や休日夜間急患診療所から帰れないという事態もありましたので、11月補正で通していただいた予算で、陽性者の搬送事業というのを展開していきます。自宅療養者の方が検査を受けるために病院に行くときですとか、陽性が判明した場合の復路というか帰宅のための足としてタクシー会社と、あと湘南鎌倉総合病院の持っていらっしゃる救急車を活用しまして搬送するような体制を整えていきます。
さらに、今度は、出産後間もない産婦さんが、やはり宣言下になりますと、里帰り出産ができないですとか、御家族の支援が得られないというような状況が実際にありましたので、そのときのために、1日1食ではあるんですけれども、配食サービスを開始させていただくようにしています。
さらに、夏からやっております濃厚接触者等の自宅療養者に対する食料支援事業というものも開始しておりますので、医療体制というか、それを支える体制にはなるんですけれども、その辺で次の波にも備えているところです。
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○久坂委員 今年の2月ぐらいに代表質問とかで各会派も伺っていたかもしれないんですけれども、県でやる以外に市で独自でできる事業はないかというふうに問いかけをしたところ、なかなかそのときは難しいというような答弁をいただいた中だったんですけれども、1年たたないうちに、今、御紹介いただいた新たな取組ですとか体制を整えていただいて、本当にありがたいなと思っています。ありがとうございました。
そういった中で、一番最後にお話もありましたけれども、県下におきまして、搬送とかいろいろ体制を含めた中で、どこに受入れをしていただけるのかとか、そこら辺のところを市からも拡充を求める中で、市民の方がしっかりと安心できる体制が整えられればというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
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○児玉副委員長 ワクチン接種に関しましては、市役所職員の皆さんの様々な協力をいただきまして、本当にありがとうございます。先般の一般質問でも上がっていましたけれども、職員の皆さんが残業時間がすごく多くなっているということ、150時間とか200時間を超されている方もいらっしゃるという中で、今後、3回目のワクチン接種も始まりますし、もちろんコロナの騒動というのが一日も早く終息してもらうというのが皆さんの願いなんですけれども、正直いつ終わるかというのは誰もまだ分からない中で、3回目の次、ひょっとしたら4回目があるのか、もちろん分からないんですけれども、一方で職員の働く環境というのは非常に、民間ではその残業時間というのは超ブラックな感じになっちゃっていますので、この前の一般質問の話も受けて対策はされていると思うんですけれども、この前の一般質問を受けてもそうですけれども、今後の体制も含めてどういう形になるのか、教えていただけますでしょうか。
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○新型コロナウイルスワクチン接種担当課長 200時間を超えた職員がいるという部分で、初めての事業という形になりましたので、そういう部分で見えない中をやっていったというところで、どうしても通常の勤務時間では終えなかった部分というのもありましたし、あとはワクチン担当の職員も各接種会場に出向いて、応援の職員と一緒にやっていかなきゃいけない部分もあるというところで、接種会場があるときは日中の仕事ができないとか、そういう部分があって、どうしても残業時間が増えてしまったというところがあります。
そういうところで、人員体制で、最初は7名とかだったのが、8名増やして15名と、その後さらに20名増やして30名になったという部分で、そういうフォローというか、人員体制面では増やしていって、それぞれの職員の負担を軽減したのかなと思っております。3回目接種に向けても、やはり全庁的な応援の体制等も組んで乗り越えていきたいなとは思っております。
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○児玉副委員長 本当に皆さん大変だと思います。皆さん、好きで残業をそんなにしているわけではないと思いますし、私もかつて110時間とか残業した経験がありますけれども、もう半分死んでいるような状態だったので、それが大変だというのも、200時間というのはちょっと想像できないというか、とにかく大変だと思いますので、やっぱり心配しているのは、職員の皆さんが、それで体を壊して心身ともにというのが、そこはあってはならないことですし、そこは皆さんよく見ていただいて、十分な体制を取っていただければなと思いますので、大変な中、お世話になりますけれども、引き続きよろしくお願いいたします。
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○くりはら委員長 ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
では、質疑を打ち切ります。
本報告について、了承と確認してよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
了承と確認いたしました。
それでは、市民健康課職員及び新型コロナウイルスワクチン接種担当職員の退室と陳情者入室のため、暫時休憩といたします。
(13時56分休憩 15時21分再開)
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○くりはら委員長 再開いたします。
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○くりはら委員長 先ほど休憩中に皆様とお話しさせていただいた中身をまとめまして、今から私のほうから読ませていただきます。
本日審査予定であった陳情第31号及び陳情第37号については、12月7日開催の議会運営委員会において、私が自主的に退席した上で、当委員会で審査を行うことを確認いただきましたが、その後、平成26年11月28日の議会運営委員会の答申にもある委員会提出の意見書の扱いについて、委員会による意見書提出、決議を求める陳情の取扱いを読み、答申の中に書かれている採決の際における退席者の取扱いの解釈について、私の中で疑義が生じたところです。すなわち、私が退席することにより委員会として意見書の議案提出ができないのではないかと考えるようになりました。
私が退席しても、委員会として議案を提出することが可能なのかを含め議会運営委員会に御判断いただきたいため、本日は当該陳情の審査を行わないこととし、一度、議会運営委員会にお戻ししたいと考えております。
委員会では、議会運営委員会での協議の結果を踏まえ、委員長が退席をした上で、審査を行うべきでありましたが、私としては従うことができないため、この解釈を議会運営委員会で確認していただいた上で、ぜひとも日を改めて陳情審査を行いたいと考えた次第です。
よろしくお願いいたします。
休憩いたします。
(15時23分休憩 15時24分再開)
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○くりはら委員長 再開いたします。
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○くりはら委員長 続きまして、環境部、日程第10「議案第66号令和3年度鎌倉市一般会計補正予算(第10号)のうち環境部所管部分について」を議題といたします。原局から説明をお願いいたします。
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○?橋(謙)環境部次長 日程第10議案第66号令和3年度鎌倉市一般会計補正予算(第10号)のうち環境部所管部分について、説明いたします。
議案集(その1)は97ページを、令和3年度鎌倉市補正予算に関する説明書は26ページを御覧ください。
債務負担行為の補正について説明いたします。
カン・ビン収集及びコンテナ配布業務委託事業費は、令和4年4月から3年間を期間とした委託を実施するため、令和3年度中に事業者と契約を締結する必要があることから、記載の期間と限度額において、債務負担行為の追加をしようとするものです。
次に、今泉クリーンセンター及び名越クリーンセンター粗大ごみ収集運搬業務委託事業費は、各クリーンセンターの粗大ごみ収集運搬業務の委託日数を令和4年4月から、現在の週2日から週3日に拡大することに伴い、令和3年度中に事業者と契約を締結する必要があることから、記載の期間と限度額において、債務負担行為の追加をしようとするものです。
以上で説明を終わります。
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○くりはら委員長 皆さん、御質疑はございますか。なしでよろしいですか。
(「なし」の声あり)
なしと確認いたしました。
総務常任委員会への送付意見の有無を確認いたします。
(「なし」の声あり)
なしと確認いたしました。
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○くりはら委員長 続きまして、日程第11報告事項(1)「ごみ処理施策の進捗状況について」を議題といたします。原局からの報告をお願いいたします。
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○環境施設課長 日程第11報告事項(1)ごみ処理施策の進捗状況について、説明します。
本日は「ごみ処理施策の進捗状況」として、同期資料に記載の4件について順に説明します。
まず、「1 今泉クリーンセンターの跡地利用について」です。
本日は、令和3年市議会9月定例会市民環境常任委員会以降の取組状況につきまして説明いたします。
今泉クリーンセンター跡地利用に関する地元協議につきましては、10月29日に今泉クリーンセンター連絡協議会を開催し、協議会委員に交代があったことからこれまでの経過を説明するとともに、名越クリーンセンターの稼働停止及び中継施設建設工事期間における今泉クリーンセンター中継機能の延長、生ごみ資源化施設に関する市の計画について説明しました。
当日の会議資料は、配付した資料2のとおりです。
今後、中継施設延長期間における受入れごみ量やごみの搬出入車両台数の推計等について具体的な説明をすることとしております。
また、生ごみ資源化施設の建設に向けて、引き続き協議をお願いしておりますが、協議会委員からは、施設建設の候補地の問題は別として、生ごみの資源化を進めるのであれば十分な効果検証が必要であり、何らかの方法による実証実験の必要性について意見をいただきました。
今回の協議会委員の意見も踏まえ、既に稼働している民間の生ごみ資源化施設を利用した実証実験の実施について検討を進めているところです。
今後も協議会に対し十分説明を行いながら、地元との信頼関係の構築に努め、引き続きの協議のお願いをしてまいります。
次に、「2 名越クリーンセンターの中継施設整備について」です。
名越クリーンセンターは令和6年度(2024年度)末をもって焼却炉の稼働を停止し、その後、第3次鎌倉市一般廃棄物処理基本計画及び鎌倉市・逗子市・葉山町ごみ処理広域化実施計画に基づき、名越クリーンセンターの跡地を中継施設として整備することとしています。
名越クリーンセンターの稼働停止後の中継施設整備については、名越クリーンセンター地域コミュニティー推進協議会で協議を行っているところであり、11月8日に同協議会を開催いたしました。
協議会において、現在、市が導入を検討している「コンパクタ・コンテナ方式」による中継施設の概要について、他市の事例を用いて説明するとともに、整備スケジュール、受け入れるごみの量や搬出入車両の台数の想定について説明を行いました。
当日の会議資料は、配付した資料3のとおりです。
また、12月2日には同協議会委員の皆様と、先進事例を確認するため、町田市の中継施設「リレーセンターみなみ」の視察を行いました。
今後は、整備に向けた詳細なスケジュールの説明を行うとともに、引き続き本市のごみ処理施策に御協力いただくため、協議会からの質疑等に丁寧に対応してまいります。
次に、「3 紙おむつ資源化の進捗状況について」です。
紙おむつの資源化につきましては、令和3年市議会6月定例会市民環境常任委員会で報告したとおり、サウンディング調査を実施し、民間技術の動向や事業者の参入意欲について確認したところです。
民間事業者と連携して先進的に資源化に取り組んでいる自治体があり、確立した資源化技術がある一方、民間事業者においても、さらに様々な実証実験が進められています。
第3次鎌倉市一般廃棄物処理基本計画では、国の動向や先進自治体・民間事業者の進捗状況、費用対効果を踏まえて、施設整備等の検討を進めていくこととしています。現時点では、関東近郊において資源化施設整備の予定は確認できておりませんが、民間事業者においても様々な実証実験が進められていることから、市内での施設整備を判断するには、引き続き、国、他自治体及び民間事業者の動向を注視する必要があります。
このことから、まずは施設整備によらない設備機器による資源化方策等についても幅広く知見やノウハウを集め、民間事業者と連携した取組について検討してまいります。
最後に、「4 事業系ごみ資源化の進捗状況について」です。
本年8月からオリックス資源循環株式会社と同社が運営する埼玉県寄居町の縦型乾式メタン発酵処理施設において、本市の事業系可燃ごみの資源化に係る実証実験を開始しています。
8月から11月末までに約966トンを搬出しており、令和3年度末までに約1,820トンの資源化を予定しています。
縦型乾式メタン発酵は、既に先進自治体において民間施設を利用した安定的な資源化が実現している手法ですが、実証実験により効果等の検証を行った上で、令和4年度からの事業系可燃ごみの全量資源化を目指しています。
なお、縦型乾式メタン発酵は、サウンディング調査により唯一提案された混合ごみの資源化手法ですが、事業系可燃ごみの全量資源化の本格実施に当たっては、資源化手法及び事業者の選定を、公募型プロポーザル方式により選定する予定です。
以上で説明を終わります。
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○くりはら委員長 御質疑ございますでしょうか。
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○井上委員 10月29日に今泉クリーンセンターの連絡協議会が行われたということですが、住民の方から反対の声などもちょっと聞いているので、住民の方からどんな意見が上がったのかとか、そういうことを詳しく教えてください。
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○環境施設課長 今回行いました10月29日の住民の皆様との協議につきましては、まず、大部分が委員の構成が変わりました。町内会長の交代がございまして、委員の方が代わったということもございまして、これまでの鎌倉市と協議会での協議の経過というのを、概要をお話しすることに時間を頂くような状態でした。
そのような中で、今後に向けては、これまでの議論の経過、それから市の提案の経過等々をもう少し詳しく共有していくというところを確認させていただきました。
また、その場で出た主な御意見としましては、一つが、中継施設の延長につきましては、現在、住民の皆様と協定書を結んでいるんですが、その部分で、名越の中継施設の整備期間中、現在の中継期間の延長が必要でございますので、こういったところについて今後具体的に説明してまいりたいというお話を行いました。
これに対して住民の皆様からは、具体的な数量ですとか、例えば車の台数ですとか、そういった方策については、具体的に示して提案をしてきてほしいというような御要望がございましたので、こういったことに応じて今後の協議を進めてまいりたいと考えております。
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○井上委員 現在、埼玉に運んで実証実験している乾式メタン発酵の事業系ごみは、今泉に集めたものから一部持っていっている状況なのでしょうか。
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○不破環境部次長 今、委員おっしゃるとおり、今泉クリーンセンターのほうに入りました事業系ごみの一部を埼玉県の寄居町まで、オリックス資源循環のほうに実証実験で、今、搬出をしているということになります。
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○井上委員 正式にこの事業が進んだときに、中継施設というのをまたどうするのか、造るのか、どこになるのかを教えてください。
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○環境施設課長 中継施設の機能なんですが、令和6年度末をもって名越の焼却施設の稼働が停止いたします。その後2か年かけて、令和9年当初を目標に中継施設の整備を名越で行おうと考えております。この中継施設が予定どおり完了できれば、令和9年度当初からは名越を中継施設として機能させます。そうなりますと、鎌倉市内の可燃ごみにつきましては、全てを名越の中継施設を経由して行うこととなります。ですので、例えば逗子市の焼却施設に運搬するものですとか、それから今回、埼玉県寄居町に運搬するごみにつきましては、名越を中継拠点とすると。それまでの間につきましては、今泉の中継施設を延長して使わせていただきたい、そういうお願いをしているところでございます。
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○井上委員 それですと、じゃあ、今泉は事業系ごみの中継施設で今後はないということですか、名越ができれば、その後は名越でということでよろしいですか。
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○環境施設課長 今、委員御指摘のとおりでして、名越の中継施設が稼働できましたら、その後は中継機能としては名越に集約いたします。
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○井上委員 埼玉のオリックス資源循環なんですけれども、実証実験の評価をして、その後、全量資源化になるということなんですけれども、それがいつからかと、それまではどのように進めていくのか、どういった経緯をもって進めていくのかというのが分かればお願いします。
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○環境施設課長 事業系ごみの資源化の実証実験という位置づけで、今年度予算を御承認いただきまして進めているところなんですが、この実験につきましては、8月から施設が稼働したと同時に、鎌倉市の事業系ごみの一部を搬出してスタートしてございます。
この実証実験につきましては、今年度中に効果検証を行いまして、混合ごみのまま可燃ごみを資源化できるか否かという判断を行いたいと思っております。今年度中にその判断をできて、この資源化処理として適当であると判断できた場合には来年度から、来年度早ければ当初から全量を資源化するような形で運搬を開始したいと考えております。
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○井上委員 もう1回お伺いしたいんですけれども、今泉クリーンセンターの資料4を見ると、名越の焼却施設解体と中継施設を建設する工事期間中の2025年と2026年は、今泉クリーンセンターに事業系ごみと家庭ごみも、鎌倉市内の燃やすごみとかも持ち込むことになるのか、お伺いします。
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○環境施設課長 令和6年度末をもって名越の焼却機能を停止して、中継施設の工事に入ります。それまでの間は、今泉クリーンセンターの現在の中継施設は、事業系のごみを搬入して中継施設で使わせていただいていますが、工事が始まったと同時に、家庭系ごみにつきましても今泉クリーンセンターに運搬をさせていただいて、そこから中継をさせていただく。ですので、今泉クリーンセンターの中継施設から逗子の焼却施設、もしくは埼玉県の寄居町にございます民間事業者等への運搬を開始する形になります。
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○井上委員 その際に車両がかなり増えると思うんですけれども、逗子に運んで行ったりとかというところで、そこら辺はどうお考えになっているのか、お伺いします。市民の方とかにはもう周知されているのか。
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○環境施設課長 まず協議会の中でも、冒頭御報告の中で申し上げましたが、まさにこれから数字的なものというのをお示しして、具体的なところをお話しする予定でございます。ただ、この前段階の中では、既にごみの量が増えるというところと、それから車両の増加の見込みの大枠のところはお伝えしてございまして、今後、その数字、根拠、それから具体的な方策について御説明する予定でございます。
住民の皆様からは、一つは臭いの問題、それから交通量増加に伴う弊害等々を心配されるお声を頂戴しておりますので、そういったところにつきましては具体的な対応策をお示しした上で協議をお願いしていきたいと考えております。
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○井上委員 市民の方から話を伺うと、様々なごみの問題がころころ変わっていって、市の指針みたいなものが分かりづらくて混乱しているみたいな、分かりづらいという話を聞くんですけれども、そこら辺が疑心暗鬼というか、どうなんだみたいな感じになっていると思うんですけれども、そこら辺の市民の方が分かりやすいような説明みたいなものを、地元の協議会を含め議会にも分かりやすく示していただきたいなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
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○環境施設課長 これまでの経過から申し上げますと、市民の皆様、周辺住民の皆様にそういった市の進め方等が十分に伝わってきていない部分があろうというところは反省するところなのかなと思っています。
ただ、今後につきましては、地元の住民の皆様、協議会をまず第一として、協議会の皆様にしっかりと説明を尽くしまして、その上で、協議会の皆様からも地元の住民の皆様に十分説明の機会を設けてやっていくことを要望いただいておりますので、ここは丁寧に御説明を尽くしてまいりたいと考えております。
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○不破環境部次長 すみません、先ほど井上委員のほうから御質問いただきましたオリックス資源循環の新年度はどうしていくんですかというところで一つだけ補足させていただきたいのが、全量を次年度やっていきますというところは、オリックス資源循環に、そこにやりますよと決まっているものではなく、令和4年度に公募型のプロポーザルで事業者は決めていくということをちょっと補足としてお伝えさせていただきます。
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○くり林委員 協議会の皆様との今後の予定というか今後の進行に関して、御共有いただけますでしょうか。
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○環境施設課長 名越の協議会、それから今泉の協議会、両協議会ともに次の協議会の具体的な日時というのは現在決まってございませんが、ただ、いずれにせよ、早ければ年内、遅くても年明け早々には次の協議会を進めてまいりたいという予定でございます。
内容につきましては、今泉の協議会に関しましては、先ほど申し上げたように、少し具体的な方策をお示ししてお話をするということと、それから過去の経過というのをある程度まとめさせていただきまして、共有を図っていくというところを主に行う予定でございます。
それから、名越の協議会に関しましては、先日施設見学をして、同行させていだたきましたが、施設見学を行っておりますので、そういったところのまとめをした上で、今後、具体的なスケジュールの御説明等々を始めていければと考えております。
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○くり林委員 地域住民の皆様にしっかり御納得いただけるよう丁寧な御進行をお願い申し上げます。
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○日向委員 今泉クリーンセンターの跡地利用についてなんですけれども、資料1で中継機能の延長の説明をされたということで、そこの部分と生ごみの施設の部分があるとは思うんですけれども、資源化施設の部分があると思うんですけれども、この辺は並行的に今後も話していくということなんですか。要は、施設的には中継施設も造らせていただくという部分と別で、生ごみも同じような中で造らせていただく、そういう進め方でよろしいんでしょうか。
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○環境施設課長 今泉クリーンセンターの協議の内容としては、一つが中継施設を延長利用させていただく点と、それからその後の跡地利用につきましては、生ごみの資源化施設の候補地とさせていただいております。この点につきましては、地元の皆様の御理解をいただくという上では、やはり一体となって御説明させていただく必要がございますので、この辺はまさに中継施設の延長と、その後の活用についてもしっかりと説明をさせていただいて、御理解、御協力をいただけるように尽くしてまいりたいと思います。
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○日向委員 そうしますと、中継施設を造らせていただいて、令和9年度に名越の中継施設ができたときに、そこまでということなんですが、生ごみの資源化施設というのは、それより前から動いているということですか、それとも、中継施設が終わって、その後に生ごみという切替えなのか、ちょっとそのスケジュール的にもう一度教えてください。
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○環境施設課長 生ごみ資源化施設のスケジュールにつきましては、計画上では、実験的な小規模施設の建設を令和6年度にというような計画で今現状お示ししております。その一方で、地元の住民の皆様と合意が得られていない状況でございますので、ここは時間をかけてでも、その部分がスケジュールとしては押したとしても、御説明をして合意を得るまではそこは造れないかなと思っております。
ですので、そこが合意が得られた場合には、併走して施設整備に入っていくところにはなるんですが、ただ、その一方で中継施設の機能を考えたときに、まず中継機能に影響がないように整備する必要がございますので、ここのところは今泉クリーンセンターを候補地とさせていただいている中で、今泉クリーンセンターの敷地の中で収まるような施設整備を考えながら進めていきたいと考えております。
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○日向委員 反対がある中で、個別に回っていただいたりとか、いろいろ職員の方にやっていただいていると思っています。
それで、資料3の、タブレットのページだと26ページなんですけれども、質疑なのか、補足の14というところで、生ごみの分別収集はいつから始めるのかというので、令和11年度から全市の生ごみをという、分別収集する計画としていますというふうにあるんですけれども、ここまでもう既に計画というのはできていましたか、全市的に。
要は、生ごみの施設が一応完成した後に全市的にやっていくという話は計画上あったかなと思うんですけれども、この令和11年だったかなというのは。その辺もう一回教えていただけますか。
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○環境施設課長 生ごみ資源化施設のスケジュールをまず申し上げますと、現状の計画ですと、令和6年度に小規模施設を整備し、その後、その効果検証を図りながら、令和11年度に全市の生ごみを資源化できる施設整備を行うこととしています。ですから、そこに合わせまして生ごみの資源化という点で生ごみの分別を開始する、そういうようなスケジュールでお示ししている資料になります。
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○日向委員 あともう1点だけ。同じ資料3のページなんですけれども、タブレットのほうだと22ページ、地域への貢献というところで、中継施設整備に当たっては、今後、地元の皆様と地域に貢献できる施設づくりについて協議してまいりますということなんですけれども、具体的に何かこれは、今こういったものみたいな案とかがあったら教えていただけるとありがたいです。
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○環境施設課長 現時点でまだ最終的に施設建設の合意が得られていない中ではございますので、決定したというものではございませんが、一つの例えばの案、幾つかの候補がある中では、一つが、いわゆる防災拠点・防災機能を持たせるようなもの、例えば備蓄品の完備ですとか、それから周辺住民の皆様が停電したときに御活用できるような発電設備の完備ですとか、こういったところは、場合によっては施設本体の電力供給という点でも生かせる可能性がございますので、そういったところで、災害時はごみ処理とはまた違った観点で地域の皆様に貢献できるような施設整備ができればいいなと考えております。
また、地元の皆様からは、今後、協議を進めていく中で、ぜひそういった御要望ですとか御意見をいただいて、限りはあるかと思いますが、可能な範囲で御意見を踏まえた施設整備を図れればと考えております。
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○久坂委員 まず、今泉クリーンセンターの連絡協議会について伺います。
先ほど、どういったことを話をしたのかということについては御報告いただいたとおりなんですけれども、かねてから御指摘いただきまして、途中で対策を取っていただいた臭気とかについては何らかの御意見は出なかったですか。
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○環境施設課長 まず、今泉クリーンセンター臭気対策につきましては、ごみを集めている段階でごみそのものから臭いが出ているということと、それから、中継施設ですので、ごみを名越のクリーンセンターに運搬するときにもやはり臭いが出ているというような課題がございました。ここは住民の皆様から厳しい御指摘をいただいているところではございました。
その一方で、今年度、ごみの運搬車両、自区内運搬という言い方を市ではしておりますが、その車両を委託事業者の協力の下、改修を行いまして、密閉型のコンテナ方式に変更したことによって、ある程度臭いは、運搬時の臭いは抑え込めているのかなと思っております。このことについては、地元の協議会の各会長にお立ち会いいただいて、積込み時ですとか、それから実際に走っているところに、路上に立っていただいて、臭いを一緒に体感していただくようなこともやっております。
また、施設そのものの臭い対策というところにつきましても、消臭剤、いわゆる薬剤を注入したりですとか、そういった取組を行っておりますが、ただ、やはりこの部分については課題がまだございまして、例えば風向きによっては、近隣の方に臭いが、いわゆる臭気が漏れ伝わってしまうような事象も確認してございます。また御指摘もいただいているというような現状もございますので、こういったところにつきましては、運用的なものも当然ございますが、ハード的な整備も踏まえて早急に検討して、臭気対策というのを施していきたいと考えております。
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○久坂委員 運搬時の車両についてはかなり効果があったということで、よかったかなというふうに思っているんですけれども、施設の消臭剤につきましては、ちょっとなかなか回数とかも限定されていた予算を見た中で、ちょっとまだ課題があるということは認識していただいているので、そこは御対応をお願いしたいと思います。やはり地元の方の理解を得るための大きなピースであるということで、引き続きお願いしたいと思っております。
それで、先ほど御説明の中で、これまでの市の提案がいろいろある中で、受け取っている地域の方が若干混乱ぎみというか、その整理がされないというような反省があったということで、やはり市が何を考えてどういった話をしようとしているのかということは、本当にコミュニケーションをまめに取っていただければというふうに思うんですけれども、それにつきまして、先ほど協議会に説明を尽くした中で地元にも説明を尽くしていくというような話がありまして、大変手間のかかることではあるんですけれども、これにつきまして本当にやっていただきたいなというふうに思っております。
それで、ちょっと伺った中で、過去の経緯をかなり丁寧に御説明する中で、かなり大きな資料も御用意するというような話を伺っているんですけれども、具体的にどういうふうに御用意して、どのように展開しようとしているのかをちょっとお伺いします。
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○環境施設課長 現在資料として準備中のものにはなりますが、御用意しているものは、これまで今泉クリーンセンターでの連絡協議会、前回10月29日までに58回の会合を重ねてまいりました。大変長い年月をかけて協議をさせていただいた経過がございますが、ただ、相当過去の資料になりますと、町内会様の中でも保管状況が若干異なることもあるかと思いましたので、市のほうで保管している資料を全て集めまして、例えば次第ですとか、そのときに配付した資料ですとか、そういったものをおまとめして、また、その資料を一つにまとめますと、なかなか中を見るのも大変だと思いますので、概要版といいますか、目録のような、目次のようなものも作成いたしまして、それをまずは各協議会、今泉連絡協議会は3町内会で構成されていますので、市と3町内会で同じものを保管して共有していくということを行おうと考えております。
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○久坂委員 概要版まで御用意いただけるということで、どさっと渡して見てくださいというのもなかなかあれなので、ありがとうございます。協議会に分かっていただいた上で、それで地元のほうにも、何を今話しているのかということを分かっていただきたいと思いますので、それをお願いしたいと思います。
それで、ちょっと話が変わりまして、名越クリーンセンターのところで、他市中継施設の見学というのはどちらをされたか、もう一度お伺いしてよろしいですか。
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○環境施設課長 町田市にございます同じような中継機能を持っております、名称で申し上げすと、リレーセンターみなみという施設でございます。
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○久坂委員 これにつきまして御覧いただいて、コメントのところの御説明がありましたか、ごめんなさい、もう一度お伺いしてよろしいですか、どういった感想を地域の方が持たれたかですとか。
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○環境施設課長 12月2日に、市の職員も同行させていただきまして視察に行ってきたばかりですので、ちょっとまだ現状、完全に全てまとめ切っているという中ではございませんが、今回行かれたメンバーが、協議会の会長以下役員の皆様で行っていただきました。
所感といたしましては、こちらの施設は、ある程度臭気を封じ込めることに成功しておりまして、過去にいわゆる臭気的なクレームがないというような施設でございます。そういったところを前情報でお持ちいただいた上で見学していただいたところ、確かにそのとおりで、臭気対策が十分施されているという点と、それから、この施設は特殊でして、住宅街の中にあって、施設の上部は共同住宅、マンションが建てられているような状況なんですが、そういったところで、周辺住民の皆さんともしっかりと合意形成が図れていて、非常に円滑な施設運営がなされているというところを所感として感じ取られたというところをお話としていただいております。
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○久坂委員 そういった例を見ていただく中で、施設に対して具体的なイメージを持っていただくことは本当によかったなというふうに思っております。
また話が変わりまして、紙おむつなんですけれども、先ほど御説明の中で、関東近郊に際しては施設がないというような御説明があったかと思いますけれども、そのとおりでよろしいでしょうかということと、そうであれば、その理由が何らか考えられるのか、例えば一定規模が考えられるのかとか、そういったことをちょっとお伺いしたいと思います。
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○環境施設課長 現時点で、鎌倉市の紙おむつの量が現状年間で2,200トンぐらいの、推計値ですが、排出量を数値としては概算として持っております。この量を全量処理できる能力を有した施設、これは民間施設も含めてなんですが、関東では現状、確認はできておりません。
ただ、そういった中で、先進自治体の事例ですとか国の動向、それから民間施設の資源化技術の動向を踏まえますと、今後、そういったものが関東近郊にできる可能性はあるんですけれども、現行ではないといったところでございます。
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○久坂委員 関東近郊に対して設置されていないという話を伺った中で、何らか原因というか、そこら辺のところまで踏まえていらっしゃったら、それを教えてほしいんですけれども、分からなかったら大丈夫です。
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○環境施設課長 関東近郊にそういった施設がない原因、理由というのを、明確にこれだという根拠を持ったものはございません。その一方で、先ほど申し上げた、一部繰り返しになりますが、国の動向ですとか民間事業者の動向を見ますと、非常に急ピッチで資源化の手法というのが検討されている状況にございます。その一方で、紙おむつを資源化しようという計画を持っている自治体は現状あまり多くないのかなというのがございます。そういった背景を見ますと、事業者のいわゆる事業への参入というメリットが事業面からあまりまだないのかなというところが理由の一つなのかなというふうに思っております。
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○久坂委員 4番の事業系ごみのところに移ります。
先ほど来、令和4年には公募型プロポーザルを実施するという話があったんですけれども、現在、乾式メタン発酵による資源化実証実験をもうしているということで、それに基づいた資源化効果を評価する。となると、公募型プロポーザルというのは、この方式に縛られたプロポーザルとなるのか、そこら辺のところまでお伺いできるのか分からないですけれども、それを伺いたいです。
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○不破環境部次長 公開型のプロポーザルにつきましては、事業系ごみを混合ごみのまま資源化できる、そういったものを広く公募して、プロポーザルで決定していこうというふうに考えているところでございます。
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○久坂委員 ということは、乾式メタン発酵という、その手法に限定されないという理解でよろしいんですよね。
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○不破環境部次長 委員おっしゃるとおりでございます。
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○久坂委員 そうすると、分からないから教えてほしいというところもあるんですけれども、この実証実験は乾式メタン発酵でやっていて、その資源化効果を評価するんだけれども、公募型プロポーザルとして実施するときには、乾式メタン発酵に縛られない手法も募集するというときに、資源化効果の評価というのはどう生かされるのかちょっと分からないから、そこら辺のところを整理してお話ししてほしいと思います。
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○不破環境部次長 今回の評価でございますけれども、事業系のごみを混合ごみのまま、縦型乾式メタン発酵の技術をもって鎌倉市のごみがきちんと資源化できるかどうかというところの評価になります。ですので、資源化をできるという評価が出れば、次年度の公開型プロポーザルの一つの候補の会社となるというような形になります。
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○久坂委員 鎌倉の混合ごみが資源化できるかどうかということが分かれば、現在、乾式メタン発酵でやっているんだけれども、その手法には縛られないプロポーザルができるということですね。繰り返しみたいになって申し訳ないんだけれども、そういうことでいいんですよね。
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○不破環境部次長 そのとおりでございまして、乾式メタン以外にも、例えばRPFとか、そういった技術もございますので、そういったところも含めましてプロポーザルに参加される企業はあると考えているところでございます。
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○児玉副委員長 いろいろごみに関しては調整いただきまして、ありがとうございます。市民の皆様からも非常に注目度が高い案件で、長年やっていらっしゃると思うんですけれども、そもそも論なんですけれども、資料3の中の29ページ目のところにも燃やすごみの量の推計ということで数字が出て、これはもちろん推計なので、29ページ下のところにカラーで、搬入する燃やすごみの量の推計についてとありますけれども、これはそもそも論で、ごみ計画というのは、今後、鎌倉市の人口が減っていくということを前提にいろいろ考えて作成されていると思うんですけれども、現状鎌倉市の人口は10年ほどずっと横ばいで、今、逆に言うとちょっとずつ増えているような状況の中で、減るどころか今後増えていく可能性もありますし、私も一般質問でも言いましたけれども、税収的にいうと減らないで、できれば横ばいというか、増えていくことがいいんじゃないかという観点ではあるんですけれども、ごみの場合は、人口が増えてしまうと計画どおりにいかなくなってしまうおそれがあるんじゃないかというふうに素朴に思うんですけれども、もし仮に人口がこのまま17万二、三千人でずっと推移したとしても、この計画自体は、特にキャパ的にある程度融通が利くというか、そういう考えでやっているのか、それとも、そこをまた考え直さなきゃいけないということになるのか、そこら辺をちょっとお伺いしたいなと思います。
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○不破環境部次長 委員おっしゃるとおり、人口からごみ量を推計しておりまして、今は総合計画の人口推計を取ってやっておりますので、減少傾向という形でのごみ量の推計を出させていただいております。
その中で、ごみ量が減少するものと、あと先ほど来お話ししております生ごみの資源化、紙おむつの資源化、そういったもので燃やすごみを減らしていく取組と、そこでもし人口減にならずにごみ量が増えてしまった場合は、リスク管理という形で、もし燃やすごみが増えてしまった場合については、民間の企業と協定等を結んで、そういったところで処理をしていくという形を取っているところでございます。
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○児玉副委員長 未来のことなので誰も分からないんですけれども、あらゆる面を想定していろいろ対策をする必要が、特にごみの場合は、もう待ったなしだと思いますので、そこら辺を含めて引き続きよろしくお願いしたいと思います。
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○井上委員 先ほどの久坂委員の質問に追加したい、ちょっとよく分からなかったのでもう1回質問したいんですけれども、公募型プロポーザルで違った手法になった場合は、違う手法の実証実験などを行って、また一からやり直すのかどうか、また戻ってしまわないのかなと思ったんですけれども、そこら辺をお伺いします。
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○不破環境部次長 今回オリックス資源循環でございますけれども、サウンディング調査という形で、混合ごみのまま資源化する新しい技術というものがあるかどうかというのも調査をさせていただいたときに、新しい施設を建設して資源化できるというところを手を挙げていただいたのがその1社だったんです。ですので、新たな資源化技術というものはこの1社だったものですから、ここは実証実験をさせていただいて、それ以外のところは、もう既に技術が確立しているような会社のほうから、プロポーザルをしたときには手が挙がるというようなことを考えております。
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○くりはら委員長 ほかに御質疑はございますか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
了承かどうか確認を取らせていただきます。了承でよろしいですか。
(「はい」の声あり)
了承と確認いたしました。
それでは、環境部退室のため、暫時休憩いたします。
(16時11分休憩 16時13分再開)
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○くりはら委員長 再開いたします。
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○くりはら委員長 日程第12その他(1)「意見聴取会における意見について」、資料のほうを配信しておりますけれども、意見聴取会の意見の取扱いについては、11月17日開催の各派代表者会議で、意見聴取会での各委員の意見を政策につなげていくことが重要であることから、正・副議長による各常任委員会正・副委員長との協議の場を設けることが確認され、その後、11月25日開催の各常任委員会正・副委員長会議で協議した結果、意見聴取会の市民意見の取扱いについては、各常任委員会の判断によるものとすることが確認されております。
資料にあります意見聴取会の意見を踏まえ、当委員会として政策提言に向けた協議を実施するかどうか御意見をいただきたいと思います。皆さん、いかがいたしましょうか。
例えばというお話をさせていただこうかと思うんですが、例えば丁寧にやるのであれば、所管事務調査を行うというようなことで期間設定をしまして、ただ、今期、特に意見聴取会を行った時期が遅かったものですから、これから2月定例会までに取りまとめを行うというようなことを考えますと非常に期間が短いというようなことがありますので、これも例えばの話ですが、とても重要事項があるというようなことでしたら、来期まで所管事務調査でやってみるというのも一つの手になるかと思います。
あともう一つやり方があるとすると、常任委員会協議会というような形で、ちょっと常任委員会の延長でやるというようなことで取りまとめることもできるかと思うんですが、今回、防災というテーマというのはかなり膨大な内容もあった中で、御意見が割と詳細にわたって出ていたかなという気もいたします。
そのような中で、他市の方から、ほかの町の勉強もしてみたらどうですかというような御提案もあったりもしましたので、そういったことも含めて皆さんの御意見をお伺いしたいと思いますが、どなたか口火を切っていただければ。
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○久坂委員 そうしますと、私は広報委員会のところでも発言を何度もさせていただいたことがあるんですけれども、ちょっと知らない方もいらっしゃるかもしれないんですが、前々でやった議会報告会におきましては、観光と福祉の融合というような御意見をいただいて、所管の委員会で諮る中で、観光の点字マップを鎌倉市のほうに作成してほしいというような意見を取りまとめて、それで市長のほうに提言したら、つくっていただく予算化ができたというのは、一つ見やすいものがあったかなというふうに思っております。
ただ、それはたしか常任委員会協議会で議論する中で取りまとめられたということを承知していまして、私としては目に見える、例えば防災アプリなんかは、なるほどと思ってちょっと見ていたところはありまして、ここら辺のところを軸に議論できればいいのかなというふうに私は思っております。
要は、少しでも目に見える形で予算化できるものを当委員会では取りまとめたらどうかということを思っているんですけれども、ただ、ちょっと本日委員長のほうから提案されたので、この議会報告会を各自精査する中で、委員長報告の確認か何かのときに、これはどうかということを持ち寄った上で、それを軸に議論したらよかろうではないかというふうに、一応思ってはいるところなんですけれども、先ほど委員長のほうから、2月までの取りまとめとかいろいろある中で、なかなか、今日、内容につきましてもうちょっと具体的に決めたほうがいいんではないかというような話があれば、それはそれでもう一度お伺いしたいと思います。
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○くりはら委員長 今、おっしゃっていただいたように、何かしっかりこんなテーマがやりたいというようなものをお持ちでしたら、まずその件、件名というか、あとは期間の問題というところも皆さんの御提案があるとうれしいなと思うんですけれども、何か今回出てきていたテーマの中で、こんなテーマはちょっと心に引っかかったなというものがありましたら、まずお知らせいただきたいと思います。いかがでしょう。今、アプリの件は出ていましたけれども。
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○日向委員 私も、前回のときの提言につなげたというところは、かなり時間的にもあったのかなと思って、今回はかなりタイトなスケジュールになっていくという中で、確実に何かものをつくって、予算をつくっていくというふうに考える中で、2月までというのはかなりきついものがあるのかなと思っております。
ただ、委員長のほうが先ほどおっしゃっていたみたいに、その後につなげていくということが、またもしかするとその委員会も変わる可能性もありますから、そういったところで何か伝えるのかというと、なかなかそこから、また次の委員会の人たちがまたもむのかというふうになってくるので、タイトだとは思うんですけれども、もしやるんでしたら、今期の委員会の中である程度やっていかなきゃいけないのかなというふうに思っております。
その中で、ちょっと私も今、どれというのが出てこなくて申し訳ないんですけれども、やれるところをやっていければいいのかなと思っております。もしお時間が頂けるんでしたら、今度の委員長報告の確認なりなんなりのときに、少し話させていただければなと思っています。
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○井上委員 私も同じく、もしできるものがあれば、この委員会の中で少しでもというところで、同じ意見です。
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○くり林委員 同じくそのように考えます。
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○児玉副委員長 私も同じく、できる限りというか、確かに時間がタイトだと思うんですけれども、今期の中で政策提言できるように、話し合っていければなというふうに思っております。
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○くりはら委員長 皆さん前向きでよかったです。せっかく意見聴取したものが生かされないのはあまりにもちょっと寂しいかなという気もしておりましたので、短期でもまずはテーマを決めてというところで、委員長報告の日に1つ、2つ、3つ持ち寄っていただいて、その中で、多数決なりで1つは確実にやろうというような形で考えたいと思います。ありがとうございます。
では、協議日程のほうは委員長報告の日ということで確認を取らせていただいてよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
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○くり林委員 その委員長報告の日はまだ決まっていないですか。
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○くりはら委員長 予定日というのが。事務局お願いいたします。
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○事務局 次回委員会については、その他日程(3)にて協議いただく予定でございます。
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○くりはら委員長 では、続きまして、(2)「継続審査案件について」、事務局からお願いいたします。
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○事務局 まず、さきの9月定例会におきまして、閉会中継続審査となっている案件が2件ございます。こちらの取扱いについて御協議をお願いいたします。
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○くりはら委員長 引き続き継続とすることでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
事務局お願いします。
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○事務局 ただいま継続審査とすることを確認いただきました2件について、最終本会議において閉会中継続審査要求を行うことについて、御協議、御確認をお願いいたします。
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○くりはら委員長 閉会中継続審査要求の確認を行うのは委員長報告の後、後日また再び確認するということでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
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○くりはら委員長 (3)「次回委員会の開催について」を議題といたします。
後日皆さんのほうにはお知らせするということで確認を取らせていただいてよろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
以上をもちまして市民環境常任委員会を閉会いたします。
以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
令和3年(2021年)12月9日
市民環境常任委員長
委 員
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