令和 3年教育福祉常任委員会
11月25日
○議事日程  
教育福祉常任委員会会議録

〇日時
令和3年(2021年)11月25日(木) 11時00分開会 11時43分閉会(会議時間0時間43分)
〇場所
議会全員協議会室
〇出席委員
納所委員長、志田副委員長、後藤、藤本、竹田、前川、吉岡の各委員
〇理事者側出席者
田中(良)健康福祉部長、尾高健康福祉部次長兼福祉総務課長兼新型コロナウイルスワクチン接種担当担当課長、濱本健康福祉部次長兼福祉事務所長兼障害福祉課長兼新型コロナウイルスワクチン接種担当担当課長、石黒市民健康課長兼新型コロナウイルスワクチン接種担当担当課長、菊池新型コロナウイルスワクチン接種担当担当課長、矢部新型コロナウイルスワクチン接種担当担当課長
〇議会事務局出席者
谷川議事調査課長、武部担当書記
〇本日審査した案件
1 議案第39号令和3年度鎌倉市一般会計補正予算(第8号)のうち健康福祉部所管部分
    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
○納所委員長  ただいまから教育福祉常任委員会を開会いたします。
 会議録署名委員の指名を行います。委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。吉岡和江委員にお願いいたします。
    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
○納所委員長  本日の審査日程の確認でございます。
 まず、委員長から申し上げます。本日は、当委員会の後に総務常任委員会の開催が予定されていることから、委員の皆様におかれましては、会議時間に御配慮いただき、会議規則第63条にありますとおり、質疑に当たっては、自己の意見を述べることは控えていただき、簡潔に行っていただくなど、委員会運営に御協力をお願いいたします。よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 また、執行部におかれましても、説明及び答弁は簡潔に行っていただくようお願いいたします。よろしくお願いいたします。
 それでは、本日の審査日程の確認でございますが、配付いたしましたとおりでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
    ――――――――― 〇―――――――――――――――――― 〇―――――――――
 
○納所委員長  日程第1「議案第39号令和3年度鎌倉市一般会計補正予算(第8号)のうち健康福祉部所管部分」を議題といたします。原局から説明を願います。
 
○尾高健康福祉部次長  議案第39号令和3年度鎌倉市一般会計補正予算(第8号)のうち健康福祉部所管部分について、その内容を説明いたします。
 まず、歳出から説明いたします。
 令和3年度鎌倉市補正予算に関する説明書の8ページを御覧ください。
 第20款衛生費、第5項保健衛生費、第10目予備費は5億9438万9000円の増額で、感染症対策事業は、新型コロナウイルス感染拡大下における産婦の健康維持等を目的とした配食支援に係る費用、新型コロナウイルス感染症の陽性者を搬送するための費用及び新型コロナウイルスに係るワクチンの3回目接種を実施するため、接種券等の発送に係る郵便料、コールセンターの設置費、システム改修費等を含んだ委託料等の費用の追加を行おうとするものです。
 続きまして、歳入について説明いたします。
 戻りまして、補正予算に関する説明書は6ページを御覧ください。
 第55款国庫支出金、第10項国庫補助金、第15目衛生費補助金は5億1008万4000円の増額で、新型コロナウイルスに係るワクチンの3回目接種の財源として、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金の追加を行うものです。
 なお、新型コロナウイルスに係るワクチンの3回目接種の経費については、併せて繰越明許費を設定し、令和4年度までの事業として実施します。また、令和4年1月以降の執行を予定している経費については、令和3年12月定例会での補正予算で措置していく予定です。
 引き続き、産婦を対象とした配食支援と新型コロナウイルス感染症の陽性者搬送について説明いたします。
 まず、産婦を対象とした配食支援ですが、出生後間もない赤ちゃんや産婦がいる家庭は、感染拡大下においては周りからの様々な支援を受けることが難しい状況にあることから、産婦が自身の心身の回復と健康に留意した生活を送ることができるよう、栄養バランスの取れた食事を届けるとともに、産婦の家事の負担を軽減するため実施しようとするものです。
 次に、新型コロナウイルス感染症の陽性者搬送についてですが、鎌倉市休日夜間急患診療所及び市内の医療機関において、新型コロナウイルスの抗原検査で陽性となった場合、及び自宅療養者が医療機関での検査が必要になった場合に、公共交通機関を使用せずに自宅と医療機関の移動ができるよう、タクシーでの搬送を実施しようとするものです。
 以上で説明を終わります。
 
○納所委員長  ちょっと委員長から確認なんですけれども、歳出の項目名でございますが、第10目、これ先ほど予備費と。これは予防費でよろしいでしょうか。
 
○尾高健康福祉部次長  すみません、失礼いたしました。私の読み間違いでございます。
 
○納所委員長  そのように確認いたしました。
 それでは、御質疑の有無を確認いたします。御質疑のある方、お願いいたします。
 
○吉岡委員  改めて伺うんですが、コロナのワクチンの関係で伺わせていただきます。いろんな、今、本会議で質疑がございましたけれども、まずは、なぜ3回目のワクチンを実施するのか。その根拠と、またその取組を改めてちょっと伺いたいと思います。
 
○菊池新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  まず、3回目接種という部分で、やはり国から3回目の追加接種の方向性が示されたということで、3回目接種に係る事業費を補正にて予算措置しようとする部分です。3回目接種、どうしてやらなければならないのかという部分で、やはり厚生科学審議会の予防接種・ワクチン分科会の議事録なんかでも、2回目接種後の8か月後の中和抗体価が、2回目接種した後の7日目と比較しましても、73から92%低下しているという、抗体価が下がってきているという部分と、あとは諸外国、特にヨーロッパにおいて2回目接種後、感染が再拡大している状況ということを鑑みまして、国のほうも3回目接種、追加接種をしようという部分が示されて、市としてもそれをやっていこうということになりました。
 
○吉岡委員  まだ、これ、治験が全てはっきりしているわけじゃありませんが、そういう調査報告で3回目やるんだということですね。ということは、今までいろいろな副反応の問題やいろんな点では不安がまだいっぱいあると。それについてはなかなか治験もはっきり、まだしていない部分もあるんですけれども、ただ、今ワクチンを接種することによって、コロナの感染症の拡大を防いでいるということの確認をしているんですかね。いわゆる、副反応やいろんなことが、まだはっきりしない面もいっぱいありますが、防いでいるということでの認識ということでよろしいんですか。
 
○菊池新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  第5波が感染が急激に減少したという部分が見られたというところで、その理由というのもやはりいろんなところで探っていまして、一つはデルタ株の感染力が想定より低くて第4波の中心だったアルファ株と比べまして低かったという部分と、あとは流行は120日周期で繰り返す。あとは、医療逼迫が起きまして、市民の方がリスク行動を回避したと、そういう部分と、やはりワクチンを日本では8割までは行っていないんですが、市としてはもう8割を超えた部分がありますので、そういう部分で10月に入ってから今まで陽性者がゼロが続いているというのは、やはりワクチンの効果というのはすごい高いのかなと考えております。
 
○吉岡委員  やっぱり市民の中には私も含めて、初め接種するときは大変不安で、どうなのかというのはちょうどありました。ただ、そういう点でいろんな問題がまだはっきりしていない面はあるけれども、ワクチン接種することによってコロナの感染症の拡大を抑えていると、改めてそういう認識でよろしいですね。
 
○菊池新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  それは正しい認識だと思います。ただ、先ほど御説明したように、何で追加接種やるのかという部分で、やはり抗体価が下がっているということで、やったほうがいいだろうという部分で、それは進めていかなければいけないのかなと考えております。
 
○吉岡委員  やはり先ほどのいろいろ答弁でも、これはいろんな情報をきちっと開示して、市民が正しく判断をしてそれで接種するということが原則だと。それはそのとおりだと私も思うんですけれども、例えば副反応とか、今、鎌倉でも実際にそういう事例があったということの答弁がございましたけれども、そういう方たちに対する、例えばきちんとした補償とか、いろんなその辺では今どのようになっているのかね。もちろん、それ補償があればいいという問題ではありませんよ。ですけれども、その辺はどうなっているのか、ちょっと伺います。
 
○菊池新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  副反応というか、そういうワクチンを打ったことによって、健康被害というか、そういう形が出たということで、市民の方から申請していただいて、鎌倉市の中で、まずは健康被害調査委員会というのを設けまして、そこで審議して、それを県を通じて国のほうに上げていくという、そういう制度がございます。それについて、そういう制度がありますので、国のほうでそれが本当にワクチンと関わりがあるということで認められれば、医療費にかかった部分の給付とか、そういう部分で出てくるような形になっています。実は、その委員会を申請が幾つかあった時点で開いていくような形になります。
 
○吉岡委員  具体的には補償なり、何なりということの、実際にはもう実例というのはあるんですか。
 
○菊池新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  このコロナワクチンに関しての委員会というのがまだ開催されていなくて、これから開催するような形なので、それで認定されるかどうかというのは実際にはまだ出ておりません。
 
○吉岡委員  出ていないかどうか、まだやっていないんですか。当然そういうのはいろいろな面で、もちろんそういうのはあってはいけないということは前提ですよ。ただ、予防接種でも何でもそうですけど、やっぱりいろんな問題が生じることがあるわけなので、それをなくしていくことが、もちろん一番に大事ですしね。それよりも違った意味で効果があるということが前提なんですけれども、やはりそれはきちっと市としても、まだ委員会にもかけていないというのは、ちょっとびっくりしてしまったんですけど、やっぱりそこは対応を早急にして、その方たちの立場に立ってやることが大事だと思うんですけど、それは早急におやりになるということですか。
 
○菊池新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  実は、今日、第1回の委員会がありますので、そちらのほうで2件ほど審議していただくような形になっております。また、そのほかにもまだ数件、件数が上がってきていますので、それについては順次開催していきたいと思います。
 
○吉岡委員  あと、これ今、経済効果やいろんなものでワクチンパスポートというんですか、ワクチン証明みたいなものが、それは強制的になってはいけないなと私思っているんですよ。やはり実際に私の知り合いの方でも、持病やいろんなことで受けられない方がいらっしゃって、そういうことが社会的な圧迫になっては非常にいけないと私は思っておりまして、その辺はすごい配慮は私は必要だと思っているんですけど、その辺については、いかがですか。
 
○菊池新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  ワクチンパスポートに限らず、ワクチンを受ける、受けないという部分では、やはり市民の方がメリット、デメリットで判断して受けていただくか、受けていただかないかという判断していただくような形を、そういう部分で、あとはこれを受けない方について特に差別はしないでいただきたいということも折に触れて、広報等、またホームページ等で周知しております。そういう形で、そういう差別はないようにということで周知はしっかりしていきたいと考えております。
 
○吉岡委員  あと1点、今いわゆる、市民が判断する材料の、その辺の情報がきちっとされているのかという点では、今の情報はやっぱり厚生労働省が発表したという情報ということであらゆる、いろんなことがそれぞれあって、混乱するというのは確かにいけないと思いますけど、今の情報は厚生労働省の情報ということで、他の、例えばいろんな外国での治験だとか、いろいろあると思うんですけど、そういうのは流していない。厚生労働省の治験ということですね。
 
○菊池新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  国の厚生労働省の情報を流しているという形ですね。
 
○竹田委員  幾つか伺わせていただくんですけれども、この3回目の接種に当たって、るるお話の中で、2回打った後でも抗体価が下がってきていると。だから、3回目を打つのだというようなお話なんですけれども、抗体価が下がってくるのは個人差がかなりあるというようなことも聞いています。ですから、特に3回目をちゅうちょされる人は抗体価について、自分がどれだけ下がってきているのかということを調べてからでも遅くはないというような、そういうような情報も得ているところです。そこで伺うのですが、市として、抗体価は個人的にどれぐらい下がってきているのかということについて調べるような、市として、そういうものについて関わって手だての準備はあるんでしょうか。あくまでも、これは個人的にどこかに行って自分の中での抗体価がどのくらい下がっているのかを調べると、そういう方法になるんでしょうか、伺います。
 
○菊池新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  市として、市民の方の抗体価が今現在どれぐらいかという、そういう手だてというか、そういうのは考えておりません。
 
○竹田委員  やっぱり1回目から2回目、副反応が激しく、受けた方は同じような副反応、苦しかったという記憶があって、3回目をちゅうちょするという気持ちは非常に私よく分かるんですね。だから、全体的に抗体価が下がってきているよというのは全体的な傾向であって、本当に大事なことは、その人その人によって抗体価の下がり方が結構差があるというのであるならば、やっぱり抗体価について調べてみたいという人に対する、市としても手だてを私は打ってほしいなと思うところでありますけれども、市としては、今現在ないということが分かりました。
 2つ目の質問に参ります。産婦配食支援事業に関わってなんですけれども、150万円と。多分、出産間もない産婦さんにとっては、コロナ禍でなくても平時でも、食配してくださるということは非常にありがたいことではあるんです。そこで、だけれども、今回あえてコロナの関係でというところでのこの説明なんですけれども、感染症対策としてこの出生間もない赤ちゃん、産婦がいる家庭に食事を提供するということの、このコロナ禍だとどういうふうに具体的に感染症対策になるのか。具体的なことを伺いたいんですけど。
 
○市民健康課長  今回のこの産後の産婦さん向け配食サービスなんですけれども、やはりコロナの感染拡大下におきまして、実家から本来ならお母さんが手伝いに出てきてくれたりとか、実家に里帰りをして出産をする予定だった方というのが里帰りができなかったり、実家からのお母さんの手伝いがなかったりということで、そのまま御自宅に退院後戻られて御家族だけで育児をされていくというケースがかなり多かったと聞いています。また、もちろんパートナーの方がいらっしゃる方は、その方の手伝いとか支援がある中で育児をされていくんですけれども、なかなかやはりお掃除とか洗濯とか、その他の家事の部分については担ってもらえるんだけれども、やっぱり食事の部分は苦手な方が多いということで、それは現場に出ている助産師からの声なども聞きまして、まず今回始めるに当たりましては、コロナの感染拡大下において、産婦さんの支援をするという位置づけで開始をさせていただきます。ただ、この後、始めましてその様子を見ながら、次年度については母子保健事業の中でやっていくのかということは、また検討してまいりたいと考えています。
 
○竹田委員  私はちょっとほかのことを考えていたんですが、なるほどですね。コロナ禍にあって里帰りが非常に難しい、手伝っていただけないという状況がコロナ禍だからこそ起きている事態に対応するということであることが分かりました。ありがとうございました。
 それで、この食事なんですけれども、自宅療養者とか自宅での待機者ですよね。その場合は食料セット、レトルト食品等も含むというような配食を、たしか期間限定で県から届く、自宅療養者は3日間、それから自宅待機者は14日間と、そういうような割とはっきりしているのですけれども、この出生間もない赤ちゃんほか、産婦がいる家庭においては、栄養バランスの取れた食事を提供するとなっていますよね。そこのところのちょっと難しさがあるのかなと思うんですけど、具体的にどのようにするんでしょうか。
 
○市民健康課長  現在考えておりますのが、高齢者の配食サービス事業の枠を少し拡大して、事業として組み立てていこうというふうに考えております。そうしますと、陽性者の自宅療養者の食料支援のほうにつきましては、家族みんなが出られないとかという状況なんですけれども、今回の場合はそうではなくて、パートナーなんかはお外で買物を普通にできますし、御本人も見ていていただければ、出てはいけないわけではないですので、3食という形ではなくて1食という形にさせていただいて、そのお弁当の配食をさせていただくという形で考えております。
 
○竹田委員  そうすると、この150万円という概算ですよね。内訳は大体どのようにしているんでしょうか。
 
○市民健康課長  この対象者人数なんですけれども、開始を12月の頭からということで考えておりまして、現在鎌倉市のほうに妊娠の届出をされている方で、この後出産される方の人数が、11月頭の現時点なんですが、318名おりました。この事業、たまたま東京の日野市が先行して開始しておりまして、この5月から8月ぐらいまでの実績をちょっとお伺いしたところ、年間の出生数の約20%の方が御利用になっていると。ただし、鎌倉の場合は妊婦さんがかなり年齢が高いということで、35歳以上の産婦が約半数というような数もありましたので、鎌倉市としてはこの出産予定者数の30%ぐらいの利用があるだろうというふうに見込みまして、出産予定者数に30%ということで、およそ100名ということで積算をさせていただいております。
 
○竹田委員  大体どのくらいの期間ですかね、その配食いただけるんでしょうか。
 
○市民健康課長  今回につきましては、おおむね産後1か月以内の方ということで、いわゆる床上げまでの間、ちょっとプラスアルファありますけれども、それまでの期間について配食を利用していただくことを想定しています。
 
○竹田委員  最後の質問になります。この11月補正の中でタクシー助成費なんですけれども、これ対象者5万3000人の30%。使用率が大体25から28%だったので、こうなったんだと思うんです。これ、5万3000人の中に65歳以上高齢者と障害者も含まれているんですか。ちょっとそこの内訳を聞きます。
 
○菊池新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  5万人の方が65歳以上の高齢者で、あとは3,000人が手帳をお持ちの方の障害者というふうに積算しております。
 
○藤本委員  3回目のワクチン接種についてのシステム改修などの費目を説明されていましたが、今回は予約方法はどのような形を想定されていますか。前回は日付をみんなが取りにいくシステムだったので、例えば年代ごとに開放する日程もあったりしたと思うんですけれども、今回はそういったものも予定されているんでしょうか。
 
○菊池新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  今回は、65歳以上の高齢者の方については、接種券をお送りするときに接種券に会場、あとは日時を指定してお送りするような形を取りたいと考えております。例えば、指定してそこはちょっとやはり都合が悪いなという方は、コールセンターのほうで予約変更していただくような形を取りたいと思います。64歳以下については、今までの予約方法にするか、その辺はこれからちょっと検討していきたいと考えております。
 
○藤本委員  まだ決まっていないということですね。じゃあ、64歳以下はシステムになるか、指定になるのか、まだ決まっていないということですね。ありがとうございます。
 あと、タクシーチケットは全体の30%程度の方にということなんですけど、これは、じゃあ、65歳以上は指定の日にちが来たチケットと、タクシーチケットを利用する場合は別途申請するという利用方法になりますか。
 
○菊池新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  65歳以上の方は接種券をお送りするときに全員の方にタクシー券は同封しようと考えております。
 
○納所委員長  要は、そのタクシーチケットの日時の指定があるのかということですよね。
 
○藤本委員  すみません、タクシーチケットはその全体の30%の使用想定ということだけれども、チケット自体は全員に送るんですね。じゃあ、全部、例えばすごい利用があると、オーバーしてしまうという感じなんでしょうか。
 
○菊池新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  一応想定では3割。今までも前回も3割ぐらいということだったので、3割で予算計上させていただきましたが、これが超える場合もあり得るのかなと思いますが、そういう場合はまた申し訳ないですけど、補正なり、そういう形で取らせていただきたいなと思います。
 タクシー券は接種券をお送りするときに同封するんですが、そのタクシーの利用できる期間というのはその日だけじゃないので、例えば一応期限としては2月1日から多く取って7月31日まで期限はありますので、7月31日までに使っていただくような形を取っていただければと思います。
 
○前川委員  1回目、2回目の接種のときにいろいろ反省というか、こういうふうにしたほうがよかったとかといろんな話があったと思うんですが、それを生かされて今回、3回目に当たったということがありましたら、教えていただきたいと思います。
 
○菊池新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  やはり今お話しした接種券の部分で、高齢者の方はスマホで予約するとか、ウェブで予約するというのはちょっと難しかったという声とか、あとは電話が本当につながらなかったという、そういうお声をかなり頂きましたので、今回は65歳以上に関しましては日時と場所を指定させていただいて、そこに来ていただくという形を取らせていただきました。それが反省というか、よりよい接種体制ということで考えたものです。
 
○前川委員  確かに、そう思います。医療従事者の方とか障害者施設の方とか、それから消防の方とか、ちょっと遅れたのかなというふうに、印象だけなんですけど、ごめんなさい。今回、そういった方たちの優先度というのはどんなふうになるのかなと思っているんですが、ぜひ聞かせてください。
 
○菊池新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  今回、例えば基礎疾患のある方とか医療従事者の方という、そういうくくりで優先順位というのは特に設けられていなくて、2回目接種した後、8か月たった方という形で3回目接種していくという形なので、そうすると、必然的に医療従事者の方というのはかなり先というか、最初のほうに打っていただいた部分があるので、まずは多分、医療従事者の方が12月、1月という形になるのかなと思います。あとは、先行して特別養護老人ホームの方も医師会がチームを組んで打っていただいたんですが、その方たちも比較的早く接種するような形になっていくのかなと思います。
 
○前川委員  そうすると、今ちょっと伺った消防の方たちはその後になるという形ですか。搬送されたりするので、救急隊の方たち、どうなのかなとすごく心配された。この委員会でも意見が出されたんじゃなかったかなと思っていまして、すみません、伺いたかったんですけど。
 
○菊池新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  消防の方も大体、医療従事者と同じような時期に打っていたので、多分、今回も医療従事者と同じような時期に打つのかなと思います。
 
○前川委員  安心いたしました。ぜひ、そこのところ、よろしくお願いしたいと思いますが、それで接種券は実際にもう発送の準備されていて、1回目を早くに打たれた方にはもう届くような形になっていくんだと思うんですけれども、いろいろな注意事項とか、そういうところは事前にお話ちゃんとされてというか、周知されていくのか。それとも、いきなりこの接種券行ってしまうかなというのは、その辺のところはどんなふうにお考えでしょうか。すごくありがたいというお電話たくさん頂くんですよ。もう3回目用意しているんだよねと、早くていいということはすごく言われるんですが、その辺のところ、どうなのかなと思って、すみません、聞かせてください。
 
○菊池新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  実際、接種券をお送りする、多分一番多いのが2月以降になるかと思うんですね。高齢者の方が多分2月ぐらいか、2月か3月ぐらいに始まるかと思うんですが、それに先立って、例えば1月の広報とか、そういう部分で、例えば接種券には日時をちゃんと指定して場所も指定してという、そういうお知らせはしていくという形を取らせていただきたいと思います。
 
○志田副委員長  3回目接種ということですけれども、1回目同様に、打つのはこういったメリットがあってデメリットがあってというものは、一緒に入れて、やるということでよろしいですか。あくまでも自己判断でやってくださいということですよね。
 
○菊池新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  今までどおり、メリット、デメリットという部分はそういうのがありますので、接種については、御自身で判断していただきたいと、そういう形は同じ姿勢で取りたいと考えております。
 
○志田副委員長  このコロナワクチンを打って亡くなったという方は、評価では、ないですから、0人ですからね。そこだけ一応ちょっと確認させていただきたいと思います。
 65歳以上の方は今度日付とかを、接種日時と接種会場を指定して御案内すると。22日にも記者発表されていますけれども、接種会場が3会場ですよね。福祉センター、市役所、湘南記念病院。これだと1回目と同様に人数は元に戻るわけですから、3回目の対象人数というのは。打つのが遅れてしまうんじゃないですか。
 
○菊池新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  記者発表のときにお知らせしました接種会場については、3回目接種の方ではなくて、1、2回目をまだ打っていない方の接種会場として御紹介したような形です。3回目接種の会場としましては、今のところ6会場をちょっと考えております。そちらのほうで打っていただくような形。十分、今まで2回目まで打った方が対応できるような会場は用意していきたいと考えております。
 
○志田副委員長  最初7会場を用意して8会場に増えていって、そんな感じでエリア的にまた御協力いただいてやっていくということで、今のところはまだ公表できないということでよろしいですか。公表できそうですか。
 
○菊池新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  今のところ、考えているのが鎌倉地区はこちらの市役所の本庁舎と、あと福祉センター、腰越については腰越行政センター、大船については三菱電機大船体育館、鎌倉武道館、深沢については今までどおり湘南記念病院と、その6会場を今のところ考えております。
 
○志田副委員長  高齢者65歳以上の方々のときは、ガードマンというんですかね、鎌倉ガーディアンズの方にも御協力いただいたと思うんですけど、予算はもちろん計上されていないんですけど、今回もそういったことはあり得るんですか。
 
○菊池新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  1、2回目接種の途中から介護の方をちょっとお願いした経緯がありますので、そちらについて、そういう介護のプロの方について配置、まず高齢者に関しましては配置していきたいと考えております。
 
○志田副委員長  6か月にも対応できるように、多分行政側も努力していくのかなというふうに思います。
 ちょっと最後なんですけど、予算にはないんですけど、厚生労働省の事務連絡でコロナの感染患者の治療に必要な人工呼吸器の無償譲渡というのがありますけど、医師会からこれは要請は出ているんですか。26日が締切りで、特に鎌倉市内の病院は逼迫していないよというのはあったんですけど、今回は無償譲渡は最後になるよというような感じだったので、足りていれば別に問題ないと思うんですけど。
 
○市民健康課長  申し訳ありません、市を通して申請するものでないと思いますので、うちのほうにその情報として医師会でどのくらいお願いしているのかというのは、申し訳ありません、把握していないです。
 
○志田副委員長  市民健康課長おっしゃるとおり、県を通じてだということなので、以前から医療の病床逼迫していないよということで御説明いただいているので、多分大丈夫なのかなと。ちょっと気になったので聞いてみました。ありがとうございます。
 
○納所委員長  では、委員長から1点。3回目、例えば打った人の確認ということなんですが、既にもう勝手に3回、4回打ってしまった人がいますよね。そういった場合は、3回目接種の対象になるのかどうか。それから、あとは今まで打った回数のチェックみたいなことの体制はどうなっているのか伺いたいと思うんですが、よろしいでしょうか。
 
○矢部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  今、御質問のありました、既に3、4回打ってしまった方、市内にいらっしゃいますけれども、その方につきまして、今回、3回目接種をどうするかということにつきましては、国から明確には示されていないところではございますけれども、通常考えまして、2回完了した方について3回目接種をしていくというものになりますので、通常考えると、打たないのかなというふうには考えておりますけれども、今後、国のほうのいろいろな事項につきまして、Q&Aですね。国のほうに照会をしていくというものがございますので、そういうところで、そういう方についてどういう対応をしていくかということを問合せなりをしていって、適切に対応していきたいなというふうに考えております。
 
○納所委員長  分かりました。
 
○矢部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  あとは、接種記録につきましては、今現在システムのほうに適切に取り込みをしておりまして、その取り込みの中で3回目、4回目打った方というのが判明した部分がございます。その国のほうのシステムに取り込む中で、接種記録というものを1回目、2回目、適切に取り込めておければ、3回目、どの方が3回目の対象になるかということは把握できますので、その辺りを今、整理しているところでございます。
 
○納所委員長  分かりました。ほか、よろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 それでは、質疑を打ち切ります。
 総務常任委員会への送付意見の有無を確認いたします。送付意見はありますか。
                  (「なし」の声あり)
 送付意見なしを確認いたしました。
 では、以上をもちまして、教育福祉常任委員会を閉会いたします。
 以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   令和3年(2021年)11月25日

             教育福祉常任委員長

                   委 員