令和 3年議会運営委員会
6月 9日
○議事日程  

議会運営委員会会議録
〇日時
令和3年(2021年)6月9日(水)10時00分開会 10時38分閉会(会議時間0時間38分)
〇場所
議会全員協議会室
〇出席委員
久坂委員長、前川副委員長、岡田、中里、出田、保坂、納所、竹田、志田、高野の各委員並びに中村議長、日向副議長
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
服部局長、茶木次長兼議会総務課長、谷川議事調査課長、田中議事調査担当担当係長、岩原担当書記
〇本日審査した案件
1 6月臨時会本会議第1日(6月11日)の議事日程について
(1)日程第1 諸般の報告
(2)日程第2 会期について
(3)日程第3 議案第6号鎌倉市公共の場所におけるマナーの向上に関する条例の一部を改正する条例の制定について
(4)日程第4 議案第7号令和3年度鎌倉市一般会計補正予算(第3号)
2 その他(6月臨時会)
(1)時間延長について
(2)番号標について
3 6月定例会本会議第1日(6月16日)の議事日程について
(1)日程第1 諸般の報告
(2)日程第2 会期について
(3)日程第3 一般質問
(4)日程第4 議案第8号市道路線の認定について
(5)日程第5 議案第9号鎌倉市視覚障害者及び聴覚障害者等の情報取得等の手段についての選択の機会の確保に関する条例の制定について
        議案第10号鎌倉市公の施設の指定管理者選定委員会条例の一部を改正する条例の制定について
        議案第12号鎌倉市児童発達支援センター条例の一部を改正する条例の制定について
(6)日程第6 議案第11号鎌倉市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
        議案第13号鎌倉市下水道条例等の一部を改正する条例の制定について
(7)日程第7 議案第14号令和3年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)
(8)日程第8 議案第15号令和3年度鎌倉市下水道事業会計補正予算(第1号)
4 追加予定案件について
5 その他(6月定例会)
(1)時間延長について
(2)改選に伴う写真撮影について
※ 一般質問の順序を決める抽せん
〇審査内容
 開会後、会議録署名委員に出田委員を指名した後、以下、日程に沿って次のとおり審査を行った。
1 6月臨時会本会議第1日(6月11日)の議事日程について
 6月臨時会本会議第1日(6月11日)の議事日程については、協議の結果、別添議事日程案のとおりとした。
 ここで議長から、昨日、理事者から小礒副市長の身内に不幸があったため、6月11日の本会議に欠席する旨の申出があり、議長においてこれを了承した旨の報告があり、議長発言を確認した。
 次に、議事日程について、それぞれ次のとおり確認した。
(1) 日程第1 諸般の報告
 議長から、6月7日付で「陳情第2号梶原四丁目用地の利活用についての市民への説明責任を果たさないまま提案事業者との協議を進めないことを求める陳情書」、「陳情第3号鎌倉市選挙管理委員会の職務が適正に行われているかの検証を求める陳情」が、また、6月8日付で「陳情第4号マスクの長期着用における健康被害調査についての陳情」、「陳情第5号鎌倉市による海水浴場開設中止に伴う関連事業者救済についての陳情」が提出され、受理しているが、臨時会においては受理した旨の報告にとどめ、付託先等については6月定例会において協議することでよいか、あるいは、緊急を要する事件と認定し、今臨時会において審議しなければならない陳情があるか、特に陳情第5号については、今臨時会に付議されている事件との関連性も考えられるため、この後、協議願いたい旨の発言があり、議長発言を確認した。
 次に事務局から、緊急を要する事件について、地方自治法第102条第3項において「臨時会は、必要がある場合において、その事件に限りこれを招集する」との規定が、また、同条第4項において「臨時会に付議すべき事件は、普通地方公共団体の長があらかじめこれを告示しなければならない」との規定があるが、同条第6項において「臨時会の開会中に緊急を要する事件があるときは、前3項の規定にかかわらず、直ちにこれを会議に付議することができる」との規定があり、参考文献によれば、緊急性を認定する一般的な基準はなく、その臨時会で審議しなければ時期を失してしまうような事件であるかどうかで判断するという説がある旨の説明を受けた後、議長発言にあった陳情4件に加え、5月25日開催の当委員会において、6月定例会で協議することを確認した「陳情第1号新型コロナウイルス感染症ワクチン接種が広範囲に実施されるにあたり、接種者が安心して受けられるための十分な財政支援を国に求める陳情」を合わせた陳情5件の取扱いについて、協議を行った。
 協議した結果、陳情第5号は、今臨時会で審議する議案との関わりが深いことから、緊急を要する事件と認定し、今臨時会で審議することを確認したほか、市民環境常任委員会に付託することを確認した。また、陳情第1号から陳情第4号については、臨時会であることに鑑み、「3 6月定例会本会議第1日(6月16日)の議事日程について」において協議することを確認した。
 次に、本会議において、日程第4「議案第7号令和3年度鎌倉市一般会計補正予算(第3号)」の後に、「陳情第5号鎌倉市による海水浴場開設中止に伴う関連事業者救済についての陳情」を簡易採決により緊急を要する事件と認定した後、日程に追加し、市民環境常任委員会に付託する旨宣告することを確認した。
 次に、諸般の報告があること、また、諸般の報告は会議システムに配信することを確認した。
(2)日程第2 会期について
 別添審議日程案のとおり、会期は、6月11日(金)の1日間とすることを確認した。
(3)日程第3 議案第6号鎌倉市公共の場所におけるマナーの向上に関する条例の一部を改正する条例の制定について
 協議した結果、日本共産党から高野議員が質疑を行うこと、質疑終了後、市民環境常任委員会へ付託することをそれぞれ確認した。
(4)日程第4 議案第7号令和3年度鎌倉市一般会計補正予算(第3号)
 事務局から議案の概略について説明を受けた後、協議した結果、即決とすること、質疑及び討論がないことをそれぞれ確認した。
 ここで委員長から、本会議においては議案第7号の採決に続いて、先ほど確認したとおり、陳情第5号について、簡易採決により緊急を要する事件と認定してから日程に追加し、市民環境常任委員会に付託する旨を宣告した後、本会議を一旦休憩し、議案第6号及び陳情第5号の審査のため、市民環境常任委員会を開催するとの説明があり、これを確認した。
 続けて委員長から、市民環境常任委員会において、議案及び陳情の審査、並びに委員長報告の確認が終了した後、議会運営委員会を開催し、議案及び陳情の日程追加等について協議する旨の説明があり、これを確認した。
2 その他(6月臨時会)
(1)時間延長について
 6月臨時会の本会議における時間延長については、当委員会の確認事項に基づき、議長一任とし、本会議の状況に応じ、議長が適宜、会議時間の延長を宣告することを確認した。
(2)番号標について
 事務局から、昨年4月臨時会以降、暫定的に設置していた議席の番号標について、本来の番号標に近い形のものに交換した旨の報告があり、これを確認した。
 ここで保坂委員から、今臨時会において、緊急の提起として、オリンピックの開催に関する意見書を議会議案として提出する準備をしている旨の発言があった。
3 6月定例会本会議第1日(6月16日)の議事日程について
 本会議第1日(6月16日)の議事日程については、協議の結果、別添議事日程案のとおりとし、それぞれ次のとおり確認した。
(1)日程第1 諸般の報告
 陳情4件の付託先等についてを議題とし、協議した結果、陳情第2号及び陳情第3号は総務常任委員会に、陳情第4号は教育福祉常任委員会にそれぞれ付託することを確認するとともに、陳情第1号は陳情配付基準の「1 鎌倉市に住所を有しない者(市政に利害関係を有する者を除く)から郵送により提出されたもの」に該当することから、全議員に配付することを確認した。
(2)日程第2 会期について
 別添審議日程案のとおり、6月16日(水)から7月2日(金)までの17日間とすることを確認した。
(3)日程第3 一般質問
 別添のとおり、20名の議員が一般質問の通告をしていることを確認し、質問の順序を決める抽せんは最後に行うこととした。
 ここで委員長から、6月2日開催の当委員会で協議したとおり、6月定例会における一般質問については、新型コロナウイルス感染対策の観点において、質問時間は1人1時間をめどとすることが確認されていること、また、千議員についても、他の議員と同様に1時間をめどとして実施していただくが、再質問の際、本会議再開の参集を行うための時間については、質問時間に含めないことを改めて確認願いたい旨の発言があり、これを確認した。
 次に委員長から、一般質問は1人1時間をめどとして行うが、質問が1時間を超えたとき、議長の裁量により一旦換気のために休憩し、再開後、同じ議員の一般質問を続行することも想定され、この場合において、議場内のモニターに表示する質問時間をカウントダウンにより表示すると、質問時間の確認が難しくなることから、ゼロからカウントアップする表示方法としたい旨の発言があり、これを確認した。
 次に委員長から、「新型コロナウイルス感染拡大防止対策について」の議会先例では、「一般質問においては、答弁が予定される部長のみ入室することとした」、「一般質問においては、質問者ごとに答弁者を入れ替えることとした」とされており、質問者ごとに答弁者を入れ替える際には、答弁者の机上札の差し替え、インターネット中継のテロップ表示の変更などに一定の時間を要すること、また、仮に答弁者の入替えがなかったとしても、休憩を取らずに次の質問者の質問を続行すると、質問の途中で、換気のための休憩が必要になってしまうことも想定されることから、質問者が替わる際は、必ず10分程度の休憩を取ることにしたい旨の発言があり、これを確認した。
 ここで事務局から、一般質問の通告書において、千議員から、答弁を求める者として選挙管理委員会事務局長が通告されていることについて確認願いたい旨の発言があり、これを確認した。
(4)日程第4 議案第8号市道路線の認定について
 協議した結果、質疑がないこと、説明を聴取した後、建設常任委員会へ付託することをそれぞれ確認した。
(5)日程第5 議案第9号鎌倉市視覚障害者及び聴覚障害者等の情報取得等の手段についての選択の機会の確保に関する条例の制定について、議案第10号鎌倉市公の施設の指定管理者選定委員会条例の一部を改正する条例の制定について、議案第12号鎌倉市児童発達支援センター条例の一部を改正する条例の制定について
 協議した結果、3件一括して説明を聴取すること、質疑がないこと、説明を聴取した後、教育福祉常任委員会へ付託することをそれぞれ確認した。
(6)日程第6 議案第11号鎌倉市手数料条例の一部を改正する条例の制定について、議案第13号鎌倉市下水道条例等の一部を改正する条例の制定について
 協議した結果、2件一括して説明を聴取すること、質疑がないこと、説明を聴取した後、建設常任委員会へ付託することをそれぞれ確認した。
(7)日程第7 議案第14号令和3年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)
 協議した結果、質疑がないこと、説明を聴取した後、総務常任委員会へ付託することをそれぞれ確認した。
(8)日程第8 議案第15号令和3年度鎌倉市下水道事業会計補正予算(第1号)
 協議した結果、質疑がないこと、説明を聴取した後、建設常任委員会へ付託することをそれぞれ確認した。
4 追加予定案件について
 事務局から、6月2日開催の各派代表者会議で確認されたとおり、市長から人事案件として「教育委員会の委員の任命について」の提出が予定されている旨の報告があり、これを確認するとともに、本件については、議案送付を受けた後、当委員会で取扱いについて改めて協議を行うことを確認した。
5 その他(6月定例会)
(1)時間延長について
 当委員会の確認事項のとおり、今定例会中の本会議の会議時間の延長については、議長一任とすること、会期中は、本会議の状況に応じ、議長が適宜、会議時間の延長を宣告することを確認した。
 また、平成30年8月24日付の答申にあるとおり、一般質問の途中で、会議規則で定められている会議時間である午後6時を過ぎる見込みの場合は、当該時間帯の質問者は終了時刻に配慮した上で質問を一旦中断し、次回開催される本会議から質問を続行するよう努めるものとすることを確認した。
(2)改選に伴う写真撮影について
 6月2日開催の各派代表者会議で確認されたとおり、6月16日(水)本会議1日目、雨天の場合は翌日になるが、午前中の休憩後の11時30分頃、改選に伴う写真撮影を行うこととなり、当日は一般質問中であることが予想されるが、質問の状況を見ながら、議長判断により休憩を取り、写真撮影を行うことを確認した。
※ 一般質問の順序を決める抽せん
 先例に基づき、抽せんの順序は通告順とし、抽せん者は通告者の所属する会派の議会運営委員がこれを行い、会派に属さない千一議員、くり林こうこう議員は議長がこれを行った結果、1番児玉文彦議員、2番竹田ゆかり議員、3番後藤吾郎議員、4番高野洋一議員、5番吉岡和江議員、6番久坂くにえ議員、7番納所輝次議員、8番長嶋竜弘議員、9番志田一宏議員、10番出田正道議員、11番武野裕子議員、12番岡田和則議員、13番井上三華子議員、14番くりはらえりこ議員、15番前川綾子議員、16番大石和久議員、17番保坂令子議員、18番藤本あさこ議員、19番中里成光議員、20番千一議員の順に決定した。
 次に、一般質問における関連質問の取扱いについては、平成28年12月定例会から、全ての一般質問が終了した後に関連質問を行うことが確認されているため、最後の一般質問者の質問終了後、本会議を一旦休憩し、当委員会を開催して関連質問の通告の有無等を確認することを確認した。
 以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   令和3年(2021年)6月9日

             議会運営委員長

                 委 員