令和 3年議会運営委員会
6月 2日
○議事日程  

議会運営委員会会議録
〇日時
令和3年(2021年)6月2日(水)11時00分開会 12時12分閉会(会議時間0時間44分)
〇場所
議会全員協議会室
〇出席委員
久坂委員長、前川副委員長、岡田、中里、出田、保坂、納所、竹田、志田、高野の各委員並びに中村議長、日向副議長
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
服部局長、茶木次長兼議会総務課長、谷川議事調査課長、田中議事調査担当担当係長、岩原担当書記
〇本日審査した案件
1 今後予定されている6月臨時会及び6月定例会の議会運営について
(1)一般質問の実施方法について
(2)6月臨時会及び6月定例会における新型コロナウイルス感染拡大防止対策について
(3)新型コロナウイルス感染者及び濃厚接触者が確認された場合について
2 その他
(1)議会先例について(通称名の使用について、氏名の表記について)
(2)慣例・申し合わせ集の変更について
(3)発言通告書の書式変更について
(4)次回委員会の開催について
    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
○久坂委員長  ただいまから議会運営委員会を開会いたします。
 委員会条例第24条第1項の規定により、会議録署名委員を指名いたします。中里成光委員にお願いいたします。
    ――――――――― 〇―――――――――――――――――― 〇―――――――――
 
○久坂委員長  日程第1「今後予定されている6月臨時会及び6月定例会の議会運営について」を議題といたします。
 まず、議長から発言を求められております。
 
○中村議長  現在、本市は、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく、まん延防止等重点措置区域とされており、6月11日に予定されている6月臨時会、及び6月16日から予定されている6月定例会においても、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策について、徹底する必要があると考えております。
 また、可能な限り、効率的な議会運営に御協力いただきたいことから、一般質問の実施方法等について、御協議をお願いしたいと考えております。
 あわせまして、理事者より、6月臨時会及び6月定例会の際に議場へ入室する出席者については、特段の配慮を願いたいとの意向が示されておりますので、御報告いたします。
 
○久坂委員長  まず、議長発言を確認してよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認させていただきました。
    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
○久坂委員長  それでは、今、議長から発言のございました「(1)一般質問の実施方法について」でございます。
 まず、一般質問の実施方法について、昨年度の状況を説明させていただきます。
 昨年の6月定例会においては、会派については、1会派当たり1時間、無所属議員については、1人当たり30分を目途とすることとして実施いたしました。
 その後の9月定例会においては、1時間に一度換気のため休憩を入れ、それに合わせ配慮をいただくという方法で実施しております。
 12月定例会及び2月定例会においては、1人当たり1時間以内として実施いたしました。
 今6月定例会における一般質問の実施方法につきまして、御協議をお願いしたいと思っております。
 
○岡田委員  今、議長から、それから議運の委員長からも御説明がございましたけれども、新型コロナウイルス感染症に鑑みて、昨年度はこういうふうにやったという御報告はいただきました。
 ただですね、それはそれとしてもちろんありますし、今は政府のほうでも与野党が一致してウイルスの撲滅ということで頑張っておりまして、私もそこは頭が下がるところでございますけれども、鎌倉市議会では、今回改選ということがございましたので、一つ、そこは従来と違ったところがあるのかなという感じがします。
 それからもう一つはですね、これも1人が2時間、コロナのことでやっているというふうにはならないと私は思いますけれども、今日も私、知っている方にも言われたんですが、コロナのことについて質問されました。当時の、12時からやったときには、本当にあれは、いろんなところから苦情ががんがん入りまして、私もびっくりして市役所に来たんです。多分、皆さんも同じような体験をされたかと思うんですが、いまだにまだまだ続いています。当時と比べれば10分の1くらいになっていますけれども。
 そんなこともございますので、できましたら、2つの理由ですね。1つは改選期ということ。2つ目は、特に鎌倉の場合には、若干見間違いをしたんだろうと思いますけれども、お年寄りに、ゼロ時からということもあったので、そういう苦情もございますので、できましたら、2時間に一度戻してもらえたらありがたいと思っております。
 
○高野委員  まず、前提としてですけれども、昨年度の事例、それぞれのやり方、私も議会運営委員として前期も関わって、この結論と異なる意見を言ったこともありますけれども、ここに何か縛られるということでは全くないということが一つ。期が変わっておりますから。
 今、岡田委員からもありましたように、やはり新型コロナの対応を鎌倉市もワクチン接種を含めて行っている中で、空白という言い方が適切か分かりませんけれども、選挙があって、その間、前期と今期との間があって、今度の6月議会が本格的な議会になるわけですよね。そういう意味からも、やはり特段丁寧な議会運営が求められると考えます。
 したがって、私は前期もいた人間なので、そこのルールに引きつけて言うならば、一般質問の時間はきちんとルールどおり確保した上で、昨年の9月議会で行った、1時間に一度換気のための休憩を入れるということはきちんと堅持した上で、そういうコロナ対策にも配慮して。あとはそれぞれの議員が、コロナ対策も行っているという中で、議会運営に協力しながら、やはり質と量というのがありますからね、質問も。そういう形で、最初の議会から、決められたルールである一般質問の時間をいじるということではなくて、コロナ対応もちゃんと皆さんが1年以上やっているわけだから、配慮した上で、質問時間そのものについてはきちんと確保していくと。あとは個々の議員の良識と判断で、円滑な議会運営となるように協力してやっていくという形が望ましいと思います。
 
○竹田委員  先ほど議長から御説明があったように、今、鎌倉市においてそうなっているということで、そういう状況を鑑みて、新型コロナ対策を徹底する必要があるということでした。そのとおりだと私は思います。
 では、鎌倉市議会は徹底できていないのかと思ったときに、私は、昨年度、議会での取組は徹底できたと言えるほど、対策は取れたと思うんです。資料の中にもありますけれども、朝、しっかり検温してきてください、発熱者は欠席してください、入室の際は手を消毒してくださいということもありますが、マスクの着用、水差しも使わない、そして換気をする、サーキュレーターを入れる、そしてソーシャルディスタンスと。
 私は、議会としてこれほど徹底した対策を取っているというのは、これ以上の徹底はないほど取っていると思うんです。そういう1点があって、一方で、今、新しく期が替わったと、そして様々な問題が起きていると。
 結論からいえば、行政というのは日々動いているわけで、その中でいろんなことが起きている。6月議会でなければ、これは手後れになる。6月議会だからこそ一般質問で取り上げるべきことって、私はあると思うんです。ですから、次に回すということではなくて、適宜、その時期に即した質問ができるような、そういう状況を、私は議会として確保すべきだと思いますので、結論的には、前のとおり2時間確保する。そして、先ほど高野委員のおっしゃったように、しっかりと1時間の休憩の中で空気を入れ替えるということで、私はやっていっていいと思います。
 
○保坂委員  今回、6月定例会に臨むに当たって、一番大切なのは、コロナ対策、その配慮ということでは、1時間に一度換気をするということだと思っております。それが、議会としてできる一番大事な取り組み方だと思っていますので、基本的には、昨年の9月定例会の、1時間に一度換気のための休憩を入れ、それに合わせて配慮をするということで、そこの配慮ということについては、やっぱりそれぞれの議員の自主的な判断というところだと思いますけれども、1時間後に休憩を取れば、その後、続けてやるからいいよという考え方もあるんですけれども、その配慮については、やはり、しっかりと現在の状況を踏まえて、捉えていかなければいけないと思っております。
 確かにコロナ対策、コロナワクチン接種とかで、各議員のところにいろいろな苦情とか御批判とかあって、そういったことを受けて、議会にも臨んでいかなければいけないということはありますけれども、例えば、ほかの議員が既にした質問を繰り返すとか、そういうことは避けなければいけませんし、冗長にならないようにというところを心がけてやるということも含めて、配慮というところについては、ただ書いているだけではなくて、中身のこと、配慮の意味するところを踏まえた上で、臨むべきだと思います。
 ただ1時間以内とするという形で決めるのではなくて、1時間に一度の換気をする、それに合わせて配慮するということで、行ければいいのではないかなと思います。
 
○志田委員  先ほど議長からも御発言がございましたけれども、現在の状況と、議会はもちろん不要不急の外出には当たらないということだと思いますが、民間や行政側でもテレワークとか、そういうことをやっている。やはり、効率的な運営が求められていると思います。
 2時間の中で、時間を今は短くしてやっていますけれども、一般質問の質が落ちているなとは感じませんので、1時間以内でやって、効率的な運営をするべきだと思います。
 
○納所委員  1時間ごとの換気に合わせて配慮する、その配慮というのは実質どうなのかということが問われてくるかと思います。それを分かっているけど、2時間たっぷりやりますということではなくて、やっぱり1時間というのは、換気の時間を一つの目安として組み立てていくということがきちんと決まっていれば、混乱はないと思います。
 ある人は、2時間やる権利があるんだから冗長に質問するという場面も、この中で出てくる可能性があるということだと思いますので、私は1時間をめどとして、換気をする1時間をめどとするとしたほうがいいと思います。
 
○中里委員  そもそも、今回、コロナ感染の拡大防止対策を変更するのか、もしくは1時間がいいのか、2時間がいいのかというところが、ちょっと置いていかれているような気がするんですけれども。昨年、コロナ対策をこの委員会のほうでも検討されたことは拝見しているんですけれども、まず、コロナに対してまん延防止等重点措置という今の現状で、今やっているものが充足しているか、そこの検討も必要なのかなと思っています。
 結論としては、議会としての運営を考えますと、やはりしっかりと時間のところはコンパクトにやっていくべきだとは思っています。1時間がよろしいかと思います。
 
○出田委員  私は1時間、以前取られていた方法をそのまま継続という考えです。理由は3点ございますが、その前に、コロナの感染拡大防止ということで、2時間を1時間にして、それで対応を取ってきた。それで、現状、感染拡大が落ち着きつつあるという中で、これをまた2時間に戻すというのは、逆行している話ではないかなとこのタイミングでは思います。
 理由は3点です。1つ目、ウイルス感染拡大の点から、2つ目、質問回答の整理整頓の点から、3つ目、職員の実務時間確保の点から。この3つが、私の1時間にする理由です。
 
○久坂委員長  副委員長は中里委員と一緒でよろしいですか。
 
○前川副委員長  はい。
 
○久坂委員長  皆さん、御意見ありがとうございました。
 今、全ての委員から御意見を頂いたんですけれども、1時間をめどとする方が5名いらっしゃいまして、配慮をすべき、昨年の9月定例会と同じような運営をしながらということを含めて2時間ということをおっしゃった方が4名いるということで、意見のばらつきがあるんですけれども、いかがいたしましょうか。
 
○高野委員  前期も6月、9月、12月とやり方が違いますよね。相当な議論があったんです。私は率直に言って、12月議会のときの結論とは明確に違う意見を述べて、大体半々に分かれたんです。1人くらいの違いですよ。5対4とか、4対5とか。
 だから、2時間というのは、さっき中里委員からもありましたけれども、今コロナ禍の中で特例的な措置であって、2時間以内で一般質問を行うというルールには何も変更はないんです、一切。それで、別に2時間やらなきゃいけないわけでもないんです。だから、それは当然、状況下で配慮する必要はあるし、しかし一方で、私は議会というのは市民の声を代弁してきちんと、この間の臨時議会で私は、うちの会派自体が提案しましたから、臨時会の後に教育福祉常任委員会を開いて、審議できましたというのはよかったと思っているんですよ、一議員として。
 だから、時間をかけることが悪いことではなくて、やっぱり質と量はあるわけだけれども、さっき保坂委員が言ったような、そこまでのことは、私はさっきあえて言わなかったけれども、そういう点は配慮しながらも、最初の議会ですよ、改選期で。私は、質問時間自体はきちんと尊重した上で、その上で配慮しましょうという申合せでやれば十分ではないのか。昨年の9月議会もそれで十分配慮されたと思っていますから。期が替わっているので、あまり昨年の話ばかりを持ち出すのもどうかと思いますけれども、十分な質問時間は保障した上で、配慮していくと。もう1年間、コロナとみんな向き合ってやっているわけだから、そんなのは十分分かっているわけでしょう。
 あと多数決で機械的にというのは、最初の議会ですから、より丁寧な運営を求めたいなと思います。
 
○竹田委員  今回、コロナ対応の中で、効率的な質疑だとか、時間をコンパクトにするとか、これはちょっと別の話なんじゃないのかなって思うんです。質問自体の質を高めていくというのは誰もが気をつけていかなきゃならないし、だらだらといつまでも2時間たっぷりやることが、議会でのよい質疑とは思いません。それは、これからもずっと私たちが追い求めていかなければならない、効率的であること、質の向上を目指していくということはあると思うんですね。
 一方で、1時間で休憩を入れて、空気の入れ替えをしました。そうすると、1時間で区切られたAさんがやった後、Bさんがやるわけですよ。そして、Bさんが終わって、Cさんがやる。それを、例えばAさんがやって、休憩して、また同じAさんが引き続きやることが、コロナ対策という視点では何ら変わらないと私は思うんです。
 ですから、1回休憩を入れることによって、人が替わる、いや人が替わらないでつながっていくということは、コロナっていう視点で考えれば、別に何ら対策上は変わらないわけだから。私はいつまでもだらだらやるという部分に関しては、それは反省し、みんなで気をつけなきゃならないことだけれども、やはり1時間で切れない、どうしてもここで聞いておかなければならない、先ほども言いましたけれども、そういう時間をしっかりと保障していかないと、議会としての力と言ったら変ですけれども、二元代表制としての私たちに与えられた権限を非常に行使しにくくなると思います。ですので、私は、そこのところはコロナ対策という点でも何ら変わらないと、人が替わるだけであって、1時間で休憩を入れるということについては変わらないだろうと思うので、やっぱり1時間で切るのではなくて、十分に効率性ということに配慮しながら、それで1時間20分になる、あるいは1時間30分かもしれない。そこは、いや1時間30分は切ってくださいって、それは、私は強権的だなと思いますので、やっぱり保障したほうがいいんじゃないかなと思うところです。
 
○出田委員  昨年度6月、9月、12月、2月と、時間を2時間からちょっと短縮して、1時間とか30分とかという時間でやられていると思うんですけれども、それで何か問題が生じているわけでしょうか。
 
○竹田委員  やっぱり質問できない、前回、2月でしたっけ、私はもう1つやりたい予定であって、どうしても必要なものでしたけれども、議長のほうから時間ですから協力願いますということで、1つ質問項目をすることができなかったんです、実際ね。そういうように時間を切られることによって、何も2時間やりましょうと思っているわけではなくて、必要であるからこそ6月議会ではこれを聞きたい。これは9月でも行ける。これは12月に持ってきてもいいという、質問って緊急性があると思うんですよ。それにもかかわらず、時間で区切られたときに、それが質問できなくなるという結果が、正直私は個人的にはありました。
 ですから、やっぱり先ほども言いましたけれども、今じゃなきゃならない質問、既にそこで質問しておかなければ、行政はどんどん先に進んでいくわけですよ。行政の仕事は止まっていませんからね。だから、今ここで質問しておくことによって、結果を生かすことができるという場面がありますので、やっぱり1時間で切ることによって、デメリットとすれば、質問をすることができない項目が出てくるということです。
 
○保坂委員  先ほどの発言で、昨年の9月定例会のやり方を踏まえてということを申し上げた趣旨というのは、すごく簡単に言ってしまうと、ポイントとしては3つあって、今回、6月議会をどうするかということを話していますけれども、そのことは、これまで一般質問の時間は最大2時間ということでやってきたことを見直すわけではないということ。これが1つ目のポイント。
 2つ目は、1時間で打ち切るという運用はするべきではないということ。
 3つ目は、換気をすれば2時間枠でやってよいと捉えて臨むということではないという意味での配慮というところを、きちんと全員が共有化して臨むべきだと思っているという意味です。確かにあともうちょっと、1時間よりはみ出した部分、もっと続けたいんだ、続けなければいけないという方を打ち切るということはやるべきではないと思うんですけれども、そもそもの組み立てのときに、換気になります1時間を超えないようになるべく組み立てるというところも踏まえての配慮ということ。
 ただ1時間で打ち切るというような、制限時間1時間ということはよくないと思っているということで、その3点を踏まえると、昨年9月定例会での申合せのレベルになるのかなというふうに思っています。
 
○納所委員  配慮と言っているけれども、具体的な形にしなければ分かりづらい。配慮するっていうことは、1時間で収めるということ。それを明確化したほうがいいと思います。
 ただし、今、保坂委員がおっしゃったように、1時間を超えたら議長のほうから御協力をお願いしますと言って、切りのいいところまで少しはみ出るということは、容認される事例ではないかと思いますけれども、前提として、1時間をめどとして質問を組み立てるということが、配慮の具体的な形ではないかと思います。単に配慮と曖昧化して、配慮しているけれど2時間やるということでは、配慮にならないと思います。
 
○岡田委員  今、議論を聞いていると、硬直しているようなので。
 1時間をめどに配慮して、例えば10分くらい進むか分かりませんけれども、そこはその人の良識の範囲ということがあると思うんです。コロナも含めて、今までの流れも含めて、そういうことになれば、今、決を採れば、5対4くらいで決が採れてるかなと思っていますけれども、それでやるといかがなものかというようなことも出ていましたので、私としては、1時間をめどに、私は具体的に言っちゃうと、例えば10分くらいじゃないのかなと思ったりもするんですが、そこから抜けた場合には、そういう配慮も必要かなというふうに思っていまして、そこは今、融合できるかなと私は思うので、提案してみました。
 
○久坂委員長  暫時休憩いたします。
               (11時27分休憩   11時52分再開)
 
○久坂委員長  再開させていただきます。
 いろんな御意見を頂きましたけれども、一般質問の質問時間につきましては、新型コロナウイルス感染対策の観点において、1時間をめどとするということを確認させていただきます。よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 ここで、千議員について申し上げます。千議員につきましても、今、申し上げたように実施させていただきますが、さきの12月定例会及び2月定例会において、再質問の際、本会議再開の参集を行うための時間については、質問時間に含めないということが確認されておりますので、今6月定例会においても同様に扱うことでよいか、御協議をお願いしたいと思います。よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認させていただきました。
 暫時休憩いたします。
               (11時53分休憩   11時54分再開)
 
○久坂委員長  再開させていただきます。
    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
○久坂委員長  「(2)6月臨時会及び6月定例会における新型コロナウイルス感染拡大防止対策について」です。
 新型コロナウイルス感染拡大防止対策については、昨年12月18日開催の当委員会で確認した内容を議会先例としております。先例について、事務局から説明させます。
 
○事務局  新型コロナウイルス感染拡大防止対策に係る議会先例について、説明いたします。
 まず「(1)本会議」につきましては、アからコまで10項目ありますが、項目ごとに概要を説明いたします。
 まず「ア 体調管理について」ですが、入室する者は、検温するなど体調管理を徹底し、発熱の際は欠席することといたしました。
 次に「イ アルコール消毒について」ですが、入室の際は、手のアルコール消毒に心がけることとしました。
 次に「ウ マスクの着用について」ですが、マスクの着用に心がけ、マスクをしたままの発言を認めることとしました。
 次に「エ 水差しについて」ですが、発言席等への水差しの設置は行わないこととし、マイボトルでの飲み物の持込みを許可すること、また、市長、副市長、教育長、各部長等についても同様に持込みを許可することといたしました。
 次に「オ 換気について」ですが、換気のための休憩を適宜10分程度取ることとし、休憩中はサーキュレーターを設置しました。
 次に「カ 議席について」ですが、議席の間隔を1席ずつ空けることとし、それに伴い、マイクが設置されていない議席も生じたことから、常時、発言席を設け、議案質疑、討論等の発言は、発言席で実施することといたしました。なお、発言席に設置されているマイクは、発言者が変わるたびに事務局職員が清拭を行いました。そのほか、議席の間隔を空けたことにより、発言が聞き取りづらい席が生じたことから、議場内に補助のスピーカーを設置しました。
 次に「キ 理事者側出席者について」ですが、理事者側についても、席の間隔を1席ずつ空けることとし、常時入室するのは、市長、副市長、教育長、それから現在の職名で申し上げますと、共生共創部長、総務部長、教育文化財部長とすること、そのほかの部長は、一般質問においては、答弁が予定される部長のみ入室すること、議案上程、最終本会議においては、提案理由を行うなど関連する部長が入室することといたしました。
 次に「ク 一般質問の実施方法について」ですが、こちらは、各定例会における実施方法を記載したものでございす。
 次に「ケ 一般質問の準備期間等について」ですが、内容の確認等のために執行部とやり取りを行う際は、メールによる書面のやり取りや電話の活用を含め、3密とならないよう、かつ短時間となるよう感染拡大防止の対応を取ることとしました。
 次に「コ 一般質問以外の議事における換気について」ですが、1時間に一度程度、切りがよいところで、適宜、議長判断により換気のための休憩を取ることとしました。
 次に「(2)委員会」につきましても、アからコまで10項目、記載がございます。
 なお、「ア 体調管理について」「イ アルコール消毒について」「ウ マスクの着用について」「エ マイボトルによる飲み物の持ち込みについて」及び「オ 換気について」は、本会議と同じ趣旨ですので、説明を省略させていただきます。
 「カ 委員席について」ですが、1つの机に一委員が着席できる配置としました。
 次に「キ 理事者側出席者について」ですが、出席者を最小限とするよう、理事者側に依頼することとしました。
 次に「ク 報告事項等について」ですが、端的な質問を心がけ、会議時間の短縮を意識すること、報告事項は最小限とすることとしました。
 次に「ケ 議会運営委員会の開催場所について」ですが、それまで通常開催していた議会第1委員会室ではなく、ソーシャルディスタンスを保つため、議会全員協議会室としました。
 次に「コ 令和元年度鎌倉市一般会計歳入歳出決算等審査特別委員会の委員数について」ですが、9月定例会において設置する、当該特別委員会の委員数をそれまでの10名から8名としました。
 最後に「(3)傍聴」につきまして、令和2年9月定例会以降、ソーシャルディスタンスを取った状態として、本会議場については12席まで、議会全員協議会室については4席までと周知し、座席数を超える傍聴希望があったときは、議会ロビーのテレビでの中継配信を案内することとしました。また、入室時はマスクを着用し、発熱、体調不良時には傍聴を自粛いただくこと。また、傍聴希望者は入室前に検温し、37.5度未満の場合に入室可能としました。
 以上で説明を終わります。
 
○久坂委員長  ただいま説明がありました議会先例のうち、「(1)本会議 カ 議席について」に記載された内容につきまして、改めて確認いただきたい事項がございます。
 まず、演壇及び発言席のマイクの清拭については、昨年12月定例会までは、発言者が変わるたびに事務局職員が行っておりましたが、2月定例会からは、休憩の際に事務局職員が行うこととしておりますので、同様の扱いでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 
○納所委員  発言席というやり方なんですけれども、これ、いつまで続くのかということなんですね。といいますのは、本会議場の議席にマイクが設置されている場所と設置されていない場所があります。マイクを設置し直せば、各議席、1人につき1つのマイクがあるので、発言席の設置をする必要がなくなるわけです。議席で発言できますので。そうすれば、消毒等の手間も前日で済むという形なんですけれども。
 これは変更する、いわゆるマイクの設置を変更する計画はあるのか、ないのかを伺いたいと思います。
 
○久坂委員長  現段階において、いつの時期にやろうというのはございません。と申しますのも、昨年度、その話題がありましたけれども、やはり、このコロナの状況がいつまで続くか分からないというところで、それが立ち消えになっていたんですが、今、御発言がありましたこと、多分ですね、工事もそれなりの手間がかかるというのも、昨年度話した経過がありますので、ちょっとそれも預からせていただいてよろしいですか。それは、おっしゃっているのは、6月の運営からということですか。
 
○納所委員  6月に間に合わないのは、当然分かりますから、あれなんですけれども。
 例えば、補助スピーカーを後ろに置いていますよね。つまり、今、非常に本会議場内の音声が聞き取りにくいという状況があります。それで、マイクが設置されていると、そこにイヤホンをつけて補助的に使うことが可能なんですね。でも、それがない席があるということ。あと4列目というのは、マイクが一切設置されておりませんので、そのイヤホンという補助的な手段もなくて、議場内の聞き取りにくい音声でやり取りしなければならないということもあります。ですから、例えば、事務局として、本会議場のマイクの設置を変える計画があるかどうか。
 それと同時に、前回、高野委員もおっしゃっていましたけれども、番号標ですよね。いわゆる名前じゃなくて、番号標も今、仮に紙で用意してありますよね。それも暫定的なものなんですけれども、1年以上たつという中で、それを改善する気があるのか、ないのか。その計画によっては、この議会先例も変わってくるかと思いますので、いかがですか。
 
○久坂委員長  暫時休憩いたします。
               (12時02分休憩   12時04分再開)
 
○久坂委員長  再開させていただきます。
 入り口付近と併せて、議場内にも消毒用のアルコールを設置いたしますので、皆様におかれましては、手指消毒を徹底するようにお願いいたします。よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 次に、「(1)本会議 キ 理事者側出席者について」にありますとおり、一般質問においては、答弁が予定される部長のみ入室することから、質問者ごとに答弁者を入れ替えることになりますので、改めて御確認をお願いします。よろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 また、「キ 理事者側出席者について」に関連しまして、答弁が予定される部長を事前に把握するため、2月定例会と同様に、一般質問の発言通告書において、「担当部長」や「関連部長」と書いた後ろに括弧書きで、分かる範囲で部長名を記載していただきたいと考えております。よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 なお、通告後に作成いたします一般質問一覧表においては、括弧書きの部長名は記載しないことといたしたいと思います。よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 また、ただいま御確認いただきましたマイクの清拭について、及び「(1)本会議 ク 一般質問の実施方法について」以外の項目については、6月臨時会及び6月定例会においても、先例のとおり取り組むことを確認してよろしいいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認させていただきました。
  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
○久坂委員長  「(3)新型コロナウイルス感染者及び濃厚接触者が確認された場合について」です。
 新型コロナウイルス感染者及び濃厚接触者が会期中に確認された場合、感染者及び濃厚接触者の人数、確認された時期においても対応は異なることが想定されるため、そのときの状況に応じ議長が判断すること、また、当委員会が開催できる場合は、改めて御協議いただきますので、御承知おきください。よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認させていただきました。
    ――――――――― 〇―――――――――――――――――― 〇―――――――――
 
○久坂委員長  日程第2「その他」を議題といたします。
 まず、「(1)議会先例について(通称名の使用について、氏名の表記について)」です。事務局から説明をお願いします。
 
○事務局  5月25日開催の当委員会におきまして、「通称名の使用について」及び「氏名の表記について」、先例とすることが確認されました。本日、資料として先例案を配信してございますが、案のとおりとすることでよろしいか、御協議、御確認をお願いいたします。
 
○久坂委員長  よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認させていただきました。
  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
○久坂委員長  それでは、「(2)慣例・申し合わせ集の変更について」です。
 さきの2月定例会において議会基本条例が改正され、併せて「請願又は陳情の趣旨説明の実施に関する要綱」が制定されたことにより、請願または陳情の提出者が行う趣旨説明を、これまでのように委員会の休憩中ではなく、委員会の開会時間内に実施することとなりました。
 これに伴い、「慣例・申し合わせ集」に記載されている「請願・陳情」に関する項目において、変更が必要となる内容がありますので、御確認いただきます。
 内容について、事務局から説明させます。
 
○事務局  まず、変更がある箇所でございますけれども、3番につきましては、(1)の運営方法については、提出者等の発言を休憩中ではなく開会中に行うようになったことから現状とは一部異なること、また手続については実施要綱に定めたことから、削除しようとするものです。
 また、(2)のその他につきましては、番号や記号の振り方を行政文書に沿った表記に改めるとともに、今回「エ」と変更しようとする項目におきまして、削除・訂正・追加の方法を記載してございますが、会議規則の改正によりまして、請願書または陳情書に署名をした場合は、押印を省略できることになりましたので、ただし書として、「ただし、陳情書又は請願書に署名をして提出した場合は、自署により対応する。」という一文を追加しようとするものでございます。
 次に、4番につきまして御説明いたします。代理発言の取扱いについては、実施要綱に定めたことから、当該確認事項を削除しようとするものです。
 次に、5番は4番に繰り上げます。
 また、6番につきましては、5番に繰り上げますとともに、押印の必要性について、会議規則の改正内容を踏まえ、「自署ではない場合に」という文言を追加しようとするものです。
 次に、7番及び8番につきましては、番号を6番及び7番に繰り上げます。
 次に、9番につきましては、提出者等の陳述を委員会の開催時間内に行うことに向けた検討の方針を記載したものですが、さきの2月定例会から開催時間内に行うこととしているため、削除しようとするものです。
 次に、10番につきましては、同一内容の陳情が複数提出された場合の発言の取扱いについてですが、この確認事項と同趣旨の内容を実施要綱に定めていることから、削除しようとするものです。
 次に、11番、12番及び13番につきましては、9番と同様に、提出者等の陳述を委員会の開催時間内に行うことに向けた検討の方針を記載したものですが、さきの2月定例会から開催時間内に行うこととしているため、削除しようとするものです。
 以降、14番から20番までの項目につきましては、8番から14番までに順次、番号を繰り上げるものです。
 以上で説明を終わらせていただきます。
 
○久坂委員長  ただいまの説明のとおり、「慣例・申し合わせ集」を変更することで確認してよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認させていただきました。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
○久坂委員長  それでは、「(3)発言通告書の書式変更について」です。
 一般質問等に関する発言通告書について、押印欄を設けておりますが、さきの2月定例会において会議規則を改正し、請願書及び陳情書の押印について、本人が署名したときは押印を省略できる旨を定めた状況もありまして、本発言通告書についても、同様の取扱いとしたいと考えております。
 書式の変更案について、事務局から説明させます。
 
○事務局  発言通告書につきましては、現在、押印欄を設けています。こちらを、押印欄を削除するとともに、欄外に「議員名は自署、又は記名・押印とする。」旨を記載する変更を行うことを考えております。
 なお、発言通告書は、条例や規則等で定めた様式ではなく、任意の書式ですので、当委員会で御確認いただいた際は、速やかに書式の変更を行いたいと思います。
 
○久坂委員長  ただいまの説明のとおり、書式を変更することでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認させていただきました。
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○久坂委員長  それでは、「(4)次回委員会の開催について」でございます。
 6月9日(水)10時から、議会全員協議会室で行うことでよろしいでしょうか。
 予定案件につきましては、既にお伝えしておりますとおり、6月臨時会並びに定例会の議会運営についてでございます。よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認させていただきました。
 それでは、議会運営委員会を閉会させていただきます。
 以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   令和3年(2021年)6月2日

             議会運営委員長

                 委 員