令和 3年教育福祉常任委員会
5月25日協議会
○議事日程  
教育福祉常任委員会協議会会議録

〇日時
令和3年(2021年)5月25日(火) 14時45分開会 16時47分閉会(会議時間1時間51分)
〇場所
議会全員協議会室
〇出席委員
納所委員長、志田副委員長、後藤、藤本、竹田、前川、吉岡の各委員及び保坂議員、岡田議員
〇理事者側出席者
田中(良)健康福祉部長、尾高健康福祉部次長兼福祉総務課長兼新型コロナウイルスワクチン接種担当担当課長、濱本健康福祉部次長兼福祉事務所長兼障害福祉課長兼新型コロナウイルスワクチン接種担当担当課長、石黒市民健康課長兼新型コロナウイルスワクチン接種担当担当課長兼介護保険課長、菊池新型コロナウイルスワクチン接種担当担当課長、内田共生共創部次長兼新型コロナウイルスワクチン接種担当担当課長
〇議会事務局出席者
谷川議事調査課長、田中議事調査担当担当係長、武部担当書記
〇本日審査した案件
1 報告事項
(1)新型コロナウイルスワクチン接種について
    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
○納所委員長  ただいまから、教育福祉常任委員会協議会を開会いたします。
 会議録署名委員の指名を行います。
 委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。藤本あさこ委員にお願いいたします。
    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
○納所委員長  本日の審査日程の確認を行います。
 まず、本日の審査日程ですが、日程第1「新型コロナウイルスワクチン接種について」において、原局から報告の聴取を行いたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 はい、確認いたしました。
    ――――――――― 〇―――――――――――――――――― 〇―――――――――
 
○納所委員長  日程第1報告事項(1)「新型コロナウイルスワクチン接種について」を議題といたします。原局から報告を願います。
 
○菊池新型コロナウイルスワクチン接種担当担当課長  日程第1報告事項(1)新型コロナウイルスワクチン接種について、報告いたします。
 鎌倉市における65歳以上の新型コロナウイルスワクチン接種は、4月23日(金)から4月24日(土)にかけて医師会医師が各施設を巡回する方法により、市内9か所の特別養護老人ホームに入所している625人の高齢者の第1回目の接種を行いました。その後、5月14日(金)から5月15日(土)にかけて、第2回目の接種を終えたところです。
 施設入所以外の高齢者につきましては、5月16日から6月4日までの接種枠約12,600人分について、80歳以上の方を対象とした第1回目の予約をウェブ、LINE、電話により5月10日(月)に開始しました。
 5月16日(日)には、御成小学校、鶴岡八幡宮研修道場、鎌倉武道館、三菱電機大船体育館の4会場にて80歳以上の高齢者の接種を開始しました。
 集団接種会場では、医療機関が休診の水曜日と土曜日の午後、木曜日と日曜日の午前・午後で接種を行うほか、湘南記念病院では月曜日から金曜日にかけて毎日接種を行います。
 湘南記念病院以外の会場については、水曜日は鎌倉武道館、三菱電機大船体育館、福祉センター、腰越なごやかセンターの4か所で、木曜日は鎌倉武道館、三菱電機大船体育館、鶴岡八幡宮研修道場、福祉センター、腰越なごやかセンターの5か所で、土曜日は鎌倉武道館、三菱電機大船体育館、御成小学校、腰越小学校の4か所で、日曜日は、鎌倉武道館、三菱電機大船体育館、鶴岡八幡宮研修道場、御成小学校、腰越小学校の5か所で実施いたします。
 5月17日(月)には、5月20日から6月5日までの接種枠約8,000人分について、65歳以上の方を対象とした予約を、ウェブ、LINE、電話により行いました。
 この予約に際しましては、約2,000人分を0時からウェブとLINEで、残りの約6,000人分は朝9時からウェブ、LINEのほか電話でも予約を行いましたが、この情報のお知らせが、ウェブ予約の「重要なお知らせ」だけの発表としたため、周知不足で混乱を招き、市民の皆様に大きな御迷惑をおかけしてしまいましたことをおわび申し上げます。大変申し訳ありませんでした。
 5月16日の集団接種開始以降、既に第1回目の接種を終えられた高齢者は、5月22日(土)までの1週間の数字になりますが、5,994人で、これは、65歳以上の高齢者の約10.8%になります。
 今後の高齢者接種の予定につきましては、5月10日と5月17日の2回の予約で受け付けた約2万人の方々の第2回目の接種が6月26日までに終了する予定で、これにより約36%の高齢者の皆さんが2回の接種を終える予定です。
 次回の6月17日の予約枠は、約2万5000人分を予定しており、これで65歳以上の高齢者の接種希望者として想定している約8割の方々の受付が終わります。
 この2万5000人の方々は、7月末までに2回の接種を終えるようスケジュールを組んでまいります。本市としては、7月末までに65歳以上の高齢者の約8割が2回の接種を終えるよう取り組んでまいります。
 これまでの2回の予約受付の中で、電話がつながらない、ウェブが途中で切れてしまう等の様々な声をお寄せいただきました。
 次回、6月17日の予約受付に際しては、システムの仕様上、対応が難しいものもありますが、特に電話がつながらないということにつきましては、回線を増設し、つながりやすくなるよう対応に努めるほかにも、電話予約の減につながるような対応策について検討しているところです。
 また、今回の予防接種における集団接種会場は、駅から距離がある会場や駐車場がない会場が多いという状況があったことから、徒歩や公共交通機関の利用が難しい方などが接種を控えることのないように、タクシー利用券をお送りしました。
 事前にタクシー会社との調整や、関係機関等の協力によるタクシー乗降場所の確保、警備員の配置などを行い、接種初日となった5月16日(日)は、全体で3割弱の方にタクシーを利用いただいたところです。
 なお、65歳未満の市民のワクチン接種につきましては、現段階では調整中であり、準備が整い次第、接種券の送付時期や接種場所等について、改めてお知らせいたします。
 ワクチン接種については、実施することによって見えてきた課題を十分精査しながら、引き続き市民の皆様が安心して接種を受けることができるよう取り組んでまいります。
 以上で報告を終わります。
 
○納所委員長  ただいまの報告に御質疑はありませんか。
 
○吉岡委員  報告ありがとうございます。議会のほうも選挙もありまして、かなり空白になっておりますので、情報が入ってきていないという面があります。ですから、その辺はきちっと情報を議会にも伝えていくという努力は、委員会がまだはっきりしていませんでしたけれども、それは、まずお願いしたいと思います。今、お話伺いますと、やはり市民の方から、何しろいろんなお問合せ、それは私どもだけではなく、多分各議員さんにも来ていると思うんですけど、一番多かったのは、何しろ電話がつながらないということと、あと、さっきも言いました17日の件では、0時からのウェブの問題では不公平ではないかということから、様々な御意見・御要望というんですか、ございました。今、いろいろ伺いますと、やっぱり一番のポイントとしては、接種を希望する方が本当にきちっと受けられる体制がどうなのかというところで、一番それが気にかかるところでして、今見えてきた課題とおっしゃるんですけど、少なくとも今度6月17日だとおっしゃるので、やはりそれまでにきちっとした対応とか、そういうのが本当にできるのかどうか。今伺ったところによりますと、それだけの接種量はもう必ず来るということで見込んではっきりしていらっしゃるということでよろしいんですか。
 
○菊池新型コロナウイルスワクチン接種担当担当課長  これからワクチンが5月29日には21箱、これについては2万4570人分です。6月第2週、第3週の間に23箱、こちらは2万6910人分。6月の第4週から第5週にかけまして23箱、こちらは2万6910人分なんです。一応、4月17日からワクチンが届いたところですが、総計しまして10万8420人分のワクチンが来るというところはもう決まっておりますので、そうしますと、こちら2回分接種しますので、大体5万4000人の高齢者全員分のワクチンは確保できたというところです。
 
○吉岡委員  今までいろんな問題点があったということは、やはり検証していただきたいし、見えてきた課題ということに対しては、これから検証されるんですか。要するに、今検証しているとおっしゃるんですけれども、電話がつながらない。それから、あとウェブでの関係もございますけれども、やはり高齢者の方たちは一番御心配、今スケジュール的にはワクチンが接種できる体制はできるんだと、確保できるんだということも伺ったんですけれども、それと同時に接種したくてもいろんなツールや、それから電話かける方も、例えばお耳が遠くてなかなか電話でもできないとか、ウェブでもできないというような方たちに対するもう少し寄り添った対応というのは、どうなのかということ、その辺では今、課題の中で幾つかありますけど、一番の大きな課題はちゃんと量的にどうなのかですよね。そこら辺はクリアと、もうちょっと後で伺いますけど、その寄り添った対応というんですか。私、5月10日と、それから5月17日両方ともちょっと自分でできないという方の、窓口に来てやったりしたんですけれども、そういう方たちに対してはやはり寄り添った対応というんでしょうか、そこら辺はどう考えていらっしゃるんでしょうか。
 
○尾高健康福祉部次長  電話で非常に予想外といいますか、通常より多いアクセスをしていただいて、なかなかつながらないというところは本当に御迷惑をおかけして申し訳ございません。ただ、全国的に回線等絞られている中では、私どものほうの回線を増やしてもなかなか限界があるんですけれども、次の予約時には回線数を増やさせていただく予定でいます。最大限取れるようにというところで予約センターのほうでも、今、回線の確保、人員の確保ということを行っております。ただ、恐らく、それでもつながらないことが多々考えられると思いますので、今、いろいろそれ以外の手段でというのを考えさせていただきます。5月10日、5月17日もそうだったんですけれども、操作のサポートをさせていただく、ほんの小さな窓口だったかもしれないんですが、市民健康課の近くの窓口を開かせていただいて、やはりできないという方は市役所のほうにいらっしゃった方がいたので、そこのところはサポートをさせていただく。それ以外の部分も、もちろん多々あるんですけれども、頂いている課題につきまして、一つずつ、もう検討、今、検証というよりは頂いたものに対して対応していくということで進めております。
 
○吉岡委員  私もたまたまあの場所に行って、何かサポートしているらしいというのを見たんですけれども、皆さん、御存じないですよね。だから、ほとんどあのときは1人、2人ぐらいしかいなかった。5月17日の日はもう口コミで分かったのか、並んでいらっしゃいましたけど。やはりやりたくても、いろいろな面でお困りの方がいらっしゃるということでは、それでしかも電話はつながらないという、市役所に電話しても、また電話がなかなかつながらない。そういう点でやっぱりちょっと寄り添った対応は、お助け隊みたいな、大事かなと思うものですから、私も何人かの方から、じゃあ私のスマホ使ってやってもいいよということでやっているんですけれども、やはりそういうお助け隊というんですかね、それはきちっとしてあげたほうがいいかなと改めて思うんです。せっかく窓口つくっていただいても、多分ほとんど知らないんじゃないかなと、宣伝していないですよね。
 
○尾高健康福祉部次長  宣伝はしておりませんでした。何でかと言いますと、恐らく宣伝をしてしまうと、長蛇の列ができてなかなか、一方では、密になるというところでコロナウイルスに対しての対応というところでは少し逆効果のところが出てしまいますので、お知らせはしていなかったんですが、やはりお困りの方がいらっしゃいますので、それには対応したいという気持ちを込めまして対応させていただきました。なるべくこちらから出向いてでも私どもにいらっしゃってでもそうなんですけれども、窓口で受け付けるというところはもう本当に検討しているんですが、何か所かの市でやったところ、朝の、本当に4時から並ばれて、逆に密になってという状況の中、打ち切った市もあります。ワクチンの量がだんだん確定してきましたので、いろいろな手法をそれを前提として、これからやっていくこともできると思います。当初やったときよりは、まずは根幹のワクチンと会場の確保というところではできましたので、そのところから、さらに御指摘いただいているようなところを少しでも改善できるように、非常に短期間ですので、どこまでというところは何とも申し上げられないんですけれども、1つでも市民の皆様に予約を取っていただいて接種していただくと、希望者の方は接種できるというような環境を少しずつでも進めてつくっていきたいというふうに思っています。
 
○吉岡委員  大変お忙しくて大変だとは思うんですけれども、やはりいろんな面での情報が伝わっていかないと、ますます混乱すると思うんですね。今すごく大事な情報としては、やはり大体65歳以上の高齢者の8割を目標とされているということで、そうすると大体今、5万4000人から5万5000人ぐらいですかね、高齢者の方たちが。そうすると、やっぱり4万5000人ぐらいを対象に大体されるのかなと。そうすると、大体それに見合ってできるんだよということになりますと、きちっと予約が、仮予約でもどんどん取れていけるようにしていくということの、それがすごく大事かなと。見通しがちゃんと持てれば、大丈夫だと思うんですけれども、やはりその辺を、例えば6月17日からとなっていますけれども、もっと前倒しに今の段階で接種の、いわゆるワクチンが入るということが分かっているんだとすれば、きちっと前倒しでもうちょっと予約の日程を取っていくということはできないんですか。例えば、6月17日となっていますけれども、もう少しその前から、やはり始め、5月10日でやった80歳以上の方がすぐ駄目になっちゃって受けられなかった。5月17日はもう65歳以上になっちゃったのでもっと駄目になっちゃったと。だから、やっぱりそこをもう少し前倒しで。今、大体、接種会場とか、そういう体制は取れてきているということで理解していいわけですね。要するに、いわゆる医者の方やいろんなのも含めて、それはそういうことでよろしいんですね。
 
○菊池新型コロナウイルスワクチン接種担当担当課長  もう7月末までぐらいの各接種会場、後は接種日等はですね、そこに十分な医療従事者は医師会のほうで準備していただけるという、そういうことになっております。また、それに伴いまして、会場運営する従事者、そちらは市の職員、後は会計年度任用職員、後は委託の方とか、そういう方たちを動員しましてやっていくような形はもう整えております。
 
○吉岡委員  一番気がかりというか、受けたい方でこういうんだったら受けられるよというきちっと見通しが持てれば、もちろん早く受けたいという方がいらっしゃるにしても、いつまでに大体終わるんだよということになれば、少し落ち着いてできるのかな。その見通し、ですから17日からというんじゃ、あと1か月後でしたからね、17日というとね。ですから、もう少し前倒しでその接種予約というのはできないものなんですか。なぜ、1か月、要するに6月17日じゃないとできないのか。ちょっとそこがよく分からないんです。
 
○尾高健康福祉部次長  まず、皆様にお知らせしたゴールデンウイークにお出しした臨時号の「広報かまくら」、あれを作成する時点で確保というか、確約されていたワクチンが約2万人ちょっとの分でありました。やはりそこを目いっぱい何とか出していこうというふうに考えまして、会場も早急に決めさせていただいた中で、特に緊急で、すぐに受けたいというのが国の調査等ですと、80歳以上で60%程度いるというようなことを基に、2万本ちょっとのものを、1万2600を80歳以上の枠にさせていただいて、残りというのは申し訳ないんですが、もちろん80歳以上の方もっといらっしゃって、2万1000人ぐらいいらっしゃるんですけれども、残った8,000を65歳から79歳の方の分として、もちろん80歳も同じ枠になりますので、65歳以上ということで募集をかけさせていただきました。その後、順次ワクチンのほうの配送日等が決まってまいりましたので、若干前倒しをさせていただく中で、かつ混乱を起こさない方法をやらないといけないなと思っています。まだまだ80歳以上の方で予約を取られたいというような方がいらっしゃいますので、何かそこで、もうその方たちに直接何か動きをして予約を取っていただくような方法を今、鋭意検討といいますか、ちょっと作業も含めて進めてまいっております。あまり大きくドンというお話ではないんですが、まずは80歳以上の方が一番、このネット予約というのに非常に、重荷に感じられています。その中で電話もつながらないということで、多くのいろいろ、紙によってやってほしいとかも非常に強い要望で私どものほうに入っております。その辺のところに対応できるように今、鋭意、ワクチンももともと先ほど申しました枠しかないんですけれども、それを早めに前倒しをして、この後に使う予定の分も含めて前に倒して対応していけるように今、ちょっと混乱ないようにというところを含めて対応していきたいというふうに思っています。なので、ちょっとそれより、6月17日より前に対応しようというふうに考えているんですけれども、大きくやってしまいますと、また混乱になりますので、80歳以上の方に、私どもと80歳以上の方で一対一というのもおかしいですけれども、対応できるような方法を今、鋭意検討中です。
 
○吉岡委員  ちょっともう少し整理させていただくと、要するに今は17日からは65歳以上ということで枠を広げていますが、改めて例えば今、6月17日は65歳以上ということでやっていますよね。例えば前倒しするというのは、今80歳以上の方でも希望どおりになっていないので、そこを優先的にやるというような、そういう趣旨でしょうか。いろんな御意見がありまして、年齢が高くなくてもいろんな疾患やいろんなことがあって、やはり幾ら若くても受けたいという方もいらっしゃるし、それは何とも私も言い難いんですが、今のお考えですと、最初80歳以上ということで募集をしたと、それを6月17日はもう65歳以上なんだけれども、前倒しでやるとしたら、80歳以上の方をということで改めてやっていく方向を検討しているというようなことでよろしいんでしょうか。
 
○尾高健康福祉部次長  予約のときの5月10日及び5月17日の動きといいますか、その辺を確認していきますと、やはり80歳以上のときは約3日弱ネットでも残数が残っていました。これはそこに本当にデジタルに対する、ほぼ使われていない方が多くて、電話で続いて、もしくは家族の方に御協力いただいてとか、知り合いの方に御協力いただいて予約をしているうちに約3日で12,600の枠がなくなったというような状況です。プラス今度17日、もちろん8,000の枠しかないんですが、2,000と6,000で分けてしまったため、また御迷惑をおかけしたんですけれども、やはりどちらの時間帯でも約十数分でなくなっています。かなりデジタルで予約を取られる方の数に大きな差が出ていて、ほとんどの方がやはり80歳未満の方が予約を取れているというような結果を、私どもでも確認をしております。なので、やはり本当に80歳以上の方で受けたい方を、まずは優先をさせていただきたい。その理由としましては、やはり高齢の方ほど重症化する可能性が高いということで、まずは高齢者の施設からやらせていただいていますけれども、それプラス、市民の方も高齢の方で、かつ結果からしますと、一番デジタルでは取りにくい世代と言われている世代を何とかきちっと予約を取れるようにしていきたいというふうに考えております。
 
○吉岡委員  ということは、私なんかはちょっとある程度接種量が分かっているならば、予約を早めにやればということはずっと思っているんですけれども、そうするとその予約を早めにやるにしても、80歳以上ということを一つ限定しながらやっていく方向を今、検討されていると。そうすると6月の初めぐらいにはある程度できるというようなことで、何しろ結構長いですからね。ある程度今、分かっているならば、それをやはり体制取っていただいて、本当に確約というか、見通しを持ってもらいたいなと思うんですけどね。ワクチンが来るということでしたからね。じゃあ、6月初め頃ということで大体いいんですか。
 
○尾高健康福祉部次長  先ほどとちょっと重ねた答弁になりますけれども、混乱なきようにやらせていただきますので、やはり年代別に順番に対応をさせていただきたいと思います。ただ、それが6月からというよりは、それより早く対応を始めさせていただきたいということで今準備と、あと体制を整えるというところを行っております。なので、6月までお待たせしない中でスタートはできるんですが、やはり最後6月15日辺りまでが本来の予約の形のものになりますので、それまでの間には、取れなかったと言われている80歳以上の方が基本的には取れるという状態でそれぞれの方に取れる状況を御提供させていただきたいと。あまり一遍にやってしまいますと、また混乱していきますので、期間を取りながら順次やらせていただきたいというような考え方に基づいたやり方をさせていただきたいと思っております。
 
○吉岡委員  何となく分かりましたよ。だから、要するに、6月17日以前に、いわゆる予約は年齢は別としてやるよということを、今、やっているよということで理解して、前倒しというんですかね。予約受付をやるということで理解してよろしいわけですね、改めて何回も確認しちゃいますけど。
 
○尾高健康福祉部次長  全く同じ手法でやるんでは意味がないというふうに考えています。手法を変えて年齢の高い層から何らかの形でそれぞれの方に予約が取れるようなことをやっていくということでございます。
 
○吉岡委員  分かりました。それで、やはり体制の問題では、今、職員の、何かまた勤務の体制が変わったみたい、5月24日付で変わったと言うんですけど、その辺はコロナの問題だけではないので、果たしてその辺は介護保険とか、いろんなのと加えて兼務するみたいになっているんですけど、その辺は市の全体の体制の中では、やっぱりコロナの関係でいきますと、介護保険の担当とか、いろんなのも非常に大事な課題でして、実際に介護の関係でもクラスターが発生したりしていますし、やはりそういう点では非常に大事な部署との関係で兼務で、本当に大丈夫なのかということはちょっと感じたので、全体として、その辺はいかがなんですか。
 
○田中(良)健康福祉部長  今の吉岡委員の御指摘ですが、やはり今回のコロナワクチンの接種については、全庁を挙げて取り組んでいくという、我々、市役所としての方針といいますか、そういうことで全庁的に、まず対応していきたいと。その中で、当初1月25日に特命担当を設置して始めてまいりましたけれども、やっていく中でやはりいろいろとるる答弁させていただいたようにいろんな課題が見えてきている。そういう中で体制としてもそれなりの、やはり体制をきちんと取っていく必要が、コロナのほうは、まずあるなということが一つあります。それと、今御指摘がありましたけれども、当然介護だったり、ほかの福祉施策、こちらも非常に大事なところではございます。その辺も十分に体制が取れる。兼務ではありますけれども、しっかりと事務が滞りなく進めるように我々としてはやっていく所存です。ただ、そうは言っても、やはりこのコロナ禍で従来やるべき事業で少し先送りできるもの、そういったものにつきましては十分こちらでも検討させていただいて、全体的に事務に遅れが出ないようにしっかりとマネジメントしながら取り組んでいくというふうに考えているところでございます。
 
○吉岡委員  今までもいろいろな面で大変だったと思うんですよ。介護従事者のところとか、そういうのを調査してほしいとか、いろいろ言ってまいりましたけれども、かなり大変な思いをされて、具体的なところでの対応が個別にはなかなか取り切れないというのもちょっと思っていましたので、どうなんだろうということで。それと、今、7月末ぐらいまでに全ての65歳以上の方については完了するということでございますけれども、そうすると体制としてはいつまでこの兼務をやるということなんですか。7月までなんですか。それとも、ずっとなんですか。ちょっとそうなると、なかなか大変なことだと思いますので、やはりそこは全体としての、コロナに関連しては、もちろんありますけれども、全体としてはやっぱり兼務のままで大丈夫なのかという点では、いつまでそれをやろうとするのかね。突然決まったというか、5月24日付となっていたもので、びっくりしちゃったんですけど、その辺はいつまでどうするつもりなんですか。
 
○尾高健康福祉部次長  本当に新たな課題がたくさん出てくる中、特に会場運営の部分とか、ワクチンを本当に余らせないという部分では非常に人工のかかる部分、いろいろな方にお助けいただいて会場運営しておりますけれども、うちのほうの担当職員にも非常に負担がかかっております。そこのところは大きく認識しています。ただ、やはりここまで積み上げてきたノウハウというのは非常に貴重な人材で、これを引き継いでいくという体制を組みながら、全庁対応という形にさせて、順次そういう形にしたいと思います。ほかの部の職員も会場運営、かなり応援を出していただいています。また、それ以外に今回のこの予約に関してのところでも、電話対応を他の部の者にたくさん対応していただいています。全庁対応で引き継いでいくという姿勢は私どもからもお願いをしていますし、市長のほうからもそのような、そういう事業なんだということを職員のほうには伝えていっております。なので、一部の私どもの職員だけにずっと負担がかかっていくという体制をずっと続けるということではないんですけれども、もうしばらくそのノウハウを伝承、指揮しながら、基本的にはこれ、2月までに若年者までのワクチン接種を終えるというのが、今のところの国の方針でございますので、それに向かって進めていくということでございます。
 
○納所委員長  吉岡委員に申し上げます。
 
○吉岡委員  分かっています。
 
○納所委員長  よろしいですか。
 
○吉岡委員  その辺は体制の問題は非常に大事なことなので、やっぱりきちっとしていただきたいと思いますし、働く皆さんが体を壊されてもいけませんし、そこはお願いしたいと思います。それと、要望の中には、これは集団接種会場だけでできればいいわけですけど、例えば受けたくてもいろいろな、例えば自宅でお過ごしの方とかいらっしゃったりするわけで、例えば個別接種とか、それから医療機関でのそういう問題とかありますけれども、その辺は今、集団接種会場に来ていただくという形での、もちろん施設の方たちは優先的にやられたということなんですけど、いわゆる自宅で行かれないような方たちに対する、それから医療機関との対応とか、そういうところはどのように考えていらっしゃるんでしょうか。
 
○菊池新型コロナウイルスワクチン接種担当担当課長  在宅の方とか、あとは長期入院されている方とか、そういう方たちというのは、やはり集団接種会場のところには来られないという部分があります。その方たちについては、今、医師会と、どういうふうに在宅の方に対応していくのか。または、長期入院の方にどういうふうに対応していくのかというところを協議しまして、できれば早くそういう方たちも接種できるような体制に持っていきたいと今は考えております。
 
○納所委員長  吉岡委員に申し上げます。30分たっておりますので、よろしくお願いします。
 
○吉岡委員  もう終わります。すみません、それでは、具体的に、やはりそういう個別のことも含めまして寄り添った対応ができるように、それとあと、いろんな御不安があるわけですよね、接種した後のこととかね。その辺も情報をきちっといろんな形で今受けた方たちの情報とか、そういうのを含めてやっぱりオープンにしていただきたいと思うんですけど、その辺はいかがですか。
 
○尾高健康福祉部次長  今、5月22日までに約6,000人ですけれども、その翌日に2,302人ほど打っていました。8,000を超える人数になっております。神奈川県内でもかなりの接種、高い割合だというふうに自負をしております。いろいろ皆様に御指摘いただいているところはあるんですけれども、そういう多くの方が早めに打っていただいている状況の中で、いろいろ副反応というのが他市より早く把握できてくるんだろうというふうに思います。ただ、現状を申し上げますと、8,000人受けた中で完全に副反応と言われるような副反応は実は発生しておりません。ちょっと緊張されて血圧が上がってとかいうところの方はいらっしゃいましたけれども、それは副反応ではないということでしたので、そのような状況の中で2回目を接種されると特に副反応が強く出る方がいると。若年層の方のほうがより出るというような傾向があるようですので、その辺のところは実際に出た副反応、ほかにもう海外等で紹介されている副反応も含めまして、積極的に周知及び対応してまいりたいというふうに思っています。
 
○竹田委員  今、吉岡委員のほうからるる、いろいろ質問され、私が一番聞きたかった今後80歳以上の方々をどうするのかというところは一定の御回答を頂いたのでほっとするところなんですけれども、ちょっとやっぱり遡って、この市の対応がどうだったのかということを伺いたいんですけどね。そもそも先ほど全部で8割を目指すと。最終的には80%の人が接種を目指しますよということで、じゃあ5月10日からの80歳以上の方については、目途として何%と目安を持っていらっしゃったんでしょうか。5月10日から5月16日までの80歳以上の方々の予約の割合は、どのくらいというふうに目安を持っていらしたんですか。
 
○尾高健康福祉部次長  先ほどちょっと答弁させていただいた中で、すぐに受けたいという高齢者の方は6割相当というふうに考えていました。国等のいろいろな事前のアンケートとか、だんだんこのワクチンを受けたいという気持ちが国民の中で上がってきていることは事実で、6割が最終的にその時点で正しかったかどうか分からないんですが、基本的にすぐに受けたいという方が6割ということで、そういうような統計を受けています。まず、このすぐにというのが1か月以内なのか、2か月以内なのかというところの議論もあるかとは思うんですが、その2万1000人の6割相当で1万2600人という数字で80歳以上の予約の状況を見ますと、もちろん先ほど申し上げたデジタルに不得意なところはあるとはいえ、約3日程度の予約、結構都合が悪くキャンセルして、また違う日を取ったりとかいうような環境はデジタルの部分では提供させていただけたんだというふうに考えています。
 
○竹田委員  すみません、私、やっぱり80歳以上の方から非常にお叱りの電話、それからメールをたくさん頂きましたよ。高齢者優先は何なんですかと。5月10日から80歳以上、しかしながらそこで80歳が終わっていないにもかかわらず、5月17日から65歳以上になった。もうそれからは取れないと。本当に80歳以上の方々は、もう強い焦燥感持っていましたよ。私、非常によく分かります、その気持ち。で、私、このメールを頂いてから担当に聞きましたよ。80歳以上70%目途としていたと聞きました。じゃあ、70パーセントを大体目安としていたならば、1万2600ですか、いっぱいになっちゃったということは、まだ目途としている数に到達していないのにもかかわらず、5月17日から65歳以上に突入していったというわけじゃないですか。実際、そうですよね。結局65歳以上だから物すごい勢いで、電話からLINEからウェブ、その予約が入っていた。とうとう全く取れない状態になっていっちゃったわけですよ。そういう中に、やっぱり80歳以上の人は本当に焦りを感じたんだと思いますね。先ほど、鎌倉市は接種率というか、高い割合なんですよとおっしゃるけど、そういう問題ではなくて、鎌倉市内の中で比較の問題ですから、そういう80歳以上の人が焦りを感じるような、そういう、もうここで終わりましたような、打ち切るような接種の予約の取り方はどうだったのかなというのは私は一定疑問に残りました。で、6月17日から、またフリーでスタートするのかなと、非常に心配なのでちょっと担当のほうにも聞きましたけど、じゃあどのくらいの80歳の人が5月17日から予約が取れたのかは分かりますかと聞いたら、分からないと。つまり、今、どれだけの80歳以上の人が予約を取りたいんだけれども、取れていないということが数値として分からないというお話でしたよ。そうすると、先ほどの6月を待たずに取れなかった80歳以上の人に取れるようにしたいと。そこのところもちょっとやっぱり不安になってきます。じゃあ、どれだけの人が予約できたらば、80歳以上の人は、これで接種したいという人か全て終わったと判断するのか。1万2600人は把握できていても、5月17日から65歳以上になったときに80歳以上の人がどれだけ入り込んでいるのか、その中に含まれているのかが分からなければ、実際にまだ打てていない80歳の数が分からないわけですよ。その辺りは、どうやって把握されるんですか。
 
○尾高健康福祉部次長  申し訳ございません。委員のほうで担当のほうに聞いたということなんですけれども、実際に予約の取れていない80歳以上の方は名前、住所等も含め、私どものほうで把握はできております。約8,700名というふうに把握しております。なので、その方たちに対して何ができるかというところで、今、対応を検討させていただいております。イコール、その枠を全員分を御用意する形で、もちろん受けたくないとおっしゃる方も、実はいらっしゃいますので、そこはもう枠を用意しながら順次進めていきたいというふうに考えております。
 
○竹田委員  私の質問と違いました。つまり高齢者約5万4000人と、80歳以上は約2万人で、80歳以上の方で5月10日から先行予約ができた人は1万2600人ですよね。今8,700人というのは、それを引き算した数じゃないですか。私が聞いているのはそうではなくて、受けたいんだけれども、予約が取れなかった人が何人いるんですかということを把握できていますかという話です。
 
○尾高健康福祉部次長  何名と言われますと、正確に把握しているものではありません。であるからこそ、80歳以上の方が6月17日を迎えなくても全員が受けられる、ちょっと場所等限定されてしまうとあれですが、枠を用意しながら別の方法を考えさせていただくということしか、どなたが受けたくてどなたが受けたくないというのは、声としては聞こえてくる部分はもちろんございます。ただ、実際に総和が何名なのかというのは申し訳ないですが、そこまでは把握はしておりません。
 
○竹田委員  そうすると、最終的にこれで80歳以上の希望者がこれでしっかりとみんな、希望しない人は別ですよ、希望した人が全員これは予約が取れたという判断はどんな感じで行われますか。
 
○尾高健康福祉部次長  基本的に、まずはその6月15日ぐらいまでの間でどれぐらいの方が取っていただけるかというところにもかかっているかとは思うんですけれども、少なくともそれ以降も含めて、6月17日から始まるものに関しては、全体での8割相当の2万5000人が2回受けられる分の会場とワクチンを確保させていただいておりますので、さらにそれを超えるものというふうにいいますと、もう8月になってしまいます。ここはワクチン量も含めて、やはり物理的な限界というのはありますけれども、ただ全員が受けられるものは国等も保障しているわけですから、そこの時期のずれることはあるかもしれませんけれども、そこはもうワクチンの量との対比というところになってしまいますので、基本的には鎌倉市としてはもし5万4000人とか、全員の方が受けたいということであれば、それが打てるような形でワクチンを確保してまいりますし、場所も確保していくというふうには考えております。
 
○竹田委員  いや、私、そういうことを言っているんじゃないんですよ。そうじゃなくて、だから私も65歳以上で夜中の12時からLINEでやりましたよ。それは後にしますが、話としてはね。朝から電話かけても何十回かけても取れなかった。それで、最終的に枠は終わりましたという。LINEで言えば、コロナ情報のところを偶然開けたら出てきたんですよ、あの表示の仕方もちょっとおかしいと思いましたけれどもね。要は、私が言いたいのは最終的に7月中に65歳以上は全部と、それは分かりました。そうではなくて、80歳以上の人は一日も早く予約を取りたいというところで、先ほど来、吉岡委員が言ってくださったように、先行してやっていただくことになったわけじゃないですか。6月17日以前に少なくとも65歳以上の65歳から79歳までの人がダーッと入ってくる前に、80歳以上の人を何とか確保、予約できるようにするという話なわけですよ、先ほど来。だから、65歳が入ってくる前にちゃんとここで80歳以上の人、予約完了だなというニュアンスはどう取るんですかということなんです。つまり、枠を設定しちゃうと、これだけの枠ということで設定しちゃうと、いずれもう予約完了ですよ、本日の予約は終わりましたという話になってきちゃうから、そういう形は少なくとも取らないということでよろしいですねということを聞いています。
 
○納所委員長  結局6月17日以前の80歳までの先行予約は、どういう形態で何人ぐらいを想定しているという枠は決まっているんですか。
 
○尾高健康福祉部次長  先ほどちらっとお答えした中で、市対市民が1対1でやり取りができるようにはしたいというふうに考えています。もちろん、その8,700人の80歳以上で取れていらっしゃらない方の枠は全て用意をして、6月15日ぐらいまでにはなると思うんですが、ただ予約が入らない分をワクチンを無駄にしてしまうわけにはいきませんので、ある程度のところ、6月15日が来たらやはりそこは開放させていただくしかないというふうには思っています。ただ、最終的にはその方たちの分を含めて7月末までは確保できているわけですので、基本的には別の方法でまた取れるというふうにはなると。恐らく、かなり電話も後半になりますとかかりやすくはなってくると思います。今、お願いしています専用ダイヤルでもかかりやすくなると思いますので、その辺は、また先ほど言いましたようにお電話もちょっと厳しいというところでは、また別の手法を考えさせていただきたいというふうに思っています。
 
○竹田委員  もうちょっとすみません。分かりました。要は、まだはっきりとした別の方法というのはよく見えていないので、なかなかこういうふうに最終的な、ここで80歳以上の人終わったなというふうに見切ることがなかなか難しいんだろうと思いますよ。じゃあ、この話は一旦置いておいて、いずれにしても私は6月15日までにもう電話はかかってこない、LINE予約もない、ウェブの予約がないというところまで確認してから、次に入ってもらいたいと私は思っています。それ、一つ言っておきたいと思います。それから、次なんですよ。65歳以上、いよいよ、65歳以上に6月17日から突入していきますよ。そのときに、私、もうこの枠全部オープンにしていいと思うんですよ。今日の予約は終わりました。また、明日どうぞじゃなくて、全部もうオープンにしてストップかけないと。駄目な人は電話の時間というのもあるでしょう。けれども、少なくとも今日の枠はもう終わっちゃったんですよというようなことをしないで、全部オープンにすることはできないんですか。
 
○尾高健康福祉部次長  第1回目、第2回目の5月10日と17日に関しましては、先ほど来答弁していますようにワクチンの本数に限りがあったというところです。今見込みが立ったのは先ほど課長のほうから答弁させていただいた数がありますので、その部分に関してはフルに開けていくということでやらせていただく予定でいます。
 
○竹田委員  それを確認させていただきました。また、予約が取れないという失望感にさいなまれるようなことのないように全部オープンにしていただけるということを確認、今、いたしました。すみません、あと最後ですね。そうすると、オープンにするということは、つまりその、もう枠は終わりましたよということを表示するということがなくなったということで、それは問題としては解決できたと思います。あと、私の質問は以上にいたします。
 
○納所委員長  まだちょっと質疑ある方いらっしゃると思いますけど、開始から1時間近くたっておりますので、ここで換気のため10分間休憩したいと思いますので、よろしくお願いいたします。再開は15時50分といたします。
               (15時39分休憩   15時50分再開)
 
○納所委員長  それでは、再開いたします。引き続き、御質疑のある方、どうぞ。
 
○前川委員  お疲れさまです。いろいろありがとうございます。本当に初めての経験の中で、行政の皆さんも大変な思いをされていることだろうとつくづく思っておりまして、こうして私たちのほうにいろいろな御意見が届くのも、本当に行政が進めてくださっているからというふうに私も思っております。そして、今回これを機会にスマホを買ったという80歳以上の知り合いが何人かおりまして、そして一生懸命勉強されているということ、それからシミュレーションみたいにして、一生懸命前もってこういうことになるのかなということを想像してやっていらっしゃるという方を何人か知りまして、すごく、逆に心強い思いをした部分があります。これからこのスマホ、ウェブ、非常に大事になってくる時代になっていますので、そうやって前向きな方たちが増えているんだなということを、皆さんにちょっとお伝えしておきたいなと思っております。そして、私も確認させていただきたいので、先ほど来、話のある80歳以上の方なんですけれども、結構老々御夫婦の方がいらっしゃって、そして御主人のほうがどこが悪いということではなく動けなくなってしまっているとか、そういう方がいらっしゃるんですね。結構おうちから出られない。出るときには車椅子、車椅子もどうやって奥様が押すかみたいなようなことで、もうお手伝いしますよということは言ってはあるにしても、そういう方たちがたくさんいらっしゃるのではないかと。先ほどから80歳以上の方で、まだ受けていらっしゃらない方にこれから受けられるようにしてくださるという話をされています。それは、ちょっと確認させていただきたいんですけれども、個別に接種されますか、どういう状況ですかということを聞いていただくということでしょうか。
 
○菊池新型コロナウイルスワクチン接種担当担当課長  基本的には同じ集団接種会場に来ていただくような形を取りたいと思います。
 
○前川委員  そうすると、じゃあその接種会場、電話で、ウェブができなければ電話で一応予約が取れましたというときに、自分で行かれないというようなことを、逆に集団接種会場と、今ポンとおっしゃいましたけれども、医師会のほうとの、さっきお話もされると言っていましたけれども、医師会のほうからこういう御夫婦とか、こういうお年寄りがいらっしゃるよというお話はないんですか。こういう方たち、会場に行かれるのというような、そういう、その不安の声とかそういうの届かないでしょうか。
 
○石黒市民健康課長兼新型コロナウイルスワクチン接種担当担当課長  よろしくお願いします。医師会の先生とはやはり訪問診療している患者さんが市内たくさんいらっしゃいまして、医師会の中でも訪問診療やっている先生方の中でどうしようということは協議をしていただいて、その上で我々と検討させていただいています。ワクチンの取扱いが当初とかなり変わってきて随分と緩和されてきていますので、当初はもう絶対個別在宅で打つとかということはなかなか難しい状態だったんですけれども、その辺の扱いが変わってくればいろいろと考えられる方法があるということで、今その内容については詳細検討させていただいております。
 
○前川委員  そうなんです。まさに今石黒課長がおっしゃったことを私は申し上げているのであって、絶対に医師会というか、お医者さんのほうは在宅訪問されていてかなり把握されているはずなんです。ですから、課長、次長の顔を見ながらお答えになっていましたけど、ちゃんとちょっとその辺のところは精査していただいてそういう方もいらっしゃるということを見ながら、民生委員さんと言うと、また民生委員さんに叱られちゃうかもしれませんけど、民生委員さんたちも結構把握してくださっていて、御自分のスマホを持っていって一生懸命話を聞いてくださっている方いらっしゃいます。ですから、そういう方たちの情報も聞きながら、さっき次長が6月15日までにとか、5月いっぱいにとかとおっしゃって、すごい時間、タイトな予定を立てていらっしゃいますけど、それ、大丈夫なの。本当に時間ないよと思いながら聞いていたんですけれども、そういうことを把握しながらだと、それでも丁寧なほうがいいと思うんですね。先ほどから吉岡委員も竹田委員も御心配されているように、本当にちゃんと受けたい方が受けられるようにするには早いことも大事ですけど、そこら辺ちゃんと把握されてやるほうが安心される。とにかく、おうちの中で不安になっている。誰に電話したら、さっきお耳が遠いと、本当にお耳が遠いと、電話でしゃべるのもままならないんです。ファクスにしてと言うと、ファクスの紙がないとかと言われちゃうので、結局おうちに行くことになってお話しするんです。ですから、そういうところの細かさというのが非常に大事になってきてしまっているので、丁寧なのが本当に必要になっちゃうと思います。ですから、ざっくりと集団接種でと言われると、そこはまた取りこぼしができてしまうというのは残念な、一生懸命やってくださっているのに残念な点になってしまうので、いかがでしょう。ちょっとそこをもう一回、お願いしたいんですけど、誰だろう。
 
○尾高健康福祉部次長  やはり集団会場に来れない方が相当数いらっしゃるというふうには思っております。まさに、施設の中でもそうですけれども、順次これから施設も進めていくんですが、やはり極力こちらから出向いて接種ができるように、非常にこのファイザーの薬剤の取扱いが特に温度管理と振動管理に非常に厳しいところがございましたので、できる範疇がなかなか厳しいなと、個々のお医者さんが取り扱うにも非常に厳しい温度管理というところではありましたので、ただ、だんだんにファイザー社のほうもいろいろな数をたくさん世界中で使っている中でここまでは平気だろうというところを出しておりますので、それに基づいて少し出かけていって接種できるという状況を、まさにどうやろうというところを今協議して決めていこうというところでございます。80歳以上という中でここの部分については限定ではないというふうに考えています。若年者の中にもそういう方もいらっしゃると思いますので、今後全体的にどうしていこうというところの中でも対応していかなければいけないものだというふうに考えています。
 
○前川委員  ありがとうございます。よろしくお願いします。もうやってみてから分かっていることなので、検証と思っていただければと思います。そして、先ほども話あったかもしれませんけれども、予約をしているときに電話がなかなかつながらないとか、もう結局予約の枠が終わっているとか。そういうところで、もう今回はこれで終了ですということを早めに入れていただきたいというのも要望させていただいて、しばらくしたら今回防災無線でお知らせくださいました。防災無線、聞こえる方は聞こえるでしょうけれども、聞こえない方は聞こえないというところはあると思いますが、できれば電話のほうでも今日は終わりましたよということができないのかなというのは、それはやっぱり電話会社のほうの問題なのかもしれませんけど、その辺のところ、どうなんでしょうか。この先はもうこれで終わった。要するに、もう今回のあれは終了したというのはやっぱり必要だと思うんです、ずっとかけ続けちゃうので。ですから、そこをどういうふうにしていただけるのか。
 
○尾高健康福祉部次長  若干無線のほうとタイムラグはあったかと思うんですが、電話のほうも専用ダイヤルも予定数に達したためというような御案内はさせていただきました。ちょっと若干無線よりはやはりリアル性に欠けるところはあるんですが、それほど、ちょっと何分だったかというのはごめんなさい、記憶がないんですけれども、そちらでも御案内は冒頭でさせて、テープというか、録音でさせていただきました。
 
○前川委員  そうだと思うんですが、そうじゃなくて、かかってしまうんですよ。それで、お話し中になるみたいな感じになるんです。だから、かかるんだなと思って待っていると、こちらはこれこれこういうセンターですみたいな話になって、そうするとかかるんだと思って今度は1番を押すと、そうするともう今いっぱいですみたいになってくるわけです。今電話がいっぱいです。それは結局もう終わっているということだったんだと思うんです。ですから、それで防災無線で流されたのは4時ぐらいだったと思います。だから、いいです、別に。これから先の話なので、そういうふうにして早めに分かったところで終了だという、ずっとかけ続けちゃう、また皆さんがいらっしゃって気の毒なので、それは終わりましたということは早めに伝えていただきたいというふうに思っています。それと、すみません、一応、もう一つだけ。あと、もう一つなんですけど、私、予約が取れないということをたくさんお電話をいただいたり、いろいろしています。同じように皆さんと同じ立場なんですが、とにかくワクチンなくなりません。大丈夫、手に入ってちゃんと市のほうで皆さん接種されたい方はできますということを答えていますけど、大丈夫ですよね、そこはね。
 
○尾高健康福祉部次長  はい、先ほど課長のほうから答弁させていただいた内容で神奈川県とも確認を取っております。配送日という日までを厳しく決めているかと言えば、まだ決めていませんが、今までのクールの間であれば、このクールで何箱来ますというのが変わってしまったのは一番最初の1箱分というもの以外は確実にその数が来ております。確実に6月か7月の頭には約10万回分、10万ちょいの分は確保できると。ここは県とか、国とかとの信頼関係でもございますので、そういうお約束を頂いている限り、私どもはできるというふうに、その回数はできるというふうにお約束をさせていただきたいと思います。
 
○前川委員  それは、だから65歳以上の方全員そこまでちゃんとできるということで約束、その後またずっとあるわけなので、そこら辺のところも早めにおっしゃっている方もありますけれども、鎌倉としてはいろんなことあるけれども、予約が取れなかったりいろいろあるけど、大丈夫だということを伝えながら、一緒にしのいでいくよと思っているんですけど、大丈夫ですよねということを言いたいです。
 
○尾高健康福祉部次長  高齢者の方の分は、もう本当に見通しもついていますし、ワクチンの量の確約も取れております。ただ、若年層ですと、ちょっと16歳という前提でいきますと、7万7000人ぐらい、鎌倉市だと該当するというふうには考えています。また、ちょっと方針が変わってファイザー社のものであれば、12歳というようなことも海外では出始めておりまして、日本がどうするかというところまで今、検討しているところだと思います。やはりこの数になりますと、この集団接種というのにもどうなんだろうと。かつ、国のほうもその形がいいのかどうなのかというところも含めて、いろいろなやり方があると思います。実際は働かれている方とか、学校行かれている方が多いので、どういう単位でやるのがいいのか。現実を申し上げますと、これはごめんなさい、愚痴になってしまうかもしれないですが、今の会場の規模で7万7000人を2月までに接種させてくださいというとなかなか厳しい状況だと思います。なので、手法等も含めて、またはワクチンの、もちろん市町村経由になるのか、どういう経由になるかも、まだちょっと示されておりません。もちろん、確保してやっていかなければいけないので、市町村がそれを管理するということであれば、今回と同じように確保に努めるというところしか、現状では申し上げられないんですが、そのような体制でやっていきたいと思います。
 
○前川委員  もうこれで最後にします。いいです。そういうふうに聞かせていただいて、この先の鎌倉のためにということでやっていただければと思いますので、集団接種とかということの接種の方法は、こうして今日も委員会でいろんなお話しさせていただいていますけれども、いろいろとキャッチしながらいろいろと変えていって、できるようにやってくださっていると思いますけれども、私たちのこうした意見も聞いていただきながら、いい方向でやっていただければと思っております。よろしくお願いします。
 
○藤本委員  御説明ありがとうございました。3つ、質問をさせてください。1つ目が先ほど電話回線の増設を予定されているというお話だったんですが、今の具体的に幾つぐらいまで用意されるかというのは、もし見えていたら数字を教えていただきたいです。あと、2つ目なんですけど、その電話の問合せが増えないような施策を検討されているという話だったんですが、ちょっとどういうものか、私の中でイメージできなかったので、今時点で具体的に何か出ている施策などがあれば例を教えていただけたらなと思います。あと、3つ目なんですが、6月17日の予約以降の直近で何か予定がもうスケジュール的に決まっているものがあれば教えていただければと思います。以上、3点よろしくお願いします。
 
○尾高健康福祉部次長  電話の回線数でございますが、20回線で始めさせていただきました。私どもの対象者の規模からすると、周辺市と比べても多めに取ったというところではあるんですが、通常のこういう私どものような特命担当を設置しているお仕事の中でも、通常ですと、鎌倉市ですと5回線ぐらい取って十分さばけるような状況がずっと続いてきたんですが、今回は非常に多分これは多くなるし、対象者が御高齢の方多いということで、その4倍をまずは用意をさせていただいた上に、いろいろ御批判を受けているところでもございますけれども、御案内ができるようなナビダイヤル、ただツーツーとなってしまうようなものではなくて、御案内をしながらできるものということで、そういう形での20回線を用意させていただきました。さらに、やはり同じようなところで、市町村でやっておりますので、なかなかもちろんこういう状況が発生したのですぐに回線数を増やしたいというふうに言って、結果、すみません、そこは1.5倍の30回線までしか今、増やせていないのが現状です。物理的なとか、人材、もちろんオペレーターの関係とかも雇用の関係もございますけれども、一番は、既にこの予約を取っている番号のある局とか、そういう単位でNTTのほうで緊急通報等を考慮して、局の段階で回線を絞られてしまうということも実は発生をしています。なおさら、かかりづらい状況もあるんですけれども、今、大規模な接種も始まりまして、こちらはもう電話は、逆に言うと、ほかに迷惑をかけてしまう状況も考えて、ネットのみという形にはなっておりますけれども、いかんせん、やっぱりインフラの部分では既にこの全国的な、特に首都圏に関しまして、大阪圏に関しましては、この電話回線というところではかなり限界に来ているというのが現状です。それでも、何とか人と回線を確保しまして、30回線という状況で今変更の契約等も進めている状況です。
 それと、施策なんですが、申し訳ないんですけど、またちょっと混乱を招くことになりかねない部分もあるので、極力受けたいとおっしゃっている80歳以上の方と市が直接アポイントを取れるようなことを考えています。順次、特に高齢者、年齢の高い層から順次始めさせていただいて、アポイントを取るような形で、基本的には今受けられていないと、私どもで接種券をお送りした中で実際に予約の取れていない80歳以上の方について、高いほうの年齢の方から順次私どもに予約を取っていただくような形としかちょっと申し上げられないんですが、一応その準備をしています。もう本当にまさに全庁対応でいろんな部の職員を動員してのお話になりますので、現時点で、ちょっと申し訳ありません、詳細はまだ申し上げられないんですが、そういう形での策を考えております。
 6月17日以降の予定というようなお話ですが、現状ですと新たに予約日を設けるということは考えておりません。そこで全て、想定ですけれども8割という人の、もちろん場所の御希望等もあるかとは思うんですけれども、タクシー助成券等もお使いいただく中で、受けていただけたらと。先ほどの個別に来れない方というのは、もうこれをやっていく中でワクチン管理も含めて個々にお伺いできるようなことを少し考えております。医師会とも協議を進めてまいりますので、その辺のところは施策、予約に関しては6月17日で全部開放する。全部取れるということを今のところ前提にしています。もちろん、それを超えた部分についても8月以降も続けることは考えておりますので、その際また改めて別の日を設定させていただくと。ただ、これから若年者も始まってまいりますので、そこの中に決して高齢者の分が混じってはいけないとか、そういうお話ではございませんので、それが予約制でやるのか。どうやってやるのかというのは、申し訳ないですが、今のところ御提示できるようなものは予定はございません。
 
○藤本委員  御説明ありがとうございました。6月17日までの予約分で高齢者の8割方が予約を完了する予定、そこで予約は終わりということで、予約とか接種のスケジュールが、違いますか、すみません。
 
○尾高健康福祉部次長  すみません、申し訳ありません。私の答弁の仕方が悪いのか、終わりということではございません。希望者がある限りは、予約という手法を採るかどうかは分かりませんけれども、受けたいと思われた方が受けられる状況にはしていきたいと思います。それが何月何日から予約制で受け付けますというような形には現状なっておりませんということです。会場を、例えば1か所に絞らせていただくとか、いろいろあるかとは思います。ファイザーのものではないものであれば、またもっと少し細かく接種もできるかもしれませんし、現状では8割相当までファイザーのまま、8割相当じゃないですね、ワクチンで言えば、5万人相当が受けられるものを確保していますので、御希望が出たときに8月になったらもう打ち切ってやりませんという形ではございませんが、予約できる状況というのは今6月17日で全て開放し得るということにしておりますので、それ以降につきましては希望者次第というところでございます。
 
○後藤委員  意見ということでちょっと聞いていただければというふうに思います。私、後藤はもともとは病院に長いこと勤めていた医療従事者でございますので、大変多くの御苦労があるかなということをよく理解しておるつもりでございます。今回の一連の話を聞いていて、私が直感で思ったことは、去年のアベノマスクのときに非常に状況としては近いと。今マスクがないと騒ぐ人は誰もいないですね。だけれども、今ワクチンが自分で予約できない。困っているという人たちはすごく多いわけです。これも需要と供給のバランスが取れるようになってくれば、必ず声は減ってくると思いますので、今が我慢のしどころというふうに私は認識しておるところでございます。一つ、分かったことはやっぱり鎌倉市が高齢化率が31%と、人数にしておよそ5万5000人の高齢者がいる中でデジタルトランスフォーメーションということ自体が難しい。実際にほとんどの方々が電話で予約をするという形態を取っていて、実際私が関わりを持っている地域の方々でも取れなかったというお叱りの声も頂戴していますけれども、実際にもう1回目の接種が終わってとても鎌倉市はスムーズに打たせてもらったというお褒めの言葉も正直頂いております。なので、そういう意味で実際に高齢者の方々は電話で、やっぱり電話しちゃうのねというところが、私としては認識したところでございます。鎌倉市にぜひお願いしたいところは、一つは案内方法をもう一度ちょっと考えていただきたいと。やっぱりインターネットでいろんな情報が逐一出ているのは私個人は認識しておりますけれども、地元の高齢者の人たちはなかなか情報が行きにくいということが一つ。あと、もう一つは、集団接種、個別接種、これに関しては、今、集団接種という形を取っていますけれども、ほかの委員からも意見がありましたけれども、ぜひ今後個別接種も併用するという形でできるのかどうかというのを大まかなプランを打ち出していただきたいというふうに思います。というのは、新潟県の上越市だったと思いますけれども、上越市のほうはもう事前に各高齢者の方々に何月何日何時にどこどこに出てくださいという通知の仕方をしています。これの接種ができない人、やりたくない人、あるいはそのときに用事が入っていて行けない人だけが電話連絡をしてキャンセルをする。ないしは、交換をするといったような形を取っていますけれども、これの結果は、ちょっと私、まだ確認はできておりませんけれども、非常に興味のある取組の一つだというふうに思っています。ですので、行政によっていろんな差があると思いますけれども、ぜひ自信をもって進めていっていただきたいなというふうに思います。
 
○納所委員長  後藤委員に申し上げます。質疑の場でございますので、質問にしていただけますか。意見は、また別の場で意見開陳の場を設ける場合がございます。質問でお願いします。
 
○後藤委員  はい。1点だけその質問になるんですけれども、個別接種に関しましては、いつ頃からやれそうだという見通しが、もしありましたら教えていただければというふうに思います。
 
○菊池新型コロナウイルスワクチン接種担当担当課長  実際こちらの接種体制を考えるときに、医師会、医療従事者というのは医師会のほうが集めて運営していただいているんですが、医師会との話の中でこのファイザー社製のワクチンに関しましては、やっぱり集団接種が一番いいだろうということで集団接種でずっと、取りあえず65歳以上の方の高齢者についてはやっていこうということになりました。個別という声もほかの医師会の中の先生方でもあったことは確かなんですが、やはり集団でやっていこうということになった次第です。個別接種については、65歳の高齢者が終わった後、やはり若年層の方、基礎疾患のある方等が控えていますので、その辺の部分をやはりまた再度医師会とどういうふうにやっていくかという、個別接種に進むのかという、そういう、またはハイブリッド、集団接種会場を1か所、2か所等を残して、後は個別接種でいこうと、そういう部分の話合いをしていかなければいけないのかなとは思っております。
 
○後藤委員  すみません、ありがとうございます。その背景の供給の状況とバランスだと思います。どんどん送られてくればいろんな形で打てるような形も考えていけますし、なかなか供給がすぐに来なければもうそういう選択肢もできてこないと思うので、なかなか難しいとは思うんですけれども、ほかの自治体も、例えば隣の横浜市だと集団接種から始めて、昨日ですかね、5月24日から各クリニックとかで個別接種も併用で始めたというようなことも聞いていますし、そういう形で柔軟性をもって、その時期ごとに検討していく必要はあるのかなというふうに考えております。ありがとうございました。
 
○志田副委員長  よろしくお願いします。鎌倉市、昨年の12月に私がこの接種の一般質問をしたときには、まだ市民の皆さんとか国民の皆さん、ワクチンに対してそれほどあれで、期待がどんどん上がっていって、今のこういう状況があるのかなと思っています。接種計画、鎌倉市でも作っていただいて、それどおりに大体おおむね進んでいただいて全体的な評価としてはしています。ただ、個別、一人一人にしてみれば取れないという方は実際いらっしゃるというのは事実であって、そういった声は確かに私のところにもあります。先ほど80歳以上の高齢者の方についても前倒しでというお話もありましたけれども、後藤委員のところでもお話ありました、新潟のほうはもう指定でやって、変更が出たのは実は5%ぐらいだったという話があるんですけど、そういった方法は考えているんですか。それとも、もうお一人お一人聞いて、何月何日この会場がいいんですよというマンパワー使ってやるんですか。
 
○尾高健康福祉部次長  この予約の仕方とか、ワクチンの供給状況を考える中でこの日でこの時間でという指定方式も、実は鎌倉市もかなり早い段階で考えました。ただ、やはりその中で、この供給のペースでは非常に長い期間それを設定しなければいけないんではないかというようなことが想定されるような、ワクチンが来るんだか、来ないんだかという時期にもう検討しておりましたので、正直それは厳しいでしょうと。それプラス、何で、じゃあ私がこんな早くてあの人はこんな遅いのとか、いろいろ長期にわたってしまえば、そういうところでの不満がこの5万5000人とか6000人の中では出る可能性があるというところで、申し訳ないんですが、予約制という形になりました。特に前半のこの2万本ちょっとの分では割りつけたら何でその人がそこに割りつけたのというようなことも考えられるので、鎌倉市はそこはやらない結果にはなりましたけれども、結果として、この年代の方たちであれば、実はそういうやり方も環境さえ整えばあったものかなというところが今、やってみての感想です。環境が整っていれば、やっぱりそこに受けて、受けに来られる環境さえつくれば、時間的な部分というのはそれなりに余裕といいますか取れる方たちだというふうには想定していましたので、ただちょっと事前にそこまでの環境を私どもが提供できるというところが、特にワクチンの供給見込みというところで立たなかったので、そんな形は取りませんでした。今後80歳以上の方に対してやらせていただくというのは、非常にシンプルといいますか、従来からある手法だというふうに考えています。ただ、絶対的に、多くの取れなかったという電話、私たくさん受けまして、皆様が特に80歳以上の方がおっしゃることは、先ほどおっしゃっていた委員の方もいらっしゃいましたけど、インターネット、ツイッター、LINE、そんなの一切やらないですと。市のお知らせは紙で欲しいというところに少しお応えしていって、やはり従来から鎌倉市を支えていただいてきた年代の従来のものを、手法を取りながら、かつ市に連絡が取れるような方法でやっていきたいというふうに考えております。
 
○志田副委員長  ありがとうございます。第1クールから第7クールまでワクチンの配分が県から示されていて、第1クールが1週間遅れちゃったと、接種日当日になっちゃったと。そこから市民の皆さん、不安になっちゃったという部分はあると思うんですよね。実際、スケジュール的には進んでいって、今日のこの協議会も開かれて、今、県から示されているのは鎌倉市100%の希望に対して94.7%の充足率ですから、8割の方が打ったとしても余る計算ですからね。そういったことをやっぱりしっかり伝えていくというのは重要、ただリアルタイムで更新できるのはホームページだって、ただ見ないというね。そこは大変なんですけど、町内会に回すというのも、1つの手なのかなと思いました、その実績も今日やっと上がったという部分ありますけれども。当日キャンセルというのは今まで鎌倉市の場合は出ているんですか。余剰ワクチンというのは発生しているんでしょうか。
 
○菊池新型コロナウイルスワクチン接種担当担当課長  やはり当日体調不良等なのかなと思いますが、当日キャンセルというのは発生しております。そういった場合は、まずは医療従事者、次には会場で従事している方、次には高齢者施設の従事者の方を順次探して、打っていただくような形を取っております。
 
○志田副委員長  廃棄するワクチンがないように取り組んでいただいているということを確認させていただきました。先ほどから電話予約で回線増設という話がありましたけど、これ、国庫は出るんですか、それとも市単でやるんですか。
 
○尾高健康福祉部次長  もともと予約の仕組みというのは国庫の対象になっております。いろいろ出っ込み引っ込みありますので、その中で賄えるというふうには考えています、現状では。特にこの後、7月までに終わらせる計画を出すことによって、補助の増額等もございますので、その中で対応してまいりたいというふうに考えております。
 
○納所委員長  よろしいですか。じゃあ、委員長から若干ちょっと伺いたいんですけど、まず5月17日のその8,000人の予約枠についてなんですけれども、5月10日の80歳以上の方が1万2600、それに対して65歳以上の方まで広げて8,000ということは、これ、混乱するのは当然予想できたんではないかというのが、まず第1の疑問であるんですけれども、どのような準備をしておりましたでしょうか。
 
○尾高健康福祉部次長  もちろん、直前までもっとワクチンが入らないかなという努力もしておりました。ただ、その中で約2万少し超えるぐらいの本数しか来ないというところが分かったのは、4月の終わりぐらいになるんですけれども、そこから一気に対応を始めたというのが正直な状況でございます。その中でやはり高齢者、より高齢の方を優先にというところでは、クラスターの関係もありましたので、最初は施設をやらせていただいたりしていましたけれども、その後80歳以上の方になるべく多く出したいと。それで、いろいろ調査とか、調べたところ、すぐに受けたいと言われる高齢者、80歳以上の方が6割というようなものを参考にさせていただいて、2万本のうちの約、ちょっとざっくりで申し訳ないですけど、2万本のうちの6割をまずは80歳以上の方に。もう事前にそれぞれ分けて募集をしていた、予約をお願いしますという指定のものが流れておりましたので、その中でもういきなり80歳未満の方を中止するというところもちょっと考えづらい。もちろん、それだけの8,000出せば、取れないという苦情も来るであろうというのも想定もしていました。8,000本というのはそんなの見ないよと言われればそれまでなんですが、ホームページとかでもお知らせをしてきて、その中では最初の1万2600というのはお知らせはしていないですけれども、5月17日に向けては8,000本ですというお知らせはしてきました。ただ、それがこの全体の対象者の中でどれぐらいなのかというところが恐らく表現もされていなかったというふうに思いますので、どれだけの困難さと、最初は混雑が予想されますが、もうやる前からずっとお知らせしていて、必ずワクチンは確保しますので、それを慌てずに御予約くださいというのはずっと御案内をいろんな媒体でさせていただいたつもりなんですけれども、なかなかそこは伝わらなかったところで混乱を招いたというところでございます。8,000本であることはネット上だけですね、紙媒体は間に合っていませんので、判明した時点でいろいろネットとかLINEとかでもお知らせしていったところではございます。
 
○納所委員長  いわゆる、その情報格差ということでネット、LINEを使っている人は8,000本である数字が分かっている。あと幾つだと分かっているけれども、ネットに触れていない方に情報が行き渡らない。そして、電話がつながらないということで不満が起きたというふうに考えるんですけど、80歳以上の方の予約の前倒しのお話が出ておりますけれども、もう一度改めて確認したいんですが、どういう方法で予約の前倒し、予約を受け付けるのかということと、それからこれをどう周知していくのか。それは今の現在お決まりですか、この5月中にスタートということをおっしゃっていたので。
 
○尾高健康福祉部次長  高齢者の方、80歳以上の方が御希望される媒体でお知らせをした中で御連絡のしやすい手法でお返事を頂くという手法なんですけれども、ただやはり一遍に出すとなかなか反応が市のほうで全部取れない可能性、また同じことを繰り返すつもりはございませんので、順次年齢の高い方からお知らせをした中で、全ての方が希望されれば取れるだけの枠を用意して予約をお受けするというような手法でございます。
 
○納所委員長  まだ具体的な手法は言えないということでよろしいですか。無用な混乱を招くおそれがあるので、まだ言えないとはっきり言えばいいじゃないですか。
 
○尾高健康福祉部次長  最も恐れているのは順番にやりますので、この年代が届いていないとか、この年代がそんなのは来ないのかというところの混乱を恐れております。混乱を起こしたものを収拾しようというふうに思っておりますので、やはり希望されている方と直接お話をしながら予約が取れるように、この混乱している事態を収拾したいというところでは、それを防ぐためにあまり大きく公表することを現在避けております。
 
○納所委員長  あと、すみません、1問だけ。あと、65歳未満、若年層のワクチン接種、そこにも優先順位があるのかどうかを確認したいんですが、まず例えば基礎疾患をお持ちの方、それから介護従事者である方、そして一般の方みたいな分け方があると思うんですけど、今現在計画として見込んでいる若年層のワクチン接種に移行した場合、その優先順位等は今お考えかどうかを確認したいと思います。
 
○菊池新型コロナウイルスワクチン接種担当担当課長  まず、高齢者接種の次の接種の順位というのは、基礎疾患を有する者、高齢者施設等の従事者、60歳から64歳の、そういう順番になっております。ただ、基礎疾患を有する者をいつの時点で入っていくのか。そういう部分については、まだ決めてはおりません。ただ、高齢者の65歳以上の接種がこれでほぼ終わったという段階で、多分基礎疾患のほうに順次入っていくのかなと考えております。
 
○納所委員長  じゃあ、各委員の質疑はこれでよろしいですか。番外ございますか。では、保坂議員、皆さんにお伺いいたしますけど、ここで番外から発言を求められておりますけれども、許可することでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 はい、了承頂きました。
 それでは、まず保坂議員の発言を許可いたします。また、番外からの発言であることに御配慮願います。
 
○保坂議員  質問、許可していただいてありがとうございます。番外からの発言なので、2問だけ手短に伺いたいと思います。
 1つは、最初に説明があったことですけれども、今回の5月17日の予約受付では午前0時からウェブ、そしてLINEでの受付をしているということの周知が不徹底でウェブでアクセスした人は分かったけれども、そうではない方から知らなかったということで大変多くの批判が寄せられたということですけれども、こちらについてはシステムの詳細が「広報かまくら」の臨時号5月1日号を発行する段階ではまだ明らかではなかったので、そういう紙媒体でお知らせすることができなかったという御説明なのかなというふうに思うんですけれども、これについては、実はシステムの関係で0時からも稼働できるということを市が把握した段階で、じゃあ0時からも受け付けようとした根拠、理由というのはシステムの負担というんでしょうかね。少しでも分散をしたほうがよいというふうにお考えになったということなのか。もし、そうだとすると、その辺りで周知ができていないという状況との兼ね合いで、できるからといってやってもいいのかなということについては、検討はされたんでしょうか。
 
○尾高健康福祉部次長  御指摘の点、正直のところは両方ございます。やはり「広報かまくら」5月1日号の御案内であれば0時と思われている方もいらっしゃいました。80歳以上でも確認をしたところ、やはり0時から朝の5時までで300件以上の方が予約を取られている方もいらっしゃいましたので、そのように深夜でも、もしかしたら娘さんや息子さんかもしれませんが、そういう状況もありましたので、そういうふうに考えられる方と、もちろん広報のあの表現だと9時というふうにも取れますので、あと電話の方とのスタートの平等性みたいなところも考えました。かつ、いろんなところでシステム停止を起こしているというところで、やはり負荷分散というところも正直な気持ちありました。両方を考慮した中で、ただ元が8,000ですので、やはりなかなか長い時間もつものではなく、どちらの時間も十数分で終了してしまったというところでございます。
 
○保坂議員  システムの件でもう1つ確認したいのが、これ、市として、市のほうからシステムの稼働が24時間稼働にしてくれとか、いや、そうじゃなくて朝の何時からにしてくれとか。そういう形で市のほうからは求めなかったんですか。どういう仕様というか、運用になるかということはもうシステムの業者が決めてしまったということなんですか。
 
○尾高健康福祉部次長  非常に急遽で決まったお話でありまして、国が緊急随契を認めている範疇の短期間でやるには既存のパッケージシステムというものをそのまま使うことを前提にしない限り、なかなかカスタマイズをしていくというのが時間的に許されないというのを前提に、最もその予約システムとしてはここのところ実績のあるところを選ばせていただきました。システムダウンを起こしていないという点では選定としてはよかったというふうに考えています。いろいろシステムの、後からつけてダウンしないという状況を、タイムアウトは起きているようですけれども、多くの市で起こっているサーバーがダウンしちゃうという状況は今起きていないので、あれだけのアクセスが集中した中では、パッケージソフトとしては成り立つんですが、ワクチンの量と紙媒体でのお知らせの中でうまく私どものほうがお知らせできなかったことが本当に失敗だというふうに私は思っております。
 
○保坂議員  カスタマイズできるような余地がなかなかなかったということなわけですね、そういう急、それについては。でも、まあもう少しできたらと認識されているということは今分かりました。
 もう1点なんですけれども、先ほどから次長が高い年代の人がこういう形で知らせてほしいという、そういう要望に応える方向で今後進めていきたいというお話をされているわけですけれども、実際に5月17日でどうだったかといいますと、9時からの予約受付の枠が6,000で、そのうち電話が500とか、600とかということなわけですよね。ウェブと比べれば電話の枠が大変少ないと。このことについては、当然といえば当然で、なぜなら電話の処理能力とウェブの処理能力では物すごく差があるということだということは理解できるんですけれども、ただその数を電話をずっとかけ続けている人が聞いた場合、どうして電話の枠がそんなに少ないんだろうということになってしまうおそれもあると思うので、できたらそういった理由、こういう割り振りをした、その市の割り振りの仕方が比率が間違っていたというふうには思っていないですけれども、そこについても説明をする必要があるかなというふうに感じているということと、もう一つ、電話だと20回線を30回線に増やすということですが、ちょっと参考までに1人のオペレーターの人が1時間に受けられる件数というのがどれぐらいで考えているのかということを、やっぱりそういうことも、できたら市民の人に知ってもらって、だからこのウェブが大きくやったんだよということも説明できるといいかなというふうに思うので伺います。
 
○尾高健康福祉部次長  やはりこの電話予約に関しましても、それより前に開かせていただく事前の問合せも、同じような形で20台の電話で対応させていただきました。最初の頃は本当に少なくて、だんだん増えてきて、1日300件、400件ぐらい。特に接種券を発送した後、多く増えてきまして、400件ぐらいになりました。このうちは普通に話し中じゃなく、ほぼつながるという状況が続いておりました。その中でも予約に対してもっとかかってくるだろうなというのが徐々に市民の方との会話の中でもオペレーターも認識をしておりまして、シミュレーションをした中では1人10分程度で何とかなるかなという感覚でシミュレーションをしていたというふうに確認をしております。その中から、そうするとかなり厳しいなというところはありました。ただ、現実は開けてみますと、これはこれでまたありまして、平均約15分かかってしまっているというのが現実のようです。やはり年齢層が高いところは特にありますので、そういうところも含めまして、どうしても先ほど予約が取りにくいのもそうなんですが、話が長くなってしまうようなところも含めて、80歳以上の方が特に顕著だというところも、ある程度オペレーターたちからも話を聞いていますので、そういうところも含めて、時間に余裕を取った中で御予約が取れるように、逆に言いますと、そこの予約を別の形で取ると、ある程度もう少し進められる電話、本数を増やすのもそうですけれども、スムーズな時間で済む方、もしくはその済む人数というところに事前に対象を絞りたいというのと、結果から見ますと、その下の80歳未満の方というのはかなり、結構デジタルで使われている方が多くて、おおむねそちらに流れるのかなというところも併せて、30本で何とかつながっていかないかなというところは、これは申し訳ないです、期待値でしかないんですけれども、そんなことを今、想定しております。
 
○納所委員長  よろしいですか。では、岡田議員の発言を許可いたします。
 
○岡田議員  発言の許可を頂きましてありがとうございました。私は1点だけですけど、ちょっと飛んじゃってごめんなさいね、これ、もちろん関連するんですけど。接種の順番ということで、キャンセルを先ほどやられて、キャンセルで残ったのどうするのと言われて、医療従事者とか介助している人とか、高齢者施設に従事している人、こういう人たちに打ちますよということで、それはそれでありがたいなと、こんなふうに思っているんですが、国は多分これ、入れていないと思うんですけど、密で働かざるを得ないような保育士さん、こういう方もおられるわけで、うちも子供は少ないとはいえ、従事されている方もかなりの数おられるので、この方たちに対して対応みたいなことは市としては考えているのか。あるいは、国がやっていないから国に要望していくのか。あるいは、国がやらないから自分たちがやるのかと。ほかの県等もこういうことをやっているところもございますので、考え方みたいなものを教えていただければありがたいと思います。
 
○尾高健康福祉部次長  確かに密になりますし、将来を背負う子供たちの場である。そういう意味では公立の学校とかも、学校の先生とかも同じかなというふうには思います。ただ、現状では鎌倉市はそこまでのところ、正直な話、ワクチンがどこまでとか、現状ロスするということがない中、一生懸命夕方調整をするんですけれども、その中でクラスター実績が大きい、やっぱり高齢者施設の職員とか、そういうところを現状は優先をさせていただいていると。また会場等でお手伝いいただく方もやはり、もちろん熱を測ったり、いろいろ手を洗ったりとかしていただいている中で、皆さんお手伝いは頂いていますが、かなり接種会場も多くの人数の方と接しますので、その中で運営に携わっていただく方とかを優先的に、余った場合は、余った場合というか、まあキャンセルなんですけれども、余らないようにもっていくんですが、当日のキャンセルも相当数ありますので、また問診のみでやはりその日は受けられないで帰ってしまうというのが、予約が夕方入るとかなりばたばた探さないといけない。もちろん登録制を取らせていただいている高齢者施設とかもございますが、お仕事等との兼ね合いですぐ来れるとも限らないという状況の中で、かなり今回頑張って何とか追っ付けています。もちろん、教員の方とか、保育園の方、そういう状況あるんですけれども、現状ではまだそこに至るという予定はございません。やっていったほうがいいんだろうなという中では、若年層の中で少し対応をしていくことも考えられるかなと。この高齢者の枠の中で当日のキャンセル等に対しての連絡を取ってという対象には現状はまだ考えているところではございません。
 
○岡田議員  そういうことじゃなくて、それは今言われたことに対して私はこういうことを言われましたよねということで、それはそれとして、独立して私は今聞いているわけで、こういうこと社会的にありますよねと。ほかの県にもそういうようなことを独自にやっているところもありますし、国としては指定はしていないけれども、例えばこっちのほうから国にどうですかというようなお伺いを立てて、いかがでしょうかとか、そういう考え方あるのかとか。そういうことを聞いていたりしているわけですね。あるいは、なければ、自分のところでどうにかするのかしないのかとか。そういうことですよ。もうちょっと大まかなことというか、もっと、今は高齢者に特化して今がんがんやっているから、皆さん、頭の中が高齢者みたいになっちゃっているので、ちょっと離れて、の質問だから申し訳ないというふうに今私申し上げたんですけど。
 
○尾高健康福祉部次長  すみません、申し訳ございません。ちょっと答弁が違ってしまっています。そうですね、例えばこれから若年者が始まる中で優先すべき職種とかというところだというふうに思います。もちろん基礎疾患の方というようなところがありますけれども、その中でも種類がどんどん要望等とか、医学的見地から増えていっています。職という領域でも増えていく可能性というのはあるというふうには思いますので、その辺のところはまたそういうようなお話を県を通じまして国等にも伝えていきたいというふうに考えます。
 
○納所委員長  よろしいですか。それでは、質疑を打ち切ります。
 ただいまの報告について、了承かどうかの確認でございます。
 
○吉岡委員  ありがとうございました。今、いろいろ伺ってみて、まだ確定していないことは、市民からすれば6月17日ということしか分かっていないので、その辺についてははっきりした段階で議会にもきちっと報告していただきたいということだけ要望しておきたいと思います。
 
○納所委員長  じゃあ、御意見としては承りたいと思います。
 了承ということでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 了承と確認いたしました。
 以上で、教育福祉常任委員会協議会を閉会いたします。お疲れさまでした。
 以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   令和3年(2021年)5月25日

             教育福祉常任委員長

                   委 員