令和 3年議会運営委員会
2月 3日
○議事日程  

議会運営委員会会議録
〇日時
令和3年(2021年)2月3日(水) 10時00分開会 12時00分閉会(会議時間1時間13分)
〇場所
議会全員協議会室
〇出席委員
中村委員長、大石副委員長、河村、志田、保坂、高野、吉岡、山田、伊藤、?橋の各委員並びに久坂議長、西岡副議長
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
大隅局長、茶木次長兼議会総務課長、谷川議事調査課長、岩原議事調査課課長補佐兼議事調査担当担当係長、田中議事調査担当担当係長、菊地担当書記
〇本日審査した案件
1 本会議第1日(2月10日)の議事日程について
(1)日程第1 諸般の報告
(2)日程第2 会期について
(3)日程第3 一般質問
(4)日程第4 議案第 95号 市道路線の廃止について
        議案第 96号 市道路線の認定について
(5)日程第5 議案第107号 業務委託契約の変更について
(6)日程第6 議案第 97号 不動産の取得について
        議案第 98号 不動産の取得について
        議案第 99号 不動産の取得について
        議案第100号 不動産の取得について
        議案第101号 不動産の取得について
        議案第102号 不動産の取得について
        議案第103号 不動産の取得について
        議案第104号 不動産の取得について
        議案第105号 不動産の取得について
        議案第106号 不動産の取得について
(7)日程第7 議案第108号 指定管理者の指定について
(8)日程第8 議案第109号 鎌倉市国民健康保険運営基金条例の一部を改正する条例の制定について
(9)日程第9 議案第110号 令和2年度鎌倉市一般会計補正予算(第11号)
(10)日程第10 議案第111号 令和2年度鎌倉市一般会計補正予算(第12号)
(11)日程第11 議案第113号 令和2年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)
(12)日程第12 議案第114号 令和2年度鎌倉市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)
(13)日程第13 議案第115号 令和2年度鎌倉市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)
(14)日程第14 議案第116号 令和2年度鎌倉市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)
(15)日程第15 議案第112号 令和2年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特別会計補正予算(第1号)
(16)日程第16 議案第117号 令和2年度鎌倉市下水道事業会計補正予算(第2号)
(17)日程第17 鎌倉市議会基本条例の改正に関する審査結果について
(18)日程第18 議会議案第15号鎌倉市議会基本条例の一部を改正する条例の制定について
(19)日程第19 議案第125号 鎌倉市市民活動推進基金条例の制定について
        議案第126号 鎌倉市既成宅地等防災工事資金助成条例の一部を改正する条例の制定について
        議案第127号 鎌倉市非常勤特別職職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について
        議案第128号 鎌倉市障害者自立支援施設条例を廃止する条例の制定について
        議案第129号 鎌倉市子どもの家条例及び鎌倉市放課後子どもひろば条例の一部を改正する条例の制定について
        議案第130号 鎌倉市遺児福祉基金の設置及び管理に関する条例の一部を改正する等の条例の制定について
        議案第131号 鎌倉市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について
        議案第132号 鎌倉市開発事業における手続及び基準等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
        議案第133号 鎌倉市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について
        議案第118号 令和3年度鎌倉市一般会計予算
        議案第119号 令和3年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特別会計予算
        議案第120号 令和3年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計予算
        議案第121号 令和3年度鎌倉市公共用地先行取得事業特別会計予算
        議案第122号 令和3年度鎌倉市介護保険事業特別会計予算
        議案第123号 令和3年度鎌倉市後期高齢者医療事業特別会計予算
        議案第124号 令和3年度鎌倉市下水道事業会計予算
2 追加予定案件について
3 各派代表質問について
4 その他
(1)時間延長について
(2)本会議における会議システムの画面同期について
※ 一般質問の順序を決める抽せん
(3)会議録作成業務に係る取組状況について
5 鎌倉市議会委員会条例の改正について
〇審査内容
 開会後、会議録署名委員に保坂委員を指名した後、議長から、1月27日に議会基本条例の改正に関する特別委員長から、議会基本条例改正についての検討及び審査が終了したため、同特別委員会の審査結果報告書を本会議の資料とするとともに、審査結果の最終報告を行いたい旨、また、議会基本条例の改正案がまとまったことから、委員会提出議案といて条例改正議案を提出したい旨の申入れがあったこと、さらに、翌28日に同特別委員長から議会議案第15号「鎌倉市議会基本条例の一部を改正する条例の制定について」が提出され、議長において受理していることについて発言があり、議長発言を確認するとともに、本件については「1 本会議第1日(2月10日)の議事日程について」の中で協議することを確認した。
 以下日程に沿って次のとおり審査を行った。
1 本会議第1日(2月10日)の議事日程について
 本会議第1日(2月10日)の議事日程について協議した結果、別添議事日程案のとおりとし、それぞれ次のとおり確認した。
(1)日程第1 諸般の報告
 請願1件及び陳情9件の付託先等について議題とし、休憩を挟み協議した結果、請願第3号、陳情第25号及び陳情第27号は総務常任委員会に、陳情第21号及び陳情第24号は教育こどもみらい常任委員会に、陳情第22号及び陳情第23号は観光厚生常任委員会に、陳情第26号は建設常任委員会に付託することを確認するとともに、陳情第19号及び陳情第20号は、陳情配付基準の「9 本市の事務に属さないと判断されたもの」に該当することから、全議員に配付することを確認した。
(2)日程第2 会期について
 休憩を挟み協議した結果、別添審議日程案のとおり、会期は2月10日(水)から3月19日(金)までの38日間とすることを確認するとともに、開会日の翌日が祝日であることから、一般質問を2月12日(金)まで行った後、例年と同様に平日3日間を空けて2月18日(木)から各派代表質問を実施する日程であることを確認した。
(3)日程第3 一般質問
 別添のとおり5名の議員が一般質問の通告をしていることを確認し、質問の順序を決める抽せんは、「4 その他(2)本会議における会議システムの画面同期について」の後に行うこととした。
 また、事務局から、無所属議員から総括質問を実施する旨の申出はなかったとの報告があり、これを確認した。
 ここで保坂委員から、議会広報委員会において、一般質問の項目を議会だよりに載せるときは通告者が提出したとおり掲載するとされているが、大項目に添えて括弧書きで書かれている細かい内容は議会だよりに掲載しないことを確認したい旨の発言があり、休憩を挟み協議した結果、発言通告書の内容は具体的なほうがよく、各議員の考えで作成すればよいものであるが、議会だよりに載せるときはバランスに配慮すべきであるため、議会広報委員会で協議すべきであることを確認した。
 また、ここで委員長から、当委員会の確認事項として「先議とは、定例会及び臨時会に提出された議案の内容について、委員会審査に先立って一般質問等で触れることであり、一般質問等については、先議に当たらないよう配慮して行うものとする。」とされており、改めて確認願いたい旨の発言があり、これを確認した。
 さらに、1月27日開催の当委員会において、2月定例会における一般質問の質問時間は、12月定例会と同様に1時間以内とする旨が確認されていることから、議場に設置するモニターの質問時間の表示方法は、12月定例会と同様、カウントダウンで表示することを確認した。
(4)日程第4 議案第95号市道路線の廃止について、議案第96号市道路線の認定について
 協議した結果、2件一括して説明を聴取すること、質疑がないこと、説明を聴取した後、建設常任委員会へ付託することをそれぞれ確認した。
(5)日程第5 議案第107号業務委託契約の変更について
 協議した結果、質疑がないこと、説明を聴取した後、教育こどもみらい常任委員会へ付託することをそれぞれ確認した。
(6)日程第6 議案第97号不動産の取得について、議案第98号不動産の取得について、議案第99号不動産の取得について、議案第100号不動産の取得について、議案第101号不動産の取得について、議案第102号不動産の取得について、議案第103号不動産の取得について、議案第104号不動産の取得について、議案第105号不動産の取得について、議案第106号不動産の取得について
 協議した結果、10件一括して説明を聴取すること、質疑がないこと、説明を聴取した後、総務常任委員会へ付託することをそれぞれ確認した。
(7)日程第7 議案第108号指定管理者の指定について
 協議した結果、質疑がないこと、説明を聴取した後、総務常任委員会へ付託することをそれぞれ確認した。
(8)日程第8 議案第109号鎌倉市国民健康保険運営基金条例の一部を改正する条例の制定について
 協議した結果、質疑がないこと、説明を聴取した後、観光厚生常任委員会へ付託することをそれぞれ確認した。
(9)日程第9 議案第110号令和2年度鎌倉市一般会計補正予算(第11号)
 事務局から議案の概略について説明を受けた後、令和2年(2020年)7月27日当委員会確認事項である「2月定例会における補正予算議案の考え方について」に基づき、休憩を挟み協議した結果、即決とすること、日本共産党から高野議員が質疑を行うこと、討論がないことをそれぞれ確認した。
(10)日程第10 議案第111号令和2年度鎌倉市一般会計補正予算(第12号)
 協議した結果、質疑がないこと、説明を聴取した後、総務常任委員会へ付託することをそれぞれ確認した。
(11)日程第11 議案第113号令和2年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)
 事務局から議案の概略について説明を受けた後、令和2年(2020年)7月27日当委員会確認事項である「2月定例会における補正予算議案の考え方について」に基づき協議した結果、即決とすること、質疑及び討論がないことをそれぞれ確認した。
(12)日程第12 議案第114号令和2年度鎌倉市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)
 事務局から議案の概略について説明を受けた後、令和2年(2020年)7月27日当委員会確認事項である「2月定例会における補正予算議案の考え方について」に基づき協議した結果、即決とすること、質疑及び討論がないことをそれぞれ確認した。
(13)日程第13 議案第115号令和2年度鎌倉市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)
 事務局から議案の概略について説明を受けた後、令和2年(2020年)7月27日当委員会確認事項である「2月定例会における補正予算議案の考え方について」に基づき協議した結果、即決とすること、質疑及び討論がないことをそれぞれ確認した。
(14)日程第14 議案第116号令和2年度鎌倉市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)
 協議した結果、質疑がないこと、説明を聴取した後、観光厚生常任委員会へ付託することをそれぞれ確認した。
(15)日程第15 議案第112号令和2年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特別会計補正予算(第1号)
 事務局から議案の概略について説明を受けた後、令和2年(2020年)7月27日当委員会確認事項である「2月定例会における補正予算議案の考え方について」に基づき協議した結果、即決とすること、質疑及び討論がないことをそれぞれ確認した。
(16)日程第16 議案第117号令和2年度鎌倉市下水道事業会計補正予算(第2号)
 事務局から議案の概略について説明を受けた後、令和2年(2020年)7月27日当委員会確認事項である「2月定例会における補正予算議案の考え方について」に基づき協議した結果、即決とすること、質疑及び討論がないことをそれぞれ確認した。
(17)日程第17 鎌倉市議会基本条例の改正に関する審査結果について
 本件は簡易採決により報告を受けることについて諮ること、また、報告を受けるにとどめ、質疑を行わないことをそれぞれ確認した。
 ここで事務局から、議会基本条例改正に関する特別委員会の審査結果報告書については、本会議開会前までに会議システムに配信する旨の発言があり、これを確認した。
(18)日程第18 議会議案第15号鎌倉市議会基本条例の一部を改正する条例の制定について
 事務局から、本件は会議規則第15条第2項の規定に基づく委員会提出議案として、議会基本条例の改正に関する特別委員長からの提出である旨の発言があり、これを確認するとともに、協議した結果、即決とすること、質疑及び討論がないことをそれぞれ確認した。
(19)日程第19 議案第125号鎌倉市市民活動推進基金条例の制定について、議案第126号鎌倉市既成宅地等防災工事資金助成条例の一部を改正する条例の制定について、議案第127号鎌倉市非常勤特別職職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第128号鎌倉市障害者自立支援施設条例を廃止する条例の制定について、議案第129号鎌倉市子どもの家条例及び鎌倉市放課後子どもひろば条例の一部を改正する条例の制定について、議案第130号鎌倉市遺児福祉基金の設置及び管理に関する条例の一部を改正する等の条例の制定について、議案第131号鎌倉市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、議案第132号鎌倉市開発事業における手続及び基準等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第133号鎌倉市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について、議案第118号令和3年度鎌倉市一般会計予算、議案第119号令和3年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特別会計予算、議案第120号令和3年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計予算、議案第121号令和3年度鎌倉市公共用地先行取得事業特別会計予算、議案第122号令和3年度鎌倉市介護保険事業特別会計予算、議案第123号令和3年度鎌倉市後期高齢者医療事業特別会計予算、議案第124号令和3年度鎌倉市下水道事業会計予算
 新年度予算関係議案の議案第125号から第133号並びに議案第118号から第124号までの計16議案について、一括して説明を聴取するにとどめることを確認した。
 ここで委員長から、日程第18「議会議案第15号鎌倉市議会基本条例の一部を改正する条例の制定について」の採決後に本会議を15分程度休憩し、「令和3年度予算案提案説明」の文書を会議システムに配信すること、日程第19で一括議題としている議案第125号から第133号並びに議案第118号から第124号までの計16議案についての説明を聴取後、本会議を延会した後に当委員会を開催し、各派代表質問の順序を決める抽せん等を行うことについてそれぞれ説明があり、委員長からの説明のとおり確認した。
2 追加予定案件について
 事務局から、1月27日(水)開催の各派代表者会議で確認されたとおり、市長から人事案件として「教育委員会の委員の任命について」の提出が予定されている旨の報告があり、これを確認するとともに、本件については、議案送付を受けた後、当委員会で取扱いについて改めて協議を行うことを確認した。
3 各派代表質問について
 委員長から、2月12日(金)までに各派代表質問を行う議員の氏名を議長宛て報告願いたい旨の発言があり、これを確認した。
4 その他
(1)時間延長について
当委員会の確認事項のとおり、今定例会中の本会議の会議時間の延長については、議長一任とすること、会期中は、本会議の状況に応じ、議長が適宜、会議時間の延長を宣告することを確認した。
 また、一般質問の途中で、会議規則で定められている会議時間である午後6時を過ぎる見込みの場合は、当該時間帯の質問者は終了時刻に配慮した上で質問を一旦中断し、次回開催される本会議から質問を続行するよう努めるものとすることを改めて確認した。
(2)本会議における会議システムの画面同期について
 事務局から、執行部職員が行う画面同期の操作については、見開きの資料は同期を行わない旨、当委員会で確認されているが、昨年同様、先ほど即決とすることを確認した議案第110号令和2年度鎌倉市一般会計補正予算(第11号)の説明時に、執行部側から補正予算説明書について画面同期を行いたい旨の申出があったことから、そのように実施すること、その際、見開きの状態での画面同期はできないことから、資料の左側のページを画面同期することで対応するとの発言があり、事務局発言のとおり確認した。
※ 一般質問の順序を決める抽せん
 先例に基づき抽せんを行った結果、1番長嶋竜弘議員、2番竹田ゆかり議員、3番くりはらえりこ議員、4番松中健治議員、5番千一議員の順に決定した。なお、無所属議員についての慣例に従い、議長が抽せんのくじを引いた。
 次に、一般質問における関連質問の取扱いについては、平成28年12月定例会から全ての一般質問が終了した後に関連質問を行うことが確認されていることから、最後の一般質問者の質問終了後、本会議を一旦休憩し、当委員会を開催して関連質問の通告の有無等を確認することを確認した。
 この後、「会議録作成業務に係る取組状況について」及び「鎌倉市議会委員会条例の改正について」協議を行うこととし、正・副議長退室のため、一旦休憩した。
              (11時02分休憩   11時15分再開)
   ――――――――― 〇―――――――――――――――――― 〇―――――――――
 
○中村委員長  日程第4その他(3)「会議録作成業務に係る取組状況について」を議題といたします。
 さきの9月定例会において当委員会で審査いたしました「陳情第11号市議会の会議録の迅速な作成と公開を求めることについての陳情」については、現在、閉会中継続審査としておりますが、その後の会議録作成業務に係る取組状況について、事務局から報告させます。
 
○議事調査課長  「陳情第11号市議会の会議録の迅速な作成と公開を求めることについての陳情」については、令和2年9月23日の当委員会において、事務局における会議録作成の現状や今後の取組などについて説明させていただいたところでございますが、その後の事務局における取組状況について報告させていただきます。資料を御覧ください。
 まず、1、陳情の要旨についてです。
 9月23日の当委員会において説明させていただきましたが、「鎌倉市議会定例会の会議録の作成及びその公開を、少なくとも、次議会定例会開催の前日までに、作成・公開することとし、会議録検索システムにおいて閲覧に供することを議会として尽力するよう求める」というもので、審査の結果、取扱いは継続審査となっています。
 次に、2、事務局の主な取組(令和2年10月以降)についてです。
 (1)作業工程の見直しについてです。
 作業の役割分担を明確化することで、委員会会議録の作業工程について、聞き返し1回、読み返し3回の合計4回のうち、読み返しの工程を1回減らすものです。
 (2)職員等のスキルアップについてです。
 会議録の精度を上げるため、同じ校正用原稿を用いて、チェック箇所を共有するとともに、職員及び委託業者へのフィードバックを行い、スキルアップを図っております。
 (3)作業開始時期の前倒し(令和3年度からの取組)についてです。
 委員会会議録の納期については、現在、契約で事業者に音声データを提供後28日、約1か月となっておりますが、校正作業に少しでも早く取りかかることができるよう、精度を維持した上で、納期を14日、約半月に短縮する予定です。
 (4)作業の見える化についてです。
 常任委員会、議会運営委員会、特別委員会など各種の委員会がある中で、会議録の作成が一部の職員に偏ることのないよう、また、どれから優先して手をつけていくべきなのか、また、作業の進捗状況が一目でわかるような一覧表を作成し、作業の見える化を行い、全体のスケジュールに遅れが生じないように作業を進めています。
 (5)会議録作成時間の記録についてです。
 職員各自が会議録の作成に高い意識を持ち、スケジュール管理ができるよう、会議録の作成にどれだけの時間を充てたかを毎日記録しています。
 (6)リモートワーク・テレワークの活用についてです。
 会議録を作成している際に、電話や窓口対応などで作業が中断してしまうことがあることから、会議録の作成作業に集中・専念ができるように、執務室以外の場所でのリモートワーク、また、在宅でのテレワークを随時活用しています。
 (7)職場環境の改善についてです。
 作成作業に集中できる環境をつくるため、執務室の整理整頓を行っています。
 以上が、昨年10月以降の事務局の主な取組となります。
 次に、3、現在の状況についてです。
 (1)本会議会議録については、次回定例会までに作成するという目標をぎりぎりで達成している状況でございましたが、テレワーク等の活用により、現在は若干の前倒しが行えてきた状況でございます。
 (2)委員会会議録については、会議時間の長い委員会など、7か月で作成するという現在の事務局としての目標を達成できないものもありましたが、こちらについても、現在は若干の前倒しが見えてきた状況です。
 最後に、4、その他についてです。
 陳情の要旨にもありましたが、本会議録については、次回定例会までに作成することができていますが、委員会会議録については作成までにおおむね7か月かかっており、次回定例会までには作成できていないのが現状です。
 昨年10月以降の取組の現状においては、12月定例会に加えて、10月臨時会、11月臨時会、1月臨時会、2つの特別委員会の開催に伴う議会運営事務が多かったため、会議録作成のための十分な時間を確保できませんでしたが、今後も引き続き、会議録の作成期間短縮に向けた取組を継続し、集中的に取り組むことで、当委員会の申合せでございます「委員会の会議録については、次回の定例会までに作成するよう努力する。」旨の申し合わせ事項(平成18年4月21日)に近づけていけるように努めてまいります。
 以上で報告を終わります。
 
○中村委員長  ただいまの報告につきまして、事務局に対して御質疑はございますか。
 
○山田委員  特に気になったのは、納期を28日から14日にという、これなんだけど、本当にこれコスト変わらないですか、経費。人的投入がないとできないとか、何か新しい組織ができないととか、何かそういうのをすごく感じるんだけど、そういう契約でいけるのか。
 
○議事調査課長  山田委員のおっしゃるように、納期を短くするということは、それだけの人的な投入が必要になる委託業務ではあると思います。実現に向けまして、来年度の委託契約の仕様を定めまして、関係業者に広く声をかけまして、予算内で委託業者が見つかるように、見積りを取った上で選定をしてまいりたいと考えております。
 
○山田委員  これは何、見通しがないまま書いてあるの、これ。
 
○議事調査課長  事務局として来年度の仕様をそのように定めたいと考えておりまして、具体的には、全ての業者にお声がけはまだしておりませんけれども、今いる業者には、可能かどうかというような下話はしたことはございます。
 
○山田委員  ということは、まだこの辺は難しいということになるんですかね。それは、まあ、交渉次第なんだろうけれども、民間側の立場からすると、絶対コストアップになるからね、これ。あまり無謀なたたき方をしないように。これから長く付き合っていかなきゃいけないところなので、その辺、十分配慮して、あまり無理のないようにお願いできればなと思います。お任せします、それは。
 
○議事調査課長  答弁の訂正をさせていただきたいと思います。申し訳ありません。
 先ほど山田委員から、14日で委託ができるめどがあるのかという御質問に対しまして、実際のところは、令和3年度の予算を要求するに当たりまして、関係業者に見積りを複数者に依頼しまして、その中で予算要求をさせていただいておりますので、現在の見積りの中で委託業者のめどは立っているというか、見込める状況ではございます。
 大変失礼いたしました。
 
○山田委員  予算要求はどうでもいいんだけど、これまでとどうなんですかという部分で無理しなさんなよという意味です。これまで100万円でやっていたのが、200万円に上げるから納期を半分にしろというのは、それは割と簡単な交渉だと思うんだけど、100万円を100万円のままで28日を14日にしろというのは、それは相当変な話に聞こえるので、予算要求段階で、これまでの実績と見比べて、これだったらいけるでしょうという見積りの取り方をしているんだったらいいけど、予算はこれくらいです、半分に短縮しなさいというのは誰も受けませんよ。じゃあ、今まで何だったのってことになっちゃうから。だから、当然そこは上がるということは承知しているんだけれども、経費の削減はお願いしておきたいなということと、あまり無理しなさんなよということは、私からちょっと言っておきたいなと思って、あえて質問させていただきました。
 
○大隅議会事務局長  答弁がなかなかうまくできなくて申し訳ないんですけれども、もちろん期間を短縮することに伴ってコストが発生することは当然のことであって、短縮することを前提に今、見積りと予算要求をしているところでございますので、実態としては、それが予算に反映されてくるという形で予算編成をしておりますので、そういう意味でカバーをしているという状況でございますので、よろしくお願いいたします。
 
○中村委員長  ということで、よろしいですか。
 
○山田委員  いいんだけど、28日を14日といったら大革命ですよね、これ、受ける側としては。だから、そういうところで、予算というかな、いわゆる見積りが出てきましたということをベースに今、議論されているということでいいんだけれども、その見積りにおいても、多少無理している可能性もゼロじゃないから、多くお金を上げろということじゃないけど、十分そこは交渉しておいてくださいねということだけです。予算を倍にしたら、これ受けますよ、きっと。でも、きっと倍にしてないでしょう。だから、まあ、その辺の兼ね合いがあるから、十分配慮してねということは言っておきます。だから、14日にすることが絶対ですみたいな言い方をしないで、全体の仕組みの中で短縮することを考えて、あまり業者たたきだけしないでねっていうことだけ言っておきます。
 
○大隅議会事務局長  今、予算の上乗せ部分について確認をさせていますので、後ほど正確なところで御答弁させていただきます。申し訳ございません。
 
○保坂委員  会議録の迅速な作成ということとちょっと違うんですけど、この場で派生的に確認したいことがありまして、会議録のシステムなんですけれども、12月定例会の前くらいに会議録の検索システムが変わりまして、随分仕様が変わっています。それで、案件ごとの調査というか、調べものの視点だと、やはり前に比べると見にくい画面というか、表示になっていますけれども、あれはもう当初から契約の変更っていうのが、年度初めに決まっていたんでしたっけ。その辺りがちょっと突然な感じで受け止めていたのですが、実際にはもう決まっていたことだったんですか。それは経費削減するということで、決まったんでしょうか。
 
○事務局  まず、検索システムなんですけれども、5年間の長期継続契約ということで、システムの使用料ということでやっておりまして、それが令和2年度の頭、6月に切れる予定でございました。実際、そのときの更新に向けて事務局のほうで作業していたんですけれども、その中でいろいろ契約部門と調整をしていく中で、これはやっぱり一般競争入札をすべきだという指摘もございましたので、入札に向けての準備ということ、もろもろの仕様の確認ですとか、そういったことをやるために、以前の業者と、今おっしゃっていただいたとおり11月末ですね、そこまで引き続き契約をして、入札を行い、12月1日から今の新たな契約業者と契約したという流れでございます。
 なので、一応もともと決まっていたというところではございまして、その上で必要な仕様は何だというところを精査した上で、入札をかけて、今の業者に決まったという、そのような経過でございます。
 
○保坂委員  今度は何か年の契約なんでしょうか。
 
○事務局  こちらも5年間の長期継続契約でございます。
 
○中村委員長  暫時休憩いたします。
              (11時30分休憩   11時32分再開)
 
○中村委員長  再開いたします。
 
○山田委員  具体的に何をしたいのか、これ。今、事務局が報告したけれども。
 
○中村委員長  陳情が出て、継続審査案件になっておりますので、報告を受けたところで、本来であれば、この陳情についての取扱いを含めて、また御協議いただきたいということです。
 
○山田委員  それは総務でやるんだろうけれども。
 
○中村委員長  いや、これは議運で継続になっておりますので。いわゆる陳情審査を、今、継続になっている状況で報告をもらったと。今の報告を受けて、陳情について引き続き継続とするか、その辺の御判断をまたいただかないといけないということです。
 
○山田委員  どこかでやるのか。
 
○中村委員長  今、既に取り扱っているような状態で。まあ、陳情審査を、結論を出すのか、あるいは継続のままでいいのかというような御判断をいただかなければならない。そのための報告でございました。
 ただ、事務局内でも努力はしているようではございますので、その点、皆様が評価いただけるのかどうか。例えば、もうちょっとこういったことをやったほうがいいんじゃないかとか、そういう御提案があれば承りますが。
 
○保坂委員  この報告で、現状の報告ですけれども、一応、了承ということでよいのではないかなと思うんですが、本会議については次の定例会までというのは、これまでもその努力をしてきてもらっていて、委員会についても本当は次の定例会までが望ましいことは分かりますし、県内でも、横浜市会だったかな、どこかはそういうふうな運用をしているようにも思うんですけれども。でも、次の定例会に間に合わせるというのは、現状では非常に厳しいのかなと思いますので、今回の報告で了承ということでよいのかなと思います。
 起こす作業というのが非常に大変だなと思うんですが、例えば議員の発言とかで分かりにくい変換とか、聞き取りにくかったりとかしたものについては、本当に遠慮しないで、随時メール等も含めて、悩まないで確認していただければいいかなと思うところです。
 
○中村委員長  議員側も協力は惜しまないということですね。
 暫時休憩いたします。
              (11時35分休憩   11時42分再開)
 
○中村委員長  再開いたします。
 
○大隅議会事務局長  先ほど御答弁が足りなかった部分について、課長から答弁させますので、よろしくお願いいたします。
 
○議事調査課長  先ほどの山田委員からの御質問で、委員会の会議録の納期を今の28日から14日に短縮した場合のコストについてですけれども、令和3年度予算で、令和2年度予算と比べまして、1本当たり、これは15分単位ですけれども、300円の単価のアップになっております。これに750本分、あと消費税を掛けまして、年度合計としましては24万7500円、これがアップ分として見積もっているところでございます。
 
○中村委員長  よろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 ほかに質疑はございますか。
                  (「なし」の声あり)
 それでは、質疑を打ち切らせていただきます。
 陳情は継続審査のままということで確認してよろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
   ――――――――― 〇―――――――――――――――――― 〇―――――――――
 
○中村委員長  続きまして、日程第5「鎌倉市議会委員会条例の改正について」を議題といたします。
 1月27日に引き続き、委員会条例の改正案について御協議をお願いいたします。前回、皆様から正・副委員長案に対し御意見を頂いておるところでございますが、特にあれから変わってはいないんですけれども、同じ正・副委員長案を配信しておりますので、これに基づいて御協議いただきたいと思います。御意見はございますか。
 暫時休憩いたします。
              (11時43分休憩   11時59分再開)
 
○中村委員長  再開いたします。
 休憩中、いろいろ御意見を頂きましたので、さらに御協議させていただく時間を取りたいと思います。今日のところは結論は出ませんでしたけれども、改めて御協議させていただくということで確認してよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 こちらで用意したものは以上でございますけれども、よろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 それでは、これをもちまして議会運営委員会を閉会いたします。
 以上で本日は閉会した。

 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   令和3年(2021年)2月3日

             議会運営委員長

                 委 員