○議事日程
観光厚生常任委員会会議録
〇日時
令和2年(2020年)12月17日(木) 10時00分開会 11時43分閉会(会議時間0時間54分)
〇場所
議会全員協議会室
〇出席委員
志田委員長、長嶋副委員長、西岡、河村、日向、吉岡の各委員
〇理事者側出席者
田中(良)健康福祉部長、中野健康福祉部次長兼福祉総務課長兼特別定額給付金担当担当課長、菊池市民健康課長
〇議会事務局出席者
大隅局長、岩原担当書記、田中議事調査担当担当係長
〇本日審査した案件
1 議案第75号指定管理者の指定について
2 議案第76号指定管理者の指定について
3 議案第84号鎌倉市腰越漁港管理条例の一部を改正する条例の制定について
4 議案第87号令和2年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)
5 議案第88号令和2年度鎌倉市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
6 「将来にわたる安定したごみ処理体制の構築について」の最終報告について
7 報告事項
(1)休日夜間急患診療所の拡充について
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○志田委員長 おはようございます。観光厚生常任委員会を開会いたします。
会議録署名委員の指名を行います。委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。日向慎吾委員にお願いいたします。
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○志田委員長 本日の審査日程ですが、まず日程第1から日程第6において委員長報告の確認を行った後、市民健康課から、休日夜間急患診療所の拡充について報告をしたい旨の連絡がありましたので、それを日程第7報告事項(1)として市民健康課から報告を受けたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
インターネット中継につきましては、通常、委員長報告の確認は中継を行っていないことから、原局から報告を受ける日程第7報告事項(1)のみ中継することとしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
それでは、ここでインターネット中継を一時中断いたします。
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インターネット中継を中断後、以下、日程に沿って次のとおり審査を行った。
1 議案第75号指定管理者の指定について
2 議案第76号指定管理者の指定について
以上2件一括して、委員長報告の内容を検討した結果、これを了承した。
3 議案第84号鎌倉市腰越漁港管理条例の一部を改正する条例の制定について
委員長報告の内容を検討した結果、これを了承した。
4 議案第87号令和2年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)
5 議案第88号令和2年度鎌倉市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
以上2件一括して、委員長報告の内容を検討した結果、これを了承した。
6 「将来にわたる安定したごみ処理体制の構築について」の最終報告について
委員長報告の内容を休憩を挟み検討した結果、「提示された実施計画は、現実的で実効性があると判断できる内容ではありませんでした。」を「提示された実施計画は、実効性があると判断できる内容ではありませんでした。」に、「可燃ごみの焼却処理は、鎌倉市の新施設及び逗子市の既存施設の2施設で処理を行っていくとされており、」を「可燃ごみの焼却処理は、鎌倉市の新施設及び逗子市の既存施設の2施設で行っていくとされており、」に、「英断をもって別の手法を採用するなど、市民が納得、安心できる説明を行うことを求めます。」を「英断をもって別の手法を採用するなど、計画の見直しを行い、市民が納得、安心できる説明を行うことを求めます。」に、「なお、このことについては、今定例会の委員会審査において、新たな中継施設が整備されるまでの間は、今泉クリーンセンターの中継施設を引き続き使用する可能性が明らかとなり、」を「なお、今定例会の委員会審査において、新たな中継施設が整備されるまでの間は、今泉クリーンセンターの中継施設を引き続き使用する可能性が明らかとなり、」に、「生ごみ資源化施設の整備について周辺住民の理解が得られていない状況において、今後の広域化実施計画の進捗に大きな影響を与えるものである」を「生ごみ資源化施設の整備について、いまだ周辺住民の理解が得られていない状況下で、今後の広域化実施計画の進捗に大きな影響を与えるものである」に、「計画期間が満了する令和12年度以降のごみ処理体制については、依然として不透明のままであり、不安感が払拭されておりません。」を「計画期間が満了する令和12年度以降のごみ処理体制については様々な課題があり、依然として不透明のままで、不安感が払拭されておりません。」に改めることとし、これを了承した。
ここで職員入室のため、暫時休憩した。
(11時17分休憩 11時23分再開)
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○志田委員長 再開いたします。
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○志田委員長 次に、日程第7報告事項(1)「休日夜間急患診療所の拡充について」を議題といたします。原局から報告をお願いいたします。
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○田中(良)健康福祉部長 これから御報告させていただきます日程第7報告事項(1)休日夜間急患診療所の拡充につきましては、長嶋副委員長から観光厚生常任委員会に報告すべき案件という御指摘がございまして、本日の委員会で御報告をさせていただくということにいたしました。お取り計らいいただき、どうもありがとうございます。
今後、委員会の報告案件につきましては、十分注意してまいります。申し訳ありませんでした。よろしくお願いします。
それでは、これから菊池市民健康課長から報告をさせますので、よろしくお願いいたします。
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○市民健康課長 日程第7報告事項(1)休日夜間急患診療所の拡充について報告いたします。
本市では、国の救急医療対策事業実施要綱に基づき、鎌倉市救急医療確保対策実施要綱を制定し、入院治療を要しない軽症患者に対する救急医療を確保するために、初期救急医療対策を定めています。
初期救急医療対策のうち、公益社団法人鎌倉市医師会に委託している休日夜間急患診療所業務は、これまで地域医療センター内に設置している休日夜間急患診療所において実施してきましたが、同診療所は、建物の構造上、十分な換気機能を有していないことや、患者の動線を分けることができないことから、患者間の交差感染が生じる可能性があるなどの問題があり、コロナ禍における診療所として感染症対策の面で課題を抱えておりました。
感染症に対応できる診療所の整備については、新型コロナウイルス感染症が流行した初期段階の時点から医師会と協議を重ねてまいりましたが、適切な代替施設が見つからない状況が続いておりました。そうした中、地域医療センターに隣接する旧材木座保育園について、令和2年11月30日から診療に必要な修繕を開始し、令和2年12月8日から従来の診療所を拡充して旧材木座保育園での診療を開始いたしました。
資料を御覧ください。
旧材木座保育園の平面図です。
このうちゼロ歳児室、1歳児室、2歳児室及び3歳児室の4部屋を診療所や待合室として使用しています。
今回の拡充は、地域医療センター内にある休日夜間急患診療所について、その範囲を旧材木座保育園まで拡充する届出をしており、まずは感染症対応を優先することから、換気のよい旧材木座保育園をメインの診療所として利用するものです。
幸い、今年度のインフルエンザ患者数は例年よりも低い水準で収まっておりますが、一般のクリニックが休みとなる年末年始や、本格的な寒さを迎え、増えてくると思われる発熱患者への対応等が今後必要となってくることが予想されることから、拡充した診療所を有効に活用し、本市の救急医療体制の強化につなげてまいります。
以上で報告を終わります。
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○志田委員長 ただいまの報告に、御質疑ございますか。
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○西岡委員 そうしますと、地域医療センターと材木座保育園と、どういうふうに、今、使っていくということになるんでしょうか。
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○市民健康課長 メインは旧材木座保育園がメインになっておりますけれども、今後、診療の患者数によりますけど、旧材木座保育園部分では対応し切れない部分は、既存部分を利用する可能性もあり、また、発熱患者を旧材木座保育園で、それ以外の腹痛等の患者は既存部分で対応ということもあり得ると、そういう可能性もあります。
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○西岡委員 そうしますと、材木座のほうがメインというお話でしたので、市民の皆さんはこの材木座のほうに行かれるということですよね。今までのところと両方が併存してやっているということではないわけですね。あくまでもこちらで行うということでよろしいですか。
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○市民健康課長 そのとおりです。
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○西岡委員 コロナ、またインフルエンザが今のところ非常に収まっている状況下で本当によかったなというふうに思うんですけれども、この材木座の元の保育園の使用については、これは地域住民とか皆さんの了解は得ていらっしゃるんでしょうか。
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○市民健康課長 まず、鎌倉市の医師会が、10月31日に材木座自治連合会の理事会で説明いたしました。12月11日に周辺住民に対しまして、鎌倉市医師会長、市民健康課長連名でお知らせ文を配布したところです。
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○西岡委員 ということは、快く急患の診療所として、夜間の急患診療所として使っていただくということでよろしいわけですね。そこだけちょっと確認をさせていただきたいと思います。
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○市民健康課長 西岡委員のおっしゃるとおりです。
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○吉岡委員 医師会のあそこの場所もすごく老朽化しているとかって、いろいろとその後のことについての論議はありましたけど、今回は休日急患のところだけを、しばらくはずっとこれを使ってやるということなんですか。その後の問題についての協議とかはあるんですか。医師会の先生たちと。
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○市民健康課長 コロナ禍の部分で、臨時的に拡充ということでやっておりますので、コロナが収まった段階では元のところに戻るというところになっております。期限付というところなんです。
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○長嶋副委員長 先ほど部長からおわびの言葉があったので、そこは今さら責めませんが、最初に細かいことを言って申し訳ないけど、図面の資料を出していただいてるんですけど、こういう図面というのは真っすぐしたものを貼り付けて出してくださいね。図面なので、曲がってたら意味をなさないんです。それは技術系の人はみんな分かっていると思うけど、外にそういうのを出す場合があったら恥ずかしいですからね。真っすぐしたものを出してください。
一番問題なのは、要するに市民への周知なんですけど、私ですら全然聞いていなくて、タウンニュースを拝見してびっくりしたという感じでありましたが、最初に聞きたいのは、この「広報かまくら」の今出ているもの、12月15日号の裏面に、年末年始の場所は前の材木座3−5−35って書いてあるんですけど、これはこれでいいんですか。12月29日から1月3日の救急医療は材木座3−5−35になっていますけど、それでいいんですか。
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○市民健康課長 最初、御案内するときは、今ある既存の地域医療センターのほうに行っていただいて、そこから材木座保育園のほうへ誘導するような形になっておりますので、それで大丈夫かなと思います。
ただ、発熱がある方については、事前に電話していただくということをしていますので、電話していただいたときに、材木座保育園、ちょっと裏を回っていただきという、そういう御案内は医師会のほうでしております。
さらに、「広報かまくら」のほうはちょっと間に合わなかったんですが、鎌倉衛生時報のほうは、しっかり旧材木座保育園という形も載せました。
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○長嶋副委員長 年末年始なので、医師会さんの今の3−5−35のところに行って、ピンポンとやったらば、どなたかがいらっしゃって、すぐ裏側ですからね。そういう案内をするということでいいんですか。元旦とか大みそかも。それとも誰もいないで貼り紙がしてあってということですか。
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○市民健康課長 貼り紙はちゃんとして、対応していただくような形になっております。
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○長嶋副委員長 つまり、誰もそこにはいないということですよね。それでいいですか。
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○市民健康課長 はい、長嶋副委員長のおっしゃるとおりです。
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○長嶋副委員長 それで、周知が大事なので、それこそ縁むすびカードなんて一生懸命周知しているけど、それよりこっちのほうが大変重要で、年末年始はほかにもあるけど、ここに頼らざるを得ないところがすごくあって、皆さん過去に行ったことがある方とか、そこがそうだと知っている方は、まずそっちに行くわけですよね、こう書いてあっても。それで、医師会のページには、新しい場所の住所で案内が書いてありますけど、休日夜間診療所って、鎌倉市休日夜間診療ってネットで打つと、ばあっといろいろな検索サイトが出てきて、古い場所の指定に全部当然なっているわけですよね。よっぽど頑張って周知しないと、ケーブルテレビだ、鎌倉エフエムだ、「広報かまくら」だって1月1日号に載せておかなきゃいけない話だと思うんですね。
慌てて、具合が悪くて、子供が熱出して大変だって、ぱっと行って、そこで貼り紙してあったら、そこで慌てちゃう可能性だってあるので、よっぽど頑張って周知しないと。それこそ縁むすびカードをこっちでやっているんだったら、そこに併せて一緒に掲載してもらえば相当市民の人には周知できるから、そういうことをやってもらわないと。年末年始、それこそ私はいつもボランティアガイドをやっていて、観光客だって当然対象だから、案内所の人とかみんな知ってるんですかとか、いろんなところね、JRとかいろいろなところで出てくるわけで。救急対応病院はもちろん、救急のあれがあるといいんだけれども、そうじゃないので行くほうがやっぱり多いので、相当頑張って、関係機関にまずお知らせすること。関係機関もいっぱいあるから、警察だって言っておかなきゃいけないし、市民への周知は広く広報しなきゃいけないと思うんですね。相当やらないと駄目だと思うんですよ。その辺はどうされるんですか。
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○市民健康課長 副委員長おっしゃるとおり、周知はすごく大切だという部分は感じております。まずはホームページ等はしっかりこちらに拡充したということは、周知していきたいと思います。関係機関等も、できるだけ周知するようにしていきたいと思います。
できれば、先ほどお話があったので、ジェイコムの部分もやりたいと考えています。
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○長嶋副委員長 これは前から移すのは分かっていたことだから、事前にしていないところで大変問題ですよね。これは事務のミス、ミスというか、やっていないんだから、本当に時間がなくて、急いで周知しなきゃいけないんだから、市長も縁むすびカード何とかとか、あんなことをメディアで一生懸命やる前に、こっちを自分でやれと。それこそ場合によっては防災無線でも案内しなきゃいけない話ですよ。消防の出初め式だって、車回して案内するじゃないですか。そのくらいのこと、場合によっては必要なぐらいのレベルの話だと思うので、年末年始は病院はほとんどやっていないわけで、やっぱり大事ですよ、年末に向けて。観光客だっているんだから、部長、最後に、ちょっと市長に言ってもらいたいんですけど、そういうことを。何やってんですかと指摘があったと、あなたがやりなさいと、先頭に立ってということなんですけど、どうですか。それをお願いしたいんですけど。
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○田中(良)健康福祉部長 長嶋副委員長の御指摘につきましては、休日夜間の今回の修繕から始まって、開設までというところが非常に慌ただしい中で過ぎてきてしまったこともあって、こういったところになかなか手が回らなかった部分につきましては、おわびを申し上げたいなというふうに思います。
今、御指摘がありました中で、できる限りの中で関係部との調整をしながら、できる限りの広報に努めてまいりたいというふうに考えております。
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○長嶋副委員長 部署じゃなくて、市長にやらせなさいと言ったんです。
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○田中(良)健康福祉部長 御指摘の部分につきましては、市長にもお伝えをしますが、実質我々のほうでできる限りの中で頑張って周知に努めていきたいというふうに思っております。
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○長嶋副委員長 だから、以前、防災無線で、観光客の方はお帰りくださいって、あの方は言われたわけですよ、自ら出ていって。それに近い、ケーブルで流すんだったら本人が出て本人がしゃべって、こうさせていただいたのでって、それは悪いんだけど、職員の方が出てしゃべるのと、市長がしゃべるのでは、全然伝わる感覚が違うんですから。市長が出ているだけではっと見るわけですから、そういうことを言っているの。メディアの媒体に出るときに、どっちが効果あるんですかと言ったら、それは超有名人がね、鎌倉の人が出てしゃべってくれるならそれでもいいですよ。そういうわけにいかないんだから、やっぱり市長が出て、年末年始、こういうことですからって出なきゃ駄目ですよという話ですので、部長から市長にやれというのはあれだけど、委員会で、今聞いているのかどうか知りませんが、指摘があったというふうに言って、そんなのだって別にケーブルでどうせやるんだったら、短時間でいいわけでしょう。そんな難しいことをしゃべるわけじゃないんだから。こう変わりましたので、皆さんお間違いなきようという話だけですから、松尾市長はメディアに出るの大好きなんだから、自分の広報のために。そういうことでやるわけじゃないんだけど、大事だからやってくださいという、私からそういうふうに言われたと言っていただければいいんですよ。それだけの話。部長がどうじゃなくて、市長が自らやらなきゃ駄目ですよと、そういう話を伝えてください。いいですか。
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○田中(良)健康福祉部長 こういう御指摘があったということについては、お伝えはさせていただきます。
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○志田委員長 ちょっと私から。先ほど冒頭、部長から今回報告漏れのあった、御指摘のあったことで触れられましたけれども、やっていることはいいことでして、ただやっぱり年末年始の医療提供体制等ですね、あと医師会の事務局が入ってるところに市議会としても補正予算で2課体制のことをやったり、行政としても重点事業でやっていたわけですよね。その報告が漏れたことについては、やっぱり今後ないようにしていただきたいということを伝えたいと思います。
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○河村委員 長嶋副委員長からの御指摘を聞きながら、広報のほうも見ていたんですけど、今、現状、ウェブサイトもそのままになっていますよね。これどうするんですか。いつ変えるのかだけ確認しておいてもらったらいいのかなと。
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○市民健康課長 早急に変えさせていただきます。
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○志田委員長 ほかに御質疑はございますか。
それでは質疑を打ち切らせていただきます。
ただいまの報告について了承でよろしいですか。
(「はい」の声あり)
了承と確認をさせていただきました。
これで本日の観光厚生常任会を閉会いたします。
以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
令和2年(2020年)12月17日
観光厚生常任委員長
委 員
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