令和 2年 9月定例会
第4号 9月 7日
○議事日程  

          鎌倉市議会9月定例会会議録(4)
                                   令和2年(2020年)9月7日(月曜日)
〇出席議員 24名
 1番  千   一   議員
 2番  くりはらえりこ 議員
 3番  竹 田 ゆかり 議員
 4番  長 嶋 竜 弘 議員
 5番  安 立 奈 穂 議員
 6番  武 野 裕 子 議員
 7番  西 岡 幸 子 議員
 8番  池 田   実 議員
 9番  河 村 琢 磨 議員
 10番  志 田 一 宏 議員
 11番  保 坂 令 子 議員
 12番  高 野 洋 一 議員
 13番  納 所 輝 次 議員
 14番  前 川 綾 子 議員
 15番  中 村 聡一郎 議員
 16番  森   功 一 議員
 17番  日 向 慎 吾 議員
 18番  吉 岡 和 江 議員
 19番  大 石 和 久 議員
 20番  山 田 直 人 議員
 21番  久 坂 くにえ 議員
 22番  伊 藤 倫 邦 議員
 23番  高 橋 浩 司 議員
 24番  松 中 健 治 議員
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〇欠席議員 なし
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〇議会事務局出席者
 事務局長        大 隅 啓 一
 議事調査課長      谷 川   宏
 議事調査課課長補佐   岩 原   徹
 書記          菊 地   淳
 書記          鈴 木 麻裕子
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〇説明のため出席した者
 番外 1 番  松 尾   崇  市長
 番外 2 番  小 礒 一 彦  副市長
 番外 3 番  千 田 勝一郎  副市長
 番外 5 番  比留間   彰  共創計画部長
 番外 7 番  奈 須 菊 夫  行政経営部長
 番外 8 番  内 海 正 彦  総務部長
 番外 10 番  齋 藤 和 徳  市民生活部長
 番外 11 番  平 井 あかね  こどもみらい部長
 番外 12 番  田 中 良 一  健康福祉部長
 番外 15 番  吉 田   浩  都市景観部長
 番外 16 番  樋 田 浩 一  都市整備部長
 番外 17 番  廣 川 智 久  会計管理者
 番外 19 番  岩 岡 寛 人  教育長
 番外 20 番  佐々木   聡  教育部長
 番外 22 番  八 木 隆太郎  代表監査委員
 番外 23 番  山 田 直 人  監査委員
 番外 67 番  佐 藤 雅 也  監査委員事務局長
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〇議事日程
               鎌倉市議会9月定例会議事日程(4)

                         令和2年(2020年)9月7日  午前9時30分開議

 1 報告第10号 継続費の精算報告について                ┐
   報告第11号 令和元年度決算に基づく健全化判断比率の報告について   │市 長 提 出
   報告第12号 令和元年度決算に基づく資金不足比率の報告について    ┘
 2 議案第44号 市道路線の認定について                  同     上
 3 議案第45号 指定管理者の指定について                ┐同     上
   議案第46号 指定管理者の指定について                ┘
 4 議案第48号 損害賠償請求事件の和解について              同     上
 5 議案第47号 下水道管理に起因する事故に関する和解について      ┐
   議案第49号 下水道管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償 │同     上
         の額の決定について                   ┘
 6 議案第50号 下水道管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償  同     上
         の額の決定について
 7 議案第51号 下水道管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償  同     上
         の額の決定について
 8 議案第59号 鎌倉市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定に  同     上
         ついて
 9 議案第61号 鎌倉市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定め ┐
         る条例の一部を改正する条例の制定について        │
   議案第62号 鎌倉市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に │
         関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定につい │市 長 提 出
         て                           │
   議案第63号 鎌倉市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準 │
         を定める条例の一部を改正する条例の制定について     ┘
 10 議案第64号 鎌倉市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条  同     上
         例の制定について
 11 議案第60号 鎌倉市森林環境譲与税基金条例の制定について        同     上
 12 議案第65号 令和2年度鎌倉市一般会計補正予算(第6号)       ┐同     上
   議案第66号 令和2年度鎌倉市一般会計補正予算(第7号)       ┘
 13 議案第67号 令和2年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2  同     上
         号)
 14 議案第52号 令和元年度鎌倉市一般会計歳入歳出決算の認定について   ┐
   議案第53号 令和元年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特 │
         別会計歳入歳出決算の認定について            │
   議案第54号 令和元年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の │
         認定について                      │
   議案第55号 令和元年度鎌倉市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決 │
         算の認定について                    │同     上
   議案第56号 令和元年度鎌倉市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定 │
         について                        │
   議案第57号 令和元年度鎌倉市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算 │
         の認定について                     │
   議案第58号 令和元年度鎌倉市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認 │
         定について                       ┘
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〇本日の会議に付した事件
 議事日程に同じ
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                    (出席議員  24名)
                    (9時30分  開議)
 
○議長(久坂くにえ議員)  定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、配付いたしましたとおりであります。
 会議規則第142条の規定により、本日の会議録署名議員を指名いたします。19番 大石和久議員、20番 山田直人議員、22番 伊藤倫邦議員にお願いいたします。
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○議長(久坂くにえ議員)  日程第1「報告第10号継続費の精算報告について」「報告第11号令和元年度決算に基づく健全化判断比率の報告について」「報告第12号令和元年度決算に基づく資金不足比率の報告について」以上3件を一括議題といたします。
 理事者から報告を願います。
 
○内海正彦 総務部長  報告第10号継続費の精算報告について説明いたします。議案集その1、42ページを御覧ください。
 鎌倉市一般会計予算中、鎌倉芸術館大ホール特定天井改修事業につきましては、精算報告書のとおり令和元年度までの継続事業として執行し、継続年度が終了したものです。当事業につきましては、平成30年度から令和元年度までに、総額2億3045万400円を支出いたしました。
 以上、地方自治法施行令第145条第2項の規定により報告いたします。
 続きまして、報告第11号令和元年度決算に基づく健全化判断比率の報告について説明いたします。議案集その1、44ページを御覧ください。
 地方公共団体の財政の健全化に関する法律により、健全化判断比率の四つの指標のうち、いずれかの指標が早期健全化基準とされる基準値を超えた場合、財政の早期健全化のための計画を策定すること、財政再生基準とされるさらに高い基準値を超えた場合、財政再生のための計画を策定することが義務化されています。
 四つの指標のうち、一つ目の実質赤字比率とは、実質赤字額を標準財政規模で除したもので、本市の場合、対象は、一般会計、大船駅東口市街地再開発事業、公共用地先行取得事業の両特別会計で、標準財政規模は約362億円です。実質赤字が発生しない場合はこの比率も生じないため、令和元年度はバー表示となります。黒字のため比率としては使用しませんが、計算上の数値はマイナス7.16%となります。実質赤字比率の早期健全化基準は標準財政規模によって異なりますが、本市の場合は、11.57%が早期健全化基準、20%が財政再生基準となります。
 二つ目の連結実質赤字比率とは、実質赤字比率同様、実質赤字額を標準財政規模で除したもので、対象を下水道事業や国民健康保険事業、介護保険事業、後期高齢者医療事業の各特別会計にも広げたものです。実質赤字比率同様、黒字の場合は比率が生じないため、バー表示となります。黒字のため比率としては使用しませんが、計算上の数値はマイナス8.87%となります。本市の場合は、16.57%が早期健全化基準、30%が財政再生基準となります。
 三つ目の実質公債費比率は、市債等の返済に要する経費が、その年度の財政に占める割合を見る指標です。対象となる会計は、一般会計、大船駅東口市街地再開発事業、公共用地先行取得事業の両特別会計ですが、ここでは一般会計からの繰出金によって賄われる下水道事業会計の市債の返済費用も算入されています。また、市債の返済額だけでなく、市債に準じる債務負担行為に基づく支出も算入されています。それら市債等の返済に要した一般財源の額が標準財政規模に占める割合を示す数値です。本市の令和元年度の比率は0.8%となりました。この比率については、25%が早期健全化基準、35%が財政再生基準となります。
 最後の将来負担比率とは、財政の状況を市債残高や債務負担行為に基づく支出予定額などストックの面から見るもので、直接の対象となるのは、一般会計、大船駅東口市街地再開発事業、公共用地先行取得事業の両特別会計ですが、下水道事業会計の市債の償還に必要となる一般会計からの繰出金見込額も含め、最終的に一般会計等の負担となる可能性のあるものを捉える指標となっています。この一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率が350%以上となると、早期健全化計画を策定することとなりますが、負数の比率としては使用いたしませんが、計算上の数値はマイナス22.1%となります。
 以上、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により報告いたします。
 
○樋田浩一 都市整備部長  報告第12号令和元年度決算に基づく資金不足比率の報告について説明いたします。議案集その1、45ページを御覧ください。
 資金不足比率は公営企業会計ごとの経営状況を見るもので、経営健全化基準とされる基準値が20%を超えた場合、公営企業経営の早期健全化のための計画を策定することが義務化されています。本件は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定に基づき報告するものです。
 経営健全化基準は下水道事業の資金の不足額を事業の規模で除したもので算定しますが、令和元年度は資金不足が発生しませんでした。したがって、この比率は算定されないことから、バー表示としております。
 以上で報告を終わります。
 
○議長(久坂くにえ議員)  ただいまの報告に対し、御質疑または御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 以上で報告を終わります。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(久坂くにえ議員)  日程第2「議案第44号市道路線の認定について」を議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を願います。
 
○樋田浩一 都市整備部長  議案第44号市道路線の認定について、提案理由の説明をいたします。議案集その1、5ページを御覧ください。また、6ページから7ページの案内図、公図写しを御参照ください。
 枝番1の路線は、梶原二丁目982番135地先から梶原二丁目982番138地先の終点に至る幅員5メートルから9.37メートル、延長71.98メートルの道路敷です。この路線は都市計画法に基づく開発行為に伴い築造された道路であり、一般交通の用に供するため、道路法の規定に基づき認定しようとするものです。
 以上で説明を終わります。
 
○議長(久坂くにえ議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 本件は、運営委員会の協議もあり、建設常任委員会に付託いたします。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(久坂くにえ議員)  日程第3「議案第45号指定管理者の指定について」「議案第46号指定管理者の指定について」以上2件を一括議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を願います。
 
○平井あかね こどもみらい部長  議案第45号指定管理者の指定について、提案理由の説明をいたします。議案集その1、8ページを御覧ください。
 地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、鎌倉市子どもの家条例に定める鎌倉市ふかさわ子どもの家「すずめ」及び鎌倉市せきや子どもの家「やまゆり」、鎌倉市放課後子どもひろば条例に定める放課後子どもひろばふかさわ及び放課後子どもひろばせきやの指定管理者をシダックス大新東ヒューマンサービス株式会社に指定しようとするものです。
 指定期間は令和3年4月1日から令和8年3月31日までで、指定しようとする団体は、鎌倉市子どもの家等指定管理者選定委員会の審査結果を踏まえ、選定したものです。
 続きまして、議案第46号指定管理者の指定について、提案理由の説明をいたします。議案集その1、9ページを御覧ください。
 地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、鎌倉市児童発達支援センター条例に定める鎌倉市児童発達支援センターあおぞら園の指定管理者を社会福祉法人県央福祉会に指定しようとするものです。
 指定期間は令和3年4月1日から令和8年3月31日までとし、指定しようとする団体は、鎌倉市児童発達支援センターあおぞら園指定管理者選定委員会の審査結果を踏まえて選定したものです。
 以上で提案理由の説明を終わります。
 
○議長(久坂くにえ議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 ただいま議題となっております議案第45号外1件は、運営委員会の協議もあり、教育こどもみらい常任委員会に付託いたします。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(久坂くにえ議員)  日程第4「議案第48号損害賠償請求事件の和解について」を議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を願います。
 
○佐々木聡 教育部長  議案第48号損害賠償請求事件の和解について、提案理由の説明をいたします。議案集その1、14、15ページを御覧ください。
 本件は、平成25年12月11日、体育の授業中にバスケットボールが原告の顔面に当たり両目に各傷害を負ったことに対する損害賠償請求訴訟が平成31年3月18日付で鎌倉市を相手方として提起されたものです。
 このたび横浜地方裁判所から和解要旨のとおり和解条項案が提示され、相手方の了承が得られたため、これを尊重し、受け入れようとするもので、地方自治法第96条第1項第12号の規定に基づき、市議会の議決を求めるものです。
 以上で説明を終わります。
 
○議長(久坂くにえ議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 本件は、運営委員会の協議もあり、教育こどもみらい常任委員会に付託いたします。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(久坂くにえ議員)  日程第5「議案第47号下水道管理に起因する事故に関する和解について」「議案第49号下水道管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定について」以上2件を一括議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を願います。
 
○樋田浩一 都市整備部長  議案第47号下水道管理に起因する事故に関する和解について、提案理由の説明をいたします。議案集その1、10ページを御覧ください。
 本件は、平成26年10月6日の降雨により市が管理する水路が増水し、護岸とともに隣接する土地の一部が崩落したため、その土地に駐車していた二輪車4台が水路に落下、破損した事故です。当事者間での協議が調ったことから和解しようとするもので、相手方は議案集に記載のとおりです。
 和解の内容は、事故の原因を下水道の管理瑕疵と認め、市が二輪車所有者に対し修繕費として174万4000円を支払い、それにより二輪車所有者、隣接地所有者及び市の間には本件事故について一切の債権債務関係がないことを確認するものであり、地方自治法第96条第1項第12号の規定により、和解について提案するものです。
 なお、修繕費の支払いについては、議案第49号で提案するものです。
 続きまして、議案第49号下水道管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定について、提案理由の説明をいたします。議案集その1、16ページを御覧ください。
 本件は、平成26年10月6日の降雨により市が管理する水路が増水し、護岸とともに隣接する土地の一部が崩落したため、その土地に駐車していた二輪車4台が水路に落下、破損した事故について、相手方に損害賠償をするもので、相手方は議案集に記載のとおりです。
 事故後、相手方と協議した結果、事故の原因を下水道の管理瑕疵と認め、市が修繕費として174万4000円を支払うことで協議が調ったため、地方自治法第96条第1項第13号の規定により、損害賠償の額の決定について提案するものです。
 以上で説明を終わります。
 
○議長(久坂くにえ議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 ただいま議題となっております議案第47号外1件は、運営委員会の協議もあり、建設常任委員会に付託いたします。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(久坂くにえ議員)  日程第6「議案第50号下水道管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定について」を議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を願います。
 
○樋田浩一 都市整備部長  議案第50号下水道管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定について、提案理由の説明をいたします。議案集その1、17ページを御覧ください。
 本件は、令和元年9月9日、市が管理する下水道用地からの倒木により車両を破損した事故について、相手方に損害賠償をするもので、相手方は議案集に記載のとおりです。
 事故後、相手方と協議した結果、事故の原因を下水道の管理瑕疵と認め、市が修繕費として11万5390円を支払うことで協議が調ったため、地方自治法第96条第1項第13号の規定により、損害賠償の額の決定について提案するものです。
 以上で説明を終わります。
 
○議長(久坂くにえ議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第50号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、議案第50号については、委員会の審査を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議案第50号下水道管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                   (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第50号は原案のとおり可決されました。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(久坂くにえ議員)  日程第7「議案第51号下水道管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定について」を議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を願います。
 
○樋田浩一 都市整備部長  議案第51号下水道管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定について、提案理由の説明をいたします。議案集その1、18ページを御覧ください。
 本件は、令和元年9月9日、市が管理する下水道用地からの倒木によりアルミ製クリーンボックスを破損した事故について、相手方に損害賠償をするもので、相手方は議案集に記載のとおりです。
 事故後、相手方と協議した結果、事故の原因を下水道の管理瑕疵と認め、市が修繕費として4万2350円を支払うことで協議が調ったため、地方自治法第96条第1項第13号の規定により、損害賠償の額の決定について提案するものです。
 以上で説明を終わります。
 
○議長(久坂くにえ議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第51号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、議案第51号については、委員会の審査を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議案第51号下水道管理に起因する事故による市の義務に属する損害賠償の額の決定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                   (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第51号は原案のとおり可決されました。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(久坂くにえ議員)  日程第8「議案第59号鎌倉市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について」を議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を願います。
 
○内海正彦 総務部長  議案第59号鎌倉市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。議案集その1、21ページを御覧ください。
 地方自治法第243条の2第1項の規定に基づき、市長等の市に対する損害賠償責任の一部免責について必要な事項を定めるための条例を制定するものです。
 施行期日は公布の日といたします。
 以上で説明を終わります。
 
○議長(久坂くにえ議員)  本件については、地方自治法第243条の2第2項の規定により、議長においてあらかじめ監査委員の意見を聴取したところ、配付しておりますとおり、9月1日付で監査委員から回答を頂いておりますことを御報告いたします。
 これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 本件は、運営委員会の協議もあり、総務常任委員会に付託いたします。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(久坂くにえ議員)  日程第9「議案第61号鎌倉市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について」「議案第62号鎌倉市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について」「議案第63号鎌倉市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について」以上3件を一括議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を願います。
 
○平井あかね こどもみらい部長  議案第61号鎌倉市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。議案集その1、25ページを御覧ください。
 家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、必要な規定の改正を行うものです。
 なお、施行期日については公布の日からとします。
 議案第62号鎌倉市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。議案集その1、29ページを御覧ください。
 特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準の一部改正に伴い、必要な規定の改正を行うものです。
 なお、施行期日については公布の日からとします。
 続きまして、議案第63号鎌倉市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。議案集その1、31ページを御覧ください。
 厚生労働省令である放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、鎌倉市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例を改正しようとするものです。
 この条例の施行期日は公布の日からとします。
 以上で提案理由の説明を終わります。
 
○議長(久坂くにえ議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 ただいま議題となっております議案第61号外2件は、運営委員会の協議もあり、教育こどもみらい常任委員会に付託いたします。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(久坂くにえ議員)  日程第10「議案第64号鎌倉市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を願います。
 
○樋田浩一 都市整備部長  議案第64号鎌倉市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明をいたします。議案集その1、33ページを御覧ください。
 令和2年4月1日の地方自治法等の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、条例で引用する地方自治法の条番号にずれが生じたため、必要な改正を行おうとするものです。
 施行期日は公布の日からとします。
 以上で説明を終わります。
 
○議長(久坂くにえ議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第64号については、運営委員会の協議もあり、会議規則第44条第3項の規定により、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、議案第64号については、委員会の審査を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。御意見はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 討論を打ち切ります。
 これより採決に入ります。議案第64号鎌倉市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。本件は、原案のとおり決することに御賛成の方の挙手を求めます。
                   (総 員 挙 手)
 総員の挙手によりまして、議案第64号は原案のとおり可決されました。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(久坂くにえ議員)  日程第11「議案第60号鎌倉市森林環境譲与税基金条例の制定について」を議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を願います。
 
○吉田浩 都市景観部長  議案第60号鎌倉市森林環境譲与税基金条例の制定について、提案理由の説明をいたします。議案集その1、23ページ、24ページを御覧ください。
 国から譲与される森林環境譲与税を法律で定められた使途である森林の整備及びその促進に関する施策の財源に充てるため、鎌倉市森林環境譲与税基金を設立し、その管理について必要な事項を定めるため、条例を制定しようとするものです。
 なお、施行の期日は公布の日からといたします。
 
○議長(久坂くにえ議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 本件は、運営委員会の協議もあり、建設常任委員会に付託いたします。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(久坂くにえ議員)  日程第12「議案第65号令和2年度鎌倉市一般会計補正予算(第6号)」「議案第66号令和2年度鎌倉市一般会計補正予算(第7号)」以上2件を一括議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を願います。
 
○松尾崇 市長  (登壇) 議案第65号令和2年度鎌倉市一般会計補正予算(第6号)の提案理由の説明をいたします。
 今回の補正は、財産管理事務、がけ地対策事業などを計上するとともに、新型コロナウイルス感染症蔓延の影響により業務実施を見送るものや一部縮小するものについて、小学校施設整備事業、道路新設改良事業などの減額を行うものです。
 そして、これに伴いまして、市債及び繰入金などの減額を行いました。
 また、御成小学校旧講堂改修事業について継続費の変更、史跡大町釈迦堂口遺跡崩落対策事業について継続費の廃止、公共施設再編計画見直し等支援業務委託事業などに係る繰越明許費の追加、放課後子どもひろばふかさわほか3施設管理運営事業費などに係る債務負担行為の追加、小学校給食費管理等業務委託事業費に係る債務負担行為の廃止、本庁舎1号機エレベーター修繕料などによる地方債の追加及び新型コロナウイルス感染症蔓延の影響により実施を見送るものや一部縮小する事業による地方債の減額をしようとするものです。
 詳細につきましては、担当職員に説明させますので、御審議をお願いいたします。
 
○内海正彦 総務部長  令和2年度鎌倉市一般会計補正予算(第6号)について、その内容を説明いたします。議案集その1の35ページを御覧ください。
 第1条歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ6億4559万6000円の減額で、補正後の総額は、歳入歳出とも833億143万6000円となります。
 款項の金額は、第1表のとおりです。
 まず、歳出ですが、第10款総務費は7188万9000円の増額で、旧岩瀬子ども会館の活用事業に係る経費及び本庁舎1号機エレベーター修繕料などの追加、また、公共施設再編等に係る市民周知支援業務委託料及び土地利用調整制度の見直しに係る調査業務委託料などの減額を、第15款民生費は650万2000円の減額で、放課後児童クラブ補助金及び子どもの家の運営に係る経費などの追加、また、地域共生社会推進全国サミット実行委員会の負担金及び障害者雇用奨励金などの減額を、第30款農林水産業費は2200万円の減額で、腰越海岸堆積砂搬出業務委託料の減額を、第40款観光費は1764万1000円の減額で、海水浴場に係る経費及びファミリービーチに係る経費などの減額を、第45款土木費は9718万1000円の減額で、既成宅地等防災工事補助金及び短期的観光渋滞対策関連調査業務委託料などの追加、道路新設改良に係る経費及び道路維持修繕工事請負費などの減額を、第50款消防費は4929万4000円の減額で、消防団器具置場購入費及び消防車両購入に係る備品購入費の減額を、第55款教育費は5億2486万7000円の減額で、こもれび山崎温水プールの運営に係る損失分についての補償金及び鎌倉体育館ほか3館の運営に係る損失分についての負担金などの追加、学校施設老朽化対策工事及び御成小学校旧講堂改修事業に係る経費などの減額をしようとするものです。
 次に、歳入について申し上げます。第55款国庫支出金は1920万円の減額で、史跡等保存整備費補助金の減額などを、第60款県支出金は1165万9000円の減額で、市町村事業推進交付金の減額などを、第75款繰入金は2億273万7000円の減額で、財政調整基金繰入金などの減額を、第90款市債は4億1200万円の減額で、義務教育施設整備事業債の減額などをしようとするものです。
 次に、第2条継続費の補正は、38ページ第2表のとおり、御成小学校旧講堂改修事業について継続費の変更を、史跡大町釈迦堂口遺跡崩落対策事業について継続費の廃止をしようとするものです。
 次に、第3条繰越明許費は、39ページ第3表のとおり、公共施設再編計画見直し等支援業務委託事業ほか3事業の追加をしようとするものです。
 次に、第4条債務負担行為の補正は、40ページ第4表のとおり、放課後子どもひろばふかさわほか3施設管理運営事業費ほか4事業費について債務負担行為の追加を、小学校給食費管理等業務委託事業費について債務負担行為の廃止をしようとするものです。
 次に、第5条地方債の補正は、41ページ第5表のとおり、本庁舎1号機エレベーター修繕料などに係る地方債の追加、学校施設老朽化対策工事などに係る地方債の減額をしようとするものです。
 以上で一般会計補正予算(第6号)の内容説明を終わります。
 
○松尾崇 市長  (登壇) 議案第66号令和2年度鎌倉市一般会計補正予算(第7号)の提案理由及びその内容について説明いたします。
 今回の補正は、商工業振興事業を計上いたしました。
 そして、その財源といたしまして、国庫支出金及び繰越金を計上いたしました。
 詳細について説明いたします。議案集その2の5ページを御覧ください。
 第1条歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ9億9091万円の増額で、補正後の総額は、歳入歳出とも842億9234万6000円となります。
 款項の金額は、第1表のとおりです。
 まず、歳出ですが、第35款商工費は9億9091万円の増額で、鎌倉応援買い物・飲食電子商品券事業に係る経費の追加をしようとするものです。
 次に、歳入について申し上げます。第55款国庫支出金は5億7291万4000円の増額で、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の追加を、第80款繰越金は4億1799万6000円の増額で、前年度繰越金の追加をしようとするものです。
 以上で一般会計補正予算の内容説明を終わります。
 
○議長(久坂くにえ議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 ただいま議題となっております議案第65号外1件は、運営委員会の協議もあり、総務常任委員会に付託いたします。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(久坂くにえ議員)  日程第13「議案第67号令和2年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」を議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を願います。
 
○田中良一 健康福祉部長  議案第67号令和2年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)の提案理由の説明をいたします。議案集その2、8ページを御覧ください。
 第1条歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ4358万8000円の増額で、補正後の総額は、歳入歳出とも167億1418万8000円となります。
 款項の金額は、第1表のとおりです。
 まず、歳出ですが、第30款諸支出金は4358万8000円の増額で、新型コロナウイルス感染症蔓延の影響により収入が減少した一部の世帯に対して国民健康保険料の減免措置を行うための経費を増額しようとするものです。
 次に、歳入ですが、第30款県支出金は4358万8000円の増額で、新型コロナウイルス感染症蔓延の影響により国民健康保険料の減免措置を行うための財源として保険給付費等交付金を増額しようとするものです。
 以上で説明を終わります。
 
○議長(久坂くにえ議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 本件は、運営委員会の協議もあり、観光厚生常任委員会に付託いたします。
    --------------------------------- 〇 ---------------------------------- 〇 ----------------------------------
 
○議長(久坂くにえ議員)  日程第14「議案第52号令和元年度鎌倉市一般会計歳入歳出決算の認定について」「議案第53号令和元年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について」「議案第54号令和元年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」「議案第55号令和元年度鎌倉市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について」「議案第56号令和元年度鎌倉市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」「議案第57号令和元年度鎌倉市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について」「議案第58号令和元年度鎌倉市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について」以上7件を一括議題といたします。
 理事者から提案理由の説明を願います。
 
○松尾崇 市長  (登壇) ただいま議題となりました令和元年度鎌倉市一般会計及び5特別会計の歳入歳出決算の認定について並びに令和元年度鎌倉市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、御審議をお願いするに当たり、その大要を説明いたします。
 まず、令和元年12月の国の経済動向では、令和元年度の日本経済は、海外経済の減速等を背景に外需が弱いものの、雇用・所得環境の改善等により内需を中心に緩やかに回復しました。また、令和元年10月に実施した消費税率の引上げに当たっては、経済の回復基調に影響を及ぼさないといった観点から、軽減税率制度や臨時特別の措置など各種の対応を行っています。今後についても緩やかな回復が続くことが期待されるものの、消費税率引上げ後の経済動向を引き続き注視するとともに、台風等の被害からの復旧・復興の取組をさらに加速する必要があると発表しておりました。
 しかしながら、令和2年が明けてからの新型コロナウイルス感染症の影響から、令和2年3月9日付の日本銀行横浜支店による「神奈川県金融経済概況」では、県内の景気は基調として緩やかに拡大しているものの、足元では新型コロナウイルス感染症の影響が見られており、不確実性が高まっていると公表した中で、令和元年度を終了することとなりました。
 このような状況の中、令和元年度における本市の歳入は、一般会計では、平成30年度と比較して約20億円増加しました。歳入の主な内容を見ますと、諸収入では約8億円、市債で約2億円の減少となった反面、国庫及び県からの支出金を合わせて約15億円の増加となったほか、繰入金が約9億円の増加、寄附金が約4億円、市税で約2億円の増加となっております。
 一方、歳出の面で申し上げますと、令和元年度は第3次鎌倉市総合計画第3期基本計画の最終年となりました。第3期基本計画で目指した目標を実現するため、各種事業の取組をさらに充実させるとともに、市民の皆様がいつまでも安心して、そして豊かさを実感できるまち鎌倉を目指し、都市経営を推進してまいりました。
 その一端を申し上げますと、行財政運営の分野では、行財政改革の推進の取組として、RPAの導入や行財政運営の最適化に向けた事務事業や業務に係るコストの洗い出しを行いました。また、市民サービス向上の一環として戸籍証明書のコンビニ交付を開始しました。
 文化・多文化共生社会の分野では、鎌倉市が誕生して80年を迎え、姉妹都市との交流事業などを実施、11月には鎌倉芸術館で市制80周年の記念式典を実施し、市民の皆様とお祝いをすることができました。
 健康福祉の分野では、共生社会の実現を図るため、福祉に関連する相談を制度や部署を横断して受け止める福祉総合相談窓口を設置しました。
 これまで注力してきました子育て・教育の分野では、待機児童対策として、民間保育所4園の新規開所に係る支援などを行いました。また、新たに七つの小学校区において放課後子ども総合プランを開始し、就学児童が放課後を安全・安心に過ごし、多様な体験活動を行うための環境整備を行いました。学校施設の整備としては、小学校6校に冷暖房設備設置工事を実施し、これにより全ての市立小・中学校の普通教室への冷暖房設備設置工事は完了しました。また、小・中学校のトイレ環境の改善を図るため、小学校4校、中学校3校で全面改修のためのトイレ環境改善業務委託を実施しました。
 以上の施策をはじめとして、数々の事業に取り組んできたところでありますが、各会計の詳細な決算計数につきましては、「鎌倉市決算書及び附属書類」のとおりであり、その成果につきましては、別冊「施策の成果報告書」のとおりであります。
 内容の詳細につきましては、担当職員から説明いたしますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。
 
○廣川智久 会計管理者  議案第52号から第57号までの各会計の歳入歳出決算について、その内容を説明いたします。議案集その1、19ページを御覧ください。
 議案第52号令和元年度鎌倉市一般会計歳入歳出決算は、予算現額645億7572万4732円に対し、歳入は627億3313万8321円、歳出は598億7193万4854円で、予算執行率は92.7%となります。
 歳入歳出差引残額28億6120万3467円を翌年度に繰り越しいたしました。この繰越額から継続費逓次繰越額、繰越明許費繰越額及び事故繰越し繰越額の合計2億7224万2395円を差し引いた25億8896万1072円が実質収支額であります。
 次に、議案第53号令和元年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特別会計歳入歳出決算は、予算現額1929万5000円に対し、歳入は1929万6410円、歳出は1628万4708円で、歳入歳出差引残額301万1702円が実質収支額であります。
 次に、議案第54号令和元年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算は、予算現額175億8764万7000円に対し、歳入は171億9735万6022円、歳出は171億866万7145円で、歳入歳出差引残額8868万8877円が実質収支額であります。
 次に、議案第55号令和元年度鎌倉市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算は、予算現額5億4610万円で、決算額は歳入歳出とも5億4609万1406円となり、歳入歳出差引残額はありませんでした。
 次に、議案第56号令和元年度鎌倉市介護保険事業特別会計歳入歳出決算は、予算現額175億9240万円に対し、歳入は175億7479万9706円、歳出は173億5199万1598円で、歳入歳出差引残額2億2280万8108円が実質収支額であります。
 議案第57号令和元年度鎌倉市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算は、予算現額55億6656万4000円に対し、歳入は55億6711万3973円、歳出は55億2503万9646円で、歳入歳出差引残額4207万4327円が実質収支額でありました。
 以上で、各会計の決算の内容説明を終わります。
 
○樋田浩一 都市整備部長  議案第58号令和元年度鎌倉市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について説明いたします。議案集その1、20ページを、鎌倉市決算書及び附属書類は270ページを御覧ください。
 まず、令和元年度鎌倉市下水道事業会計剰余金の処分についてですが、令和元年度決算に伴う利益剰余金7億4133万7356円の使途については、剰余金処分計算書(案)に記載しましたとおり、4億7824万1145円を減債積立金に積み立て、2億6309万6211円を令和2年度に繰り越すもので、地方公営企業法第32条第2項の規定により、市議会の議決を求めるものです。
 次に、下水道事業会計決算の認定について、概要を説明いたします。鎌倉市決算書及び附属書類は264ページを御覧ください。
 収益的収支は主に施設の維持管理等に要する経費で、収入は72億9055万8359円に対し、支出は65億4236万1761円となり、差引きの利益は7億4819万6598円となりました。鎌倉市決算書及び附属書類は266ページに移りまして、資本的収支は主に施設の建設改良や企業債に係る経費の収支で、収入については、企業債、繰入金などで17億5722万2865円を収入しました。支出は、主に施設の建設改良に要した経費や企業債の償還に要した経費で、39億6342万1200円を支出いたしました。
 なお、資本的収支につきましては、支出額に対し収入額が不足する額は22億619万8335円となり、この不足額については、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額などで補填いたしました。
 以上が下水道事業の決算の概要で、地方公営企業法第30条第2項の規定により、決算報告書に財務書類及び事業報告書を添えて監査委員の審査に付しましたところ、別添審査意見書の提出がありましたので、同条第4項の規定により、認定に付するものです。
 以上で説明を終わります。
 
○議長(久坂くにえ議員)  この際、監査委員から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
 
○山田直人 監査委員  (登壇) ただいま市長から提案されました令和元年度鎌倉市一般会計及び特別会計の歳入歳出決算及び令和元年度鎌倉市下水道事業会計の決算につきまして、議会における審査に当たり、監査委員として意見を述べさせていただきます。
 私は、本年の市議会6月定例会におきまして、皆様の御同意により監査委員に就任させていただきました。以来今日に至るまで、八木代表監査委員とともに、例月出納検査や定期監査業務及び令和元年度各会計決算等の審査業務を行ってまいりました。
 今回の決算等審査の経過につきましては、市長から各会計の歳入歳出決算等について審査に付されましたことを受けまして、7月16日から8月18日までの間、審査を行いました。
 その実施に当たり、令和元年度鎌倉市一般会計及び特別会計の歳入歳出決算につきましては、提出を受けた歳入歳出決算書及び附属書と、それぞれの関係諸帳簿類との照合を行うとともに、関係部署からの聞き取り調査を行い、監査等資料及び定期監査、例月出納検査の結果を参考にいたしました。
 また、令和元年度鎌倉市下水道事業会計の決算につきましては、提出を受けた決算報告書、財務諸表及び決算附属書類とそれぞれの関係帳簿類との照合を行うとともに、関係部署からの聞き取り調査を行い、監査等資料や例月出納検査の結果を参考にして決算審査を行いました。
 それでは最初に、令和元年度鎌倉市一般会計及び特別会計の歳入歳出決算について述べさせていただきます。
 審査に当たっては、大きく三つの観点から審査を行いましたので、その結果について申し上げます。
 一つ目の観点としては、決算書等が法令に規定された様式に基づいて作成されているか、計数に誤りはないか、財産管理は適正になされているか、定額資金運用基金の運用状況について、その管理・運用が確実、効率的に行われているかについて審査いたしました。その結果、各会計の歳入歳出決算書、同事項別明細書の作成は規定の様式に基づき計数に誤りがないこと並びに財産は適正に管理され、定額資金運用基金の管理・運用は適正になされているものと認められました。
 二つ目の観点として、財政運営は健全に行われているかについて審査いたしました。ここであらかじめ申し上げます。令和元年度から特別会計のうち下水道事業が除かれましたので、前年度との比較は下水道事業を除いて行っております。その結果、令和元年度の一般会計と特別会計を合わせた決算額は、歳入総額が1036億3800万円、対前年度比17億5100万円の増加、歳出総額が1004億2000万円、同じく13億5800万円の増加となっております。
 歳入歳出差引額は32億1800万円で、この額から令和2年度繰越財源を差し引いた実質収支額は29億4600万円の黒字です。そして、実質収支額から平成30年度の実質収支額を差し引いた単年度収支額は3億8600万円の黒字で、その主な要因は、介護保険事業の実質収支額が平成30年度と比べ5億300万円減ったことにより、特別会計では5億5900万円の赤字ですが、一般会計が9億4500万円の黒字であることによるものです。また、全ての基金との収支などを加味した実質単年度収支額は、特別会計の実質収支額が平成30年度から減ったことにより、1億7600万円の赤字となっています。
 なお、普通会計の財政状況でありますが、財政分析指数を見ますと、財政力指数が1.079で、平成30年度と比較して0.002下がりました。次に、経常収支比率は100%を超え101.2%となり、財政構造の弾力性が失われていると言えます。
 また、経常的経費は経常的収入の範囲であることが望ましいとされますが、経常的経費を経常的収入で除した割合を見ますと、平成30年度は100.3、令和元年度はさらに上がり101.6となり、財政構造の安定性が低下していることが分かります。その原因は、市税などの経常的収入は増加しているものの、その増加幅よりも経常的経費の増加幅のほうが大きいためであり、そのうち特に扶助費の増加が顕著となっています。いわゆる固定費とされる義務的経費が増えている傾向については、財政運営面から注意が必要な点であると考えます。
 なお、市債の借入残高につきましては、令和元年度末においては359億円となり、減少傾向にあります。
 三つ目の観点としては、予算の執行が第3期基本計画後期実施計画に沿い、効率的に行われているかなどについて審査を行った結果について申し上げます。
 平成26年度から進められてきた第3次鎌倉市総合計画第3期基本計画は、「安全な生活の基盤づくり」につながる取組を優先的に行うという考えに立って進められてまいりましたが、令和元年度が最終年度となりました。新たに令和2年度から第4期基本計画が始まり、SDGs、共創・共生の視点を持ち、施策の目標とするまちの姿の実現のため、特に優先して取り組んでいく施策を明確にし、選択と集中を徹底することにより、行財政運営の適正化に注力し、今後の市政運営を強固なものとすることとしています。
 こうした中、令和元年度に実施された主な事業には、特定教育・保育施設支援事業、障害者福祉サービス事業、児童手当支給事業のほか、ごみ資源化事業、ごみ収集事業、私立保育所の新設や改修費等の施設整備費に対して補助金を交付した私立保育所等整備事業、小学校冷暖房設備設置工事などの小学校施設整備事業などがありました。
 GIGAスクール構想対応に係る高速Wi−Fi化整備やタブレット端末購入、史跡永福寺跡崩落防止対策事業など、令和2年度に繰り越された事業もありましたが、おおむね実施計画に基づき、総合計画の将来目標の達成に向けた取組が行われたことを確認しました。
 以上、申し述べましたように、三つの観点から厳正なる審査を行いましたが、意見として付け加えることがありますので、以下のとおり申し添えることとします。
 まず、自然災害に対応したまちづくりについてです。昨年の台風15号と19号の影響を受け、本市でも土砂流出、倒木、停電などの被害がありました。風水害による被害は近年は全国各地で顕著となっていますが、こうした災害から市民の生命や生活を守るためには、市民も行政も一丸となって日頃から備えておくことが重要です。
 避難所に関しては、発電機や段ボールベッドなどの備品の充実を図ってきており、とりわけパーティションは、今直面している新型コロナウイルス感染対策において、飛沫防止の面から効果があると聞きました。また、福祉避難所は、高齢者、障害者、妊産婦、乳幼児、病弱者等で一般の避難所での生活が著しく困難な方のための避難所として位置づけられており、一般の避難所と比べ、ケアする側の一層慎重な対応を求められるところです。避難所運営は感染症対策という新たな課題が生じたことから、これまで以上に困難さが増していますが、市民を守る行政の重要な役割の一つですので、引き続き注力されていくことを強く望みます。
 また、道路、下水道施設、緑地などのインフラを継続して適切に管理していくことは、行政に課せられた大きな役割です。市民生活に不可欠なインフラはその維持管理に多額の経費がかかることから、社会基盤施設マネジメント計画に基づき、予防保全型管理の考えに立って計画的な維持管理に努めていくことは大切です。しかし、一たび台風などで緊急対応の必要が生じると、計画的な維持管理を遂行していく上では大きな支障となります。しかしながら、マンパワーや財源が限られている状況であったとしても、人命保護、安全・安心を守るという強い使命感を持って、市長以下、インフラの適切な維持管理に努めていかれることを強く望みます。
 さらに、本市では現在、立地適正化計画の策定に取り組んでいるとのことです。これは、人口減少、高齢化が進む現状で、持続可能な都市構造の構築を目指す計画ですが、本市では当初から防災の視点を取り入れて策定に取り組んでいるとのことです。今後、防災を主とする国の指針が示されるとのことですので、まちづくりの面からも常に防災を意識した取組が実践されていくことを望みます。
 次に、収入確保策の改善についてです。かねてから申し上げていることと同様のこととなりますが、市の債権の収納率の向上を図るべく、市税等の滞納者に対しアクションを起こして納付を促す方法は必要不可欠なことです。しかし、併せて、支払い手続の利便性を高めることにより、いつでも簡単に納付ができる環境づくりを構築することも収納率の向上につながります。インターネットバンキングを採用するなど、納付方法の不断の検討を行うことを期待します。また、ふるさと寄附金につきましては、市が受ける寄附額が増えていると聞きますが、寄附額に比例してこれに係る経費も上がっている傾向がありますので、費用対効果という視点からさらなる工夫を期待いたします。
 次に、事務の執行についてです。市役所における多種多様な事務作業では、従前から事務執行上のミスが散見されていますが、これらのミスの内容を見ますと、同じようなミスが多く見受けられます。このため、これまでも定期監査等を通じ、監査委員から同じことの注意を繰り返し行ってきたという経過があります。同じようなミスがなかなか改善されない原因はどこにあるのか、どうすればこのようなことが解消できるのか、改めて熟考されることを望みます。
 続きまして、令和元年度鎌倉市下水道事業会計の決算について述べさせていただきます。
 審査に当たっては、市長から審査に付された令和元年度下水道事業会計決算報告書、財務諸表及び決算附属書類が関係法令に準拠して作成され、その計数が正確であるか、かつ経営成績及び財政状態を適正に表示しているかを着眼点としました。また、計数の分析を行い、地方公営企業法の趣旨である企業の経済性の発揮及び公共の福祉の増進に向け、効率的な事業運営が行われているかを主眼に審査いたしました。
 審査の結果、下水道事業会計決算報告書、財務諸表及び決算附属書類はいずれも関係法令に準拠して作成され、関係帳簿類と計数も一致し、下水道事業の経営成績及び財政状態を適正に表示されているものと認められました。
 なお、令和元年度は下水道事業の地方公営企業法の適用となった初年度であり、平成30年度までの計数と単純な比較ができないことから、業務実績等を除き、原則として前年度との計数比較は行っておりませんが、令和2年度決算から、前年度との比較を通じ、指標及び経営状況の推移をしっかり評価してまいりたいと考えます。
 さて、審査を通じての意見となりますが、本市の下水道事業は昭和33年の事業認可、昭和47年の七里ガ浜浄化センター供用開始以降、積極的に整備が行われてまいりました。そして、現在、本市の下水道事業の軸足は施設整備から維持管理へと転換しています。下水道施設は老朽化が進み、管渠の標準耐用年数は50年とされているところですが下水道施設の多くがこの耐用年数を迎えようとしております。損益計算書では営業費用は営業収益の2倍を超え、その営業費用の実に7割を減価償却費が占めている状況です。起伏のある地形は本市の特徴でもありますが、そのために多くのポンプ施設や複数の処理施設が必要となり、これらの固定資産の維持管理に要する経費が大きく影響を与えるものと考えられます。
 本市では、社会基盤施設マネジメント計画に基づき、予防保全型管理の考えを積極的に取り入れており、このことは、多額の維持管理費の抑制を図る方法は経営の安定化という観点から評価するところでありますが、一方で、台風等の自然災害が頻発する今日においては、風水害や施設の老朽化などによる破損事故が生じれば、予防保全型管理による計画的な維持管理の進行の妨げとなることは避けられないところです。
 令和元年度から新しい会計方式により経営状態の見える化が図られるとともに、各指標を使うことで他市の下水道事業とも比較がしやすくなりました。下水道事業を取り巻く環境は順風満帆とは言えませんが、下水道は市民生活の基礎を守るための必要不可欠なものですので、しっかりとした経営感覚を持って、中長期にわたり持続可能な経営を図られていくことを切に望みます。
 以上、令和元年度鎌倉市一般会計及び特別会計の歳入歳出決算及び令和元年度鎌倉市下水道事業会計決算につきまして意見を申し上げましたが、審査結果及び意見の詳細につきましては、お手元に配信しております令和元年度鎌倉市各会計決算等審査意見書及び令和元年度鎌倉市下水道事業会計決算審査意見書を御参照いただければと存じます。
 以上、所見を述べさせていただきました。議会における御審議の参考としていただければ幸いです。ありがとうございました。
 
○議長(久坂くにえ議員)  これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 ここで御報告申し上げます。ただいま中村聡一郎議員から議長の手元まで、議案第52号外6件については、特別委員会を設置し、これに審査を付託したい旨の動議が文書をもって提出されました。
 提出者から説明を願います。
 
○15番(中村聡一郎議員)  (登壇) ただいま動議として提出いたしました特別委員会の設置につきまして、提出理由の説明をいたします。
 ただいま一括議題となっております議案第52号令和元年度鎌倉市一般会計歳入歳出決算の認定について外6議案については、長期にわたる監査委員の御努力によって、私どもの元に、その意見書が配付されています。
 私どもは、監査委員の御努力に対し深く敬意を表するものでありますが、さらに議会の立場から令和元年度予算がいかに執行され、かつ、いかなる効果が上がったのかなどについて審査を加え、将来の市政に向けての反省と問題点を究明する必要性を強く感じますので、配付しましたとおり特別委員会を設置し、これにその審査を付託すべく動議を提出した次第であります。
 総員の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
 以上で提出理由の説明を終わります。
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○議長(久坂くにえ議員)  ただいま中村聡一郎議員から提出されました動議については、既に所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。
 よって、本動議を直ちに議題といたします。
 お諮りいたします。本動議のとおり決することに御異議ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、特別委員会を設置し、これに審査を付託する動議は可決されました。
 なお、この際、ただいま設置されました特別委員会の委員の選任をする必要がありますので、日程を追加したいと思います。
 お諮りいたします。令和元年度鎌倉市一般会計歳入歳出決算等審査特別委員会委員の選任についてを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
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○議長(久坂くにえ議員)  「令和元年度鎌倉市一般会計歳入歳出決算等審査特別委員会委員の選任について」を議題といたします。
 本件については、鎌倉市議会委員会条例第6条第1項の規定により、議長が会議に諮って指名することになっております。
 便宜、局長から申し上げます。
 
○(大隅啓一 事務局長)  令和元年度鎌倉市一般会計歳入歳出決算等審査特別委員会委員の氏名を申し上げます。
 9番 河村琢磨議員、11番 保坂令子議員、12番 高野洋一議員、13番 納所輝次議員、14番 前川綾子議員、15番 中村聡一郎議員、22番 伊藤倫邦議員、23番 高橋浩司議員、以上8名でございます。
 
○議長(久坂くにえ議員)  お諮りいたします。ただいま申し上げました8名の方々を特別委員会委員に選任することに御異議ありませんか。
                   (「なし」の声あり)
 御異議なしと認めます。よって、ただいま申し上げましたとおり、特別委員会委員に選任することに決定いたしました。
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○議長(久坂くにえ議員)  以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
 再開の日時は、来る9月25日午後2時であります。ただいま御着席の方々には改めて御通知いたしませんから、御了承願います。
 本日はこれをもって散会いたします。
                   (10時38分  散会)

令和2年(2020年)9月7日(月曜日)

                          鎌倉市議会議長    久 坂 くにえ

                          会議録署名議員    大 石 和 久

                          同          山 田 直 人

                          同          伊 藤 倫 邦