令和 2年総務常任委員会
2月28日
○議事日程  
令和 2年 2月28日総務常任委員会

総務常任委員会会議録
〇日時
令和2年(2020年)2月28日(金) 9時32分開会 10時15分閉会(会議時間0時間17分)
〇場所
議会全員協議会室
〇出席委員
山田委員長、志田副委員長、くりはら、久坂、高野、保坂の各委員
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
大隅局長、岩原議事調査課課長補佐兼議事調査担当担当係長、鈴木担当書記
〇本日審査した案件
1 本日の委員会運営について
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○山田 委員長  開会が若干おくれまして、申しわけございませんでした。
 それでは、ただいまより総務常任委員会を開会いたします。
 委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。くりはらえりこ委員にお願いいたします。
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○山田 委員長  日程第1「本日の委員会運営について」を議題といたします。
 まず、私から申し上げたいと思います。
 先ほど理事者から議長に、新型コロナウイルス対策について、国の小・中学校休校の要請の決定を受け、市としても全庁的に対応に当たる必要があることから、本日の委員会運営について配慮願いたい旨の申し入れがございました。理事者からの申し入れを踏まえて、本日の委員会運営について御協議願いたいと思います。
 具体的には、本日は審査に入らず、後日開催することとして、日程については改めて通知するか、またはこの場で協議できるのであれば協議するか、そのようにしたいと思いますけれども、皆さんの御協議をお願いしたいと思います。
 
○くりはら 委員  理事者からの申し入れということで、緊急性を本当に要する申し入れだったと思いますので、私としては協力していきたいと思います。
 
○保坂 委員  理事者からの申し入れというのは、いつ、どのような形であったのでしょうか。
 
○山田 委員長  理事者からの申し入れについては、9時15分、非常に緊張した感じではありましたけれども、議長室にて、議会側としては議長、副議長、総務常任委員長、議会運営委員会正・副委員長、議会事務局職員ですね。理事者側としては、小礒副市長、松永総務部長、総務課長の3名でした。
 
○保坂 委員  それは全庁的対応を行いたいという趣旨が伝えられたということに加えて、理事者側というか、市側としては、この総務常任委員会の議会対応ができないということだったんでしょうか。
 
○山田 委員長  総務常任委員会の議会対応ができないというよりも、全庁的な対策を優先させていただけないだろうかという申し出だったというふうに、私は理解しました。
 
○保坂 委員  それに対して、委員長はどのようにお答えになったんでしょうか。
 
○山田 委員長  その場では、きのうのきょうですので、どこの自治体も混乱していると思いますけれども、そういった混乱状態をなるべく早く収束させなきゃいけないということもありますし、小・中学校だけの問題ではなくて、市一丸となってというような申し入れというふうに感じましたので、私としては、きょう、あす、あさって、土日も含めて、市のほうが対応すると、対応させてくれと、対応したいんだというような意思を酌み取りましたので、私としては、総務常任委員会の本日の審議を延ばすことについてはやむを得ないのかなということで、本日、冒頭にこのように申し上げさせていただきました。
 
○高野 委員  9時15分ということですから、危機管理対応というのは、私は一番大事なのはばたばたしないことだと思っていて、9時15分でしょう。ということは、もうちょっと市側も、8時半からが何らかの相談をしていると思うんですが、8時半から、昨日の首相の唐突な発表を受けて、どういうような、限られた時間でしょうけれども、協議をしてきて、その中で議会との関係をどういうふうに整理して、それで申し入れがあったのか。それで委員長も15分で受けて、まだ20分しかたっていないわけですから、当然整理して、今後の組み立てをどうしようかという考えをまとめる必要があると思うんですよ。だれでもですよ。
 それから私は、この場だから申し上げますけど、こういう話になったので。単純に総務常任委員会だけの話かなという思いがあって、私は今回、予算等審査特別委員長を拝命いたしました。来週から始まります。そのことについて、私は既に、中身は申し上げませんが、議長にも、既に私は御相談申し上げております、審査日程も含めて。私なりに手を打っています、正直なところ。最終決定は議会としてやることになりますが、そういうことも含めて、議会としての全体にかかわるので、きょうこれで閉めて、あとどうなるかわかりませんという対応では困ります。
 したがって、市側として、消防本部が来ているんだから消防本部とは調整していないのかなとかいろいろあるんです、言いたいことは。待っているんですよ、外で、消防本部の職員が。だから市長としても、そういう全庁対応を図るというなら、何で消防がそこにいるんですか。消防長がいますよ。おかしいじゃないですか、そういうの。だから、危機管理というのは、そういうこと一つとったっておかしい。
 だから、急がば回れじゃないけれども、もうちょっときちんとした判断をして、それでその根拠を明確にして、これこれこういうことだから、議会として、議会の審査はもうちょっと考えてくれないかというなら、何も異論はありません。そういうのがないまま、ばたばたっと、何かよくわからないけど議会はやらない。いつ再開されるかわからない。というのは、危機管理上もよくないので、そこの辺の整理を求めたいと思います。それで、そこが明確になって、委員会を開催する環境にないと言うなら、それはやむを得ないことではないかと。私はそのぐらいの話であります。あまりに急な、20分間の話ですからね、そういう意味では。
 
○久坂 委員  私は一委員として発言をさせていただくんですけれども、先ほど委員長が御説明になったこと、やはり、昨日の首相の発表を受けて、どういった感じで議論を庁内的に行ってきたかと、多分朝もやってきて、それでぎりぎりこの9時15分になったというふうに、私は先ほどの委員長の話を受けて理解をしたところです。
 新型コロナウイルスの対策につきましては、鎌倉市、県下でも初めて、災害対策本部会議を一番最初にやってくださっておりますし、テレワークや時差出勤も率先して取り組んでくださって、本当に迅速な対応をしてくださってるという中で、やはり議会もそれに呼応して動かなければならないと考えております。
 ということで、本日の運営につきましては、先ほど委員長がおっしゃったとおり協力をしていきたいというふうに考えておりまして、なお再開につきましては、本日を含めた3日間で考えていくということですので、おおむね来週のいずれかの日程にはも再開できるという見込みも持っているという、委員長の含みも私はそこらへんを受け取りまして、本日につきましては、行政からの申し入れのとおり、協力をしていくというふうに考えております。
 あとは委員長、委員の皆さんの御判断にも委ねるところですけれども、以上です。
 
○志田 副委員長  昨日の午後6時に政府の対策会議のほうを開かれて、こういう結果になっていると思うんですけど、高野委員がおっしゃられたことは一理あるのかなと考えます。政府というか、中央官庁からどういう通知が、今、市のほうに来ているかわからないんですけど、その辺、明確にしたほうがいいとは思いますけど、委員会の運営については委員長一任とさせていただければと思います。
 
○山田 委員長  それでは、若干の説明が足りない部分もございますし、今後の対応ということについても、委員のほうから御提起がございました。全く見通しのないまま、きょうやりませんというわけにはいかないということも事実ですけれども、一応3日というめどを持って、3月3日に再開しますというような形で進めたいという、まずそういう形で今後の運用をしたいと思います。ただ、これをやめるからといって、今後どうなるかについては、議会全体の審議日程の話にも及びますので、総務常任委員会だけで判断できない全体を通しての問題がありますので、先ほど高野委員から予算特別委員会のことにも言及をいただきましたけれども、そういったところに少なからず影響がございますので、そういったこともやはり配慮しながら進めなければいけないなと思います。
 それで、必要であれば、まず消防本部の待機について、まずその解除する云々ということについて、本日審査をやらないとなれば、待機を解除したいと思いますけれども、やらないにしても、今後の対応については、一定の協議しておく必要があると思いますので、ここで一旦、待機について皆さんの考え方を少しお伺いをした上で、若干休憩をいただきながら、今後の進め方等については協議し、最終決定は休憩後に再開して決定していきたいと思いますけれども、余りにも時間がなかったという、私自身も混乱状態にありますので、ぜひ御協力をいただきたいとは思いますが、いかがでしょうか。
 
○くりはら 委員  この総務常任委員会を本日閉じるという御判断ということに受けとめましたので、消防本部にはお帰りいただいて、即、仕事に戻っていただきたいと思います。
 
○久坂 委員  私も同様です。
 
○保坂 委員  消防本部に、職務に戻っていただくというのは、それがよいかと思います。
 この後どうするのかということですけれども、私としては、昨夜の余りにも唐突な、そして日本社会全体に及ぼす影響をどこまで考えているかわからない、政府の要請を受けて、鎌倉市が全庁的な対応を行いたいというところについては、その政府の要請は置いて、全庁的な対応を行わなければいけない状況があるということは認識いたします。
 
○高野 委員  市に協力するということは、何ら別に異論を挟むわけじゃないんですけど、議会というのはじゃあ何なのかということは確認する必要があるんですよ。議長もいらっしゃるから。議会というのは、ただ閉めて何もしないで、市の様子を見守ってるんですか。審議することが、さも時間の、厳しい言い方をすると、浪費しているかのようなね。私は逆に、こういう決断するなら、それはそれで受けとめますが、きちんと月曜日の9時30分から開会して、市の方針を報告していただきたい。危機管理課という担当部署を通すなら構いませんよ、所管との関係があるなら。総務常任委員会ですから、別に市長においでいただいても構いませんし。というようなきちっとした手はずを踏まないと、ただ市の言っていることに従って、何となくやめて、それがどうなるかわからなくてというのは、議会としての存在意義がどこにあるのかということだけは申し上げておきたい。むしろこういう場だからこそ、市民の声をきちんと行政に伝えるということも必要なんですよ。既にいろいろな反応がきていますよ。さっき吉岡議員からも言われましたよ。親御さんの声もさんざん言われました。保育園はどうするんだ。そういう声だって、ちゃんと議会として、市民代表として、反映させるのは大事なんですよ。むしろこういう状況だからこそ。それで政府方針に従うか従わないか、要請ですから従う義務はないんですよ、一つも。従わないという判断をしてもいいんですよ。ということも含めて、こちらの市民の声を入れるということだって大事だということだけは申し上げておきたい。ということを踏まえた上で、きょうについては、これだけばたばたして、それは国のほうの関係ですから、尊重せざるを得ないと思います。消防本部についてもそういうことです。
 
○山田 委員長  それでは、消防本部の待機については一旦解除して、休憩をとらせていただきたいと思いますが、再開については追って連絡したいと思いますが、10時15分に一度再開させていただいて、今後の日程についても再確認をする必要がございますので、それについては、議会内での調整とかいう話もひょっとしたら関連するかもしれませんので、長いかもしれませんが、10時15分まで休憩をとらせていただいて、再開させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 暫時休憩いたします。
               (9時47分休憩   10時13分再開)
 
○山田 委員長  再開いたします。
 休憩中に、委員の皆様と御議論をいただいた件ですが、市の対応等について皆さんに一定の御理解をいただいたことを前提として、本日の総務常任委員会については、閉会したいと思います。
 総務常任委員会の開会については、3月3日(火)、午前9時30分から場所は議会全員協議会室でということにしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                  (「なし」の声あり)
 確認いたしました。
 それでは、皆さんから確認をいただきましたので総務常任委員会については、来る3月3日、午前9時30分に開会ということで、本日は閉会したいと思います。
 それでは、本日の総務常任委員会はこれで閉会いたします。
 以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   令和2年(2020年)2月28日

             総務常任委員長

                 委 員