○議事日程
令和 元年 8月21日各派代表者会議
各派代表者会議会議録
〇日時
令和元年(2019年)8月21日(水) 10時00分開会 11時22分閉会(会議時間1時間22分)
〇場所
議会応接室
〇出席議員
久坂議長、池田副議長、大石、吉岡、山田、森、中村、保坂、高橋の各代表者
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
大隅局長、木村次長兼議事調査課長、茶木担当書記、笛田議事調査課課長補佐兼議事調査担当担当係長
〇本日審査した案件
1 9月定例会の招集日について
2 鎌倉市議会版BCPの策定について
3 議会運営委員会からの答申について
4 その他
(1)議会基本条例の検証について
(2)意見聴取会意見の取り扱いについて
(3)シェイクアウトの実施について
(4)損害賠償の額の確定並びにその和解及び調停に係る議案集に含まれる個人情報の取り扱いについて
(5)その他
〇審査内容
開会後、9月定例会の招集日についてを議題とした。本件は議長から、昨日、理事者から9月定例会を9月4日(水)午前9時30分に招集したい旨の申し入れがあったとの報告があり、協議した結果、本件については議会の意向に沿ったものであり、申し入れのとおり了承することとし、議会運営委員会については、議会運営委員長との協議結果を受け、8月28日(水)午前10時に開催することを確認した。
次に事務局から、提案予定議案として、条例10件、補正予算3件、決算7件、その他2件、人事案件2件及び報告5件の計29件が予定されており、議案書は8月26日(月)に送付される予定であり、送付され次第、会議システムに配信するが、そのうち人事案件2件(鎌倉市公平委員会委員の選任、人権擁護委員の候補者の推薦に係る議案)については、後日、申し入れを受けた上で各派代表者会議で確認後、追加送付される予定であること、また、このほかに、追加報告案件1件が、後日、送付されることについて報告があり、これを確認した。
次に、鎌倉市議会版BCPの策定についてを議題とした。本件は議長から、7月30日(火)開催の各派代表者会議において、会議内で示した鎌倉市議会版BCP(案)の内容で、鎌倉市議会版BCPとする旨が確認され、その後、議長が、字句等の整理及び資料を整え鎌倉市議会版BCPとして確定させたこと、昨日、理事者へ、鎌倉市議会版BCPを策定した旨を申し入れたこと、今後は議長決裁を経て、令和元年9月1日から運用を開始する旨の報告がそれぞれあり、これを確認した。
次に、議会運営委員会からの答申についてを議題とした。本件は議長から、議会運営委員会に諮問している検討事項のうち、結論が出た項目について、8月20日(火)に答申があったこと、議長としては、この内容を尊重して実施していきたい旨の発言があり、これを確認した。続けて議長から、本件については執行部にかかわる内容も含んでいるため、理事者に送付する旨の発言があり、これを確認した。
次に、その他(1)議会基本条例の検証についてを議題とした。本件は議長より、7月30日(火)開催の各派代表者会議において、議会基本条例の検証の協議が必要か、また、協議が必要であれば、どの場で行うか、各会派の考えを伺うことが確認されている旨の発言があった。その後、各会派からの意見を聴取した結果、検証の協議が必要であること、協議する場として検討会を立ち上げること、検討会への無所属議員の参加は、検討会で協議することが確認されたことから、各会派から委員1名選出することとし、8月30日(金)までに議長宛て報告することを確認した。
次に、その他(2)意見聴取会意見の取り扱いについてを議題とした。本件は議長より、5月28日(火)開催の各派代表者会議において、議会広報委員長から、令和元年5月18日、19日に実施した議会報告会の報告書の中で、重要と思われるテーマを、議会として議論を深めていただきたい旨の申し出があり、これは平成30年8月22日付各派代表者会議確認事項である「意見聴取会の意見の政策化に向け、各常任委員会との共有を図ることが必要であることから、必要に応じて、正・副議長による、各常任委員長・副委員長との協議の場を設けることとする」に基づき取り扱いを今後検討することが確認されたことから、7月30日(火)に、各常任委員会正・副委員長会議を開催し、そこで協議された内容を会議システムに配信している旨の報告があった。続けて、議長より、山田総務常任委員長から2件の意見が出され、ここで、回答したい旨の発言があり、1件目の意見「意見聴取会意見の取り扱いは9月定例会及びそれ以降となるが、各議員(無所属)への周知はどのようなスケジュールで進めるか」に対し、今年から実施する旨を本日の各派代表者会議終了後、無所属議員へ周知すること、また、今後は正・副委員長の判断で、今回の意見聴取会の意見を提言として取り上げることとした場合、9月定例会の委員会で実施する旨を伝え、9月定例会後の協議会で協議することを各正・副委員長へ一任したい旨の回答が、2件目の意見「来年は10月予算編成に間に合うタイミングとしており、2月に政策提言をまとめるとのことだが、予算を伴う提言はできないと考えるがどのような整理をするのか」に対し、予算を伴う提言で了とし、令和3年度予算につながることも想定して整理していただきたい旨の回答がそれぞれあり、これを了承した。続けて、議長より、今後は、配信した資料のとおり進める旨の発言があり、これを確認した。
次に、その他(3)シェイクアウト訓練の実施についてを議題とした。本件は事務局から、9月4日(水)に本市においてシェイクアウトが実施されることから、議会としてもこれに参加したいと考えている旨の報告があり、当日の流れを資料をもとに説明を行った。ここで、高橋代表から、実際の避難行動を踏まえた防災訓練も必要であるとの意見があり、協議した結果、詳細な運営については、議会運営委員会での協議となるが、今回は「シェイクアウト訓練議会版実施概要(案)」のとおり訓練を実施することを確認した。
次に、その他(4)損害賠償の額の確定並びにその和解及び調停に係る議案集に含まれる個人情報の取り扱いについてを議題とした。本件は議長から、昨日、理事者より、損害賠償の額の確定並びにその和解及び調停に係る議案集に含まれる個人情報の取り扱いについて議会として配慮願いたい旨の申し入れがあったとの報告があった。その内容は、本会議期間中に閲覧に供される議案集、本会議終了後に発行される市議会会議録に綴じられている議案集における個人情報については、現在、自由に閲覧できる状態にあることから、個人情報が公表されることに疑義が生じたため、市長が、鎌倉市情報公開・個人情報保護運営審議会に対し諮問したとのこと、審議会から、閲覧できる状態にある議案集に含まれる個人情報については、公開されることにより、個人が特定されるおそれもあること等を考慮し、適切な処置を講じるべきである旨の答申を得たことから、市としては、公開用の議案に記載された個人情報に係る部分は非公開とする旨の説明があり、これを確認した。
次に、その他(5)について議長から、8月7日(水)に全国市議会議長会地方行政委員会に出席し、要望17件及び東日本大震災に関する要望3件について、関係省庁、関係国会議員へ要望活動を行ったので、周知するため、会議システムに配信した旨の発言があり、これを確認した。
ここで、高橋代表から、インターンで3名の大学生を受け入れたため、当該学生が控室に出入りする旨の発言があり、これを確認した。
続けて吉岡代表から、新年度予算に対する会派要望は、現在それぞれの会派で要望しているが、今回、担当部局からの文書により、要望件数の制限が示されたことから、今後、会派要望の取り扱いについて、議会として議論したい旨の発言があり、協議した結果、議長より、予算要望について協議することを今後考えていきたい旨の発言があり、これを確認した。
最後に保坂代表から、前期議員の差別発言に伴う訴訟について、報告がされていない旨の発言があり、協議した結果、高橋代表から、すでに総務常任委員会で報告がされている旨の発言があり、これを確認した。
以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
令和元年(2019年)8月21日
議 長 久 坂 くにえ
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