令和元年観光厚生常任委員会
7月 9日
○議事日程  
令和 元年 7月 9日観光厚生常任委員会

観光厚生常任委員会会議録
〇日時
令和元年(2019年)7月9日(火) 14時00分開会 15時26分閉会(会議時間0時間44分)
〇場所
議会全員協議会室
〇出席委員
日向委員長、伊藤副委員長、長嶋、西岡、河村、吉岡の各委員
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
大隅局長、笛田担当書記
〇本日審査した案件
1 将来にわたる安定したごみ処理体制の構築について
    ───────────────────────────────────────
 
○日向 委員長  ただいまから観光厚生常任委員会を開会いたします。
 まず初めに、会議録署名委員の指名を行います。委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。伊藤副委員長にお願いいたします。
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○日向 委員長  日程第1「将来にわたる安定したごみ処理体制の構築について」を議題といたします。
 本件につきましては、調査事項、協議事項等を各委員から事前に提出していただくこととしておりました。御提出いただいた内容をまとめた資料を、会議システムに配信しております。
 また、正・副委員長で区分を設けて、あらかじめ分類させていただいております。内容について、御確認をお願いいたします。皆さん、御確認よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認させていただきました。
 本日は配信している資料をもとに、今後の当委員会としての進め方を整理したいと考えております。
 委員長から進め方について御提案させていただきます。
 まず、皆様から提出されました調査項目について精査を行い、当委員会として調査する事項を決めます。
 次に、表の調査内容、調査方法を確認し、空欄については内容を埋めていきます。今、調査方法が空欄になっておりますので、そこを埋めていきたいと思います。
 次に、調査の優先順位などを決めていきます。
 次に、各調査を実施していきます。
 調査終了後、まとめ、委員長報告の確認を行います。
 委員長報告は、令和2年2月定例会の中日、3月4日の予定をしておりますけれども、そこで委員長報告を行います。
 以上の進め方について御提案いたしますけれども、御意見はありますでしょうか。
 
○河村 委員  進め方はおおむね了解です。その中で、適宜修正も可能としておいてもらいたいと思います。例えば、方向性について少し違いが出たときとか、そういうときについても、柔軟性を持たせてほしいということでございます。
 
○日向 委員長  ということですけども、それについてはまたそのときにということでありますけれども、まずはこういった形の進め方、特に委員長報告ですね。最後のところは2月定例会の中日というところで確認させていただきたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認させていただきました。
 まず、皆様から提出されました調査項目について精査を行い、当委員会として調査する事項を決めます。
 表の1から順に協議、決定していきたいと考えております。調査方法を確認するということですので、一旦休憩して、皆さんに意見を出していただきたいと思います。
 暫時休憩いたします。
               (14時02分休憩   14時05分再開)
 
○日向 委員長  再開いたします。
 
○吉岡 委員  休憩中の御提案ですが、河村委員の大事な提案だと思いますので、それについては、環境部事業概要というものが一つずっと、毎年出されている中身と、あと、市のほうで生環審とかいろいろなところでのまとめとか、ごみの全体の経過報告なんかもありますので、そういうのを参考にされて、みんなで確認したらどうかなと思います。
 
○日向 委員長  1番のところ、歴史を振り返るというのはすごく大事なことだと思うんですけれども、今、吉岡委員から、そういった過去の経緯であったり、そういうのをまとめたものがあるということなんですけど、そういった形でどうでしょう。
 
○河村 委員  まさにそういう形で、何かを基本にして話を進めていきたいということで、今御提案いただいたように、それを柱としたいと思います。
 あわせて、課題の内容を抽出していくということが大切なのかなとも思っていまして、それがこの?の項目になります。柱としては、歴史的な経緯から、今、吉岡委員のほうからおっしゃっていただいた資料をもとに、共通的な認識とし、その上で課題を整理していくということも大切なのかなと思っています。そこをどういうふうにするのかということを御検討いただきたいと思っています。
 また、あわせて、進め方についても優先順位をつけてということだったので、この?の項目については、冒頭委員長がおっしゃったとおりでいいと思いますので、これは特に必要ないのかなと思っておりますけれども、よろしくお願いいたします。
 
○日向 委員長  課題を抽出していくというところが、項目としてどうやって抽出していくかというところが課題なのかなと思っておりますけれども、まずはお互い共通の形で、?番に書かれているところですよね。そこでまず皆さんで共通認識を持って、経過を確認してからまた課題を確認していくという形につながっていくのかなと思うんですけども、まずはそういった形でよろしいですか。
 
○西岡 委員  この前に、皆様の委員会の共通認識として、まず今泉の現状を見ようよということと、あとは逗子市の焼却施設の視察をしようというお話があったと思うんですけれども、まずは歴史を知ることも大事ですし、現状どうなっているのかという、現場をまず認識することから問題抽出をしていかないといけないなと思います。
 
○日向 委員長  今の現状分析の整理の一番最初のところだと思います。そういったこともまずはやっていかなきゃいけないのかなと思っています。
 優先順位につきましては、一度この調査方法を決めてから、どれからやっていくかというのは決めさせていただきたいと思いますので、まず、西岡委員がおっしゃっていたように、現状把握が大事だなと思いますので、そこについても、しっかりと見てから進めていきたいと思っております。
 今、1番のところでそういったものが出てきまして、まずはそこの部分をしっかりやっていこうというところで、次、順番に空欄のところを少しずつ埋めていきたいなと思っております。
 次に2番。長嶋委員に出していただいております。「鎌倉・逗子・葉山ブロックごみ処理広域化実施計画」について検証を行うということですけれども、具体的にどういうふうな形でやっていくかというのを、説明していただけますか。
 
○長嶋 委員  まず皆さん、今のタイトル。これ、この間、皆さんのお手元にあって、部長、課長からある程度説明はされているかとは思うんです。それはざっと聞いただけの話でこれの中身については、特に全般の42ページまではデータというか、それこそ今の1番のところと重なるデータで、環境部事業概要は鎌倉市だけなので、それが逗子市、葉山町のデータも書いてあるので、それはただ読み込めばいいだけの話なんですけど、そこから先の43ページからの中身については、これからやりますという方向で、今、協議していますという段階で確定したものでないですが、この中身についてをじゃあどうなのというところに、鎌倉市は焼却炉を閉めて逗子市へ持っていって燃やすと、それもこの中身によると10年ちょっとぐらいという話で、その後、逗子市の焼却炉も閉鎖して、全量自区外処理という話ですか。その大きな流れが、期間を三つに分けて記載されていますので、その大きなところを捉えて、どうなんですかそれはという中身の分析をして、一定の答えというのはそれぞれ意見があるから、まとまるんだったらまとめればいいと思いますけど、なかなか難しいとは思うんですけど、そういう流れでこれに沿った第?期、第?期に沿った中身の検証というのは、本当にできるのかとか、それは原局からの聞き取り、来てもらって、説明、質疑等々をやるのが中心だと思うんですけど、それはさっき言った前段階で、今泉とか、中継施設になると名越とか、最初の段階で見た上で話をしていこうという、実際に現実性はどうなのという話です。
 あとは、この中身に含まれるのは、事業系のごみの全量資源化というのがありますから、それも事業者の皆さんに、じゃあそれどうなんですかと聞いてみないとわからない。処理先がちょっと、この間、私、委員会でもやっていましたけど、わからないし、全量自区外処理という場合は、どこに何をどう持っていくのかという行き先がある程度あるんだったら、若干あるようなことも言っていましたからね、部長が。そういうところも見に行くと。そういう流れです。
 
○日向 委員長  今、御説明を長嶋委員にしていただいた、たたき台の実施計画、各委員には前もって個人的に説明していただいておりますけれども、まずはこの資料を委員会として正式な資料として要求した後に実施することになりますので、今のところは、今後、じゃあ長嶋委員の中で、例えば今おっしゃったみたいに、基本的には原局との質疑という形で行っていく、進めていくということですか。
 
○長嶋 委員  もちろん原局の質疑が中心ですけど、それの中身によっては、例えば事業者の方々ですよね。収集側もあれば、ごみを出す側もありますから、そういうところにもヒアリングしなければならないと思うし、逗子市や葉山町のほうも、住民の方、鎌倉市民はもちろんですけど、近隣住民の方はどう考えられるのかとか、池子だったらね。
 あとは、逗子市も葉山町もゼロ・ウェイストでごみの削減についてずっと本当に長い間一生懸命やられてきていただいているグループの方々もいらっしゃるから。そういうところ、私もある程度知っていますけれど、そういう方々の御意見等も聞いてみるとか、そういうことも状況によっては発生してくると思うので、聞いたほうがいいと思います。
 
○日向 委員長  そうしますと、まずは、優先順位のところはまだ決めるあれではないんですけれども、そういった形で長嶋委員としては今後進めていくということを発言されたということで、よろしいでしょうか。
 
○長嶋 委員  今のポイントとして、その中で何かというと、逗子市での焼却ね、第?期。逗子市での焼却があって、その後、逗子市の焼却炉の停止後の方向性ってあると思うんですね。この二つが大きい。それと、鎌倉市側的には、今泉の生ごみ減容化施設と、おむつの資源化と、事業系のごみの全量資源化。
 もう一回言うと、逗子市での焼却の話と、逗子市の焼却炉の稼働停止後の話、それと鎌倉側のいわゆる資源化ですよね。生ごみ減容化施設とおむつの資源化と、事業系ごみの資源化。それがポイントとして。
 あと、皆さん、この後に何点か書いてある2市1町のというのは、みんなが含まれるのが同じかなと思うのですが。
 
○日向 委員長  まずは、長嶋委員の中でそういった形で調査していくというような方向が出ました。皆さん、そういう形なのかなと思ってはおりますけれども、長嶋委員からそういった調査方法ということですけども、確認してよろしいですか。
 
○吉岡 委員  さっきの歴史というか、事実ということでいくと、広域化ということがなぜ始まって、最初は平成10年だったかな。県の9ブロックか何かで広域化でやろうということで、最初は横須賀市も入っていたんですけどね。そのときの今の焼却炉の考え方と、やっぱりだんだん考え方というんですか、減量・資源化で変わってきているというのもあるので、そこら辺の歴史というのはきちんと確認しながら、今の逗子市と鎌倉市と葉山町でいろいろと焼却の考え方がまた違ってくる可能性があるので、そこは確認したほうがいいかなと。その上で、広域との関係というのですか、広域というのはどちらかというと、焼却炉を一つにしてしまおうという考え方だったような気がするのだけど、かなり大きな炉にという形でやっていたのだけれど、その辺を確認しながら、今、どういうふうな到達点へ、全体がどういうふうになっているのかというところは、確認したほうがいいと思います。その上で細かな、具体的なところにはもちろん入っていったほうがいいと思っていますけど。
 
○日向 委員長  そういったことで、まずは全体を確認してから進めるということで、あともう1点、長嶋委員に今お話ししていただいた、広域化の実施計画の資料ですけれども、今、これは個人的に、議員個人に配られているものですので、今後、それを使って云々というときには、まずしっかりと委員会として資料要求という形をして、それで要求して、資料をもらったというふうな確認をしてから進めていかないといけないところがあります。だから、資料要求として確認させていただいてよろしいですか。
 
○西岡 委員  追加の資料要求でお願いしたいんですけれども、前回の委員会のときに、3月7日に2市1町の広域化の協議のときに、市長が正式な場では初めて、鎌倉市内に焼却炉はつくらないと発言した。その議事録があれば、きちんと出していただきたい。もしなければ概要でも、私は概要で発言させていただいたんですけれども、それも正式な資料としてお願いします。
 
○日向 委員長  今、西岡委員から要求がありました。どこの項目に入るかというのはあれですけど、要求として、今、西岡委員から、3月7日に行われた2市1町の首長が集まってされた協議に対しての議事録ないしは概要についての資料要求というところで、そちらも任意の資料として要求させていただいてもよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認させていただきました。
 
○西岡 委員  それと、この調査項目の中には上げていないんですけれども、上げていないというか、中に含まれている根本的な課題として、2市1町での協議が今進められていますけれども、覚書も見直されていない状態で進められています。
 この焼却炉をつくらないという選択が、本当に鎌倉市にとってベストな選択であるのかということを、生環審の先生方ともぜひ観光厚生常任委員会のメンバーで話し合いたいなというふうに思うんです。というのは、本当にこの選択を10年間待っていたわけですよね、私たちは。どう未来につないでいかれる選択ができるのかという答えがやっと出たと思ったら、こういうことなわけですね。本当にこれでいいのかどうか、根本的な課題を今突きつけられていると思うんです。そのことについて、やはり焼却炉の問題については、生環審の先生方と忌憚のない意見の交換をする必要があるかなというふうに思います。
 
○日向 委員長  西岡委員から、生環審の先生方との話し合いをということがありましたけれども。
 
○吉岡 委員  それは当然いいと思います。私たちは議会としての検証ということなので、専門家の方たちがやっていらっしゃるという点では、意見交換をしたほうがいいかなというのは、大賛成です。
 
○長嶋 委員  私も同じく大賛成なんですが、これ、鎌倉市だけの話ではなくて、逗子市、葉山町があって、そちらにも審議会があって、委員の先生方がいらっしゃって、私は逗子市の審議会の委員の方、親しい方がいらっしゃるんですけど、今の流れを非常に危惧されていまして、あとは議員の皆さんも、それぞれいらっしゃって、皆さん関係ある議員さんがそれぞれいらっしゃって、そういうところの意見交換もあわせてやってみないと、鎌倉市だけで勝手にやっていてもあれなので、そういうところも加味してやったほうがいいかなと。他市の審議会の委員の先生のお話、聞けるかどうかよくわからないところもありますけど、できればそういうことも考えておいたほうがいいかなと思います。公式な席でなくても、話ができればいいかなと思います。
 
○日向 委員長  暫時休憩いたします。
               (14時22分休憩   14時25分再開)
 
○日向 委員長  それでは、再開いたします。
 実施方法も含めて検討が必要ですので、審議会の委員等との意見交換は一旦保留とさせていただきます。
 まずは、この調査方法につきまして、各委員から意見を出していただいて、表を埋めていきたいと思いますので、御協力お願いします。
 2番のところは、今、長嶋委員から出していただいた形で、まずはこういったものをやるということをお聞きしましたので、さらに深く後でまとめていきたいと思います。
 次の3番、4番のところです。西岡委員から、具体的な調査内容、調査方法について上げていただいてよろしいでしょうか。
 
○西岡 委員  これは、今、長嶋委員、また河村委員の課題の中に含まれる、現在の課題として上げられることではないかと思います。まず、下のほうの2番目の、2市1町の協定書の見直しについてというのは、これがもとになって2市1町の協定が行われているので、まずその根本となるものが違っている。現状のままで進められていることはよしとは思えませんので、まずここのところを手始めにやっていただくように、原局ときちんとお話をすることが大事かと思いますので、調査内容というのとはちょっと違うかもしれませんけれども、それは原局と話をきちんとしなければならないと思います。
 それと、2市1町の広域化についての、本市が担うべき役割についてというのを、なぜここに上げたかと申しますと、市民の方が鎌倉市では黒塗りであったけれども、逗子市で情報公開請求をして、2月6日付の未定稿の資料ですけれども、鎌倉・逗子・葉山ブロックのごみ処理広域化実施計画がネット上に上げられました。私も先に長嶋委員から見せていただいて、コピーをしたんですけれども、ここには名越で焼却している第?期が終わった第?期には、鎌倉市は中継施設のみが書かれています。この一番大きな17万以上の人口を占めている市と、小さな5万人、2万人という市と、2市1町で形成する広域化のごみ処理の中で、大きな鎌倉市が担うのが何なのかということは、きちんと精査していかなければいけないなということで、ここに書かせていただきました。これは、逗子市、葉山町の現状を知る必要もありますので、その調査も必要かなと思っています。
 
○日向 委員長  先ほど出た内容が含まれているところもありますけど、そういったところで、逗子市の情報公開のところも含めて、鎌倉市が担うことについてどうなのかということの調査ということで、確認させていただきます。
 
○日向 委員長  次に5番のところ、河村委員、お願いします。
 
○河村 委員  おおむね出ていますことと同じことですけど、くしくもちょうどこれが出てきたものですから、先ほどの資料で、長嶋委員がおっしゃっていた資料が出てきて、これが計画内容と各自治体における現状を知りたいというところにつながったのかなと思っています。これ、当委員会の正式資料として先ほど承認されたと思いますので、そういった形で、これをもとに今度話をしていくと。
 あわせて、ここに政治的な現状も含めと括弧で書いてあります。先ほど吉岡委員がおっしゃったような覚書のものであったりとか、あとは各議会における状況、雰囲気、そういったものもつかんでおかないと、2市1町の広域化というのはなかなか実現していかない。また、そういったところでそもそも議論にならないということにもなりかねませんので、そういったところの把握も兼ねて進めていったらどうかと思います。
 具体的な調査方法となると、特に政治的な部分というのは難しい側面もあると思いますので、それぞれがしっかりとアンテナを立てて、また、先ほど御提案があったように、他自治体の議員と交流を深めるとか、そういったところをやる必要があるのかなと思っています。
 
○日向 委員長  次、6番になります。長嶋委員、調査方法をお願いします。
 
○長嶋 委員  大体ここに書いてあるとおり、2万円程度で、他市の現状等も環境部は持っているので、そういった資料をまず出していただいて、皆さん読み込んでいただくと。
 なぜ高コスト体質になっているかということも、そこの資料の中から見出せると思うので、そういう検証をやるということですね。
 あと、やはり2市1町の広域化をやる中で、葉山町、逗子市はどうなのという、金額はここの資料にありますけど、じゃあどういう、ここは上に全部かかってくるんですけど、どういうごみ処理体制でどうやっているかという、ここの違いを把握することも、広域化をどうするかというあれすることにもつながってくるので、そういうことも含めて、目的としてはコストを下げるにはどうしていったらいいかというのを、資源化策とかいろいろ、今はごみは売れる時代なので、そういうことも考えつつ、今度、視察に行くことも、要は資源化の施設を見に行く予定にしていますから、それはどういう値段で外に売れているのという、自前でやったらどうなのとか、企業がやったらどうなのとか、ごみはどのぐらいの値段で行き来しているのとか、そういうことを把握して、じゃあ自前で外に出さないで、鎌倉市がそういう資源化施設を建ててやったらどうなのという、そういう検証、視察もそれで組んでいただいていると思うので、実際に現場に見に行くこともできるので、そういうことを含めて、データとあわせてそういう検証をして、コストを下げるにはどうしたらいいかという話をしていったらいいと思います。
 
○日向 委員長  次に7番です。西岡委員、お願いいたします。
 
○西岡 委員  これはごみの有料化で得た収益を、一般廃棄物処理の建設資金、特に焼却炉の建設に充てるということになっていたんですけれども、それをつくらないということになりました。
 じゃあ、ほかの施設に使いますよということなんですけれども、今、松尾市長は箱物はつくらないという方向性を持っていらっしゃる市長ですので、なかなか焼却炉のような大きなものの施設というのは、今後、余り想定はできない現状です。そういう中で、皆様からのごみ袋を買っていただいた積立金を何に使うのかということは、もう一回ここで考えなければいけないんじゃないか。本当に市民に還元ができる基金に生まれ変わらせる必要があるんじゃないかというように考えます。
 それと、本当に減量化を今まで一生懸命進めてきてくださった市民に応えるためにも、今の施策が減容化施設を一つはつくるわけですけれども、その減容化、再生可能エネルギーとするというよりは、減容化して単に減らすんだという政策に今変わっているわけですけれども、そういったときに、この基金の活用によって、何かができるんじゃないかとか、ちょっとそういう鎌倉市の今まで一生懸命ごみ処理、減量化に協力してきてくださった市民によって築かれた、今の鎌倉市のごみ処理政策、これが続けていかれるような方向で、この基金が生かせていけたらと思っているので、ちょっとこれはみんなで検討する、そして原局にどうなのかということは、質疑をしていきたいと思います。できれば市長もですけど。
 
○日向 委員長  次に8番。西岡委員、お願いします。
 
○西岡 委員  今ちょっと言ったんですけれども、今、ごみの減容化を進めていて、ごみを減らすんだという方策を選択しております。このことと、今までごみをとにかく減らしていこうということで協力をしてきてくださった市民が、減量化に努めてきてくださって、そして、バイオマスエネルギーの回収施設のときには、自分たちが今まで減量化してきて、今度は残った、今まで進めてきたごみの減量化プラス残っている生ごみが、今度はエネルギーに変わるんだという政策だったわけですね。だけど、この減容化というのは、今まで進めてきて、残ったものを今度はなくしちゃおうよ、10%だけは残るけどもなくしちゃおうよという政策なんですね。このごみの減容化策を今泉でやることの是非、これも検討する必要があるんじゃないかと思います。
 先ほど、施設については生環審の先生方とというふうに申し上げたんですけれども、この減容化については、生環審プラス減量審の皆様との意見交換が必要ではないかなと思っています。
 それと、減量審の中には、逗子市の減量審の先生をしている方が副委員長でいらっしゃいますので、その辺の情報も得られるのではないかなと思います。
 
○日向 委員長  次、9番になります。吉岡委員、お願いいたします。
 
○吉岡 委員  3月に出された将来のごみ処理対策についての方針、そこにいろいろな面が網羅されていて、基本は要するに鎌倉市で焼却施設をつくらないと。なるべく燃やさない方向というのを一つ出してきたんだと思うんです。その具体的な、今言った減容化施設を初め、これから視察に行きたいという施設も含めまして、一体どうなのかと。その辺が本当に可能なのかと。それは、ごみ処理焼却施設がないほうが私はいいと思うんですけど、鎌倉市の政策がどうなのかというところを、やはり一つ一つ、ちょっと大変なんですけど、検証したほうがいいのかなと。その検証の仕方としては、前にちょっと言いましたけど、現場を見てくるという点では、現場視察をしながら、この検証をしていくことが大事かなと思います。
 
○日向 委員長  次、10番です。河村委員、お願いいたします。
 
○河村 委員  先ほど西岡委員がおっしゃったことと重なってしまうんですけども、結局、これからのごみ処理方針をどうしていくのかというところが全ての根幹になるわけですけど、その中において、広域化、2市1町にしたことを含めて、またその減容化をやっていくということを含め、私はやはり同じように、生環審、減量審を含め、意見交換というか、しっかりその話を聞いていきたいと思っています。それが、?から?まで上げている、つまりこれからのSDGsを基軸とした要件を抽出していくことにもつながると思いますし、また昨今の海洋プラスチックごみの問題等も含めて、焼却方針にはなかなかいかないのかもしれませんけれども、どういうふうにしていくのかと、国の方向性も今出ていますから、そのあたりとあわせていくということも必要かなと思っています。
 ?、?についても、これからの次世代につなげたところもありますから、そういったところで有識者の方々含めて話を聞いて、また、原局側の持っている知識と合わせて確認をしていきたいということになります。原局側と言いましたけども、理事者も含むということで、お願いいたします。
 
○日向 委員長  次に11番ですが、今回、資源化施策として、委員会として10月に視察に行くということになっていますけれども、それ以外に、長嶋委員のほうであればお願いします。
 
○長嶋 委員  話している中で、随時出てきたら、行けばいいと思います。
 
○日向 委員長  次に12番、吉岡委員、お願いします。
 
○吉岡 委員  先ほども言いましたけど、現場を見ることが大事かなと思いまして、市が出している具体的な提案のところも検証していく必要があるだろう。もちろん、専門家の方が検証してくださっているんですけどね。そういうことです。どこに行くかは皆さんとまた検討できたらと思います。
 
○日向 委員長  次に13番。西岡委員、これはこのまま、現状視察ですか。
 
○西岡 委員  はい。そうです。
 
○日向 委員長  次に14番。吉岡委員、お願いします。
 
○吉岡 委員  一番最初に提案したんですけど、現状を知るということで、やっぱり見ていく必要があるんじゃないかと思います。できれば市民の方とも懇談をしたいなと思います。
 
○日向 委員長  次に15番。河村委員、同じですか。
 
○河村 委員  はい。そうです。
 
○日向 委員長  次に16番。逗子市の焼却炉施設の視察ですね。
 
○西岡 委員  はい。そうです。
 
○日向 委員長  次に17番は、逗子・葉山の視察と担当の聞き取りと、このままですよね。
 
○吉岡 委員  はい。そうです。
 
○日向 委員長  次に18番。河村委員、これは、今までのと同じですよね。
 
○河村 委員  2市1町、広域化した場合に、関係施設を見ていくという点検から始まり、その稼働状況等ということで、今ここに計画がありますから、それはいいのかなと思っていますけど、あわせて現状をしっかり聞いていくということです。
 
○日向 委員長  次の19番のところも、そういう感じですか。情報収集とありますけど。
 
○河村 委員  これは先ほど長嶋委員がおっしゃっていたように、情報収集していくというところですか。あわせて、さまざまな最新の処理施設の情報であったりというのを集めていくということです。
 あわせて、ちょっとこれは見方を変えて、エンジニアからの情報というのも必要かなと。技術面です。この間の、先ほどのJFEエンジニアリング株式会社ではないですけども、そういった方とコンタクトをとれて、何かそういう処理に関する情報を得ることができるのであれば、とっていくということも一つではないかなと思っていますので、そういったことを提案したいと思います。
 
○日向 委員長  次に20番は、このとおりですね。
 
○吉岡 委員  はい。そうです。
 
○日向 委員長  次に21番。河村委員、お願いします。
 
○河村 委員  これは議論の進め方というところで、前向きに進めていきたいということで、この3項目を書きました。特に調査方法とは関係ないとは思うんですけども、犯人探しをして進まないとかではなくて、これからどうしていくのかという未来志向で、みんなで議論していきたいと思っていますので、そういった形で認識を共有したいなということで書きました。
 
○日向 委員長  以上で、1番から21番まで、調査方法、内容、方法等を各委員に出していただいた内容を、もう少し細かく聞かせていただきました。
 これから、今、いろいろ出てきた中を、もう少し詳細にというか、どういったことをやっていくかというのと、あとはまた、調査に対しての優先順位といいますか、どういった順番でやっていくかというのを決めたいと思っております。
 暫時休憩いたします。
               (14時46分休憩   15時12分再開)
 
○日向 委員長  再開いたします。
 今、休憩中に御協議いただきました。まず、調査内容、調査方法について、各委員から御意見をいただきました。その後、調査の優先順位というか、どこから始めるかというところで協議させていただきましたが、まずは現状どうなっているのか、そこからの把握がスタートだろうということですので、委員会として、まずは鎌倉市内の施設の現状を視察させていただいて、その後に、逗子市、葉山町の各施設について、視察をお願いさせていただきたいと思っております。
 この鎌倉市内の施設ですけれども、現状、今泉と名越、そして関谷と笛田、この4施設を回るというところでよろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 確認させていただきます。
 逗子市は逗子市の環境クリーンセンター、葉山町は葉山町クリーンセンターを、こちらも視察ができるかどうかも含めて確認していただきますけれども、その2施設を視察させていただきたいと思います。
 暫時休憩いたします。
               (15時15分休憩   15時25分再開)
 
○日向 委員長  再開いたします。
 休憩中、いろいろ御議論いただきました。
 きょうは調査事項と調査内容、そして調査方法について協議させていただきました。次回は視察を予定しておりますので、皆様よろしくお願いいたします。
 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
 本日の観光厚生常任委員会を閉会いたします。
 以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   令和元年(2019年)7月9日

             観光厚生常任委員長

                   委 員