○議事日程
令和 元年 5月22日各派代表者会議
各派代表者会議会議録
〇日時
令和元年(2019年)5月22日(水) 10時00分開会 10時51分閉会(会議時間0時間51分)
〇場所
議会応接室
〇出席議員
中村議長、大石副議長、納所、吉岡、池田、伊藤、久坂、高橋、保坂の各代表者
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
大隅局長、木村次長兼議事調査課長、茶木担当書記、岩原議事調査課課長補佐兼議事調査担当担当係長、笛田議事調査課課長補佐兼議事調査担当担当係長
〇本日審査した案件
1 5月臨時会の招集日について
2 6月定例会の招集日について
3 議会運営委員会からの答申について
4 役員改選について
5 会派控室について
6 神奈川県後期高齢者医療広域連合議会議員の推薦について
7 その他
(1)第19回かまくら子ども議会について
(2)議会基本条例の検証について
(3)鎌倉市議会版BCPの策定について
(4)鎌倉市議会SDGs議員連盟について
(5)姉妹都市交流事業について
(6)湘南地方市議会議長会議員研修会について
(7)その他
〇審査内容
開会後、4月1日付の人事異動に伴い新たに事務局に配置された職員の紹介を行った。
次に、5月臨時会の招集日についてを議題とした。本件は議長から、昨日、理事者から5月臨時会を5月28日(火)午前9時30分に招集したい旨の申し入れがあったとの報告があり、協議した結果、申し入れのとおり了承することとし、議会運営委員会については、議会運営委員長との協議結果を受け、5月27日(月)午後1時10分に開催することを確認した。
次に事務局から、提案予定議案として、専決3件、その他1件、報告5件の計9件が予定されており、そのうち、その他議案1件は、平成31年(ネ)第338号損害賠償請求控訴事件の上告受理申立てについて(旧レイ・ウエル鎌倉)であること、議案書は5月23日(木)に送付される予定であること、議案書は会議システムに配信すること、また議案の取り扱いは5月27日(月)開催の議会運営委員会で協議することについて、それぞれ報告があり、これを確認した。
次に、6月定例会の招集日についてを議題とした。本件は議長から、昨日、理事者から6月定例会を6月5日(水)午前9時30分に招集したい旨の申し入れがあったとの報告があり、協議した結果、本件については議会の意向に沿ったものであり、申し入れのとおり了承することとし、議会運営委員会については、議会運営委員長との協議結果を受け、5月29日(水)午前10時に開催することを確認した。
次に事務局から、提案予定議案として、条例11件、補正予算1件、その他6件、人事案件1件の計19件が予定されており、そのうち人事案件1件(鎌倉市教育委員会委員の任命に係る議案)を除く18件の議案書は5月27日(月)に送付される予定であり、送付され次第、会議システムに配信することを確認した。また、人事案件1件の議案のほかに、追加議案3件が、後日、送付されることについて報告があり、これを確認した。
次に、議会運営委員会からの答申についてを議題とした。本件は議長から、議会運営委員会に諮問している検討事項のうち、結論が出た項目について、4月16日(火)及び5月21日(火)に答申があったこと、議長としては、この内容を尊重して実施していきたい旨の発言があり、これを確認した。続けて議長から、本件については執行部に係わる内容も含んでいるため、理事者に送付する旨の発言があり、これを確認した。
次に、役員改選についてを議題とした。本件は議長から、議会の正・副議長、議会選出の監査委員、各委員会の正・副委員長等議会の役員については、任期を1年とする申し合わせがあり、議長・副議長は、任期についての申し合わせに倣う意向があることから、役員改選の取り扱いについて協議願いたい旨の発言があり、続けて、図書購入選定委員会委員については、平成30年5月30日(水)開催の各派代表者会議において、役員選考委員会での協議とは別に、役員選考後に、各派代表者会議において協議することが確認されている旨の発言があった。ここで、高橋代表から、役員選考にあたっては、市民が分かりやすいよう、名前が出た中で選考が行われるよう配慮してほしい旨の発言があり、協議した結果、従来どおり役員選考委員会を設置すること、選考方法については、役員選考委員会の中で調整すること、定例会冒頭での選挙を目指すことをそれぞれ確認した。
続けて、議長から、5月24日(金)の午後、私議長と大石副議長が神奈川県市議会議長会定例会に出席するため、不在となる旨の発言があり、これを確認した。
続けて、事務局から、定例会初日の議事日程を協議する議会運営委員会が5月29日(水)午前10時に開会される予定のため、その前日である5月28日(火)に各派代表者会議を開催し、役員選考委員会委員長から選挙に入ることができる旨の報告を受けることが必要になること、また、役員選考委員会で協議する内容は、議長、副議長、監査委員、4常任委員会、議会運営委員会、議会広報委員会の各委員長及び所属委員の調整、並びに議席の変更についての調整とすることの説明があり、これを確認した。
この後、議長から、所信表明については、平成30年5月18日付、議会運営委員会からの答申「正・副議長選挙及び役員選考委員会の在り方について」で、「議長選挙及び副議長選挙を実施するに当たり、議長または副議長を志す者は、その所信を表明することができるものとする。なお、実施方法については別に定める。」とされていることから、所信表明を行うか、行わないかについては、役員選考委員会の中で協議する旨の発言があり、これを確認した。
続けて、議長から、議席の指定については、現在、議員数が24名となっており、従来の17番席と26番席は使用しないこととした上で、議員の議席の指定については役員選考委員会の中で協議する旨の発言があり、これを確認した。
続けて、議長から、役員選考委員は、各会派1名とし、当会議終了後、速やかに議長宛て報告願いたい旨の発言があり、これを確認した。
次に、会派控室についてを議題とした。本件は議長から、平成31年2月1日(金)開催の各派代表者会議において、議員控室の変更は、6月定例会前の各派代表者会議において協議する旨が確認されていることから、議長としては、次回各派代表者会議までに、控室変更の希望を、2人会派となった鎌夢会及び3人会派へそれぞれ確認する旨の発言があり、これを確認した。
次に、神奈川県後期高齢者医療広域連合議会議員の推薦についてを議題とした。本件は事務局から、神奈川県後期高齢者医療広域連合議会議員について、広域連合規約に基づき、藤沢市、茅ヶ崎市、逗子市、三浦市と本市の5市から2名を選出することになっていること、議員の選出方法は、平成19年1月26日開催の各派代表者会議における確認により、所管常任委員会である観光厚生常任委員長を推薦すること、議員の任期については、規約により市議会議員でなくなったときのみその職を失うとされていることから、本市議会の役員改選等により現在の職に変更があっても、任期中の変更はしないこととしている旨の報告があり、事務局からの報告を確認するとともに、観光厚生常任委員長を推薦することを確認した。
次に、その他(1)第19回かまくら子ども議会についてを議題とした。本件は事務局から、4月24日(水)に開催された政策会議において、教育委員会から、子供の体験学習の一環として、7月25日(木)に「かまくら子ども議会」を開催したい旨の申し出があったこと、「小中一貫教育」の推進のために、全小・中学校を二つのグループに分け、小・中学校合同でグループごとに隔年開催となっていること、また、本会議場の使用については、「鎌倉市議会本会議場の使用に関する取扱基準」を満たしているため承認したことについての報告がそれぞれあり、これを確認した。
次に、その他(2)議会基本条例の検証についてを議題とした。本件は議長から、各会派の検証結果を一覧表にまとめ会議システムに配信したこと、今後、各会派の検証結果を伺う場を設け、協議が必要であればその場を設定したいこと、その場のありかたについては、改めて議題としたいため、各会派において意見をまとめておいていただきたい旨の発言があり、協議した結果、これを確認した。
この後、議長から、議会事務局が2課体制へ体制変更してから1年が経過し、その評価を報告したい旨の発言があり、便宜事務局から次のとおり報告を行い、これを確認した。
平成30年1月24日に開催された各派代表者会議において、前議長が示した2課体制設置の目的を達成するため、議会総務課は、内部統制が主となる庶務だけでなく、議会広報委員会を中心に議会だよりの構成の検討、議会のIT化による「開かれた議会」等に向け取り組んだ。その一方で、議会報告会の開催等を通じた広聴活動、市民意見を反映した政策形成・議会改革は、今後さらに取り組みを進める必要があること。また、議事調査課は、住民投票条例制定の直接請求に係る臨時会の開催、本庁舎整備に係る総務常任委員会の所管事務調査への対応など、本来の議事調査業務に特化することで、事例の少ない議会運営に注力し、円滑な運営ができたこと、会議録作成のスピードと精度が上がり、超過勤務手当の削減に一定の効果が見られ、働き方改革が進んだ。その一方で、「政策立案機能の強化」について、文献等による調査や他自治体議会事務局との連携による情報収集、原局とのコミュニケーションの強化など、さらに取り組む必要があり、政策法務機能の充実強化については、議会修正案作成のサポート等が十分でなかったことが課題であること。
また、次長職の配置により、内部の人事・労務管理面の充実や、職責を踏まえた原局との対応が図れ、議会事務局としてのチーム力・総合力が高まったこと、最後に、議長の指揮命令のもと、議会を支える議会事務局として、執行機関と対等に渡り合える体制を整えていきたいこと。
次に、その他(3)鎌倉市議会版BCPの策定についてを議題とした。本件は議長から、平成30年8月22日(水)開催の各派代表者会議において、鎌倉市議会版BCPを策定することが確認されており、今回、鎌倉市議会版BCP(素案)を策定した旨の発言があった。続けて、事務局から、大規模災害等の緊急事態が発生した際、現状では、平成24年9月27日に各派代表者会議で確認された「鎌倉市議会災害時連絡体制等指針」に基づき、議員の安否確認と鎌倉市災害対策本部会議から事務局を通じた各議員への情報提供を行うこととし、その他の活動は想定していないこと、また、災害時の議会のあり方については、災害対策基本法を初め、法制度上も実態上も明確ではないこと、大規模災害時に議会及び議員が、議決権や監視権など本来の役割を踏まえ、どういう行動をとるべきか定めるものとして作成した、鎌倉市議会版BCP(素案)の内容について説明を行った。続けて、議長から、鎌倉市議会版BCP(素案)の取り扱いについて協議願いたい旨の発言があり、協議した結果、各会派から意見を伺いながら策定に向け進めることとし、各会派からの意見を6月末日までに、事務局へ提出することを確認した。
次に、その他(4)鎌倉市議会SDGs議員連盟についてを議題とした。本件は議長から、平成30年12月21日(金)開催の各派代表者会議において、久坂代表より、市議会議員内でSDGsの勉強会を立ち上げたい旨の発言があり、規約案を配付し、各会派から意見を伺っていくとの発言があり、確認されていること。続けて、議長から、久坂代表より、4月24日(水)にプレ懇談会を開催したこと、懇談会の内容を各派代表者会議で報告したい旨の申し出があったことから、ここで報告を受けたいとの発言があった。続けて、久坂代表から、プレ懇談会において、設立趣旨を配付し、議員連盟の説明を行ったこと、長嶋議員より、鎌倉市をフェアトレード認証自治体に提案している団体があり、認証には、議会の議決及び首長による宣言が必要なことが紹介されたこと、今後は、議員連盟として、市民団体との意見交換や勉強会を進めながら、年度内の議会の議決を目標とし、活動を進めていきたいこと、規約内容に意見が出されたことから、規約を変更し、改めて示した上で、議員連盟を設立していきたい旨の報告がそれぞれあり、これを確認した。
次に、その他(5)姉妹都市交流事業についてを議題とした。本件は事務局から、今年度は上田市への訪問及び来訪が決定しており、日程は10月下旬から11月中旬頃で調整中である旨の報告があり、これを確認した。
次に、その他(6)湘南地方市議会議長会議員研修会についてを議題とした。本件は事務局から、今年度は、11月15日(金)、茅ヶ崎市で開催する旨の報告があり、これを確認した。
次に、その他(7)その他として、議長から、前回の各派代表者会議において、高橋代表より、議員の期末手当については、以前、人事院の勧告に従うことが各派代表者会議で確認された経過があることを確認してほしい旨の発言があり、確認したところ、平成16年11月19日開催の各派代表者会議において、議員の期末手当に関しては、職員に準じて期末手当の改定を行うとの確認がされていること、さらには、各派代表者の意見の一致に至るまで、複数回にわたり協議を行った経過があった旨の報告があった。続けて、議長から、議員の期末手当については、各派代表者会議で確認されている経過があることを、改めて議員へ周知する旨の発言があり、これを確認した。
最後に、役員選考委員会の開催日時について協議した結果、本日、午前11時30分から開催することを確認した。
以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
令和元年(2019年)5月22日
議 長 中 村 聡一郎
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