○議事日程
平成31年度一般会計予算等審査特別委員会
平成31年度鎌倉市一般会計予算等審査特別委員会会議録
〇日時
平成31年3月14日(木) 9時30分開会 14時56分散会(会議時間 3時間59分)
〇場所
議会全員協議会室
〇出席委員
前川委員長、久坂副委員長、西岡、森、安立、納所、高橋、山田、河村、吉岡の各委員
〇理事者側出席者
比留間共創計画部長、廣川(智)共創計画部次長兼企画計画課長、藤田文化人権課担当課長、服部(基)行政経営部次長兼行政経営課長、鈴木(康)公的不動産活用課担当課長、松永総務部長、藤林総務部次長兼総務課担当課長、持田総務部次長兼財政課長、加藤(博)納税課長、片瀬市民税課長、小宮資産税課長、貴田債権管理課長、井手危機管理課長、熊澤市民生活部次長兼地域のつながり課長、茂木農水課長兼農業委員会事務局長、谷川(宏)こども支援課担当課長、大澤健康福祉部次長兼福祉総務課長、植地環境部次長兼環境政策課長、高橋(謙)環境部次長兼ごみ減量対策課担当課長、川村まちづくり計画部次長兼土地利用政策課長、古賀都市調整課長、樋田都市整備部長、関都市整備部次長兼都市整備総務課長、森(明)都市整備部次長兼道路課担当課長、芳賀道水路管理課担当課長、西山道水路管理課担当課長、斎藤(政)道路課担当課長、近藤住宅課長、野中下水道河川課担当課長、杉田下水道河川課担当課長、田沼公園課長、田邉作業センター所長、永田浄化センター所長、鶴見会計管理者兼会計課長、尾高教育部次長兼教育総務課担当課長、鈴木(庸)文化財課担当課長兼歴史まちづくり推進担当担当課長、不破歴史まちづくり推進担当担当課長兼文化財課担当課長、内藤文化財施設課長、渡邊(好)総務部次長兼総務課担当課長兼選挙管理委員会事務局長兼選挙管理委員会事務局次長、高木(守)消防本部次長兼消防総務課長
〇議会事務局出席者
大隅局長、窪田担当書記
〇本日審査した案件
1 議案第98号平成31年度鎌倉市一般会計予算
2 議案第113号鎌倉市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について
3 議案第104号平成31年度鎌倉市下水道事業会計予算
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○前川 委員長 これより、平成31年度鎌倉市一般会計予算等審査特別委員会を開会いたします。
委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。高橋浩司委員にお願いいたします。
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○前川 委員長 審査に入る前に委員の皆様に申し上げます。議会運営委員会において、平成27年から審査日程を5日間から6日間にし、審査終了時間は基本的には18時を目途とするものとすること、審査を能率的に進めるため、質疑と意見を区分して議事を進めることが申し合わせ事項として確認されておりますので、各委員におかれましては能率的かつ効率的な委員会運営に御協力いただくとともに、可能な限り翌日の審査日程に影響を与えないよう努めたいと思いますので、御協力をお願いいたします。
あわせて、2月22日開催の当委員会において確認いただきましたように、特別委員会における質疑については、質疑と意見を区分して発言するものとし、各委員が全体の審査日程を考慮した発言時間を意識するものとすること、また、一委員の質疑が30分以上続いている場合は委員長から注意をするものとし、各委員の発言時間は記録いたしますので、御承知おきください。
原局に申し上げますが、審査を能率的に進めるため、説明については簡潔明瞭に、答弁についても長い答弁にならないよう、簡潔明瞭な答弁をお願いいたします。なお、説明は座ったままで結構です。
また、質疑及び答弁において、年度の指定を明確にするために、本年度、来年度という言い方ではなく、平成30年度、平成31年度というように年度を指定して質疑及び答弁をするよう御配慮をお願いいたします。
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○前川 委員長 それでは、まず、第45款土木費、第5項土木管理費、第10項道路橋りょう費のうち都市整備部所管部分及び第15項河川費について、一括して説明をお願いいたします。
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○関 都市整備部次長 議案第98号平成31年度鎌倉市一般会計予算のうち、第45款土木費、第5項土木管理費から第15項河川費までの都市整備部所管部分の内容につきまして、御説明させていただきます。
議案集その2の5ページを御参照ください。
平成31年度鎌倉市一般会計予算に関する説明書は122ページを、平成31年度鎌倉市一般会計予算事項別明細書の内容説明は253ページを御参照ください。
第45款土木費、第5項土木管理費、第5目土木総務費は14億1681万6000円で、そのうち都市整備部の事務事業と職員給与費に要する経費は13億450万9000円となります。
253ページ、放射性物質測定事業は、放射性物質測定に要する消耗品費や、放射性物質測定装置データ処理部更新委託料などを、254ページ、道(水)路調査事業は、境界確定等測量・調査業務委託料、狭隘道路拡幅の用地購入費などを、255ページ、道路台帳整備事業は、境界杭復元等業務委託料などを、256ページ、道路施設管理事業は、大船駅管理施設警備監視業務委託料などを、257ページ、街路照明灯事業は、街路照明灯維持修繕料などを、258ページ、職員給与費は、都市整備部都市整備総務課、道水路管理課、作業センターの職員と行政経営部公的不動産活用課の職員、防災安全部総合防災課の職員、都市景観部都市調整課、開発審査課、建築指導課の職員に要します人件費を、259ページ、土木管理運営事務は、道路施設維持管理共同システム使用料などを、260ページ、作業センター事業は、市道や河川の清掃業務などの委託料や補修作業用重機賃借料、アスファルト合材などの補修用原材料費などに要する経費をそれぞれ計上いたしました。
予算説明書は124ページに移ります。
内容説明は266ページから267ページになります。
第10項道路橋りょう費、第5目道路橋りょう総務費は1億6567万1000円で、266ページ、道路橋りょう管理運営事業は、土木情報総合管理システム機器賃借料などを、267ページ、職員給与費は、都市整備部道路課の職員と防災安全部市民安全課の職員に要します人件費をそれぞれ計上いたしました。
次に、予算説明書は126ページに移ります。
内容説明は270ページから271ページになります。
第8目交通安全施設費は1億3108万3000円で、そのうち都市整備部の事務事業に要する経費は4862万1000円となります。
270ページ、交通安全施設維持事業は、道路ライン等設置業務委託料などを、271ページ、交通安全施設整備事業は、歩道段差等改善などの交通安全対策工事などに要する経費をそれぞれ計上いたしました。
内容説明は272ページに移ります。
第10目道路維持費は3億9060万9000円で、道路維持補修事業は、トンネル修繕設計等業務託料や道路維持修繕工事などを計上いたしました。
予算説明書は128ページに移ります。
内容説明は273ページになります。
第15目道路新設改良費は2億65万1000円で、道路新設改良事業は、大規模住宅地等道路改良整備工事に要する経費を計上いたしました。
次に、内容説明は274ページに移りまして、第20目橋りょう維持費は1億8189万2000円で、橋りょう維持補修事業は、橋りょう維持修繕等工事などに要する経費を計上いたしました。
内容説明は275ページから276ページにかけまして、第15項河川費、第5目河川総務費は3731万4000円で、275ページ、河川管理運営事業は、浸水対策排水施設用地の賃借料などを、276ページ、職員給与費は、下水道河川課の職員に要します人件費を計上いたしました。
次に、予算説明書は130ページにかけまして、内容説明は277ページから278ページになります。
第10目河川維持費は1億4017万2000円で、277ページ、河川維持補修事業は、河川・雨水調整池施設調査業務委託料や、大塚川から新川への分水用地取得に要する経費などを、278ページ、雨水施設維持管理事業は、雨水調整池しゅんせつ業務委託料などの経費を計上いたしました。
以上で説明を終わります。
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○前川 委員長 ただいまの説明に御質疑ございませんか。
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○森 委員 まず、257ページの街路灯の件で、LED化のことでお伺いしたいと思います。
昨年もちょっとお伺いしたんですけれども、全体の街路灯の約半数がLED化されていて、順次更新を進めているというふうに伺ったんですが、平成30年度のLED化の状況について教えてください。
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○芳賀 道水路管理課担当課長 今、委員から平成30年度の実績ということでお話がございましたが、平成30年度のLEDに改良しました工事は1件でございます。
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○森 委員 1件ということなんですね。平成31年度の計画は、この予算の維持修繕料とか、こっちの中には入っていないんでしょうか。
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○芳賀 道水路管理課担当課長 平成31年度につきましては、第13節のほうで委託料として見込んでおりまして、基数としては5基を見込んでいるところでございます。
あと、その他としまして、維持修繕料の中で、既存のLED化されていない灯具で不都合が生じた場合は、あわせてLED化に向けて修繕をしていきたいというふうに考えているところでございます。
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○森 委員 これまでLED化をして節約された電気料金というのは、およそどれくらいになるんでしょうか。
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○芳賀 道水路管理課担当課長 LED化につきまして、平成28年度に10年間のリース契約という形で、一度大量にやらせていただいておりますけれども、そのときで比べますと約900万円ほど電気料としては下がっている。ただ、電気料につきましては、電気代のその都度の値上げ等もありまして、毎年ちょっと上下しているような状況ではございます。
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○森 委員 節約された電気料金とLED化のメリットを考えたときに、まだ半分ぐらいLED化されていない電灯があるということなんですが、今後LED化を進めて電気料金をさらに節減するという、そういうお考えはお持ちなんでしょうか。
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○芳賀 道水路管理課担当課長 よくESCO事業という形で御指摘を受ける場合もございますけれども、ESCO事業が成立するには、その事業費を捻出できるだけの十分な光熱水費の削減余地があるかの検討という形になりまして、残りの部分につきまして事業者とも協議をしてみたんですが、なかなか今鎌倉市の状況として、残りの基数についてはESCO事業にはちょっとなじまないのではないかという御指摘を受けておりまして、一応リース契約で今半分ほどやっておりますので、そういった形で、残りの部分もリース契約的な中で対応していきたいなと。それが全体がリース契約になった段階で、もう一度ESCO事業の部分で、そういう事業者さんとも協議をしていきたいなという方向で今考えているところでございます。
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○森 委員 はい、わかりました。引き続き推進をお願いします。
次に272ページのところで、予算の内訳の中の北鎌倉隧道安全対策検討業務委託料が計上されていますけれども、これはどのようなものなんでしょうか。
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○道路課担当課長 今、委員のほうから御質問がありました、北鎌倉隧道安全対策検討業務委託につきましては、平成31年の1月に基本計画3案がまとまりましたので、これを1案に絞り込みました後に詳細設計を実施する予定にしておりますので、そこに充当する委託料でございます。
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○森 委員 開通のめどというのは、平成31年度中にできるんでしょうか。
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○道路課担当課長 3案から1案に絞り込みをするに当たりまして、これから関係地権者の方々に御説明をして御了解いただくことと、それから、住民の方々、市民の方々に3案の基本設計についての御説明をした後に御意見をいただいて、市のほうで1案に絞り込むことになっておりますので、地権者の方々等に了解をいただければ、詳細設計のほうに入っていけるというふうには考えておるんですけれども、まだ詳細設計にも半年以上かかるという状況を考えると、平成32年度以降に工事に入れればなというスケジュール感を持っているんですけれども、はっきりしたお約束ができないような状況でございます。
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○森 委員 住民の方の同意は別として、ざっくりとした今後のスケジュールというのはどのようにお考えなんでしょうか。
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○道路課担当課長 平成31年度に詳細設計を終わった後に、平成32年度ぐらいに工事に入れればなというふうには道路課のほうでは考えているところでございます。
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○森 委員 早期の開通をお願いしたいと思います。
次に、274ページの橋梁の件ですけれども、橋りょう長寿命化修繕計画策定業務委託料、これはどのようなものなんでしょうか。
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○道路課担当課長 鎌倉市内にあります市のほうで管理している橋梁が203橋ございまして、その点検が一通り終わりましたので、その点検結果をもとに長寿命化計画を策定していこうというものでございます。
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○森 委員 以前お伺いしたときに、道路法の改正で、全ての橋を5年に一度点検しなければいけないということで、平成30年度から順次調査を進めて、平成30年度は70ぐらいの橋を点検するというような計画を伺ったんですが、その点検の結果はどんな内容だったんでしょうか。
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○道路課担当課長 平成26年度から平成29年度までにまず131橋調査をしておりまして、平成30年度に72橋調査してございます。
その中で判定基準として四つございまして、鎌倉市の橋梁につきましては、一番悪い判定基準というのがあるんですけれども、それが4なんですが、それが緊急に措置を講じなきゃいけないものだという判定があるんですけれども、それには該当するものはなかったということでございます。その次の3が、早期に措置を講ずるべき段階のものだという判定基準があるんですが、それは合わせますと34橋ございます。それから、2の予防・保全段階ということで、その判定基準にある橋梁が102橋ございます。1の健全だという橋梁につきましては67橋ございます。そのような結果でございます。
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○森 委員 4という判定はなかったということですが、3とか判定されたものの今後の改修はどのように進めていらっしゃるんでしょう。
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○道路課担当課長 3と診断された橋梁につきましては、随時修繕工事を進めておるところでございます。そういった意味で、平成31年度に橋梁の長寿命化計画をつくりまして、優先順位を決めて新たに修繕工事に入っていこうというふうに考えているところでございます。
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○安立 委員 253ページの放射性物質測定事業のところでお伺いいたします。放射性物質測定装置データ処理部更新委託料というのが200万円ほど計上されておりますが、この更新というのは何年に何回ぐらいのペースで行っているか伺います。
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○浄化センター所長 データ処理部の更新につきましては初めて行うものでありまして、平成23年に購入し、平成24年度から測定を開始している機器になりますけれども、初めての更新ということになります。
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○安立 委員 これは何年ぐらいのサイクルで行っていくんですか。200万円かかるのかなと思って見ていたんですけれども。
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○浄化センター所長 パソコンの寿命にかかわるものになりますので、七、八年で更新が必要になってくる状況でございます。
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○安立 委員 七、八年で更新をしていくということで確認できました。そして、放射性の測定をしてくださっていることで、安全な給食を提供しているよということが市民にお示しできている。情報も頻繁に更新してくださっていますけれども、この測定機自体の寿命というのはあるんですか。
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○浄化センター所長 測定装置自体の寿命というものは特に定めがないようなんですけれども、10年ぐらいは使えるということは確認しておりますけれども、10年たったら更新しないといけないのかということにはなってこようかと思います。
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○安立 委員 使っていて支障がなければそのまま使うのか、それとも、10年ぐらいをめどに、またそのころになったら考えるような感じなんですかね。
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○浄化センター所長 毎年点検委託をさせていただきまして、精度の管理をさせていただいています。その中で、点検した結果に基づいて修繕とかをかけておりますけれども、その点検結果が測定に影響がないようであれば、そのまま使用していきたいなということは考えております。
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○安立 委員 もう1点お伺いいたします。260ページのところでございます。鎌倉も、歩いていると、結構道路がぼこぼこだったりとか、市民の方も気になる箇所が幾つかあるのかな、そんなお話を伺うところです。
私、前に、道路に穴があいているということでお願いしたところ、穴をすぐに修繕してくださって塞いでくださいまして、対応していただいて、ありがとうございました。そういった道路に穴があいていたりとか、危険な箇所というのは、課のほうで見回りとかしてくださって、そういう修理を行っているのか、それとも市民の方からそういった要望だったりとかがあって修繕をしているのか、その辺のパーセンテージというか、どのように行っているでしょうか。
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○作業センター所長 パーセンテージというのは詳しく出ていないんですが、およそ半々といいますか、どちらかといいますと、市民の方から御連絡をいただくことのほうが多いぐらいといった状況でございます。
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○安立 委員 点検といっていいのかちょっとわからないんですけれども、車を走らせて、樹木だったりとか、道路を見回りみたいなことというのはなさっているんですか。
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○作業センター所長 日々パトロールを実施しておりまして、これは主に市民の方から御要望いただいたところを、現地を確認して回っているんですが、そこに行き着くまでの間に穴とかを見つけた場合には、その都度修繕しながら、パトロールしながら、運用しているというところでございます。
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○安立 委員 私も、道路を補修してほしいというところは、自分も通る場所だったんですね。でも、車で通ると結構気づかなくて、実際道路を歩いて歩行者の立場で見ないと気づかないなというのもありました。なので、なかなか車だけで見回りというのでは不十分な分も出てくるのかなと思って、その辺も考慮して、その辺のパトロールというか見回りをしていただきたいんですけれども、この間、修繕の対応をしていただいたんですけれども、まだまだ実は近くに困ったところがある。穴にタイヤがはまっていたこともあるとか、そのようなお話を聞きました。なので、対応のほうをお願いいたします。
もう1点お伺いいたします。260ページの下のところに、カーブミラー整備事業ということで、詳細が細かく示されております。カーブミラーの設置要望が、平成30年12月28日現在で市内全域に28カ所あるということですが、この数が多いのか少ないのか、どういう判断をしていっていいのかちょっとわからないんですけれども、こういった要望に対しての予算というのは例年、十分なんですか。
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○作業センター所長 例年いただいた予算の中で、できる限り数多く設置してまいりたいというふうに考えておりますが、実際に住民の方から、家の前は困るとか、そういった反対もございますので、およそ30件程度毎年のように継続して設置しております。
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○安立 委員 市内で細い道だったりとか、見通しが悪いところは、カーブミラーがあったら安全に生活できるんじゃないかなという声も寄せられる中で、その辺の依頼なども相談したところ、設置に時間がかかるという回答をいただいたことがありましたので、お聞きいたしました。
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○吉岡 委員 道路修繕とかの関係で伺います。260ページと、それから272ページと、273ページと、道路関係いろいろあるんですけれども、例えば今の作業センターの業務というのは、穴ぼこがあいたり何かというので日常的にやっているということで、道路維持補修事業というのと道路新設改良事業というのは計画的にやっているのか。作業センターのほうはすぐにその場でやらなきゃいけない課題ですけれども、その兼ね合いを教えてください。
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○道路課担当課長 道路の補修修繕につきましては、平成24年に策定しました道路舗装修繕計画に基づきまして、幹線道路と生活道路という仕分けをしまして、主に幹線道路につきましては道路改良事業費を充当しておりまして、生活道路等に関しては、主体的には道路補修事業等の予算を充当して対応している状況でございます。
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○吉岡 委員 そうすると、272ページと273ページは、計画的にやっていることの中ということで理解していいんですか。例えば道路も、5年とか、10年とか、いわゆる年数というのはあると思うんですよね。大体どのぐらいをめどに見ているのか。例えば車が大変通行が激しいところは、コンクリートの打ち方によってもまた周りに影響が出てきたりとかいうのもあるわけなんですよね。その辺は具体的にはどのような考えでやっていますか。
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○道路課担当課長 先ほど御説明しました道路舗装修繕計画の中で計画的に対応しているのは、幹線道路といいますか、道路改良事業のほうは比較的計画的に実施できているところでございますが、補修事業につきましては、調査結果があるんですけれども、箇所がかなり多いということと、点在しているということがございますので、そのときの発注状況にあわせて合体してやったりとか、そういう対応をしているところでございます。
それから期間なんですけれども、平成24年に策定した舗装修繕計画に当たりましては、計画年数を10年間というふうに計画しておりまして、5年たちましたので、平成30年度に見直しをかけているところでございまして、その見直しを受けて、また優先順位を変えて修繕計画に位置づけた計画を推進したい。このように考えているところでございます。
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○吉岡 委員 そうすると、改良工事については計画があるけれども、いわゆる維持補修については、全市的にどのくらいあって、いつごろまでにというか、道路はどんどん劣化していくわけなんですけれども、その辺はどんなふうな。常に穴ぼことかいろんなことが生じていて、それがいっぱい出てきているということはあるんですけれども、要するに、穴ぼことか道路が破損しているというところが、維持補修の中に入っているんですか。穴ぼこあいちゃったら対応しなきゃいけないというのはあるんですけれども。
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○道路課担当課長 道路補修修繕のほうにつきましては、先ほどの修繕計画に位置づけているところもやるんですけれども、あとは御要望いただいて、劣化の激しいところ、あわせて延長をふやしてやっているような状況でございますので、市民の方からいただいた補修箇所についても、可能な限り対応しているということでございます。
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○吉岡 委員 具体的には何年かというか、待たなきゃいけないのか、やっぱりそれなりにそれぞれ幹線道路と、私たちが普通に歩いている生活道路というんですか、あると思うんですけれども、それはかなりの状況で進んでいくんだとすると、穴ぼこの修理というのはいつもいつも出てこないような気がするものですから聞いているんですけれども、そこはどうなんですか。
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○道路課担当課長 今の御質問は、平成24年に修繕計画を立てまして、今5年目で見直してございます。おおむね10年たって、また道路の性状調査、機械を通したり目視で見たりして状況を確認して、その都度直していくということでございますので、計画的には半永久的に続いていくというんですか、そういう計画になっていますので、具体的にどのぐらい待つのかという話の中では、市民要望の中では、長いときで3年ぐらい待っていただくケースもございますけれども、可能な限り、私どものほうでは、繰り返しになりますけれども、補修事業に合わせて、できるところは舗装の延長に含めて対応しているということでございます。
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○吉岡 委員 そうすると、劣化して穴ぼこがあいたりとか、修繕しなきゃいけない箇所がどうしても出てくるということですよね。そうすると、作業センターの役割というのが非常に大きいかなと思うんです。全体としては、かなり劣化したり、あちこちで穴ぼこがあいて、今、安立委員がおっしゃったように、ここ穴あいているよという市民からの要望がいっぱいあるんですよ。
その場合、今、作業センターの職員数適正化計画だと、平成37年度までは退職者不補充でやるということで、この間の建設常任委員会での話でも、大体、今、3班体制ぐらいしかとれないと。今、例えば作業センターに寄せられる要望とかそういうのは、具体的には作業センターだけでやり切れなくて、委託とかいろいろやっていらっしゃるようですけれども、その辺は具体的には、直営でやれる部分と、取り残しがあるのかどうか。
道路も劣化していくわけですから、その辺の対応は必要なんですよね。その辺は、具体的には現場としてとか、市の道路課としての認識ですか、今のままでいいのか。要するに平成37年度までは退職者不補充だというんだけれども、いいのかどうか、そこら辺の判断というのはあるんですか。
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○森[明] 都市整備部次長 委員が今おっしゃられましたように、作業センターの職員は減っていく一方であります。そのためには、道路課といろいろと休日対応または夜間、それらについての委託ができないかと研究しておりますので、職員が減る中では、委託化をスムーズにやるということを今研究しているところでございます。
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○吉岡 委員 すぐやる課という大事さがあると思うんですよ。ですから、ここら辺については、現場として市民要望にきちんと応えられているのかどうか。このごろよく交通の事故で補償したみたいなのが出てくるので、そういう問題はきちんとしてもらいたいなというふうに思うわけなので、部長として、きちんとその辺は判断してもらって、要望していかないとまずいんじゃないですか。
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○樋田 都市整備部長 今、御質問いただきました件につきましては、適正化計画の中では平成37年までは原則的に補充をしないという中で、先ほど次長からも御答弁させていただきましたけれども、それに加えましてICT化とか、そういったものも駆使しながら、人にかわる部分、そういったところも我々としては工夫しながら取り組んでいかないといけないのかなと。
行財政改革が進む中で、それに対応したような発想で取り組んでいくということが求められてきておりますので、そこら辺はバランスを考えながら進めてまいりたいと考えております。
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○吉岡 委員 イメージが湧かないんですけれども、穴を塞ぐのにロボットが実際塞ぐというような意味なんですか。別にICTとかそういうのをやっていくのは、私は否定しません。例えばこういう場所がどうのこうのと、いろいろ数字を入れていくのもそれは大事でしょう。でも、実際に事業をやるのは、人がそういうのをやらなければできないわけですよね。それをICT化というのはどういうことなんですか。
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○樋田 都市整備部長 言葉が足りなくて申しわけございません。先ほど、委託化という部分もございましたので、当然、人が手をつけていかなきゃいけない部分につきましては、作業センターの職員と委託の中でバランスよく進めていく。あわせて、これまで作業センターの職員が、今まで通報いただいていたようなものを1件1件それを受けて、そこで時間を潰して対応できないというような部分につきましては、昨今、メールで、そういった場所がありますよ、場所はここですよと、手間をかけないで時間を省きながら、その分人のほうで作業を進めるといったような工夫が必要という意味合いでございます。
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○吉岡 委員 それはいいんじゃないですか。実際写真を送っていただいて、ここですよということを確定するというのは、それは別に否定はしません。そういうのも含めまして、きちんと市民の安全を守る立場で対応していただきたいと思います。
それともう一つ、今、北鎌倉のお話が出ました。これについては、私ども代表質問でも話しておりますけれども、結果的には案をまとめて、文化財の方についても、文化財を共有できる範囲での対応ができるということでやっているということは承知しているんですけれども、実際に今のお話ですと、詳細設計に時間がかかるとか言うんですけれども、一番の鍵は、地権者の方たちとの合意がきちんとできて、今までそれが問題で進んでいなかったわけですから、それはできるということでよろしいんですか。
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○道路課担当課長 昨年の8月に、関係地権者等を集めました意見交換会を開催してございます。この意見交換会を主体的に捉えまして、今回の基本設計の御説明をさせていただくとともに、安全対策工法についての御理解をいただいていくということを今考えているところでございますので、そういった対応を今後図っていきながら、1案に絞って安全対策工事を開始したい、このように考えているところでございます。
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○吉岡 委員 河川の関係で、大塚川の関係について伺います。これはずっと要望してきたことですけれども、具体的には、平成30年度でどのようなことが行われるか、今後のスケジュールを、まず伺いたいと思います。
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○杉田 下水道河川課担当課長 平成30年度につきましては、実施設計業務、権利者との面談、こういったことを行っておりまして、また、関連企業と埋設管の移設に向けた協議等々を進めております。
平成31年度につきましては、本事業の必要となる用地測量、それから不動産鑑定評価、建物の補償関係の調査、用地取得等の関係の部分において、実施していくということで考えております。
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○吉岡 委員 ということは、今まで位置を決めていくということで何案か出されてきたわけですけれども、位置が決まって、地権者との合意はできているということで理解していいですか。
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○杉田 下水道河川課担当課長 こちらの部分につきましては、これまで地権者の方といろいろお話をさせていただいて、一定程度の御理解はいただいているという状況でございます。
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○吉岡 委員 それはぜひ努力していただきたいと思います。
それで、いつ完成なのかということと、分水ができることによって、いわゆる水害被害ですか、浸水被害ですか、それは解消されていくと理解してよろしいんですか。
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○杉田 下水道河川課担当課長 分水におきまして浸水被害の軽減を図るということで、この事業はスタートしております。こちらの新川の部分に関しましては、本来、県道横断をする河川ということの中で計画をされておりましたが、実際その県道の横断につきましては、現状においてもまだ整備されていないというような状況で、大塚川の雨水の流量の負担が大きいということの中で浸水が発生しているという状況でございますので、分水を実施することによって、要は新川を整備することによって、浸水はかなりの数軽減されると考えているところでございます。
それとあと分水工事の完了につきましては、移設関係がかなりの年数がかかると予想しておりまして、こちらにつきましては四、五年かかるのではないかと考えております。さらに、工事に関しましては一、二年を想定しているところでございます。
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○吉岡 委員 地元の方は、やっと進んだということなんですけれども、それでもまだ効果が出るのは五、六年ぐらいかかってしまうということですね。これは重点地域の中の一つで、まだほかにもあるわけですよね。河川の問題というのは、非常にお金がかかる、時間がかかることなんですけれども、次の計画も同時進行で進めていかないと、始まってから相当たっているんですよ、この大塚川だけでも。次の計画については、同時進行で調査なりいろいろやっていかないと進まないなと思うんですけれども、次のほかの計画はどうなんですか。
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○杉田 下水道河川課担当課長 この大塚川の分水の関係もかなりの事業費がかさむということの中で、今後予定されております基本計画等におきまして、採択をいただいた中で次に進めていきたいというような形で考えております。
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○吉岡 委員 大変ですけれども、ぜひ進めていただきたいと思います。
それから特定河川、いわゆる柏尾川の関係ですね。これは東京や横浜、いろんなところとの合意がなければ計画できないというんですけれども、いわゆる計画というんですか、それぞれの部署で、それぞれの市で受け持つ容量というんですか、そういうのは計画できているんですか。
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○杉田 下水道河川課担当課長 おおむねの計画はできておりまして、鎌倉市におきましては当面大きな施設整備というのは必要ないというふうに確認しているところです。しかしながら、他市においては、かなり整備しなきゃいけない部分が計画されているというところでございます。
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○吉岡 委員 もう一つ、常盤口のバス停のバスベイの件です。これについては何度もずっと言い続けているんですけれども、少しでも進んでいただければと思っているんですけれども、どんな状況でしょうか。
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○森[明] 都市整備部次長 藤沢市へ向かう常盤口バス停のバスベイの関係ですが、国県道対策担当の立場で答えさせていただきます。
バスベイの用地確保に向けまして神奈川県と連携しまして、改善に向けた取り組みを進めているところでございます。ことし平成31年の3月に入りまして、神奈川県が地権者の方と面談をいたしまして、バスベイの基本的な計画、図面ですね、了解を得られましたので、神奈川県としては、平成31年度には用地確保に向けた測量等に入っていくということを聞いております。
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○吉岡 委員 もう1点、この間、今泉地域の関係で、トンネルの問題から道路新設等の請願があったんですけれども、砂押川沿いの道路を何とかする、何とか広げていくということが一番大きな課題かなと私は思っているんですけれども、今泉台などの皆さんにとっては、道路問題は大きいと思うんです。そういう点で、この砂押川沿いの道路改善ということについてはどのような計画になっているんでしょうか。
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○道路課担当課長 さきの請願のときにお答えさせていただいているところなんですけれども、今泉の今回請願があった地域につきましては、かなり土地の制約がございまして、道路を拡幅するというのもなかなか難しい状況でございます。
そのような環境の中で、砂押川のほうに張り出し歩道を設置してきているという状況でございます。残りの七久保橋から砂押川のほうまでについても、河川のほうを占用した張り出し歩道の計画を進めていかなきゃいけないと思っているところでございますが、あそこの地形を見ていただくとおわかりのとおり、隣接の住宅が張りついているところの土地はかなりの高低差がございまして、なかなか道路とうまくすりつかないということがございまして、道路課としてもそれは検討事項と認識しておりまして、今後そのような調査をかけていくとか、そういったことをやって、よりよい方法を見つけていくしかないのかなというふうには考えているところでございます。
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○吉岡 委員 そういう課題があるということはあるんですけれども、具体的に生活している上で、特にあそこは、高野台と今泉台を抜ける計画もあったのがなかなかできなかった。そういう面では、この改善というのは長い間の市民の要望だと思うんです。ですから、できないんじゃなくて、どうやったらできるようにするか、そこをもう少し具体的に見えるような形で動き出すということが大事だと私は思っているんですけれども、その辺については、平成31年度何らかの形で動いていただきたいと思うんですが、いかがですか。
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○道路課担当課長 繰り返しになりますけれども、先ほど御答弁させていただきましたように、地形上かなりの制約がございますので、今後どのような工法が考えられるのかというのは、今回予算化させていただいていませんので、道路課のほうでも検討をまとめまして、今後予算化を図っていければなというふうに考えているところでございます。
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○吉岡 委員 今、予算化されていないのも承知の上で言っているんですけれども、そういう課題があるならあるなりに、けれども可能性はあるところなので、やはりそこは、住民からあれだけいろいろ出ているということは、地元の岩瀬の方とこの間お話ししましたら、そちらをもっとやってくれるといいんだよなというふうにお話しされていたんですよ。ですから、そこは道路課としてもきちんとした対応を、一歩前に進めるための取り組みをしていただけるということで、いいですか。
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○道路課担当課長 繰り返しになりますけれども、どのような工法が検討できるか、道路課としても考えをまとめまして、今後予算化のほうを図っていきたいなというふうに考えているところでございます。
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○山田 委員 それでは、272ページだけ確認をさせてください。まず、トンネル長寿命化修繕計画策定の業務委託料。これの修繕計画というものを、平成31年度は内容的にはどんな委託をするのかというのをまず確認させてください。
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○道路課担当課長 このトンネル長寿命化修繕計画につきましては、平成30年度にトンネルの点検が終了しましたので、この点検結果をもとにトンネルの修繕計画を立案していこうという委託料でございます。
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○山田 委員 具体的には幾つの点検対象で、今後どれぐらいのスパンでとか、あるいは社会基盤施設のマネジメント計画とのすり合わせというのは必要だろうと思うんですが、そのあたりの計画が立案されてくるという理解でよろしいんですか。まず、どれくらいの規模のものが対象になっているのか。
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○道路課担当課長 鎌倉市で管理しているトンネルにつきましては21ございまして、今回18調査してございます。残りの三つにつきましては、今、通行どめにしています北鎌倉隧道と岩瀬と釈迦堂につきましては、調査してございませんので、残りの18について長寿命化計画を立てていこうということでございまして、先ほど山田委員からお話がありましたように、当然、社会基盤施設マネジメントのほうと整合を図りながら長寿命化計画を策定していくということを考えているところでございます。
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○山田 委員 その下にあるトンネル修繕設計等業務委託料というのが、これは具体的には先ほど議論があった中身なんですかね。
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○道路課担当課長 このトンネル修繕設計等業務委託につきましては、先般の岩瀬隧道の剥落を受けまして、素掘りトンネルを先行的に修繕していく必要があるんじゃないかということで、先に予算化しているところでございまして、対象になっているのが台亀井隧道といいまして、北鎌倉の駅から小袋谷の交差点に向かって小坂小学校に抜ける素掘りのトンネルがあるんですけれども、それと、好々亭というのを皆さん御存じかと思うんですけれども、そこにトンネルがあるんですけれども、そこと、それから谷戸ノ前隧道ですね。今回陳情にもありました岩瀬隧道の南側というか、大船側のほうのトンネルです。
谷戸ノ前隧道につきましては、トンネル調査の結果、レベル3ですので、そこを先行してやる必要があるのかなという結果は出ています。残りの二つの隧道は2になっていますので、直ちに対策を講ずる必要はないんですけれども、三つのトンネルとも素掘りですので、そちらのほうにつきましては設計を先にやって、対策工事をやっていきたいということがありましたので、この予算を計上させていただいているということでございます。
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○山田 委員 先ほどの橋梁と同じで、レベル3というのは同じような意味合いで、橋梁と同じような意味合いということなんですね。
それと路面下の空洞調査なんですけれども、計画全長どれくらいで、今までどれくらい終わってきて、平成31年度はどれくらいを計画しているんですか。
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○道路課担当課長 この路面下空洞調査につきましては、平成29年から、広域避難所に至る道路とか、それから緊急輸送道路とか、そういった道路の調査をやっておりまして、31キロメートル鎌倉市はございます。そのうち平成29年度に19キロメートル終わっておりまして、12キロメートルの調査をしたいということでございます。
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○山田 委員 こういうものの調査が、今後の社会基盤との関係で、どういうふうにして優先度の高いもの、あるいは交通量が多いところというようなところで、計画的に多分していかなきゃいけない部分と、先ほど、なかなか社会インフラの整備にのっかってこない、もうインフラが傷んで仕方がない状況の中で後追い的に作業をしなきゃいけない部分、こういったことの兼ね合いだと思うんですね。
ただ、総予算は決まっているので、先ほど作業センターからもあったように、予算の範囲内でとしか言えないですよね、皆さんは。その予算の範囲内でどう優先順位をつけていくかというのが、多分、社会基盤インフラのマネジメント計画の肝になるところだと思うんです。だから、やるべきことはきちんとやります。そのかわり予算の範囲内でということをきっちりしていかないと、確かに安全という意味では、どれが安全かどうかというのはあるんですけれども、そういう社会基盤と路面の調査、あるいは全長31キロメートルでよろしいのかどうかも含めて、そういう計画については、社会基盤施設マネジメント計画と路面下の点検というもの、この兼ね合いというのはどんなふうに今捉えていらっしゃるんですか。
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○道路課担当課長 社会基盤施設のマネジメントの中に路面下空洞調査の位置づけはございませんので、先ほど委員のほうから御質問ありましたように、この調査が終わった後に、鎌倉市の1級、2級道路とか、そういった主要道路のほうの調査をかけていきたいなというふうに思っていて、あと先ほど吉岡委員のほうからお話がありましたように、今泉の砂押川のところの河川に隣接している道路につきましても影響があるということがわかっていますので、そういった調査をかけていきたいというふうには考えているところでございますが、社会インフラのほうとはちょっとそこはまた兼ね合いが、そこまで反映されていませんので、今後、社会基盤マネジメントのほうにそういったものがかなり大きくなってくるということであれば、反映させていく、リンクさせていく必要があるのかなというふうには考えているところでございます。
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○山田 委員 そうすると、今、そういう経路になっている場所、そういうリスクの高いところを集中的に路面下の計測をして、大丈夫かどうか、でなければ舗装の打ちかえも含めてやらなきゃいけないよねという話だけれども、社会基盤施設のマネジメント計画上は、そこが優先されないで、また別の道路補修の計画も、平成24年でしたっけ、つくっている。それにあわせてマネジメント計画を粛々とやっていかなきゃいけない。そういう今でさえ両立ての動きをせざるを得ないような状況、それプラス作業センターの仕事がまたある、そんなイメージで今成り立っているんですか、道路の整備というのは。
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○道路課担当課長 おおむねそのとおりでございます。
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○山田 委員 そうすると、先ほど来、新設の改良事業、これは幹線道路、これは計画的にやっていきましょうは多分入ってくるんだと思うんですが、道路の維持補修事業というところが非常に厄介なところだということになるわけですね。
そういった意味では、社会基盤施設マネジメント計画とは少し相入れない部分としてこれを捉えるとしても、ここにどれだけの予算を投下できるんだということは、できるだけ多くしたいのはやまやまなんだけれども、ほかのところにも予算は使っていかなきゃいけない。ほかというのは、都市整備だけじゃないですよ。扶助費の拡大も含めて、予算をどういうふうに使っていかなきゃいけないという、そこはやっぱり考え方にもなると思うんですけれども、社会基盤については待ったなし、公共施設も待ったなしというところもありますので、ちょっとそこのところはうまく全体の財政、あるいは今包括予算なんていう話になっているけれども、そこの部分は少しこれを粛々とやるために、予防保全しないことにはこれはだめだよと言われているところなので、後追いじゃだめなんですよね、これ。こっちのほうは。
そういった意味でも、少し予算をかけてでもやっていくことはやっていかなきゃいけないよねということで、口では言うんだけれども、なかなか予算ないよね。だから、そういった意味で、維持補修事業というのをもう少しきちんとしたベースにのっかるような形にならないですかね。計画的にとか。
31キロメートルが対象で、19キロメートルで、あと12キロメートルやらなきゃいけないよねということは、それが終わった後でどこに空洞化というのを、どれだけの結果が出てきていたかというのは承知していないけれども、そこも順を追ってやっていかなきゃいけないんだろうなというふうに思うんですけれども、これもそういった意味での計画にのっけるというのはできないでしょうかね。サブ計画的な話として。
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○森[明] 都市整備部次長 道路に限らず、維持管理をしていくものに関しましては、予防保全型でやっていくものと、どうしても維持管理のものというのは事後保全型という形で、分けて捉えていく必要がございます。委員おっしゃったように、確かに空洞化調査は、現在はインフラのマネジメント計画には策定はされておりませんが、ある程度結果が出た段階で、インフラマネジメント計画の見直しの時期には、そういったものをどのような形で取り入れていくか、そして、財政的なものに対してお示しをした中で皆様に承知していただくかというのは、見直しをする中では必要なものと考えております。
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○高橋 委員 いろいろ、今、皆さんから質疑が出まして、道路関係なんですけれども、大変厳しい状況の中でやっていただいているんだなということは承知の上で質問をしたいと思います。
県道の問題なんですが、市道に関してはよくやっていただいているなというふうに思うんですけれども、市民の方の不満というのは、県とか、国とか、市とか、管理に関係なく、役所は何しているんだということになってしまうんですね。大体県道なんです、問題があるのは。
一つはスクールゾーンですね。話し合いをしていただいてはいるんですけれども、なかなかスクールゾーンに対する手当てが、市道のほうはかなりやっていただいているんですけれども、県道の部分については非常に貧弱な対応しかしていただけていない。
もう一つはラインですね。打ちかえをやるときにきれいにしますよみたいなことを言うんですけれども、結構私も、十二所から八幡宮前ぐらいまで写真を撮って持っていっても、2年ぐらい放置しているんですね。途中で打ち返してくれたところがあるので、そこはきれいになっているんですけれども、停止線すら見えないようなところもあるんですね。
藤沢土木事務所へ行くと、これは公安の関係もあるものでとか逃げるわけですよ。各部署役割分担がありますから、それはそうなんだろうと思うんですけれども、市民の方はそんなことは全然承知しているわけじゃないので、何とか役所がやってくれないかと。停止線を越えて車が来るから非常に危ない。停止線だけでもきちんとやれば、スクールゾーンの歩道のところもきちんとしますし、その辺は少しはカバーできるかなと。
もう一つは歩道の段差ですよね。これは本当になかなか解決つかない問題で、先ほど吉岡委員も言っていたけれども、バス停のことだとか、そういうのも各地でいろいろあるでしょうし、この辺は解決するような、すぐにはできなくても、こことここはこういうことが問題だねというような、何か洗い出しをするような機関を設置するとか、場合によっては、予算が厳しいのはわかっているんですけれども、市のほうの負担も投入しながら問題解決を図っていくとか、一生懸命市道のほうはやっていただいているんですけれども、市民満足度というのが道路の部分ではなかなか上がってこないのは、ここが一番問題なんだと思うんです。
こういうところについて、市も真剣に向き合ってやっているんだという姿勢を示していただけるだけでも、市民の皆さんは、協議の様子を待ちましょうというふうなことで納得はしていただけるんじゃないか。それを国県道を通じて県のほうに伝えましたというだけではなかなか解決につながっていかないかなと、そういうふうなことをぜひお願いしたいと思うんですが、いかがでしょうか。
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○森[明] 都市整備部次長 今おっしゃられたように、県道もしくは神奈川県の公安委員会、警察の所管という形になります。それを市が修繕もしくは補修するということはやはり難しいものですから、今までどおり、小まめに警察もしくは県にはお願いをしていくという形になるかと思います。
最近では、県の方も大分現場のほうに一緒に行っていただくような形で、以前に比べれば随分と補修もやっていただけるようになったとは思っておりますが、また御要望があれば、私のほうでそういった要望を県のほうに伝えてまいります。
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○高橋 委員 当然、それぞれの役割分担があって、それぞれがやる中で予算を執行していくというのは当然のことなんですけれども、知恵と工夫というんですか、そういうものが求められるんじゃないかなと。そういう中で例えば協議会をつくって、その中でやっていくとか、待ちの姿勢じゃなくて、その場その場の要望じゃなくて、県道に対する問題を全部洗い出して、将来的にどういうふうにしていくのかというふうなことを明確にしていくというような作業が必要じゃないかなというふうな、そういう考え方なんですけれども、今の制度では、今の取り組みではできないのは承知はしているんですけれども、何かぜひそういうふうなことの相談を持ちかけていただきたいと思うんですけれども、どうでしょうか。
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○森[明] 都市整備部次長 今は既に、学校関係なんですが、市民安全課が主体となりまして、スクールゾーンの関係で、道路管理者もしくは交通管理者等とPTAの方と一緒に学校の周りを歩いております。そこには神奈川県の道路維持課の方も来ておりまして、そういう中で、段差の切り下げ、歩道の拡幅、もしくは今おっしゃったようなラインの関係というのは、警察の方も来ておりますので、その中で要望として上げているところはあります。現在はそういったものがありますので、その中を使って要望等を伝えていきたいとは思っております。
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○高橋 委員 個別の問題もやらなきゃいけないので、それはそれでやっていただいて、ぜひ全市として取り組みをしていただきたいなと。あと、歩道も車椅子が通れるというのがベストなのは承知はしているんですけれども、なかなかそこまでは段差の解消というのは難しいかなと。でも、少なくとも、高齢者の方が歩くときに転ぶような状況だけは、本当にあと5センチぐらいかなという感じはするんですけれども、ちょっと3センチ車道を上げて、歩道を3センチ下げるとか、そのぐらいでも随分波を打っているような状況が改善されるんじゃないか。
なかなかそういうふうな細かいことに対して、県も財政的には厳しい状況というのはずっと続いていますから、そういう中で箇所に入れていくというのは非常に厳しいというのも承知しています。そういった意味で、そういう協議会みたいな中で、市もある程度の負担をしながら、そういったものの改善に当たれたらいいなと、そういう意味でお願いをしておりますので、ぜひ全市的な視野に立って協議をしていただくことをお願いだけしておきます。
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○西岡 委員 先ほど吉岡委員も質問されていた277ページの大塚川から新川への分水の件なんですけれども、平成30年度は分水の実施設計で6030万円という高額な委託料をお支払いをして、そして平成31年度がかなり進んでいくというふうに思っているんですけれども、約3カ所の調査だったんでしょうかね。そこからまず1カ所に絞ったということでよろしいんですか。そこの1カ所にもう決定ということでよろしいですか。
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○杉田 下水道河川課担当課長 今回の実施設計につきましては、場所としては1カ所なんですが、形態をいろいろな形で考えておりまして、どういった形だとどれだけの面積が必要になるとか、そういう部分を含めて検討をしてきたという状況でございます。
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○西岡 委員 そうしますと、候補地としては3カ所ぐらい挙げられていたと思いますけれども、当初から1カ所に絞っていたということになりますか。
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○杉田 下水道河川課担当課長 適当な用地を当初探していた中ですけれども、実際にある程度の協力をいただけるという方が見つかりましたので、そちらの中で検討をさせていただいてきたというところでございます。
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○西岡 委員 そうしますと、御協力をいただけると。その方と、建物の移転であるとか、その方だけではないと思いますけれども、今の候補として挙げられているところは、ルートとしては設計上は最短でいけるところなんでしょうか。
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○杉田 下水道河川課担当課長 おっしゃるとおり、最短ルートで考えております。
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○西岡 委員 何しろ県道をまたぐという作業になりますので、どういうルートなのかというのは大変心配をしております。そのルートの中で移転をしなければならない、その対象の建物というのはたくさんあるんですか。住まい、住居等もあるんでしょうか。
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○杉田 下水道河川課担当課長 こちらに関しましては、建物所有者につきましてはまだ1件ということで、大型の建物の部分を今想定しているというところでございます。
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○西岡 委員 詳しいことはまたになると思いますけれども、今ここに補償金が2000万円想定をされていて、不動産の鑑定評価の委託も上げられています。それは、今想定をしている建物の不動産の鑑定を委託して、大体このぐらいのお金を払うであろうという想定のもとにこれが計上されているというふうに捉えてよろしいんでしょうか。
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○杉田 下水道河川課担当課長 現状におきましては、委員おっしゃるように、想定ということの中で計上させていただいております。こちらについて、こういった準備があるということを地権者の方に御説明をして、なるべくすんなりと理解をいただけるように努めていきたいというふうに考えております。
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○西岡 委員 それでは、平成31年度はどこまでのことを想定していらっしゃるんでしょうか。
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○杉田 下水道河川課担当課長 地権者の方に協力をいただきまして、取得というところを目指しているというところでございます。
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○西岡 委員 それでは、平成31年度は工事に入ることは全くないということでございますね。まず工事に至る前に一つ、最近大型の道路工事が多くて、その周辺住民の方が高齢化をしていますので、その周辺住民だけではありませんけれども、高齢化が進んでおりますので、どこからも、工事が始まりますと、長期化をしてくればくるほど不眠を訴えられたりとか、体調の不調を訴えられて、県土木事務所に行ったりとか、いろいろなことをなさらないと自分たちの生活が成り立っていかない、住民の安定した生活が脅かされるような工事になってしまうわけですね。どうしても夜間にかかりますので。
ですので、工事を想定するときに、工事の時間帯、それから期間等少し細かく規定をしていただきたいと思うんですね。騒音にもなります。振動もあります。何カ所からもそういう苦情をいただいて、県土木事務所に走ったという経験がございますので、それこそ身近なところで、御高齢の方もおそばにいらっしゃる。多分そういうことも想定ができますので、ぜひ事前に、工事の前に業者とはそういう現状をお話をしていただいて、十分考慮の上に工事に入るようにお願いをしたいと思います。いかがでしょうか。
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○杉田 下水道河川課担当課長 今回の工事が実施という形になった際には、大型工事ということで考えております。こちらに関しましては、地域の住民の方の御協力もいただきながら進めざるを得ないものでございますので、説明会等も今後検討していきたいというふうに考えております。
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○河村 委員 まず、本市における交通の円滑化、安全性の維持向上に日々努めてくださっておりますことに、心から感謝を申し上げたいなと思っております。
今回の予算審議に該当する事業というのは、市民の方だけではなくて、通勤・通学される方もそうですし、観光に訪れられた方も対象となるわけですから、大変重要な事業になってくるわけでございますけれども、そのような中で、先ほど来、道路の維持管理について、また河川についてもいろいろ御質疑がありましたので、重ならないようにいたしたいなと思っておりますけれども、作業センターの皆さんがやってくださっている事業の中で、その件数というのを、まず知りたいなと思ったんです。先ほどの御答弁の中で、件数の多さというのを何となく感じたものですから、年間に取り扱う、主な道路補修の件数というのをまずお伺いさせていただいてよろしいですか。
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○作業センター所長 道路の補修につきまして、簡単な穴埋め程度につきましては、平成31年の2月末現在で270件程度を実施しております。その他、アスファルトの合材というのは非常に厚いものがあるんですが、それでもう少し大きめにパッチングするというケースがございます。それにつきましては110件程度の要望が出ておりまして、実施しております。
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○河村 委員 それらが市民の方からの要望が多いという御答弁でしたけれども、そういった中でやっておられるということで、この予算感というのも、私、これでどうなのかなというところも感じておりまして、それはこれから、先ほど部長の御答弁の中でICT化を進めていくというところもありましたけれども、現状、現場に携わる皆さん方の見地からといった感触なんですけれども、これで本当に満足できるような内容なのかというところを、御答弁しづらいかもしれないですけれども、もし可能なら教えてください。
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○作業センター所長 これからいろいろな新しい機械とか出てくるかと思います。その中で、私ども今実施しておりますのが、側溝のふたの回収なんですけれども、側溝のふたの回収は、これまで現場打ちといいまして、直接生コンクリートを打って、それから3日間養生させて、それから撤去というようなことをやっておりました。これを早い方法を考えておりまして、1日ででき上がってしまうような新工法、こういうのを採用しながら、手間をかけずに早く開放できるような方法を見出していきたいというふうな考え方を持っております。
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○河村 委員 限られた予算の中で、そのような形で知恵を絞りというところでもやってくださっているんだなということで、本当にありがたく思っております。これから、そういった中で、道路をどうやって維持管理していくのかというところにおいては、選択と集中、鎌倉市もそれをやっていくというふうにおっしゃっていますけれども、そういった中で、以前提案させていただきましたけれども、ICT化を進める中にあっては、私はやっぱり、千葉市が取り入れているようなAIカメラを活用したパトロールの仕組みというのを取り入れていく方向がいいんではないかなというふうに思っているわけです。
単にAIカメラを入れるというだけではなくて、最近では、ドライブレコーダーをつけているというところですから、本当はできれば、ドライブレコーダーの機能を兼ねたものを鎌倉市は一歩進んでやってもらえたらいいのかなと思っていますけれども、そういったところというのはどのように考えていらっしゃるんでしょうか。
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○森[明] 都市整備部次長 AI等を使った道路の損傷の判断という形になります。現在、舗装修繕工事計画の策定におきましても、業者さんが車両を使った乗り心地調査というのが反映できているところです。それを市の車につけるというようなことになると、それらの取り込み等については、まだちょっとそこまで国のほうからも示されていないところであります。
また、平成30年12月には、AIを取り込みました補修箇所の点検、また修繕方法などの取り組みを国が研究を始めたところになりますので、それは平成32年度までしばらくかかるようですので、それらが出た段階でそういったものを取り込めればいいなとは考えております。
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○河村 委員 道路の補修については市民の力を利用したというところで、そういう仕組みも存在しているわけですね。そういったところを積極的に取り入れてもらえたらなとは思っております。
その中で、防災の視点でちょっとお伺いしたいと思うんですけれども、日々、側溝だったり管路というんですか、水路のしゅんせつというのを行っていただいているとは思うんですけれども、それはどのようにして行っていくのか。市内の順序だったり、そういった何かシミュレーション的なものに基づいてやっているのか、そのあたりちょっとお伺いできますでしょうか。
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○杉田 下水道河川課担当課長 河川等に関しましては、実際に私どものほうで巡回した中で、土砂の堆積等が見受けられる場所についてしゅんせつをかけていく。大体年に二、三カ所というような形で進めております。
また、調整池、こちらにつきましても、堆積する土砂等ございますので、こちらに関しましても、順次点検した中で二、三カ所をめどに実施しているというところでございます。
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○河村 委員 今、そのような御答弁でしたけれども、昨今の自然環境といいますか、自然の災害も激甚化をしてきている中にあって、どのように対応していくか、一つ考えていかなければいけないときなのかなと思っておりますけれども、今二、三カ所というところでしたけれども、今後もそういった防災型の視点というのはあるんでしょうか。
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○杉田 下水道河川課担当課長 私どものほう、実際に施設管理という形の中で状況を確認した、その上で場所を決めていっているというのが現状ではございます。実際に防災計画というようなところまで進んでの計画ではないという形で進めているところでございます。
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○河村 委員 防災計画にのっとってというところはあるかもしれませんけれども、例えば見回る方々がそういった視点を持っているかどうか、結構大きな違いになってくるのかなとも思っているので、ぜひそういったところも考えてほしいなというふうに思っております。
先ほども道路の通行の危険性、バス停のお話もありましたけれども、まさに常盤口を上ったところ、鎌倉山に抜けていく道路ですけれども、あそこは物すごく歩行できるスペースというのはないですよね。その先に笛田公園があるわけですけれども、子供たちを安心して行かせられるような状況ではないと思うんです。もちろん、今、現状の地理的な状況はよく理解はしてはいるんですけれども、そういった歩行の安全性を確保するための施策的な柱みたいなものがあれば、教えていただけないでしょうか。
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○道路課担当課長 歩道の整備につきましては、まだ整備計画等が立案されてございませんので、今後そういったものを立案して、歩道の整備を図っていかなきゃいけないということは認識しているところでございます。
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○河村 委員 認識してくださっている中で、多分これまでもあそこの部分についてはいろいろ、自治会といいますか、お住まいの方々からも要望があったんではないかなとは思っております。そういった声をしっかり私は形に変えていってほしいなと思いますけれども、いかがですか。
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○道路課担当課長 日々、歩道の整備につきましては、我々のほうにも御要望はいただいているところでございますが、歩道を拡幅するというふうになりますと、当然、用地を提供していただかなければいけないとか、先ほどの大塚川ではございませんけれども、補償にお金がかかってくるとかということで、事業費が相当かかるということもありますので、そういうところにつきましては、整備計画をつくっていくということが重要なことかと思っていますので、そちらのほうにまず力点を置いていきたいなというふうに考えてございます。
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○河村 委員 先ほど、予防保全なのか、事後保全なのかというところもありましたけれども、そのあたりの判断、私は今さまざまな御答弁を聞いている中にあって、現場の皆さんの声をどのように形に変えていくのかというところの視点しかなくて、むしろ本市における道路だとか、そういった環境のあり方というのをシミュレートするような、何かそっち側からの視点というのもあったらいいな、持っていてほしいなと思うんですけれども、そのあたりというのはどうなんでしょうか。あるんでしょうか。
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○森[明] 都市整備部次長 今るる御答弁いろいろさせていただいていく中で、現状を御理解いただけているのかなと思っておりますけれども、新たにそういった取り組みをするということになりますと、集中的に行っていくということが多分必要になってくるんだろうなと思っています。
その第一歩がまずは計画をつくる。計画をつくって終わるということではなくて、計画を実現していくというところの担保をある程度とっていかないと、絵に描いた餅になってしまいますので、そこも含めて、全市的な中でそこの部分について、道路だけではなくて考えていく必要があるのかなと思っております。したがいまして、今後、庁内的にもそういったものをテーブルの上にのせながら議論をして、方向性を見きわめていきたいというふうに考えております。
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○河村 委員 よく言われますけれども、その町を訪れたときに、道路のきれいさといいますか、整備、整っているかどうかというのは町の印象につながるわけですね。その町がしっかりとそういった管理が行われている自治体であるというところだと思いますので、いろんな視点で、大変だと思いますけれども、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。
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○前川 委員長 ほかに御質疑ありますか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
御意見はございませんか。
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○吉岡 委員 意見で、道路等維持補修業務について。
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○高橋 委員 意見で、県道問題について。
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○河村 委員 意見で、AIカメラを使った道路維持補修管理について。
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○前川 委員長 それでは、事務局よろしくお願いします。
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○事務局 吉岡委員から意見で、道路等維持補修業務について。
高橋委員から意見で、県道問題について。
河村委員から意見で、AIカメラを使った道路維持管理について。
以上でよろしいか、御確認をお願いいたします。
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○前川 委員長 よろしいですか。
(「はい」の声あり)
それでは、これで意見を打ち切ります。この項を終わります。
職員入れかえのため、暫時休憩いたします。
(11時00分休憩 11時04分再開)
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○前川 委員長 それでは、再開いたします。
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○事務局 資料の配付について報告させていただきます。
さきのこどもみらい部の審査の際に、久坂副委員長から要求のありました資料といたしまして、(仮称)おなり子どもの家等の整備費追加資料における物価上昇率及び第一子ども会館・子どもの家をベースとした根拠についてを、予算審査資料(その4)として配信しておりますので、御確認をお願いいたします。
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○前川 委員長 よろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
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○前川 委員長 原局に申し上げますが、審査を能率的に進めるため、説明については簡潔明瞭に、答弁についても、長い答弁にならないよう、簡潔明瞭な答弁をお願いいたします。なお、説明は座ったままで結構です。
また、質疑及び答弁において、年度の指定を明確にするために、本年度、来年度という言い方ではなく、平成30年度、平成31年度というように年度を指定して質疑及び答弁をするよう御配慮お願いいたします。
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○前川 委員長 次に、「議案第113号鎌倉市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。原局から説明をお願いいたします。
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○住宅課長 議案第113号鎌倉市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について、内容を説明いたします。
議案集その2、70ページをごらんください。
本市の市営住宅は、老朽化の進む6団地について、平成30年3月に鎌倉市営住宅集約化基本計画を策定し、現在、集約化の取り組みを進めております。
これに伴い、特に老朽化が進んでいる2階建ての住宅は新規の入居を停止していますが、植木住宅につきましては老朽化が著しいため、入居者の他の市営住宅への移転を進めておりました。その結果、平成30年12月に全世帯の移転が完了しました。
植木住宅の用地につきましては、集約化基本計画においても、今後市営住宅の事業用地として活用しないことから用途廃止を行うものです。
資料、新旧対照表をごらんください。改正内容は、条例別表第1に規定されている市営住宅の一覧表から植木住宅を削除するものです。
なお、施行期日は平成31年4月1日とします。
以上で説明を終わります。
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○前川 委員長 ただいまの説明に御質疑はございますか。
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○森 委員 廃止した後の跡地については、どのような利用をされるんでしょうか。
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○住宅課長 鎌倉市の集約化の計画に基づきまして、跡地につきましては、有効活用を図るということで、基本的には売却という方向になろうかと思います。
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○森 委員 売却ということですけれども、市内に会議をしたりとかそういう場所が少ないということも、そういう住民からの声もあるので、そういう集会ができる場所にしたりとか、そういう検討というのは今の時点ではされていないという理解でよろしいんでしょうか。
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○住宅課長 現段階では特にしておりません。
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○前川 委員長 ほかに御質疑はございますか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
御意見はございますか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、意見を打ち切り、この議案を終わります。
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○前川 委員長 次に、第45款土木費、第20項都市計画費のうち都市整備部所管部分及び第25項住宅費について、一括して説明をお願いいたします。
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○関 都市整備部次長 平成31年度鎌倉市一般会計予算のうち、第45款土木費、第20項都市計画費から第25項住宅費までの都市整備部所管部分の内容につきまして、説明いたします。
平成31年度鎌倉市一般会計予算に係る説明書は130ページから132ページにかけまして、平成31年度鎌倉市一般会計予算事項別明細書の内容説明は283ページ、286ページ、そして298ページから303ページになります。
第20項都市計画費、第5目都市計画総務費は13億7415万円で、そのうち都市整備部の事務事業と職員給与費に要する経費は9億3218万4000円になります。
283ページ、樹林維持管理事業は、樹林維持管理委託料を、286ページ、緑地維持管理事業は、緑地維持管理委託料や緑地維持管理工事などを、298ページ、鎌倉駅東口駅前広場整備事業は、鎌倉駅東口駅前広場整備に要する経費を、299ページから300ページにかけまして、国県道対策運営事務と国県道対策事業で、関東国道協会の負担金などを、301ページ、道路整備計画等運営事務は、神奈川県都市計画街路事業促進協議会の負担金などを、302ページ、街路樹維持管理事業は、街路樹維持管理委託料などを、303ページ、職員給与費は、都市整備部道路課、公園課の職員と、共創計画部交通政策課の職員、環境部環境保全課の職員、まちづくり計画部深沢地域整備課、駅周辺整備課、都市計画課の職員、都市景観部 都市景観課、みどり課の職員に要する人件費をそれぞれ計上いたしました。
内容説明は304ページになります。
第15目公共下水道費は25億1815万9000円で、下水道事業会計繰出金は、下水道事業会計への繰出金を計上いたしました。
次に、予算説明書は134ページにかけまして、内容説明は305ページから308ページにかけまして、第20目公園費は6億7574万7000円で、305ページ、公園運営事業は、日本公園緑地協会の負担金などを、306ページ、公園維持管理事業は、都市公園の指定管理料などを、307ページ、公園整備事業は、(仮称)山崎・台峯緑地の整備工事などを、308ページ、公園用地取得事業は、(仮称)山崎・台峯緑地や(仮称)山ノ内宮下小路2号緑地の用地取得などに要する経費をそれぞれ計上いたしました。
内容説明は309ページから313ページになります。
第25項住宅費、第5目住宅管理費は2億1127万9000円で、309ページ、市営住宅管理運営事業は、市営住宅各種修繕料、市営住宅の指定管理料、福祉型借上市営住宅賃借料などを、310ページ、住宅政策推進事業は、居住支援業務委託料などを、311ページ、空き家等対策推進事業は、空き家管理システム使用料などを、312ページ、市営住宅集約化事業は、市営住宅集約化事業アドバイザリー業務委託料や、植木住宅用地測量業務委託料などを、313ページ、職員給与費は、都市整備部住宅課の職員に要します人件費を計上いたしました。
以上で説明を終わります。
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○前川 委員長 ただいまの説明に御質疑はございますか。
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○納所 委員 306ページの公園維持管理事業について伺います。
鎌倉広町緑地の指定管理についてなんですけれども、日常の公園の開館時間帯、それはどのような形で委託をして実施されておりますでしょうか。
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○公園課長 今の委員御質問の件ですけれども、広町緑地に関しまして、管理事務所をあけている時間としましては、我々と同じ8時半から17時15分までということで、公園自体には特に門扉等を設置しているものではございませんので、入ることに関しましては特段時間設定はしておりません。
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○納所 委員 そうしますと、17時15分以降、いわゆるトイレの使用問題なんですけれども、その時間外はトイレ等も使用できない形になっているということでよろしいでしょうか。
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○公園課長 委員おっしゃるとおりで、トイレ自体に関しましては管理棟の中にありまして、施錠してしまうために、時間外には使えない状況になっております。
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○納所 委員 例えばそれ以降に行事が企画されている場合がございます。例えば蛍を見る会であるとか、その行事があるときに子供たちが蛍を見るわけですけれども、トイレが使えないということで非常に苦労しているというお話を伺ったことがあるんですけれども、例えば行事に合わせて臨時的に時間外にトイレが使用できるような配慮というのは可能なのかどうか、確認したいんですが。
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○公園課長 実際、平成29年度に関しまして、そういった御要望があった中で、実際にやっています指定管理者と協議いたしまして、蛍の時期の土日に関しまして延長してやっているような対応をとらせていただいているところです。その時間に関しましても、今後いろいろまた詰めて、より皆様が利用できるようなことで考えております。
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○納所 委員 一つのイベント、行事として蛍を見る会等が実施される場合は、ある程度時間帯というものも予測できるかと思うんです。それに合わせて、例えば延長をぜひお願いしたいと思うんですが、例えばそういった場合、どれくらいの時間帯で延長しているのかおわかりになりますでしょうか。
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○公園課長 やった中では、蛍の鑑賞時間帯というものに関しまして、午後8時ぐらいが一つのめどとなっていますので、やっている中では今そのぐらいをめどに調整をしてやっています。
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○納所 委員 担当者を配置するというような人の管理もあることでございますので、その辺は指定管理者との打ち合わせも必要だと思いますけれども、大事な緑地でございますし、貴重な一定の時期だけしか見られない蛍の鑑賞であるとか、そういったものにちょっと配慮できるように少し打ち合わせ等していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
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○安立 委員 283ページの樹林維持管理事業のところです。平成31年度の実施地区は、八幡宮地区及び山ノ内・今泉の2地区とありますが、これは3年に1度の実施でよろしいですか。樹林の管理を地区別というか区分して3年に1度なのか、確認します。
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○公園課長 今、委員おっしゃったように、平成29年度から、6地区あったところを1カ年で2地区ずつやるようにしまして、平成30年度にやりましたところもその2地区をやっているということになります。
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○安立 委員 こういう危険なおそれがある伐採とかというのは、土地の所有者が申し出ないと対応というのはしていただけないのでしょうか。
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○公園課長 樹林管理制度自体に関しましては、いろんな法的な規制をかけて、なかなか土地利用ができないようなところに関しましての助成制度という位置づけの中でやっていまして、実際それに関しましては、まず私どものほうで対象になる土地を調べまして、所有者の方に、今年度対象地域になっていますということで通知を差し上げて、その中で実際にやってほしいということで申請をいただきまして、それに対して対応をしているという状況でございます。
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○安立 委員 本当に自然のことではありますし、こういうふうに地区を決めて管理をしていっても、なかなかうまくいかないのかなということを感じています。地域に住んでいると、鎌倉も本当に自然が豊かで、山もたくさんある中で、なかなかこの地区ではないところで、地元に住んでいる方は危険だと感じることが多々ありまして、その辺をどうにか対応していただきたいと市のほうに申し出ても、なかなか対応をしていただけないということで、でも危険な箇所は本当に命にかかわるような出来事にもつながるということもあり得ますけれども、その辺の対応について伺います。
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○公園課長 この制度の趣旨としましては、今おっしゃる危険という観点よりかは、山の管理を適正に行うという部分の中で制度を立ち上げていまして、本来は土地所有者が、我々も逆に言えば、市が持っている緑地を適正に維持管理していくというような同じ立場の中で、土地所有者の方にも適正な維持管理をしていただきたいという中で、なかなかそうもいかない部分を、市のそういった法規制をかけているようなところに関しまして助成をしているというような趣旨があるものですから、実際問題、確かに私ども御要望の中で、何とかならないか、危ないじゃないかということでいただくのは事実なんですけれども、全てそれに対してお応えできる状況にないということは御理解いただきたいところです。
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○安立 委員 ただ、危険を感じて生活している市民の方がいる現状はありますので、その辺、相談があったときなどは丁寧になるべく対応をしていただきたいのと、安全策をとっていただきたいということをお願いしたいのと、あとはここで伺ってよろしいのかわからないんですけれども、緑地の枝払いだったりとか、倒木のおそれのある伐採等ということも行っているかと思いますが、今本当に鎌倉市も高齢化率が上がっている中で、高齢者の方がおひとりでお住まいになって、体が不自由な方がひとり生活をしている、不自由を感じながらいろんなことをしている方からお声をいただきまして、風が吹いたり雨が降ったときに、自宅の前の道路が塞がるぐらいに葉っぱが落ちてきたりとか、木が倒れてきた場合、その辺のことについて聞かれたことがありました。
道路が市道ではなくても、そこのもともとあった木とか枝が市のものであれば、そういうのというのは対応はしていただけるんですか。片づけたりとか。
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○公園課長 今、御質問の、お宅に面している土地が市の緑地とかであれば、それは当然のことながら、御要望があれば、それに対して対応はしていますけれども、ただ、落ち葉とかいうことに関してはなかなか、全て100%その時点ですぐ対応できるかどうかに関しましては、ちょっと難しい部分はあります。ただ、枝落ちだとかそういったことに関しましての撤去だとか、剪定だとかに関しましては、なるべく対応するようは心がけております。
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○安立 委員 でも、なかなか高齢者の方だと、外出というか、外に一歩出るだけでもかなり大変だったりとか、あとは落ち葉とかでも、水に濡れたりとかすると大変滑って危険なケースもあります。本当に大きいものだけが倒れてきたりとか、道路を塞いでしまって危険かなとは思うんですけれども、ちょっとした小さなことでも、高齢者の方はかなり御苦労したりとか、悩みながら生活をしているという実態がありますけれども、なかなか、今のお答えだとそこまでの対応ができないみたいな御答弁だったんですけれども、そういうのは作業センターとかではできないんですかね。
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○公園課長 いわゆる道路上のことであれば、そういった部分の中でお願いするケースもあるんですけれども、落ち葉というのは、鎌倉の場合山が多くて、広葉樹とかに関しまして、時期的なものであれば一時的に大量に落ちてしまっているというようなことの中で、なるべく我々も、地元の方たちが掃いていただいたようなものの回収とかに関しましてはもちろんやるんですけれども、現実的に落ちているものに対して毎日のように掃除してほしいとか、極端なことを言えばそういうような御要望になっているケースもあるものですから、なかなかそれに関しましては作業センターのほうも道路のほうのいろんな業務を抱えているという部分の中で、正直なところ、我々の立場で緑地からと思われる落ち葉が落ちたから片づけてくれという部分を頼みたいというのもある部分の中で、現実的には十分お応えできていないところがあるということです。
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○安立 委員 先ほども道路のところで、作業センターのところで、いろいろとほかの委員からも御質疑がありましたが、そういったことは重々承知でありますが、ただ、本当に高齢者がふえていく中で、なるべく皆さん在宅で老後を迎えたいといって生活をしている中で、小さなことかもしれないんですけれども、そういった生活の課題というのがふえていくのは確実にあることでありますし、その辺というのも、そちらだけでなく福祉の観点からもそうなんですけれども、視野を広げて、そういった日常生活の支援ということでも考えて、何かしら対応を進めていただけるようお願いいたします。
もう1点お伺いいたします。公園の管理のところについてなんですけれども、笛田公園のところにバスケットゴールが新たに設置されたと思うんですけれども、詳しく伺えますか。いつぐらいに設置されたんですか。
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○公園課長 バスケットゴールの設置に関しましては、平成29年度から、いろいろ当時の議員からの御要望とか、地元からそういう要望が強くあるということの中で、市内でどこかつけられるところがないかといろいろ探した中で、バスケットゴールの特性としましては、ボードに当てたときにどうしても音が出るので、なかなか住宅地の中とかにつけづらい。騒音の問題がちょっとあるものですから、そういった部分の中で一番影響の少ないところということの中の一つとして、今回のところにつけさせていただきました。設置した時期は9月です。
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○安立 委員 子供たちがなかなか自由に遊べるような場所がないということで、鎌倉市も、バスケットゴールも地元の子供たちのすごいとり合いになっているんですね。小学生から、高校生だったり、中学生だったり、本当に若い世代の子たちが、このゴールを使うために結構とり合いになっていたりとかします。そういった中で設置をしていただいたのは、大変ありがたいと思います。
設置された場所というのがグラウンドだったんですけれども、それは検討なさってくれたということなんですけれども、公園内の中でも設置できる場所というのが、そこにした理由を教えてください。
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○公園課長 先ほども言いましたように、いろいろ市内の街区公園とかも含めて検討はさせていただいた中で、現状の中である程度のスペースが確保できて、ほかの利用者にも影響のない場所という部分の中で、笛田公園のあそこの多目的広場の場所の、サッカーとかをやられる場所より、余っていると言ったら語弊があるんですけれども、変形な土地の部分の中であれば、ほかの利用に関しても極力影響が少ないという部分をいろいろ検討した結果、今回の場合は、下が地面ということであって、足に対しての負担も少ない。事務所のところに設置はしてあるんですけれども、そちらはタイル舗装なのでちょっと負担が大きいんじゃないかというお声もあったものですから、そういったことも複合的に加味して、あの場所を今回は選んでいます。
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○安立 委員 どういった検証をしてあそこにつけたのかなというのをお伺いしたかったそのわけは、バスケットボールをなされる方にしてみると、本来あるバスケットゴールの場所があるじゃないですか。ああいうタイルのところじゃないとバスケットボールのプレーというのはしづらくて、実際グラウンドだと下が土になりますよね。実際はなかなかやりたくでもできない。できなくはないんですけれども、バスケットボールのプレーヤーとしてみれば、地面ではやらないという、そういう常識じゃないんですけれども、あるみたいで、あるけれども、実際はなかなかそこを使っていないという声も聞こえているので、どのようにその辺を検証してあそこにつけたのかなというのを、お伺いしたかったところです。
私も自分がバスケをやらないので、わからなかったんですけれども、ただ、本当にゴールを求めて、日常的に練習として使いたい子供がたくさんだと思うんですけれども、そういうお子さんの立場にしてみれば、下がタイルではないと、せっかくつけてもらってもちょっと意味がないよねという声を幾つか聞いたので、その辺は伺わせていただきました。
もう1点お伺いいたします。311ページの空き家の対策のところでお伺いいたします。空き家等の対策の会議のことなんですけれども、2017年は1回開催されたと以前伺いましたが、2018年度はどうでしたか。
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○住宅課長 各年度なんですけれども、2018年度、平成30年度ということで、先日1回開いたところでございます。ですから、平成30年度は、年度末ということもありまして、その1回という形になります。
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○安立 委員 どのように進めていってくださっているかなと思い、その辺は1回ということで確認いたしました。
先ほどもちょっと樹木のことで、危険木のことでお伺いいたしたところなんですけれども、前に相談のところでお聞きしたときも、苦情がかなり多くを占めているということで伺っています。その中でも、やっぱり樹木の繁茂だったりとか害虫による相談が多かったということで、このことに関しても、なかなか、空き家になっていると、その周辺に住んでいる市民の方はもちろん、持ち主、所有者というのはわからない中で、危険を感じたりとか、何か管理をしていただきたいということで、そちらで対応はしてくださっているのは承知はしております。
しかし、緊急を要する場合に、その辺の、これは市民の方の案というか、要望なんですけれども、町内会で、そういった幾つかある中のかなり危険性が高いところについては、所有者がどんな方か教えてほしい、共有したいとか、あとは市のほうが土日に休みになってしまうので、そういったときはなかなか相談ができないという、緊急を要する場合の対応についてちょっとお話を伺ったことがありましたけれども、その辺の対応について伺います。
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○住宅課長 現状を申しますと、そういった樹木繁茂ですとか害獣虫ですとか、そういう通報が多いわけですけれども、そういったものに対しては、あくまでも市としてできるのは、所有者を調べるところまではできますけれども、当然、所有者がわかれば、その方に対して通知を出すなり、連絡先がわかれば連絡するなりという対応をしておりますけれども、いかんせん、相手の持ち物、要するに財産という形になるとは思うんですけれども、そういったものですので、それ以上の手だては市のほうとしてはなかなか難しいというのが現状ではございます。
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○安立 委員 それも十分承知の上なんですけれども、住んでいる住民の方からは、どうしていいかわからないという緊急事態を要するようなこともなきにしもあらずというか、そんなことで、市のほうの対応をもうちょっと強化してほしいというか、柔軟に対応していただきたいという要望もありますので、そのあたりもなかなか個人の資産ということで、それを市民の方に共有するということはできませんけれども、何らかの管理を、危険なことになる前に対応をお願いしたいと思います。
もう1点お伺いいたしますけれども、住宅の政策の中で、居住支援協議会の立ち上げのことについてお聞かせください。
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○住宅課長 ぎりぎりにはなってしまいましたけれども、今月が最後になりますけれども、今月立ち上げる予定でございます。
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○安立 委員 もっと前に立ち上がっていたのかなと思ったので、ぎりぎりということで、本当は進捗状況を聞きたかったんですけれども、とりあえず今立ち上げたという確認だけで、結構です。立ち上がった後に聞きたいと思います。
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○吉岡 委員 一つは、樹林管理の関係なんですが、樹林管理というのは、民有地の法指定のところあり、それから公有地の樹林あり、その辺は具体的になかなか大きな課題だと思うんですけれども、今、民有地の関係については、法指定のところについては3年に1回という形でやった。例えば公有地化したところについての管理というんですか、いろいろ御意見を伺っているんですけれども、その辺はなかなか財政的な問題は今後の課題が大きいかと思うんですけれども、それについての課題と、今後の取り組みについての方針があれば教えてください。
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○公園課長 市が管理している緑地に関しましては、平成30年度に61緑地についての樹木調査をかけまして、その中で特に枯損木とか、枯れている樹木がどれぐらいあるかというのをある程度数字が把握できましたので、その辺に関しましては今後計画的に処理をしていきたいという部分の中を考えておりまして、それ以外に関しましては、住民要望について取り組んでいきたいと考えております。
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○吉岡 委員 そうすると、調査をしていただいたということは、それは非常に大事なことだったと思うんですけれども、木は何しろどんどん伸びていくし、今、安立委員がおっしゃったような空き家の問題、いろいろありますけれども、例えば道路に面したところの地主がわからないような樹林とか、いろんな課題があるんですよね。
今、地主がわかっているところと公有地の問題、それから前に防災面では、道路に面しているような樹木とか、それが倒木の危険があるとかあるわけですけれども、その辺の課題はここでやっていらっしゃるんですか。
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○公園課長 今の御質問に関しましては、鎌倉市危険斜面及び危険木に関する調整会議という部分の中で情報を共有していくということの中で、主体は防災のほうの観点で、我々はそこの中の委員として、情報提供なり確認を受けています。
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○吉岡 委員 調査したということなので、その後のことはどういうふうにするかは、また計画をつくる中で聞きたいと思います。
さっきの空き家の住宅の問題なんですけれども、もしも例えば塀が倒れそうだとか、今は樹木の問題とか出ましたけれども、それは第一義的に空き家対策のところに連絡すれば、例えば地主がわからない場合には調べていただけるということでよろしいんですか。前、そういう相談のときにどこに行っていいかわからなくて。
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○住宅課長 最初の窓口は住宅課で結構でございます。
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○森 委員 まず、緑地維持管理事業の、緑地に関する賠償保障保険料、これの保障の内容について教えてください。
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○公園課長 保障の内容に関しましては、例えば倒木で建物だとかに被害が出たとか、そういったようなことに対しまして瑕疵が認められたとき支払うものになっています。
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○森 委員 では、昨年の10月の台風とかで、市の所有地から枝が落ちて民家のフェンスを壊しちゃったとか、そういうのにこの保険で対応しているという理解でよろしいんでしょうか。
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○公園課長 台風とかいわゆる自然災害が保険の適用になるかならないかというケースはありますので、一概にあれなんですけれども、自然災害じゃなくて瑕疵、十分な維持管理ができていない中で行われたものであれば、その対応はできます。
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○森 委員 では、十分な管理がされていなくて瑕疵があった場合は、この保険では対応ができないということなんでしょうか。
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○公園課長 逆で、瑕疵が認められたとき対応できるということです。
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○森 委員 ちなみに、この保険の保険金額はお幾らになっているんでしょうか。
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○公園課長 今年度、緑地の賠償責任保険に関しましては、130万4480円です。
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○森 委員 済みません、保険金額というのは保障額。保障額というのはどういうふうになっているんでしょう。
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○公園課長 対人につきましては、1事故につき1名10億円ですね。それから対物に関しましては、1事故について2000万円が上限ということになります。
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○森 委員 これまで人的な被害というんですか、この保険で支払った人的被害のものというのはあったんでしょうか。
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○公園課長 人に対してはないです。
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○森 委員 次に、先ほどお話がありました空き家対策のことについてお伺いしたいと思いますが、現状の空き家は増加傾向にあるんでしょうか。具体的に何軒把握されているか、もしわかっていれば教えてください。
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○住宅課長 平成30年度はまだ終わっていないので、集計はしていないんですけれども、平成29年度までのデータということでしたらお答えできますので、それについてお答えいたします。
当初空き家調査をしたときの空き家の軒数が1,108戸という形でありまして、その後に空き家が解消されたものもありますけれども、新たな空き家も加わって、全体としては、平成29年度末になりますけれども、1,124戸という形で増加はしております。
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○森 委員 空き家対策の計画を出していただいていると思いますが、現状どのように対策が進んでいるのか、その辺もしあれば教えてください。
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○住宅課長 まず、空き家対策の一つとしては、先ほども申しましたけれども、日々の通報に対して、所有者をお調べして通知を出すということが一つございます。
それと毎年度のことなんですけれども、納税の通知書の中に空き家の啓発のためのリーフレットを入れてお送りしているということがございます。
それと、平成30年度末になってしまいましたけれども、空家等対策協議会は、それぞれの団体の方から推薦を受けた方が委員になっておりまして、例えば弁護士会ですとか、行政書士会ですとか、あるいは司法書士、あるいは不動産関係団体とかおりまして、その団体と協定を結びまして、連携していろいろな啓発活動ですとか、あるいはセミナー等も含めて、そういった取り組みをこれからしていきたいというふうに考えています。
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○山田 委員 1点だけ確認です。302ページなんですが、街路樹維持管理事業でございますけれども、この街路樹も社会インフラの整備対象という理解でよろしいですか。社会基盤施設マネジメント計画の管理対象ということで。
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○公園課長 街路樹も道路附属施設の位置づけになっていますので、対象になっております。
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○山田 委員 現在、これの維持管理計画とか、そういったものというのは、計画はお持ちではいらっしゃるんでしょうか。
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○公園課長 現在、そういう計画はないです。
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○山田 委員 資料では70カ所、何千本という話に、ちょっとうろ覚えで申しわけございません、そういうふうになっていますが、現実問題、どういう箇所数がどういう本数で把握されているのか、その箇所と本数というのをどういうふうな捉え方をしているのか確認です。全体として最終的には何本の管理対象があるのかということにはなると思いますけれども。
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○公園課長 路線数としては70路線あります。高木が2,879本、中木が262(・・・)本、あとサツキとか低木に関しては面積的な形になっちゃうと思いますので。
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○山田 委員 今のところ計画がないということではあるんですけれども、緑地とか樹林とかというようなところで、今お話がそっちのほうへ行っているんですが、街路樹の管理というのは今後どういうふうにお考えでいらっしゃるんですか。例えば管理台帳とか、管理サイクルだとか、メンテナンス、維持にかける計画的、まずは台帳があるんでしょうけれども、台帳の話とか、管理計画をどういうふうに策定していって、どういうふうなマネジメントをしていくんだろうかというのは、何かお考えがあったら確認をさせていただければと思います。
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○公園課長 実際、高木に関しましては、70路線を大体3年に1度剪定をかけていくような考え方を持っていまして、それ以外に関しましては、毎年定期的に草刈りだとかという部分をやっていきまして、今後に関しましては、今ある台帳を電子化などをして、そういった部分の中でよりわかりやすくしていくようなことで考えております。
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○山田 委員 この2,879という本数全てを3年に1度のサイクルの中でチェックをしていっているということですか。
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○公園課長 平成29年度の実績ですと、13路線をやっていまして、そのうち高木に関しましては534本を切ったり、そういうような形の中で、年度ごとに多少の前後はあるんですけれども、そういった形の中で点検した中で剪定をかけています。
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○山田 委員 そうすると、突然何か自然の影響によって、例えば台風で道路を塞ぎますよね。根こそぎやられるというような部分というのは、あれは多分枝葉が多くなって、風に揺られて根こそぎ倒れてしまうような、そういうようなことでの事故なんじゃないかと推定しているんですけれども、ああいったものが基本的には起こらないような目でこの管理が進んでいるというふうに維持管理していっていただいている。そうだから、計画というのは特になくても、3年に1度台帳等による管理をきちんとしていけばいいんじゃないのということになっているというふうに思っておけばいいんですかね。
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○公園課長 実際、各樹木の点検ということに関しましては、今言ったように日常的な管理の中で、業者が剪定に入るときとか、それから我々がパトロールとかしているときに確認とかした中で、樹木の状況を一応判断しながらやっているつもりです。ですから、委員おっしゃるような考え方です。
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○西岡 委員 298ページの鎌倉駅東口駅前広場整備事業について、お伺いいたします。
さきの建設常任委員会で、一般車両の乗り入れがかなり課題があるということで問題視されておりましたけれども、その課題についてはどのように平成31年度取り組むおつもりでしょうか。
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○道路課担当課長 さきの委員会のほうでも御回答させていただいたんですけれども、基本的に東口の広場につきましては、限られた空間の中で利用者の利便性の向上と安全性の向上、そういったことを図りながら計画したものでございまして、バス事業者や交通事業者等と協議をしてまとめた計画でございますので、現時点で変更する考えはございません。
今後、工事を進めていくに当たって変更の点が出てくれば、当然修正をする可能性が出てくるところがあると思うんですけれども、基本的には、まとまった計画で今進めていこうかというふうに考えているところでございます。
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○西岡 委員 かなり難しい判断かと思いますけれども、利便性といったときに、利用者が交通事業関係者であったり、また一般市民が一番大事なわけですよね。そうすると、優先順位がこれを決めるときにどうなっていたのか。今の計画ですと、どうも事業者のほうが優位に立っているような計画に、私はど素人ですけれども見えてしまうので、超高齢社会の鎌倉市の玄関口ですから、そこがどういう意識に立ってこの整備計画を進めているのかということは、私何度もSDGsの話をさせていただきますけれども、この設計で本当に鎌倉市なのというふうに思ってしまうのが実感でございます。ぜひ検討をいろいろな団体とか、また市民からも意見が寄せられているかと思いますけれども、今のところ変更する予定はないと明言なさったので、これ以上はお聞きいたしませんけれども、ちょっと考えが足りないのではないかなというところは指摘をさせていただきます。
それで、平成31年度はどういった工事までが進むんでしょうか。かなりおくれていると思うんですけれども。
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○道路課担当課長 今回の工事につきましては、4月の新年度に入って工事着手を目指しておりまして、オリンピックが開催される2020年までにはおおむね広場は終わっておるんですけれども、広場とか、それから歩道の整備は終わっております。ただ、最終的な舗装が間に合わないということで、さきの委員会のほうにも御報告させていただいたんですけれども、オリンピック期間中は中断をするということで考えていますので、ある程度、平成31年度につきましては、工事を枝分けにしていきますので、平成31年度は全部終わらないんですけれども、ある程度の形にはなっていくと思いますので、歩道と車道を直していくという形で、それで最終的にある程度終わったらシェルターというか、屋根をかけていくとか、そういう工事にだんだんなると思いますので、年度でばっさりここまで終わりますよということではなくて、ある程度工事箇所を区切ってやっていきますので、でき上ったところから完成していくというようなイメージでいただければというふうに思っております。
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○西岡 委員 それともう1点、309ページの市営住宅管理営業事業についてお伺いいたします。ここの第13節に福祉型借上住宅建物不動産鑑定評価業務委託料と、第14節の福祉型借上市営住宅賃借料というのがございますけれども、これは先ほど御説明があった鎌倉市の市営住宅のどこを指しているんでしょうか。
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○住宅課長 まず、福祉型借上住宅の賃借料につきましてですけれども、これは今借り上げている全部の借上料になります。それと、福祉型借上住宅の不動産鑑定評価につきまして、これは深沢セントラルハイツの契約期限が切れますので、新たな契約を締結するに当たって不動産鑑定というものを入れております。
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○西岡 委員 まず、この福祉型借上住宅というのはどこを指しているのかだけ、教えていただけますか。
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○住宅課長 ベネッセレ湘南深沢、それと笛田ロイヤルハイツ、深沢セントラルハイツ、レーベンスガルテン山崎でございます。
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○西岡 委員 これは何戸、何世帯に当たるんでしょうか。
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○住宅課長 全体で95戸でございます。
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○西岡 委員 今、これらの福祉型の住宅を希望される方に対して、この95という数はどういうふうに捉えたらよろしいんでしょうか。
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○住宅課長 借上住宅につきましては、福祉型住宅ということで、主に高齢者という形になりますが、一般住宅につきましても高齢者の方は応募できますので、そういった意味では、高齢者の方というのは応募できる範囲が広いという形で捉えてございます。
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○西岡 委員 障害をお持ちの方で広いスペースが必要であったりという配慮がなされている借上住宅は、この95戸の中のどれくらいあるんでしょうか。
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○住宅課長 借上住宅を含む全体になりますけれども、7戸になります。全体の中には、市が所有する住宅としては諏訪ケ谷ハイツが該当しておりまして、それ以外のところには障害者用というのはございません。
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○西岡 委員 それでは、全体の戸数は幾つになりますか。母数は、市営住宅の。
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○住宅課長 全体では642戸ございます。
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○西岡 委員 全体が642戸で、福祉型が95戸、そのうちの7戸だけが障害者対応というこの数字は、やはり改善をしていかなければいけないんではないかなというふうに思いますけれども、今後市営住宅の集約化が予定をされていますけれども、そこは若い人たちにも入っていただくという配慮はなされているんですけれども、こういう福祉型についての配慮はどうなっているのでしょうか。
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○住宅課長 特に福祉型ということではございませんけれども、バリアフリーというのは、当然全棟バリアフリーという形で考えてございます。
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○西岡 委員 それでは、集約をされる、例えば350なり400なら、それがイコール福祉型というふうに考えてよろしいわけですね。
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○住宅課長 福祉型と言えるかどうかはわかりませんけれども、バリアフリーには対応するという形になります。
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○西岡 委員 それでは困りますので、ぜひ福祉型の中に障害者対応ということをしっかりと入れていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
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○住宅課長 障害者住宅につきましては、一般の世帯とは違いまして、お風呂の構造ですとかトイレの構造というのはまた違いますので、車椅子対応という形になると、それを全棟にということはかなり厳しいということで、やはりある程度限定した形にならざるを得ないと考えております。
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○前川 委員長 全棟とは言っていない。
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○西岡 委員 今、委員長が言ってくださいましたけれども、全戸対応というふうには考えておりませんので、ぜひその中に障害者対応という考えをしっかりと持ってやっていただきたいということだけお願いして、終わります。
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○住宅課長 障害者対応についても考えていきます。
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○前川 委員長 残りの質疑は午後に回したいと思います。
暫時休憩いたします。
(12時00分休憩 13時10分再開)
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○前川 委員長 再開いたします。
午前中に引き続き質疑を行います。
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○河村 委員 まず初めに、緑地維持管理事業についてお伺いしたいと思います。
昨日ですか、都市整備部だよと言われまして、284ページの緑地保全のところでそのような御答弁をいただいて、きょうここでお伺いさせていただきたいなと思いますけれども、その中で、緑地の維持管理に関する費用というのが増額をしていく見込みであるし、増額しているというところで、今後の管理についてどうやっていくのか。ふえる事業負担についてどんなふうに考えておられるのかということをまずお伺いさせていただいてよろしいでしょうか。
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○公園課長 河村委員にお答えする前に、先ほど午前中に山田委員のほうにお答えした街路樹の本数に関しまして、ちょっと間違いがあったので、訂正させていただきたいんですが、高木が2,879本、中木が690本、低木が4万3789本ということでございましたので、訂正させていただきます。申しわけありませんでした。
河村委員の御質問なんですけれども、実際、緑地そのものに関しましていろいろ課題を抱えている部分の中で、先ほども御答弁させていただきましたけれども、61カ所の緑地につきまして実態調査した結果の中で見えてきた課題等がわかりましたので、そういった部分を含めまして、計画的にどういうふうにやっていくのがいいか、それから予算の執行に関しましてもどういうやり方がいいのかというのを今後研究して、効率的に緑地維持管理を進めていきたいと考えております。
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○河村 委員 61カ所の緑地の課題ということがありましたけれども、どんな課題があったのかちょっと教えていただけますか。
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○公園課長 まず、今回61カ所というのは、社会基盤施設マネジメント計画を策定した段階で、全体の緑地で特に危険な箇所がどういうところがあるかというところで抽出した61カ所になっていまして、特に道路に面しているだとか、緑地の前に建物があって、枝が茂っているとかいうところが中心なんですけれども、枯れている木が多いだとか、それから斜面の中で、ある程度急斜面のところに幹が曲がったような状態で生えているだとか、そういうようなものがかなりある。それを処理するだけでも、限られた予算の中でやっていくと、年数がそれなりにかかってしまうというような部分の中で、どういうふうに効率的にやっていくかというふうなことを今後整備していきたいと思っております。
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○河村 委員 そういった負担がふえていく中にあって、公園の緑についても管理が必要になってくるわけですよね。これ一般質問でやりましたけれども、公園の維持管理についても、行政側で行っていくには負担がこれからふえていくという中にあって、また本市が子供にそういう場を提供していくために力を入れていく中にあっては、新たな仕組み、具体的に言えばPark−PFIを取り入れて、ぜひ新しい施策の転換的なところというのを図っていってもらえたらなと思っておりますけれども、そのあたりどのように考えていらっしゃるんでしょうか。
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○公園課長 緑地以外、いわゆる公園のほうも含めまして考えたときに、いろいろな利活用という部分を検討していかなきゃいけないという部分の中で、新しい制度、Park−PFIを含めましてありますので、そういったことを含めて今後検討していきたいとは思っております。
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○河村 委員 また同時に、緑だけじゃなくて、公園の遊具等を含めて、新たな遊具の設置だったりとか維持管理というのは必要になってくるわけですよね。そういった中にあって、私は、魅力ある公園というのが一つのキーワードになってくるのかなと思っています。もちろん、安全性も同時に図っていかなければいけない。そういった中で、Park−PFIというのは、私は取り入れていくべきだと思ってはいるんですけれども、何か具体的なところで検討されたりというのはこれまであったんでしょうか。
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○公園課長 いわゆるPark−PFI制度ということではないんですけれども、一度、鎌倉海浜公園の由比ガ浜地区とかで、コーヒーショップとかいうことで問い合わせをしたりしてやった部分の中で、年間を通じてのなかなか集客が見込めないというようなこともありまして、かなり難しいというような意見。
あと平成30年度に公園のほうの長寿命化計画を策定する中に当たりまして、長寿命化計画とは別にアンケート調査もやりまして、そういったところからも何社かヒアリングをしたんですけれども、実際に具体的な場所とかを逆に行政側のほうから提示してもらわないと、向こうとしても簡単に採算性がどうだとかいう話まではできないということの中で、今後、いろんな手法があると思いますので、そういったことを含めて検討していきたいというふうに考えております。
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○河村 委員 そうすると、行政側からというところですけれども、今、既存の公園も私は一つ選択肢に入れていくべきではないかなと思っているんです。そのときに私は中央公園を引き合いに出しましたけれども、例えばそういったところで具体的に何か提示できるようなことはないですかね。
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○公園課長 中央公園に関しましては、もともとつくられたコンセプトがありますので、今の時点でそれを大きく方向転換するというのは現状難しいとは思っていますけれども、鎌倉海浜公園というのは海岸線にずっと沿っている部分の中で、由比ガ浜地区、坂ノ下地区、稲村ガ崎地区、それぞれいろんな特徴がある中で、そういったところに関しまして再整備の必要性というのもある部分もありますので、そういった中で今後検討していきたいとは思っております。
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○河村 委員 コンセプトというところですけれども、コンセプトに沿った中でというのはなかなか難しいんですか、そこというのは。むしろコンセプトを逆に行政側からこういう中でということを明示しながら、提示というんですか、できないのかなと思うんですけれども、中央公園については、できないんですか。
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○公園課長 中央公園に関しましては、ゾーニングされている部分がありまして、いわゆる管理棟付近の都市緑化植物園と言われているようなところにしましても、基本ああいう形態の中でやっている部分がありますので、今中央公園ということで言われますと、なかなか難しいところはあります。
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○河村 委員 最初から可能性を排除するんではなくて、ぜひそういったところも検討してほしいなと思います。
続きまして、鎌倉駅東口のところをちょっとお伺いしたいなと思います。事項別明細書の298ページです。先ほども質問があったところになるんですけれども、ここは工事が始まると、さまざまな関係しているところがあるのかなと。特に学校関係です。附属しかり、清泉もそうですけれども、そういったところで子供の通学路としてどうやって歩いていくのかということが多分学校側からも指定されていて、さらに、乗り合わせる場所というのも学校が指定しているという中にあって、そのあたりの変更等について、工事期間をどのようにするのか、行政側ではどんなふうに対応を行っていくのか、お聞かせいただけますでしょうか。
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○道路課担当課長 例えばそういったバス停の関係につきましては、工事の都度動かすことになると思いますので、その都度、関係するところに場所が動きましたという御説明をさせていただきながら対応していくことになるというふうに考えております。
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○河村 委員 では、歩くときのルートを決めていると思うんですよ、学校側とすると。そこの通学路変更等について、学校側との協議といいますか、話し合いというのはどんなふうにされているのか、されていかれるのか、お聞かせいただけますでしょうか。
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○道路課担当課長 通学路に関しましても、当然決まったルートはあるとは思うんですけれども、工事の際支障になるということであれば、その都度学校のほうと協議をさせていただきながらルートを変えていくということになろうかと考えております。
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○河村 委員 そういった話し合いというのはどういう段階で行われるんですか。
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○道路課担当課長 工事が始まる前も事前に調整はしておりますし、工事の最中もその都度、関係するところには御相談をさせていただきながら工事を進めていくということになるというふうに考えております。
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○河村 委員 あわせて安全性はしっかり確保してほしいと思っていますので、そこは行政側のほうから目を光らせておいていただきたいと思うんですけれども、そのあたり大丈夫ですか。
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○道路課担当課長 当然、工事をする際には、交通整理員等々をつけまして安全を確保しながら工事を進めてまいりますので、そのところはなお注意して施工するように施工業者のほうにも伝えたいと思っております。
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○河村 委員 それでは、309ページ、市営住宅管理運営事業です。先ほどここも御質問がございましたけれども、まず市営住宅の申し込み状況というのは今どのように推移しているのか、また、今後の人口動態というんですか、それを踏まえた上で、将来的な展望というのをどのように捉えておられるのでしょうか。
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○住宅課長 まず市営住宅の応募状況ということなんですけれども、平成30年度の応募状況を御報告させていただきますと、応募戸数としては全体が13戸ございまして、応募者数につきましては全体123人ということで、平均倍率が9.46倍という形になってございます。
今後なんですけれども、今集約化を進めておりまして、集約化につきましても、公共施設再編計画に基づきまして、戸数は現状維持という形で集約を行う予定でございます。
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○河村 委員 先ほど空き家のところでも、空き家も増加をしてきているという中にあって、活用の仕方、新しい方策というのが求められてくるときになっているのかなとは思ってはいるんです。何が言いたいかというと、結局、これからの人口動態であったり人口推計というんですか、予測をしながらも、新たな市営住宅を建設し、維持管理を行っていきというところの費用的な負担とあわせて、空き家を活用していくという見方もあるんではないかという議論があるのかなとも思ってはいるんです。要は、賃借料として空き家を活用していくということも一つあるのかなとは思っています。
先ほど福祉型の住宅としての賃借というお話がございましたけれども、そのあたりの議論というのはこれまでになされたことはあったんでしょうか。
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○住宅課長 市営住宅につきましては、戸数は現状維持ということの中で、空き家という中では、住宅政策全体の中で、市営住宅だけに限らず、住宅確保要配慮者という形の中で、民間の住宅に入れるよう支援していくということが一つと、それと空き家につきましては、空き家の実態をまず説明させていただきますと、基本的に、空き家で今問題になっているのは管理不全ということで、実際に使うことがほぼできない状態のものが多いということがありまして、一般的に使える空き家というのはきちんと管理がされておりまして、それを所有者が何かに有効活用するということであれば、それは市場を通じて賃貸に出たりということになっておりますので、実際に空き家を活用していくという中では、空き家の有効活用は検討はしておりますけれども、そう数は多くはないかなというふうには考えております。
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○河村 委員 先ほど、空き家がふえてくるという予測だよという御答弁がございましたよね。そういった中で、総合的な議論というのが行われたことがあるのかどうかということをお伺いしたいと申し上げたんですけれども、あったんですか。
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○住宅課長 市営住宅として使用するということについては特に議論はしておりませんけれども、全体の住宅政策の中で空き家を活用していこうという議論はございました。
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○河村 委員 そうすると、今後の市営住宅のあり方というのを考えていくときに、そういった議論は必要になるのかなと思っていますけれども、その部分については今どのように捉えていらっしゃいますか。
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○住宅課長 市営住宅としての活用は、あくまでも集約化の中で現在の戸数を確保していくということで進めているところでございます。
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○河村 委員 その集約化にかかる費用というのはどれぐらいになるんですかね。
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○住宅課長 現在計画しておりますのは、第1次集約、第2次集約という形で計画しておりまして、全体を合わせて約125億円程度になる予定でございます。
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○河村 委員 相当な費用負担になってくるわけですよね。そのときに、そういった空き家の活用等も含めて、私はやっぱり一つの議論としてはあるべきかなとは思うんですけれども、それは感じませんか。125億円かけてやっていく。その方針としては今すぐ否定するわけではございませんけれども、そういった中で、空き家がふえていくという側面も行政は感じながら、そのあたりの総合的な計画を考えていくべきではないかということを申し上げたいんですけれども、いかがでしょうか。
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○住宅課長 繰り返しにはなりますけれども、市営住宅はあくまでも集約化の中で計画していくという中で、住宅政策全体の中でそういった空き家も活用していくということを検討してございます。
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○河村 委員 もう一つ、福祉的な視点で私のほうからもお伺いしたいと思うんですけれども、生活困窮者支援を行っていくときに、市営住宅しかり、私は空き家の活用というのも一つ視野に入れていいのかなと思っていますけれども、そのあたりというのはどのように行っていくか、連携をとられているのかということをお伺いできますか。
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○住宅課長 福祉的な関係で申しますと、当然、福祉的な支援を要する方というのはいらっしゃるんですけれども、一つとしては、住宅セーフティーネット全体の中で考えると、その一つとして市営住宅がありますけれども、それだけではなくて、先ほど申しましたとおり、空き家だけに限らず、民間の賃貸住宅のほうも住宅セーフティーネット全体の中で入居を支援していこうという形で、居住支援協議会を設立という形で考えてございます。
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○河村 委員 わかりました。連携的なところがとれているのかなと今の中では感じるんですけれども、要は福祉側の、先ほどの障害者の方の住宅の確保についても、御答弁を伺っていても、連携について少し弱いのかなとも感じるんですけれども、そのあたりは議論の中で一緒にやる機会というのはあるんですかね。
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○住宅課長 まず居住支援協議会なんですけれども、居住支援協議会はどういう団体かといいますと、住宅確保要配慮者ということで、高齢者ですとか、障害者ですとか、そういった自分自身で住宅を探すことがなかなか難しい方に対して、民間賃貸住宅への入居を支援していこうという形で、これについては行政もかかわる中で、福祉団体ですとか、あるいは不動産関係団体ですとか、あるいは弁護士ですとか、司法書士ですとか、そういう民間の団体も含めて全体の中で支援をしていくという形で設立しているものでございます。
ですから、そういった意味では、住宅政策として、住宅確保要配慮者を民間賃貸住宅に入れていこうということの中では連携はとれております。住宅セーフティーネット全体の中で考えるとすると、市営住宅も含めた中でそういった支援をしていくという形になろうかと思います。
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○久坂 副委員長 公園の話が出ているんですけれども、公園におきまして主に子供の遊具について伺いたいんですが、最近は、老朽化ですとか腐朽化が進んで使えないようにテープで結索されているという例も多く拝見するんですけれども、こうした内容について、担当原局のほうでは台帳か何かで把握をしていらっしゃって、優先度に応じて補修をしているという状況だとは思っているんですけれども、補修の状況について、今市内でどのくらい使えないものがあるとか、数字的なものになっちゃいますので、把握をしていらっしゃるものとして伺いますけれども、優先度について、年間幾つぐらい補修をしているんですか。
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○公園課長 今、副委員長からお話がありました件なんですけれども、今年度、先ほど言いましたように、長寿命化計画策定の中で調査をかけていまして、その調査の中で、すぐにでも使用が危ないという状態のものに関しまして、黄色いテープを張りまして使用禁止の状態をつくっているのは、特に平成30年度に作業をしていますので、非常に目立った状況になっています。
もともと平成25年度に遊具に限った長寿命化計画をつくった中で、順次、その中での計画に沿ってやっている部分があるんですけれども、年間10基から15基ぐらいをその部分の中では交換しているんですけれども、それ以外に実際に壊れたものもあるものですから、それ以外のものも含めてですけれども、計画的にやっているのは10基から15基ぐらいをやっています。
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○久坂 副委員長 街区公園ですとか児童公園なり200以上市内にある中で、10基とか15基。もちろん施設によって置いてあるものが全然違いますので、予算もなかなか、かけどころが多分違うと思うんですが、お子さんですとか児童・生徒が使われる中で、毎年10基、15基という中で、なかなか追いついていかないのかなというふうにちょっと心配をしております。
それで、例えば、今、黄色いテープで張ってあるんですけれども、何月ごろから使えるようになりますとか、そういった予告とかもしていただくのも難しいですかね。かなり身近な問題で申しわけないんですが。
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○公園課長 そういった、いつ使えるかという問い合わせも今非常に多くあります。そういった部分の中で、指定管理者も含めまして、明示できるものに関してはなるべくそういったものを明示していくように、今いろいろ調整はしているところなんですけれども、まだなかなか現実的にその体制がまだ今整っていないという状況というのが現状です。
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○久坂 副委員長 本当に御努力いただいているということはわかったんですけれども、物によりましては半年間以上使えなくなっている。大型になりますと半年間ぐらい使えなくなっているものがありまして、なかなか再開というか、使えるめども立たないというふうになりますと、今おっしゃったように問い合わせも多くあるということでして、身近な施設として皆さんが期待されているということですので、何らか再開のめどは、使えるようになるめどは何とか表示ができるように今後御検討いただきたいと思っております。
全体的な公園施設長寿命化計画を平成30年度に立てていただいたということなんですけれども、全部の公園を包括した計画ですか。
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○公園課長 平成30年度に実施しています長寿命化計画に関しましては、全ての公園を対象にしてやっております。
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○久坂 副委員長 その中で順次やっていただくということなんですけれども、今後に関しましては財政のほうも見ながらということはあるんですが、私は今までなるべく遊具をふやしてほしいという話もしてきたんですけれども、それよりも、まず現状を維持しなければいけないという厳しい状況もわかっております。という中で、公園施設の寿命化計画を立てていただきましたので、これに沿いながら順次、遊具のほうの点検なり補修も行っていただきたいと同時に、これ中身を見ず話をしているので申しわけないんですけれども、今後、遊具を撤去するというところも何カ所か出てくるんですかね。
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○公園課長 今回調査した中で、先ほど言いましたように、A、B、C、Dの4段階に分けていまして、Dというのは、基本的に今使っていると危険だという分類になっているんですけれども、それはかなり数多くあるという部分の中で、今の時点で遊具を順番に撤去、更新をしていくということですと、逆に10年ぐらいかかってしまうという部分があるので、作業にまず撤去だけを進めて、その中でニーズ調査もした部分の中で、ここは広場でもいいとか、あるいはここは小さい子供が多いから子供の遊具が欲しい、それからここは高齢者が多いからアスレチックがいいとか、少しそういった部分も考えながら、めり張りをつけた更新作業というのを今考えているところです。
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○久坂 副委員長 考えているというのが、そういったことが包括された長寿命化計画になっているという理解でよろしいんですかね。
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○公園課長 そういったことを含めて計画をつくっていくと考えています。
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○久坂 副委員長 めり張りをつけた、ニーズのほうも把握してくだっているということは今の御答弁の中で理解できましたけれども、公園についてはかなり身近な施設で、皆さんが期待している施設ですので、十分な対応をしていただくようよろしくお願いいたします。
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○前川 委員長 ほかに御質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
御意見はありますか。
(「なし」の声あり)
意見を打ち切ります。
この項を終わります。
職員入れかえのため、暫時休憩いたします。
(13時38分休憩 13時39分再開)
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○前川 委員長 再開いたします。
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○前川 委員長 原局に申し上げますが、審査を能率的に進めるため、説明については簡潔明瞭に、答弁についても長い答弁にならないように、簡潔明瞭な答弁をお願いいたします。なお、説明は座ったままで結構です。
また、質疑及び答弁において、年度の指定を明確にするために、本年度、来年度という言い方ではなく、平成30年度、平成31年度というように年度を指定して質疑及び答弁をするよう御配慮をお願いいたします。
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○前川 委員長 次に、「議案第104号平成31年度鎌倉市下水道事業会計予算」を議題といたします。原局から説明をお願いいたします。
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○関 都市整備部次長 議案第104号平成31年度鎌倉市下水道事業会計予算の内容につきまして、説明いたします。
本市の下水道事業は、平成31年度から地方公営企業法の財務規定等を適用することから、提案につきましては、地方公営企業法に基づく内容となります。
公営企業会計では、予算に減価償却費や長期前受金戻入など現金の支出を伴わない経費も計上することになりますが、これらを除いた収入・支出の総額は、それぞれ68億4920万円で、平成30年度と比べて40万円の減額で、0.01%の減となっております。
説明に当たりましては、議案第104号の第1条から第10条までを一括して説明した後に、予算に関する説明書及び事項別明細書の内容説明に基づき説明をさせていただきます。
議案集その2の43ページを御参照ください。
第1条は、平成31年度鎌倉市下水道事業会計予算の総則になります。
第2条業務の予定量は、排水区域面積2,414ヘクタール、年間総処理水量2015万874立方メートル、1日平均処理水量5万5208立方メートル、主要な建設改良費として、管渠事業費が3億6305万3000円、処理場事業費が2億6386万円になります。
第3条収益的収入及び支出は、営業活動に伴う費用の収入として、第1款下水道事業収益は72億8575万9000円で、下水道使用料や長期前受金戻入、他会計補助金などの経費を、支出として、第1款下水道事業費用は67億1824万8000円で、下水道使用料の賦課・徴収などの経費、水洗化普及促進に係る経費、職員給与費、排水施設及び終末処理施設の維持管理に要する経費などを計上いたしました。
44ページを御参照ください。
第4条資本的収入及び支出は、投資的経費に伴う費用の収入として、第1款資本的収入は19億3226万8000円で、下水道事業債や他会計補助金、下水道整備事業に対する補助額などの経費を、支出として、第1款資本的支出は41億6938万6000円で、管渠整備に係る経費や終末処理施設整備に係る経費、長期債の元金償還金などの経費を計上いたしました。
なお、資本的収入が資本的支出に対して不足する額22億3711万8000円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、引継金、当年度分損益勘定留保資金及び当年度利益剰余金処分額により補填しようとするものでございます。
第4条の2、特例的収入及び支出は、地方公営企業法施行令第4条第4項の規定に基づき、平成30年度以前に発生した債権債務に係る未収金、未払金を計上するもので、未収金は4億7729万1000円を、未払金は5億4376万3000円をそれぞれ整理しようとするものでございます。
45ページを御参照ください。第5条債務負担行為は、表のとおり、汚水ポンプ場し渣処理処分業務委託事業費ほか6件を新たに設定しようとするものです。
46ページを御参照ください。第6条企業債は、第4条資本的支出で説明いたしましたとおり、事業費の財源として、表の金額と条件などにより起債しようとするもので、これにより平成31年度末の残高見込額は367億2597万3000円になります。
第7条一時借入金は、借入限度額10億円の範囲内で、資金需要の集中する時期などに一時借り入れができるようにしようとするものです。
第8条予定支出の各項の経費の流用については、営業費用と営業外費用との間は相互にできるものと定めるものです。
47ページを御参照ください。
第9条議会の議決を経なければ流用することのできない経費は、職員給与費3億6675万6000円について、他の経費との間に相互に流用する場合には、議会の議決を経なければならないものと定めるものです。
第10条利益剰余金の処分につきましては、当該年度利益剰余金のうち4億8839万3000円を企業債の償還のために充てようとするものです。
以上が提案の説明になります。
引き続きまして、収入・支出の内容説明になります。
初めに支出です。
平成31年度鎌倉市特別会計予算に関する説明書は、132ページから141ページ及び144ページから147ページを、平成31年度鎌倉市特別会計予算事項別明細書の内容説明は、445ページを御参照ください。
内容説明は446ページにかけまして、予算説明書は135、139、141ページ、下水道運営事業は1億3018万9000円で、下水道事業に係る企業会計移行支援業務委託料、消費税及び地方消費税の公課費などを、予算説明書は139、141ページ、内容説明は447ページ、下水道使用料等賦課徴収事業は1億666万8000円で、下水道使用料徴収事務委託料や他市への汚水処理等負担金などを、予算説明書は137ページ、147ページ、内容説明は448ページ、水洗化普及促進等事業は2397万7000円で、共同私設下水道布設工事補助金、私設汚水ポンプ施設設置補助金、浄化槽機能廃止工事資金貸付金などを、予算説明書は139、141、145ページ、内容説明は449ページ、職員給与費は3億6065万6000円で、都市整備部職員のうち、下水道事業会計の職員51人に要します人件費をそれぞれ計上いたしました。
予算説明書は133、135、147ページ、内容説明は450ページから451ページにかけまして、管渠維持管理費は1億9324万4000円で、汚水中継ポンプ場等動力費、汚水管渠等維持修繕料、汚水管渠等しゅんせつ業務委託料などを、予算説明書は133、147ページ、内容説明は452ページから453ページにかけまして、雨水排水施設維持管理費は1億442万3000円で、排水施設維持修繕料、スルースゲート操作盤修繕料、公共下水道雨水維持修繕工事などを、予算説明書は133ページ、内容説明は454ページ、作業センター事業は1405万1000円で、直営による下水道等の維持管理に要する原材料費などをそれぞれ計上いたしました。
予算説明書は135ページ、内容説明は455ページから456ページにかけまして、七里ガ浜浄化センター維持管理費は4億6767万2000円で、汚水処理用の薬品費や水処理設備等動力費、水処理施設等運転管理業務委託料など維持管理に要する経費を、予算説明書は137、147ページ、内容説明は457ページから458ページにかけまして、山崎浄化センター維持管理費は、7億2806万8000円で、七里ガ浜浄化センター維持管理費と同様、薬品費や動力費、水処理施設等運転管理業務委託料など維持管理に要する経費を計上いたしました。
予算説明書は139、145ページ、内容説明は459ページ、汚水排水施設整備事業は1億9020万3000円で、公共汚水ます設置業務委託料、汚水管渠施設調査業務委託料、公共下水道汚水管渠の築造、改築、耐震化の工事などを、予算説明書は145ページ、内容説明は460ページ、調整区域施設整備事業費は605万円で、公共下水道汚水管渠築造工事などを、予算説明書は145ページ、内容説明は461ページ、雨水排水施設整備事業は1億6699万9000円で、雨水管渠・雨水調整池施設調査業務委託料、公共下水道雨水管渠築造工事、地下埋設物移設等補償金などに要する経費を計上いたしました。
内容説明は462ページ、終末処理施設整備事業は2億6386万円で、山崎下水道終末処理場の汚泥処理設備の工事委託料を計上いたしました。
予算説明書は147ページ、内容説明は463ページ、元金償還金は34億1744万円で、下水道事業債の元金償還金を、予算説明書は141ページ、内容説明は464ページ、支払利子は6億7060万円で、下水道事業債の支払利子を、内容説明は465ページ、借入金利子は10万円で、一時借入をした場合の利子をそれぞれ計上いたしました。
予算説明書は140ページに移りまして、第1款下水道事業費用、第4項第1目予備費は、500万円を計上いたしました。
以上が支出の内容になります。
次に、収入について御説明いたします。
予算説明書は130ページを御参照ください。
第1款下水道事業収益、第1項営業収益、第1目下水道使用料は25億7315万4000円で、対象件数8万7760件に対する下水道使用料を、第2目雨水処理負担金は3億7714万円で、雨水処理負担金分として一般会計繰入金を、第3目その他営業収益は1088万1000円で、下水道占用料は、公共下水道施設の占用に対し756万1000円を、下水道手数料は、下水道指定工事店等の登録手数料として82万3000円を、汚水処理負担金は、他市などから流入した汚水処理費として249万7000円を、それぞれ計上いたしました。
第2項営業外収益、第1目他会計補助金は18億4760万1000円で、汚水処理分として一般会計繰入金を、第2目長期前受金戻入は24億6882万7000円で、減価償却に伴い、資産に含まれる国県補助金や一般会計繰入金などの戻入を、第3目雑収益は815万6000円で、下水道事業損害賠償保険料などの経費を計上いたしました。
説明書は142ページをごらんください。第1款資本的収入、第1項第1目企業債は14億6400万円で、平成31年度の下水道事業全般に対する下水道事業債を、第2項第1目他会計補助金は2億9341万8000円で、元金償還金や建設改良費分として一般会計繰入金を、第3項第1目国庫補助金は1億6461万3000円で、先ほど支出予算で説明いたしました山崎下水道終末処理場の汚泥処理設備の工事委託料などに対する国庫補助見込額を、第4項分担金及び負担金は492万7000円で、第1目受益者負担金は104万3000円で、下水道受益者負担金を、第2目受益者分担金は388万4000円で、下水道受益者分担金をそれぞれ計上いたしました。
第5項第1目長期貸付金償還金は531万円で、水洗便所改造資金貸付金返還金を計上いたしました。
以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
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○高橋 委員 1点だけ確認したいと思います。未収金が4億何がし、未払金が5億何がしとあったんですけれども、ちょっと内容を細かく教えてもらいたいんです。
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○関 都市整備部次長 ただいまの未払金と未収金につきましては、これまで官庁会計の整理の中では出納整理期間に整理していたもので、3月以降分に収入であったり、あるいは支出であったりする分をこのような費目で計上しているというふうに御理解いただけたらと思います。
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○高橋 委員 未払金のほうはそれでいいんですけれども、未収金のほうはどうなんですか。
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○関 都市整備部次長 例えば国庫補助金も、3月分に入らないもので、4月から5月の今まで出納整理期間に入ってきたものがそのような取り扱いになっているというふうに。
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○高橋 委員 使用料のほうの未収はここに入らないんですか。
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○関 都市整備部次長 ただいま補助金と申しましたけれども、使用料の3月以降分もこの未収金の中に含まれます。
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○高橋 委員 今、収納のほうは県水のほうにお願いして一緒にやっていただいていて、収納率というのは別に下がってはいないですか。
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○野中 下水道河川課担当課長 収納に関しましては、県水のほうと一緒に収納しておりまして、県のほうにお願いしてから収納率のほうは特に下がっているということはございません。
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○前川 委員長 何%かということですけれども。
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○野中 下水道河川課担当課長 平成29年度の収納率で97.65%となっております。
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○前川 委員長 ほかに御質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
それでは、ないようですので、意見を打ち切ります。
この議案を終わります。
職員入れかえのため、暫時休憩いたします
(13時57分休憩 14時05分再開)
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○前川 委員長 再開いたします。
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○前川 委員長 原局に申し上げますが、審査を能率的に進めるため、説明については簡潔明瞭に、答弁についても、長い答弁にならないよう簡潔明瞭な答弁をお願いいたします。なお、説明は座ったままで結構です。
また、質疑及び答弁において、年度の指定を明確にするために、本年度、来年度という言い方ではなく、平成30年度、平成31年度というように年度を指定して質疑及び答弁をするよう御配慮お願いいたします。
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○前川 委員長 次に、第60款公債費、第65款諸支出金及び第70款予備費について、一括して説明をお願いいたします。
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○持田 総務部次長 第60款公債費から第70款予備費までの予算の内容について説明いたします。
予算説明書の162ページを、内容説明は392ページから394ページをごらんください。
第60款第5項公債費は39億5249万5000円で、第5目元金、元金償還金は長期債に係る元金の償還金を、第10目利子のうち支払利子は長期債の支払利子を、借入金等利子は一時借入金の支払利子を計上いたしました。
なお、一般会計において、平成31年度に起こす予定の地方債は24億9820万円で、一般会計の平成31年度末の地方債現在高見込額は355億2926万3000円となる予定です。
予算説明書は164ページを、内容説明は395ページをごらんください。
第65款諸支出金、第5項土地開発公社費は1417万5000円で、第5目土地開発公社費のうち利子負担金は土地開発公社の借入金に対する利子負担金を、貸付金は土地開発公社に対する年度内返還の貸付金を計上いたしました。
予算説明書の166ページをごらんください。
第70款第5項予備費は5000万円を計上いたしました。
以上、平成31年度鎌倉市一般会計歳出予算の総額は612億3900万円となります。
以上で説明を終わります。
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○前川 委員長 ただいまの説明に御質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
意見を打ち切り、この項を終わります。
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○前川 委員長 次に、歳入について説明を願います。
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○納税課長 歳入のうち、第5款市税について説明いたします。
平成31年度鎌倉市一般会計予算に関する説明書5ページを御参照ください。
平成31年度の市税収入は355億1009万1000円を計上いたしました。
これは平成30年度当初予算に比べ0.1%、金額にして4480万7000円の増となります。
以下、税目ごとに、現年課税分の歳入について説明いたします。
なお、算出内容等につきましては、平成31年度市税歳入予算主要説明書を御参照ください。
それでは予算説明書の8、9ページを御参照ください。
第5項市民税、第5目個人は景気動向やふるさと納税の影響等を考慮し158億1489万5000円を計上、第10目法人は景気動向を考慮し16億2252万2000円を計上いたしました。
第10項第5目固定資産税は135億6157万3000円を計上、その内訳は、土地が71億5029万3000円、家屋は48億8260万2000円、償却資産は15億2867万8000円と見込んでおります。
第15項第5目軽自動車税は平成31年10月1日施行予定の軽自動車税環境性能割を含め、1億5442万4000円を計上いたしました。
予算説明書の10、11ページに参ります。
第20項第5目市たばこ税は6億9871万3000円を計上、第30項第5目都市計画税は33億7636万6000円を計上いたしました。
次に、市税歳入予算主要説明書の1ページを御参照ください。
以上説明いたしました市税の現年課税分は、各税目ごとに過去の実績から徴収率を算定、全体では徴収率を99.25%と見込み、歳入予算として352億4955万6000円を計上いたしました。
なお、滞納繰越分といたしましては、徴収率を29.18%と見込み、歳入予算として2億6053万5000円を計上いたしました。
現年度課税分及び滞納繰越分を合わせた市税全体では355億1009万1000円を計上、一般会計予算歳入における割合は57.98%となっております。
以上で市税の説明を終わります。
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○持田 総務部次長 引き続き、第10款地方譲与税以下の歳入につきまして、着席して説明させていただきます。
予算に関する説明書の10ページをごらんください。
第10款地方譲与税、第8項地方揮発油譲与税は8240万円、第10項自動車重量譲与税は、1億9800万円で、それぞれ揮発油税及び自動車重量税の一部が市町村道の延長及び面積により案分譲与されるものです。
12ページに移りまして、第15款第5項利子割交付金は5000万円で、県民税利子割の一部が、市町村の個人県民税の割合により交付されるものです。
第16款第5項配当割交付金は2億4000万円で、上場株式等の配当について特別徴収された県民税配当割の一部が、市町村の個人県民税の割合により交付されるものです。
第17款第5項株式等譲渡所得割交付金は2億6000万円で、一定の上場株式等の譲渡に際して特別徴収された県民税株式等譲渡所得割の一部が市町村の個人県民税の割合により交付されるものです。
第19款第5項地方消費税交付金は29億5520万円で、消費税とともに徴収された地方消費税が、市町村の人口等に基づいて案分交付されるものです。
第20款第5項ゴルフ場利用税交付金は2500万円で、鎌倉カントリークラブ及び鎌倉パブリックゴルフ場のゴルフ場利用税が横浜市との面積案分により交付されるものです。
14ページに移りまして、第30款第5項自動車取得税交付金は7850万円で、自動車取得税の一部が市町村道の延長及び面積により案分交付されるものです。
第31款第5項環境性能割交付金は3850万円で、平成31年10月からの税制改正により、これまで自動車取得税の一部として交付されていた自動車に係る環境性能割の一部が交付されるものです。
第33款第5項地方特例交付金は1億5000万円で、住宅借入金等特別税額控除の実施に伴う減収額の一部が交付されるものです。
第33款地方特例交付金、第10項子ども・子育て支援臨時交付金は5億603万2000円で、幼児教育・保育無償化の実施に伴う経費が交付されるものです。
16ページに移りまして、第35款第5項地方交付税は2900万円で、特別地方交付税を計上しております。
第40款第5項交通安全対策特別交付金は2100万円で、道路交通法の反則金を市町村の交通事故発生件数、人口集中地区人口等を配分基準として案分交付されるものです。
第45款分担金及び負担金、第5項負担金は5億1994万8000円で、保育所の保育料など民生費の負担金を計上いたしました。
21ページにかけまして、第50款使用料及び手数料、第5項使用料は4億4611万1000円で、児童発達支援センター使用料、ガス管、電線、電柱などに対する道路の占用料、市営住宅の使用料、生涯学習センター等社会教育施設の使用料などを、第10項手数料は7億4141万8000円で、戸籍・住民票・印鑑証明及び課税証明等、証明・閲覧の手数料や一般廃棄物処理等手数料、植木剪定材処理手数料などを計上しております。
22ページに移りまして、第15項証紙収入は2160万円で、建築確認申請手数料などを、第55款国庫支出金、第5項国庫負担金は61億7803万3000円で、障害者に対する扶助費や、子どものための教育・保育給付事業、児童手当、生活保護法に基づく扶助費などに対する民生費負担金を。29ページにかけまして、第10項国庫補助金は14億2856万3000円で、子ども・子育て支援事業などに対する民生費補助金、道路新設改良事業、(仮称)山崎・台峯緑地用地の取得などに対する土木費補助金、史跡朝夷奈切通の土地の取得などに対する教育費補助金などを、第15項委託金は2977万6000円で、国民年金事務などに対する民生費委託金などを計上しております。
31ページにかけまして、第60款県支出金、第5項県負担金は23億8789万6000円で、障害者に対する扶助費、子どものための教育・保育給付事業、児童手当などに対する民生費負担金を計上しております。
35ページにかけまして、第10項県補助金は7億2362万7000円で、その主なものといたしまして、市町村移譲事務交付金などに対する総務費補助金、重度障害者医療費の助成事業、子ども・子育て支援事業などに対する民生費補助金、海岸漂着物等対策事業などに対する衛生費補助金、道路台帳整備事業などに対する土木費補助金、文化財調査・整備事業などに対する教育費補助金などを。36ページに移りまして、第15項委託金は4億1585万5000円で、県民税徴収取扱費委託金など、それぞれ記載の内容の事務に対する県委託金を計上しております。
39ページにかけまして、第65款財産収入、第5項財産運用収入は7900万8000円で、市有地の貸地料や、財政調整基金、教育文化施設建設等基金など各種基金の運用に伴う預金利子などを、第10項財産売払収入は3億1500万5000円で、市有地や図書等の売払収入を計上しております。
41ページにかけまして、第70款第5項寄附金は5億2123万9000円で、一般寄附金、ふるさと寄附金ほか記載のとおり指定寄附金を見込んでおります。
43ページにかけまして、第75款繰入金、第5項基金繰入金は30億1393万2000円で、事業執行に係る財源として、財政調整基金や教育文化施設建設等基金などからの繰り入れを。45ページにかけまして、第10項他会計繰入金は200万円で、平成30年度の精算に伴う返還金として、介護保険事業及び後期高齢者医療事業特別会計から、それぞれ繰り入れを計上いたしました。
第80款第5項繰越金は6億円で、平成30年度からの繰越額を見込み、計上いたしました。
第85款諸収入、第5項延滞金、加算金及び過料は1億1000円で、市税延滞金などを、第10項市預金利子は30万円で、歳計現金などの預金利子を。47ページにかけまして、第15項貸付金元利収入は5億6706万8000円で、それぞれ記載の貸付制度及び団体に係る貸付金の返還金を。51ページにかけまして、第25項雑入は5億569万7000円で、主なものといたしましては、市町村振興協会市町村交付金などの総務費収入、各種医療費返還金や受託児童運営費負担金などの民生費収入、資源物の売却などに伴う衛生費収入、駐輪場指定管理者納入金などの土木費収入などを計上いたしました。
53ページにかけまして、第90款第5項市債は24億9820万円で、緑地取得事業や義務教育施設整備事業などに係るものを計上いたしました。
以上、平成31年度鎌倉市一般会計歳入予算の総額は612億3900万円となります。
以上で説明を終わります。
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○前川 委員長 ただいまの説明に御質疑ございませんか。
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○山田 委員 間違っている可能性もありますけれども、確認させてください。
市税の歳入予算の主要説明書2ページ目かな、表になっているところで、例えば市たばこ税、この表でいうと平成31年度の当初予算額が6億9871万3000円。それで、今の歳入のほうの説明書の市たばこ税のところ、10ページ、何か1,000円ほど違うんだけれども、6億9871万4000円になっている。その差を教えてください。
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○納税課長 主要説明書のほうの数字は6億9871万3000円と書いてありますが、これは現年ということで、1,000円が滞納繰越分ということですので、左側の10ページの表のところの予算といたしまして6億9871万4000円となっておりますけれども、1,000円の違いというのは滞納繰越分の1,000円。普通は滞納繰越はないんですけれども、存目ということで計上させていただいております。
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○山田 委員 そういうものはほかにあるのでしょうか。さっき説明を聞いていて、最後の1桁が違っているのがちょこちょこあったんだけれども、たばこ税以外にはないですか。
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○納税課長 市たばこ税のところだけだと思うんですが、表現の仕方といたしまして、固定資産税のところは交付金というのがございまして、そちらのほうを含めた金額が主要説明書のほうでは固定資産税の総額のところに入っておりますけれども、こちらの予算説明書のほうではそこは分かれて記載をしておりますもので、もしかしたらそこで、見たところで金額の差異が感じられたのではないかなと思います。
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○山田 委員 これというのは、説明なきまま、あるいは説明が不要なものとして我々は受け取っておくべきなのかな。
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○納税課長 これにつきまして、本来はどちらかに合わせなければいけない。どちらかというと、主要説明書のほうは税4課のほうで作成しておりますが、そのあたり今回、今まで分けて記載をしておりましたけれども、一緒にしてしまいましたけれども、本来は同じような形になるほうが委員の皆様もわかりやすいのかなと思いますので、今後はこちらのつくり方につきましては来年度から検討して、場合によっては合わせるような形にしていくほうがいいのかなと感じております。
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○山田 委員 それはちょっとお願いするとして、軽自動車税もそういう説明が要るものですか。これだと300万円ぐらい違っちゃう。
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○納税課長 私のほうで説明をしたときに、現年課税分を中心に数字を読み上げさせていただいておりましたので、これも数字といたしましては、左の8ページのところにあります本年度予算額というのは滞納繰越分を含めた金額でございますので、そういうところで、現年の金額ということで先ほど申し上げておりましたので、そういった意味ではちょっと違いが出ているかなと思います。
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○山田 委員 そうすると、今の話だと過年度分として300万円相当ぐらいが予算額に入ってきていますよということなのね。現年課税のところで御説明いただいたものが、そのままストレートじゃなくて、過年度分も含めて300万円ぐらいのっかって歳入側のほうに入っていますよと。
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○納税課長 そのとおりなんですが、済みません、このあたりにつきましては、私どものほうの主要説明書のつくり方、先ほど検討と申し上げましたけれども、合わせるような形で説明もわかるような形で今後していきたいなと思います。
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○山田 委員 わかりました。では、9ページの現年課税分1億5442万4000円というのは御説明のあった数字で、259万円、これが過年度分としてということで説明をされているということですね。
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○持田 総務部次長 今読ませていただきました説明につきましては、事前にお配りしました議案に関する一般会計に関する予算の説明書の説明ということになりますので、そちらに合わせて説明させていただいたという形になりますので、このままの数字を読ませていただいているということになります。
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○山田 委員 説明が先に市税サイドから入ってきちゃったので、歳入側から入っていくと、そっちの表は後回しになっちゃっているので、ちょっと数字があれあれっと思っているうちに、両方一覧性のあるものとしてぱっと見なきゃいけなかったんですけれども、過年度分というのがちょっと私のほうも見落としていましたので、その部分については私自身も勉強になりましたので、一応了解はさせていただきました。
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○高橋 委員 1点だけ確認をしておきたいと思います。消費税は今の税率でやっているわけですよね。
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○持田 総務部次長 今回の消費税、交付金のほうでよろしいんですかね。こちらは一応、8%と、10月1日以降は10%という計算なんですけれども、ただ、実際に市のほうに入ってくるのが平成32年度から影響が出てくるということになりまして、企業側の決算がずれ込むことによって、市に実際にお金が入ってくるのが平成32年度からということになります。
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○高橋 委員 そうすると、平成31年度は8%という計算ですか。
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○持田 総務部次長 そのとおりになります。
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○高橋 委員 2%ぐらい上がると、どのくらい概算で上がってくるものですか。
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○持田 総務部次長 実際に市のほうから支払う消費税につきましては、時期によって8%だったり、10月以降ですと10%という形になるんですけれども、一応積み上げた数字がございまして、消費税額総額で12億400万円、約12億円ですね、それが消費税総額になります。そのうちの今回の影響額になりますと約1億7000万円という形になります。
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○吉岡 委員 収入の法人税の関係ですが、前年度よりも伸びているという形なんですが、12月に、たしか地方税法が平成31年度から改善というんですか、法人市民税が税率引き下げということなんですけれども、引き下げられたとしてもふえるというのは、法人の収入がふえたのか、どういうことなんでしょうか。
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○市民税課長 12月にお答えいたしました条例改正でございますけれども、これの税率引き下げが適用になりますのが平成31年10月以降の月の業績に反映しますので、税に影響いたしますのが平成32年度の10月以降ということで、平成31年度の予算には減の影響はないということでございます。平成32年度が約2分の1、平成33年度から丸々影響が出てくる、そういうことでございます。
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○吉岡 委員 そうなりますと、実際に法人税がふえるということは、見込みとしては全体がふえていくという趣旨ですか。
もう一つは、今、法人がどのぐらいあって、課税している法人はどのぐらいあるのか、その辺も教えてください。
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○市民税課長 まず平成31年度の見込みでございますけれども、平成30年度が、予算額が15億4500万円ほどでおりましたけれども、決算見込みが、先ほど2月補正で補正をさせていただきましたけれども、17億2000万円ほどを見込んでおります。そういうことでございまして、昨年度の当初予算との比較で申し上げますと、約8000万円上がっておりますけれども、今年度決算が17億2000万円ですけれども、その前の平成28年度、29年度、このあたりの決算が16億円ほどでございましたので、そのあたりも勘案いたしまして、今年度の決算ほどは見込まない数字で、ちょっと抑えぎみという見方もございますけれども、このような額で予算を見たところでございます。
もう一つ、課税のある法人数でございますけれども、課税している法人数につきましては、均等割で6,550社ということでございます。ちょっと全体の数字がはっきりしないので、割合というのはお答えできないんですが、そのような状況でございます。
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○吉岡 委員 もう一つは、子ども・子育て支援臨時交付金というのが今度あるわけなんですけれども、これは継続的に、平成31年度だけなのか、その後の見通しというのはどのようになっているかわかりますか。
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○持田 総務部次長 この交付金につきましては、無償化に伴いまして、国の補助金が2分の1、県から4分の1、あと市の負担が4分の1という形になるんですけれども、その4分の1の負担について、平成31年度に限り入ってくるものになります。平成32年度以降は、一応消費税の交付金を充てるようにはなっているんですけれども、全額ほかの社会保障などに充てていきますので、多分不足する。そうしますと、その部分については地方交付税で交付されるという形になっております。
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○河村 委員 1点だけ教えてください。滞納繰越が、市税収入歩合というんですか、これが変わっていると思うんですけれども、そこについては向上が図られていると見ていいんですか。
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○納税課長 滞納繰越分でございますけれども、平成30年度の額に比べまして約5800万円ほどの減額になっています。これは、滞納整理といいますか、滞納繰越分ですから、現年で徴収できなかった分、それから、滞納繰越分の中でもさらにまた残ってしまった分というものが残っていきますので、そういった意味では、金額が低くなるということは、滞納整理といいますか、徴収がうまくいっているというふうなことと捉えております。
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○河村 委員 その理由はあるんですかね。いいことだと思うんですよ、向上を図られているというところについては。そこの何か施策的というか、何かやったことがあるのかなとちょっと今疑問に思ったものですから、そのあたりわかれば教えてください。
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○藤林 総務部次長 市税の収入未済額につきましては、一番多かったときが平成21年度、これは平成20年のリーマンショックの影響を受けたときで、収入未済額は28億円近くに達しております。平成29年度につきましては約10億円ということで、かなり減っているという状況にございまして、平成30年度の決算見込みでは、平成に入ってから初めて10億円を切る見込みとなっています。
これは、一つの大きな要因といたしましては、リーマンショックを契機に、神奈川県を挙げて市税の滞納整理の徴収強化に取り組んだということも一つですし、鎌倉市においては、平成27年度に債権管理課を設置いたしまして、滞納繰越分で比較的焦げついているもの、処理困難なものについては債権管理課にその徴収事務を移管し、現年度分を中心に納税課において滞納整理に集中的に取り組んだ結果、このように収入未済額が減ってきているということで分析をしております。
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○河村 委員 では、施策の展開というか、それが功を奏しているということになるわけですね。これからの景気的な動向も関係してくるのかなとも思いますけれども、この向上というのは引き続き図っていっていただきたいと思います。
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○前川 委員長 ほかに御質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
それでは、質疑を打ち切ります。
御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
では、ないようですので、意見を打ち切ります。
この項を終わります。
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○前川 委員長 次に、継続費、債務負担行為、地方債、一時借入金及び歳出予算の流用について、一括して説明をお願いいたします。
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○持田 総務部次長 平成31年度鎌倉市一般会計予算の継続費、債務負担行為、地方債、一時借入金及び歳出予算の流用について説明いたします。
2月定例会議案集その2、5ページ、議案第98号平成31年度鎌倉市一般会計予算を御参照ください。
第2条継続費は、12ページ第2表のとおり、史跡大町釈迦堂口遺跡崩落対策事業及び鎌倉武道館特定天井改修事業について、それぞれ複数年度の継続費で施工するため、設定しようとするものです。
第3条債務負担行為は、13ページ第3表に記載の期間、限度額のとおり、議会だより印刷業務事業費ほか74事業について、債務負担行為の設定をしようとするものです。
第4条地方債は、歳入歳出予算で説明いたしました義務教育施設整備事業などの財源として、25ページ第4表の金額と条件などにより起債しようとするものです。
第5条一時借入金は、借入限度額50億円の範囲内で、資金需要の集中する時期などに一時借り入れができるようにしようとするものです。
第6条歳出予算の流用は、歳出予算の各項に計上いたしました給料・職員手当等及び賃金に係るものを除く共済費について、職員の配置がえなどにより過不足を生じた場合、同一款内の各項相互間で流用を行い、弾力的な予算の執行を可能にしようとするものです。
以上をもちまして、平成31年度鎌倉市一般会計予算の内容説明を終わります。
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○前川 委員長 ただいまの説明に御質疑はございませんか。
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○山田 委員 観光のところで議論させていただいた部分を、ここで戻させていただきたいと思うんですけれども、これからさまざまなデータ、アンケート、あるいは調査をされるんですけれども、ちょっと観光のところと話したときに、例えば外国人の方に調査をしたいといったときに、ピークになるのはいつといったら、例えば連休中とか、8月ということになると、予算の執行、4月からスタートして、そこからいろいろ調整をして入札をかけてといったら、5月があっという間に過ぎちゃって、肝心な調査というのはできなくなりますよねみたいな話をちょっとさせていただいたんですけれども。そういう意味で、単年度主義というのは、それはわからんではないけれどもというところで、事前に入札がかけられるようにということの努力は各部それぞれにされている部分もありますよね。
そういったところで、そういう単年度じゃない部分で執行がかけられるように、もう少し弾力的にというか調査を各部にかけて、必要な時期にタイミングを逃さず証拠をとり切りませんかという、そういう動きというのは、全庁的に洗い直すとか考え直す、そういったことというのはいかがなものでしょうかね。
例えば4月から執行されたって、とてもじゃないが、業者選定から含めたら、それはおわかりになる話だと思うんですけれども、そういった取り組みというのはできないでしょうかね。これから証拠みたいなことで、エビデンスみたいなことを言い始めていますけれども、そういったものをとるには的確に執行しないことには、時期がおくれましたじゃ済まされない可能性もありますけれども、そういったものの考え方というのはどうでしょうね。債務負担行為に近い話になるのかもしれませんけれども。
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○持田 総務部次長 まさしく山田委員のおっしゃるとおりだと思いまして、実際に債務負担行為を設定して、年度の頭から入札がかけられるようにするというのが最も正しいやり方なのかなと思います。
そういった意味で、実際に平成31年度予算におきましても、エアコンの設置とかそういった部分については、事前に入札ができるようにと、そういった取り計らいをやったりしていますし、今年度、お気づきかと思うんですけれども、債務負担行為の量が多くなっております。4月1日に管理料とか契約が必要な部分につきましては、今まで随契でやっていまして、そして7月から入札をかけるという形をとっていたんですけれども、今年度から、初年度につきましては6月まで随意契約を結びまして、7月以降1年間を通じて契約ができるように変えていきましたので、そういった部分につきましても、比較的弾力的に年度間の事業の支出というのができるような形で考えております。
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○山田 委員 そういった意味では、多分まだまだ掘り起こせばあるんじゃないか。ここには全部署の方がいらっしゃると思いますので、そのあたりの掘り起こしも含めて、来年度以降の予算案に対しての考え方の中に、今、財政課のほうからそういうお話も伺ったので、ぜひそういったところを逃さないで調査がかけられるとか、エビデンスを得ることができるとか、そういったようなことをタイミングを逃さないように御努力いただければなというふうに思っておりますというだけ、ちょっと申し上げさせていただきます。
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○吉岡 委員 継続費の話なんですけれども、こんなにたくさん、これみんな継続費ですよね。
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○前川 委員長 債務負担です。
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○吉岡 委員 要するにいっぱいあるんですけれども、これは債務負担もあるし、継続費と書いてあるのと両方ですか。別々の表ですか。じゃあ、実際にはどれだけその年でお金が使われているのかというのを一目瞭然でわかるのというのはあるんですかね。
結局、子どもの家にしても何にしても指定管理だとかいろいろなっていて、結局ならしていきますよね。そうすると、見えにくくなるなという感じがすごくするんですけれども。今、PFIだとかいろいろおっしゃっていて、結局PFIだって、温水プールも何年間でならしているということですよね。大変見えにくいというか、そういうのがだんだんふえているので、非常に見えにくい。
例えば職員は減っているかもしれないけれども、物件費はふえているとか、その辺がすごい見えにくいなという感じがしたものですから、その辺がもっとわかるようにしてもらえるといいなと思ったんですけれども。
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○持田 総務部次長 債務負担行為とか、継続費とか、年度をまたがる経費についてちょっと見えづらい部分があろうかと思うんですけれども、予算でお出しする部分につきましては、これはちょっと法律の中で決まっている書式ですので、これを変えることはできないんですけれども、それ以外の資料の中で何かできることがありましたら出していきたいと思います。
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○吉岡 委員 それは承知しているんですけれども、余りにもそういうものが今まで、指定管理がいろんなところになってくると、見えにくくなっているなと思うんですよ。ですから、全体としてはどうなのというところを市民がわかるようにしないと、随分多いなと思いながらいたんですね。じゃあ、実際はどうなのというところがちょっとわからない。計算すればわかるんですけれども、そこをもう少し工夫していただけるとありがたいなと思います。
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○前川 委員長 ほかに御質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
御意見はありますか。
(「なし」の声あり)
それでは、意見を打ち切り、この項を終わります。
職員退室のため、暫時休憩いたします。
(14時44分休憩 14時48分再開)
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○前川 委員長 再開いたします。
ここで、理事者に対する質疑についてお諮りしたいと思いますけれども、本日までの審査の過程において、理事者に対する質疑が出されておりますので、ここで皆さんそれぞれ確認していただきたいと思います。事務局からお願いします。
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○事務局 これまで出されました理事者質疑のほうは会議システムに配信しておりますので、御確認をお願いします。
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○前川 委員長 確認してよろしいでしょうか。
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○高橋 委員 第10款の(2)「市史編さんについて」というのと、第55款の(1)「文化財総合目録について」、(2)「近代史資料について」と三つ残してあるんですけれども、これを一つにして1回で質問をしたいと思います。「鎌倉市の歴史的使命について」みたいな形で、内容はこの三つ、市長と教育長がいる場で短目にやります。
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○前川 委員長 高橋委員の理事者質疑の項目「市史編さんについて」、「文化財総合目録について」、「近代史資料について」という三つを一緒にして、「鎌倉市の歴史的使命について」にまとめるということで確認してよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
ただいまの項目について理事者質疑を行うことを確認いたします。
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○事務局 ただいま御確認いただいた理事者質疑につきまして、第55款教育費については教育長単独で行うか、市長と教育長に出席いただいて行うか御確認をお願いいたします。
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○高橋 委員 出入りの都合があるならば、最初教育長が入るわけですよね。一番最後のところでちょっとやらせてもらえば。終わったら教育長が出るみたいな。途中から市長が入ってですね。出たり入ったりするのはちょっと大変ですよね。その辺の順番は考えていただければと思います。
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○事務局 第55款教育費、納所委員の学区のあり方について、また河村委員のデジタルシチズンシップを取り入れた情報教育について、こちらのほうにつきましても、教育長が同席かどうか確認をお願いいたします。
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○納所 委員 第55款教育費(3)学区のあり方については、教育長のみの理事者質疑としたいと思います。
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○河村 委員 (4)のデジタルシチズンシップについては、該当のところでも申し上げましたけれども、市長、教育長ともに質疑したいと思います。
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○前川 委員長 それでは、納所委員だけが教育長だけでいいということでございます。
ほかには整理するところありますか。
(「なし」の声あり)
教育費の理事者質疑について、事務局からお願いいたします。。
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○事務局 ただいまの議論について、第55款教育費から理事者質疑を始めるのが通例ですけれども、その例にのっとって整理をさせていただくならば、初めに納所委員のほうから学区のあり方についての質疑をさせていただいて、その後、順番に従って、鎌倉市の歴史的使命について、高橋委員が市長と教育長の同席のもとで理事者質疑を行い、その後、デジタルシチズンシップを取り入れた情報教育について、河村委員の質疑というような流れになりますけれども、そういう確認でよろしいかどうか、御協議・御確認をお願いいたします。
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○前川 委員長 そういう確認でよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認をさせていただきました。
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○山田 委員 これはつくり直してくれるのですか。
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○前川 委員長 理事者質疑一覧表は、改めて明日配信させていただきます。よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認をさせていただきました。
それでは、以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。
なお、再開の日時は、明3月15日金曜日、午前9時30分でありますので、よろしくお願いいたします。
これで本日の一般会計予算等審査特別委員会を散会いたします。
以上で本日は散会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
平成31年3月14日
平成31年度鎌倉市一般会計
予算等審査特別委員長
委 員
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