平成30年議会運営委員会
11月 7日
○議事日程  
平成30年11月 7日議会運営委員会

議会運営委員会会議録
〇日時
平成30年11月7日(水) 9時30分開会 11時52分閉会(会議時間 1時間52分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
河村委員長、西岡副委員長、志田、久坂、森、高野、高橋、前川、保坂、吉岡の各委員
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
大隅局長、木村次長兼議事調査課長、笛田議事調査課課長補佐兼議事調査担当担当係長、窪田議事調査担当担当係長、片桐担当書紀
〇本日審査した案件
1 議会運営等の検討について
(1)議会運営等における協議事項について
2 次回の議会運営委員会の開催について
    ───────────────────────────────────────
 
○河村 委員長  これより議会運営委員会を開会いたします。
 まず、委員会条例第24条第1項の規定により、会議録署名委員の指名を行います。吉岡和江委員にお願いいたします。
 本日は、議会運営等の検討を行う議会運営委員会でございますので、議長、副議長は出席していないことを報告いたします。
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○河村 委員長  日程第1「議会運営等の検討について」を議題といたします。
 議会運営等における協議事項について、まず、10月12日開催の当委員会で協議をいたしました「常任委員会の運営について」、「特別委員会における発言時間の制限について」、議長からの諮問に対する答申文案を御確認いただきたいと思います。
 事務局に説明していただきます。
 
○事務局  答申文案を会議システムに配信させていただいておりますので、そちらを御確認ください。
 まず、「常任委員会の運営について」です。常任委員会の運営については、申し合わせ事項の一部を次のとおり改めることとする。ということで、下線部の部分が今回変更とした部分でございます。下線部の部分を中心に読み上げさせていただきます。
 まず、委員会の?の2行目の後ろでございますが、「委員会の終了時間は基本的には18時を目途としつつ、各委員会の判断により弾力的な運営を行うものとする。」としてございます。
 また、最後の2行につきましては、以前は3としていた部分を2につなげまして、「1日で終了しないと判断される常任委員会については、当該委員会の正・副委員長が議長に申し入れるものとする。」としてございます。あと、以下の番号を順次繰り上げて改めてございます。
 次のページに行きまして、「特別委員会における発言時間の制限について」です。「特別委員会における質疑については、質疑と意見を区分して発言するものとし、各委員が全体の審査日程を考慮した発言時間を意識するものとする。一委員の質疑が30分以上続いている場合は、委員長から注意を促すものとし、各委員の発言時間は記録するものとする。また、執行部側における答弁については、長い答弁にならないよう簡潔明瞭な答弁に努めるよう求めるものとする。」
 以上でございます。御確認をお願いいたします。
 
○河村 委員長  今、事務局のほうに読み上げていただきましたけれども、これでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 この内容で、議長宛てに答申することを確認してよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
    ───────────────────────────────────────
 
○河村 委員長  それでは、次に、「議員間討議の拡大について」協議していただきたいと思います。本件は鎌倉みらいからの提案及び、前期からの申し送り事項となっていたものでございます。前期からの申し送りの内容としては、「自由討議等については、議会基本条例の中で規定されているが、今後、条例の施行を受け、その運用について充実させていくものとする。」となっております。
 それでは、まず初めに、提案会派の鎌倉みらいから提案説明をお願いいたします。
 
○前川 委員  議員間討議がなかなかされない中ではあるとは思うんですけれども、委員会の中で陳情の審査の前に陳情者の陳述を聞いたりしていますが、それがなくても、その審議の中で議員間討議をしたらどうかということで、陳述者がいらっしゃっても、その前で、それぞれの委員がどういうふうに考えているかということ、自由に討議ができる場があってもいいんではないかということで、提案させていただいております。
 
○河村 委員長  御説明いただきました。それでは協議に入る前に、事務局から資料について説明お願いします。
 
○事務局  議員間討議の拡大については、資料を2点配信させていただいてございます。議会基本条例の逐条解説の抜粋及び自由討議実施要綱を資料として配信してございますので、御確認をお願いいたします。
 また議員間討議につきましては、現在までに5回の実施の実績がございます。
 以上でございます。
 
○河村 委員長  これまで5回行ってこられたということと、今、資料を配付していただいておりますけども、これらに基づいて御協議いただきたいと思います。
 
○高橋 委員  運用上は今、議案のみということになっていて、「等」というふうになっていますから、議案等ということで、その中に陳情も含めるということを確認するということでよろしいでしょうか。趣旨としては。
 
○河村 委員長  この文面から、それだけ読み込むのかどうかということと、もう一つは陳情の場で行うのかどうかという視点も必要かなと思っております。そのあたりも、もう少し入り込んで御協議いただいたほうがよろしいのかなと思っておりますけども。いかがでしょうか。
 
○高野 委員  確認ですけども、私、今、高橋委員と似たような考え方を持っているんですが、議案等の「等」というのはどういうことが想定されるものなのですか。私、これが通ったときにいなかったものですから、教えてください。
 
○事務局  基本条例を設定した際に基本条例の説明会の中で、議案等ということになっておりますけれども、運用として、現段階では議案のみをやっていこうということで説明会の中では確認されておりますので、議案等という中には、そのほかのものも含まれているということになります。
 
○河村 委員長  暫時休憩いたします。
               (9時37分休憩   9時43分再開)
 
○河村 委員長  再開いたします。
 事務局お願いします。
 
○事務局  2行目の議案等というところでございますけれども、今の段階では基本条例が制定された際の全体の中で、まずは議案からやっていくということで運用してございますが、「等」という中に陳情、その他のものを含めて考えることもできると考えてございます。
 
○久坂 委員  休憩中にも発言をしたんですけれども、過去5回、議員間討議を行った中で、私自身が議論の中に加わった中で思うのは、その議員間討議をテーマ設定からして、運用などを考えて、どういうふうにしたら、現行のやり方で活発に議員間討議が行われるのかということを、まず考えたほうが私はいいんじゃないかと思っております。その中で条例、本来委員会というのは、まずメーンの条例をきちっと審議するべきでして、そこに附帯して各議員の考えをどう示していくのかということが、議員間討議として形にあると思っております。
 その上で私、「等」の中に陳情や請願が含まれるといった解釈に反対をするものではないんですけれども、現行までまだ5件しか行われなかったということを考えれば、まず議員間討議がどうあるべきか、どう運用するべきかというのを考えるべきではないかと思いまして、発言させていただきました。
 
○保坂 委員  今回の御提案なんですけれども、議員間討議が余り例が重ねられなくて、なので、もっと活発にするためという趣旨よりは、本来的なものに戻して、もともと議案等という「等」の部分も含めてやっていたので、そういう意味で、そのあたり、今、久坂委員がおっしゃったのと重なっているんですが、もう一回やり方も含めて、陳情とかの審査も入れていく中で、取り扱いをもうちょっとブラッシュアップしていこうという趣旨なのかなというふうに、私は受けとめました。
 議案ですけれども、法改正などに伴って、ほとんど議論する余地がないものも多いし、そうじゃなくて、本当にみんなが、各委員が関心があるものだと、すごく質問がたくさんになって長時間に及んでやりとりがあった上で、じゃあ議員間討議するんですかみたいな感じになっているような状況もあると思うんです。そのあたりも難しいところがあるので、件数としては余り重なって来なかったのかなというふうにも思っているところなんです。
 先ほど休憩中に、委員長から陳情提出者がいて、陳情提出者のグループの方たちがいる中で議員間討議ということも考え、それも頭に入れてという御発言だったかなと思うんですが、それはむしろすごくいいことで、市民の皆さんが傍聴してくださっているときに委員間討議をするというのは、プラスにこそなれ、悪いことではないかなと。そこでいろいろスムーズにいかなくって、いろんなやりとりがあるかもしれないけれども、それも含めて見てもらうということはすごくいいことかなというふうに思います。
 ただ難しいのが、それは普通の議案もそうですが、けれども、論点整理をした上で、じゃあ何についてここで議論するのかを提示して、それに従って議論するというのはなかなか難しくて、議案もそうですし、陳情もなおさら難しいケースもあるかなとは思うんですけれども、それは回数を重ねていくということで、よい方向に持っていくこともできるのかなというふうにも思います。
 
○高野 委員  先ほど、「等」の中身は何ですかということを確認させていただいて、そこの中には当然、陳情審査も含まれるということは確認させていただきましたので、要は運用の問題になると。先ほど保坂委員からも御発言ありましたように、まずは議案からやろうということで5例ですか、それも教えてほしいなと思うんです、5例、どこの委員会の何だったのかと思うんですが。
 私の捉え方ですけれども、1年委員長をやらせていただいた中では、保坂委員が言われたように、件数の問題というよりは議論すべき状況になったときに、ちゃんとこの制度を使ってやることが大事であって、そこの分母が少ない中では当然少なくなる。議案の質として、分母が多いのに使っていないといったら問題提起すべきだと思うんです。だから私の印象としては、そんなに、総務常任委員会にも1回あったのか、覚えていないんですが、使うべきなのに使わなかったという感じはあんまりないんです。
 ただ、むしろ私はこの提案、いい提案だとは思っていまして、陳情のほうはそうした機会が、むしろ議員間討議をやるような機会がふえるのではないのかなというふうに、私の印象は持っているので、運用上の課題は委員長の運営の工夫とか委員とのやりとりのあり方とかいろいろあろうかと思うんですが、きちんと条例の本来の趣旨からして、市民に陳情はなぜやらないかって説明がつかないので、このタイミングで、こういう提案がありましたから対象にはすべきじゃないか。その上で久坂委員が言われたように、運用については関連があるということであれば議論したらいいのではないかというふうに考えます。
 
○高橋 委員  議案についても、何か明らかに反対の意見が幾つか出てくるような、別な意見が幾つか出てみたいなことじゃないケースのほうが多いんです。
 ですから、そういった面では、委員間討議というのは余りやらないケースが多いですから、陳情を改めて対象にしてやったとしても、時間的にはそんなにかからないと思いますので、「等」の中に陳情も含まれているということを確認して、陳情も対象にしてやっていけばいいんじゃないかと思います。
 
○志田 委員  陳情について対象にするというのはいいことだと思っています。皆さんがおっしゃるとおり、運用方法だとか、その部分については今後、検討していく余地があるのかなというふうに思います。
 
○河村 委員長  どうでしょうか、お二人いらっしゃる会派のところもよろしいですか。もしあれば。
 
○吉岡 委員  何件、どこであったのかなというの、5件のうち。観光厚生常任委員会でかなりやったなという記憶があるので。
 
○河村 委員長  高野委員から、先ほど確認したいということがございましたので、そこは、じゃあ事務局、調べていますか。
 
○事務局  5件の内容でございますが、まず平成27年2月定例会、観光厚生常任委員会で海水浴場のマナー向上に関する条例の一部改正議案でございます。こちらは、この条例ができるまでの背景についてと、規制されたことによる課題についてという争点で議員間討議がなされてございます。
 2件目が、平成28年9月定例会の教育こどもみらい常任委員会で、子どもの家条例の一部改正議案でございます。それについては、子どもの家の利用時間のあり方についてという争点で、議員間討議がなされてございます。
 3件目が、平成29年2月定例会の総務常任委員会で、こちらは不動産の取得議案につきまして、価格と政策の優先順位についてといった争点でございます。
 4件目が、平成29年9月定例会、観光厚生常任委員会で、私たちのまち鎌倉のことに関心を持って、自分たちでよりよくしていこうという思いを共有して行動するための条例の制定議案に関しまして、こちらは議案第55号の熟度について、採決していいのかどうかという争点で議員間討議がなされてございます。
 5件目が、平成30年6月定例会の総務常任委員会でございまして、工事請負契約の変更についての中で、主に子どもの家の工事のことに関しましても、工事をやり続けるべきかどうかという争点で行われた5件でございます。
 以上です。
 
○西岡 副委員長  条文の中の議案等に含まれるという考え方で、基本的には今までもあったと思いますけれども、まずは議案からの運用という形で今日まで来た中で、5件が行われてきたということですけども、今ここで議論をした中で、再度、また自由討議について──議員間討議について重要視をしていくということを確認をして、私はこれを機に、この条文のとおりに、「議案等の審査を行うに当たり」という解釈を、そのままでいいと思います。むしろ、そのことが行われるように議会運営、審議を活発化していくべきだと思います。
 
○河村 委員長  今、皆さんから御意見お伺いしたところ、多くが、このまま等に含めるということで、対象としてよろしいのではないかというような御意見だったかなと思っております。よろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 確認します。
 何か事務局ありますか、あれば先に言ってください。
 
○事務局  対象としては、請願、陳情について対象とすることでよろしいかの確認をお願いします。
 
○河村 委員長  暫時休憩します。
               (9時56分休憩   9時57分再開)
 
○河村 委員長  再開いたします。ただいま御協議いただきました結果、議員間討議の拡大につきましては、等の中に請願、陳情、これまで運用の中で行っていたところを拡大して行っていくということで確認してよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
    ───────────────────────────────────────
 
○河村 委員長  次に「Wi−Fi環境の整備について」協議していただきたいと思います。こちら、本件は前期からの申し送り事項となっていたものでございます。資料は原則電子化するといった当委員会の協議結果を受け、Wi−Fi対応プリンターの導入を含めたWI−Fi環境の整備のありかたについては、今後の検討課題としておりました。
 まず、この協議に入る前に、事務局から経過について説明していただきたいと思います。
 
○事務局  まず、Wi−Fiプリンターの購入の件につきましては、第20期からは資料は原則電子化といった当委員会の協議結果を受けて、平成28年度はWi−Fi対応プリンターの購入は行わず、今後の検討課題とする申し送り事項となっていたものです。その協議の際に、OSのアップデート等に対応するためには議会棟2階の中にWi−Fi環境が整っていることが重要と考えるので、あわせて検討してほしいとの意見があり、Wi−Fi環境の整備について検討するということが確認されております。
 まず、Wi−Fiプリンターについてでございますが、会議システムからプリントアウトについては、必要に応じて各議員で対応していただいており、現在Wi−Fiプリンターの予算は計上しておらず、原則電子化といった協議経過から購入しないことでよろしいか、御協議をお願いいたします。
 次に、Wi−Fi環境の整備についてですが、現在OSのアップデートについては各議員で対応していただいております。議会内のWi−Fi環境の整備が必要かどうか、御協議をお願いいたします。
 
○河村 委員長  それでは、御協議をお願いしたいと思います。
 
○保坂 委員  Wi−Fiプリンター導入するとどう変わるのか、説明してください。
 
○事務局  当初の計画としましては事務局のほうに設置をして、プリントアウトが必要な方が御利用いただけるという形で想定していたものでございます。
 
○保坂 委員  それは決算とか予算の関係資料も含めてということですか
 
○河村 委員長  恐らくプリントアウトするには、そういうことも含まれていると思います。
 
○保坂 委員  それを知りたいんです。
 
○事務局  会議システムの導入の協議の中で、プリントアウトできる環境の整備が当初の予定の中には入っていたものでございますが、現在では各議員で御対応いただいているような状況であるというところでございます。
 
○久坂 委員  タブレット端末を導入するときには、正直、紙がなくなるということで、どうなるんだろうということで、印刷する環境はどうなのかって多分、流れの中で、そういったものを扱った経過があると思うんですけれども、決算の資料につきましても、このiPadでやって、事務の削減なり、紙の削減をしていくんだという中で流れてきておりますので、私としては現行の中でいいのかなと考えております。
 
○河村 委員長  これはプリンターのほうですね。
 
○久坂 委員  そうですね。
 
○保坂 委員  質問のついでで意見ではないですけど、こう思っているということを申し上げると、普通の議会資料とか、大した枚数じゃない物は、別に自分でプリントアウトするので全く問題がないです。
 ただ、予算、決算は何回かやってみて、やっぱり紙が必要だなと私自身は思っています。自分でプリントしているんです。この間、決算特別委員会とかは自分でプリントしましたけれども、印刷する時間もかかって、あと製本ができないので持ち歩きが大変でした。とじましたが、とじるのも大変で。そのあたりのところと、プリンターの導入がどういう関係になるのかというのが、よくわからないんですけれども。
 結局、Wi−Fiプリンターが事務局にあっても、自分でプリントするのと余り変わらないということなんですか。製本したものを配付されないということだと、そこをもう一回、どういうふうに考えればいいかがわからないので、質問です。
 
○河村 委員長  まず、その前に前々回、そのあり方について、当委員会のほうでも御協議いただきました。その際は電子化するということで、当委員会でも確認がなされ、もし必要な方はそれぞれ印刷してもらうということを確認されておりますから、基本的には、その流れで行くものであると私は認識しておりますけども。
 
○保坂 委員  では、Wi−Fiプリンターは何なんですか。
 
○河村 委員長  これまでの電子化を進める中にあって、一足飛びに全て電子化にするんではなくて、一部、紙も必要じゃないかという議論があったと思うんです。これまでの流れの経過という中にあって、そのときにプリンターの必要性が議論に上がっていたということがございました。
 多分、それが今、残っているといいますか、ここで結論を出していきたいなということもあります。
 
○木村 次長  補足説明ですけれども、私が伺っているところでは、多分、タブレット端末を導入する際に、印刷するのはタブレット端末から印刷するとか、そういった形とか、パソコンから印刷するという考え方は当時なかったということで、それでWi−Fiプリンターを必要じゃないかという議論があったと聞いております。それで今、パソコンをつなげば印刷はできますので、その当時の状況と違うということで、Wi−Fiプリンターという発想が出てきたというふうに聞いております。Wi−Fiプリンターで控室のプリンターとタブレット端末をWi−Fiでつないで、そこから打ち出すという議論があったと聞いております。今はパソコンから打ち出せますので、その点を踏まえて御議論いただければと思います。
 
○河村 委員長  今、次長から御説明ありましたけども、極論言えばWi−Fiといいますか、タブレット端末からも印刷可能でございます。だから、本当に、そういう意味では紙の必要性ということで考えていただいてもいいのかなと。
 
○保坂 委員  前提が現状と違うということがわかりました。
 
○吉岡 委員  今、Wi−Fiとの関係で言ったんですけど、電子化で紙をというのはよくわかるんですが、基本的には、そういう方向は別に否定はしないんですけど。
 先ほども話がありましたが、連絡だとか資料でも、本当に少ないものだったら、確かにこれだけでいいんですけれど、やはり予算とか決算の資料というのは、やってみて、私なんか目が本当に痛くなっちゃうんです、ずっと見ていると。皆さんどうされているのかわからないが、資料をずっと、これだけで見ていると、本当に目がおかしくなっちゃって、肩は凝っちゃうし、本当に。そういう環境から言ったら、どうしても目が悪くなるということは、肩が凝ります、パソコンだけずっとやっていると。そういうふうになるというのは今、全体的になっていると思うんです。これを読み切るとかやっている中では、どうしても厚いときには紙が必要だなと思うんです。
 そういう点では、このWi−Fiの関係は、今のお話でわかったんですけど、この機会じゃないんですが、厚手のそういうものだけはもうちょっと考えたほうがいいなというのは、改めて思います。一度自分で資料を印刷して全部出しているんです。その資料を市役所に置いてきちゃって、もう一回家で見たいなってなったときに、これで見ていたら本当に、それだけで頭痛くなっちゃって、勉強するといっても、それなりにやっていかなきゃいけない。そこは、ちょっと考えたほうがいいかなというのは、この機会だから言わせていただきたいなと思います。
 
○河村 委員長  この間の決算の前に、今のような議論があり、そのときに決算資料を紙で出しますか、どうですかということがあったと思うんです。そういうタイミングで、その辺も御議論いただくことは必要なのかなと思っています。原則論として、原則電子化ということは今ある中において、そこをどうしていくのかということも考えなければいけなくなってしまいますから、その厚手のものについては、また別途議論が必要かなと思います。
 
○志田 委員  Wi−Fiプリンターは要らないです。
 
○高橋 委員  前期の議論の中で、Wi−Fiを議場の中とか控室とかにつけましょうみたいな話があって、見積もってもらったら結構高かったんです。800万円とかになっちゃって、そんなにするのみたいな話になって。あと、神奈川ネットワーク鎌倉の方も電磁波に弱いというふうなことのお話があったりとか、飛んでるWi−Fiで、市役所につけたWi−Fiとかちょっと弱いんですけれども、一定程度の対応ができるんじゃないかということで、その議論については申し送りにしましょうみたいなことで、今日議論することになったんです。
 プリンターについては、もう必要ないと思いますけれども、それだけの費用をかけて電波を強くする。会派によっては、個人的なWi−Fiを持ち込んでやってたりとか対応されているみたいなんで、それで十分じゃないかな。遅いようだったら自分で持って来ていただくとか、わざわざ議会の中を電磁波を強力にするという必要はないんじゃないかと私は思います。
 
○河村 委員長  ということは、Wi−Fi不要であり、プリンター不要ということでいいですか。
 
○高橋 委員  そうです。
 
○河村 委員長  恐らく、Wi−Fiの重要性、必要性については、今セルラーモデルですから、それの通信容量を超えたときにどうするのかということが一つになってくると思うんです。あわせてプリンター等を含めて、総合的な議論が必要になります。今現状ではセルラーで対応できている状況がある中で、本当にWi−Fiの整備が必要なのかと、その場合に、先ほど出たWi−Fiプリンターまで考えていったときということになるだろうと思いますから、そこをもう一度踏まえた上で、皆さんの御意見をお伺いしていいですか。
 特にプリンターが不要とおっしゃられたところもWi−Fiについて、その後にもう一度お伺いしてよろしいですか。
 
○久坂 委員  高橋委員と一緒でして、それなりに現状で整ってきているところもありますので、私は現状でいいと思います。
 
○河村 委員長  志田委員のほうもプリンター不要ということですが、Wi−Fiのほうはどうでしょうか。
 
○志田 委員  質問なんですけど、会派の控室とかって飛んでいますよね、Wi−Fi、鎌倉市役所、それとは別に議会事務局でWi−Fiのネットワークを構築するということなんですか。
 
○河村 委員長  そうです。そういうことを言っています。特に市役所で飛んでいるものにつきましては登録が必要であり、時間的な制限もあるものですよね、ですから、そういうものではなくて、常時接続できるものということになるのかと思っております。
 それが必要なのかどうかというのは、セルラーモデルだということを踏まえている上で、ちょっと御議論いただきたいかなと。
 セルラーというのは端末自身が通信を行いますということです。ですから、議場においても自宅においても、むしろどこでも電波の届くところであれば、それは拾うことができるということでございますので。
 Wi−Fiにするメリットというのは、各会派室で用意されているところもあると、高橋委員からお話もありましたけれども、通信速度の問題になるかと思います。Wi−Fiのほうが若干早いという、ダウンロードがあったりとかということになりますが、果たして議会の資料等において、そこまでの通信が必要かどうかということです。今後、動画を含めて、何か扱っていくということであれば、Wi−Fiを考える必要があるのかなと、余地があるのかなと思いますけれども。
 そういったところで志田委員から何かございますか。
 
○志田 委員  私、個人的な感想ですけど、現状で足りているんで、使っているところの会派の御意見、参考にさせていただいたらなと思うんですが。
 
○前川 委員  私たちの場合、私なんか特に家の環境のほうが悪いので、谷戸に住んでいるので、これを持って帰るとこれのほうが開かなかったりするんですけど、控室は全然問題ないし、議会のときはいるときは困りませんので、現状のままでいいと思います。
 
○河村 委員長  プリンターもあわせてという御意見でいいですか。
 
○前川 委員  はい。
 
○保坂 委員  Wi−Fiのシステム導入どうのという話だとすると、現状のセルラーモデルで、持ち運んでどこでも使えるという便利さはあると思います。それでわざわざシステムを構築して、また経費をかけるということでなくて大丈夫かなと思いますが、先ほどちょっと高橋委員のほうから、そもそもタブレット端末を議会のIT化というときに神奈川ネット鎌倉のほうから電磁波の問題を言いました。私が、別にすごく弱い、電磁波過敏症だとかいうのではないんですけれども、それは気にしているところは気にしているんですが、体調は別に使っていても大丈夫なんですが、ただ充電はなるべくなら家でやってきてほしいなというか、議場でたくさんの人が充電するときは、ちょっときついなと思うことがあります。だから、それはセルラーとかWi−Fiとかいう問題とは、ちょっとまた別で。
 なるべくだったら皆様、充電してきてほしいなと、いつも思っているところですが、充電をいっぱいやっていると、やっぱり嫌な感じではあります。委員会室の話、現状では大丈夫で、セルラーでいいかなと思っています。
 
○高野 委員  結論から言えば現行でいいと思うんですけど、Wi−Fiの環境の整備というようなことは大体いろんなところで進められていることですから、さっき委員長から動画という話もありましたが、また、そういう変化が生じさせるような場面が出てくるのであれば、動画を使えば圧倒的に速度制限かかりやすくなりますから、そのときに、また検討されたらいいのかなというふうに思います。現行で。
 
○西岡 副委員長  私も現状セルラーで対応できているということを踏まえて、いいと思います。
 
○河村 委員長  森委員は志田委員と一緒でよろしいですか。
 
○森 委員  一緒で。
 
○河村 委員長  現行でという御意見が総意ということで、このまま現状でいくということでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 
○高橋 委員  充電の話が出たついでにあれなんですが、充電、ちゃんと100%で委員会に臨むんですけど、午後を過ぎてくると、電池がなくなってきちゃって、充電させていただかなきゃいけないなと思って。
 
○河村 委員長  一つは画面の明るさ調整というのも、一つ大きな要因になってくるかと思います。あと、Bluetoothとかの機能を使っています。こういった機能がありますから、若干ネックになりますけど、ある程度整えていただくというのと、あとお昼に1回充電をちょっとしてもらうだけで夕方までもつかなというのは、私自身は、そういうふうにやっていますので。
 
○高橋 委員  私も、そういうふうにやっています。
 
○河村 委員長  その都度、電源がなくなれば充電の機会とか必要ですから、今後とも議場における充電のあり方とかも含めて、どこかにそういったことが必要になるのかなと思っています。
 よろしいでしょうか、進めさせていただいて。
 
○高橋 委員  いいです。そういうふうにやってはいますよということだけです。
 
○河村 委員長  大事な審議に使うツールですから、そこは大いに活用していただくのが当然ですので、できる限り、そういったところで御理解いただければと思います。
 続きまして、「タブレット端末の活用について」御協議をお願いしたいと思います。
 こちら、提案会派の鎌倉みらいのほうから、提案説明お願いできますでしょうか。
 
○前川 委員  先ほどからお話がありますタブレット端末のお話なんですけれども、これを議会で活用するようになってから2年たっておりまして、そこで皆さん、ちゃんと活用ができているだろうと、もちろん活用されているというところが前提なんですが、やっぱり活用しにくいところもあったりするんじゃないかなというところがあります。
 例えば委員会などでは、行政のほうからは同期をかけられて見ているわけですけれども、同期の最中にこっちを見たいなとか、あっちを見たいなというときに、なかなか動きがうまくいかないとか。あるいは、こちらから例えば、このタブレット端末を使って説明をしたい、議論をしたいというときに、こちらから同期をかけて、こういうふうにというようなことも、なかなかできる人とできない人が、またいたりするんじゃないかと。
 そういう場合に議事録の心配が、そこが抜けちゃったりとかということも確かにあるかなとは思ってはいるんですが、1回、そういうタブレット端末に対して、さっきWi−Fiの話もありましたけれども、いろんな使い方における、こうしたほうがいい、ああしたほうがいい、ここのところはどうしたらいいかというような話し合いを少ししたらどうかなというところです。
 もし必要であれば、リテラシーの向上の研修って書いてありますが、そういう意味で、事務局が買って出ていただければ研修していただく、あるいは専門家に来ていただいて、要点を絞れたところで研修ができたらというところで、何か見直しというか、せっかく使い始めていて、なかなか使い切れていないところの補足みたいなことがあったらどうかということで、御提案させていただいています。
 
○河村 委員長  研修ということですか。使い方等、その活用というか応用できるような形でということですね。
 
○前川 委員  何台もスマホとかいろいろな機会の中で重ね合わせてやったりしたこともあると思いますけど、このタブレット端末の中で使い切れてない部分がもしあったらというところで補足です。
 
○高橋 委員  タブレット端末1台でやっている人もいれば、2台でやっている人もいるし、紙を併用している人もいるし、そういうのもテクニックの一つで、1台でできるやり方も多々あると思うんです。そういうのは、こういうふうにすると簡単に、こういうふうにできますよと、紙がなくてもできますよとかって、そういうのはやったほうがいいと思うんです。そういう使い方の意味では、大いにやるべきだし、裏技というかいろんな技があれば、お互いに共有し合って、できるだけ1台でやっていけるような体制をとれれば一番いいなと思います。
 
○河村 委員長  そのためには、研修等を受けたほうがいいと。
 
○高橋 委員  そうです。
 
○吉岡 委員  勉強することを否定はしませんけど、私もいろいろ使ってみて、メモを自分でとっているときに同期かけられちゃって、それでとまっちゃってうまくいかないとか、具体的にいろいろ動かしてみたんです。議案の、そういうところでのメモというのはできなくて、飛ばして、表に移って、違うもう一つのメモでやってみたりしたけど、なかなか、そういうふうにやっている間に進んじゃうから、これを使いこなすというのは非常に難しいなと。だから、私はしようがない。自分で議案とかそういうのは紙ベースにしておいて、資料とか、そういうのを使うときにはやるとか。いろいろ試してみたけど、なかなか大変です。同期かけられちゃうと動かなくなるから。
 それから、例えばいろんな議案のところで、しおり機能がありますよね、ここのしおりというのでやってみたけれど、それを使いこなすのもなかなか。付箋機能もいろいろやってみました、自分でそれをやるために。勉強することは大いにいいと思うんですけれども、なかなかその辺を、機械の動きと実際との関係は、なかなか大変だったなというのは。それが改善されて変わっているとなると別ですけど、どうなんだろうなと思いながら。
 
○河村 委員長  むしろ、そういったところも含めて、ちょっと話を聞いてというところですね。そういう機会があったほうがいいということ。
 
○吉岡 委員  それはそれで皆様共通で。だからこそ、私の場合は紙ベースのほうがいいなと、結局は、そこに落ちついちゃったんです。メモも結局は自分でメモしておいたほうがいいなということになっちゃったんです。私もいろいろやってみたんです。
 
○森 委員  私も最低限はタブレット端末を使っていると思うんですけども、ただ操作方法についてわからないところがわからないというか、そんなに詳しくないので、そういう研修というか勉強会でもあれば、開催してもらいたいなと思っています。
 ただ、このタブレット端末の操作については議員それぞれ熟度というか、よく知っている人、知らない人がいると思うんで、それに合わせた形でも、何かそういう勉強会とか研修があればいいなと。
 
○保坂 委員  そういった研修をするということは賛成です。委員長のほうで、どのレベルで合わせてやるか、みんなの役に立つような研修をぜひセットしてもらえたらと思います。
 
○前川 委員  そういうわけで、ぜひ今、保坂委員おっしゃったように、高い人も低い人も満足できるような研修ができればありがたいと思っています。提案会派ですから、その程度でお願いいたします。
 
○久坂 委員  私も研修をやっていただけるのはありがたいと思っているんですけれど、このシステムを入れてから、例えば追加になった機能とか、こういうことができるようになったよといったことが、例えばシステムをつくってらっしゃるところでまとめて、もし教えていただけるのであったら、それはありがたいと思います。多分、ほかの自治体とかでも導入されてらっしゃって、こういうことができましたということが、もしリリースされているんだったら申しわけないんですが、それがわかるといいなとも思いました。
 
○西岡 副委員長  研修をやっていただければと思います。
 
○河村 委員長  皆さん、一度そういう機会をということになったのかなと思います。あわせてシステム変更点であったり、その活用といいますか、さまざまな視点からわかるような形での勉強会というか研修会をということになろうかと思います。
 そういった形で一度行うということで、確認させていただいてよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 詳細につきましては、また別途、ベンダーとも含めて協議が必要かなと思いますので、事務局とその辺を少し詰めて、また皆さんに改めて御通知をさせていただくということでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
    ───────────────────────────────────────
 
○河村 委員長  次に「タブレット端末の有効活用について」の2項目めでございます。こちら一括して協議をしていただきたいと思っております。本件は飯野議員及び正・副議長の提案項目となります。飯野議員からは提案理由については記載のとおりということで承っております。議員貸し出しタブレット端末のアプリインストールについては、各議員の良識に任せると、今ここに書いてありますけども。
 正・副議長提出分について便宜、事務局から提案理由について、まず説明していただいてよろしいでしょうか。
 
○事務局  タブレット端末の有効活用についてでございます。タブレット端末については、会議資料の閲覧としては活用できているが、それ以外の目的に使用できていないことから、導入時の目的等も踏まえ、使用基準の内容を確認するとともに、新たな活用手法や全議員に導入すべきアプリ等の検討等を行うというものです。資料として、会議システム等に用いるタブレット端末機の使用基準を配信してございます。御確認をお願いいたします。
 使用基準の第9条に、議員個人による新たなアプリケーションソフトウエアのインストールについては、原則禁止とする。ただし、特段の事由により、議長に様式第1号により承認を得た場合については、その限りでないというアプリケーションソフトウェアのインストール制限を規定してございます。
 タブレット端末の活用につきまして、御協議をお願いいたします。
 
○河村 委員長  今、事務局のほうから御説明いただきましたけども、タブレット端末機の使用基準、これらとあわせて御協議いただきたいなと思います。
 
○高橋 委員  これを導入するときに、どういうふうにしましょうかという話し合いをしたときに加わっていたんですけど、逗子市が導入したときには、もうフリーで。要するに有料じゃないものについてはどんどん入れて、自分で興味のあるものを入れてみないと使い勝手も向上してこないから、どんどんやりましょうということでやったんです。それで、大分皆さんなれたということを聞いていたものですから、鎌倉も同じでいいんじゃないですかという提案をしたんですが、鎌倉は閲覧用ということで、市役所から持ち出すのもいけないみたいな、そんな話になったんです、最初のころ。
 だんだん使い勝手がなれてきた感で、ここで少しアプリを使うと、さっきの研修の話じゃないですけれども、もっと楽にやれるようになるよみたいなものがあるならば、それは導入していいんじゃないだろうかなと。基本的に先ほど言ったように、いろんなものが無料だったら入れてもいいかなとも思うんですが、無料でも危ないものもありますから、それだったらば、ある程度事務局のほうで提案してもらう幾つかの物については、インストールしてもいいですよみたいな形で、最初は、そういう取り組みでもいいかなと思います。
 
○河村 委員長  事務局でということですか。議員個人の判断により、ダウンロードまではいかないにしても、ある程度、その辺のアプリが、事務局で把握できているものがあればいいということですかね。
 アプリって物すごい、星の数ほどあるわけですね、同じ機能を持っているものでも、メーカーが違えば多少、その辺のセキュリティーとかも違ってくるわけです。恐らく、そういった懸念があり、こういった規定が盛り込まれたのかなと思っておりますけども、それら今、使われておられる中で、今後の展開として、皆さんの御意見をお伺いしたいと思います。
 
○保坂 委員  現状でも、必要だと思ったアプリを議長に申し出ればインストールできるわけですよね。なので現状どおりでいいと思います。
 
○久坂 委員  私も読み直しをしてみまして、必要があるものであれば、議長に申し出て許可を得ることができるということで、禁じてはいないんですよね。むしろ議長に言って、これいいですからというようなアプリがあれば、今、委員長からあったように、かなりアプリいろいろありますから、何が有用性があるのかと、私は事務局じゃなくて、やっぱり使っている私たち、本来提案して、これいいよって皆さんに広めるべきであると思っていまして、現行どおりでして、何かいろいろなアプリがあったら皆さんに教えてもらうとか、そういった案があればいいのかなと思いました
 
○河村 委員長  ちょっと今、いろいろ御意見を伺っているところですけど、ただ一つ問題になるのは、アプリケーションの情報共有というところも必要なのかなと思っています。
 例えば申請があった中において、今、高橋委員がおっしゃられたように、申請があったものは事務局で把握をしてもらい、それを今、こういうのが申請が出ていますよって共有できるような形にしていく。それも一つのやり方なのかなとも思っております。そういったところでの情報共有ということも含めて、御意見をちょうだいしてよろしいでしょうか。
 
○森 委員  申請すればオーケーということになっていますけども、現在申請されて、実際承認を受けてあるアプリはあるんでしょうか。
 
○事務局  プリンター等をつなげるアプリについて申請がありました。
 
○河村 委員長  アプリケーション、ありとあらゆるものが今、出ています。恐らく、これがスマートフォンとの共有もかかってくるところと思います。
 
○志田 委員  質問なんですけど、これに入れたほうがいいよというアプリってあるんですか。
 
○河村 委員長  先ほども、今、事務局からも回答ありましたとおり、自室でプリンターを設置されるとか、そういったときにプリンターと連動できるようなアプリケーションであったりとか、そういった事務的な利便性。またはオフィス系のソフトを入れたいとか、そういうことであれば、そういうのも必要かなとも思いますし、そのあたりは議員それぞれの使い方にもよるのかなとも思います。
 例えば、これによって画像をうまく加工したいということであれば、画像加工するようなアプリケーションが必要になるのかなということもありますし、まさに、それをどう活用していくのかということになるかと思います。
 
○吉岡 委員  よくわからないんだよね、どんなものか。ただ、今、例えば画像で、いろんな資料とか写真画像でやったりすれば、そのままパソコンで印刷できますよね、例えば写真とか。それはできるんだなと思うんですけど、印刷というのは、今言ったのは、ほかの例えばメモ機能のところを印刷できるとか、そういうことですか。それとか議案とか、そういうのを印刷できるということですか、よく意味がわからないので、中身がわからないので。
 
○河村 委員長  印刷にする場合、いわゆるドライバーみたいなものを申し上げました。多分事務局が言っているのは、我々の会派が申請したものだという想定の上での回答となりますけども、そういうふうになれば、ドライバー的なものになります。
 今、吉岡委員がおっしゃられたような、例えばメモを印刷できるかどうかというのは、基本的にはできます。それはやり方の問題ですから、そのあたりについては、また私のほうから御説明することはできますし、もし必要であれば、何かあったときに、研修会のときに、プリンターともできるかと思います。いろんな、こういったケースはどうなのというのをためておいていただければ、その研修会のときにぶつけていただけるのも、ありなのかなと思っております。
 
○吉岡 委員  よくわからないけど、後で研修の機会で、またやっていただければいいなと。
 そういうメモ機能は印刷できないのかなと思って、私は別のを買って、自分のメモをメールできるっていうんで、それではせっかくメモをやったのが、ここだけしか見られないのは嫌だなと思ったので、そういうのはできるといいよねと思うんですが。
 
○河村 委員長  ほかに御意見はありますでしょうか。
 もしよろしければ、提案なんですけども、先ほど途中でお話ししましたが、申請があったものについて今後共有を図っていくということで、アプリのインストール、特に制限をかけているものではないということで、それで進めていくというのはいかがでしょうか。そういう形であれば、皆さんが必要なものをそれぞれ共有でき、いいなと思ったものは使えるのかなと思いますので、そういった活用も一つの方法かなと思いますけどもそのようにすることと確認してよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 では、タブレット端末の、こちらの有効活用について、アプリケーションの主にインストールになるかと思います。それにつきましては、申請があったものは情報共有を図るような何か形をとっていくということで。
 
○森 委員  申請があったものについての許可の可否については、どういう流れになるんですか。
 
○河村 委員長  今、それは特に想定はしておりません。今、私が想定したのは、あくまでもこの使用基準に照らし合わせ、いいよって許可を受けたものだけを情報共有しようと思っていまして。いろんな申請の方法がありますから、拒否された部分も情報共有したほうがいいということであれば、それはそれで一つのやり方かと思いますけども、なかなかそのあたりというのは、申請しづらさにもつながってくるし、どうなのかなと言いますか、まず、基本的には使用基準にのっとって、進めてもらうべきかなと思います。
 アプリの使用基準のことですね、今おっしゃられたのは。アプリの使用基準を設けるかどうかという議論は、私はもう少し見たほうがいいかなと思います。あくまで、これタブレット端末の活用というのが大きいところでありますから、それぞれの判断のもとに進めていく。まさに今回の提案の趣旨に沿ったものになるのかと思います。
 
○森 委員  わかりました。
 
○高橋 委員  それでいいと思いますけれども、原則は禁止という形になっているんですね。そこはもうなしにしちゃって、届け出するというくらいにしていったほうが、原則禁止の中にどんどん入れていきましょうというのはなかなか難しいけど。第9条、アプリケーションソフトウエアのインストールは原則禁止とする。そこはなしにしてもいいんじゃないかと思います。
 
○久坂 委員  基本的に、厳密な言い方は、届け出だと基本的に拒否しないということになるじゃないですか。承認を得るんだったら、可否は判断できますけれども、届け出だったらそのまま、私は受け取って、そのまま許可しないといけないんじゃないかというイメージなんですよね。なので、文章が気になるんでしたら、インストールについては原則禁止というところだけ除いて、特段、需要により承認が得た場合とつなげてもいいのかなとも思っているんです。
 
○河村 委員長  原則禁止を除くということですね。
 
○高橋 委員  原則禁止という言葉だけ外してということです。
 
○久坂 委員  わかりました。
 
○河村 委員長  そこの文面、整理して皆さんにお返ししたいなと思います。そのあたり、どうしますか。入る前に何か御意見あればお伺いします。
 
○事務局  こちらのアプリケーションソフトウエアのインストール制限につきましては、原則禁止というふうになってございますので、現在、このタブレット端末については、全額公費で行っているというところもございまして、このような使用基準に今なっているというところでございます。
 
○木村 次長  補足ですが、原則でと言っている意味、事務局として捉えているのは、先ほどお話がございました、事務機器を使うためにアプリケーションを入れないとつなげられないとか、事務的なものの部分で全てを禁止するとその作業ができなくなるということで、例えばプリンターを使うという、さっき例にございましたけれど、そういった部分については仕事として、それを使うのでいいだろうというような形で、認証、許可を得ているということでございます。
 
○河村 委員長  最終的には、そのあたりを議長に届けて判断してもらうということになるのかと思います。公費負担というところで、原則禁止としているということであれば、いかがですか、高橋委員は、このあたり、特に変更しなくても。
 
○高橋 委員  これは公用で使うんだということは大前提の話なので、その上でのルールづくりだと思うものですから、そこをもう少し活性化していこうと言うんだったらば、原則禁止みたいなことは除いて、ソフトウエアのインストールについてというくらいのタイトルにして、それで、議長の承認を得た分についてはインストールできることとする、みたいな形でおさめれば、当座はしきりはできるところですけども。もう少し活性化していくような、促すような感じになっていくんじゃないかと思いますけれども。
 
○吉岡 委員  何が何だか、活性化というのはよくわからないもので、要するに、今、議会のいろいろなことで使うということでやっているわけなんで、今の印刷機のそういうのとか、そういうのはよくわかるんですけれど。だから、原則禁止というのと、不便になっちゃうのかなというのでは、今、届け出ればできるのであるならば、どうなのかなと思いながら、もう少し様子を見ていてもいいのかなと思って聞いていたんですけれど。もちろん、高橋委員のもわかるんですけど、全体のイメージが、こうするともっとよくなるよというイメージが湧けば、私もいいよって言えるんですけど。今、閉ざされてないんでしたら、そういうことを今の状況ではやっていく中で、こういう具体的な問題が何か生じるようであったら考えていけばいいのかなと思ったんですけれども。
 だから、これの使い勝手がいいようになっていけば一番いいわけで、本当。そこは勉強会とかでこういう問題があると、そのためにはこういうふうにしたほうがいいと言うなら、なるほどというふうにわかるんですけど、まだちょっとイメージが湧かないので、今のままでいいのかなという気がしているんです。
 
○保坂 委員  アプリケーションのインストールとかが、目的ではなくて、あくまでも手段なので。議員活動の活性化、よりよくするために。だから、それを促進するような書き方に、あえてする必要はないのではないかと思います。
 原則禁止というのをどうしてもとるんだったら、「アプリケーションインストールの制限について」という項目名を残すとか。私は、基本今のままでも全然問題はなくて、必要なものはインストールできるというふうになっていると理解しています。
 
○森 委員  高橋委員がおっしゃる禁止を外すというのはわかるんですけど、ただ、この原則禁止を入れるか入れないかで、この条文はまったく変わってくると思うんですよね。基本的には禁止とした上で、さっきお話が合ったような事務機器を使う場合のインストールとか、そういう部分にも限定しておいて、基本的にはこちらにはソフトウエアのインストールというのはなしということで、今までどおりでいいんじゃないかなと思います。
 
○久坂 委員  私は、先ほどから話があるように、即アプリを入れるから活性化という話はないでしょうし、そもそも入れたいアプリについては提案のない以上、そこらへんはもうちょっと精査すべき。というのも、今、委員長がおっしゃってくださった、アプリは共有すべきではないかという話については、是としております。という中で、タイトルとしてはインストール制限を残すんですけど、原則禁止という表現はなくてもいいかなというふうに思っております。そういったアプリを共有して、皆に入れやすい環境をつくっていくというのであれば。
 ただし、あくまで届け出じゃなくて、届け出だとそのままオーケーということになりますから、あくまで議長の承認ということはきっちりするということで、原則禁止という表現はなくてもいいんですけれども、議長の承認という言葉はしっかり残していくべきだと思っております。
 
○前川 委員  先ほど吉岡委員もおっしゃっていましたけども、アプリを入れてどれだけよくなるというのがわからないというところで、イメージが湧かないというのは申しわけないんですけれども。だから、さっきは研修につなぐのかなと思って聞いていたんですが。
 それと、申請する、しないということなんですけれども、議長の一任で議長もつらいかなと、ちょっと思うんですね。申請されたら全部許可せざるを得ないんじゃないかなというような気もしていて、どうしたらいいのかなというのが、正直なところです。
 ですから、さっき委員長おっしゃっていただいたように、共有するということはすごく大事なことで、申請があったらどこかで、議長一任なのか、こういうのを入れようと思うけどどうかという話し合いができれば、よりいいかもしれないし、現状のこれが使い勝手が、今、わかっているかということに踏まえて、プラスしての話なのですけど。曖昧な答えで申しわけないんですけれど、議長一任して、議長は気の毒だなっていうのが印象的にはあります。
 ですから、とりあえず許可をするのであれば、それはそれでいいと思いますけれど。ちょっと私、まとまりません。アプリの活用の方法もよくわからない中で、今これだけでも大変なので。より良くなるならば、ありがたいと思いますけれども。
 
○西岡 副委員長  私もあっぷあっぷしているんですけれども、今、委員長のほうからお話がありましたように、共有をするというところを、情報共有するというところをここに含まれるのであれば、禁止の第9条のところの表現も少し変えられるんじゃないかなと思います。第9条の前のところは、会議以外での端末機の使用範囲について書かれているので、じゃあ、その会議以外の使用範囲についてはどうなのかというところで、ここに原則禁止事項ということが出てきたのだと思うんですね。
 だから、共有するというところが入って、この条文について、原則禁止とするというのを残すのか否かというのを、皆で諮ればいいのかなと思うんですけど。
 
○河村 委員長  今、副委員長から発議ございました、共有ということも含め、原則禁止の記載についてどうするのかということを、皆さんにお伺いしたところですと、多数だと現状維持ですね。ちょうど中間的な御意見もございました。原則をとってもいいのかなとかということもありましたけれども、とりあえず、先ほどいろいろ御議論いただきましたけれども、まずはこの形で申請してもらい、その上で情報共有を図っていく中で、活性化とか、経過を見ながら、そのあたりあれば、また使用基準の見直しを行っていく。そのような形で進めさせていただいてよろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 タブレット端末の有効活用については、使用基準は現行のままとし、使用許可、承認が出たものについては、情報共有を行っていくということで確認したいと思います。よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 情報共有のやり方等については、まだ形が見えていないので、少しそのあたりを固めて、一回皆さんにお示ししたほうがいいのかなと思います。具体的にこういう形で共有しましたという形で、見えるような形にしていきたいなと思います。
 暫時休憩いたします。
               (10時52分休憩   10時59分再開)
 
○河村 委員長  再開いたします。
    ───────────────────────────────────────
 
○河村 委員長  次に「ノートパソコンの持ち込みについて」協議していただきたいと思います。
 提案者の飯野議員からは提案理由については、記載のとおりということで承っております。ここに書いてありますけれども、こちらを御確認いただきたいと思います。
 では、協議に入る前に、事務局から、経過について説明していただけますでしょうか。
 
○事務局  ノートパソコンの持ち込みについては、前々期である第18期の検討項目で、本会議場、委員会室でのパソコン持ち込みを認めるとともに、取扱要領を定めるという事項について協議がされ、そのときは「現状において、IT環境の課題がある中で将来的な検討にとどめることとする」と答申しており、今後の検討事項として引き続き第19期で検討がされました。第19期では、「議会におけるICT化」、「ペーパーレス化の推進について」と合わせて協議が行われ、タブレット端末を導入することで一定の改善、解決が図れたことから、会議システムを使用するために貸与されたタブレット端末機の持ち込みを認めるとともに、その運用については、別添「鎌倉市議会会議システム等に用いるタブレット型端末機の使用基準」のとおりとする。」という答申が出てございます。こちらが経過でございます。
 
○河村 委員長  事務局からの説明も踏まえ御協議をお願いいたします。
 
○高橋 委員  全くフリーということじゃなくて、モアノートのソフトをインストールするのも議長の許可を得て、携帯だとか以外でも、ノートパソコンだとか、あと自分の家のパソコンだとか、それを全部届け出して、許可をもらってインストールしていると思うんですけど、そういうものとインストールしたノートパソコンを持ち込んで、2台でやるとかというのは、ありなのかなというふうには思うんですけど。
 
○河村 委員長  御協議いただく前に、恐らく一定のノートパソコンの持ち込みについては、一つ議論になったのが、多分キー入力の音だと思います。これが問題になるんじゃなかったということがあったと、私は確か聞いたような記憶がありまして、つまるところ、ノートパソコンのキーの入力の音っていうのは、タブレット端末とは違うというところがあるのかなと思っております。
 
○前川 委員  委員長が今おっしゃったキー入力の話、私もいたしました。後にも先にも、私はこれしかないんですけど、今このタブレット端末にキーつけてやってらっしゃる方もいますよね。それはタオルを敷いたりとかなんかで、すごく配慮されていて、すごく小さくなったの見ているんですけど。これもあって、さらにパソコンも持ち込んでということ自体は、そんなに必要なのかなという感じで、それは個人の感覚の問題かもしれないですけれども、議場で人の質問をしっかり聞くとかいうことも大事なことであると思うので。基本的に私の感覚で、そんなに機材を持ち込まなくてもというふうには思っています。余計なことかもしれませんけれども。
 ですから、私は、会派では相談していませんが、パソコンまでは入れなくても、タブレット端末1台でやっていけるんではないかと思っています。
 
○保坂 委員  私も今、前川委員のおっしゃったのと全く同じです。そんなにノートパソコンまで必要なのかなと思うところと、キー入力の音で個人差がありますので、かなり音が出てしまう場合があると思うんですけど、そんなに必要なのかなというのは、もし人の質問を聞いていたり、やりとりを聞いて調べ物をしたいというのは出てくるかもしれませんが、基本的に調べるものは事前にやってくるべきだと思うし、どうしても調べたければ、別にタブレット端末でも調べられるというのがありますし、メモをとりたいということが多分あるんだろうと思います。私も自分でノートをとったのを、またパソコンで入力し直したりするのは手間だなと思うことも、実際にはあるんですけども、それについても、だけど、持ち込むほどのことなのかなと思っているところです。少なくとも、全く自由だよ、ではないかなと思います。必要だったら、こういうことでということで申請手続をとっていただくというあたりなのかなと思います。
 
○高野 委員  私、前川委員と保坂委員と同じ流れでありまして、提案者から説明がもうちょっとあるとよかったんですが、恐らく、今のタブレット端末の機能にないものとなると、入力してメモをとるというような意味合いなのかなと思うんですけど。メモ機能はついていますよね。メモ機能に入れて、メモをとって、音も出ませんよね、これであれば。また何かに使いたい場合は、メッセージであれば自分のところには送れますよね。それで足りるので、特段パソコンを、あえて今のタブレット端末機能の上に持ち込む必要性は余り感じない。
 だから、提案者にどういう思いなのかなというのは聞きたかったんですが、お越しになってないから仕方がないんですけど、ということであります。現状においては、タブレット端末があるんだから、これを最大限使っていく。研修をしながら。
 
○久坂 委員  私は皆さんと一緒で、現状で結構だと思います。
 
○森 委員  私も現状で事足りていますので、特段ノートパソコンの持ち込みは要らないと思います。
 
○西岡 副委員長  これは議員じゃないんですけど、キー入力の音が本会議場で物すごく気になったことがありまして、それは記者席から聞こえる入力の音だったので、取材の制限になってしまってはいけないので今まで言わなかったんですけど、非常にカチカチ、物すごい音が響いて気になったことがありました。
 
○河村 委員長  御議論いただいておりますけれども。多くが現状というところでございますので、いかがでしょうか。
 
○高橋 委員  飯野議員から聞いたわけではないんだけど、タブレット端末が2台あればそれでオーケーなのかなと思うんです。2台目のタブレット端末みたいにして使うのに、ないからノートパソコンをということであれば、そういう使用限定しているということであれば、私はいいのかなと。そういう趣旨で、先ほど。
 
○河村 委員長  キー入力はしないで、画面を見たりするのだったらいいということですか。
 
○高橋 委員  そういうふうなことであればいいのかなと、私も思いましたけれど。画面は二つになりますけれども、やっぱり見にくいので、2台使ってやっている方もいるじゃないですか。そういう同じような利用の方法であれば問題ないんじゃないかなと、私は思います。でも、皆さんが現状でということであれば、それは仕方ない。
 
○河村 委員長  御本人から、そこの意図がここの文面からでしか酌めないものですから、その上での御判断だと思いますけれども。
 現状のままとすることを確認してよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
    ───────────────────────────────────────
 
○河村 委員長  それでは、次に「会議システムを活用した報告事項のあり方について」、御協議いただきたいと思います。本件は、正・副議長提出の項目となりますので、便宜、事務局から、提案理由について説明をお願いしたいと思います。
 
○事務局  会議システムを利用した報告事項のあり方についてでございます。現在、常任委員会において、執行部側が報告している事項について、その報告内容を文書化し、会議システムに配信することで、委員会の報告として取り扱うこととするものです。また、配信した報告事項の中で、委員が常任委員会の場で取り上げたい事項があれば、委員から委員長に申し入れ、会議中に常任委員会の日程に追加することも可能とするというものです。
 これは、委員会運営においてもタブレット端末を活用してはいかがかというもので、通常、各定例会を待ってからの報告となるものを、できる限りリアルタイムに報告を受けられるといったメリットや、簡易の報告事項はタブレット端末で報告を受けることで、委員会において、議案審査や陳情の審査に時間を割くことができるというものです。
 ただし、報告事項が今後の施策、計画に係る案件で、執行部側の判断で委員会に報告すべき内容である場合は、今までどおり委員会の報告を受けることと考えてございます。
 
○河村 委員長  ただいま事務局のほうから御説明いただきました。こちら御協議、また御質疑あればお願いしたいと思います。
 
○高橋 委員  1から10まで全部報告を受けているわけではないと思うんですよね。やっている業務の中で1割もないかもしれないですね。本当に委員会に報告すべき基準を自分たちでつくって、それで報告をいただいているんじゃなかろうかなと。
 だから、それ以外の部分はどんどん配信していただいて、今まで以上に配信していただいて、その中では本当に必要なものがあれば委員会に取り上げるというのでいいと思いますけれども、何かこれまで委員会に報告していたものを、この報告で代替するというのは、今までのやり方としては違うんじゃないかなと思います。
 
○吉岡 委員  私も高橋委員と同意見で、いろんな報告は配信していただいて、議会の前にいろいろ言っていただくのは、それは大いにいいことで、こちらもそれが共通になるんです。でも、議会で報告といっても、非常に大事なことを報告していただいていると思いますので、そのあり方は今までどおりで、それはそういう判断。例えば、執行部側は報告しないといけないと思うことと、それから議会側として報告してもらいたいということは違うわけですけれど、今までそういったものは大事な、論議しなきゃ、幾ら報告事項でも、しなきゃいけないことは、ちゃんと。
 例えばの例ですけど、前は保育園の保育料なんかについては、条例とかそういうのじゃなかったから、報告事項なんですよね。だから、余り、そういう報告事項でもすごく大事なこともある。たまたまの例で、今言いましたけれど、ちゃんと今までどおりやってもらったほうがいいかなと。
 
○保坂 委員  今の御提案の内容の確認なんですけれども、この会議システムを活用した報告事項のあり方について、一点としては、現在、常任委員会において執行部が報告している事項について、その報告の内容を文書化し、会議システムに配信することで委員会報告として取り扱うこととするという、ここですよね。ここの意味というのは、今常任委員会で報告しているのは、報告のための資料は配信されていますけれども、報告の文面は配信されていないわけで、その文面を、要するに読み原稿を持っているわけですよね。その読み原稿に当たる報告も、資料だけじゃなく、一緒に配信してほしいという趣旨なんですか。
 
○河村 委員長  暫時休憩いたします。
               (11時14分休憩   11時15分再開)
 
○河村 委員長  再開いたします。
 
○保坂 委員  提案の内容について、今確認させていただきました。この提案の内容というのは、常任委員会で、執行部が報告している事項については、事前に資料と合わせて配信しておいて、目を通すことによって、報告とかすごく長いことがあるので、それを全部聞き取る時間が省略化されるという意味かなということは確認しました。
 それが、すごくいいのかというと、配信したから報告なしでいきなり審査ということもないと思いますし、ある程度のものが、本当だったら資料の中身がわかって、資料の説明は、もともと報告について説明を受けているわけですよね。今でも口頭において。
 なので、あとは傍聴している人とか、傍聴じゃなくてもインターネットなどで聞いていらっしゃる市民の方たちの立場からすれば、もう配信しているからいいでしょ、で報告事項を省くというのは、ちょっといかがなものかなと思う部分もあります。だから、長過ぎる報告というのはよくないと思いますけれども、配信しているから報告事項を省くという、報告は読み原稿をもっての報告ですけれども、全部省いてしまうのは審査の持ち方としてどうなのかなと思います。提案されたところも、ほかの委員の方の意見を聞きたいところです。
 
○高野 委員  まさしく今、保坂委員が言われた後段のところが大事で、確かに議案や陳情からすればそれで準じたものだろうと思うんですが、時間、効率的な視点で言えば、これは効率化は間違いなく図れると思うんですよね。
 つまり、審議したいところ、議論したい、質疑したいことがあるなら、委員のほうから発議しなさいよってことでしょう。これ、最後に書いてあるのは。これは議会の本質に係る問題だと思っていて、報告事項というのは誰に対して行うかと言ったら、議会に対して行うというのは、つまり市民に対して行うということでしょう。市民に対して行うんですね、報告事項というのは、行政が。それを配信にとどめるということは、議員は見られるでしょう。市民は見られないということになりますよね。議員から発しなければ。というあり方が、議会として本当に、これは議会の活性化の方向を向くのだろうか。市民から見えなくなりますよね。ということにもつながりかねないので、効率化を図りたいという視点から、わからなくもない面もあるんだけれども、保坂委員が言われたように、報告事項の読み原稿があるなら、それを送ってもらえるほうが効率的になるんじゃないですか。聞いた内容の確認の時間が省けるから。そうでしょう。口で言われたことの、長い場合はメモとったりするけど、確認するときもあるじゃないですか。むしろ、そういう意味ではそのときに配信してくれれば、読み原稿を。であれば、効率化が図れるんじゃないですか。というテーマならわかるんですけど、審査そのものを省くことになるのは、これは議会の本質として問題があると思うので、これは賛同できないということになります。
 
○前川 委員  先ほどから話が出ていますけど、報告事項を省くということは、時間的な問題でと言うけど、それは違うと私も思いまして、ただ、委員会の、この間の話の中で報告の部分が長ければ、そこは先に議案をという話があったように思います。ですから、報告は、協議会の形でも報告事項をまとめて、聞いてと言っていたと思います。それほど大事に思っているというふうに思っています。
 この後も、私の会派から提案するんですけれども、以前採択したもの、どうなったって、報告してちょうだいって要求するという項目を出していますので、そういう意味では、報告事項をないがしろにしているつもりは全くないと思いますので、私としてはそう思っております。ここはちょっと違うと思います。
 
○森 委員  私は報告事項を配信して、それを報告事項としておしまいというのは雑過ぎるかなと思います。ただ、報告の内容を事前に文書で起こしてもらえれば、報告を受ける時間も短縮できるので、そういう部分については賛同いたしますけれども、配信しておしまいというのは、賛同できないと思います。
 
○久坂 委員  皆さんがおっしゃっているとおりなんですけれども、そもそも、常任委員会で上げるべき報告事項と、あらかじめ委員会の開催前に上げちゃう報告事項の基準ですとか、いつまでに上げてもらうとか、検討すると、かなり詳細な基準がもしかして要るのかなというふうに思いまして、今のこの時点で結論を出すのは難しいかなと思いました。
 ただ、先ほど休憩中に言ったんですけれども、かなり、詳細かつ多様な範囲の報告事項でありながらも、口頭で済ませられる報告事項というのはありまして、それについては、読み原は要らないですけども、少なくとも要点くらいを資料としていただかないと、そもそも内容をもう一度伺うだけで、委員会の審査を加えるということもありますので、ちょっとそれについては、かなり、今皆さんから、それは紙で出してもらわないとみたいなふうに、何度となく指摘されることも結構ありましたので、それについては改めて行政のほうに要望をさせていただきたいと、私は思っております。
 
○西岡 副委員長  委員会で報告事項として受けるまでもないような、日常的に起こるさまざまなことというのはたくさんありまして。私は毎日のように市役所に来ているので、いろいろな話は聞けるんですけれども、それが、タブレット端末でこんなこと、例えば鯨がああいうふうに由比ヶ浜に上がりまして、環境部としてこういうふうにしたとか、一例ですけれども、そういうことというのは必要なんだと思うんですね。
 ですから、そういった形で委員会と原局との連絡のツールとして、そういうものがもう少し詳しい報告として使われるのであれば、ありかなと思うんですけれども、ただ、そのことによって委員会での報告事項が簡略化されるというようなことではないと。それは今までのとおりであって、プラスそういった報告のツールとして、これがもちろん使われるのであればありかなと思います。
 
○河村 委員長  今、皆様から御意見をお伺いすると、大きく三つあったのかなと思います。まず、一つは委員会で報告されるべきものというものは、これまでどおり行うべきだろうということ。もう一つは、さらに、委員会での審査を効率的かつ要点をまとめた資料があれば、全体が、委員会審査がうまくいくんじゃないかというような御意見があったのではないかと思います。それともう一つ、日常的な報告が、別にそういう形でどんどんおくってもらうのはいいのではないかという、その3点だったのではないかなと思います。
 これら、どうしましょうか。そういう形の三つの意見ということで、行政側にそういう形でお願いしたいということで持っていきますか。これは当委員会の意見ということで、その3点について、進めてよろしいですか。
 
○保坂 委員  二点目なんですけど、私は、一点目について最初発言したつもりなんですけれど、二点目でそういうふうな形で、長い報告がちゃんと文書化されて示されれば、それはとても実際の審査にもよく利用できていいなと思いますけれども、ただ、報告事項ってぎりぎりくらいまで練って報告しているような面もあって、だから、すごくきちきちの運用にしてしまうと、かえって硬直化しちゃうかなみたいな部分もあります。文書で配信したものしか当日読み上げられないとか、そういうものではないと思って、そのあたり、ちょっと弾力的なのと、あと、本当に直前になって報告とかに加わってくるような情報もあったりするので、その辺は現実的なところで押さえたいと思いますし、実際、この鎌倉市議会においては、委員会の開催前に必要な報告ということだと、担当の人が回ってきて、説明もありますよね。それもかなりの労力だけど、それは、とても必要なことだと思っているんですけれども。
 そのあたりが、硬直化してしまって、過重な負担にならないようにする配慮も必要なのかなと思います。プラスの方向はすくいあげるけれども、負担増になり過ぎるというあたりとか、硬直化しないようにというあたりの配慮も必要なのかなと思います。
 
○河村 委員長  できる限りとか、可能な範囲でとか、そういう言葉でしょうか。いかがですか。
 
○久坂 委員  保坂委員のおっしゃっていることは当然なんですけれど、要は報告事項に入っているものなのに、全て口頭で説明されるということについては、いいんですよ。だから、本当に要点だけとかで、前日変更になってもいいですから。あくまで要点だけ出してもらって、その審査の報告事項だけではなくて、中身が何となくわかるような、本当に二、三行の文章でもいいですから。そういったものさえ出していただいておけば、当日の審査に改めて根本から内容は何なのかと聞く手間も省けますよねというところですので、そういうところだけお願いをさせていただければと思っております。ということは、多分皆さんと一緒だと思うんですけれども。
 
○河村 委員長  じゃあ、手短に、可能な限りでよろしいですか。できるだけ資料を提出していただくと。
 
○大隅 議会事務局長  今、話題になっている2番目の部分については、サマリーみたいなものかなと思います。それは、委員会に提出させていただく資料という扱いでよろしいかどうか。読み原稿となると、話がなかなかタイトなのですが。
 
○河村 委員長  今局長のほうからもお話しありましたように、読み原稿ではなく、サマリー的なものでいいのかなと思っています。その方が硬直化しないと思うんです。読み原稿を出されたら逆にガチガチなのかなというところもありますから。
 先ほど申し上げたその3点、特に2点目については、可能な限りというニュアンスで。
 事務局、よろしいですかね。その三つ。事務局に読んでもらってもいいかもしれません。3点、念のため。
 
○事務局  1点目は、報告事項については現状どおり。2点目は可能な限り、できる限り要点の資料を提出するようにということと、3点目としては、日常的な情報提供をするということでよろしいでしょうか。
 
○河村 委員長  いかがですか。今、事務局に読んでいただきました3点。
 
○志田 委員  今ちょっと思ったんですけど、新たな資料をつくって報告事項をするというと、担当課は作業量がふえるわけですよね。それはクエスチョンかなと思うんですよね。議員側はそれを見て、ああと思うかもしれないですけど。それだったら読み原稿を入れておいてくれればいいんじゃないですか。
 
○河村 委員長  それは、読み原稿入れて、先ほどの委員会報告として取り扱うということですか。
 
○高野 委員  私のイメージは、志田委員も言ったんだけども、単純に事前にくれなくてもいいんです。委員会のそのときに、もちろん正式なのは議事録なんですから、お話になっていることが正式な報告ですよ。でも、どうせ用意されているんでしょう。皆読んでいるよね、間違いなく。それを流してくれればいいんじゃないのというだけの話なんですよ。負担にならないでしょう。だって持っているんだから。当日でいいんですよ。別に。聞いているだけだとね、5分、10分あるじゃないですか。市役所移転のことだとかで。そうすると、また、さっきなんて言いましたっけみたいな、そういう質疑ってあるじゃないですか。
 私、正直、この提起を全否定しないためにそういうことを言った。私は、意図して言ったんですよ。全否定しないために。せめて、そう書いてあるから。
 いずれにしても、負担のないようにと思います。要点であっても別に否定はしないけれども、要点であっても新たなものをつくるというと、これもどうかなって思ったりもしたものだから。
 
○河村 委員長  暫時休憩いたします。
               (11時31分休憩   11時45分再開)
 
○河村 委員長  再開いたします。
 先ほど、事務局から説明いただきました3項目、それを当委員会における答申文(案)として作成したいと思います。よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
    ───────────────────────────────────────
 
○河村 委員長  最後の項目になります。「報告事項の議会要求について」協議していただきたいと思います。こちら、提案会派の鎌倉みらいから、提案説明をお願いいたします。
 
○前川 委員  先ほどの項目でもちらっと申し上げたんですけども、既にやっていらっしゃる委員会もあると思います。総務常任委員会などはやってらっしゃるということもあるようですけれども、以前に採択した案件がどうなっているのか、議案どうなったのというようなことを委員会で報告をもらうということを活発にやっていけたらどうなのかということでございます。ですから、そういう意味での要求ということです。
 
○高橋 委員  今、御説明いただいた内容のほかに、例えば、議会で項目も何もなくて、新たに何か例えば、期限切れのワクチンを打っていたとか、ぱっと一般質問で出てきた場合に、担当委員会のほうに行って、日程に入っていませんから、改めて追加できちっと報告してくださいみたいなことは、かつてもずっとやってきているので。それは、制度としてはやれる制度になっているわけですから、そういう意識を持ってやるということじゃないかなと、やっているということを恐らく、確認すればいいことかなと思いますけれど。
 
○保坂 委員  現状でやっていると思います。
 
○河村 委員長  特にほかに御意見がなければ、より、そこの意識を持って臨んでいくということでよろしいでしょうか。
 では、確認します。「報告事項の議会要求について」は、よりそういった意識を持って行っていくということでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 時間の関係もございますので、本日結論が出た項目につきましては、正・副議長で整理いたしまして、次回の議会運営と検討を行うことを委員会の冒頭に答申文(案)を確認するということでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 次回、当委員会で協議いただく項目でございます。予定ですけども、「委員長報告の作成について」、「議会議案のあり方について?」、「議会議案のあり方について?」、「陳情に対する陳述を委員会開催時間内に行う」、「請願提出者の委員会中の発言について」、「請願・陳情の取り扱いについて」「委員会における陳情審査について」、について検討していきたいと考えております。これらの項目を検討するに当たり、他市等に事前に調査してもらいたい事項がございましたら、あらかじめお申しつけいただきたいと思いますけれども、ございますでしょうか。
 
○高橋 委員  陳述の時間内に行うということで、この根拠法令を確認した上で、今後の検討課題にするというふうになっているんですね。この辺は調べておいていただきたいなと思います。
 
○保坂 委員  今期に入ってからの請願の審査のときの、通常は請願の紹介議員が発言して、審査とかありましたけれども、ここ直近のものでは、請願提出者もあわせて発言という例があったと思いますので、請願の、今期に入ってからの口頭での意見陳述のデータと言うんでしょうか。誰が発言したかというのを請願ごとに示してほしいです。請願紹介議員が何人しゃべったとか、この時は請願者本人もしゃべったというのを、例として一覧表で。簡単なものでいいので。
 
○久坂 委員  過去にお出しいただいていると思うんですけれども、県内他市の請願と陳情の扱い。一覧をつくっていただいたかもしれないんですが、ある資料で大丈夫です。もしそれがあったらもう一回お出しください。お願いいたします。
 
○河村 委員長  以上、3点を用意するということでよろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
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○河村 委員長  日程第2「次回の議会運営会の開催について」を議題といたします。次回議会運営等の検討を行う日程でございますけれども、12月定例会最終日の当委員会で協議をするということでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 議会運営委員会を閉会いたします。
 以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成30年11月7日

             議会運営委員長

                 委 員