平成30年議会運営委員会
10月12日
○議事日程  
平成30年10月12日議会運営委員会

議会運営委員会会議録
〇日時
平成30年10月12日(金) 9時30分開会 11時44分閉会(会議時間 1時間02分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
河村委員長、西岡副委員長、志田、久坂、森、高野、高橋、前川、保坂、吉岡の各委員
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
大隅事務局長、木村次長兼議事調査課長、笛田議事調査課課長補佐、窪田議事調査担当担当係長、片桐担当書記
〇本日審査した案件
1 議会運営等の検討について
(1)議会運営等における協議事項について
2 次回の議会運営委員会の開催について
    ───────────────────────────────────────
 
○河村 委員長  これより議会運営委員会検討会を開会いたします。
 まず、委員会条例第24条第1項の規定により、会議録署名委員の指名を行います。保坂令子委員にお願いします。
 本日は、議会運営等の検討を行う議会運営委員会ですので、議長、副議長は出席していないことを報告いたします。
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○河村 委員長  日程第1「議会運営等の検討について」を議題といたします。
 議会運営等における協議事項について、8月17日の協議に引き続き、常任委員会の運営について協議していただきたいと思います。前回の協議は、提案会派の久坂委員から、2点ほど御提案がございまして、1点目の発言時間の1人当たりの持ち時間制度については、発言時間を設定するのは難しいといったような意見で一致していたのではないかなと認識しております。
 2点目の審査内容の量により、弾力的な委員会運営をしてはどうかといった御提案については、各委員から御意見をいただいている途中であり、本日は、そこから引き続き協議を行いたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 協議に入る前に、事務局から委員会の運営に係る現行の答申等について御説明していただきたいと思います。
 
○事務局  会議システムに配信してございます、常任委員会運営関連答申をごらんください。こちらの色がついている部分について、読み上げさせていただきます。
 「?常任委員会については各委員会を1日で終わらせることを基本とし、各委員が、効率的な委員会運営に協力するよう努めるものとする。委員会の終了時間は基本的には20時を目途としつつ、各委員会の判断により弾力的な運営を行うものとする。
 また、各委員会が当日中に終了しない可能性がある場合、後日に延会するか否かについて、17時ごろをめどに協議を行い決定することとする。」
 「?審査案件の量により、あらかじめ、1日で終了しないと判断される常任委員会については、当該委員会の正・副委員長が、会期初日の本会議の日程を協議する議会運営委員会においてその旨を提起し、協議することとする。」となってございます。
 御確認をお願いいたします。
 
○河村 委員長  御協議をお願いいたします。
 
○久坂 委員  前回の委員会で多分申し上げていたことを、まとめさせていただくと、平成26年の答申と異なる点につきましては、今、本会議並びに特別委員会につきましては、おおむね18時を終了ということをめどとして今運用している中で、常任委員会につきましても、18時をやはりめどとして運用するべきではないかというところをベースとして提案をさせていただいたと認識しております。
 その上で、各常任委員会もその時々によって、かなりボリュームが異なりますので、正・副議長、御提起のもと各委員会で決めていただくことなんですけれども、審議をその定例会中に終わらせなくていい項目については、閉会中に扱ってもいいのではないかということを提案させていただいておりまして、この平成26年の答申ですと、何とか、その会期中に終わらせるということで、ほかの委員会もずれるということを提起しているんですが、それではなくて、日程をずらさない形での提案を前回そういった言い方をさせていただきましたので、ちょっと違っていたら申しわけないんですが。それの提案をもとに皆様から意見をいただければと思っております。
 
○河村 委員長  いかがでしょうか。各会派の皆様からもそのあたりのことも含めて、少し御意見をいただいていたのではないかなと思います。改めて、ただいま久坂委員が少しまとめてくださいました。そのあたりを含めて、御協議いただけたらと思います。
 
○高橋 委員  確認ですけれども、会議規則の中で、18時というのが明記されているのは、本会議だけなんですか。
 
○事務局  会議規則第9条によりますと、会議時間は、午前9時30分から午後6時までとするということで、本会議を前提としております。
 
○高橋 委員  行革的な観点もありますし、基本的にはなるべく残業がつかないような形でやっていくというのが基本だろうとは私は思っておりまして、そういう意味からすると、18時でも残業がちょっとついてしまう部分があるんですけれども、極力残業はつかないような形で運営をして、1日で終わらなかったら2日にするという形のほうがいいんじゃないかなと私も思います。
 
○河村 委員長  では18時ということですね。そのあたりの時間については、おおむね皆様も大体、前回と同じような傾向だったのかなと思います。
 あわせて、その弾力的な運営、今、高橋委員がおっしゃられたように、2日にしていくとか、前回も少しあったんですけれども、議案と報告事項を分けてやっていくとか、そのあたりの運営のことも少し踏み込んで御意見をいただければと思っております。
 いかがでしょうか。
 
○保坂 委員  こちらに示されているのが、平成26年の2月の議会運営委員会の答申ですけれども、先ほど久坂委員が現状について述べられていたところなんですけれども、今、議会の中で努めるということでやっている状況を反映した答申に改めるという方向性は必要かなと思います。
 ですので、一つは、平成26年の答申には、20時をめどとしつつというところは20時ではなく、18時にするということですし、弾力的な運用ということでは、今、実際に努めています議案と報告を別にして、どうしてもその定例会中にやらなければいけないものじゃなければ、どうしても開会中にできなければ閉会後にというところも含めて、定例会の日程の余裕があれば、もう1日設けるということでもちろんいいと思うんですけれども、そうじゃなかった場合も含めて、定例会の会期自体が延びてしまうということではなく、ただ現状の努力でやっている、心がけてやっているところが反映できるような答申に組みかえたほうがいいのではないかと思います。
 
○河村 委員長  そういった意味での弾力的なということですね。ほかにいかがでしょうか。
 
○志田 委員  これは、個人的なことなんですけれども、18時までの委員会はいいと思います。あと、持ち時間を制限することは困難だということで18時までと言うと、形骸化しちゃうかなと思うので、発言する前に要旨を絞ってもらって、協力してもらうしかないのかなと思うんですけれども、それでも終わらなくて2日目とかになると、今の議員報酬ではできないと個人的には思いますけど。
 普通、民間だったら、仕事量が上がったら、公務員の皆さんでも残業代が出るわけで、私たちは限られたお金でやっているわけですから。それは議論してほしいなと。
 
○河村 委員長  運営の部分と議員のあり方ということも含めてということですけど。
 
○志田 委員  公務ですから、手を抜くというわけではないですけど、もちろん。
 
○河村 委員長  そうしましたら、18時までもいいけども、発言、皆さん弾力的にということで要旨を絞っていただくなど、努力をしていただきながら、それでも難しいということがあれば、議員の報酬のところに踏み込みたいというイメージですかね。
 ほかにいかがでしょうか。
 
○高野 委員  もう一回戻るようで申しわけないんですけれども、私の理解不足なんですが、今の18時までというのは、そうすると何が根拠でやられていたんですか。根拠がなくて、内々で努力しましょうという意味なんですか。これ見て、これが今生きているものなんだというのを初めて知ったんです。生きているから出したんですよね、平成26年の答申を。変わってなかったんだ、今まで。18時になっていなかったというのを初めて知ったんです。何を根拠にしているんですか、今の18時というのは。根拠はないんですか。18時。
 
○河村 委員長  暫時休憩いたします。
               (9時42分休憩   9時49分再開)
 
○河村 委員長  再開したいと思います。
 
○高野 委員  今休憩中に確認いただきましたけれども、皆さん、本来のルールをきちんと書いてから、私も総務常任委員会の委員長を前年務めさせていただきましたが、てっきり18時のものだと思ってやっていましたから、私少しやや踏み込んだ運営をしたこともあって、謝ったこともあったんですが、これを見ると、そんな必要はなかったということになるんです。ルールはきちんと変えてから運営するというのを一言。知らなかった私も落ち度なので、不十分さがあったんですが、そのことを一つ。
 その上で、何年間か18時をめどに運用をしているわけですから、それは尊重していきたいとは思います。その上で、今も休憩中の御議論にもありましたように、9月定例会の総務常任委員会もそうでしたけれども、問題が軽い、重いによって時間がかかる場合もあるんですね。かけざるを得ない場合もあるんですね、市民との関係で。何の問題を指しているかは大体おわかりだと思いますが。だから、その辺も踏まえて、例えば、報告事項については、今委員長も休憩中おっしゃったように、今、受けなきゃいけないものと、そんなに急がなくてもいいんじゃないかというものとあると思うんですね。継続的な課題のものと、今起きたことについて受けている場合と。その辺も含めて、正・副委員長の指導のもとに弾力的な形で行えるようにということも、新たにまたそれも含めてやったらいいんじゃないかなと思います。
 
○前川 委員  めどは18時ということにすればいいんじゃないかと思います。さっき、休憩中に申し上げましたけれども、弾力的というのはそういうことで、委員会の中で相談して、あと1時間であれば終わらせることができるということであれば、そういうことができるでしょうし、とにかく議案と陳情が主役ですから、それをしっかり終えていくということ。さっき時局の報告ということも、とてもそれ難しいなと思っていますけど、時局の報告で、それは何時間もやることでもないのかなと、逆に言うと、そこは慎重にしなきゃいけない。それを委員長、副委員長に託すのは気の毒かなと思いますけれども、ちゃんとした意見にならなくて申しわけないんですが、委員会の中でよく相談して、その時局の報告についてはされたほうがいいかなと、時間をとられるにしても、時間の制限をされてやるべきではないかなと思います。
 
○吉岡 委員  高野委員が言ったのが基本なんですけれども、委員会で基本は踏まえながら、そのときの状況を各委員の中で協議しながら今までも決めていると思いますので、市民の中で、そこはきちんとしなければいけないことの課題についてどう扱うか、それぞれ委員会の中での判断というのもあると思います。ただ、基本的なところを押さえながら運用していくということは別にいいので、そういった点では、それを踏まえながら運用していきたいと、いくべきだと思っております。
 
○森 委員  私も、18時めどで、状況は正・副委員長の判断で決めるということでよろしいかと思います。
 
○西岡 副委員長  私も、18時をめどにということについては、異論はございません。それとともに、審議を尽くすという観点から、やはり報告によっては、かなり時間を要するものもございますし、今回、観光厚生常任委員会の場合には、市民活動条例と共生条例がセットで出てまいりましたので、本来だったら、もっともっと時間が必要だったのかなと思いました。
 最近の総務常任委員会を見ていますと、本当に1日でできる案件ではないものが、どっと総務常任委員会の双肩にかかっているのが大変だなと、いつも思っています。その中で、この18時の運営を生かしながらやるということを考えたときには、どうしてもその審議を尽くすという観点から考えたときには、会期そのものについて、もう少し弾力的に私たちが考えていく必要があるんじゃないか。1日で審議をするのが当たり前、基本としているんですけれども、そこのところも、これ自体を考えないといけないのかなと、今は悩んでいるというところでございます。
 
○河村 委員長  皆様から、御意見頂戴しました。
 まず、時間については、18時めどというところで、ここは一致しているのかなと思っています。その弾力的に運営はどうやっていくのかという部分でございますけれども、基本的には、正・副の委員長の判断といいますか、指導のもとというところに、そこからつなげていかなければいけないのかなと思っていますけれども、今は会期だったりとか、一部でも報酬の問題も出たりですとか、どうやって扱っていくのかというのは協議を行ってということもあったものですから、そこを少し整理したいなと思っています。
 暫時休憩いたします。
               (9時56分休憩   10時19分再開)
 
○河村 委員長  再開いたします。
 ただいま休憩中にさまざま御協議をいただきました結果、?について、「20時を目途としつつ」を「18時」に、?を?につなげるのでとって、?以降は順次繰り上げる。その後の「当該委員会の正・副委員長が、議会運営委員会において、その旨を提起し」とする。「会期初日の本会議の日程を協議する」というところを削除するということでございます。これを確認したいと思います。
 暫時休憩いたします。
               (10時21分休憩   10時24分再開)
 
○河村 委員長  再開いたします。
 ただいま、休憩中に御協議いただいた内容につきまして、事務局から全文読んでいただいて、確認したいと思います。
 
○事務局  常任委員会については各委員会を1日で終わらせることを基本とし、各委員が、効率的な委員会運営に協力するよう努めるものとする。委員会の終了時間は基本的には18時をめどとしつつ、各委員会の判断により弾力的な運営を行うものとする。
 また、各委員会が当日中に終了しない可能性がある場合、後日に延会するか否かについて、17時ごろをめどに協議を行い決定することとする。審査案件の量により、あらかじめ、1日で終了しないと判断される常任委員会については、当該委員会の正・副委員長が、議長に申し入れるものとする。以下、?番、?番を繰り上げるということでよろしいか御確認をお願いいたします。
 
○河村 委員長  いかがでしょうか。
 
○保坂 委員  「あらかじめ」を消したほうがいいですかね。
 
○河村 委員長  「審査案件の量により」というところですね。
 
○保坂 委員  そうですね。
 
○高橋 委員  「あらかじめ」の前も削除でもよいのではないでしょうか。「1日で終了しないと判断される」でいいんじゃないですか。
 
○河村 委員長  「審査案件の量により、あらかじめ」まで削除とすることでよろしいですか。では、ただいま事務局に読み上げていただいた内容のほか、「審査案件の量により、あらかじめ」を削除したもので確認したいと思いますけれども、よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 次に、特別委員会における発言時間の制限について協議していただきたいと思います。こちら、提案会派の鎌倉みらいから提案説明をお願いしたいと思います。
 
○前川 委員  すごく単純な話なんですけれども、ちょこちょこいろんな話が出ていると思いますが、特別委員会・常任委員会での質疑の時間を単純に制限ができたらということで、そうすれば、先ほどから出ているような、それぞれの委員会の審議の時間が短縮されていくというか、そういうことです。
 具体的にどうかということは、申し上げにくいんですけれども、そういう考えで1回議論できたらというところなんですけれども。本当に、漠然として申しわけありません。
 
○河村 委員長  続けて提案会派の鎌倉のヴィジョンを考える会から提案説明をお願いします。
 
○久坂 委員  今の常任委員会のところでも話が出たんですけれども、本来決算等審査特別委員会と予算等審査特別委員会については、審議日程はもともと1日ずつ少なかったんです。ですけれども、皆さんがかなり発言されるということと、あと、審議時間を長くとりたいということで、1日ずつ、今審議時間が延びたという経緯がまずございます。それがスタートです。そういった中で、この特別委員会についても、前までは、本当に夜20時とか21時までやっていたんですが、皆さんの御協力によって何とか18時までに終わっておりまして、今回の決算特別委員会も何とか18時に終了しているというのは、私も承知をしているんですが、各会派によりましても、もちろんなんですが、発言時間に偏りがございます。御協力してくださる会派がいらっしゃる中で、何とか18時までに終了しているというのが、私は実情だと思っております。この特別委員会につきましては常任委員会と違いまして、常任委員会については、議案とか報告事項がある中で、それについて一つずつ質問したりするんですけれども、特別委員会については、行政から項目について説明があった中で、各会派がそれぞれ質問をしていくという、常任委員会と特別委員会では違うという中で、各会派がきちんと自分の持ち時間の中で、その質問を整理すると考えれば、各会派の持ち時間という考え方をもって、私は、運用できるのではないかと思って提案をさせていただきました。
 今、10人で、委員長がいなくて9人なんですけれども、例えば、一人1時間ずつやっても、丸9時間かかる計算でございます。6時までは、それでも終わらないかなという中で、本当に全然質問されない委員もいらっしゃるんですね。というところで、発言時間の偏りを是正するとか、そういったこともあって今回提案をさせていただきました。
 
○河村 委員長  ちょうどこの間、決算等審査特別委員会もやったこともございます。ここで協議に入っていただきたいと思いますけれども、その前に事務局から資料の説明をお願いします。
 
○事務局  会議システムに、常任委員会及び特別委員会における委員の質疑時間の時間制限の他市の状況を配信させていただいてございます。そちらをごらんください。
 特別委員会における委員の質疑時間について、時間・回数の取り決めを設けていないのは9市。予算、決算を審査する委員会において取り決めがあるのは5市。その他常任委員会も含めて取り決めがあるのが横須賀市、平塚市、厚木市、綾瀬市となっております。
 
○河村 委員長  それではそれを踏まえて、御協議をお願いしたいと思います。
 
○高橋 委員  決算審査特別委員会が終わったばかりなので、そのことを前提に話をしたいんですけれども、部局によって質問が集中する部局と、案件から抱えている部局があったり、そういうのが二つ、三つつながっちゃうと、どうしても時間がかかってしまうところですね。1日、1日というけれども、トータルの中である程度時間を意識してやっていくのがいいのかなと。結果的に最後は、時間、日にちもきちんと間に合うように、1日予定した日程が終わらないで、延び延びでいっていましたけれども、最後は何とか帳尻を合わせて、みんなで努力してやったので、そういうことが可能だったならば、それが一番好ましい形なのかなと。本当にその日によって全然内容が違ってきちゃうので、1日で一人45分とか、1時間とかとやっちゃうと、無理がいっちゃうんじゃないかなと思います。
 
○河村 委員長  一人のトータルということではなくてということですか。トータルの中でというのは、全員のトータルということですか。
 
○高橋 委員  だから、5日間だったら、5日間で何分というんだったならば消費できるんじゃないかと思います。だから、その場合、中の日程は多少ずれたりするけれども、最後は合うというような形になると思います。
 
○河村 委員長  基本的には、イメージとしては一人が持ち時間を持っているような感じですか。それを5日間の中でどうやって消化していくかというイメージですかね。
 
○高橋 委員  だから1日ではなくてトータルという形だったならば、可能だとは思います。
 
○河村 委員長  ほかにございますか。
 
○保坂 委員  今の特別委員会、予算等審査特別委員会と決算等審査特別委員会ですけれども、全日程の審査予定というのが示されていて、それぞれの日において、ここまでやりましょうと。そして18時までということで、委員長が調整して仕切ってくれているわけですよね。それで、それぞれの委員も協力というか、それに向けて全体の中で見ていってということがされていると私は思っています。実際には18時過ぎてしまうような事態になるかもしれませんけれども、また、今回も積み残しを翌日というのもありました。でも、審査日程の予定というのが示されている中で、その場で、参加している委員が考えながらやっていて、それを委員長が全体でまとめてくれているというやり方で、基本はこれでいきたいと思うところなんです。それで、それぞれのまとまりで、この間も参加している委員の中で、いろいろ言いたいことはあるけど15分で終わらせたいと思っていても、実は15分過ぎていたりとか。私も本当は15分で終わらせようと思っていても、場合によっては30分になったりとか、福祉とか、あるテーマによっては、どうしても延びてしまうところがあるんですよね。それは仕方がないと思うところで全体で調整していって、どうしてもその日で予定したのが終わらなかったら、翌日に、でも最終的に最後のところで調整ができればいいとは思うんです。
 ただ、前期のときに、すごく特定のテーマで、これを今回の特別委員会ではやるんだという委員の方がいて、例えば、言ってしまえば社会福祉協議会の問題だったり、観光協会の問題だったりとか、本当だったら一般質問とかで全部時間をとってやればいいのを委員会に持ってきてやっていたというケースも過去にはあったと思います。それは、その場で委員長がやめなさいとは言えないと思うんですね。制限をかけるかというところがすごく難しいんですけれども、例えば、1時間とかだと、さっき言ったように、もし四つぐらいの分野でやっていくと15分しかなくて、そうすると1日の制限を超えてしまうということはある。1時間半ならいいのかというと、1時間半でも厳しいというところがあって、もしどうしても制限をかけたいんだったら、今のやり方を全体的に調整しようというので、今のやり方を見直そうというのではなくて、前期でのそういう特別な事例がまた再び起きないようにということで、例えば、最長で2時間はないでしょうみたいな、それぐらいの幅なのかなと思うところです。
 でも、基本的には現在のところでやっていって、お互いに調整しながらやっていくというのがいいと思います。どうしても制限というんだったら、1時間はまずあり得ない。1日1時間というのだと足りない。十分な本当に質がというんでしょうか、審査ができないと思います。危機管理的だったら2時間かなというところです。一人2時間じゃない。特別な人がいた場合のことを考えて、もう2時間最長はあり得ませんよという、危機管理的な制限を設けるんだったら、それはあるけれども、基本は現状のやり方でいいのではないかという意見です。
 
○河村 委員長  現状でということをベースにですけれども、先ほど高橋委員がおっしゃられたように、トータルでそれになっていれば割り振りはできるわけですよね。1日1時間とか2時間とかいうところの。
 
○保坂 委員  それと、本当にタイムキーパーが必要になっていくと思うんですね。そのタイムキープをすることに労力を使うかなというのがあります。
 
○久坂 委員  今、保坂委員が前期とまでおっしゃったんですが、別に前期は特別なケースじゃないんですよ。明らかに一人1時間では1日足りないとおっしゃって、だから、私さっき言いましたけど、9人の委員がいる中で、一人1時間発言したら、御自分の発言だけで、答弁なしで。それだけで18時過ぎる中で、それをある程度、5日間で幅を持ってというのもいいんですけれども、それでも譲って発言をかなり控えていらっしゃる委員が結構多分でこぼこが私あると思っているんですね。そういう委員がいらっしゃらないと、18時までに終わらないですよ。そういった意味もあって、私は提案させていただいているんです。皆さんが皆さん、きょうは1時間で足りないよ、1時間半とか2時間でいこうといくと、前期とか特別なケースではなくて、あくまで9人が全員どういうふうに発言時間を考えたらきちんと終わるかということを、そういうことを提示させていただいておりまして、それは私、否定はできない事実じゃないかなと思っているんですよ。明らかに、全然発言を控えていらっしゃる委員がいるからこそ、この18時に終わって何とか日程も繰り延べして終わっているんだけれども、その委員が行くんだと言った場合に、本当にこのやり方で終わってくるかと言ったら、私は終わらないと思うんですね。
 そういったことをベースで発言させていただいているので、今、皆さんの意見を一部だけ伺った中では、一日一日が難しいんでしたら、トータル的な中で持ち時間というのを、せっかく会派で参加していますから、それを考えて私はいいのかなと思っております。
 
○保坂 委員  私の今の発言は、1時間でいいんだとか、1時間を超えちゃったらそれは仕方がないんだというのではなく、実際にある分野によっては、すごく質問をする人がいても、でも、それぞれで考えているでしょうと、考えて全体で調整してやっていると思いますよという意味で、常に特定の人たちが控えているという、むしろ控えないで、どうぞ皆さん、みんなで言いましょうよというのを、控えなくていいでしょう。もし自分の時間が多いと思っている人は、その分控えればいいんだし、それでやっていきましょうよということです。別に控えていただかくなくてもいいと思います。
 
○前川 委員  今の保坂委員のおっしゃるとおりなんですけど、それができてないんじゃないのという話が、久坂委員の話で、私もそうだと思ってはいます。サイレントな方と、サイレントじゃない方というのは如実に出てきて、うちの会派もそれ危ないんですけれども、とても危なかったんですけれども、途中で注意をしたんですが。
 そういうこともありますから、でも、そのとき、そのときで人はいろいろありまして、それから、二人出ているところと一人で出るところの差もあると思うんですね。だから、二人出ているところの質問の調整というのも、もしかしたらあるのかなと思いますし、だから、そういうところで考えていけて、確かに控えて何とか18時に終わっているというところはあると思いますので、時間を制限するという、それぞれが時間を意識しているということがとにかく大事なので、それが制限になるんだったら、1回、制限でやってみるしかないのかなと思っています。だから、あなたの持ち時間は1時間ですよ。というところで、1時間意識して決算審査特別委員会に出てくださいというところでやれるのであればやって、また怒られちゃうかもしれませんけど、お試しでやっていかないと、これ訓練ですから、すぐに決めたからといってどうというのではなくて、訓練で、お試し期間というのは必要だと思いますけれども、今度予算もありますから、そういうことでやってみようということでどうなんですか。まとめていませんけど、そういうことだと思います。持ち時間を持って、お試しでやってみればいいと思います。ただ、必ずしもその項目で質問もない人もいるでしょうから、そこのところが何とも言えないところではありますけれども。
 
○高橋 委員  保坂委員が言ってくださっていることというのは、イレギュラーなことはあるからリスクマネジメントしたほうがいいですよという内容だと思うんです。基本的には、今やっているような状況ができればいい。好ましいですねと。だけど、そうじゃないときもあるんだと思います。それをどういうふうにするかという議論だと思うんですよ。久坂委員は、2時間ぐらいは最長でもいいんじゃないかという意見で、だけど、リスクマネジメントはしなきゃいけないという意識は共有できているかなと思っていまして、質疑して、やりとりしている間はまだいいんです。とまっちゃうときがあるんですよ。そういうこともリスクマネジメントとしては考えていかなきゃいけない部分もあって、その場でまた資料を要求したりとか、資料は事前に要求してくださいと言っているのに、その場で要求して、それを出させるというのもあったし、私もやったこともあるし、そういうある程度はリスクも考えた上で、全体の日程がちゃんとおさまるように。今、一般質問も自分の質問時間の中で資料要求をしてくださいということになったじゃないですか。そういうこともある程度加味していかなきゃいけないかなと。全体として日程は延ばさないということを前提にやるということでやらないと。
 あともう一つは、閉会中に文書質問ができますよという、これもまた、そういうことに対応するためにやっていることもあるわけですから、途中までしかできなかったならば、残りについては、緊急性があると思えば、文書質問で閉会中にまたさらに質問していただくことにする。以前から比べると、随分、質問の機会というのは拡大できていますから、必ずしもその場、そのときに全部詰めてやらなければいけないという状況ではなくなってきていると思います。
 総合的に考えて、終わりはきちんと守ってみんなでやろうねということでやれればいいと思いますけれども。
 
○河村 委員長  今、リスクマネジメントというキーワードがあったと思うんですけれども、ただ現状のままでやっていって、それが本当にマネジメントできるのかというところがポイントになってくると思うんですよね。だから、先ほど出てきたような持ち時間ということが出てくるんだと私は思っておりますけれども。ほかに、いかがですか。
 
○高野 委員  私も、今年度予算等審査特別委員会に出させていただきましたけれども、久坂委員が言われていることも一つの合理性はあると思います。だから、一言で言えば、良識を持って、みんなそれぞれの強弱を含めて、強弱ありますよね、ここは勝負してやるものと、ある程度でいいものと、そういうのを働かせて調整ができれば一番いいんでしょうけれども、それが難しいという判断なんでしょうか。私は、前期は本当に異常だと思ったんですけど、申しわけないけど、厳しい言い方で。異常だと思いますが、今期は、私は、そういう状況は予算等審査特別委員会と決算等審査特別委員会を見る限りはないと思いますので、自分さえよければいいというか、言い方は悪いけど、そういうのはないと思うんですよ。合議制の機関ですから、自分の権利もあるし、ほかの委員の権利もあるわけだから、お互い尊重し合ってやるということでできれば一番いいと思うんです。それが客観的に困難であるということになれば、横浜市、川崎市みたいに、ああいう議員数になれば客観的に困難だから、そもそも導入しているわけですよね、時間制を。というところまで行き着いちゃうんですか、今の鎌倉市議会が。という点では、もうちょっと努力していいんじゃないかなというのが、私の意見であります。
 
○河村 委員長  現状ということですね。ほかにいかがですか。
 
○森 委員  会議のお尻の時間が決まっている以上、1人当たりの発言の持ち時間というものも制限していくべきなのではないかと思います。会派とかそれによって、持ち時間を与えて、その範囲内で議論することで、より質の高い議論ができるのではないかと考えております。
 
○志田 委員  私も結論は一緒です。
 
○吉岡 委員  私も高野委員とか、いろいろ皆さんおっしゃったとおりで、今度委員長をやらせていただきましたけど、皆さんそれぞれの立場での御発言をされて、やはり18時までに終わろうということで努力されてきたなと。それは、私たちは市民の負託を受けて議論しているわけですから、その立場で、でも時間は一応18時までやろうよということで、15分ちょっとぐらい前になったら、どうしますかと協議をしながらやってきましたけど、皆さん一生懸命努力されていると私は思いますので、そこは、今の状況を踏まえてやっていくことが一番いいのかなと思っています。
 
○河村 委員長  現状ですね。ほかにいかがですか。
 
○西岡 副委員長  私も現状でやることが望ましいのではないかと思います。運営上、今、働き方改革で議会も行政側も、今回聞いていて、かなりしどろもどろであったり、長い答弁だったんですね。だから、議員側だけではなくて、この時間短縮という部分ではお互いに、私もそうなんですけれども、自分の答弁について、もう少し明瞭に答弁をしていただくように要請することも必要だと思います。
 それとあと、委員の質問が長くなって、例えば、横浜市の場合だったら190分とかなり長いんですけれども、秦野市の場合は一人が30分以上質疑をする場合には、委員長から質問をまとめるようにという発言があるということでございますので、議会運営上、皆さんが協力をするということ前提にしながら、委員長の裁量によって、そこは諮るということも必要なんじゃないかなと。基本は現状でよろしいと思います。
 
○前川 委員  であるならば、今副委員長おっしゃいましたけれども、今、直近であったのが決算等審査特別委員会だから、決算等審査特別委員会の話ばかりですけれども、常任委員会を考えると、質疑と意見をしっかり区分して話をしていくということを、もう少し全体的に訓練をしていったらどうなのかなということはあります。ですから、それでも大分変わってくるんじゃないか。変わるというのはみんなの話ですよ。本当に訓練していかなければいけないことが幾つかあって、そうすると議会運営全てにおいて変わってくると思いますので、その素地ができてくれば違ってくると思いますので、決算等審査特別委員会の話ばかりですけど、ぜひ常任委員会についても、質疑と意見を区分して、しっかりとそういう区分を頭の中に入れて、委員会に臨むと変わってくる。時間的なものも変わってくるというふうに思っています。
 
○河村 委員長  完全に意見が分かれました。現状でいくのか、それとも持ち時間にするのかということになったと思います。今、二つ意見が出ておりますけれども。持ち時間でやるとした場合も、1日ではなくてトータルで、5日間の審議の時間をそれぞれ割り振ってという意味合いだったのかなと、私は捉えておりますけれども、相違があったら御指摘いただきたいと思います。その二つの意見を踏まえて、どっちへいくべきか判断していきたいと思いますけれども。全く分かれています。
 暫時休憩いたします。
               (10時54分休憩   11時18分再開)
 
○河村 委員長  再開いたします。
 ただいま、休憩中にさまざま御議論いただきましたけれども、今回の議論につきましては、2月の予算等審査特別委員会のときに試金石的に行っていこうということの結論に至りました。
 その中で、ポイントといたしましては、まず、質問と意見を明確に分けて議員は質問を行う。30分を過ぎた時点で、委員長から、適宜まとめるよう促しを入れてもらうと。また、答弁については、簡潔明瞭に理事者が行うことを申し入れる。それと、質問時間はそれぞれが意識をして行っていく。質問時間をそれぞれの委員の時間をオフィシャルとして記録を行う。以上でございます。よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 
○事務局  今、御確認されていましたところに関しまして、一時的な答申としてまとめられるのか、それともどうされるのか、御協議いただければと思います。
 
○河村 委員長  一時的でよろしいですね。
                  (「はい」の声あり)
 一時的なものとして確認したいと思います。
 それを行った上で、改めてこの当委員会において協議を行い、明確なものとしたいということでいきたいと思いますけれども。よろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 
○高橋 委員  一時的なものの扱いって、どうなっちゃうんですか。
 
○河村 委員長  だから、実際に次やってみるということでございますね。それを踏まえて、今、ここで意識を共有したものを踏まえて、やってみる。それで改めて協議を行い、そこで固める。
 
○事務局  こちらは、いただいた内容で一度答申を出すということでよろしいか、御確認をお願いいたします。
 
○河村 委員長  よろしいですか。
 
○高野 委員  また、時間制限についてというのは、先延ばしにするという意味なんですか。そこがわからないんです。今のでまとめるというのなら何も異論はないんですけれども、何かそれをやって、またこのことを議論するというのは、私は違和感があるということです。だから今の点で、妥協と言ったら悪いけど、まとまったんだから、それで今期やってみるということだったら、それでいいんじゃないでしょうか。
 
○河村 委員長  先ほど1回やってみたらどうかということだったものですから、それを踏まえた上でやったほうがいいのかなということで、今そういう……。
 
○久坂 委員  時間制限というか、目標時間の設定につきましては、結局意見が分かれたんです。ですけれども、一人の審議の中でのトータル時間をこの中で明確にしました。また一人30分議論をしたら、委員長から促しをしてみましょうという運営をする中で、ここでは、目標時間については分かれましたけど、それを設定するかどうかについても一人一人の時間のログをとってから、私たちは改めてもう一度提起するべきじゃないかと思ったので、この場については、そこでは結論を出さないということなので、一時的な答申とそういった表現があったんですよ。意見が分かれているのは、もちろん重々承知していますけれども、もしかしたら多数だったかもしれないですが、それは多数にすべきではないという御意見がありましたから、そこは今の時点ではお譲りをしまして、皆さんがそういうような意見を、運営の手法を持った中で、予算審査特別委員会をやってみよう、それからもう一回コンクリートしようというところですので、そこを御理解いただけたらありがたいと思っているんですけれども。
 
○保坂 委員  2月定例会でやってみるというのが、それは、どちらかというと2月定例会で時間をはかって、それをもとに制限ができるとしたら、どれぐらいかという話よりは、もっと大事なのは、自覚を持って参加する。先ほど言ったような幾つかの点について配慮してやるとどう変わるかというのを確認しましょうという意味だと理解しています。2月定例会ではかったタイムを、これを最新のオフィシャルなものとしてもう一回考えましょうというよりは、そういう意味ではないと考えました。
 
○前川 委員  ちょうど特別委員会もあるから、両方あるからいいじゃないかと思います。
 
○吉岡 委員  基本的には、みんなでいろいろ御意見がおありで、制限をするべきだということで提案された会派の方も含めて、こういう方向でやってみようという理解なのかなと思ったんですけれども。今、一応やるということが基本で、もう一度論議するということではなくて、実際2月定例会でやってみた段階でどうなのか確認するというような趣旨なんでしょうか。そこら辺もう一度、今せっかくいろいろやったのを、また改めてやり直すということなんでしょうか。
 
○前川 委員  さっき申し上げたのは、結果を見て、もう一回議論をしたほうがいいですねと言いましたけれども、そういうつもりでおりますので、確認しながら議論も必要になってくると思っています。まず、そういう期間も必要なんじゃないかなと思いますので、2月定例会が終わったら、議論を含め確認をしていきたいと思っている。そこが今の折衷案かなというところで。委員長、そういうふうに理解していただいていると思いますけど。
 
○河村 委員長  そういう形で申し上げたと思うんですけれども、固めるべきだということがあれば、もう少しここで時間をとって議論していく必要もあるかと思います。その上で、御協議いただきたいと思いますけれども。
 
○志田 委員  運用面で、2月にやってみて、そんなに逸脱してないというのであれば、このままでいいよねというものが、また、この議会運営委員会で確認されると思うので、ひとまずそれでいいと思います。
 
○吉岡 委員  わかりましたというか、今の運営状況がわかりました。
 
○河村 委員長  先ほど確認したとおりでよろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 では、確認いたしました。
 暫時休憩いたします。
               (11時27分休憩   11時37分再開)
 
○河村 委員長  再開いたします。
 ただいま休憩中いろいろ御議論いただきましたけれども、本日、結論が出た項目については、その内容を正・副委員長で整理し、次回の議会運営等検討を行う当委員会の冒頭に答申文案を確認したいと思います。よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 それでは、次回、当委員会で協議していただく項目につきましては、「議員間討議の拡大について」「Wi−Fi環境の整備について」「タブレット端末の活用について」「タブレット端末の有効活用について」「ノートパソコンの持ち込みについて」について検討していきたいと考えております。
 暫時休憩いたします。
               (11時38分休憩   11時43分再開)
 
○河村 委員長  再開いたします。
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○河村 委員長  日程第2「次回の議会運営委員会の開催について」を議題といたします。
 御協議いただきました結果、11月7日、午前9時30分としたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 これで議会運営委員会を閉会いたします。
 以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成30年10月12日

             議会運営委員長

                 委 員