平成30年総務常任委員会
9月11日
○議事日程  
平成30年 9月11日総務常任委員会

総務常任委員会会議録
〇日時
平成30年9月11日(火) 15時05分開会 15時40分閉会(会議時間 0時間17分)
〇場所
議会全員協議会室
〇出席委員
保坂委員長、長嶋副委員長、くりはら、飯野、高野、山田、伊藤の各委員
〇理事者側出席者
松永総務部長、渡邊(好)総務部次長兼総務課担当課長兼選挙管理委員会事務局長兼選挙管理委員会事務局次長、持田総務部次長兼財政課長
〇議会事務局出席者
大隅局長、笛田議事調査課課長補佐兼議事調査担当担当係長、菊地担当書記
〇本日審査した案件
1 議案第51号平成30年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)
〇 議案第51号平成30年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)
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○保坂 委員長  ただいまから総務常任委員会を開会します。
 まず初めに、委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。高野洋一委員にお願いをいたします。
 本日の審査日程は、会議システムに配信しているとおりです。確認してよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
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○保坂 委員長  日程第1「議案第51号平成30年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)」を議題といたします。原局から説明をお願いします。
 
○持田 総務部次長  日程第1議案第51号平成30年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)について、その内容を説明いたします。
 議案集その2の5ページをごらんください。
 第1条歳入歳出予算の補正につきましては、「平成30年度鎌倉市補正予算に関する説明書」に基づき歳出から説明いたします。
 説明書の8ページをごらんください。
 第10款総務費、第20項選挙費、第50目市条例直接請求事務費は741万7000円の増額で、市条例直接請求事務は、市条例直接請求事務に係る職員手当、委託料など、諸経費の追加をしようとするものです。
 次に、歳入について説明いたします。
 戻りまして、補正予算に関する説明書は、6ページをごらんください。
 第80款第5項第5目繰越金は741万7000円の増額で、前年度からの繰越金の追加をしようとするものです。
 以上、歳入歳出それぞれ741万7000円を増額し、補正後の総額は600億9243万5000円となります。
 以上で説明を終わります。
 
○保坂 委員長  ただいまの説明に御質疑はございますか。
 
○高野 委員  端的に聞きますけど、最終本会議では間に合わないということで、今このような審査を行っている次第でありますが、その理由をもう1回。私、議会運営委員会で多少聞いているんですが、明確にしていただきたいと思います。初めてのことですから。
 
○渡邊[好] 選挙管理委員会事務局長  今回急いで議決をお願いする理由でございますが、署名審査に用いるコンピュータシステムを利用するに当たり、システム構築等に20日程度の時間を要します。9月28日の審議後の契約では、10月5日から始まる署名の審査に間に合わないということもございまして、無理を申し上げているところでございます。
 
○高野 委員  今、署名審査は10月5日からと言われましたかね。5日からどういう流れになるのか、予算執行との関係で教えてください。
 
○渡邊[好] 選挙管理委員会事務局長  10月5日というのは想定でございまして、もう少し早く署名簿を提出するということも想定できます。5日に仮にいただいたといたしまして、署名簿そのものの審査、それから署名簿に書かれている署名の審査というような形で審査を行います。最終的に、私ども事務局のやった審査の結果につきまして、委員会でお諮りをしまして、了解をいただけるということになりましたら、中を端折りますけれども、最終的には、その署名を有効、無効という形で署名を差し上げて、請求代表者にお返しをするという手続になります。
 
○高野 委員  そのことと、システムの構築というのは、どういう関係なんですか。
 
○渡邊[好] 選挙管理委員会事務局長  署名簿の審査につきましては、選挙人名簿の照合等が必要になります。今回、私どもが導入いたしますシステムは、既に導入済みの鎌倉市の投票管理システムのサブシステムといたしまして、署名審査の機能がございます。これを利用してやらせていただくという形になります。
 具体的には、各署名が選挙人名簿に登載されているか否か。それから、登載されているとすると、署名簿の整理番号というのがございますので、署名簿の整理番号というものをシステムに入力しまして、最終的に選挙人名簿として紙を出力した際に、それらの情報が選挙人名簿に載ってくるという形になります。
 あとは、私ども、1回、2回、3回とチェックを行います。そのときに、入力したリストを打ち出すことによって、リストと署名簿の対照をして、正しいか間違っているかというような判断をする。
 最後に、有効、無効のリストというものがございます。私ども、審査が終わりますと、審査録というのをつくっていくわけなんですけれども、その審査録の際に、無効の事由、様々な事由がございます。例えば印鑑がないですとか、そういう事由ごとにリストを作成いたしまして、審査録につけて、委員会にお諮りをするわけなんですけれども、そういう無効事由別のリストというものをシステムから出力できるようになってございます。
 その他、いろいろ機能がございまして、私どもとしましては、平成10年に署名事務を行いまして、その後20年間やってございません。私ども職員の中にも、一人として経験者がございませんので、どうしても、署名は間違いが認められないものでございますので、確実で円滑に事務を進めるために、システムを導入したというところでございます。
 
○高野 委員  そのことと、この委託料はどういう関係がありますか。
 
○渡邊[好] 選挙管理委員会事務局長  委託料は、署名システムそのものは、ライセンスを購入するという形で手に入れるわけなんですけれども、それだけではなくて、サーバーの構築ですとか、あとは検証といった作業が必要になりますので、SEの経費として委託料がかかります。
 また、署名システムで用いる選挙人名簿のデータというのは、住民基本台帳のシステムのサブシステムでございます、選挙人名簿のシステムがございます。こちらのシステムを稼働させることによって名簿の出力をいたしますので、そちらのSEの経費等もかかってくるという形になります。これらが委託料の内容でございます。
 
○高野 委員  あと、職員手当ですが、これはどういう体制で行うことによって、こういう経費になるのか、教えてください。
 
○渡邊[好] 選挙管理委員会事務局長  職員手当につきましては、事務局の職員、それから私どもだけでは何通、何筆来るかというところにもよるんですけれども、一応請求者の方は2万ぐらいを目標にされているというお話を聞いてございますので、この署名が集められたときに対応できるように、応援の職員を26名お願いする予定でございます。あとは、コピー等の事務を行っていただくためのアルバイトなども考えてございます。
 
○高野 委員  私からは最後になりますが、素朴なことですけど、歳入のほうで、繰越金から持ってきていますが、これはどういうことでしょうか。教えてください。
 
○持田 総務部次長  平成29年度の決算を迎えまして、大体繰り越しの額が見えてきていますので、9月以降の補正につきましては、繰越金を使うような形で予定しております。
 
○山田 委員  高野委員が御質疑された部分以外のところになりますけれども、この業務をするための期間としては、どれぐらいなのでしょうか。10月5日とすれば、検証するのに20日以内にしなさいとかという話ですとか、その後にまた委員会を開いてチェックしなければいけないとかいうことになると、延べ人数26名、それに対する職員手当等があるんですけれども、その後、どれぐらいの作業でこの事務は完了するのか。そこのところを教えていただけますか。
 
○渡邊[好] 選挙管理委員会事務局長  10月5日に署名簿を受領いたしますと、その20日後には署名簿の処理を完了させなければいけないと。20日というのは、法定期間になります。この中で委員会の開催をして、私どもが審査した内容をお認めいただけるかどうかというところをお諮りするというのも含まれます。
 
○山田 委員  そうすると、その法定である20日間の業務のための予算ということでよろしいですね。
 
○渡邊[好] 選挙管理委員会事務局長  さようでございます。
 
○山田 委員  そうしたら、その後どうなるかはわかりませんけれども、その後に予定されているさまざまな、今度、直接の投票行為とかあるじゃないですか。そういったものはどこでどの段階でというのは、仮定をして、今から何かしようというわけではないんですけども、想定されることとしては、その後どんな事務が続いていくのかということについて、ありますでしょうか。これは仮定の話です。あくまで仮定の話として教えてください。
 
○渡邊[好] 選挙管理委員会事務局長  あくまでも仮定ということで、御説明を申し上げます。10月25日に審査終了いたしますと、それから7日間、縦覧期間がございます。縦覧期間の中で、異議申し立てが行われなかった場合を想定させていただきますと、請求者には11月初旬に有効、無効の証明を行った署名簿をお返しする形になります。その署名簿をお返ししてから5日間の間で、本請求といいまして、条例をつくってくださいという本請求を市長宛てに行うようになります。そこから20日間の間で、臨時会、市長が議会を招集する形になります。
 その後、御議論いただいてという形になるんですけれども、条例案を拝見しますと、条例施行後70日以内に住民投票を行うとなっておりますので、条例案どおりということになれば、そういうスケジュールになるのかなと思っております。
 
○山田 委員  申しわけございません。その後の話なので、これは直接予算とは関係ないんですけど、また出てくれば次の補正で組むのか、そういうのがまた出てくるでしょうから、少しその辺の情報を得たいと思ってお話をいただきました。
 それで、先ほど委託料についてはお話を聞きましたので、この部分はわかるんですけども、先ほど20年やったことがないという話なんですけど、いわゆるシステムが正しい、正しくないという検証作業というのは、今の20日間の中でやろうとしていらっしゃるんですか。もちろん、署名が来てからやってはばたばたすると思うんですが、この20日間の中で、システムの検証というもので立ち上げておいてということは、万全にできるという期間を確保しようとしているわけですね。
 
○渡邊[好] 選挙管理委員会事務局長  私どものもくろみといたしましては、先に準備は行いたいと。準備を行うためには予算が決まっていないといけないというところがございますので、そういう意味でお急ぎの審議をお願いしたいと思っているところでございます。
 ですから、署名の審査が始まるときには、システムについては準備万端に整えて稼働できるという状態に持っていきたいと考えてございます。
 
○保坂 委員長  ほかに御質疑はございますか。
                  (「なし」の声あり)
 質疑を打ち切ります。
 次に、委員間討議の実施について、御協議お願いします。
 委員長としては、この議案については委員間討議を要しないと考えますけれども、委員会討議はなしと確認してよろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 委員間討議なしということで確認しました。
 御意見はございませんか。
                  (「なし」の声あり)
 意見を打ち切ります。
 これより採決に入ります。
 議案第51号平成30年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)について、原案に御賛成の方の挙手を求めます。
                   (総 員 挙 手)
 総員の挙手により、議案第51号は原案のとおり可決されました。
この後、委員長報告の作成及び読み合わせを行いますので、インターネット中継はこれで終了したいと思いますがよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 暫時休憩いたします。
               (15時20分休憩   15時38分再開)
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〇 議案第51号平成30年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)
 再開後、議案第51号平成30年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)を日程に追加し、委員長報告の内容を検討した結果、これを了承した。
 以上で本日は閉会した。


 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成30年9月11日

             総務常任委員長

                 委 員