○議事日程
平成30年 8月17日議会運営委員会
議会運営委員会会議録
〇日時
平成30年8月17日(金) 13時10分開会 15時01分閉会(会議時間 1時間32分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
河村委員長、西岡副委員長、志田、久坂、森、高野、高橋、前川、保坂、吉岡の各委員
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
茶木議会総務課長、笛田議事調査課課長補佐兼議事調査担当担当係長、片桐担当書記
〇本日審査した案件
1 議会運営等の検討について
(1)議会運営等における協議事項について
2 次回の議会運営委員会の開催について
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○河村 委員長 これより議会運営委員会を開会いたします。
まず、委員会条例第24条第1項の規定により、会議録署名委員の指名を行います。吉岡和江委員にお願いいたします。
本日は、議会運営等の検討を行う議会運営委員会でございますので、議長、副議長は出席していないことを報告いたします。
大体15時を目途として進めたいと思っておりますので、どうぞ御協力のほどをよろしくお願い申し上げます。
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○河村 委員長 日程第1「議会運営等の検討について」を議題といたします。
まず、検討項目に入る前に、決算資料について御協議をいただきたいと思います。平成29年7月18日の当委員会において、平成28年度決算審査に係る資料については、全ての資料を原則電子化とすることを改めて確認した上で、当時は複数の資料を同時に閲覧することができない状況であったことから、暫定的な対応といたしまして、施策の成果報告書及び定額資金運用基金運用状況報告書についてのみ、配付を希望する議員に紙で配付することが確認されております。
現在は、会議システムで2画面表示が可能であること、また施策の成果報告書に当初予算額及び支出済み額が記載されていることから、施策の成果報告書、定額資金運用基金運用状況報告書についても電子化することでよろしいか、御確認をお願いしたいと思います。
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○吉岡 委員 それでいいんですけど、この間みたいなこともあると、開けなかったりしますでしょう。その辺だけを気をつけていただきたい。実際に書類が見られなくなっちゃうときがあったでしょう。だから、その辺は、どこかにきちっと紙ベースのやつは置いておいていただいて、それで見られるようにしておいていただいたほうがいいかなとは思いました。例えば議会の図書室とかね。
この間、図書室を見たときに、前の資料を見ようかと思っても、そういうのが整ってなかったときもあったもので、紙は置いておいていただきたいと。全部に配るかどうかは別としても、と思いました。見たいときに見られるようにしておいていただきたいと思います。
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○保坂 委員 今の委員長の発言というか説明は、電子化するということでよろしいかということですけど。電子化されていて、昨年度は紙での配付を希望を募ったということですけど、それを募らないでということで電子化で一律でどうですかということですよね。
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○河村 委員長 そうです。
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○保坂 委員 希望をとらないという意味ですよね。
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○河村 委員長 そのあたりを含めて、御協議いただければと思います。
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○保坂 委員 昨年一年、今回に限りという話だったようにも思うので、そのあたりはいいのかなと思いますけれども、今、吉岡委員がおっしゃっていたように、紙ベースでも一つ見られるようにしておくことは大事かなと思います。あとは個々で判断して、印刷したのを持っていたいという議員は持っていればいいということなのかなと思います。
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○森 委員 紙ベースのものは、一切つくらないということなのですか。
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○河村 委員長 それを今、ここでどうしていくかということで。基本的には、原則電子化をするということが、当委員会の中で確認がされております。
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○森 委員 ただ、もしつくるのであれば、コスト的なものでそんなに変わらないのであれば、手元に置けるような形も残してほしいなという気持ちはあります。
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○河村 委員長 残すのかどうかというよりは、審査に臨む上で御希望があれば、それを御用意するという形をとっていたということです。
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○保坂 委員 暫定的に。
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○河村 委員長 暫定的にということでございます。
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○森 委員 それをなくすかどうかということですか。
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○河村 委員長 今、電子化するという流れをくんでいて、今までは2画面での比較ができなかったりですとか、またその報告書の中に今回2年分が記載されているということもあって、電子化するいうことでよろしいかということを確認したいということでございます。
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○高橋 委員 以前プリントしていた時期も、本来であれば配信して、必要なところは自分でプリントアウトして持ってきてくださいというのが第一原則だったんです。傍聴者の方がいますから、その方用には当然プリントはつくっておかなきゃいけないものだとは思うんですけれども。我々は、基本的には、これになれていかないといけないので、そろそろ本来確認をしていたタブレットと、必要なところは自分でプリントアウトをして持ってくるというふうな対応でやっていただくということがいいんじゃないかと思います。
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○河村 委員長 では、平成29年の当委員会において、資料は原則電子化するということを確認しておりましたけれども、本定例会においては、その流れをくんでいくということで確認させていただいてよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認させていただきました。
今、御意見のございました、どこかで紙を見られるようにしておくということだけは、事務局のほうでお願いします。
それでは、検討項目の協議に入りたいと思います。
まず、7月17日開催の当委員会で協議をいたしました、一般質問の質問時間について、議長からの諮問に対する答申文(案)を御確認いただきたいと思います。
事務局から読み上げさせます。
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○事務局 会議システムに答申文(案)を配信させていただいております。読み上げさせていただきます。
「一般質問の質問時間について」。一般質問の質問時間については、平成22年8月27日議会運営委員会答申及び平成25年11月20日議会運営委員会答申と同じく、平成13年6月11日議会運営委員会の確認事項である質問と答弁を合わせておおむね2時間以内を努力目標とすることを維持するものとする。
また、一般質問の途中で、会議規則で定められている会議時間である午後6時を過ぎる見込みの場合は、当該時間帯の質問者は終了時刻に配慮した上で質問を一旦中断し、次回開催される本会議から質問を続行するよう努めるものとする。
以上です。
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○河村 委員長 御質問をお願いいたします。
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○高橋 委員 最後の行のところで、6時ぎりぎりになったときの対応なんですけど、これは努力目標ではなくて、そういうふうにするというふうなことのほうがいいと思うので、努めるというのは削除して、「続行するものとする」という形のほうがいいと思います。
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○河村 委員長 質問を続行するものとすると。
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○高橋 委員 そうです。続行するでもいいんですけれども、努めるというのは削除したほうがいいんじゃないでしょうか。
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○吉岡 委員 そうすると、具体的にはぴたっと切っちゃうということですか。努めるというのは、すごく幅が、基本的にはこれでやっていきながら、それは議長のいろんな判断も含めて判断をするということだから、私は努めるでいいと思っておりますが。
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○保坂 委員 今のところなんですけれども、「質問を続行するよう努めるものとする」の、こちらの努めるというのは努力目標だから、場合によってはそのとおりにやらなくてもいいねという意味というよりは、吉岡委員がおっしゃったように、それぞれの議員の判断によって臨機応変にというか、そろそろ6時になっちゃうからということで判断してくださいという意味、判断しましょうという意味なので、努力目標だからというよりは、個々の議員がちゃんと判断してくださいという意味での努めるという言葉を使っているのかなと思うので、ここは無理に省かなくても大丈夫なのではないかと思います。
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○久坂 委員 私も同様でして、基本的にこの前の議論では、おおむね毎日18時までは何とか一般質問を続行するという中で、ここら辺に意識づけは出ておりますので、努めるとするでも、そこら辺の、あとは運営の幅を許容する意味で入れていると思いますので、私もこのままの原案どおりでいいと思います。
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○森 委員 このままでいいと思います。
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○西岡 副委員長 議員にとって質問って非常に大事なもので、しかも市民生活に資するそういう質問をする、そういったときに、まず時間を大前提にというよりは、その質問を続行するよう議員としての自覚、良識に立って行うということが、まず大前提なので、6時に終わるということも議員としての自覚の上で行うべきであって、これはこのように続行するよう努めるものとするという表現でいいと思います。
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○前川 委員 危惧されることは、私も何回も経験をしていますので。例えば6時よりもかなり前に、ここ本当は切りがいいんだけどというところで終えてしまうという危惧があるということですよね。だから、自分が幾つか項目を持っていて、三つ目に今入っていて、あと一つあるけれど、三つ目が5時半に終わってしまって、極端な話、5時40分に終わってしまって、あと20分はあるけど、次の項目に入れば次の項目が途中になってしまうなと思って5時40分に終えてしまうということがないように、ということだと私は思っているんです。
ですから、それは時間を大切にということですると、20分で結構進みますので。そういうことがあるから、そこの配慮が逆に必要かなと。今見ていて、どういうふうに言えばいいかわかりませんが、そういう意味で努めるものとするということがあるかなとは思っています。オーバーするという意味じゃなくて、うんと前で終わってしまうという可能性がありますので、そこは6時までやるようにという。
だから、例えば項目が途中であっても、この先はこの間もちょっと申し上げましたけれども、この先はあしたに続きをさせていただきますので、項目途中ですけれども、今回はここで終わらせていただきますということを自分で進行係も務めながら終えられるんだったらいいと思いますが、そういうことがあるなとは思ってます。
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○高橋 委員 今いろいろ皆さんの考えを伺いましたので、とにかく6時まではちゃんとやるというところで、6時は過ぎないというところを、ここのところで今確認をしたということがちゃんと議事録に残っていれば、今運用上の問題ですから、あとは議長の裁量でちゃんと過ぎずに、できるだけぎりぎりまで質問をしていただくという形でやっていただければと思います。
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○河村 委員長 では、この案で確認させていただいてよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
この内容で議長宛てに答申することでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
では、次に、7月17日の協議に引き続きまして、関連質問、緊急質問の時間制限について、協議をしていただきたいと思います。
関連質問につきましては、一般質問に対する関連質問の質問時間は、答弁を含めて15分以内をめどとすることまで、まとまっております。本日は、緊急質問の質問時間について、御協議をいただきたいと思います。
なお、緊急質問の質問時間は、答弁を含めて1時間以内をめどとし、議会運営に支障がない範囲で行うものとすることが確認されており、平成28年11月8日付で答申しています。
まず、協議に入る前に、事務局から説明させます。
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○事務局 緊急質問について説明させていただきます。緊急質問は、当初予想されていなかった事態が発生し、それが当該団体にとって客観的に重要である場合に議決により認められているもので、会議規則第104条に、「質問が緊急を要するときその他真にやむを得ないと認められるときは、前条(一般質問)の規定にかかわらず、議会の同意を得て質問することができる」と規定されているものです。
資料につきましては、緊急質問における時間、回数制限等の他市状況を、前回の当委員会に引き続き配信させていただいております。確認をお願いいたします。
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○河村 委員長 では、御意見をお伺いしたいと思います。
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○高橋 委員 時間的なめどは立ててはいるんですけれども、多分これを確認したころには文書質問とかはなかったと思うんです。だから本来であれば一般質問でやってもらうのがいいんですけれども、やりとりの中とか、委員会の報告でとか、予定をしてなかったことが急に出てきて。最終日に緊急質問ということ、何回かありましたので。そういう場合でも、基本的には頭出しをしておいていただいて、あとは文書質問とか、その次の議会に一般質問とかで取り上げていただくということのほうが、いいんじゃないかなと思っておりまして、もう少し時間的には短くてもいいんじゃないかなと、そういう趣旨です。
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○河村 委員長 何か具体的な時間的には、何か御提案はございませんか。
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○高橋 委員 半分ぐらいで。
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○志田 委員 緊急質問は、最近どんな質問がありましたか。済みません、ちょっとイメージが湧かないんです。
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○事務局 取り決めができた後に行われた緊急質問についてまとめますと、平成28年12月定例会で渡邊昌一郎議員です。内容は、海の家関係で時間は12分間、平成29年2月定例会で上畠議員、そのときは副市長に関することについて10分ぐらいです。同じく2月定例会において、長嶋議員から内部告発の件についてということで、12分。一番直近が平成29年6月で日向議員、海の家に関することで8分ぐらいとなっております。
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○志田 委員 今お伺いした中では、15分を超えている緊急質問ってないので、15分としても問題はないのかなと思いますけれども。
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○保坂 委員 今、平成28年度以降の緊急質問の事例について紹介してもらったところなんですけれども。でも緊急質問というのは、どんな案件になるか、どんな重大な案件が緊急性を帯びて、質問の必要性が生じるかわからないものだと思うんです。それで他市の議会を見ますと、回数制限などをしているところもありますけれども、回数制限はなじまないと思っているところなんです。
鎌倉市においては、答弁を含めて1時間以内をめどということでしておりまして。ここはこの非常に大きな枠をはめて1時間ということになっていますけれども、どういう案件を取り扱うか予測がつかないということを含めて、現行でよいのではないかと。そして緊急質問の申し出があったときに、一応議運で扱うわけですよね。そこで一つスクリーニングをかけるというか、皆さんから意見を出していただくというところでワンステップあるので、現行どおりでよろしいのではないかと私は考えます。
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○河村 委員長 先ほどの時間は、トータルですか。
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○事務局 先ほどの時間は、質問と答弁を合わせた時間となります。緊急質問の途中で、休憩に入った場合もございますので、発言されている時間ということです。
取り決めがある以前では、30分程度から1時間といった緊急質問はあったということで、お伝えしておきます。
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○久坂 委員 緊急質問というその性格を考えますと、一般質問ですとか、委員会ですとか、関連質問全ての議会が終わった後に、なお首長ですとか、行政の方向性をただすような緊急のことがあった場合に行うものでありますから、細かい議論を積み重ねてやるよりは、大きな方向性を問うとかは、私、その緊急質問の一つのあり方というふうに思ってますので。時間的には半分、30分を目途にということでも私はいいんじゃないかと思っております、過去の例を見て。
ただ、その30分を超えて、なお議論が必要だということであれば、そこで一つ議運を挟む余地もちょっとあるのかなとちょっと思ってますので。過去の例を見て、一応30分程度と考えていいのではないかと思っております。
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○高野 委員 直近の、内容については、事務局からお話があって承知したんです。私の記憶にあるのは、岡本マンション問題ですかね。大分以前の話で、まだ解決してませんけれども、残念ながらです。たしかあのときは、結構1時間近くあったときもあったかな。
基本的な視点は、今保坂委員が言われた内容、それから久坂委員の言われた内容は、基本的な観点かとは思うんですが。事の性質によっては、一定の時間をかけるということもあり得るわけで。事の性質によっては、今事例があったように、そこまでやらなくてもいいことも、いいほうが多いでしょうけれども。ただ、一定の時間は保障したほうがいいし、そんなにその時間があるから長くなってというわけでもないということもわかりましたので、とりあえず現行の形でいいのではないのかなというふうに考えます。
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○前川 委員 緊急質問、先ほどから性質のお話がありますけれども、議運にかけてというお話もありましたけれども、じゃあ議運にかけて、緊急質問いらないんじゃないのといった事例は、多分あまりなかったんじゃないかなと思います。本当に議運で皆さんで検討しても、必ずいつも認めてきたという経緯があったとは思っております。15分、私も1時間は正直言っていらないかなと思っておりまして。さっき2時間という経験があるということも、ちらっと事務局おっしゃってましたけど、私もその現場にいたような気がしておりまして、2時間、緊急質問は要らないかと思っています。
妥当なところは、15分という声がありましたけれども、私も15分で緊急質問、これはどうなんだということを言うと、それならできるとは思いますが、いろんなことを言って申しわけないんですが、半分で30分とは思っています。
私の経験では、赤松議員が、昔、緊急質問をされたのが、私の一番最初の経験だったかなとは思ってますけれども、それが1時間近くあったんじゃないかなとは思います。内容は忘れましたけれども、感情的にならないでスマートにやっていただいていたと思ってますので、それ以外は感情的なものもあったような気がするところもありましたので、そうならないように、30分。やっているうちにどんどん時間はたつと思いますので、30分ぐらいで的確に緊急的な質問をしていただければなとは思っております。
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○西岡 副委員長 多分平成26年度だと思うんですけど、納所議員が深沢の問題で緊急質問をやりまして、そのときはかなり長かったと思うんです。それは市長の方針転換によって緊急性を帯びたということで、その質問をしたわけで、どうしても長くなって、その事の性質から長くなったということがありました。最近では10分とか15分とかなんですけれども、そういう緊急性のあるものを質問する場合に、まず時間ありきということではなくて、議員としての質問が十分できるということは大変重要なことだと思いますし。この1時間以内をめどとして、議会運営に支障がない範囲で行うものとするという、大変いい文言だなと思っておりますので、このままでいいのではないかなと。
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○保坂 委員 私は、基本的に緊急質問というのは、本当に緊急かつ重要性が高い質問をするべきであると認識しておりまして、たしか今、西岡副委員長がおっしゃった、新焼却施設を4カ所の候補地と挙がって、その中に深沢も含まれていたという大変大きなことが審議がされていた中にあって、緊急質問をされたというような事例もありました。本来的にはそういう質問だなというふうに思っていて、そこのところが、15分とか30分とか枠をあらかじめやっておくよりは、現行のようにある程度の時間を確保しておいて、そしてここのところにあるように、議会の運営に支障がない範囲でということも確認されている文言になっているので、それで運用していくのがいいのではないかというふうに思います。
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○高橋 委員 基本的にその関連が、緊急をやると、日程にないことなので、そもそも支障になるんです。だけれども、必要だと思ってやるわけですから、そこは基本的には頭出ししてもらって、具体的には文書質問でやるとか、次の一般質問でやるとかということで対応していただいたほうがいいんじゃないかなと思うんです。そういう部分で30分ぐらいだったら、何とかやりくりして、それでも、18時ということを決めてますから、やれば1日延びちゃうようなこともあるかなと。
どういう人数割りでいって、最終日はどうなるか、議案提案がどのぐらいでなるかとか、その場その場でわからない部分というのはありますけれども。やっていい制度ですから、それをやっちゃだめだということにはできないとは思うんですけれども、基本的にはそこで余り具体的な細かいところまでのやりとりは避けていただいて、ここはおかしいよというところを、ぴしっと指摘をしていただいた上で、次につながるようなやり方をしていただければいいんじゃないかと思うんですけど、そういう意味で、半分ぐらいにしたらどうですかという提案です。
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○吉岡 委員 二度手間みたいになっちゃって申しわけないですけど、先ほどの、うちのほうで緊急質問をやったときは、岡本二丁目の問題で県の審査会との関係で、これ道路認定の問題で非常におかしかったと。そのときに軽微な変更ということで、またやろうとしたときに、おかしいんじゃないかと。それをやることによって、また間違った判断をすることになるんじゃないかということで、多分かなり細かい、軽微な変更というような言い方でやったと、今思い出したんですけど。そういった、相当具体的なやりとりだったような気がします。
だから、それを結局またやっちゃったことによって、また市のほうがいろいろごたごたしちゃったという、そういう経過だったんで、そのときの状況によって、緊急性と、それを判断して出すことによって、また結局いろんな問題が生じちゃうということだったような気もしますので。
だから、そこは私たち議会としてのチェック機能と、それがどうしても必要だというところでの、また判断というのはあると思いますが。先ほどと同じなんですけど、現状と私は思って。だから今までの緊急質問のそれぞれのあり方という点では、私たちも、その緊急性って何ぞやということを、私たちもそこはきちっとしなきゃいけない。前川委員からも御指摘ありましたけど、そういうことも含めて、よく議論する必要はあるとは思います。
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○森 委員 1時間を、先ほど事例があったように、15分以内におさまっているということもあるので、30分。
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○高橋 委員 いろんなことを思い出すんですけれども、30分のやりとりって、かなりできるんです。だけどそういうときって、大体とまっちゃうんです、答弁できない。それでずっと長くなってしまうという。それは時間にカウントにしてないですから。だから実態としては、かなり長いやりとりになるんじゃなかろうかなと。それは、向こうは答弁できないんだから、それは質問の時間には入りませんから、そういう意味では30分あれば、相当なやりとりができるんじゃなかろうかなとは思います。そういうのも含めて30分でやってくださいという話ではないです。
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○久坂 委員 現行でも1時間以内をめどというふうにしておりまして、1時間以内で制約をしているわけではないのです。そういった意味では、現状から言えば30分以内をめどとするように発言者には意識をしていただいて、発言をしていただくということにさせていただいて。ただ、案件によっては、どうしても、もしかしたら長くかかるものあるかもしれないということを、そこまでは制約するという意味はないということで、めどとするという表現にはさせていただきたいと思っております。
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○河村 委員長 じゃあ30分以内をめどとするというような書き方でいかがですか。後で現行でという御意見を述べられた方にお伺いしたいと思いますけど、よろしいですか。
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○西岡 副委員長 一般質問のときに2時間を超えて、議長のほうから2時間を超えておりますのでというお話をいただいたことがあります。この例えば緊急質問のときに、このときにめどと、ということで同じような状況があるとしたら、これは余りよくないと思うんです。一般質問と、また緊急質問は違いますから、緊急性があるということで行っている質問で、例えばそれを30分という枠を、ここで30分以内をめどとしということは、そういう場面というものが、この1時間以内をめどとしということよりも、もっと多く2分の1になるからあらわれてくるという、確率とともに。
だから先ほどの近年の緊急質問ですと、10分とか15分というようなことでしたけれども、過去の大きな問題については、かなり緊急質問の時間を要して、高橋議員の御指摘もございましたけれども。ということを考え合わせたときに、この現行の表現の1時間以内をめどとしという、議会運営に支障がない範囲で行うものとするという、議員の自覚を、6時までに行うと、終わらせるということを、もう少しきちんと意識をして、この議会運営に支障がないように行うということを徹底をした上で質問をやると。そこの基本的なところを押さえて、これはこの緊急質問の時間を確保するというのは、大事なことなのではないかなと思います。
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○河村 委員長 一般質問と同じように議長のほうから発言があると、その緊急性という側面からも余りというような御意見だったと思うんですけれども。先ほども努めるものとするというところで、同じような質問、意識を持たせるというようなお話もあったかと思うんです。それと努めると、めどとはちょっと違うのかもしれませんけれども。めどとした場合、どうですか。30分をめどに。全体的には、時間を短くするという。
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○保坂 委員 一般質問は事前に組み立てて、2時間以内になるように組み立てて行うものなので。緊急質問は、先ほどから言っていますけれども、その性格からして緊急かつ非常に重要だということで行うものであって、あらかじめ1時間以内に組み立てられるようにというような形で行うものではないので、一般質問と同じようには考えられないとは思います。まさに今、西岡副委員長がおっしゃったとおりであって、その緊急質問というのが何なのかということを考えると、現行の書き方が、こういった規定の仕方が一番よいのではないかと思います。
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○河村 委員長 今、もう完全に意見が拮抗してしまっておりますから、このままいっても多分平行線だと思います。全体、皆さんの御意見をお伺いしました。30分から1時間だというふうに、今分かれたんではないかなと思います。30分というのが、鎌夢会と自民党、みらいとヴィジョンです。ということで、全体的には30分をめどにという御意見が多いと思っております。
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○高橋 委員 基本的には、多数に従ってやっていただいて、それで本当に何度も何度もそれを超えるような事例が発生した場合には、また考えるという形でいいんじゃないでしょうかね。大体ここのところはおさまってますから、それで運用的にやっていただいて。どうしても30分を超えるようなことが何度も続くんだということであれば、それは考えるべきだと思いますけれども、今のところはやりくりできるんじゃないかと思います。そういうことで、多数でやっていただければなと思います。
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○吉岡 委員 多数ということで、そうなんですけど、だから先ほどから出ている緊急性の、議会として、それは見逃せないことだよという判断というのはあると思いますから、その状況の中で全体としてどうするかということは、がちがちじゃなくて、内容との関係もありますので、皆様がそうだとすれば、それで多数にしちゃうということであれば、あれですけど。基本的なところは、緊急性の中身の問題は、そのときにきちっと判断をしながらやっていくというんですか。一応それをめどにしたとしても、ということだけはきちっとしていただきたい。
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○河村 委員長 制限ではないというところは、まず一つだと思います。
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○保坂 委員 じゃあ多数に従うということで、30分以内、30分をめどとしということであれば、その後の部分です。今は議会運営に支障がない範囲で行うものとするというあたりを、例えば今、吉岡委員がおっしゃったことと同じことなんですけれども、事案の緊急性、重要性を鑑みた場合は、弾力的な運用を行うとか、そういったことを後段につけ加えてはどうかと思います。弾力的な運用も可能とするとか、そういうようなつけ足しをされてはどうかと思います。
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○吉岡 委員 そういう場合には、多分議運で諮るとか、どうなるのかはわかりませんが、そういうのは、もちろん緊急性の中身の問題はありますけれども、そこの判断は議会としてきちっとしておいたほうがいいのかなと思います。
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○河村 委員長 いかがいたしましょうか。今、保坂委員のほうから、そういった文言をつけ加えて、弾力的な運用ということでございます。
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○高橋 委員 いずれにしても議長の許可がないと、議運で認められても緊急質問もできないですね。議長が認めて、初めてできるということなので、議長の判断で30分がめどだけれども、これはもうちょっとやったほうがいいなという判断であれば、それは当然議長の判断に従うしかないというのは議会のルールですから、そういうことはあろうかなとは思います。一定のめどとしては、そういうところでそれぞれやっていきませんかという確認じゃないかと思うんです。
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○河村 委員長 実際的には中で、そのもとにおいて、めどとしてやっていくということですね。
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○久坂 委員 今の保坂委員の御提案ですけど、一般質問においても、そういう表現までは書き込んでないことを考えると、今ここの中で30分をめどとしてやるんだけれども、それ以降については議運でも弾力的な運用ができるということは、ここでも確認してますので。文章に書くのは、この現行の表現どおりで私はいいんじゃないかと思っております。
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○吉岡 委員 結局、議長の権限というのは、書く書かないにかかわらず、あると思うんです。だからその辺で緊急性というのを判断するのは、議運に諮ってということで、緊急質問そのものもそうなんですけど。だからそういう道筋をとったらどうかという御提案じゃないかと思うんですけど、保坂委員の提案は。と、私は解釈したんですけど。
高橋委員がおっしゃるように、当然議長の許可なくしてはできないと思います。それは議事運営も当然のことだと思っておりますけれども、その上でどうなのかという意味での御提案じゃないかなと思いながら、聞いてたんですけど。
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○河村 委員長 では、現行のままでいいというようなことですか。吉岡委員、同じ意見ということですか。
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○吉岡 委員 だからその辺の判断が、意見が微妙に違っているので、どうなのかということを、ちょっと論議してということで、どうなんでしょうか。高橋委員は、議長の議事整理権ということで、それは当然あるわけでして。
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○河村 委員長 いかがですか、その文面、答弁を含めて時間については30分ということで皆さんに御協力いただきましたけれども、文面はつけ加える、今、保坂委員から御意見ございまして。一般質問にもないということで、そのあたりは不要じゃないか。例えば実質的には中でそれは担保されるんではないかということで、御意見がございましたけれども。
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○保坂 委員 先ほどの発言は、こちらの今の文言にあります、議会運営に支障がない範囲でというのが、事案の重要性によっては30分を超えられる、超えてもいいという運用が可能だという意味に受け取れるのかどうかというところでして、ここの部分では、必ずしもそのことが保障されていないのではないかを思って発言をしました。発言の趣旨は、そういうことです。
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○高橋 委員 制度としてはあるんですけれども、権利、定義があるという形じゃなくて、議長の許可に基づいてやっていることなので、これは今までも議長が30分たって超過、もう少しやったほうがいいなと思えば、議運に議論を委ねて、その結論をもって自分がどう判断するかということを、議運の結論を聞きながらやりますよというのが、一般的なやりとりなんです。
だから、そこが今までもそうなんですけれども、ここはちゃんと整理をしておかなきゃいけないなという案件ならば、それは長くなるんです。それは、内容によると思うんです。だから、そこが何か議運の権利でやれるようなやり方、文言の整理をするというのは、なかなか難しいんじゃないかな。案件ですから、それは議長の整理権で委ねて、そこは認容を見ていくしかないんじゃないかと思いますけれども。
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○河村 委員長 暫時休憩いたします。
(13時59分休憩 14時10分再開)
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○河村 委員長 再開いたします。
ただいま、休憩中にさまざま御議論をいただきました。今回の一般質問に対する関連質問の答弁時間は、答弁時間を含めて15分以内をめどとする。そして緊急質問の質問時間については、今、御協議をいただいた結果、答弁を含めて30分以内をめどとし、議会運営に支障がない範囲で行うものとするということで行いたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認させていただきました。
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○河村 委員長 では、次に、議会三役及び議運委員長の議会活動について、協議していただきたいと思います。本項目につきましては、議会三役及び議運委員長の議会活動における文書質問の取り扱いについて、4月9日開催の当委員会で協議項目に追加することを確認されているものです。
協議に入る前に、まず事務局から資料について説明させます。
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○事務局 こちらの検討項目につきましては、議会三役及び議運委員長の議会活動について、平成27年1月28日の答申と文書質問取扱要領を配信してございます。
文書質問につきましては、議会基本条例第7条第3項に、議員は、緊急を要する事案等が発生した場合、市長等に文書による質問をして、その答弁を求めることができると規定しています。または、取扱要領第2条のほうには、文書質問ができる期間を規定しておりまして、会期中を除く期間とすること。ただし、会期中において会議規則第103条第1項、一般質問です、一般質問及び第104条第1項、こちら緊急質問になります。一般質問及び緊急質問に規定する質問をすることができない場合であって、議長が特に必要と認めるときにはこの限りでないとしてございます。
また、こちらの検討項目で追加された経緯でございますけれども、4月9日に文書質問についてということでの検討項目の中で、議会三役、監査委員の文書質問の取り扱いのお話がでたときに、こちらの議会三役及び議運委員長の議会活動についてというものの中に、文書質問というものが特段定められているものが今のところないので、改めて検討する場をつくってほしいというような御提案がございましたので、検討項目に追加することが確認されたものになります。
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○高橋 委員 うちのほうからお願いをした案件だと思うんですけど、文書質問というのも、一般質問と同じ内容という、向こうもそういうつもりで答弁も返してくるものですから、一般質問と同じような扱いをすべきじゃないかなという、そういう趣旨でお願いをしております。
ですから、活動の範囲が、この括弧書きの中です。ここに文書質問というのを追加をしていただいて。あくまでも一議員ですから、できるんですけれども、どこの範囲まで控えることとするのか。
一般質問ができる方は、文書質問もできる、一般質問を控える立場の方は、文書質問も控えるということのほうが、整合性がとれるんじゃないかなと思うんですが。
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○森 委員 今、高橋委員がおっしゃった整合性というところで言えば、その文書質問も、質問を控える方の文書質問というものも、かなり整合性という意味では、控えられたほうが整合性がとれるんではないかと思います。
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○保坂 委員 今、既にこうやって答申としてまとめられています、議会三役及び議会運営委員長の議会活動についてという、この議論がされたときも、私の考えでは、議長はともかく副議長、議会選出監査委員、そして議会運営委員長も、議員としての活動を余り狭めたくないな、議員としての活動もある程度保障したいなというような大きな立場では、そういうふうに考えているものです。
文書質問ですけれども、実際に文書質問が非常にたくさんの議員からされているという状況ではないことも踏まえて、特にこの議会活動のところにおいて文書質問というのができない議会活動として、文言として加えなければいけない必要性というのも、その整合性ということを除いては、余りないのではないかと思っています。余りそこまでつくり込みたくないなというのが意見です。
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○前川 委員 高橋委員と森委員と同じ意見です。
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○高野 委員 平成27年1月28日の議運で決められているんですが、私、この方向は別にいいと思っているんですが、たまたま今、自分がやっているからというわけではないんですが、副議長や議会運営委員長に比べて、監査委員の制限を多くしているというのは、何か特段の根拠があるんですか。何か議長の次に監査委員が制限が多いですよね、こういう、副議長よりもはるかに多いですよね、本来は議長を補佐するという副議長よりも。この辺がちょっと、私はちょっと、このとき私はいないものですから、どういう考え方なのかなということだけは、ちょっと確認させていただきたいと思います。
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○久坂 委員 私、この議論をしたとき、多分議運に入ってましたので。でも、ここに書いてあるとおりになっているんです。監査は、多くの資料にアクセスできますし、そういったあくまで監査という立場があるので、議会活動については一定の制約をやるというふうに自分の中で思ってました。委員長、休憩してもらってもよいでしょうか。
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○河村 委員長 暫時休憩いたします。
(14時20分休憩 14時28分再開)
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○河村 委員長 再開いたします。
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○高野 委員 当事者に、別に自分のために言うつもりは全くないんですけれども、議長と実質同等程度の、今事実上、制限と言ったら言い方は悪いのかな、制約があるという、監査についてあるので、文書質問まで含めるのかについては、慎重な議論を要するのかなという感じは個人的には思っています。その程度です。
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○久坂 委員 文書質問については、一般質問と同等に考えております。相応の重みがあると考えておりますので、これも控える。全くできないと否定するものじゃないんです、控えるものとして。
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○西岡 副委員長 現行のとおり。
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○河村 委員長 ちょっと分かれたんですけれども、整合性を持ってというのは、鎌夢会、自民党、みらい、ヴィジョンですね。
どうでしょうか。整合性を持ってということが、多数意見ということになりますが、文書質問という文言を盛り込むような形でよろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
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○西岡 副委員長 文書質問をするときには、議長がこれは議運に諮問したほうがいいなという場合もあるわけですよね。そういうことが、ただ単に誰でもできて、すぐ文書質問ができちゃうよということじゃなくて、きちんと議長とそれから議運が介在しているわけで、そこが機能すれば、一人一人の質問権というのは、しっかりと守るべきだというのが、私は大事なことであると思います。それをきちんと守るということが規定をされているのが、今の条項なんだと思うんです。それなので、今の現行でいいんじゃないですかと、細かいことを規定するよりも、今のままがいいんじゃないんですかと。先ほどは理由を言わなかったものなので。
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○河村 委員長 御意見ということで確認させていただきました。
では、次に、常任委員会の運営について協議していただきたいと思います。この後、特別委員会における発言時間の制限についても御協議いただいてはございますけれども、こちら常任委員会ということで協議を進めていただきたいと思います。
では、提案会派のヴィジョンのほうから御説明をお願いしたいと思います。
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○久坂 委員 今、本会議につきまして、おおむね18時という運営を決めているわけですけれども、常任委員会につきましては、各委員会で扱っているテーマがそれぞれあり、そのテーマが、その時流、その時々によって大きかったりということもあるんですけれども、発言につきましては、一定程度、一人一人の議員の持ち時間を考えたほうが、順調な運営に資するのではないかということで、こういう提案をさせていただきました。
時間制限を、他市の状況という資料を事務局のほうでつけてくださっているんですけれども、大体うちの委員会につきましては、1委員会7名、最大7名で1人委員長がいるというところの、1人2時間ですとかやってしまうと、もうそれでかなり時間が過ぎてしまうわけでございまして。行政からの説明もあることを考えると、1人1時間ですとか、1時間半程度の発言時間というふうに最大枠を設けるべきではないかと思って、当初この提案をさせていただきました。
ですが、この提案をさせていただいた後で、ほかの市議会の状況を見ましたところ、毎月1回、必ず議会用の日程を確保する。この姉妹都市の上田市だったと思うんですけれども、そこで扱い切れなかった案件につきましては報告を受けるような日程を確保しているという話を伺いまして、ここまでの運営は私は難しいかなと思っているんですが、少なくとも常任委員会、今、議案と陳情と報告事項がいろいろある中で、その整理を正・副委員長にしていただきまして、必ずその定例会で処理をしなければいけない案件は、その定例会の中の日程でおさめていただいて、なるべく18時までに終わるような運営をしていただきまして、ほかの案件につきましては、別途閉会中の協議会というところで扱うと思うんです。日程の整理をしていただくのもいいんじゃないかというふうに思いますので、別の提案になるんですけども、それもあわせて提案をさせていただきます。
というのも、今私が言うのも何ですけれども、18時までと、かなりこの中でも発言をさせていただいたことで、各委員会におきましては、そういう運営をしていただいていることも重々承知をしているんですけれども、今かなり報告事項もある中で、その18時というのにかなり縛られてまして、一つ一つの案件がこの審議時間でいいのかということも踏まえてますので、一定程度の審議時間も確保するという観点から、後段の提案をあわせて、させていただいております。
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○河村 委員長 今、久坂委員のほうから提案説明をさせていただきましたが、協議にちょっと入る前に、資料も御用意いただいておりますから、事務局のほうから資料について説明させます。
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○事務局 こちらにつきましては、資料を配信させていただいております。常任委員会及び特別委員会における委員の質疑時間の時間制限等の他市状況になります。特別委員会と同じ表になっておりますが、常任委員会における委員の質疑時間について、時間・回数の取り決めを設けてないのが9市になります。常任委員会も含めて、取り決めがあるのが横須賀市、平塚市、厚木市、綾瀬市になっています。
横須賀市は所管事項に関する質問ということで、横須賀市は委員会の最後に所管事項に関する質問という時間がありまして、その委員会が所管しているものに対する質問をすることができ、30分という時間を設けているとのことです。
平塚市については、再々質問までということで、こちら一問一答で、再々質問までとされているということです。
また、厚木市については、1項目につき質疑の回数が3回以内ということになってございます。
また、綾瀬市は、再質問は回数無制限ですが、質疑時間は答弁も含め、50分以内ということで伺っております。
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○保坂 委員 今の県内の事例の紹介だと、常任委員会において1日についての委員ごとの総時間数の制限を設けているところはないということでよろしいんですね。時間制限、総時間数の制限というのはないということになりませんか。ないということで、私も今、確認できたと思うんですけど。
そして、もしあるんだったら、常任委員会において各委員がどれぐらい発言したか、質問したかというのをカウントするというのは、非常に手間というか難しいというか、そういうことに労力を使っていいのかなと思ってしまったので、実際にやっているところがあったら、どうやっているのかなと思ったんですけれども。今、県内の議会を見たところでは、そういう形での各常任委員会の個々の議員の総質問時間数を制限している、あるいはカウントしているところはないという。横須賀市の場合は、多分鎌倉市とやり方が違って、その所管事項の質問というのが、各項目ごとなのか、最後にまとめてなのかわかりませんけれども、いずれにしても、1日の質問時間が30分というのはよくわからないなというところなので、鎌倉市の常任委員会のやり方に当てはめて、先行して時間制限を設けているところはないと、今思いました。
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○事務局 横須賀市は議案審査と報告の審査がありまして、その後に所管の事項に関する質問する時間が、最後に30分以内という形でやられていらっしゃるということです。
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○保坂 委員 昔ですけれども、横浜の市議会か県議会の常任委員会を傍聴したときは、本当にああいうタイマーがあって、個々の委員ごとにやったりしていましたけれども、鎌倉市の常任委員会において、そういう形で行うということは、非常に労力というか、中身の問題なので、なじまないと思います。
そして、それは大体どれぐらいと、例えば1日に1人1時間とか、そういう妥当な目安を設けることは、非常に難しいと思います。
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○高橋 委員 政令市とそれ以外の市というのは、人数も違うので、なかなか比較にならないかなと。委員会、常任委員会なんかの場合には、一般質問と同じように質問書、指示書みたいなのを出して、それでやりとりして質問に入りますから、時間も限られた中である程度やりとりができるような仕組みをやっているんですけど、今、鎌倉市の場合には、その場で報告を受けて、それに対して質疑をしてみたいな形なんで、6時に終わるということをするのには、どうするのかということを考えないといけないですし、千議員が所属する常任委員会の場合には、特に何回質問するかによって、聞き取りの時間も6時の中に全部入ってきちゃうわけです。聞き取りをやっている時間は、ほかのことはできないですから、そうなってくると、すごく時間は読みにくい。その場その場でそれぞれが判断をして、質問を短くしてみたりとか、質問の仕方を工夫をして、ここについては後で報告してくださいねという質問の仕方にしたりとか、それぞれが工夫してやって、何とか6時に終わらせるような努力をしていただいているので、そこでやっていくしかないんじゃなかろうかなと。なかなか時間を配分をしてやっていくというのは、ちょっと難しいような気はいたします。現行のままで、ただ、何か努力をするということの中であらわしておくということは大事かなと。特に特別委員会の場合には、毎日毎日ある程度終わらせていかないといけない項目までというのがあるので、そうなってくると、ある程度このぐらいかなと、1人1時間半ぐらいかなとかというぐらいのところで、ある程度時間を見ながらやってくださいねという、その委員長の裁量の中でそういう話をしていただくのはいいのかなと思います。
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○吉岡 委員 何時までにということを努力するということを踏まえた上でですけれど、前から先輩たちが言われているんですけど、そこの場は勉強会じゃないんだと。だから、そういう面では、きちっと自分なりに報告事項や何かも事前調査をして、それでここの部分については聞こうと。ただ、たまたまほかの委員が質疑しているときに、ちょっと聞いてみたいなということは、もちろんそれは論議を深めることは非常に大事なんですけれど、そういう努力をしながら、自由活発に論議ができるようにしていくというほうが。ただ、議員としての準備は大事だと私は思っているんですが、どうかそれを踏まえてやっていくということを今までどおりやるということで、その場合に、さっきみたいに6時までの運営ができるようにそれを排除するということですから、と思っております。
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○森 委員 私も、個人ごとでの質問時間を制限するというのは、ちょっと現実的ではないと思います。制限をかけるのは難しいということで、ただ終わる時間は18時をめどに努力すると、そういうのをつけ加えればいいんじゃないかなと思います。
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○前川 委員 私もおっしゃっている気持ちはよくわかるんですけれども、ちょっと現実的には難しいかなとは思います。ずっと先ほどからお話が出て、同じだと思うんですけれども、6時に終わるということにも自覚を持っていきながら協力していくということで、さっき高橋委員がおっしゃってました、私たちもこの間まで千議員がいらしたので、どうしてもその間の時間もとられます。6時過ぎてしまって、それは当たり前なんですけど、6時を過ぎてしまって、でも7時までに終われば許してもらえるかなみたいな。6時とはわかっているんだけど、明日になるよりというか、少し先になるよりは、今日中に終わらせてという気持ちで委員が一致していれば、7時かそこらで終わるんだったらというような状態が現実かなと思ってます。
だから、6時ということはもちろん頭にあって、協力しながら、9時、10時にならないということでやっていくということかなと思いますので、時間制限はきついかな。でも、そういう気持ちは、その気持ちでやるということでお願いしたいと思います。
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○西岡 副委員長 私も今、前川委員がおっしゃったとおりで、議会運営に議員として協力をしていく、協力をしていくというよりは、それを守ってやっていくという自覚に立って、その質問や回数をどんどん制限を設けないでしっかりと勉強して、委員会に臨むという考え方で、しっかりと質問をするということで、制限等は設けないでいいと思っております。
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○久坂 委員 皆様の御意見を伺って、今この常任委員会においては、一人一人の発言時間を制約するというのは難しいのかなと思ったんですけれども。ちょっと後段で提案させていただきました、各常任委員会ごとに議案ですとか、陳情ですとか、報告事項が余りに見た目で多いというときには、正・副委員長に運営はお任せしたいと思うんですけれども。ある程度陳情とかは陳述者の方もいらっしゃいますので、一定程度、もう会議中には、この案件だけを処理するんだということをもう決めていただいて、そのほかについては閉会中の協議でもいいですから、ちょっともう別日程を用意するですとか、そういうふうにより弾力的な運用をしてもいいんじゃないかと私は思っているんです。
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○前川 委員 私もそう思って、それを言うのを忘れました。
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○久坂 委員 皆さん、一人一人の持ち時間にまず回答をしていただいたんで、それに追加の提案で大変申しわけないんですけれども、そういうのも先ほども申し上げました、私が言うのも大変恐縮ですが、その18時までの運営に、あまりに縛られ、皆さんが意識を配ってくださってますけれども。そしたら、その一つ一つの報告事項がかなりボリュームがあるときに、本来は質疑に時間をかけるべきところを、そこのバランスというのは、かなり難しくなってきますし。
私、今、観光厚生常任委員会に所属している中で、月によっては、ちょっと時間をかけなければいけないところを皆さんがかなり御配慮をいただいて、何とか18時に終わっていただくというケースもちょっとありましたので、先ほども言いましたけれども、上田市は、毎月議会が集まるという日にちを決めているらしいんです。私、そこまで毎月というのはどうかと思ったら、それは行政に負担がありますので、少なくとも委員会、本会議中に1回、絶対にやらなければいけない議案とか陳情だけは集中させて、後に回してもいい報告事項は、閉会中の常任委員会でやるとか、そういったふうに正・副委員長にお任せするなり、各委員会の中で諮るなり、その手法は皆さんの御意見をいただければと思いますけれども、そういった、もうちょっと弾力的な運営が委員会についてはできたほうが、審議時間の確保とか、そういったことにもつながるかと思っております。
ただ、その中継の問題ですとか、報告事項ですとか、そこら辺のところはもう一度皆さんにお考えをいただければと思って、当初から言ってなかったんですけど、あわせて提案させていただきました。
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○前川 委員 それをつけ加えるのを忘れちゃったんだけど、私もそう思っています。さっき仕方がなくて19時までということはあるというのは言ってますけれども、陳情者の方をすごくお待たせするということも出てきてしまってますので、最初に審議するものを決めて、報告事項は閉会中でもできるのではないかと思ってます。じっくり聞いて、じっくり意見を言っていくという時間も設けられると思いますので、私もそのほうがいいと思います。
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○高橋 委員 今言ったことは、本当に弾力的にそういう運営の仕方はすべきだと思います。それと、ちゃんと18時に終わるようにやっていく。
もう一つ、かつて、答弁者が多過ぎると。議会中だと、その窓口へ行っても、今窓口で担当者がいませんからみたいなことで、市民の方が行っても対応ができないみたいなことが、もう頻発していたんです。それはおかしいだろうと。議会中でも、来られた市民、時間をとって来てくださった方にちゃんと対応しなきゃいけないよと。だから議会答弁は、課長だけでいいんじゃないかということで、そういう一応基本的には課長だけということで、申し入れはたしかした経過があるんです。だけれども、ちょっと担当係長が抱えていて、今回ここのところは問題になりそうだとかみたいな場合には、係長が同席してもいいですよという、それがまた少し緩くなってきちゃってて、結構教育委員会なんかは、何か勉強みたいにどんどん座れないぐらい入ってきちゃったりするものですから。そういうところは、もう一回きちっと申し入れの確認をしていただいて、そういうふうにして課長だけだったらば、2日抜けてやっていても、多分回るんです。大体実際には係長が回してますから。そういうふうなことの、向こうもちゃんと配慮した上で、こちらもだから日程を2日間にするんだったら2日間にして、報告事項は議会が終わった後に組んでやるとか、議会中でもいいですけれども、総務常任委員会が終わった後にやるとか、何かそういうふうな向こうもちゃんと体制をとってもらえれば、ある程度フレキシブルな対応というのはできるんじゃないかというところです。
1回、そういう申し入れをしてます。何十年前の話。20年前ぐらいの話。吉岡委員は知ってますよね。
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○志田 委員 より弾力的な委員会運営というのは、本当ににっちもさっちもいかなくなったときに必要とするものであって、基本的には1日、9時半から6時で終わるというのが原則だと思います。日程をとるというのは大変なことだと思いますので、ここはちゃんと軸にしていただきたいなと思います。
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○河村 委員長 それに伴って、例えば正・副委員長ないし、そういったところで報告事項が多いときは、別途そういう持ってもらうということもいいということですね。
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○志田 委員 はい。
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○高野 委員 発言については、先ほど皆さんから言われたとおりで。委員会審査というのは、審議との関係でも、ある意味実質審査の、実質とか形式とかという言い方は正しいかわかりませんが、実質審査の場なのかなと思います。
ただ、時間制限というよりは、今、後段で久坂委員からも御提案のあったような、報告事項をどういうふうに工夫するかというのが大事な点であろうかと思います。これは長期検討項目の中で、少し会期のこともちょっと触れられた提案をされている内容があるのかなとちょっと思うんですが。通年議会なんて問題も、私は根本的にはつながる話ではないかと思うんです。
つまり定例会会期外の期間は、そういう委員会開催はないのが通常で、あるのが例外的であるというのが、今の考え方だと思うんです。そうすると会期の中で全部詰め込むから、報告事項もああいう形でいっぱい入ってくると。特に観光厚生常任委員会も多かったですね、この間なんか。
だからその辺は、会期の考え方を変えるか、それとも会期外においても、私は正・副委員長の判断ということではなくて、もう少しシステム的にきちんと。そのときに必要な報告は、そのときの委員会を何らかの形で開く、ちょっと開くわけにいかないでしょうけど、ある程度集める形にはなるでしょうけど。今の会期内やっているものだけじゃなくて、委員会の開催をふやして、特に報告事項はきちんと議論することによって、議案との関係の審議時間の確保にもつながるので、そういう仕組みを長期検討項目のほうに入れるかどうかわかりませんが、考えられたらいいのではないかなとは思います。
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○保坂 委員 審査日程、多い場合は検討して、報告事項等を後ろにまとめ、場合によっては6時を過ぎてしまう場合は別日程で考えるというのは、それは例えば総務常任委員会とかではしょっちゅうやっているといえば、しょっちゅうやっているところではあるので、それはもちろんわかるところです。それは考え方としては、6時をめどにというのは、それはみんなで守っていこうねということであって、それは大事にしたいと思いますけれども。だからといって報告事項とかを駆け足にするのではなく、きちっとやるという意味でも、そのやり方はとっていくことは必要なのかなと思います。
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○西岡 副委員長 原局のほうの最近出てくる資料というのが遅いんです。議会の直前だったりして、勉強を十分して委員会に臨めないので、質問事項がどうしても多くなってしまっている、そういうことも一つあるので、そこはちょっとお願いをしたいなと思います。
それと、あと観光厚生常任委員会の場合には、報告事項が非常に大事だという場合がある。ほかの委員会もそうだと思いますけれども、そこに時間を割かれる、とられるという構成になっているので、そこを報告事項をまとめてということじゃなく、一つ一つが大事なので、それをどう扱うかとなったときに、今おっしゃったようなことも考えられるのかなと。
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○河村 委員長 皆様から、今、御意見いただきましたけれども、この件につきましては、ちょっと次回以降で正・副委員長に任せるのはなくという高野委員からも御意見もございました。しっかり当委員会で、そのあたりも含めて次回以降で検討していきたいと思いますけれども、そういう方向性でよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。では、常任委員会の運営についてということで、今御協議いただいておりましたけれども、そういった報告事項を別段にしてやっていくとか、そういったことを含めて次回以降でまた検討していきたいと思います。
では、本日結論が出た項目につきましては、内容を正・副委員長で整理して、9月定例会の日程を協議する議運のほうが8月29日に開催される予定でございますから、その際に答申文(案)を確認するということでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
それでは、次回当委員会で協議をしていただく項目ですけれども、ただいまの「常任委員会の運営について」、「特別委員会における発言時間の制限について」、「Wi−Fi環境の整備について」、「タブレット端末の有効活用について」、「ノートパソコンの持ち込みについて」までですかね、大体そのあたりになるかなと思います。検討していきたいと思いますけども、他市等に事前にしてもらいたいような項目はございますでしょうか。
(「なし」の声あり)
確認いたしました。
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○河村 委員長 日程第2「次回の議会運営委員会の開催について」を議題といたします。次回の議会運営委員会等について検討を行う日程につきましては、9月定例会最終日の当委員会で協議するということでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
それでは、本日の議会運営委員会を閉会いたします。
以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
平成30年8月17日
議会運営委員長
委 員
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