○議事日程
平成30年 6月29日議会運営委員会
議会運営委員会会議録
〇日時
平成30年6月29日(金) 11時00分開会 11時54分閉会(会議時間 0時間33分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
河村委員長、西岡副委員長、志田、久坂、森、高野、高橋、前川、保坂、吉岡の各委員並びに中村議長、大石副議長
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
大隅局長、木村次長兼議事調査課長、笛田議事調査課長補佐兼議事調査担当担当係長、片桐担当書記
〇本日審査した案件
1 本会議第7日(6月29日)の議事日程について
(1)日程第1 諸般の報告
(2)日程第2 陳情の取り下げについて
(3)日程第3 陳情第2号同性パートナーシップの公的承認についての陳情
(4)日程第4 陳情第6号市備蓄の安定ヨウ素剤の事前配布と乳幼児用ゼリー状安定ヨウ素剤導入を求める陳情
(5)日程第5 請願第1号長谷子ども会館の閉館についての請願書
(6)日程第6 陳情第11号北鎌倉隧道の所在する尾根の史跡追加指定について早期の取り組みを求める陳情
(7)日程第7 議案第4号市道路線の廃止について
議案第5号市道路線の認定について
(8)日程第8 議案第6号工事請負契約の変更について
(9)日程第9 議案第7号物件供給契約の締結について
(10)日程第10 議案第10号不当労働行為救済申立事件の和解について
(11)日程第11 議案第12号鎌倉市市税条例の一部を改正する条例の制定について
(12)日程第12 議案第13号鎌倉市子ども会館条例の一部を改正する条例の制定について
議案第14号鎌倉市子どもの家条例の一部を改正する条例の制定について
議案第15号鎌倉市放課後子どもひろば条例の一部を改正する条例の制定について
議案第16号鎌倉市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
議案第19号鎌倉市パチンコ店等の建築等の規制に関する条例及び鎌倉市災害派遣手当等の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について
(13)日程第13 議案第17号鎌倉市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について
議案第18号鎌倉市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について
(14)日程第14 議案第11号鎌倉市生産緑地地区の区域の規模に関する条件を定める条例の制定について
(15)日程第15 議案第20号平成30年度鎌倉市一般会計補正予算(第2号)
議案第26号平成30年度鎌倉市一般会計補正予算(第3号)
(16)日程第16 議会議案第1号旧優生保護法下における強制不妊手術を受けた被害者に対する補償及び救済等による早期解決を求める意見書の提出について
(17)日程第17 閉会中継続審査要求について
2 議会運営等における協議事項について
〇審査内容
開会後、会議録署名委員に前川委員を指名した後、議長から、6月27日付で、千一議員、くりはらえりこ議員、竹田ゆかり議員、飯野眞毅議員、高野洋一議員、河村琢磨議員及び保坂令子議員ほか2名から、「議会議案第1号 旧優生保護法下における強制不妊手術を受けた被害者に対する補償及び救済等による早期解決を求める意見書の提出について」が提出された旨の報告があり、議長発言を確認するとともに、議会議案は既に会議システムに配信していること、本件については、「1 本会議第7日(6月29日)の議事日程について」の協議の中で協議することを確認した。
以下、日程に沿って次のとおり審査を行った。
1 本会議第7日(6月29日)の議事日程について
本日の議事日程については、協議の結果、別添議事日程案のとおりとするとともに、開会は午後2時とすることを改めて確認し、それぞれ次のとおり確認した。
(1)日程第1 諸般の報告
諸般の報告があることを確認した。
(2)日程第2 陳情の取り下げについて
6月19日付で提出者から取り下げの申し出があった平成29年度陳情第47号「鎌倉山一丁目「鎌倉山動物病院」の増築反対の陳情書」については、6月25日開催の建設常任委員会において取り下げが承認されている旨の報告が事務局から行われ、協議した結果、本件については、本日の本会議で簡易採決により取り下げの承認について諮ることを確認した。
(3)日程第3 陳情第2号同性パートナーシップの公的承認についての陳情
総務常任委員長から報告を受けること、質疑がないこと、公明党から納所議員が賛成討論を行うことを確認した。
(4)日程第4 陳情第6号市備蓄の安定ヨウ素剤の事前配布と乳幼児用ゼリー状安定ヨウ素剤導入を求める陳情
総務常任委員長から報告を受けること、質疑がないこと、休憩を挟み討論の順番について確認した結果、自民党鎌倉市議団から伊藤議員が反対討論を、無所属の飯野議員が賛成討論を、以下、反対討論をヴィジョンから久坂議員、公明党から西岡議員、無所属の長嶋議員がそれぞれ行うことを確認するとともに、鎌夢会の各議員が採決の際、退席することを確認した。
(5)日程第5 請願第1号長谷子ども会館の閉館についての請願書
教育こどもみらい常任委員長から報告を受けること、質疑がないこと、自民党鎌倉市議団から森議員が反対討論を、日本共産党から吉岡議員が賛成討論を行うことをそれぞれ確認した。
(6)日程第6 陳情第11号北鎌倉隧道の所在する尾根の史跡追加指定について早期の取り組みを求める陳情
教育こどもみらい常任委員長から報告を受けること、質疑がないこと、日本共産党から武野議員が賛成討論を行うことを確認した。
(7)日程第7 議案第4号市道路線の廃止について、議案第5号市道路線の認定について
建設常任委員長から2件一括して報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認するとともに、採決は1件ごとに行うことを確認した。
(8)日程第8 議案第6号工事請負契約の変更について
総務常任委員長から報告を受けること、質疑がないこと、無所属のくりはら議員が賛成討論を行うことを確認した。
(9)日程第9 議案第7号物件供給契約の締結について
総務常任委員長から報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認した。
(10)日程第10 議案第10号不当労働行為救済申立事件の和解について
総務常任委員長から報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認した。
(11)日程第11 議案第12号鎌倉市市税条例の一部を改正する条例の制定について
総務常任委員長から報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認した。
(12)日程第12 議案第13号鎌倉市子ども会館条例の一部を改正する条例の制定について、
議案第14号鎌倉市子どもの家条例の一部を改正する条例の制定について、
議案第15号鎌倉市放課後子どもひろば条例の一部を改正する条例の制定について、議案第16号鎌倉市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、議案第19号鎌倉市パチンコ店等の建築等の規制に関する条例及び鎌倉市災害派遣手当等の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について
教育こどもみらい常任委員長から5件一括して報告を受けること、質疑がないこと、日本共産党から吉岡議員が議案第13号、第14号及び第15号の3件に対し反対討論を、以下、議案第13号に対し賛成討論をヴィジョンから久坂議員、無所属の長嶋議員が行うこと、採決は1件ごとに行うことをそれぞれ確認した。
(13)日程第13 議案第17号鎌倉市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、
議案第18号鎌倉市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について
観光厚生常任委員長から2件一括して報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認するとともに、採決は1件ごとに行うことを確認した。
(14)日程第14 議案第11号鎌倉市生産緑地地区の区域の規模に関する条件を定める条例の制定について
建設常任委員長から報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認した。
(15)日程第15 議案第20号平成30年度鎌倉市一般会計補正予算(第2号)、議案第26号平成30年度鎌倉市一般会計補正予算(第3号)
総務常任委員長から2件一括して報告を受けること、質疑がないこと、無所属の長嶋議員が議案第20号に対し反対討論を、神奈川ネット鎌倉から安立議員が議案第26号に対し反対討論を、無所属の長嶋議員が議案第26号に対し賛成討論を行うこと、採決は1件ごとに行うことをそれぞれ確認した。
(16)日程第16 議会議案第1号旧優生保護法下における強制不妊手術を受けた被害者に対する補償及び救済等による早期解決を求める意見書の提出について
千一議員、くりはらえりこ議員、竹田ゆかり議員、飯野眞毅議員、高野洋一議員、河村琢磨議員及び保坂令子議員ほか2名からの提出議案であることを確認するとともに、協議した結果、即決とすること、質疑がないこと、公明党から西岡議員が賛成討論を行うことをそれぞれ確認した。
ここで事務局から、議会議案については、本会議開会前までに会議システムに配信する旨の発言があり、これを確認した。
(17)日程第17 閉会中継続審査要求について
各常任委員長から閉会中継続審査の要求があることを確認した。
ここで委員長から、6月13日及び20日開催の当委員会で高橋委員から、正・副議長選挙において役員選考委員会で確認した結果とならなかったことを先例としないことを確認願いたい旨の発言があった件について、協議願いたい旨の発言があり、協議した結果、先例とする、しないにかかわらず所信表明の方法については、今後協議を行うこととした。
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(主な内容は次のとおり)
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○高橋 委員 だいぶ間があいてしまったので、どうして御協議いただきたいかという理由と言いますか、もう一回話をさせていただきたいと思います。
今回、今までの役員選考、旧来からのそういうことをちょっと変えていきましょうと。今までは水面下で役員選考委員長が会派を回って、会派で役職をいただいて最終的に名前を出すというようなやり方をしていたんですけれども、もう少し市民の方に見えるようにやっていきましょうということで、自薦もしくは他薦という形で名前を出して、無所属の方も他薦で出れると。もちろん自薦の場合には所信表明をされることが前提だろうと思うんですけれども、他薦の場合には他の方が推薦するわけですから、所信表明するかどうかについては、私はしませんよという場合もあることから、それで所信表明をすることができるという規定という形になったんだと思うんですけれども。いずれにしても名前を出して、その中で選考していきましょうという、そういう話で選考の仕方を変えたわけですけれども。結局、名前が出なかった方に決まったと。これはちょっと、やはり一番最初に皆さんで確認した見える化というか、開かれた議会というのを目指していく一歩にしましょうと言っていたところからちょっと違う形になりまして。選挙の結果というのはこの発言をする時に一番最初に言ったように、地方自治法上は別に何も問題はないのでそれについてとやかく言うことは全く私は何も考えていませんが、ただやっぱり議会運営委員会で確認したことがちゃんと守られないとなると、確認しても守らなくていいんだというふうな話になってしまうと、議運自体が成り立たなくなってしまうので、今回は今回として先例にしないで、皆さんで決めたことはちゃんと決めたとおりにやっていきましょうよということを確認していただきたいなということです。
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○河村 委員長 今、高橋委員のほうから改めて御説明いただきましたが、何か御意見等ございましたら、御協議いただきたいと思います。
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○保坂 委員 今回のやり方を先例としないという趣旨、そういうことを確認ということだと思うんですけれども、今回のやり方を先例としないということが、果たして確認できるのかなというあたりが、ちょっと難しいかなと思うところです。例えば、今回は所信表明ということを入れて、議長に、副議長にということを考えている方がみずから考えるところを公にすると。そういうあたりで、より見える化をというところで進めたわけですけれども、そこの部分が変わったということだと思うんですね。やっぱり思い出すのは、前期の最後の4年目の時の議長、副議長決めの時に、あの時もいろいろな経緯がありました。議長というところに丸をつけた方が一人いて、うちの会派の場合は特にもう一人いた同僚議員が、これは丸をつけた人に投票するしかないんだというふうに考えていて、私とちょっとそのあたりの解釈をめぐって会派の中でいろいろ議論した経緯があるんです。会派の中では議論したんですけれども、結果、開けてみると丸をつけた人が確かに僅差で、議長になられたんですけれども、丸をつけなかった方に対してもかなりの票が集まるという結果になりました。そのことを思っても、やり方というのではなくて結局は結果なのかなというところで、このやり方を先例としないという確認というのは、地方自治法上の断り書きをつけた上で運用する以上はちょっとそれは難しいのではないかと思っています。
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○高橋 委員 解釈が幅があるものですから、私は特にやり方について云々と言っているわけじゃなくて、今回のことを先例としないというかなり幅広い解釈で私としては言わせていただいている、要は、さっきも言ったように議会運営委員会で決めたことを、その決めたとおりにやらないということがいいんだというふうになってしまうと、とりあえずは賛成しておいて後で違うことをやっても別にいいんだみたいな話になっちゃうと議会運営委員会自体がまとまらなくなっていくので、やり方ということよりもやっぱり議会運営委員会で決めたことをちゃんと守っていきましょうよというだけのことなんです、私の意図しているところは。だから、今回のことは幅広くやり方もあるかもしれないし、いろんなことがあったと思うんですけれども、そういうことを今回のことは先例としないということを確認していただければ、一応終わったこととして、これからはちゃんと皆で話ししたとおりにやっていきましょうよというふうなことでいいんじゃないかと思うんですけれども。
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○河村 委員長 暫時休憩します。
(11時23分休憩 11時40分再開)
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○河村 委員長 再開いたします。
それでは、ただいま休憩中に御協議いただきましたけれども、それでは各委員の方から御意見いただきたいと思います。
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○久坂 委員 休憩中にも申し上げましたけれども、過去の議会運営委員会において選挙の手法を先例としたかといえば、そういうことはなかったんじゃないかと思う中で、先例とすることにはなじまないんじゃないかと思っております。フローにつきましては、議会運営委員会で決めたとおりに進行したというふうに理解しております。その上で、今回のフローどおりにまた実施をするのかっていうことは、また時期を改めてもう一度議会運営委員会の中で確認してもいいんじゃないかということを思いましたので、述べさせていただきました。
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○森 委員 高橋委員のおっしゃるとおりだと思うんですけれども、ただやっぱり全議員が候補者であるという議長選挙の性質上、選挙の結果についてそれを前例としないということは選挙の結果ですから、ちょっと難しいのかなというのは考えます。
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○保坂 委員 今回、所信表明をされたお二人の方は、本当に真摯な態度で所信表明してくださって、そのことにはすごく敬意を表しているところです。それで、先ほど申したことの繰り返しになりますけれども、今回のことを先例としないとおっしゃっているところは広く捉えて全体的なことだというお話しでしたけれども、何をもって先例としないかっていうところの確認が難しいというふうに私は思っています。
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○前川 委員 高橋委員がおっしゃっている先例としないというふうに確認したいということの気持ちは、今回議会運営委員会に出られて、私の立場として委員長でしたのでね、本当に議会運営委員会の中で時間をかけてやってきた中で、結果ではなくてやり方でという話で、それほど先例としないとするほどのあり方でしたよねっていうことをおっしゃりたいんだと私は思っています。フローどおりにやったということに、やったのかもしれませんが、役員選挙も2回やることにもなってますし、さっき久坂委員がおっしゃったように、選挙について先例にするということは過去にもないと。いろんな選挙もやってきている中で。私もそれもそうだなと思いますし、先例とするとかしないとかっていうことは言及しません。ただ開かれた議会と言ってこの鎌倉市議会は結構改革が進んでいる中で、語弊のある言い方はしたくないですが、やっぱりもう少し公正に、公明に、やっていけたらというふうに思いますので、今度話し合いができればという、また先送り1年することになってしまいますけれど、ということになるんですね。ということで先例としないということを先例とするということには賛成はしないというか、しなくてもいいかもしれないなと思っている、その程度です。
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○高野 委員 今回ですね、久しぶりにと言いますか、所信表明という形で、事実上の立候補というふうに受けとめてますが、名乗りを上げた方が、全員協議会室できちんとお考えを示されて、そして選挙に臨まれたということはとても大事な取り組みであろうと私は思っています。手続的なものを含めて、流れそのものはきちんと決めたとおり行われたと思っていますが、選挙結果との兼ね合いで、今の高橋委員から御提示あったんではないかなというふうに理解していますので、選挙結果は選挙結果として今回限りだと思いますから、これは別に今後には関係のない話でありますので、本会議場で起きた出来事を含めて、今回限りということで理解しておりますので、そう考えております。
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○西岡 副委員長 私は今回の議会運営委員会に入りまして、前回の議会運営委員会の議論には参加をしていないわけですけれども、確かにフローどおりに行われたことは間違いないなと確認をさせていただきました。それで、茅ヶ崎市が早くから議長の立候補制をとっているので、どのようにやっているのかちょっと伺ったんですね。やっぱり議長も所信表明をするということは大事にしていきたいと思ったものですから伺いましたが、立候補したときに立候補した方は動けないけれども、推薦される方が事前に会派を回って、無所属のところも全議員を回って、どういう状況かということをまずつかむそうです。それでそういった中で、立候補する方が皆さん所信表明を行って、選挙に入るという形をとっているそうです。もしかしたらそういう議論も中で行われたかもしれないんですけれども。立候補した後で内々に工作をするというような形ではなくて、あくまでも市民には開かれた形で選挙をするということはそういうことなのかなと私は思いました。ですので、今回のことは先例にしないというのは、何をもって先例としないのかというところは私にはわかりませんので、なじまないのかなというふうに思います。
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○河村 委員長 皆さんから御意見いただきましたがいかがでしょうか、高橋委員。
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○高橋 委員 皆さんの御意見がわかりましたから、どこかでまた議論できるチャンスもあると思いますので結構です。
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○河村 委員長 本件につきましては、皆様から御意見をいただき、今後の協議ということも含めて進めていきたいということで確認してよいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
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ここで、議会運営の検討のための当委員会の開催日程について協議することとし、正・副議長退室のため、一旦休憩した。
(11時49分休憩 11時51分再開)
2 議会運営等における協議事項について
議会運営等の検討のための当委員会の開催について、休憩を挟み協議した結果、平成30年7月17日(火)午前10時から開催することを確認し、以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
平成30年6月29日
議会運営委員長
委 員
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