○議事日程
平成30年 5月16日議会運営委員会
議会運営委員会会議録
〇日時
平成30年5月16日(水)9時30分開会 11時44分閉会(会議時間 1時間35分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
前川委員長、大石副委員長、志田、池田、森、高野、高橋、久坂、保坂、吉岡の各委員
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
大隅局長、木村次長兼議事調査課長、茶木議会総務課長兼議会総務担当担当係長、笛田議事調査課課長補佐兼議事調査担当担当係長、窪田議事調査担当担当係長、片桐担当書記
〇本日審査した案件
1 議会運営等の検討について
(1)議会運営等における協議事項について
2 次回の議会運営委員会の開催について
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○前川 委員長 議会運営委員会を開会いたします。
まず最初に、委員会条例第24条第1項の規定により、会議録署名委員の指名を行います。保坂令子委員にお願いいたします。
議長、副議長の出席について、本日は、議会運営等の検討を行う議会運営委員会ですので、議長、副議長は出席していないことを報告いたします。
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○前川 委員長 議会運営等における協議事項についてを議題とします。
まず、4月26日開催の当委員会で協議しました、「機構改革など各所管にわたる全庁的な重要案件の各常任委員会における審査のあり方について」、「議会活動における議員支援のあり方について」、この二つですが、議長からの諮問に対する答申文(案)を、御確認いただきたいと思います。
事務局が読み上げますので、お願いいたします。
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○事務局 会議システムに配信させていただいております。
「機構改革など各所管にわたる全庁的な重要案件の各常任委員会における審査のあり方について」。機構改革など各所管にわたる全庁的な重要案件に係る議案については、平成25年12月定例会における第3次鎌倉市総合計画第3期基本計画の策定に係る議案審査の際の審査方法と同様に、議案が付託された常任委員会以外の常任委員会で予備審査を実施し、付託先の常任委員会へ意見を送付することができるものとする。
「議会活動における議員支援のあり方について」。本会議、委員会における議会活動への対応については、平成29年5月23日開催の当委員会で確認された、表決、議事進行中の意思表明、発言及びタブレット端末の操作の対応は従前どおり行うものとし、また、生活支援に関する介助については、平成13年6月4日開催の各派代表者会議で確認されているとおり、議員の自主性に任されるものであることを再確認した。
以上です。御確認をお願いいたします。
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○前川 委員長 参考までに、平成13年に協議した内容を配信させていただいております。
この内容で議長宛てに答申することでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認をさせていただきました。
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○前川 委員長 次に、「正・副議長選挙及び役員選考委員会のあり方について」の協議をいたします。
本件は、4月26日開催の当委員会で、定例会前に所信表明を実施する案として、実施フローを検討することとしていました。事前に委員の皆様にごらんいただいておりますが、便宜、事務局から資料について説明をお願いいたします。
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○事務局 正・副議長選挙に係る所信表明の実施フローについて御説明いたします。会議システムに配信させていただいております。
フローの作成に当たりまして、議長選挙及び副議長選挙においては、公職選挙法上の立候補に関する規定を準用していないことから、立候補制をとることはできないとされるため、本フローには「立候補」ではなく、「所信表明」という表記を使用しております。
まず、資料1をごらんください。
初めに、資料1と資料2で共通の部分について、御説明いたします。
会期については、本会議初日から数えてさかのぼった日にちをマイナス何日という表記とあらわしています。マイナス14日の各派代表者会議で役員選考委員会の設置を確認し、役員選考委員会で、所信表明の申し出及び所信表明に係る取り決めの確認をします。
取り決めの内容は、他市を参考に作成しております。
委員会等の会議時間は、想定される時間となっております。
資料1、資料2ともに役員の選考については、役員選考委員会で決められていくものと考えております。
次に、資料1と資料2の異なる部分について御説明いたします。異なる部分については下線を引いてございます。
まず、資料1は、所信表明を所信表明の申し出締め切り日の午後に行う場合の流れです。
主な点としましては、マイナス12日に所信表明会を行うことを考慮して、便宜上その前のマイナス14日の各派代表者会議の時点で正・副議長から辞職届を提出いただきます。マイナス12日の12時に申し出の締め切りをし、その午後に所信表明会を行い、所信表明を終えた後から役員選考委員会で役員の選考に入ります。本会議初日の選挙と所信表明会との間に12日間ございます。
次に、資料2をごらんください。
資料2は、所信表明を本会議前日に行う場合の流れです。
主な点といたしましては、所信表明会は本会議の前日ということを考慮して、便宜上マイナス7日の議会運営委員会で正・副議長から辞職届を提出いただきます。所信表明が行われる前のマイナス12日の役員選考委員会で、役員の選考に入ります。本会議初日の選挙と所信表明会との間に1日間ございます。
以上でございます。御協議をお願いいたします。
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○前川 委員長 事務局に2パターンをつくっていただきました。大変な作業だったと思いますけれども、いかがでしょうか、ごらんになっていただいて。しっくりくるものはどちらなのかということになりますけれど。
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○高橋 委員 過去に何回か立候補制をとっていたことがあるんですけれども、そのときに、所信表明を聞いて票が動いたという経緯があるんですね。そういうことを考えると、2番だと、全部決まった状態で所信表明を行うというのは、余りにも形骸化し過ぎちゃう面がありますから、所信表明を聞いてから具体的な選考に入ったほうが、所信表明が生かされるんじゃないかなと思いますので、1番のほうがいいと思います。
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○久坂 委員 私、前日に行ったほうが、イメージ的に、選挙を行う流れが市民の方にとってはわかりやすいのかなと思ったのですけれども、今の高橋委員の過去の経緯を聞いて、何のために所信表明があるのかということを考えれば、すべからくそういうことで、高橋委員の意見に同意したいと思います。
ただ、この程度の日数が開いていないと、ちょっと運営は難しいということで、おつくりくださったということですよね。わかりました。
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○森 委員 正直、両方ともイメージしにくいというところなんですが、そもそも議会日程に影響がないようにというようなお話もありましたので、高橋委員もおっしゃっていたように、所信表明をした後に考えが変わったりということもあり得るので、私は1番のほうがいいと思います。
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○高野 委員 高橋委員が言われたようなことなんだろうなとは思っていたんですけれども、案2のほうはどういうメリットがあるのか。案1のほうは自然だと思っているんです。これまでの議論の結果からすると。案2のほうは何の意味があるのか、僕にはわからなかったんです。
ただ、市民との関係というのは、そうか、なるほどとは思ったんですけど、所信表明の前に決まってしまっているので、所信表明をやって何の意味があるのかというのは、市民との関係と言ったって、別に。だから、所信表明をやって調整に入るのならわかるんですよ。そうすると、これは大変なことになるんです。そうなっていないですよね。
だから、案2のほうは、そういう意味からすると、意味がないと言ったら悪いんだけど。だから、案1でいいと思います。
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○保坂 委員 私も、この違いが、意味がよくわからず、最初に見たときは、2番のほうが、全体的な役員選考がフリーハンドでと言ったら変なんですけれども、調整しやすいのかなと思ったんですけれども、よく読むと別にそういうわけでもないんですよね。所信表明の申し出の受付というのは、もっと早い段階で両方やっているわけなので、そうすると形的には、資料1で示したもののほうが自然な流れなのかなと思いました。
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○池田 委員 私も最初は2番のほうが盛り上がるのかなと思ったんですが、ただ、それくらい違いが本当によくわからなくて。今、高橋委員が言われたように、形骸化するような所信表明であってはならないかなと。形骸化しないといいますか、ある程度、選考途中でもいろいろ所信表明によって変わっていくと、そう考えると、1番のほうが自然な流れというふうに思いますので、1番で。
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○大石 副委員長 1番でよろしいんじゃないでしょうか。
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○前川 委員長 皆さんに御意見をお伺いさせていただいて、1番のフローでやっていこうということになりますけれども、よろしいですか。
(「はい」の声あり)
それでは、所信表明の実施フローについては、1番ということで、所信表明を、所信表明の申し出締め切り日の午後に行う場合というほうにさせていただくということになりますので、確認をいたします。
ただいま、実施フローが確認されましたので、「正・副議長選挙及び役員選考委員会のあり方について」、議長からの諮問に対する答申文(案)を確認をさせていただきたいと思っておりますけれども、事務局、お願いしていいですか。
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○事務局 答申文(案)を会議システムのほうに配信をさせていただいておりますので、御確認をお願いいたします。
「正・副議長選挙及び役員選考委員会のあり方について」。議長選挙及び副議長選挙を実施するに当たり、議長または副議長を志す者は、その所信を表明することができるものとする。なお、実施方法については別に定める。
御確認をお願いいたします。
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○前川 委員長 よろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認をさせていただきました。
この内容で議長宛て答申しますが、次の6月定例会から実施することを確認してよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認をいたしました。
インターネット中継については、議会広報委員会の所管となりますので、委員長から議会広報委員長へ所信表明会を中継することについて申し入れることを確認してよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認をさせていただきました。
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○前川 委員長 次に、「議会図書室の充実について」の協議を続けたいと思います。
前回、飯野議員から提案理由の説明を終えております。協議に入る前に、事務局から議会図書室の利用状況などについて説明をしていただきたいと思います。お願いいたします。
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○事務局 議会図書室の利用状況等について、御説明いたします。
議会図書室の貸し出しについては、図書については1人3冊まで7日以内、刊行物等については1人2冊まで5日以内で貸し出しを行っており、一般の方の利用も可能としています。蔵書については、データベース化し、ホームページで公開しております。
貸し出し実績ですが、平成29年度は議員が4名、職員が2名。平成28年度は議員が5名、職員が4名。平成27年度は議員が6名、職員がゼロ名。平成26年度は議員が4名、職員4名となっております。
中央図書館に問い合わせたところ、相互貸借を行うのに、バーコード管理は必須ではないとのことですが、本の運搬経費や、各図書館及び議会事務局での受付窓口の体制の追加など、課題があると考えられます。現在、市内の図書館の相互の本の運搬については、委託により行っているとのことです。
以上でございます。
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○前川 委員長 今、お聞きになったとおりでございまして、年間の利用状況、利用人数などの結果は、大体4人から6人ぐらいということですね。バーコードは特に必要がないということ、ただ、運搬経費がかかってくる。それから、そうなった場合に、貸し出しの受付窓口が必要になってくるだろうということです。
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○久坂 委員 ちょっと済みません、事務局のほうに。
ICタグは高額だからできなかったという、飯野議員もこの前も高額だったという話がありましたが、まず、御提案の中の1点目の確認を。
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○事務局 ICタグについては、現在、鎌倉市立図書館においての採用はされていないということでした。
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○久坂 委員 わかりました。済みませんでした、忘れていました。
続きまして、今お話にあった、鎌倉市内の図書館については運搬を図書館のほうでやっているんだけれども、そのルートに議会のほうを乗せていただくのは難しいというお話ですよね。あくまで、貸し出しをするのは議会事務局のほうで議員が確保してほしいということですよね。
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○事務局 詳細な、具体的な協議等はしておりませんで、運搬ルートにもし含めるということであれば、応分の費用負担は必要になると考えられます。
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○前川 委員長 運搬の中に入ることはできるけれども、費用はかかるということです。
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○久坂 委員 それはまだわからないですよね。決まってから議論をすることだから、詳細については額とか全くわからないということですよね。
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○事務局 今、実際かかっている額は、図書館といたしましては、予算ベースですけれども、1日当たり1万1500円を見込んでいるというような状況です。それに稼働日で掛けていくというような形になります。年間約300万円ぐらいになっております。
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○久坂 委員 はい、わかりました。ありがとうございます。
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○保坂 委員 いろいろな御提案が含まれているかなと思うんですけれども、前期においては、議会図書室を委員が実際に見に行って、蔵書の状況を見たと。そして、きちんと使いやすいように並べかえたりと、あと、一番大変だったのは、全く議会事務局にお任せだったんですけれども、蔵書の目録をつくって、今はホームページにもアップされていて、蔵書が一覧で見える化されているという意味では、前期かなり進んだかなと思います。
その上で、議会図書館の重要性ということを軽視しているわけではないんですけれども、じゃあ、今後どういう方向で改善していくのかというところがあると思うんですね。今の議会図書室が、市内の市立図書館にないような議会関係の資料がたくさんあるとか、そういうことだったら、もっと一般の利用に供するように広げていかなければいけないということがあると思うんですけれども、特にそういうことではないかなというのと、あと、鎌倉市の場合は、行政資料コーナーのほうが使いやすいという部分もあると思うんですね。
だから、議会の動きだったり、鎌倉市の文書ということだったら、その両方でというのがあって、もちろん図書館でも見られるというところがある中、じゃあ、議会図書室の充実とは何だろうなというのを考えていかなければならなくて、今のお話だと、実際の利用実績というのは非常に少ないと思っております。それが実態なんだと思うんですね。もともとが場所が限られているので、じゃあ、もっと蔵書を充実させようとか、予算をいっぱいとろうという方向は、スペース的なものも含めて、あとは運用に係る経費とか、その効果を考えるとどうなのかというあたりは、考えていかなければならないと思います。
前期においては、傍聴などで議会にいらしている方が、もうちょっと気軽に議会図書室を利用できるようにしようねということで案内をつくったりしたと思うんですけれども、そういう方向性はいいのかなと思っております。
そして、また、議員が市内の普通の市立図書館の蔵書を議会図書室で取り寄せて見られるようにしたら便利だよねというのは、それはどうなのかなと。それは議員が図書館に行けばいいかなと思うので、そこのところでよりサービスを厚くするためにお金をかけるというのはいかがなものかなと思うので、全体を見て議論をしたいと思います。
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○高橋 委員 本来、毎年購入する図書というのは、図書購入選定委員会の中で協議をして、10冊なのか20冊なのかわかりませんけれども、そういうものも、本来は議会のほうで決めていくということだと思うんですけれども、今は事務局の判断でやっておりますので、私は、いろいろ御苦労をかけたから、解散するということについては了解しましたけれども、本当は毎年1回ぐらいは開いて、ことしはどんな図書を購入するのかということをやるべきだと思っておりまして、できたら、そういったことも含めて、1回、図書購入選定委員会を開催して、もろもろのことについても、その中で協議をしていただくほうがいいんじゃないかなと、ここで余り細かい議論をしても、具体的ではないのではないかと思っています。
一般の図書館にあるような図書を、保坂委員からも、購入しても余り意味がないというような話もありまして、見ても本当に専門的な図書が多くて、地方自治とか、そういう意味では、ほかの図書館と差別化というのは担保できていると思うのです。だからこそ、なおさら図書の選考はちゃんと毎年毎年やっていくべきではないかなと。そういった意味で、できれば図書購入選定委員会をもう一回立ち上げて、さまざまなことも議論していただきたいと思います。
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○久坂 委員 さっき事務局に伺ったことと、今の、保坂委員が図書購入選定委員をお務めくださったことを踏まえて話すんですが、私は、議会図書館でほかの図書が借りれるのは、傍聴に来てくださった方とかにオープンにするときに、ついでに借りれるといいのかなと思って金額を聞いてみたわけで、何も議員の利便性を図るとか、例えば、職員の方がなかなか図書館に行く機会がないので、そういう意味ではいいのかなと思って伺ってみたんですけれども、予算的なものは高いということで、どれぐらいの負担になるのかわかりませんけれども、これについては難しいのかなと思いました。
図書室について、実際、保坂委員が前期、図書購入選定委員をやってくださったということで、うちの河村議員とかがやってくれているんですけれども、そういった実際にかかわった方がなかなか差別化が図られていないという中で、図書室を充実するということについては、今、高橋委員が、年間10冊ぐらいでもきちんと決めたらどうかというお話があったんですが、資料は資料としてきちんと保管できるような所、行政資料コーナーとかに見てもらえるように分けるとか、図書室そのものをどうするのかということを、もし図書委員会を立ち上げるならば、その辺のところの本質の議論をするべきだと思っておりまして、今回の飯野議員の御提案については難しいなと思いましたので、それが意見です。
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○前川 委員長 図書室の充実と言われても簡単じゃなくて、なかなか奥が深くて、大変なことがよくわかるということで、大体300万円かかる中で、例えば、それに乗っかるとして、どれぐらい運搬の中に議会が払えばいいのかということもわからないですし、どうやって計算するのかということもあります。
それから今、図書購入費が10万円あるということで、10万円ある中で、事務局のほうでも考えていただいたりもして、今、その件に関しては執行はされているんでしたか。
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○事務局 昨年から、図書購入選定委員会を設置されておりませんので、議員からの図書の購入という部分については執行はされていないということです。
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○前川 委員長 その10万円の中で、あえて言えば、例えば1年間で議員が欲しいという本を挙げてもらって、1年の最後のほうで1回、委員会か何かで、これは必要だねということが諮られて買う。それは、必要か必要じゃないかと諮るのはすごく大変だと思うんですけれども、例えば、10万円の図書購入費を前向きに使っていこうということであれば、それも充実の一つなのかなというふうに考えます。
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○久坂 委員 高橋委員から御意見が出ていますので、それは私は、今回の飯野議員の御提案がどうだったかということを含めて諮っていただいてもいいんじゃないかなと思いまして、私の意見については、先ほど申し上げましたとおり、図書の購入だけにかかわらず、図書室の根本的なあり方を考えてくださるんだったら、私は設置しても意味があるとは思っております。
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○保坂 委員 私も、毎年かどうか頻度はわからないんですけれども、この期に立ち上げ、何もないということではなくて、今、前期にかなり整理した結果、スペース的には満杯で、何もこれ以上新しいものが入らないという状態ではないと聞いておりまして、いろいろな雑誌とか、定期的にとっているもの以外、全く新規に入れられないというものではないと思っていますので、図書購入選定委員会を設けるのはいいかなと思います。
ちょっとだけ横道にそれますが、私自身が昔、神奈川県議会の図書室を利用していたときというのは、何で見に行ったかなと思い出してみたんですけれども、視察報告を読みに行っていました。だから、そういうのは一般の図書館にはなくて、議会図書室に行くとちゃんとその年度のがそろっていて、それは役に立ったかなと思いましたけれども、そういうものも、視察報告などを今後もし出していくんだったら、ホームページに載せるだけじゃなくて図書室とかにもあると、関心のある市民の人も見られるとか、買うだけではなくて、そういう意味での議会資料の充実というのもあるのかなと思います。
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○志田 委員 現状のままでよろしいと思います。
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○高野 委員 保坂さんと似ているような意見ですが、そもそも議会図書室というのがどうあるべきなのか、私も前々期、多少は議論した記憶もあるんですが、より市民に開かれたものとしてやっていく方向性なのか、どちらかというと議員が本当に求めている専門的な、本や雑誌、そういうものをきちんと調査研究に資するようなものとしてやっていくのか、それによっても大分変わっていくと思うんですよ。資料を購入するかしないかも含めてですけれども。
私も、前期その辺がどういう決着の仕方をしたのか見ようかなと思ったら振られちゃったのであれだったんですが、ちょっと認識していないので、何とも言えないんですが、飯野議員の御提案については、予算が一定かかるのであれば、なかなか現状からすればそこまでの費用対効果はないんじゃないのと。図書館に行けばいいんじゃないのと、我々が。むしろ、そこまで議員のために、何か借りられるとかありましたよね。そうではなくて、その位置づけからもう一回議論した上でどういうふうにやっていくか。あと、前期の到達状況を私は確認したいという意見です。
吉岡委員とちょっと意見が違うかもしれません。私は議会図書室に何回か行きましたよ。そういう実態です。
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○池田 委員 私も前回は図書購入選定委員会というのはかかわっていなかったので、議会図書館のあり方として、通常、活用も私はそれほどしていないし、過去の経過を見たいというときにはあそこで見ることもあるんですけれども、そういうことも含めて何が必要でどうあるべきかというのは、一度話し合う機会があってもいいのかなというところですね。
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○大石 副委員長 議会図書室の役割と充実に対する考え方は別に議論をするにしても、現段階では、現状のままでいいのかなと思います。
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○前川 委員長 先ほど、久坂委員が事務局に御確認をしてくださいましたけれども、ICタグによる図書の管理については、それはないということで。ほかの市内の図書館にない図書の購入に努めるというところが、それが今、保留になるのかどうなのか、現状のままということ、それか発展するのか、もう一回確認しますけど。
ほかの市内図書館との連携を図り、議会図書館の図書を他の市内図書館でも借りられるようにするとともに、議会図書館でもほかの市内図書館の図書を借りられるようにするということは、先ほどの運搬等が必要になるのかなというところで、費用対効果、金額的なものもありまして、これは必要ないのではないかなという皆さんの御意見だと思います。
インターネットで公開されている法令集の加除は中止し、市総務課法制担当を契約している判例情報検索システムを導入するというところに関しましては、前回も事務局からお答えをいただいているということですので、これは総務課でやっているということなので、それはそれでいいんじゃないかと。
ですので、基本的には、飯野議員が要求されていることに関しては、現状のままということで確認させていただいてよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
その上で、今度はこの御意見をいただいて、購入を含め、図書室の充実について、図書購入選定委員会を立ち上げて、年に1回か2年に1回か、さっき保坂委員から毎年じゃなくてもというお声もありましたので、そういう方向で今期やっていくということで、よろしいですか。
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○高橋 委員 御自身が取り下げた部分もありますし、例えば、予算の関係で、物理的に無理だったりというのもあったと思うんですけれども、その辺までここで深く議論をしていかないで、図書購入選定委員会を立ち上げて、その中でいろいろチェックしながら1回だけでも議論してもらえればなと。ここで、例えば現状維持みたいなことを確認しちゃうと、現状維持ということになりますから、少しフリーハンドで議論していただけるような環境で、そういったことがもしあれだったらば、こちらに報告していただいてから、じゃあ現状維持でいこうねというような確認をするんだったらいいと思うんですけれども、もしここで、例えば現状維持みたいなことを確認するのだったらば、ちょっと深く議論したほうがいいかなというふうにも思います。
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○前川 委員長 前回、私は図書購入選定委員会に答申を委ねようと思ったときに、そうじゃなくて、ここでやったほうがいいという話になったんですよね。なので、やっているんですよ。だから、またそれをちょっと、正直言って、行ったり来たりになっちゃうので。
ですから、さっきから言っているように、今、飯野議員がおっしゃっていることは、とりあえず現状維持ということで、この議会運営委員会として、図書購入選定委員会なりを設置しようかというところで話し合ったらいかがですかという提案を私はしているんです。
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○保坂 委員 今、委員長が整理されていることはよくわかるんですけれども、それは、飯野議員が提案している複数の中の一番上、ほかの市内図書館にない図書の購入に努めるという部分を受けて、市内図書館にない図書の購入については、議会図書室の充実に向けて図書購入選定委員会に検討をお願いする。それ以外については、現状維持みたいなまとめ方でも、議会運営委員会としてはどうなのかなと思います。
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○高橋 委員 本当に以前から、一般の図書館でも借りたいという方がいて、例えばお体のぐあいが悪いというときに、宅配サービスをやったらどうだという話をしていて、そんな話をしていたら逗子市がやり始めて、鎌倉市も多分一部やっているんですよ。だから、そういうサービスだったらば、毎日循環していて、1日1万円よこせみたいな話でやられたのでは、それは議会としてはお手上げだけれども、利用状況を聞く範囲では、ほぼゼロに近いなと。年間1回、2回、本当に専門図書を見たいという方がいるんだったらば、宅配サービスみたいなことはやっても、本当に数千円の予算でも対応できるんじゃないかなと。だから、そこのところは、あわせて図書購入選定委員会を設置するのだったらば、議論していただきたいなと。
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○前川 委員長 そういう宅配なのかどうかというところなんですよ。また違う観点かなという気もするんですけれども、さっき言いましたように、受付が必要になるんですよ、そうなると。受け付けて、返す場合も、返すためにも人が必要になってきて、それは事務局にお願いしなくてはならなくなってくるので、その負担を考えなければいけなくなるんですよ。
ですから、市内図書館、中央図書館云々と思うと、すぐそこじゃないというところで、議員にとってみれば、行けばいいというふうに思うんです。だから、市民のためにこれを充実させるという方向にするのであれば、限りなく非常に広がっていくということだと思うんですけれども、どうですか。
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○高橋 委員 僕が言ったのは逆なんです。向こうのやつをこっちで貸してくれという話なんですねこれは。私はもう、市民の方がここの図書を借りたいということだと思ってました。それは図書館に行けばいい話ですよ。それはそうだと思います。
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○久坂 委員 この出ている項については、大半の方が基本的には現状維持ということで、一応落ちつきましたので、なおかつその上で、図書購入選定委員会を、購入だけの委員会じゃないんです。私が言っているのは、図書室は今後どうあるべきか、高野委員がおっしゃったんですけれども、市民向けに拡大でいくのか、それとも議会向きに専門的なものでいくのかということも含めて、図書室のあり方を考えるべきで、そうしたら、おのずと図書の購入はあるでしょうし、その先にもしかしたら、もう一回、飯野議員がおっしゃった項目を扱わざるを得ないと、さっき保坂委員がおっしゃいましたけれども、ほかにない図書の購入に努めるということはもう一回やらざるを得ないとおっしゃるかもしれないので、図書購入選定委員会の設置については、やぶさかでない方が多かったかもしれません。それをもう一回諮ってくださってもいいんですけれども、それを諮った上で、そのあり方については、議会図書館をどうするのかということをベースに置きながらやったらどうかということだけにしておいて、なお、念のために、議会運営委員会ではこういう項目も出て、議会運営委員会では、こういう項目は現状維持というのが大半の意見だったけれども、その扱いについては図書購入選定委員会の方にお任せしますというふうにしたらどうでしょうか。
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○前川 委員長 一応、さっきそう言ったつもりです。
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○久坂 委員 ごめんなさい。ほかの市内図書館の図書の購入だけかと思っていました。
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○保坂 委員 ほかは現状維持でいいですよと、少し飯野議員の意見を酌んだということです。
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○前川 委員長 気持ちを酌んだという。そうでしょう。皆さん、そこがあるからスパッとできないと思って、さっきからいろいろ言っているんです。
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○保坂 委員 でも、そういう言い方をしましたけれども、実際には、議会図書館のあり方を検討するということも含めての委員会で、議会図書室は、地方自治法では設置するということになっていて、もちろん議会の議員の調査研究のためというのは大前提なんだけれども、開かれた議会図書室ということも言われており、そのあたりも含めて、あり方ですよね。
その一方で、今インターネットで何でも見られちゃうし、政務活動費もあるしという、地方自治法に議会図書室が盛り込まれたときとは、また違う状況が今あるわけだから、全部、何から何まで皆議会図書室で購入してそろえなくても済むような状況もあるわけですよね。だから、全く検討しないんじゃなくて、この期において検討の機会があったほうがいいかなという意味の発言だったので、今の久坂委員の発言とほぼ同じです。
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○前川 委員長 皆さんいろいろ推しはかっていらっしゃって、おっしゃってくださっているとは思っておりますけれども、さっき言ったように、飯野議員の件に関しては、現状維持ということにして、図書購入選定委員会についてはやってもいいんじゃないかというところで、皆さん、まとまってると思いますが、よろしいでしょうか。
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○高野 委員 ちょっと確認です。その話はそれでいいんです。
私も、保坂委員が言ったような、提起が議員からありましたからね。なければ何もないでこの4年間いったかもしれません。あったので、提起がされた以上は、項目そのものもそうだけれども、きちんと今出たような形で議論したほうがいいのではないかと。それはあれですよね、鎌倉市議会図書購入選定委員会ですよね。これしかないですよね。これは目的を見ると、鎌倉市議会図書室を整備するためとなっていますから、多少広く扱えるのかなと思います。
確認したいのは、今の方向が確認されればですが、市議会議員若干名となっていますけれども、これはどういうふうに前期はやったのか。
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○前川 委員長 各会派から出ました。一人ずつ。だから、若干名というと、そのときの7会派なら7人、6会派なら6人でした。
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○高野 委員 この規程そのものは、それにこだわらなければいけないんですか。
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○前川 委員長 それはまだ、そこまで今は話し合いはしていませんので。
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○高野 委員 場合によっては無所属も含めて、そういう幅がきかせる規程なのかなと、今、規程を見て思ったものですから。若干名とあるので、こういう議会運営委員会と同じようにしなきゃいけないというふうでもないのかなという理解もできるので、同じ構成で出ると同じ考えになるなと、会派なんて全員そうなんです。だから、そこはまた検討いただければなということだけちょっと申し上げておきます。
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○前川 委員長 そうですね。おっしゃっている方も無所属の方でありますし、もちろんその幅を広げるということはあり得ると思います。
それでは、今、皆さんのそれぞれのお気持ちはわかりましたので、提案されている飯野議員のお気持ちもはかりながらということで、まとまったのかなと思っております。
答申文(案)のことも考えながら、私はやっておりますので、答申としては現状維持でよろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
この先、図書購入、連携については、検討して意見を送付していこうというところでよろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
暫時休憩いたします。
(10時25分休憩 10時31分再開)
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○前川 委員長 再開させていただきます。
休憩前にもお話をさせていただきましたけれども、飯野議員提案の「議会図書室の充実について」に関しては、現状維持ということでさせていただきます。
答申文(案)もそのようにさせていただきますが、答申文の中には入れませんけれども、議会運営委員会の検討会の中で、図書購入選定委員会の設置をしたらどうかという意見が出ているということを伝えますので、それでよろしいでしょうか。意見が一致しているということで。そのやり方については、役員選考委員会で決めていただくことになると思います。
よろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認させていただきました。
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○前川 委員長 次に、中期検討項目に入ってまいります。
「一般質問の質問時間について」の2項目については、一括して協議をしていただきたいと思っておりますので、2件を一括して協議することでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
まず、提案会派の鎌倉みらいから提案説明をお願いしたいと思います。
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○池田 委員 一般質問の質問時間については、25%削減というのは1時間半ぐらいということで、かねてから会派としては、もう少し効率的な議会運営を図るべきじゃないかという観点がございまして、そういう視点から、2時間から25%を削減したらどうかという、そういう継続的な考え方は持っているところです。
以上です。
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○前川 委員長 続けて、提案会派の鎌倉のヴィジョンを考える会からお願いいたします。
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○久坂 委員 私どもは皆さんと同じように、一般質問が議員に与えられた重要な機会でございまして、本当に発言権は十分確保するんだというスタンスは皆さんと違いませんので、今回それにつきましては一切触れません。
そういう中で、今、池田委員がおっしゃいましたけれども、議会運営の観点から、今の2時間制ですと、結構皆さんも御苦労がわかられているとおり、議会運営の日程としては今かなり幅をとっているなというところから、もう少しタイトに、1時間と書かせていただきましたけれども、鎌倉みらいさんと同じく1時間半程度にしてみて、運営をしてみたらどうかと思っております。
今も9時30分開始で18時終了とこだわっておりまして、実際、一般質問できる時間が、1人2時間マックスでやった場合は、3.5人となっております。実際、5日間に何とかおさまっているのは、中には1時間で終わる人ですとか、1時間未満で終わっている人もいるからでして、これが仮に本当に1人2時間でやって、なおかつ一般質問の最終日の議案上程も18時までに終わりましょうとなった場合は、一般質問は本来は5日間では終わらないです、現状の運営でも。
この前、千議員の話もございましたとおり、時間についてはきっちり今後運営するということを考えますと、一般質問の最終日、議案上程の日が18時までと考えますと、確実に一般質問の運営につきましては、もう1日延びることが今の時間だと確実に予想されます。
ちなみに、前回の12月の議会運営が、会期は13日間でございまして、本会議が5日間、委員会が4日間で、最終日が1日間となっているんですけれども、これが本当に今申し上げましたとおり、一般質問の最終日、議案上程もきっちり18時までに運営が終わるということになりましたら、その13日間のうち、一般質問の本会議が6日間になるわけでして、全体の運営を考えた中で、かなり一般質問が長く占めるというふうに、今なっております。
そういうことを考えますと、皆さんの御協力を少しずついただきながら、効率的な議会運営を考えるために、できれば1時間から1時間半というふうに、多少質問の時間を絞りながら、効率的な議会運営を考えさせていただきたいということで、提案させていただきました。
以上です。
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○前川 委員長 それでは協議に入る前に、事務局から他市の状況について調べてもらっていますので、お願いいたします。
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○事務局 他市の状況について御報告をさせていただきます。
その前に、本市におきましては、一般質問の質問時間について、申し合わせにより、おおむね2時間以内とすることを努力目標としております。
資料3をごらんください。
一般質問における時間制限等の他市の状況です。答弁を含めた時間数が決められている市のうち、30分以内が1市、30分から1時間以内が7市、1時間から2時間以内が1市となっています。答弁を含めない時間数が取り決められている市のうち、30分以内が6市、30分から1時間以内が3市となっています。逗子市は質問が30分、答弁あわせて1時間以内とあるため、重複して申し上げました。
以上です。
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○前川 委員長 協議を始める前に、鎌倉のヴィジョンを考える会の久坂委員にちょっとお伺いしたいんですけれども、括弧の中に会派の中で調整するというようなことが書いてありますが、そこについてもお話しいただけますか。
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○久坂 委員 もともと1人当たり1時間と書かせていただいておりまして、会派に所属している、例えば、議員が3人の場合は、1会派について最大で3時間一般質問ができると。1人しか質問しない場合でも行っていただいてもいいんじゃないかということです。
ですから、1人1時間ですので、3人所属していらっしゃる方がいて、1人しか質問しない場合には、3時間できると。会派の持ち時間です。2人会派の場合は、1人しか一般質問者がいらっしゃらない場合は、1人2時間していただけます。無所属の方は、1人1時間です。
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○前川 委員長 会派の人数の構成でその会派の持っている持ち時間が決まっており、その中で3人会派だった場合に、3人ともやれば1時間ずつだけれども、3人やらないで、その日は1人だったらその人は3時間できるということですか。
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○久坂 委員 その期間中にですよね。そうです。
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○前川 委員長 それでは、協議をお願いしたいと思います。
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○高橋 委員 一般市と政令市は違いますけれども、横浜市みたいなところは大勢いて、60人以上いるんですか。そういう議会が決められた期日の中で議論を終えていくということをしないといけないとなると、時間が限られていますから、会派に時間を割り当てをしたりとか、委員会も全部時間を切って、委員会も何分以内とかと質問時間を制限されたりとかというのがあるんですけれども、一般市で、我々も人数を努力をしながら減らしてきている中で、時間を18時までに終わらせようねというようなことも、お互いにちゃんと頭の片隅に入れて質問時間を調整していただいたりとか、あと、本当に時間が足りなければ、文書質問もできるようにしたりとか、そういう努力をしてきておりますので、私としては、2時間目いっぱいやる方というのは、そんな全員じゃないので、何とか現状維持みたいな形でやりくりできないのかなと。
ほかと比較するものではないと思うんですが、鎌倉市の場合、時間制限なしでやっているわけです。これは、本当に全国的にも珍しいことなんです。時間制限がないと。努力目標しかないと。努力目標だって、やっとこさで努力目標をつけたぐらいで、でも、そういう中でも、何とか余り会議を延長しないでやってきたという歴史がありまして、それって良識で、書いてないことはできるんだみたいなことでやっていく議会じゃなくて、お互い参加、出席をしていただかないと議会というのは開かれない。皆さんの時間をいただいて、それぞれが質問しているんだという、そういう立場で意識を持ってやって、そうじゃない人もいたかもしれないんですけれども、鎌倉の議会の歴史というのは、先輩方が積み上げてきたもので、余りほかの議会と同じように時間制限で、会派の人数でみたいなことをやっていくと、どうなのかなと。職員との緊張感というのは非常に希薄になっていくかと。30分首を引っ込めていれば終わるんだみたいなことよりも、議会として真剣勝負で、いいかげんな答弁をしたらいつまでも終わんねえんだぞというところは、担保していったほうが、議会としてはいいんじゃないかと。
確かに、時間のことだけを考えれば、両会派が提案していることをちゃんとやっていけば、もう少し運営上は楽になるかなとも思うんですけれども、そうじゃなくて、あえて厳しい道というんですか、お互いの良識を問われるような運営の仕方のほうが、議会の良識が、行政側との緊張感というのは保てるんじゃないかと。そういう意味では、できれば現状維持でやっていただきたいなと思います。
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○志田 委員 鎌倉みらいと鎌倉のヴィジョンを考える会が一般質問の時間をパーセンテージにしても、何時間にしても削減するのは賛成です。
そこは、何時間にするというのは協議していただければいいのかなと思ったんですけれども、一つ久坂委員が一人当たり1時間を持ち時間として、会派に所属していたら割合も割り振ると。無所属議員は基本1時間というお話があったんですけれども、私は、無所属議員は無所属という枠だと思っています。なので、今、何人無所属議員がいるかわからないんですけれども、会派は会派で3人だったら1人1時間で、1人でしゃべるんだったら3時間、だったら、無所属議員は人数分で割ってほしいなと思いましたね。5人いるんだったら10分ずつ。そういうふうにやっていただきたいなと思います。
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○保坂 委員 今、二つの会派から提案の説明があって伺ったんですけれども、理由として、先ほどおっしゃったような議会運営の効率性ですか。たしかに、おおむね2時間というところで、ゆっくりできるからといって、冗長な質疑をやってはもちろんいけないと、これはもちろんそうだと思います。
けれども、効率的というのは何なんだろうというところで、18時に終わることが効率的なのか、でも、本当に中身のある議論をして、突っ込むべきところを突っ込んでちゃんと議論を展開するというのが、本当の意味での効率的、一般質問のあり方だと思っていて、それは本当に、高橋委員がおっしゃったように、議会活動のコアの部分なので、確かに現状では今、いろいろやりくりしながら、最終日以外は18時に終わる。ただ、最終日がどうしても、一般質問の議案上程があったりすると18時に終わらないという現状があって、それはもう少しやりくりしたいなというところはあります。
でも、本質論というか、先ほど久坂委員は、あえてそれは前提としてだからということでお話しされていましたけれども、大事なのはそこであって、そして、かつ現状では2時間する人は少なくて、長くても1時間半ぐらいにとどまっており、議案上程の最終日を除けば18時になるように、運営面で努力して話し合ってやっていって、それがうまくいっていないかというと、かなり定着してうまくできるようになっていると思うんですね。そこを枠をはめてしまうというやり方は、これまで鎌倉で議論してきた議会のあり方とは、違ってきてしまうのではないかと思います。
そしてあと、会派の人数で割り振るということを、例えば県議会とか横浜市会みたいな大きなところではやっています。人数が多いのもありますし、ああいうところでは常任委員会での発言とかも会派の人数とかでやっていますが、でも、もともと議員というのは一人一人の議員が、それぞれ市民の方に選ばれてやっているわけなので、それを会派だからとか、会派の人数に応じて質問時間が違うというのは、そういうやり方ではなくて、一人一人の質問する権利を行使できる質問の時間というのは、ちゃんと確保するべきであるというのが議会の本来のあり方だと考えます。
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○久坂 委員 今、高橋委員の中から時間制限するべきではないという話がありましたので、うちの会派は1時間と書かせていただきましたけれども、制限じゃなくて目標でも結構です。それは結構なので、だって、高橋委員はすごく大事なこととおっしゃっていましたので、制限するのか目標とするのかでかなり違うので、それは結構です。私どもは1時間を目標に運営していただくと、そこはまず確認させていただきたいと思うんですけれども。
先ほど、1人2時間やる人がないからと言って、たしかにそうなんですけれども、それでも私どもは20人とか、21人とか、多いときは24人、質問者がいるんですよ。それで1人2時間しないけど、大体終わる1時間半で、もしやってみたらどうかということを考えたら、6日間とか7日間かかる可能性もなきにしもあらずですよ。私、今まで議会運営委員会の中で申し上げてきませんでしたけど、例えば一般質問の最終日の議案上程でも、18時までに終わりましょうということで、今後しっかりそうした運用を徹底しましょうということであれば、確実に1日延びるだろうと私は思っているんです。
先ほど、保坂委員が充実した議論とかおっしゃったから、私はそういうことを言いたくはなかったからやめたんですけど、そしたら、うちより時間が短い市議会は、ほかの自治体は、充実した議論をやっていないのかといったら、私はそうじゃないと思うんですよ。ですから、そういったことを私はあえて触れなくしたんです。
例えば、今の鎌倉市議会の一般質問をやっていらっしゃる方でも、1人10分とか15分しゃべっている方いますよね、2時間の枠でも。ですから、そういうことは今回触れずに、あくまで議会運営の現状の中ではどうなのかということだけフォーカスをして議論させていただきたいと思ったんです。
なおかつその上でも、皆さん例えば13日間の日程の中で6日間でも7日間でも一般質問で使ってもいい、それが鎌倉スタイルだというふうに、皆さんがそういうふうに結論づければ、私はそれもそうかなと思うんですけれども、今後の検討項目の中には、これから例えば正・副委員長が、各委員会の報告を書くべきじゃないかとか、いろんな御提案もある中で、そしたら会期も延ばさざるも得ないとか、そういう話もいっぱい出てきますので、そこら辺も議会全体の運営の中ではどうなのかということを、今の一般質問の目標時間の中で本当にいいのかということをお考えいただければと思って提案させていただきましたので、もう一回言わせていただきます。
なお、会派の所属につきましては、そんなにこだわるものでもございませんので。1人1時間なら1時間でやらせていただいてもいいのかなと思っております。
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○池田 委員 私も先ほど効率性と言ったのは、時間的な効率性だけを言っているわけではないです。ですから、議論を広げてしまうと非常に難しくなってしまうなというのは私は思っています。発言権を制限するつもりもないですし、1時間半の中でも密度の濃い議論を私はできると思っています。そういう中で全体的な運営にもそれが最終的にもかかわってくると、そういうふうに考えているんです。
ですから、中身が2時間あったら議論が濃い、1時間半だったら薄いのかと言ったら、そうではないんじゃないかなと。1時間半というのは、例えば大学の講義でも90分授業で、人間の聞く側としても非常に、一つの時間というのはあるのかなと思うんですね。そういう意味でも、中身が2時間だから充実しないんじゃなくて、1時間半程度でもかなり充実はできるんじゃないかなという考え方です。時間的な効率性だけを求めているわけではないということです。
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○高橋 委員 2時間の努力目標を提案したのは、かつての私の所属していた会派でやったんです。そのときに、過去何年間かのデータをとっていただいて、大体1時間半以内で終わっているというのが8割以上あったんです。だから、2時間にしておけば大体おさまるだろうということで、じゃあ、努力目標にしましょうよという、時間制限を設けるということをいきなりストレートにやらないで、そういうふうにしたんです。最近は2時間できるんだみたいなことはあるんですけれども、本来は、時間制限がない中でもちゃんとガチンコの議論をして、1時間半以内でおさまってきたという経過はあるんです。だから、努力目標を1時間半にするということであれば、過去のデータを全部とれば、多分それで大体おおむねおさまるだろうというふうには思うんですね。2時間に設定したときにそういうことをやっていますから。
ただ、時間制限を設けるみたいなことは、自殺行為じゃないのかなと。本当に混乱した時代を経験していますから、もう少し短ければなと思うときも多々あったんですけれども、でも、そこはそういう経験をしたからこそ、一人一人の良識みたいなことを再確認しながら進めるということが大事なんじゃないかなと、私は思っております。
もう一つ努力できるとすれば、18時までは、途中で終わったとしてもきっちりやるんだと。途中で終わったら嫌だから、明日1番でやらせてくださいみたいなことを言うようなことはしていただかないで、どんなあれでも18時まで、やりとりの途中でも、お昼休みと同じように一回ピシッと引いてというふういすれば、大体5日間では終わるんじゃないかなと。過去から比べれば、大分3日間でやっていたものが5日間にふえていますから、それを3日間にしていくということはしないでも、そこのところだけ調整して、みんなが理解してやっていけばおさまるんじゃないかなと、そういうことをやっていけば、現状維持でおさまるような気はしております。
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○久坂 委員 今の高橋委員の、私、何となく見たことがあって、たしかに1時間半がメーンだったという資料を見たことがあるんです。じゃあ、何で1時間半に時間の目標がならなかったかとすごく不思議なんですね。そういうことをおっしゃるんでしたら。だから、私がさっきから言っているのは、制限じゃなくて、あくまで目標ですよというふうにとどめた中で、だけど、今の2時間というのを少なくとも現実的な時間内で1時間半とかを目標にできないですかという話をしているんです。
なおかつ、お答えしていただいていないのが、もし御努力いただいても、一般質問は、昔、私が入ったときは2日間とか3日間だったんですよ。それが今、5日間。なおかつ一般質問の最終日は上程日。さっきから言っていますけど、18時では終わらないんですよね。その中で努力をして、定例会の始まりの議会運営委員会とか、各派代表者会議をずらしたりして、今、この運営にしているんですけれども、結局、一般質問が延びたことで、変えざるを得なかった議会運営というのがあるんですよね、御存じのとおり。
ですので、私は一般質問はすごく大事だと思っていますし、各議員の発言権は担保をされなければいけないですし、今後も市政の中で何が起こるかわからないという中で、ですので目標というふうにとどめてもらう運営でもいいと思っているんですけれども、ただ、運営については現実的な、1時間とうちの会派は書かせていただきましたけど、高橋委員がおっしゃった、大多数の方が1時間半というところでおさめているというところでは、1時間半を目標にして、なおかつ一般質問の最終日の上程日の18時までというところでやれるんだったら、それはありがたいかなと思っています。
私は、1人1時間という、さすがに2時間だったものが1時間となるのはどうだろうと、皆さんが思われるというのも、もちろんございますので。そこで私は、今、大多数の方が1時間半でやっているという御意見があるんだったら、1時間半を目標時間に決めて、現実的な運営をしたいということです。
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○前川 委員長 一般質問に関しましては、歴史があります。委員長からお話しさせていただくと、さっき高橋委員が過去にあったとおっしゃっていますけど、その回数よりももっと議会運営委員会の中でもんでいますし、何回も同じ結論になってきているというところで、苦節何年というのがあります。それで譲らないがために、今、久坂委員がおっしゃったように、各派代表者会議を前倒しにしていくとか、そっちを改変しているだけでして、やっぱり何かがあるんじゃないかなと、問題があるんじゃないかなという気はしなくもないです。
ですから、問題と言ったら申しわけないんですけれども、ポンと切り捨てるのではなくて、少し考えていただきたいかなと。
ここで休憩にしますので、少し忌憚なく話されていかれたらいかがですか。
暫時休憩いたします。
(10時57分休憩 10時58分再開)
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○前川 委員長 再開いたします。
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○高野 委員 会派としては正式にと言ったけれども、結論めいたことが吉岡委員からあるかもしれませんが、議論を聞いて少し意見を述べたいと思いますけれども、たしかに同期ですが、久坂委員とか前川委員長とか私とか、1期目のときと比べると、一般質問者は倍以上かな、倍かな。そういった環境の変化があることが、だからどうこうというんじゃないですよ。それは、事実としては認識する必要があると。だから、議員に対する権利ですから、一人一人の質問をきちんと保障するというのは前提ではあると同時に、一人一人の質問を通して、議会全体としての執行部に対する機能を確保していくというか、監視機能を含めて、政策立案を含めた、そういうバランスをどうするかという議論かなと認識をしています。
これはずっとやっていますよね。毎回、多分、前期も同じことをやっていますよね。だから、一つ大事なのは、今120分から減っていきますよね。だから、ある意味、さも120分が持ち時間であるというふうな認識をしやすい状況にもなっているんですよね。わかりやすくするためにああやったんでしょうけど。だから、120分が当然の持ち時間ではなくて、あくまでそこは、かみ合わない議論、対立的な問題になっていて、議題によって、どうしても執行部と議論を詰めなきゃいけないということで延びるということはあり得ることだし、逆に、そこがおさまれば早く終わることもあり得るわけですよね。それはテーマの設定によりますけど。
したがって、そうした120分があるんだけれども、高橋委員が言われたように、その中で極力、質と量のバランスを見ながら努力していくということは改めて確認した上で、全議員に徹底した上で、高橋委員と同じような考え方になりますけれども、検討していくという。一歩も進まないというんじゃなくて、私自身も、自分に対しても言える話ですけどね。そんな意見であります。
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○吉岡 委員 私も高橋委員と大体議会を一緒にやってきたので、いろんな論議も踏まえているんですけど、先ほども話がありましたけれども、議会の役割と議員の役割は何なのかというところが、基本にずっと論議されてきて、たしかに私の印象では、インターネット放映がすごくされてから急にふえたというのは印象深く、それぞれ一般質問する人がふえたということもあって、現実的にどういうふうに対応しなきゃいけないかというのは当然出てきたと思いますが、先輩たちは、鎌倉の一問一答方式も、これはなかなか全国に広がってきたけれども、代表質問形式でやっているところもあれば、いろんな中で、一問一答方式は非常にいいよねとか、いろんなことが鎌倉のそれがまた広がってきたりしてきた歴史も持っていて、だから、私たち議員としても一般質問の精度を高めるというか、私たち自身も。
前も言いましたけれども、委員会でも、勉強会じゃないぞと。きちっといろんなものの調査をしながら、どうあるべきかをよく論議する場なんだよと。そういう点では、私たち自身もそういう精度を高めながら、緊張感を持ってやる。そういうところでは、基本的には、私も高橋委員と同じで、今までどおりでいいんじゃないかと。
ただ、今、高野委員が言いましたけれども、そういうことも含めて、改めて、議会の質問は何なのかということと、運営上の問題も含めて、きちっとお互いに確認してやっていくということが大事かなと思っております。
基本は、高橋委員と同じような意見で、私は思っております。
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○久坂 委員 もう、そういう議論を、残念ながらしてきているんですよ。先輩に対して申しわけないんですけれども、1人2時間という目標の中でいかに効率的な質問をするか。質の高い議論をするか。行政とちゃんとした準備をして、うまくキャッチボールをしながら、いかに行政のあり方をただすのかということを議員で確認しましょうということは、毎期、議論をしてきているんですよね。この課題がある中で。なんですけれども、この一般質問の質問日数は拡大していますし、皆さんが個々の質問のやり方の趣旨にある中で、だから一般質問日が今5日間ですとか、そういった運営になってしまっているんですよね。
そういった中で、次に何をするのかというふうに考えるべき段階だと私は思っておりまして、本当にこのままいきますと、1人1時間半とか2時間マックスでやって、上程日とか、18時とかに全部こだわっていたら、本当に会期の半分ぐらいは一般質問に費やす議会運営になる可能性は、私は高いと思っておりますし、短い人もいるからいいよねとか、そういう議論には、私はなっていないと思うんですよ。
一般質問の機会が、議員それぞれに与えられた大事な機会と言うんだったら、みんなが、やる人がそれぞれまずは1時間半とか2時間やる前提で考えないと、私はそれはおかしいんじゃないかと思っているんですよね。だから、そこら辺のことを踏まえた中で、今の目標時間2時間だと、議会運営については、もうちょっと考える余地があるんじゃないかと思いましたので、再度、言わせていただきました。
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○前川 委員長 5日間にしたのは、常任委員会に一般質問が食い込まないように、だんだん一般質問が延びていったんですよ。要するに、常任委員会が議会としてはメーンなはずだという意見もあります。常任委員会でちゃんと審議すること、慎重審議すること、それから提案されたものを審議することがすごくメーンだということもある。
だけど、それには異論があるんでしょうけど、一般質問のために常任委員会がずっとずれていくことがいけないから、5日間に延ばした。2日間余裕を持ったというので、今の現状があると思うんですよ。そういった、押せ押せになっているということがあるんじゃないかなと思うんですね。今おっしゃっていることで、トータルで何かがメーンになってしまっていて、バランスが悪くなっているんじゃないかなと思うんですけれども、その辺のところはどうですか。
例えば、一般質問を前にするとか後ろにするとかという議論もあったんじゃなかったかなと思いますけれども、後ろにするほうが委員会の影響がないから後ろにしたほうがいいという意見もあったと思うんですけれども、それも前になっていったということがあったんです。
暫時休憩いたします。
(11時07分休憩 11時39分再開)
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○前川 委員長 再開いたします。
先ほど、高野委員からも御提案がありましたけれども、時間がなくて、そして内容が重いものもありますので、無所属議員も御意見があればお聞きしようと思っております。その時間を設けたいと思いますので、きょうはこのところで、結論が全くないですけれども、ここで閉じさせていただきたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
御確認をさせていただきました。
それでは、今回結論が出た項目がございますので、それについては、内容を正・副委員長で整理して、次回の議会運営等の検討を行う当委員会の冒頭に答申文(案)として確認することでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認させていただきました。
それでは、次回、一般質問の時間についての協議が終わった場合の項目をお知らせします。
「関連質問、緊急質問の時間制限について」、鎌倉夢プロジェクトの会ですね。「議会三役及び議運委員長の議会活動について」、それから「常任委員会の運営について」、いずれも鎌倉のヴィジョンを考える会からです。「特別委員会における発言時間の制限について」、鎌倉みらいと鎌倉のヴィジョンを考える会からです。それから「議員間討議の拡大について」、鎌倉みらいと議会運営委員会から出させていただいております。
そのような形で、検討項目が上がっておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
これらの項目を検討するに当たり、他市などの事前に調査してもらいたい事項はありますでしょうか。
(「なし」の声あり)
今のところないということで、確認をさせていただきました。
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○高橋 委員 今、きょう持ち帰りということで、その次、私が先ほど言いましたけど、同じ内容なので、ぜひそこのところはあわせて議論をして参加していただきたいなと、またそのときになってまたお持ち帰りになると……。
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○前川 委員長 次回のときには、一般質問の質問時間についてですけれども、関連質問、緊急質問の時間制限についても関連しているということで。そこまで議論ができればという高橋委員の御提案でございますので、それも含めて次回に臨んでいただきたいと思います。
それでは、次の日程を決めなければいけないんですけれども、6月定例会最終日の当委員会で協議することでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認させていただきました。
これで、議会運営委員会を閉会いたします。
以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
平成30年5月16日
議会運営委員長
委 員
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