平成30年議会運営委員会
1月15日検討会
○議事日程  
平成30年 1月15日議会運営委員会(検討会)

議会運営委員会検討会会議録
〇日時
平成30年1月15日(月)9時30分開会 12時07分閉会(会議時間 1時間51分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
前川委員長、大石副委員長、志田、池田、森、高野、高橋、久坂、保坂、吉岡の各委員及び飯野議員
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
三留局長、木村次長、藤田次長補佐兼議事調査担当担当係長、笛田次長補佐兼議事調査担当担当係長、菊地担当書記
〇本日審査した案件
1 議会運営等の検討について
2 次回の議会運営委員会の開催について
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○前川 委員長  これより、議会運営委員会を開会いたします。
 委員会条例第24条第1項の規定により、会議録署名委員の指名を行います。池田実委員にお願いいたします。
 議長、副議長の出席についてですが、本日は議会運営等の検討を行う議会運営委員会ですので、議長、副議長は出席していないことを報告いたします。
    ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○前川 委員長  日程第1議会運営等の検討について(1)「議会運営等における協議事項について」を議題といたします。
 検討項目の協議に入る前に、次の2月定例会における予算審査に係る資料について御協議いただきたいと考えております。まず、事務局から報告をお願いします。
 
○事務局  予算審査に係る資料のうち、予算事項別明細書につきましては、数値等の記載が例年どおり、1年分の表記となることを御報告させていただきます。また、来年の予算審査時は、予算事項別明細書に何らかの形で2年分表記することを含め検討していく予定でございますので、あわせて報告させていただきます。
 
○前川 委員長  ただいまの事務局からの報告を踏まえまして、予算審査にかかる資料の電子化について協議をお願いしたいと思います。
 昨年9月の決算審査における施策の成果報告書では、当初予算額と決算額が比較しやすいように併記してもらっていましたが、予算の資料においては、検討が必要とのことです。当委員会において、資料は原則電子化とすることが確認されております。ただし、事項別明細書の表記がこれまでと同じ1年分だけということですので、その点も踏まえ、資料の電子化について協議をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
 
○高橋 委員  うちの会派は、当初から、紙資料では必要ないですと言っていましたけれども、必要のあるところがあれば、まだ改善されていませんから、そこは、紙媒体でも配付するという形でやってもらっていいのではないでしょうか。
 
○前川 委員長  全ての資料を電子化するということになっておりますけども、予算事項別明細書については、紙資料の希望調査を行うかというところで、必要に応じて、前年度の予算事項別明細書を紙で用意することも可能だということになっております。
 前年の資料を持っていらっしゃる方は、それを使用していただきたいと思っておりますが、それも含めて皆さん調査をさせていただきたいと思っております。
 それでは、予算事項別明細書の紙希望調査を、今年度の資料、前年度の資料、それぞれについて、調査を行うということで確認させていただきますがよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 そのように実施させていただきます。
 それでは、検討項目の協議に入りたいと思います。検討項目一覧は、会議システムに配信済みでございますので、御確認ください。
 まず、昨年12月21日開催の当委員会で協議していくことを確認した議会運営等についての項目一覧の内容については、昨年12月26日付で、議長から当委員会に諮問されたことを報告いたします。
 また、同日付で、「常任委員会が実施する行政視察について、各委員の所感等をまとめた報告書を作成し、市民に公開することについて」、「機構改革など各所管にわたる全庁的な重要案件の各常任委員会における審査のあり方について」、「議会活動における議員支援のあり方について」の3件が諮問されたことを御報告させていただきます。
 さらに、本年1月11日付で、正・副議長提案の追加の検討項目について諮問されておりますので、あわせて報告をいたします。
 つきましては、今期における議会運営等の検討については、以上の内容について検討していくことについて確認いただきたいと思いますがよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 次に、検討項目一覧のうち、神奈川ネット鎌倉、竹田議員から提出があった、「議会だより紙面構成及び編集の見直しについて」、正・副議長から提出があった「議会だより紙面構成及び編集の見直しについて」は、後日、改めて議会運営委員長から議会広報委員会に協議を依頼することで考えておりますがよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 次に、各項目の検討する順序等についてですけれども、議長から全ての項目を2年をめどに協議するよう配慮願いたい旨の申し出があったことから、各項目の内容に鑑み、「短期(平成30年5月まで)」、「中期(同年12月まで)」、「長期(平成31年8月まで)」と三つに分類しております。各検討項目一覧をごらんいただき、この分類でよいか確認をお願いしたいと思いますがいかがでしょうか。
 
○高橋 委員  正・副委員長のほうで考えていただいた結果ですのでいいと思うんですが、一般質問の時間とか、関連質問、緊急質問の時間等の案件については、予算審査等もありますし、6月定例会もありますし、できるだけ早く結論を出したほうがいいんじゃないかなと思います。面倒な話ではありますけれども、だめならだめで進めるだけのことなので、そこはやっぱり、もやもやしたままにするよりは、すぱっとやったほうがいいかと思います。
 
○前川 委員長  そういう御意見も出るかなと思っておりまして、皆さんの御意見もお聞きしたいと思っています。ただ、今回、新人議員がいらっしゃいまして、大変申しわけないんですけれども、御自分の会派に戻られてもちょっと相談できない状態であったりもするので、この中で、項目の検討に少しなれてからというところで、割と結論を出しやすい項目を、少しやってなれてからかなと思ったのですが、当然、一般質問の時間ということは非常に重要な問題ですし、関連質問も重要なので、これもやりたいという気持ちもあります。
 ですので、皆さんに御協議いただきまして、決めていきたいと思っております。
 
○森 委員  我々新人ぞろいですが、一般質問の時間等については、しっかり考えながら、相談しながらやっていきたいと思っております。
 
○吉岡 委員  基本的には、出された順番でいいと思っておりますが、議会そのもののあり方というんですか、時間がどうのこうのという問題だけでなくて、あり方そのものがすごく大事な課題なので、例えば、今、議員・事務局職員研修会でもいろいろ勉強しておりますけれども、そういうところで、議会、よく私たち、二元代表制とかいろいろ言っていますけれども、その辺のところも少しお互いに共通認識に立ちながら、その上でやっていくというのも一つのやり方だと思っておりますので、もちろん、いろいろ皆さん御意見はおありだと思いますが、そういうことも含めて、今、出された順番でよろしいかなと私は思います。
 
○前川 委員長  きょう、これからさせていただくことは、順番はこのとおり進めていただくということと、その後のところで、今のお話から私がお話させていただいたことからも可能かなとは思っています。そういうところで、まずは軽いものから始めさせていただきたいと思っていますが、この後、順番を変えるということは可能かと思っております。もしほかに御意見があれば、おっしゃっていただければと思います。
 
○久坂 委員  私もおおむねこの順番なんですけれども、先ほどの高橋委員と同意見でして、できれば、こちらの中期については、できるだけ前倒しが必要なのかなということを考えております。
 
○保坂 委員  今、御提案というか、御意見がありましたけれども、一般質問の質問時間についてというのは、議会活動の非常にコアな部分にかかわるものなので、この中期検討項目ということで、今、提案があったとおりに位置づけでやるべきではないかというふうに思います。ただ、中期検討項目の中で早目にということで、最初に書いてありますけれども、もう一つ議会運営委員会としては、やはり一般質問、関連質問、緊急質問だけではなく、ほかの常任委員会の運営や、特別委員会の発言時間、これは、まとめてやったほうがいいと思うので、そういう形でしっかり議論できればと思います。
 
○池田 委員  提案いただいた順番でいいと思います。
 
○前川 委員長  では、今、御意見たくさんいただきましたけれども、このとおりの分類で進めさせていただいて、中期のところ、一般質問の部分はかなり余裕をもってやらなければならないと思います。そういうことでよろしいでしょうか。
 
○高橋 委員  1回や2回で答えが出るんじゃないんじゃないか、そういう意味では、結果的に中期になるとは思うんですけれども、どういう論点整理と言いますか、やっていくのかみたいなことを、早目に扱っていただいて、結論を出すのは、そんなすぐには出ないと思うので、実際。そういう意味で、少し早目に扱っていただければと思います。
 
○前川 委員長  5月までに何回開催できるかということもありますけれども、短期の後半のところで出せるような形にできればと。今のお話で、確かに何回もかかることだと思います。各会派で持ち帰りということもあると思いますし、ちょっと今、イメージができませんけれども、5月までにどれくらい開催できるかということもありますけれども、それを踏まえて、御相談をまた途中でさせていただくということでよろしいでしょうか。
 (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 そのようにさせていただきたいと思います。
 それでは、先に進めさせていただきたいと思います。ここで、委員長からの要望ですけれども、各検討については、協議が全会一致とならなくても、両論併記という形ではなく、しっかりと結論を出していくようにしたいと考えておりますが、よろしいでしょうか。
 
○高橋 委員  その気持ちでということですね。
 
○前川 委員長  その気持ちで、意気込みでやりましょうということで。一番どこが割れるかというのは、何となく過去の経験であれですけれども、そういう気持ちでやりたいと思っておりますがよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 それでは、本日は、短期検討項目のうち、「休憩後の再開の仕方について(鎌倉みらい)」、「議場への飲み物の持ち込みについて(飯野議員)」について、御協議いただきたいと考えておりますがよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
    ───────────────────────────────────────
 
○前川 委員長  まず、「休憩後の再開の仕方について」、御協議をお願いいたします。提案者の鎌倉みらいの池田委員から提案説明をお願いいたします。
 
○池田 委員  かねてから意識してされていると思うんですが、特に長い休憩をした後、きちんと休憩中のまとめのようなことが行われたか、代表で委員長がそれを明確にしてから進めていくということを再度徹底していただきたいということで要望するものです。
 
○前川 委員長  基本的に、今、こういう方向で各委員会は行われているかなというふうに、私自身は思っておりますが、皆さんはいかがでしょうか。
 
○高橋 委員  御提案、おっしゃるとおりでやっていると思うんですけれども、それ以前に、なるべく休憩をとらないという、本末転倒しちゃいけないんですけど、ライブで中継して、皆さんに見ていただいて、できるだけ見ていただくためには、何が行われているかということがちゃんとわかるように運営することが大事で、休憩すると、これも改善したんですけれども、以前は何も映らなかったんですけど、今、音声は止める、画像は流す。そういう形で、少しずつ改善はしながらやっていますが、休憩はとらないで、今、休憩中でやっていることを、できるだけ休憩をとらないでやっていくということを心がけていただいて、それでもどうしても休憩しなきゃいけないというときには、休憩をとって、休憩中にどんな話し合いがもたれたかということを、再開して委員長から報告するということを原則にしていただけたらいいのではないかと思います。
 
○高野 委員  私は、今、常任委員長をやらせていただいていますが、高橋委員が言われたように、私自身の考えとしては、極力休憩はとらないと、ちゃんとオープンな場でやっているんです。ただ、どうしても話が込み入ったりして、結局はインフォーマルでまとめたほうがいいという場合には、休憩を例外的にとり、その中でまとまった話は、休憩中に確認し、再開後に繰り返し確認しますけれども、当然審議との関係はわからないわけだから、明らかにして議事を進めるということを心がけております。
 したがって、各委員会共通だと思います、その点は。なので、改めてそれを確認するということであるならば、そのとおりでよいかと思います。
 
○前川 委員長  今期からは、そのことができているというような気がいたします。そういう委員長の感想を申し上げて申しわけないんですが、そういうふうに思っています。休憩をとるということは、理事者ともやりとりがうまくいかなくなってきて、とめざるを得ないということだと思いますが、質問されるほうも、角度を変えて、あるいは後でちょっと落ちついてみたいなところで、そこでうまく臨機応変にやっていけるということも必要ではないかなというふうに思いますので、それを今、高橋委員におっしゃっていただきましたので、それをまず前提として、休憩後の再開の仕方は、委員長が休憩を万が一した場合には、休憩中の説明をよくしていただいて、質問するということで、確認させていただいたということでよろしいでしょうか。
 
○高橋 委員  これが決まると、議長に報告していただき、議長から代表者会議で報告するという流れがありますので、本当はちゃんと改めて提案しなければいけないんですけれども、周辺の議論を一緒にまとめながらやっていったほうがスムーズだと思うので、原則論を併記していただいて、なるべく休憩はとらないようにして、仕方なく休憩をとったときには、こういう形でやったということを入れていただきたいと思います。
 
○前川 委員長  そういう考え方で、前提を入れさせていただいてということで、確認してよろしいですか。
 (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○前川 委員長  次に、「議場への飲み物の持ち込みについて」協議をお願いいたします。提案者の飯野議員に御出席いただいていますので、飯野議員から説明をお願いいたします。
 
○飯野 議員  今回議場への飲み物の持ち込みについてということで、委員会では、湯飲みでお茶を飲んでいるという現状もございますが、議場でも、例えばコップ等に入れて持ち込むか、もしくは、ペットボトルや水筒などを持ち込んで、各自自由に飲み物を飲めるようにしたほうがいいんじゃないかなというふうに思い、提案させていただきました。
 昨今、エコノミークラス症候群ですとか、日射病とか、そういうので、水分は小まめにということもありますので、特段制限しなくてもいい、制限をされているのか、その辺はよくわからないのですが、そういうことも認めていただけると、皆さんの健康状態にもいいんじゃないかなと思いまして、小さいことで大変恐縮ですが、提案させていただきました。
 もちろんペットボトルについては、プラスチックをできるだけ使わないというような主張をされている議員もいらっしゃいますので、そういう意味では、水筒など、タブレット端末を使っている関係もありますので、水をこぼしたりしてタブレット端末をぬらしてもいけないので、ふたつきの水筒的なものでいかがかなというようなことで提案させていただきました。
 
○前川 委員長  現在は、傍聴者については傍聴規則において、飲食禁止という規定がありますけれども、議員及び執行部の職員については、明文化された規定はございません。今、おっしゃったように健康上の管理というところで、水分をとる必要はあるのではないかということでございますが、議場という場で、水分をとることをどこまで許容するかということだと思います。今、飯野議員もおっしゃいましたけれども、ペットボトルについては、平成29年2月定例会で請願が出されまして、「プラスチックフリーの街かまくらを目指して、ゼロ・ウェイストかまくらの理念のもと、リデュース(発生抑制)の取組みを市役所が率先垂範して実施する事を求める請願書」を採択しているということも、もちろん踏まえて検討していただかなくてはいけません。
 また、理由でもおっしゃっていましたけれども、タブレット端末を使用している以上は、水をこぼしてしまうと、端末が使えなくなってしまう可能性があるということで、職員の皆さんも始末書を書かされるというぐらい非常に厳しい状況がございます。ですので、ふたつきでない容器にすることは問題あるということで、先ほど水筒という話もございました。そういうことも含めながらお考えいただき、さらに、今常任委員会でお茶を出していただいておりますけれども、その辺のお茶出しも含めてあわせて検討していくことなのかなと思います。また、もっと深く考えますと、それこそ先ほど、冒頭でお話がありました、一般質問等の時間の問題も、またかかわってくるのかなというふうにも、実は思います。
 今の状態だと、2時間たっぷりやった場合には大体休憩が入りますが、1時間半か1時間程度で終わった方はその次の人まで、2時間の方が次に来ても休憩がなく、3時間飲めない、休憩をとれないということもあります。一般質問の休憩のあり方、質問をもう少し考えていくとか、あとは常任委員会等でも、職員の入れかえがありますので、座ったまま休憩しないで、トイレに行く、あるいは水を飲むということも可能かなというふうに提案もいただきながら御協議いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
 
○高橋 委員  基本的には、いいことだと私は思っておりまして、過去にも何人かの方が風邪を引いて、喉のぐあいが悪いからということで、飲み物を持ち込みますということを議長に許可を得て、議会運営委員会で確認して、やったケースが何回かあります。ただ、禁止はされていないということで、委員会の質疑や一般質問で登壇する場合も含めて、全部自分で持ってくるんだったら自分で持ってきてやるということで統一すれば、いろいろな作業が省けていいんじゃないですか。
 
○高野 委員  他市の状況は調べていますか。
 
○事務局  済みません。他市の状況までは、確認はしておりません。
 
○前川 委員長  いろいろイメージをしていただきながら、考えていただきたいと思います。本会議も委員会もインターネット中継を行っておりますので、ぐびぐび飲んでいるといろいろありますので、また議会のほうで実施するとなれば、理事者側もということになると思いますし、そういうことも考えて、健康上の問題はもちろん大事なことですし、先ほど飯野議員は小さい提案とおっしゃいましたが、範囲はかなり広く考えなければいけない内容だと私は思っておりますけれども、いかがでしょうか。
 
○高野 委員  基本的には、提案者がおっしゃったとおり、夏場の熱中症の問題だとか、常識的に考えても、水分補給というのは重要だと言われているわけで、議会の中でも、特別な空間だから水一滴も飲めないというのも異様なことだろうと思いますので、そういう方向でいいんじゃないかと思います。ただ、ばらばらにいろいろなものが雑多にあるというのもどうかという市民との関係がどうかなというのはあるので、水筒を基本にするとか、制限する必要はないと思いますけど、何らかの様式を定めた形で持ち込むということと、あと傍聴者との関係をどうするのか、傍聴者はそのままなのか、そこもちょっと論点を整理してもらえればと思います。傍聴者にも同じことが言えますよね。
 
○保坂 委員  私は、現行どおりでいいかと思います。今、持ち込んでいないという状況があって、必要な方は申し出て、事情を説明し、健康上の理由とかがあればその上でということで、原則は持ち込まないということがいいと思います。実は、私の会派のもう1人の議員も、どちらかというと体質的には水分をまめにとりたいという人なので、そういう人もいるとは思うんですけれども、やはり一番考えるのは、傍聴者との関係で、傍聴者が持ち込まないというときに、議員だけ好きなものを持ち込んで、水筒というのは割と目立つので、それで飲んでいるというのはどうかなというふうに思います。2時間なり場合によっては3時間に及ぶこともあるという話でしたけれども、そういうときに体調管理をということであれば、申し出て持ち込めばいいのかなというふうに思っているところです。
 あと、本会議と委員会は違って、委員会では、ここで、こうやって話しているわけですよね。だから、そういう意味で、喉のぐあいとかを調整するために飲み物がいるかもしれませんが、本会議というのは原則話さないので、委員会と本会議を一緒にはしないほうがいいと思います。
 
○久坂 委員  私は、持ち込みをしてもいいと思っていますけれども、水筒一つとってもばらばらで、中継も行っている中でどうなのかということはあります。水筒を足元に置いてもいいと思うんです。足元に置くとか、あと、結構傍聴される方には高齢者の方も多いので、傍聴の方は、食べるのはだめですけど、水筒を持ってくるぐらいは、この際、規則の見直しを含めて、もしこれがいいということになれば、飲み物は可能であるとしてもいいんじゃないかと思います。
 
○志田 委員  基本的に、議場への飲み物が許可なく持ち込まれるというのは、基本的には反対です。傍聴者の方については、液体でテロがある可能性もありますし、そういった問題ももちろん考えなければならない。あと基本的には、本会議での一般質問の際、水筒があるから、休憩しないで続行してしまうというよりは、ちゃんと1時間か1時間半で終わって、休憩して、また議場に集まっていただいて、本会議を再開するというやり方をとっていただきたいと思います。
 
○池田 委員  私は、先ほど保坂委員が言われた、原則は持ち込まない、必要な方は申し出るという、今までどおりでいいと思います。今、志田委員がお話しされていましたけれども、時間について、議長が時間の管理をする、委員会では、委員長がそれを配慮した時間で運営していくということが必要ではないかと思っています。
 
○大石 副委員長  私は、議場に持ち込むことはいいと思うんですが、傍聴者については控えていただくことがいいのかと思います。先ほど、皆さんからもお話ありましたが、ある程度の時間で休憩をとりながらという形で、議事進行の部分で配慮をいただいて、対応していくということでいいと思います。
 
○前川 委員長  今、御意見、いろいろとありましたけれども、まとめさせていただくと、現行どおりという方が多いかと思います。その中で、議長の許可を得て、申告してということになろうかと思います。いかがでしょうか。皆さん初めてのことですし、ちょっとイメージをしながらお答えいただいていると思いますけれども。
 
○前川 委員長  番外の飯野議員から発言を求められていますが、発言を認めることでよろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。飯野議員の発言を認めます。
 
○飯野 議員  私もインターネットで調べてみましたが、例としては、京都府綾部市議会では、議員、市職員、傍聴者が、議場と委員会室にお茶などの飲み物を自由に持ち込めるようにしたという記事がございました。全国的には、持ち込み自由ということは聞いたことはないというふうな記事が、2013年の段階で出ています。議長に申し入れれば持ち込みができるということにするのであれば、申し入れたときに、どのような場合に認められるのかということを確認しておかないと、例えば、私の感覚ですけれども、水分をとらないと、血液がどろどろしてくる。血栓ができて、脳梗塞ですとか、心筋梗塞とか、そういうことが、私は体型的にそういう可能性もあるので、どこまで、明らかな病気がなければ認められないのか、体調が悪くないと認められないのか、というふうにするのか、それとも健康的にはとりたいので、そういう場合は水筒でいいとか、その辺がはっきりしていれば、私は毎回申し入れをして持ち込もうかなというふうに思っていますので、その辺の要件と言いますか、認められる場合はどういうふうな場合が認められるのかというのを教えていただけるとありがたいと思います。
 
○前川 委員長  今、お話がありました、身体の状態によって水分を必要とする場合、毎回そういうことで申請をしたりするとか、どういう範囲で水分を持ち込む許可が得られるのか、そのような協議をというところでございますがいかがでしょうか。
 
○高橋 委員  今までどおりということになれば、議長の許可ということになりますので、それは任せると。自分で、こういう理由で持ち込みたいですと、議長がいいと言えばいいし、だめと言われたらだめだし、それだけだと思うんですね。余り、ここで細かい話をしない方がいいと思います。
 
○前川 委員長  議長に任せると。議長に怒られそうですけど、それしかないかなと思います。例えば、つえを持ち込むとか、痛風の方が靴をサンダルにかえるとか、そのたびに議長に申し入れをして、許可を得ています。さっき、テロという話がありましたけれども、つえは危険物ということで、例えば、議場に持ち込む前に必ず許可を得るということがあると思います。ですから、水等を持ち込むということに関しては、とりあえず最初に確認しておきたいのは、議長に申し出て、持ち込みますということを言っていただくことでよろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 本会議においては、現状どおり、持ち込む場合は申告制ということにして、足元に水筒を置くことまではいいということでよろしいですか。ペットボトルは難しいですので、水筒ということになると思います。よろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 また、常任委員会等の場合も基本的なところは統一していたほうがいいかと思います。
 それと、水筒も吸うタイプとコップに入れるタイプとかいろいろあると思いますし、大きさもあると思います。先ほど申しました、常任委員会のお茶出しの問題もありますので、それも含めて、もう少し御協議いただきたいのですが。
 
○高橋 委員  本会議を今までどおりにするのであれば、常任委員会も今までどおりとすることになると思うんです。この議論は必要はないかと思っていまして、持ち込む場合は常識を持ってやっていただくということで。置き場所まで入れたりなんかすると、かえってややこしくなりますので、あまり議場の空気が乱れないように、気をつけてやりましょうということですから。
 
○前川 委員長  それでは、皆さんの良識の範囲でということで、置き場所と大きさと、飲み方と、そこは皆さんが客観的に見ても、問題ないという範囲でやっていただくという、良識の範囲ということでやっていただくと。常任委員会等のお茶出しについても含めて、これまでどおりということでよろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 そういうことで、常任委員会等のお茶出しも含め、現行どおりということで、常識の範囲で、どうしても水分を持ち込む方は、置く場所も何も決めませんので、置き場所、大きさ、飲み方、それぞれ常識で、考えていただいて持ち込んでいただくということで、確認いたしました。
 次に、「一般質問等の持ち込み資料について」、「一般質問の持ち込み資料のあり方について」、2件一括して御協議いただきたいと思います。
 まず、ヴィジョンの久坂委員から、説明をお願いいたします。
 
○久坂 委員  以前、当会派の河村議員が、本会議の一般質問で動画の資料を使用しようとしたところ、そういった規定がなかったというところで、今回、動画の資料を利用について御検討いただきたいと思います。動画につきましては、皆さんは多分御自身のタブレット端末でごらんいただけると思っているのですが、モニターとかでも見られるんですか。そこら辺のところの確認を一つさせていただきたいと思います。
 
○事務局  技術的には、タブレット端末の画面をモニターに映し出すことは可能でございます。
 
○前川 委員長  鎌倉みらいの池田委員からも、説明をお願いします。
 
○池田 委員  動画の取り扱いをどうするかということですけども、実は、資料の保管について、従来一般質問の資料として使用したものは全部保管されているということですけれども、動画の資料をどう扱っていくか。動画ですからかなりボリュームも大きくなってきて、保存したデータがどんどん累積していくんですけれども、例えば、動画の持ち込みは可能だけれども、その資料を保管しないとか、そういったことを検討してもらえればと思います。あと、一般質問に利用しない資料は配付しないということ。これは例えば、何ページのどこどこにあるということで資料全体を持ち込むとなると、非常に無駄と言いますか、この資料の使うこの部分だけを配付するということを、その辺、合理的に考えていただければと思います。
 
○前川 委員長  今、動画も大画面で見られるということで、事務局から確認ができましたけれども、大画面で見られることに意味があるということだと思いますけれども、あとは、その動画を保存するということに対しまして、議場での一般質問で皆さんがお使いになっている資料は保管されているということですので、行政資料コーナーに保管するのかどうかということ。
 それから、もう一つは、例えば、35ページの資料を全部この中に入れて、35ページのうち2ページしか使わないみたいなことというのはどうなのかというところだと思います。以前、皆さん一般質問のときに紙資料でこれを使いますというふうに出されているときは、必要なところだけを御本人がプリントアウトして議長に提出されていたと思います。そういうことも考えますと、やはり会議システムに資料のデータを全部入れて、そこのうちどこが必要だったのかということがわからないということは、少し考えていかなければいけないのかなというふうに思います。実際に、これが資料として保管された場合に、市民の方がごらんになりにいらっしゃったときに、どこなのかしらということもありますし、そのことも考えながら、御協議いただきたいと思います。
 
○久坂 委員  資料の保管の手法というのは、再度確認していいですか。その紙媒体で皆さんが出されていたときと、今はデータで配信されていますので、その保管は、今、データでされているのかというのと、動画でした場合も空き状況とか、そこら辺のところはどう考えていらっしゃるのかというのを確認させていただきたいと思います。
 
○事務局  まず、保管についてでございます。一般質問等の持ち込み資料につきましては、資料の持ち込みが議会運営委員会で確認された後、一般質問が始まる前までに、行政資料コーナーに持っていっております。これは、紙で持っていっておりまして、それで行政資料コーナーに来た方がそれを見て、必要に応じてコピーされるという状況がこれまでも、現在もそうですけれどもございます。
 動画の空き状況というお話でございますが、サーバーの空き状況の話につながってこようかと思います。会議システムの空き容量につきましては、サーバーの容量を20ギガで契約している中で、現在は、もろもろかなり制限している。例えば、執行部職員においては手書きメモ保存をやらないというのは、議会運営委員会でも確認されておりますけれども、そういったことをしながら、かなり節約する形でやってきて、今、大体3ギガ弱を使っているところでございますので、まだ実際は空きがある状況でございます。1年間使って3ギガということでございます。少し話がずれますけれども、当委員会でも資料の保存期間、会議システムでの保存期間をどのぐらいにするかということは、まだ明確に当委員会でも御確認いただいていないところでございますので、単純に4年間保存するという意味では、3ギガを4年間、12ギガになるのか、それをふやす形になるのか、そのあたりは、皆様で御協議いただきたいポイントかというふうに考えております。
 
○高橋 委員  資料として持ち込んでいただくというのが大前提ですけど、では、動画の場合、意見動画だとか、誰かが意見を言っている動画だとか、そんなものはこういう方がこういうふうに言っているというように言葉で言っていただいたほうが。10分、15分とか動画を流されるんですね。みんなが良識をもってやれば、なんてことはないことですけれども、そういうこともあって、想定した上で、あくまでも紙を持ち込むのと、同程度の意味合いのものではないですよね。そういうことが確認できるならば、やってもいいんですけれども。あとは、技術的なもので、容量がどうかとか、保存期間がどうかというのは、やるかやらないかをまず決めた上で、やるならやる。基礎的にそういうことができないなら議論してもしようがないと思うので、確認いただいたんだと思うんですけど。
 
○前川 委員長  動画の時間にも、一般質問にも時間の限度がありますので、その中で制限なり、一般質問の中で、動画ばかりではよくないと思いますし、その辺の兼ね合いが非常に私もイメージ的に難しいなというふうに思っております。動画を見るのか、質問を聞くのか、ということもありますしね。今、意見動画ということも話がありました。そのイメージはなかったですが、そういうこともあるなと思います。
 
○志田 委員  私も、高橋委員がおっしゃったように、基本的には資料として動画を持ち込むというのはいかがなものかと考えているんですけど、政治家であれば、自分の言葉で説明をして質問をするべきだと僕は思います。動画を見て、ほらというのは、一般質問なのかなという、そもそものところなんですよね。
 あと、どなたかが、例えば、この前の議会でもありましたけれども、反対の意見をずっとやっているというのであれば、ただ、単に時間だけが過ぎていくので。著作権の問題もどうするかというところです。
 
○保坂 委員  今、高橋委員が口火を切ってくださって、志田委員がおっしゃったことと同じ方向ですけれども、動画を使ったことによって、議会改革であったり、それで質問の質が高くなるというのは、受け入れられないというところがあって、やはり基本は、言葉を尽くしてやるべきだと思いますし、本当に怖いのは、画像、動画も含めて、すごく雄弁に物語って、はい、これ見たらわかるでしょうとなってしまうところが、よいようであって、本当はもっと言葉で説明して考えてもらわなければいけないのが、それに取ってかわられてしまうというところがあると思うんです。だから、議会の質問というのは何だろうというところからして、絶対だめと言うべきかどうかちょっとあれですけれども、基本は動画ではないだろうと思います。
 高橋委員がおっしゃったように、何ならいいのかと決めるのは、非常に難しいなというふうに思っていて、限られた時間で中身のある質問を言葉でするというのが基本ではないかと思います。
 
○久坂 委員  今まで許可されている資料、そのようなこと言い始めたら、そういった資料もなしに、基本的には全て質問は、議員の口ですべからく説明して、質問すべきだというふうになってしまうと思うんです。
 私どもの会派としては、基本的に、動画であろうと、今まで紙ベースがデータになっていますけれども、動画だからエモーショナルに訴えかけるというのは一つの見方であって、高橋委員がおっしゃるとおり、反対意見だけを切り取って一般質問に出すのは、そこら辺のところはスタイルに直結しますのでどうかと思いますけれども、やはり自分の一般質問の意図を深く説明に寄与する資料がたまたま動画であるというのは、そういう性質のものであれば、私は従来の資料と同列に扱ってもいいんじゃないかと思います。
 なので、今までの私どもの議員の一般質問を見ていただければ、動画だから15分、30分とか流すような、そういったスタイルにするのは考えづらいですし、あくまで通常の資料と一緒に、常識的な範囲をもって、ここで許可されれば、使用させていただくということも考えていますので、もし、動画が許可された場合には、もちろん、時間は良識的な範囲で何分以内にするという制約は入れていただいても構わないと思うんですけれども、動画だからと言って、エモーショナルに訴えかけるですとか、そこのところの扱い方については、私は少し異議を申し上げたいと思って、発言させていただきました。
 
○前川 委員長  動画について、保坂委員、それから久坂委員がおっしゃっていた、使い方なんだと思います。どのように使っていくかという議論だと思います。
 
○久坂 委員  今まで、動画の資料につきましても、持ち込みを認められるのであれば、当然、議会運営委員会に諮って、本当にそれが一般質問の説明に寄与するものかどうかということは、基本的には議会運営委員会で確認をするということになると思いますので、当然そこら辺のチェックは働くだろうと思っております。
 
○前川 委員長  動画の内容も、持ち込むときには、大体の概要の説明を当然していただくことになると思いますけれども、他の皆様はいかがですか。
 
○高野 委員  基本的には、紙ベース、画像ベースを基本にすると。その上で、先ほど高橋委員が言われていましたように、動画の場合は、どうしても時間的制約がありますよね。紙資料は、画像みたいに時間の制約がないですよね。見ながら質問できる。動画というのは、バッティングしますよね、質問と。それが難しいことなんだと思うんです。ですから、そこからは、さっきのそもそも議会とは何ぞやというこの質問のあり方という議論につながってくると思うんです。だから原則的には、紙や画像ベースとする。どうしても動画でなければ、資料として表現できない質問という場合には、さっき久坂委員が言われたように、議会運営委員会に諮って協議した上でどうするかという、段階的な仕組みでいくということでどうでしょうか。
 
○前川 委員長  当委員会でちゃんと確認をしていくということが必要になってまいります。先ほど、高橋委員おっしゃった意見動画であってもいけないし、今、提案されているのは、もちろんヴィジョンですけれども、ほかの会派でも許可になっていけば、使うことになるわけですから、どういう形で使われていくかということをイメージしていかなければいけないということであります。
 
○高橋 委員  私の言い方が、問題点を先に指摘したので、消極的に思われたかもしれないです。私は、動画を持ち込んでもいいと思っているんです。ただ、いろいろな問題があるので、持ち込むのであれば、そういうことをちゃんと議論した上でじゃないと、まずいねということで申し上げたので、動画を持ち込むということは、ちゃんと整理できればいいんじゃないかなと私は思います。
 
○前川 委員長  ですから、申し上げましたように、議会運営委員会で、例えば紙であればこれだよと言えるものを、動画であればちゃんと確認していかなければいけないということでございますので、議会運営委員会の作業もしっかりしていくということが前提の許可になるかと思いますが、いかがでしょうか。
 
○高橋 委員  要するに、動画を持ち込むことがいいか悪いかをまず決めていただいて、いいとなったときに、じゃあ条件として……。
 
○前川 委員長  多分、揺れているんだと思うんですよ。今、頭の中で、揺れていらっしゃるんじゃないかなと。お顔を皆さん見させていただいて、もちろん決めていらっしゃる方はいると思いますけど、そこで一拍置かせていただいているんです。
 
○志田 委員  動画を持ち込みたいと議会運営委員会で諮ったときに、議会運営委員会としては、これは資料としては認めません、その場合に、通告者がこれは絶対必要なんだと、絶対に譲らないとなると、本会議はとまってしまうわけですよね。違いますか。
 
○吉岡 委員  前に持ち込みの問題で議論したときに、さっきおっしゃっていた要するに一般質問とは何ぞやというところから始まって、やったんですよね。市民の、それぞれの議員が何とかしていきたいということで、共通認識になれるように一般質問をやりながらやっていくわけで、その中の説明として、共通認識になれるようなものとして、やっていったほうがいいんじゃないかみたいな話が、確か、いろいろな議論があったような気がするんです。それと、動画と紙ベースとで、イメージが私なんかは湧かなくて、もう少し、具体的にはこういうものというので、あるなら一回、結論を出す前にどんな状況なのか、私は見たいなというのがあったんですよね。
 
○前川 委員長  暫時休憩いたします。
               (10時29分休憩   10時30分再開)
 
○前川 委員長  再開いたします。
 
○保坂 委員  先ほどの発言の補足になるんですけれども、質問の質というか、質問とはという中で、例えば新しい技術であったり、すごくすぐれた取り組みとかが、動画でまとまっているのを流して、ほら、これ見てください、すごいでしょう、いいでしょうというのは、やっぱりちょっと違うかなと思うという意味で言っています。
 それは、エモーショナルというのかわかりませんけど、はっきり言うと安直というか、雄弁に物語ると思うんですけれども、動画を見せて、はい、これでというのは、議会で質問とは異質ではないかという感覚を持ってしまうということを申し上げました。
 
○前川 委員長  暫時休憩いたします。
               (10時31分休憩   11時16分再開)
 
○前川 委員長  再開します。
 「一般質問等の持ち込み資料について」ということで、ヴィジョンから御提出いただきました動画の持ち込みについてでございますけれども、今休憩中も含め、皆さんに御協議をいただきましたところ、やはり紙での資料の提出、画像の資料の提出ということにしたいということになります。
 ただ、時代的にも動画の持ち込みということを検討していくことは必要であろうということで、今回、動画を資料として持ち込みたいという場合には、議会の本会議の始まる7日前に開催される議会運営委員会開会までに、動画を事務局宛てに提出していただいて、そして速やかに事務局のほうから全議員に配信するということにしたいと思います。そして、それは、公開資料とするものではないことから、傍聴者は動画の資料を見ておられませんので、当日の質問に関しましては、傍聴者に対して、配慮をした上で質問を実施していただきたいということでございます。
 そして、これにつきましては、平成31年8月をめどに、この議会運営委員会の検討の中で、再度、それまでにどれほど動画が採用されたかということで、件数が上がったかということで、もう一度協議をさせていただきたいと思います。以上、確認させていただいてよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認させていただきました。
 そして、もう一つの一般質問の持ち込み資料のあり方について、鎌倉みらいからの提出ですけれども、こちらについては、先ほど休憩中に高橋委員に言っていただきましたけれども、改めておっしゃっていただいてもよろしいですか。
 
○高橋 委員  主に、政府といいますか、国のほうの省庁の資料が多かったんですけれども、かなりのページ数をコピーしていただいて、その中のごく一部を使いながら質問をするケースというのも多々ありまして、そういうものを全部配信しますと、容量の問題もありますので、そういうものは出典を明らかにして、抜粋していただいた資料をつくっていただいて、配付をしていただきたいと思います。
 
○前川 委員長  一般質問の持ち込み資料のあり方についてということでございますが、皆様、今、高橋委員からお話いただきましたけれども、その資料がたくさん会議システムに配信するのではなくて、今、おっしゃったとおり、どこからの出典なのかということを明らかにしながら、どこが必要なのかということを明確にして、コンパクトにして、資料の提出をしていただくということで確認させていただいてよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認させていただきました。
 
○事務局  今、前半部分は引き続き検討するということになりましたけれども、後半部分につきましては、その部分だけ議長に宛てに答申することでよろしいかについて、御確認をお願いいたします。
 
○前川 委員長  後半のほうは、これで皆さん協議が調ったということで、議長宛てに答申することを確認してよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
  ───────── 〇 ────────────────── 〇 ─────────
 
○前川 委員長  次に、「質問通告書の記載方法について」協議をお願いいたします。本件は、正・副議長から提出いただいたものでございますので、便宜事務局から説明をお願いします。
 
○事務局  本件については、正・副議長からの提出ということでございますので、事務局からその理由について代読させていただきます。
 こちらにつきましては、現在一般質問を行う際の質問通告書の記載方法につきましては、平成25年11月に、一般質問通告書の記載ということで確認されております。その内容を、簡単に読ませていただきますが、「一般質問においては、円滑な議会運営を行うという観点及び執行部に質問への理解を促し、明確な答弁を求めるためにお互いに質問の趣旨を確認するよう努めるものとする。同様に、質問通告の記載についても質問項目を明確にし、質問内容が明らかになるよう努めることで、執行部に対して的確な答弁を求めるものとする。」以上が、平成25年に当委員会で確認され、答申している内容でございます。
 これ以上の決まりというのは、特にないというところでございますが、ただ、会議規則第103条、一般質問という項目でございます。第103条第1項、「議員は、市の一般事務について、議長の許可を得て、質問をすることができる。」第2項、「質問者は、議長の定めた期限内に、議長にその要旨を文章で通告しなければならない。」以上が会議規則に規定されていることでございます。
 これらを踏まえまして、執行部において、的確な答弁ができるよう、質問通告書の記載方法について検討していただいてはいかがかということで御提案いただいたものでございます。
 こちらにつきまして、正・副議長のお考えとしましては、改めてこの議会運営委員会での確認事項、最初にお伝えさせていただきましたが、この内容を改めて確認していただくことでいかがかということ、もし皆さんが必要だということであれば、また書き方の様式ですとか、そういったものについても御検討いただいてはいかがかということの二つについて、お話を伺っておりますので、報告させていただきます。
 
○前川 委員長  平成25年11月に確認しているということで、通告書のあり方についてですけれども、確認だけでいいのか、その書き方について、別に押しつけるわけではなくて、皆さんに少し確認していく時間を持つかどうかということがございます。例えば、大項目、中項目、小項目とあった場合に、どこまで書くかということもありまして、皆さんいろいろ個性がありまして、細かく書かれる方、それから質問の流れの中で、ずっと流れが書いてあるみたいなところもあったり、それぞれ個性があるのですが、基本的には、通告書というのは、誰のためにあるのかなというところで、質問される方が、理事者とどういう調整していくかという上でも、非常に重要なものだと思います。そこが基本なのかなとも思いますが、やっぱり質問を聞く側として、どういうことを質問されるのかなということを知る上でももちろん重要なものですけれども。
 
○高野 委員  先ほど、平成25年11月の確認事項は、確認されているわけですから、何かひっくり返す必要はないわけで。何か問題がどこかにあるんですか。具体的に。もうちょっとこうしたほうがいいんじゃないのとか、どっちの方向なのかわからない。もっと具体的に書いたほうがいいという意味なのか、逆なのか。
 
○事務局  正・副議長とのお話の中では、もう少し具体的に書いてみてはいかがというところの方向ではありました。ただ、皆様の通告書を拝見する限り、全然内容がわからないというものはないかと思います。ただ、過去を踏まえますと、少し、これは何について聞くんだろうというところがわかりにくいということがあったかと思いますので、そういったところで、一定のルールを決めるかどうか、確認事項の再確認だけでよいのか、そのあたりについても御協議をお願いしたいというふうに聞いています。
 
○前川 委員長  今期は、そんなに見当たらないとは思っております。例えば、市長の政治姿勢についてと、それだけが書いてあって、どこの政治姿勢なのかなみたいなところがありました。
 ですから、そういうことではなくて、そもそも政治姿勢というのは、全部政治姿勢なんじゃないかと私はいつも思いますので、市長は全部政治姿勢、一つ一つ言っているようなところもありますから。逆に言うと、このことについての市長の政治姿勢なのかなと、これは私の持論ですけど。例えば、教育問題についての市長の政治姿勢はどうなのと。逆かなと思うときもありますけれども、過去にはそういうふうに市長の政治姿勢についてだけで、どういう調整をされているか、過去にはされないということもあり、されないというのも自由なのかもしれませんけれども、そうすると、本会議が始まればすぐとまるというのが前提になってしまうというところも、これは私が申し上げるのもあれですけれども、そういう経験もしているという気がしますので、そういうところが正・副議長で御心配されている部分だと思っています。
 吉岡委員が先ほどそうおっしゃっていましたけど、そういうことだと思います。
 
○高野 委員  大体わかりました。そうであれば、具体的に記載するというのは、答弁調整との関係があるわけですね、結局。具体的にいっぱい書いているんだから、それであなたたち考えればいいじゃないのと。あなたたちという言い方は悪いですけど、あなたたち考えればいいじゃないという方向に行くのか、そこまで細かいことは書かないけど、あとは、そういう何かを踏まえてやるのかということ。若干言い方があれですけど。私からすれば、混乱が前期にあったのかなというふうに思います。だったら改めて、その4年前に確認したものをきちんと改めて今期再確認し、そのとおりきちんと良識を持ってやりましょう、ということでいいんじゃないでしょうか。
 
○前川 委員長  今、高野委員おっしゃっていただいたように、要は聴き取りのところで、さわりが書いてあれば、担当の方たちとの間で、担当も自分のところかしらというところで、一生懸命、逆に調整の中でそうしてきてくださっていると思いますので、そういうやりとりができる内容の通告書ということだと思いますので、今、そういうことで確認させていただいて、議会運営委員会の確認事項の再確認ということでよろしいでしょうか。
 
○高橋 委員  基本的には、それでいいんですけれども、せっかく議題になったので、少し話をしておきたいのは、何々という質問項目があって、その最後には、「等」、「など」というのを最近つける方が多いんですけれども、私たちが議員になったときには、それは絶対だめと言われていたんです。だから、ある程度、質問というのは、その中で限られたことを質問してくださいねと。「等」と言うと、かなり周辺のところまで及ぶような、何を聞いてもいいみたいな感じなってしまうので、この平成25年に確認したことを担保する上でも、そこのところぐらいはきちんと項目のやりとりをちゃんとして、かみ合うような議論をして、聞いている方にもわかりやすくやっていただきたいと思います。
 これでもし、またごたごたするようだったら、2段階にして、とりあえず大項目だけ一回登録をして、3日前までに中項目までは出してくださいというやり方もなくはないと思うんですけれども、今はそこまでやる必要はないだろうと。ただ、「等」というようなやり方で周辺を示唆するようなやり方は控えたほうがいいかと思います。
 
○前川 委員長  「等」という言葉は、本当に議会用語だというふうに私なんかは思っておりますけれども、「等」と書かれていましても、その周辺もちゃんと調整をしているのが原則ということなのかなというふうに私は思います。
 小項目でたくさん書くということも、もちろん方向としてはありますし、ですけれども、高橋委員が議員になられたときというと、7期、8期前には、そういうきちんと規定、おきてがあったんだということを、今はぐずぐずと破られるところが多いですが、そういう意味で、「等」というところは、紙には書きにくいけれど、私が言うのもあれですけれども、ちゃんと調整されているという「等」であれば、いいのかなと。そのかわりきちんと「等」は責任を持って、担当と一緒に話し合って、部長にきちんと伝えてあることを原則にということかなと思っております。
 
○保坂 委員  基本は、これまで出たことでよろしいかと思います。平成25年に確認済みの事項を確認するということで。大事なことは、ここに書かれているように、的確な答弁ができるようにするということ、それから、また、質問通告に書かれたその質問の概要というのは、市のホームページなどでも市民の方が目にされるようになっているので、そこできちんと何の質問をするかということがわかるようにするということが大事かなというふうに思っています。ただ、その都度、ここに書いていないのは、絶対質問をしてはいけないとか、そういうことではなくて、でもきちんと知らせるということは大事だと思います。
 全く違う話なので申しわけないですけれども、先ほども出ましたけど、本当に人によって書き方がすごく違って、細かく書いてらっしゃる方、すごく大項目、中項目、小項目でさらっと書いてらっしゃる方もあって、そうすると、議会広報委員会で、そのあたりを全部細かく書かれているのをそのまま載せられないという話があって、バランスをとらなければいけないというのがあるんですよね。それで、原則、質問通告に書かれたものをそのまま議会だよりに載せるというふうになっているんですけれども、そのあたりで、今、調整を図っている。話が違うのはわかっているんだけれども、そのあたりの留意というのも、実はあるかなというふうに思っているところです。でもこれについては、確認ということでいいです。
 
○久坂 委員  これを議会運営委員会で平成25年にやったときに、かなり時間をかけてやっていたから覚えているんですけれども、結局、その広報の掲載とかホームページの掲載にもリンクしてくるので、わかりやすいように表現しようというのは、ここの出発点でももちろん、あと答弁調整もできなければいけないというのがあったのですが、広報のときには、大項目のところは掲載するけれども、それ以下のポチのところは掲載しないということを、何となく議会運営委員会のほうでもやって、議会広報委員会に送ったつもりだったんですけど、ちょっとまた違うんですよね。
 
○前川 委員長  以前、議会広報委員会のほうでこんなにたくさん出ても出せないよということをおっしゃりたいということで、それを承知してねということがあるんじゃないかと思います。
 
○保坂 委員  細かく書くのがベストだねと言って、みんなで細かく書くと、ポチ、ポチになってしまうと、今度は収拾がつかなくなるというところもあります。だから、わかっていただけるように示すことは大事だけれども、細かくなって、それを原則、議会だよりに載せなきゃいけませんよということになると、また、調整が難しい部分もありますということで。
 
○前川 委員長  それは、議会広報委員会のほうでお任せするということになるのかなと思いますけれど、あくまでも、これは理事者との調整のために必要だということで、調整をなさらないということは、ここではお話しませんけれども、調整するべきと私は思いますが、その前提で通告書があってということになります。
 
○高橋 委員  基本的な確認であれですけど、通告をしてないものについては質問できないんです、大前提として。調整してあるからいいんだというものではないんです。だから、質問の言葉の選び方が大事だと思うんですけれども、前の議員が質問したことで、少し気になったから聞いて、それから入りますとか言う方もいますけれども、それは自分の通告した質問に関連があるんだと、ひもつけをして聞いていただかないとだめなので、聞けばわかるだろうということでやっては、それはいけないと思うんです。そこは、そういう意味できちんと通告して、通告した内容について聞くんだという。まず、そこがもう大前提ですから。
 そういう意味でちゃんと質問通告というのは、ある程度絞ってここについて聞くんですという、周辺を示唆するようなことというのは、本来はおかしな話で、周辺があるのであれば、そこはポチで出す。
 
○前川 委員長  そこは良識の範囲だとは思いますけれど、私もそうは思いますが、たびたびあるなと私も思っております。全然違う内容なのに、さっきの人言っていたけどみたいなものが最近出てきているので、過去はなかったなと私も思っております。ある意味、理事者に対する敬意も必要であるということもあるかなと思っております。そこら辺のところは敬意を表し、お互いに質問できる環境をつくっていきたいと思っています。
 
○吉岡 委員  基本的には確認するということでよろしいと思いますし、前回いろいろあったから、そういう答申になっていると思うんですが、基本的には、一般質問の中で、政策的なことは当然理事者が答えられなければいけないけど、数字とか、いきなりその場で言って答えられなくてとめてしまうのではなくて、そこはきちんと、よく論議ができるようにするということは必要かなと思います。よく論議ができるようにすることだと思いますので、改めて確認してよろしいんじゃないでしょうか。
 
○前川 委員長  例えば、数字が聞きたくなって、相手が答えられなかったら、後でいいからということで、そこで一々とめるのではなくてというお話だと思います。とめるのは原則ではないということだと思います。
 平成25年11月に当委員会で確認している事項の再確認をさせていただくということ、また通告書については、先ほどもお話がありましたように、「等」という文字につきましては、その質問の周辺は、確認を必ずお互いに調整がしてあるという前提で、調整をしっかりしていくということで確認させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
 
○高橋 委員  なるべく使わないようにということも入れていただければと思います。
 
○前川 委員長  なるべく使わないようにということで、とにかく調整をしっかりした一般質問をして、発言席に立つということで確認させていただいてよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認させていただきました。
     ───────────────────────────────────────
 
○前川 委員長  それでは、本日結論が出ました項目につきましては、その内容を正・副委員長で整理し、次回の議会運営等の検討を行う当委員会の冒頭に答申文案を確認することでよろしいでしょうか。
                  (「はい」の声あり)
 確認をさせていただきました。
     ───────────────────────────────────────
 
○前川 委員長  次に、「傍聴環境の向上について」御協議いただきたいと思います。提案者の飯野議員から説明をお願いいたします。
 
○飯野 議員  非常にシンプルでございまして、議会で傍聴者のために資料を提供して、最後回収ということになっていますが、その回収された資料は、最終的には捨てるようになりますので、そういうことであれば、より開かれた議会という意味で、途中で持って帰られてしまっても困るので、最後まで傍聴した人については差し上げる。そういうことをしてもいいのかなと、これも前から思っていたので提案させていただきました。
 また、紙で提供しないのであれば、タブレット端末の貸し出しとかもやられてなかったと思うので、そういうものいいんじゃないかなと。より開かれた議会というのは、どうしたらいいかということを検討していただければと思いますので御審議よろしくお願いします。
 
○前川 委員長  飯野議員の説明を踏まえまして、御協議をお願いいたします。
 
○高橋 委員  このタブレット端末を導入するときに、そこら辺のことはいろいろ議論もして、尊重して、せっかくこういうタブレット端末を入れるんだから、傍聴者もタブレット端末を使えるようにしたほうがいいんじゃないかということで、うちの会派からは、ソフトを入れたり抜いたりすることができるのであれば、持って来た人には、自分のタブレット端末で見ていただくようなことができないかとか、そんな提案をさせてもらいました。2人に1台ぐらいのタブレット端末の貸し出しというのも可能性はあるんじゃないかと。あと、紙ベースの資料については、基本、資料要求という形で、1枚10円ですか、お支払いいただくというふうなことが原則になってしまうんじゃないかなというような話は、議論の中でありましたので、無料で配付するというのは、難しいのかなというふうに思います。
 
○前川 委員長  そもそも回収をするというのに意味があるんじゃないかと思っていますので、確かにそういうこともありますが。
 
○保坂 委員  タブレット端末の貸し出しについては、本会議の傍聴のときは、いらっしゃる人数とかが現状では少ないですけど、場合によってはたくさんいるというのと、あとは、事務局と離れているので、機器の管理上、貸し出しというのは難しいのではないかと思います。
 委員会については、今、改善というのか、大きな画面で見られるようになっているので、それは、そちらで対応できるかなと思っているところです。紙ベースの資料ですけれども、これは、なるべく貸し出しではなくて、交付するという方向でできるといいなと思うんですけれども、ただ、今用意されているのは、定員の数より少ないんでしたか。そこを確認させていただきたいんですけれども。
 
○事務局  常任委員会ですと、傍聴者用の資料として、8部用意してございます。なので、もし15名まで定員として原則やっておりますので、15名来た場合は2人で一つの資料を見ていただくとか、そういう状況が出ることにはなっております。
 
○保坂 委員  なので、希望者にはお持ち帰りいただくというのがいいかなと思いますけれども、今、いろいろな審査会の傍聴とかでも持ち帰ることができるような委員会にしているのがほとんどだと思うんです。だから、議会の委員会もそのようにできるといいなというふうに思います。ただ、現状で8部なので、かつ常任委員会の傍聴だと、出入りがありますよね。でも、それは仕方がなくて、最後までいた方で希望者は持ち帰ることができるようにというふうに、できればいいなと思うのですが、ただ最後のところで、例えば陳情とかで15名定員全員いたりした場合、外でもモニターを見てらっしゃったりした場合にどうするかというあたりがちょっと難しいかなとは思いますが、なるべくだったら希望者には持ち帰りいただけるようにしたいなと思います。
 
○前川 委員長  その場合は無料でというお考えですか。
 
○保坂 委員  無料です。
 
○久坂 委員  私もタブレット端末の貸し出しについて、当初は壊れたらどうするという議論もあったんですけれども、今、保坂委員からありましたように、今、大画面のモニターを入れて、一応傍聴者の方にもタブレット端末の画面の内容は見ていただける環境が整ってまいりましたので、そういった保証ですとか、新たに購入することを鑑みますと、今は難しいのかなと考えております。
 資料の配付につきましては、最後までいた方には配付をしてもいいのかと思っていますけれども、その際には手間とかもかかりますので、コピー代の実費ぐらいは、私もいただいてもいいのかというのと、あと資料の中でも配付をしていいものと、まだ案のものがありますので、そこら辺の仕分けが今の事務局体制ですぐできるのかということを考えると、今、全ての資料はお出しいただけるものではないので、ちょっと難しいのかなということは考えております。
 もし、その仕分けがすぐできて、コピーもすぐできるという体制ができますということでもしあれば、できる分については、前向きに考えてもいいのかなということは考えております。
 
○前川 委員長  私も実は、さっき申し上げたのは、回収するというのは何か意味があるんじゃないかと思っておりまして、そういう資料の内容、資料の性質で、私たち議員として審議するために必要ということで、その場で与えられているだけということもあると思うので、これは簡単のようですごく難しい問題じゃないかというふうに私は思っております。
 有料か無料かということもありますけれども、それは別として、開かれた議会というのももちろんそうなんですが、議員として審議の中で必要で、これだけは回収と言うので、全体的に今までは回収していたのではないかなと思っていました。
 
○前川 委員長  番外の飯野議員から発言を求められていますが、発言を認めることでよろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。飯野議員の発言を認めます。
 
○飯野 議員  まず、タブレット端末についてですが、私がこれを書いたときには、大きいモニターがなかったので、私が想定したのは委員会で、ということを想定していたんですけど、同期したりとかそういう資料が大画面に表示されているのであれば、別にいいのかなと思います。
 それと、その資料を提供することが有料か無料かということについては、私は、有料でもいいと思うんです。そもそも、配付した資料を後で情報公開請求して、2週間ぐらいかかってという手間がおかしいんじゃないかということを、私、市民の方から、以前からお聞きしていたので、そういう意味では、その場でお金を払ってコピー代相当をというのは、特に問題ないと思います。
 それと、公開していい資料と、いけない資料という話がございましたが、我々、市民の代表として、議会に参加している以上、その議論の中で提供された資料というのは、一般に公開されては困る資料は存在しないものと考えますし、もし困るものであれば、秘密会にして外に出さないというような措置をすれば問題ないと思います。一般的には、素案ですとか、そういうことは最初書いてありますので、それで誤解されるということは、私はないものだと信じております。
 
○高橋 委員  私も、今、飯野議員が言ったことと同じで、後先になったとしても、最終的には、その資料は議会の議事録について出ますから、それも公開されますので、基本的に配られたものは公開資料と判断すべきだと思います。
 それで、ちょっと手間なんですけど、どうしてもすぐに欲しいという方は、最近は写真を撮ってオーケーみたいな方が多いので、写真を撮ってもらうというのは、その場でやっているときはだめですけれども、終わったときに、それは別に無料でいいと思うんです。ただ紙ベースでいただきたいという方については、実費をいただくというふうなことにすれば、もう少しサービス的にはいいかなと思います。
 
○事務局  今、写真という話もございましたけれども、資料の扱いとして、本当に写真がいいのかどうかというのは非常に難しいのかなと思うところがあるのですが、1点関連の話として御報告させていただきます。
 平成29年2月に当委員会で協議して議長宛てに報告した内容で、これは、もともと平成28年12月定例会で陳情が採択されたことをきっかけに協議されたものでございます。各常任委員会で開催前に傍聴資料を配架することについての陳情という陳情がございました。この陳情の内容としましては、委員会の資料は、議員の皆さんたちであれば事前にもらって、見ることができますけれども、傍聴者の方は委員会が始まってから初めて見ることになるということがございます。陳情提出者の方のお話ですと、事前に資料をコピーしておいて、傍聴の資料を事前に見たいというようなことと、傍聴しながらコピーした資料にじかにメモ書きしたいので、先に配架してくれれば事前にコピーするという理由で出された陳情でございました。
 結果、この陳情は全会一致で採択されていて、当委員会で協議した結果、委員の皆様が見ることができる状況になったと同時に、行政資料コーナーに事前資料、委員会での予定資料ということで原局が配架することになりまして、これは現在も実施されております。
 そのことから、もし、どうしても手元にメモ書きするために欲しいとか、そういった形であれば、そのとき確認した内容のとおり行政資料コーナーでコピーしようと思えばすぐできる環境にはございますので、そのあたりも踏まえて御協議いただければと思っております。
 
○保坂 委員  持ち帰ることができるかどうか、配付して回収しなくていいかどうかということについては、御意見もありましたけれども、意思形成過程の情報、未成熟な情報だから、持ち帰ることができないというのは、ちょっと違うと思うので、基本、全部ここで示されたものは、もし個人情報とか、取り扱い注意なものが含まれていた場合は、最初から傍聴用資料の中から除いておいてもいいと思っているんですけれども、基本は持ち帰れるということでいいかなと思いました。
 それで、今、事務局のほうから、以前の陳情の内容を踏まえ協議した結果について紹介していただきました。先ほど、無料でと申し上げたのは、いろいろな委員会、審議会とかの傍聴のときに、前は、資料をお金を取っているところと、取っていないところのばらつきがあって、でも無料化の方向にいっているものなので、議会だけ有料というのはどうかなというふうに思ったんです。
 だけど、今のお話だと、最初から手元に置きたいと思っている方は、行政資料コーナーで、要するにお金を払ってコピーをとって、持っているわけですよね。そうすると、今度そうした人と最後までいたから、じゃあ、もらって帰りますという人との間で整合性がとれなくなってしまうので、そちらのほうの配慮に重きを置くのであれば、無料でなくて有料でもということになるのかなと思いました。
 
○前川 委員長  先ほど事務局が説明してくださった、やってくださっていることを、まず、傍聴者にもっと知ってもらわないといけないということですよね。もう事前に傍聴に来る方は、それを当たり前にしないといけないということで、まず前提があるのかなというのは思っています。そういうことがあるのであれば、もちろん傍聴にいらっしゃる方は大体決まっていらっしゃるかなとも思いますけれども、また、これから傍聴にいらっしゃる方も、そういうことを議会でもしてくれるのであればということで、わかってくださっていれば、もう事前に用意されていて、行政資料コーナーで有料でコピーしてくださったほうが、今の話は、すごくすっきりするかなというふうに思います。
 
○高橋 委員  議会の開催案内みたいなものがホームページに出ますよね。そこのところに、会期中例えば、2月定例会で使用する資料については配架されました、みたいなことを同時に上げてもらえば、ちょっと見ていただいて、少しはインフォメーションになるかなと。
 
○事務局  議員の皆さんに配付するタイミングに合わせて、ホームページに多少タイムラグがあったとしても、早い段階でホームページに載せることはできるかと思いますので、その点について掲載することは可能でございます。
 
○前川 委員長  そのほうが、例えば傍聴者資料を有料にしたところで、最後に残った人に有料とするとお金のもらい方も非常に難しいと思いますし、事務局から説明していただいたことがあるのであれば、それをより活用したほうがいいかなと思います。ほかの委員の皆様はいかがでしょうか。
 
○吉岡 委員  それはそれで活用するのはいいと思っているんですけど、8部ある資料は、その後どういう処理の仕方をするのかなと思ったんです。例えば、お金のやりとりの問題では、例えば事務局で扱えない場合に、行政資料コーナーにありますから、そこは有料でとか、何か無駄にしないようにできないのかなとは思いながら。実際にはその資料はどうなっているんですか。
 
○事務局  傍聴用資料8部の使い方ですが、事務局用として保管用に使わせていただいている分がございます。また、事務局保管用のほかに、図書室への配架用、こちらも傍聴資料そのまま使わせていただいております。また、会議録作成は事業者に委託へ出しておりますけれども、そのときにもこの資料を渡したりもしておりますので、使わせていただいているところはございます。
 
○前川 委員長  なんだかんだ利用しているということですね。
 
○吉岡 委員  じゃあ、そんなに無駄になっていないということですね。
 
○前川 委員長  再度、番外の飯野議員から発言を求められていますが、発言を認めることでよろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。飯野議員の発言を認めます。
 
○飯野 議員  その8部のうち、捨てている資料もあるじゃないですか。半年ぐらいとっておいて、捨てる分とかもあるので、じゃあ、事務局保管用と、業者のテープ起こしに使う用ということと、市民に提供することをどっちを優先するかということを考えたら、もし提供するのが必要であれば、別に電子データで送れば済むことの話であって、私はできるだけ公開していくという意味では、市民の方の便宜というものを考えれば、有償、無償、どちらでもいいと思うんですけれども、できるだけ渡せるようにしていくべきだと私は思います。
 
○前川 委員長  要するに、先ほどの仕組みの中で、事前に手に入れられなかった場合に、その方に残ったものをお売りするというほうがいいということですね。
 
○飯野 議員  それは、お売りするか、無償提供するかというのは、私はどちらでも構いません。ただ、せっかくあるものですし、市民の方からも傍聴してもらえないというのは、先ほど保坂委員からも言われましたが、今、交付するというのが多くなっているという世の中の風潮を考えると、議会だけ渡さないというのは、開かれた議会という観点から考えると、時代と逆行してないとも言えないのかなと思います。
 
○前川 委員長  渡さないということではなくて、行政資料コーナーのほうで、有償で事前に手に入る環境があるということが、今、確認されたわけですので、ぜひそこで8部の余ったものをというのは非常に曖昧でありますので、そういう環境がなければ残ったものを考えるということもあるかもしれませんけれども、環境があるということを確認させていただいたので、その環境を大いに傍聴者の方には利用していただくということのほうが、わかりやすいのではないかと思います。
 
○高橋 委員  執行部と協議が必要なんですけど、やり方によっては、行政資料コーナーで資料要求する、書類を預かっておいて、その場で書き込みだけしてもらって、向こうのルールづくりが必要かもしれないですけど、そのぐらいの融通はきかせてもいいんじゃないかなと。そのかわり有料になるわけですけれども。
 普通の委員会で、例えば、教育こどもみらい常任委員会とかであれば、せいぜい10枚か、そのぐらいですけれど、これが予算等審査特別委員会、決算等審査特別委員会というと全部とじていて、一つの資料がこんなになっちゃうわけですよね。それをというのと、10枚というのは全く違うので、そういうこともあるので、だから本当に必要な1枚、2枚必要だけだったらば、写真で撮ってもらっても私は構わないんじゃないかなと。
 
○前川 委員長  12時になりましたので、この件に関しましては引き続きとさせていただいて、会派で少し相談していただいて、今、初めて事務局の資料コーナーの話もお聞きになった方もいるかもしれませんので、保留とさせていただいて、次回改めて御協議いただきたいと思います。意外と簡単なようで、簡単じゃない問題ですので。
 再度、番外の飯野議員から発言を求められていますが、発言を認めることでよろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。飯野議員の発言を認めます。
 
○飯野 議員  事前に、行政資料コーナーで、今、高橋委員が言われたように、それをコピーするのではなくて、お金を払ってすぐもらえるという環境であれば、私はそれでもいいと思います。
 
○前川 委員長  委員会開会よりも前に、配架されることになっていますよ。
 
○飯野 議員  資料が多いとか、すぐもらえなかったりとかするじゃないですか。自分でコピーすれば、そういう手間があるわけじゃないですか。だからそういうのを、事前につくっておいて、すぐ配付されるのであれば、私はそれでいいと思うんだけど、結局自分でコピーしなきゃいけないとか、そういう手間があるということです。
 
○前川 委員長  今、審議会の資料も有料になっているということのようですので、なりつつあるというお話もありますので。ですから、状況も変わってきていて、飯野議員がおっしゃっているのは、お金は別として、すぐ手に入ることだと思いますので、とりあえず、次回の協議とさせていただきたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。
 そうしましたら、次回は、「傍聴環境の向上について」のほか、「正・副議長選挙及び役員選考委員会のあり方について」(鎌倉みらい)、「議長の常任委員会所属について」(鎌倉みらい)、「議長の任期について」(鎌夢会)、「資料要求のあり方について」(正・副議長)、「文章質問について」(正・副議長)について、検討していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 また、これらの項目を検討する際、他市に対して事前調査をしてもらいたいという事項等はございますか。
 
○高橋 委員  議長の任期について、前に配っていただいた県内各市の任期を調べた資料があると思いますのでそれを出していただきたいと思います。
 
○事務局  高橋委員がおっしゃったとおり、以前に、県内各市の状況を記載したまとめた資料がございますので、その後の状況、調査し、改めて確認したものを、最新版という形で御提示できればと思っております。
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○前川 委員長  日程第2「次回の議会運営委員会の開催について」を議題といたします。
 次回の日程ですが、2月、3月は議会が続きますけれども、その中で1回はやっていきたいと思っておりますけれども、いかがでしょうか。
 2月、3月の会期中に検討会を開催させていくことでよろしいですか。
                  (「はい」の声あり)
 確認いたしました。
 日程は改めて調整させていただきます。
 次回の議会運営委員会は、1月31日(水)午前10時から、2月定例会の日程などを協議するために開催いたします。
 本日の議会運営委員会は閉会いたします。
 以上で本日は閉会した。

 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成30年1月15日

             議会運営委員長

                 委 員