平成29年議会運営委員会
9月29日
○議事日程  
平成29年 9月29日議会運営委員会

議会運営委員会会議録
〇日時
平成29年9月29日(金) 11時00分開会 21時33分閉会(会議時間 0時間48分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
前川委員長、大石副委員長、志田、池田、森、高野、高橋、久坂、保坂、吉岡の各委員並びに山田議長、納所副議長
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
三留局長、木村次長、藤田次長補佐兼議事調査担当担当係長、笛田次長補佐兼議事調査担当担当係長、菊地担当書記
〇本日審査した案件
1 本会議第5日(9月29日)の議事日程について
(1)日程第1 諸般の報告
(2)日程第2 陳情第18号NECとの包括連携協定締結についての陳情
(3)日程第3 陳情第12号医療費助成制度継続についての陳情
(4)日程第4 議案第44号市道路線の廃止について
        議案第45号市道路線の認定について
(5)日程第5 議案第46号工事請負契約の変更について
(6)日程第6 議案第54号鎌倉市職員等公務災害等見舞金の支給に関する条例の制定について
        議案第60号鎌倉市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について
(7)日程第7 議案第55号私たちのまち鎌倉のことに関心を持ち、自分たちでより良くしていこうという思いを共有して行動するための条例の制定について
        議案第56号地方税法第314条の7第1項第4号に掲げる寄附金を受け入れる特定非営利活動法人等を定める条例の一部を改正する条例の制定について
(8)日程第8 議案第58号鎌倉市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について
        議案第59号鎌倉市特定土地利用における手続及び基準等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
(9)日程第9 議案第61号平成29年度鎌倉市一般会計補正予算(第3号)
(10)日程第10 議案第62号平成29年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
(11)日程第11 議案第47号平成28年度鎌倉市一般会計歳入歳出決算の認定について
        議案第48号平成28年度鎌倉市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
        議案第49号平成28年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について
        議案第50号平成28年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
        議案第51号平成28年度鎌倉市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について
        議案第52号平成28年度鎌倉市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
        議案第53号平成28年度鎌倉市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について
(12)日程第12 諮問第1号公の施設を利用する権利に関する処分についての審査請求について
(13)日程第13 議案第63号平成29年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)
(14)日程第14 議会議案第5号核兵器禁止条約に日本政府が積極的な役割を果たすことを求める意見書の提出について
(15)日程第15 議会議案第6号北朝鮮の6度目の核実験とたび重なるミサイル発射に対して強く抗議するとともに、北朝鮮に対する断固たる対応の早急な実施を求める意見書の提出について
(16)日程第16 閉会中継続審査要求について
2 その他
(1)議会運営等に係る検討について
3 本日の本会議運営について
(1)諮問第1号 公の施設を利用する権利に関する処分についての審査請求について
〇審査内容
 開会後、会議録署名委員に志田委員を指名した後、議長から、9月26日付で、くりはらえりこ議員、長嶋竜弘議員、西岡幸子議員、高野洋一議員、保坂令子議員外3名から、「議会議案第5号核兵器禁止条約に日本政府が積極的な役割を果たすことを求める意見書の提出について」が、9月27日付で、くりはらえりこ議員、長嶋竜弘議員、飯野眞毅議員、森功一議員、中村聡一郎議員、大石和久議員、松中健治議員外1名から、「議会議案第6号北朝鮮の6度目の核実験とたび重なるミサイル発射に対して強く抗議するとともに、北朝鮮に対する断固たる対応の早急な実施を求める意見書の提出について」が、それぞれ提出された旨の報告があり、議長発言を確認するとともに、議会議案は既に会議システムに配信していること、本件については、「1 本会議第5日(9月29日)の議事日程について」の協議の中で協議することを確認した。
 次に、議長から、昨日付で理事者から、「議案第63号平成29年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)」の送付があった旨の報告があり、議長発言を確認するとともに、議案書は既に会議システムに配信していること、本件の取り扱いについては、「1 本会議第5日(9月29日)の議事日程について」の協議の中で協議することを確認した。
 以下、日程に沿って次のとおり審査を行った。
 1 本会議第5日(9月29日)の議事日程について
 本日の議事日程については、協議の結果、別添議事日程案のとおりとするとともに、開会は午後2時とすることを改めて確認し、それぞれ次のとおり確認した。
 ここで事務局から、議事日程案において議会議案5号の賛成者数が8名となっていることから、3名に修正願いたい旨の発言があり、これを確認した。
(1)日程第1 諸般の報告
 諸般の報告があること、会議システムに配信することをそれぞれ確認した。
(2)日程第2 陳情第18号NECとの包括連携協定締結についての陳情
 総務常任委員長から報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認した。
(3)日程第3 陳情第12号医療費助成制度継続についての陳情
 観光厚生常任委員長から報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認した。
(4)日程第4 議案第44号市道路線の廃止について、議案第45号市道路線の認定について
 建設常任委員長から2件一括して報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認するとともに、採決は1件ごとに行うことを確認した。
(5)日程第5 議案第46号工事請負契約の変更について
 総務常任委員長から報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認した。
(6)日程第6 議案第54号鎌倉市職員等公務災害等見舞金の支給に関する条例の制定について、議案第60号鎌倉市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について
 総務常任委員長から2件一括して報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認するとともに、採決は1件ごとに行うことを確認した。
(7)日程第7 議案第55号私たちのまち鎌倉のことに関心を持ち、自分たちでより良くしていこうという思いを共有して行動するための条例の制定について、
 議案第56号地方税法第314条の7第1項第4号に掲げる寄附金を受け入れる特定非営利活動法人等を定める条例の一部を改正する条例の制定について
 観光厚生常任委員長から2件一括して報告を受けること、議案第55号について、鎌倉みらいから池田議員が委員長報告に対する質疑を行うことをそれぞれ確認した。次に、議案第55号について、日本共産党から高野議員が反対討論を、鎌夢会から日向議員が賛成討論を、神奈川ネット鎌倉から保坂議員が反対討論を、ヴィジョンから中村議員が賛成討論を、以下、反対討論を公明党から大石議員、無所属のくりはら議員及び長嶋議員がそれぞれ行うことを確認した。また、無所属の千議員が議案第55号の採決時に退席することを確認するとともに採決は1件ごとに行うことを確認した。
(8)日程第8 議案第58号鎌倉市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について、議案第59号鎌倉市特定土地利用における手続及び基準等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
 建設常任委員長から2件一括して報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認するとともに、採決は1件ごとに行うことを確認した。
(9)日程第9 議案第61号平成29年度鎌倉市一般会計補正予算(第3号)
 総務常任委員長から報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認した。
(10)日程第10 議案第62号平成29年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
 観光厚生常任委員長から報告を受けること、質疑及び討論がないことを確認した。
(11)日程第11 議案第47号平成28年度鎌倉市一般会計歳入歳出決算の認定について、議案第48号平成28年度鎌倉市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第49号平成28年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第50号平成28年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第51号平成28年度鎌倉市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第52号平成28年度鎌倉市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第53号平成28年度鎌倉市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について
 一般会計決算等審査特別委員長から7件一括して報告を受けること、質疑がないこと、神奈川ネット鎌倉から保坂議員が反対討論を、鎌夢会から高橋議員が賛成討論を、日本共産党から吉岡議員が反対討論を、以下、賛成討論をヴィジョンから河村議員、鎌倉みらいから池田議員、公明党から西岡議員がそれぞれ行いたい旨の申し出があり、協議した結果、討論の申し出順で一般会計等決算議案への反対・賛成の順という慣例に倣い、この順番で討論を行うことを確認するとともに、採決は1件ごとに行うことを確認した。
(12)日程第12 諮問第1号公の施設を利用する権利に関する処分についての審査請求について
 昨日開催の当委員会において、本件は秘密会とすること及び教育こどもみらい常任委員会に付託することを確認していることから、事務局から、秘密会の進行及び具体的な議事運営について、資料をもとに次のとおり説明があった。
 ア 議長からの議題宣告後、理事者から提案理由説明を行った後、議案において、「審査請求人の児童の氏名・生年月日・病名に関すること」が伏せられていることから、地方自治法第115条の規定に基づき、秘密会としたい旨の発言があること。
 イ 秘密会とする場合、議長を含めた出席議員の3分の2以上の賛成を必要とし、かつ討論を用いないで可否を決することとされていること。
 ウ 議長が関係者として、昨日確認したとおり、議員、市長、副市長、総務部長、こどもみらい部長、総務課職員及び議会事務局職員を指名し、関係者以外の者は、休憩をとり、退場すること。
 エ 関係者以外の者が退場したことが確認できた後、本会議を再開し、理事者から「審査請求人の児童の氏名・生年月日・病名に関すること」を記載した資料を配付する旨の発言があること。
 オ 事務局職員は、「審査請求人の児童の氏名・生年月日・病名に関すること」を記載した資料を総務課職員から預かり、議員に配付すること(議案には議席番号、議員名を付記)。
 カ 秘密事項は、「審査請求人の児童の氏名・生年月日・病名に関すること」とすること。キ 本会議での諮問に対する質疑は秘密会の中で行うこと。
 ク 質疑終了後、事務局は、「審査請求人の児童の氏名・生年月日・病名に関すること」を記載した資料を回収し、その際、回収漏れ、切り取りがないかを確認し、理事者に返却すること。
 ケ 秘密会解除の議決は過半数議決になること及び秘密会終了後に退場した者が入場すること。
 コ 再開後、教育こどもみらい常任委員会に付託すること。
 以上、アからコについて協議した結果、それぞれの事項を確認するとともに、質疑はないことを確認した。
 次に事務局から、秘密会における留意事項について次のとおり説明があった。
 サ 会議規則第119条第2項の規定に基づき、秘密会の議事は何人も他に漏らしてはならないこと。
 シ 地方自治法第134条第1項の規定に基づき、会議規則に違反した議員に対し、議決により懲罰を科することができること。
 ス 同法第135条の規定に基づく懲罰(戒告、陳謝、一定期間の出席停止、除名)の対象となること。
 セ 秘密会に出席した議会事務局職員及び理事者側の説明員についても、職務上知り得た秘密を漏らしてはならないとされていること。
 以上、サからセについて協議した結果、それぞれの事項を確認した。
 次に、秘密会は会議公開の原則の例外であり、議事の記録は公表しないこととされていることから、会議録原本については審査内容等を掲載するものの配付用、閲覧用には掲載しないこと及び秘密会に出席する関係者は秘密事項を含む議事の全てを他言しないことについて、それぞれ確認した。
 次に、本会議における秘密会の審査は配付する紙資料で行うことから、議長が持ち込みを許可した機器(議員に配付しているタブレット端末及び個人所有のタブレット端末等)の電源を切ること及び持ち込みの許可を受けていない情報通信機器は、「会議システム等に用いるタブレット型端末機の使用基準」の規定に基づき持ち込みは禁止とされていることについて、それぞれ確認した。
 次に、諮問第1号の付託後、本会議を休憩し、直ちに教育こどもみらい常任委員会を開催すること、同常任委員会で審査を行い、委員長報告の読み合わせが終了した後、再度、議会運営委員会を再開し、同諮問の日程追加等について協議することについて、それぞれ確認した。
(13)日程第13 議案第63号平成29年度鎌倉市一般会計補正予算(第4号)
 事務局から議案の概略について説明を受けた後、協議した結果、即決とすること、質疑及び討論がないことを確認した。
(14)日程第14 議会議案第5号核兵器禁止条約に日本政府が積極的な役割を果たすことを求める意見書の提出について
 くりはらえりこ議員、長嶋竜弘議員、西岡幸子議員、高野洋一議員、保坂令子議員外3名からの提出議案であることを確認するとともに、協議した結果、即決とすること、質疑がないこと、無所属の竹田議員が賛成討論を行うことを確認した。
(15)日程第15 議会議案第6号北朝鮮の6度目の核実験とたび重なるミサイル発射に対して強く抗議するとともに、北朝鮮に対する断固たる対応の早急な実施を求める意見書の提出について
 くりはらえりこ議員、長嶋竜弘議員、飯野眞毅議員、森功一議員、中村聡一郎議員、大石和久議員、松中健治議員外1名からの提出議案であることを確認するとともに、休憩を挟み協議した結果、即決とすること、神奈川ネット鎌倉から保坂議員が質疑を行うこと、無所属の竹田議員が反対討論を行うこと、日本共産党から武野議員が賛成討論を行うことをそれぞれ確認した。
 ここで事務局から、議会議案2件については、本会議開会前までに会議システムに配信する旨の発言があり、これを確認した。
(16)日程第16 閉会中継続審査要求について
 各常任委員長から閉会中継続審査の要求があることを確認した。
 ここで、議会運営の検討のための当委員会の開催日程について協議することとし、正・副議長退室のため、一旦休憩した。
            (11時25分休憩   11時26分再開)
2 その他
(1)議会運営等に係る検討について
 委員長から、議会運営の検討事項については、一部会派から検討項目の提案を受けたが、ほかに提案したい会派があるかどうか確認したい旨の発言があり、一部会派から提案する用意がある旨の発言があり、これを確認した。
 次に委員長から、正・副委員長と事務局で項目の整理を行った上で、11月以降に当委員会を開催したい旨の発言があり、次回委員会の開催日について協議した結果、後日改めて協議することを確認し、ここで一旦休憩した。
            (11時29分休憩   14時51分再開)
3 本日の本会議運営について
 再開後、議長から、現在、議案第55号における委員長報告に対する池田議員の質疑の途中で、西岡議員から動議の発言があったが、議長としてはこれを議事進行上の発言と捉え質疑を続行したものの、次に高野議員から動議の発言があり、その内容について、議長としては、本会議を休憩して確認する必要があると判断したことから、当委員会で今後の議会運営に当たって、本件の取り扱いを含めて協議願いたい旨の発言があり、議長発言を確認するとともに、休憩を挟み協議した結果、池田議員の質疑は委員長報告に対する質疑であることに配慮した上で行うこと、質問があと1問であるとのことからこのまま質疑を続行すること、高野議員の動議については、議事進行上の発言であったことをそれぞれ確認した。
 次に、本会議を15時35分に再開することを確認し、本会議再開のため、ここで一旦休憩した。
            (11時29分休憩   14時51分再開)
 再開後議長から、教育こどもみらい常任委員長から、「諮問第1号 公の施設を利用する権利に関する処分についての審査請求について」、委員会の審査を終了したので本会議に報告したい旨の申し出があったことから、取り扱いについて協議願いたいこと、また同委員長から、委員長報告及び答申文(案)については先ほど当委員会で確認された秘密事項には抵触しない内容である旨の申し入れがあったことについて発言があり、議長発言を確認するとともに、再開後の本会議で、諮問第1号公の施設を利用する権利に関する処分についての審査請求についてを日程に追加し、直ちに議題とすることを確認した。
(1)諮問第1号 公の施設を利用する権利に関する処分についての審査請求について
 教育こどもみらい常任委員長から報告を受けることを確認するとともに、報告に当たっては、答申文書を配付したい旨の申し出があることから、答申文書はこの休憩中に会議システムに配信すること、質疑及び討論がないことをそれぞれ確認した。
 また、協議した結果、本件については先ほど当委員会で確認された秘密事項に抵触しないことから、再開後の本会議については秘密会としないことを確認した。
 次に、次回議会運営委員会の日程については、11月20日(月)午前9時30分に開催することを確認した。
 最後に、本会議を21時45分に再開することを確認し、以上で本日は閉会した。



 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成29年9月29日

              議会運営委員長

                  委 員