○議事日程
平成29年 9月13日各派代表者会議
各派代表者会議会議録
〇日時
平成29年9月13日(水) 9時00分開会 9時07分閉会(会議時間 0時間06分)
〇場所
議会応接室
〇出席議員
山田議長、納所副議長、吉岡、西岡(代理)、前川、伊藤、中村、高橋、保坂の各代表者及び長嶋議員(大石代表は欠席)
〇理事者側出席者
小礒副市長、松永総務部長
〇議会事務局出席者
三留局長、木村担当書記、笛田次長補佐兼議事調査担当担当係長
〇本日審査した案件
1 鎌倉市職員の行政措置処分について
〇審査内容
開会後、議長から、公明党の大石代表から所用のため欠席する旨の届け出があり代理者として西岡議員が出席している旨の報告があった。
次に、鎌倉市職員の行政措置処分についてを議題とした。本件は議長から、昨日、理事者から鎌倉市職員の行政措置処分について報告したいとの申し入れがあった旨の報告があり、報告を聴取するため一旦休憩した。
(9時01分休憩 9時02分再開)
再開後、小礒副市長から、6月定例会における一般質問において、会計管理者の事務決裁に係る不適切な事務処理に関係した職員に対し、9月12日に行政措置処分を行った旨の報告があり、続けて松永総務部長から、その内容としては、6月定例会の一般質問において、会計管理者が自身のIDとパスワードを部下に教え、代わりに決裁をさせていたことが明らかになり、当時の会計管理者自身も事実を認めたことから、不適切な事務処理に関する調査委員会の所掌事務として調査を行った結果、現行の財務会計システム導入後の平成26年度以降、歴代の会計管理者が自身のIDとパスワードを部下に教え、納付書で支払いを行う光熱水費等について決裁をさせていたことが判明したこと、それを受け、歴代の会計管理者を対象に、その処分について8月25日付で職員考査委員会へ諮問したところ、9月5日付で「形式的に見れば権限のない者に決裁を委ねたというそしりを免れないものではあるが、管理職1名体制で、決裁処理件数が膨大な数となり、処理に多くの時間を割かざるを得ないという困難な状況のもとで、資金の準備、銀行との調整、出納監査に関する事項など重要な職責を全うするという目的のため、納付書による支出に限定して部下に決裁を委ねる判断をしたことは、審査不十分の弊害を生じにくい方法を選択したものであり、懲戒処分を科すのは相当ではない」、「将来に向けて情報アクセスに関する注意を喚起するため、行政措置をとる必要がある」といった旨の答申を受けたことから、9月12日に、市長から歴代の会計管理者2名に対して訓戒の行政措置処分を行ったこと、今後は再発防止に向けた一層の取り組みを行っていきたいことについて、それぞれ報告があった。ここで高橋代表から、今後、決裁事務の手続を改める考えはあるのかとの質問に対し、松永総務部長からは、他市の決裁事務の方法を調査し検討する予定である旨の答弁が、また、保坂代表から、職員考査委員会から、本市が今回のような決裁事務の無理な状況を把握していなかったことについての指摘がなかったのかとの質問に対し、松永総務部長からは、職員考査委員会からは、組織的な反省が必要との指摘があった旨の答弁がそれぞれあった。
以上で会議を閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
平成29年9月13日
議 長 山 田 直 人
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