○議事日程
平成29年 1月20日総務常任委員会(協議会)
総務常任委員会協議会会議録
〇日時
平成29年1月20日(金) 10時00分開会 10時13分閉会(会議時間 0時間13分)
〇場所
議会全員協議会室
〇出席委員
河村委員長、渡邊副委員長、中澤、保坂、岡田、永田、吉岡の各委員
〇理事者側出席者
大隅経営企画部次長兼経営企画課担当課長、木村(雅)秘書広報課担当課長、松永総務部長、能條総務部次長兼職員課担当課長
〇議会事務局出席者
三留局長、片桐担当書記
〇本日審査した案件
1 22年間異動のない職員についての調査結果について
2 鎌倉市が業務委託している鎌倉FMのコンプライアンスのない取締役2人について
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○河村 委員長 これより総務常任委員会協議会を開会いたします。
まず初めに、会議録署名委員の指名を行います。委員会条例第24条第1項の規定により、本日の会議録署名委員を指名いたします。永田磨梨奈委員にお願いいたします。
本日の審査日程の確認をお願いいたします。お手元に配付させていただきましたとおりで、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
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○河村 委員長 日程第1「22年間異動のない職員についての調査結果について」を議題といたします。中澤委員の質疑から行います。
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○中澤 委員 時間もないので端的にいきますけれど、12月定例会で、22年間異動のない職員がいるということの確認をさせていただきましたけれども、この当該職員が勤務中に職務専念義務違反の可能性があるということで調査をお願いしましたけれども、その結果について報告いただけますか。
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○能條 総務部次長 調査結果につきましては、まだ出ておりません。先週の13日に弁護士のところに調査方法について相談に伺いまして、今、実際に調査に入るための準備として、聞き取り項目の確認をしていただいているのと、聞き取り調査の日程の調整を詰めているところでございます。来週ぐらいから調査に入る予定で、聞き取り対象者は10人以上になる予定でございます。
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○中澤 委員 セクハラのときに職員だけで調査をやりましたよね。なぜ今回弁護士ということになったんですか。セクハラみたいな重大なことについては内々でやって、何で今回は弁護士を入れたのか、そこの流れが変わった理由を答弁してもらえますか。
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○松永 総務部長 前回のセクハラの問題につきましても、また改めて職員だけでやることについての是非というものを議会等からも指摘をされておりますので、それを受けまして、今後、改めて第三者を入れた調査をしたいと思っています。それで今後、職務専念義務違反についても、今後もこういったことに関しては適否をはっきりして、事実を究明していくためにも、第三者の専門的な知見というものが必要ということで今取り組んでいるところでございます。
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○中澤 委員 生活保護費のときも職員が職員の調査をして終わらせようとしましたよね、議会からだめだと言って、弁護士を入れましたが。
セクハラの件は副市長がふたをしちゃったんだから、副市長と部長と次長が聞き取りでしょう。そんな部長、次長がよってたかって一人の女性を質問したってそんなのだめに決まっている。そういうやり方をずっと鎌倉市でやってきたんです。
今回のことについて、急遽、弁護士入れての時間稼ぎなんて、そんなのだめです。いつまでに調査結果を出します。議会にいつまで報告します。来月はだめですよ。来月の議会ではだめですよ。月内にできますよね。今までも直接僕伺っているんですからね。生活保護費のときはずっと聞いてきているんだから。どういう手続をやってきたか知っているんだから。月内に調査結果できますよね。10人なんて別に呼んで聞けばいいことでしょう。弁護士同席でなくたっていいんだから。鎌倉市はそういうやり方をやってきたんだから。いつまでと期限を切ってください。
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○松永 総務部長 まず、生活保護費につきましても検証専門員という外部を入れた結果、外部について、一定の知見を入れることについての効果は確認したというようなことで、今そういった手続を進めております。
今回の問題につきましても、10人の聞き取りが必要になると。職員の処分にも係る問題でございますので、この辺は慎重にやっていかなければならないとは思っています。それで10人の日程調整も含めまして、時間をいつまでにするというのはお答えできない状況でございます。
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○中澤 委員 そうやっていつも逃げているんですよ。全部知っているんですよ、僕は。そんなのだめです。何の理由があるんですか。だって僕が言った項目は職務専念義務違反、勤務中に、22年間同じ職場にいるこの職員が勤務時間内に勤務以外の仕事をやっていたとの証言も職員からとっているんですよ。見たことありますか、それだけの1点だけでしょう。勤務時間内、勤務の話でしょう。今までだって全部勤務内でやってきているでしょう。何でそれをやらないんですか。誰の指示、小礒副市長の指示ですか。セクハラを隠蔽したときのように小礒副市長の指示で時間稼ぎをするんですか。僕ら議会が選挙だから。だめです。1月にやってください。項目、僕は知っているんですからね。こんなところでうそつかないでください。今月中に結論を出してください。報告をしてください。十何人じゃなくたって、3人だっていいんだから。もう何人も証言をとっているんだから、こっちは。またそうやってだますんですか。だめです、そんなのは。だって12月定例会で僕は言ったんですよ。何で1カ月たって、そこの段階なんですか。おかしいでしょう。すぐ動かなきゃいけないことでしょう。担当部長が異動まで明言しているんですよ。おかしいでしょう。下平次長はセクハラですぐ異動させたでしょう。なんでそういうこと、時間稼ぎばかりやっているんですか。今まで全部そうでしょう。月内に結論を出してください。答弁してください。
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○松永 総務部長 できるだけ早く対応はしていくと思っておりますけれども、月内に処分できるかどうかというのは、ちょっとこういう場での約束というものは、今後の事務の日程確認もありますので、できかねます。
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○中澤 委員 処分なんてことは言ってないでしょう。なんで話をすりかえるの。調査結果の報告をしてくださいと言っているだけでしょう。何で処分まで持ち込んでいるんですか。調査結果なんか出せるでしょう。何で出せないの。出せない理由を明言してください。何で出せないのですか。聞き取りをするだけのことでしょう。聞き取りなんて散々自分たちがやってきたことでしょう、隠蔽するために。セクハラを隠蔽するためにやってきたことでしょう。そこの場に松永部長、あなたもいたでしょう。新規採用の職員を呼んで、聞き取りにいったでしょう。答弁だけ求めているんだから、聞き取り調査結果をすぐ出してくださいと言っていることだけなの、処分なんか言っていない。出せるでしょう。今日だってすぐ職員呼んで、やればいいだけのことでしょう。どうなの、見たことあるの、見たことないの、それだけのことでしょう。処分は後の話でしょう。僕は今、調査結果について限定して話をしているんです。できるでしょう。
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○松永 総務部長 繰り返しの答弁になりますけれども。1月中にできるかどうかというところについては、この場でお約束というのはあれですけれど、なるべく今の趣旨に沿いながら、速やかに調査に入っていき、早目に調査ができるような、決して隠蔽しているつもりも、長引かせているつもりもないですけれども、証言で見たか見ないかだけではなくて、どういったような状況で見たのか、どういうような確認の仕方をしたのかということ、丁寧に聞いていかなければならない課題だと思っておりますので、それについては、それほど時間をかけるつもりはないですけれども、いつまでにできるというのは明言しかねます。
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○中澤 委員 理解なんかするわけないでしょう。22年間同じ職場に置いておいた責任はどうするんですか。総務部長の責任はないんですか、自分の責任はないんですか。拠点整備部にもともと女性二人入るやつが三人にふやしているんですよ。その結果、これなんですよ。総務部の責任なんですよ。前の部長だからって、逃げるんですか。そんなのだめですからね。27日、どうせ臨時会があるから、そのときに聞きますからいいです。
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○河村 委員長 ほかに御質疑はございませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
以上で、この議題を終了いたします。
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○河村 委員長 日程第2「鎌倉市が業務委託している鎌倉FMのコンプライアンスのない取締役2人について」を議題といたします。中澤委員の質疑から行います。
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○中澤 委員 これについては、ついこの間、やったばかりなんですけれども、その後、これについて動きしましたか。それとも全く動いていないですか。どうですか。
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○秘書広報課担当課長 先日、1月11日の総務常任委員会での協議を踏まえまして、私から社長に連絡させていただきました。その後、私どもの日程及び社長の日程等を調整しまして、今週の18日の水曜日に9時から市役所に社長に来ていただきまして、その辺の経過等についてお話ししたところでございます。
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○中澤 委員 確か株式20%だから、株主総会への提案ができるのかな。取締役についての議題提起もできますよね。これについての考えを、18日はいいんですけれども、今後、どうするのかというのもあるので、それについては今のところの考えでいいですから、教えていただけますか。
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○秘書広報課担当課長 株主総会への提案等につきましては、去年の決算特別委員会でも、議会から指摘がございまして、経営についてもというお話がございましたので、その辺も含めまして、私どもからお話しさせていただきまして、ただ、水曜日に会った時点では、その辺の経過の確認と、私どもこういった話があったので、その辺のところも検討を願いたいというところを投げているところでございますので、取締役社長でも、その辺は今ここの場で判断とかできないので、検討させていただきたいということで、その状況を待っている状況でございます。
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○中澤 委員 これについては、取締役会が当該取締役二人の人事案件の中に、いわゆる除斥でやるしかないんですけれど、取締役会でも、株主総会の提案でやるのか。それとも、株主案でやるのかとなって、動きがなかったら、別に株主提案で別にやればいいだけのことなんですけれど、ただ、この問題は間違いなく100%来年度の予算にもかかわってくるので、予算のところでも、うちの会派としは必ず出しますので、そこのところまでには、ある程度の方向性を決めていただかないと、そこで集中的になってきて、予算特別委員会がどうなるという話になってしまうので、そこだけ、動いていただいたというのは確認しましたので、また、予算特別委員会に向けて、もう一度確認をしていただきたいと思いますので、これについては以上です。
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○渡邊 副委員長 こういったケースは非常にまれだと思うんですけれども、中澤委員がおっしゃっているのは、コンプライアンスがないということが、去年か、おととしか、最初のころがおととしだと思うんですが、そのあたりからコンプライアンスがないのではないかというふうなことになったと思うんですが、公的なかかわりのあるところで、こういったケースというのは、今までにないでしょうか。
例えば、中村県議とか、村田弁護士が、ほかの公的な施設に係る、例えば役員をやっていて、鎌倉エフエムのように、そのポジションを外れたというふうなケースというのはないのでしょうか。
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○秘書広報課担当課長 秘書広報課担当課長の立場といたしまして、鎌倉エフエムにつきましても、今回、私のほうで初めてわかったことでして、私、秘書広報課担当課長としては、その辺のところ、庁内的には把握してございません。
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○渡邊 副委員長 長 聞いたところによると、中村県議に関しては、県議会議員でいらっしゃるという立場から、県の私学助成金の関係の団体を退職されているということも聞いておりますので、公的機関との接点は、方向的には離れていくという方向ではないのかなと私は感じていたところなのですが、鎌倉市も、今回、鎌倉エフエムとのかかわりがあるということで、その辺もリセットをするべき時期ではないかという感じがしています。一つその辺も、役所としてもリセットするという意味では、お考え直していただければと思います。
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○河村 委員長 ほかに御質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
質疑を打ち切ります。
以上でこの議題を終了いたします。
これで総務常任委員会協議会を閉会いたします。
以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
平成29年1月20日
総務常任委員長
委 員
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