○議事日程
平成29年 1月13日議会運営委員会(検討会)
議会運営委員会検討会会議録
〇日時
平成29年1月13日(金)13時10分開会 15時45分閉会(会議時間 2時間12分)
〇場所
議会第1委員会室
〇出席委員
上畠委員長、中村副委員長、河村、長嶋、三宅、納所、小野田、高橋、山田、赤松の各委員
〇理事者側出席者
なし
〇議会事務局出席者
三留局長、鈴木(晴)次長、藤田次長補佐兼議事調査担当担当係長、笛田議事調査担当担当係長、菊地担当書記
〇本日審査した案件
1 会議システムを利用した議会運営について
2 議会運営等の検討について
(1)議会運営における協議事項について
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○上畠 委員長 本日の議会運営委員会を開会いたします。
委員会条例第24条第1項の規定により、会議録署名委員の指名をいたします。小野田康成委員にお願いいたします。
三宅委員から、所要により遅刻する旨の届け出がありましたことを御報告いたします。
また、議長、副議長の出席についてですが、本日は議会運営等の検討を行う議会運営委員会ですので、議長、副議長は出席していないことを御報告いたします。
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○上畠 委員長 日程第1「会議システムを利用した議会運営について」を議題といたします。会議システムを導入して初めての定例会が終わりまして、現在、事務局で運用における意見等を整理しているところです。皆様にお伝えすべき事項が出てきましたらその都度お知らせしたいと思いますが、本日は、2月定例会に入る前に確認しておくべき点について御協議いただきたいと思います。まず、事務局から説明をさせます。
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○事務局 議案集等の電子化の範囲についてでございます。12月定例会では、導入後初めての定例会ということもございましたので、議案集及び補正予算に関する説明書については、当委員会で確認されましたとおり、希望された議員に対して紙資料を配付させていただいております。2月定例会では、この二つの資料は完全電子化とすることでいいか、もしくはほかの取り扱いとするかどうかについて、御協議、御確認をお願いいたします。
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○上畠 委員長 ただいまの事務局からの説明のとおり、12月定例会で、希望者には紙資料を配付させていただきましたが、2月定例会は、この二つに関しては完全電子化とすることでよろしいですか。議案集と補正予算に関する説明書は、12月定例会では、初めての定例会ということで、当委員会で確認しましたとおり、希望された議員に紙資料も配付しましたが、2月定例会ではこの二つの資料に関しては完全電子化とすることでよいかというところを確認したい。皆さんの御意見をいただきたいと思います。
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○納所 委員 前回、紙資料を希望された方は何人ぐらいいらっしゃったのでしょうか。
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○事務局 正確な人数は手元にございませんが、半分弱の方が紙資料を希望されております。
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○納所 委員 自分で当然決定できると思いますけれども、ある程度皆さんの御意向を聞いたほうがいいのかなという気がするんです。一遍に電子化だとすればスムーズにいくとは思いますけれども、前回の経験から、やはり紙資料も欲しいという方ももしかしたらいるやに思います。これは、各委員の御意向を一旦確認したほうがいいのかと思いますけれども、そのいとまがあれば。
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○山田 委員 もう今期はいいのではないですかという話にしてはどうかと思うんです。意向確認までやっていてもあれなので、できるだけ電子化にしたいという気持ちはお伝えしながら、必要ならばという対応をして、ここで決めてしまったらどうですか。また意向確認も大変でしょう。
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○赤松 委員 新年度予算ですから、1年間の予算の審査のもとになるものでもありますし。
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○上畠 委員長 予算事項別明細書や一般会計に対する説明書等は、この後でまた議論をしていただきます。今確認したいのは、議案集と補正予算に関する説明書のみ電子化することでいいかどうかというところです。ほかの資料についてはこの後の議論になります。
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○赤松 委員 私は、希望者には、12月定例会と同様の扱いでいいかと思います。私自身はそうしていただきたいと思っています。
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○納所 委員 完全電子化を前提にして、紙資料提供の対応はできるのかということをお伺いしたいのですが。
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○事務局 今のお話を踏まえますと、希望者の方には紙を配付するということですので、総務課に言えば、その部数は用意してもらえるかと判断しております。
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○納所 委員 12月定例会と同じような対応ということですね。原則電子化であるけれども、希望者はいつまでに申し出る形で、紙での対応ができるようにしておく必要はあるのかと思っています。
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○山田 委員 ただし、このICT化というのは、我々が決めてやり始めたのだから、今期限りです、2月定例会リミットですよということは、現職の方々にはお伝えし、また改選後は、その方々については、基本紙資料はありませんからというような説明ができる体制を我々の中でつくっておかないと、それができるんですね、できないんですねと言って、持ち越した方々に対してまたそれを議論しなければいけなくなるので、原則そこで終わりということは制限をした上で、2月定例会の対応だけはこれまでの習熟度も含めてやるからどうですかと、そういう提案で紙との併用を許すということにしないと、いつまでたっても電子化できないということになってしまうので、我々は電子化しようとこの議会運営委員会で決めたのだから、基本はそれに従ってくれ、だけどという話で、残っているところは、そこはしっかりとフォローしましょう、そういうことに対してはお気持ちは対応しましょうということにしないといけないのではないかと思っています。
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○上畠 委員長 ただいま山田委員から、今期限りとするとすることは確認をした上でという御提案ですけれども、そのことについてはいかがでしょうか。
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○赤松 委員 今期ということですけれども、たまたま改選があるわけです。改選によって新たに初議席を得て出てこられる方も可能性としてはあるわけです。そうしますと、その方が堪能で、十分それでできるという議員ならいいけれども、なかなかそこまでいかないという人だってあるかもしれない。だから、一律的に、もう一切紙はなし、全部これでいくという切り方というのは、私は無理があるんじゃないのかと思います。
そこは一定の幅を、確かに電子化するということは、私たちも賛成して進んできていることですけれども、そういう事情というのはそういう中に当然あるわけですから、その道は残しておいていいのではないかと、そういう方に対しては。一定の努力もしていただきながら、これで間に合うように自分自身も努力していただかなくちゃいけないと思いますけれども、それは余地を残しておくべきだと思います。山田委員のおっしゃることもわかりますけれども。
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○山田 委員 確かに画一的に切るというのはいいことではないのかもしれないけれども、これありきの世界で、この議会で運用していますよということも含めて議会に来ていただかなければいけないということと、少なくとも現職が再選された場合には一切それはないよということは確認してほしい。現職でも、次もお願いというのは、それはやめてほしいと思います。
あとは、もしそういうトレーニングが必要ならば、そういうトレーニングをしっかりと、6月定例会前にきっちりと行う。あるいは、そういうことに対して習熟するためのトレーニングをする。そういうことをしっかりやることによって、我々はこれでやるんだと決めたということに対しては、新人であろうが、現職であろうが、そこはきちんと対応するという仕組みをつくっていかないと、抜け穴を、抜け穴と言っちゃ失礼かもしれないけれども、そういうところに余地を残していくと、いつまでたっても総務課の負担は減らないし、コピー枚数も減らないということになっていきはしませんかというのが私の提案であって、画一的かもしれないけれども、切るべきことは切らないといけないという時期に来ているのではないでしょうかという思いで申し上げさせていただきました。
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○赤松 委員 そこは、希望された方、その方々がそれぞれ考え方が同じか違うかわかりませんけれども、その辺はちゃんと聞くべきだと思いますよ、その方々に。前回希望された方について、今後について。だから、議会運営委員会で決めるというには無理があると思います。そういう方々の意向を聞いた上で、それを反映した中で議論していかないといけないと思います。
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○上畠 委員長 2月定例会については、希望者に関してはいいということで一致しそうでございますけれども、今後の、あくまでも20期からの話であると思っておりますが、これは議会運営委員会で決めていくべきことであるのかなと思います。そのために各会派の代表者が出ているわけで、私としては、ここの場で話をそこは進めていきたいなと思っております。2月定例会の資料を希望者には渡す云々というのは、それは希望者に渡しましょうかと恐らく一致できるかと思いますので、どうでしょうか。
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○高橋 委員 タブレットを導入するときに、最終的にはタブレット一本でいきましょうと。ただ、移行期については、なかなかそれも混乱もあるだろうから、紙とタブレットと併用しながら移行していきましょうというような確認をしながら来たと思います。そういうことも含めて全会一致で来ているので、12月定例会のときでも、私は今期は紙と両方併用していいのではないですかという話もさせていただいたんですけれども、希望者の方が、とりあえず12月定例会の様子を見てとおっしゃったので、それで結構ですとしたんですが、2月も希望するというお話も今ありましたから、2月はとりあえず、1人でも2人でもタブレットでやっていただくほうに移行していただければありがたいと思いますけれども、希望する方は紙を併用していいんじゃないかと思います。
新たに改選されたら新たなところでというのが筋だとは思いますけれども、基本的にはタブレットでやって、紙が必要な場合には、自分でプリントアウトしてお持ちいただくというのが原則になってくるのではないかと思います。そこはどこまでお伝えできるかわかりませんけれども、最終の形はタブレット一本でいくということで決まっていますから、どこの段階でそれぞれが集約していただけるか、御自身の努力にかかってくるのかと思います。とりあえず2月定例会は、希望される方は事務局として用意するという形でいいと思います。
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○上畠 委員長 来期の話になりますけれども、当然ながら、印刷するためのデータだと、これだと印刷は手間がかかるので、別途送信してほしいと思います。自宅のパソコンでやると、スクリーンショットとかできなかったんです。事務局に伺いますが、これは印刷できるんですよね。
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○事務局 結論から言うと印刷することは可能です。会議システムにパソコンでログインしていただきまして、資料を選択していただきますと、PDFで表示することは可能でございます。そのPDFを御自宅で印刷できるということです。
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○小野田 委員 これまでまさに皆さんがおっしゃったとおりで、そこのところを前回の講習とかでは集中的にやっておりませんでしたから、私もプリントアウトしようと思ったんですけれども、なかなか自宅のプリンターではうまくいかなかった。ということで、今まで執行部でやっていた事務作業を全て個人負担という形で切りかえられていくようなところをフォローしていけば、必要な方は御自分でそろえられるし、基本的にはタブレットでやっていくという形でいけば問題ないのではないかなと。その辺の御指導をもう少ししっかりやっていただけたらありがたいと思います。
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○上畠 委員長 我々も1期のときに新人研修会をしていただきましたから、当然そこではやっていただかなければいけないと思うんですけれども。
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○山田 委員 事務局でプリンターを用意すれば、このタブレットから、印刷可能になるような環境は整備できますか。
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○事務局 そういうプリンターは事務局で用意するということは可能でございます。今時点ではできないですけれども、プリンターを購入してということでは可能でございます。
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○山田 委員 現段階では、自宅でのパソコンから会議システムにアクセスをして、必要な資料を自宅のプリンターから印刷して持ってこいというのが今の環境。だから、そういうことでやりましょうと。ただ、これから先、議会でそういうプリンターが用意できれば、今聞こえてきたけれども、Wi−Fiの環境をつくらなきゃいけないかもしれないけれども、そういうようなことをすれば議会費用としてできるようになります。現状は自分負担ですけどということになっているわけですよね。
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○事務局 今、山田委員おっしゃったとおりの話でございまして、今現在では、御自身の御自宅のパソコンで印刷していただく、議員さん個人の負担でやっていただくという状況ではございます。議会でプリンターを購入して、そちらで印刷できるということであれば、そちらの負担ということになります。
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○上畠 委員長 いずれにしても議論しないといけないかと思います。
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○山田 委員 ただ、平成29年度予算にはそれ計上していないから、平成29年の中で議論して、補正予算をつけてでもやるかという話はあるけれども、また今度それでプリンターがふえてくるのは、また逆効果になってしまいますよね。そこは一定のブレーキをかけていかなければいけないということもあるので、プリンターを安易に購入して、そこで全部できますなんて提示しちゃうと、全部そこで印刷してしまう形になってしまうから、そこは運用に気をつけながらしていかなければいけないと思います。予算も含めての話なので、議会に設置するプリンターやその通信環境については、もう一回議会運営委員会で確認して、整備するかしないかということについてやっていきましょうと。けれども、今の場合は自宅ではプリントアウトできるので、自分でやってきてください、それは資料として、それは総務部と切り離すのであれば、幾らでも、100枚でも200枚でもプリントアウトしてくださいという話ですよ。できますということになっているので、そこを利用してやってもらうと。
それがあくまでもだめ、嫌だというならば、もうこっち一本でやっていくように、どんどん自分で仕向けていくと思いますので、そういうやり方をしていって、2月定例会までは、この補正予算の説明書と議案集については市役所から併用の資料を出してもらうけれども、それ以降については、自分でプリントアウトするか、もうそこを諦めて、プリントアウトはやめてタブレットだけにするか、または議会事務局にプリンターが設置できれば、そちらの環境を使うようになれば、そこは択一的な話になると思いますので、そこはまた改めて期をかえて議論させていただければいいのではないかと思います。だから、2月定例会は紙資料と併用してやりましょうというのは、高橋委員がおっしゃったような話で、ここはいいと思いますし、それも2月いっぱいですということは言いながら理解してもらって、そういうふうにしてはどうかと思うんです。
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○河村 委員 おおむね皆さんと同じですが、今山田委員がおっしゃられていたのは、期をかえてということは、もう一回議論されるということですか。
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○山田 委員 プリンターに関してということです。プリンターの運用に関して決めないといけないですよねと申し上げました。
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○河村 委員 事務局に確認したいのですが、タブレットの画面の上にあるプリンターマークでプリンターが選択できるじゃないですか。そのときに、Wi−FiとBluetoothでつながるようなプリンターがあれば、例えば会派室にあったり、ルーターでつながっていたりすれば、そこにプリントアウトできるわけですよね。
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○事務局 技術的にはできるかと思います。済みません、詳細は確認しておりませんが、できるものと承知しています。
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○河村 委員 事務局にお願いしたいんですが、プリンターの設定等も含めたマニュアルであるとか、何かそういうものを御用意いただきたいと思っております。そういうことは可能でしょうか。
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○事務局 確認した上で御用意できるようにしたいと思います。プリンターの設定の点ですけれども、プリンターの設定はどこまでマニュアル化できるか不明ではございますが、一応できる範囲ということであれば、印刷の話はお示しできたらと思います。
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○赤松 委員 参考までに、プリンターの話が今出ているけれども、印刷は輪転機でやっていますよね、総務課で。輪転機で印刷するのと、プリンターを通して印刷するのと、経費的にはどっちが高いんですか。
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○上畠 委員長 恐らくプリンターのほうが高いと思います。
皆さん、御意見いろいろいただいておりますが、まず確認したいのが、まずは2月定例会をどうするかということで、今議論になっているのは、2月定例会に関しては議案集及び補正予算に関する説明書はどうするかということと、もう1点が、いつまでも紙を、12月定例会は様子を見ましょう、2月定例会は今回どうするかこれから決めるんですけれども、どうしましょう、来期になった場合はどうしましょうと言って長々とやるのか否か。
本来何のためにタブレットを導入したのかという話になってくると思いますので、このあたりは整理して決めたほうがいいかと思っておりますが、まず2月定例会のあり方から確認したいと思いますけれども、今皆さんの御意見を聞いておりますと、議案集及び補正予算に関する説明書に関しては、希望された議員については、12月定例会と同様にするということを確認させていただいてよろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
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○河村 委員 山田委員がおっしゃっていたように、この期までというところを決めてという意味で賛成です。
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○上畠 委員長 それを踏まえた上で賛成ということですね。では、2月定例会は、議案集及び補正予算に関する説明書は、希望された議員に対して紙資料を配付するということで確認させていただきました。
その上で、これを今期限りとするのか、20期に対してはどう向けて対応していくかということを議論していきたいと思いますが、御意見それぞれありましたが、当然ながら20期には、新たに初当選された方には新人研修というものもされますし、その際にはタブレットについての説明も当然設けることになると思いますが、それは事務局でできると思うのですがどうでしょうか、これに関しては、19期、今期は過渡期ということで、これは2月定例会を紙媒体も希望者に配付するということでございますから、今期限りとするということでよろしいですか。
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○赤松 委員 そこは抵抗があるんです、私は。つまり、前の議論のときもそうだったけれども、結局この中に入っているけれども、過年度とか、その前2年、3年の傾向を見るとか、資料を対比しながら見るものというのは随分あるわけですよ。ところが、それだけだとなかなか十分理解していく上で困難性がありますからね。だから、一律、機械的にやるということには、私は同意できません。
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○上畠 委員長 これに関しての話は、あくまで議案集と補正予算に関する説明書についてでございますので、過年度のものに関してというのは、それはまた予算事項別明細書とか、そういったものを想定されていらっしゃると思うんですけれども、今話をしているのは今期限りにとりあえずしようという議論で、私の認識では、議案集と補正予算に関する説明書に関してはもはや電子化でいいのではないかというところでございます。予算事項別明細書はこの後また議論する予定になっておりますので、少し整理をさせていただきます。
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○赤松 委員 それも含めて、議案集も……。
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○山田 委員 それを言ったら、延々とこんなの使わなくていいという議論にまた戻っていってしまいますよ。覚悟が必要だと思います、僕は。それは新人だから覚悟が要るとか要らないとかいうよりも、我々も覚悟して入った。不都合ですよ、今。私自身も不都合に思っているところはあります。だけど、それを何かカバーする方法がないだろうかと、これを使うということに自分を置いているものですから、そういうことで使い始めて、全体の経費を削減しようとか、資料配付時間を短くしようとか、そういうことで取り入れてきたんですから、そこは、使い始めのときはいろいろ迷うのは、私も迷ってきましたし、どうすれば一番早く資料にたどり着けるかなんて、まだまだ仕組み上あるんじゃないかと思うようなところはありますけれども、そこはよちよち歩きでもいいからまずやり始めるということじゃないと。ほかの議会だってそういう議論は多々あったと思いますよ。だけど、結局はそこを乗り越えてこないことには、こういうもので運用というのはかなわないと思っていますので、何とか、赤松委員はもう大丈夫だろうと思うんですけれども、何をおもんぱかって次のことを考えていらっしゃるのかわからないけれども、そこは習熟していってもらうしかないんじゃないのかというのは思います。
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○納所 委員 議案集と補正予算の説明書に関しては完全電子化の流れというものはキープしておくべきだと思いますので、今期限りで紙出しのものは原則ありませんと。ただ、議案集にしろ、こういった補正予算の説明書にしろ、紙のものを保存することにはなっていくわけでしょう、この扱いとして。
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○上畠 委員長 何部かはそういうものがあります。
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○納所 委員 だから、紙出しができないわけではないけれども、原則は、各定例会で使用する議案集と補正予算の説明書に関しては、電子化の流れというものはこの期で決めておいたほうがよろしいかと思います。
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○上畠 委員長 三宅委員、最初おられませんでしたけれども、途中で来られて、こういう議論があるんですけれども、補正予算に関する説明書と議案集に関してのお考えというのは、三宅委員はいかがでしょうか。
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○三宅 委員 おくれまして申しわけございませんでした。私、12月定例会は、補正予算は電子データを見ていた。議案集は紙ベースのもので、両方使っていたんですね。それで、議案集も、同期されて、自分がメモをしているときにぱっと画面が変わってしまうと、そのメモにもう一回たどり着くにはとても操作が厄介なんです。
それで、紙のほうが自分のペースでできるなとは感じていますけれども、同期の仕方とかそういったものはもう一回検討していただく必要があると思いますけれども、皆さんが電子化とおっしゃるのであれば、それで結構ですが、紙ベースで持っていてもいいわけですから、それは欲しいと思うんです、個人的には。次の人はどうかわかりませんけれども、新しい人はわかりませんけれども、自分の会議の参加の仕方として、紙のものを持っていて、それで誰が何を言ったとか、部長がこうお答えになられたというのはメモしていきたいので、それが自分のペースでできる、そういうことを考えれば、紙のものを使っていったほうがいいだろうという感想です。やってみてです。
それが振り返って見ることができるわけですから、ファイルをしておけばしばらくは、そんな10年も要りませんけれども。ですから、全て電子化するということであれば、紙ベースのものを自分が欲しいと思ったときは、購入をすることができるとか、そういうふうにしていただければいいかと思います。
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○上畠 委員長 紙ベースに関しては個人で用意してということですね。
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○三宅 委員 そうですね。電子化と決めてされるのであれば。個人でするか、印刷したものを買うか、購入をさせてくださいということもお願いができればと思います。
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○長嶋 委員 私は、山田委員がおっしゃった趣旨とほぼ一緒ですので、今期限りで電子化をする。今三宅委員から話がありましたけれども、個人で用意できるわけですから、それはそうされたらどうかと思います。
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○高橋 委員 来期のことは来期の議会運営委員会でということになってしまうわけですよ、どうしても。そこは、もし必要ならば会議規則を改正するとか、慣例集の中できちんとうたい込みをしておくとか、最終的にタブレットでやるんだというところだけは確認しておかないと、どこまでもどこもでもということで、どこまでかというのは、私も今期でとは思います。うちは12月定例会からそういうふうにやらせていただいていますので、あとは、御自分が必要ならばプリントアウトするというのを原則にしていかないと、事務局で用意するというのは二重の投資になってしまうかと思います。できるだけ先例集か何かのところにしかるべき文言は入れて次の期に送らないと、また次の期になって、その構成で必要な方がふえてしまうと、これすら必要ないという話に戻ってしまいますので。
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○上畠 委員長 小野田委員も同様のご意見ということでよろしいですか。
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○小野田 委員 はい、結構です。
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○中村 副委員長 私は、三宅委員がおっしゃっていましたけれども、それぞれ会議に臨んで、それぞれ紙に書くペースとか、個人の差があるので、そこは尊重しなければいけないと思いますが、新人であれば、新人の方にはまず最初にこういうものなんだということをきちんと、マニュアルという話もありましたけれども、覚えていただいた上で、必要であればプリントアウトして臨んでいただくようなことも、原則、皆さんが言ったように、電子化を目指していくということを前提に置いていかないと進まないのかなということです。
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○上畠 委員長 皆さんの御意見ありましたけれども、赤松委員いかがでしょうか。多数の方が、議案集及び補正予算に関しては電子化すべきだというところでございましたが。
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○赤松 委員 紙でできる余地はきちんと確保しておいてほしいと思います。それは有料になるのかどうなのかという問題はあると思いますけれども。
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○上畠 委員長 それも含めた上であれば、電子化ということには御納得いただけますか。
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○赤松 委員 それも道がないというのでは困るわけですから。先ほどの話で、それは可能だということのようですし。
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○上畠 委員長 それでは、皆さん一致しまして、議案集及び補正予算に関する説明書に関しましては今期19期に限るということで、2月定例会に関しては、希望者にはこの二つは配付しますけれども、それが最後であるということは、まず皆さん一致した意見ということで確認させていただいてよろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
これに関して、高橋委員が、慣例集等に記載したほうがいいのではないかという御意見がありましたけれども、これに関してはいかがでしょうか。例えばどういうような形で先ほど御発言されたのでしょうか。
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○高橋 委員 タブレット導入に当たり、最終的に全ての情報はタブレットを使ってやっていくようにすることを目指すみたいなことです。ただし、移行期に限り紙の情報と併用することはできるということで。
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○上畠 委員長 その確認は、恐らく次の項目の議論が終わってから議論したほうがいいと思います。とりあえずは、今確認したことは一致したということでよろしいですね。
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○山田 委員 誤解があってはいけないんだけれども、僕は紙と併用するのは絶対だめだと言っていないんですよ。自分で紙を用意するのであれば、どうぞ御自由にと言っているだけの話であって、そこは、自分でプリントアウトしたものは一般質問で私は使いましたし、タブレットも使いましたし、それは併用しないとできない。これ1台では間に合わないので、紙にプリントアウトしてきますよ、どうしたって。それをだめとは僕言っていませんので。赤松委員にそこで誤解があるといけないと思いまして。
電子データで配信されたものをどう紙にしようが、それは御自由にどうぞ。だけど、電子データにしか落としません、紙も総務部から来ません、議会事務局もコピーはしません、そこを大原則にして、次の期からやってくださいということを私は申し上げているだけで、紙を何ぼそこでやろうといい。ただ、次の話題になる予算書、百何十ページやるのと言われたときに、うんという議論はこれから出てくるんだろうと思いますが、これだけの資料であれば、必要なものはどうぞ紙と併用してください、それは御自由にやってください、そこに私は何ら制限をつけているものではございません。だけど、電子データはこれ1本で電子データですというだけのことを申し上げているだけですので、どうぞ御自由にプリントアウトしてきてもらうのは全く構いません。
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○上畠 委員長 では、次の議論に移らせていただきたいと思います。11月7日の当委員会での協議において、原則ファイル配信と確認されました予算事項別明細書、一般会計特別予算に関する説明書及び審査要求資料、定例のものと随時要求するものがございますけれども、これについても電子ファイルとするかの協議・確認をお願いしたいと思います。
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○事務局 補足になりますが、現在の予算事項別明細書は、審査する年度の予算額のみの記載となっておりますけれども、これについて執行部側と調整中でございまして、せめて2年分、現年度の予算とこれから審査しようとしている新年度予算の併記で予算事項別明細書がつくれないかということで今調整しております。できそうだということで認識は持っておりまして、現在調整中ではございますが、そのような状況であることを補足させていただきます。
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○上畠 委員長 そのような工夫も、電子化に向けて少しでも資料の見やすさも、こういう状況になればやればできるじゃないかというところですけれども、そういう努力は、今協議してくださっているそうです。その上で、もう一度言います。予算事項別明細書、一般会計特別予算に関する説明書及び審査要求資料、定例のもの、随時のものがあります。決算のときも随時いっぱいありましたけれども、それぞれ電子ファイルとするかどうかについての協議・確認をいただきたいと思います。
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○長嶋 委員 事務局に聞きたいんですけれども、今、そういう併記というのがあったんですけれども、監査で出てくる資料というのはもっと細かく中身が書いてあるんですけれども、予算だとかなり多くの資料があるんですけれども、それの配信をしてもらうと、予算特別委員会の時間は多分短くなる。質問しなくてもいいような中身が全部書いてあるんです。それを配信してくれると時短に。もともとあるわけですからね、執行部には。それをデータで配信するだけで、それを見てもらえば、余計な質問は本当に要らないぐらいいっぱい書いてあるので、しっかり皆さんが見ればいいと思うんですけれども、それは可能ですか。
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○事務局 申しわけございません。ただいま事務局でその資料については認識しておりません。また、監査委員事務局とも調整はしておりませんので、今のところ、できる、できないというところまで明確にお答えできない状況でございます。
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○上畠 委員長 そういういいものがあるんですね。
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○長嶋 委員 それをベースに資料をつくっているから。
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○中村 副委員長 資料要求なんかしなくたっていいですよね、そうなったら。
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○上畠 委員長 暫時休憩します。
(13時49分休憩 13時54分再開)
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○上畠 委員長 再開します。
長嶋委員から今質問もございましたけれども、そちらも含めていろいろ協議しなければいけない事項がございますけれども、まずは三つですね。予算事項別明細書と、一般会計・特別会計予算に関する説明書と、審査要求資料。定例で向こうが勝手に出してくれるものと随時のものがありますけれども、これに関して電子媒体とするかどうかについて御協議いただきたいと思います。
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○山田 委員 先ほど赤松委員がおっしゃった過年度との比較という意味で、本当にこれから先1台だけで過年度比較ができるとは想像できないし、見開きで去年、ことしみたいになったとしても、横にして見る、それでページ送りはできない、同期はかけられないという仕組みの中で使わざるを得ないとなれば、2ページ閲覧はできるけれども、なかなかそれを順次送っていくことができない、自分で。例えばそういうことになれば、それは制約になるから、そこの解消とかの問題が出てくる。
過年度データを見ようと思うと、これ1台では多分間に合わない。3台まではどうかわからないけれども、2台ないとできませんという議論もあわせてやっていかないと、それには対応できないのかと思います。
ただ、この会議システムでいいことは、同期ができること。発言者が何ページごらんくださいと言って、自分で勝手にページを開いたら、委員が全部そこに一瞬にたどり着けるというメリットがある。同期そのものをその段階で全てオフにしておけば、勝手に同期をかけられてもそのページに行かないというような仕組みがあれば、さっき三宅委員がおっしゃったメモしていたのにどこかに消えてしまったという話も多分なくなるので、同期の考え方をもう少しきちんとすればいいのかと思います。
あとは予算説明資料もそうです。質疑するときに、予算説明資料何ページのその1だのその2だのと言うけれども、あれも同期しますと言って、ぱっとその発言者が同期すれば、そのページに届いてくれるわけでしょう。そういうメリットがあるというので電子化することは必要です。あとは、過年度との比較をどうするかというのが悩ましいとは思っています。
だけど、それも、質問で、300ページの資料のうち100ページを俺は質問する、私は100ページ質問するというと、ページ枚数とプリンターのインク量はばかにならないかもしれないけれども、自分が質問したいところの過年度のデータを自分でプリントアウトしてくれるような仕組みになれば、紙と併用してやることも可能になる。そこはいろいろと創意工夫というのはこれから多分できるとは思います。今言いたいのは、とりあえずそうは言ったって今回の予算書というのは多分難しいだろうから、今回はとにかく予算特別委員ないしは全員、ほしいという人には、予算特別委員は特に紙は出してもらわなきゃいけないと思うけれども、予算特別委員以外で必要ですかみたいな話は別に聞いてもらっても僕は構わないとは思ってはいますよ、紙の枚数を減らしたいから。
そういうのも含めて考えれば、必ずしもこれにすることのデメリットばかりじゃなくて、メリットも結構多いので、そういうのは活用していきながら、いいところをどんどん引き出していく。引き出すに当たって障害になることはシステム改修をしてもらう。そういうようなことをして、これをもっと使いやすいようにしていけば、どんどん使う人がふえてくる。楽に使えるということを認識してもらえると思います。
先ほど2月定例会までは一応議案集と補正予算の説明書を出すと言ったのだから、今期に限っていえば出してもらって、来期についてはもう一回議論しましょうと。納所委員がおっしゃったように、来期についてはまた議論しましょうというやり方。長嶋委員の話も含めてね。ということで、2月定例会まではとりあえず1回やって、今後だめとは言わないけれども、来期話し合う余地は残して今回は閉じませんかという話でどうでしょうかということです。
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○上畠 委員長 この3点に関しては、来期の議会運営委員会の委員のメンバーで話し合ってくださいということですね。いかがですか、皆さん。今山田委員がおっしゃっていましたけれども。
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○納所 委員 例えば、2画面表示、現年度、過年度のものを一つの画面で見られるようなマルチタスクというのが可能なのか、もしくは将来的に改良が可能なのか。可能性というのは、ある程度現在使った上でのリスクということも明確にして、来期に申し送りすべきだろうと思います。それが課題だねということで。そのマルチタスクができれば、別に紙に出さなくても、1画面でその二つのものを比較しながら見られるということだと思うんです。実際、パソコンではそれはできているわけだから、それができるのかどうかという可能性を模索しておくべきだろうと思いますが、これはこの会議システムではできないんですよね。
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○事務局 今おっしゃっていただいたとおりの話でございまして、実はマルチタスクについては議長からもできないかという話をいただいておりまして、事業者に問い合わせております。結論から言うとできない状況で、ただ、今後については、可能性は一応あると。ただしすぐできるかどうかはわからないという回答をいただいておりますが、できるような方向で何とかやりたいということは聞いております。
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○納所 委員 それが、改良が実現するまでの間の措置として、紙のものをどうするかということだろうと思うんですよ。それは今期ではなくて次期のものだと思うので、現在の一つの課題として次期に申し送るというところでまとめておくと、次期の人たちは助かると思います。
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○上畠 委員長 ちなみに、事務局には予備端末の台数は何台あるんですか。
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○事務局 議会側で導入したのは34台で、うち議員用が26台、局長用、次長用、管理者権限のある端末が1台ずつ、残り5台が事務局にある端末の台数となります。
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○上畠 委員長 今何でそんなことを聞いたかといいますと、当然ながら予算特別委員会の委員は10名ですから、今5台予備があって、もう5台どこかから捻出さえすれば、2台併用でできるんじゃないかと思いまして。実際、中村副委員長はそういう使い方も御自身のタブレットでされていらっしゃいましたので。河村委員もされていらっしゃいます。そういった可能性もあるのかなと思いまして、聞いたわけでございます。
では、山田委員と納所委員がおっしゃったことございますけれども、予算事項別明細書、一般会計・特別会計予算に関する説明書、審査要求資料、この三つに関しましては、これも先ほどと同様で、希望者に関しては配付するということを確認してよろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
その上で、来期に対して申し送らなくてはならないことがございます。どうしていくかということですが。
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○山田 委員 具体的な話ではないですけれども、最初に出てくるのは決算なので、少なくとも4月から7月までの4カ月、5月からスタートするのか。5月15日からだから。6月定例会、5月に臨時会をやるから、少なくとも6、7、8月の3カ月間ぐらいで、今度決算の資料の取り扱いについて決めなければいけないので、そこは申し送り事項の一つにはなるかもしれないですね。議会運営委員会として、決算資料の取り扱いについては決めてくれというのは最初に来るのではないかと思います、ボリュームの多い資料としては。
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○上畠 委員長 これからどうするかということで、20期への申し送り。決算特別委員会までにこれら成果報告書等の資料に関しての結論を出すこととか。出すことはできるんですかね。何か御意見等あれば御発言いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
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○高橋 委員 どんな資料も、最終的にはこれでいって、必要があればそれぞれが紙を御用意いただくというのを原則にしていかないといけないんじゃないかと思います。ましてや、先ほど長嶋委員が提案した膨大な資料をいただくということも視野に入れれば、それも全て紙で出すみたいなことになったら大変なことなので、実現可能性がなくなっていきますので、資料提供というのは基本的には電子情報をいただくということにしていかないと、予算書については多少の議論の余地はあったにしても、最終的にはそれも含めて電子情報でいただいて、必要があれば御自身でと。ただ、御自身でやるのも、必要なところだけやるというのも大変ですから、事務局でできる限りのフォローはしていただいて、プリントアウトは御自分でやっていただくということだと思います。
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○上畠 委員長 御自身でやってもらうということはわざわざ言わなくてもいいですけれども、自身でその媒体を抽出したい場合には、それが可能なようにしておくこととか、要は、御自身でやってくださいということを確認します。抽出できる手段さえ確保することと書いておけば、あとはそれをするかどうかは自分の自由ですので。申し送るというよりも確認する内容として。原則として、全ての資料に関しては電子化とすると。その上で、資料を希望するに際しては配付するということですね。
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○納所 委員 「原則」の一言でいいんじゃないですか。
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○上畠 委員長 「原則」だけでよろしいですか。皆さん。よろしいですか。資料に関しては原則全て電子化することと確認してよろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
文言については整理して、改めて皆さんに御提示させていただきます。
すみません、先ほど、予算事項別明細書、一般会計・特別会計予算に関する説明書、審査要求資料、この三つは希望者に関しては紙媒体で配付するということは確認されましたけれども、要求資料の随時のもの、これに関しても希望者ということでよろしいでしょうか。つまり、委員の中にはとんでもない資料要求をするパターンもありますので、そういった場合も御自身の希望でということでよろしいですか。それも含めての自身の希望によるものということでよろしいですか。
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○高橋 委員 原則は、先ほど確認した原則というところでカバーできる話だと思うんです。ただ、監査で私が電話の記録というのを希望したときがあって、それを1部コピーするだけでも1,000枚以上。それは、原本をほかの方は別に見なくていいというので、では、原本を見せてくださいということで見て、チェックして、質問させていただいたことがあって、そういうレアケースというのは、その都度委員会の中で諮りながらやっていけることなので、原則だけ確認しておけばいいのかなと思います。
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○上畠 委員長 わかりました。先ほどの確認は随時の審査要求資料も含まれるということですので、確認してよろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
では、原則として、「完全電子化」という文言に関しては次回の議会運営委員会までには作成するようにいたしますので、その際に確認してください。
この日程第1の協議は以上で終了します。
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○上畠 委員長 次に、日程第2議会運営等の検討について(1)「議会運営における協議事項について」を議題といたします。
議長からの諮問事項である「新年度予算関係議案に対する議案質疑のあり方について」は、「関連質問のあり方について(代表質問)」としてこれまで協議してきましたが、昨年12月22日開催の当委員会で皆様の御意見がまとまりましたので、その内容を踏まえ作成しました答申文案を会議システムに保存しております。これについて、答申文案を確認いただきたいと思いますので、事務局から読み上げさせていただきます。
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○事務局 新年度予算関係議案に対する無所属議員の議案質疑の機会として、新たに総括質問を設けることとする。無所属議員は、一般質問の通告締め切りまでに、一般質問または総括質問のどちらかを選択し、実施できるものとする。
総括質問についての質問時間は30分以内(答弁時間は含めず)とし、実施時期については、会派所属議員による代表質問を実施した後に行うものとし、その後、自会派関連質問、他会派関連質問の順に行うこととする。
なお、総括質問の場を設けたことに伴い、代表質問に対する無所属議員の関連質問は実施しないこととする。
以上、御確認をお願いします。
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○上畠 委員長 確認してよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
この内容で議長宛てに答申します。よろしいですね。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
この答申によって、次の2月定例会からこちらは実施するということでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
次の諮問事項としまして、「6 定例会中に出される陳情のあり方について」協議していきたいと思います。本件につきましては以前も少し触れましたが、改めて協議をお願いしたいと思います。なお、その際、協議事項一覧には陳情のみ記載がありますが、昨今、請願もふえてきておりますので、請願も含めたあり方の協議をしていくことを御確認いただいておりますので、よろしくお願いいたします。
では、定例会中に出される陳情のあり方ということで、これについてどうするかということで御協議いただきたいと思います。
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○事務局 議会運営委員会の積み残し協議事項ということで、これまで使ってきた資料の後半部分の抜粋を会議システムに保存しております。こちらは、定例会中に出される陳情のあり方についてということで、最終日に付託され、本会議を一旦休憩して審査された陳情があるということもございます。定例会開会後に提出される陳情のあり方について協議をするというものでございます。
会期中における陳情の提出については、緊急性がある場合は付託・審査しているが、例えば定例会開始後で常任委員会終了後に提出されたものについては、全て次の定例会で取り扱いを協議するなどの取り扱いの取り決めについて協議ということで、議会運営委員会で以前、この内容で確認されておりますので、これに基づいて御協議をお願いいたします。
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○上畠 委員長 ただいま事務局の報告にあった内容が今まで議会運営委員会でも協議されておりますが、案といたしましては、定例会開会後で常任委員会終了後に提出されたものについては、全て次の定例会で取り扱いを協議するなど意見が出てございますけれども、このあたり御意見いかがでしょうか。
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○山田 委員 事務局の今までの陳情の受理の範囲でいいですけれども、定例会中に持ってこられるものというのは、基本は緊急性が高いもの、ないしは一般質問で行われたことに対して市民として陳情したいとか、そういう場合以外は定例会開会後には出てこないような気がしますけれども、忘れていました、出させてくださいというような陳情というのは出るケースというのはあるんですかね。緊急性がないと定例会後に出てくるとは思えないのだけれども、そういう事例があれば教えてください。
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○事務局 事務局が陳情を受理する際ですけれども、定例会開会後は、基本的には全て次の定例会で審査ということでは強くお伝えしております。ですので、基本的には次の定例会にということで出していただきますけれども、当然、提出される陳情者の方は、緊急性があるという認識でお出しになっているとは思うんですけれども、実際に緊急性があるかどうかということについては、事務局でそこまでは判断できないかと思っております。
あとは、議長がそれを受けて、議会運営委員会の中で緊急性について判断いただくことになりますので、基本的には、事務局としては次の定例会で審査という前提のもとで取り扱わせていただいております。
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○山田 委員 であれば、事務局で抑えがきかないというか、事務局でお伝えしても、今期にお願いしたいというケースの場合は、議長に言って、議会運営委員会に諮問される。そういうケースで議会運営委員会に一度持ってこられて、それで議会運営委員会の陳情付託先も決定しながらということの協議をするということになるので、であれば緊急性の有無については、議会運営委員会で、緊急質問云々ということについても協議の対象ということで、要望すれば発言者にも来てもらってというところまで決めていますので、その緊急性の判断というのを議会運営委員会に担保するという意味で、定例会後でも取り扱ってもいいとしてはどうかと思います。
ただ、前提としては、あくまでも定例会後ですと言ってほしいけれども、それでもということであえて出されているものについては、議会として判断する必要があると思うので、そこについては余地を残しておいてもいいのではないかなと、一律に切るのではなくてと考えているところです。
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○高橋 委員 今ルールがあって、開会前に出されたものについては、その会期で扱うと。これは、そのルールに当てはまらないものをどうしようかということの確認なわけですよね。そのルールは、そこはいじるものではなくて、開会中に出されたものについてはどうしましょうかと。
これも、一応、基本議長が判断をして、緊急性があると思えば議会運営委員会に渡すし、ないと思えば、次の会期で御議論いただきますということで今整理をしていただいているので、そこは別に問題なくそういう扱いで来ていますから、今までと同じような形で、議長の判断に委ねるということでいいんじゃないかと思います。
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○三宅 委員 議会が始まるまでにお出しいただくというルールがありますから、議会というのはこういうものだということもたくさんの人たちに知っていただく、そういうことも私たちはみずから発信していかなければいけないですけれども、そういうルールにのっとって進めていく。
どうしても緊急というのはありますから、今やっておかなければ次の議会では、例えば国に意見書というのも緊急性がある場合もありますから、突然国で議案が出てきて、それで決めてしまうというようなこともここのところありますので、そういうときには声を上げたいということはどうしてもあると思います。そこは議長が今までも御判断してもらっていたわけなので、それでいい。それでまた議会運営委員会に諮問されればと思います。
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○赤松 委員 今の三宅委員と同じです。
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○納所 委員 原則ルールどおりということで。
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○長嶋 委員 私も同じです。
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○上畠 委員長 それでは、今回のこれに関しましては、陳情のあり方についてはこれまでどおりではございますけれども、定例会中に出される陳情については議長の判断に委ねるということでよろしいですね。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
従来どおりにするということで、先ほど申しましたけれども、これは請願に関しても同様ということでよろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
定例会中に出される陳情と請願については、従来どおりとするということで確認させていただきました。
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○上畠 委員長 次に、予算常任委員会の設置のあり方について協議していきたいと思います。こちらは諮問事項でございます。
本件は、定数の議論が決まった段階で、改めて御意見を伺い協議することとなっているものでございます。定数に関しては、このまま維持ということで決定しました。議員定数については議会運営委員会として意見が一致しなかった。その結果を踏まえて御協議いただきたいと思います。
過去の議論の中での御参考として、前回6会派だったときに関しては、設置すべきが10人中4名、現状維持が10人中4名でございました。鎌倉みらいについては、設置すべきか否かというのは、そのときは未確認の状況でした。ですから、改めて、今うちの公正と法という会派もできましたが、予算常任委員会の設置についての御意見をいただきたいと思います。
前回の確認の際に設置すべきと主張されたのは鎌夢会とみんなということで、4名の方、現状維持が、日本共産党、神奈川ネット鎌倉、公明党の4名。以前は西岡委員も議会運営委員会に入っていたから4名ということですね。
まず鎌倉みらいから、これに関する御意見があれば開陳してください。
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○山田 委員 予算常任委員会ということで賛否が分かれるのはいろいろな理由があると思います。これは予算常任委員会だけの持ち方というよりも、会期の考え方にもかかわってくるのではなかろうかと思っていまして、問題先送りかと言われちゃうと怒られるかもしれませんけれども、通年議会等の議論をしないと、予算常任委員会だけ特出しして常任委員会をつくったとしても、会期内でやらないといけないという制約とか出てくるようにも思いますので、そういう会期との関係ということも含めて、とりあえず抽出事項といいますか、今テレビで話題になっている論点整理だけはしておいて、予算常任委員会というものの設置については次回で考えませんかというような形の整理というのはどうでしょうか。
ただし、ここでは、常任委員会については、設置する場合には、こういうメリット、デメリットがあるとか、あるいはこういうことについては考えておくべきだとかいう整理はしておかないと、また一からそれを始めることになるので、何かそういうようなことで今期は、予算審査は特別委員会をつくることになるでしょうから、来期に向けて補正予算というのをどうしていけばいいんだろうということも含めて、予算常任委員会の持ち方を考えればとは私は今考えているところです。
個人的には、常任委員会制というのは、私は賛成。個人的というか、会派の代表として出てくるという意見とすれば賛成の立場ではありますけれども、常任委員会の設置については。でも、それは会期というか、議会の持ち方との関係も出てくるので、一応論点だけ整理した上で、決着は急がないで、もう少し先にしたらという意見を持っております。
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○上畠 委員長 長嶋委員は、前々回、7会派だった際、新・草莽の会は賛成の立場でしたけれども、私は長嶋委員に委ねますから、いかがですか。
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○長嶋 委員 新・草莽の会のときは設置ということで、今も私は変わらないです。
今山田委員からお話があった会期、通年議会という話。私は、通年議会にするべきだと思っていますけれども、そこの議論が必要かと思います。
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○上畠 委員長 ということで、全会派から御意見がそれぞれ出たわけですけれども、これまでの意見は変わらずということでよろしいですよね、ほかの会派の皆様も。
ただ、これは諮問事項ですので、何らかの答申をしなければいけませんから、どうでしょうか。何らかの内容ということで、今山田委員がおっしゃっているのは、通年議会の議論をすべきであるとか、多数の委員は設置すべきとの意見であったとか、そういったものを含めた文章で答申したいと思います。この答申案について皆さんから御意見があれば、御発言いただければと思います。
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○高橋 委員 これは多分会派から寄せられた意見じゃないですか。
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○上畠 委員長 これは中村議長のときの諮問事項です。
暫時休憩します。
(14時25分休憩 14時26分再開)
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○上畠 委員長 再開します。
私が今申しましたのは、多数の委員は予算常任委員会については設置すべきという考え方であるが、通年議会についても同時に議論すべきであるという結論に至ったというような内容がシンプルでいいかと思いますけれども、何か答申文案に入れればいい意見はございますか。
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○高橋 委員 総務常任委員会が予算以外の議案もかなり多くて、報告事項も含めて、常に最低でも2日がかりで、それでもおさまらないときもあるわけですから、そういうことを考えると、基本的には、予算のところは切り離して常任委員会を設置して、全体の会期といいますか、その辺の終わる日程をにらみながら、その中でおさまるような工夫はすべきだろうと思います。
通年議会との関連というのは、予算の場合にはいつ執行したいという執行部の思惑もあるので、通年議会だからいつ回答を出してもいいみたいな形でやるというと、なかなか難しい面も出てくるのかと思います。ただ、全体として、通年議会として、1回目、2回目、3回目みたいな形で区切りをつけながら、めり張りを持ってやっていくということであれば、これはいいとは思いますけれども、予算常任委員会を設置したんだから、ずっと審査して1年間やって、答えが出るところで答えを出せばいいみたいな形でやっていくと、どうしても市民生活にも影響が出るようなことになるので、そこのめり張りだけはきちんと決めなければいけないかと思います。
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○上畠 委員長 御意見いただきましたけれども、ただ、現状維持派の方もいらっしゃるので、そこまで踏み込んだ答申は難しいのかと思っておりますが、ほかの現状維持を主張された3会派の皆様はいかがですか。
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○納所 委員 予算常任委員会の設置の考え方というのは一つの流れでもあるので、ある程度理解するけれども、その一方で、従来の常任委員会のあり方、これもきちんと再検討しておくべき必要があると思います。
予算が絡んだものは全て予算常任委員会だということならば、その他の従来の常任委員会の設置といいますか、やるべき仕事といいますか、果たすべき役割というものを明確にしておかないと、そのすみ分けというのも不明確であると思うし、議会によっては、予算常任委員会と決算常任委員会の両方、二つを設置して、全ての議員を半分に分けて、それぞれが所属するという議会もあるようですけれども、少し緊張感に欠けるといいますか、専門性が薄らいでくるという危惧もございます。
そこに従来の常任委員会の意義というものがあるわけなので、各常任委員会の専門性をいかに担保するか、もしくは、各常任委員会のあり方を再検討すべきであるということが議論の前提になってくると考えております。という意味で、従来のまま、現状維持という考えで今いるということです。
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○三宅 委員 今、予算審査の前は予備審査があって、それぞれの委員会が所管をしている部分については審査しています。そういう形は非常に望ましいと思っておりまして、今補正予算は、それぞれの委員会からの意見も送って、総務常任委員会で最終判断をしてもらうということになっていますけれども、そこのあり方も、先ほどから聞いていると、全部総務常任委員会が補正予算に関しては審査の判断をする権利を持っているというのが、そこも疑問ではあるんです。なので、予算常任委員会という考え方についても、議論をしたいなと私は思っています。
納所委員がおっしゃったように、委員会が専門性とか持っているわけですから、その前に審査という形とか、そこももう一回きちんと確立して全体を見ていく、それが望ましいのかと思います。なので、常任委員会の設置ということではなくてと申し上げていましたけれども、もう少し議論を深めたいと考えますので、今は、結論はなかなか出ないと思います。
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○上畠 委員長 議論を深めたいというのは、まだ答申を出したくないということですか。
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○三宅 委員 そうですね。それで、通年議会との絡みというのも、そこ理解ができなくて。通年議会にする必要は余り感じていないので、常任委員会を設置したとしても、会期は4回あって、そこでおさまるようにしていくという、そういうふうにしないといけないかなと。執行部との関連とかもあって思います。
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○赤松 委員 今お二人から話があったことと同じ意見で、いわゆる行政課題ごとに常任委員会ができているわけですよね。いわば専門性を持っているわけですよ、そういう行政課題ごとの。それは金の裏づけと、支出と一体なものですから、予備審査という形で、それぞれの委員会で所管している部分について説明を受けて、意見があれば委員会として意見をつけて総務常任委員会でという形をとっている。この方法は大変いいことだと私は思っています。したがって、予算特別委員会をつくるということになると、そこがなくなるわけですよね、全部予算特別委員会になるわけですから。
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○上畠 委員長 予備審査がなくなるかどうかは、それもまた議論の……。
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○赤松 委員 その辺があるから。そこはやっていないからわからないけれども、だから、現状でいいというのが私どもの会派の意見です。
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○納所 委員 予備審査のあり方は、何年前かの議論の中で、予備審査というのがいわゆる二重付託になるから地方自治法に抵触すると。正式な付託は総務常任委員会への付託だけれども、それをほかの常任委員会に二重付託になる場合は地方自治法に抵触するという議論があったように思います。だから、予備審査というやり方が果たして適法なのかどうかということも確認しておかなければいけないんですけれども、確か自治基本問題特別委員会のときだったか、そのあたりでその議論が出たと思います。
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○上畠 委員長 暫時休憩いたします。
(14時34分休憩 14時39分再開)
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○上畠 委員長 再開します。
皆さん、さまざま御意見ありましたけれども、なかなかこれに関しては答申としてはまとまりそうではございません。しかし、諮問ですのできちんと答申を出さなくてはなりません。今協議すべき論点というのは、設置するか否かはもちろんですけれども、決算審査についてどうするかとか、新年度予算、補正予算を全て付託するのか否か、委員会構成人数とか予備審査の取り扱い、会期についての協議、新たに先ほど長嶋委員、山田委員からは通年議会についてというようなことがございましたけれども、これのほか何か協議すべき論点とかありましたら今御提示いただいて、答申文案に対してはこういったものが論点として出たけれども、意見の一致は見ることができなかったという形で、状況等を含めた答申をつくっていきたいと思います。
何か追加するような内容はありますか、論点として。
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○高橋 委員 一つは、論点というか、最初のところが、設置すべきが3会派で5名ということでいいんですか。
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○上畠 委員長 7会派の際は6名いらっしゃいました。
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○高橋 委員 委員長を除いてカウントした場合にということですか。
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○上畠 委員長 6対3です。6会派になって4対4になりました。
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○高橋 委員 ですから、答申するときに、ここの結論を送るわけですよね。こういう状況でしたよということは書かないんですか。
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○上畠 委員長 諮問されているので、答申する際には、多数の委員が予算常任委員会については設置すべきだったとか、それぐらいの書き方は答申でできるかと思います。結論は出ていませんけれども。でも、多数か少数かというのは一つの参考にはなると思います。
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○高橋 委員 それはそういうふうに書いていただく。具体的に、3会派5名の、現状維持が3名で、継続審査が1名みたいな書き方でもいいのかと思いましたけれども。
そこのところは、状況は確認できるようにしていただきたいということが一つ。あと、先ほど予備審査のところが議題になったんですが、私も、予算の中身というか、予算を使ってやる事業について、各常任委員会である程度議論をしてきたんです。そこに問題があれば、送付意見という形で総務常任委員会に送ってやってきていたので、予算自体を審査したというような認識では私はないんです。
ですから、常任委員会を設置したとしても、各委員会で予算を使ってやる事業の中身についても、ある程度の議論が必要な部分はやるべきではないかと。それで、今までと同じように送付意見という形でやって、総務常任委員会も、同じようにカウントするところの部分についてやって、予算常任委員会の議論というのを必要とするかなと。端的な言い方ではないですけれども、今書いてあるのは、片方の予備審査を実施しないということ。予備審査という言葉の使い方がどうかわからないけれども、今までと同じような審査は実施すると。
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○上畠 委員長 するか否かも含めて結論は出さず、予備審査について論点がある、確認が必要、妥当なところかと思います。
改めて確認しますけれども、ここに載っていることももちろんですけれども、新たにきょう出ました通年議会のあり方、その後の常任委員会における予備審査のあり方等も含めた上で、こういった論点があったけれども、結論の一致をしなかったというような趣旨にはなるかと思いますが、それについての文言を整理して、改めて皆様に御提示したいと思います。
その際には、一応答申という性質でございますので、議会運営委員会の委員の多数はこうだったとか、細かくなるかどうかというまた議論はあるとは思いますけれども、それについての構成も含めて答申に記載したいと思いますが、それでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
答申文案については、正・副委員長と事務局で調整し、後日開催の当委員会で提示させていただきます。
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○上畠 委員長 次に、一般質問等における資料の持ち込みについて協議していきたいと思います。
本件は、7月27日開催の各派代表者会議で当委員会へ諮問することが確認され、本件については、正・副委員長及び事務局で先例等の変更を御提示することとなっておりました。ただし、その後会議システムの導入があり、資料の持ち込みに係る状況が変わっております。そのため、提示する予定であった先例等の変更案について事務局から一度説明をさせます。
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○事務局 今委員長からもお話がございましたが、以前の協議で確認された内容について改めてお伝えさせていただきます。
以前の協議の中で変わった部分としましては、まず一般質問等、一般質問に限らず緊急質問や関連質問に関する資料ということで、一般質問の後に「等」が入ることが確認されております。
続きまして、新しくなる部分ですが、「新聞、雑誌等の写しの使用に際し、著作権が発生すると思われるものについては、当該議員が事前に使用許可を得た後に議長に提出するものとし、使用許可申請等を行わなかった場合は、議長判断による資料の配付はしないものとする。なお、当該議員の責任において各議員及び理事者に資料を配付する場合はこの限りではない。また、使用許可申請等の確認については、時間的余裕をもって事務局に依頼することができるものとする。」ということがございます。
また、これまでは一般質問の前日までが提出期限ということでやっておりましたけれども、前々日までには議長宛て提出していただくという内容で確認されておりましたことを御報告させていただきます。
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○上畠 委員長 ただいまの事務局からの説明に対し、御意見等はございますか。
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○山田 委員 確認だけですけれども、?の3行目の「使用許可申請等を行わなかった場合は、議長判断による資料の配付はしないものとする」と書いてあるけれども、議長の判断は入るんですか、ここに。というのは、改めて見て、「議長は資料の配付はしないものとする」ということでいいかと思います。何か議長判断するようなことはあるのかと思ったものですので。
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○事務局 こちらで書かせていただいているのは、上の?から?にも同じような記載がありますけれども、一般質問の資料持ち込みについては議会運営委員会に確認してということでございますが、判断するいとまがない場合は、議長で判断して、議会運営委員会にはかけないけれども、議長の権限で資料を配付するということでやっていることもございますので、そういった意味で「議長判断による資料の配付」という言い方にはなっております。ただ、おっしゃるとおり、議長職権による配付ということであれば、まとめることは可能かと思います。
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○山田 委員 そうすると、ここの読み方は、使用許可を行わなかった場合については、議長の責任による資料配付ということについてはしません、議長は資料配付しません。なお、当該議員の責任においてやるのであれば、どうぞ御自由にということを担保しているということなので、議長は責めを受けない、あくまでも責めを受けるのは当該議員、許可を受けていないんだから、当該議員が責めを受けた上で資料配付をしなさい、議長はそこは判断しませんよ、議長としてはとめますという読み方でいいということですか。
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○事務局 以前の協議でそのようなお話だったかと認識しております。
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○高橋 委員 だけど、著作権の問題があるのに、それを配付することを容認するということはよくないんじゃないかと。個人的にやるのであれば、それはしようがないんだけれども、それを成文化しちゃうとそれを容認することになるので。勝手に配ってしまったというならば、それは本当にその人の判断でやったことですから、勝手に配る場合にはいいみたいな捉え方をされてしまうので、そこのところは書かないほうがいいかと私は思います。
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○上畠 委員長 この「なお」の部分ですよね。「なお、当該議員の責任において」という部分。ここで配付するというのは、議会として正式に配付するというよりは、よく任意で参考に見てくださいということでポストに入っていることとかありますよね。そういったときには、この「なお」の部分は削除したほうがいいという御意見だとは思うんですけれども、いかがですか。「この限りではない」というと、確かに、じゃあいいのかと捉えられる。うがって見るとそうかもしれないです。
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○納所 委員 当該議員が任意に配付した資料の扱いですけれども、これはいわゆる公文書的なものになるのかならないのか。議会でこれを使用するわけですよね、当該議員の責任のもと。その場合の扱いが、任意の文書であったとしても、公文書の範疇に入るのか否かという確認をしておかなければいけないと思いますけれどもいかがですか。
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○事務局 議会で使った資料になりますので、公文書になります。
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○上畠 委員長 例えば、議場で休憩中に、これ見てくださいと言って、これに基づいてやりますからと、わかりやすくするために。でも、一般質問の原稿では、新聞記事ではこうこうありました、参考までに配付していることは前提として話した場合は、それも公文書になるんですか。
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○事務局 まず休憩中でということが大前提になりますけれども、休憩中で、議員から議員にということであれば、特に一般的に供しているとまでは言えないのではないかと考えますが、基本的に、議会の資料として出たものというのは完全に公文書になるかと思いますので、あくまで議員個人同士で渡しているという認識であれば、そこは公文書にならないのではないかと考えます。
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○上畠 委員長 暫時休憩します。
(14時52分休憩 14時59分再開)
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○上畠 委員長 再開します。
先例への追加事項として確認させていただく中で、事務局から先ほど説明したとおり、案を提示させていただきましたが、先例への追加事項に関しては、この6行目のところで「議長判断による」を削除し、また「なお、当該議員の責任において各議員及び理事者に資料を配付する場合はこの限りではない」も削除いたします。確認してよろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
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○事務局 出させていただいた資料ですけれども、こちらはわかりやすいように先例に当てはめさせていただいております。この内容をもとに、議長への諮問への答申ということで答申文はつくらせていただければと思いますので、先例は、事例ができてから先例ということになろうかと思いますので、その後の話ということになります。
まずは答申文案の内容について御確認いただければと思います。
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○上畠 委員長 今事務局の説明のあったとおり確認してよろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
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○高橋 委員 資料の一番下の「前日」から「前々日」と変えたところで、実際の運用として、直前で議長判断でやっているケースがあって、その辺が何か言葉は変えても、相変わらず運用として直前まで議長の判断で配信できるみたいなことでいいのかなと。いいのであれば、「原則」みたいなものを入れておかないと整合性がとれないかなと思います。
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○上畠 委員長 当日になるケースというのは実際あって、特に新聞記事とかで書かれた。実際に記者からも、これ配付していいと許可もいただいた上で配付する場合だと、当日でもそういうケースもあると思います。
ここの部分に関しても「原則」という文言を入れて対応できるようにいたしますが、よろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
検討事項については以上でございます。
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○中村 副委員長 決算特別委員会において、久坂委員から、委員会の審査時間に関する件について御協議いただきたい旨の発議がありました。会派の持ち時間を決めるとか、委員会ですからなかなか時間の管理というのは難しいと思いますけれども、それをどうするかということについてですが、今期あと1回予算特別委員会がありますので。
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○上畠 委員長 それに関して、決算特別委員会であった中で久坂委員が発言されていたものですけれども、いろいろ審査時間をどうするとかこうするとかという協議をいただきたいというものでしたが、予算特別委員会と決算特別委員会は性質が違うものですから、私としては、予算特別委員会にそういう御提起はありましたけれども、予算特別委員会でまた改めて予算特別委員長に対してどういう状況であったかまた報告してくださいというような形だけ申し入れておこうかと思います。
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○中村 副委員長 改めてきょう協議しても、なかなか結論の出ない話だと思いますが、私が決算特別委員長を務めたときに、結局午後6時までというめどを立てさせていただいたんですが、現実的にはオーバーしたこともございましたので、そこは予算特別委員会でも同じ予算の委員の中でよく認識していただいて、今回はやっていただきたいと思います。
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○高橋 委員 一応確認したのは、本会議と常任委員会の原則午後6時ということで会議規則に書いてあるので、午後6時で終わりましょうと。そこは確認できていると思うので、特別委員会も本会議や常任委員会に準じるという形で運用していくのが原則だと思います。
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○上畠 委員長 久坂委員はあのとき午後6時にこだわっていましたけれども、特別委員会は会議規則で規定がないのであれば、会議規則を決めたくないですけれども。
別に午後6時に終わっても、会期を20日ぐらいふやせばいいだけ、要は会期をふやせばいいだけなので、そこはいいですけれども、何か会議規則云々の話はありますか。
確認のため、暫時休憩します。
(15時05分休憩 15時06分再開)
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○上畠 委員長 再開します。
事務局からただいまの件について説明させます。
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○事務局 議会運営委員会の申し合わせですが、予算特別委員会の審査日程を5日間から6日間に、決算特別委員会を4日から5日に1日延長したときのことですけれども、この際、1日ふやすと同時に、両特別委員会の審査時間は基本的には18時を目途とするものとするという申し合わせがありますので、報告させていただきます。
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○上畠 委員長 事務局からの報告のとおり、申し合わせでもうあるということです。
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○納所 委員 審査を効率的に進めるために、わざわざ特別委員会のときは、委員長が意見と質問の区分を明確にしろと言いつつ、長々と意見を言う委員が必ずいるんです。言っておいて、質問は何なのか。いや、答弁は結構ですみたいな。それ、質問じゃないでしょう。これを明確にするだけで十分時間内に審査は進む。これを徹底すべきであると思います。まず、現状守られていない意見と質問の区分、このルールを明確にするだけでかなり改革するんじゃないかということで、申し上げておきたいと思います。
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○上畠 委員長 私もそう思います。実際にそのときは、委員長職権で、私はきちんと委員長仕切ってと思います。ほかの皆様、御意見いかがですか。
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○高橋 委員 申し合わせを確認しましたけれども、会議規則上はどうなっているんですか。そこは言及されているんですか。
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○事務局 まず会議時間の話でございますが、こちら会議規則には時間が規定されておりまして、委員会条例には規定されておりません。一方、委員会条例第25条、この条例で定めるものを除くほか委員会については会議規則で定めるところによるという規定がございますので、基本的には会議規則に準じることになっております。
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○上畠 委員長 9時半から午後6時で。だからといって審査をないがしろにしろと言っているわけではなく、そのために日程の予備日とかも設けているわけですから。
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○山田 委員 まず今おっしゃったことを守る。長嶋委員がおっしゃったような勉強質問はやめてやめてもらうということですね。
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○上畠 委員長 だから、先ほど長嶋委員が言ったような、山田委員も休憩中おっしゃっていましたけれども、いろいろな御意見もあるので、そういったところも含めてきっちりやらなければいけないということでございます。そういったことも含めて予算特別委員会に臨んでいきましょうということで、みんなの鎌倉からは御提起いただきましたが、そのところでよろしいですか、既に申し合わせがあるというところで。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
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○上畠 委員長 あともう1件、私からの提起ですけれども、昨今、請願の件数もふえております。今も陳情については委員会付託をしておりましたけれども、請願も委員会付託は当然しますし、請願のほうが重いものと思っております。
そもそも請願と陳情というのを同じように扱っておりますが、当然ながら、議員の紹介のある請願というのは重く扱わないといけないという中で、陳情のあり方が、このまま委員会付託を通常どおりする、委員の紹介がないものをするということでよいのかという考えを私は持っておるんですけれども、陳情の委員会付託の件について、ぜひ御協議いただきたいと思いますが、皆様の御意見はいかがですか。
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○高橋 委員 かつて情報公開が余りされていなくて、インターネット配信も何もされていない、議事録ができるのもかなり遅いときもありまして、そういうときに、この議員が紹介したものは全部反対するとか、そういう政争の道具に扱われてきた時代があったんですね。今はそういうことは全くない。皆さん、公開の中で、リアルタイムで見ていただいていますから、そういう心配はないですけれども、そういうことがあって、請願も陳情も同じように扱っていきましょうという先人の知恵で同じように扱ってきたという経過が、全部ではないですけれどもそういう経過もあるんです。
そういう意味で公開を原則としてやってきているということで、そこのところは議論する余地はあると思いますけれども、一部分、ただ送りっ放しで市外の人がやった陳情については配付しますとか、少しずつだけれどもそこのところは整理が進んできているので、請願以外は審査しないみたいなことで、ほかの陳情を配付にしてしまうということは、一足飛びに行き過ぎかなとは思います。
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○上畠 委員長 私が提起した中では、請願というのはどうも議員の皆さん避けている感があるのかなという印象を議員になるまでは持っていたわけです。だから私は請願をどんどんやって、もっと活発に議論、陳情も含めてですけれども、議案と違って請願の場合は議論が活発になっていると思うんです、議員同士での。これは委員間討議とはまた異なるものですけれども。
せっかく議会基本条例もできた中で議会を活発にするならば、請願をもっと積極的に活用できる環境づくりをしたいと思いまして、このまま請願と陳情が同じだったら、陳情のほうが楽でいいと。でも、請願になれば、議員は採択に向けてあらゆる努力をして、委員会にも要請されれば出席をして、いろいろな質疑にも答えなきゃいけない義務も発生してくるわけで、そういう意味では請願の価値をもっと認めていってもらいたいという意味で、請願と陳情の差別化をしたいという提起をしたわけでございます。
要は、私は、請願を活発にするためには、陳情と同じだったら、逆に言うと、請願しなくてもいいということになります。法に定められた請願というのは重いものですし、私はむしろ請願には活発に応じている立場であることは皆さん御存じでいらっしゃると思いますけれども、それゆえに陳情と請願というのは差別化しなければならないのかと思いました。
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○納所 委員 請願の場合の提出者の意見陳述の扱いですけれども、陳情の場合は休憩して意見陳情をやります。請願の場合は、紹介議員による質疑というのがありますけれども、請願提出者の意見陳述の扱いは決まっていましたか。
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○事務局 明確に、できる、できないというところまでの確認はなかったかと思います。ただ、基本的には、これまでもそうですけれども、紹介議員の方が発言される。それは当然、請願提出者の方の意向を酌んでの話になります。かつ、議員のお話であれば会議録に残りますので、紹介議員に話をしていただいて、提出者は発言しないというのがこれまでの慣例ということになろうかと思います。
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○納所 委員 紹介議員が議事録に載る発言をするということでございますので、それはそれでいいと思いますが、陳情のときは提出者が自分の言葉で発言できるけれども、請願のときには紹介議員の口をかりなければいけないという部分があるんです。だとしたら、休憩してでも意見陳述の便宜を図ったほうが、より陳情と請願の差別化もしくは公益の高さを増すことになるのではないかと思います。
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○上畠 委員長 実は今回これを提起するに当たって、私もそう思っておりまして、例えば請願紹介議員としても質疑応答はするけれども、請願者本人からも御意見を言いたい、委員の方からも、請願者本人に聞いてみたいということがあれば、陳情と同じようにそういうふうにしていただければクオリティーは上がるから、そういったことで請願の価値を高めるというのも一つできるのかなと。実際、納所委員のおっしゃったようにできるのではないかと私も実は思っているところでございます。
ほかの皆さんからも御意見はございますか。
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○山田 委員 委員長がおっしゃることはよくわかる。議員同士がある市政課題に対してお互いに議論し合う。それは、陳情審査の場合は、反対、賛成という立場があれば、委員間討議というのも保障されているので、それについて請願、陳情という区別というのは、そうそう違ってはいないんじゃないかと思うんですけれども、ただ、出す側からすれば、相当日常的にコンタクトしていないと、なかなか請願というところに行き着かないのかなと。出す側の論理からしたら、陳情のほうが、議会にぱっと出して、自分たちの考え方を議会で問う、そういうことができるんじゃないかと思います。
これは、紹介議員がいないと我々の意見というのは配付されるのかと思った瞬間に、陳情が激減してしまうとか、請願のために市民が四苦八苦しなければいけないとか。請願は全部受け付けますと委員長が言うのだったら、それはそれで全ての請願を受け付けてくれるという窓口になってくれるのであれば、それはそれでありかもしれないけれども、なかなかそういう理屈にならないので、そういうことを考えると、陳情も請願もというのは残しておかないと、出しにくくなってしまうんじゃないかというところがひっかかるんです。そこはもう少し精査しないと、陳情一律配付という議会も確かに県内にもありますからね。
そういうことに決めている議会は、議会として取り扱っているのでしょうけれども、これまでの鎌倉市議会の中でのことを言えば、さっき高橋委員がおっしゃったように、一足飛び過ぎるので、陳情の中身をもっと精査するとか、何かそういうことを我々なりにきちんと決めていって、そこまでだったらやろうと。これは一律だめとか、9項目あるけれども、9項目の適用範囲をもっと厳密化していくとか、そういうことでの議論を重ねた上で、陳情はやめようというのであれば、そういうふうにできるかと思うけれども、今ぱっと区別するのは……。
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○上畠 委員長 要は請願の価値をもっと高めてもらいたいということですし、あとは議会基本条例がある中で、あの議会基本条例というのはそれぞれ議員も責務が発生するわけじゃないですか。開かれた議会であるからには開かれた議員でなければならないし、そういう請願があるならば、ハードルが高いと思っているなら、ハードルを低くする努力もしなければいけないということで、私は北鎌倉のお子さんを持っている親からの請願は、ツイッターで知り合った面識もない方からの請願を、ツイッターから受けて、いろいろ話して、会ってやりましょうかとやったことも、積極的に自分でもやってみたところもあったので、そういう意味では、請願の価値を高めるということを主眼に置いての提案と思っていただければと思います。
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○高橋 委員 委員長が言うように、請願をすると陳情よりもこれだけメリットがありますというところを充実させていったほうがいいなと思います。請願者の意見陳述みたいなこともやっていただいたほうが。本来、自分が抱えている問題だって議員に頼んでやるんですけれども、議員が市民に頼んでやったのではなかろうかと思われるようなものも、それはいろいろな話し合いの結果出てくるものだから、中身を読むとそんなふうにとれなくもないようなものも過去にはあったこともあるんです。だから、そこのところは、御本人の口でそういうふうに言ってもらえれば、非常に、審査するときに、御自身がそれをどう思っているんだということがわかりやすいし、質疑もできますし、それはやったほうがいいかと思います。
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○上畠 委員長 請願というのは、議会制民主主義における議員というのは代理者である。代議士の言葉の由来もそうですけれども、そういう意味では、代理して話すという価値もあるのかと思ったりもしていて、わかりました。
ほかの委員の皆さん、せっかくなので、赤松委員からの御意見もいただきたいのですけれども、何かございますか。請願の価値を高めるという観点で言ったのですけれども。
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○赤松 委員 陳情については、休憩にして陳情の趣旨を10分以内で述べていただくという道を開いたわけです。そのときに請願については全く触れていなかったんだと、請願について同じまないたにのせて議論してよかったのではないかという反省というか、抜けていたなという思いに今駆られていますけれども、請願についても、請願者、それから紹介議員も積極的にそれらに対応できるような道はきちんとつくったほうがいいなと、そういう感じがしていました。今の議論を聞いていて。それは検討したほうがよろしいのではないかと思います。
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○三宅 委員 同じです。鎌倉市議会の場合は、陳情も請願と同じように扱うということで、とても丁寧にやっていると大変高い評価をほかの自治体からいただいておりますので、陳情はこのままで、できたら陳述も、休憩ではなくて、そのまま公開でしていただいたほうがいいというのは以前から申し上げているとおりです。請願も、紹介議員はもちろんそうですけれども、実際に御自分の口で説明したいという御希望であれば、していただいていいのではないかと思います。
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○上畠 委員長 実際に請願の相談が来た際に、自分が陳述できないんだったら請願をやめます、陳情にしますというケースもあったんです、私の中でも。でも、議員が味方になってくれて、委員会に議員がいて発言してくれるのも心強い、どっちも捨てがたいというのも実際ありました。
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○長嶋 委員 私も委員長と同じ立場です。1点前から気になっていて、広報委員会でも局長とかと話したこともあるんですが、そもそも今の話は我々側から見ているだけですけれども、市民の皆さんから見たら、陳情と請願の違いはわからないというのが大半なんです。
私、前回の請願第1号のときも、そこからまず、陳情と請願、この間も実は建設常任委員会の陳情が出ているので、電話がかかってきて、「請願したいんですけれども」といきなり、名前も名乗らないで言い出したので、「何ですか」と言ったら、建設常任委員会の中身だったんです。私は建設常任委員会の委員なので、それは紹介議員としての署名はできませんからと言ったら、電話を切られちゃったんです。そういうところの、市民の皆さんに、まず請願と陳情の違いを、もう議会だよりでもいいし、議会報告会でもいいけれども、きちんと説明するところはゼロからやらないと、多分市民の皆さんはわからないと思います。
上畠委員長の件もそうだし、私の場合の請願第1号もそうですけれども、最初陳情と言われたりもするんですけれども、こういうやり方もありますよというのを説明したりして、やっと理解をいただく感じなので、多分、説明しないと全然わからないのが一般の市民の方なので、そこをまず丁寧に、そこからやったほうがいいかと思います。
そうすれば、市民の皆さんの理解が深まれば、この提案については誰それ議員を指名して、一緒にやっていただけませんかとか、そういう提案も来る。わからない中で、陳情とか請願と言われる。そこは大事かなと思います。
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○上畠 委員長 実際に観光厚生常任委員会で審査された、子育ての産後ケアの充実の陳情に関しても、できれば請願にという話もあって三宅委員とか、西岡議員とか、私とかだったら理解を示すんじゃないかという話もありましたけれども、そうだ、観光厚生常任委員は請願に署名できないんだということで、その委員会に所属していたら当然署名できないというようなルールもあったりして、そこまでそんなに何か弊害を及ぼしているのかという疑問も持ったりもしてございました。
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○中村 副委員長 皆さんからほぼ意見が出ていますけれども、先ほど委員間討議というのがありましたけれども、実施するのは議案だけです。
だから、陳情は委員間討議というのはされていないですけれども、一番ある意味エキサイティングなところで、市民にもわかりやすいかと思っているので、請願という形にすれば、議員と議員とのやりとりということになるから、議会基本条例も生きてくるのかという気はしているんです。
だから、我々にとっては厳しい場面もあるかもしれませんけれども、そういう活性化とか、その辺で意味を強めれば、陳情との差別化というところで、先ほど、陳述者の意見は、委員会で決めれば、多分休憩中に発言を求めることもできるということもありますので、そういったことで少し差別化を図ってもいいかと思います。
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○上畠 委員長 皆さんからいろいろ御意見いただいて、請願の価値を高めるというところも御理解いただいたりしていると思いました。これ、次回の検討会にはなると思いますけれども、請願の価値を高める意味で、皆様からも御提起いただいたように、請願紹介議員だけでなく、例えば休憩中に陳情と同様に請願者にも陳述の機会を与えるとか、そういったところ、請願のあり方について、次回の検討会で、また追加項目が出てしまって大変恐縮ではございますが、議論いただく機会をいただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
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○事務局 先ほどの件に戻ってしまいますけれども、決算特別委員会での審議時間の件でございますが、先ほどの協議の中で、ある程度質疑と意見を区分するというような幾つか話が出たかと思います。その点について、議会運営委員会の中では一定の方向性が出たということですので、議長に報告する、もしくは委員長から全議員に周知するというやり方もあろうかと思いますけれども、もしその辺の取り扱いについて何かございましたら、御確認をお願いします。
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○上畠 委員長 ただいま事務局からありましたけれども、私は両方でいいかと思っております。委員長からも全議員に説明した上で、議長にも報告するという形をとらせていただいてよろしいですか。
周知に関しては、正・副委員長に御一任いただいてよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
というわけで、追加協議で、請願のあり方についてまた改めて御議論いただきたいと思いますが、きょうは時間が押しておりますので、次に移りたいと思います。
本日結論が出たものに関しましては、文案を正・副委員長と事務局で整理し、次回の議会運営等についての検討を行う当委員会の冒頭に確認することでよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
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○上畠 委員長 先日、12月定例会において採択されました資料配架時期に関する陳情でございます。まず、こちらにつきまして議会側の意思を改めて出しまして、それを受けて執行部と調整する。ある一定程度の方向性、いつ以降なら配架してもいいかとか、そういったものがあると思います。例えば議員に渡った後であればいつでもいいとか、前日であればいいとか、そういった意見も含めたいと思いますけれども、これに関して今やったほうがいいですか、時期的には。
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○事務局 なるべく早く結論が出れば、この2月定例会から実施可能かと思います。ただ、協議でもし幾つか意見が分かれてまとまらないということであれば、2月定例会には間に合わない可能性は出てきてしまいますので、そのあたりのところを加味いただきながら御協議いただければと思います。
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○上畠 委員長 この点だけは陳情が採択されているというところもあるので、皆さんからの御意見をいただくということでよろしいですか。
暫時休憩いたします。
(15時29分休憩 15時43分再開)
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○上畠 委員長 再開します。
陳情を採択した結果を受けまして、ある程度めど、時期につきましてどうあるべきか等を執行部に要望という形で出さなくてはなりません。その意思といたしましては、休憩中に議論されましたけれども、議会に送付された時点で資料の配架をするということで確認させていただいてよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
その内容で、事務局としては執行部と調整していただければと思います。
次回の日程ですが、日程を決めなければいけないですよね。定例会の協議の中でやりましょうか。請願についてだけ私が追加したから、あと一回。あと文言の確認もしてもらわないといけないですので。
定例会の協議を行う当委員会の中で、協議することを確認してよろしいですか。
(「はい」の声あり)
確認いたしました。
本日の議会運営委員会を閉会いたします。
以上で本日は閉会した。
以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。
平成29年1月13日
議会運営委員長
委 員
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