平成28年各派代表者会議
10月21日
○議事日程  
平成28年10月21日各派代表者会議

各派代表者会議会議録
〇日時
平成28年10月21日(金) 11時00分開会 11時31分閉会(会議時間 0時間30分)
〇場所
議会応接室
〇出席議員
中澤議長、久坂副議長、小野田(代理)、渡辺、大石、池田、長嶋、赤松(代理)、三宅の各代表者(高橋代表及び吉岡代表は欠席)
〇理事者側出席者
松尾市長、小礒副市長、松永総務部長、石井環境部長
〇議会事務局出席者
三留局長、鈴木(晴)担当書記、藤田次長補佐兼議事調査担当担当係長、西野次長補佐兼庶務担当担当係長、笛田議事調査担当担当係長
〇本日審査した案件
1 職員の不祥事について
2 平成29年度議会費の予算要求について
3 議会政策法務の相談に係る実施計画書について
4 タブレットの配布について
〇審査内容
 開会後、議長から、鎌夢会の高橋代表から所用のため欠席する旨の届け出があり代理者として小野田議員が、日本共産党の吉岡代表から所用のため欠席する旨の届け出があり代理者として赤松議員がそれぞれ出席している旨の報告があった。
 まず、職員の不祥事についてを議題とした。本件は、昨日、市長から議長に対して、職員の不祥事について各派代表者会議で報告したい旨の申し入れがあったもので、報告を聴取することとし、理事者入室のため、ここで一旦休憩した。
          (11時01分休憩   11時02分再開)
 再開後、松尾市長及び石井環境部長から、職員の不祥事についての報告があった。
 その主な内容は、10月12日(水)に、環境部環境センター名越クリーンセンターに勤務する50歳代の技能労務職男性職員が、勤務時間内において私的に公用車を使用したとのことで、今後の処分等については、事実の詳細確認を行った上で、鎌倉市職員考査委員会を開催し、対応するとの報告があった。本件に対して長嶋代表から、コンプライアンス研修等を実施している中、このような事態が発生していることは、執行部側に反省の姿が見えないからであるとの意見が、大石代表から、本件は勤務時間内の行為であること、公用車を使用していること等さまざま問題が絡んでいることから、処分に当たっては慎重に行うべきとの意見が、三宅代表から、クリーンセンターに勤務する職員の管理はしっかりすべきとの意見があり、市長からは、法令遵守が大前提であり、本件はあってはならない事態であること、政策会議等で、全職員に周知を徹底させたい旨の発言があった。
 報告終了後、理事者は退出した。
 次に、平成29年度議会費の予算要求についてを議題とし、事務局から説明を聴取した。その内容は以下のとおりであった。
・平成29年度の予算編成をめぐる状況としては、歳入見込み、歳出見込みともに約617億円と、同額となる見込みとのこと。
・議会費について、平成29年度当初予算要求額と平成28年度の確定予算額を比較したところ、21万9,000円の増となること。
・平成29年度基礎的配分枠は309万5,000円の増額となり、職員給与費の9,090万4,000円は、枠内要求額に含まれること。
・増額の主な要因は、議会中継映像配信事業であり、当該事業は、平成25年度に本会議中継の一部機器(マイク・音響装置)、平成27年度に常任委員会の一部機器(マイク・音響装置)について、それぞれ再リース、再々リースにより経費を節減してきたものの、本会議中継の一部機器は10年、委員会中継の一部機器は7年を迎え、劣化が想定されることから、平成29年度は全ての機器について更改すること。
・枠外の予算として、議員報酬、議員期末手当、議員共済会負担金、政務活動費を要求すること。
・小事業「議会事務」について、第3節職員手当等については、12月の期末手当で、新人議員は80%となることから、その分が減額となること。
・第8節報償費については、ニース市姉妹都市提携50周年記念品代20万円を減額していること。
・第9節旅費の費用弁償及び普通旅費については、ニース市訪問に係る旅費を減額し、関東市議会議長会への出席にかかる宿泊費等3万円を要求すること。
・第11節需用費については、全員協議会室用椅子の購入費を減額し、市議会議員章として7万6,700円を要求すること。
・第12節役務費については、会議システム導入に伴うタブレット端末の通信料として、316万1,364円を要求すること。
・第13節委託料及び第14節使用料及び賃借料については、会議システムの初期導入経費を減額し、第14節使用料及び賃借料では、会議システム使用料を要求すること。また、小事業「広報・会議録作成発行事務」について、議会中継映像配信事業を平成29年9月から更新することから、その分について予算要求すること。
 報告終了後、小野田議員から、本件について会派に持ち帰って検討したい旨の発言があったことから、本件については一旦会派に持ち帰り、再度、10月28日(金)午前10時から各派代表者会議を開催し、最終確認を行うことを確認した。
 次に、議会政策法務の相談に係る実施計画書についてを議題とし、事務局から、10月13日付で代表の山田直人議員から議長宛て政策法務の相談に係る実施計画書(在宅歯科診療の拠点整備及び休日急患歯科診療所のあり方)の提出があった旨の報告があり、続けて議長から、本件について承認した旨の報告があった。
 次に、タブレットの配布についてを議題とし、事務局から、12月定例会から導入する議会ICT会議システムの利用に関し、10月27日(木)からタブレットを配布すること、同日の14時から操作説明会を本議場で実施すること、本件に関する通知は当会議終了後、各議員ポストに通知することについてそれぞれ報告があり、これを確認した。
 以上で本日は閉会した。



 以上は、会議の顛末を記録し、事実と相違ないことを証する。

   平成28年10月21日

             議 長  中 澤 克 之